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やたらと疲れていた。どういう訳かこの一週間ほどで高知市内へと向かう用事が三件重なった。つまり三往復したのだ。つい昨日も、来ていた。ヘンな形の高知駅。しかし、今回はある理由から電車に乗って。高知からほど近い、ある単線の駅。・・・・疲れていた。だが、今回は電車だから本を読み考える時間がたくさんとれた。それでここ最近ずっと違和感を感じていたことを見つめてみた。何かが違う。こんなことをしに来たんじゃない。今自分が置かれている状況と思い描いていた未来とのギャップ。金が欲しけりゃ都会で仕事してたら良かったんだ。でも金なんか欲しくない。楽して働きたけりゃデスクワークのサラリーマンでもしてたら良かったんだ。でも体を動かしてた方がずっと楽しい。僕が手に入れたかったのは生きているという充実。自分が食べるモノをこの手で作っているというリアリティ。そして毎日お腹が空くこと。渇くこと。眠くなること。この生き方は僕の生き方じゃない。望んだものと全然違う。ではココからどうしようか?農場に戻るとティーツリーの花が満開を迎えていた。まるで純白の雪をかぶった高山の杉のよう。梅雨のいっとき、一斉に白く輝き、そしてまた何事もなかったように緑に戻る。僕が読んでいた本は坂口恭平の「TOKYO 0円ハウス 0円生活」持たないという選択は人を豊かにする、という主張。ホームレスは家を持たない。でも住居を持っている。モノをたくさん持たないからこそ、その生活はコミュニケーションで成り立っている。私たちはこれからも・・・・モノを持つのか、それとも健全なコミュニティを持つのか。色んな試練を経てその選択の意味が問われている。↓↓クリックして応援
2013.05.31
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生きてマス。ま、なんだかわからねーけど最近忙しいんだか、忙しくねーんだか。で、高知市の方に逝ってみたり、戻ってみたり。今日も高知市内へと商談会に行ってきました、とさ。高知市が都会かどうかは意見が分かれるところだろうが、ぼくは正直に言うと少なくともそういうビルが立ち並ぶアーバンな所と農場を逝ったり来たりする生活には吐き気がする。都会を捨て農業を始めて二年も経つと都会の生活がなんとなく実態がなく、虚しく感じられてしまうのだ。都会には金が集まっている。そこはお金が価値があると思っているから生きられる場所であり、金に価値が無くなったら一日だってこれまでの生活を続けることはできやしない。金で食べ物が手に入らなくなったら都会にいたら飢餓が待っているよね。それともアスファルトをぶち壊して農場でも作るかね?昨日は確か四国の梅雨入り初日だったかな。曇天の夕方、暗い海を右手に見ながら再び東へ。たまりかねたようにほぼ中間地点の須崎でボタボタ落ちてきた。そして2時間。100キロの道のりを越えて高知市内に到着。雨はまだ落ちていない。前泊のホテルが高知城近くの有名な商店街に近かったので興味本位で歩いて散策へ。これが有名なひろめ市場。このブログのタイトルにお借りしたNHKのドラマ「ウォーカーズ-迷子の大人たち-」の高知市内の収録にも使われたであろう場所だ。収録では今は亡き原田芳雄と三浦友和と江口洋介がこのひろめ市場で飲んでた。たしか。森本レオも居たかな?そんなことを思い出しながら歩いて行く。このひろめ市場は僕はあんまり知らなかったんだが、きっとみんなが想像しているような市場のイメージとは全く違う。例えて言うなら、博多は中州の屋台をもっとオープンにしたような感じ。縁日みたいな雰囲気で中々楽しそうだった。出張の際は是非。もちろん僕は見るだけ。写真を撮っていると土佐っぽのサラリーマンたちが次々に市場に吸い込まれていく・・・↓↓クリックして応援
2013.05.28
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最近色々考える。販路を拡大することに僕は今少し頑張っているのだけど、ふと近い未来のことを考えるとなんでオレが頑張ってるんだろうか? と。ニワトリノニワのエサは季節によって変動するものの、通年80%以上国産のモノを使っている。時期によっては90%以上になることもあるくらいだ。だが、日本における一般的な養鶏飼料の自給率をみなさんご存じだろうか?たったの10%である。この現実を今日まで知らなかったかな?例え知っていてもいなくても、無情にも昨今の異常気象により飼料用作物が世界で不作になっている。飼料の原料の多くを占めるのが小麦やトウモロコシ。原産国はアメリカ・メキシコ・カナダ・オーストラリアなどである。これらの国で数年おきに不作の年が現れている。小麦やトウモロコシは鶏だけでなく牛や豚の飼料としても需要が高い。現在BRICsの発展途上国では経済発展が著しい。経済が発展すると人々は穀物中心の食生活から肉や卵などタンパクを摂るようになる。問題は肉を1kg生産するのに穀物7kgが必要ということである。つまり現在の中国をはじめとした発展途上国が肉食へと変わって行くと異常気象による不作がなかったとしてもどう考えても世界で穀物が不足することになる。そうなる近未来に我々日本人は果たして肉や卵を今の価格で買えると思うだろうか?そんなことはあり得ないだろう。今ですら飼料や食糧を中国に買い負けているというデータもあるのだ。因みに日本では1964年と2006年を比較して4.9倍の肉を消費するようになったそうだ。穀物に換算するとおよそ34倍である。ともかく、日本はいち早く食糧自給率を上げなくてはいつ食べるモノが手に入らなくなるか分からない国際情勢であることをもっと強く認識すべきだろう。例えば、今1パック200円の卵が10倍の2000円になる日もそんなに遠くないかも知れない。まだ買えるだけマシだが。そうなった時にはじめて僕の取り組みに気づいてももう遅い。日本人が毎年消費している400億個もの卵を生産できる訳がない。そうした将来を見越して、今食べるものを我々日本人はもっと真剣に選択しなければならないハズだ。と、脅してもきっと平和ボケの続いている日本人には響かないでしょうね。ま、来る近い将来に僕は今応援してくれている人だけでもなんとかしたい。さ、本日は霧。遠くがかすんだ霧の朝。今年もティーツリーの花が咲き始めた。相変わらずケッタイな花田勝。新緑の季節を迎え3年目を迎えるセンダンの葉っぱも青々としている。4月に閉鎖した第一鶏舎の運動場がようやく草だらけ。静かに小夏のつぼみが膨らんでいた。本日は高知市内へ出張。NPO法人こうち企業支援センターが主催するビジネスプラン相談会に出席するためだ。正直今のままでは発展性がない。というより創業期の苦しい時にしっかりとした基礎を創っておくべきだと考えている。なんでも自分が100%できる訳でないのだから足りぬ部分は謙虚に人から補ってもらう柔軟性も大切だ。10時頃右手に海を見ながら北上。便が良ければ電車で行きたいところだ。だってゆっくり本読みたいもの。2時間弱でおよそ100キロの高知市内へ。高知城近くを流れる鏡川沿いにあるヨサコイビジネスプラザなんとかいうところに到着。元税理士(?)で現コンサルタントの方に現状をお話し、そしてアドバイスを頂いた。3時間があっという間に過ぎていた。帰り着いたのはまだ明るい時分だったけれど、お風呂に入って支度をして農場に戻ったらすっかり暗くなった夜空にポッカリ満月が。ああ、疲れた。そういや高知市内へ向かう途中たくさんの歩き遍路に会った。もうそろそろ暑くて歩くのがキツイ時期になる。それでも、次の目標をぼんやり定めてただひたすら歩いて行く。うつむきながら。↓↓クリックして応援
2013.05.24
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ちょっぴり先が見えてきました。昨日。雨上がりの朝。なんてキレイな水たまり。昨日はとんでもない快晴。抜けるような空の青さ。そんな真っ青な四万十を横目に見ながら朝から向かったのは、中村の市街地にある新ロイヤルホテル。この日は県の地産外商課がプロデュースする商談会がこのホテルであったのだ。もちろん着なれぬスーツ姿でポカポカ陽気の中額に汗かきながら逝きましたとさ。取りあえず午前中は一社だけ商談して相変わらず閑散としたアーケードへ早めのランチへ。テキトーA子が薦めてくれた定食屋、寺田屋さんに行ってみた。写真は大きい皿が遠くにあるからボリューム感に欠けるのだけど、4皿のおかずが選べて五穀米ご飯とみそ汁がついて580円也~美味しかったですよ。でも食べ過ぎだなぁ。食後に一杯50円のコーシー飲みながら持ってった本を読みつつ一時間を過ごした。一時混んで僕が出るころにはまた誰も人が居なくなっていた。ああ、相変わらず誰も居ない天神橋アーケード。大漁旗みたいなのがぶら下がってるけど、一体何のためなのか分からない。せめてどこかに説明とか書いてあればな・・・・客観的に見れば観光客向けの街づくりなんて案外簡単にできるように思うけど。ま、止めとこか。アーケードから半径300mくらいが中村の繁華街。こういう何気ない街並みも、案外歴史のある老舗とか多いんだから立て看板とかつけてその店の経歴を説明するとかやったら、どう?静かに観光客が増えてく街並みになって行きそうに思うけど。情報がなければただの過疎化した古びた街でしかないけど、情報があれば観光地となり得るんでないの?史跡なんてそんな感じでしょ。あ、商談会はとても感触良かったです。特に正直余り期待してなかったコンビニのバイヤーさんなんかもマジメに検討してくれた。それ以外スーパー、百貨店のバイヤーなど10社近く集まって30分おきに違うブースへと移って行ったんだけど大体真剣に話を聞いて前向きだった。因みに僕は最後まで合計7社と商談したんだけど、何故か僕が元商社にいたことを言い当てる霊能者バイヤーが居たりして・・・ともかく。ちょっと疲れたけどこの中で一つでも成約に結び付けば疲れなんてスタッフみんなの笑顔に変わるはず・・・・↓↓クリックして応援
2013.05.21
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最近僕はチャガマッテいる。ま、それとは全然関係ないのだが。そういや例のアレ、3月1日から始まってるみたいですな。セブンイレブンの四国進出。既に香川と徳島で14店舗オープン。6年間で520店舗出店するらしい。ああ、この四国のコンビニは余りにもヨワッチイからあなた色に染められてしまうのですね、セブン様。元同僚がセブン対策として四国に派遣されているのでちょっと微妙な立場・・・と言いたいところだが別にコンビニなんてどこが近所にできても一緒。今の僕はコンビニなんて年に数回しか利用してない。ここ四万十でも昨年秋くらいから出店情報がチラホラ聞こえてきている。それと共に四国ローカルなスーパーたちは戦々恐々としているらしい。情けね。調べた訳じゃないが四国の、しかも過疎地ではコンビニと言えばスリーエフがメジャー。歩き遍路の時ほとんどの店先にお遍路さん優先ベンチが置かれており、いたく感動した思い出がある。ええ、スリーエフはとてもいいコンビニですよ。ま、そんな訳で。ところで冒頭のチャガマルってのは土佐弁だ。カンケーねーけど僕が小学生高学年になる頃、実家のある東金市にセブンイレブンが2,3店できた。今から30年くらい前ということになるか。その頃セブンイレブンで大流行してたのがジャガマルくん。数年前に復活したらしいけど今もあんのかね?ジャガマル。はい。チャガマルってのは土佐弁でダメになる・壊れる、の意味だそうだ。A子が教えてくれた。久々に壺にハマったゼ、チャガマルくんよ。<使い方>○セブンイレブンが四国に来たら僕が好きなスリーエフが、チャガマルんじゃね?ジャガマルでチャガマルんじゃね?なんか怒られそうな気がしてきたのでここらで止そう。さて本日は雨。のため写真がほぼナシング。じゃ、昨日のレポート。昨日は晴れ。土曜日。土曜日は麦わらがお休み。朝からA子が窓の外で叫ぶ。「しゃちょ~」なんだね?と、顔を出してみるとエライことになっていた。せっかく鶏さんの運動場の一部を囲ってA子が畑を開墾したのに、場外乱闘だ。あー、ブロッコリーとホーレンソーが壊滅的。A子が最近残業してまで頑張ってたのに、畝すら跡形もないorz・・・仕切りのネットがパックリ逝ってしまってた。チキンどもはなぜか隙間から外へ出るのが好きらしい。さすがのA子もしょ気ていた。んんん・・・第二鶏舎の方は大丈夫だろうか?と見回りに。相変わらず黒いなオメーらは。サマーになったらクローするぞ。3月末で閉鎖した第二鶏舎の東運動場はもうこんなことに。あと一ヶ月半したら牧草が背丈ほどに伸びてくるな。ついでに第一鶏舎の運動場も見回る。センダンの木がだいぶ大きくなったな。今年もティーツリーの可憐な花が咲き始めた。A子が育てた巻かないレタスが既に食べごろを迎え、お昼にみんなでサラダバーやってます。今年は賑やかだな。↓↓クリックして応援
2013.05.19
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先日のこと。朝からごきげんモードでモッチーのGraceful World を鼻歌まじりで聴きながらパソコンに向かって仕事してるフリしてたら麦わらが隣でコレダレデスカ?と問う。んなもんELTに決まっとるやろ。 と、思ったもののわざと、「LTEや」って答えたら「ELTですよね?」とか反論しやがる。ハァン? オノレハソフトバンクのCMも知らんのか!?ああ、そうだ。麦わらんちはTVがないんだった。なんでもアナログ放送終了と共にTV生活を終了させたらしい。だから、先月も「それいつやるの?」とかフッてるのに応えようとしない。その場のシラケた雰囲気といったら、もう・・・・自然食品や有機野菜が好きな人の中には行き過ぎちゃって度が過ぎた人がいる。彼らは電磁波がどうのこうのと言ってテレビや携帯電話まで嫌うのだ。だったらパナウェーブ研究所にでも行ったらどうかね?そもそも電磁波ってちゃんと理解してんの?電磁波が嫌なら地球上には住めないような・・・・いや、電場と磁場は真空にも存在するからこの次元の宇宙には住めないことになると思うんだけど。微弱な電磁波の発癌性を恐れるくらいなら外をすっぴんで歩く時の紫外線の方がよほど怖いと思うんだ、僕は。麦わらの家族をダシに使って申し訳ないと思う。でもココでいい例としてちょっと犠牲になっておくれ。実は彼の家族は震災による放射能の影響を恐れた関東からの移住組である。麦わらの実家は僕がかつて住んだことがある今は無き鳩ヶ谷にある。従って彼らは健康ヲタク。有機食材や自然食品と名のつくものしか買わない。ように見える。でも僕が思うに自然食品なんて謳ってるものに結構ウサンクサイものが含まれているように思うけど・・・ともかく、健康ヲタクだからこのご時世にテレビがなくても健康のためならなんとも思わないらしい。でもさ、それって文化を拒否することにならないか?こんなとこで文化論を語ってもなんだからサラッと言うけど、文化ってのは共通認識から成り立っているものだろ?文化の基本ツールである言語だって五十音があって単語があって、と共通の定義をみんなが共有するから日本語で会話が成り立つ訳だ。単語一つとっても、例えば卵って、もしこの世界に卵がなければ全く通じない。卵という情報があらかじめ自分の中にあるから「卵」って言ったらビジュアルやら味覚やらが浮かんで美味しいよね!とか思う訳で。テレビは現代の世の中で基本的な情報伝達のツールだからそれを拒否することは極端に言えば文化を拒否することと同じだと思う。文化を拒否するのは勝手だが、文化を拒否した人間はその文化の社会ではうまく生きることができない。ヘンジンとして一人で生きて行く覚悟があるならそれでもいいが、周りの人と楽しく会話して物々交換で生きて行くなんてことはまずできないに違いない。茨の道を進むか、人から支えられながら楽しく生きて行くか。麦わらよ、それが君たち親だけの話ならそれでも結構だ。でも、子供がヘンジンとして仲間外れにされるのは形を変えた親の暴力というものだ。僕の過去を振り返って言う。テレビくらい子供のために観させてやってくれ。頼む。そんな麦わらがある日、ツルっとやってきた。坊さんらしく手には線香。って、笑ってんじゃねえ!前日TNKにやられたりしてお亡くなりになった鶏さんが居れば彼女らのためにお線香をあげることにしている。どうやらボーズの原因は奥さんにヘアカットしてもらていたら失敗してボーズになってしまったらしい。ハハハ。子供にテレビ観せんからそーゆーことになるのだな。A子は先日水色の新品の長靴を買って単純に喜んでた。僕も新品の長靴買ったらテンション上がるゼ?そんなA子の夫が先週の日曜日にニワトリノニワにやってきた。このブログも見てくれて怒らず楽しんでくれてるようだ。僕が言うのもヘンだが、今は元気になったA子が心の病だった時に支えてくれて有り難う。鬱の人間の隣にいるのはとても、辛いよな。ともかく。うちで働いてくれてる麦わらとA子。そしてその家族が元気で仲良く、楽しく暮らして欲しいと心から願っている。それが僕が目指していることの原点、かな。↓↓クリックして応援
2013.05.17
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ある、人物に似ていると言われた。一年くらい前のはなし。そう言ったのはこのブログの読者。一通りブログを最初から読んでくれており、更に僕と会い会話もしたことのある関係の近しい人。また似ているというその人物は建築家。既にメディアにも多数露出しているので名を聞けば知っている人も多いだろう。彼の名は坂口恭平。34歳。建築家。ただ他の建築家と違うのは0円で家を建てようというコンセプトを持っていること。僕もたまたま深夜の番組で、確か石田衣良との対談をやってるのを見たことがあるのだが、これは最悪だった。最悪というのは基本的に高度経済成長期やバブルを過ごした先人たちはモノを所有しないということを理解しようとしないからだ。つまり石田衣良にガッカリした訳だ。モノを持たないということは発想を変えるだけのことであり誰でも今からでも始められることなのに、石田衣良は坂口氏が強いから持たずに生きて行ける。とかなんとかそんな対話だった気がする。寝る寸前だったので良くは覚えてないんだが。モノを所有しないと言うのは正確ではなく、正確には最低限しかモノを所有しない生き方を提唱している。坂口恭平氏のヘンジンぶりは早稲田の建築学科の卒論でホームレスの住居を調査して書き上げたということからも分かる。興味があれば参考にここらを読んでみてください。http://www.mammo.tv/interview/archives/no281.htmlhttp://gendai.ismedia.jp/articles/-/34238確かにちょっと飛躍したところはあるように思うけど。また、先日高知空港の小さな書店で出会ったある書物。その本も似たようなことが書かれていた。そのタイトルは、「年収150万で僕らは自由に生きていく」著者はイケダハヤト氏。プロブロガーという変わった肩書を持つ。彼は更に若いためか色々批判されているらしいけど、言っていることは同じ。持たないということ。必要以上にお金を稼がなければもっとみんな余裕を持って幸せに生きられるのじゃないか、と。彼らは基本的に僕が考えてることと同じ気がする。では僕が目指していることを書く。それはお金を介さずに生きる社会システムを構築すること。ホームページにもチラと書いたような気がするけど、一つが200人くらいのコミュニティで、自給自足の半農と趣味の芸術活動などで生きて行けるシステム。自給自足と言っても自分一人で完結するのではなく、コミュニティ内で様々に食糧を栽培または狩猟し、それを物々交換することにより生活の基本である食を賄う。例えば僕が卵を生産し、タケちゃんがコメを作り、寺尾さんが葉物野菜を作り、漁師のK氏が魚を釣る。そしてそれらをお金を介さず物々交換して食生活を成り立たせるのだ。このコミュニティはみんなが顔が見える範囲に居住することが前提となる。輸送には化石燃料を消費せねばならず、お金が必要になるからだ。また、顔の見える範囲に住み物々交換で生活を成り立たせることからヘタなモノを作る訳には行かぬ。必然的に誰が買うのか分からぬスーパーマーケットの食材なんかより高いレベルの安全性が確保されることになる。何より物々交換というのはとても楽しく、お金なんかと交換するより心が豊かになれるものなのだ。そして自分プラス友人分の食糧を生産するだけならそんなに手間がかからない。一日の半分は食糧生産にあて、残り半分は芸術など遊びに使えるようになるはず。こんな生活ならストレスはなくなる。ストレスに起因する病気もなくなる。医療費が減る。食の充実と芸術による心の充実から、外に楽しみを求める必要がないのでレジャーが減る。石油を消費しなくなる。環境の悪化が止まる。当然ながら電化製品を一切使わないで済むわけがない。だからエネルギーの生産が不要になることはないと思う。つまりこれらの仕事に従事する職業は集約的に残さねばならないが、自然エネルギーを使い半農でゆったりした生活をしていれば電化製品や電力などそれほど必要にはならないだろう。ということで原子力なんか不要になる。僕の予想だときっと太陽発電や風力発電で充分賄える程度の電力しか要らないはずだ。そしてその仕事も半農と同じく一日の半分で終わる。因みにニワトリノニワでは現在一日500-600個の卵を生産している。一日一個卵を食べるとすれば500-600人分の食糧を生産していることになる。そのニワトリノニワでの電気代は月に2500円程度。事務所で暖房やクーラーを使う時期でも4000円くらい。空調やら日照やらを人工的にコントロールする近代養鶏とは違って僕がやってる一見非効率な生産方法の養鶏がいかに消費しない農業か分かるだろう。近代養鶏は平均でも5万羽、実に4万人以上の卵を生産していることになる。つまり小規模農業の経営は環境負荷を圧倒的に減らすのだ。そして農業人口が増えれば小規模農業で充分日本全体の食糧を生産できる。これが現在先進国と言われる国の人々が明日から一斉に農耕民族になれば人類が直面している問題のほとんどが解決するのでは、というロジックです。ホントはもっと丁寧に説明したいのだけど、もう眠いから次の機会に譲ります。ともかく。僕は今東京に営業かけたりして販路を増やそうとしてることってなんだかとても虚しいよなぁ・・・と。彼らの本を読みながらちょっと立ち止まって考えてみている所です。場合によってはやり方を180度転換することもあるかも知れません。ま、いいや。寝る・・・zzz↓↓クリックして応援
2013.05.15
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久々の農園レポートでっせ。本日。いやぁ、めっちゃ晴れや。黒須家なチキンどもも元気だす。空ちゃんも日向ぼっこで元気。僕の出張中に空さまファンの新田家のおばちゃんがユリを持ってきてくれた。そしてのんびりとした快晴の午後も遅く、梅原さんが秋に出版される本の取材がてらニワトリノニワを訪れてくださった。早速麦わらが有機なコーヒーを入れ、みんなで談笑タイム。※えーと、因みに以下の写真の中の文字と実際の会話とはなんら関連ありません。※あ、僕のカップはシャア専用なんス。ライターさんと出版社の方とに僕の就農の経緯なんかをお話する。恐れ多くも梅原さんの膝の上でくつろぐ空さま。折角なので麦わらが梅原オーナーをうめせんチキンへとご案内する。シャア専用よりうめせんでもどーぞ。久々の四万十な農場ライフはこうして暮れて行った。どーか、バチが当たりませんよーに・・・↓↓クリックして応援
2013.05.13
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昨日の夕方四万十に戻りました。では「いなかっぺ大将東京へ行くぅ」第二弾!をお送りしましょう。あれ、そんなタイトルいつ付けたんだっけ?はい。もういつだかは忘れたので某日ということにしてしまおう。5月某日僕は高速バスで都内へ向かった。あ、スカイツリーだ。ここまでメディアにいっぱい紹介されてると全く感動なし。興味なし。いや、もしかしたらバカと煙は高い所が好き、な名言が示すように実は僕おバカさんなんかじゃないのかも知れないんだゾ!エッヘン。高速を下りた。ぬぅぁ、コンクリートだらけじゃ。これが四角いジャングルってやつか。吉幾三が買った山はどこですか~?ヤッホーとか言うとる間にとーきょー駅に着いた。おや、何やらまた工事しとるな。これわずかに高知駅っぽいな。でもあっちは木造なんだな。完成してるんだな。お、おにぎりなんだな。カンケーないんだな。さて、実はてふけふ駅なんぞには全く用事がなく、チャッチャと列車に乗ってGoして埼玉県へ。ポッポーてなもんだ。埼玉県は浦和の某所。そこはこのブログの初期に出てくる漁師のK氏が三年前にぶっ建てた住居があった。たぶんK氏と会うのって2009年のこの時以来だよな・・・・4年ぶり!って感じで家に逝ってみりゃチッコイのが一人増えていた。よう!キミは一体どこからやってきたんだね?オジサンと同じ宇宙の彼方からやってきたんだろう。な、そうだろう。K氏と晩酌してたらまだ言葉をほとんど話せない一番下のシュンくんがオッサンにかまってくれた。ブログに載せようとデジカメを取り出すとオネーちゃんのシオリちゃんと二人でポーズ。だったのが、徐々に変顔大会に。あら。オイオイ。ふつーにコエーし。あららら。・・・・。そんな顔、ブログで公開したらお嫁さん行けなくなるぞ、と言ったら。さ、さすが女子。そうやって草食系ダンシを手玉に取る日も近いのだな、頑張れよ。翌朝。美男美女のKさん宅を辞し(多少脚色あり)、出勤するK氏と駅へ。泊めてもらった上にお土産までくれた。次はもう少し時間を取ってまた一緒に釣りに行けるといいなぁ。。さて、悪名高き通勤地獄の埼京線に乗って気分が悪いので途中下車しながら、あろうことか僕は渋谷へと向かった。都内でも最もキライな場所だ。だが、朝の渋谷は恐るに足らぬ。それでもちょっとオッカナイのでマルキューのある道玄坂は避け、井の頭通りを上って行く。言っとくけどマルキューはフナのエサ屋のマルキューじゃねーからな。笑われるぞ。(オレがな)ともかく到着したのはこちら。東急百貨店本店。これを観に来たのだ。アントニオ・ロペス展。正直僕はリアリズムには興味がなかった。だが東京に行くなら是非、とキャメラマンTこと麦わらが熱心に薦めるので逝ってみることにしたのだった。1時間半もかけてじっくり理解しようと試みたのだが残念ながら良く分からなかった。現実にこそ美がある、という主張は分からんでもないがそれなら写真で良くねーのか?ともかくこれまでリアリズムについて深く考えることもなかったのでコレをきっかけにちゃんと勉強してみることに。誰かに評価されていることはきっと僕の理解力不足に違いないのだ。視野が狭いだけなのだ。いいチャンスだ。その後、セールスプロモーターの会社を経営しているUさんとお食事兼ミーティング。Uさんはいつも都内の百貨店を中心に「池田なません」の売り場やその他の卵売り場なんかをレポートしてくれている。しかもタダでだ。Uさんはこのブログの古い読者で、黒潮町に実家があり脱サラUターン就農を考えているらしい。お会いするのはコレが初めてで、これをきっかけに四万十農産物のブランドを広めるような営業拠点を東京に作って将来はこちらで一緒に農業やろう。な、計画を話し合った。きっと面白いことになるぞ。そしてこの夜はこの前ブログとフェースブックでも告知した、通称オフ会が小岩で行われた。二次会も。三次会は江戸っ子の大将がいるオモロイ店に行ったんだけど写真はなし。なんとキレーどころを二名含めて六名が来てくれた。急な呼びかけなのに良く集まってくれたもんだ。何故小岩なのか、というと卵を楽天で売ってもらってる水野さんが小岩に居るから。だが問題は僕のブログの読者だけあってみんなヘンジン(たぶん)。女子もヘンジン。いわばヘンジン集会だ、オー!楽天のヘンジン、料理のヘンジン、官僚なヘンジン、烏骨鶏でヘンジン、介護のヘンジン、ダンサーでヘンジン・・・・(おいおい)いやぁ、せっかく集まってくれたお客さんや読者や恩人やヘンジン(アラ?)のことをこんな扱いするブロガーは僕くらいのもんだろーよ、アハハ。かあさん、ボク出世したよ。(してねーよ)都内の夜は笑い声と共に過ぎた。 (とーきょー出張 完)にほんブログ村
2013.05.12
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人生にはターニングポイントが幾つか用意されている。これまでの人生で僕は何度もそれを経験してきたのだが、ふと我に返り冷静になることがあるのだ。一体僕は何をしてるんだろ?さて。ただ今千葉県は東金市の実家にステイしてブログを書いてます。それではおととい中村を出発するところから非常にザックリとお伝えします。9時過ぎ。中村駅まで麦わらが送ってくれた。なんにもない中村の駅。一月半前までは前の桜が咲いていたことだろう。これまで僕を訪れては去っていった人たちのことを静かに思う。実は中村駅から電車に乗るのは初めてだ。2時間で高知駅に到着。幕末3志士の像が立っている。坂本龍馬・中岡慎太郎・武市半平太。高知県は銅像好きか。ま、いいけど。昼ころ高知空港に到着。小さい飛行機しか並んでない。座席表からすると羽田行きはジャンボなジェットじゃないかと思うんだが。その、空港内の小さな本屋で僕はある本を手にする・・・一時間ほどで羽田へ到着。東京まで4時間かかる。でも今の僕はなぜかとても疲れがたまっているらしく、何に乗ってもすぐに爆睡状態。どうしてこんなに疲れてるんだろ?電車はメンドクセーからバスに乗って横浜へ。ソラガ、キタナイ。その日は中華街の近くの駅に泊まったんだけど今更中華街見物とかほぼ興味がなく、というより疲れが取れず、コンビニでゴハンを買って9時過ぎには寝てしまった。翌朝。朝一で商談があるので久々にスーツに袖を通す。6年ぶり?手がネクタイの締め方を覚えていたことにちょっと感動し、パチリ。なんだ、オレまだサラリーマンいけんじゃね?とか。商談は、相手のバイヤーさんから良い反応は得られず。落ち込むことはなかったがちょっとやり方を考えねば普通の流通に乗せるのは難しい、と今更ながら考えを改めた。それにしても、そごう西武さんはよくぞニワトリノニワの卵を流通に乗せてくれたものだと改めて感謝の念を抱く。折角なので横浜駅前のそごうにうちの卵が置かれている様子を見に行ってみた。横浜店の食品売り場はとても広く、僕みたいな田舎モンでは卵の陳列を確認できなかった。ま、いいや。午後、電車とバスを乗り継いで実家へ。まずはバス停から近い母がやってる陶芸屋さんへ。懐かしいな。そして、奥をのぞいてみると相変わらず母がそこにいた。今はお客さんの相手をしてる暇がないようだ。オヤジが3月に倒れて入院した。肝臓癌。いつ逝ってもおかしくないという状態が続いていた。4月の頭に兄妹たちが見舞いに帰る中、僕はまだ事業から手が離せない状態だったのだ。そして今回東京への営業という口実ができ、仕事の方もなんとか任せられそうだったので帰省に駆けつけることができた。改めて麦わらとA子に礼を言う。ありがとう。すぐに病院へと向かう。思ったより血色が良く元気そうなオヤジがそこにいた。やせ細ってしまった。2時間ばかり傍らに座って本を読みながら話や愚痴をきいてやる。僕に会えるのをとても楽しみにしていた。両親ともこのブログを楽しみに見ているらしい。もしかすると生きてる親父に会うのは今回で最後かも知れぬ。夕方、生家に戻る。3年ぶり。嫌な思い出もたくさんあるのだけれど、やはりここに帰るとなんだかとても落ち着く。思春期に様々な思いでひとり静かに見つめていた、塀の中の小さな池。勉強とは、失恋とは、大人になるとは、生きていくとは、働くとは、お金とは、人間とは、死ぬということは・・・・
2013.05.09
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ココはどこでしょうか?はい。正解は先日ちょっと早まって逝ってしまったTシャツアートです。黒潮町です。う~ん、風強い。A子がめくれ上がったヒラヒラのTシャツを直して行きます。ま、いずれにせよ読めないけどな。一応丹念にTシャツの画を見て行く。すると・・・・ほ、ホントか?途中、麦わらじゃない麦わらをめっけた。あらら。知らなかった。キャメラ小僧の必須アイテムが麦わら帽子だということを。よーし、上京したらAKBに逝ってチェックしてみよう。それはともかく今日はヒラヒラなんかじゃなくバタバタだ。懐かしい文字を見つけたぞ。九十九里浜。そうなんだ。母の生まれた砂浜でもやってるのか。今年で三回目だそうだ。ということは僕が実家を去ってから始まった訳だな。フーム青い空の中に青い空を見つけた。なんかとっても爽やかだ。しかし、このTシャツアート・・・もう一つ何かインパクトに欠けるような気がする。なんというのかな、ゾーンを分けてエリアごとに違うコンセプトがあったら・・・・画だけじゃなく、Tシャツそのものの形やTシャツ全体の色を競う、とか・・・一枚一枚全部見たいというモチベーションが持てないというか。サンダル投げがどうのこうのと書いてあったけど・・・前の方に歴代の優秀Tシャツアートが並んでた。はっ!こら、麦わら。なに撮ってんだ!てなことで明日から東京出張です。ホントの目的地は横浜なんだけど・・・↓↓クリックして応援
2013.05.06
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今日はサクッと写真でおしまい。いよいよ産みだした。黒須家の人々。ようやく一日100個。遅い。最近の夕方。早く仕事を上がってサッとプールで泳いで農場に帰り、畑を眺めながら一本だけビールを飲む。それが幸せだ。だいぶホウレンソウが伸びてきたぞ、A子!コーンもスコーンと出てきた(うるせ)ああ、だんだん暮れて行く。カヴォチャもおっきくなった。こんなたくさん生えてる。レタスはそろそろ間引く?ウマそうだな。フックラというハーブ。アブラナ科。大根や菜花の仲間。いつごろ食べるんだろ?実は。実は、二週間ほど前のこと。空ちゃんが子供二匹を追い払っているのを目撃した。その翌日から娘と息子は姿を消した。どうやら空ちゃんが妊娠したためだろうと思っていた。だが。だがしかし今週空ちゃんのお腹がへっこんだ。想像妊娠?良くは分からない。しかし明らかなのはまた空ちゃんは一人ぽっちに戻ってしまったということだ。そしてとても淋しいそうににゃあにゃあ鳴いている。食欲もあんまりない。夕方淋しそうにお散歩する空ちゃん。大丈夫かい?日が沈んでゆく。そうしてすっかり暗闇に包まれると、空ちゃんはまた淋しそうに誰かを呼んで鳴き始める。その嗚咽が暫く続いて諦めたように泣き止み、麦わらのヤッケの上にうずくまって眠りにつくのだ。空ちゃん、何やら色々あって淋しそうだけど・・・・僕らはいつも一緒だろ?↓↓クリックして応援
2013.05.05
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最近ちょっぴりブログのアクセスが多いみたい。微妙だが。ははん・・・・世間は連休で暇を持て余してやがるな。ノヤロォ!つって怒ってみた。いいんだよ、暇を持て余してみんな田舎へ旅立ち、都会に戻って考える。「この生活でいいんだろうか?」 と。そして都会を捨てパラパラと地方へと散らばってくる人が増える⇒田舎は仕事が少ない⇒農業でもやるか⇒どーせなら池田さんの所で楽しく農業やりたいわ⇒ニワトリノニワが発展する!な、流れなんてどーすか?さて、昨日。とっても晴れていたので麦わらに母の日ギフトの写真を撮るよう命ずる。手タレのMちゃんも慣れたもんだ。午後から三人で事務所側の運動場を閉鎖してチキンどもをオッパラッタ。何故か事務所側のココはチキンさんが集まる人気スポットだった。さて、何をするのかというと・・・・今日も晴れ。昨日閉鎖したこの区間。実は事務所前の畑が深刻な土地不足に陥ってしまったのでちょうどチキンのウ○チがたくさん落ちてる運動場の一部を畑として利用しよう、な訳なのだ。隅っこからテキトーA子がエエ加減に耕して行く。何故かA子は耕すのが好きだ。多分ちょっとアレなんだと思う・・・アレな。昼過ぎ。卵のお客さんでこのブログの読者のKさんが見学に訪れる。折角なので記念写真を。Kさんは例のプロフェッショナルを見てニワトリノニワを知り、昨年の連休も四万十を訪れサンリバーに寄ったものの卵がおいてなかったとガッカリして帰ったものの、ホームページから注文してくださったのだ。丁度昨年8月に抱っこしてる悠晴くん(合ってるかな?)の出産予定に合わせて初玉を送ってほしいというので喜んでお応えしたという経緯があった。つまり、悠晴くんは池田なませんベイベーなのだ。そういや、ちょっとオレに似てるような・・・・ウソウソ。30分ほどしか相手できなかったけど、また来年も少し大きくなって来なされや~あら、娘がもう一人写ってないね。ゴメン。来年はちゃんと撮るから。てな感じで日が暮れた。Kさん家族は昨夜三重を出て今朝道の駅とおわに到着。本日は黒潮町に泊まり、明日Tシャツアートを見て讃岐で一泊して帰るそうだ。あ、そういや俺らもTシャツアートの写真撮りに行かねばな、麦わらよ。↓↓クリックして応援
2013.05.03
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その日がつにやってきた。それはある意味で故郷への凱旋。とまで行かなくても、取りあえず継続していることの証拠。思えば2010年の2月4日に千葉の実家を後にしてから3年間。長かったようでまだ鮮明にあの日のことを覚えている。次はいつ戻ることになるか、なんて全く想像すらできなかったのだが。早いような、いや、遅いような。あの日は2年後にこんな劇的な展開があろうとは全く予想できなかった。いや、そればかりか一体いつから独立して養鶏ができるかすら分からなかった。ともかく金も土地もなく、また身寄りもなくまた知人すらいない四国へと行くのだ。正直なんとかなるさ、とは思っていたがゼロからのスタートで資金もそれほどなく、不安がないとは言えなかった。そうして微妙な不安の中標高1400mの四国のど真ん中、大豊町に上陸。それから高知での物語が始まったのだった。さて、その日と言うのもナンだが。要するに東京で営業するために出張することが急きょ決まったのだ。もちろん実家にも寄る。オヤジが病床で弱っており、もしかするとこれで最後の再会になるかも知れないのだ。そんな訳で折角東京出張なのでこちらに来てから知り合った東京近郊にお住いの本ブログの読者や卵のお客さんと一杯ヤろうや、というイベントを企画した。実は既にフェースブックで呼びかけたのだけど、このブログの読者でFBの友達は少ないのだよな・・・・と、言うことでFBの方は本日21時で参加締め切っちゃいましたがこちらでも一応声かけときます。今参加者は僕を含め4名です。以下、-------------- とても急な話なのですが、5/7から営業で東京に行くことが決まりました。 つきましては古くからの友人のみならず、私のブログの読者や卵のお客さんを対象に懇親会(いわゆるオフ会)を開催しようと思います。 [開催概要] ○日程: 5/10 19時頃から? ○場所: 新小岩(予定) お店は人数が決まり次第追って連絡 ○費用: テキトー(割り勘で) ○参加方法: こちらにコメントで参加する旨をコメントしてください。 ○参加資格1:古くからの友人。私のブログの読者、および卵のお客さん。 ○参加資格2: 池田司が案外テキトーな人間だと知っており、なおかつ冗談が分かる方限定。※ なにせ3年ぶりの東京なのでもしかしたら迷子になりオマワリサンのお世話になったり、また悪いオジサンについて行っちゃったりして新小岩まで辿り着けないことも考えられますが、そこはどうか寛大な心でお許しください --------------てな感じで。さて、昨日は雨。ホウレンソウの苗がぬれている。この日は例の新商品のミーティングで昼からある所へ向かう。ぬれた沈下橋を左手に見ながらひたすら上流へ。連休中のためか県外ナンバーが数台続き、不慣れな山道でちょい渋滞。そのため待ち合わせに5分ほど遅れて到着。卵置いてもらってる道の駅とおわさんでした。1時間以上も時間を取ってくださり、今後の方針を確かめて解散。梅原さんが四万十ドラマの畦地さんに声をかけて協力してくれるよう言ってくれたのだ。帰りにも雨は止まなかった。本日は朝から晴れ。1週間ほど前に植えたカブはそろそろ植え替えねばならぬ。ワッサー、だ。さて。A子に麦わら、僕が居ない間宜しく頼むよ。ま、大丈夫だろうけど。↓↓クリックして応援
2013.05.01
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