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移転先に更新したゼヨ↓迷子の大人たち2
2013.10.07
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本日からブログを、楽天ブログからアメブロ↓に引越しました。アメブロ版「迷子の大人たち2」なぜ、 楽天ブログ ⇒ FC2ブログ ⇒ アメブロ というめんどくさい手順を踏んだかというと、楽天からアメブロへは直で引越しできないからです。折角なら今まで書いた分を全部移転したいということです。ということで本日更新分の「ニワトリノニワ テキトー日記三年目 107」はリンク先にてお読みいただけます。長い間楽天ブログでお楽しみ頂き有り難うございました。また、引越し先でも以前と変わらず更新を続けますので、これからもヨロシク~♪↓↓クリックして応援
2013.10.05
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「知らぬは亭主ばかりなり」とはちょっとドキッとすることわざである。女房の不貞を知らないのは旦那だけということらしいのだが。もしそれが事実であるならば「知らぬが仏」で知らない方が幸せなのかも知れぬ。しかし「聞くは一時の恥。知らぬは一生の恥」とも言う。ではいったい情報は知る方がいいのか、知らぬべきなのだろうか・・・ま、そんな前置きとは全く関係ないのだが、僕は先日ある驚くべき情報を知ってしまった。それは・・・僕が週に3回は通っている四万十市に唯一の市民プール。そのプールに僕とおんなじ夕方に出没する元気なお年寄りが居る。いわゆる競泳Gさんだ。もう顔見知りの仲で、今日も挨拶しては「ホントお元気ですねぇ」と話してきたんだが・・・・先日のこと。見知らぬ顔のにーさんがプールに居た。いや、毎日同じ時間に行くので大体みんな顔見知りなのだ。そしてその30歳くらいのにーさんが僕に声を掛けてきた。「バサロと平泳ぎ、キレイですねぇ」バサロというのは背泳ぎの潜水キックのこと。僕の場合はバタフライのキックなので正確にはドルフィンキックのことである。「ま、よく言われるよ」と、言いたいところをあえて謙虚に「初めて言われたよ、そんなこと」とか大人ぶってみた。「余り見ない顔だけど」「自分宿毛のプールが近いのでいつもそっち行ってます」とのことでたまたまその日にそちらのプールが休みだったので思い立って四万十市まで出向いてみたそうなのだ。その彼もガッチリとしたスイマーらしいいいカラダをしている。そして隣のコースを泳ぐGさんスイマーを指して僕に訊いた。「あの人マスターズで世界記録持ってる人ですよね?」爬? いや、 ハ?「ボク新聞で見ました。絶対そうです」彼の見た記事とはこのことらしい。高知県勢2人バタ世界新 マスターズ水泳ひょえぇぇ!世界記録持ってるGさんがこんな田舎のちっこいプールに二人もいるとは。し、知らなかったよ、おGさん。「今まで競泳ジーサンとか言ってほんまスマセンでしたm(_ _)m」しかし、二人ともよりによってバタフライとは。やっぱり彼らは三途の川をバタフライで渡りきったと思いきや、クイックターンしてまた戻ってくるつもりではなかろうか。一度高知を出た龍馬が再び戻ってきたように、 「ダッパーン、ダッパーン」 とね。はい。昨日のレポートっす。昨日は昼前から青い海を見ながら電車で高知へ。いや、電車と言ったがホントは北海道みたいにディーゼルエンジンで動くから列車と言うべきなんだろうが。今回は高知駅から少し離れた県庁前に用事があった。最寄のJRの駅はないので初めてアイツに乗ることに。JR旭駅で特急を降りて街中を歩いて三分。そこに末期で真っ黄なヤツがやってきた。路面電車だ。乗り込む。昭和の時代のバスや電車を思い出させる社内。いいねぇ、この車より遅いチンチン電車感。と、余裕をぶっこいてたのは行きだけだった。帰りにはこのチンタラ電車でエライ目に会うことに。県庁前で降りて徒歩一分で向かった先は。県民文化ホール。開催時刻より30分早く着いたので余裕だ、と思ってたらなんと開催時刻をウソつかれてたらしくて1時間も待たせられるハメに。そこで開催されたのは楽天の高知勉強会だった。30そこそこの若い四国支社長とやらが挨拶をし、その下のリーダーのネーさんが一言だけ開催時刻の誤報について謝っただけで後はフツーに2時間が終わった。チキショ。オレは2時間もかけてココに日帰りで来てんだぞ。楽天がより一層キライになった。それに、特に得るものは少なかった。曲がりなりにも僕が居たコンビニ業界は小売業界でも特に優れたマーケティング技術を持っていると言われているのだ。それに今更PDCAサイクルとか説明されてもねぇ・・・。この業界は僕が思ってるより案外遅れてるんじゃないの?ま、ともかく。帰りはギリギリの特急に乗る予定にしていた。再び路面電車の駅へ。信号が変わり、駅に到着する少し前に目の前を電車が通過した。時刻を見るとまだ予定の時刻にはなっていない。どうやら一本前の電車が通過して行ったようだ。アレに乗れれば少し余裕持てたかな、と心の中で呟いたんだがアレに乗らねばならなかったとは思わなかった。その時は。行きと同じルートである。ちょっと遅かったな、と思い路面電車を降りてから旭駅までを時々走った。そしてようやく駅が見え、僕が乗るべき電車が目に入った途端に不吉な音が鳴り響いた。「プシュー」ア”? 「オイ、ウソだろ」と思わず呟いたら前を歩いてるネーちゃんが驚いて振り返った。そこからは後悔の荒し。あの先行する路面電車に乗れてたら・・・・なんと次に四万十へ向かう特急は二時間後なのだ・・・orz恥ずかしながら駅前のタクシーをとっ捕まえて二駅ばかり特急を追いかけてみたものの、幾ら遅くてもまっすぐな専用道を走る特急に追いつく訳がない。当然無駄な出費に終わった。ああ、こういう時はジタバタしないでおとなしく二時間待つべきなんだ。と頭では分かってた。仕方なく一度高知駅に戻り、時間をつぶすことに。だが、高知駅前は完全に都市計画が失敗しており、真ん前にはでっかいコーナン・ホームセンターがあるばかりで時間を潰せる施設がほとんどない。仕方なくブックオフで少しだけ時間を潰し、コンビニで弁当を購入してホームのベンチで1時間余りを過ごした。ま、たくさん本読めたから良かったけどな。はちよんプロジェクトの西岡さんから、泊まりで新サンマを七輪の土佐備長炭で焼いて一杯やろうと誘われてたのを断って帰る羽目になった運命を呪った。もっとゆっくり生きよう。↓↓クリックして応援
2013.10.02
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昨夜のNHKスペシャル。「マネー氾濫(はんらん) ~世界経済に異変~」内容をチョー簡単に説明すると、アメリカがリーマンショックから立ち直るために始めた量的緩和政策により世界中に投資マネーが流れ、そのマネーが再び自国へと向かいアメリカにバブルを起こしつつあるというのだ。それから遅れること4年の日本も同じこと始めたらしい。アベノミクス?日本は再びバブルとその崩壊を繰り返すつもりなのだろうか。だが。僕が懸念してたことが世界規模で起きているようでとても残念で無力感を感じた。人はなぜカネを欲しがる?動物の欲求は基本的に「食欲・性欲・睡眠欲」の三つしかない。およそ一年前にココで書いたように、だが人間の場合には第四の欲求と言える強力な「欲望」が進化してしまった。それが、「他者の欲望による欲望」というものである。つまり例のフランスの精神科医、ジャック・ラカンが言うように、「人間の欲望は他者の欲望である」というものだ。誰かが欲しがってるから自分も欲しがる。そういうレベルの欲望により人間の経済活動は支えられている。フェラーリが欲しい。それは本能的な人間の欲求であるはずがない。フェラーリを手に入れても人より多くの睡眠時間が得られる訳ではないのだ。それにフェラーリに乗っても基本的に制限速度は僕の軽トラと同じ速度でしか公道を走れない。なのになんでそんな余分な馬力の車が欲しいの?それはみんながフェラーリを欲しがっているからだ。みんなの羨望を集めたいから。つまり他者の欲望が自分の欲望へと変化している。もしフェラーリに乗ることが大バカ者の代名詞であり、形も大きさも珍妙でカッコ悪くて誰も欲しがらなかったら50万円でもヘンジン・ヲタク以外には売れないだろう。良く考えてみな。欲しいなぁ、と思うスマートフォン。デザインや機能に砂糖や水のような絶対的な価値観なんてない。それは人が後から付けた価値観であり、また他者の欲望であり、更に広告戦略である。誰かが付加価値をつけてマネーを得ようとするその広告戦略に踊らされてないで、そろそろ本当の価値を自分で考えて見出す努力をしようではないか。スマートフォンがたくさん売れても、株価が上昇しても、動物の三大欲求の一つである食べる物の確保、食糧自給率は1%も上がってないんだぞ!さて。本日ホームページのリニューアルをしていた。一年半ぶりに販売店の紹介を書いてみた。いよいよニワトリノニワが現在も存続している最大の理由である、そごう西武さんとの取り引きのいきさつを書いた。まだこのブログでも詳細は書いてなかったと思うのでココに転載しておく。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~◾株式会社そごう西武(セブン&アイHLDGS.)2012年2月20日に放送されたNHKプロフェッショナル「デザイナー・梅原真」の番組内で「池田なません」が紹介された。その放送直後から知人から携帯電話に、そしてどこで調べたのか農場の電話が鳴り続けた。身は一つしかないので仕方なく一旦電話線を抜いて携帯電話にかかってくる知人だけに対応することに。知人の最後にかかってきたのがモンゴリア楽天店の水野さん。状況を伝えると「商売なんだから出た方がいいよ」と言われ、一件だけ出てみようと電話線を繋いだ直後にかかってきたのが当時の食品統括部長である内山 晋さんであった。実は内山さんはその一年前2011年2月21日のプロフェッショナル「魂のデパ地下、情熱の売り場」百貨店食品フロア開発・内山 晋で放送されたその人だったのだ。NHKのホームページで過去のプロフェッショナルの当該ページを見つけて、私もその放送を見ていたことを思い出した。そしていきなり池田なませんを当社で取り扱いたいとおっしゃられて、放送直後の混雑が終わる5月からで良いからと、まず西武池袋店と渋谷店で販売がスタートした。その後市価の8倍の価格である池田なませんを並々ならぬ情熱で拡販してくださり、7月までに全国6店舗(西武:池袋店・渋谷店 そごう:横浜店・千葉店・広島店・神戸店)へと拡大した。その後お得意様向けの通販カタログにも載せて頂き、放送から一年以上経過した現在(2013.09)もニワトリノニワがなんとか経営しているのは、放送直後にかけてくれた内山さんの一本の電話が奇跡的に繋がったからに他ならない。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~実に僕はあの番組で二人のプロフェッショナルから援助されたのだった。その内山さんは僕の卵を「未来の食卓に残したい食材」というコンセプトで販売したいとおっしゃってくださった・・・マネーゲームで残るのは紙切れ?右肩上がりの折れ線グラフ?それとも膨大な国債?もっと生命の基本的な所を今のうちに抑えておかなくて大丈夫なのかな。↓↓クリックして応援
2013.09.30
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どうも僕はフェースブックが苦手だ。フェースブックは誰でも手軽に情報を更新できるという良い点もあるのだが、その分だけ情報の質と信憑性に著しく欠けるからだ。僕がフェースブックにアカウントを持ったのは確か2009年のことだから、例の日本ブレークのきっかけになった映画「ソーシャル・ネットワーク」の2年も前のこと。当時身近な人はおろか日本国中のユーザーは現在の10分の1しかいなかった。だから一体これ、何が楽しいのか?という感じだった。当時アメリカでFB(フェースブック)がはるかに先行しておりネットビジネスに有効だというニュースを見てアカウントをとってみたのだ。その後3年もかかって昨年初めくらいからこの高知県でもユーザーが増えて周り中FBだらけになった。今更僕が言うまでもなく、色んな所でFB依存症やらFBの弊害やらが騒がれている。確かに僕がこの夏に参加したある集まりでも、例えば乾杯の際に一斉にみんなでスマホを持って写真を撮り乾杯が終わった後でみんなで下向いてFB投稿していた様子は依存症そのもので異様だった。また精神衛生上の問題として言われているのが、FBに投稿する内容がうまく行った情報に限られ失敗談が投稿されることは少ないため人の投稿を見ていると鬱になるというのだ。うーん・・・そして私個人の感想では、正直に言って一般の人達の投稿する情報なんてフライデーのゴシップ記事よりも読むに値しないと思っている。それは2000年頃乱立して検索エンジンの障害になっていたくだらんブログたちと同様のことだ。大体、「いいね」ボタンってなんだよ・・・人の評価なんかに頼らない生き方をしろよ、とか思う。僕は正直な人間だから滅多に「いいね」ボタンとか押さない。だって何がいいのか分からないんだもの。たまに人から催促されるので仕方なくまた嫌々ながら押すのだけど、そんな「いいね」を集めて一体なんの価値がある?内容の是非はともかく、なんとなくみんな義理というかほとんど義務感でボタン押してるもんだから疲れる。まして自分が投稿した時には間違いなく必ずボタン押してもらいたいから友達の投稿全てをチェックして片端からボタンを押して義理を売りまくる・・・・病気だな。いや、ボクの場合はブログに書く内容が知人の投稿内容を批判するような内容だと書きづらくなり自由な発言ができなくなるという理由からずいぶん前からFBの投稿なんて見ちゃいない。FBの現在の役割はブログに投稿したことをお知らせする手段のみ。以前。僕が批判した内容が、たまたま友人が少し前にFBに投稿したものを対象とする形になってしまったことがあった。個人の信条なんて自由で良い。だからボク自身も自由に発言する権利があると思うのだが、しかし友人からネット上で批判されるのは嫌なものだろう。結果的にそうなってしまうのは仕方ないとしても、FBの投稿を見ていたら友人を批判対象としてしまう可能性があればやはり筆が鈍る。そんな訳で僕はFBを止めようと思っている。僕があなたの発信した信条を知らなければ僕がブログで何書いても傷つきにくいでしょう。それにミクシーの流れと同様、数年以内にFBもLINEも必ず廃れる。実際東京では既にユーザー数が減少に転じているのだ。あ、今日の内容は多くの人に嫌われそうだけど許してくださいな。繰り返すが、誰かを念頭に置いて書いてる訳じゃない。ともかくみんなシステム(SNS)や機械(スマホ)に利用されて疲れてしまうのは賢くないよ。じゃ、昨日のレポート。昨日は朝からピカピカチュ~☆四万十の山々も輪郭くっきりでヨーロレイヒー♪ な感じだ。あ、ヨーデルね。さて、昨日はA子のさんじゅうウン回目の誕生日。要するにアラサーを脱出しそうな年齢なのだ。そこでおめでたいと言うよりも可哀そうなので最寄りのコンビニでケーキっぽいヤツを買ってきて誕生日をみんなで祝ってやることに。ま、結婚して子供も二人も居るので女の曲がり角だとしても大して人生に支障はないのだろうけどな。パチリと写真を撮ってからタオルを巻いた格好で撮らないでくれと言うのだが、それは撮る前に言ってくれ。何やら遠近法とかでみんなより一メートルも下がって顔を小さく見せるのだそうなので茶番に付き合ってもう一枚撮ってやる。たまたま飼料米を持ってきたウェインさんも一緒に。だが、繰り返すのだがそういう茶番は一枚目を撮る前に言ってくれ。大体写真撮るのに遠近法だとか言ってる時点で20代でピチピチヤングなM子の失笑をかっている。ウェインさんがとれたてのお米を置いて行った。夕日。日が落ちるのが早い。もう秋だな。本日は未明から雨が降り、気温を一層下げた。風邪引いたチキンさんらも寒そう。キチンと風邪治せや。↓↓クリックして応援
2013.09.28
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人の心は不思議である。たった昨日まで輝いて色鮮やかだった景色が今日目覚めてみると急に色あせて白黒写真のように見えることがあるのだ。それは例えて言えばまるでラッセンの画のように見えていたものが実は鉛筆で描いたデッサンだった、というようなギャップが心の在り方次第で本当にあるのだ。そう、ラッセンがデッサンだった、 みたいな。・・・・。ハイ。ともかく心の在り方次第で僕らは赤い色が白くも見えるし、そこに確かにある家や木が全く記憶に残らないこともあるのだ。しかも厄介なことにその心の在り方は人ざまざまで本当は全く同期していない。僕が見ている雲は僕独自の色をしており、あなたが見ている雲は僕のそれとは実はまったく違う。この世は心を映す幻である。というのは般若心経の「色即是空 空即是色」の概念に近いのだけど、人はそれぞれの心にそれぞれの世界を持ち、それを安易に客観性があり普遍性があると思い込みがちである。何を言いたいのか分からないと思う。つまり、僕らは五感から得られる情報をフルにキャッチしてラジオをチューニングするように、カメラのピントを合わせて行くように他者の感覚を知ろうとしなければお互いの理解は甚だしい誤解でしかない。ま、そふいふことだ。いや、自分に自虐的に言い聞かせているんだ。さて。9月前半のレポート。いや、もう月末じゃねーか。8月後半から涼しくなった。と思ったら7月に来たばかりのニューチキンどもが風邪を引いたらしく、咳だかクシャミだかしておる。そして産卵数は激減。本来なら350個産んでるところをたったの20個、とかそんな感じだ。確かに激暑の40℃から一気に10℃くらい下がったからな・・・つーことで心配になり、家畜保健所に検査を依頼した。口内の粘膜を採り、真っ先に鳥インフルエンザの検査。もちろん陰性だった。翌日ウィルス検査のサンプリングにも来て京都の会社に検査依頼したとのことだが未だに結果の連絡が来ない・・・ひとまず先週末辺りから産卵数がすこーしずつ回復してきたので風邪が治ったのかも知れない。さて。前々回の台風が近づく前に事務所の壁と床下が再びネズミーランドと化していたので壁を引っぺがして虫干しならぬネズミー干しを実行した。壁に入られると音がうるさくて厄介なので(お陰で実は2ヶ月位寝不足だったりした)床下と壁の間の隙間を板で完全密閉。丸三日くらい壁を全面開放してネズミちゃんの気配が消えた後、台風が来るってんで泡を吹きながら大急ぎで壁を波トタンに張り替えた。板よりシックな感じになったね。そして台風が接近して大雨が降った。心配してた風の影響は全くなく、翌日にはツルッペロンと晴れた(表現方法が間違えてるような・・・)数日で草がワッサーと生えてきた。チキン運動場のフェンスに可愛らしいちっちゃな花が咲いた。いつの間にか夕日が早く沈むようになり、中秋の名月が四万十の丘の上で金色に輝いた。例えこの満月の輝きが思い込みだったとしても、僕は心にその美しさを焼きつけ夏が終わった。~9月これまでのレポート~ 完↓↓クリックして応援
2013.09.27
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9月前半のレポート。もう半分あるんだけど。でも今日はちょっと休憩する。親父の死期が近いらしい。こんなことを書くと縁起でもないと叱られるかもしれない。でも僕はその気配をうっすら感じている。だがそれには条件があるのだ。親父は今朝、夢をみたらしい。その夢には亡くなったお父さんとお母さんとお兄さんが三人揃って出てくる。親父は病室から携帯で僕にメールを送ってくるのだ。親父の既に亡くなった家族たちは親父を振り返りもせずに歩き去ろうとする。そしてもう足が悪くて自力歩行のできないハズの親父だが、夢の中で歩いてついて行こうとすると三人は振り返りもせずこう言い放った。「お前にはまだやることがあるだろ?」そして親父を残し消えてしまった。親父には既に時間の感覚が部分的に消失している所がある。僕のブログのファンである彼は未来の僕のブログを見て感想を送ってきたりする・・・われわれはどこから来たのか われわれは何者か われわれはどこへ行くのかゴッホの親友であり、仲たがいによりゴッホの耳を切り落としたという説のあるゴーギャンは遺書替わりにこの代表作を残した。死、そして食べ、生まれ、悩み・・・ということは表裏一体の出来事に過ぎず、ある次元では全てが折りたたまれ同質のものとして存在する。それはユングの言う集合的無意識、アカシックレコードと呼ばれる深層心理学から導き出した宇宙論と、デビット・ボームの唱えるホログラフィック宇宙論の交差点。オギャアと生まれあなたは普段死を意識しないで過ごしているが、でもその持ってるカードの裏側には必ずジョーカーが描かれている。人間は100%死ぬ。いや人だけじゃない。では、何のために生まれてくるのだ?↓↓クリックして応援
2013.09.24
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じゃ、9月前半レポート続きもサラッと流します雷の翌朝。快晴。ワンコたちも大喜び。二代目真っ黒なニューチキンさんも元気。と思ったが実は何故か上がる一方であるはずの産卵数が落ち始めていた。それは・・・・一週間ほど降り続いた雨。7月と8月に全く降らなかった雨。毎年異常気象が続いてるけど、この先僕らはこの変化に追いついて行けるの?農業は大丈夫?A子が、7月に新しく作った飼料庫の床が歪んできてるというので見てみると真ん中の左側が傾いているようだ。床を引っぺがしてみると・・・折れてる。志半ばで折れてる。お米をたくさん積んだりしたからさすがの10センチの柱でも4mの長さは支えきれなかったか。つーことで真ん中にブロックを置いて補強。床を支える柱全部を補強したのでこれでもう折れることはないだろう。一安心。雨が大量に降ったのでカボチャの花が一斉に咲き始めた。僕ら動物より進化した細胞を持つと思われる植物はとても柔軟で、そして我々が思うよりスピーディに環境に対応しているようだ。ほとんど8月で収穫を終え、続々と運ばれる飼料米でいよいよ我らの農場のコンテナは満載御礼となった。そういえば。例の日帰り湯、平和の湯温泉同好会の漁師のオッチャンにハネ卵とお魚さんの物々交換を申し出たら快く快諾してくれた。従って。現在は定期的に今が旬のメヂカ(宗田鰹)が届けられており、僕の物々交換生活にお魚さんでフィッシュなメニューが加わった。三枚におろします。一番上の一枚は君らに。僕は骨がない所をお刺身で頂くよ。んめぇ~そうそう、上野のイカレポートのブログで。僕が無類のイカ好きであることを恥も外聞もなくさらしたら数日経ってちょっと遅れた誕生日プレゼントが届いたのだ。福岡在住の卵のお客さん。であり、既に電話やメールで一年越しのお付き合いがある友達から。水イカの一夜干しと薄塩のウニ。水イカは四国ではモイカ、全国的にはアオリイカのことで、非常に旨い。早速炙って何もつけず食べた。本当に旨い。九州には玄界灘に剣先イカというスゲーうまいイカもいる。僕は出向で一年間久留米に住んでた時、確か唐津の国民宿舎で剣先イカのフルコースを食べてぶったまげた。だが、アレは刺身で食べるに限る。刺身だとコリコリとした食感でそんじょそこらのイカとは別格だ。ああ、禁断症状が。い、イカ喰いてぇ・・・・もう一つ誕生日プレゼント。脱サラして実家に居た一年半通った美容院のネーさんが未だにたまにブログを読んでくれていて、また卵もたまーに買ってくれる。そのネーさんからプロ仕様のセルフカットのセットが送られてきた。ブログで散髪を自分でやってるのを知って送ってくれたのだ。今回実家に戻った際もカットしに来いと言われてたのに行く時間が取れず、不義理をしてしまっていた。スマン、次は寄るから。因みに。入退院を繰り返す親父は入院の度に救急車で毎回いろんな病院に運ばれる。ネーさんの家はたまたま今親父が入院してる病室から見えるとこにあるらしい。↓↓クリックして応援
2013.09.22
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東京から戻ってからのレポートはサラッと流します。なんつったって戻ってからもう3週間も経つのだからな。あ、僕としては旅行記みたいなのが好きなんだよ、きっと。東京から戻った翌日、僕は四万十市を南下していた。そして、そこには美しい砂浜があった。土佐清水の大岐海岸です。この美しい砂浜の近くの、とある施設へ現在進行中のプロジェクトの商談に来たのだ。土佐清水でこの時期メヂカが獲れる。メヂカとはソウダガツオのことである。サバとカツオの間みたいな40センチほどしかない小さなカツオである。ま、これもサラッと流す。商談のことについてはいずれ分かる。8月の最終日。タケちゃんが精米したての新米を持ってやってきた。タケちゃんの無農薬の新米とニワトリノニワの卵の初玉セットを予約購入してくれたお客さんに9月から発送を開始するため。その朝精米してきたという作業服姿のタケちゃんの顔はワラの粉まみれのようでもある。なるべく精米したての美味しい米を届けたいと言うタケちゃんの思いが顔に表れていた。朝早くからご苦労さん。9月に入り、激しい雨が続いた。ある日の未明に近所で落雷があった。ピカピカしながら1時間以上にも渡りゴロゴロと鋭く激しい音が続いた。朝から鶏さんもずぶ濡れ。未明の落雷で二度停電した。一度目は10分ほどで自動復旧したのだが、その直後に狙い撃ちしたように同じ所に落雷。ブレーカーが上がらなくなった。朝一で四電を呼んだら案外早く10時過ぎに工事のニーちゃんがきた。50mほど離れた電柱に落ちたらしくヒューズがとんでいるから交換すれば復旧するらしい。その後も大雨の日が続いた。7月8月と全く降らなかった雨粒が9月にまとめて落ちてきた。この日は山口で記録的な大雨になったとニュースで言ってたけど、いつも見てる四万十川の川幅が・・・9月の前半は雨だらけだった。お陰で夏に伸びきらなかった草が・・・↓↓クリックして応援
2013.09.20
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四万十も昨日と今日、朝晩寒いです。じゃ、大してウケが良くないようなので上野博物館巡りのレポートはそろそろ切り上げるためにサラッと流しましょうね。本当は僕が学んだ生物の仕組みを分子レベルで多少細かく語って、それでも解せない生命の不思議みたいなことについて考察してみようと考えてたけど。ま、余り小難しくなってもイカンのでDNAとかタンパクとかそこらへんのことは写真だけでスルーしよっと。はい、↓の写真は真核生物の遺伝子からタンパクが合成される仕組みを示している。まず核内でDNAがほどけてmRNAに情報がコピーされ核外に出て来たところでrRNAにキャッチされ、mRNAの情報に基づいてtRNAが各種アミノ酸を情報通りに結合させてポリペプチド=タンパクを合成している様子です。あ、スルーするんだった。いけねお次はDNAが複製される様子。これは細胞分裂の際、つまり我々の細胞内で日夜行われている。因みに、DNAと遺伝子の違いはDNAは物質名、遺伝子はその物質を情報として捉えた時の呼び名。DNAの鎖の中には意味のある情報単位(遺伝情報)が点在しているため、遺伝子はDNA鎖の中に存在するという言い方が正しい。だがしかしこれらは単なる化学反応である。人を物質と化学反応で理解はしたものの、僕には矛盾するある事実をその時既に知っていた。それは生物なんかよりもっと単純であるはずの物理、量子力学の実験では人が観測することによって力学の実験結果が変わるというのだ。これは単純に言い換えれば、人の意思が物理の実験、例えば時速100キロで進む物体の移動時間が計測する人によって変化する。みたいなことだ。人の意思や思考は脳内の電気信号で処理されている。茂木さんがよく言うシナプスの発火というヤツだ。その電気信号が、作用するハズもない箱の中で行われる実験結果を左右するとは?そしてその実は良く分かっていない物理学と化学の無数の原理によって成り立っている我々生命を、これで理解したつもりになって良いのだろうか?と、結局ある程度言いたいことを言ってみた。さ、さっさと国立博物館の地球館レポート終わらせよっと。はい。生命の基本を押さえたところで、松ぼっくりの展示へ。小学生の頭よりでかいボックリさんがあるんだ、へぇ。お次はカブトムシ。その次は、てふてふ。大小、色形、様々。次、植物。シダ植物から水中、草、樹木と多様である。そして甲殻類。哺乳類と鳥類。生物とはなんと多様性に溢れているのか。ということ。更に過去にさかのぼり、恐竜も。ダーウィンの進化論によると、ランダムな遺伝子の突然変異と環境変化による自然選択が進化と多様性を生み出すというのだが・・・ならば同じ環境下では単一の生物だけが支配していても良いのでは?だが深海で見たように深海というかなり条件が均一な環境下ですら生物は多様性に溢れている。種を絶やさないための保険?確かに魚類だけじゃなくイカやカニも居た方が環境変化に対応できやすいと言える。ということは、結局我々生物はDNAを保持するのが究極の目的でありその配列には特に意味がないということだろうか?つまり我々生命はDNAの乗り物に過ぎないということ?ともかく、地球誕生から46億年の時が流れ我々人類がいる。だが、その間の道のりは平坦ではなかった。地球において過去5回あった、大量絶滅の危機。これはビッグファイブと言われる。一度目は約4億4370万年前で、二度目は約3億6700万年前、三度目は2億5100万年前、四度目は1億9960万年前、五度目は6550万年前。五度目は有名な、小惑星の衝突による恐竜の絶滅である。しかし恐竜はその前に鳥類へと一部進化しており完全絶滅を免れる。それ以外の四回も含めて隕石や大陸移動による火山の大噴火など天変地異によって地球上の生物はその都度70%以上もの種が絶滅したと言われる。だがその大絶滅のタイミングは実に絶妙に起きており、例えば一度目の大量絶滅ではベンド生物という三葉虫の仲間がほぼ壊滅している。彼らの生物の特徴は袋状の体節構造を持ち左右対称で扁平である。最後まで残った三葉虫がエビ・カニ・昆虫など節足動物に進化したと言われるのだが、実際は良く分かっておらず、その後このような特徴を持つ生物は見られない。生命が何故多様化するのかは実際良く分からないのだが、ただ一つ言えるのは生命はこの地球において大繁栄と大量絶滅とを繰り返してきたということである。そして六度目の大量絶滅は現在~100年後にかけて起きており、既に地球上の50%以上の生物種が絶滅したと主張する科学者もいる。その、原因は人類が引き起こしている生物圏の破壊である、と。ボクの夏休み~上野公園編~ 完↓↓クリックして応援
2013.09.18
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続きから。再び国立科学博物館へ。今度は常設展「地球館」を見ようと思っていた。熱帯の森林から始まり、生命の多様性が解説されて行く。その前に、生物とは何であるのか?左が植物の細胞。右が我々動物を含む真核生物の細胞。中央が遺伝子を格納する核。共通する構成要素の代表がミトコンドリア(縞々のソーセージ) 異なる部分の代表が葉緑体(左縦中央の米粒の入った膜)ミトコンドリアは核にある遺伝子情報とは異なる独自のミトコンドリア遺伝子を有することから真核生物に後から細菌が入ってきて共生したと考えられる。パラサイトである。ミトコンドリアの細胞内での役割はエネルギーの源であるATPを生成すること。実はミトコンドリアがなくても緩やかにエネルギーが産生される。しかしミトコンドリアがあることにより分子的に19倍も効率よくATPを生成することができるのだ。つまり、元からの真核生物にとってはミトコンドリアが共生してくれたお陰で19倍も活発に活動できるようになった。そしてミトコンドリアの寄生により真核生物は酵母のような単細胞微生物から我々人類のような60兆個もの多細胞化が可能となる。一方、葉緑体。葉緑体も独自の遺伝子を持つことから細菌が真核生物に後から寄生したものだと考えられる。葉緑体では二酸化炭素と水から糖と酸素が生産される。植物の細胞にはミトコンドリアと葉緑体が存在するが、動物の細胞にはミトコンドリアのみしか存在しない。つまり植物はミトコンドリアを獲得した後で葉緑体を取り込んだと言える。因みに葉緑体で生産された糖はミトコンドリアでエネルギーへと変換される。我々はただ、動くという理由から植物より動物の方が優れていると思ってはいないだろうか。それは甚だしく間違いで、植物は動けなくても空気中の二酸化炭素と水があればエネルギーを生成でき、生命活動を維持できる。しかし、我々は植物や他の生物が生成した糖を取り込むことによってしか生命活動を維持することはできない。ココらへん、ちょっとゆっくり話そうか。自分ってなんなんだろう?その疑問が根底にあった。僕は幼い頃、小さな昆虫を見て生命に興味を持ちファーブルやシートンなどを読んでいた。その後小学校高学年から中学を経て興味は生命そのものである自分へと向かう。その間に人の心をテーマとする哲学や心理学へと少し浮気するものの、生命を物質的に完全に理解したいという欲求が強く大学そして大学院へと進む。大学院の基礎教科の勉強では遺伝子から細胞の造り、そして細胞同士の相互作用まで生命の基礎を誰よりも熱心に学んだ。当時茶髪でナンパな外見から落ちこぼれっぽく見られていたが成績は主に関西地区の有名大学から集まった学生の中でトップクラスだった、らしい。卒業後にある学会で隣の研究室の教官が教えてくれたのだ。いや、成績がどうなんてあんまり意に介さなかったのだが、ともかく生物が面白くて熱心に勉強したのだ。そして、一つの答えを得た。自分というのは、人間というのは、他の生命となんら変わりない物質的、化学的、機械的な反応により構成され、動いている、と。つまり人間なんてエラくも何ともないと思えた。それが物質的、科学的な観点から得られた人間観であった。落としておくと。奈良先端という大学院大学は入学後の約3ヶ月で2年分の座学を終えてしまい、その後一年半を研究生活(実験だらけ)をみっちりするようになっている。僕はたった3ヶ月で生命を根底から学びたい、という大学院に来た目的を達成してしまったので後の肉体労働者と大して変わらぬ試験管洗いの実験生活とか、狭苦しいニッチな分野に特化した研究とか、には余り興味が持てずテキトーに1年半を友達と楽しく過ごした。つまりココでも落ちこぼれたのよね。ウフお陰で修士論文の評価以外優秀という異色の成績を残してベンチャー企業へと旅立つ。続く。(いや博物館レポートをね、続けるよ)↓↓クリックして応援
2013.09.16
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昨日は9時過ぎにうっかり寝落ち。後でレポートするけど、久々に大工仕事を一日中してたので疲れたらしい。それもこれも台風前にやっておかねばならなかったのだ。ま、今回も直撃は避けたので全く問題なし。じゃ、「僕の夏休み~上野公園編~」続けるよん。僕は再び上野の森を歩いていた。そして最も奥にある美術館へやってきた。女子中学生らしいギャルたちとキャァキャァ言いながら館内へ。ま、オレはキャァキャァとは言ってなかったけどな。目的はコレだ。ルーヴル美術館が所蔵する200点を超える美術品を地中海4000年の歴史を追って展観するもの。もちろん写真はNGなので一枚もない。のでざっくり概要を主観的にレポート。エジプト文明を起源とする古代ヨーロッパ文明は地中海周辺で展開して行く。地中海は温暖で良く晴れる居住しやすい風土があるため文明の発達に向いていたようだ。また、地中海は大きな湖のような閉じた環境であるため地中海周辺に広がり尽くし多民族化した文明はやがて狭い領土の奪い合いから北へヨーロッパ全土へ。そして地中海から大西洋へと向かい、更にアジアやアフリカ、アメリカ大陸へと進出して行く中で文化を多様化させていく。と、いう文明の流れの中で展開されたキリスト教を中心に据えた美術品が展示されていた。言うまでもなく芸術はその時代の中での人間の思想を表わしている。西洋文明を美術の観点から見直してみたいという方にはルーヴル美術館展、お薦めします。さて、例によって館内の冷房で冷やされブルブル震えながらお外に出てきて野口さんにご挨拶。「野口英世は細菌の研究で、ガッチリ!」 とは言ってないわな。もうちょい歩いて再びお隣の国立科学博物館へ。今度は特設展じゃなく常設展を見ようと。長くなるし、もう眠いのでおしまい(続く)↓↓クリックして応援
2013.09.15
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じゃ、「ボクの夏休み~上野編~」続けるよ。国立科学博物館の夏休み特別展「深海」のチケットを握りしめて上野公園の地下へと僕は潜って行った。エスカレーターで。ま、ボクはイカも好きだが深海にも非常に興味がある。それはSF作家が宇宙と同様に深海を舞台に作品を描くことからも人間の興味は未知なるスペースへと向かうということなのだろう。とりわけ、深海と言うのは身近なのに僕ら人類の手が伸びていないお隣の宇宙的な魅力があるのではないだろうか。宇宙人と同様、僕は地底人とか深海人とか居てもおかしくないと思っている。僕らが住むこの地表の遥か下で地底人が今、ダイオーイカを肴に晩酌してると思うととても愉快な気分ではなかろうか。さて、深海の世界へ。写真OKとのことで全部の展示とパネルをパチパチ激写して行く。この第一章は深海の環境について説明している。太陽光は水深200m以下はほとんど届かないとか、水温は冷たい(何度だか忘れた)とか、水圧はモノスゴイ(やっぱり正確な数字は忘れた)とか。その水圧の凄さを具体的に示す例として、深海に持ってった鉄球がどうなるかを展示してあった。しかも、触れる・・・はい。良く分からない人は一子相伝の北斗神拳2000年の歴史をこちらから学んでくだされ。サクッと次へ。第二章ではチッポケな人類が船や潜水艇で深海に挑んできた歴史を振り返ってます。その中でも確か最新の有人潜水調査船「しんかい6500」の一日を追ってみよう。とか、そんなんじゃなかったと思うけど取りあえず解説つけてみた。プッはい。第三章へ。深海に生きる生物を紹介。まーるい展示場の真ん中にはでっかいタカアシガニが。その周りにはお馴染みの得体の知れぬ細かったり平べったかったりする真っ白な生き物が展示されてた。ハイ次。第四章では生命が豊富とは言えない深海で生物たちはどのようにエサを獲っているのか、を解説。展示は・・・ハッ、こ、これはデンドロカカリヤではありませんかね?デンドロカカリヤ、知りません?安部公房のヤツ。そーですか。いや、正解は海底から温水がわき出てるチムニーってやつです。じゃ、次。第五章は生物としてどうやって深海に適応していったかを解説。まずは巨大化する。マッコウクジラの模型が天井から逆さ釣りになってた。小ぶりのダイオウイカさんのホルマリン漬け。うん。まずそ続いてダイオウグソクムシ。フナ虫、デカっ大王・愚息・無視。ええ、それが宜しいかと。最後。第六章の深海シアターは例のNHKのダイオウイカの映像が流れていた・・・ように記憶しているが。ま、そんな感じだ。展示が終わって深海生物写真館。そう、驚くほど深海生物は美しい。いや、この写真館の目的は実はこの次にあり、そこではいわゆる記念のお土産品としてポストカードやぬいぐるみ、今見た美しい深海生物の写真集なんかが安くない金額で販売されているのだ。抜け目ない商売してますな。と頭で分かってはいるのさ。だがやはりキンピカのダイオウイカ氏とチレーな深海生物の写真集を買ってしまったのだった。トホ館内の冷房のせいですっかり身体が冷えてしまったので上野公園を散策。だが一瞬で額に汗が。いと涼しげ。130年前に東大病院が建設されるのをもったいないと言って上野公園建設を勧めたオランダのお医者さんボードワン博士の像。動物園。そういや、幼い頃パンダが初来日したとか言うて見に来たよな・・・ゲート前で係りのオネーさんがカメラ小僧に何やら説明している。とかやってるんじゃないかと。続く。↓↓クリックして応援
2013.09.12
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私は無類のイカ好きである。とかなんとか言っても、週に一回スーパーでイカの刺身を買うくらいのもんでしょ?バカ言っちゃいけない。私がどれだけイカを好きなのかというと例えば先週一週間で、気付くと、「ああ、今日一日イカのことしか考えてなかった」という日がなんと5日もあったくらいなのだ。(働けよ)ま、そんなイカ・マニアな僕が上野駅構内で天井を見上げて口をアホのようにパックリ開けて放心状態であったのは仕方のないことなのだ。何故なら・・・天井に、イカさんが。そう、上野ではこの夏深海フェアというのをやっている。それは1月に放送されたNHKスペシャルのダイオウイカのドキュメンタリーとタイアップした企画が上野国立科学博物館で開催されているからだ。・・・その前に。僕は言っておきたいところがあった。それは国立西洋美術館。ここで「ル・コルビュジエと20世紀美術」展が開催されている。ル・コルビュジエはこの国立西洋美術館の設計者でもある。彼は建築をはじめとして画家でもあり、総合芸術を目指した天才である。と、いうことを3時間くらいかけてみっちり勉強して腹が減ったので出てきた。出てくるとフルチンで弓を引くオッサン、いや「弓を引くヘラクレス」(アントワーヌ・プールデル)とその奥に「地獄の門」(オーギュスト・ロダン)のオブジェが迎えてくれる。(あんま嬉しくない)ともかく腹減ったので上野の街をブラリと歩き、記憶をたどってお蕎麦屋さんへ。その蕎麦屋は富士そば。頼んだのはカツ丼セット。ああ、ウマくない。そばつゆがしょっぱくて美味しくない。このしょっぱさがサラリーマン時代を思い出す。当時そこそこの収入があったのだけど、僕は毎日昼はオフィスの近くにある富士そばへと通い、疲れたオジサンに紛れてカツ丼セットをかきこんだ。考えてみると、当時から僕はお金にはあんまり興味がなかった。収入よりも遣り甲斐を重視して業界でアッと言われるようなプロジェクトを立ち上げようと業界の動向や最先端技術を満員電車で揉みくちゃにされながら必死で研究してた。さ、僕にとっては美味しい昼飯を食べたらいよいよイカさんに会いに行くゼヨ。ワクワク↓↓クリックして応援
2013.09.10
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昨夜は四万十市の花火大会でした。田舎の花火大会とはいえ、9千発も打ち上げる本格的な花火大会。ま、僕は一人淋しく(?)農場でやや小ぶりの花火を眺めてました。ビール片手に。対岸の丘の上に打ち上げ花火は見えるんだよな。でも、来年は誰かと四万十の花火大会デビューしちゃうかも知れないぞ。よーし、レッツ・コンカツ~☆さて、9月も一週間過ぎたのにまだ8月のレポートやってる。いかん、幾分涼しくなってきたぞ、急げ。思いがけず僕の誕生日を妹の旦那のご両親を含めて祝って頂いた翌日。折角だからご両親に千葉らしい所を見せようということで、九十九里海岸へ。ご両親は佐賀県在住である。待てよ、千葉らしいって何だ?落花生のお花畑の中とかじゃねーのか?ま、いーか。8月の終わり、しかも月曜日の砂浜は人が余りいなかった。と、思ったらどこのヒマジンだか分からねーが若い男女の団体とか案外人がいて驚いた。月曜日のマッピルマっから砂浜であたかもウミガメのように遊んでいるとは、まったくいいご身分なもんだゼ。あ、俺もか。とは言えローニャクニャンニョで構成される池田家御一行様は昼間の砂浜をまるで何かの宗教のごとく逝ったり来たりしても全く愉快ではない。若者と言ったって30代のカップルが一組と残念なことに昨日41歳を迎えてしまったオッサンである。冷静に考えて夏の砂浜は僕らに似合わないという結論にいたり、移動することに。移動先は・・・お寺。ここなら僕らもベストマッチ。なのか?このお寺は浪切不動。九十九里浜の海岸線から8キロほど内陸に入った所に位置するのに浪切不動とは?実は縄文時代前期まで千葉県の海岸線は今より8キロも内陸にあったのだ。位置関係をマップで見ると・・・Aが今居る浪切不動。僕が引っ張った白い線がかつての海岸線。実家は赤い点で示した。緑の濃い所が現在台地と呼ばれており、縄文時代まではココだけが陸地だった。従って千葉には縄文遺跡や弥生遺跡がたくさんあるのだが、これらは台地にまとまっている訳だ。実家の周辺にも全く無名の縄文時代の古墳のようなモノが林の中に点在している。もう一つ驚いたのがこの浪切不動のお隣はかつて昭和初期まで成東館(なるとうかん)という温泉旅館があり、その温泉がラジウム温泉だったらしい。千葉にラジウム温泉があったとは。さてこのお寺は真言宗。と、言うことは・・・山門をくぐって右手にお大師像がある。その足元にはお四国が。大師像の後ろには四国八十八ヶ所札所の御神体の石碑が並ぶ。全国各地に弘法大師の伝説が残っているけど、人の心を救うために空海は日本中を歩き回ったのだな。僕らは飛行機や電車で日本全国どこでも大体その日の内に辿り着いてしまうけど、それでも四国と東京は遠いとか思ってしまう。空海は自分の足で津々浦々を歩いたのだけど、遠いという感覚を持っていたんだろうか。それとも自分の足で歩いて数週間なら近いという感覚だったのだろうか。僕がお四国1300キロを歩いた感覚から推測すると、案外近いと思っていたんではないだろうか・・・ところで、この浪切不動は名前の由来となった浪切石が存在する。正面の岩が波によって削られた証拠である。この寺の本堂はこの岩山の上に存在する。岩山は石塚の森と名付けられている。登る。そして上からは成東の街が見下せる。ここから九十九里浜までおよそ8キロはほぼ真っ平らだ。本堂は全面覆われて隠されており、お賽銭を投げいれる所だけ口を開けていた。なーに、それだけ空いてれば自称酸っぱいスパイなオジサンには充分内部が撮影できるというものよ。つーことで内部。内部は真言宗の総本山、高野山金剛峰寺の根本大塔の内部のように柱に装飾が施されてリッパだった。このお寺の正式名称は、不動院長勝寺というらしい。・・・・と、一人でお遍路気分に戻って浸っている傍らで彼らはミーハーなことに記念撮影とかやってやがる。ハイハイ、撮りますとも。この日の午後一でご両親が帰るので昼ご飯をみんなで食べてお開きすることに。ランチのレストランに選ばれたのは「ばんどう太郎」というチェーン店のうどん屋さん。坂東太郎というのは利根川の別名である。でも何故か味噌煮込みうどんのお店らしい。なんだそりゃ?味噌煮込みうどんだがや~ が、何故利根川の名前を?余りに違和感があったのと、この暑い季節に鍋焼きうどんなんか食えるか、ってことで僕は天丼とザルそばのセットを。だが、みなさんは疑いなく味噌煮込みなウドンを・・・汗流しながら美味しそうに食べて帰って行かれました。千葉のイメージおかしくなったんじゃね?ま、いいか。僕も少し遅いバスでまた東京に戻る予定にしていた。まだ少し時間があったので実家の陶芸店に寄り、母の作った作品を眺める。ああ、だいぶ上達したな。かつては縄文式土器だったものな。相変わらず夏休みには子供たちが宿題作りにやってくるようだ。・・・あの頃は親父もまだ元気でめんどくさそーに子供たちのに相手してたよな。その親父が一年ほど前から入退院を繰り返すようになった。お蔭で陶芸店の隣の園芸ハウスは荒れてしまった。僕がここで写真の練習をしていたのはたった4年前。 見る影もない。ボクの夏休み~帰省編~ 終わり↓↓クリックして応援
2013.09.08
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誕生日の前日。僕は高速バスで千葉に向かった。母と共に真っ先に親父の待つ隣町の大網病院へかけつける。以前もお話したけど親父は肝臓を患い、この数年入退院を繰り返している。特に今年に入ってからは悪化する頻度が上がった。今回は僕に実家で会うのを楽しみにしてくれていたのだけど、残念ながら一週間ほど前に救急車で病院に運ばれてしまった。肝臓がほとんど機能していないので、例えばアンモニアが無毒の尿素に変換されるように解毒作用が働いていないため尿毒症の状態になり、意識が朦朧として倒れてしまうのだ。ともかく、病院から外出許可をもらい車いすに乗せてまずは陶芸店に連れて帰る。病院では昼夜が逆転するらしく、座って暫くするとうたた寝を始める。この夜は自分の家に帰り自分の布団で良く眠れたようだ。翌朝。僕の誕生日ということで母が赤飯を炊いてくれた。41歳になるオッサンの誕生日を本当におめでたいと思ってくれるのは親ぐらいのものだろう。親父は前夜張り切ってたくさん食べたためか朝から元気がなく、点滴を打つため再び病院へ。点滴を打って暫く眠ったら元気になったようだ。また、外出許可をもらい家に連れて戻る。その夜はあるイベントが用意されていた。そのイベントとは、妹が今冬に結婚(再婚)するので相手のご両親と妹夫婦が集まり、うちの両親と顔合わせをするのだ。因みに妹夫婦は前夜から実家に戻っていた。首尾よく顔合わせが終わり、僕も疲れていたけどそれなりにお酒に付き合い深い眠りに就いた。翌朝。僕はいつもより少し遅いけど6時に目が覚め、3年半ぶりに実家の周りを散歩。特に変わってはいないが、樹木が一段と伸びている。植物は、切らなければ一年一年確実にその枝を、幹を伸ばして地上を緑で覆う。僕は実家に帰るといつも玄関の前にしゃがんで暫く佇んでいる。なんでもない景色だけど、僕の脳裏には一瞬にして30年の時を遡り、思春期と青春期のノスタルジーが甦る。残念なことにその風景は夢と同じく既にモノトーンなのだが。↓↓クリックして応援
2013.09.06
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今回もまた台風をハンドパワーで消滅。させた、マリック池田です。キテマス、キテマス、MAXキテマス。そう、僕が最近ハマってるのは復活MAXが三年ぶりに発表した新曲「Tacata’(タカタ) 」ジャーパネット ジャーパネット~ 夢のジャパネットタカタ~♪ じゃねーぞ。あ、24時間テレビで流れたらしいから知ってる人も多いのか。このMAXの新曲TacataはイタリアのDJグループのカバー曲。でも、これ死ぬほどダサい曲って一ヶ月くらい前に紹介されてたぞ。っていうか、MAX再始動してたのね・・・ともかく聴いてみて。結構ハマるから。んじゃ、続き。アグリフードEXPO二日目。あたかも東京のサラリーマン時代に戻ったようにビルの間を抜けシャキーンと出勤。シャキーン、シュキーン!・ ・ ・ 。なんとビッグサイトのお隣のブースではジャパン建材フェアなるものが開催されている。イキテー。サボってイキテーこの日はアグリフードのステージでは出展者プレゼンとかをやっていた。なんかロン毛を後ろで縛ってポマードでギラギラしたJAのおっちゃんがホエー豚のPRをしてた。 ホェー? ってなもんだ。僕もこのプレゼンに応募したかったんだけど申込みが締切に間に合わず断念。現代日本農業の抱える問題についてアツく語りたかったんだが。そういや、今回の出店で驚いたのがもう一年半前にもなる例のプロフェッショナルを観ていてくださった方が数多くブースを訪ねてくれて中には一緒に写真を撮る人もいた。お隣のテキトーY氏こと八尋社長もそう言えば観てたよ、と二日目に言ってた。この八尋氏は開催前日に僕が、現代の卵の価格は間違っている!とアツく語ったら共感してくれた第一人者でもある。そしてうちの卵を高いと言ったお客さんに対し横から、高くないです!とか応援してくれた。一緒になんかやりたいよね、八尋さん。左がテキトーY氏で右が彼が経営するレストランの共同経営者でマドンナの公門さん。二人ともお世話になりました。そして反対隣のブースでお世話になった、高知県は香南市香我美町のブランドみかん、山北みかんの小田農園から来た田村さんご夫婦。山北みかんって僕は20年以上前から知ってたんだけど、横で話を聞いてたら知名度がそんなに高くないらしい。ウソだろ?YKYMみかんとかEHMみかんより旨いぞ。南国だぞ。この二人は社長の弟さん夫婦でとっても仲良し。アグリフードの後二人でディズニーランドで遊んで帰ると言ってた。楽しんだかな?色々ありがとねーさて、現在開発中の加工商品のマーケティングとしては充分な手ごたえを得られた展示会であったのでひとまず満足とするか。おまけに養鶏関係の新聞とか雑誌とかに取材を受けたりもして。ちょっと意外だったのがブログを読んでいる関係者が結構いるらしい、ということだ。普段はあんまりコメントないけど、ま、みんな陰で応援してくれてるんだ。そう思えたのでとても心強かった。書いてる側にとってはコレが面白いのかつまらないのか、反応が全く分からないから結構独りよがりになったりするもんだ。帰りは豊洲まで延長されたゆりかもめの東行き方面に乗ってみた。これが見たかったんだ、築地市場の移転先、土壌汚染がヒドイという埋め立て地。ガラス工場の跡地で汚染されたらしい。あの白い巨大なテントの中で何やってんだか・・・この夜は例によって卵のお客さんやらブログの読者やらで新宿で飲み会。今回は前の会社の同僚で関東で出世してる旧友が来てくれた。(写真なし)宿泊した池袋のホテルに向かう途中、駅前の雑踏でこんな写真が撮れていた。僕の背後を撮ったみたいだけど撮影した記憶なし。多分何か違うものを撮ろうとしてカメラが反対向いているのに気付かず背後が撮れたと思われ。しかし東京の人は違う格好をした人たちがたくさん集まって同じ方向に歩いているのにみんなソッポを向いている。いかにも東京らしいな。一人ぽっちは寂しいけど余り近づきすぎて欲しくはない。人間は心の距離をフェンシングの間合いのごとく測りながら生きようとする。それはユングの言う、心にペルソナをつけたり外したりして生きているからだ。本当の自分。仮面を外してそれを見せることができれば、雲の上の自由が掴めるのに。孤独死は人が多い都会で多く起きている。↓↓クリックして応援
2013.09.04
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はい。今日は写真メインでサラッとレポート。続きから。アグリフードEXPO第一日目。展示会は朝10時から。なのでいつもよりゆっくり起きてと言いたいところだが無駄に朝6時に目覚めてしまい暫くモーニング読書。やることもないので朝風呂にゆっくり浸かり朝食をとり、9時半過ぎにようやく出勤。300mほど離れたビッグサイト(東京国際展示場)に向け、大塚家具のサラリーマンたちと歩いて行く。まるで公園のようだな。そして整然としたビル。再度言っておくが、ココは僕が生まれた40年前は海の上だ。そして東京のごみの山になり、その上にチョロッと土を被せて埋め立て地になり、その上にコンクリートでフタしてパンパンして今に至る。ベッグサイトや。この建造物は20年くらい前に流行ったピラミッドパワーに影響を受けていると思われ。そして内部へ。ズラッと群れ受付嬢たちが迎える。でもそんなたくさん要らんでしょう?ブースに着いたら机の上のディスプレーをセッティングして完成。この、「大変ヒマなので話しかけてください。」なヤツのお蔭で何人も笑いながら話しかけてもらった。案外こういう小賢しい仕掛け効くんだよ。サンプルも展示して。戻ると隣のテキトー社長こと、テキトーY氏が真面目にディスプレーをセッティングしてた。ん?更生したのか?あ、今更遅いけど僕と関わるとオモシロおかしくイジられてブログのお笑いキャラになるので注意してくださいな。開会式。例の農業俳優で売ってる長嶋なんとかさんも来てた。俳優オーラが全くないような・・・・・・・と眺めていると、その二つ右に座ってるいるのはもしや「歩く百億円」こと吉川社長ではないのか!なんだ、ソックリさんか。僕は一人ぽっちのブースなのを見て憐れんでくれた日本政策金融公庫の高知支社の方が留守番しててあげるから見学逝っといでと声をかけてくれた。高知支社に融資関係の話で以前お世話になっている。てな訳で晴れて会場を回ってみた。大手生産者の卵のブース。受付嬢が居る。卵黄を洗濯バサミで挟んで吊るしたディスプレーが中央にあった。それを見て僕は卵が絞首刑になっているようで目を伏せて通り過ぎた。しかし、卵に爪楊枝をぶっ刺したり指で摘まんだりする写真とかをよく見かけるのだけど、それと卵の鮮度・美味しさ・価値と一体どんな関係があるのだろうか?科学的な根拠は全くないのでそんな見かけ倒しのディスプレーには気を付けてくだいね。暫く歩いていると人だかりが見えた。テレビカメラなんかも数台狙ってたりして何事かと思ったら農林水産大臣がいたのだった。ふーん。実はこの時まで農林水産大臣がこの林さんであることを知らなかった。全く興味なし。しかし正規のブースでは試食が可能なためあちこちで試食用に温めたり焼いたりしていい匂いがプンプンしてた。焼肉ジュージューしてるし。たくあんの缶詰なんてのもあった。どういう意図で缶詰にしたんだろ?それに引き換え我らのチャレンジコーナーは・・・狭いし試食禁止だし会場の隅っこだし、な感じで人の流れが少ない。活気がない。たまたま人通りが多い僕らのスラム街。でも、いいのさ。僕らは虐げられた者同士の連帯感、いわばスラム街の団結がありみんなで結構ワイワイやって楽しんでいるのだ。会場を見て回って帰って来るとお隣のテキトーY氏が珍しく真面目に接客していた。このY氏こと八尋さんは、実は農業生産法人をはじめとして直売所やレストランなど3つの会社を経営するヤリ手経営者だ。ま、だからと言ってテキトーなことには変わりないのだが。続く↓↓クリックして応援
2013.09.02
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続きから。僕は東京に向かう機内で高知龍馬空港の小さな書店で出会った書物を一心に読んでいた。その本は高知のあるユニークな経営者について書かれたものである。「経営」という二文字に対しアンテナが立っているビジネスマンならどこかで聞いたことがあるかも知れない。それほど日本のビジネス界でも注目を浴びている人物が高知にいたのだ。その名は横田英毅氏。ネッツトヨタ南国というトヨタ車のディーラーを経営する社長である。僕もこの名前をどこかで聞いたことがあった。だが、所詮車のディーラーだろう、くらいにしか思っていなかった。その書店でもまず目に入ったのは7/31に発売されたばかりの横田英毅氏自身の著書「会社の目的は利益じゃない」このタイトルに少しだけアンテナが反応した。最近ずっと経営について考えていたからだ。でも一旦スルー。その隣に目を移した瞬間アンテナ三本総立ちとなった。そのタイトルは、~「教えないから人が育つ」横田英毅のリーダー学~ 天外伺朗天外伺朗氏といえば僕がこのブログ内でも何度か紹介しているメンタル、或いはスピリチュアルな本を書く元ソニーの異端な技術者、土井利忠氏のペンネームである。この時はタイトルだけを見て手にとり、著者とまえがきをサラッとみて即決。真夏の空の旅のお供となったのだった。その内容に少しだけ触れる。横田氏は高知の資産家に生まれ大学を出て3年くらいサラリーマンを経験し、父親が起こしたトヨタの販売店の副会長、実質的な経営者になった。こんなボンボンな経歴しか持たないので普通ならうまくいくハズがない。だが横田氏の場合人間性というか精神性というのか、非常に成熟した持ち主だったため独自の経営理念「全員社員を勝利者にする」によって優れた社員を育ててきたのだった。その経営方針は、現在日本で主流の成果主義に見られる合理主義経営、の真逆である人間性経営。上意下達ではなく本人の内発的動機を大切に、人間性を尊重して経営して行くというものだ。これは僕も自分がサラリーマンだった経験から考えていた経営方針に近い。だが一つ大きく異なるのは、採用時点でとても厳密に丁寧に優れた人材を選び抜くというのだ。目的が会社の理念と一致した人材を採用すれば後は彼らが働きやすいような環境を整えてやれば優れた人材に育つ、という訳だ。僕は人間というのは誰でも性善説を信じて褒めたり言動を認めて行けばいずれ燃えるような意志とまっすぐな情熱で突き進むようになると信じていた。のだが、最近その信念が揺らぎ始めてもいた。だから僕は経営についてここしばらくずっと悩んでいたのだ。そしてこの本を読んで思った。ニワトリノニワは創業したての吹けば飛ぶようなアグリベンチャーである。そんな創業時期に人を育てるなんて悠長なことを言っていてはいつまでも軌道に乗らないのではないだろうか? と。そんな次第で僕は右腕となるような相棒を募集することにした。雇用とか経営パートナーとか共同事業とか、コラボレーションの形は問わない。ニワトリノニワの目的は一つ。誰もが幸せになれる社会を実現すること。そのために農業主体の半農半芸的なコミュニティを作りたい。幸せの原点は食にあると考えるからだ。そして余裕のある農業スタイルを可能にするために、四万十のブランドを確固たるものにする。そのために都市部への拡販ができるパートナーやネット販売をガツガツやってける強力なパートナーを欲している。従属する必要は全くない。できれば独立したままで対等にお互いを尊敬して付き合える関係が望ましい。従業員が希望ならウェブデザインができる人が希望。もし、一緒に日本を変えてやろう、くらいの勢いがある人が居れば一報ください。と、なんだか分からない方向に話が逝ってしまったな。ともかく横田氏の経営方針は、なんだか社員に嫌われてる気がする・・・という経営者やこれから事業を起こそうと考えている方には一度触れてみることをお薦めします。さて、東京出張レポート 「おら東京さいぐベシ2013真夏編」 を続けましょう。(そんなタイトルだったっけ?)チレイなスッチーさんが微笑んでくれるので(もちろん勝手な思い込みだが)楽しい空の旅だったのはいいが、いかんせんハーフパンツでは寒い。四万十では夜寝る時以外全く冷房とは無縁な生活を送っている僕は今回の出張で思った。都会の夏は寒い、と。建物の中はもちろん、乗り物もほとんどクーラー効き過ぎ。ハーフパンツで2時間居ても寒くならないくらいの温度でもいいんじゃない?都会は電力会社のマーケティングに落ちている、と思った。羽田からめんどくせーからバスでお台場へ。すると・・・・お台場の交差点を群れギャルたちが歩いている!オーお台場変わったな。僕の記憶にあるお台場は、夏でもカモメくらいしか横切っていない寒々とした光景の10数年前。冬なんてまさに、ヒュ~ルリ~♪ と森昌子が歌ってる感じだったはずだ。それもこれもコイツができたからだな。ま、昔は確かここらは夢の島とか言ったんだよ。ゴミの埋め立て地。関東大震災とか来たらスンゴイ凄惨なことになるんじゃないの?怖っつーことで、ビッグサイト到着。この日は展示会前日で会場設営時間が13-17時である。僕は飛行機の時間があったのでギリギリの16時半頃ブースに到着。ところが両隣さんがいらっしゃらない。しかしニワトリノニワのプラカードの前に机も椅子もない。仕方ないので隣の隣さんで熱心に見事なディプレーを作っている長崎から来た「しあわせしいたけ」のサンエスファームの社長さんに机とイスはどこですか?と尋ねてみた。ここのチャレンジブースは狭くて何にも用意されてない。机とイスはゴンドラに乗ったままそこらに放置されていた。あたかもスラム街のように雑然としている。ともかく机とイスを引きずってきて立てグッドなタイミングで到着したカタログを開封し、ポスターを貼ることに。これがニワトリノニワ初の本格的カタログ。印刷だけ外注。机の前面ポスター。うん、目立っとる。背面のポスター。いいんでないかね。「日本のサラリーマンは捨てるために働いている。」というのは、このブログでも随分前に紹介した日本の食糧事情について述べている。即ち。年間食糧を5800万トン輸入し、1940万トンを廃棄している。実に1/3を捨てている訳だ。そして廃棄量の半分1000万トンが家庭から。額にして11兆円分。これは日本の農水産業の生産額とほぼ同額。その処分量に2兆円もかかっているのだ。つまり、日本人は食べ物を輸入して捨てるために税金を払っているようなものだ。という皮肉である。このインパクトのあるフレーズに気づいて話を聞いてくれた来場者も結構いた。ところで左隣りの福岡のグリーンハンドの社長氏が17時を回った頃ようやく登場した。手ぶらで。そして何もない所に机を組み立て折りたたみイスにどっかりと座って一言、「うちはなんにもないのかね?」知らんわ。思わずこのテキトーなオッサンに初対面ながらツッコミを入れた。この時は6,7歳くらい年配だと思っていたのだけど、フェースブックを見たら僕の一つ上だと判明。その後30分くらいこの初対面のテキトー社長氏と冗談話に華を咲かせてこの日は近くの高級ホテルにチェックイン。深夜。北西の空がゴロゴロと不気味に響いてはピカッと光っていた。明日から楽しくなりそうだ。(続く)↓↓クリックして応援
2013.09.01
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8月21日。出発の日の朝の空は青く輝いて見えた。未明に一時雨が降ったので空に舞う塵が落ちたのだろう。そんな瑞々しい緑に送られて僕はまたちっぽけな中村駅にいた。また電車の旅だ。電車の旅はいい。いつも本がお供する。この時読んでた本は「平成娘巡礼記」ごぜ三味線の演奏家である著者が三味線片手に四国八十八ヶ所を歩く巡礼の旅日記である。ま、面白いかどうかというと、ボクがお遍路を終えて実家に戻ってから書き直した「もう一つのお遍路日記」の方が面白いんじゃないかと思われ・・・・今現在3年前から高知市内でストップしたままだけど。はい。ヘンな冗談はともかく。特急で中村⇒高知駅、バスで高知駅⇒高知龍馬空港、と二時間半の旅でしっかり読書をした後空港内のレストランで乱恥!いや、ランチです。カツオのタタキの老舗で高知では有名なお店に入りタタキ丼とやらを無視してカツ丼を注文。男はやっぱカツ丼でしょ?僕の名前とおんなじ店。箸袋に「高知で一番土佐らしい」とか書いてるんだけど、土佐らしさってなんだ?土佐らしいカツ丼ってなんだ?さて、本日高知龍馬空港は見事な晴れ。風はやや追い風。距離が伸びそうです。僕らは位置について~♪と、飛びます!飛びます!いよいよ飛びます! チャー・シュー・メーン (あ、古っ)に、しても。着るものに無頓着な僕の格好は暑いので、はだし・サンダル・半ズボン。リゾート系だ。ワーイこんな格好でまさかビジネスに向かうとは目の前のスッチーさんとて思うまい。シシシ・・・(人の裏をかいてやったという無意味な優越感の笑い)続く。↓↓クリックして応援
2013.08.30
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四万十に戻りました。出張に来ていつも思う。たまには四万十を離れ農場を遠くから眺めてみると極めて冷静に客観視できる、ということを。そして何故か旅の始まりにいつも同じ場所で、ある出会いがあり達観への入り口の役割を果たしてくれるのだ。その場所は何故か高知空港の中のわずか5、6畳程度の小さな書店。この旅も新刊しか置いていない小さなこの書店での出会いからスタートする。続きは後でレポートの中で徐々にお話して行こうと思う。だが、一つだけ言っておくとこの旅で僕はこの組織におけるある決断を下すことを決めた。その決断における選択はまだしていないが決断することだけは決めた。この決断はニワトリノニワが組織としてどこへ向かうかを左右するものとなるだろう。きっかけとなった小さな書店での出会いとは・・・↓↓クリックして応援
2013.08.29
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突然ですが、私の大好物は何でしょうか?・・・・・・・「オヤジギャグ!!」ちっがーう(怒)正解は、コレです。イカっす。つーことで僕は今上野に滞在中。なんで上野でイカなの?と思った方は悶々と僕がブログ更新するまで待つか、或は自分で調べてみるのが宜しいでしょう。では (オレってば、チョー淡白)東京ライフも今日まで。明日四万十に戻りまーす。(台風くんなよ)東京バイバイ (^_^)/
2013.08.28
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お久し振り。アグリフードEXPOは昨日で終わり。私が宿泊したのは今を時めく(?)お台場は有明の高級ホテルでした。多分単独に予約したら1万円以上のビジネスホテル。出張パックで格安なの。が、しかしそんな高級ホテルにおいてまさかの無線LANが使えず、折角シンドイ思いでPC持ってったのに使えませんでした。ンニャローま、たまにはパソコンやネットから解放されて21時とかに寝るのも良いものでしょう。という高級ホテルならでは深ーい思いやりを感じました。と、嫌味を言ってみた。だってお蔭で深夜に目がパッチリ覚めてしまい夜が白み始める頃にはぐったりダルダル。ダルダルメシアン化された状態で展示会に来場されるオジサマ・バイヤー達に笑顔を振りまいていたのでした。アチッさて、その展示会のレポートはまた改めて時間がある時に。しっかし、たまたまうちのお隣のブースの福岡のシャチョーさんがスゲーてきとーな人でオモロかった、ことだけをお伝えしておこう。僕も大概普段テキトーな人間だと言われるが僕の5倍はテキトーなスーパー・テキトー人間だった。ま、負けたゼ。いと悔しか。ところで、ただ今は実家で経営している陶芸店にいる。実家とお店は車で10分ほど離れている。お店といってもほぼ趣味でやってるだけ。入院中のオヤジも帰宅許可をもらって病院から連れてきた。今晩、妹とそのフィアンセが沖縄からやってくるらしい。
2013.08.24
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この数日とても忙しかった。それは明後日22日から二日間東京ビッグサイトで開催されるアグリフードEXPOに展示する準備をするため。今回ニワトリノニワでは初めての食品展示会への参加となるのでアレやコレやらを全部準備せねばならないからだ。曲がりなりにも前々職の商社では年間5回くらいは展示会に立ってプレゼン等々をやっていたので少しは要領が分かるつもり。カタログやらポスターやらディスプレーや陳列を全て考え、ちょっと仕事がレイトなお坊ちゃま君、麦わらのシリをひっぱたきながらなんとか今日までに準備を整えた。僕がブースを出すのは一般向けの広いブースではなく、チャレンジコーナーとかいう1/4サイズのちっこいスペース。だから余計に工夫が必要。なんつったって並サイズの展示スペースは94500円也もするのでとても手が出せやしない。僕の借りるのはサイズは1/4なのに何故かお値段は1/3という理不尽な価格設定となっている。だが、3万円で展示できるなら・・・という何とも出展者心理を突いたニクイ演出と言えよう。クソゥ因みに主催は日本政策金融公庫である。今朝。朝ワンコたちと自然の中を散歩してるとつくづくこの仕事はいいなぁと思う。趣味と仕事が一体化した感じ。ホンとはこれが自営業で家族で経営してればもっと楽しかろうと思うのだが・・・・次に繋がる誰か、或いは何か、のために今はもうちょっと組織で頑張らねばならぬ。さて。今日は黒潮町の米農家二軒から新たに飼料米が運ばれた。コンテナから先日A子が昨年の米を全部運び出した後、既に入っている新米が倒壊していた。のを朝から麦わらと米農家さんとで汗だくになりながら積み直したりしていた。今日もアツい。その後明日会場へ配送する荷物を整頓して持って行く資料やデータをノートPCに入れたりしてたらアッという間に夕方。平和な湯温泉同好会(何度も言うが勝手に命名した)のオッチャンらと今日は暑かったゾー、な挨拶を交わし帰ってからはヒヨッコたちとスイカ同好会の宴会。してたらまたアッちゅう間に日が落ちて行き、東から月がポンと出た。つい先ほどまで満月間近の冴えた月が雲間から大地を青く照らしていたのだが今は隠れ、天の恵みが静かに屋根を叩いている・・・暫く東京で仕事やら飲み会やらヤってきます。戻るのは来週半ば。父が入退院を繰り返している実家にも帰ります。ブログは元気ならホテルや実家から更新することでしょう。明朝出発します。では。↓↓クリックして応援
2013.08.20
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昨日の未明に屋根を叩く音がした。久しぶりに聴くその音にどれほど安堵したことか。目覚めると音こそしなかったが霧のような雨が天からゆっくりと降りていた。そして西の空を見上げると・・・レインボーだ。レインボーがボーボーだ(何が?)虹はあっちゅう間に消えた。雨もあっちゅう間に止んだ。地面が湿ったお蔭でかなり涼しくてチキンさんたちも喜んでお外で遊んでる。恵のアレだ。牧草が濡れている。その後は曇りがちで比較的過ごしやすい天候だった。暑さのピークは過ぎたな、と夕方日帰り湯でドカタのオッチャンらと挨拶した。雲の多い夕暮れ。日が暮れチキンさんが鶏舎に入った後、そっと運動場の扉を閉めた。夜、月が明るくなる頃には雲が晴れた。明日はいよいよその時だ・・・今朝は晴れ。昼前、午後からの予定を前倒していよいよその時がやって来た。チキンさんらの卒業式。今回は3代目と4代目の後藤もみじ。昨年の冬にケモノの被害が多かったので3代目を単独で廃鶏にせずに4代目と一緒にして飼っていたのだ。業者が3人来て途中休憩し、また麦わらとA子も手伝いながら3時間かけて完了。誰もいない鶏舎。今朝までコケコケっとうるさく鳴いたり、走り回ったり喧嘩してたのに・・・何度経験しても空っぽの鶏舎を見るのは哀しいな。雲の多い夕暮れ。日が沈むほんの少し前。ニューチキンさんらと一緒に寺尾さんからもらったスイカを食べる。チキンさんはスイカが好きらしい。赤い部分をあっという間にツツキとってしまう。お前らも一年後には・・・。人間に飼われなければ5年以上は生きたことだろう。だが、そもそも生まれてもいないのか。家畜ってなんだろ。農業ってなんだろ。生きるって、生かされている、って。↓↓クリックして応援
2013.08.19
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今日はこむつかしいことは抜きにして久々に写真でレポート。あさ。午前中。パートさんが悲鳴を上げるので見てみると・・・空ちゃんがウサギさんを獲ってきた。しかし、どこかで食べてきたのかクビがない。ヒェ~先週までに、今年もお米農家さんから早稲品種の飼料米がボチボチ届き始めた。だが昨年のお米が全部で90袋くらい残っている。今年のお米と混ざるといけないのでA子にコンテナに置いてあった昨年度の飼料米を全部飼料庫と倉庫に運んでもらった。ヘロヘロになっとるぞ~本日70袋弱をほぼ一人で運んだ。70×30キロ≒2トン弱。 大したもんだよ。さて、突然だが。とか言いながらちょろっとドアを作ってみた。キラーン☆第一鶏舎の運動場側用のドアだ。コレ、去年だかの台風の時に壊れちゃったんじゃなかったかな。あっちゅーまに取り付け。。コレは蝶番を使った開き戸。今回は壊れないように内側に引くタイプ。我ながら扉作るのうまいもんだ。しかも大工仕事がテキトーなもんで開口が斜めってたり歪んでたりするのに合わせてドアを作ってる。もうこうなったらボクは自分のことをドア師と呼ぶほかないな。オーダーメード扉承ります!ってなモンだ。ヨッ、大棟梁。さて、2日くらい前に浄水器が動かなくなってしまった。浄水器のメンテナンスなんてしたことないよ・・・と思い込んで販売元に連絡し代替部品を送ってもらった。でも、よく考えたら浄水器って言ったら熱帯魚飼ってた時の水槽につけてたヤツ、アレ浄水器って呼んでたような・・・てな訳で分解してみた。酷く汚れていた。ので水槽の浄水器と同様、フィルターを出して洗ってみた。もう一年半も使ったものな・・・・すると真っ黒い容器とばかり思っていたのが実は半透明であることが判明した。早速取り付けて動かしてみると新品同様に水が勢いよく出るではないか。ああ、これでオレは浄水器のメンテナンスもできるようになってしまった。ま、誰でもできるのだが。夜の第二鶏舎番の月にまぁまぁ冷たい水を汲んでやったら・・・月のプールにされてしまった。そーか、気持ちEか。夕暮れ。そろそろ月が太ってきた。来月はもう中秋の名月か。日も30分くらい短くなったものな。↓↓クリックして応援
2013.08.17
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暑いな。でも今日はこの一週間ほどで一番過ごしやすかった。ようやく気温が35℃を下回ったようだ。さて、今日は終戦記念日。昨日の夜、僕はNHKスペシャルを見ていた。その番組のタイトルは「従軍作家たちの戦争」内容は日中戦争及び太平洋戦争における日本国軍によるメディアコントロールの実態に迫ったもの。日本国軍は作家を戦争に駆り出し、軍にとって都合の良い一方面からレポートを書かせ朝日新聞に載せた。作家は文筆料で釣られていたらしい。そしてメディアにあおられていた当時の国民にもてはやされ、人気作家となって行った。今更言うまでもないことだけど、日中戦争は中国を植民地化し日本は戦争の勝者としてありとあらゆる無法を働いた。それはいつの時代もメディアから情報が削除される醜い部分なので僕らは余りよく事実を知らない。そのため、中国や韓国が未だに日本を嫌うことをちょっと不思議に思っているくらいだ。だが、注目すべきはあの時代から政府によるメディア戦略というものが存在したのだ。あれは昭和12年当時だからメディアが即ち文章であり作家そのものだったのだが、現在ならどうだろう。僕は間違いなくこの時代にはもっと巧みに政府は国民をマインドコントロールしているに違いないと思うのだ。テレビ然り、SNS然りである。エジプトで起きたアラブの春なんかも本当に民衆が起こした革命なのだろうか?或いは、陰で、アメリカが?石油に代わるエネルギーとして注目されているシェールガスがアメリカの地下に大量に埋蔵されているらしいね。うん、エジプト情勢が不安定でそういやガソリン価格上がってるよな・・・とか。我々が自分の意思で、ある社会運動に参加していると思い込んでいるものも、実は裏で戦略的に仕組まれ、つまり我々はマインドコントロールされているに過ぎないのかも知れない。ことを今一度疑ってみた方がいいかも知れぬ。理由や根拠も実は曖昧ながら消費税が上がるとか言われて特に緊急でもなかったのに慌てて車買ったりマンション買っちゃうような人、大胆金融政策が発表されてどこぞの株価が上がったと聞いて株を買いに走っちゃうような人、とか。大丈夫?日本がこれ以上経済発展したら世界は破滅する速度を早めるのは明らかだろう。ならば僕のように、「はぁ、アベノミクスだ? 安倍の耳くその間違いじゃね?」とか言ってる方が健全だとは思わんかね。はい。じゃ耳くそほじくりながら今日のレポート。今朝。最近朝の空気が埃っぽい。そして昼過ぎに必ず、西からゴロゴロ言いながら分厚い積乱雲がやってくる。今にも降り出しそう、と期待して待つのだが一向に降らず・・・という肩透かしを3日連続でくらている。今年は梅雨から雨がとても少ない。あろうことか雑草の代名詞、悪条件に強いはずのセイタカアワダチソウが枯れ始めている。それもそのはず。7月、梅雨明けしてからの過去の天気を見て納得。7月の高知の天気。6月は・・・カラ梅雨だった。雨が降らないから特に果樹は実が大きくならずに困っているらしい。そうだよな。午後遅く。寺尾さんがハウスで採れたスイカとキュウリを持ってきてくれた。スイカは直径40センチもある立派なもの。でももう秋の植え付けに備えてハウス内を熱処理によって殺菌消毒するから全部処分するらしい。農家は常に季節を先取りしている。予想と現実、原因と結果がそこにある。リアルとは何か。南方のベストポジションで低気圧が発生している。↓↓クリックして応援
2013.08.15
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本日も無事40℃越えました。四万十市は昨日観測記録を塗り替え史上最高の41℃を記録。今日で4日連続で40℃越えも記録更新中だとか。うん、このまま行くと12月頃には50℃越えるな。そして来年の今頃、オレはサウナに通う必要がなくなり、風呂代が浮く・・・しかし40と言えば。日本の食糧自給率が3年連続で40%に届かず昨年も39%。僕がはじめて食糧自給率に危機感を持ったのが2004年のこと。当時も自給率に危機感を抱くニュースが盛んに流れ政府も食糧自給率を10年で50%にするとか確かそんなデカいこと言っていた。だがそれから9年間も経過したが事態は更に改悪し自給率は1ポイント下がり39%になってしまった。だが、まだ日本人は食えている。だから一向に危機感が浸透しないのだろう。でもむしろ食糧を輸出していた大国中国が経済発展し、国民が急速に都市化して農地を手放し都会の住人になっているため食糧危機になりつつある のだ。更に、経済発展すると穀物中心の食生活から肉食へと遷移する。日本人もこの半世紀でアジアで最も早く肉食へと食文化を変えた。そうなると発展途上では主食であった穀類が家畜のエサへと流れることになる。そして食糧自給率を下げた。今、その変化は日本の人口のおよそ10倍の中国において急速に訪れている。人間の欲求は国境と人種を超越して共通している。グローバルに経済的な流れを見る限り次は東南アジアが資本主義の餌食となり、経済を発展させることは間違いないだろう。アジアの人口は中国とインドを除いても15億以上もあるのだ。この国々が経済発展を遂げ、肉食化し、農業人口を減らしたとすると・・・日本人は食糧自給率40%未満のままでいつまで危機感を行動に移さないつもりだろう。↓↓クリックして応援
2013.08.13
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昨日サウナで漁師のオッチャンが「日本一だとよ」と教えてくれた。そ、そんな情報要りませんけど・・・・だが本日は昨日を上回る最高気温で、なんと40.7℃!国内観測史上4位でございま~す♪って釜ゆで地獄かよ。まさに、死・満・都。 ハレルヤ、シマント☆彡でもボクは毎日サウナで100℃の灼熱地獄を30分以上も耐え忍んで嬉々としているからホンの40℃なんて涼しいモンだ、ゆで卵もできやしねーゼ。なんて、うそぶいておこう。あつっさて、暫く前の話になるが事務所兼飼料庫兼倉庫の増改築なカーペンター・ダイアリーを完成させてしまおう。じゃ、続きから・・・・あ、コレは新飼料庫の壁をやっつけてた所だった。8/3だったな。旧飼料庫の屋根に使われてた波板をリサイクルして切ったり貼ったりしながら壁を完成させた。次はドアだ。もう慣れたもんで30分でドア一枚くらいできるツーノ。飼料庫なのでエサの出し入れがしやすいように引き戸にせねばならない。ホームセンターで埋め込み式の滑車を買ってきてドリルでテキトーに穴をホジくって釘でトントンしておしまい。チョロイ。もちろんレールになるようドアの上下の枠はあらかじめ作っておいた。ひとまず、飼料庫も完成。どーよ、これ。廃材とか使ってるからキタネーしツギハギだらけだしロクな設計もしてねーから歪んでたりするけど、ナニカ?早速移転した。移転された側。ココは後で色々置かねばならないモノがあったりして一時的にほぼ空っぽ。7月の頭から始めて丁度一ヶ月で成し遂げた偉業は、○第一鶏舎の増築 ○倉庫と飼料庫の屋根改修 ○洗卵所の床と屋根改築 ○新飼料庫の移築 で、鶏舎40平方メートルとその他82平方メートルで合計122平方メートル分。大したモンやろ。しかも全行程一人だし費用は材料費だけのたった20万円足らず。もし大工に頼んだらヘタすりゃ200万コースだよ。エライわ、オレ。さて、僕は基本的に建築に釘は使わない。木ネジという木に打ちつけるネジを使う。理由は電動インパクトドリル(インパクト)で簡単に打ち込めるから単独作業ではこれは欠かせない。また、インパクトで一瞬で抜けるから改築する際も容易なのだ。てな理由からインパクトを多用しているのだが、先日2代目のインパクト様が退役なさった。このインパクトは農場を始める時、第一鶏舎を建設中に1代目が退役なさったのでホームセンターで1万ちょっとのヤツを購入して来たのだった。因みに初代は8千円くらいのホームセンターで一番安いヤツを実家のハウスを解体する際に購入。さすがにそのクラスのヤツはサラリーマンのお父さんが日曜日にちょっとイスを作っちゃうくらいにしか向いてない。つまりちょっと使ったらガタがきた。ブッシングという部品が簡単に摩耗して使い物にならなくなったのだ。次のはリョービの素人向けのヤツ。1万円くらいにしてはしっかり使え、第一鶏舎と事務所と第二鶏舎建設時に大いに役に立った。だが、いかんせん素人向けなのでバッテリーの容量が1300ミリアンペアしかなくて新品時でも一時間くらい使ったら空になった。その経験を踏まえ、三代目をネットで選んだ。メーカーはまたリョービ。スペックの割に安いのだ。今回のはバッテリーはリチウム電池で容量が3000ミリアンペアもあるので全然充電要らない感じ。よしよし、やっと玄人向けの道具を手に入れたぞ。こうなりゃ、絶対オレは家を自分で作る!飼料庫の床は一時ヒナ子の隠れ家に。アツいもんな、しまんと。↓↓クリックして応援
2013.08.10
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はちよん遠征もうちょっと続きます。8月4日のカウントダウンの翌朝。日曜日。僕は日本三大ガッカリの近くに宿泊していた。はりまや橋である。この橋は高知の民謡、よさこい節に出てくる国霊場31番札所の竹林寺のお坊さん、純信とお馬の悲恋物語の舞台として有名。よさこい節(高知県民謡) 土佐の高知の はりまや橋で 坊さん かんざし 買うを見た ヨサコイ ヨサコイ御畳瀬見せましょ 浦戸をあけて 月の名所は 桂浜 ヨサコイ ヨサコイ土佐の名物 珊瑚に鯨 紙に 生糸に 鰹節 ヨサコイ ヨサコイ孕の廻し打 日暮れに帰る 帆傘船 年に二度とる 米もある ヨサコイ ヨサコイわしの情人は 浦戸の沖で 雨にしょんぼり濡れて 鰹つる ヨサコイ ヨサコイ土佐はよい国 南をうけて 薩摩おろしが そよそよと ヨサコイ ヨサコイ純信とお馬は20歳も離れた恋愛とのことだから誰から見ても余程純粋な恋愛に見えたから悲恋の物語として語られるのだろうか。よさこい、というのは本来 夜さ来い の意味らしい。民謡で夜が来ればいいなんて謳うことから、なんとなく抑圧された空気を感じる。この民謡の作られた時代は龍馬の生きた時代と重なる。つまり土佐藩には上士と下士に分かれた武士の階級制度が存在していた。土佐藩は1600年の関ヶ原の戦いにおいて、長年統治していた長宗我部氏が破れ代わりに徳川派の山之内家に君主が交代する。このため土佐藩の長宗我部派の武士は下士に位置付けられ新たにやってきた山之内家の武士たちが上士として大手を振り下士たちは虐げられた。龍馬やその後の自由民権運動に繋がる板垣退助らが生まれたのは、よさこい という民謡に代表される抑圧された空気があったからこそに違いない。作用と反作用。バネが縮むように。抑圧があるからこそ反発するエネルギーが生まれる。抑圧する側を悪としがちだが、実はそのどちらも時代を変えて行くには必然だと僕には思えるのだ。運命論を信じるのであれば、ロールプレイングのゲームのように僕らは同じ時代の敵になったり味方になったりを繰り返しているだけなのかもしれない。だから今敵だと思える相手を抑圧するというのはもしかしたら自分自身を抑圧しているのと同じなのではないだろうか。宇宙には時間が存在しない次元もあるのだ。それをある人は魂の世界と呼んでおり、コチラの世界と逝ったり来たりしているのかも知れぬ・・・・さて、朝遅くホテルを出て僕は昨夜訪れた西岡さんの家を目指して歩き出した。肩には久しぶりに遍路の時のザックを背負っている。それだけでワクワクする。人通りの少ないはりまや橋商店街をゆっくりと歩いてゆく。材木町とある水路に出た。水がとてもキレイだ。この水路は道路でいう私道らしく、関ヶ原の戦い後の城下町建設時に材木を集めるために私費で作った。その見返りに木材販売の権利を得て、ここに製材屋や大工たちが集まって住んでいた。とか。いつも高知に来るのは車で来るのでおっきい通りをブンブン通り過ぎてしまうのだが、歩くと歴史を振り返りながら哲学的思考を楽しめる。やっぱり歩くのはいいな。で、西岡さんに連れて来てもらったのは綺麗なガーデン。その先にガラス張りの建物がある。僕は英国のように綺麗に整備された庭園に価値を見出していないのでなんとも思わないが、好きな人はこういうのは好きなんだろう。建物の中にはこれまた梅原さんが手がけた新聞バッグが飾ってあった。見た目は綺麗で良いと思うのだけど、新聞バッグって使うから価値があるような・・・ともかく。西岡さんがこの日ははちよんカフェとかいうのをやるとのことで連れてきてもらったのだ。まずは炭を準備。次、マメ。炒る前のコーヒー豆ってば真っ白け。炭に火がついたようだ。だが、ボクのハートには火がつかない。(なんのこと?)土佐備長炭で焙煎中。まるでコーヒー豆が「はちよーん」って言ってるみたいだ。因みにサラリーマンは「シチサーン」だ。あ、古いのかそれは。現代はアシンメトリーか。猛暑の中、額の汗をぬぐいながら赤外線と対面すること15分ほど。ようやく焼けたゼヨ。おお、いいお色だこと。ガリガリと挽きます。無言だが胸のTシャツがやはり何かを主張している。入れますわよ?じぃや~ん。炭火焼コーヒーなり。泡までキレイに見える。ああ、この泡には西岡さんの額の汗が溶け込んでいる・・・ん、それは美味しいのかな?いや、美味しかった。というか、これがコーヒーなんだと認識を改めた。炒りたてのコーヒーってこんなに香ばしいんだ。全くの別物。きっと僕が今まで飲んできたのはコーヒーっぽい何かだったに違いない。UCC味のコーヒーってことだ。ウーシーシー、コーシーシーだ。昼から南国インターの北側の山の中、奈路へ。昨夜来ていた川村さんという里山と一体で生活している農家の暮らしを山歩きしながら見せてもらう予定だ。だが、山に入った途端に豪雨とピッカピカの雷でフロントガラスの視界が覆われてしまった。暫く車の中で昨夜の寝不足を解消させていたが一向に回復せず、とりあえず川村さんの家でお茶を頂きながら話を伺っていたらあっという間に僕が乗る電車の時間に。その時の写真はないのだけど、川村さんとは昨夜の西岡さんちのガレージで結構話した。そして、ボクの実家辺りで意外なつながりがあることが判明し、とても親近感がわいた。ま、その辺りはまた話す機会があるかも知れないし、ないかも知れない。ガレージで七輪を囲む川村さん。僕が子供の頃に見ていたあのリッパな家は川村さんの友達の家で、実は・・・という30年来の真実。きっと川村さんとはまた会うことになると思う。↓↓クリックして応援
2013.08.06
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昨日。はじめてアンパンマン電車に乗った。だが、僕は乗車後二時間眠り続けた。その日の目覚めから喉が痛くて少しダルかったのだがリミットが迫っているため大工仕事も進めねばならず、汗をかきながら休まず働いた。そして午後遅く。特急に乗り込むと同時に市販薬をある方法で服用し効果を高めて二時間の眠りに落ちたのだ。お蔭で二時間後にはだいぶスッキリしていた。降りたのは南国らしいソテツ並木が続く、高知駅。本日8月4日の、はちよんの日の前夜祭に呼ばれていた。はちよんと言うのは梅原さんが手がけている84プロジェクトのこと。以前も説明したけど高知県の森林率が84%で全国一位。という一見ド田舎のマイナスイメージを覆えして楽しもうというコンセプト。千葉出身の僕は子供の頃から森林や山のある景色になんとなく憧れており、84%という数字にマイナスのイメージは全くわかない。僕はむしろその84%という数字に人間としての満足度みたいなものを重ねている。樹木は酸素を排出し、殺菌作用と人間にとっては健康と癒しや安らぎの効果を持つフィトンチッドを提供してくれる。これが人間本来の満足度でなくてはウソだ。残りの16%がコンクリートで土を塗り固めた都会的な満足度だとすれば、そんなものは切り捨ててもいいはずだ。アロマブームなんて森林があれば不要のものだ。さて、はちよんの前夜祭。この日の夜にゼロ時を迎えるカウントダウンをおこなうということだったが、その前に一次会をやろうと土佐備長炭で有名な西岡燃料の西岡さんに誘われていたのでご自宅のガレージへ。七輪で野菜やメヒカリという高級魚やらイワシやら持ってったニワトリノニワのチキンを備長炭で焼きつまみながら冷たいビールをいただいた。体調はだいぶ良い。19時から二時間半ほど一次会をやって22時から前夜祭を行う飲み屋さんへ。梅原さんをはじめ中々面白いメンバーが集まっていた。そして零時をカウントダウンで迎え、乾杯。正直風邪を引いて体調が優れず少しシンドかったのだけど、参加して良かったと思った。梅原さんの周りに集まるメンツはある一定の方向性が感じられ、その波長みたいなものをお互いが感じ取り集っているように思う。そう言えば。森林の樹木も実はお互いに何らかの方法でコミュニケーションを取り、そのポジションを意志の疎通によって決めているようだ。という論文を読んだ。今の科学では証明されないテレパシーみたいな意思伝達の方法がきっとあるはず。とか言うと全く理系っぽくないのだが、素粒子レベルでは人間の観測するという行為が実験結果を変える。ことは物理学的事実なのだ。つまり人間の意志が物理的な作用を及ぼす、という解釈も可能なのだ。高知の夜にまた同じ波長の仲間に引き寄せられた。↓↓クリックして応援
2013.08.04
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先日のベンチャー育成なんとかいう県の支援事業の結果だけど・・・無事通ったという連絡が早くも昨日あった。これで経営について考えてくれる優秀な人材ゲッツ!しかも、タダ。例の緊急雇用対策とかいうウサンクサイ事業なんかとは比較にならないほど強力だ、と思う。緊急なんとかの方は審査や報告が非常に甘くて知り合いに頼んで人材を雇ったように見せかけて営業費用に充てたりパソコン買ったりしてる会社が多いらしい。なんともヒドイ話だ。地方に来て僕はこんな現状を目の当たりにして居ても立っても居られない心境だった。で、またこんなことを言うと3年前みたいに目の敵にされるかも知れないので今回は小声で叫んどこう。「都会のマジメなサラリーマンのみなさ~ん。地方ではみなさんが一生懸命働いた血税が湯水のごとくジャブジャブ捨てられてますよ~」あら、フォントの大きさ間違えちゃったな?ともかくね、国がくれる金だと思うと誰かに浪費されるくらいなら自分が浪費してやろうと思うらしい。僕は首都圏でたんまりと税金払ってたから他人事じゃないの、コレは。さ、気を取り直して昨日のレポート。あさ。さて、現状包装資材などを収納している倉庫の壁を引っぱがしちゃう。ベリベリっと。しかし、暑い。最近また雨が一滴も降らないので気温は上昇を続け、昨日も今日も鶏舎は40℃を越えた。チョーあち。チキンさんも一羽もお外に出てきやしねぇ。さて、お次は床だ。ずっと前、多分1年前に購入してた4メートルの柱が3本あったのでこれを床を支える根太に使うことにした。めんどくせーから針金でぐるぐる巻きにして固定。案外頑丈だよ。重さがかかるだけだしね。更にパレットを並べる。手前側はそこらへんの廃材をテキトーに並べて行く。最終的に、どんだけ~ってくらい並べた。あ、コレ古いな。規則性がありそうでそんなもんは全くない。なんとなく床全体が支えられるイメージで並べただけだ。そうさ、俺が元祖テキトー人間。テキトーB男なのさ。あ、ボンジュール♪この日は並べておしまい。本日。なんともう8月だ。月初のアレやコレのデスクワークをこなし昼前から昨日の続き。並べただけの骨組みを木ネジで固定して行く。じゃーん。こんな感じ。その上に床となるコンパネを載せて固定。かんたん、かんたん、すかたん。うん。お次は壁ですな。上と下に壁の下地の木材を固定したところであっけなくタイムリミット。今日も鶏舎は40℃越え・・・あ、そういや8月に第8回アグリフードEXPO東京に出展するため東京逝きが決まったのでどうしようもなくヒマな方は池田と飲みませんか?前回、5月の時のメンバーも何人か参加してくれるようです。<テキトーB男を囲む会>○ 日程 8/23 18時かそこらへん○ 場所 新宿辺り○ 参加資格 テキトーでも怒らない人○ 参加方法 こちらのアドレスinfo@niwatorinoniwa.com(池田)まで直接ご連絡ください。ご参加お待ちして舛添要一 ぴかっ (なんのこっちゃ)↓↓クリックして応援
2013.08.01
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今日は高知に行ってた。県内で高知市以外の人は高知市のことを高知とか市内とか言うらしい。それだけ高知市近辺に一極集中した人口分布となっているのだ。因みに高知県の人口は76万。高知市が34万人、お隣高知龍馬空港がある南国市が5万人、その次は・・・・なんと我らが四万十市が3.6万人で3位なのだ。(郡は除く)高知県全体で76万人というのもべっくらコイタが、西のはずれの四万十市が県内3位の人口とは。もちろん高知をバカにしてる訳じゃない。これくらいの人口密度でいいんじゃないの、と僕は思う。むしろ高知県は100年先の日本の人口密度を先取りしているね。だからこそこの高知県で100年先のモデル・ビレッジを創る意味があると思う。都会に迎合しない芯の通った本当に豊かな文化を。さ、本日のレポート。E天気なあさデス。暑いのに。空ちゃんがなにげに業務を遂行していた。のを見てから出発。歩き遍路を何人も見た。この時期はホントにシンドイはずだ。僕は8月21日に徳島から歩き始めて四万十市辺りを歩いたのは2週間後の9月頭だった。それでも残暑が厳しくてしんどかった。さて、2時間のドライブを経て高知城の傍に到着。道のりで106キロある。この道のりを6月末辺りから5往復くらいしている。電車の本数がもう少し多ければ車で行きたくないところだ。で、最近高知市まで何往復もしてるのは高知県産業振興基金事業が行う補助金事業で、ベンチャー企業育成支援事業というのに応募しているからだ。これは100%助成で助成限度額500万、期間1年間。これで指定の経営コンサルタントが一緒になってビジネスモデルの評価から再構築、融資関係のマッチングまでしてくれる。うちみたいな人材に乏しい創業したてのベンチャーにとってはタダで優秀な人を貸してくれるようなこの事業は願ったり叶ったりだ。あ、僕は自分で何でもできるようなことを書いてるように思うかもしれないけど欠けている部分は明確に認識してるし、広く業界を横断的に熟知している人たちには素直に頼ればいいと思っている。僕自身がもし時間があればそこまでできたかも知れないけど、人生を100%準備して漕ぎ出すとしたら一生を準備だけで終わってしまうだろう。だから不十分でもまず漕ぎ出すという無謀さも何かを成し遂げるために重要な要素に違いない。ま、そんな次第で県や銀行関係のオジサマたち20名くらいを相手に僕がやろうとしてることをアツくプレゼンしてきた訳だ。賢者は青い空を見上げながら綱を渡りだす。足元のリスクばかり気にしてたら一生歩けないぞ!↓↓クリックして応援
2013.07.30
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いきなり昨日のレポートから。眠いんだわ。。昨日は朝から曇天。どんてん。うどんてんぷら。どーでもいいな。さ、ニューチキンさん元気にお外出てマス。アレ、前回のチキンさんよりお出かけ率高いですねぇ。なんで?そーいや、昨日は麦わらが長崎の出島より戻り南蛮渡来のアレを買って参った。そうだ、伴天連(バテレン)が好んだという南蛮渡来のカステイラだ。ふた切れほどモグモグと口に入れて思った。所望しておいてなんだが、コレは夏に食うもんじゃないな。たまらず大量の水をゴクリと飲みこんだ。はぁ、喉詰まらせて死ぬかと思った。相変わらず大工仕事とデスクワークな日々を過ごしている。この日は鶏舎側の壁を作ろうと骨組みを組み立てていた。だが、これ以降の建築は予定していた工程を外れるためウンウンとうなりながら完成形をイメージしては手を動かし、と中々進まない。そして壁を作るより、まず辺りの廃材を片付ける方が先だという極めて当たり前な結論に辿り着きゴソゴソとゴミの山を片付け始めた。そして、お宝を発見してしまったのだ。コレだ。これはチキンさんの自動給餌器のフタである。だが、長細い給餌器にフタなんて必要なし。これまでに一度だけ給餌器の中にアホなチキンさんがハマっていたことがあったが、まずフタなんて要らないし付けてる人を見たこともない。いや、だがしかし。こ、この形状は・・・・・さぁ、いよいよやって参りましたニワトリノニワ杯争奪チキン・フリスビー大会二日目。本日は曇天の中風も微風、しかもややアゲインスト気味であります・・・・・・・・と、妄想しながら暑いので若干やけ気味にオレンジのフタをブン投げまくった。チキンさんらはオレンジUFOが宙を舞うたびにビックリした時の声を。恐らく、 「ファーー!」みたいに叫んでるんじゃないかと。・・・・イカン、イカン。現実逃避してしまった。ガラクタの中から草もつれの自転車が発掘された。しかし、コレもしかしてかなりオシャレじゃないのか?青山辺りをセレブがコレ乗ってたら絶対ブームになるよな。僕はこのチャリンコをIVY(つた) BICYCLEと名付けた。エコ自転車、とかいかにも偽善者ぶった名前を付けないのがいいだろ?そうそう、ツタと言えば・・・最近デスクワークの時にジョージ・ウィンストンのDECEMBERを聴きながら仕事してる。暑いのでちょっとでも涼しい気分を味わおうという魂胆だ。このCDは2年くらい前に購入しあんまり聴いてなかったのだが、最近繰り返し聞く内にある曲がとても心に残り、そして時間と共に響いてきた。それは 「The Holly and The Ivy」という曲。いい曲だから聴いてみてね。調べてみるとこの曲のオリジナルは讃美歌でクリスチャン達はクリスマスソングとして歌うようだ。その曲をジョージ・ウィンストンが編曲。へぇ、全然知らんかった。かつてクリスチャンらは神を信じ、壁にしがみついて必死に生きるivyに自らを重ねクリスマスに神への思いと共に供えたのかも知れない。踏絵を強要された隠れキリシタンたちはどんな思いだったろう。更にさかのぼるが、天草四郎は・・・・でも。僕は讃美歌だからその祈りのようなメロディが心の中に響いたのだと納得した。なぜかその曲にだけ特に惹きつけられる。まるで恋をするように・・・とか、言うてる間に片付きましたよ?後でチキンさんらの運動場を見に行くと・・・ああ、確かにこんなことするのはAFOのシワザですよ、うん。夕暮れ。夕日が十字を切ってる。↓↓クリックして応援
2013.07.29
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麦わらがおとといから夏休みに入っている。夏休みと言ってもここは養鶏場だから毎日仕事がある。そして弱小企業なので夏休みという概念は今のところない。長期休暇を設定するならどうしてももっと集約的に農業を行う必要がある。規模拡大ということだ。ともかく、麦わらは休日返上やらをやりくりして19歳の時から10年以上もあこがれたある絵描きの展示会に向かった。その絵描きの名前は、アントニオ・ロペス。あ、それ2か月前に僕がトーキョーで観ちゃったヤツじゃんか。なんか、申し訳ないな。結局良く分かんなかった、とか言っちゃってた。テヘともかく東京での展示が終わり今は長崎で開催中です。つまり麦わらは長崎に2泊3日で旅行に行ってた訳だ。ま、明日から農場に戻る。替わってテキトーA子が明日から二日間夏休みに入る。A子は実兄のいる神戸に遊びに行くらしい。今晩深夜に発つようだ。そういや、テキトーA子。昨日夜寝てる時にでっかいムカデに首を噛まれたらしい。なんと今シーズン二回目と言うから驚きのリピート率だ。本人曰く、「あたしムカデが寄ってくる何かを出してるんですかね?」・・・・・ノ( ̄Д ̄;)ノ エッ!!!!おのれは、 ムカデが好むナニカを首から出す女だというのか?「ムカデが大好きなアレを出す女 2013夏コレ」とか、カッコいいタイトル付けてる場合じゃないぞ。立派な営業妨害だ。だって・・・「当社の新鮮卵はムカデが好む匂いを首から分泌するA子(♀)が手間暇かけて生産しております」とか、全然美味しそうじゃない。売れないよ、そんなの。なんだかんだ言うてキミら夏休みやっちゃってるんだから何か少しでも営業に使えるネタ持ってきてくれよ~ なんて。ま、楽しんでコイヨ。さ、昨日レポートしようと思っていたのだが、るろうに剣心とかいう映画をテレビで観てしまったのでできませんでした。全く観るつもりじゃなかったんだけど、冒頭の吉川晃司の異様な演技力に惹き込まれてつい最後まで観てしまった。内容的には余り深いものではなかったのは残念なところ。でもこの映画の主人公って坂本龍馬と岡田以蔵をミックスしたような設定だった。続編が今夏に放映らしいので観たけりゃどーぞ。ってことで、おとといの朝。屋根の続きから。ちょっと補強したら骨組み完成。ルーフィングを貼って行く。次はいよいよ波板だ。完成、と言いたいところだが。波板がちょっと足りなかった。しかし、アツい。でも、まぁほぼ屋根として完成だな。はい。続いて翌日。昨日。昼過ぎ。空に異変が起きた。どす黒く内部で非常に早く動いている塊がゴロゴロと異様な音と共に東の空から猛スピードで迫ってくる。何気に僕は映画インデペンデンス・デイを思い出していた。強大なエネルギーを内包している。あ、因みにインデペンデンス・デイの続編が二年後の2015年に公開決定したらしい。異様な雲が頭上を通過しようとするタイミングで大粒の雨がバラバラと打ちつけたばかりの波板をモノスゴイ勢いで叩きつける。その直後に台風のような突風。一瞬で増築した鶏舎の波板がめくれた。嵐は30分ほどで過ぎ去って行った。しかし、久々の雨。実に一ヶ月ぶりくらいの雨が降り、空気は潤い涼しい空気の夕暮れとなった。翌日。本日。昨日の突風の爪痕。午前中に注文していた波板が届いたので屋根の続きを。僕が波板やルーフィングを購入しているのは実にボクの名前とおんなじで、地元四万十のツカサ鋼販という所。名前が同じということもありはじめから親近感があったのだ。ココはプロが買いに来るような建材屋さんで、ホームセンターに置いてるヤツより遥かにモノが良くしかも安い。プロだけじゃなく小売りもしてくれるのでお薦め。しかし何と言っても受付嬢(事務員さん)が美人なのだ。だからホントは用がなくても来店したいところだが迷惑になってもいけないので必要な時にだけ行くようにしている。大人だなぁ、オレ。しかも、いつもついででいいからと言って配達までしてもらってる。ちょっぴりしか買わないのに。その配達してくれるオッチャンが例のプロフェッショナルを観ていたらしく、はじめて来た時僕を見て、なんか見たことある気がする・・・とか言うのでアレに出てました。という話になった。未だにあの番組ってとても強烈な引力みたいになってる。よし、最後に屋根の三角の部分をやっつけたろう。やっと、完成。感無量ですわ。これで暫くは雨漏りとかに悩まされることはないだろう。でも、次は壁だな。ニューチキンの様子を見に行く。トサカがいい色になってきた。しかも羽をバタつかせて飛行訓練をするヤツまでいる。仕方ないな。ってことで運動場を開放。ホラ、出ておいで。飛んだり走ったり自由にすればいいじゃん。ニューチキンさんは一週間から10日間くらい帰巣本能をつけるために鶏舎から出さなかったのだ。夕暮れ。夕方覗いてみると、おっかなびっくり黒いのがお外に出てきてた。これから自由にやりな。キミらはチキンライフを楽しむ。ボクはおこぼれを利用する。そんなユルイ関係で、ひとつ宜しく。↓↓クリックして応援
2013.07.27
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さ、じゃあ「ボクの夏休み」続き行きましょう(いつの間にかタイトル付けた)そう、ボクは夏休みのつもりだった。いつもならきっと帰るか、仕方なくビジネスホテルにでも泊まるか、という選択であるはずをちょっと変更して観光地で宿泊することにしたのだ。宿泊したのは国民宿舎土佐。ココは歩き遍路の際にも泊まった宿である。露天風呂があり、海を見下ろし空を眺めながらの入浴をこの度も堪能しようと思ったのだ。たった1時間の贅沢。雲の多い夕空を見上げ、また時に雲間から自分を見下ろしながらたった一人の露天風呂を小一時間楽しんだ。そして、翌朝。昨日。前日に10時頃眠ってしまったので朝5時から一時間くらいずっと白みゆく空と海を見ていた。日の出の時刻。5時20分頃に遠くの海にスポットライトが落ちた。それからゆっくりと明るくなって行った。6時過ぎにもう一度お風呂に入ってのんびりした後朝食を摂り、7時過ぎには出発。歩き遍路なら6時に歩き始めているところだ。土佐市の横浪半島を西へ縦断する、横浪黒潮ラインの絶景を堪能しながらそこへと向かった。歩き遍路で歩いた道のり。それは国民宿舎から車で20分くらいの所にある銅像。武市半平太像(たけちはんぺいた)。武市半平太は土佐勤王等の志士。龍馬も初期に加盟していたが、すぐに脱退。何となくお堅い半平太のやり方が性に合わないと悟ったのだ。像の後ろにある石版。銅像の近くにある土佐偉人銅像マップ。幕末の偉人たちを中心にたくさんいる。しかしなぜ、開国を伴う明治維新の波が土佐から起こったのだろうか。薩摩や長州は長崎に近いという理由から何となく腑に落ちるのだが・・・因みに、歩き遍路の際にココに寄ったのはこの少し前に急にお腹が痛くなり、トイレを探して喘いでいたらたまたまパーキングがあり救われたという訳だ。当時はまだあったドライブインの廃墟ビルが更地になっていた。恥ずかしながら私はここに初めて来た時、つまり2008年時点では明治維新なんてものに全く関心がなく、従って知識もなく、武市半平太という名前など誰だか分からなかった。でも、不思議な縁で半平太氏に救われ、以降2度目のお礼参りをすることになったのだ。これを僕は呼ばれたのだ、と思っているのだが。武市はん、あの時はありがとさん。さ、早起きしたお蔭で9時半頃にはニワトリノニワの農場に戻っていた。早速、屋根の続きに取り掛かる。ちゃっちゃと骨組みを組んだ。続いて板を打ちつけたら夕方になっていた。疲れた・・・暑いけどまっくろのヤツラは元気そうだ。ボクの夏休みは歩き遍路の記憶を少し辿り、ひたすら 空と海 を見て終わった。ボク夏完。↓↓クリックして応援
2013.07.25
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昨日のレポートから。昼過ぎ。黒潮町の青い海を眺めながら東奔。走ること2時間ちょっと。着いたのは龍馬の生まれた鏡川のすぐそば。30分ほど時間があったので近くの神社を散策。その神社は、山内神社。明治維新影の立役者、山内容堂を祀った神社である。幕末の四賢侯の一人と言われた山内容堂は後藤象二郎の仲介の元ではあるが坂本龍馬の考えた新政府案、船中八策を理解し、徳川最後の将軍慶喜に大政奉還を進言した。それが今からたったの150年ほど前の出来事である。明治維新とは、徳川家の独裁政治であった江戸幕府から天皇家を除くすべてを平民として平等化することに成功した民主化の劇的なイベントである。例えば、北のおエライ将軍の独裁政治から人民が解放された事件、とすれば極めて画期的なことだと思える。しかも無血で成し遂げられたのだ。こんなことが歴史上他にあるだろうか?その軌跡を成し遂げた立役者が言うまでもなく坂本龍馬である。彼は武士とは言え土佐藩の下士という一応武士という身分を持っていた平民である。お父さんが大商人で武士の位を金で買ったということらしい。商人と言えば江戸時代の士農工商の階級のペケである。その、明治維新の歴史から言っても政治家と言うのは武士の階級からシフトした身分である。だが、世の中に奇跡の変化をもたらしたのは平民である坂本龍馬。ジャンヌダルク、然り。世にパラダイムシフトを興すのは政治家じゃなくて、民だと僕は思うのだ。暫く歩いて行くと山内容堂の像が座っていた。容堂さんも今の時代のように身分差がなかったならきっと龍馬と飲み友達になったんじゃないかと思う。さて、要件はすぐ隣のよさこいビジネスなんとかいう所でのミーティングできっと2-3時間かかると読んでいたのだが思ったより早く終わった。この日は泊まるつもりで準備していたので早速車で、西走。暮れゆく仁淀川を渡り・・・海に出て、橋を渡る。そして着いたのは、じゃーん、第36番札所青竜寺。既に18時を回っており、境内に人は見えない。山門をくぐると激しく急な階段が続いている。思わず竜も。うそ。ま、一応普段から体を動かしてるから200段くらいの階段なら息は切れないよな。着いた。不動明王が迎えてくれた。睨みつけてる?ご、ご立腹でしょうか・・・・ここは勿論歩き遍路の時にも寄った寺。訪れるのは三度目になる。この寺で祀られているのは波切不動明王。その由来についてはこちらのブログを参考にしてくだされ。お不動さんがオッカナイのですぐに退散。降りてきて遍路のお接待小屋に立ち寄る。もう18時過ぎだから誰もいないのかな、と思ったら移転の知らせが貼ってあった。歩いた時にここで受けた接待とか遍路同士の会話を思い出すと、少し淋しい気持ちになった。さて。そこからすぐ近く。位置としてはすぐ山の上にある宿泊施設へと向かった。ここはお遍路の時にも泊まった国民宿舎で、露天風呂があり眺めが最高にイイのだ。続く。↓↓クリックして応援
2013.07.24
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メチャメチャ眠い。というのも今日は久々にプールに逝ってきたからだ。ところで、だ。僕の経験上どこのプールにも競泳ジーサンとでも言うべき人物がいる。見た目は70歳を超えている。多分引退組だ。なのに逆三角形の肉体を持ち、4泳法を完璧なまでにこなす。そして毎日2時間もドッタンパッタンとイルカのように水しぶきを上げて暴れ回った挙句、人間とは思えぬ、グゥァアとかいうものすごい吐息と共に去って行くのだ。実に、怖い・・・あ、因みに見た目は♀の競泳バーサンも大概共存している。彼らは三途の川をバタフライで泳ぎ切るつもりだろうか・・・・さ、眠いのでさっさとレポート。今朝。夏の朝は湿度が空気中にこもった感じでマイルドな日差しだ。さ、つるっと床を仕上げちゃおう。簡単さ。続いてはまたしても屋根だ。単管を打ち込む。暑い日差しの中三脚に登り、両手で1.3キロのハンマーを握りしめ、汗びっしょりになり朦朧とした意識でがむしゃらに単管をカンカンと叩き続ける。まるで呪われたラッコのように。気付くと三本単管が地面に1メートル近くも打ち込まれており、屋根の頂点と連結されていた。見上げると一瞬クラっときた。ので少し早いけど今日はもう終了。夕暮れにまーるい月が浮かんでた。明日は昼から高知市に行くのでほとんどカーペンター降臨できませぬ。ね、ねむい・・・Zzz↓↓クリックして応援
2013.07.22
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昨日のレポートから。朝からオレンジが新しい自動給餌器を一人組み立て、ヤツらの待つ新鶏舎へ。よっ!相変わらず黒いなお前ら。さて、屋根の改築の件。続きから。おニューのルーフィングを上からバンバン貼り付けた。あっという間だ。ちょろいゼ。お次は波板だ。これもあっという間で午前中にほぼ完成。シルバーがまぶしーゼ。お昼にこの日休みの麦わらが特製ハンバーガーを届けてくれた。うちの卵をつなぎにたくさん使用したハンバーグとかこだわりの食材を使った逸品。移住者の子供たちを集めてお料理教室みたいなことをやったらしい。うん。たまにヘンなイベントに招待されるが、たまにイイことしてるよなコイツ。てなことで喜んでスポンサーになり卵と少しばかり寄付をした。子供が喜んでいる顔が目に浮かぶ。さて、もう一つ。ニワトリノニワでは未来にブツブツ交換で成り立つコミュニティを目指して少しずつブツブツ交換の輪を広げている。先日はパートさんのオジサンが作った枝豆をもらったので喜んでハネ卵(規格外卵)を交換した。その前は別のパートさんの実家で作ったスイカ。その前は僕がよく行く平和の湯温泉同好会(勝手に名付けた)のオッチャンが兼業で作ってる山から湧き出る清水が入る田んぼで作ったスーパー美味しいお米。たまにドラえもんが持ってくるビールと。ウェインさんとは米ぬかと交換してる。ユリ農家の新田さんとは微妙に出荷できないとてもキレイな百合の花と。温泉同好会の別のオッチャンが漁師らしいので今度ブツブツ交換をもちかけてみようかな・・・・よく考えてみると、僕がしかめっ面してブツブツ交換コミュニティなんて改めて言うまでもなく、地元の人達同士でみんなやってることだ。だから、田舎は豊かなコミュニティが既にあるのだ。これは災害やどこかの国の不作なんかに対して非常に有効なセーフティネットワークではないだろうか。顔と顔で食べるモノをつなぐ。農協に出荷する農薬たっぷりかけたキレイな野菜なんかあげられないよな・・・さて、午後からは床を作り始めた。一体どんな床になることやら。続いて本日。朝畑を見たらパプリカが真っ赤に熟れていたので収穫。国産のパプリカ。しかも無農薬。超レア。パプリカは9割が輸入。その中でも韓国が7割オランダが2割。ほぼ全部施設栽培で農薬を大量にぶっかけて栽培する。国産では高知が一応最大の産地らしい。でも、ぶっかけてる。さて、床作りの続き。単管を組んでその上にコンパネを打ちつけて行く。じゃーん。ほぼ完成。次は屋根の残り半分やっちゃうか。あ、でもなんか最近疲れてる。↓↓クリックして応援
2013.07.21
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バタンキューでした。この二日くらいブログをアップしようと思いながら余りに疲れて夜の9時とか10時にはアチラの世界へ。おとといは大工をしてたんだけど資材が足りなくなり、中断。昨日は久々にデスクワークを。そうそう。今度の参院選についてどう考えるのか、を僕なりに書こうと思ってたんだけど、止そうかな。書こうかな・・・選挙運動してる人には水を差すようで申し訳ないけど僕は、ともかく選挙に行こう!的な妙な運動は大嫌いです。国の未来について良く考えもしない人が投票するなんて、しない方がマシなんじゃない?それと、原発廃止とか、日本の農業を守りますとか、キレイごとばかり言って具体的な策がない立候補者ばかりだけど、誰が当選しても同じで結局何も変わらないでしょう。あなたの推している立候補者は原発をいつまでに廃止し、それまでにどんな代替エネルギーでどれだけの電気を賄う計画なのか、きちんと数字で示していますか?原発を廃止すれば電気代が上がります、それを覚悟してくれとちゃんと伝えてますか?キレイごとばかりで当選しても、結局世論で支持率が下がれば台頭するアンチ政党が支持される。そんなことをいつまで繰り返すのでしょうか、この国は。僕はこれからの日本は政治が動かすのではないと思う。変わらなければならないのは、僕ら大衆一人一人であって、政治家ではないだろう。そもそも政治ってのは人任せ主義の象徴的なシステムであって、そんなことでは根本的に変わらないような文化の局面に僕らは進化しているのではないか?どう考えてもこれだけ情報が共有される社会になったら一部の人間が国を動かすのは無理がある。たった数百人の社会人経験の浅い政治家達が、こうしよう!と叫んで僕らに響くだろうか?だったら、政府というシステムが時代にそぐわないのだ。もはや僕らは政治家なんかによる人任せの政策では満足できないのだ。これをよく自覚し、踏まえておこう。で、人任せではおれない先駆的な人たちはどうしてるかというと、政治家なんかに不満を言ってるヒマを惜しんで自分が既に行動しているハズだ。原発を廃止したいなら明日から自分の家に引き込まれている送電線をちょん切って電力会社との契約を解除したらどうですか?屋根に風車でもつけ、秋葉原でソーラーパネルを買ってきてエネルギーを自給したら良いじゃないですか?そもそも原発を本気で廃止したいなら夜は暗くなったら寝たらどうしょう。多分やってる人は既にやっている。農業だって自給率が40%を下回り、日本の食糧確保が懸念されはじめていた僕が農業を志した2004年頃から一向に自給率上がりませんけど?政治家に任せていても何も変わらないなんてこと、今更言うに及ばないことなのに。行動力がなく、誰かがなんとかしてくれるなんていう人任せなのび太君が現行政府に不満を持ち、まるで自分が正義の味方であるかのように特定政党を支持したりしてるんだな。なんとかしてよ、ドラえも~ん。 みたいなのと変わらんぞ。世の中おかしいと思うなら政治家なんかに頼らずに自分が動け。僕が言いたいのは常にそれだけ。ま、お祭り好きは好きにしたらいいよ。さて。おとといのレポート。朝から屋根に防水シートのルーフィングを張り付けていたら途中で在庫が切れてしまった。早速ルーフィングと波板を購入しに行って、帰ったらすぐにヤツラが来た。スタッフみんなでお出迎え。増築した鶏舎に次々に運ばれる。ルーフィングと波板が翌日くらいに届くとのことなので、先に床を何とかすることにした。パレットを除去。そして壁に単管を結合して行く。さ、どんな床ができるのかな?ところで、最近ニワトリノニワでは破裂事件が頻発している。余りに暑いのでホースが熱で変形し、まるで動脈瘤のように一部が膨張し、あちらこちらで破裂する。とんでもねーな。暑い・・・ニューチキンさん、全員集合!ま、アツいけどなんとかウマくやってや。↓↓クリックして応援
2013.07.20
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富士山ヤバいですね。いや、世界遺産とかじゃなくて・・・芥川賞と直木賞が発表された。両方とも菊池寛が作った賞で、特に芥川賞なんかは新人の登竜門として届かぬ僕の憧れの的。いや、的だった。高校生の時。図書館で自習の時間。進学校だったクラスメートたちが参考書を開くのを横目に僕は雑誌「文芸春秋」なんかをあさっていた。授業中ですら、僕は朝日新聞の天声人語をまとめた単行本をチョークの粉がかぶる先頭の席で読みふけっていた。一番前は死角となり、教師に見えないのだ。だが古典の先生に見つかり、職員室に呼ばれ暴力を振るわれそうになったけれど・・・・そんな原始的な抑圧なんかには絶対負けなかった。おかげで不良の烙印を押されていた。僕は天声人語のような起承転結の基本がしっかりしたキリっとした短文に憧れ、そんな文章を書こうと中学生の頃からハマっていた夏目漱石的な論理的思考を元に日頃疑問に感じたことを論文として大学ノートに書きなぐったりしていた。文学への漠然とした憧れ。その憧れはいつの間にか凡庸な社会に抑え込まれ胸の奥にしっかりとしまわれ僕は経済活動へ巻き込まれて行った。だが、諦めてしまった訳ではない。実は僕の今の活動全てが何かを表現するという芸術活動の一環であるように思っている。己を知り、真理を悟り、それを表現する方法を日夜模索している。芸術とは、自分の頭で考え、それを表現することではないか?ただ、そんなに単純なことなのだけれど。世の人は自分と社会とをごちゃまぜにしてオリジナリティを見いだせないのだ。ちょっと自分勝手にアツく語り過ぎた。じゃ、続きだよー倉庫の屋根をヤっちゃう。板を打ちつけるだけだからすぐ終わる。次は倉庫と事務所の間のスペースの屋根なんだが、ココは飼料庫の壁の隙間をなんとかしないと始まらない。そうそう、この三角スペースね。昼近くなり、暑いのでまたA子が持ってきてくれたスイカで休憩。ウマかったぁ。さて、無事三角コーナーも終わり。いよいよその屋根だ。上を見上げていると空の青さと光のコントラストに気づく。とかやってる内に午後も遅くなり、屋根の下地の板はり完了。中から見ると、柱が無くなった分だけ広く感じる。と、その広さが表現できてないのだけど。ま、いいか。ねむい・・・↓↓クリックして応援
2013.07.17
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最近外仕事ばかりしてるから写真が溜まって大変。写真メインだけどこれはニワトリノニワの記録として取っておきたいので我慢して流してくだされや。おととい。いい天気。暑い。屋根、仕上げて行きます。ルーフィングの上から8か月前に購入した波板を打ち付けて行きます。途中余りに暑いので休憩。積乱雲だ。非常に暑い。スイカはA子がお父さんが作ったものを持ってきてれたヤツ。甘くておいC。ともかく、午後には波板はり終えた。屋根の三角のとこも専用波板を打って、完成。お次はこちら(倉庫と水場)の屋根を・・・疲れた・・・続いて昨日。朝一で久々のドラえもんが登場。来たるべきアノ日に備えて電気工事をしてもらった。相変わらず仕事、早い。また来てね、どらえもーん。さて、屋根の工事の方は朝一から引っ剥がしてようやく骨組みだけに。続いて骨組みをバラして行く。倉庫を作ったのは1年半前。手前のテラスを作ったのは約2年前だったな。2年前。販路が全然なくて困ってた時、梅原さんがNHKを連れて現れた。その梅原さんを迎えるために廃材を組み合わせて屋根を作ったのだった。一つ一つを丁寧に解体しながら当時の思いを昇華して行く。屋根が無くなってみると、空がやたら青く感じる。夕空が紅く燃えていた。お次は今朝。実は昨夜遅く。陽ちゃんが例によってイノシシの接近を知らせてくれた。また来たのかよ、しつこいね。余りのしつこさに穏便を好むボクもついに我慢が限界を越え、軽トラを猛烈にバックさせ、上の大地に乗り込んだ。イノシシを追い回そうと思ったのだ。だが乗り込んだのはいいが、帰りにバックして戻るかUターンしようかと迷って結局勢いよくバックしたら、車体がにわかに傾いた。朝、起きてみたらこうなっていた。アチャ。側溝に落ちた。スタッフが来てから下の農協に助けを求め、なんとか脱出。朝から汗だくになった。と、いうエピソードがあった。屋根の工事続き。柱を完全に撤去した。メチャメチャ明るい。つーか、暑い。パートさんはまさかの炎天下の作業で帽子をかぶっている。しかし。そのTシャツの36って、もしや隠れ北島三郎ファンじゃないのか?うん。わかっているよ、みんなにはナイショな。午後からホームセンターに部品を買いに行き、なんとか新しい骨組みを並べた。空が曇ってきたが、夕立とか降らないでくれよな・・・しかし、アツい。デスクワークがかなり溜まっているんだけど・・・・↓↓クリックして応援
2013.07.16
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さ、今日も眠いのでサクッとやっちゃおう。昨日のレポート。蝶番をホームセンターで買ってきて取っ手とかを工夫して何とか午前中に最後の入り口側のドア完成。おもて落成なり。ほら、ニューチキンさんいらっしゃ~い。つってもまだ終わらない。お次はコレでナニをアレしちゃおう。そうそう。飼料庫の屋根がね、雨漏りするんだよ。ゲキアツの太陽直下真っ白な畜産波板の照り返しを受けながら傘釘をひっこぬいていく。お蔭で僕のお顔はマックロ黒須家。インド人みたい・・・日焼け止めシコタマ塗ったのに。さっさと波板ひっぱがして、と。板を打ち付けていく。日が傾いてきたぞ、急げ。なんつったって、この日の夜は雨予報だったのだ。ま、結果的に一滴も降らんかったけど。麦わら を、いやルーフィングを留めたら一旦終了。あ、このギャグ8ヶ月前にも言ったような・・・ま、この状態なら水漏れしないはず。日が暮れた。楽しかった。しかし疲れた。けど、まだまだ続く。今日のレポートは多分あした。金があったら忙しさを理由にきっと自分でやらない。だから、金ないってのは案外楽しいもんだ。↓↓クリックして応援
2013.07.14
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昨日。早朝のチキンさんの警戒音で目覚める。飛び起きてすぐに長靴をはき運動場を見ると・・・三日連続でヤツが散歩していた。急いで戻り、鷹対策に購入してたパチンコを持って運動場へ。めっけた。ズーム。チキンさんらは離れて様子を見守っている。忍び足で近づき、5mほどの距離でパチンコの鉛玉を一発。驚いてフェンスに体当たりし、第二鶏舎へ。境目に大きな穴が空いた。くっそ。その穴を通って第二鶏舎の運動場に居るジャックへ忍び足で近づいて行き、3mの至近距離でパチン!今度は間違いなくヒットしたと思われ、再びヤツはフェンスを突破し崖を登り藪の中へ消えた。イノシシがキライな青い防風ネットで対策したはずなのに、一体なぜ?その謎はAFOのA子が防風ネットをイノシシが通りやすいようにめくり上げて留めていたためだと分かった。あのなぁ・・・さて、気を取り直して久々に鶏舎の増築の続きをやろう。昨日が実質的に4日目だ。運動場側の壁を取りつけちゃおう。あっという間に完成。続いて運動所のドアだ。蝶番(ちょうつがい)を取り付けて・・・完成。続いて入り口側のドアも。ドアはできたが、蝶番のストックが無くなってしまった。ので、この日はこれで終了。完成を逃した。全然関係ないけど、たまたまデジカメにアートモードなるものを発見したので夕暮れの写真を色々撮ってみた。チキンさん。月クン。夕暮れの青いお空。周りが黒くなっただけ?そーいや、絵の方最近全然描いてないや。でも、イマジネーションはバッチリ。かなり眠いので今日のレポートはまた明日。↓↓クリックして応援
2013.07.13
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おととい。キレイな黒潮の海を見ながら高知市をぶっ飛ばして香美市へテレポート。梅原デザイン事務所で梅原ガールと共に持ってった卵の加工品を試食。チョイ改良してもうじき完成、かな?続いて昨日。あの日以来、毎日、朝から農場にジャックが現れ、何故か運動場をのんきにお散歩しとる。お蔭で僕は早朝5時から はじめ人間ギャートルズよろしくイノシシと追いかけっこするハメに。トホホ・・・寝不足。来場するのはネットの裂け目を見つけてこじ開けるので毎朝ネットがボロボロに。臆病なハズのジャックが何故こんなに大胆不敵に来訪するのか、というと上の大地が草ボーボーだからだ。つーことで上の大地の縁を3メートルくらい草刈りすることに。昨日もゲキアツだった。10分やったら脱水症状のようになり、一旦給水・休憩。元気が良かったのははじめの10分だけ。その10分で2/3くらい終わった。でも半分終えるのに一時間かかる羽目に。真昼間に草刈りなんてするもんじゃないよ。とめどなく汗が全身から流れ落ちる。長靴の中がジャボジャボ音を立てるほど。ああ、シンド。ネットで調べたらイノシシは青い色だけを認識し、警戒して近寄らないとのことだった。ならば防風ネットで下半分を覆ってやれ。と、A子に頼んだ。それが終わってからA子が合流。100mの草刈りの内残りたったの5mだけ。の所で手伝いにきやがった。ま、嬉しいけどフクザツ・・・ともかく半日で草刈り終了。これでジャックもオチオチ近づけまいよ。だがその後、口をきけなくなるほど疲労困憊しランチも喉を通らぬ始末。昨日は疲れて夜9時頃ポックリ逝ってしまった。体重計に乗ると2キロも体重が・・・今日もまだ疲れが残っておりブログ書こうと頑張ったけど一旦横になり、今むっくり起き出して書いてますだ。オモロイことなんて書けん・・・・zzz・・・・ジャックの野郎・・・・ムニャムニャ・・↓↓クリックして応援
2013.07.12
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あちち四万十は梅雨明け以降連日ゲキアツ。夜は少し気温が下がるけど夕方6時でもまだ30℃以上キープしてます。そんな激熱な四万十の丘の上。何を血迷ったか最近黒の野獣が頻繁に現れるようになってしまったのだ。しかも本来夜行性と聞いていたヤツはなんと大胆不敵にも昼間っから堂々とニワトリノニワを見下ろしている。ワンコが吠えてもお構いなし。微動だにせぬ。本日もようやく明るみ始めた農場の上に出没しチキンさんを見下ろしてほくそ笑んでやがった。お蔭でチキンさんの食欲が減退してしまった。いかん。これでは産卵率が低下してしまう。現在猛暑のためただでさえ産卵数が低迷しているのだ。その大胆不敵にニワトリノニワを不法占拠するような態度に加え、その真っ黒けな容貌からオレはヤツをブラック・ジャックと名付けた。おい、ジャックよ。貴様の真っ黒でブザマな姿態をネット上に公開し、腹いせにアザケ笑ってくれるぞ。ほれまさに、 「ハイ、ジャック」 おお、マンダム!さて。鶏舎増築の件。昨日は雑用ができてほとんど進まなかった。そして本日は昼から梅原デザイン事務所にサンプルを持って相談に伺う予定が入っているのだ。そう、いよいよ待望のアレのレシピができちゃったという訳だ。という訳でちょっと古いがおとといのレポート。朝から激熱。屋根ができたのでサイドの下側にネットをはって行く。その上部に波板を打ち付けて・・・・後は端っこにできた隙間をテキトーな木材で埋め終え、更に心の隙間を何で埋めようか・・・と悩んでふと見上げると、まるでサバのような真っ青で生臭いお空が広がっていた。(んな訳ない)アツい。見上げていると額からとめどなく汗が流れ落ちる。さ、お次は入口側の壁だ。こちらはやや斜めっているので波板をちょん切らねばならぬ。専用波板切りバサミじゃ。良く切れまっせ。ま、なんとなく入口側の壁もできた。しかし、運動場の緑がまぶCゼ。入口側の壁の下部分もネットで覆う。ふと気づいたんだが、養鶏場の窓ってほとんどが人の目線の高さになっている。これまで全く疑わなかったので第一鶏舎は完全にその高さに窓を合わせてしまった。だが、今回鶏目線で考えたら絶対一番下が窓だよな、と気づいた訳だ。これでチキンさんらにもよく風が当るってもんだ。エライぞ、オレ。ってことでこちらの壁も完成。今日の夕日は青い。清水サバのようだ・・・じゃ、梅原さんとこ逝ってきまーす。↓↓クリックして応援
2013.07.10
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本日四国も梅雨明け。宣言が気象庁から出されたらしい。そらそーだろ、こんなに天気いいんだから。俺なんか3日も前から勝手に梅雨明け宣言してるってなもんだ。しかし、この気象庁の梅雨明け宣言によって小売業界は売り上げがポーンッとはね上がる。ある意味では気象庁が夏の経済を左右すると言っても過言でないのだ。そんな馬鹿な、と思う。曇っていても梅雨明け宣言が出されただけで景気が上向くとか。誰かに依存して生きてる人間が多いように思う。もっと現実を疑い、真実を見極め、それを元に自分の考え方をしっかりと持ち、己の基準で行動を起こしたらどうかね?と、言っても現実、そして常識みたいなものを疑うことは難しい。考えずに疑いなく信じる方が楽だし、みんなとおんなじ集団に安住できるから。僕が好きな映画「マトリックス」の世界の話。この世界ではバーチャルと現実が混同されている。多くの人々はバーチャルを現実と盲信するため、機械に身体をバッテリー代わりに利用され、また思考は機械が作り出したバーチャルに縛り付けられている。そんな中で現実を疑うものがいた。ネオだ。ネオは機械の作ったバーチャル世界になんとなく違和感を感じている。コレが現実?そんな悶々とした日々を過ごす中、先導者モーフィアスに出会い、機械に支配された自分の身体を解放、バーチャルから現実へと目覚める。モーフィアスらが創ったバーチャル世界で己をコントロールするバーチャル訓練プログラムの中でネオは既に目覚めているモーフィアスと武道の試合をするが、全く歯が立たない。ネオはまだバーチャルの世界を現実と捉える癖が抜けておらず、現実の常識の通り手足を動かし、疲れ、息切れする。そんなネオを見下ろし、呼吸一つ乱れぬモーフィアスが言う。「キミが吸っているのは酸素か?」現実を疑え。僕らは誰かに支配されてはいないか?昨日。昨日も朝から梅雨明けみたいにいい天気だったよな。月クン、おはよ。朝は少し涼しい。草には白く輝く朝露が。真っ赤なトマトがなってたので収穫してガブリ。んめぇさて、おとといの続きから。入口側の骨組みをつくる。1時間もすると汗でグローブがグチャグチャになるのでココに、ホセ。アミーゴ!そんじゃ、傘釘で屋根に波板をトントンしてきまショーネ。おお、新しい屋根に葉っぱの影がオチータ。おお、センダンの青い実がナリーノ。天井がテキーラ!いや、デキータアルヨ。ってしつけーか。屋根カンセー。ああ、屋根ができたら小屋っぽくなってきたぞ。自己満足な夕日。ほら。↓↓クリックして応援
2013.07.08
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今朝も薄曇り。やわらかい日差しがもれる。さて、と。今日は麦わらが休みなので出荷管理とかをテキパキと済ませて9時半頃からいよいよ昨日の続き。まずは屋根の勾配に沿って垂木を垂木クランプによって単管に結合させていく。続いてはその垂木に対して垂直に母屋という部材を木ネジで留める。更に壁側の垂直の通し柱と水平の胴差を次々に取り付ける。後は手前と向こう側の扉部分の壁だな、という所でお時間。今日は早いけどここまで。そして以前微妙な紹介をした例のアレへと向かった。それは、「世界が食べられなくなる日」というドキュメンタリー映画の自主上映会だ。麦わらから前売り券を買ってしまったヤツだ。僕はこのブログにも書いたがいつものように直感的になんとなく違和感を感じていた。いや、今回はなんとなくなレベルではなかったのだが・・・四万十市立中央公民館。ホワイトボードの上の市民大学のポスターを眺めたら、なんと9月にあの柳田邦男が四万十市に来るらしい。この情報をゲットしただけでも今日来た甲斐があったというものだ。さて、肝心の内容だが。予想通り、というか予想以上と言うべきか。こんなヒドイ映画が平気で上映されている事実に驚愕した。内容は、1.モンサント社の遺伝子組み換え作物は悪魔の仕業によってつくられたものであること。2.有機農法でも立派に農作物ができること。3.福島原発事故の際のデモの様子と放射能汚染のひどさについて。内容にも大いに疑問があるのだがそれは一旦置いておくとしても、撮影の仕方に大いに問題がある。客観性というものを完全に無視。ドキュメンタリーであれば少しは客観性を持つために反対意見などを取り入れて公平性を保とうとするものだが、そんなのカンケーネー!な2ちゃんねるのノリ。ひたすらモンサント社の悪口と原発を許す政府への批判のオンパレード。こういう偏った情報しか伝えない映像ってどこかで観たことあるぞ・・・・あ、そうだ。北のおエライさんが君臨なさっておられる国の平壌(ぴょんやん)放送だ。「偉大なる将軍様、キム・ジョンイルすむにだ!」とか、こういうバカにした言い方するのはどうかと思うぞ、オレ。ともかくね。遺伝子組み換え作物と放射能汚染とを意図的にゴチャゴチャに混ぜて同じ路線に持ってくサブリミナルみたいな流れになっていた。僕が一番注目していた遺伝子組み換え作物を食べると健康被害があるのかどうか、という問題についてはちょっと信憑性に欠けるように思った。実験では遺伝子組み換えのトウモロコシを食べさせたラットを二年間飼い、腫瘍がおっきくなったというのだが。ラットを遺伝子組み換え作物を食べさせた群、農薬をエサに混ぜた群、及びそれらの対象としてノーマルなエサを与えた群、など20群に分けてそれぞれ2匹ずつケージで飼育。たったそれだけの実験でその費用がなんと200万ユーロ(2.6億円)!というのだから驚きだ。いくら無菌室みたいなところで飼育したからと言ってそんなにかからねーだろ。とか、細かい部分、見逃しませんよ!挙句の果てには最後に登場した原発事故の被害で亡くなった遺族、のようなテイで映されていた映像。だが、亡くなったご主人の奥さんがチラッと漏らした死因は自殺だったよね・・・・とか。ま、この映画の批判はともかく。僕は観ていて哀しい気持ちになった。現代人って可哀そう。遺伝子組み換え作物にしても、原発にしても同じパラドックスを内包している。では反対運動によって遺伝子組み換え作物がこの世から完全に無くなった、と仮定しよう。米で比較すると有機農法で作ると農薬を使用する慣行農法の約1/3の収量と言われる。慣行農法の中に遺伝子組み換え作物も含まれる。と、単純に考えれば有機農法しか存在しない世界では現在の食糧の1/3しか流通しなくなる。実際には家畜の飼料はもっと効率が悪いので事態は更に深刻と思われる。そうなったら間違いなく人類は飢える。先進国は金にモノを言わせようとしてもないモノはない。そして最も過酷に飢えるのは発展途上国の貧しい人たちだ。穀類は家畜に食べさせるより人間が食べた方がエネルギー効率が高いので家畜には回らない。卵はきっと昭和初期くらいの価値になり、一個500円くらいでも滅多に手に入るかどうか。もし明日から遺伝子組み換えを消滅すれば世界で経済的に弱い国から餓死者が出て行く。それでも遺伝子組み換えを否定するのだろうか?農薬を?何故こんなことになってしまったのか?それは我々先進国と言われる食糧消費の激しい国の人間が食糧生産の現場から離れてしまったからである。もし、日本の農業人口が今の三倍あったら単純に言えば有機農法の作物だけを日本人は食べられるようになる。だけど。みんな、僕は家族がいるから、とか。私は医者で人の命を救っているから、とか。食品加工の仕事をしてるから間接的に農業に関わっている、とか。そんな言い訳して、人類のために明日から農業やります!てな行動には出られないでしょう?だから、単純に遺伝子組み換えを否定しても意味がないんです。遺伝子組み換え作物にしても、原発にしても、問題は同じ。生産現場から現代人が離れ過ぎてしまったためにその技術がなければ成り立たないということを忘れてしまったんだ。例えて言えば、蛇口から水を引くために遠く遠くにホースを引っ張ってきた。暫くするとホースが塩化ビニルで作られていると気づく。そしてこれは有害物質ではないか、と騒ぎ出す。挙句には環境ホルモンによって健康が犯されているのじゃないか、と。ある日、ついに反対する過激派がこんなモノは人類の敵だ、とホースを根元からちょん切ってしまう・・・・何度も言うけど僕は遺伝子組み換えも原発も全く賛成していません。だけど、地球の人口は余りに増えすぎた。みんな現場から離れ過ぎてしまった。そして、何かを自分の手で創る喜びを忘れてしまった・・・農場に戻ると鶏舎の増築用に購入した波板が届いてた。よーし、明日もトントン、カンカン楽しんだろっと。ホースをちょん切っちゃう前に、やることあるだろ?↓↓クリックして応援
2013.07.06
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ついにその日がやってきたっぽいですよ。高知県西部の来週の天気予報は・・・・れはれはれはれはれはれはれ~♪ ウルセーな、感じ。よーし。暗雲を抜けた朝。カヴォチャの真っ黄なデカい花がエラそうに木に巻きついてやがる。オノレチキンどもは久々に乾いた大地の上でアホみたいに相変わらずコケーとか騒いでやがる。たまにはワンと鳴いてみやがれ。さて、梅雨明けたっぽいからこっそり準備してた第一鶏舎の、アレをナニしちゃうか?実は。これまで余り表ざたにしていなかったのだが、僕の正体は・・・・ある時はただの農家のオヤジ。ある時はシャチョーさん。ある時は人事総務部長。ある時はクダラネーブログライター。ある時はホームページのデザイナー。ある時は出荷管理のスペシャリスト。また、ある時はややウサンクサイ営業マン。ある時はギタリスト。ある時は商品開発部長。そして、今回はなんと土木現場のオッチャンへと変身なのだ。そう。僕は人間のようで実は人間ではない。その正体はなんでもできる、ズバリ!スーパーウーマンなのだぁ~ (肝心なポイントを間違えるな!)ふふ。今日の風はややアゲインストだ。さて、いい天気ですね。まずは解体作業だ。産卵箱の卵を裏側から取れるようにと作った通路の壁と柱を取り除いていく。昨日雨が降ってる間に抜け目なく設計図を作っていたりしたんだぞ。今回も自分で作るから材料費のみで9万円くらい。しかも鶏舎の増築の分だけじゃない。朝一で昨日頼んどいた木材がトラックに積まれオッチャンと共にやってきた。エエ眺めや。しかも全部ヒノキ。材料を見るとワクワクする。てなことで、昨日買っておいた単管の柱を一応測量したり垂直を取ったりしながら地面にガンガン打ちつけ鶏舎側にクランプという接合部品で繋いだ。大してはかどってないように見えるが、こっからは木材と波板をコンコンするだけなのでチョー速い。たぶん明日も曇りがちの晴れらしい。あ、明日はアレの日だな。↓↓クリックして応援
2013.07.05
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雷雨の夕。雨が地面を叩きつける。雷が空を切り割いて光る。大地は自らを傷つけ、痛めつけて、そして激しくうめく。哀しいこと、辛いこと。心は自らを傷つけ、そして、叫ぶ。麦わらとはよく話す。隣に座っていることもあるが、僕は彼の美的観点からの意見をとても気に入っている。これまでの僕の人生の中に登場した人物でアートな観点を持っている人間はほとんどいなかった。だから新鮮なのだ。しかし、彼の直感的能力は教育によって抑え込まれている。だから、大人になって、つい最近直感的能力を自ら解き放ったボクなんかに芸術について語られてしまうのだ。そんな彼はこのニワトリノニワのビジョンを共感してくれ、発展させたいと望んでいる。しかし。残念ながら勢いのない現状を見て、ニワトリノニワの価値が伝わるのは時間がかかると悟り、二人でバイトでもして、しのぎますか?なんて、二人で冗談を言うて、笑っている。うん。天が、 泣いている。↓↓クリックして応援
2013.07.03
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