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「決定力に欠ける」「パンチがない」「中途半端」「ホラーじゃない」本国のさんざんな前評判にビクビクしながら観ました。(^_^;)それはこの映画(^-^)b「ジェニファーズ・ボディ JENNIFER'S BODY」(2009 米)PG-12『彼女の美しさには秘密がある』監督:カリン・クサマ制作総指揮・脚本:ディアブロ・コディ出演:ミーガン・フォックス アマンダ・セイフリード「どんな話?」田舎町の高校に通うジェニファーとニーディは幼馴染の友人。内気でさえないニーディに対して派手なジェニファーは全校生徒の注目の的だった。ある日、バンドのライブに出かけた2人だったが、ニーディの心配をよそにジェニファーがバンドに誘われてついて行ってしまう。彼女は夜更けに帰ってきたものの、翌日から恐ろしい事件が起こり始めた。果たして…青春学園ホラー。全体的にはオカルトホラーだけど、軽いユーモアを交えた定番の学園ものガールズ・ムービー。小悪魔が本物の悪魔になるお話だ。(o ̄▽ ̄o)bエロいミーガンさんと可愛いアマンダさんはそれぞれ見所もあるので、2人のファンは楽しめる。でも、それ以外には何も特徴がなくてするする終わってしまい、ストーリーもシーンもカットもほとんど記憶に残らない。観てすぐに忘れてしまうタイプの映画。内容的にはホラーファンにも学園ものファンにも物足りないんじゃなかろうか?映像的に安っぽい部分はないし、全体的にこれといった欠点は見当たらないけれど、とにかく不完全燃焼。「JUNO」の脚本家ディアブロさんの名前や女性監督によるホラーってことを期待すると、かなり肩すかしをくらうよ。主役2人のファンならばどうぞ。もちろん自己責任で。( ̄∀ ̄)b「女性の女性による女性のためのサスペンス・スリラーやで、きっと。女性特有のネチっこさを強調したり、意地悪さや素直さ、イイ子ぶりや残酷さをデフォルメしたり、ひょっとしたらグっとくるものがあるかも。」と思ってたら大ハズレ。(-ω-;)残念なことに、全部中途半端ものすごく中途半端。見え隠れするだけで伸びもしないから、惜しいとも言えないくらいだ。「個性的だけど共感できる、嫌いだけど憎めない」そんなキャラも出てこないし2人の微妙な関係も描写不足。エロ担当のミーガンさんはハマリ役。「トランスフォーマー」で「こんなエロい女子高生がおったら大変やで、女子大生になって一安心」と思ってたら、またまたエロい女子高生役。ちょっとエロ過ぎ。ユーモア担当メガネっ娘のアマンダさんも実は可愛いってところを見せてくれるし、ちょっとしたサービスシーンもあるよ。(o ̄▽ ̄o)あもちろん、2人ともズバリのカットはないので過剰な期待は禁物。でも2人のキスシーン見所かな?(//▽//)程度の差はあれ主役の2人は設定通りなのに、それを生かせない脚本と演出はこれ如何に。あれこれ迷ったあげくとにかく完成だけはさせました。では寂し過ぎるし、ホラーやスリラーが苦手なら風味程度にすれば良かったのに。(´ε`)全体的には「ろくでなしの友人とは早く縁を切りましょう」そんな教訓を残したいのかなと思える映画だった。オススメできる○:ミーガンさんのファン、アマンダさんのファンオススメしない×:ホラーファン余談ミーガンさんは「トランスフォーマー」のヒロイン役を降ろされたので次作から登場しない。エロ過ぎたからか?(`▽´)押して下さると、調子にのります(o ̄▽ ̄o)v
2010年07月31日
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あづい~熔ける~(>o
2010年07月30日
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(´ε`)う~む「トワイライト」効果で世界的にヴァンパイアが流行りじゃないの?同じように単館で公開中の「ぼくのエリ」よりこっちの記事の方が多少なりとも目立つのはなぜ?やっぱり、日本人ってゾンビが好きなのか知らん?何度も騙されて痛い目にあってるハズなんだけど、それでも観るって人の多さに毎度ビックリだ。でも、時々当たりがあるからやめられない。そんな作品が公開中。それはこの映画(^-^)b「ザ・ホード -死霊の大群- LA HORDE」(2009 仏)R-15『ゾンビ史上、最強最多』監督・脚本:ヤニック・ダアン バンジェマン・ロシェ制作総指揮:ザヴィエ・ジャン出演:クロード・ペロン アントワーヌ・オッペンハイム ジャン=ピエール・マルタンス「どんな話?」仲間を殺され復讐に燃える警官たちがギャングのアジトを襲撃するが、あえなく捕らえられてしまう。警官が処刑されようとしたその時なんとゾンビが乱入、何とか屋上に逃げ出した一同が見たものは…。珍しいフレンチ・ゾンビ。ノロノロとダッシュの中間、死人とアスリートの中間で普通の人間並みの動きをするゾンビもの。敵同士が外からの脅威に対抗して共闘する「要塞警察」(1976)や「スズメバチ」(2002)のシチュエーションをアレンジし、そこにゾンビを混ぜ込んだバイオレンス・アクション・ホラー映画だ。ゾンビ発生緊急事態で仕方なく共闘することになった警官とギャングたちが、山ほどのゾンビたちに立ち向かうストーリーは、閉じ込められ型ゾンビものの定番で、発生に関する説明がなく。警察ものゾンビものどちらにしても全く目新しい所がないので、あまり気合を入れると肩透かしをくらうよ。でも、とにかく大量のゾンビを見せようとする試みは嬉しい限りだし、機関銃なぎ倒しとかゾンビファンにもウケそうなシーンもあって最後まで楽しめる。(^_^)それに、自分たちが得意な暴力描写はそのままに、人間、ゾンビの区別なく扱うのは面白いと思った。ストーリーは普通だけど観て損はないので、興味のある人はぜひ。(^-^)b舞台は郊外の団地。かなり古くてあまり住人がいないようなさびれた団地。そこの一室をアジトにしているくらいなので、ショボいギャングなのかなと思うんだけどカモフラージュかも。ゴミ捨て場に転がった同僚の復讐に燃える警官たちは、特殊部隊顔負け装備で潜入。緊迫感のあるオープニングだ。なぜか色恋沙汰が出てきたりしていかにもフレンチなんだけど、それはわざと。必要以上に真剣で痛い現代的なノワール風味はそのままに、いつしかゾンビが紛れ込んできて、突然バンッ!特徴的なのは、とにかく殴る殴る蹴る蹴る蹴る投げるぶつける叩きのめす、ゾンビが可哀相になるくらいシバき上げること。人間だったら複雑骨折内臓破裂必至。さすがもゾンビもフラフラだ。(o ̄▽ ̄o)寄ってたかって押さえつけたゾンビを皆でいたぶるし、なにもそこまでしなくても。てか、そんな効率の悪い疲れる攻撃をしてるから、案の定次々と…(-ω-;)ゾンビ発生理由は説明されず、無情感あふれるラストは他の正統ゾンビと同様だけど、大量のゾンビを出した証拠にエンドロールがゾンビ役者のクレジットで埋め尽くされるフレンチ風ユーモアもなんとなく嬉しい。そんなこんなで新作ゾンビ映画では拾い物の本作、興味と機会のある人はぜひ。オススメできる○:ゾンビファン、ホラーファンオススメしない罰:旧態依然としたゾンビしか認めない人余談ここまできたらパルクール(Parkour、移動芸術、「YAMAKASI」(2001)や「アルティメット」(2004)、「007カジノロワイヤル」(2006)の序盤のチェイス)とゾンビのコラボなんかも観てみたいなぁ。押して下さると、調子にのります(o ̄▽ ̄o)v
2010年07月26日
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うっひゃほーい!\(^o^)/「映画秘宝」がやってくれました!本国で4/16から公開されて、一部では大人気。続編も制作決定(2012年公開予定)した話題の「KICK ASS(原題)」(2010)の日本公開が決定!\(^o^)/まずは、イベント「映画秘宝まつり」で9/16(木)、浅草公会堂でプレミア上映だ!本番公開の詳細は未定のようだけど、何はともあれ公開決定ばんざい!楽しみ楽しみ!o(^▽^)o余談HIT GIRL=クロエ・モレッツちゃんは、先日初回した「ぼくのエリ」のアメリカ版リメイク「Let me in」でエリ役。HIT GIRLとエリでは違い過ぎて、イメージがわかん。(^_^;)押して下さると、調子にのります(o ̄▽ ̄o)v
2010年07月23日
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9/10公開予定の「バイオハザード IV アフターライフ」(2010)マイケル・スコフィールドの脱獄テクニックがどれだけ通用するか、楽しみ楽しみ。\(^o^)/アリさん=クレアはメインキャストだけど、シエンナ・ギロリーさんのジルも再登場するって噂は本当か知らん。ともかく、今回は初作以来の再登板アンダーソン監督なので、そうそうはずしはしないハズ。名作の可能性も低いけど…(o ̄▽ ̄o)で、思い立ってアンダーソン作品を観ました。それはこの映画(^-^)b「ソルジャー SOLDIER」(1998 米)『男は、宇宙に捨てられた最強兵器』監督:ポール・W・S・アンダーソン出演:カート・ラッセル ジェイソン・スコット・リー コニー・ニールセン ショーン・パートウィー ゲイリー・ビューシイ「どんな話?」誕生と共に将来を決められてしまう未来。兵士になるものは戦闘要員として徹底的な教育・訓練を受け、競争の果てに一握りのエリートのみが成人できる厳しいものだった。トッド3465は優秀なベテラン兵士だったが、遺伝子操作で生み出された新世代の兵士たちとの競争に敗れ、辺境の廃棄物惑星に投棄されてしまう。瀕死の彼を救ったのは、現代文明から逃れて移住してきた人々だった。そしてある時、新世代兵士たちが訓練のため廃棄物惑星を攻撃してきた。果たして…SFアクション。旧型戦闘人間と新型戦闘人間の戦いを描いたSF映画だ。身体能力・戦闘能力で圧倒的に優位な相手に無いものは、絆や愛などの人間性。どっちが勝つかは観てのお楽しみ。(^_^)最新兵器の撃ち合いが最後は肉弾戦、単なる殴り合いになってしまう所も含めて90年代後半の映画とは思えない古臭さだけど、筋肉映画に出ていたころのラッセルさんの雄姿を楽しみたい方はぜひ。( ̄∀ ̄)b幼いころから軍人教育を徹底的に叩きこまれる。感情を表に出さず命令に従うのみ。周りは全てライバルで、ただただ一番になるために全て蹴落として、敗れたものは死んで当然。生き残った少年たちは機械じみた戦闘兵器として成長し、17歳になってようやくほっぺたに番号をプリントされて完成品となる。でもでも、兵士としては優秀でも軍隊としてはどうよ?そんなヤツらが集団戦闘できるの?(´ε`)さすがに賢い上層部は、そんな軍隊としての致命的欠陥に気付いて(?)「やぱ、後付けじゃダメだわ。なら、元から作ればイイんじゃね?」遺伝子を操作して、生まれながらの兵士を造ることに方針変更。見事成功。ま、スカイネットがやるのでもない限り、機械より人間の方が安上がりななんだろう。旧型兵士たちは若い新型にこてんぱんにやられて、もちろん優秀だったラッセルさんもやられてしまう。で、死んだり傷付いたりして使いものにならなくなると、ラッセルさんのようにゴミとしてポイ。そんな導入部だ。メインはゴミ棄て場(惑星)でのお話。新兵たちが訓練を兼ねてゴミ捨て場の掃除も兼ねてはみ出し者たちの殲滅にのほほんとやって来たら、ところがどっこい、銃を構えたラッセルさんが水の中からザッバーって寸法。(`▽´)人と人との絆、子供との交流で人間性を取り戻したラッセルさん強さを見よ!でも、泣けない、笑えない、怒れない、トッド3465の最後の叫びは、感動的。かも。顔はあくまで無表情。無表情のまま身体で悲しみ、身体で怒るラッセルさんの名演技(?)をぜひご覧あれ。一番の欠点は、殴りやすそうなアゴ、かな?髪が短いとよけいに強調されるから、やっぱり長髪の方がイイ。カモン、スネーク!ヽ(゜▽、゜)ノオススメできる○:ラッセルさんのファン、オススメしない×:格闘映画ファン余談本作のラッセルさんのセリフは、単語でたった104個!少なっ!(≧∇≦)押して下さると、調子にのります(o ̄▽ ̄o)v
2010年07月22日
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自分でもすっかり忘れてた企画だけど、たまにはね。(^_^;)ってことで久々にトリビアいきます(^o^)/「エアポート'75」(1974)「大地震」の制作費が余ることが分かったので、同じ俳優(チャールトン・ヘストン、ジョージ・ケネディ)を使って同時に撮影した。「ディパーテッド」(2006)ジャック・ニコルソンはボストン・レッドソックスの帽子をかぶる予定だったが、本人がヤンキースのファンなので拒否。代わりに黒無地の帽子に変更された。「アマデウス」(1984)妻のコンスタンツェ役には「あまり美人でないこと」との条件があったので、エリザベス・ベリッジさんは複雑な心境だった。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(1985)父親役のクリスピン・グローバー(1964年生まれ、当時21歳)は、高校生役のマイケル・J・フォックス(1961年生まれ、当時24歳)より年下。「禁じられた遊び」(1952)予算が不足したため、オーケストラではなくギター1本の演奏になった。「スペース・バンパイア」(1985)故淀川長治さんは日曜洋画劇場で、「いろいろな意味で夜眠れなくなる映画」だと紹介した。お粗末さまでした。m(_ _)m押して下さると、調子にのります(o ̄▽ ̄o)v
2010年07月18日
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ブブブ…また警報メール!?( ̄Д ̄;)大雨、洪水、雷、etc.の警報が出ない日がない今日この頃。事故も多いようですので、皆さん十分注意して下さい。m(_ _)m雨はともかく、蒸しむしムシ虫うっとうしい!こんな時は静かに雪景色でも見て、心だけでも落ち着かせよう。輸入版で観て原作を読んで心待ちにしてた作品がやっと公開中。それはこの映画(^-^)b「ぼくのエリ 200歳の少女 原題:LAT DEN RATTE KOMMA IN 英題:LET THE RIGHT ONE IN」(2008 スウェーデン)PG-12『怖ろしくも、哀しく、美しい12歳の初恋 』今年の最低邦題、最低キャッチに決定!(`へ´)b監督・編集:トーマス・アルフレッドソン原作・脚本:ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト 「モールス」出演:カーレ・ヘーデブラント リーナ・レアデンション「どんな話?」ストックホルム郊外の新興住宅に母親と暮らす12歳の少年が主人公。いじめられっ子の彼は、立木にナイフで切りつけることでストレスを発散していた。ある時その現場を隣の部屋に引っ越してきた同年代の子に見られてしまうが、それがきっかけで2人は夜ごと言葉を交わすようになる。しかしその子は見かけ通りの少女ではなく、人間ですらなかった。そして近辺では残虐な殺人事件が発生。果たして…吸血鬼ホラー。少年と吸血鬼の心の交流を描いた静かで抒情的な吸血鬼映画だ。うっ屈した思春期の少年が出会って心を通わせていくのが、なんと吸血鬼。グロ描写はほとんどないし、あっても遠景なので苦手な人でも大丈夫。もちろん吸血鬼ものなので血は流れるけれど。吸血鬼を使って障害のある恋を描いただけと言われそうだけど、そんな甘いお話じゃない。北欧の寒く静かな郊外を背景に少年の成長と吸血鬼の生存本能を高レベルでバランスさせ、なんとも哀しく切ない物語に仕立てている。吸血鬼ってだけで拒否せずに、少しでも興味があればぜひ!(^-^)bホラー映画が苦手、ヨーロッパ映画特有の引き気味の画面が苦手、派手な画面がないと退屈、90分以上座ってられない。そんな人でも興味があればぜひ!観て損はなし、強くオススメ。(`へ´)b7/10より銀座テアトルシネマで公開中。以後7/24より仙台チネ・ラヴィータ8/21よりテアトル梅田9/4よりシネ・リーブル博多駅札幌シアターキノと名古屋ゴールド劇場は秋京都シネマは時期未定で順次拡大(?)公開予定。(^_^;)いや~、とにかく公開されて良かった良かった。\(^o^)/もしかして米版リメイクの方が先に公開されて、オリジナルが無視されるかもって心配してたから。両親の離婚と父親不在も関係しているのか、ちょっとうじうじした内証的な少年オスカルが、部屋の窓ガラスに写る自分を「僕なんて…」と卑下しながら見つめていると、下の道路に車が止まって子供とオッサンが荷物を運んでいるのが目に入る。壁の向こうから物音が聞こえて来るから、どうやら新しいお隣さんのよう。学校でいじめられいろいろ空想した彼がとうとう、夜、団地近くの公園で立木に向かって「こい、このやろう!こうしてやる!」って家から持ちだしたナイフでグサグサやってる時に、それを遊具の上からエリが眺めているのが2人のなれそめ。謎めいたエリにどんどん惹かれていくオスカル。そんな彼の様子に昔の自分を思い出して、こそばゆくなってしまうのは私だけじゃないハズ。(^_^;)同居人のオッサンを父親だと思っているオスカルが、壁越しに言い争う声を聞いてエリの事が心配になる。で、思いついたのがモールス信号を使った会話。壁をコンコンツー。(=翻訳小説のタイトル)ほのかな恋を思わせる描写の後に血塗れのシーンが続いたりするから、いやでもエリが人間でないことを思い出させてくれる。夜の闇が長い北欧の冬、静かな中で起こる異様な事件、真っ白な雪と氷を染める真っ赤な血。全体的には静かな雰囲気なんだけど要所々々で事件が発生するし、それに関わった人たちがどうなっていくのかという興味もあって最後まで飽きずに楽しめる。(^_^)それに、エリが血の涙を流す中盤の山場とクライマックスのプールは、見逃すには惜しい名シーン、必見だ。とにかく、ホラーだからとか吸血鬼だからとかで敬遠するんじゃなく、映画ファンなら観て損はない映画だと思う。オススメできる○:映画ファンオススメしない×:映画が嫌いな人余談ホラーに馴染みのない方のために吸血鬼は十字架やにんにくが苦手で鏡に映らないだけじゃなくて・吸血鬼は太陽の光を浴びると灰になる・吸血鬼は招かれないと建物に入れないと言う約束事があって、本作では非常に重要な意味を持ちます。基礎知識として知っておいて下さい。余談2原作者のリンドクヴィストさんは「スウェーデンのスティーブン・キング」と呼ばれてるらしいけど、キング作品のような人間不信や絶対悪は登場しないから内容のことじゃなく、ホラーで稼ぐ例えととるべし。活字がお好きな方は原作もぜひ。【以下ネタバレ全開にて要注意!!!】知ってても楽しめますが、知らずに観たい人は読むべからず。まず言いたい!『200歳の少女』~ぉ!?(#`Д´)エリ=エライアスは、元々去勢された男の子だから少女じゃない!ミスリードもいいところ。画面ではきちんと中性的に描いているし、はっきりセリフにもある。人間に見えるけれど人間じゃない。少女に見えるけれど男でも女でもない。生きるためには善悪関係なく人間を殺さなければならない。そんなエリの不安定さが下手な観客だと上手く伝わらないかも知れないぞ。(`□´)それに、200年以上生きていると分かるだけで、200年前に生まれたなんて誰も一言も言ってない!『200歳』の『少女』なんてバカ過ぎ。怒りを通り越してあきれ果てた。(ノ_-)~オスカルの複雑な恋愛感情が初恋だなんてどこにもないから、キャッチも適当。知ってか知らずか結果的に命をかけた究極の純愛なので、初恋からイメージされるような甘っちょろいものじゃない。せっかく公開してくれたんだからあまり言うのもなんだけど、ホントに鑑賞したのか?鑑賞した上でのことか?鑑賞前に間違った予断を与えるのはやめて欲しいなぁ。米版リメイク(「Let Me In=(私を)中に(招き)入れて」)でさえ一応ポイントを押さえたものなのに…一番致命的なのはモザイク。今時フィルムを引っ掻いたようなモザイク。全く何の意味もないモザイクが大きなマイナス!去勢された傷跡を見たオスカルがショックを受けるシーンなのに、そこを隠してしまうとなぜ驚いたのか分からない。分からないし、2人の恋愛(?)の複雑さを示す重要なカットを見せなくてどうするよ。もちろん作りものなので何の問題もないのになぜ隠すかなぁ。ロリ●ンが誤解するだけだと思うぞ、バカタレ。(*`皿´*)/脚本は原作者によるものなので、原作のエッセンス=映像化するならこの部分というところが残っていると考えるべきなんだろうけど、同じスウェーデンの吸血鬼もの「フロストバイト」(2006)ではアメリカ映画顔負けの描写ができてるから技術的なものじゃなく、興業的な判断かレイティングからくる制約か、原作の残虐場面を大幅にカット。残った部分もかなりソフトにしてあるので、抒情的な部分とエログロのバランスが原作ほどじゃなくてリリカルさが強い。その分説明不足で曖昧な部分が残るので、考えたり想像するのが苦手な人には向いていないかも。ファンタ系が好きな人にそんな人はいないか。(^_^;)原作では、同居人のオッサンがたまたまロリコ●なだけでオスカルもオッサンと同じ従僕≒奴隷の道をたどるかどうかはっきりしないけど、映画では完全にそう描いているので、「吸血少女対少女フランケン」(2009)を観た人じゃなくてもオスカルの未来を予想できるラストだった。そんな黒いハッピーエンドもイイけれど、ホラーファンとしてはもっとエログロ部分を残した原作のテイストに近い完全映画化版を観てみたいなぁ。硫酸で完全に溶け落ちた顔面とか、ビクビクしながら血の風呂に手を入れるとか、細切れに破壊しないと活動停止しない吸血ゾンビとか…(o ̄▽ ̄o)にょほほ押して下さると、調子にのります(o ̄▽ ̄o)v
2010年07月17日
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♪しーんちょぉー ごじゅうななめーとるたーいじゅう ごひゃくごじゅぅっとんきょたいが…はコンバトラーVだけど、身長:約230cm、体重:約200kg。人間より一まわりも二まわりも大きい上に驚異的な身体能力を持つのがプレデター。その、待ちに待った新作を観ない訳にはいかない。それはこの映画(^-^)b「プレデターズ PREDATORS」(2010 米)PG-12監督:ニムロッド・アーントル制作:ロバート・ロドリゲス出演:エイドリアン・ブロディ アリシー・ブラガ トファー・グレイス ダニー・トレホ ローレンス・フィッシュバーン「どんな話?」傭兵、特殊部隊兵、殺し屋、殺人犯たち8人が連れて来られたのは見知らぬ惑星だった。脱出のためジャングルを踏破中の彼らを何者かが襲う。果たして…SFアクション。人間と異星人の集団戦闘を描いたSF映画だ。疑似リアル戦闘に謎の異星人を潜り込ませるという変わった映画だった初作が一部に人気が高いので、キャラクター映画だった「A.V.P.」と「A.V.P.2」はなかった事にして新規まき直し再出発って感じ。人気のあるキャラクターなので扱いが難しいところだけど、ロドリゲスさんの案をアーントル監督が真面目に作っていて、ファンもそこそこ初見の人もそこそこ楽しめる内容になっている。但し、あくまでもそこそこでストーリーははじけ方が足りないし真面目すぎる映像と合わせて全体的に物足りない。過去作からのエスカレーションを期待すると肩透かしをくらうのでそのつもりで。(^_^;)目を覚ましたら…えっ!?…ええぇっ!?落ちてるやん!すげー落ちてるやんどうしようもなく落ちてるやん!\(>o
2010年07月16日
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♪ くーもーをやぶきーそーおーなびるあそびーつかれーたひーとたち…ねむらーないまーちもーいちどーほしくーずのほほえみを~(*´○`)o¶皆さんご存知の「眠らない街」(作詞・唄:田中美奈子 作曲:工藤仁志)え?知らない?やっぱり…(-ω-;)棒読みで歌えるから楽なんだけど、カラオケで誰も知らないのは寂しいもんです。でも、奥田瑛二さんと真田広之さんの鬼気迫る絡みを思い浮かべながら歌うのがこれまたオツなもので…( ̄∀ ̄)それはこの映画(^-^)b「眠らない街 新宿鮫」(1993 東映)監督:滝田洋二郎原作:「新宿鮫」大沢在昌著出演:真田広之 田中美奈子 奥田瑛二 室田日出男 矢崎慈 今井雅之 松尾貴史 浅野忠信「どんな話?」新宿署防犯課警部・鮫島は、歌舞伎町の暴力団からも一目おかれる存在だったが警察機構内部では疎まれ、今回も単独で改造銃による犯罪を追っていた。四面楚歌の彼を癒してくれるのは、偶然知り合ったバンドボーカルの晶(しょう)だけ。苦心の末発見した製造犯は射殺されるが、改造銃の行方は知れなかった。そして晶に危険が…警察サスペンス。日本ハードボイルド小説の傑作にしてベストセラー、「新宿鮫」シリーズの初作の映画化作品だ。新宿や歌舞伎町のロケはなかなか迫力があるし、奥田さん今井さん室田さん浅野さん、他に大杉漣さんや高杉亘さんら脇役陣がみんなイイ味をだしていて見ごたえ十分。それなのに、滝田監督の丁寧な…丁寧過ぎる人物描写と一拍遅れる場面転換がせっかくの展開に水を差す感じで、正直盛り上がりに欠ける。それと、当時から今でも感想の大半が田中美奈子さんがミスキャストってことだけど、私もそう思う強く思う。てか、全然ダメ。話にならーん!原作のイメージとかけ離れてるってことじゃなく、客観的にみてあの歌とお芝居はダメでしょう。一人だけ浮いてる。(`ε´)ま、全体的にのっぺりとした印象がぬぐえないけれど、演技やエピソードは十分魅力的なので興味のある人はどうぞ。(^_^)b「舐めて欲しいって言え!」(//▽//)うひゃ~3年前、ゲイのふりをした鮫島=真田さんにひっかかって逮捕された木津=奥田さんが、精巧な改造銃(仕込み銃)作りとして登場。逮捕された時の捨て台詞が「今度よ、あんたに男の良さを教えてやるよ」(^m^)にょほほ改造銃で警官が撃たれる事件が発生し捜査本部が設けられると、今井さんが憎々しげに好演する同期のキャリア=香田と敵対しながら、鮫島は単独で木津に迫っていく。味方と言えるのは鑑識の藪=矢崎さんと桃井課長=室田さんだけ。で、あれこれあって「舐めて欲しいって言え」ですよ。(o ̄▽ ̄o)手錠に繋がれた真田さんの股間をまさぐる奥田さん。服をカッターで切り裂いていく。傷だらけの真田さんに向かって「舐めて欲しいって言え」で奥田さんがねっとりと傷を舐めてあげる訳です。で、べったりとキス。(//▽//)うひ~奥田さんのいっちゃった演技は必見かも。(`▽´)でも、真田さんはカッコいい。やっぱりやっぱりカッコいい。奥田さんとキスしてもカッコいい。原作では背が高いことになってたからなんとなく松田優作さんをイメージしてたけど、真田さんで正解。鮫島にぴったり。NHKのドラマでは舘さんが演じてたけど、あれはちょっと…もともと舘さんって舘さんを演じてるとしか見えないせいもあるけれど、苦悩しながら戦うイメージがない。気取ってるだけじゃハードボイルドとは言えない。今どきじゃないかも知れないけれど。ポケベルや、携帯と言うには大きい肩掛けタイプの移動電話が時代を感じさせるし、いろんな流れが最後に合流して大きな流れにってダイナミックさを上手く描けてるとは言えないけれど、私も含めて原作のファンには文句の付け所が多いけれど、なんとなく好きなのよねぇ。真面目さが憎めない。そんな映画だった。あ、決して前記事に関係したゲイ映画じゃないので誤解のなきよう。(^_^;)オススメできる○:ヒロインを我慢できる人オススメしない×:警察ものが好きな人押して下さると、調子にのります(o ̄▽ ̄o)v
2010年07月08日
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昨年は書かなくて済むよう、目立たぬようにはしゃがぬようにひっそりとやりすごしたら、後で友にエラい怒られた。(T_T)初夏の風物詩としてすっかり定着した(?)『第19回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭』(Tokyo International Lesbian & Gay Film Festival=TIL&GFF)が、7/9~11(新宿バルト9)、7/15~19(南青山スパイラルホール)で開催されます。チケット絶賛発売中。(^o^)/それにしても19回とはスゴいもんです。実際、世界中で性的なマイノリティをテーマにした映画祭は100以上あるらしいんですけど、TIL&GFFはその中でも最も古いものの一つで、その上観客動員数はアジア最大規模。まさにビアン&ゲイの祭典です。普段馴染みのない人もこれを機会に映画を通じて、ゲイゲイしい世界LLしい雰囲気に接してみてはいかがでしょうか?(^_^)トークショー他いろんなイベントが盛りだくさんのようですが、映画祭ですのでラインアップだけでも紹介しておきます。ベネチア映画祭主演男優賞受賞作品「シングルマン」(2009)のように映画ファンならご存知の作品が上映されたりしますので、興味のある人はぜひ!オープニング(7/9)「大変!息子がゲイなんて! Oy Vey! My Son Is Gay!」(2009 米)「シングルマン A Single Man」(2009 米)クロージング(7/19)「波に流れて Undertow」(2009 ペルー、コロンビア、仏、独)「4つの嘘と愛 The Four-Faced Liar」(2010 米)「ミャオミャオ Miao Miao」(2008 香、台)「ハリウッド・ジュテーム Hollywood, je t'aime」(2009 米)「悔やむ人たち Regretters」(2010 スウェーデン)「私はアネカ I'm Just Anneke」(2010 米、カナダ)「双子のデュオ~アンタッチャブル・ガールズ The Topp Twins: Untouchable Girls」(2009 ニュージーランド)「とある放課後に」(2009 日)「ローラがやって来た And Then Came Lola」(2009 米)「La foret de Rachel D'Amour」(2010 日)「おばけのマリコローズ MARIKO ROSE THE SPOOK」(2009 日)「スプリング・フィーバー Spring Fever」(2009 中、仏)ボーイズ短編集、全5作品ガールズ短編集、全5作品レインボー・リール・コンペティション(観客賞)、全6作品例年通り、コメディありシリアスありドキュメンタリーあり、各国の映画祭で評価の高かった作品が勢揃い…とまではいかないにしろ、これを上映するのか!?と思うような作品がいくつかあります。マジで行きたいなぁでも東京か…(-ω-;)ともかく、少しでも興味があればぜひ!(^o^)b詳細は公式サイトで。 ↓http://tokyo-lgff.org/2010/はい、広報しといたよ。え?鑑賞後の記事も書け!?(T_T)「シングルマン」と「スプリング・フィーバー」は10月劇場公開予定。押して下さると、調子にのります(o ̄▽ ̄o)v
2010年07月02日
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毎年お伝えしているサターン賞。去る6/24にようやく第36回の結果が発表されましたので、ご報告しておきます。2/19のノミーネーション発表から早6ヶ月。昨年のことを言えば鬼が笑うと申しますが…そりゃ来年のことか、ともかく2009年度の事を思い出してもらえればイイんじゃないかと思います。(以下、映画部門のみ。最上段が受賞でそれ以外はノミネート。)『最優秀SF賞』アバターザ・ウォーカーノウイング月に囚われた男スター・トレックトランスフォーマー/リベンジウルヴァリン『最優秀ファンタジー賞』ウォッチメンハリー・ポッターと謎のプリンスラブリーボーンきみがぼくを見つけた日怪獣たちのいるところ※SF部門が7作品、ファンタジー部門が5作品なのは、「アバター」が当初ファンタジー部門でのノミネートだったため。『最優秀ホラー賞』スペル運命のボタンフローズンThe Last House on The Leftニュームーン/トワイライトサーガゾンビランド『最優秀アクション/アドベンチャー/スリラー賞』イングロリアス・バスターズ2012マイ・ブラザーハート・ロッカーLaw Abiding CitizenThe Messengerシャーロック・ホームズ『最優秀主演男優賞』サム・ワーシントン(アバター)ロバート・ダウニー・Jr.(シャーロック・ホームズ)トビー・マグワイア(マイ・ブラザー)ヴィゴ・モーテンセン(ザ・ロード)サム・ロックウェル(月に囚われた男)デンゼル・ワシントン(ザ・ウォーカー)『最優秀主演女優賞』ゾーイ・サルダナ(アバター)キャスリン・キーナー(かいじゅうたちのいるところ)メラニー・ロラン(イングロリアス・バスターズ)アリソン・ローマン(スペル)ナタリー・ポートマン(マイ・ブラザー)『最優秀助演男優賞』スティーブン・ラング(アバター)フランク・ランジェラ(運命のボタン)ジュード・ロウ(シャーロック・ホームズ)スタンリー・トゥッチ(ラブリー・ボーン)クリストフ・ヴァルツ(イングロリアス・バスターズ)『最優秀助演女優賞』シガニー・ウィーバー(アバター)マリン・アッカーマン(ウォッチメン)ダイアン・クルーガー(イングロリアス・バスターズ)レイチェル・マクアダムズ(シャーロック・ホームズ)ローナ・レイヴァー(スペル)スーザン・サランドン(ラブリー・ボーン)『最優秀若手賞』シアーシャ・ローナン(ラブリー・ボーン)テイラー・ロートナー(ニュームーン/トワイライトサーガ)ベイリー・マディソン(マイ・ブラザー)ブルックリン・ブルー(きみがぼくを見つけた日)マックス・レコーズ(かいじゅうたちがいるところ)コーディ・スミット=マクフィー(ザ・ロード)『最優秀監督賞』ジェームズ・キャメロン(アバター)J・J・エイブラムズ(スター・トレック)キャスリン・ビグロー(ハート・ロッカー)ニール・ブロンカンプ(第9地区)ガイ・リッチー(シャーロック・ホームズ)ザック・スナイダー(ウォッチメン)クエンティン・タランティーノ(イングロリアス・バスターズ)『最優秀外国映画賞』第9地区Dr.パルナサスの鏡ロルナの祈りレッド・クリフ96時間渇き『最優秀アニメーション賞』モンスターvsエイリアンDisney's クリスマス・キャロルThe Fantastic Mr.Foxアイス・エイジ3プリンセスと魔法のキスカールじいさんの空飛ぶ家結局「アバター」が10部門を受賞して、まさしく一人勝ちの結果になりました。常に賞レースでは先頭にたちながらゴールデン・グローブの作品賞と監督賞が目立つくらいで、国内外ともほとんど賞には縁遠かった「アバター」ですので、サターン賞が「アバター」を最も高く評価したことになりますね。他にはロバート・ダウニー・Jr.さんの2年連続受賞ならずとか、「カールじいさん…」にカールおじさんがカメオ出演してたら間違いなかったのに(まだ言うか!?)とか、個人的には楽しめました。今年も、話題の「インセプション」始め対象作品が目白押し。私は「プレデターズ」に期待。「Kick Ass」はまだか!?とにかく来年が楽しみ楽しみ。では皆さんごいっしょにSF・ファンタジー・ホラー バンザイ!!!\(^o^)/押して下さると、調子にのります(o ̄▽ ̄o)v
2010年07月02日
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世界一有名な無名俳優サム・ワーシントンさん主演の「タイタンの戦い」。流行りの3Dなのにあまりパッとしなかったなぁ。通常映画を加工した"いんちき"3Dのせいかなぁ。(´ε`)それとも、ギリシャ(ローマ)神話って人気がないのか知らん?興味があるならまだしも、神話を知らなければ名前だけではピンとこなくて鑑賞中は常に一歩遅れる感じだろうし。基礎知識は必要不可欠じゃないにしろ、あるに越したことはないでしょ、やっぱり。(´-ω-`)話は変わって、ようやく「カールじいさんの空飛ぶ家」を観た。(^_^)/イイ映画ですなぁ。思わずホロリ。それより、パッケージの絵に風船で飛んでいるカールおじさんを使えば良かったのに、明治製菓の人。袋に風船をつけて山ほどのカールが飛んでいくTVCMとか。こちとら1968年発売開始40年の歴史があるんだから、ディズニー・ピクサー相手でもビビることはないと思うぞ。(`ε´)てか、制作段階で話をつけてカメオ出演でもさせてれば、集客数倍増、うはうはだったのに。(`▽´)♪それにつけてもおやつは~ま、冗談はともかく「タイタンの戦い」と風船(気球)で思い出した人も多い(?)のでは?昔はたびたびTV放映してたらしいし。それはこの映画(^-^)b「SF巨大生物の島 MYSTERIOUS ISLAND」(1961 英)日本劇場未公開監督:サイ・エンドフィールド原作:ジュール・ヴェルヌ「神秘の島」特撮:レイ・ハリーハウゼン音楽:バーナード・ハーマン出演:マイケル・クレイグ ジョーン・グリーンウッド マイケル・カラン ハーバート・ロム「どんな話?」米南北戦争の真っ只中、南軍の捕虜となっていた北軍大尉は部下と共に夜の雨を利用して、偶然巻き込まれた記者や阻止しようとした北軍兵士共々観測用気球で脱走した。激しい嵐で操縦不能になった気球は3日3晩流され、ある島に不時着する。なんとか無事に再会した一同だったが、そこに現れたのはなんと巨大なカニだった。果たして…デカい食材をおいしくいただグルメ映画。ではなく、SF映画。巨大な生物が生息する島に漂着した人々を描いた冒険SF。「シンドバッド七回目の航海」(1858)を経て、最高傑作(と私は思う)「アルゴ探検隊の大冒険」(1963)につながるハリーハウゼンさんのモデルアニメ絶好調時の作品。なので、同時期には背びれを付けた本物のイグアナを接写して恐竜、後年でも本物の動物を接写してデカいと言い張る他の巨大生物ものとは一味もふた味も違う出来具合。一応「海底二万哩」の後日譚なので、ネモ艦長やノーチラス号も登場。でも、見所のデカい生物は忘れたころにしか出てこないし年代なりの展開なので、テンポはのんびり。モデルアニメが嫌いじゃなければ観て損はないと思うし、CGにはない光学合成独特の雰囲気が好きならぜひ。(^-^)bデカいネズミに襲われる「巨大生物の島」(1976 米)(原作はH.G.ウェルズの「神々の糧」)とお間違えなきよう。偶然とは言え、主人公の大尉、部下、元奴隷の黒人、従軍記者、南軍軍曹が同乗してしまうから小さいカゴはすし詰め。よく飛べたものだ。嵐に流され翻弄されて、言葉通りの風任せ。操縦不能の4日目に、事故が起こってあら大変。見る見るうちに高度が下る。血圧ならば嬉しいものの、墜落なんてご勘弁。たまたま島影が見えたので、カゴを切り離して海に落ちようと計画するんだけど、大尉だけが誤ってドボン。気球はそのまま砂浜へ、って始まりだ。メインの巨大生物の一番手はカニ。こいつは力を合わせて間欠泉にボチャン!はい、茹でカニの出来上がり。(≧∇≦)わははさすがに誰も焼きガニが欲しいとは言わず、皆さん黙々とお食事。二番手は鶏。これは主人公が体を張って仕留めたから、またまた皆さん鶏肉に舌鼓。(≧ω≦)うはは三番手に巨大ハチが出てるからハチミツ食べ放題乳幼児は注意、とはならずにそこは少々危険な目に遭ったりもする。ともかく、殺されない限り、食料には困らないって寸法だ。それにはもちろん(今更伏せてもしかたないけれど)●●艦長の遠大な計画が隠されているのであった!その計画とは!?観たことのある人に色々聞いてみると、カニはともかく貝男のシーンを覚えている人が多い。謎の貝男とは!?紹介したデカぶつ以外にいろいろ気になる人は「レイ・ハリーハウゼン コンプリートBOX」や「レイ・ハリーハウゼン DVDライブラリー」で確認してみよう。(o ̄▽ ̄o)bオススメできる○:モデルアニメ好き、カニ好きオススメしない×:CGのVFXが当然だと思ってる人余談「カールじいさんの空飛ぶ家」が本作のオマージュだとは水道橋博士の説だけど、確かに!気球、乗客、漂流、秘境、冒険家、etc.制作者がハリーハウゼンさんを好きなのは有名な話なので、きっと当たってると思う。押して下さると、調子にのります(o ̄▽ ̄o)v
2010年07月01日
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