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ビールとは総括のことである。By りびんぐすとん。一日の締めでビールを飲む。それが美味しければ、今日一日頑張った証拠。不味ければ、明日はもっと頑張らねば、と反省する。力説しても、なかなか良き理解者がいず・・・。よき理解者とは、ビールのことである。By りびんぐすとん。
2005.09.26
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きたん【奇譚】<名詞>不思議な、あやしい、ありそうにない話。しかしどこか、あなたの近くで起こっているかもしれない物語。41歳のピアノ調律師、――『偶然の旅人』息子を海で失った女、――『ハナレイ・ベイ』失踪人間を探索するボランティア、――『どこであれそれが見つかりそうな場所で』「一生で出会う3人の女」のうちの一人と出会った男、――『日々移動する賢蔵のかたちをした石』自分の名前だけが思い出せない女、――『品川猿』東京で静かに暮らす人々が体験する5つの奇妙な物語。待望の最新作だ。書店で見つけ、5秒で購入。すぐに読むのがもったいないので、「ミスタードーナツ」でドーナツ(もちろんオールドファッションね)をかじりながら少しづつ読むことにした。しかし面白すぎて、一口に読みきる。ふう、ごちそうさま♪
2005.09.24
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映画を観ているようなスピーディーかつスリリングな展開に、知的好奇心をくすぐる暗号の数々。そして、2000年に及ぶ西洋史上最大の秘密とは。 それは、モナ・リザの微笑みが教えてくれる。読者だけが味わうことのできる至上の醍醐味だと。
2005.09.21
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イギリス映画「ブラス!(97年)」は、絶望に暮れる人々に笑いと涙と生きる希望を与えた。イングランド北部、ヨークシャー地方の街が舞台である。吹奏楽団グリムリー・コリアリー・バンド。一〇〇年の伝統を持つこの楽団のメンバーは、全員が愉快で気さくな炭坑夫である。そして一九九二年のイギリスでは、もはや石炭の需要は甚だしく低下し、炭鉱閉鎖の波はこの街にも押し寄せていた。アマチュアだが高い実力を持つ彼らの夢は、地方予選で勝ち抜き、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで行われる全英選手権に出場することである。バンドの運営費は、団員のカンパで賄われる。団員達は、酒代を削り、妻達の目を盗んでカンパする。指揮者のダニー(ピート・ポスルスウェイト)も坑夫のOBである。今や彼の頭には全国大会のことしかない。しかし長い炭鉱生活のために、彼の肺は真っ黒になっていた。ダニーの息子フィルは、とりわけ貧しいトロンボーン奏者だ。生活苦で妻と四人の子供が家を出た日、アルバイトのピエロ姿で、フィルはキリスト像に向かって叫ぶ。あんたは俺たちに何もしてくれないじゃないか。してくれる気があるなら、どうしてジョン・レノンを殺したのか、若い坑夫を二人も死なせたのか、なぜサッチャーだけが生きているのかと…。炭鉱を失い、家族を失い、もはや生きる希望までも失いかけていた。そんなどん底の彼らを救ったのは音楽であった。この映画の素晴らしさは、彼らが何の見返りも求めず、ただ演奏することに生きがいを持っている点にある。だからこそ、バンドマンたちによって最初に演奏される「アランフェス協奏曲」がわれわれを虜にし、病に倒れたダニーの病室の下で静かに演奏される「ダニーボーイ」が涙を誘い、誇り高く響き渡る「威風堂々」の響きが、魂を深く揺すぶるのだ。また実在の全英一の人気楽団、グライムソープ・コリアリー・バンドがこの映画のモデルになったことは、特筆すべきだろう。監督で脚本も担当したマーク・ハマーはヨークシャーのブリジストン生まれ。作中に彼の独特のユーモアのセンスと人間愛が光る。「トレインスポッティング」のユアン・マクレガーが演じるアンディと、グロリア(タラ・フィッツジェラルド)の間の、いわくありげな恋愛関係も、この作品をより魅力的なものにしている。
2005.09.16
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タイトルのとおり、スペースシャトルで宇宙へ飛んだ女房のことを、夫の向井万起男さんがユーモアたっぷりのエッセイ調で語ったもの。女房とは、日本人初の宇宙飛行士、向井千秋さんのことだ。この作品は、1994年7月8日に、向井千秋さんと6人の男を乗せて打ち上げられたコロンビア号内での生活を中心に描かれている。飛行時間にして14日と17時間55分。その間、夫の万起男さんは医師の仕事を休んでは、家の中でNASAチャンネルに映る女房たちの映像を見守っている。彼の書く文章がこれまた軽快で、読んでいるだけで楽しくなってくる。さらには知らぬ間にNASA通になっているから、あら不思議!宇宙に到達したスペースシャトルの内部が無常力状態になるのには、こんな理由があったのか。宇宙船の中ではあんな実験やこんなことが行われているのか。とても勉強になる。無事、地球に帰ってきた千秋さんは「重力」を感じている。普段あって当然なものでも見方を変えれば、とても不思議に感じるんだなぁ。(ふと「虹の足」という詩を想い出した。山のふもとにある村が虹のなかにすっぽりと包まれている、という詩だ。おおい、君たちの村が虹の足の中にあるぞお。しかし村人たちに虹の姿は見えない。)幸せの中で暮らしているということをほとんどの人たちは気がついていないのだ。「人生観は変わりましたか?」との質問に対して「何も変わらない」と、千秋さんは答える。そうか、毎日を精一杯生きている人たちにとっては、答えるまでもない問題なのだ!
2005.09.15
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脳が疲れてきたので、気分転換に♪(逆に疲れたりして)Q41. 好きな作家・作品には有名になって欲しくない、面白さを独り占めしたい……そう思ったことはありますか? あるとしたら、それはどの作品に対してですか?A.ないです。あったとしたら本の面白さ・素晴らしさを伝えるための読書飛行は続けてないと思う。Q42. エッセイ・随筆で気に入っている作品を教えてください。A.山下洋輔「風雲ジャズ乱入帖の逆襲」。素晴らしきジャズピアニスト野暮下呆輔のドタバタ日記。付録の「モーツァルトかく語りき」と「ベートーベンかく語らず」も必読爆笑必至。読むだけで演奏が聞こえてくる「ピアニストを笑うな」シリーズも最高。Q43. あなたが新刊をチェックするために使う手段を教えてください(例:新聞の広告欄、雑誌の記事等々)。A.直接、書店にて。Q44. この本を読むと行ってみたくなる……題名と、場所の名前を教えてください。A.沢木耕太郎「深夜特急」。アジア・ヨーロッパを旅したくなる。絶対なる。てか、した(イギリスだけど)。Q45. この本を読むと食べたくなる……題名と、食品名を教えてください。A.辺見庸「もの食う人びと」。何と言っても<じゅごんの肉>。ああ、よだれが…。
2005.09.14
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満月の夜、モビイ・ディックが。何よりもタイトルが洒落ている。この題を置き換えたら「モビイ・ディックが、満月の夜に(やってくる)」とでもなろうか。それを敢えて「~が」の形でおさめることで、(モビイ・ディックが満月の夜に一体どうするのか? 浜辺へやって来るのか、それとも海上で寂しく啼いているのか? そう、例えば何百億年後に現代に蘇った『霧笛(ブラッドベリ)』の首長竜のように)といった謎めかした雰囲気を醸し出すのに成功している(少なくともぼくの中では)。さらに「モビイ・ディック」という選択がなんともいえず良い。世界三大小説『白鯨(メルヴィル)』でお馴染みの伝説の怪物鯨。タイトルによって想起される光景―モビイ・ディックのその真っ白な巨体が、尾びれの海上で立ち上げる飛沫と満月の光によって、白銀色にきらめく姿―が、目に浮かぶようだ。しかし作中では、終始恋愛の展開だけで、タイトルが重要なモチーフとして扱われていないのが、少し残念ではあった。話題が冷めてきたころに『世界の中心で、愛を叫ぶ』を読み、その流れでこの作品を読んだのだが、タイトルだけで言うならば、やはり『満月の夜、モビイディックが』のほうが気に入っている(ところで『世界の中心で、愛をさけぶ』の初めの題案が『恋するソクラテス』だったって知ってた? これは問題外だよね)。読んではいないが同氏の『ジョンレノンを信じるな』という作品のタイトルもお気に入りだ。あくまでもタイトルの話。
2005.09.12
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A36. 異世界という言葉から連想する作品を教えてください。Q.筒井康隆「驚愕の曠野」。唆界に行ってみたい。Q37. 都会を舞台にしているもので、印象的な作品を教えてください。その作品の魅力は?A.石田衣良「池袋ウエストゲートパーク」。若者の「今」をシンプルな言葉で見事に捉えているところ。Q38. 宇宙が舞台になっているもので、印象的な作品を教えてください。A.小松左京「果てしなき流れの果てに」。Q39. 本に登場する乗り物のなかで、実際に乗ってみたいものはありますか?(あれば、乗り物の名前と作品名を教えてください)。A.「西遊記」の筋斗雲。あっても乗れないと思う。いろんな意味で。Q40. 現実には無いけれど、持ってみたい……そんな、フィクションならではの能力はありますか?A.「かもめのジョナサン」の瞬間移動。瞬間移動でビール工場巡りをしたい。酔っ払ったら、どこに行くんだろう。唆界にだけは行きたくないものだ。
2005.09.11
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「食わず嫌い(読まず嫌い)」はやはり良くないな、と再認識させてくれた一冊。何しろ実際にこの本を手にするまでは、どうせグルメ目当ての食べ歩きエッセイの類だろう、と手前勝手に決めつけていたのだから。学生の頃にこの本を紹介してくれた知人に感謝しなければ。知人に「美味しいよ(面白いよ)」と箸を勧められたので、とにかくつまんで齧ってみることにした。すると何と味のある紀行エッセイであろうか。文章も噛めば噛むほど味の出る親しみやすい文体だ。もちろんテーマは「食」。辺見氏の「食欲」という人間の本能に訴えかける文に、ぼくの胃袋は過剰な反応を示した。結果、作中に出てくる「じゅごんの肉」の味を想像しながら我慢できず、真夜中に冷蔵庫の中を漁り、残り物を食べるはめに陥ったりもした。ところで、ここで誤解してはいけないのは、この作品はただの「食べ歩きエッセイ」ではないということだ。著者は約二年間の行き先未定の旅の中で、常に問題意識を持ち続けた。「世界の人びとはいま、どこで、なにを、どんな顔をして食っているのか。あるいは、どれほど食えないのか。ひもじさをどうしのぎ、耐えているのだろうか。日々ものを食べると言う当たり前を、果たして人はどう意識しているのか、いないのか。食べる営みをめぐり、世界にどんな変化が兆しているのか。」と。著者が食べたレシピの一部を紹介しよう。ダッカの残飯、猫用缶詰、ドイツの囚人食、アドリア海のイワシ、コソボ修道院の精進料理、ロシア海軍の給食、チェルノブイリの放射能汚染食品(?!)・・・。その食事の数だけ凄絶なストーリーがあったことは言うまでも無い。ぼくは元来小食家なので、辺見氏の献立を少しずつゆっくりと、味わい、咀嚼し、消化させていった。けれども未だ消化不良のものもある。バングラディッシュの難民問題、ソマリアのPKO問題、エイズの村マトケ、残留日本兵士の人肉食事件、韓国人従軍慰安婦問題、等々。しかしそれら臭いものに蓋をしてしまってはいけない、と思う。まずはそれらと向き合って、口の中に入れることから始めなければなるまい。『もの食う人びと』を食べてみて、「食」に対する観点が、少し変わったような気がした。
2005.09.10
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ホラー界の帝王、S・キングは、次のように評した。「ディズニーは決してケッチャム作品を映画化しない」老人は愛犬のレッドと共に川釣りを楽しんでいた。そこへ3人の少年が近づいてくる。中の1人は真新しいショットガンをかついでいる。その少年が、いきなり銃口を老人に向け金を出せと脅した。老人ははした金しか持っていなかった。公園に響き渡る銃声。「ははは、この犬、本当にレッドになっちまったぜ!!」愛犬の亡骸を前に呆然と立ち尽くす老人。笑いながらその場を立ち去っていく少年たち。あまりにも理不尽な暴力!老人は「然るべき裁き」を求め立ち上がった。憤怒のあまり、本を持つ手が震えた。老人と犬
2005.09.09
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新しいノートパソコンを購入し、自宅でもネットができるようになった。これまでのデスクパソコンはインターネットに繋いだだけで「メモリー不足のため」の表示が出てきたものだ。「メモリー不足」は頭の中だけで充分。Q31. 季節を題材にしたもので印象的な作品を、春夏秋冬それぞれあげてみてください。A.春→レイチェル・カーソン「沈黙の春」。冷房は28℃にしよう。 夏→ヘミングウェイ「老人と海」。夏はビールと海とこれっ! 秋→向井万起男「女房が宇宙を飛んだ」。「秋」といっても女性飛行士の向井千秋さんのことね。 冬→ジャック・ロンドン「野生の呼び声」。冬に雪原で読みたい本。Q32. 時間をテーマにした作品で、印象的だった作品を教えてください。A.高畑京一郎「タイム・リープ」。Q33. スポーツをテーマにした作品で、印象的だった作品を教えてください。作品の魅力は、どんなところですか。A.水原秀策「サウスポー・キラー」。野球界のことがわかった気になれる。Q34. 伝奇という言葉から浮かぶ作品を教えてください。A.江戸川乱歩作品。夢野久作作品。Q35. 学生の姿がリアルにかかれている作品を教えてください。作品の魅力は、どんなところですか。A.白岩玄「野ブタ。をプロデュース」。作者自身が学生の年齢に近いし、学級が舞台なだけに、タイムリーな味わいがあるところ。
2005.09.08
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遊び方:(1)3つの「言葉(キーワード)」をランダムに選び、お題にする。(2)選んだ3つの「言葉」が入るように、200字(長すぎない方がいい)程度で文章を作る。(3)できあがった作品を発表して、みんなで感想を話し合おう!子どもたち(中学生)と遊んでみた。以下、生徒作品。☆キーワード「心」「包帯」「富士山のおいしい水」☆僕は深く傷ついたあの日から、心に包帯を巻いた。それ以上傷つくことのないように。でもなぜか、富士山のおいしい水を飲むとほどける気がした。だれかが事故に遭い、心に傷を負った。「だれか! 包帯と、富士山のおいしい水を!」そのだれかは、心に包帯を巻き、富士山のおいしい水を体にかけ、傷をいやした。私は富士山のおいしい水が飲みたくて、富士山に登っていたら、二〇〇メートル位の所から落ちた。痛い。そういう訳で今、病院で包帯を巻いてもらっている。なんて運がいいのだ。助かったことは良かったけど、この病院の医者の心はくさっていた。一週間入院していたけど、最悪だった。富士山のおいしい水を飲むと、たまにこの時のことを思いだす。やっぱり最悪だ。ぼくは今、体に包帯を巻いている。なぜなら、ぼくは魔法をかけられ、体が透明になっているからだ。魔法を解くには、心をいやさなければならない。だがぼくは心をいやす方法を知らない。ぼくはあるうわさを聞き、それを信じることにした。富士山のおいしい水を飲むと心がいやされるということだ。ぼくは今、富士山のある静岡県にむかっている。告白してふられて心を痛めた私は心をいやすために富士山のおいしい水をもとめたが途中で山から落ちて包帯グルグル巻きになった。へたなショートショートより面白いかも?
2005.09.07
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9月6日は、星新一の誕生日なんだそうです。夜空を見上げた。ぼくに本の面白さを教えてくれた星は、どの星だろう?
2005.09.06
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Q26. 心理描写が巧みだと思う作家を、教えてください。A.筒井康隆、町田康、サリンジャー。Q27. 生理的に受け付けない本は、ありますか?A.「完全自殺マニュアル」。Q28. 本の内容・世界を舞台にした夢を見たことがありますか? あるとしたら、それはどんな夢でしたか。A.カミュ「異邦人」。燃え盛る太陽の下、ぷかぷかと海に浮かんでいると、遠くに浜辺が見えてきた。必死で泳ぐが距離が縮まらない。浜辺では数人の男女が焚き火の周りをぐるぐる回っている。気がつけば手をつなぎ彼らと一緒に回っていた。ぐるぐるぐるぐる。ふとしたはずみではじかれ、狭い路地に迷い込む。そこはまぎれもないムルソーが彷徨った街。6年前に見た夢だ。今更だが、夢診断を受けてみたい。29. 本に登場するキャラクターの中で、外見や性格が最も自分に似ているのは?A.ジョナサン・リヴィングストン。Q30. 主人公の成長を扱った物語と言われたとき、まっさきに浮かぶ本の題名は?A.筒井康隆「愛のひだりがわ」「旅のラゴス」。浮かんだ順は、ほぼ同時(さいまるていにあすりー)。
2005.09.06
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(記者会見室でトースター、電気毛布、掃除機、卓上スタンド、目覚ましラジオが仲よく並んでいる。そのまえでは記者が彼らにマイクを向けている)目覚ましラジオ「それでは只今より、長くて苦しい冒険の道のりを経た電気器具たちとのインタビューを行いまーす!ジリリリリリリリ・・・・・・」掃除機「これこれ、ラジオや。記者さんの役割をうばってはいけないよ」ラジオ「ジリリリリリ! へへっ」記者「それじゃ早速ですが質問に移らせていただきます。あ、電気毛布さん、そんな隅っこに隠れていないで、どうぞこちらへ・・・」卓上スタンド「(ライトをチカチカさせながら)おいでよ!」トースター「スタンドの言う通りさ。さぁ照れてないで、僕のとなりへ」記者「トースターさん、どうも。これでそろいましたね。さて、今回の大冒険のキッカケは何だったのですか?」トースター「僕がお答えします。それはだんな様が、僕らを置き去りにしたまま三年間も帰ってきていなくて・・・」ラジオ「正確には、二年と十ヶ月と三日だよ」トースター「・・・それで棄てられた僕たちは、自分達の力でだんな様を探しに行こう、ということになったんです」記者「なるほど。しかし電気器具が五台の長い道のりを行くとなると、大変だったでしょうね」スタンド「ピカーン! その通り! ほら毛布も何か言いなよ」毛布「・・・・・・。(体をくるませる)」掃除機「おぬしは本当に照れ屋さんじゃのぉ、ふぉっふぉっふぉっふぉ・・・ふぉ?! ごほっごほっごほっごほ・・・(ゴミを口から吐き散らす)」記者「ぺっぺっ。掃除機さん、大丈夫ですか?」掃除機「ごほごほ。ごほ。もう大丈夫じゃ。すまんな、最近はめっぽう古くなってのぉ」トースター「・・・最初は移動すら無理だと思っていましたが、みんなで智恵と力を合わせて、小さな乗り物を発明することに成功したのです」ラジオ「(CM調に)乗ってしまえば気楽な旅。安全で快適そのものです。ジリリリリリ」トースター「・・・続きは僕たちの活躍する本編をお楽しみください!(チーン!)さぁ、こんがり焼けたきつね色のトーストを召し上がれ!」
2005.09.05
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日本の国家予算は約80兆円台だが、もし規模が100倍になったら、何という単位を使うかご存知かな?江戸時代の和算書『塵劫記(じんこうき)』には、数の単位が明記されている(ちなみに塵は小さい数、劫は大きい数を表す)。大きい数の単位を整理してみよう。一、十、百、千、万、億、兆、京、垓(がい)・・・・・・禾矛(じょ、のぎ偏にほこ)、穣(じょう)、溝(こう)、澗(かん)、正(せい)、載(さい)、極(ごく)、恒河沙(こうがしゃ)、阿僧祇(あそうぎ)、那由他(なゆた)、不可思議(ふかしぎ)、無量大数(むりょうたいすう)うーん、イメージできないなぁ。無量大数を数字で表すと・・・1,00,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000何と10の68乗!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
2005.09.04
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かつてカフカやカミュが描きあげた不条理の世界。初めてその世界に迷い込んだときのとらえどころのない不安がよみがえるようだ。安部公房はこの小説で絶望的な不条理の世界を砂に託して描いた。砂漠のような都会を逃れたはずの男がたどりついた先はアリ地獄のような世界だった。そこでもがく男の姿に現代が映る。「砂の女」の主人公は、都会に住む平凡な中学教師。砂丘のある集落に昆虫採集に出かけた彼が、迷い込んで泊ることになったのは砂の穴の中にある女性が一人暮す家だった。その家は、毎日、砂をかきださなければ砂にうずもれてしまう。たった一つ、外界との連絡手段になっていた縄ばしごが取り払われたことで、男は砂を運びあげる労働力として連れこまれたのだと知る。夜になって砂をかき出す作業をはじめた・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・砂。砂。砂。砂。・・・果てしない喉の渇き。
2005.09.02
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