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5月27日の日曜日、清沢クラブの一員として、清沢里の駅の主催するお茶感謝祭の手伝いに参加した(5/27撮影)。 清沢茶手揉み保存会による手もみ実演や、茶摘み体験会、手揉み体験会などに加えて、はちく(タケノコ)汁のサービスなど、盛りだくさんのイベントだ。私はもっぱら、茶摘み体験で摘み取ったお茶をその場で天ぷらにするコーナーに貼り付いた。実は開始に先立って、天ぷら鍋の準備で、茶葉だけでなく、ヨモギやウドの新芽なども天ぷらにするとうまいことを知り、離れがたくなったのだ。その際、ドクダミの若葉も天ぷらで食べられると聞き、さっそく試してみた。たしかに、天ぷらにするとあの強烈な臭みも抑えられ、悪くない。これは体験してみる価値があるだろうと、みなさんに勧め回ったのだ。 何人かは顔をしかめていたが、ドクダミの葉っぱを食べるなんて経験はめったにできるものではない。みなさんにもいい土産話ができたことだろう。 (あと3枚) まつりが軌道に乗ったところで、我々は中抜けして畑の手入れに。私は、この春植えたハナモモの苗のまわりが草に覆われていたため、納屋から探し出した鎌を研いで草刈りに。ほんの15分ほど鎌を振り回しただけで汗だくになる。 うーむ、農作業とは厳しい仕事だ。 その後、こちらもこの春植えたレモン苗の様子をチェック。こちらはまだ雑草はそれほどでもないが、山芋の蔓が伸びてきて、何本かの苗にからみついている。山芋も捨てがたいが、ここはレモンがメインの畑。からみついたツルを切り離し、レモンの木を守ることに。しかし、山芋用の支柱をつくってやれば、レモンと山芋を共存させることができるかも。こんど試してみよう。 なお、この春植えたばかりのレモン苗に、早くも花芽がついたものがいくつかあった(3枚目)。 植えたばかりで花をつけるとはなんとたくましい、と思っていたが、植えたばかりで花をつけると、その木は寿命が短くなるものらしい。しかし、現地の人によると、「おそらくすぐ落ちるだろうから大丈夫でしょう」とのこと。農業のこと、なんにも分かっていないなあ。 今回は清沢クラブからは私のほかS山、M谷、M谷の男3人、女性1名の参加。みなさん、ご苦労様でした。
2012.05.28
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「卯(う)の花の匂う垣根に……♪」懐かしの唱歌「夏は来ぬ」の一節だが、ここに唄われている情景が、まさにかつての里山の風景だ。里山とは、人と自然がゆったりと共生し、野の花や鳥の鳴き声に季節のうつろいを感じられた場所なのだが、今ではこんな光景もあまり見られなくなっている。ここに唄われている卯の花とは、空木(ウツギ)のことで、野山に普通に見られるユキノシタ科の落葉低木だ。枝の中が中空になっていることから「空木(うつぎ)」と呼ばれたもので、旧暦の卯月(4月)に咲くことから卯の花とも呼ばれる。旧暦の卯月は現代の5月中旬。初夏の頃、満開の白い花は、まさに匂うがごとく咲き誇る。しかし、ウツギの花の匂いとはどんなものか? 図鑑や解説書にも、あまり匂いのことは触れられていない。「匂いはなく、匂うがごとく咲き誇るという形容だ」という説も多いようだが、専門家によると、「ウツギの花には香りがあって、花数が少ないと香りは薄いが、花数が多いと香りは強調されるようだ。ウツギの花の香りは花蜜と花粉がベースになっているのではないかと思われる」とのことだ。 ところで、空木と名のつく植物は、大きく2種類に分かれることをご存じだろうか(厳密に言えばほかにもあるがここでは割愛する)。すなわち、卯の花に代表されるユキノシタ科グループと、ハコネウツギなどのスイカズラ科グループだ。 こちらは先日、登呂公園でみつけたスイカズラ科のタニウツギ(5/18撮影)。5弁の筒状のピンクの花が咲く。よく似たハコネウツギは、咲き始めは白く次第に赤くなるため、紅白2色の花が咲いているように見える。 そしてこちらはしばらく前に清沢でみつけたマルバウツギ(もう1枚)。卯の花とは違うなと思いつつ、その場では何の花か分からず写真を撮ってあった。あとから調べて、ユキノシタ科グループのマルバウツギと判明した。卯の花ではないが、その仲間だ。やはり清沢には、まだ里山の風景が残っている。
2012.05.22
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今朝の金環食、みなさんはご覧になりましたかな? 私も、7時に出勤して会社の屋上で、金環食を撮影してやろうと待ちかまえていた。日食自体は毎年のように地球上のどこかで起こっているものであり、さほど珍しい現象ではないが、居ながらにして眺められるという今回の金環食は、わたしたちにとっては数百年に一度のまさに千載一遇の機会。これは逃すわけにはいかない。しかし、天気は予報通りの曇り空。時折薄雲の間から太陽が顔を出すが、その瞬間が見えるかどうか微妙なところ。 そうこうするうち、周囲がいくぶん暗くなってきた。いよいよ日食が始まったのだ。しかし私は、この日のためになにも用意していなかった。巷では日食グラスが飛ぶように売れていたようだが、私はどうも、だれもが買い求めるものを買いたくないというあまのじゃくなところがあるようだ。「日食で暗くなるんだからそんなもの必要ないだろう」と勝手に決め込み、裸眼で日食観察に挑んだのだが、やはり太陽はそんなに甘くない。時折雲間からのぞく太陽は強烈に明るく、目をすがめればかろうじて三日月型にかけ始めているのが分かるが、とても写真に写せるものではない。 もう一つ私が甘く見ていたのが、金環食と皆既日食の違いだ。皆既日食では完全に太陽が隠れるため、たしかに肉眼でもその瞬間は見られるだろうが、金環日食は月がすっぽりと太陽の中に入ってしまうため、まわりのリングはいつも通りの光を放っている。雲の隙間から見えた瞬間を狙ってデジカメで撮影に挑戦したが、こちらは使い物にならなかった(5/21撮影)。 しかし、ほんのわずかな時間だったが、薄雲のもやを通して、金環食の太陽を見ることはできた。これでよしとしよう。
2012.05.21
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先週の茶摘みで摘んできた新茶、佃煮を大量につくったが、まだ葉っぱがたくさん残っている。使わないのも申し訳ないのだが、お茶の葉っぱというのは案外使い道がない。サラダ感覚で食べられればいいのだが、さすがにそうも行かないだろう。 やむを得ず最近は、刻んで豆腐の薬味代わりに使っている(5/18撮影)。 これにおかかをたっぷり振りかけて、冷や奴ならぬ新茶奴というわけだ。 薬味としてはあまり成功とは言い難いが、風流ではある。 試しに「生茶葉を食べる」で検索してみたところ、京都の老舗茶園で、新茶葉を生で食べませんかという企画をやっていた。刻んで豆腐の薬味に、というのもありだそうだ。また、茶葉(茶殻)をポン酢で食べるというのも、いい茶葉ならありだという。新茶生葉ならポン酢でいけるかも。今夜試してみようかな。 ちなみに、この隣の汚らしい物体がくだんの佃煮。こうして毎晩食べているのだが、なかなかなくならない。
2012.05.19
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今日の登呂公園はスイカズラの花盛り。 あの特徴のある金花・銀花が咲き乱れ、撮影するのに一汗かいてしまった。こちらが金銀花の横並び(5/18撮影)。 この機会に、もう少しアップで金花・銀花をお届けしよう(あと3枚)。 スイカズラはスイカズラ科の木本性の常緑ツル植物。花に甘い蜜があって子供たちが吸うことから「吸い葛」と名づけられたといわれる。花は咲き始めは白く、やがて黄色になるので「金銀花(きんぎんか)」とも呼ばれる。また、常緑で冬を堪え忍ぶことから「忍冬(にんどう)」とも呼ばれる。
2012.05.18
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今日東静岡駅を訪ねると、ユリノキが満開の花を咲かせていた(5/16撮影・合成)。この木は樹高10m近い比較的大きな木で、遠目では花が目立たないが、梢の先端に一つずつ、木全体では数百個の花が咲いている。高い梢に咲くので、下から見上げただけではチューリップ状の黄色い花に見える。ここからチューリップツリーの別名もある。かろうじて手の届く一番下の枝を引き寄せ、間近からも撮影。この真正面からの写真は、めったに見ることのできないお宝品ですぞ。今日は大サービスで、アップの写真を3枚ほど掲載した(1~3枚目)。 (あと4枚) ユリノキは北米原産のモクレン科の落葉高木で、非常に成長が早い。原産地の北米では、高さ60mを超えるものもあるという。学名を Liriodendron tulipifera といって、直訳するとユリノキ属のチューリップの木となる。標準和名は属名からきているユリノキだが、この花を見ればチューリップの木の方が通りがいいかもしれない。しかし、この木は花があまり目立たず、葉っぱの形に特徴があるため、別名をハンテンボクとも呼ばれる。葉っぱを見れば一目瞭然(4枚目)。あの半纏(はんてん)にそっくりな形をしている。しかも、短期間で遠目にしか見えない花より、この葉っぱが目につきやすいので、ハンテンボクという別名はかなり有力だ。私は、ユリハンテンボクと覚えるようにしている。
2012.05.16
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5月12日の土曜日は、清沢の家の茶畑で新茶摘み(5/12撮影・合成)。私もまったくの初めてだが、メンバーのほとんどが茶摘み未経験のため、専門家M月さんが応援に来てくれた。参加したメンバーはS山、M宮、T中、M浦、K谷、I谷の男4名、女性2名。各自大きな竹籠を持って、気合い満点で臨むが、この籠いっぱい摘み取るにはどれだけかかることやら。 新茶摘みの極意は1芯2葉とのこと。最先端の芯と、その下の2枚の葉を指先でつむぎ取る。ところが、この日はすこし時期が遅れたようで、先端の芯がほとんど開いてしまっている。1芯2葉のつもりで摘み取ると、最後の葉が大きく育ちすぎている。もう芯がないので、2葉しか取れないというわけだが、それではあまりに捗がいかない。ついつい3葉目を摘み取ってしまう。「そんなに大きくなった葉っぱは渋みが出るよ」とM月さんに笑われながらも、「これは天ぷら用」などとうそぶきながら、1時間半ほどかけて摘み取ったのがようやく大籠の底を埋め尽くす程度(1枚目)。これではとても商売にならないが、初心者としてはこんなもんだろう。分け合って持ち帰った茶葉は1kg以上はあった。 (あと3枚) こちらはこの日、清沢里の駅周辺でみつけた桐の花(2枚目)。遠目に紫色の花が見えたので、まさかこんなところにジャカランダではあるまいな、と近づいてみると、この花に遭遇。 桐の木は何度も見ているが、花の咲いているところを見たのは初めてだ。ジャカランダにそっくりだ(ジャカランダが桐の花に似ているというべきか?)。そしてこちらが清沢周辺の山(3枚目)。新緑の中にコナラ類の花が黄色くもこもこと盛り上がっている。人工林のつんつんした森と違って、こんなもこもこの森が、このあたりにはずいぶん残っている。つくづくいいところだなあ。 さて、新茶を大量に持ち帰ったが、これをどうしよう。ホットプレートやフライパンを使って手もみ茶をつくる方法を教わったが、それもおっくうだなあ。そうだ、M浦さんが「佃煮にする手がありますよ」といっていた。ネットで調べてみると、どうやら佃煮は茶殻を使って作るものらしいが、新茶生葉なら高級品ができるのでは? この際大量につくってしまえ。鍋一杯に茶葉を刻んで煮込むこと1時間あまり。佃煮らしいものができてきた。 味は…… 私の作ったものはこんな程度だろう、食べられないことはない。 1日おけば味が落ち着くとのことなので、それに期待しよう。 しばらくは、毎晩つまみの1品に加わることになりそうだ。
2012.05.13
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GW後半の5月5,6日は、我々清沢クラブが借りている清沢の家の補修がほぼ完了したことを祝っての宿泊パーティー。陽気もよくなったので、私は自転車で出かけることにした。私の自宅から清沢の家までは距離約17km。藁科川(わらしながわ)を上流にさかのぼるのだから、ほとんどがダラダラとした上り坂になる。1時間半で行けるかどうか。 寝袋や焼酎・つまみなどの必需品をかついで、集合時間の2時間前に自転車で出発。いざ走り出してみると、きびしい上り坂も少なく、新緑の美しい山々を眺めながら、快調に自転車は進む。目安にしていた中間点の新東名まで、約30分で到着。これは快記録が生まれそうだ。 しかし、そのあたりから若干上り坂がきつくなる。数ヵ所、かなりきつい上り坂があったが、気力で乗り切り、集合地点の清沢里の駅に着くと、ここまでの所要時間はわずか1時間15分。登りのこの距離を1時間15分とは、なかなかの健脚と自慢していいだろう。焼酎入りのリュックをかついだ背中は汗びっしょりだが、いい運動をしたあとの心地よい満足感を味わうことができた。しかし、ちょっと早く着きすぎたな。 この日の清沢の家での作業は、家の掃除と雨戸などの破れの補修程度の簡単なもの。13人(こども4人)も集まれば仕事はあまりない。夜の鍋パーティー用の買い出しがてら温泉につかってきてもまだ5時半。まだ明るいけど、ほかにやることもなし。おでんを煮込んでニジマスを炉端で焼いて、6時には酒盛りが始まってしまった。何時まで飲んでいたのかよく覚えていないが、午前4時に起きてみずがめ座流星群を眺めようと思っていたのだが、とても起きることはできなかった。ちなみに、この午前4時というのは「アストロアーツ」の情報で、4時に流星群が極大を迎えるということだったのだが、4時に起きた人によると、その頃にはもう明るくなり始めていて、流星などなにも見えなかったとのこと。 午前4時で明るくなるとは、日が長くなったものだ。 帰りはほとんどが下り坂。あまりにスピードが出すぎて、時々ブレーキをかけなければカーブを曲がりきれない。これなら競輪の選手にも負けないかも。 などと思っていると、後ろから来た競輪の選手にスッと追い越された。それでも、そう簡単にはぶっちぎられず、彼の後ろ姿が見えなくなるまでにはしばらく時間がかかった。彼も、こんなオジサンがママチャリでしばらくついてくるとは、さぞかし面食らったことだろう。帰路の所要時間は55分。ほとんど平均時速20kmで飛ばし続けた勘定だ。 今日は写真がありません。酒とつまみの詰め込みに気を取られ、カメラをうっかり忘れてしまった。すばらしい新緑の模様をお届けできなくてすいません。お時間のある方は過去の写真館でも。 (Rocky 写真館)
2012.05.07
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