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私の身長は170cm強。ベスト体重は62~3kgというところだろうが、10代のガリガリに痩せていた頃を除くと、大体65kg前後を維持していた。小太り体型というより、腹だけに贅肉のついた体型だ。 ところが、中年後期にさしかかった数年前から、さらにむくむくと贅肉が増えて、最大73kgにまで達してしまった。ここ数年は自転車運動が効果を上げて66~7kgまで戻していたが、あごの回りや下腹の贅肉は相変わらずタプタプのままだったものだ。それが、昨年末から今年の春にかけて、かなりハードな現地調査に取り組んだため、一気に腹の脂肪が落ちた。これはすばらしい。これでベスト体重の62kgぐらいになったかもしれないなと思っていた。 先日、久しぶりに体重計に乗ってみると、なんと59kgになっている。若い頃に夢見ていた体重だ。 ガリガリに痩せてあばらの浮いていた学生時代の私の体重は50kg前後。せめて60kgぐらいになりたいなと思っていたものだが、肉がつき始めたと思ったら、腹だけに贅肉がついて一気に65kgまで達してしまった。以来数十年来贅肉とつきあってきたのだが、この年になってついに贅肉とおさらばすることができた。もうちょっと若い頃にこうなっていれば、私ももう少しもてたんだろうが…… 昔の私を知る知人からは、「まさか病気じゃないでしょうね」と心配されてしまったが、心配ご無用! 今の私はいたって健康そのもの。 理想体重となったおなかの写真を公開したいところだが、さすがに中年男の腹出し写真は猥褻物陳列罪に問われかねないので自粛しておこう。 もっとも、この夏場のリバウンドが心配だが。
2012.06.26
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昨日の台風4号は、かなりの強風と雨を伴ったようだが、進行速度が速かったため、駆け足で本州を縦断した。静岡市内でも、夕刻から風雨が強まり、夜半にはかなりの風音がうなっていたが、一夜明けたら何事もなかったように穏やかな天気になっていた。それでも、山間部ではかなりの降水があったようで、麻機(あさばた)遊水地で流量調査を行っている環境アセスメントセンターさんが、台風の影響調査に行くというので、手伝いと称して同行させてもらうこととした。現場は案の定、昨夜の大雨で巴川からの越流が入り込んでまさに沼状態(6/20撮影)。 静岡市麻機地区は、清水区に向かって流れる巴川の中流部にあたり、静岡市内でももっとも標高が低いため、大雨のために水につかるという場所だ。このため古くから麻機沼(あさばたぬま)と呼ばれ、市街化できずに半自然の湿地帯が広がっていた。現在でも、広い範囲に遊水地が残っており、この現場も、そうした遊水地の一部で、静岡市が「あさはた緑地」として公園整備を計画している場所だ。普段は周辺の水田で使用する水が水路を流れているだけの草原だが、アセスメントセンターさんの仕事は、ここを親水公園として整備するために、それらの水路の流量が十分かどうかを調査するというもので、数ヵ月前から流量観測機材を設置していた(1枚目)。今日の調査は、昨夜の大雨でこれらの設備に異常がないかを確認するのが目的だ。 通常遊水地は、水が入ると一般人は立ち入り禁止となるが、我々は調査ため市の許可を得て現場に入る。私一人ではこんな沼状態の場所には立ち入れないところだ。 (あと2枚) 幸い機材類には大きな被害はなかったが、観測範囲を囲っていた柵の一部が流されて、それらを探し回って1時間あまり沼の中を歩き回ることに。長靴をはけば水深10cm程度の沼の中は平気で歩き回れるが、縦横に水路が走っており、そこは50cm以上の水深があるので注意が必要だ。 私も十分注意していたのだが、終了間際、うかつにも草に隠れた水路に踏み込んでしまった。幸い長靴が埋もれただけですんだが、ベテラン調査員のみなさんからは「お尻までつからなくて良かったね」と笑われてしまう。しかも、水の入った長靴は、ジュボジュボと音を立てて気持ち悪いことこの上ない。 ところで、遊水地というのは、川の流量が危険水域に達した場合に、あえて水を引き入れてそれ以外の場所への流出を防ぐためのもの。そのため、越流堤というものが設けられている。ちょっと分かり難いが、ここがその越流堤(2枚目)。 対岸より2~3mほど堤防が低くなっており、大雨の場合はここを越えた水がこちらに流れ込むようになっている。どうやら昨夜も、水がここを乗り越えたようだ。こういう場所も初めて見るなあ。
2012.06.20
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しばらく前のことだが、清沢の棚田の脇で不思議な形をした実を見つけた(6/2撮影)。盛んに写真を撮っていると、「アメリカフウロですね。帰化植物ですよ」と教えられた。へえ、そういう名前だったのか。聞き覚えのない名前だが、名前を調べる手間が省けた。 おっ花も咲いてるぞ(もう1枚)。直径1cmほどの小さな花だ。 さっそくアメリカフウロを調べてみると、フウロソウ科フウロソウ属の1年草で、戦後牧草などに種が混じって持ち込まれた帰化植物だという。現在では道端などでよく見かけられるとのことだが、私はこれまで気づかなかった。真ん中のとんがった柱が雌しべの花柱で、根本に5つの実がつくという。初めて見る不思議な実だが、フウロソウ属の花はどれもこんな形の実をつけるようだ。小さな花や実なので、今まで気づかなかったんだろうか? こんな不思議な形をした実なら気づいてもよさそうなものだが…… 同じフウロソウ属にゲンノショウコがある。そういえば、以前紹介したことのあるゲンノショウコに花がよく似ている。まてよ、あのときにフウロソウという名を耳にしていたはずだ。しかも、よく似た仲間にアメリカフウロなどがあると書いてるじゃないか! アメリカフウロがどんな花かも知らずに偉そうなことをいって、お恥ずかしい限りだ。 なお、フウロソウ属の学名はGeranium(ゼラニウム)。園芸栽培されるゼラニウムの花は、実は同じフウロソウ科だが、テンジクアオイ属(ペラルゴニウム)に分類されるという。これらは、もともとは同じゼラニウム属に分類されていたのだが、18世紀末にペラルゴニウム属が分離された際に、園芸用に栽培されていた"ゼラニウム"はペラルゴニウム属に組み込まれた。ところが、古くから園芸植物としてゼラニウムの名が使われていたため、園芸名としてはゼラニウムの名前が残ったということのようだ。なんともややっこしい話だが、理論(分類学)と現実(園芸)の乖離の一例だろう。このため、フウロソウ属(ゼラニウム属)の花はたいてい○○フウロと呼ばれるそうだ。こんどこそフウロソウ、覚えておこう。
2012.06.12
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6月2日の土曜日は、清沢のホタル観察会に参加。NPO静岡県自然史博物館ネットワークの主催で、清沢塾のみなさんが運営している棚田に現れるホタルを観賞しようというもの。清沢塾は10年あまり前、静岡大学の教授などが中心になって清沢の棚田を復元するために発足したもので、「耕さない、農薬・肥料をやらない」の自然農法の田んぼづくりを行っている。このため、ホタルやモリアオガエルなども復活し、自然豊かな棚田が復元された(6/2撮影)。わたしたち清沢クラブは、活動を初めてまだ1年足らずだが、認知度も活動内容も、まだまだ清沢塾さんに遠く及ばない。いつかは、「ライバル」と思われるくらいの存在になれるだろうか? この日はまだ田植え前で、田んぼの一角で苗が作られているところだったが、明るいうちから30名以上の参加者が集まり、ホタルの見られる時間まで、棚田の周辺を散策したり、子供たちはホタルの幼虫の餌になるカワニナや、沢ガニ、ヤゴ、ヤモリなどを観察していた(1枚目)。私は、もっぱら田んぼの周囲の草や花を見て回り、卯の花やウドの花、コアジサイなどを撮影して回った(2~4枚目)。 (あと4枚) 午後7時半、ようやく日も暮れて辺りが暗くなってくると、沢の上流からちらほらとホタルが飛んで来はじめた。ホタルを見るなんて、何十年ぶりだろう。この時期に発生しているのは一番大型のゲンジボタルだそうだが、2~3秒おきに明滅を繰り返すホタルの光をカメラに収めようと、光り始めたホタルに向かって無発光でシャッターを切り続けたが、写真には一面の暗闇しか写っていない。ホタルの光を撮影するなど、私には到底無理なことだった。 この日は清沢クラブからは私一人の参加。今回も自転車で清沢まで。所要時間は70分。きびしい登りは4~5カ所程度。だいぶペース配分も分かってきた。 ホタルを観賞すれば当然帰りは暗くなる。最初から泊まるつもりだったので、持参した乾き物と収穫したレタスで清沢の家で一人酒盛り。少々寂しいが、たまにはこれも悪くない。
2012.06.05
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昨日のこと、市内の調査で海岸近くの公園に向かう途中、放水路沿いの田んぼの脇で不思議な花を発見。小さな花が稲穂状に集まって咲き乱れている(5/31撮影)。こんな花は見たことないぞ。しかしどうやって名前を調べよう。花をアップにしても花びらの形もはっきりしない。花図鑑の白い花の写真を片っ端から見ていくが、それらしい花にあたらない。 しかしまてよ、この尾っぽのような花はなにかに似ているぞ…… そうだ、リョウブだ! さっそく季節の花300さんでリョウブを検索、「よく似た花」に「小葉の髄菜(コバノズイナ)」があった。 初めて聞く名だが? コバノズイナは北アメリカ原産のユキノシタ科の落葉低木で、ズイナより葉っぱが小さいので小葉のズイナ。別名アメリカズイナともいう。 ズイナなんて聞いたこともなかったが、こちらは日本固有の種で、枝の髄を灯心に、若葉を食用にしたことから名付けられたという。コバノズイナに比べると、葉っぱが丸くて大きく、花穂も長いという。葉っぱの大きさまでは測ってこなかったが、おそらくこれはコバノズイナの方だろう。紅葉も美しいため、庭木や盆栽としても利用されるというが、初めて見る花だなあ。
2012.06.01
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