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2009年11月3日(金)フジテレビ系2時~4時放送。制作=1954年 アメリカ映画 106分。監督=アルフレッド・ヒッチコック。原作=フレデリック・ノット。出演=レイ・ミランド、グレース・ケリー、ジョン・ウイリアムズ、パトリック・アレン、ロバート・カミングス、アンソニー・ドーソンほかロンドンの住宅地にあるアパート。その1階に部屋を借りているトニー(レイ・ミランド)とマーゴ(グレイス・ケリー)夫妻は、表面平穏な生活を送っていました。が、マーゴはアメリカの推理作家マーク(ロバート・カミングス)と不倫中。トニーは妻の財産を狙い、ひそかに謀殺を企てています。大学時代の友人でやくざな暮らしをしているレスゲートに、巧みに持ちかけて妻の殺人を依頼しました。計画は綿密で、トニーはマークと一緒に夜のパーティーに出かけてアリバイをつくります。原作は舞台劇です。たぶん一幕ものでしょう。映画も原作を踏襲していて、舞台はアパートの一室。「北北西に進路を取れ」をはじめとするヒッチコックの代表作にあるようなアメリカの名所は出てきません。動きの少ない室内劇ですから、ストーリーは会話で進行します。トニーが犯行を計画し、レスゲートを説得して仲間に引き入れるくだりは、よく考えられていますが、人によっては退屈するでしょう。トリックの目玉は鍵です。これがアリバイ崩しの決め手になるのですが、ミステリーファンには不満が残るかもしれません。偶然に頼っているからです。ただ、犯行のあとの展開はスリルがありました。前半とは対照的な構成になっています。当時のイギリス、簡単に死刑になってしまうようです。もっとも、死刑にならないとサスペンスが成立しないので、映画的には仕方がないでしょう。事件解決が死刑執行の前日というのも、サスペンスの王道です。のちにモナコ王妃となるグレース・ケリー。オーソドックスな古典的美人です。際立った個性は見受けられません。これが当時のハリウッド女優の主流でしょうか。結論的には、後年のヒッチコック作品に較べると、小粒な印象は免れませんせした。
2009年11月30日
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■着順1着○5 ウォッカ2着◎10 オウケンブルースリ3着 6 レッドディザイア4着▲16 コンデュイット5着 3 エアシェイディ■払戻金3連単 5-10-6 11、690円予想通り、リーチザクラウンが逃げましたが、ハナを奪うのに意外に苦労しました。アサクサキングスが内の利を活用して1角まで先頭を譲らなかったからです。向こう正面、逃げる武豊を岩田が追走します。その差は約2馬身。後続馬も離れずに続き、予想に反して団子状態になりました。1番人気のウォッカは3番手、4番手の位置取り。ペースが速く、追い込みの競馬になりそうな予感です。大逃げをうてなかったリーチザクラウンは直線半ばで馬群に沈み、早めに抜け出したウォッカをオウケンブルースリがハナ差まで追いつめました。3連単2頭軸は当たりましたが、3着に3歳牝馬のレッドディザイアが突っ込んで馬券は逃しました。
2009年11月29日
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■傾向1,基本的に上位人気馬が活躍。2,4歳馬が断然。3,日本馬が優勢。4,外国人騎手は3着以内に絡む可能性大。5,牝馬は劣性、ただし、ウォッカは昨年3着。■結論◎10 オウケンブルースリ○5 ウォッカ▲16 コンデュイット△18 スクリーンヒーロー△8 マイネルキッツ△9 リーチザクラウン△11 マーシュサイド■推奨馬券3連単(2頭軸マルチ)10,5→16,18,8,9,11(30点)
2009年11月28日
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映画専門誌「キネマ旬報」が先頃、映画史上のベストテンを発表しました。日本映画の1位は小津安二郎監督の「東京物語」、外国映画の1位にはフランシス・フォード・コッポラ監督の「ゴッドファーザー」でした。同誌創刊90年を記念し、100人を超える評論家や文化人による投票を集計したものだそうです。 ■日本映画ベストテン1位,「東京物語」◎2位,「七人の侍」◎3位 「浮雲」◎4位「幕末太陽傳」◎5位、仁義なき戦い」◎6位、「二十四の瞳」◎7位、「羅生門」◎7位「丹下左膳余話 百万両の壺」7位「太陽を盗んだ男」◎10位、「家族ゲーム」「野良犬」◎「台風クラブ」■外国映画ベストテン1位、「ゴッドファーザー」◎2位、「タクシー・ドライバー」◎「ウエスト・サイド物語」◎4位、「第三の男」◎5位、「勝手にしやがれ」◎「ワイルドバンチ」◎7位、「2001年宇宙の旅」◎8位、「ローマの休日」◎「ブレードランナー」◎10位、「駅馬車」◎「天井桟敷の人々」◎「道」◎「めまい」◎「アラビアのロレンス」◎「暗殺の森」◎「地獄の黙示録」◎「エル・スール」「グラン・トリノ」題名の次の◎印は小生が見た作品です。あなたは何本見ていますか。
2009年11月27日
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11月23日(月)勤労感謝の日の祝日。二の酉の前夜祭に新宿・花園神社へ行って来ました。雑用をすませて神社に着いたのが14時30分。休日のせいか、早くも参拝の列ができていました。 境内を一周します。雑踏、というほどではありませんが、時間のわりには賑わっています。断続的に拍子木の音が聞こえました。 タイミングよく、現場に出会います。ビデオカメラを回し、おめでたい儀式を撮影。酉の市では、これを見ないと来た甲斐がないというものです。屋台では呼び込みのネエチャンが小生を誘います。おでんが美味しそうに仕上がっていました。誘惑に負けそうでしたが、ぐっとこらえて区役所通りの居酒屋へ。 角ハイと升酒2杯で心地よく酔いました。 つまみは芝エビの唐揚げに韓国ちぢみ。イカ刺しも頼みましたが、写真を撮るのを忘れてしまいました。 帰りに食べた野菜たっぷりのタンメンです。
2009年11月25日
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日光の紅葉狩りは失敗しました。時季はずれといおうか、もう終わっていたのです。花鳥風月には縁がない無粋者ですが、紅葉の美しさは知っています。数年前、晩秋の京都へ行ったときは、どんぴしゃり、紅葉を愛でることができました。日光では空振りに終わりましたが、ネットで調べると、立川の昭和記念公園で紅葉祭りが行われていることを知りました。都内より一足早く紅葉狩りができるとのこと。さっそく出かけました。が、この日はイベントはお休み。またも空振りです。 イチョウ並木を歩いて日本庭園へ向かいました。そこに紅葉があり、いまが見頃、と案内板にあったからです。黄色い絨毯の道を歩くこと5分あまり。 確かにありましたが、紅葉は1本だけ。がっかりしてUターンします。 公園内は各エリアに名前が付いています。これは「みんなの広場」にあったやまこうばしという木のようです。 反対側にはススキでしょうか。時期としては遅いので、あるいは別の植物かもしれません。 サイクリングロードに迷い込んだり、売店の椅子で休憩したり、1時間ほど徘徊して帰ることにしました。おなかがすきましたが、新宿でいっぱいやるつもりなので我慢します。歌舞伎町へ着いたのは2時半でした。馴染みの中華屋でウーロンハイと餃子、空豆、半チャーハンなどで空腹を充たし、帰路につきました。
2009年11月23日
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■傾向1,4番人気以内の連対が多いが、3着には5番人気以下も健闘している。2,外国馬は不振。3,関東、関西馬は互角。4,前走G1組が好成績。5,瞬発力が勝敗を決める。6,高齢馬は苦戦。■結論馬柱を見ると、日本馬で前走G1組はカンパニーを除いて3頭。スプリンターSのサンダルフォンが9着、天皇賞(秋)の2頭は二桁着順というていたらくです。近況はカンパニーが断然ですが、高齢馬苦戦というデータもあり、全幅の信頼は寄せられません。外国馬も不振ですが、カンパニー以外は格下のようなメンバーですから、一発があっても不思議ではないでしょう。◎15 サプレザ○4 カンパニー▲5 スマイルジャック△7 アブソリュート△16 サンカルロ△6 ファイングレイン△10 スズカコーズウェイ■推奨馬券3連単(2頭軸マルチ)15,4→5,7,16,6,10(30点)■結果1着○4 カンパニー2着 13 マイネルファルケ3着◎15 サプレザ■払戻金3連単 4-13-15 106、680円3連単が10万円馬券になったのは、2着に13番人気のマイネルファルケが残ったからです。そのほかは順当な着順でした。向こう正面で中団を進んだカンパニー。早めに仕掛けて直線では4,5番手。インが開くところを待って抜け出し快勝。8歳でG1連勝というのは、たぶんはじめてでしょう。脱帽。
2009年11月21日
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元ニュースキャスターで、参院議員を務めた田英夫(でん・ひでお)さんが13日、呼吸不全のため都内の病院で亡くなりました。86歳田さんは、1923年、東京・世田谷生まれ。47年、東大経済学部を卒業後、共同通信社に入社。帝銀事件や三鷹事件などを取材。政治部記者としては54年に第1次鳩山内閣の総理担当記者として、毎朝、鳩山邸で取材したそうです。62年、TBS午後6時ののニュースキャスターになりました。端正な顔立ちと軟らかい語り口で主婦層の圧倒的な支持を受け、たちまち人気キャスターに。が、穏和な外見に似ず、硬派な面を持っていました。思想的にはニューライトというのでしょうか。不偏不党のキャスターというよりも、権力に批判的な論評が目立ったように記憶しています。キャスター辞任については、自民党との確執があったのではないでしょうか。71年、日本社会党から参院全国区で出馬したのも、そのせいでしょう。192万票を獲得してトップ当選を果たし、外務委員として中国・朝鮮問題に取り組みました。実は小生、この選挙の告示後、田さんと会っています。当時、組合の役員をしていて、我が単産の組合員は30万人弱でした。普通、これだけの組織なら必ず革新政党から立候補の要請があるのですが、何しろホワイトカラーの御用組合ですから、誰も手を挙げる人はいません。労使協調路線でもまさか自民党候補を応援するわけにはいかないので、革新政党から全国区で立候補する人を推薦するわけです。田さんも社会党の役員と一緒に、我が書記局に挨拶に来られました。その応対をした一人が小生でした。次の参院選では、NHK労組の委員長だった上田哲さんを支援しました。これにはいろいろ理由があったのですが、その話しはまた別の機会にしましょう。歴代キャスターの中でも、もっとも存在感があり、女性人気も抜群だった田さん。謹んでご冥福をお祈りいたします。
2009年11月19日
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2009年11月6日(金)日本テレビ系金曜ロードショー21時~23時09分放送。制作=1988年 アメリカ映画 131分。監督=ジョン・マクティアナン。原作=ロデリック・ソープ。 出演=ブルース・ウィリス、アラン・リックマン、ポニー・ベデリア、レジナルド・ヴェルジョンソン、アレクサンダー・ゴドノフほかNY市警のジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)は、別居している妻(ポニー・ベデリア)に会うため、ロサンゼルスにやってきました。妻のホリーは、西海岸に進出した日系企業の副社長。竣工中の超高層ビルで開かれるクリスマス・パーティーに夫を招待したのす。妻と会うなり喧嘩をしてしまったジョン。トイレで一息ついていると、1階では10数名の男達がビルに侵入しシャッターを下ろし電話線を切断します。パーティー会場に乱入した男達のリーダーはハンス・グルーバー(アラン・リックマン)と名乗り、社員全員を人質に取りました。詳しいストーリーは、今さら紹介するまでもないでしょう。ハリウッド製アクション映画の流れを変えた傑作です。テレビドラマでコミカルな探偵を演じていたブルース・ウィリスは、本作で大ブレーク。以後、アクション俳優としての地位を確立しました。本作もシリーズ化され、これまで4作制作されています。最新作4、0は、新境地を開いた傑作でした。バージョン4、0ということは、次作が作られるという意味らしいです。早く見たいものです。ビデオやDVDで2、3回見ていますが、何度見ても楽しめます。テレビ版は正味1時間40分で、大幅にカットされていますが、面白さは減じられていません。充分に鑑賞に耐えられます。21年前のブルース・ウィリス。まだ髪がありました。動きも敏捷です。アクション俳優としての資質は一級のものを持っているようです。これからも世界一不運な男を身体を張って演じてもらいましょう。
2009年11月17日
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日韓クラブチャンピオンシップが14日、長崎で行われ、巨人が9-4でKIAに快勝。2点を追う七回、日本シリーズMVPの阿部慎之助が逆転の3ランを放つなど、一挙7点をあげて勝負を決めました。原辰徳監督は、WBCの世界一、リーグ3連覇、7年ぶりの日本一に続き、また1つ新たな勲章を手に。今季の日本球界は、最後まで"原一色"でした。巨人日本一のときのも書きましたが、原監督がもはや名将の域に達したことは明かです。いや球史に残る大監督に成長した、といっても過言ではないでしょう。巨人第4次黄金時代は、これで確実になりましたね。
2009年11月16日
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1,基本的には固いレース。1番人気か2番人気のどちらかが連を確保することが多い。穴ー穴の決着はこの10年に限ってはありません。2,年齢別では3歳馬が有利。3,ローテーション的には秋華賞、府中牝馬S組が活躍。4,前年同レースの連対馬にも要注意。5,関西馬が圧倒。■結論◎16 ブエナビスタ○12 ブロードストリート▲10 シャラナヤ△5 リトルアマポーラ△17 ムードインディゴ△2 メイショウベルーガ△6 ピエナビーナス■推奨馬券3連単(1頭軸マルチ)16→12,10,5,17,2,6(90点)■結果1着 7 クイースプマンテ2着 11 テイエムプリキュア3着◎16 ブエナビスタ■払戻金3連単 7-11-16 1、545、760円平均よりやや早いペースで逃げた2頭が、大本命ブエナビスタの猛追を振り切って1,2着を占めました。大波乱です。ブエナビスタはすぐ目の前を走るブロードストリートをマーク、はるか先頭の2頭を見なかったようです。これは痛恨のミスでしょう。展開のアヤというより騎手の判断ミスが波乱を呼びました。競馬、いや勝負事には何が起こるかわからない、ということをあらためて知らされたわけです。だからギャンブルはやめられません。
2009年11月14日
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長引く不況で消費者の節約志向が強まり、外食産業には再び逆風が吹いています。一例がファミレスの元祖「すかいらーく」の閉店でしょう。ファストフードに比べて割高感のあるファミレス。低価格路線の「ガスト」以外はいずれも苦戦しているようです。そんな悪環境の中、新たな強敵が現れました。百円弁当です。我が家の近くにある百円ショップ。写真はその一つ、タケノコ弁当です。他にしめじ弁当も百円でした。量的にはもの足らないでしょうが、店のレンジでチンすれば、小腹は充たされるようです。最近、すっかり見かけなくなったお持ち帰り弁当のチェーン店。我が町にはオリジン弁当もありません。どこか知らない所でひっそりと生き延びているのでしょうか。
2009年11月12日
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2009年10月30日(金)日本テレビ系金曜ロードショー21時~22時54分放送。黒澤明の代表作「椿三十郎」と「隠し砦の三悪人」が相次いでリメイクされました。いまなぜ黒澤明なのか、よくわかりません。コミックの映画化が東西で盛んなようですが、早くも題材が枯渇したのでしょうか。黒澤作品を再映画化するのは勇気と覚悟が必要です。日本の財産である世界的名作ですから、きびしく比較されるに違いありません。オリジナルをリアルタイムで見ている人の目は、ひときわきびしいはずです。小生もその一人。制作=2008年 日本映画 東宝 118分。監督=樋口真嗣 。原作=黒澤明ほか。出演= 松本潤、長澤まさみ、椎名桔平、高嶋政宏、國村隼、黒瀬真奈美、生瀬勝久、古田新太、上川隆也、阿部寛ほか。 戦国時代、隣国・山名に攻め込まれ陥落した秋月の城では、消えた埋蔵金と世継ぎである雪姫(長澤まさみ)の行方を追って山名軍が躍起になっていました。金掘り師の武蔵(松本潤)ときこりの新八(宮川大輔)は、偶然、秋月の隠し金を見つけます。が、突如現れた真壁六郎太(阿部寛)と名のる男とその弟に捕えられ、金も奪われてしまいます。金を秋月の同盟国・早川へ持ち出そうと企む六郎太に、武蔵は敵国の山名を横断する奇策を提案し、金の分け前を要求するのでした。放送枠は2時間ですが、CMをカットすると1時間34分の中身になり、約24分間の短縮になります。これではまともな批評はできないでしょう。DVDを借りてきてもいいのですが、行きつけのレンタル店が閉店してしまいました。テレビ版の感想で我慢するしかありません。黒澤オリジナルは『スター・ウォーズ』の元ネタと言われています。それを意識したのか、敵方の大将はダースベーダーを思わせる扮装をしていました。笑う場面ですが、こういう遊びは許されるでしょう。この作品では封建社会のきびしい身分制度が描かれています。身代わりに自害する家臣の男と女。民(たみ)百姓を犠牲にして無益な戦争を仕掛ける領主たち。荒廃した土地にしがみついていきる農民。まるで芥川龍之介の「羅生門」です。荒涼とした大地はどこでロケーションしたのでしょうか。あるいはCGかもしれません。荒れた大地がこの映画にぴったり合っていました。噴火する山とともに、ここは見所のひとつでしょう。評価が別れているようですが、小生には面白かったです。森田芳光「椿三十郎」よりも出来は上と見ました。30分近くカットされているわけですから、これ以上の感想は控えます。私事ですが、弟が東宝の株主なので、毎年カレンダーをもらいます。ここ3年、表紙は長澤まさみでした。東宝の秘蔵っ子らしい彼女。何をやらせても大根です。将来、会社を背負って立つ女優になるのでしょうか。
2009年11月11日
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思い立って奥日光ぐるりの旅、というバスツアーに参加しました。目的はいわゆる紅葉(もみじ)狩りです。日光の紅葉は関東でも早いほうで、見頃は10月中旬から11月初旬となっています。日程の都合で11月9日(月)のツアーを申し込みました。いろいろ調べているうちに、今年は例年より1,2週間、早くなることがわかりました。10月下旬にはいろは坂を下って市街地まで降りてくるとのことです。さて当日、出発してすぐ、ガイドさんから「残念ながら紅葉の見頃は終わった、という報告をいただいております」とのこと。仕方ありません。今回は滝の見物で我慢しましょう。最初に着いたのは、群馬県の吹割渓谷でした。渓谷の中に滝があるのです。吹割の滝(ふきわれのたき) 老神温泉の北約3km、片品川の中流域にかかる幅約30m、高さ約7mの名爆。V字型に浸食された岩の割れ目に、川の水が吸い込まれるように流れ落ちています。水しぶきを上げてごうごうと落下するさまは壮観(?)。東洋のナイアガラとも呼ばれているそうですが、スケールはまったく違います。本場に較べたら、箱庭のようなものでしょう。国の天然記念物に指定されています。春の新緑、秋の紅葉など四季の織りなす景観美が見事だそうですが、落ちる直前の紅葉が見られました。ラッキーといえるでしょうか。 竜頭の滝(りゅうずのたき) 国道120号を戦場ケ原方面に行く途中にある滝です。黒々とした軽石流溶岩の岩肌に、中央の大きな岩をはさんで、左右に白く泡立ちながら流れ落ちる滝は、竜の頭の様に見えることから、この名が付きました。奥日光でも最も紅葉の訪れが早いとされ、10月上旬の紅葉期とトウゴクミツバツツジの咲く5月は特に美しく、多くの観光客で賑うそうです。華厳の滝(けごんのたき) 中禅寺湖から流れる水が、高さ97mの絶壁から落下する大滝です。袋田の滝・那智の滝と並ぶ日本三名瀑の一つ。滝上にも観瀑台がありますが、エレベーターで下りて正面から滝壷付近を眺めるのが定番といわれています。エレベーターは岩をくりぬいて約100メートル下まで掘ったそうです。利用料金は往復530円でした。いろは坂(いろはざか) 日光市街と奥日光を結ぶ道路。48のカーブごとに「いろは‥」の名前が順番に付いています。上りが「い」~「ね」の第2いろは坂で、下りが「な」~「ん」の第1いろは坂。古くは男体山や中禅寺への登拝者が通っていた道でした。 両側の紅葉は、完全に終わっていました。最盛期には観光客があふれ、渋滞が激しいため、この坂を下りるのに3,4時間かかるそうです。今回は予想以上に歩きました。特に吹割渓谷へ降りるときは、トンネルをくぐり、いくつもの階段を下りたので、帰りは息切れがしました。自然を愛(め)でる旅は年寄りには無理だ、と実感した次第です。今回が初めてではありませんが。舞茸弁当(まいたけべんとう) お昼ご飯です。薄味のしょう油めしに舞茸としめじなどが乗った弁当。これは美味しかったです。 まいたけ=担子菌類ヒダナシタケ目のきのこ。秋、広葉樹の根もとに生える。白い太い茎が繰り返し分枝して、高さ幅とも20~30センチメートルになる。枝先に上面灰色の扇形またはへら形の傘をつける。歯ざわりがよく、美味(国語辞典より)。
2009年11月10日
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プロ野球、今年の日本シリーズは、巨人ー日ハムの間で争われました。結果は、巨人が4勝2敗で勝利、7年ぶり、21度目の日本一になりました。戦前の予想も巨人有利でした。他球団のエース級を獲り、若手の成長とベテランの脇役がうまくかみ合って12球団一の戦力を備えたのですから、日本一はある意味当然でしょう。日曜日のスポーツ紙は、トップで巨人優勝を報じました。が、紙面は巨人の文字よりも原監督の個人名が目立ちました。今年の原監督はWBCで世界一になり、リーグ優勝とシリーズ制覇を果たしたのですから、いわば完勝の年といってもいいでしょう。若大将から名将に、と讃えられても不思議ではありません。ただ、報知新聞の地球最高の名将、というのは行き過ぎです(爆)2度の日本一は、師と仰いだ故藤田元司、王貞治、長嶋茂雄といった巨人歴代の名将に並ぶ栄誉。ちなみに巨人の黄金時代は、過去に3度ありました。監督が藤本定義、水原茂、川上哲治の時代です。原巨人が4度目の黄金時代を迎えることは間違いありません。がんばれ原巨人
2009年11月08日
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これから野暮用で外出します。夜は飲み会で居酒屋へ。ゆっくり検討する暇がないので、印だけを付けておきました。参考にしてください。東京11Rアルゼンチン共和国杯■結論◎9 スマートギア○14 サンライズマックス▲17 ジャガーメイル△1 ダンスアジョイ△8 アーネストリー△12 トウショウウェイブ△15 トーセンキャプテン■推奨馬券3連単(1頭軸マルチ)9→14,17,1,8,12,15(90点)■結果1着 6 ミヤビランベリ2着△8 アーネストリー3着 13 ヒカルカザブエ■払戻金3連単 6-8-13 922、600円京都11RファンタジーS◎15 グレナディーン○3 ラナンキュラス▲13 スイートエスケープ△8 キタサンスズラン△12 シーズバレンタイン△14 スプリングサンダー△16 ベストクルーズ■推奨馬券3連単(1頭軸マルチ)14→3,13,8,12,14,15(90点)■結果1着 10 タカノエリザベート2着△16 ベストクルーズ3着◎15 グレナディーン■払戻金3連単 10-16-15 243、520円
2009年11月07日
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米大リーグのワールドシリーズ(7回戦制)は4日、ニューヨークで第6戦が行われ、ヤンキース(ア・リーグ)が7-3でフィリーズ(ナ・リーグ)を下し、9年ぶり27度目の優勝を果たしました。5番・指名打者で先発出場したヤンキースの松井秀は、二回に今シリーズ3本塁打目となる先制2ランを放つなど、4打数3安打6打点の活躍を見せ、日本人選手として初めてシリーズの最優秀選手(MVP)に選ばれました。(読売新聞より)
2009年11月05日
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2009年10月28日(水)テレビ東京系午後のロードショー13時30分~15時30分放送。制作=1975年 アメリカ映画 95分。監督=ディック・リチャーズ。原作=レイモンド・チャンドラー「さらば愛しき人よ」ハヤカワミステリー文庫。出演=ロバート・ミッチャム、シャーロット・ランブリング、ハリー・ディーン・スタントン、シルヴェスター・スタローン、ジャック・オハローランほかロサンゼルス、1941年。ヤンキースのディマジオが56試合連続安打と記録をのばし、ヒトラーがロシアに進攻を開始した頃、私立探偵フィリップ・マーロウ(ロバート・ミッチャム)は、大男マロイ(ジャック・オハローラン)から、ベルマという女を捜してほしいと依頼されます。マロイは7年前、恋人ベルマと銀行強盗のヤマを踏み、たった今、刑務所から出てきたところでした。2人はベルマが歌手としてつとめていた『フロリアンの店』を訪ねます。店は黒人バーに変わっていました。オーナーを尋問したマロイは、力あまって締め殺してしまいます。マーロウはマロイを逃がし、かってフロリアンの持主であった未亡人(サラ・マイルズ)の家を訪ねました。原作は「長いお別れ」と並ぶチャンドラーの代表作です。何度も映画化されました。マーロウに扮した俳優は、ハフリー・ボガード、ディック・ポウエル、エリオット・グールドなどが有名。顔面神経痛のような顔をしたロバート・ミッチャム、原作のイメージとは違いますが、雰囲気は出ています。本作を見たのは名画座ミラノでした。40年くらい前でしょうか。日数を数えるたびに、ジュリーもずいぶん長く生きてきたものだ、と過ぎた日を懐かしく思い出します。レトロな映像、機知に富んだ会話、チャンドラー特有のセンチメンタルなストーリー。原作に忠実な映画化です。特徴をよく捉えていて、B級ながら満足する出来映えでした。ただ、致命的な欠陥があります。ベルマのイメージがあまりにも違いすぎるのでした。ミスキャストでしょう。マーロウがベルマの後ろ姿を見て、完璧だと呟きます。このセリフに共感する人は少ないはずです。もちろん、女優に責任はありません。起用したスタッフのミスでしょう。世界的に読まれているミステリーのヒロインですから、キャスティングには気を配ってほしかったです。とはいえ、ノスタルジックな雰囲気は捨てがたいものがあります。ハードボイルド親父も満足できました。DVDでの鑑賞をお薦めします。蛇足ですが、無名時代のシルヴェスター・スタローンがチンピラ役で出ています。
2009年11月02日
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