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6月26日(金)テレビ朝日系9時~9時54分放送。監督=石原興。脚本=寺田敏雄。捕らわれの身となった涼次(松岡昌宏)の前に、拷問人の巳ノ助(火野正平)が現われます。仕事人仲間の居場所を白状させるため、涼次に過酷な拷問を加える巳ノ助。だが、涼次は頑なに口を閉ざします。江戸の街では、老中・加納実守(杉本哲太)と結託した瓦版の版元・桐ノ屋朝経(寺田農)が仕事人の悪行を書き立てた瓦版をばらまいていました。さらに、桐ノ屋は、無実の人間を鬼面の仕事人に仕立て上げて事件を起こさせます。街には仕事人を憎む声がますます広がり……口を割らない涼次に業を煮やした巳ノ助は、如月(谷村美月)を捕らえ、涼次の前で拷問を加えます。如月は涼次を思いやって、必死に拷問に耐えました。巳ノ助による拷問はさらにエスカレートしていきます。前半の取り調べ場面。火野正平の怪演もあって、見ごたえがありました。実に憎たらしいのです。早く仕事人に斬られればいいのに、と心底から思ったほど。ただ、如月に対する責めは平凡でした。後半は仕事人の出番です。老中の屋敷に突入すると、鬼面の偽仕事人と鉢合わせしました。その正体は意外にも小五郎がよく知っている人物だったのです。偽仕事人は老中の用心棒によって殺されました。最終作の標的は、大老、老中など幕府の要職です。警護は厳重ですから、暗殺は容易ではありません。小五郎は1人で警護の侍たちと斬り合います。いかにも最終回らしい大立ち回りでした。拷問で身障者となった亮次は如月の付き添いで江戸を去ります。如月はたしか伊賀の出身ですから、ふるさとへ帰ったのでしょう。ほかの仕事人は、常磐津の師匠、仕立屋、同心など表家業に戻ります。彼らが次に登場するのは、いつのことになるのでしょうか。
2009年06月30日
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■前日予想圧倒的1番人気だろうディープスカイ。どうも勝ち味に遅いような気がします。連ははずさないと思うものの、展開によっては3着以下に沈むことがあるかもしれません。もちろん圧勝もあり得ます。◎7 アルナスライン○9 ドリームジャーニー▲11 ディープスカイ△4 アドマイヤフジ△8 サクラメガワンダー△10 スクリーンヒーロー■推奨馬券馬連 7-9 7-11 9-11 4-7 7-8 7-10(6点)■結果1着○9 ドリームジャーニー2着△8 サクラメガワンダー3着▲11 ディープスカイ■払戻金馬連 8-9 2630円3連単 8-9-11 10630円コスモバルクが平均よりやや早いペースで引っ張りました。有力馬は好位を追走します。本命に推したアルナスラインだけが後方から。前でレースを裁くと予想したのに、これは誤算でした。直線半ばでサクラメガワンダーが抜け出します。直線が短い内回りですから、これは正解でしょう。外からドリームジャーニーが鋭い脚でかわします。その内にいた単勝160円のディープスカイ。激しく叩きますが、伸びません。レース運びに齟齬はなかったのですが、懸念した勝ち味に遅い特質がもろに出た感じでした。
2009年06月28日
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2009年の上半期を締めくくる「第50回宝塚記念」。ウオッカの回避により、様相がガラリと変わりました。圧倒的1番人気となるのはディープスカイでしょう。安田記念ではウオッカに敗れたものの、さすがダービー馬といえるレース。完勝が求められます。サクラメガワンダーは3カ月半ぶりの金鯱賞で圧勝。昨年はエイシンデピュティから0秒3差の4着。グラスワンダーとの父子制覇が果たせるかどうか。ほかにもVを狙える実力馬が多数。昨年のジャパンCでディープを2着に下し優勝したスクリーンヒーロー、産経大阪杯でディープを差し切ったドリームジャーニー、春の天皇賞でそのジャーニー(3着)に先着した2着のアルナスラインなども絶好の仕上がりをみせています。■結論圧倒的1番人気だろうディープスカイ。どうも勝ち味に遅いような気がします。連ははずさないと思うものの、展開によっては3着以下に沈むことがあるかもしれません。もちろん圧勝もあり得ます。◎7 アルナスライン○9 ドリームジャーニー▲11 ディープスカイ△4 アドマイヤフジ△8 サクラメガワンダー△10 スクリーンヒーロー■推奨馬券馬連 7-9 7-11 9-11 4-7 7-8 7-10(6点)
2009年06月27日
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1973年に製作された同名のイギリス映画のリメイクだそうです。元作品は見ていませんが、問題作らしいのでレンタル店にあったら借りてきて鑑賞するつもり。製作=2006年 アメリカ映画 101分。監督=ニール・ラビュート。出演=ニコラス・ケイジ、エレン・バースティン、ケイト・ビーハン、フランセス・コンロイ、リーリー・ソビエスキー、モリー・バーカー、ジェームス・フランコほかカリフォルニア州の白バイ警官メイラス(ニコラス・ケイジ)は、親娘の乗る車が事故で炎上する姿を目の当たりにして以来、精神的なダメージを負っていました。ある日、失踪した婚約者ウィロー(ケイト・ビーハン)から手紙が届きます。娘のローワンが行方不明になっており、助けてほしいというものでした。メイラスは一路ウィローの住むワシントン州の島サマーズアイルへと向かいます。そこでメイラスは島の人々の不気味な雰囲気と冷たい視線を感じて……。サスペンス映画ですが、ホラー色もあります。島の住民はほとんどが女性。男はわずかでしかも老人ばかりです。どうしてこういう人口構成になったのか、それはわかりません。若い男は島の外へ出稼ぎにも行っているのでしょうか。島は外界とはとは断絶しています。自給自足が原則ですが、定期的にプロペラ機が必要な物資を運んできます。住人はみんなローマンの存在を否定。島のあちこちに存在した形跡が残っているのですが、誰も認めません。このトリックはヒッチコックの映画にもありました。クリスティにも似たような作品があります。イギリス映画が元になっていますから、その点は納得できました。たしかに意外性はあります。ただ、ヒッチコックならもう少し派手な演出をしたでしょう。この映画の手法はオーソドックスです。ミステリーファンはもの足らないかもしれません。意外性は評価できますが、全体としては平凡な出来といえるでしょう。
2009年06月25日
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この写真は近所にあるラーメン店のメニュー看板です。小さくて見えにくいですが、向かって左側にドンペリと書いてあるのがわかるでしょう。ドンペリ(白)3万円、(ピンク)5万円。ラーメン屋と高級シャンパン、ミスマッチですが、飲む人がいるんでしょうか。ドンペリ(ドン・ペリニヨン)=ドン・ペリニヨンという銘柄名は、シャンパンを発明したとされるベネディクト会の修道士ドン・ペリニヨンにちなんで名付けられた。その修道士が、発酵中のワインを瓶詰めして放置したところ、偶然シャンパンができたという。多くのシャンパンは、様々な年に収穫されたブドウを原料にして醸造される。これに対し、ドン・ペリニヨンは、同じ年に収穫されたブドウのみが使われて醸造される、ヴィンテージ・ワインである。また、当たり年のブドウのみを使用して醸造され、7年から8年の熟成を経たシャンパンのみが、ドン・ペリニヨンの銘柄で販売される。ドン・ペリニヨンは、シャンパンとしてはかなり高価である。ドン・ペリニヨンのロゼは、俗にピンク(ピンドン)と呼ばれ、特に高価で販売される。(フリー百科事典ウィキペディア)
2009年06月23日
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本作はフレデリック・フォーサイスの処女作にして世界的ベストセラーとなった小説「ジャッカルの日」を元にしていますが、内容はまったく違います。フォーサイスの名前もクレジットされていません。ただ、メンバーの全員を盗聴するところや、ゲイの男を利用して目的地に潜入する箇所などは原作を踏襲しています。制作=1997年 アメリカ映画 125分。監督=マイケル・ケイトン=ジョーンズ。原案・脚本=チャック・ファーラー。出演=ブルース・ウィリス、リチャード・ギア、シドニー・ポワチエ、ダイアン・ヴェノーラ、マチルダ・メイ、リチャード・ラインバック、ジャック・ブラックほか正体不明の超大物暗殺者ジャッカル(ブルース・ウィリス)は、チェチェン・マフィアの首領テレクから、彼の弟を殺した米国情報機関の要人暗殺を依頼されます。ジャッカルにとっても相手が巨大なだけに報酬7千万ドルを要求。この情報をつかんだ、テレクの組織壊滅を図るFBI副長官プレストン(シドニー・ポワチエ)とMVD[ロシア情報局]のコスロヴァ少佐(ダイアン・ヴェノーラ)以下のチームは、ジャッカルの足取りを追います。相手は神出鬼没。チームは彼の行動を予測し、狩り出せる数少ない人間として、元IRA幹部で超一流のテロリスト、デクラン・マルクィーン(リチャード・ギア)を起用。彼は仮釈放とジャッカルの素顔を知る元バスク祖国と自由の闘士イザベラ(マチルダ・メイ)を協力者にすることを条件に捜査に加わります。巷の評価は、フレッド・ジンネマン監督による「ジャッカルの日」のほうが高いようです。小生も見ていますが、エドワード・フォックス扮するジャッカルに始終違和感を覚え、感情移入できませんでした。本作はなんといっても2大スターによる競演と、役柄が世間のイメージと逆転しているところが見所でしょう。「ダイハード」のウィルスは善玉、「悪徳の囁き」のギアは善悪両方をこなす、というのが世間のイメージです。存在感のある二人ですから、入れ替わっても支障はないでしょう。もちろん、このキャスティングで文句はありません。二人とも超1級のスナイパーを見事に演じきっていました。この共演は見応え充分です。冒頭からアクションの連続。展開はスリリングです。標的にされた要人は当然ガードを固めますから、難易度があがるのですが、ジャッカルは計画を進めます。その謎はヘビースモーカーのコスロヴァ少佐に伝えたジャッカルの言葉にありました。「デグランは女を救えない」の一言に。ハイテクを駆使した殺人マシーン。メカのことはよくわかりませんが、ちゅっと現実離れがしているように思えました。ただ、武器を調達するプロセスはリアリティがあります。パスポートの偽造を含めて、裏社会には様々な人間がうごめいているようです。ジャッカルの正体は最後までわかりません。これは原作と同じです。ラストはややメロドラマ的ですが、面白さは保証してもいいでしょう。個人的には「ジャッカルの日」よりも好きです。
2009年06月22日
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6月19日(金)テレビ朝日系9時~9時54分放送。監督=石原興。脚本=寺田敏雄。小五郎(東山紀之)の前に、かつての剣の師匠・雨宮騏一郎(勝野洋)が現われます。今では江戸城に仕える身となった雨宮が、お忍びで小五郎を訪ねたのにはわけがありました。老中・加納実守(杉本哲太)の一派が、大老・松坂忠宗(神山繁)暗殺を企てているのをつかんだ雨宮は、秘密裏に加納を粛清するために仕事人を雇いたいと考え、奉行所に勤める小五郎に仕事人に関する情報を聞きに来たのでした。だが、小五郎は知らないふりをします。気苦労の絶えない任に臨む夫を前に、妻のきよ(若村麻由美)も心配そうな様子。その頃、江戸では鬼の面を被った謎の人物による殺しが相次いで発生します。殺しの現場には、なんと「仕事人参上」の筆書きが残されていました。仕事人の噂に、街は騒然、小五郎や中村主水(藤田まこと)、涼次(松岡昌宏)や匳(田中聖)、お菊(和久井映見)たちも、ニセの商売敵の出現に浮き足立つ始末。最終章の前編です。江戸城の内紛に巻き込まれる形で仕事人に危険が迫りました。老中が仕掛けた罠にはまる仕事人。が、依頼された仕事は完遂するのが彼らのアイデンティティなのです。今回は強敵です。いつもは一刀のもとに切り捨てる小五郎も、今回の相手には手こずりました。もちろん負けることはありません。実はこういう見応えがある剣劇を望んでいたのです。これで小五郎の本当の強さが証明されました。次回が最終回。鬼の面をかぶった偽の仕事人の正体もあきらかになるでしょう。老中の陰謀や大老の対応などは、為政者の自己中心的な性格をよく表しています。要するに政治家という人種は、今も昔も低俗な人間だとよくわかるのでした。次回はこの二人が標的になるのでは。
2009年06月21日
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舞台は阪神に替わり、メーンはマーメイドS。中心となるのはGIヴィクトリアマイル組。古馬牝馬でウオッカに次ぐ存在とされる昨年のエリザベス女王杯馬リトルアマポーラが、叩き3走目で負けられないムード。好走が続くザレマも重賞初Vへ闘志満々。リトルアマポーラ確勝を期して参戦します。前走・ヴィクトリアマイルはウオッカから9馬身差の6着。完敗ですが、相手は怪物、短めのマイルで2着ブラボーデイジーから2馬身差なら悲観するほどではないでしょう。ザレマは2走前のサンスポ杯阪神牝馬Sで2着、ヴィクトリアマイルでも4着と力のあるところをみせました。展開に左右されない幅のある脚質は距離が延びても大丈夫。今年に入って重賞を4戦して(3)(4)(2)(4)着と、そろそろタイトルを獲得したいところです。女王杯でリトルの3着になったベッラレイア、5着になったレインダンスも底力があります。上がり馬は3連勝中のニシノブルームーン、エプソムCを勝ったウェディングフジコも注目されます。■結論ハンデ戦になってから1番人気は連に絡んでいません。逆に40キロ台の超軽量馬が大暴れ。その反省からか、今年はハンデ差が少なくなりました。最重量は56,5キロ、最軽量馬は52キロ。実力馬に有利なハンデ差となりました。◎5 ベッラレイア○10 ニシノブルームーン▲3 ザレマ△16 リトルアマポーラ△15 ムードインディゴ△12 ブーケフレグランス■推奨馬券馬連 5-10 3-5 5-16 5-15 5-12
2009年06月20日
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肉食を解禁したといって、まだ焼き肉は食べていません。馬券で儲かったら昔よく通った炭火焼きの長春館にでも行ってみましょう。折から元ビートルズのポール・マッカートニーが、地球温暖化防止のために、週1日だけ肉を食べない日を設けようと呼び掛けるキャンペーンを開始したそうです。外国のベジタリアンの中には宗教上の理由で食べない人や、環境を慮って(おもんばかって)肉食を排除する有名人もいるようです。小生の場合はタンパク質は魚と大豆で摂取。地球に優しい(?)食生活を送っていますからちょっとくらい肉を食べても影響はないでしょう。最近、気に入っているのは某牛丼チェーン店にあるビビン丼。韓国料理のビビンバとは少し違っています。飯の上に肉、玉ねぎ、キムチ、半熟卵、きざみ海苔などを乗っけたどんぶりご飯です。味噌汁がついて値段は430円。格安な気がするのは小生だけでしょうか。味のほうは平凡ですが。
2009年06月18日
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イギリスの王室は日本に較べるとずっと開かれているようです。皇太子や王女のスキャンダルが大衆紙の一面を飾り、人々の好奇心を充たしているのはご存知でしょう。ダイアナ妃の死はいまも多くの謎を残し、パパラッチは真相を追って再婚したチャールズ皇太子の周りを嗅ぎまっています。日本では考えられない現象でしょう。製作=2008年 イギリス映画 110分。監督=ロジャー・ドナルドソン。出演=ジェイソン・ステイサム、サフロン・バロウズ、スティーヴン・キャンベル・ムーア、ダニエル・メイズ、アルキ・デヴィッド、ジェームズ・フォークナーほかイースト・ロンドンで中古車ディーラーを経営するテリー(ジェイソン・ステイサム)は、知り合いの女性マルティーヌ(サフロン・バロウズ)から銀行強盗の話を持ちかけられます。「一生に一度のチャンス」と説得され、計画実行を決意。テリーは総勢7人の実行メンバーを集め、地下トンネルを掘り金庫への侵入に成功しました。しかし、その盗んだ貸金庫の中には、犯罪組織はもちろん、イギリス政府や警察、王室までもが関係する秘密が預けられていたのです。王室を震撼させたスキャンダル。実話をもとにしたクライム・サスペンス、というのが本作のウリです。……1971年ロンドン。ある銀行の地下金庫に強盗団が侵入、数百万ポンドにも及ぶ現金と宝石が強奪される事件が起こりました。事件は数日間トップニュースとして報道されたあと、イギリス政府からのD通告(国防機密報道禁止令)により、紙面から消えました。王室スキャンダルの漏洩、という大胆な仮説を軸に、事情を知らない強盗団、政府高官、裏社会の顔役、汚職警官らが絡み合うストーリーはスリリング。カットバックを使ったテンポの速い展開で飽きさせない作品です。コンゲームみたいな一種の騙し合いがあって、B級ティストながら面白く拝見しました。登場人物が多いので、最初はわかりづらいところがありますが、娯楽映画のツボを心得た演出なので、難解ではありません。ジェイソン・ステイサムは「トランスポーター」で主役を務めましたが、どちらかというと脇役が多いひとです。かなりのマッチョマンなので、アクション映画には欠かせない役者でしょう。謎の女に扮するサフロン・バロウズは、小生にとってたぶん初めてのお目見え。ときに魅力的な表情を見せ、地味ながらいい女優と判断しました。結論としては小品ですが佳作と評価していいでしょう。
2009年06月17日
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6月12日(金)テレビ朝日系9時~9時54分放送。監督=原田徹。脚本=森下直。ひとこと解説~仇討ち~かたきうち。主君や父親など、目上の者を殺された武士が、相手を討ち取って恨みを晴らす慣習。仇討ちを望む武士は、自分の属する藩にその旨を申し出て、許可を得る必要があった。特に、私闘で父親を殺された場合は、仇討ちをしなければ家督相続できなかった。1873 年(明治6年)に禁止された。(テレビ朝日webより) 小五郎(東山紀之)と伝七(福士誠治)は、往来で浪人に絡まれていた娘・貴恵(原田夏希)を助けます。彼女は父の仇を探して江戸にやってきたのでした。出羽国本荘藩の勘定方であった父親は、藩の金を横領した同僚の勘定方によって殺されてしまい、その仇を討たなければ幼い弟も家を継ぐことができないのです。そんな貴恵に一目ぼれした伝七は、仇探しの手伝いを買って出ることに。江戸にある本荘藩の屋敷近くで、経師屋の男が殺される事件が起こります。ところが、若年寄から圧力がかかり、この件は奉行所の管轄から外れることになりました。小五郎と中村主水(藤田まこと)は、男が幕府の隠密だったのではないかと考えます。殺された男は、懐中に山百合の絵を持っていました。本懐を遂げようとする母子。仇討ちを利用して悪事を隠蔽しようとする大目付。これに堅物同心の片想いが絡んで話が進みます。ドラマとしてはまとまっていました。最近、このシリーズは好調です。久しぶりに原田大二郎を見ましたが、中年太りというより、完全なメタボ体質でした。節制度が足らないのでしょう。老化は仕方ありませんが、演劇人としては自覚が望まれるところです。予告を見ると、次回が最終章のようです。偽の仕事人があらわれたり、江戸城の権力闘争に巻き込まれ、仕事人狩りに会ったりと最終章にふさわしい内容の予告でした。どういう結末を迎えるのか、楽しみ。絶対、見逃せません。
2009年06月16日
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東京開催ラストを飾るG3エプソムカップ。昨年2着の大器ヒカルオオゾラを中心に、新潟大賞典を勝ったシンゲンなど上昇急な新鋭と重賞の常連が入り乱れ、馬券的妙味も十分な1戦です。未完の大器ヒカルオオゾラは休み休みのキャリアながら、今季も9カ月ぶりの準OP武庫川Sでスズカコーズウェイ(のちに京王杯SCV)をあっさり2馬身半突き放し、存在感をアピールしました。シンゲンはG3新潟大賞典で重賞初制覇。OP白富士Sからの連勝で、2着ニホンピロレガーロに3馬身差をつけるハンデ戦では珍しいワンサイドゲームでした。【5002】と得意の東京で重賞連勝を決めたいところです。G3東京新聞杯2着がある重賞の常連キャプテンベガは、OPの都大路S(2着)でも勝、てませんでした。父はサンデーサイレンスで母は桜花賞+オークスの2冠馬ベガという良血、侮れません。■結論◎11 キャプテンベガ○12 ヒカルオオゾラ▲8 シンゲン△16 トウショウウエイブ△13 ショウナンラノビア△6 ニルヴァーナ■推奨馬券馬連 11-12 8-11 11-16 11-13 6-11中京CBC賞(G3)◎8 スプニングノアール○10 トレノジュビリー▲7 モルトグランデ△13 アーバンストリート△1 コウユーキズナ△17 エイシンタイガー■推奨馬券馬連 8-10 7-8 8-13 1-8 8-17
2009年06月13日
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2年近く続けてきた菜食中心の食事ですが、この度、肉食を解禁することにしました。骨粗鬆症(こつそしょうしょう)を予防するためには、ある程度、肉を摂ったほうがいいと聞いたからです。さっそくやきとりを食べに行きました。野菜焼きの項でも書いたとおり、ここ1,2年、近辺に大衆的な串焼きが何軒かオープン。乱立で共倒れになるのではないか、と他人事ながら心配になるほどです。 そのうちの一軒で食べたやきとり。塩焼です。肉も野菜も塩のほうがビールや焼酎に合うのでたいてい塩で注文します。 別の店での串焼き。これは見たとおりタレです。いずれも1本100円前後ですから、安価なおつまみでしょう。 ちなみにこの店が目下のところ一番のお気に入りです。立ち飲みで現金引き換えですから、財布にやさしい焼鳥屋といえるでしょう。 骨粗鬆症=骨を形成している組織が吸収され減少しもろくなった状態。老人や閉経後の女性に多くみられる。他に局所の循環障害、カルシウム代謝異常などでもみられる。
2009年06月11日
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歌舞伎町広場の一角にあった映画館「新宿ジョイシネマ」。先日、久しぶりに前を通ると、閉館のビラが貼ってありました。この映画館、中央口の武蔵野館と同じく、入れ替え制でした。歌舞伎町ではめずらしいシステムだった、といえるでしょう。ジョイシネマ3館が閉館し、これで東宝会館にあったプラザ劇場を含めて、この半年間で4館が歌舞伎町から消えたことになります。コマ劇場を加えると5軒。両方ともビルを建て替えるのですが、完成後に映画館が復活するのか、寡聞にして聞いていません。いずれにせよ、ファンとしては淋しい限りです。
2009年06月09日
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6月5日(金)テレビ朝日系9時~9時54分放送。監督=山下智彦。脚本=瀧本智行。江戸一番の呉服屋・備前屋宗右衛門(大和田伸也)の妻が殺されました。翌年、宗右衛門は店の若い女中・お鈴(原田佳奈)と再婚し、派手な祝言が行なわれることに。白無垢を仕立てた匳(田中聖)や如月(谷村美月)ら、多くの野次馬がかけつけます。その人ごみの中には、店を見つめる一人の女・おみつ(小島聖)の姿がありました。如月は仕事人の噂話を口にしたせいで、涼次(松岡昌宏)とケンカになってしまいます。家を飛び出した如月は、道端で男に暴力を振るわれている夜鷹を助けます。彼女は、あのおみつでした。一方、大店の女房となったお鈴は、しおらしい妻を演じる裏で、豪勢な暮らしを送っています。小五郎(東山紀之)と中村主水(藤田まこと)は、そんなお鈴を芝居小屋で見かけました。今回は希代の悪女が登場します。貧困と父親の暴力に苦しんだ幼少時代。父殺しで生き別れとなった姉。極悪な環境の中で少女が学んだものは......。美しい娘に成長した妹は大店の女中から後妻という玉の輿に。標的は、もちろんこの女と彼女の野望に協力した手代や浪人たちです。処刑しやすい相手なので、簡単に始末できました。問題は依頼人でしょうか。三番筋にやってきたのは仕事人の噂を聞いた如月でした。このシリーズ、仕事人の存在が噂になったり、チームワークに疑問が生じたり、と危うい要素が散見されます。以前のシリーズには、そういう心配がなかったように記憶しているのですが、小生の思い違いでしょうか。仕事人の不協和音はたしかにスリルを生みますが、ドラマとしては邪道でしょう。闇の仕事ですから、結束こそが命です。それにひびが入るのは仕事人の存在を否定することになります。それとも終局は仲間割れになるのでしょうか。
2009年06月08日
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■前日予想1番人気不振といっても、ウォッカはけた外れの女傑。負ける要素はありません。素直にこの馬から買っていいでしょう。◎3 ウォッカ△2 スマイルジャック△6 ディープスカイ△8 アブソリュート△9 カンパニー△17 ローレルゲレイロ■推奨馬券馬連 3→2,6,8,9,17■結果1着3 ウォッカ2着6 ディープスカイ3着4 ファリダット■払戻金馬連 3-6 290円(的中)ウォッカの強さが目立ちました。しかし、決して褒められたレースではありません。最近の武豊騎手、時々こういう騎乗が目につきますね。3番枠ですから、道中、内を進んだのは仕方ありません。問題は直線に入ってからです。内を突くのか外へ出すのか、馬群に包まれて非常に難しい状況。ライバル・ディープスカイがいつの間にか前にいてウォッカの進路を阻んでいます。両側も塞がっていました。絶体絶命、この時点で誰もがウォッカの敗北を予想したでしょう。せまい馬間をこじ開けて抜け出しのは、ゴール前100メートルくらいでしょうか。ワン完歩ごとに前を行くディープスカイを追いつめます。信じられない鬼足です。といっても、上がり3ハロン36,1秒ですから、ハイペースに助けられた面もあるようです。ダービー馬の対決は、またもウォッカの勝利に終わりました。
2009年06月07日
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主役はヴィクトリアマイルで見事な復権を果たした最強ウオッカでしょう。女王に迫るのが昨年のダービー馬ディープスカイ、マイラーズCを完勝したスーパーホーネット。高松宮記念馬ローレルゲレイロも自分のペースがつかめれば争覇圏内。■傾向1番人気不振 11年前のタイキシャトル優勝以来、1番人気は10連敗中。3着以内にも2頭と信頼度は低い。伏兵注目 6番人気以下の連対が半数を占め、2ケタ人気馬は4頭が連対。京王杯SC組 最多の7連対を誇るが、近3年は5着が最高で不振傾向。■結論1番人気不振といっても、ウォッカはけた外れの女傑。負ける要素はありません。素直にこの馬から買っていいでしょう。◎3 ウォッカ△2 スマイルジャック△6 ディープスカイ△8 アブソリュート△9 カンパニー△17 ローレルゲレイロ■推奨馬券馬連 3→2,6,8,9,17
2009年06月06日
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中東情勢は複雑すぎてよくわかりません。イラク侵攻作戦やイライラ戦争は新聞で読みました。個人の名前でいうと、イランの最高指導者ホメイニ氏、その前のバーレビ国王、イラクの独裁者フセインなど。この程度ですから、中東に関しては無知の部類に入るでしょう。製作=2008年 アメリカ映画 128分。監督=リドリー・スコット。出演レオナルド・ディカプリオ、ラッセル・クロウ、カリス・ファン・ハウテン、ヴィンス・コロシモ、マーク・ストロングほか米国の諜報機関・CJAの中でも、最高の腕をもつ敏腕工作員ロジャー・フェリス(レオナルド・ディカプリオ)は、中東からワシントンまで世界を駆け回っていました。彼の命運を握るのは、安全なアメリカから電話で指示を出す、冷徹なベテランCIA局員エド・ホフマン(ラッセル・クロウ)です。彼らは、地球規模の爆弾テロを画策するテロ組織リーダー、アル・サリームを追いかけていました。時には身内にまで嘘をつきながら、熾烈な頭脳戦で情報をかき集めていくロジャーとエドは、ついに大きな賭けに出ます。諜報員はいかにして情報を集めるかが勝負。そのためには現地人の協力が必要でしょう。優秀な工作員を捜すのも重要な仕事のひとつ。それが諜報活動の成否を握っているといっても過言ではありません。ロジャーの協力者は実力のある男でした。が、不運にも活動中に銃に撃たれて死んでしまいます。彼らがCIAに協力するのは、ずばりお金のため。ロジャーは上司のエドに見舞金を要求しますが、本部は関係ないと突っぱねるのでした。要するにラングレーは指示するだけで、責任は諜報員に押しつけます。これはCIAの体質なのか、エドの個人的資質なのか、わかりません。たぶん後者でしょう。エドは傲慢で自分勝手な上司というわけです。ただし、子煩悩な父親でもありました。テロ組織のリーダーを追ってロジャーはヨルダンに行きます。総合情報部(GID)の局長ハニ・サラーム(マーク・ストロング)の協力を得るのですが、エドが勝手に裏工作を図って作戦をぶち壊してしまいました。ハニーの怒りを買ったロジャー。テロリストに捕まって拷問にも合います。が、いろいろな障害があっても、娯楽映画ですから、最後は一味を抹殺。9,11のテロ以来、こういう抵抗勢力は許さないというのがハリウッドの定番になったようです。中東各地をロケしたのでしょうか、観光気分を味わえるのも見どころでしょう。特にドバイが出てきたときは、ここで日本の競走馬が(特にウォッカ)が惨敗したのだ、とある主の感慨を覚えました。淡い恋愛模様もあって、とにかく楽しめる作品です。傑作と評していいでしょう。主人公の2人、特にデカブリオが魅力的でした。この人、単なる二枚目ではなく演技力も兼ねそえた大物若手俳優と褒めておきましょう。
2009年06月04日
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三番筋にお春(柳生みゆ)という町娘が仕事を頼みにやってきました。恨みの的は、なんと小五郎(東山紀之)。お春の訴えによれば、七年前、仕事で寺島村に通っていた小五郎は、茶屋で働いていたお春の姉・お志津(宮地真緒)と出会い、もてあそんだ上に殺したというのです。その訴えに、思わず動揺するお菊(和久井映見)。中村主水(藤田まこと)や涼次(松岡昌宏)、匳(田中聖)らが協力して、小五郎の身辺を探ることになりました。主水の調べで、一ヶ月前、お志津の死体が寺島村の川べりで見つかっていたことがわかります。恨まれていることを知った小五郎。因縁のある寺島村へ行ってみると、小五郎の前に現われたのは、学問所時代の旧友で、今では作事奉行に出世した藤野左兵衛(哀川翔)でした。旧交をあたためる2人。旧友の2人。同い年とは限りませんが、歳の差が激しいようです。若々しい小五郎に対し、左兵衛は老けて見えます。実際の年齢は知りませんが、アップになると哀川翔の皺が目立ちました。設定、あるいは配役のミスでしょう。若い義母(北原佐和子)と関係がある左兵衛。これが原因で事件が起こるのですが、お志津の死はそれに巻き込まれたもの、といっていいでしょう。人間、どこに災難が転がっているかわかりません。今回、口封じのために小五郎が襲われます。5,6人の武士を相手に立ち回りがあるのですが、意外にあっさりとしていました。小五郎の剣術をもう少し見たかった、と望むのは小生だけでしょうか。前回に続いて、ドラマとしては今回も水準をキープしています。2週続けて好調なのは、1話完結ものとしてはめずらしいでしょう。次回も期待して見ましょう。
2009年06月02日
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