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私がローマに行ったのは昨年の10月の話になりますが、ドバイ編が長引いてしまったので今更書きます(;^_^A今回は完全な観光目的で、私と嫁と嫁のご両親の4人で行ってきました。お義父さんが定年されたので、そのお祝いという意味合いも兼ねまして。埼玉の嫁の実家で前泊して、9時半に成田発の飛行機だったので朝4時に起床。身支度を整え5時の電車に乗って、まずは日暮里へ向かいます。そこで京成スカイライナーに乗り換えて成田へ。京成スカイライナーは私が尾久に住んでいた当時、通勤の高崎線の窓から「あぁ、あれで成田に行ってどこか行きたいなぁ」と常々思って眺めていましたが、今回晴れて夢が叶いました(^_^)/日暮里以降ノンストップで成田まで運んで行ってくれて快適ですが、ただなんだかんだで1時間くらいかかってしまうので、やっぱり成田は遠いなぁという印象ですね(-。-;)ちなみにおそらく日本人は安い特急の方に乗っていくので、スカイライナーは外国人比率が高かったです。成田空港に到着すると早速ユーロへの両替をして、手荷物検査や出国手続きを済ませます。ユーロの両替に関してはドバイなどより全然需要がありますから、交換レートも比較的落ち着いたものになっています。今回利用するのはアリタリア航空。イタリアの半国営的な航空会社です。ただ昨今は経営難で、フランスのエール航空に救済されかかったり拒否したり、結局最近になってようやくUAEのエティハド航空の支援を受けることで合意しました。正直あんまり評判は宜しくなく、空港職員が顧客のトランクをこじ開けて中の貴重品を組織的に盗んだ事件が起きてかなりの逮捕者が出たり、ホンマに大丈夫なんか?と思わせてくれます。しかしローマへの直行便はアリタリアしか無いので仕方ありません┐( ̄ヘ ̄)┌↓成田空港のデルタスカイクラブラウンジともあれ無事成田から出発。経路としてはロシアの上空を通過して、真っ直ぐローマに向かいます。ローマまでは丁度1万kmで、13時間のフライトとかなりの長旅。実に半日以上空の上に居る、ということで、相当な暇々っぷりが予想されます(-。-;)そんなわけで気になるのは日本人好みの映画の充実度。個人的にはちゃんと見たことのない「ローマの休日」は100%あるでしょうから、ここでローマの予習をしようと思って出発前に敢えて見なかったのですが・・・ありません(-。-;)えっ、マジ無いの!?普通あるでしょ?(・・;)じゃあ何があるか、というと正直B級クラスの映画のラインナップしかありません┐( ̄ヘ ̄)┌うわー、これで13時間はきつい・・・。そんなこともあろうかと小説は持ってきましたが、多分片道だけで十分読み切ってしまいます(・・;)ただ、アリタリア航空の良いところは、ワインが充実していること(^^)ワインは10数種類揃っていて、バーカウンターに行けばいくらでも飲めます。と言うわけでCAさんにメニューのワインを片っ端から注文していましたが「これはデザートワインですから食後になります」と指摘されました(・・;)デザートワインって何だよ(-。-;)あぁ、酒ならなんでも飲む派の無知をさらけ出す私。また料理も本格的なイタリアンが楽しめます。航空会社の中ではピカ一でしょう(^_^)/そんなわけで早速昼食となって、空での食事を堪能。テーブルに皿が並べられ、ワゴンで料理を運んでもらい、その場で希望の量を盛りつけてくれます。肝心のお味もボーノ(美味しい)!(^_^)/お腹が満たされたら、あとはアルコールを頼りに寝てしまえば良いかー・・・と思いましたが、相変わらず飛行機で寝れず(-。-;)その後も結局座席の上で悶えたまま数時間を過ごしました(T△T)(つづく)↓モスクワ上空↓真ん中の方の煙は他の飛行機とクロス
2014年06月29日
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★☆★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中です! 「損を減らし焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです) ▼下記URLから有料メルマガの成績などご確認後、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html 1ヶ月当たり4,320円~ 相場が続く限りチャンスは無限大。 一度お試しいただければと思います。※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。 http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は金曜大幅反落。前日のNYはセントルイス地区連銀総裁の「来年3月までの利上げ」発言を受けて軟化。ただ為替はむしろドル安に進展しました。引けでは概ね値を戻す格好に。それを受けた日経平均は朝方から売りが先行。前場の段階で再度ドル円が101円50銭に近づくと、一段と売られる流れになりました。お昼休み時間中には101円50銭を突破したことで、先物主導で一段安に。一時15000円を伺う動きになりました。週末要因や30日に期限を迎えるアルゼンチン国債のデフォルト懸念もあって、手控えムードが蔓延。25日線で何とか下値支持はされたものの200円以上の下げ幅になりました。売買高は25億株超、売買代金は2.1兆円弱と膨らみましたが、三菱化工機(6331)が2億株超の商いとなるなど偏った商いでした。投資判断は「中立」に。前回指摘したようにドル円の200日線を明確に割り込む流れになってしまったので、本来7月上旬くらいまでは大丈夫と見ていましたが、予定より前倒しで投資判断を一段階引き下げました。この200日線はアベノミクス相場開始後にずっと割らずに推移してきたもので、瞬間的に割り込むことがあっても翌日には戻していました。これを明確に割りこんでしまったというのは、一つ象徴的な出来事でもあります。まだ最終的には101円を割り込まない限り完全な「決壊」とは言えませんし需給状況も良いので「中立」に止めていますが、足元で101円30銭台まで進捗しており、流れは円高に向いています。異次元金融緩和を背景にした円安政策の効果が薄れてきたという変化点と言えるのかも知れません。そんなわけで金曜は久しぶりに為替が主役になった一日でもありました。本来アメリカが利上げするというのであれば、ドル高に向かうべきところです。しかし足元で景気指標が悪く、むしろ緩和水準維持じゃないかという市場の見方があるにもかかわらず「利上げ」を出してきたことで、アメリカの景気回復腰折れを嫌気した、というのが円高に向かった「表向き」の理由。本当のところは需給面にあるのではないかと思います。これまで為替の円安基調、また200日線での支持を期待してドル買いポジションを建ててきた投資家達は、今回逆向きの流れが出たことで、諦めの巻き戻し売買を強いられる展開になりました。実際101円50銭を突破した後は、ストップロスの注文を巻き込んでスルスルと20銭以上円高になりました。金曜のNYは朝方こそ売られて始まったものの、ラッセル指数の入れ替えに伴う売買などもあって、毎度のパターンで引けにかけて買い戻される展開となり小幅高。それを受けたシカゴ225先物は15145円ということで、月曜の日本株も小高くスタートすることが想定されます。来週は月初を挟む週になりますから、イベント的に重要なものが目白押しです。まず1日に日銀短観が発表されます。2日にはアメリカでADP雇用統計が、3日木曜は雇用統計があります(4日が祝日のため)。日銀短観に関しては、消費増税の反動が思ったより早く収束したことで、良い数字が出てくることが見込まれています。一方、アメリカは最近の景気指標がイマイチなため、あまり良くない数字が出てくるのかも知れません。となると、為替はやはり円高ドル安の方向に振れやすいのではないかと思われます。もしこの流れで101円を割りこむことになると、やはりストップロスを巻き込んで恐らく100円割れまで一気に円買いが進むことになるでしょう。金曜は101円50銭を割りこんだだけで200円以上日経平均を押し下げましたが、もし101円を割りこむことになると、いくら最近為替との連動性が薄れてきているとはいえ、日本株も無事では済まないと思います。その場合とにかく怖いのは目一杯低下したボラティリティの逆襲です。最近はボラが国内外問わず、全ての金融商品について小さい状況です。それが株高の安心感を誘っていたのですが、一方で様々な金融工学やHFTなどが駆使されている世の中ですから、何かで「タガ」が外れれば一気に今までの均衡が分解し、投げ売りが相乗的に連鎖、ボラが急騰する恐れがあります。日経平均のチャート的には75日前が3月上旬の戻り高値を通過することで、75日線が上昇しやすくなってきます。ストキャスも割高感が消えてきており、引き続きGPIFの運用比率変更を見越した需給面、そしてチャート面では買いやすい地合と言えそうです。この辺りの支援材料が金曜の日経平均15000円割れを食い止めたという言い方も出来るでしょう。一方、超長期的にはやはり私が度々気にしている超長期上値抵抗線の存在が気がかりです。すなわち96年の阪神大震災の復興需要を睨んだ高値、2000年のITバブルの高値、07年の小泉劇場の高値、それらを結んで今に続く超長期の延長線が現在15500円辺りに位置しており、上値の突破は簡単にはいかなそうです。また空売り比率は3日連続の30%越え。本来空売り比率が高くなれば買い戻しを誘うことで先高感を醸成してくれるものなのですが、今年に入って5月中頃まで連日30%を越えていた際は、結局売り方に負けてズルズルと値を下げていました。その嫌な記憶が思い起こされます。30日を期限としたアルゼンチン債のデフォルトの有無を始めとして、売り材料には事欠きません(現状アルゼンチンは利払いを優先させようとしていますが、アメリカがそれを阻止しようとしています)。先般より言及している違和感(世界的なボラティリティの低下、出来高の低下、空売りの増加、金利低下、金価格の上昇、為替相場との連動性が無くなったこと・・・などなど)もありますし、イベント的にも政府の成長戦略が出てしまった以上、逆に考えれば「売りやすくなった」という面もあるでしょう。市場で話題の騰落レシオは連日の低下で135割れとなり、だいぶ過熱感が冷めつつあります。ただ個人的にはこれで買いやすくなった、というより勢いが無くなってきたことの方がまずい感じになってきたと思います。そんなわけで総合的に考えると、チャート・需給面の支えがあるので現段階で完全に売りポジションに傾けるわけにはいかないけれども、イベント的なことを考えると、来週は特にドル円に神経質になるべきだと思います。101円を割ると他の金融相場に連鎖して急落を招く恐れがあるので、例えばプットオプションを買うとか、売りポジションを追加しておくなどの防衛策は講じるべきでしょう。新興市場も「中立」に。金曜は両指数共に軟調。ここまで新興市場を牽引してきたミクシィ(2121)が分割権利落ち後連日の大幅安となっており、相場のムードを冷やしています。東証1部の下落もあって、新興市場全体が大きめの下落に。やはり東証1部の安定があっての新興市場ですから、大型株の見通しを引き下げた分、新興市場の見通しも引き下げざるを得なくなりました。無論個別では引き続き大きく買われる銘柄もあると思いますが、注目のIPOも大体こなしてきたことで、資金がより分散しやすくなった印象もあります。やはり核となるわかりやすい銘柄が一つあって、そこが広告塔となって新興市場に資金を集め、そして全般的に波及する、といのうがセオリーの流れです。今その状態に無い以上、ちょっと全般的には歯車の逆回転を止めるのがまず先決な場面でしょう。【ポートフォリオ銘柄】ノバレーゼ(2128)は続落。6月はジューンブライドの季節でもありますし、株価の戻りに期待していたのですが、足元で戻しきれず失速の流れに。75日線と25日線を明確に割りこんで、MACDも暗転してしまいました。良い銘柄だと思うのですが、地合がここから崩れ気味になってくるところで、一旦外して様子見が良い感じ。なので月曜の寄り付きで損の少ないうちに切ってしまいます。残念。日本製紙(3863)は反落。本日の日経には業績観測が出ていましたが、第一四半期は売上が前年同期比ほぼ横ばいなものの、営業利益が6割増とのこと。洋紙を前年度に2回値上げした効果などで円安による原燃料価格上昇を吸収し採算が改善。一方、電子化を背景に緩やかな紙需要減少が続くことを見込んで減産し、採算の改善も図るとのこと。上述のように足元で為替が円高傾向に向いていることも紙・パセクターにとっては追い風ですし、本業の先行き不安に対して紙業各社は新事業の開拓を急いでいますが、同社もバイオマスなどの新エネルギー事業に注力しています。エネルギー事業は16年3月期からバイオマス発電、石炭火力発電を相次いで新設し、中長期的に売上高500億円を目指すとのこと。良い反発材料になりそうです。KNT-CTHD(9726)は堅調。地合が軟調に推移する中で逆行高となり、190円を抜ける場面も。2月以来の高値水準となりました。一目均衡表では完全に三役好転の形に転じており、ストキャスも次第に割安感が出てきています。また75日線も来週から上向きに転じてくる流れであることや、株価の低位性からやや仕手っぽさがあるところも、今の地合で魅力的かも知れません。【注目銘柄】デジタルガレージ(4819)は続落。こちらは前回も当欄で取り上げましたが、地合が弱いこともあって売られました。ただ金曜の引け後には今期予想の上方修正を発表。IPO市場の活況でインキュベーション事業の利益が上積み出来たこと、また広告効果を重視したマーケティング事業が好調に推移したことで、四季報予想なども上回るところで着地。加えて、金曜で経営陣に対するストックオプションの値が決まりました。ここまで連日陰線で売られてきた要因の大きなものは新興市場安にありますが、日経JASDAQ平均などと比べるとその売られ方が顕著でした。どさくさに紛れて下値でこのSOの値を決めようという動きがあったこと(もしくはそれに対する思惑)もあったものと思われます。ともあれ、値が決まったので、来週以降はそれによる売り圧力も無くなりますし、買い戻しも出てきそうです。・・・そんなわけでまだまだ書きたいことがたくさんありますが、いつものパターンで文字数制限がきたのでこの辺で。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2014年06月28日
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何と8ヶ月もかかってようやく完結に至ったドバイ話ですhttp://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20140526.html帰りの飛行機も結局あまり寝付けませんでしたが、ともあれ無事日本に戻ってきました。時差の関係上、日本に着いたのは夕方の17時。その日は大阪に住む甥っ子の家に泊めてもらって、翌日富山に戻りました。こうして私の初めての海外一人旅は無事幕を閉じたのです。あぁ疲れた(-。-;)↓帰りは南海ラピート号。今はシャア専用の真っ赤な奴も出ています↓ただ行きも帰りも車輌にほとんど人が乗っていませんでした(T△T)皆、もっと乗ろう!(?)最後にドバイという国の感想をまとめますと、やっぱり暑いです( ̄Д ̄;;半端無く暑いです(-。-;)行くなら覚悟をして行った方が良いでしょう。9月はまだ暑いので、もう少し後の季節が良いと思います。全般的に治安は良いですし、Wi-Fi環境も整っていますから、特に困ることはありません。ドバイメトロやタクシーは安いので、移動手段に困ることも無いでしょう。白タクには当然注意が必要ですが。ただ全般的に日本人観光客は少なめで、それ故日本語で対応できる施設はほとんどありません。ある程度の英語ができないと難儀すると思います。ただ私のようにTOEIC500点いかない人間でも何とかなりますから、過剰に心配する必要は無さそうです(;^_^A観光に関しては、世界一高いブルジュハリファは当然外せませんし、ツアーなどではデザートサファリは行っておいた方が良いと思います。やはり砂漠の本場ですから、その辺りは是非体験したいところです。他方、あくまで個人的な感想としてディナークルーズは止めておいた方が良いです。あと、スークは商売人に捕まらないように楽しみましょう(;^_^A国全体のイメージとしては行く前に思っていた「もうバブルも弾けて終わりだろう」というイメージは全然無く、むしろまだまだ経済発展余地のあるエネルギーを持ち合わせていると感じました。あのデザートサファリの運転手が言った「心配するな、金はやって来る」という言葉が、その気質やそれを裏付ける経済状態を表しており、今の日本に欠けている「自信」です。そして石油が出るので、全般的に豪快です。水は本当に一気に出てきますし、クーラーはガンガン効かせています。日本が節電やらエコやら色々言っていますが、こんな使われ方したら日本人がどんなに努力しても無駄なんじゃないか、と思わせられる程の「無駄」を「豪勢」に置き変えています(・・;)エミレーツ航空に関しては、昨年4社乗った航空会社(ガルーダインドネシア、アリタリア、シンガポール航空)のビジネスの中では一番快適度合いが高かったです。機内では映画も充実していましたし、雰囲気やエミレーツラウンジも豪勢でした。ジュメイラビーチホテルに関してはまあ悪くはないと思いますが、値段の割にはイマイチな感じがありました。他のホテルに泊まっていないので比較はできませんけれど、あれで5つ星と言われるとちょっとなぁという感想です。やはり日本のサービスが凄すぎるので、他国では良い方なんでしょうけれど、私は今まで書いてきたようにちょっと色々な点で不満がありました(もっとも、日本でもそういった根拠不明な評価を元に選ぶとガッカリすることはありますけれど)。以上、今後ドバイ行きを考えられておられる方は参考にしていただければと思います。これにて長々と続けてきたドバイ編はようやく終了!次回はすぐさまローマ編へと移りますので乞うご期待(?)(;^_^A(完)
2014年06月27日
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★☆★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中です! 「損を減らし焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです) ▼下記URLから有料メルマガの成績などご確認後、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html 1ヶ月当たり4,320円~ 相場が続く限りチャンスは無限大。 一度お試しいただければと思います。※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。 http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は本日反発。前日のNYはGDP確報値が-2.9%と予想-1.7%を下回り、5月の耐久財受注も変わらずの予想に対して-1.0%と共に悪い内容だったものの、その分今後の緩和水準維持期待が高まってしっかり。NASDAQは終値ベースで年初来高値を更新してきました。それを受けた日経平均は朝方から買いが先行。前日下落の反動もあって買い戻しの動きが先行しました。ただ為替が円高に振れる中で上値は重く、一段と買い進む動きは見られませんでした。最終的にプラスは維持したものの、一日の値幅は70円未満に止まる格好に。売買高は20億株弱、売買代金は1.7兆円台と昨日よりは膨らみました。なお6、12月決算銘柄の配当落ち分は13円ということでした。投資判断は「やや買い」。本日より実質7月相場入りとなりましたが、アメリカの年金資金などは動きやすくなるとのこと。本日発表された投資主体別売買動向でも先週は外国人の買いが一段と拡大し、一段高の原動力となりました(対して個人は売り越し。信託は額が細るものの引き続き買い越し)。月末ということでドレッシング買い期待なども交えてもう少しだけ上値を追う力はあると思います。ただイベントを通過してもボラは低いままです。それは何も日本株に限ったことではなく、世界的な金融商品全般に当てはまっています。ドル円を見ても2月以降101円~103円の間でしか動いておらず、FXユーザー泣かせの日々が続いています。為替が膠着している理由に関しては、円安ドル高の基調に対して「日銀の追加金融緩和が見込めなくなってきた」「アメリカの金利がなかなか上がらない」ことなどから、円売りにポジションを傾けていた投資家が、巻き戻さざるを得ない流れになっているからです。そんな中で昨晩のアメリカの経済指標が悪かったことで、また少し円高気味の動きが出始め、足元で200日線手前の攻防になっています。もしこの200日線を明確に割りこんでくると、一気に為替の円高が進捗する恐れがあるので注意が必要です。特に全ての金融商品のボラが低い分、何かが均衡を破れば連鎖的に他の金融相場に波及する恐れもあり、それが相乗的に増幅される恐れもあります。一方、日経平均のチャート的には75日前が3/7の戻り高値を通過することで、そろそろ75日線が上昇しやすくなってきます。ストキャスも次第に割高感が消えてくることからも、来週辺りからまた再度上昇基調が強くなりそうなところです。とは言っても、ガシガシ大きく買われるような雰囲気も無く、目先は15500円辺りを狙う程度だと思います。需給面では昨日・今日と空売り比率が連続して30%を越えており、これは今月の4・5日以来のこと。高値警戒感の表れだと思われます。一方で騰落レシオは連日の低下で150割れ。一般的にはまだ高水準ではありますが、また再度高まる余地が出来たとも言え、良い日柄調整が出来ています。なお明日は株主総会の集中日ですが、日本証券新聞によれば総会の集中日の株価上昇率は75%とのこと。今年の株主総会は例年よりも注目度が高まっている企業が多い印象を受けますが、しゃんしゃん総会よりは色々と株主の意見が出る方が建設的でしょう。今後NISAの普及で長期投資家が増えれば尚更です。新興市場も「やや買い」。本日は両指数共に軟調。ここまで新興市場を牽引してきたミクシィ(2121)は分割権利落ちを迎えました。朝方こそ頑張っていたものの、先般より指摘していたようにやはり売られる展開で8%を越える大幅安。マザーズ指数もそれに連動するような形で、結局マイナスに転じました。JASDAQの方も軟調に。足元は新興市場の過熱感からどうしても売られやすい地合だとは思いますが、基本はここまでの上昇で回転が効いており、また追証発生の懸念もほど遠いことから、大した調整にはならないと思います。東証1部のボラティリティがイベント通過後も膨らまない中で、値動きを欲する短期資金などは引き続き入り込みやすいでしょう。【ポートフォリオ銘柄】みずほFG(8411)は反発。こちらは一昨日に株主総会が行われ、配当10円の株主提案も行われましたが全て否決で終了しました。ただ特段それが嫌気されるわけでもなく、底堅い推移となっています。http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140624/fnc14062414550012-n1.htmテクニカル的にはストキャスに割安感が出てきていることから、そろそろ日柄調整も一巡の頃合い。足元で再編機運から地銀に高値更新銘柄が多いですが、そろそろメガバンクもご相伴して良い頃合いではないかと思います。日本製紙(3863)も反発。こちらも岡部(5959)同様に、6月に入ってから何故かガシガシ売られている銘柄です。と言うより、製紙業界は大王製紙(3880)の公募の余波もあって全般的に売られる展開で、業種別に見ても全33業種中紙・パルプだけ年初の安値に最接近する流れになっています。http://www.stock-chart.net/ST/industry/為替も円安進捗せずに安定していますし、地合が手詰まり感を出す中で、そろそろ注目されても良いのではないでしょうか。空売り比率が高く高配当銘柄でもありますから、高値追いの流れに乗り遅れた投資家が出遅れ感の強い紙・パセクターに買いを入れる展開もアリでしょう。【注目銘柄】デジタルガレージ(4819)は続落。こちらの銘柄は18日に有料メルマガで取り上げ、その後上値突破なるか・・・と思ったのですが失速。損切りラインを割りこんでしまい、損切りになりました。最近は失敗が続いています。すみません。一応失敗したものに関しても今後の検証の糧になれば良いと思うので、恥を忍んで取り上げ根拠を以下に記します。「△デジタルガレージ(4819) JASDAQ 売買単位100株 1746円 出来高499700株 6/19買値 1745円~1760円7/4までの目標株価 2000円 【評価】業績 ○ テクニカル △需給 △同業他社比 ×その他ポイント 保有株の含み益 ネット事業のコンサルティング、EC決済サービスの提供、ネットベンチャー投資など、ネットにおける様々なジャンルの事業を手がける。カカクコム(2371)は持ち分。また、国内で唯一twitter社へ資本出資しており、日本におけるtwitterの広告ビジネスなどを独占。今期は増収増益の公算。第三四半期も国内株式市場の環境好転からインキュベーション事業の利益が拡大。ペイメント事業もEコマース市場の拡大に合わせて伸長した。中でもマーケティング事業はビッグデータ事業の開始で大きく伸長。カカクコムや提携先の電通(4324)のデータを元に分析し、ターゲッティング広告分野に活かす。足元ではアメリカNASDAQでネット関連株が復調しており、同社と連動性の高いtwitter株も5月急落前の水準を回復。また保有株のカカクコムの含み益分も考えると資産面で割安感が強まり、現在の時価総額水準は割安と認識できる。テクニカル的には75日線を上回り、上値が軽くなってきたところ。200日線までは距離があるため、上値余地は大きい。間もなく75日線と25日線とのゴールデンクロスも実現しそうで、その場合に下値支持はより強固なものになりそう。MACD、パラボリックは暗転してきたものの、すぐにでも再好転できる位置に。一目均衡表は雲を上回り、今後雲が下値を支持してくれる一方で、遅行線は雲の下限に押さえられている。ただ下限を抜ければ雲に厚みがあるため、当面の上値抵抗力は無くなるところ。ストキャスは割安感があり、ボリンジャーバンドは+2σの拡大が続くことで上値余地が拡がる流れ。週足ではMACD、パラボリックは好転しており、一目均衡表も雲まで距離があることで上値余地は大きいところ。需給的には昨年9月の高値形成以後下落が続いていることで総じて悪い流れではある。ただ5月に底打ち反転後は6月に入ってから1700円前後での横ばい推移が続いており、売りにも煮詰まり感が出ているところ。信用買い残は差し引き約205万株で2月の直近ピーク以降は減少傾向。日々の出来高との比較では返済売りがやや重石に感じるレベルではあるが、整理売りは進んできている感触。予想PERは39.1倍で、同業のドリームインキュベータ(4310)の四季報予想16.9倍との比較では割高。PBRは2.6倍で、同1.2倍との比較でも割高である。予想ROEが6.9%で、同7.3%との比較でもやや低い。配当利回りは0.3%で市場平均の1.7%との比較でも低い。買値は一目均衡表の遅行線が雲入りするところで。目標株価は2月の急落時の水準程度までの回復を見込んで。損切りは買値から4%程度下の水準で適宜」足元ではアメリカのNASDAQも年初来高値を付けてきており、Twitter株も上がっています。なのにここまで下落するのがどうも解せませんね。チャート的には75日線も割りこんで下値が見えなくなってしまいましたが、5/12安値1256円→6/16高値1824円の半値押し水準である1540円もありますし、ストキャスも割安感が強まってきています。いい加減新興市場の出遅れ銘柄として物色されても良い頃合いだと思うのですが。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2014年06月26日
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ドバイ話のつづきです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20140526.htmlやがてホテルのロビーに旅行会社の人が迎えに来てくれました。案内されたマイクロバスには私の他に3組の日本人旅行者を乗せて、ドバイ国際空港へと向かいます。最後に摩天楼のドバイの超高層ビル群の夜景を抜けて、また時速100kmくらいで飛ばしていきます。星は見えませんが、ビルの明かりが実にキレイ(^^)ブルジュ・ハリファも白いライトで縁取られており、非常に幻想的です。あぁ、最終日は色々と嫌なことがありましたけど、やはり別れは惜しいものです(T△T)遂にアラブの石油王とはお友達になれませんでしたが(-。-;)↓左のがブルジュ・ハリファ40分くらいで空港に到着すると、ビジネスクラス用とエコノミー用で出発ターミナルが違うということで、二手に分かれました。もう一組(私くらいの年齢の男性と母親の親子?)の日本人旅行者と一緒に手続きカウンターへと向かいます。それで手続きは滞りなく行われたのですが、やっぱり向こう(現地)の出発ロビーの女性スタッフは結構感じ悪いんですよね(昨年4カ国行きましたが、シンガポール以外皆ダメ)。ビジネス客であろうが関係なく、基本無愛想ですし、一連の手続きが終わったらすぐ自分の爪をいじっていました(・・;)ラウンジがどこにあるとかも聞かなければ自発的には言いません。こういうところもやっぱり日本企業は良い対応をしているな、とつくづく思います┐( ̄ヘ ̄)┌その後、手荷物検査やら出国手続きやらを終えて進んでいきます。その間、歩きながらもう一組の親子と話していました。いやー、実に4日ぶりの日本語です(;^_^A彼らは広島から来られた、ということで「広島に住んだことがある」「3月にも宮島に行って来た」というような話で盛り上がりました(^^)キングオブコメディの今野似の息子の方はほとんど喋りませんでしたが、母親の方はよく喋る方でした。よくあるパターンですが(;^_^Aその後免税店などが並ぶゾーンで別れ、私は両替カウンターで余ったAEDを交換しにいきます。最終的に120AED余ったので、表示されていたレートで計算したら3000円弱くらいだったのですが、おまけしてくれて3000円くれました。さすがドバイ。気前良いです(;^_^Aその後、エミレーツ航空のラウンジのある5階に向かいます。さて、5階のどこにあるのかなー・・・と思ったら、何と5階全体がビジネスラウンジで、とても広いです(××)さすがドバイ。最後の最後まで豪勢です( ̄Д ̄;;料理は何種類も用意されていて食べ放題。アルコールも各種用意されており飲み放題。そして勿論(?)ハーゲンダッツも食べ放題(^^)ここがメインの晩飯とばかりに端から端までガツガツ食べていました。さっきまであんなに腹壊していたくせに・・・(;^_^Aそうやって快適な時間を過ごすと、やがて出発の時刻が近づいてきました。私が出発ゲートに向かうと、丁度先ほどの親子ともまた遭遇。また話をしながら飛行機に乗り込みました。(つづく)
2014年06月25日
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★☆★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中です! 「損を減らし焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです) ▼下記URLから有料メルマガの成績などご確認後、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html 1ヶ月当たり4,320円~ 相場が続く限りチャンスは無限大。 一度お試しいただければと思います。※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。 http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は本日続伸。前日のNYは高安マチマチ。出てきた経済指標は概ね良かったものの、高値警戒感から利益確定売りとの強弱感が対立しました。一方NASDAQは小じっかり。それを受けた日経平均は朝方から売りが先行。為替が円高方向に振れていたことで、利益確定売りが出ました。本日にも正式発表されると言われる成長戦略に対して、昨年のような出尽くし売りを警戒する動きも。ただ下値がしっかりしており徐々に買いが入ると、後場からは値を戻す展開に。結局引けでは何とかプラス圏をキープしました。売買高は20億株台、売買代金は1.8兆円台と昨日よりは膨らみました。本日受け渡しの三井不動産(8801)の売りが商いを増やした格好。投資判断は「やや買い」。引け後には政府の成長戦略が無事発表され、法人減税や人口減少対策、医療・雇用・農業の改革などを柱にした大方事前報道通りの内容となりました。それを受けて先物には仕掛け的な売りが入り値を下げてはいるものの、ヨーロッパが軟調に推移している分も差し引いて考えると、執筆現在では特にここまでの上昇トレンドを転換させる程ではなさそうです。なので、明日も引き続き強い動きが継続するものと見ています。むしろ成長戦略がはっきりしたことで警戒感や不透明感が無くなり、安心感が拡がるのではないでしょうか。一方、市場全体には高値警戒感が出ているのは事実です。騰落レシオは164%を越え、アベノミクス相場開始直後の12年12月以来の水準となりました。ただ前回も書いたように個人的にはあまり気にしていません。昔に比べて相場のβ値が上がり、相場の上昇局面では全銘柄一様に上がりやすいため騰落レシオも上がりやすく、また下落局面では共に下がりやすくなっていますので。私はまだ上がる余地があると思っています。ただチャート的にはストキャスも暗転しましたし、75日前の株価が高いところにきているので75日線が上昇し辛いことから、上値は重いと見ています。それでも下値も固く、明日もやはり寄安引高の陽線を示現するような流れになるのではないかと見ています。新興市場も「やや買い」。本日は両指数共に堅調。ここのところ出遅れ感の強いバイオ株が材料の出たナノキャリア(4571)を筆頭に買われ、注目のIPOフリークアウト(6094)も買い殺到から初日値付かずの好スタートに。東証1部の値動きが小さい中で短期資金が集まりやすい環境になり、調整らしい調整も挟まずしっかりした値動きが続いています。ただ、前回も指摘したように、26日にミクシィ(2121)の分割権利落ちがあります。ここまでの新興市場を引っ張った主役であるだけに、ここが転換点になる可能性があります。無論他の銘柄が替わって牽引してくれれば済むのですが、その任をサイバーダイン(7779)が上手く引き継いでくれるかどうか。政府の成長戦略が期待以上であれば東証1部に資金が移るでしょうし、ちょっとそろそろ警戒が必要です。【ポートフォリオ銘柄】三井海洋開発(6269)は続伸。本日はイラク情勢の緊迫感がとりあえず和らいだことで原油価格の上昇が一服し、日本海洋掘削(1606)や石油資源開発(1662)などは軟化。一方出遅れ感の強い同社は引き続き買われ、75日線をクリアしてきました。同時に4/8の急落時点で開けた窓を埋めにかかる流れになっており、ここからは戻りやすい局面だと思われます。岡部(5959)は続落。6月に入ってからはずっと弱い動きが続いています。業績は今期も増収増益見込みですし、PER的にも特段割高感は無いのですが、約1年半一貫した上昇が続いた反動が出てきている格好。足元で建設株が買われている中で、同社にも見直し買いの流れがそろそろ出てきても良い頃合いだとは思います。KNT-CTHD(9726)は反発。本日発表の新成長戦略に訪日外国人の増加も盛り込まれるかと思いましたが出てきませんでした。ただチャート的には一目均衡表の厚い雲を遅行線も上回ることができ、一皮剥けた感じに。ここから75日線も上向いてくることで、上昇トレンドの第二ステージ入りとなるものと思われます。【注目銘柄】きちり(3082)は続伸。こちらは前回も当欄で取り上げましたが、今週の権利落ち、またTOPIX算入に向けたイベントを見込んで、連日値上がり率ランキングに顔を出す急反発になっています。一時年初来高値に迫る場面もあって、先週の下落がふるい落としだったという格好に。この勢いで明日にも年初来高値更新を実現してもらいたいところ。DAC(4281)は反落。こちらも先般当欄で取り上げ、ようやく切り返しの動きになってきた・・・と思ったら引けにかけては失速しました。先述のように本日IPOのフリークアウトが人気化する中で周辺銘柄にも買いが波及。本日は同社の子会社ユナイテッド(2497)が同じくRTB広告(ネット広告を自動オークションする仕組み)を提供しているということもあって、連想買いから急騰の流れに。それに同社が連れ高する格好になっていました。繰り返しになりますが、同社はそのユナイテッドの親会社であり、時価総額ベースではこの保有株式分の価値と同社の株式価値が同額程度になっています(ユナイテッドの時価総額566億×持ち分43.7%=247億円に対し、同社の時価総額240億円)。つまり、本業の方を全く無視した割安な価格形成になっています。チャート的にもMACDの暗転を拒否して、75日線と25日線のゴールデンクロスが実現しそうなところに。ここからの戻り局面に注目です。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2014年06月24日
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ドバイ話のつづきです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20140526.htmlそんなお腹に違和感を抱えたままフロントでチェックアウト(・・;)チェックインの時は旅行会社の人がやってくれたのですが、帰りは自分で手続きしないといけません。まあそんなに難しいことは無いだろうと思っていたのですが・・・。深夜3時の便なので、旅行代理店にはレイトチェックアウトで予約をしてもらっていました。私はあまり旅慣れていないのでレイトチェックアウトというのに詳しくなかったのですが、ホテルによってはレイトチェックアウトというシステムを用意しておらず、結局もう一泊分追加してお金を払って、翌日までの部屋を押さえておくというもののようです。その辺りを日本で詳しく聞いていなかったので、私はそのことがホテルに伝わっていると思っていました。ところがフロントの白人の綺麗な女性に「あなたは明日まで予約してあるのに、何故もうチェックアウトするのか?」と言われ「せめて朝食を食べていったらどうなんだ?」と結構詰問チックに問いつめられます(・・;)私は一生懸命「いや、日本に帰る便が深夜なんだ。だから朝食を食べている時間は無い」ということを繰り返したのですが、私の英語力の無さなのか全然伝わりません(T△T)遂に女性は怒った様子で別のスタッフを呼びに行きます(・・;)え?帰ったらダメなの?別の女性スタッフに同じようなことを説明すると、彼女は端末を叩いて得心したように「OK」と言いました。それで先ほどの女性に画面を見せながら何かを説明していました。それを聞いてようやく先の女性は興奮を冷まして「OK」とチェックアウト手続きに入りました。結局先の女性はまだ新人か何かで、端末の見方をよくわかっていなかったのかも知れません┐( ̄ヘ ̄)┌そうして無事チェックアウトを済ませ「あとこのAir Mailを日本に送りたい」と先ほど書き上げた嫁へのハガキをフロントでお願いすると「コンシェルジュ」と一言言われました。何か感じ悪いなぁ(-。-;)と言うわけでコンシェルジュカウンターに行ってその旨を伝えると、これまた白人の綺麗な女性が対応してくれました。先ほどの方とは異なり、非常にフレンドリーなテンションの高い感じの人。芸能人のローラみたいな人ですね(;^_^A「日本にAir Mailを送りたいのね!じゃ3AED!!(^^)」と笑顔で指を3本立てていました。それにしてもAir Mailが3AED(約80円)とは安いですね。で、私が渡したハガキ(ホログラムで飛び出すラクダの絵のもの)を見て「Wow!」と楽しそうにラクダが飛び出す様を楽しんでいました。そして隣のコンシェルジュにも「見て見て!」と、二人で楽しそうにキャッキャッ言ってました。あんたの国の商品やで、それ(;^_^A(つづく)↓最後にホテルをパチリ
2014年06月22日
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2014年06月21日
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ドバイ話のつづきです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20140515.htmlいよいよ長かった私のドバイ旅行も終わりが近づいてきました。夜のペルシャ湾とそこに浮かぶバージ・アル・アラブの航空障害灯のゆっくりとした点滅を眺めつつ、バスローブ姿の左手にはワイングラスを傾けて・・・という感じなら良かった(?)のですが、帰りの荷物のまとめをしながらせせこましくクロワッサンを食べていました(-。-;)ようやく準備が調い、空港までの送迎が来るまで1時間くらいの時間になりました。昼に買ったポストカードで日本で留守番している嫁への手紙を書いて、後はちょっとベッドの上でゆっくりしていよう・・・と思ったら、突然お腹に異変が。下り出します(-。-;)最後の最後で汚い話で申し訳ないですが、残りの1時間ずっとトイレに行ったり来たりを繰り返していました。今日一日あまりの暑さの中で歩き回り無理がたたった分、最後の最後で身体がおかしくなってしまった様子( ̄Д ̄;;水みたいなのが出ます(・・;)いやー、これはマジで何か海外旅行特有「当たった」のか?( ̄Д ̄;;しかし口にしたのはクロワッサンとコーヒーと、自分の土産に買ったアーモンド(向こうのはスパイスがまぶしてある)、あと何故か現地で人気のスイカ味のガムしか無いのですが・・・(-。-;)まあガムを噛むとお腹が緩くなるとは言いますが、それにしても強力過ぎです(T△T)一応日本から腹痛の薬とかも持ってきていたので、最後の最後で封印を解こうかどうしようか悩んだのですが・・・私は人生でお腹が痛くて薬を飲んだのは2度程しかないので、ちょっとここは気合いで乗り切ろうと思いました。まあ出すものを出し切ってしまえば何とかなるだろう、と(・・;)そんなお腹に爆弾と不安を抱えたまま、時間が来たので荷物を持って部屋を出ました。さらば、ドバイの住処よ。しかしこんな状態でお別れになるとは思いもよりませんでした(-。-;)(つづく)
2014年06月20日
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2014年06月19日
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ドバイ話のつづきです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20140515.htmlドバイファウンテンを堪能した私は、いつも通り「モール・オブ・ジ・エミレーツ駅」に向かいます。そこからまたシャトルバスでジュメイラビーチホテルまで戻るわけですが、最後の晩餐としてまたホテルで食べる用の必殺クロワッサンを買っていこうと思いました。本格的な晩ご飯は空港のラウンジでたらふく食べようと考えていたので、ちょっとお腹を満たすもので十分。と言うわけで、また前回昼にドバイファウンテンを見た時と同じパターンでカルフールに寄ります。嫌なお店ですが、結局これしか安くお腹を満たす方法が無いので仕方ありません┐( ̄ヘ ̄)┌クロワッサンを持ってレジに並ぶと相変わらず客一人一人が大量に買っているので、時間がかかっています。前回はレジのお姉さんが怖かったので、今回は男性のところにしてみよう・・・と思って並んだのですが、やっぱり変わらず店員は一様にイライラしていました(-。-;)しかも未だによくわからないのですが、私の順番が回ってこようというタイミングで、レジの脇に「STOP」と書かれたような立て札を置かれました(・・;)日本のレジでもあるように、準備中(交代の時間)だから別のレジに回ってくれ、という意味合いなのかと思いましたが、10数分も待ったのにそれは無いだろう、と思い抗議の意味もこめてそのまま並んでいました。私の後ろに並んでいる人も別のレジに移ろうとしませんでしたし。するとレジの男性がジロリと私を睨んで何か言いながら立て札を指さしています。「これがわからないのか?」とでも言っているようですが、私が必殺「ん?」とわからない顔をすると、諦めたように苦笑してその立て札をどかしました。今考えてみると、ひょっとしてアジア人に対する嫌がらせのつもりだったのかなと思います。聞いたところによると、ドバイは経済的に開放されていると言っても一部にアジア人に対する差別が根強く残っているとのこと。出稼ぎに来ているインド人やパキスタン人に対しては勿論のこと、観光で来ているお客さんのアジア人に対しても偏見があるとか。非常に残念なことです。ただ日本人はその中では一番マシに見られているという説もあり、アラブに詳しい友人に「自分は日本人だ、ということをきちんと言った方が良い。そうすれば悪いようにされない」と忠告を受けていました。ガイドブックでもドバイではアジア人=中国人と見られることが多いとあり、基本的にまず「Are you Chinese?」と聞かれます。まあ聞かれた時は「Japanese」と言えますが、聞かれない時は伝える術が無いのですが┐( ̄ヘ ̄)┌と言うわけで未だにちょっと引っかかりが残っているやりとりですが、ともあれ無事クロワッサンを購入すると、またシャトルバス乗り場に向かいます。既にシャトルバスは到着しているようで、無事乗り込むことができました。ただそこでもまた嫌な気分に。シャトルバスに乗り込もうとするとドライバーに「ヘイ、このバスはジュメイラビーチホテルの客専用だぞ」と言われました。「わかってる。今までも何度も利用した」と言うと「じゃあルームキーを見せな」と言われます。それでポケットから取り出して見せると「OK」とようやく納得してくれましたが、他のお客さんにはそんなことは言いません。また貧乏バックパッカー的な外見が生み出した悲劇なのか、アジア人差別の一つなのか\(*`∧´)/で、ホテルに戻ってネットで調べて一つわかったこと。イスラムでは「男はヒゲがあって一人前」という話を聞いて私も一ヶ月分のヒゲを蓄えて行ったのですが・・・現地の若者はむしろスッキリしています。もう今は時代の流れと共に感性も変わり、むしろ現地の若者は「むさ苦しい」とか「ダサイ」などの理由でキレイさっぱり剃っているようなんですね(-。-;)確かに立派なヒゲを蓄えている人もいますけれど、現地人の皆が皆そこまでヒゲ面ではありません。また、当然というか外国人にまでヒゲを求めるわけでもなく、ヒゲを生やした外見(ヒゲはヒゲでも整っていないもの)は日本と同じように「胡散臭い奴」と見られるようなのです(・・;)というわけで、今から帰国するというのに、最後の最後にホテルの部屋に戻って速攻で剃りました(-。-;)(つづく)
2014年06月18日
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★☆★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中です! 「損を減らし焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです) ▼下記URLから有料メルマガの成績などご確認後、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html 1ヶ月当たり4,320円~ 相場が続く限りチャンスは無限大。 一度お試しいただければと思います。※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。 http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は本日反発。前日のNYは鉱工業生産指数などの経済指標が良かったことでしっかり。それを受けた日経平均は朝方から買いが先行。昨日の下落の反動もあって、朝方から15000円台を回復してしっかりした値動きが続きました。ただ明日にアメリカのFOMCを控える中で値動きは小さく。後場には利益確定売りに押され値を消す流れになりました。世界的に金融市場のボラティリティが低下する中で、日本株も小動きに終始し、引けでは15000円を維持できず。売買高は16億株台、売買代金は1.7兆円台と低調でした。投資判断は「やや買い」。今週は買いやすい地合が続く・・・と思ったら昨日いきなりの反落スタート。日経平均のチャート的には金曜の「包み陽線」から、月曜は金曜の値幅の範囲に収まる「(陽の陰)はらみ線」になり、本日も更に月曜の値幅に入ったことで「はらみ線」が続きました。はらみ線は一般的に変化の前兆とされますから、ここからの値動きに注目です。アメリカでは本日よりFOMCが開催され、明日に政策発表があります。個人的には特に市場にとって無風だと思っていますが、ボラティリティが低くなっている中で仕掛けを狙う筋がいるのも間違い無いでしょう。今のところ「アメリカ株が高過ぎる」と考える投資家が多く、それ故空売り比率がアメリカでも高まっています。また実は欧州でも高まってきており、日本も今年になって空売り比率30%超が続きましたが「ボラティリティの低下」「空売り比率の低下」は何も日本だけの専売特許では無い様子。http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N6VMCK6TTDSK01.htmlhttp://www.newsweekjapan.jp/headlines/business/2014/06/128231.phpそう考えると、FOMCなどを受けて株価は下がるよりも上がる可能性の方が高いような気がします。と言うのも、普通こういうポジションが高まると、一旦ポジションの解消を誘う方向に仕掛けられるからです。稼ぎたい思惑をもった大金持ちの機関投資家やヘッジファンドがこれらを投げさせてから改めて売らないと、自分達が売り仕掛けた後にチマチマ買い戻しが入られても邪魔だからです。私自身も夏場にかけて世界的な株価暴落はあると思っています。三菱UFJのレポートでも「Appleが過去株式分割をしたら暴落が起こった」というのを出していましたが、まあそれは正直眉唾としても、皆が漠然と思う不安感はいずれ的中する方向に進むと思います。ただその前に一度ユーフォリアの状態にしてから「忘れさせる」ことが必要です。特に日本株は先んじて下落していたことや政府の成長戦略、GPIFの運用比率変更など、今売り仕掛けるにはベストタイミングとは言えないでしょう。もう少し果実を熟れさせてから売り仕掛けてもぎ取る、そういう手順の途上にあると思います。なので今はダマされたフリをして一緒に買いに付いていく、そして地合が変わり始めたら一気にポジションを解消する準備をしておく、というスタンスを採るべきだと思います。保険のためのプットオプションを持っておく、などの手も有効かも知れません。新興市場も「やや買い」。今日の新興市場は圧巻で、ミクシィ(2121)が規制を跳ね返してストップ高比例配分まで駆け上がりました。個人的にはこのミクシィの増し担保規制によって投資余力を多く使うので、ミクシィの盛り上がり=他銘柄の売りに繋がることで悪影響だと思ったのですが、なんだかんだでミクシィが新興市場のムードを変えました。ミクシィは遂にマザーズの時価総額首位に躍り出る格好に。サイバーダイン(7779)も昨日大幅高の反動が出て前場は売られていましたが、14時台から突然動意付く動きに。結果マザーズ指数は昨日付けた直近高値を上回り、続伸となっています。日経JASDAQ平均も歩調を合わせてプラス圏に切り返し、2部指数もしっかりでした。上述のように世界的にボラティリティが低い中で、ボラティリティの高い市場には資金が集まりやすい感じになっているものと思われます。この動きはFOMC前の手詰まり感が続く明日も続きそうです。【ポートフォリオ銘柄】みずほFG(8411)は続落。先月末より出遅れ感から買い戻しが続いていましたが、やや力尽きた感じが出始めています。今金融株は世界で受難な流れになっており、フランスのBNPパリバはイランやスーダンなど金融制裁対象国と取引した罪で、アメリカ政府から1兆円以上の巨額な罰金を科せられています。これが国際問題化する程の事態に発展中。またスイスのUSBも為替操作で1兆円の罰金が科せられるのではという話が出ていて、世界で金融事業を営むリスクがメガバンクの買いを躊躇させる一因に。一方、地銀に年初来高値を更新してきている銘柄が多く、対比が鮮明になってきています。この辺りがちょっと厄介で、事態の沈静化を待ちたいところです。三井海洋開発(6269)は反落。昨日引け後にメタンハイドレート産出試験の支援作業をJOGMEC(独立行政法人資源機構)から石油資源開発(1662)、日本海洋掘削(1606)、国際帝石(1605)の3社が受託した、と発表されましたが、特段大きな買い材料にはなりませんでした。むしろこの3社は原油価格の上昇一服から、ここまでの上げの反動もあって本日は反落の流れに。同社もご相伴にあずかって多少は上昇してくれるか・・・と思いきや、さっぱりでした。上値を抑える75日線や一目均衡表の雲突破のきっかけを探す流れが続きます。さて、本日は一銘柄買いポートフォリオに入れたい銘柄があります。それはKNT-CTHD(9726)です。こちらは今月頭に有料メルマガで取り上げた銘柄ですが、まだまだ上値余地があると思うのでこちらで買いで見ていきます。傘下に近畿日本ツーリストやクラブツーリズムを持つ旅行会社ですが、今期は増収増益を見込んでいます。ただ第一四半期の段階では増収ながらも営業赤字が拡大。広告宣伝費などが嵩んで、全セグメントで営業損失を計上しました。それでも元々中間期も赤字見通しで、かき入れ時の夏場から利益が上がる体質なので、この辺りは特に問題視されていません。足元日本で様々な文化遺産登録、また東京オリンピック、将来的なカジノの実現期待などで訪日外国人増加に向けた訴求力が高まっていることから、テーマ的にも買いやすい素地があります。テクニカル的には各移動平均線を上回って上値は軽いところです。3月~5月までは三角持ち合いの流れが続いてましたが上放れ、足元は再上昇波動にあります。MACDやパラボリックは好転。一目均衡表も雲を抜け、ストキャスも好転。ボリンジャーバンドも+2σの拡大が続いて上値余地が拡がっています。週足もMACD、パラボリックが好転しており、全般的に上昇トレンドに入っています。信用買い残は差し引き385万株で、日々の出来高との比較では返済売りがやや重石に感じられますが、昨年11月のピークからは整理が進んでいて、昨年8月以来の低水準。半年の絶対期日も通過したことで、売り圧力は全般的に和らいできています。配当に関しては現在無配ですが、今期業績が予定通り黒字転換を果たせばキャッシュリッチ銘柄でもあるため復配の可能性は十分あります。目標株価はとりあえず年初来高値を睨んだ220円で。220円を抜けたら07年に急落した価格帯に入り込むので一気に上値余地が拡がりますが、その時はまたその時の状況を見て判断します。明日の寄り付きから買いポートフォリオ入れとします。【注目銘柄】DAC(4281)は反落。こちらは日曜配信の有料メルマガで買いで取り上げ、昨日は値上がり率ランキング上位に入る大幅高を見せましたが、本日は一転値下がり率ランキング上位に入り込んで行って来いに。一時買値を割り込んでしまい、撤退水準になりました。とほほですね。ただ子会社のユナイテッド(2497)が本日も大幅高していますが、時価総額が倍近くあって「ねじれ」状態にあること、また取引先のリクルートが年内上場と伝わっていること、類似企業のフリークアウト(6094)が来週IPOであり、刺激材料として期待できると思います。個人的にはまだ行けると思っています。博展(2173)は大幅高。こちらは流動性が薄いので昨日配信の有料メルマガで参考銘柄として取り上げました。イベント展示などを手がける会社ですが、前期の減益を経て今期は再度増益転換を見込んでいます。今月に入ってから同業の丹青社(9743)の第一四半期が好調だったため、足元で乃村工藝社(9716)と共に買われていますが、であれば同社ももう少し買われても良さそうな気がします。今後も景況感の回復や東京オリンピックに向けて色々なイベントが行われるでしょうから、元々事業環境は良好と言えます。チャート的には12日から200日線を上値に押さえられているようですが、突破すれば1月末に業績の下方修正を出して急落したところの大きな窓が開いていますし、一気に上値が開けます。配当利回りは前日時点で2.6%と高く、Quoカードの株主優待まであります。これらは期末一括なので当面関係ないですけれど、PER比較でも乃村の16.6倍、丹青社の10.4倍に比べて同社は10.5倍と悪くありません。足元でJASDAQ小型株の値動きが派手ですから、まだ十分化ける余地はあると思います。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2014年06月17日
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2014年06月13日
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