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シンガポール話のつづきです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20141116.html「クラウド・フォレスト」から出ると、お決まりの土産物屋がありました。そこでお店の人が奨めるお茶を購入。原産国はスリランカということで、わざわざここで買う必要があったのか甚だ疑問ではありますが、まあ細かいことは気にせずに(;^_^Aそんなこんなで集合時間がきたので集合場所に集まると、他のツアー参加者も間もなく全員集まりました。「日本人は時間通りにきっちり集まるから良いネ(^^)」とはガイドさん。皆でバスに乗り込んで「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」を跡にします。次は昼食の時間。「昼食は皆さん期待してください!シンガポールで一番美味しいチキンライスをご用意しましたヨ!!(^^)」とのこと。バスはオーチャード通りの高級ホテル「マンダリン・オーチャード・シンガポール」に向かいます。そこの「チャターボックス」というレストランが、チキンライスでメジャーだとのこと。ようやくマリーナベイサンズ付近から離れて、バスは少し走ります。と言ってもバスで10分もかからない距離ですが。途中、五洋建設が何か湾沿いで工事しているのが見えました。さすが海上土木に強い五洋建設さん。世界で大活躍ですね(^_^)/←これも株式グセ。その間、車内ではガイドさんが様々なシンガポールの話をすると共に、観光会社がタイアップするお土産ものの販売。そこで私は八宝茶とカヤジャムを買いました。カヤジャムとはココナッツミルクと卵、砂糖を煮詰めて作ったジャム。シンガポールの朝食には定番のジャムだとか。ガイドさんは「知り合いの日本人がカヤジャムを日本送ってくれという。オススメよ!(^^)」なんてプッシュします。ホテルの朝食にも恐らくあったのでしょうが、私は冒険しなかったので、ちょっとどんな味かわからないけれど折角なので買ってみました。すると「お兄さん、いい選択するネ!(^^)」とガイドさん絶賛。何故か私はこのガイドのおばちゃんに気に入られているみたいです(;^_^Aちなみに他の観光客はガイドさんがこんなにオススメするのにカヤジャムをチョイスせず。ちなみに日本に戻ってきて食べてみましたが、私はあまり好きな味ではありませんでした。嫁はそれなりに美味しく食べていましたが、ちょっとクセがあるので向き不向きはやっぱりあるのかも知れません。八宝茶に関しても、私はあんまり好きな風味ではありませんでしたが、嫁は美味しく飲んでいました。(つづく)
2014年11月30日
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2014年11月29日
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★☆★☆お申込は本日23時まで!!日経CNBC、stockvoice、ラジオNIKKEIなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で2度目の自主開催セミナーを開催されます!!馬渕治好氏略歴http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html内容 :「世界経済・市場展望」(※11月にアメリカ出張で取材する米国経済・投資家動向のホットな最新情報をわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません) 日時 :11月29日(土) 13:30~場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡参加費:4000円 事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。http://kokucheese.com/event/index/221962/地方でこういうセミナーは貴重です!ご興味のある方、ワンランク上の自分になりたい方は是非お誘い合わせの上お越しください!!当然私も参加します!!(^_^)/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は本日続落。前日のNYは明日の感謝祭を控えて薄商いの小動き。各経済指標は好悪入り乱れましたが、ダウやS&Pは終値ベースで最高値を更新しました。一方、引き続き原油価格の下落からエネルギー関連株が売られました。それを受けた日経平均は朝方から売りが先行。ドル円がやや円高で戻ってきたことから売りで始まりましたが、日銀によるETF買いに対する警戒感から積極的に売り込む動きはありませんでした。ただ本日引け後にTOPIXのリバランスを控え、今回はリクルートHD(6098)、すかいらーく(3197)といった超ド級クラスの組入がある分、他の銘柄に広く薄く売りが入る格好に。後場は更に為替が円高に振れ、先物主導で売られる動き。日銀のETF買いも尽きたと捉えられ、下げ幅を拡げました。売買高は20億株台、売買代金は2.1兆円台とアメリカ感謝祭を控えて細りました。投資判断は「強気の買い」。感謝祭を前にして日米共にネタ切れの感じになってきました。アメリカでは寒波や暴動が起こったり、折角盛況が見込まれている感謝祭のブラックフライデー前に不安感が漂っていますが、その割には株価は無反応。言い方を変えれば、悪材料視しない強さがあります。需給はここから冬ボーナスを狙った投信の設定も増えてくる時期でもあるので、個人投資家のNISA買いと合わせて良好な状態です。また受渡日ベースで12月相場に入っていますが、何と言っても掉尾の一振期待があります。ここ2年連続で大納会高ですから、今年も・・・という雰囲気も出てきやすいでしょう。ただ本日はチャート的にTOPIXもMACDが暗転してしまいました。空売り比率も再度30%を越えてきて、ちょっと隙を見せつつある感じにはなっています。為替も一旦過熱感を冷ます方向に動いている分、上値が抑えられて年初来高値となっている幻のSQ値が案外重石に感じられる格好。一方、指数がダメでも個人投資家が好む個別株は値を飛ばすものが目立っており、出遅れ物色などの循環が効いています。市場の体感温度は高い状態が保たれていると思います。新興市場は「やや買い」。本日は各指数共に軟調。ただ商いが細る中で2部指数はしっかりで逆行高の高値更新となりました。昨日の日経で「東証2部の約70銘柄が1部上場基準を満たしている」と指摘されており、この辺りを狙った青田買いが始まっています。IPOが駆け込みで増える中、1部に持っていけるものはドンドン持っていこうということなのでしょうね。正直指定替えが決まった理研ビタミン(4526)とかは大丈夫なのか、と思ったりしますが・・・。ともかく、1部指定になるとTOPIX買いが入るので買われます。特に最高値圏にあって、外国人の持ち株比率が低く、普段の出来高が薄い銘柄は鬼のように上がっていきますね。昔で言えばコタ(4923)、先般は橋本総業(7570)、最近はOCHIHD(3166)や一正蒲鉾(2904)、エバラ食品(2819)などが該当します。そういう意味では理研ビタミンも(最高値圏ではないですが)買われるかも知れませんが・・・まあなかなか買えないですね。と言うわけで1部昇格を狙っていこうとすると、2部銘柄かマザーズ。特に2部銘柄の場合は上場から1年後に1部昇格というパターンが多いので、後述のダイキアクシス(4245)やウィルグループ(6089)は既にモゾモゾ動き出しています。いずれにせよ2部銘柄は低PBR、高配当で放置されている銘柄が多く、買い安心感があります。株価に出遅れ感も強く、個人投資家の受け皿としては持ってこいです。【ポートフォリオ銘柄】三井海洋開発(6269)は反落。原油安から海外の石油掘削会社も軒並み苦戦を強いられており、昨日はノルウェーの油田掘削会社シードリルが配当の見送りを決定。その他の大手も足元で株価が冴えず、日本国内の同業株も売られています。本日は石油資源開発(1662)も値下がり率上位にランクイン。本日その原油価格に大きな影響を与えると見られるOPEC総会があり、各国の思惑から減産を実施しない公算が高いと見られ、原油先物価格は一層の下落。そうなってくると石油株や同社などの関連株には逆風です。ちょっとこれは根が深そうで、今回は損切りしないといけませんね。結構長く持っていて一時は1.5倍化したこともあったのですが、結果的に良いタイミングに手放せませんでした。明日の寄り付きで損切りとします。うーん、残念。KNT-CTHD(9726)も反落。75日線まで戻しましたが結局抜け切れず。ストキャスも暗転する形になりました。この銘柄に関しては先般戻り待ちの売りを検討すると言っていたように、この辺りが一つ区切りかなと思います。訪日外国人は増えましたが、一方で日本人旅行者が円安で減少傾向にあり、ちょっと厳しい感じになってきています。燃料が原油安で安くなっていることから、そのうち燃油サーチャージとかも落ち着いて良くなるとは思うのですが、今は一旦引いて、次のタイミングを伺うべき。よってこちらも明日の寄り付きで損切りとします。ファーストリテイリング(9983)は反発。本日は地合の悪い中で何とかプラス圏をキープし終えました。JPX400先物が上場したことで日経平均先物のシェアが奪われ、同社の地位が細る・・・というところまで、まだJPX400先物は市民権を得ていません。やはり銘柄数の少ない225先物の方が裁定をしやすいということで、機関投資家の支持を得ている様子。そんなわけで、引き続き裁定買い残の積み上がり余地があり、同社の買い上げに期待。また足元でやや寒くなってきたので、来月早々に出る月次にも期待です。【注目銘柄】有沢製作所(5208)は続伸。こちらは18日配信の有料メルマガで買いで取り上げ。その後は急騰の流れとなり、無事目標株価達成となりました。そんなわけで取り上げ根拠を以下に記します。「プリント基板向け電子材料が主力。今期は大幅な増収及び営業増益を見込む。為替の円安基調から、経常減益予想は一転増益予想となった。スマホ向け電子材料が拡大し、航空機内装材も伸びる見込み。足元では一段と円安が進んでおり、再増額余地。また原油市況も安くなっていることで航空機産業は設備投資余力が増してくるものと見られ、内装材などの需要が増えそう。加えて中間期時点での現預金は60億円保有しており、実質無借金経営のキャッシュリッチ。今後ROEを高めるための資本政策を打つ余地もある。テクニカル的には各移動平均線を上回り、上値が軽いところ。特に先般800円を上回って年初来高値を付けたが、09年、10年の上値抵抗線をクリアして08年以来の高値水準となっており、上値の節が払われた格好。31日に急騰して窓開けした部分を昨日ほぼ埋めてきたことで、75日線を下値にした切り返しの動きに期待。MACDやパラボリックは暗転。一目均衡表は三役好転の形を維持しており、ストキャスは好転してきた。ボリンジャーバンドも+2σの拡大が続いていることで、上値余地がある。需給面では長期的には足元の株価水準が08年以来の高値水準であることから、上値のしこりが少ないところ。ただ短期的には出来高が膨らんだ10/31の水準を下回っていることで、やや上値にしこり感。信用買い残は差し引き33万株で5月のピークから見れば半年期日通過もあって減少傾向にあるが、10月以降は再度増加基調に。それでも日々の出来高との比較では返済売りを十分こなせるレベルである。予想PERは7.2倍で日東電工(6988)の16.0倍との比較では割安。ただ今期は台湾子会社株式売却益の29億円を計上しているので、それを差し引けば30.5倍となり割高である。PBRは0.7倍で同1.8倍との比較では割安。予想ROEは9.4%で同11.5%との比較では低い。配当利回りは2.1%で市場平均の1.6%との比較では高い」戸上電機(6643)は続伸。こちらは先般も当欄で取り上げましたが、10日配信の有料メルマガにて買いの参考銘柄として取り上げ。上方修正とそれを受けて高値更新銘柄として紹介しました。その後も着実に上値追いの動きが続いて400円を突破。97年以来の高値水準になってきています。足元で2部指数が高値を更新してきたことや、最近2部銘柄に拡がる1部指定替え期待なども巻き込んで、まだまだ上値を目指せるものと見ています。ダイキアクシス(4245)は大幅続伸。こちらは10月に続いて昨日改めて有料メルマガで買いで取り上げ。ただ朝方から買われてエントリー値に入らず、そのまま上がっていってしまいました。一ヶ月ぶりの1200円回復に。事業内容や業績が良いこともさることながら、上述のように上場から1年経過することで1部指定替えがほぼ確定的な印象です。折角色々書いた取り上げ根拠が無駄になってしまったので、下記に一部掲載して有効利用します。「ホームセンターのダイキから分離独立した環境機器・住宅機器の製造。今期は増収及び大幅な増益を見込む。11日に出た第三四半期決算は、通期に対する営業利益進捗率が90%と高進捗。ただ中間期までの好調からは失速した感触だったため、株価は売られた。それでも同社は公共事業などを扱う関係上、年度末に売上計上が大きくなる傾向があり(同社の場合1Q)、その分下期が弱くなることは想定線。環境機器関連事業は国内の上下水道整備による公共需要、またインドネシアの海外拠点による現地需要取り込み期待が引き続き、住宅機器事業も地方創生などテーマに、住宅版エコポイント復活に向けた政策にも期待。テクニカル的には各移動平均線を上回り上値が軽いところ。10/24高値1280円→11/12安値979円の半値戻し水準1130円を本日クリアしてきて「半値戻しは全値戻し」の勢い。再度高値奪取の動きに期待。MACDやパラボリックは好転。一目均衡表は遅行線が実線を上回れば三役好転の形に。ストキャスは高値圏で暗転しているが、週足では好転してきており、ここから5月、8月に続く中期第三上昇波動入りを示唆」・・・他にもまた色々書きたいことはありますが、文字数制限の関係から今日はここまでその他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.htmlそして次回は11月の成績発表です。11月は目標達成銘柄、損切り銘柄共にありますが、やはり地合に合わせて良い成績が残せたのではないかと思います。お楽しみに!ろ※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2014年11月27日
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シンガポール話のつづきです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20141116.html欧米系の親子は5、6歳くらいの子供も両親と一緒に固唾を呑んで真剣に映像に見入っていました。三人とも言葉を発することもありません。子供は内容がわかるのかどうかはわかりませんが、親が真剣に見ているのでジッと見ている感じ。一方、アジア系の中高生は大声でふざけあい、笑って地面に寝そべったり、写真を撮ったりして実に楽しそうでした。全く映像に関心が無い感じ。無論、これだけのサンプルで語るのは極論ですし、年齢や来ているグループも違うので誤解も大きいのは承知の上ですが、これが先進国といわゆる後進国の差なのかなと思ったりしました。すなわち、国レベルでの環境に対する教育や意識付けが全然違うのです。当然、先進国も昔は発展のために環境を多く破壊し、そのお陰もあって先進国と言われる程の経済発展を成し遂げました。一方、今から先進国を目指す国は先進国に追いつくことに必死で、いかに自国民がPM2.5などで苦しもうとも、薬品まみれの食料を口にすることになろうとも、構っている余裕は無いでしょう。日本だってかつて様々な公害を引き起こし、未だにその被害で苦しんでいる方がおられます。ただ日本は一度そういう道を通過したので、それが引き起こす様々な悲劇を学びました。ですから今世界で最も環境意識の高い国として、その環境技術が様々に注目されています。先般ドバイに行った時も感じましたが、中東の国々は石油がドンドン湧いて出るので、バンバン石油や電気を使って、ガンガンに冷房を効かせたり水を使ったりします。無駄に使うこと、それが富の象徴であり、ステータスでもありますから、それが引き起こす副作用に思いもよりません。残念ながら日本人だけがどんなに頑張っても地球レベルでの環境破壊を止めることはできません。人口密度の高い国ではありますが、日本人の数は世界の1/50。あとの49人にいかに環境を守ることが大切かを認識させていかないと、たった1人がどんなに頑張っても多勢に無勢。遠からずこの映像の風景は現実のものになるでしょう。ですから京都議定書とか、到底まとまるものではないなと思いました。しかし早く残りの49人に環境意識の重要性を認識させないと、地球は生物の住めない場所になってしまいます。「金のない国はそんな事を言っている余裕がなく、環境を切り売りしてでも発展しようとするのは当然。金のある国が言うキレイ事は説得力が無い」と言われるかも知れませんが、恐らく環境破壊が進んで地球規模で災害が起こった時、一番ダメージを受けるのは結局お金のない国です。経済学的に言うと「コモンズの悲劇」というやつで、消費者の意識一人一人が公共性を意識しないと、結果として全員が大損することになります。ですから、日本が持つ環境に対する様々な技術(例えば最近は燃料電池車も出ましたが)、これは二重にも三重にも世界に誇れる技術だと思います。この辺りは国ぐるみで世界に広め、結果としてWin-Winの関係が出来ればこの上ありません。全くのキレイ事ですが、シンガポールの思いも寄らないところで、思いも寄らない事を感じさせられました。(※色々人種的や民族的な表現で一括りにしましたが、あくまで論点をハッキリさせるための一種の擬人的手法であって、人種等のグループで論じられるものではありません。無論、どんな人種でも環境意識の高い人、そうでない人がいるので上述の内容は極論です。一緒くたに扱うのは避けましょう。自分で言っておいて何言ってんだという感じですが、予め謝っておきます。すみません。そしてつづく)
2014年11月26日
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★☆★☆締め切り迫る!!日経CNBC、stockvoice、ラジオNIKKEIなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で2度目の自主開催セミナーを開催されます!!馬渕治好氏略歴http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html内容 :「世界経済・市場展望」(※11月にアメリカ出張で取材する米国経済・投資家動向のホットな最新情報をわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません) 日時 :11月29日(土) 13:30~場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡参加費:4000円 事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。http://kokucheese.com/event/index/221962/地方でこういうセミナーは貴重です!ご興味のある方、ワンランク上の自分になりたい方は是非お誘い合わせの上お越しください!!当然私も参加します!!(^_^)/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は本日続伸。前日のNYは中国が更なる追加緩和を行うのではないかという期待感から上昇し、ダウとS&Pはまた高値を更新。それらを受けた連休明けの日経平均は朝方から買いが先行。ただ17500円接近による達成感から、利益確定売りが出て寄天の流れに。その後も為替が円高基調に振れる中で売りに押される展開が続きました。JPX400先物上場に合わせて、日経平均売り、JPX400買いの裁定取引も出た模様。ただドル円が118円を割り込んでもマイナス転換になることはなく、下値も日銀のETF買いなどに対する警戒感があった流れ。終日しっかりの展開が続きました。TOPIXやJPX400は高値を更新。連休明けであったことやMSCIの銘柄入れ替えも影響し、売買高は27億株台、売買代金は2.9兆円弱と膨らみました。投資判断は「強気の買い」。連休中の海外は中国の利下げも好感されましたが、ドイツが先般のZEWに続いてIfo景況感指数も予想を上回る着地に。日本国内の政治は停滞し、景気先行きに対する不安感が払拭されない中でも、外堀はしっかり埋まってきているという感じです。本日から始まったJPX400の出来高は約7万枚ということで、単純な枚数だけで言えば日経平均先物と同水準になりました。まあ取引単位も指数の水準も日経平均に比べて低いので売買代金ベースで言えば1/10にも満たない水準ですが、全くの初日で探り探りの中では上出来ではないでしょうか。企業のROEを高めていくというのが国策である以上、それにスポットを当てた代表的な商品として、注目度は高いものと思われます。個別では本日の引けにMSCIのリバランスを控えていたこともあって、新規採用・除外銘柄は勿論のこと、それ以外の銘柄に対しても影響があった感じで、引け直前に出来高が急増する銘柄が目立ちました。それが本日の売買高にも大きな影響を与えました。今後はこういった思惑が無くなりフラットになるため、それぞれの銘柄で発生したしこり玉や売り玉の吸収が、明日以降のそれぞれの需給動向にどのような影響を与えていくかに注目です。新興市場は「やや買い」。本日は各指数共に堅調。主力株のミクシィ(2121)が上述のMSCIに新規に組み入れられたことで、マザーズ指数は引けにかけて買われる動きに。その他東証2部指数は高値を更新してきています。例年今頃の時期から新興市場も買われる傾向があるため、ここからの値動きには注目です。【ポートフォリオ銘柄】三井海洋開発(6269)は反発。本日の日経では「南鳥島沖のレアアース、深海底近く高濃度に、東大など発見、想定より浅く、商業化へ技術開発」と報じられ、関連株として朝方買われましたが、間もなく失速。結局小幅高に止まりました。この辺りは今やすっかり流行らなくなった株価材料ですが、本日は親会社三井造船(7003)も大きめの反発を見せており、そろそろ売られ過ぎ感からの買い戻しが出てくる流れになると思います。酉島製作所(6363)は反落。こちらも本日の日経で同社が「海水淡水化のプラント増で商機。エネ回収装置を米で増産。工場面積2倍に」と報じられましたが、特段買い手掛かりに繋がらず。足元海外の売上比率は過半を占める同社ですが、うちアメリカ向けは1割程度に止まっているということで、シェールガス開発の需要もあって、アメリカでの積極策は良いと思うのですが。今後の再評価の流れに期待。スルガ銀行(8358)は続落。値下がり率上位に顔を出してしまいました。追加緩和後の急騰後から全く良いところが無いですが、本日引けで恐らくMSCI絡みの大商いが成立しており、これがここまで上値を抑えてきた原因なのかと思います。であれば、明日以降は他の地銀株同様、上値追いの動きに付いていけるのではないかと見ています。【注目銘柄】デンヨー(6517)は大幅反発。こちらは20日配信の有料メルマガにて買いの参考銘柄として以下のように紹介しました。「NYで寒波ということで、寒波と言えば発電機のデンヨーが買われるというパターンが昔からあります。実際業績も良いですし、PBRも0.7倍との割安感があり、チャート的にも1560円辺りの抵抗線を突破できれば、一目均衡表の遅行線が雲をクリアできるので、三役好転の形になります。ちなみに発電機といえばやまびこ(6250)もあります。最近私が挙げる銘柄よりも同業の方が上がるので、保険としてこちらも名前だけ挙げておきます。まあこちらの方が高値圏に居ますし、需給も良くて配当利回りも高いですね」で、金曜は案の定(?)やまびこが急騰。ただ本日無事デンヨーも上昇してホッと一安心という感じです。戸上電機(6643)は大幅続伸。こちらは10日配信の有料メルマガにてやはり買いの参考銘柄として取り上げ。上方修正とそれを受けて高値更新銘柄として紹介しました。同社は配電制御システム機器のメーカーですが、太陽光パネル関係でもあるので昨今の接続拒否で厳しいだろうな・・・と思っていたら、逆にその太陽光発電量が増えたことで、電力会社向けの配電用自動開閉器が伸びているのだとか。そんなわけで減益予想が一転大幅増益予想になりました。本日はその再生エネルギー接続問題に関して、電力大手5社が買取手続きの再開方針が報じられ、サニックス(4651)がストップ高をするなど関連株の急騰が見られました。同社もその流れに乗れた格好。つまりどっちに転んでも同社は儲かるというわけです。結果、終値ベースでは97年以来の高値水準に。足元で2部指数が高値を更新してきたことや、最近2部銘柄に拡がる1部指定替え期待なども巻き込んで、まだまだ上値を目指せるものと見ています。コマツ(6301)は反発。こちらは前回も当欄で取り上げましたが、17日配信の有料メルマガで買いで取り上げ。結局エントリー値に達せずスルー扱いでしたが、先週末の中国の利下げを受けて本日日立建機(6305)やダイキン(6367)、その他資源株などと共に買われました。Bloombergの報道などでは更なる追加緩和も期待されており、関連株物色の流れは続きそうです。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2014年11月25日
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シンガポール話のつづきです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20141116.htmlそんな感じで何とか空中回廊を渡りきると、鍾乳石が展示してあるフロアがありました。何故かうちの母親が鍾乳洞好きなことが沖縄旅行の際に発覚したのですが、私はその遺伝子を引き継がずあんまり関心が無く。適当に眺めて通り過ぎます(;^_^Aそうやって一階ずつ降りながら、様々な植物や展示物を見て回ります。途中、下から見上げた際に見付けた謎のブッシュマン的な、もしくは千と千尋の顔無し的な人形がありました。やっぱり全般的にジブリチックな感じがあります。段々降りて地下にまで行くと、最後はこういう施設お決まりの映像コーナーがありました。映画館ほどの巨大な空間にスクリーンがあり、床にも映像が映し出されてものすごい迫力(××)大自然の映像が流れ、あたかも自分がそこにいるかのような視覚的効果があります。ここは最後に何を言いたいかというと、自然破壊や温暖化といった地球規模の環境問題を提起して締めくくる、というコンセプトのようです。最初は豊かな自然が映し出されていますが、画面隅に表示されている温度が「+1.2℃」「+2.9℃」・・・と段々上昇していきます。それに合わせて北極の氷が溶けたり、大洪水が発生したり大干ばつが起きたり、動物たちが次々と死んでいったり・・・。「+5℃」になると、もう世界の人口が何分の一にもなるような、そんな厳しい未来予想図が示されます。小さな島は完全に水没してしまい、人が住める場所ではありません。相変わらず全編英語ですから、正直私は細かい話はよくわかりませんでした。それでも映像で「しかし今ならまだ間に合う。皆で環境保護に取り組もう」という形で締めくくっています。全部で10分くらいの映像。あぁ、これは改めて環境問題を意識する良い機会になったなと思いつつ、私は途中から見たので、もう一度最初からちゃんと見ようと、次の上映開始を待っていました。すると丁度そこに、欧米系の親子とアジア系(中国か韓国)の中高生風の子供達が10数人やってきました。彼らはまだ見ていないので、一体今から何が始まるのだろう、という感じ。それでまた再上映が始まったのですが、私はそこで大きなショックを受けました。それは映像の内容ではありません。(ちょっと話が長くなるので一旦つづく)
2014年11月24日
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★☆★☆締め切り迫る!!日経CNBC、stockvoice、ラジオNIKKEIなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で2度目の自主開催セミナーを開催されます!!馬渕治好氏略歴http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html内容 :「世界経済・市場展望」(※11月にアメリカ出張で取材する米国経済・投資家動向のホットな最新情報をわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません) 日時 :11月29日(土) 13:30~場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡参加費:4000円 事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。http://kokucheese.com/event/index/221962/地方でこういうセミナーは貴重です!ご興味のある方、ワンランク上の自分になりたい方は是非お誘い合わせの上お越しください!!当然私も参加します!!(^_^)/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は金曜続伸。前日のNYは出てきた経済指標を好感して堅調。ダウやS&Pは終値で最高値を更新しました。ただドル円が118円前半まで円高方向に振れたことで、日経平均は朝方から売りが先行。その後麻生さんが円安牽制発言をしたことで、一気に117円半ばまで円高が進むと、200円近い下げ幅になりました。衆院解散や3連休を控えて買い手控えムードに。ところがそのまま軟調に終わるかと思いきや、14時頃から突然買われてプラス圏に。日銀によるETF買いが入ったとの観測から、そのまま引けにかけて買い戻しの動きが強まりました。結局高値圏で引け、売買高は25億株台、売買代金は2.5兆円弱と膨らみました。投資判断は「強気の買い」。翌週からの株高を先取りする形で後場買われた面もありますが、実際に日銀のETF買いが入ったとのことで、実弾の買い支えもありました。売り方は本当に売り辛いでしょうね。空売り比率はまた30%を越えてきており、懲りずに売り仕掛けた筋が踏まれる、という流れが続いています。アノマリー的に「解散当日は高い」というものもあったらしく、結局そのアノマリーに沿う形になりました。こういう強引な上げになると次第に出来高が減ってくるものです。逆に言えばまだ出来高が減らない=売り方がまだ頑張って売り仕掛けている、という格好ですから、この上昇トレンドはまだ始まったばかりと言えましょう。金曜の海外は、まず引け後に中国が突然の利下げを発表。更にECBドラギ総裁の追加緩和期待を高める発言を受けて、NYは久しぶりに大きめの上昇で、各指標揃って高値更新。引けにかけては売られたことで、ちょっと日本が祝日の月曜の動きを見たいところですが、とりあえず現段階では日本株にとってプラスです。来週はアメリカで感謝祭がありますから、足元でウォルマートなど小売り関連株は高値更新の動きが続いています。アメリカはあれだけ成熟した国であるのにまだ消費意欲が旺盛で、そこが人口構成が歪な日本と違い強いところです。人口の流入が続く間は盤石という感じでしょうか。一方、前回も書きましたが、来週からいよいよJPX400先物が上場してくるので、NT倍率などの拡がりから225売り、JPX400買いという裁定取引が行われるかも知れません。JPX400の方が日経平均よりも年初来高値まで近く、上値が軽い感じです。先物としてのしこりも無いですし上値を抑えるSQ値も無いわけで、来週もしJPX400先物が本当に活況になるならば、JPX400主導の株高も期待できます。システム障害さえ起こらなければ良いな、と。ちなみに丁度昨日金沢で行われたマネックス証券広木氏のセミナーに参加してきましたが「やはりROEを高める施策は「日本再興戦略」にも明記された国策であること、特にアメリカのROEが現状15.2%であることに対して、日本は8.6%に止まっており、これを目指すのであれば現状の株価が倍近くなる計算」という論調でした。↓日本再興戦略。4ページ目に「グローバル水準のROE達成を目安」と明確に言及してある。http://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/pdf/honbun2JP.pdf実際、日銀やGPIFもROEという指標に最大限の関心を払って、JPX400のETFを買い入れ対象にすると言明しています。対して企業側も最近自社株買いや消却、大規模な株主還元など直接的にROEを高めるような施策を打つところが増えてきました。新興企業は元々ROEが高いので、特にオールドエコノミー系の会社に多いですが、経営者の考え方が明らかに変わってきていることを示す一端です。この動きや世界中の金融緩和策を背景に、広木氏は「少なくとも今後1年~2年は株高が続く」とおっしゃっておられましたが、その意見には私も同意です。正直景気が良くなるかどうかは別として、株価を上げるというのが目に見えるアベノミクスの通知表である以上、ここを意識した施策が選挙期間中も論点になることは疑いようもありません。一方、低金利が続くのも国策である以上、資産に株や不動産などの対インフレ戦略を組み込まないと、実質的な資産がドンドン目減りしていくことも必定です。やはりデフレ環境下とは違うという認識を改めて強く持っておかないと、将来泣きを見ることになるのでしょう。新興市場は「やや買い」。金曜は高安マチマチ。また日経JASDAQ平均は弱かったですが、2部指数は高値更新まで指呼の間に迫ってきており、マザーズやJASDAQよりも強い印象です。と言うのも、また一正蒲鉾(2904)、明治電機(3388)、フュージョン(4845)といったところがまとめて1部昇格となり、1部への登竜門としての地位を固めています。そもそも2部銘柄は元々PBRや利回り面で割安放置されている銘柄が多いですが、利回り面ではNISA未消化分を使った長期投資が入り込む、もしくはその期待感もあって買われれば流動性の薄さからまた値が上がりやすいです。更には低位株が急騰しやすい地合でもありますから、短期資金がドッと集まりやすいですね。【ポートフォリオ銘柄】日本製紙(3863)は大幅反発。金曜は紙パセクターが業種別値上がり率1位でしたが、野村證券が業界展望レポートで来年からの値上げを指摘したことが刺激材料に。同社に関してはPBRの低さや工場稼働率の高まりによる再評価の可能性が言及されました。円安の一服感や株価の出遅れ感、利回りの高さなどにも注目です。またNISA狙いの買いが入ってくる展開に期待です。コーセー(4922)は続伸。引き続き訪日外国人関連という見方ができるかと思います。チャート的には一目均衡表は遅行線が雲下限に支えられ、ストキャスも来週から好転の見込み。空売りの多さや、こちらもやはりNISA買い期待に注目です。スルガ銀行(8358)は続落。3連続陰線で弱い流れが続いています。銀行ATMの24時間化が打ち出されましたが、銀行側にとってはシステムや保守費用の負担増になるのでマイナスです。ただ足元で東証REIT指数が日銀のETF買いの恩恵もあってしっかりですが、REITを一番保有しているのが地銀。そんなわけで、地銀株はREIT上昇の恩恵を一番受けるセクターであると言えます。【注目銘柄】GCAサヴィアンG(2174)は大幅反発。こちらは19日配信の有料メルマガで買いで取り上げ。木曜は何故か日本M&Aセンター(2127)が急騰。それに一日遅れて同社も上がりました。世界でのM&A規模はリーマンショック前の水準を回復し、同社が得意とするアメリカだけで言っても現時点で既に過去最大ペースで進捗。連日市場で何らかのM&Aが話題になっています。↓※英語の動画ですが、昨今のM&Aに関してhttp://www.msn.com/ja-jp/money/money/a-great-year-for-manda/vp-BBevrVX以前は納税地変更を狙ったどちらかと言えば後ろ向きなM&Aが主流でしたが、それに国が規制していることもあって沈静化。今は経営者が今後の景気見通しを強気に見たり、成長を買収で買うという前向きなM&Aが増えています。少なくともアメリカは強気です。コマツ(6301)は続落。こちらは17日配信の有料メルマガで買いで取り上げましたが、エントリー値に達せずスルーとなりました。その後自社株買い発表でもイマイチパッとしませんでしたが、今回の中国の利下げは中国関連株という扱いを受ける同社にとってはプラスの印象です。週末の長野の地震もビックリでしたが、株価的には建設・建機関連にはプラス、また原発再稼働の遅れから電力マイナスという感じでしょうか。被災地域の方はお気を付けください。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2014年11月23日
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シンガポール話のつづきです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20141116.htmlそこから更に奥の方に進んでいくとエレベーターがあり、まずは一気に5階まで。そこから更に階段で最上階に上がって、後は色々見ながら一階ずつ降りていくという経路です。ちなみにドームの天井の高さは54メートルとのこと。最上階は池のある庭園になっていて、正に空中庭園です。そこを鑑賞しながら進むと、いよいよ空中散歩道に。道は網目状になっており、真下を見下ろすことが出来て、さながら空中を歩いているような感覚を味わえるようになっています。逆に下からも見られますから、スカートだと覗かれますよ・・・と言っても、5階以上の高さがありますから、普通まず見えませんけどね(;^_^Aそんな道を進みながら「はっはっは、下界の下々の者はどんな生活をしているかな?(^^)」・・・などと神様にもなったような優越感に浸れ・・・れば良いのですが、私は高所恐怖症なんです( ̄Д ̄;;ぎゃー、怖いー!!助けてー、お母ーじゃーん!!(T△T)こんな網の目の上を外国人の子供はキャッキャキャッキャ言って笑いながら走っています(-。-;)あまつさえ、飛んだり跳ねたりして少し揺れます( ̄Д ̄;;あ、アホかー!!や、やめれー!!落ちたら間違いなく死ぬやないかー!!\(*`∧´)/しかし、周りの様々な人種の大人達は平然としています。私は汗ばんだ手で手すりをしっかり握りしめながら、へっぴり腰で一歩ずつ一歩ずつ足元を確かめて、そしてなるべく下を見ないようにして歩きました。誰だ、一体こんな者を作った奴は(-。-;)次第に呪詛の念を唱え出します。いや、皆平然としているけど、内心怖いと思ってる奴はいっぱいいるはずだ。人種が異なれども、高いところは皆苦手。そうに違いない(-。-;)そんなことをブツブツ言っている私の顔を、外国人の子供が不思議そうに見上げていました。(つづく)
2014年11月21日
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★☆★☆締め切り迫る!!日経CNBC、stockvoice、ラジオNIKKEIなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で2度目の自主開催セミナーを開催されます!!馬渕治好氏略歴http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html内容 :「世界経済・市場展望」(※11月にアメリカ出張で取材する米国経済・投資家動向のホットな最新情報をわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません) 日時 :11月29日(土) 13:30~場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡参加費:4000円 事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。http://kokucheese.com/event/index/221962/地方でこういうセミナーは貴重です!ご興味のある方、ワンランク上の自分になりたい方は是非お誘い合わせの上お越しください!!当然私も参加します!!(^_^)/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は本日反発。前日のNYはFOMC議事録の公表を受けて軟調。住宅着工件数が予想を下回ったことも重石でした。それを受けた日経平均は朝方から買いが先行。ドル円が順調に118円まで円安進捗となっていたことを背景に買われました。ただその後ジリジリと円安が進んでいく中でも上値が重い展開に。中国のHSBCによるPMIが予想よりも悪かったことや、明日の衆院解散総選挙もあって、手がけにくいムードが拡がりました。結局寄天の形で陰線に。売買高は24億株台、売買代金は2.2兆円台とそこそこでした。投資判断は「強気の買い」。昨日の日銀黒田総裁の会見も無事終了し、「増税先送りで追加緩和をしなければ良かったとは思わない」「政府は中期財政計画で財政再建の意志を明確にしている」など、引き続き政府と良好な関係を強調。為替にも安心感が拡がる展開で、ドル円は一段安となりました。また朝方発表の10月貿易統計において、輸出の伸びから赤字幅が縮小はしたものの、それでも28ヶ月連続赤字ということで、円買いには繋がらず。引け後もその流れが止まらず、一時119円に接近する場面がありました。この辺り明日解散総選挙となれば、円安牽制発言が出辛いので、売り仕掛け放題という感じなのでしょう。今までは円安=株高が明確でしたが、最近は明らかにその連動性が薄れています。こうなってくると大抵少し円高になると途端にドカンと下がるので、ちょっとその点は警戒しておいた方が良いでしょう。一方、来週からいよいよJPX400先物が上場してくるので、NT倍率などの拡がりから225売り、JPX400買いという裁定取引が行われるかも知れません。それをどこで測れば良いかというと、典型的なところではソニー(6758)とパナソニック(6752)です。この両社は共に225採用銘柄ですが、8月のJPX400の定期入替にて、ソニーは除外、パナソニックは採用と明暗分かれたところでした。実際、本日パナソニックは大体強めの動きでしたが、ソニーは寄り付き間もなくマイナス転換し、終日弱い動きでした。まあ当然個々の事情もありますし、そんな回りくどいことはせずに直接指数で騰落率を比べれば良いのでしょうが、一つの目安になろうかと思います。そんなJPX400は昨日TOPIX同様年初来高値を更新しており、上値が軽い感じです。先物としてのしこりも無いですし上値を抑えるSQ値も無いわけで、来週もしJPX400先物が本当に活況になるならば(正直静かなスタートになると思っていますけれど)、JPX400主導の株高も期待できます。本日引け後に出た投資主体別売買動向では、やはり先週も外国人投資家が4684億円と大幅な買い越し。先物と合わせると9490億円ということで、先々週の2.2兆円の買い越しに比べるとトーンダウンはしたものの、引き続き買い意欲が旺盛です。ちなみに個人は現物先物共に売り越しでした。一方、先週末までの裁定買い残は3.4兆円ということでした。先週は日経平均が600円以上上昇した割には一週間で1000億円強しか増加しておらず、週末にSQはあったにせよオプションSQですから、思ったより増えなかった印象です。これならまだ1兆円くらい上積み余地があるので、やはり株価は上げ余地があると思います。あと気付いた点としては、個別の自社株買い、公募案件が多いな、ということ。前者はROEを高めるため、後者は現在の株価位置が高いため、それぞれ出やすい環境にはあると思います。株主的に公募は嫌ですが、株式市場的には公募が増える方が相場が活況である、という見方ができると思います。またそれを設備投資に回すというのであれば、景気循環になりますし、海外に投資するとしても円安要因になりますからやはり日本株全般にとっては良い傾向です。一時的には嫌気されるかも知れませんが、例えばクックパッド(2193)のように更なる成長に寄与するのであれば、やがて正しい評価が戻ってきますから、質の良い公募が増えることは皆にとってハッピーと言えるのかも知れません。アノマリー的には11月最終週は日経平均14連勝中ということで、選挙高のアノマリーと合わせて強い動きが期待できます。と言うわけで明日は少なくとも指数は大きめな下げがあるかも知れませんが、個別ではそれ程でもなく、来週からはJPX400銘柄を軸にした上昇基調が見られると見ています。新興市場は「やや買い」。本日は高安マチマチ。本日の日経JASDAQ平均は弱かったですが、実は2部指数と合わせて9月高値更新を狙える位置に付けており、静かに個人投資家の注目を集めています。特に2部銘柄は年末にかけてまた1部昇格の話が増えてきており、昨日のOCHIHD(3166)や本日の萩原電気(7467)など、正直流動性の面で大丈夫かな、と思うような銘柄まで続々承認されています。そんな流れで今上昇し始めているのがダイキアクシス(4245)とウィルG(6089)。理由は単純明快で共に昨年12/19の上場から来月で一年経つからですね。で、こういうパターンで決定後も良く上がるのが流動性が低く、高値更新の銘柄。今のOCHIHDは正に先般の橋本総業(7570)やコタ(4923)のような急騰劇があると思います。今のうちに昇格期待銘柄を狙っておくのはアリでしょう。【ポートフォリオ銘柄】三井海洋開発(6269)は反発。原油安の継続に合わせて、年初来安値を1円更新した直後に切り返し。実に11月初の陽線となりました。チャート的には「陰の陽はらみ」的な形になっており、昨日の出来高の急増と合わせて流れの転換点を示唆しています。5日線を抜けてきたところから買い攻めてみても良さそうです。KNT-CTHD(9726)も反落。訪日外国人数が過去最大を更新と伝わり、本日はぐるなび(2440)やコメ兵(2780)といった関連株が急騰。ニッコウトラベル(9373)なんかも上がりましたが、旅行関連株にはあまり恩恵がありませんでした。うーん、これで反応しないのであれば、ちょっとこれ以上は期待できないかも知れないですね。ちょっと損切りポイントを模索します。セブン銀行(8410)も反落。ただこちらは昨日無事目標株価に到達し、終了になっています。この銘柄に関しては取り上げ以降素直に上昇していってくれました。まだ行ける銘柄とは思いますが、今ポートフォリオにみずほFG(8411)、スルガ銀行(8358)とタイプは違えど銀行系が増えすぎていたので、こちらは卒業ということにします。【注目銘柄】有沢製作所(5208)は大幅反発。こちらは18日配信の有料メルマガで買いで取り上げ。三井住友FG(8316)らがボーイングから80機の航空機購入契約を結んだところから、航空機関連株というところにポイントを置きました。当然目標株価はまだまだ上。また目標株価に到達し次第、取り上げ根拠などを掲載致します。帝国通信工業(6763)は続伸。こちらも18日配信の有料メルマガにて参考銘柄で取り上げ。電子部品メーカーですが、先般中間期の上方修正を出して買われる場面がありました。同社は売上の過半がアジア向けで、まず円安メリットが強い点が特徴です。で、実は「継続前提の疑義注記」が付いているのですが、自己資本比率は81.2%ありますし、これで恐らく2期連続の営業黒字が確保できるので、そろそろ外れても良いと思います。まあこれはある程度市場も織り込んでいると思うので、外れることによる株価インパクトはそれ程でもなさそうですが。それもありますし、配当が5円ということで利回りは2.6%と高水準。PBRも0.5倍と割安です。そう考えると、何故こんな低位で放置されているのかはよくわかりませんね。チャート的にも25日線が急速に上昇し、75日線も上向いてきました。足元大型株のもたつきから低位株にイナゴ的な個人投資家マネーが入り、火柱を突然上げる地合になってきています。本日のジェーソン(3080)なんかはラジオNIKKEIで名前が出た途端にストップ高になる、という具合。本日終値ベースで9月の高値に並び、200円も見えてきました。そんなわけで同社のような低位株も突然火柱が上がる可能性があります。要注目。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2014年11月20日
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シンガポール話のつづきです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20141116.htmlそんなこんなで「クラウド・フォレスト」のドームに入るといきなり巨大な滝がお出迎え。当然人工的に作られたものですが、まるで「天空の城ラピュタ」の1シーンで出てきたように幻想的で、非常にジブリ感満載です。高さ35mの落差だそうで、そんな高いところから水が落ちるわけですから、当然のように入場者にいきなり水しぶきの洗礼( ̄Д ̄;;滝を過ぎると、後は植物を見て回ります。「やはり熱帯の植物と言えば食虫植物でしょ(^_^)/」という私の偏見から、食虫植物をパシャリ。ただ残念ながら虫なんていないクリーンな空間ですから、彼らが食事にありつくのが難しそうです(;^_^Aところでふと上を見上げると、空中を歩くための散歩道があり、大勢の人が渡っています。本当に色々と趣向のこらした施設ですね。そんな感じであんぐりと上を見上げていると、ふと森の中に奇妙な人形の存在に気付きました。遠くの方でブッシュマンに似た謎のガリガリの木の人形が、ポツンと佇んでいます。何か本当に森の中で突然原住民と遭遇してしまったように「ギョギョっ!」と思いました( ̄Д ̄;;これも非常にジブリチックな人形ですが、また後ほど近くに接近した時に出てきます。他にもところどころにトーテムポールというか、木で出来た人形があちこちに置いてあって、非常に独特の世界観を創り上げています。これがなかなか良い味を出していて、単に植物を並べただけの植物園で終わらないというか、逆に「人の生活を感じる自然」を創り上げており、よく出来ているなぁと妙に感心しました。ただ途中何故かポツンと電車の模型が走っていて、これはちょっとコンセプトがよくわかりませんでした(;^_^A(つづく)
2014年11月19日
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★☆★☆締め切り迫る!!日経CNBC、stockvoice、ラジオNIKKEIなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で2度目の自主開催セミナーを開催されます!!馬渕治好氏略歴http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html内容 :「世界経済・市場展望」(※11月にアメリカ出張で取材する米国経済・投資家動向のホットな最新情報をわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません) 日時 :11月29日(土) 13:30~場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡参加費:4000円 事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。http://kokucheese.com/event/index/221962/地方でこういうセミナーは貴重です!ご興味のある方、ワンランク上の自分になりたい方は是非お誘い合わせの上お越しください!!当然私も参加します!!(^_^)/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は本日大幅反発。前日のNYは企業のM&Aが活発化してきたことでしっかり。S&Pは終値ベースで最高値更新となり、GDP世界3位の日本のショック安はどこ吹く風。それを受けた日経平均は朝方から買いが先行。昨日今年2番目の下げを見せたことで反動も出やすい環境でした。ドル円が116円台半ばを回復したことも買い安心感に。前場はそのドル円が円高方向に振れたものの、それでもしっかり買われる動きで高値圏を維持しました。後場も値動きはしっかり。今晩の安倍首相の発言を控えて、昨日も高かった空売り比率から買い戻しが出た模様。結果、全体の9割が上昇する全面高となり、ほぼ高値引けで17300円台回復。昨日の下げ幅全ては取り戻せなかったものの、7割方は修復できました。日本の代表株トヨタ(7203)も07年以来の高値を付けて終えました。売買高は25億株台、売買代金は2.5兆円台とそこそこでした。投資判断は「強気の買い」。昨日は週末の沖縄県知事選の自民敗北、そしてGDPがまさかのマイナス成長ということでショック安となりました。アメリカの経済誌バロンズでは「消費増税先送りならば金融緩和縮小も」という記事が出ており、今までのユーフォリア状態から一気に暴風雪が吹き荒れた感じ。しかし為替はむしろ円買いに動き、日本売りとはなっていませんでした。今回私もさすがにGDPマイナスは全く想定していませんでした。いつも「想定していませんでした」とか書きますけれど、あくまで確率論で多少は想定しているものです。しかし今回は微塵も思ってもいなかったですね。ビックリして皆売ってくるのも仕方ありません。ただ中身を見てみると、実は個人消費は+0.4%ということで一応プラスは維持しています。他は設備投資が-0.2%、住宅投資が-6.7%、在庫増加が-0.6%など。確かに2期連続のマイナス成長はビックリでしたが、500円安は売り過ぎでした。全般的に弱いのは弱いですが、在庫調整なんてむしろここからまだ積み増し余地が出来た、と捉えることも可能でしょう。チャート的には結果として先週末の「首吊り線」が本日の急落を示唆していたという言い方ができるかも知れません。ファナック(6954)が高値を付けたら急落するというアノマリーもハマった感じです。なお、上述の「バロンズでは消費増税先送りならば金融緩和縮小もという記事が・・・」という件に関しては、私はあり得ないとは思っています。と言うのも、黒田総裁が「増税ありきで追加緩和を実施した」と言っていましたが、私は本当に日銀がGDPの結果を予測していなかったのかな?と思っています。多分事前に上がってきていた色々な経済データで、今度のGDP速報値がある程度マイナスもあり得ると判断したことで、あれだけの株高施策を先手して打った、と考えるのが自然ではないでしょうか。ただ昨日の大幅安までは想定していなかったのかも知れませんが。少なくとも、我々の目には今回の追加緩和は日銀の独断のように映ります。昨年の緩和時は事前に安倍首相と昼食会を開いたりして、密接に練られた「計画的犯行」でしたが、今回はそのような動きがなく、日銀の中でも意見がギリギリ分かれた薄氷の決定でした。ただ薄氷の決定にしてはタイミングが良すぎるので、委員の中で事前の根回しは十分あったのだとは思いますが。というわけで、今回は「あくまで」日銀の単独犯、政府側にすれば「彼らが勝手にやった余計なお節介だ」と切って捨てることができるかも知れません。大体どこの国もそうですが、政府と中央銀行は仲が悪いものです。各国の中央銀行は「いつも俺たちが政府の失策の尻ぬぐいをさせられる」と思っているでしょう。ちなみにコレは仲が悪いとかいう話ではありませんが、アメリカですらオバマ大統領とイエレン議長と一対一での会談はつい最近までありませんでした。http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NEHJHK6S972D01.htmlで、ここで日銀が「やっぱり緩和止めた」というと、鼎の軽重を問われます。つまり、今後日銀が何か政策を採っても、世界中の信用を失うことになります。その程度の覚悟であんな重要事項を決定したの?と。そもそも日銀はデフレと闘うために追加緩和を実施したのに、その兆候がむしろ強まったわけですから、引っ込めはしないでしょう。というわけで、私はやはり緩和縮小は無いと思っています。もし本当に解散総選挙が決まれば、それは黒田総裁に対する禊ぎにもなるかな・・・?と。まあこれはちょっと無理がある解釈ですが。あと先週の外国人投資家の先物買いが先々週分1.4兆円ありましたがやはり短期筋でしょうから、その反動が今日出たとは思います。ただある程度は先週末のSQにおけるオプションのヘッジ目的(例えばコールの売りをしていた筋は現物指数の急騰で買い戻し出来なくなってしまったので、先物買いでデルタヘッジせざるを得なくなった)などもあると思いますし、額面通りの大きさを心配する必要は無いかなとも思います。しかしそれでも十分大きいですし、昨日今日のようにボラを大きくするのは間違いなく、やはり高値波乱の動きは続くのでしょう。4日新甫アノマリー強し、という感じでしょうか。というわけで、相場に対する私の姿勢はやはり「強気」のままです。本日それでも解散という説が強いですが、まあ解散したらしたで「選挙アノマリー」から上がっていきそうです。だいぶ先週までと雰囲気は変わりましたが、何と言っても日銀のETF買いがある以上、無下に下げていかないと見ています(と言うより、下げようが無い感じもします)。GPIFもありますし、下げたら日本国民の資金が一斉に下支えする構図です。ちなみにETFの今年の買い入れ枠は残り2522億円ということで、今のペース(1回辺り380億円)でいけば、残り29営業日で6,7回が限度との計算に。ちょっと飛ばし過ぎたかも知れませんね。まさか明日の決定会合で年内の枠を増やすということは無いでしょうが。ただ今までは「何も恐れるものが無い」無敵状態でしたが、今回のGDPは痛かったですね。海外でも原油安が収まらないことの弊害が囁かれるようになったり、中国では最大の製鉄会社ハイシン鋼鉄が破産申請とのこと。今更債務問題も流行らないのですが、少しずつ嫌なニュースが耳に入ってくる感じにはなっています。まあ結局嫌なニュースはいつでも一定量あって、それが株価に悪い反応をし出すかどうか、そこがが我々にとって重要なのですが。・・・というような内容を昨日の有料メルマガで書いて、明けて本日、何事も無かったかのように値を戻す動きになりました。昨日の急落は決算が出揃った後の儀式でもあったかも知れませんが、丁度良いふるい落としになったような感じでもあります。今までMRFに資金を蓄えておいた個人投資家にとっては絶好の買いチャンスだったでしょう。それに呼応するように、本日は新興市場株や中小型株が強い動きでした。引き続き高値更新が続く銘柄と、75日線を割りこみ続ける銘柄の濃淡がハッキリ分かれていますが、ある意味業績毎に評価が分かれているのは健全でしょう。前回も指摘したように、今週は指数よりも個別株の週になると思います。カギを握るのはやはり個人投資家で、外国人投資家が大きく買って上値の道を開き、その道を個人投資家が着実に固めていく、という順の流れが見られそうです。引き続き高ROEを目指す企業の株価が買われやすい展開になると見ています。新興市場は「やや買い」。本日は各指数共に堅調。主力のミクシィ(2121)にようやく下げ止まりの動きが出ると、個人投資家の資金は待ってましたとばかりに新興銘柄に向かいました。サイバーダイン(7779)が下方修正を出しても値を崩さず、出遅れ株物色から再反騰の機運が高まる感じ。この辺りは当然銘柄選別は必要ですけれど、ポツポツと買っていきたいところです。【ポートフォリオ銘柄】三井海洋開発(6269)は続落。原油安の継続に合わせて、年初来安値を伺うような展開になっています。11月に入ってからは見事に全て陰線で、親会社の三井造船(7003)をも下落トレンドに引き込む体たらく。ちょっと底が見えない感じになっていますが、逆に陽線を出したら基調の変化と見て打診買いを入れてみるのはアリだと思います。底打ちはいい加減近いと思いますが。WOWOW(4839)は大幅反発で年初来高値更新。結果、実質的に01年の上場年以来の高値水準となっています。同社のイメージキャラクターを努める錦織圭選手は残念でしたが、今度の土曜はアガシ氏との対決が放映されるとのこと。また、本日は衝撃的なニュースとして高倉健さんの訃報がありましたが、追悼映画関連として東映(9605)が買われました。同社にも多少の連想が働いたものと思われます。しかし正直私の世代では無いものの、先般「あなたへ」では地元富山で撮影されたということで、こちらでは非常に盛り上がっていました。あの渋い演技が見られなくなると思うと、また一つ巨星逝く・・・という感じで非常に残念です。ご冥福をお祈り致します。セブン銀行(8410)は反発。週末の日経新聞では「セブンイレブンが15年度に過去最高の1700店開店」と伝わりましたが、特段材料視されませんでした。ただ本日はしっかりと切り返し、引け値ベースで上場来高値水準に。目標株価も近くなってきたので、今月中の達成に期待です。【注目銘柄】リクルートHD(6098)は大幅反発。先般より当欄で取り上げていますが、昨日は地合の急落に合わせて同社も引き続き大きく売られる格好に。結果的に決算を材料に一気に売り込まれ、色々な証券会社から強気なレポートが出たものの、むしろ出尽くしに繋がりました。本日は更に強気のレポートが続出して切り返しの動き。チャート的には見事「はらみ線」の形になって、相場の転換点を示唆しています。売り一巡感も出ていますし、今回の調達資金を使った同社のM&A戦略の先行きへの期待、また今月末のTOPIX買いもあり、引き続き強気に見ています。・・・と言うわけで、いつものパターンで文字数制限から今日はここまで。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2014年11月18日
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シンガポール話のつづきです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20141110.html↓シンガポールフライヤーの天辺から下を見下ろしたところ眼下にはシンガポールの高層ビル群、海にはたくさんの船、そして遠くにはマレーシアの山々が見えます。これはシンガポールにきたら一度乗っておかないといけませんね(^_^)/あっという間の30分が過ぎて、壮観な景色を堪能した我々は、次の目的地「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」へ向かいます。ここはシンガポール最大の植物園で、12年に完成したばかりの施設。110ヘクタールということで東京ドーム16個分の広大敷地に作られました。そこに巨大なドームが二つあって、一つは色とりどりの色々な花を集めた「フラワー・ドーム」。もう一つは森林を基調とした「クラウド・フォレスト」となっています。ただ、ここの施設を見学する時間が1時間半くらいしかなく、とてもじゃないけれど全部をまともに見ることはできないとのこと。ここでガイドさんからいくつかの選択肢を提案されました。すなわち、二つのドーム両方をとりあえずパパッと見たいなら28S$(約2500円)、片方だけしっかりと見るなら15S$(約1350円)、ドームに入らずに施設の周辺をぶらぶら歩くならタダ、ということでした。まあさすがに一つくらいはちゃんと施設に入りたいので、皆「クラウド・フォレスト」の片方のみをチョイスしました。バスを降りて入口に向かいます。外には高さ50mもある人工の巨大な樹木をあしらった「スーパーツリー」が18本並んでいました。ドームと合わせて非常に近未来的な感じを醸し出しています。正直ガイドブックなどで見た時はあまり興味が無かったのですが、実際に来てみてその凄さに圧倒されました(××)ちなみに最近家電量販店でシャープの4Kテレビを見ると、デモでここの画像が流れていたりします。ちょっと私の写真ではその凄さが伝わらないので、皆さんお近くの家電量販店で見てきてください(;^_^A(つづく)
2014年11月16日
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★☆★☆締め切り迫る!!日経CNBC、stockvoice、ラジオNIKKEIなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で2度目の自主開催セミナーを開催されます!!馬渕治好氏略歴http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html内容 :「世界経済・市場展望」(※11月にアメリカ出張で取材する米国経済・投資家動向のホットな最新情報をわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません) 日時 :11月29日(土) 13:30~場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡参加費:4000円 事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。http://kokucheese.com/event/index/221962/地方でこういうセミナーは貴重です!ご興味のある方、ワンランク上の自分になりたい方は是非お誘い合わせの上お越しください!!当然私も参加します!!(^_^)/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は金曜続伸。前日のNYはウォルマートが決算を受けて上昇。また原油が一段安となったことでエネルギー株は下げましたが、アメリカ株の景気には良いと受け止められた格好に。ダウやS&Pは最高値を更新し、Appleも最高値更新。それを受けた日経平均も朝方から買いが先行し、いきなりの17500円乗せ。そしてSQ値が17549円で決まると、寄天から下落。17500円の目標達成感やSQ値が上値を抑えることで、大型株に売りが広がりました。その代わりここまで出遅れた中小型株がしっかりの動きに。ただ日銀のETF買いが下値で入ると、引けにかけて戻す展開に。それでも17500円の回復はならずSQ値に届かない幻のSQで終わりました。チャート的には「首吊り線」の形に。売買高は29億株台、売買代金は3.3兆円台とSQのため膨らみました。投資判断は「強気の買い」。金曜のNYは高安マチマチの小動き。それでもS&PやNASDAQは終値ベースで高値を付け、週間では4週連続の上昇となりました。原油の反発を受けてエネルギー株がしっかりでAppleも最高値を更新。それを受けてシカゴ225先物は17520円となっています。今週で決算がようやく出揃いましたが、本日の日経一面でもあったように、全般的に円安での好業績が目立つシーズンとなりました。裏を返せば円安頼みという感じで、最上段の売上の伸びは限定的であった、ということです。円安で業績が良い、というのは毎日の為替の動向を見ていれば誰でも予測ができるので、好決算が出てもそれの円安要因が強ければ発表後に売られる、という展開が相次いだシーズンでした。また、先んじて期待値で買われてきた建設株やゲーム株などは、その過剰な期待値を現実に引き戻す決算でもありました。ですから、これだけ日経平均が年初来高値を更新してきても、まだ上値追いが続く銘柄と75日線を割りこむような下落基調銘柄が半々くらい、という珍しい構図が出来ています。ただ来週中頃からはちょっとその流れが変わってくると思います。まず月曜には消費増税の是非を判断するとされるGDP速報値が出てきます。これが来週唯一とも言える大イベントでしょう。足元では既に民主党も消費増税先送り容認に転換したとされていますから、どっちにしろ先送りは決定的な感じです。それにしても解散されるのが嫌だから方針転換、というのはどうなんでしょうか?自民党も自民党で一体いつになったら議員定数削減に乗り出すのか?選挙モードに入って委員会も空席が目立つとのことで、どれだけ国民をバカにすれば気が済むのでしょう?本当に日本の将来のことを考えている政治家は何人かおられると思いますが、きちんと仕事をしてくれるだけで政策運営して欲しいと切に願います。まあ政治家が国民のことを考えないのはどの国も同じというのはせめてもの救い(?)ですが。それはともかくとして、月曜で恐らく一旦指数の上値追いの動きは大人しくなると思うので、来週は次第に出遅れ感の強い中小型株に資金が回ってくると見ています。特に25日からJPX400先物がスタートするので、市場問わず高ROE銘柄に焦点が集まってくるのではないでしょうか。そういう意味では大型株だからといって売られるわけではなく、積極的な高成長路線や株主還元などを行う企業と行わない企業の差が出てきやすい時期だと思います。正直、裁定取引がしやすい225の方が明らかに扱いやすいので、225先物の優位性自体は変わらないでしょう。ただ現状の225先物の圧倒的なシェアを多少は崩す契機になると思いますし、採用に明確な根拠があるJPX400の方が企業経営者としても採用に向けた方針を立てやすいのも事実です。数も多いですし新興市場の銘柄も採用されますから、やる気も起きるでしょう。あと、先物上場によって流動性が増すという点はポイントです。また日本証券新聞に書いてありましたが、機関投資家が連動型ファンドを構築するためには、自身の売買によるマーケットインパクトが強くなってしまうため、指数構成銘柄の日々の出来高の1割程度の規模のファンドしか出来ないようです。ですから流動性が高まる→ファンドの規模が大きくなる→益々流動性が高まる、といった順の流れが作れます。実際、JPX400はGPIFも日銀のETF買いもターゲットにするとされています。JPX400採用銘柄の注目度が上がるという点は疑いようが無いことと思います。それにしてもアメリカの日本車イジメがまた始まっています。TPP合意に向けた一種の牽制なのでしょうが、タカタ(7312)に続いて日本精工(6471)やジェイテクト(6473)も自動車部品の価格カルテルで幹部が起訴されました。自国のGMのリコールに関しては甘々なのに、かつてのトヨタ(7203)いじめのように日本メーカーには厳しい。やっぱりアメリカもなかなか信用できませんね。新興市場は「やや買い」。金曜は各指数共に軟調。前日に続いて主力のミクシィ(2121)が大幅安。75日線を割りこんで三角持ち合いを下放れたような格好になっています。ただこれで新興市場も決算が出揃ってきましたし、東証1部もSQ通過から次第に出遅れ小型株が物色されそうな状況で、潤沢な個人マネーが出遅れ感の強い新興市場に入ってくる頃合いだと思います。【ポートフォリオ銘柄】WOWOW(4839)は軟調。5000円での値固めの動きが続いています。同社のイメージキャラクターを努める錦織圭選手は、またイギリスで行われているATPツアーで準決勝進出の活躍。今回は残念ながらLIVE中継は無いようですが、順当に決勝まで進んでくれれば関連株として買われるようなパターンもあると思います。どっちであれ、錦織選手には頑張ってもらいたいところ。船井電機(6839)は大幅続伸。金曜はドイツ証券による投資判断の引き上げがあって急騰。アメリカウォルマートの好決算も関連株として材料視されました。結果、無事目標株価到達で利食い終了。今月は一気に50%以上上昇という大逆転劇でした。先月までの下落が一体何だったのかという感じです。また本日の日経に「LEDで医療事業に進出」とありました。もう少し早く出して欲しかったですが、まあ仕方無いですね。ファーストリテイリング(9983)は反落。SQを受けて朝方から新高値更新の動きになりましたが、その後は利益確定売りが続いて結局は小幅安でした。Bloombergの記事によると、今回の日銀によるETF買いで、同社株に1800億円の資金流入が見込まれるとのこと。それによって柳井さんの資産が拡大する・・・という話は大衆迎合のやっかみで余計ですが、やはり引き続き買われる動きは続いていくものと思われます。http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NEYOFF6S972E01.html【注目銘柄】リクルートHD(6098)は大幅続落。前回当欄で「決算なんてまず関係無い」としましたが、結果的に4000円達成感も手伝って売られる展開になりました。やれやれですね。この銘柄に関して現段階で業績を期待した買いが入っているとは思っていませんでしたが、他の銘柄同様決算が良かろうと悪かろうと売られるような流れになった感じ。ともあれ来週にはこれを踏まえたレポートが続々公表されると思いますし、今回の調達資金を使った同社のM&A戦略の先行きこそが成長期待に繋がっています。今月末のTOPIX買いもあり、引き続き強気に見ています。図書印刷(7913)は大幅反落で年初来安値更新。こちらは先月も取り上げましたが、今月も有料メルマガで改めて売りで取り上げ。上述のリクルートHDの含み益期待で買われてきた銘柄ですが、更に悪い決算を受けて改めて売りが加速しました。加えてリクルートの下落がトドメを刺した格好に。下放れの動きが鮮明化しています。一応金曜で取り上げ期間が終了となったので、取り上げ根拠を以下に記します。「▼図書印刷(7913) 東証1部 売買単位1000株361円 出来高721000株11/6売値 350円~360円11/17までの目標株価 300円損切り 375円超え【評価】業績 △テクニカル △需給 ×同業他社比 ×その他ポイント 含み益の材料剥落凸版印刷(7911)系の中堅出版。教科書などに強み。今期は増収増益の見込み。ただ本日発表した中間期決算では減収及び赤字幅拡大となった。景気は回復基調にあるものの、企業の広告媒体が紙からネットに移ることで、商業印刷の減少が響いた。元々教科書の販売が下期に偏ることから上半期は赤字見通しではあったが、売上は計画を4%下回り、先行きの厳しさが滲み出る内容。9月まで保有株であるリクルートHDの上場による含み益顕在化をはやして買われてきたものの、上場決定後は出尽くし感から売られる流れに。元々国内出版最大手のリクルートとの取引関係上売却も容易ではなく、含み益は絵に描いた餅に。テクニカル的には9/11の大陰線を付けて以降陰線の出現が目立ち、各移動平均線も下回って上値が重いところ。MACDは好転してきたが、パラボリックは暗転。一目均衡表は三役逆転の流れが続いており、ボリンジャーバンドは-2σが拡がっていることで、下値余地が拡大している。週足でも下落基調継続が見込まれ、一目均衡表の雲下限(357円)を割り込めば下値の節がまた払われる形。需給面では9月に96年以来の高値水準となったものの、高値形成後に出来高を伴った大陰線を続けて需給バランスが崩れた形。350円を手前に横ばい推移が続くが、この水準を下回ればまたこの水準が上値のしこりとして機能する。信用買い残は差し引き324.4万株で、10月の過去最高からは減少してきたが、日々の出来高との比較では返済売りが重石になる水準。予想PERは61.8倍で同業の共立印刷(7838)の11.7倍との比較では割高。PBRは0.8倍で同1.0倍との比較では割安である。予想ROEは1.4%で同8.5%との比較でも低い。配当利回りは0.6%で市場平均の1.6%との比較でも低い。売値は決算を受けて売られ、できれば週足の一目均衡表の雲を割り込む水準で。目標はひとまず300円に。損切りは31日の高値を上回るところで」・・・というわけで、また文字数制限からここまで。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2014年11月15日
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シンガポール話のつづきです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20141110.htmlマーライオンを見てしまったら狭いシンガポール、一体他にどこへ行くところがあるのか・・・と言うと、それなりに色々あります(失礼!)。お次はシンガポールフライヤーです。シンガポールフライヤーとはアジア最大の高さ165mを誇る観覧車。設計はあの日本を代表する建築家黒川紀章氏で、建設は三菱商事や宇徳など日本企業連合が請け負いました。と言うわけで、かなり日本な乗り物です。ただこれもマリーナベイサンズの隣にあるので、実はここまでほとんど移動していません(;^_^Aゴンドラの一つ一つはカプセル式で約30人が同時に乗れるほどの大きさ。なんと夜景を見ながらロマンティックなディナーを楽しめるコースもあるらしく、一体どんなやり方で給仕してくれるのかが気になりますが、我々が乗ったのは昼のお話。↓シンガポールフライヤーの動画。ディナーの様子もあります。http://www.dailymotion.com/video/xlksn4_%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%BC-%E4%B8%96%E7%95%8C%E6%9C%80%E5%A4%A7%E3%81%AE%E8%A6%B3%E8%A6%A7%E8%BB%8A_travel入口から入ると、まずは手荷物検査を受けます。そして数々のシンガポールフライヤーの模型やトリビアなどが展示された「こういう施設のお約束ゾーン」があります。が、ツアー時間の都合上、これらは一切スルーされました(;^_^Aすまん、頑張って作った人たち。乗り場に到着すると、我々のグループは二手に分かれて乗ります。一周大体30分くらいの所用時間。ゆっくり回ってシンガポールを一望できます。というより、天辺からはマレーシアも見えるので、本当にシンガポール全土を見渡せるレベルです。ただ、今となっては隣のマリーナベイサンズの方が高くなったので(高さ200m)、ちょっとそのダイナミズムは失われかけていますが(;^_^Aそんなこんなでいよいよゴンドラに乗り込んで天空へと向かいます。ちなみに三菱重工製でした。悲しいかな、株を生業にしていると、景色よりもこんなところにばっかり目がいきます(;^_^Aそんなこんなでシンガポールフライヤーは我々をゆっくりと天に誘っていきました。(つづく)↓シンガポールは船がたくさん!
2014年11月14日
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★☆★☆好評につき第二回開催決定!!日経CNBC、stockvoice、ラジオNIKKEIなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で2度目の自主開催セミナーを開催されます!!馬渕治好氏略歴http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html内容 :「世界経済・市場展望」(※11月にアメリカ出張で取材する米国経済・投資家動向のホットな最新情報をわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません) 日時 :11月29日(土) 13:30~場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡参加費:4000円 事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。http://kokucheese.com/event/index/221962/地方でこういうセミナーは貴重です!ご興味のある方、ワンランク上の自分になりたい方は是非お誘い合わせの上お越しください!!当然私も参加します!!(^_^)/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は本日続伸。前日のNYは原油安からエネルギー株が、また外為指標不正操作疑惑で欧米の規制当局が世界の主要6行に対して総額43億ドルの罰金を科したことなどを受けて金融株が下落。ただ指数は小幅安に止まり、高値圏を維持しました。Appleは終値で過去最高値を更新したことでNASDAQは強い動き。それを受けた日経平均は朝方売り先行のスタート。昨日の引け味の悪さを引きずった売りが出ました。ただ売り一巡感が出ると次第に切り返しの動きに。そして後場に自民党大島副総裁が「解散について安倍首相も決定したとみていい」と発言、また消費増税先送りを連想させる菅官房長官の発言も伝わり、一気に解散・消費増税延期ムードが高まりました。それがダイレクトに先物買いに直結し、また先物主導で買われる流れ。中国の経済指標は軒並み予想を下回るもので中国株が軟化してもおかまいなしでした。売買高は24億株台、売買代金は2.5兆円台と膨らみました。投資判断は「強気の買い」。前回「周りを見ても死角が無い」としましたが、今買わなければいつ買うのか、というような状況に入り込んでいます。アメリカに次いでインドも最高値を更新しており、中国も足元はしっかり。そして我が国も追加緩和、円安、ETF買い、消費増税延期と様々な好材料が噴出しています。それに反応したのがやはり早耳の外国人投資家。先週の投資主体別売買動向では外国人は7691億円の現物買い越しで、昨年末以来の大きさに。しかも先物は1.4兆円買い越していますから、合計で2.2兆円も日本株を買い越しています。一方、個人を含め国内勢はそれに売り玉を供給する役目を担いました。前回「体感的にもこの上昇相場に個人投資家が乗れていない」と書きましたが、それを証明しています。http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPL3N0T33XL20141113しかし最近指数が大きく上がるものの、一体何が上がってここまで上がっているのか、という感じです。上がっているのは225銘柄の内、更にファーストリテイリング(9983)など50銘柄くらいの極々一部。全然他の銘柄に波及してきません。普通は一週間くらいしたらおこぼれが他の銘柄に波及するものですが、未だその兆候がありません。まあ先物主導での指数プレイはやはりSQを意識していますから、SQを通過した来週くらいから出遅れ物色の流れが本格化するのではないかと思っています。また今週で決算シーズンが終了しますが、今回の決算は特に「好調なほど売られる」奇妙なシーズンでした。ですから決算またぎが避けられていたため、個別の買い辛さがあったのも確かです。実際、今回上場企業の増益額の総計に対し、利益の大部分を稼いでいるのがトヨタ(7203)やソフトバンク(9984)のような時価総額の大きい10社で、全体の増益分の約8割を占めるという歪さ。だから買われる銘柄が「極々一部」なのも首肯できます。それにしても今週は上値追いの動きが急です。上述のように周りがついて行っていないので、上下のブレが大きいです。いわゆる高値波乱というやつです。チャート的にもまだTOPIXは25日線と75日線のゴールデンクロスが見られないので、下値に不安感があります。日経平均のチャートと25日線の乖離率が10%を越えてきたのは、前回も指摘したように個人的には無視できる(急騰局面では無視される)と思っていますが、これら下地が固まっていない中でどうしても急落の恐怖を感じてしまうのも「むべなるかな」と思います。正直、政策的な展開が早過ぎるとも思います。金融緩和からまだ舌の根が乾かないうちに今度は国会の解散報道。昨日くらいまでは「本当に解散するの?」と思っていましたが、本日のマスコミの報道を見ると既成事実が出来上がってしまい、これで解散しないってのは無い感じになっています。と言うわけで、どうもまだまだ波乱の展開が待っていそうです。11月は4日新甫で始まったので大波乱の月のアノマリーにはなっています。一方、昨日の日本証券新聞でも「積み上がる個人投資家の待機資金12兆円」となかなか威勢の良い見出しが踊っていました。ここから冬のボーナス時期でもありますし、株高に触発されたNISA買い期待はやはりできるのではないかと思います。引き続き下押し場面は積極的に拾っていくべきでしょう。ちなみに日本証券新聞繋がりでは、本日の1面記事が「解散→総選挙までの日経平均は13勝2敗」というアノマリーの紹介でした。選挙期間中は政治家が明るい将来の施策を大風呂敷で語るので、株価が上がりやすいというロジックです。選挙アノマリーではアメリカは中間選挙以降強い、というアノマリーもあり、実際今のところダウやS&Pもそれに沿った滑り出し。やはり当面死角は無い感じです。と言うわけで波乱の11月ですけれど、最終的な着地点は上の方だと思います。そもそも日本株は急激に上がったといっても、未だリーマンショック前の株価18300円も回復していません。9月に年末の株価目標を17000円に引き下げてしまった野村證券が、いつどれくらい引き上げてくるのかが見物です。新興市場は「やや買い」。本日は各指数共に軟調。引き続き元気なのは直近IPO銘柄くらいで、本日はコロプラ(3668)の好決算が先般のミクシィ(2121)に続いて売り要因に。SNSゲームに対する投資家の期待値があまりにも高過ぎて、ゲーム株全般へ売りが波及しました。それ以外でもここまで何倍にも買われてきたファーマフーズ(2929)や、最近お騒がせのエナリス(6079)、またワイヤレスゲート(9419)などが大幅安。ただそろそろ新興市場も決算が出揃ってきたので、潤沢な個人マネーが出遅れ感の強い新興市場に入ってくる頃合いだと思います。その場合、基本は手垢の取れた出遅れ銘柄が買われそうです。【ポートフォリオ銘柄】酉島製作所(6839)は反発。本日引けに中間決算を発表し、残念ながら赤字幅拡大となりました。ただ元々四季報予想などでも赤字幅拡大は計画線。通期見通しは売上のみ「量より質への受注を目指す」ということで下方修正になりました。正直「量より質」というのは言い訳じみていますが、足元でポンプ業界も競争激化が続いているので、全く苦し紛れということでもなさそうです。子会社も頑張っていますし、受注の減少も第一四半期よりはマシになってきました。利益面も引当金によるさじ加減ですから、個人的にはまあ「中立」な印象。ただ今の決算シーズンはとにかく決算翌日に売られるというのが流行りなので、ちょっとその辺りだけ警戒が必要です。船井電機(6839)は大幅続伸。終値ベースで1月以来の高値水準を付けてきました。こちらは珍しく決算以後に見直しの機運が急速に強まった格好で、連続陽線をつけて好回転。目標株価到達まであと少しとなってきました。為替の円安進捗が続く中で、フォローの風は強く吹いています。コーセー(4922)も大幅続伸。昨日の日経で「免税拡大、日用品に追い風」と出ており、その中で化粧品の1位として挙がっていたのが同社の雪肌精でした。私も取り上げた際に書いたのですが、まあ私が書くより全国紙の方が影響大なのは当然ですね。とりあえず買値まで戻ってきました。やはり船井電機同様「正義は勝つ」です。【注目銘柄】京阪電鉄(9045)は続伸。こちらは先般より当欄で取り上げていますが、先週の有料メルマガで買いの参考銘柄として取り上げ。MSCI採用から買いの勢いが止みません。何と言っても18日分の買い需要という試算もありますし、含み資産株としての位置付けもあります。加えて訪日外国人関連ということもあって、鉄道各社で高値を更新する銘柄が相次ぎます。まあ無難な足取りと言えましょう。優待狙いのNISA買いにも引き続き注目。リクルートHD(6098)は反落。こちらも先般より当欄で取り上げていましたが、昨日は4000円乗せの場面も。そして本日は上場後初の決算発表。出てきた決算は主力の人材派遣事業が好調に推移しましたが、売上の進捗率は47.9%、営業利益は44.1%とちょっと物足りない着地に。それを受けてPTSでもやや売りが先行しています。合わせて自社株消却も発表しましたが反応薄。ただ個人的には決算なんてまず関係無いと思います。来週にはこれを踏まえたレポートが続々公表されると思いますし、今回の調達資金を使った同社のM&A戦略の先行きこそが成長期待に繋がっています。今月末のTOPIX買いもあり、押し目があれば積極的に拾っていきたい場面です。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2014年11月13日
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シンガポール話のつづきです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20141110.htmlラッフルズ上陸地点からマーライオンまでは徒歩で10分程度のところなので、皆でぞろぞろとそのまま歩いて向かいます。マーライオンは言わずと知れたシンガポールの名所。上半身はライオン、下半身は魚の像で口から水がドバーッと出てくるやつですね。シンガポールの「シンガ」がライオンを意味しており、元々「ライオンの町」という意味だったことから、シンガポールの象徴としてマーライオンが1972年に地元の彫刻家によって考案されました。年代的にも太陽の塔みたいな感じですね。ただしシンガポールに昔から野生のライオンはいません(;^_^Aマーライオン付近はやはり大勢の観光客がごった返しています。トイレも大渋滞(-。-;)ここでは30分程の自由時間があって、マーライオンと記念撮影をしたり土産物を物色したりします。ガイドさん曰く「シンガポールでマーライオンの土産が買えるのはココだけネ」と言われたので、ホンマか?と思いながらも必死にマーライオン関連の土産物を物色。が、案の定その後アチコチでマーライオンの土産は見かけました(-。-;)それはともかくとして、マーライオン。実際に行ってみると思ったよりデカイです(××)なんか「世界三大ガッカリ」と聞いていたのですが、そんなことはありません。札幌の時計台よりマシですよ(;^_^Aどうやらガッカリだったのは昔の話で、その後場所が変わったり改良されたりしたことで段々良くなってきている様子。特に近年マリーナベイサンズが出来て、その合わせ技で良い絵が出来ています。というわけでマリーナベイサンズを背景にして記念写真をパチリ(^^)そしてマーライオンの後ろには小さなミニマーライオンが。高枝切りバサミを買ったらもう一個小さいのも付いてくる、みたいな感じでセットになっています(;^_^Aチビマーライオンからは水は出ていません。それを評してガイドさん曰く「大きいのがお母さんマーライオン。お母さんは病気で嘔吐してるけど、子供は元気(^^)」と。どうやら現地では定番のやや品の無いジョーク(;^_^Aただ子供の方も本気を出せば(?)水は出るみたいですが。ちなみにお父さんマーライオンはここから南西のセントーサ島にあって96年に完成。全長37メートルと超巨大らしく展望台もあるのだとか。水は吐きませんが夜になると目が光るのだそうです(××)そのうち立ち上がって歩き出しそうですね(;^_^A今回セントーサ島には行きませんでしたが、次回来た時は行きたいです(^_^)/(つづく)
2014年11月12日
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★☆★☆好評につき第二回開催決定!!日経CNBC、stockvoice、ラジオNIKKEIなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で2度目の自主開催セミナーを開催されます!!馬渕治好氏略歴http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html内容 :「世界経済・市場展望」(※11月にアメリカ出張で取材する米国経済・投資家動向のホットな最新情報をわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません) 日時 :11月29日(土) 13:30~場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡参加費:4000円 事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。http://kokucheese.com/event/index/221962/地方でこういうセミナーは貴重です!ご興味のある方、ワンランク上の自分になりたい方は是非お誘い合わせの上お越しください!!当然私も参加します!!(^_^)/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は本日大幅反発。前日のNYがまた高値を更新し、ドル円が115円台に戻ってきたことで、朝方から買いが先行。その後為替が円高方向に振れる中でも比較的値持ちの良い展開が続いていましたが、中国株がしっかりしたスタートを見せたところで買いが強まる格好に。中国版サイバーマンデーとも言えるアリババの「独身の日(11月11日)」セールの動向に期待が高まりました。その後昼の立会外で17250円のコールオプションにまとまった買いが入ったことで、後場は先物主導で買い上がる展開に。一部では解散総選挙に現実味を帯びて、消費増税延期の可能性が強まったという指摘。先週火曜の高値を上回り、07年以来の高値水準を更新しました。引けまでその勢いは続き、高値圏での引けに。売買高は24億株台、売買代金は2.5兆円台と膨らみました。投資判断は「強気の買い」。緩和発表後の急騰以後は冴えない動きが続いていましたが、本日はまた目の覚めるような急上昇になりました。ようやく「強気の買い」で押している面目躍如といったところ。そもそも今周りを見ても死角がありません。アメリカはしっかり最高値を更新していますし、ダウ公共株指数、輸送株もしっかり高値を更新しています。中国もAPEC開催に合わせて上海総合指数が12年以来の高値を更新。昨日香港との相互接続開始が発表されたことで、安心感が拡がりました。国内は言わずもがな、追加緩和による円安や合わせてETF買いもあるので、下値は限定的と言えます。ETF買いは商いの減少という弊害は産むかも知れませんが、今までの3倍近い量の買い付け額になっているので、間違いなく株価の下支えとして機能しています。それは同時に売り方に対する牽制にもなります。イベント的にも目立ったものが当面ありませんし、決算もなんだかんだであらかた出尽くしたので、政局以外の攪乱要因がありません。そして日本の政局なんて、株価材料としては一番優先順位が下です。朝方の外資系証券の注目動向を見ても買い越しが続いており、緩和後やはり外国人はとにかく日本株買いを続けています。実際、円建てでは下落した昨日の日経平均もドル建てでは上昇。懐疑的に売り続けているのは個人のみ、という感じでしょうか。これはあくまで私の感想ですが、今月からの株の急騰劇に、乗れていない個人投資家が多い印象です。個人投資家のHPを見たり、自分の周りの個人投資家に聞いても結構「今は静観して株は止めている」という人が多く、案外今回の株高の恩恵を受けていない感触です。私は常に相場観を切らさずにいないと、また買いのタイミングが来ても乗れないと思うのですが。そういう人は後で株高が継続するのを見て、大抵「下がってきたら買おう」と思って押し目が無く買えない、あるいは実際に下がったら怖くて買えないのどちらかになるパターンが多いです。まあ気持ちはわからなくもないですが、それでは単に相場上昇のための肥やしで終わってしまいます。上昇相場は「買いたい人を買わせない」ことによって作られるものですから。前回も指摘したように、仕組債の大量償還や先般の急騰で利食った手元資金、またNISAの駆け込み買いがありますから、個人投資家の手元資金は潤沢です。次第に「持たざるリスク」を認識した追っかけ買いを強いられる流れになると思います。これは将来的な株高要因でしょう。そして引け後の為替市場でドル円は一時116円を付ける動きに。それを受けて先物も17300円を抜け年初来高値水準を付けています。個人的にドル円は目先115円辺りで値固めすると思っていますが、いずれにせよ年末にかけては再度円安方向への動きが出てくるものと見ています。チャート的には先週火曜の急騰で開けた窓埋めを拒否しており、ここからまた上昇波動が始まる雰囲気を出しています。25日線との乖離がまた拡がって警戒感も出るかも知れませんが、こういう相場になると過熱感は無視されるものです。むしろ乖離が出る程買い需要が大きいという面をクローズアップすべきでしょう。本来SQ前の水曜ということで明日に波乱があると思っていたのですが、本日の昼の時点で既にオプション絡みの動きが出たようですから、後は週末にかけてしっかりと上がっていってくれるものと思います。それにしても消費増税の是非に関する議論がいよいよ白熱してきましたが、個人的には消費増税はすべきだと考えています。それはよく言われるように外国人が債券を売ってくるからでも、財政再建のためでもありません。実際、国内債券のほとんどは国内で消化しているわけで、外国人が本当に売ってきたとしてもたかが知れています。GPIFなどによる国債売りも日銀が買えば良いだけの話。低金利は保てます。財政再建と言っても、消費増税で得る税収なんてたかが知れています。また、結局増税分を景気対策などに使うため意味がありません。実際8%に上げて増えるとされる税収5.1兆円分は、結局5.5兆円の景気対策に使って本末転倒になっています。ですから、10%に増やしても財政再建にはなりません。確かに使わず貯め込む個人に代わって、国がお金を公共投資に使ってお金を回してやろう、という有り難い親心ではあるのでしょうけれど・・・。じゃ何故消費増税すべきなのか、というと、今までも何度かここで書いてきましたが「さっさと消費増税してしまった方が他の増税に手を付けさせる余地を与えずに済むから」です。実際、消費増税を大議論している横で、相続税が上がったり、国民健康保険税が上がったり、しれしれっと税金が上げられています。「だって消費増税させてくれないんなら、他で財源確保するしかないんだもん」という大義名分の下に。遅かれ早かれ消費増税は避けられませんから、もう本当はさっさとしてしまった方が結局我々のためです。消費増税してしまえば、他の増税に対しておおっぴらに反対することができます。また個人的には税金の中で源泉税に次いで消費税が取りっぱぐれが小さい税金ですから、最も公平で効率的だと思っています。・・・が、株式市場的に、また景気にはやはりマイナスです。結局消費増税が、行動経済学的に一番消費者心理にダメージを与えるからです。毎年天引きされる社会保障費が増えても皆そんなに気にはしませんが、毎日スーパーなどで見る価格が心理面に毎日毎日影響を与えるからです。と言うわけで、私のスタンスとしては「消費増税すべきだけど、今はまだしない方が良い」という非常に「どっちやねん!」なものです。大人しく以前議論されたように毎年1%ずつ上がっていく方式にしてしまえば良かったと思うのですが、現状まだ中小企業などの給料が増えておらず、国民のほとんどが景気回復の実感が出来ていない今、更に水をかけるようなことは止めておいた方が良いと思います。新興市場は「やや買い」。本日は各指数共にしっかり。ただ元気なのは直近IPO銘柄やここまで大きく買われた銘柄が更に買われる程度で、東証1部の強さに比べればイマイチでした。ただそろそろ新興市場も決算が出揃ってきたので、潤沢な個人マネーが出遅れ感の強い新興市場に入ってくる頃合いだと思います。【ポートフォリオ銘柄】三井海洋開発(6269)は大幅続落。先般の下方修正が嫌気され、また2200円台に戻ってきてしまいました。引き続き続く原油安も逆風に。今月は全て陰線と非常に需給が悪く、これは一旦年初来安値2059円辺りまでの下落は覚悟すべきかも知れません。その後2000円での下げ止まりが確認できれば、2000円~3000円のボックス圏相場を見込めるのでしょうが。ファーストリテイリング(9983)は大幅反発。こちらは予定通り強い動きが続いています。先物主導の地合であれば、指数寄与度の高い同社やKDDI(9433)が買われ、裁定買い残の積み上がりに貢献します。そしてその裁定買い残はまだ3兆円程度なので、まだまだ積み上がりの余地があります。目標株価45000円の達成はさしあたって問題無さそうです。昨日の寄り付きより買いポートフォリオ入れとなったスルガ銀行(8358)は反落。この地合で弱いのは相変わらずこのブログの安定的なクオリティを示しています。ただ引き続き地銀の再編期待は根強いですし、特に同社のような好業績地銀は手を繋いでくれる相手が見つかりやすいですから、引き続き強気で見ていって大丈夫だと思います。【注目銘柄】京阪電鉄(9045)は続伸。こちらは前回も当欄で取り上げましたが、先週の有料メルマガで買いの参考銘柄として取り上げ。MSCI採用から大きく買われ、引き続きその勢いは衰えません。同社に関しては更に大阪の夢洲に土地を持っているということで、今国会での成立は無理ですが、今後IR法が通った際に大阪カジノ構想の候補地になった際の巨大なメリットから、中心銘柄になる可能性も秘めています。今まで市場でほとんど相手にされていなかったという手垢の付いていない感も、売りが出辛い環境になっていて良いと思います。優待狙いのNISA買いにも引き続き注目。リクルートHD(6098)は反発で上場来高値更新。こちらも先般当欄で取り上げていましたが、今月末のTOPIX買いまでは強気に見ていきたい銘柄です。今日は新興市場で直近IPO買いの動きが出ましたが、同社もその流れに乗った形に。特に明後日には初の決算を控え、思惑も出ています。正直上場から間もないですし、ここで何か出るとは思いませんが、普通は(特にここまで大きな会社は)いきなり業績未達は有り得ませんから、保守的に見積もっているはずです。また来週には上場一ヶ月を迎えることで、アナリストによるレポートの解禁があります。足元ですかいらーく(3197)がやはり強気のレポートやTOPIX買い期待で終値ベースでの高値を付けてきています。主幹事などが悪いレポートを出すわけもなく(出したら配分した株主から袋叩き?)、やはり買い材料として意識されそうです。・・・他にも書きたいことは色々ありますが、またお約束の文字数制限の関係上ここまで。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2014年11月11日
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シンガポール話のつづきです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20141026.html↓マリーナベイサンズのロビー翌日。朝食は一階にあるバイキングで食べます。お約束ですが、朝は食べられるだけ食べてお腹一杯にして、昼や夜のご飯を浮かすいつものセコイ作戦。でも結局、朝が色々なものを遠慮無く食べられますから、一番充実しています(^_^)/その日はまずシンガポール観光のオプショナルツアーを半日入れていました。ざっとシンガポールを回ってまずは見知らぬ土地に慣れてしまいます。集合場所であるマリーナベイサンズの地下ロビーで待っていると、ガイドの現地中国系のおばちゃんが迎えにきてくれました。他のホテルに泊まっている日本人観光客20人弱と一緒に回るようです。そのおばちゃんに「まずパスポートナンバーを教えてください」と言われたので、財布の中に常備していたパスポートのコピーを手渡したら「いやー、あなた賢いネ!!」と何故か何度も大絶賛されました(・・;)いやー、それほどでも(;^_^A皆さんも褒められたかったらパスポートはそのものを持ち歩かずにコピーして財布の中に入れておきましょう(;^_^Aそんなわけでおだてられて気分が良くなったところで、用意されたバスに乗り込んでいざ出発です(^_^)/まず最初に向かったのはシンガポール発祥の地ともされる「ラッフルズ卿上陸地点」。実は私の部屋からも見えるほど至近距離でもあるのですが、マリーナ湾の対岸にあるため湾を大きく迂回しないといけませんから、バスでも15分くらいかかります。ラッフルズ卿はイギリス人で本名「トーマス・スタンフォード・ラッフルズ」。だからと言って機関車トーマスでも聞いたことがあるような響きですが、全く関係ございません(;^_^A彼が東インド会社の副総督として初めて「シンガプーラ」に上陸したのが1819年。そこからイギリスの植民地としてシンガポールの近代史は始まりました。その後1942年に日本に占領され、45年の終戦後は再度イギリスの軍政下に。更にその後63年にマレーシアと共にマレーシア連邦を形成しましたが、65年に分離独立。そんな紆余曲折を経てようやく今のシンガポール共和国となりました。というわけで「実は15年がシンガポール50歳記念の年だから、またシンガポールに来てね(^_^)/」と早速次の売り込みをかけるガイドさん。まだ来たばっかりやっちゅーに(-。-;)来年は色々と記念イベントを行う予定なのだそうです。ともあれ、ラッフルズさんが最初に足を踏み入れた記念の場所ということで、真っ白なラッフルズさんの像が格好良く腕組みをして立っています。が、あまりにも白いので、何かお笑いの罰ゲーム的なもので小麦粉まみれになった芸人みたいな印象を受けたのは私だけでしょうか(;^_^Aちなみに近くに黒ラッフルズさんも居たらしいのですが、我々はスルーしてきました。↓シンガポール川↓昔の国会議事堂とのことところで、やや太めの日本人女性がやたら我々に向けて「こっち向いて」などと言いながらパシャパシャ写真を撮っています。どうも後で販売する目的らしいのですが、一人で来ている私はそんなこと言われてもなんか気恥ずかしく(・・;)全て苦笑いで引きつった笑顔だったので、最終的には一枚も買いませんでした(-。-;)まあ今のご時世スマホで自画撮りできますしね。あと、何故かラッフルズ像付近に蛇使いのおじさんも居て「ヘビと一緒に記念写真を撮らないか?」と奨めてきます。どうも縁起物だからっぽいですが、何でこんなところにきてヘビと一緒に写真を撮らにゃーいかんのか(-。-;)疑問を抱きながらも次の目的地マーライオンに向かいます。(つづく)
2014年11月10日
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★☆★☆好評につき第二回開催決定!!日経CNBC、stockvoice、ラジオNIKKEIなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で2度目の自主開催セミナーを開催されます!!馬渕治好氏略歴http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html内容 :「世界経済・市場展望」(※11月にアメリカ出張で取材する米国経済・投資家動向のホットな最新情報をわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません) 日時 :11月29日(土) 13:30~場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡参加費:4000円 事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。http://kokucheese.com/event/index/221962/地方でこういうセミナーは貴重です!ご興味のある方、ワンランク上の自分になりたい方は是非お誘い合わせの上お越しください!!当然私も参加します!!(^_^)/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は金曜反発。前日のヨーロッパでECBドラギ総裁が「ユーロ圏の景気下支えに向け、必要なら追加措置を講じる用意がある」と発言したことを受けてヨーロッパがしっかり。それを受けてアメリカ株も小じっかりで、またダウやS&Pは終値ベースで高値更新。それを受けた日経平均は朝方から買いが先行。ドル円が再度115円に乗せてきたことも、買い安心感に繋がりました。ただほぼ寄り天で上値が重い展開に。他方下値はようやく追いついてきた5日線が支持する形で、その割には下げ渋ったという言い方もできますが、雇用統計を前に買い辛さもありました。売買高は25億株弱、売買代金は2.4兆円台とそこそこでした。投資判断は「強気の買い」。金曜のNYは注目の雇用統計で、予想を下回る数字に。それを受けて利上げが遠のいた、との判断からドルが売られ、ドル円は114円台半ばに。数字的にはむしろ良く、また失業率も下がりましたが、水曜のADP雇用統計の数字が良かったことでハードルが既に上がっていたのが災いした格好。ただダウ、S&Pはなんだかんだでわずかに高値を更新しました。それを受けてシカゴ225先物は16805円と、金曜の終値より低い水準になっています。引け後に国内でエボラ感染か、という話が2件も立て続けに発生し、多少先物も売られた感じになりました。ただ以前ほどのパニックにはならず、結果も陰性。全般的に多少の安心感は戻ってくるとは思います。一方、TPPの年内合意は消えたという報道もありました。元々年内合意は難しい話ではありましたが、中間選挙で共和党が勝利したことから進展が意識されていたこともあって、株式市場において多少の期待感はあったと思います。それがとりあえず消えたことはマイナスかも知れません。為替に関しては以前書いたように、ドル円が半値押しからの倍返し115円という一つのメドに達してきましたから、この辺りで少し達成感が出てくる頃合いだと思います。一方、例年1月中旬までは円安局面が続くこともあって、2週間程度もみ合いを見せた後はもう少し円安方向に向いていくものと見ています。需給面に関しては土曜の日経で気になったのが「今回の急騰で仕組み債が大量償還」という話でした。数千億円規模の仕組み債が償還され、そのうちの7~8割が株式や投信など、より株価上昇のメリットを受けやすい商品に流れるのではないか、という話。一方、今年のNISA枠の使用期限も残り30営業日程度に迫ってきました。先月くらいにはまだ7割が未使用という状態と伝わっていましたが「一体何を買ったら良いのかわからない」と言っている個人投資家も、いい加減腹を括らないといけないタイムリミットが迫ってきています。足元の急騰場面で多少は使われたでしょうが、これら個人投資家の買い余力がいよいよ発揮されるタイミングが近いと見ています。私は今回の相場の終着点をはっきりと見極めてはいませんが、その一つのバロメーターと考えているのが裁定買い残。先月末時点の裁定買い残は追加緩和の衝撃から一気に4000億円増えて2.8兆円となりました。先週は更に積み増されて恐らく3兆円は超えているでしょうが、天井圏を示す4兆円超えまではまだまだ余地があります。とりあえずもう一ヶ月くらいは心配する必要が無いでしょう。イベント的に今週大きなものは週末のSQくらいしかないですが、先月末の緩和による急騰でオプションも既にインザマネー、アウトオブザマネーになった建玉も多いですから、11月からは新たな勢力図に描き変わっています。ただ足元で出来高も膨らんでいますから、ちょっとその分の波乱は見ておく必要がありそうです。日経を読んでいるとまた「ギリシャ問題再燃」などと出ています。ただ個人的には一度燃焼しきった案件で再度売り込むのは難しいと思います。懲りずにギリシャ国債を買っている金融機関も多いでしょうけれど、この前のストレステストもあって、以前ほど根深いものではなさそうです。ですから、少なくとも今の現状は案ずるに足らないと考えています。チャート的には今週は月曜に開けた窓を埋めるかどうかが焦点になっています。ただ上述のように需給要因が良いですし、日銀もETFを今年の段階でも枠を拡げてきています。また日柄的に25日前が10月に入ってきましたから、急速に25日線が上昇する(10月の前半は急落したので)→過熱感のある25日線との乖離率も急速に解消され、再度上放れの動きが出てきそうです。新興市場は「やや買い」。金曜は高安マチマチ。マザーズでは主力のミクシィ(2121)が決算を控えての警戒感から売られ、足を引っ張りました。MSCI採用も既に期待感から買われていたことで出尽くしの格好に。ワイヤレスゲート(9419)が決算を受け、また既報であった東証1部指定替え申請も不発に終わり急落したことも嫌気。そして出てきたミクシィの決算はまた度肝を抜くような好業績。今期見通しは売上1000億円の大台と営業利益率45%と四季報予想を遙かに上回るものでした。ところがPTSでは出尽くし感から売られ、大幅安となっています。今決算シーズンの特徴である「好業績を出しても売られる」という形を見事に体現。投資家の期待値がそれ以上だったという説明になりますが、既に時価総額ベースでガンホー(3765)を上回っているわけで、当然といえば当然です。個人的には周りで未だにパズドラをやっている人間はたくさん居るのですが、モンストをやっている人間は知らないのでずっと違和感を感じています。ともあれ業績的にはこれでだいぶ高いハードルが出てしまったものですから、ここから一段買い上がるのは難しいのかなと思います。丁度5月に超絶な中期計画をぶち上げて燃え尽きたサニックス(4651)と似ているでしょう。今週の新興市場、少なくともゲーム株はミクシィに足を引っ張られる形になるのではないでしょうか。少なくとも国内でのスマホゲームはシェアの奪い合いであって、スマホの利用者の伸びも飽和感が出ているところで、このまま「倍々ゲーム」で行くとは考え辛いです。【ポートフォリオ銘柄】三井海洋開発(6269)は大幅安。木曜に発表した決算で大幅な下方修正を強いられたことが嫌気されました。機器の故障による対処費が嵩んだとのこと。それによってバークレイズが目標株価を引き下げたこともマイナス材料。親会社三井造船(7003)もあおりを受けた格好に。元々原油安が痛手だったこともあり、海洋掘削世界最大手のトランスオーシャンも巨額減損で急落。日本海洋掘削(1606)も下落基調にあります。ただ足元では日米でメタンハイドレートの開発で協力などと伝わっており、海洋資源開発は世界各国の国策でもありますから、今は「意志ある踊り場」と捉えたいところです。WOWOW(4839)は反発。5日に発表された月次で解約が限定的だったことから5000円をクリアし、年初来高値をまた終値ベースで更新してきました。5000円での値固めが見られ、需給も良好。今期の過去最高益更新が次第に現実味を帯びてくるに従って、上場来高値更新すら夢では無いと思います。さて、本日はまた一銘柄買いポートフォリオに入れたい銘柄があります。それはスルガ銀行(8358)です。こちらも先般有料メルマガで買いで取り上げ、その後結局損切りラインに達してしまいましたが、個人的には強気で見ているのでこちらで取り上げます。静岡地盤の地銀ですが、地銀は足元で再編話がドンドン現実化しています。先般は横浜銀行(8332)と東日本銀行(8536)が、そして金曜は肥後銀行(8394)と鹿児島銀行(8930)の経営統合話が立て続けに出ました。金融庁が主導して、人口減少に悩む地方銀行の再編に躍起になっていることは明白です。それで地銀株で年初来高値を更新している銘柄が相次いでいますが、同行も例外ではなく足元で高値を更新してきています。特に同行の周辺である東海地方はまだ地銀再編が本格的に進んでいませんから、これからの期待感が高いことも確かです。自動車部品製造の中小企業が多い地域でもあり、「地方創生」という大テーマがあります。その際に位置付けとして高いのが同行だと思います。と言うのも、同行は他の地銀とは収益構造が異なって、利ざやの大きい個人向けフリーローンが稼ぎ頭です。なので地銀株の中でもどちらかというとノンバンク寄りという感じでしょうか。ですから緩和後アイフル(8515)とかオリコ(8585)が買われるなら、同社も遠回りで買われても良い感じです。また今回の緩和によって金利低下から住宅ローンが引き続き組みやすくなること、更に消費増税はほぼ決定したようなものですから、また住宅の駆け込み需要が期待できます。そうなってくると、個人向けの強みはプラスでしょう。もし再編となった場合、他の地銀にしてみれば自行の弱いところを補完できるわけで、非常に魅力的な強みであると言えます。株価は年初来高値圏にある一方、信用倍率は0.2倍と売り長の状態が続いています。足元で急騰の反動が一巡すれば再度高値を取りに行く動きに発展しそうです。上場来高値は2590円ですが、実は99年12月に瞬間的に付けただけであり、実質的に2000円超の株価水準は上場来高値圏にあると言えます。異彩高の可能性を秘めているでしょう。目標株価は3000円に。明日の寄り付きから買いポートフォリオ入れとします。最近は買いポートフォリオ入れしたら急落するパターンがあるのでいじけていますが、最終的には船井電機(6839)のように正義は勝つ(?)と思っています。【注目銘柄】京阪電鉄(9045)は大幅反発。こちらは木曜配信の有料メルマガで買いの参考銘柄として取り上げ。MSCI採用を見込んでここまで上がってきましたが、これでもし本当にMSCIに採用されるのであれば、5月に採用された名古屋鉄道(9048)の写真相場になると思います。ちなみに買いインパクトは18日分とのことで、今回採用された中では最大。・・・他にも書きたいことは色々ありますが、またお約束の文字数制限の関係上ここまで。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2014年11月09日
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シンガポール話のつづきです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20141026.htmlマリーナベイサンズは典型的なカジノホテルで、高層階に高いお金を払って泊まっているからといって必ずしも上顧客というわけではありません。このホテルで一番の上顧客はカジノでお金を落としていってくれる宿泊客。ですからカジノで使ったお金の額に応じて、次回宿泊がスィートルームになったりするそうです。そもそも名前のサンズは、アメリカのカジノ運営会社「ラスベガス・サンズ」から来ています。なので正直、値段の割にはホテルのサービスはあまりよくありません┐( ̄ヘ ̄)┌私が泊まった部屋もトイレに入ってみると早速便器に前の客のう○すじが残っていて、ブルジョワな気分からいきなりブルーな気分に垂直落下しました(-。-;)マリーナベイサンズの部屋から夜景を見ていると、やけにキラキラしています。空は相変わらず稲光でキラキラしていましたけれど、それ以外にレーザービームを使ったショー「ワンダー・フル」を夜に2回(20時と21時半)にやっている様子。まあこれは毎日やっているようなので、とりあえず明日以降のお楽しみにしておくことにしました。それで、私がホテルに泊まってやる事と言えば・・・そう、すっかり恒例になった(?)プールで泳ぐことです(^_^)/最上階の船は全長150mの巨大なプールで(と言っても、50mおきに一応区切られていますが)、宿泊者しか入ることが出来ません。ただその日はさすがに移動で疲れたので、今日のところはとりあえず様子だけ見に行こうと思い、エレベーターで最上階へと向かいます。プールの入口で専用のカードに日付のところにスタンプを押してもらうと、早速中に。中で泳いでいたのは大体東洋系の人種。やはり中国語が多く飛び交っています。なるほどー、と思いながらプールサイドを歩いていたら、おばちゃんの声で「こんながになっとるがいねぇ」という日本語が聞こえました。あぁ、日本人も居るんだなぁ・・・と思いながら「ん?これって富山弁だ!!( ̄Д ̄;;」と思い、振り返りましたが、既にどこにいるのかわかりませんでした。あまりにも地元感覚だったので、富山弁を自然に聞き流してしまいました(;^_^Aそんなこんなでその日は部屋に戻ってそのままお休み。早めに寝て明日に備えるのでした。(つづく)
2014年11月07日
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★☆★☆好評につき第二回開催決定!!日経CNBC、stockvoice、ラジオNIKKEIなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で2度目の自主開催セミナーを開催されます!!馬渕治好氏略歴http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html内容 :「世界経済・市場展望」(※11月にアメリカ出張で取材する米国経済・投資家動向のホットな最新情報をわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません) 日時 :11月29日(土) 13:30~場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡参加費:4000円 事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。http://kokucheese.com/event/index/221962/地方でこういうセミナーは貴重です!ご興味のある方、ワンランク上の自分になりたい方は是非お誘い合わせの上お越しください!!当然私も参加します!!(^_^)/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は本日反落。前日のNYはADP雇用統計の数字が良かったこと、中間選挙の共和党勝利を好感してダウとS&Pが終値ベースで高値更新。それを受けた日経平均は朝方から買いが先行。ドル円が115円を超えてくるのに合わせて、次第に上値追いの動きになりました。ところが後場に突然先物中心に売りが出て、急速に値を崩す展開に。今晩のECB理事会を控えて様子見気分も強まり、緩和後初のマイナス引けとなりました。売買高は31億株台、売買代金は3.2兆円台と活況。投資判断は「強気の買い」。本日は突如瞬間的で急激な下げに見舞われ「やっぱり短期上げ過ぎだ」「言わんこっちゃない」という声が聞こえてきそうですが、基本は良い押し目を提供してくれていると考えています。出遅れた方にとっては良い買い場であって、ここからの上昇相場に参加できるラストチャンスかも知れません。ドル円に関しては前回「11月3日だから113円、11月4日になったから114円になった・・・」とか書きましたら、5日に115円・・・は叶わなかったものの、そんなペースで進んでいますね。が、それに株が付いてこないので、嫌気売りが出た格好です。本日の下げの原因として、17000円及び115円の目標達成感もきっかけにもなったのでしょうが、私の思うところは昨日日銀が上昇相場にもかかわらずETF買いをやってきたこと。今までの不文律が破られたことで「じゃあこの場合はどうだ」と試してきたのではないでしょうか。今後の戦略を構築するために。一方、本日の空売り比率は32.3%ということで、昨日の33.1%と並んで高い水準が続いています。本日も売買代金は比較的大きいですから、相当量の空売りが入り込んでいるものと思われます。正直ここで売ってくる人の気持ちがわかりません。わかりませんが、お陰様で相場の「持続性」に確信が持てそうです。チャートで言えば日経平均はまだですが、TOPIXは今週の安値を付けてきています。セオリー通りに見れば火曜に開けた大きな窓を一旦埋めに行く動きになりそうですが、5日線も追いついてきました。また25日前が10月1日になってきますから、急速に25日線が上昇する日柄(10月の前半は急落したので)にもなってきます。それによって過熱感のある25日線との乖離率も急速に解消されることから、下値は限定的だと思われます。昨年4月のバズーカは流れが変わる大きな変化点でした。企業で言えば例えば赤字が黒字に変わるような「流れの大きな変化」です。ですが今回はマネタリーベースの増加額も変化率上は大きく増えたわけではなく、例えるなら10億円の黒字計画を11億円に上方修正したようなもの。ですから、本質的には昨年4月程のインパクトは持ちようがありません。ただ、一時は「黒(田)が白(川)に変わったのではないか」と言われるように頑なに追加緩和を拒み続けた日銀の態度の変化、そして「絶対にデフレから脱却させるんだ」「そのためには何でもやる」という強いメッセージが感じられ、これが特に外国人受けが良いと見られます。今まで外国人は「もう緩和はしないんだ」「日本はやっぱりデフレを克服できない」とばかりに先々週まで先物売り、空売りを仕掛けてきていました。それを大きくちゃぶ台返ししたのですから、特に売り方にしてはビックリです。元々成績が悪いと言われるヘッジファンドですが、大きくやられたところもあるでしょう。11月に入ってから新たにポジションを構成しようとしたファンドにとっても見事な奇襲です。結果、緩和以後出来高は30億株を連日超えています。先週の金曜は売買代金が4兆円を超えましたが、SQを除くと昨年5月の急落以来の水準です(ちなみに昨年5/23の売買代金は5.8兆円)。市場のエネルギーの大きさは相場の変化点を示しており、発生した際の材料と株価の方向性を考えると、やはり上向きの転換点であると認識すべきでしょう。一方、今回の緩和そのものが日本の将来にとって正しいのか否か、それは私は何とも言えません。が、他に選択肢は無いと思いますし、少なくとも株価にとってはプラスです。よく株価は経済の実態や将来性を占う物差しであると言われますが、そんなことにはありません。そういう理屈が述べられていたのは一昔前の経済学のお話。株価は間違うのです。というより、間違うことが前提で市場は成り立っていて、恐らく1秒たりとも・・・というと1秒くらいはピッタリ合う瞬間があるかも知れませんから、1分たりとも適正な価値を示してはいないと思います。間違っているからこそ収益機会がそこに生じます。海はどんなに凪状態でも少なからず波の振幅があるように、均衡点でピタッと止まることはありません。一方、参加者は乖離から「いずれ適正水準に向かう」ことを狙って、売買しているものです。そうでないと判断の拠り所が無くなりますから。そして参加者それぞれが適正価格を100%見通せない以上、均衡し出来高が0になることはありません。なので緩和があったから日本の景気が良くなるとか、日本企業の成長性が高まるとは言い切れません。ただ皆が「良くなるだろう」とその瞬間思うことが大切です。日銀の今回の緩和はそれを狙っています。どうせマネタリーベースの額を積み増しても実際にはちっとも思うように増えません。頭の良い審議委員も皆百も承知でしょう。これはあくまで個人的見解ですが、原発再稼働はすべきではないですが、したら株価は上がるでしょう。原発を再稼働したところで円安が止まない限り電気代もそんなに大きく下がりません。アメリカでシェール革命と言われてからアメリカ株が強くなりましたが、未だ明確な効果は出ていませんし、光と影もつきまとっています。ただそれは大きな期待を生じました。円安についても日本という国にとってはマイナスですが、上場企業にとっては概してプラスです。円安になれば確かに工場は国内回帰の傾向が出るとは思うのですが、程度は限定的でしょう。何故なら工場生産に占めるロボットの割合がどんどん増える中で、国内に工場を造ったとしても雇用の伸びは思うように増えないからです。そもそも今の人手不足を見てもわかる通り、少なくとも若者は建設現場や工場で働きたいと思っていませんから。実際に有効求人倍率は上昇していますが、業種別でデスクワーク系は1倍を大きく下回り、相変わらず供給過多です。そうなると企業も益々ロボットを増やさざるを得ません。そして消費地が海外にあるならば、結局消費地に近いところで工場を造った方が輸送コストも安く済みます。敢えて国内に工場を造るメリットは薄そうです。しかし上場企業にとっては海外での稼ぎを円評価する際にプラスになりますから、その分だけでもプラスです。一方、日本にとっては既に貿易赤字なのですから、その額が円評価で膨らむこともマイナスです。と言うわけでトータルで考えれば円安は国益を損ないます。が、上場企業の大部分は海外で活躍していますから株価にはプラスです。外国人投資家から見て日本株が割安に映るという点でも株価にとってはプラスです。なので円安は株価にはプラスです。ですから株価は間違うことを前提に、どう間違うかをまた予測しないといけません。それが難しくて面白いところだなぁと個人的には思ったりしていますが。新興市場は「やや買い」。本日は各指数共に堅調。東証1部が崩れてくる中で、高値を更新した主力のミクシィ(2121)が決算を明日に控える中で高値更新。MSCIへの組入れ期待も後押ししている様子です。これまでも決算を受けて買われる動きが続きましたから、期待感が高まるのはわかりますが、既に日経の観測記事も出ていますから、ここから一段買われる・・・というのは正直考え辛い印象です。あと、MSCIに関しても案外採用決定後は採用銘柄が買われ、除外銘柄が売られるというケースがあります。ちなみに今回他にコロプラ(3668)が採用候補となる一方、グリー(3632)やDeNA(2432)が除外候補となっており、新旧ゲームの攻守交代が見込まれています。明日の朝方に発表されるということですから、その他の銘柄も含めてこれらの動きに注目です。【ポートフォリオ銘柄】酉島製作所(6363)は続伸。緩和決定後から急速に戻りを試しています。今回緩和後の色々な銘柄を見ていると、それまで高値圏にあった銘柄が買われるというより、どちらかというと今まで売り込まれていた銘柄の戻りの方が強く出ている印象です。同社の場合は800円でダブルボトムを付けた形になっており、また日証金ベースでは売り長なので、上手くはまった形です。無論来週の決算にも注目。船井電機(6839)は大幅続伸。先日の決算発表以後急速に買い戻しの動きが続き、連日の大幅高になりました。為替がこれだけ円安が進んでいて、アメリカの好調もわかるのに、一体この前までの下落は何だったのか。やはり株価は間違えるんですね。昨日寄り付きより買いポートフォリオ入れとなったコーセー(4922)は反発。ただ昨日は急落に見舞われ下落率上位に。その割には反発力が弱い印象です。昨日はポーラ・オルビスHD(4927)も急落となるなど化粧品株が売られましたが、確かに今の今のタイミングで化粧品株は無いですね。まあそれは前回も書きましたし承知の上ですが、それにしても鼻血が出そうなくらいやられました。チャート的には高値で3連続陰線となってなり、終値ベースでも7月以来の安値水準なので非常に悪い形になってしまいました。明日はMACD暗転がかかるタイミングですし、一目均衡表の雲と遅行線の関係から、明日踏みとどまれるかどうかが一つの節目でしょう。ここを乗り切れればひとまず安心なのですが、75日線も下落に転じてくるところなので正念場です。・・・他にも書きたいことは色々ありますが、またお約束の文字数制限の関係上ここまで。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2014年11月06日
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シンガポール話のつづきです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20141026.htmlチャンギ国際空港に到着して入国手続きを終えると、ガイドさんが迎えに来てくれていました。他の旅行客と一緒にそれぞれのホテルに連れて行ってくれるということで、大体10名程の日本人観光客と一緒にバスに乗ることになっていました。しかしそのうちの一人がなかなか現れず、約1時間程空港に足止め(-。-;)で、ようやく見つかったその人に事情を聞くと、どうも荷物を紛失してしまって、その手続きをしていたのだとか。そんなわけでようやく出発となった頃には19時を回って、辺りは薄暗くなっていました。ホテルまでは大体1時間くらい。その間にバスで色々とシンガポールについてレクチャーを受けます。今回私が泊まるホテルはあのソフトバンクのSMAPのCMで有名になったマリーナベイサンズ。3つのホテルの上に巨大な船が乗っているところですね。そこにカジノも併設されているので、今回はそこにしました。バスの窓から外を見ると、雨は特に降っていませんけれど、遠くに稲光がずっと見えていました。やはり南国でスコールなどがあり、稲妻は日常茶飯事っぽいようです。そして色々なホテルを回ったあとにマリーナベイサンズに到着した時には20時近くでした。ロビーでチェックインを済ませ、部屋に向かいます。事前に見たネットの口コミで「マリーナベイサンズのロビーは無茶苦茶混雑していて30分以上待たされるのが当たり前」みたいなことが書いてあって警戒していましたが、私はチェックインアウト両方共にすんなりいきました。マリーナベイサンズのエレベーターはちょっと特殊で、ルームキーを差し込まないと動かないようになっています。宿泊者以外は使えないようになっているんですね。あと、泊まっている部屋のランクで使うエレベーターも松竹梅とあり、ヒエラルキーが出来ています。私が泊まったのは中層階で、窓からあのマーライオンを遠くに見晴るかせるマリーナ湾側。都会の夜景もキレイで、ガウンにワイングラスが似合いそうです(^_^)/ただ、マリーナベイサンズ内の冷蔵庫の飲み物は高いので我慢します(-。-;)話に聞くと、冷蔵庫を開けただけで係員が間もなくやってきて、中身の使用状況を確認して料金を徴収されるそうなので、私は結局怖くて一度も冷蔵庫を開けませんでした(・・;)(つづく)
2014年11月05日
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★☆★☆好評につき第二回開催決定!!日経CNBC、stockvoice、ラジオNIKKEIなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で2度目の自主開催セミナーを開催されます!!馬渕治好氏略歴http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html内容 :「世界経済・市場展望」(※11月にアメリカ出張で取材する米国経済・投資家動向のホットな最新情報をわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません) 日時 :11月29日(土) 13:30~場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡参加費:4000円 事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。http://kokucheese.com/event/index/221962/地方でこういうセミナーは貴重です!ご興味のある方、ワンランク上の自分になりたい方は是非お誘い合わせの上お越しください!!当然私も参加します!!(^_^)/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は本日大幅続伸。連休中に為替が円安に進捗し、ドル円は昨晩一時114円に。それを受けた日経平均は朝方から買いが先行し一気に17000円超えとなりました。ただシカゴ225先物が17400円を付けていた割には弱い始まりで、その為替が次第に円高に振れると上値が重い展開に。実質的に寄り天の流れで17000円での攻防に。後場も17000円を割り込んだところで推移すると最後に力尽きて、実質的には安値引けのような感じでした。今晩のアメリカ中間選挙も大体結果は共和党の勝利で予想はされているものの、一応は様子見機運が高まる材料に。売買高は52億株台、売買代金は5.4兆円台と過去2番目の大商いでした。投資判断は「強気の買い」。為替に関してはドル円は11月3日だから113円、11月4日になったから114円になった・・・わけではないでしょうが、一気に円安が進んでいます。政府にもマスコミにも一気に進む円安を牽制するような発言が出始めています。これでようやく07年当時の水準に戻っただけなんですが、慣れというのは恐ろしいものです。しかしこれだけ上がったので、さぞ売り方もビビって手を引っ込めたろう・・・と思ったら、本日の空売り比率は29.6%と、30%こそ割り込んでいるものの比較的高水準。色々な世間の声でも「2度目の緩和は効かない」とか「消費増税するからここが天井だろう」というのが案外多いのが正直ビックリなのですが、お陰で空売りが入ることによって、この強さが持続していくのかも知れません。引け後にはソフトバンク(9984)の決算が出て、スプリント絡みのコスト増から通期見通しを下方修正。それが引け後の先物を押し下げ、15時過ぎには円高も一層進みました。ちょっとこの辺りは明日の相場の足を引っ張るかも知れません。一方ファーストリテイリング(9983)も月次を出してきており、こちらは既存店売上高が前年同月比10.5%増と好調。ファナック(6954)もあれだけの好決算を出してようやく再評価の流れになってきており、ソフトバンク以外に指数寄与度の高い銘柄で頑張ってもらうしかないですね。日経平均に関してどこまで上がるか、ということに関しては、今のところとりあえず一ヶ月はまず上がるだろうと思っています。で、あとはやはり前々から言っているように裁定買い残を確認しましょう。10/24現在で2.4兆円の水準でありますが、これが4兆円を超えてきたらようやく警戒すれば良いと思います。それまでは今までの鬱憤を晴らすような徹底的な買いで良いでしょう。加えてドル円は先般指摘したように10月の三角持ち合いを完全に上放れましたから、大体7月安値101円→10/1高値の110円、その半値押し105.5円を10/15に実現したので、単純にそこから最初の上げ幅9円を追加して大体115円辺り(多少のオーバーシュートあり)をまずはメドにしたら良いのではないかと思います。季節性でも例年10月中旬から1月中旬までの3ヶ月間円安基調になりやすい傾向があります。そんな中でどういう銘柄をチョイスしていけば良いかというと、ここからはより利回り重視の戦略でいきたいということ。高利回り銘柄に関しては、NISA狙いの買いが年内は未消化枠分が、来年は新規の買い需要が期待できます。加えて今回の緩和を受けて更に金利が下がる→益々株式との利回り差が出て株式の魅力が高まる、という形になると思います。ですから、個別株のチョイスにも「配当利回り重視」という姿勢は主眼に置きたいところです。これに外国人が好きな高ROEが予想される銘柄であって、円安恩恵(特にドル円について)外需銘柄であれば、鬼に金棒かとも思います。そして、今月ひょっとして・・・と思う隠し球はTPP。中間選挙で共和党の議席が増えた後に、急速に話が進むかも知れません。ですから、これがもし妥結したら、場合によってはもう一発ドカンと行く可能性があります。というわけで、少なくとも11月前半は安易な空売りは避けた方が良いとは思います。やるならあくまで買い建てとセットにしたリスクヘッジ目的にすべきでしょう。あと、これは緩和が関係無い余談ですが、私は原油価格の底打ち局面にも注目しています。原油価格は歴史的にも70ドル台が底になりやすく、それは何故かというとシェールオイルの生産コストや大半の国の原油生産コストが70ドル台だからだそうです。最大手サウジの国家予算の前提も今年は67ドルで、70ドルになると価格維持の力が働くのだそうです。確かに長期チャートを見ると80ドル弱が抵抗線になっていることがわかります。と言うわけでもう少しだけ原油は下げ余地があるにしても、下値は限定的と思われます。今はロシアやイスラム国を苦しめるために原油が下がっているという説もありますが、正直他の中東産油国が黙っていませんから眉唾な感じです。ですからこの緩和による早い値動きに付いていけないというのであれば、丹念に石油関連株を拾っていくのもありでしょう。特に日本の場合はまだ原油が下がったとしても円安による円建て価格の上昇があり、それを元に価格を維持できますから在庫の評価減の心配もありません。11月は何と4日新甫。「2日新甫は荒れる」と言われ「3日新甫はもっと荒れる」と言われます。このアノマリーは個人的には結構当てはまっているな、と思うのですが、4日新甫は私は記憶がありません。なので余程荒れるのか、と思いますし、実際既にスーパー台風が発生しました。今のところアメリカ中間選挙もありますし、中間選挙からアメリカ株高のアノマリーも加わって、上に荒れる可能性が高いとは思っています。新興市場は「やや買い」。本日は各指数共に堅調。個人的には昨年4/4の緩和の時のように、短期資金をケネディクス(4321)やアイフル(8515)などに奪われるため、新興株は少し出遅れてから駆け上がる・・・と思っていたのですが、既に良いスタートを切っています。ただ主力のミクシィ(2121)が決算を週末に控えることで後場値を消す展開に。それで東証1部同様に引け味の悪い流れになりました。新興市場に関しては、短期ではやはり東証1部の方に妙味があるので一旦置いておくべきと思いますが、新興の決算が出始める中旬辺りからは新興狙いに鞍替えが良いのかとも思います。実際前回の緩和後も、潤った個人マネーが新興市場に入り込んで大きな上げになりましたから、いずれ新興高になると見れば、今仕込んでおくのも悪くないかも知れません。ただ最近は決算で独歩安という銘柄が多いので、決算を通過しないとちょっと怖いですね。【ポートフォリオ銘柄】船井電機(6839)は続伸。ただ足元の円安進捗や地合の強さの割には戻りが鈍い印象です。それでも引け後に中間決算を発表し、大幅な増益に転じてきました。四季報予想などでは大幅な赤字見通しだったのですが、円安による経常利益の大幅な黒字は予想できたとしても、営業利益段階からしっかり黒字の格好に。北米販売の好調やコスト削減が大きく寄与した模様です。ただ通期見通しは営業利益に関しては修正がありませんでした。それでも個人的にはなかなかのサプライズだったと思います。今後は更に三洋の北米テレビ事業を合わせて一段と業績改善期待を持てますし、ようやく反発のきっかけを掴んだ感じです。明日の動きに期待。さて、今回は一銘柄買いポートフォリオに入れたい銘柄があります。それはコーセー(4922)です。今のタイミングで化粧品株は無いやろーと言われそうですが、まあこのブログに関しては比較的時間軸を長めにとった銘柄をチョイスしているものですから、本日のように下がったところで仕込んでおくのが丁度良いかと。実は先般有料メルマガで挙げて、中間期上方修正にもかかわらず売られてしまい、損切りラインに到達してしまった銘柄です。ただ個人的には良いと思うので、先週末に中間決算も出ましたし、ここで改めて注目していきたいと考えています。今期は増収ながらも営業利益はほぼ横ばいを見込んでおり、やや頼りない数字ですが、中間期は計画を大きく上回っての着地です。今回特に注目するのは、10月より化粧品などの消耗品も免税対象になったことで、訪日外国人関連としての位置付け。足元で一段と進む円安進捗を受けて、益々訪日外国人の増加が見込まれますが、その購買力は凄まじいものです。実際、外国人観光客の増加が都心部百貨店の売り上げを押し上げていますが、同社もスキンケアブランド「雪肌精」シリーズが訪日外国人に好評とのこと。日本人もこの前までの円高時に韓国に行ってIKKOさんお勧めのBBクリームとかを「安い安い」と言って買い漁っていましたが、そのパターンが日本でも出来上がると見られます。また先般「iPS細胞を使って、67歳の日本人男性の肌細胞を36歳時点の肌とほぼ同じ状態に若返らせることに成功。同細胞を応用した化粧品の開発を進めていく計画」と報じられ、今後iPS絡みの材料にも株価が反応する可能性も芽生え、材料性が豊富になってきました。個人的にこれはかなり大きな材料だと思うんですよね。今後商品が開発されたら、とてつもない需要を生むのではないかと。テクニカル的にMACD、パラボリックは好転していますし、一目均衡表でも実線、遅行線共に雲に何とか支えられて値は高値圏で保っています。需給面でもアベノミクス開始以後ほぼ一貫した右肩上がりの展開が続いていることで総じて良い流れが続いています。短期的にも先月16日の急騰場面で出来高を伴って陽線を出し、24日に中間期上方修正を受けて下ヒゲを付けたところからも切り上がってきて、4200円辺りでの底固めが出来ている印象です。信用売り買いはほぼ拮抗していますが、足元では逆日歩も点灯しています。自社製品が貰える株主優待もあるため、NISA狙いでの買いなども期待できます。目標は年初来高値を上回って5000円に。明日の寄り付きから買いポートフォリオ入れとします。・・・他にも書きたいことは色々ありますが、またお約束の文字数制限の関係上ここまで。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2014年11月04日
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今年もまたこの日がやってきて、ついに39歳になりました。純然たるアラフォーです。来年にはジャスフォー(just fourty)ですよ。いやー、参りましたね(・・;)ここまで来ると1歳くらい年をとっても何とも思いませんが、瀬戸際ですから来年はちょっと色々考える誕生日になりそうですよ(-。-;)気持ちはまだ中学生くらいのつもりなんですけど、白髪が尋常じゃなく増えて、毎回床屋に行く度に指摘されます(・・;)早くiPS細胞とかで若返りの技術が進歩して欲しい・・・。そんな中二病気分で毎年やっている有名人からの電報コーナーです(;^_^A「お誕生日おめでとう。年の数に合わせて消費税39%も検討します」安倍総理さん「お誕生日おめでとうございます。40はある意味グランドスラムですね」錦織さん「39歳とかけまして、年末大忙しのおじさんの解きます。その心は、散々苦労する(サンタクロース)」喜久翁さん錦織さんのは意味がよくわかりませんが、皆さん有難うございました(;^_^A39歳になっての抱負は、毎度のことながらやっぱり健康第一ですね。まだ40にもなっていないのに五十肩になっちゃいましたし、年々ガタがきています(T△T)一応出来る限り歩く、また走るを心掛けてはいますが、もっと健康体になるようにしていきたいと思います。そんなこんなで40歳へのカウントダウンが始まってしまいましたが、しっかり頑張っていきたいと思いますので、皆さんまた応援の程宜しくお願い致します(^^)
2014年11月04日
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★☆★☆好評につき第二回開催決定!!日経CNBC、stockvoice、ラジオNIKKEIなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で2度目の自主開催セミナーを開催されます!!各経済データを元に、今回の追加緩和も見事に指摘した氏の解説は必聴です!!馬渕治好氏略歴http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html内容 :「世界経済・市場展望」(※11月にアメリカ出張で取材する米国経済・投資家動向のホットな最新情報をわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません) 日時 :11月29日(土) 13:30~場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡参加費:4000円 事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。http://kokucheese.com/event/index/221962/地方でこういうセミナーは貴重です!ご興味のある方、ワンランク上の自分になりたい方は是非お誘い合わせの上お越しください!!当然私も参加します!!(^_^)/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━本日は10月の成績発表です。10月は中頃までみるみる下がっていきましたが、後半みるみる上がって見事なV字回復を見せた月でした。そんな中で私のポートフォリオはどうなったでしょうか。早速検証してみましょう。買い銘柄 みずほFG(8411)194.1円→200円(19営業日保有 上昇率3.0%)一時昨年2月以来の安値水準まで下げていきましたが、その後は地合に合わせて急回復。特に金曜の追加緩和を受けてまた金融株が買われ、出来高を伴って上げました。これは決算云々関係無しに来月からは強い動きを見せてくれそうです。三井海洋開発(6269)2745円→2622円(19営業日保有 下落率4.5%)今月もドル高が続いたことで全般的に原油価格が下落基調。決算は7日の予定ですが、既に出た親会社三井造船(7003)の船舶海洋部門が好調だったことで、同社の好決算も裏付けている格好です。出遅れ感は強いですが原油価格も70ドル台からの耐性は強く、また同社の得意なブラジルも大統領は現職が再選。その後なんだかんだでボベスパ指数も上がっているので、不安感は徐々に消えていくところにあると思います。日本製紙(3863)1565円→1626円(19営業日保有 上昇率3.9%)6月に大王製紙(3880)が公募を発表して以来、紙パセクターのとばっちり売りが続いていましたが、その大王製紙もようやく今月に底打ち感。背景にあるのは「紙おむつが訪日外国人に売れて好業績」報道でした。更に創業家外しの動きも出てきて、ようやくお家騒動の大混乱も最終局面。というわけで、円安デメリット株代表株の紙パセクターですが、意外な訪日外国人関連という切り口も出てきましたし、また配当・優待利回りが高いですから、ここからNISA買いも期待できます。方針としては戻り待ち売りスタンスですが、高値からの半値押し水準である1800円辺りまでは引っ張っても差し支えないでしょう。KNT-CTHD(9726)173円→166円(19営業日保有 下落率4.0%)今月もエボラ騒動があって、引き続き旅行関連株には受難な月でした。ただ足元円安が進捗していることや、エボラが入り込んでいないラストリゾートでもある日本への旅行引き合いが増加して、訪日外国人はむしろ増加基調持続。チャート的にも16日の大陰線で売り一巡感が出ており、ここからでしょう。WOWOW(4839)4435円→4755円(19営業日保有 上昇率7.2%)出てきた決算は錦織効果で上方修正。解約も懸念より抑えられており、副業のテレマーケティング事業も順調で過去最高益更新見込み。一時期地合の悪さから株価下ブレ懸念が出ましたが、そこから見事に切り返してきました。結果終値ベースでは上場年以来の高値に。足元では同業のスカパーJSATHD(9412)も終値ベースでの上場来高値を更新してきており、金曜の追加緩和前までは非常に注目度が高かったのですが、追加緩和で埋もれてしまいました。まあともあれ同社も過去最高益更新見込みなら、分割考慮での過去最高値9300円を更新してきてもバチは当たりません。また来週出てくるであろう月次動向で点火してくれそうです。セブン銀行(8410)435円→460円(19営業日保有 上昇率5.7%)こちらは追加緩和を受けて金融株、特に地銀株が年初来高値を更新してくるのに歩調を合わせて上場来高値更新。正直銀行株という位置付けで買われるのは違和感があるのですが、外国人投資家などにしてみれば「よくわからんけど名前に銀行が付いているし」ということなのでしょうね。ともあれ同社のATMを用いたビジネスモデルは他に類を見ず、セブンイレブンの拡大と共に成長が続く限りは株価も上がっていくのでしょうね。そのセブンイレブンの拡大という点については「既にコンビニなんて飽和状態じゃないか」という声もありますが、意外に人口に対する店舗の比率や、規模の拡大によってできるシェアの優位性などを勘案すると、まだ出店余地は大きいとも言えます。http://grading.jpn.org/DivSRH610504.html酉島製作所(6363)881円→837円(19営業日保有 下落率5.0%)自社株終了直後にエントリーしたことが災いして下落が続いていますが、800円を下値にダブルボトム形成中。ようやくコツンコツンときた感じになっています。決算は中間期時点ではまだ悪いでしょうけれど、株価は十分それを織り込んでいますし、何と言っても水処理関連株は長期的に強いと思うので、ここから再注目。配当利回りも高いですからNISA向き。船井電機(6839)1083円→984円(19営業日保有 下落率9.1%)月末にかけて一段安となって1000円割れ。パナソニック(6752)の北米テレビ事業買収報道で反騰したことが余計なしこりを作ってしまった格好です。ただ同社主戦場のアメリカは景気回復感が出ていますし、株価も節目で一服感。為替も一層円安に進捗していることで、月曜に出る決算が反転上昇のきっかけになれば、売り一巡感から戻りが早そうです。ファーストリテイリング(9983)10/20より 37520円→40365円(9営業日保有 上昇率7.6%)裁定買い残の積み上げを期待してエントリー。ただその後はむしろ裁定買い残が大幅に減少し、売られる動きに。ただそこから切り返しの動きを見せて金曜は追加緩和から大幅高。売り長銘柄ですから、買い戻しに流れが向かい始めたらもう止められないでしょう。裁定買い残が4兆円を超えるまでは強気に見ていって良いと思います。以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると 0.07(%/営業日)という結果が出ました。 計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。ちなみにその間日経平均 10/3終値 15708円→16413円(19営業日 上昇率4.5%)0.23(%/営業日) TOPIX 10/3終値 1282 →1333 (19営業日 上昇率4.0%)0.21(%/営業日) 金曜の急騰で一気に負けちゃいました。まあ11月で巻き返せるでしょう。 そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を紹介した2005年8月23日の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。 KA指数499.2ポイント500ポイント回復ならず。まあさすがに年末にかけて一気に取り返せそうですから、ここからが本当の勝負です。さて11月の相場展望ですが、以前も書いたように緩和が実現したので投資判断は「強気の買い」に引き上げます。それにしても金曜の上げは凄まじかったですね。前回「29日の正副総裁の国会発言はサプライズを演出するための冷や水か」と書きましたが、本当にそんな感じになりました。個人的には今回の緩和は正解だと思います。テレビの論調では「緩和でまた円安になって国民の生活が・・・」とか言っていますが、じゃ円高の時は国民の生活が良かったのか、と。そりゃどっちにも利害関係者が居る以上、どっちかが出ればどっちかが引っ込むだけです。「一回目の緩和でも資金が市場になかなか回らないのに、額を増やしてどれだけ意味があるのか」という意見はごもっともですが、日本という国がデフレ退治に本気になっている、そして株高を指向している、というメッセージを全世界に発信できただけでも十分意味はあります。というより資金供給量が年間わずか10兆円増やすだけですから、正直日銀もこのメッセージ効果以外は何も期待していないでしょう。「緩和で資金をじゃぶじゃぶに溢れさせ、その副作用はどうするんだ」という意見もありますが、そう言う人の頭の中は江戸時代で止まっているのかも知れません。すなわち鎖国をしているならともかく、海外が緩和している以上、海外マネーが自由に日本に入ってきますから、むしろ日本が自国でイニシアチブをとれるような政策を採らざるを得ないのです。それがEUとは違って独立している国の金融政策の強みです。そういう意味で私は緩和に賛成です。緩和をせずに延々と続くデフレは、経済的に緩やかに死に近づくことを意味します。それで満足ならそれも良いかも知れませんけれど、私はやはり今日より明日の方が良い日だと思って毎日生きていますから、将来に希望が持てない状態は嫌ですね。それで今回のタイミングは絶妙だったと思います。まずアメリカがQE3を終えたこと、そして日本も今月金融政策決定会合が2回あり、今回は特に展望レポートを出すタイミングだったことで、説明と行動に整合性をつけられます。株式市場的にも丁度10月の急落で売りが枯れていたこと、特に先週の投資主体別売買動向では外国人がまだ先物を売り越していたので、GPIFと合わせた未明の真珠湾攻撃はさぞ効果的だったでしょう。財務官時代の黒田さんは過去最多の為替介入を行った人物ですから、どのタイミングで仕掛ければ最も効果的かということを熟知しています。正に官兵衛ばりのやり口です。と言うわけで、10月は最終日を除いて空売り比率が30%を越え、特に過去最高を更新した日もあったので、売り方は買い戻すしかありません。パニック売りはよく見ますが、パニック買いというのは私の人生で初めて見たかも知れないですね。今年に私がほざき続けていたことを覚えている方が一人でもおられたら嬉しいですが、これで超長期の上値抵抗線(96年の阪神大震災の復興需要を睨んだ高値、2000年のITバブルの高値、07年の小泉劇場の高値を結んで今に続く線)をようやく明確に上抜ける条件が出揃いました。実質的には足元で既に抜く動きは出ていましたが、これで名実共にハッキリ上抜けられます。ですから、私はチャートでも需給でも、これでまず日経平均2万円を目指せるスタート地点に立ったものと思います。一方消費税10%はほぼ確定的ですが、だからこそ皆株を買って生活自衛しないといけないでしょう。※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2014年11月01日
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