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★☆★☆富山近辺にお住まいの方に朗報!!日経CNBC、stockvoice、ラジオNIKKEIなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で自主開催セミナーを初めて開催されます!!馬渕治好氏略歴http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html内容 :「世界経済・市場展望」(※世界の経済動向、主要市場の先行き、政策要因や投資家動向などの全体観について最新情報を踏まえながら面白くわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません) 日時 :8月23日(土) 15:30~場所 :富山県高岡市参加費:4000円 21日までの事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。http://kokucheese.com/event/index/198413/地方でこういうセミナーは貴重です!ご興味のある方、この夏にワンランク上の自分になりたい方は是非お誘い合わせの上お越しください!!当然私も参加します!!(^_^)/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は本日反落。前日のNYは4-6月期GDP速報値が+4.0%と市場予想の+3.0%を上回る数字に。それを好感してドル円は一時103円を付ける場面がありましたが、ダウは反落となりました。それを受けた日経平均は朝方から買いが先行。いきなり15700円を回復し、1/24の下落で開けた窓を埋めてきました。ただ買い一巡後は次第に利益確定売りが頭を押さえる展開に。為替も徐々に円高傾向に振れると、14時以降は値を消して、結局はマイナス圏のほぼ安値引け。売買高は24億株台、売買代金は2.2兆円台と、久しぶりに2兆円台を回復しましたが、出来高を伴った高値陰線となりました。投資判断は「やや買い」に。ここまで15000円~15500円でのレンジ推移を想定していましたが、昨晩のNYでドル円が103円を付けてきたことから、投資判断を一段階引き上げました。為替が円高でも反応せず、円安になったら更に好感する、という流れですから、アメリカが崩れないのであれば目先16000円を目指す流れになるのではないでしょうか。私は昨日の鉱工業生産指数の悪い内容を受けて下がらなかったのはさすがに強いと思いましたし、ここまで来たら経済指標的なものでこの買い気の強い流れが変わることは無さそうです。ADP雇用統計の方は予想を下回りましたから、週末の雇用統計のハードルも下がっています。で、投資判断を引き上げた途端に高値陰線となったのはガックリですが、ある意味仕方ないとも思います。ここまでアメリカやドイツが息切れする中で4連騰でしたし、本日は前半ピークとなる456社の決算の集中日でもありました。上述のようにチャート的にも窓埋めを終えましたし、一服売りが出るのも致し方ないと思います。明日から8月相場入りですが、月足を3連続陽線と出来たことで、達成感もあるでしょう。ただ私の中で「強気の買い」とまで出来ないのは、繰り返し言っている日経平均の超長期上値抵抗線(テクニカル)と、ドイツの弱さ(海外のファンダメンタル)。で、前者の方は昨年末に一時上抜けた経緯もあり、とりあえず抵抗線+500円くらいまでは「あそび」部分として許容された実績があります。ですから8月にはその抵抗線が大体15450円くらいになってくるのですが、そこから500円上の16000円くらいまでは許容できる範囲だろうと思います。後者の方はドイツとアメリカを比較すると圧倒的にアメリカの経済規模が大きいですから、アメリカさえ崩れなければ大丈夫という言い方ができます。今後はこのアメリカの崩れだけに細心の注意を払っておけば良いでしょう。最早本日期限が切れたアルゼンチンのデフォルトのことを心配している人もいないようです。そんなわけで、心の片隅に不安材料は認識しておきつつ、売り物が出ないのであれば買うしかない、という感じです。乱暴な言い方をすれば、下がるまで買う、という気持ちでしょうか。以前にも書いたように8月に政策の変更や重大発表は無く、8月序盤に出た流れが一ヶ月は続く可能性が高いです。突発的に事件が起きたらその時投げる、というスタンスで行くべきだと思います。新興市場は「中立」。本日は高安マチマチ。マザーズ指数はミクシィ(2121)、サイバーダイン(7779)といった中核銘柄が共に高値更新で大幅高となり、手が付けられなくなっています。指数算出開始水準である1000ポイントも指呼の間に。ただ足元で強いのは東証1部の大型株であり、小型株などは息切れ感が見られます。マザーズにしても強いのは一部の銘柄のみで、後はそれ程でもありません。足元は為替の円安反転を材料に、出遅れ感の強い大型株物色の流れの方がトレンドだと見られます。【ポートフォリオ銘柄】岡部(5959)は続落。本日引け後に中間決算を発表し、先日報道されたように中間期時点で営業利益が過去最高となりました。ただそれ以外特に上方修正も出なかったので、明日の反応はイマイチだと思われます。というわけで、だいぶ良いところまで戻りましたし、明日の寄り付きでポートフォリオから外します。良い銘柄だとは思いますが、ちょっとトレンドを見極めてから改めて出直す形にします。KNT-CTHD(9726)は反発。昨日引けの時点でTOPIX浮動株比率の調整があり、同社は買われるはずでしたが、それを見越した先周りの買いなどがあった模様でむしろ売られる流れに。ただその分本日は反動が出た格好です。引き続き訪日外国人の増加を見込んで強気で行ける銘柄とは思いますが、先日「ジャルパックが新興国の旅行需要の高まりで海外ホテルの需給が逼迫していることに加えて、訪日外国人客の増加で海外向け飛行機の座席が取りにくくなっていることから、海外ツアーの5%程度値上げを実施する」と報じられました。値上げ自体は旅行会社にとっては良いですが、コスト増が背景ですからちょっとマイナスです。また為替が円安基調になっている点も国内メインの旅行会社的にはどちらかと言えばマイナスですし、世界的に地政学リスクが高まっている点も逆風です。同業のHIS(9603)にいたっては例のスカイマーク(9204)の大株主でもありますが、昨日更にCBの発行を発表して売られる流れに。ちょっとここまでの好調な流れが変わりつつあります。そんなわけで目先はやや重い流れが続きそうで、来週末に予定されている決算も第一四半期に続いて状況は厳しさが残りそうです。ただ全般的には先行き期待感がありますから、こちらはホールドで見ていきたいと思います。売りポートフォリオのファーストリテイリング(9983)は続伸。こちらは想定外に地合が良くなってしまったので、売り方にはちょっと劣勢な流れになっています。ただ来週月曜に予定されている7月の月次動向は台風や大雨の影響などで厳しい数字が想定されますから、4/11の急落で開けた窓を埋めに行く動きにまでは発展しないものと見ています。【注目銘柄】東京製綱(5981)は続伸で年初来高値更新。こちらは先般も当欄にて取り上げましたが、本日185円まであり、昨年高値にタッチの場面がありました。終値ベースでは昨年2月以来の高値水準になっており、先高感が強くなっています。昨年からの強力な上値抵抗帯180円をクリアしつつあり、需給も日に日に改善しています。引き続き注目。そして次回は7月の成績発表です。今回は色々上手く利食えた月なのでパフォーマンスは良さそうです。乞うご期待!その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2014年07月31日
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ローマ話のつづきですhttp://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20140727.htmlバチカン市国の周囲は城壁で囲まれており、それがイタリアとの国境になっています。バチカン市国に軍隊はありませんが、警察組織はスイスが担当していて、独特の衣装を着た市国警備員が表情一つ変えず微動だにせず、不動の姿勢を保っていることで有名。なかなか特徴的な制服なので、観光客は皆その姿を写真に収めます。↓ただし我々が行った時は雷雨だったので雨ガッパバージョン↓晴れてたらこんな感じhttp://imagenespoliciales.com/galeria/displayimage.php?pid=51そんな警備員が立っている入り口から入り込むと、やはり一応X線による手荷物検査があります。それを通過するとはれて正式に入国完了!一応これで人生5ヶ国目の制覇となりました(;^_^A眼前には有名なサン・ピエトロ広場が拡がっています。ここで毎週日曜にローマ法王が祈りの集いを行い、大勢のキリスト教信者などが集まって皆で祈りを捧げます。ローマ観光の目玉の一つですから、当然我々以外にも多くの観光旅行客がやってきて大賑わいでした。サン・ピエトロ広場は円形(厳密には楕円形)になっていますが、それを囲むようにコロネードと呼ばれる列柱が並んでいます。それは4列ずつ並んでいるのですが、ガイドさんの説明によると、広場の中心にある円盤の目印に立って見渡すと、4本の柱が全て重なって一本に見えるように作られているそうです。皆それを聞いて「おぉー」と慨嘆していましたが、それが何を意味するのかまではよくわかりません(;^_^A↓雨のサン・ピエトロ広場は殺風景サン・ピエトロ大聖堂広場の中央にはドンとそびえ立つオベリスクがありました。オベリスクは古代エジプトで作られた石柱のモニュメントですが、かつてローマ帝国がエジプトに侵攻した際に戦利品として持ち帰ったものだそうです。道場破りの看板のようなもの・・・ではありませんが、持って返ってくる兵士や奴隷は大変だったでしょうね(;^_^Aなかでもこのオベリスクはローマ(バチカンも含めて)で二番目に大きなオベリスクだそうで、紀元前20世紀にエジプトで作られたものがローマ帝国時代に運ばれたものだそうです(ただし諸説ある様子)。そして唯一一度も倒れたこと無いものだそうで、何千年もの歴史を感じさせる一品となっています。ほぇー(××)ちなみにローマには全部で13本オベリスクがあるそうですが、スタンプラリーできそうですね(;^_^Aバチカン市国のオベリスクそこまで話を聞くと後は自由行動の時間に。1時間でサン・ピエトロ大聖堂の中を見学し、また広場に集合という段取りでした。中には多くの歴史的価値のあるものが並んでいて、また人も多いですからとてもじゃないですが集団行動は無理ですね。なお、残念ながら今回我々は美術館には行かないコースだったので、色々教科書などにも載っているようなお宝には会えず(T△T)次回来た時はそちらの方もゆっくりと見学したいと思います。ともあれ、雷雨から逃れたい我々は、さっさと大聖堂の中に入るのでした(つづく)↓法王を映すスクリーンはパナソニック製。ようやく日本の意地を垣間見た気がしました(;^_^A
2014年07月29日
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★☆★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中です! 「損を減らし焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです) ▼下記URLから有料メルマガの成績などご確認後、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html 1ヶ月当たり4,320円~ 相場が続く限りチャンスは無限大。 一度お試しいただければと思います。※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。 http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は本日続伸。先週末のNYが弱く、為替が円高傾向に振れる中でもしっかりした買いが入り、1月以来の15500円台を回復。その後も高値圏をキープしつつ、後場の値幅は30円という凪状態でした。売買高は19億株台、売買代金は1.6兆円弱と引き続き低水準でした。投資判断は「中立」。前回「月曜は金曜引け値水準でのスタートが予想されますが、その後は売り方の買い戻し玉が整理されてしまったことで、ちょっと売られる展開も想定」としましたが、全然しっかりした値持ちでした。日経・TOPIX共にチャート的にMACDが今週中には揃って好転しそうですし、ストキャスは好転。ボリンジャーバンドは+2σが拡大してきましたし、25日線も上回っています。日経平均は終値ベースで直近高値を抜けてきたので、売り方は降参の流れのはずです。ところが海外が弱く、節目突破から上値を買い上がる動きも見られません。正直チャートだけで買い転換とはなかなか言えません。今週のイベントは結構重要で、主なものは29日(火)アメリカ7月消費者信頼感指数30日(水)日本鉱工業生産指数速報、アメリカ4-6月期GDP速報値、FOMC結果発表、ADP雇用統計1日(金)アメリカ雇用統計、7月ISM製造業景況指数、7月ミシガン大学消費者信頼感指数という感じです。こうして見ると水、金が特に要注意ですが、一応FOMCは今までの流れを踏襲すると思われるので良いとして、今回日程的に結構色々な指標が詰まっている印象を受けます。このうちの何かが地雷で高値更新を続けるアメリカ株の利益確定売りの引き金を引くかも知れない、と思うと、やはり日本株だけ手放しで楽観的になりきれない怖さがあります。それ以外にも月末の31日には460件の決算発表が予定されていて、今週一週間では1000件以上が予定されています。あと例のアルゼンチンのデフォルト期日がまた近づいてきました。ただこれはもう規定路線と言いますか、株価には十分織り込まれているものと思われますから、基本的には無視して良さそうです。これとFOMCは無風として良いのかも知れませんが、まだ15500円を終値で抜けたからといって付いていくのは危険な感じがします。個人的にはこの15500円台を付けてきたことがむしろ「撒き餌」的なイメージもあるので怖い感じです。アメリカもドイツも上値追いが続いているなら素直に買いで良いと思いますが、アメリカはともかくドイツが弱いです。執筆現在も下げが続いており、不安感は募るばかり。ともあれ為替や海外動向に左右されないのが日本の強さだ、と言えれば良いですけれど、先々週の投資主体別売買動向を見ても信託が売り越しており、外国人が一番の買い主体というのもちょっと腑に落ちません。月が変わって変な反動が出なければ良いと思うばかりです。新興市場も「中立」。本日は両指数共にしっかり。マザーズ指数は指数寄与度の高いサイバーエージェント(4751)が引き続き弱かったものの、ミクシィ(2121)が大幅高と勢いが止まりません。引き続き東証1部が決算シーズンに突入して買い手控えが出る時期ですから、大体新興市場に資金が入りやすい頃合いではありますし、為替の円高の影響も直接受け辛いので、しっかりした展開が続きそうです。【ポートフォリオ銘柄】みずほFG(8411)は続伸。本日は特に銀行株が買われましたが、同社も25日線まで一気に戻す流れに。なんだかんだで呼び値が銭単位になったことで、短期値幅狙いの個人投資家も参戦しやすくなった様子です。ただこれだけ市場全体の商いが薄い時に、メガバンクが資金を奪ってしまうと、ちょっと市場全体には悪影響な印象も受けます。チャート的にはMACD、パラボリックが好転してきて一目均衡表でも雲の中に入ってきたので一旦底入れの兆し。目先200円台のキープに期待。三井海洋開発(6269)は続伸。本日は相方の日本海洋掘削(1606)もしっかりの動きで、原油価格が一服の割には海洋資源開発関連は強かったです。地政学リスクは単に受け手側の我々が慣れただけで事態は一向に解決しておらず、この辺りは引き続き油断ならないでしょう。キッコーマン(2801)は続伸でまた上場来高値更新。そして前回の予告通り本日の寄り付きで利食い終了となりました。ディフェンシブ銘柄のクセにボリンジャーバンド+2σを抜けて上がってきていますから、さすがに短期的には一旦利食いの場面が出そうです。ただ自社株買いも続いていますから、需給は相変わらず良い流れです。【注目銘柄】東京製綱(5981)は続伸で年初来高値更新。こちらは先般も取り上げましたが、本日180円タッチの場面がありました。終値ベースでは昨年9月以来の高値水準になっており、先高感が強くなっています。昨年から180円が強力な上値抵抗帯になっていますが、低位株の値幅取りの動きが活発化すればあっという間に突破できる勢いを持っています。国内外で高層ビルの建設需要からエレベーターのロープ需要も大きいようですし、材料は巡ってくるパターンから再度江東区のロープウェイ建設構想が再度ブリ返されたりするんじゃないかなと思ったりしています。引き続き注目。フリークアウト(6094)はストップ高比例配分で上場来高値更新。こちらは昨日配信の有料メルマガで取り上げましたが、買値にわずかに届かず上がって行ってしまいました。残念。折角なので、取り上げ根拠を以下に掲載して有効利用します。「△フリークアウト(6094) 東証マザーズ 売買単位100株6990円 出来高818700株7/28買値 6900円以下8/8までの目標株価 8000円【評価】業績 △テクニカル △需給 △同業他社比 ×その他ポイント 独特のビジネスモデルからの成長性、直近IPOが無いことインターネット広告におけるリアルタイム広告枠取引を行う。今期は増収減益の見込み。システムの開発、人件費の増加、本社移転費用、上場費用などが嵩むことで利益を圧迫する。ただ先日発表された第三四半期決算では通期見通しの営業利益を既に超過。今後の上方修正に期待が持てる展開に。広告が消費者に見られた瞬間に入札制で広告枠を自動売買するという独特のシステム(RTB)で先駆しており、この分野では国内ナンバー2の位置に。ネット広告市場は年率8.1%の伸びで拡大し続けているが、その中でRTB市場は年率39.1%の騰勢を見せており、ネット広告の中でも13年現在で12.1%のシェアに過ぎず伸びしろが大きい。先日のゴールドマンサックスによるレポートでは「中期的に売上は10倍、営業利益100億円が狙える」と強気で、今後ネット広告業界の中での台風の目になるものと見られる。テクニカル的には上場後に下値を切り下げる展開にはなってきたが、先般の決算を受けて5日線を上回り、また上場後の平均値6407円を上回っていることで、上値は開けているところ。金曜は終値ベースで上場初日に次いでの高値となってきている。パラボリックやストキャスは好転。需給的には初値水準、また最も出来高が膨らんだ2日目の水準を概ね下回っていることで、やや上値にしこりが残っている印象。信用買い残は差し引き49.3万株で、足元の出来高との比較では返済売りをこなせるレベルで、まだ買い残が積み上がる余地もある。また足元でIPOが当面予定されていないことから、直近IPO銘柄に短期資金が入り込む余地がある。今期は最終利益予想が極めて0に近いため、予想PERは22548.4倍。PBRは34.7倍と、直近IPOらしく明らかに割高水準。予想ROEも0.1%と低い。配当は無配。買値は金曜に大きめの上昇があったため、反動を見込んで下値で拾う形で。目標は上場来高値更新を見込んで。損切りは買値から5%程度下の水準で適宜」その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2014年07月28日
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ローマ話のつづきですhttp://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20140629.html翌朝。その日はまず半日がかりでローマの有名どころを回る市内観光ツアーが組まれていました。朝食は毎朝ホテルで付いていたのですが、集合時間が早かったので、レストランの開く時間の前から並んで一番に食べます。我々の他に並んでいるのも日本人で、どうも日本人向けオプショナルツアーは朝早くからの集合が多い様子。非常に日本人がせっかちに思われるようなスケジュールが組まれています(;^_^A朝食はやはりバイキング形式。ヨーロッパらしくパンの種類が豊富で、それぞれやはり言うまでもなくBuono!(美味しい)(^_^)/朝からもりもりと存分に食べることが出来ました。無類のパン好きの嫁にはたまらないラインナップで、特に「nutella」というパンに塗るチョコレートペーストがふんだんに使えるのがたまらないのだそう。ちなみに私も土産で買ってきたやつを食べて、日本に戻ってきてからはまりました(;^_^Aバイキング以外にも別料金メニューもあり毎回薦められるのですが、全部割高ですし、これだけ種類が豊富な中で朝からわざわざ頼む必要も無く。毎回無下に断っておきました。計4泊したのですが、最終的にはメニューを持ってこなくなりました(;^_^Aそんなこんなで朝食を食べ終えると、すぐ昨日下見したテルミニ駅傍の集合場所に向かいます。到着するとバスが3台並んでいて、中年の日本人男性が名簿を片手に参加者をバス毎に振り分けていました。バスに乗り込むと、既に40人くらいの日本人旅行者が乗り込んでいます。私は昨年色々海外に行きましたが、さすがメジャーな観光地らしく、初めて他の日本人と回るツアーに参加しました。なんだかんだで周りが日本人というのは落ち着きますね(;^_^Aそこで赤い小型の無線受信機を渡され、首からぶら下げイヤホンをします。それぞれ回るところは広いですから、遠く離れてもガイドの声が聞こえるようになっています。なるほど。拡声器とかで大ボリュームは無粋ですしね。間もなくバスは出発し、最初の目的地バチカン市国に向かいます。バチカン市国も有名ですから今更説明は不用と思いますが、一応解説。バチカン市国はイタリアの中にある別の国で、世界で最も小さい国。キリスト教の最高司祭であるローマ法王の国です。ただ別の国と言っても普通に歩いて入れますし、パスポートも不要です。通貨はユーロですし、あくまで概念的なものですね。世界の皇居的なイメージ。ちなみに全く余談ですが、イタリアの中にはもう一つ独立国のサンマリノ共和国があります。今回バスに乗って思ったのですが、ローマの道は昔の名残を残す石畳なので、結構凸凹しています。駅周辺の一等地でもガタガタ揺れます(・・;)そんな中でもしっかりと道中を案内してくれる我々のガイドさんは、やはりジローラモ的なダンディな優男風。ただイタリア人と日本人のハーフらしく、流暢な日本語で案内してくれます。で、バチカン市国に向かう道すがら、天気がドンドン悪化して、突然の雷雨に見舞われました(・・;)ロンドンは雨の街とか言いますが、ローマは特にそんな話もありません。10月のローマの気候は大体日本と同じような感じではありますが、ここ連日大気が不安定なんだとか。特に昨年は世界的な異常気象の一環で5月に雪が降ったりとか、作物も育たなくて大変だった様子。「皆さん傘はお持ちですか?もし持って無くても、バスを降りたら売り子が寄ってきて10ユーロで買えますよ」とガイドさん。確かに到着しバスを降りた瞬間に、何人もの売り子が乗降口に殺到してきました( ̄Д ̄;;難民の子供達でしょうか?ただ我々も含め日本人は皆準備が良いので、皆折りたたみの傘をしっかりと持ち合わせていました。結局誰も買わなかった様子。さすがに持っている人間に売り込んでくるガッツのある子供はいませんでした(;^_^A(つづく)
2014年07月27日
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★☆★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中です! 「損を減らし焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです) ▼下記URLから有料メルマガの成績などご確認後、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html 1ヶ月当たり4,320円~ 相場が続く限りチャンスは無限大。 一度お試しいただければと思います。※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。 http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は金曜反発。前日のNYは高安マチマチ。それを受けた日経平均は為替の円高一服を背景に買いが先行。指数寄与度の高いファナック(6954)が好決算で買われたことも追い風となりました。ただその後は15400円を手前にピタッと値動きが止まってしまい、14時までは値幅20円程度の横ばい推移に。しかし14時を過ぎると、週末を控えてしびれを切らした売り方の買い戻しが出て次第に上値を追う流れに。そのままジワジワ買われ、高値引けとなりました。売買高は21億株弱、売買代金は1.7兆円と前日よりは細りました。投資判断は「中立」。日経平均はしれしれっと終値ベースで1月以来の高値水準を付けてきました。ファナックの上昇が40円程押し上げた模様で、週末要因から売り方の買い戻しが出た分も差し引いて考える必要がありますが、ともあれ三尊天井を回避できそうなところは明るさがあります。TOPIXはまだ4日の高値を抜けられていませんが、陽線で終えたことやMACDが好転しそうなところは先高期待感が出ています。ただ金曜のNYはアマゾンやビザの決算が悪く売り込まれたことでやや値を崩す展開に。ダウが17000ドルや直近安値を割り込んできました。日経先物は引け後にドル円が円安に振れたことで一時15550円まで上昇し、1月以来の高値水準を付けましたが、15500円という強力な上値抵抗帯を突破したことで買い戻しが走った形になりましたが結局高値上ヒゲ陰線に。シカゴ225先物は15465円ということで、月曜は金曜引け値水準でのスタートが予想されますが、その後は売り方の買い戻し玉が整理されてしまったことで、ちょっと売られる展開も想定しておきます。来週は月末ですからまたドレッシング買い期待がありますが、今月はしっかりと上昇しているので、ここから敢えてドレッシングをかけてくるような感じは薄いです。それでもなお15500円を抜けてくるなら、ここまで15000円~15500円のボックス圏と見ていたため「中立」としていた投資判断も買い方向に見直す必要が生じてきます。引き続き気になるのは為替で、特にユーロドル安が止まりません。ユーロのドンであるドイツのIFO業況指数が予想を下回る結果になり、屋台骨が細りつつあります。そもそもドイツ企業のうち6000社以上がロシアに進出しているということで、今回のウクライナの混乱拡大、ロシアに対する経済制裁の影響はモロに受けます。今までは「なあなあ」にできたかも知れませんが、民間航空機撃墜という非人道的な行為が行われた以上、ドイツもロシアと距離を置かねばならず、経済的にはマイナスです。そして現段階で未だ出口も見えていません。夏は円高の季節なので警戒が必要ですけれど、8月は国内外政府系もお休みモードですから、方向が変わるようなイベントがありません。もしこのまま買われる流れで8月に入るならばじわっと買われ続けるでしょうし、来週相場つきが一変して売られるようなら下落基調も覚悟すべきです。来週の動きを確認して、今後1ヶ月くらいの相場の先行きを見極める必要がありそうです。新興市場は「中立」。金曜は高安マチマチ。マザーズ指数は指数寄与度の高いサイバーエージェント(4751)が決算を受けて急落したことから軟調でしたが、総合的には全般的にしっかりしている印象ではあります。東証1部が決算シーズンに突入して買い手控えが出る時期ですから、大体新興市場に資金が入りやすい頃合いではありますし、為替の円高の影響も直接受け辛いので、来週もしっかりした展開は想定されそうです。特にIPOは夏休みモードに入りますから、短期資金は直近IPOに向きやすい時期だと思います。この辺り値動きこそが最大の買い材料になりそうです。【ポートフォリオ銘柄】岡部(5959)は続伸。木曜は特に大きく買われましたが、金曜も反動が出ることなく続伸しました。先日日経で中間期最高益報道が出てから流れが変わった感じです。と言うより、先月の売りが謎で、単に水準訂正の動きが出ているとも言えます。とりあえず1400円くらいまでは戻ってもらいたいところ。日本製紙(3863)は反発。木曜は一段と売り込まれ出来高も急増しましたが、そこで売りが出尽くした格好で金曜ようやく反発の流れになりました。これも岡部同様に、やたら一貫して売られ過ぎ銘柄です。利回りも高いですし、元々円高メリット株でもあります。出遅れ感も強いですから一旦戻り始めたら、しばらく戻る流れが続くと見ています。キッコーマン(2801)も反発で上場来高値更新。足元で食品株で高値更新の銘柄が目立ち、為替の円高基調がプラスになる銘柄、またGPIFに買われそうな安定感のある銘柄が買われています。ただ同社は足元で海外売上比率が国内と逆転し、今となっては円高デメリット銘柄とも言えます。ですから最近の為替動向はやや懸念材料に。そういうわけで月曜の寄り付きで利食い終了にします。3ヶ月で10%くらい上がりましたからまずまずです。【注目銘柄】東京製綱(5981)は続伸。こちらは先般も取り上げましたが、木曜配信の有料メルマガにて参考銘柄として改めて取り上げ。なんだかんだで15日に急騰し出来高も膨らんだゾーンを上抜いて、終値ベースでは昨年11月以来の高値水準となりました。MACDは好転してきましたし、200日線を下支えにボリンジャーバンド+2σに沿った着実な足取り。昨年から180円が強力な上値抵抗帯になっていますが、低位株の値幅取りの動きが活発化すればあっという間に突破できる勢いを持っています。国内外で高層ビルの建設需要からエレベーターのロープ需要も大きいようですし、材料は巡ってくるパターンから再度江東区のロープウェイ建設構想が再度ブリ返されたりするんじゃないかなと思ったりしています。引き続き注目。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2014年07月26日
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ローマ話のつづきですhttp://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20140629.html道路は昔ながらの石畳。そこには本来馬車が似合うのかも知れませんが、現代は車や観光バスがビュンビュン走っています。先にも書きましたが車優先なので、横断歩道を使う際にも車の切れ目を見つけないといけません。あんましスピードも緩めてくれないものですから、かなりスリリング(××)そんなこんなで歩いていくと、間もなく正面にテルミニ駅が見えてきました。当然テルミニ駅にも歴史がありますが、あの第二次世界大戦で有名な独裁者ムッソリーニがその威厳を保つために、大理石やガラスをふんだんに使った現在の駅舎への建て替えを命じたのだとか。ただ皮肉なことに完成したのはそのムッソリーニが居なくなった1950年でした。まあ比較するものではないですが、個人的には歴史があると言えば東京駅の和モダンな感じの赤レンガの方が好きですね。なので正直特段感慨深さもありませんでした。乗降客は一日約50万人とのことですが、300万人を超える新宿駅と比べると、観光客は多いですけれど比較的落ち着いた感じがありました。なお、ここも当然スリが多いので注意とのこと。人混みはスリの大好物ですからね。歩道には色々と露天も並んでいましたが、我々は駅前の交差点の角にあった「U.Giuliani Caffe」という、いかにもローマチックでおしゃれなお店に入ってみました。店内で食べることもできますが、サンドイッチとかケーキとか持ち帰りもできるようなので。ガイドブックを読むと「店に入る時は「Ciao!(こんにちわ)」と言うべき。日本人は恥ずかしがり屋なので黙って入るが、それは向こうの人に感じの悪い印象を与える」ということだったので、嫁は「Ciao」と実践していました。私は典型的な恥ずかしがり屋さんなので、嫁の背後で必殺愛想笑いを浮かべるのみ。それで何とか切り抜けました(;^_^Aで、ショーケースに並んだサンドイッチやらパンを眺めながら色々注文したのですが、ショーケースの裏にいた男性店員は「向こうに言ってくれ」と入り口のレジスターの女性店員を指し示します。どうやらパンを取る係と会計係はしっかりと役割分担されているようで、融通が効きません。それで注文する商品を覚えて入り口に戻り、レジの女性店員に言うと、女性店員が大声で男性店員に指示して注文した商品を袋に詰め始めました。うーん、なんて二度手間(・・;)お値段も結構しますし、その後ホテルに戻って食べたのですが、何かパサパサして特段美味しくもありませんでした(-。-;)後でたまたま口コミを見付けたのですが、やっぱあんま評判良くないですね(・・;)さっきの店員の態度も、この店特有なのでしょうか?(-。-;)↓このお店の口コミ。http://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g187791-d1823324-Reviews-U_Giuliani_Caffe-Rome_Lazio.htmlとりあえず初日は地球半周近い大移動で疲れましたし、翌日は結構朝早くからオプショナルツアーが組んであったので大人しくさっさと寝ることにしました。(つづく)
2014年07月23日
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★☆★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中です! 「損を減らし焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです) ▼下記URLから有料メルマガの成績などご確認後、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html 1ヶ月当たり4,320円~ 相場が続く限りチャンスは無限大。 一度お試しいただければと思います。※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。 http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は本日反発。前日のNYは金曜反発の反動から下落。ただ引け後に出たネットフリックスなどの企業決算は良好なものが目立ちました。それを受けた日経平均は朝方から買いが先行。金曜下落した反動や連休中に海外がトータルではプラスだったことから買い戻しの動きが出ました。その後はアジア市場が良かったことや為替の円高一服などを背景に買い戻しが進み、一時15400円に接近する場面も。引け間際にやや売られたものの、25日線を回復して終えました。売買高は23億株台と膨らみましたが、売買代金は1.8兆円弱と連休明けの割にはイマイチでした。投資判断は「中立」。本日からTOPIX100採用銘柄の一部で呼び値の変更があり、株価水準の低いところは銭単位になりました。私はまた東証の改悪だと思うのですが、早速リニューアルされた株価ボードなどを見ると、関係ない他の銘柄まで小数点入り。かなり見辛くて鬱陶しいですね。本日障害が発生しなかったのは何よりですが。結果、後述のようにみずほFG(8411)など銭単位で実際に売買された銘柄は出来高が膨らみました。みずほは2億株近い出来高となり、先週金曜との比較でも4倍増しに。先週末が警戒感から少なかったことや、3連休明けで出来高が増えた分を差し引いても確かに東証の狙い通りの効果はあったのかも知れません。ただ参加者の人数で言うと果たしてどうなのでしょうか?値幅も上下1.9円ということで増えたわけではなさそうですし、そもそも今日一日だけでは何とも評価しようがありませんね。三ヶ月くらいの平均は見てみたいところです。その辺りはさておいて、引け後の為替は特にユーロドルでユーロの下落が目立っており、2月の年初来安値水準に接近しています。結果ドルは買われているので日本株全般的には差し引きプラス作用している感じですが、特にユーロ向けの売上比率の大きい銘柄は要注意という感じでしょう。スケジュール的には今晩アメリカでは巨大企業Appleの決算があります。特に新製品も無かったですから決算は恐らくイマイチなのでしょうけれど、それを受けて株価がどう反応するか、また引き続き巨額の株主還元があるのかどうかに注目です。新興市場は「中立」。本日は両指数共にしっかり。本日は先週のイエレン発言で弱ったバイオ株に買い戻しが入り、その他どちらかというとサイバーエージェント(4751)などの主力株がしっかりしていた印象があります。アメリカで注目のIPOアリババの上場が一ヶ月延期されて9月になるのではないかという報道が出てきたことで、換金売り圧力が一旦引いたという点も国内外のハイテク株の需給要因にとって大きいかも知れません。またここから東証1部の銘柄は決算を控えているので買い辛さが出てくることから、毎度のパターンで新興市場銘柄に買いが集まりやすい頃合いなのだと思います。引き続き東証1部のボラが低い中では短期資金に狙われやすいと思われます。【ポートフォリオ銘柄】みずほFG(8411)は反発。上述のように本日から同社を含めたTOPIX100銘柄の一部で価格が銭刻みになったことで、その象徴的な銘柄として注目されました。本日はある種のご祝儀的なものや「ちょっとアルゴの走りを試してみるか」的な売買もあったものと思われ、出来高は2億株近くに膨らみました。出来高が膨らむのは良いことですが、今日は地合が良い中で200円割れの場面もあり、メガバンクが全体の足を引っ張った形にはなっています。特に本日は日経一面で「預金保険料2000億円引き下げ」という報道があったにもかかわらずダメでした(場中に麻生金融相が否定しましたが、それまでも特に買われる動きはありませんでした)。私はやはりこの呼び値の変更がマイナス要因になった臭くも感じます。特にみずほは個人投資家数の多い銘柄でもありますから、個人投資家が敬遠したら一つ一つはアリのような小さな売りかも知れませんけれど、それがダムの決壊を崩すきっかけにもなると思います。個人的には今回の変更は少なくとも銭単位になった銘柄にとってマイナスだと思っています。三井海洋開発(6269)は続伸。地政学リスクは一服しているものの、原油は買われており、本日は相方の日本海洋掘削(1606)と共に買われました。また同じテーマ性を持つ鉱研工業(6297)も足元で買われていますが、本日引け後には中間期予想の上方修正を発表。やはり全般的に「資源を掘る」業界は調子が良いのだと思われます。チャート的にもそろそろ75日線が上向いてくるので、下値安心感が出てくる頃合いです。売りポートフォリオのファーストリテイリング(9983)は続落。地合が良い中で指数寄与度の高い同社が売られています。これは同社には直接関係無いですけれど、TOPIX100銘柄の呼び値変更に伴う余波で、大型株敬遠の動きが同社にも波及しているのではないかという感じがします。チャート的には18日に開けた窓を埋めに行くか、それとも下値を切り下げるかの瀬戸際なので、明日以降の値動きに注目です。【注目銘柄】GCAサヴィアンG(2174)は続伸。こちらは先週有料メルマガで買いで取り上げ。世界的に巨額M&Aが引き続き上半期はアジアでのM&A総額が最高になったこと、また同社は中小のM&A事業にも手を出す方針が報じられたこと、また株式的には月末のTOPIX浮動株調整による買い需要があることなどを背景に取り上げました。当然目標株価はまだまだ上。また目標を到達し次第取り上げ根拠を掲載します。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2014年07月22日
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ローマ話のつづきですhttp://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20140629.htmlそんなこんなで無事ホテルに到着。今回利用するホテルは「ボスコロ・エクセドラ」。ローマ駅の近くにあり、街のど真ん中の共和国広場に面しています。元々ローマ帝国時代の浴場跡を改装した昔ながらの建物で、日本人としては耐震性とかは大丈夫なんか?(-。-;)と思ったりしますが、イタリアでは滅多に地震なんて起きないですから杞憂ですね(;^_^Aちなみに隣に三越ローマ店があり、日本円を使って買い物することも可能です。↓ボスコロエクセドラHPhttp://exedra-roma.boscolohotels.com/そんな古い建物なので、あまりユーザーフレンドリーではありません。廊下はほぼ一本道ですが、細く入り組んだ作りになっています。一応5つ星ホテルということで、非常に歴史と高級感を感じさせる荘厳なホテルでもありますが、我々の部屋はランクが下なので、外の景色は裏の雑居ビルしか見えないところでした。残念(T△T)お義父さんお義母さんの部屋は我々の階上に用意されていて、二手に分かれました。こんなホテルこんな部屋残念な景色イタリアらしいジョジョっぽい画が飾ってありました(;^_^Aここでガイドさんとはお別れ。最後に「ところで今回申し込んだ際に、初日は到着時間が遅くなるので晩ご飯が付いてくる、ということだったのですが、どこで食べれるんですか?」と聞くと、ガイドさんは怪訝な表情を見せます。どうもその話はガイドさんに伝わっておらず行き違いに(・・;)最終的に確認してもらった結果、手違いでそもそも手配されていなかったことが発覚(××)なので「申し訳ないけれど翌日の晩ご飯を用意させていただきます」という話で決着。実は飛行機の中でいっぱい食べた我々はあまりお腹が減っておらず、時差ぼけやら長旅やらで疲れていたので、正直翌日の方が逆に有り難かったのでした(;^_^Aラッキー。とりあえず荷物を置いて一服すると、お腹も空いておらず眠いけど、一度外に出てちょっとだけ何か食べてから休もうということになりました。パスポートなどの貴重品を室内の金庫に預けます。ただ先述のように窃盗率が高いローマでは、ホテルの金庫すら持っていかれることがある、と聞いていたので、じゃあ一体どーすれば良いんだ!?と悩みましたが、大人しくホテルを信用することにしました。そんなこんなで改めて外に出ますと、やはり歴史のある街。街全体が博物館のような、そんな重厚な空気感がありました(^^)とりあえず我々はホテルから徒歩5分程の距離にある、ローマのターミナル駅「テルミニ駅」を目指してみます。明日予定を入れていたオプショナルツアーの集合場所でもあるので、とりあえず下見しておこうということで。あれだけ散々「スリに気をつけろ」と言われたものですから、私はホテルの外に出た瞬間から戦地に入り込んだような気分で周囲を常に警戒。特に何かあった時に一番対応しないといけないのは年齢・性別的に私ですから、SPにでもなったように周囲に殺気と意識を張り巡らせ、一人落ち着かない感じでした(-。-;)(つづく)↓ホテルからテルミニ駅周辺のGoogleストリートビューhttps://www.google.co.jp/maps/@41.902654,12.496591,3a,75y,132.47h,73.35t/data=!3m4!1e1!3m2!1s-qG42A0Lf_1uMIpYHe0k0w!2e0
2014年07月21日
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★☆★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中です! 「損を減らし焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです) ▼下記URLから有料メルマガの成績などご確認後、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html 1ヶ月当たり4,320円~ 相場が続く限りチャンスは無限大。 一度お試しいただければと思います。また今回のようなレポート作成も承ります。 無料リクエストも合わせて下記リンクよりお申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/omousikomi.html※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。 http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━14年7月20日現在3ヶ月以内投資判断 「やや売り」買いのタイミング 新事業の立ち上がりなど新規材料が表面化した場面、もしくは450円割れで3ヶ月以内株価予想 400円~700円 要点・依存度の強いドコモ向け、利益率の高い音源・カード事業で苦戦。上場来初の「減益・赤字・無配」に。ただしテーマ性は豊富・昨年5月の高値以降、丁度半年おきに高値で出来高が増え、しこりを作る。足元も先般の急騰場面でしこりを作ってしまい、目先は整理売りをこなす必要性。・他業界での音声認識技術活用を提案し、ドコモ向け依存度を減らして事業リスク分散を図りたい。【企業概要】音声認識・アプリケーション開発が主軸。ライセンス事業が売上の9割を占め、そのうち音声認識・UIソリューション事業分野が7割。ドコモ(9437)と密接で、ドコモ向け売上が全体の2/3。アクロディア(3823)と資本・業務提携。また富士通(6702)と組んで富士通が提供するクラウドサービスに採用されている。マザーズコア指数構成銘柄。【業績】前期は減収減益。前の期に発生したドコモ向けサービス「しゃべってコンシェル」関連の特需が剥落し、売上は全部門でマイナスとなった。今期も減収減益で上場以来初の「減益、赤字、無配」の見込み。利益率の高い音源・カード事業の売上減少が響く。一方で主力の音声認識事業の収益化がGoogleやAppleの無料化の波に押され遅れ、また、規模の拡大も想定ほどには至っていない。今期から2年間は踊り場と認識し、再成長のため新事業の創出に力を入れる。その第一弾として年内をめどにiPhoneなどで録音した音声データを文書ファイルにするサービスを始める。同サービスに強いアメリカの会社に出資し、英語、スペイン語など7カ国語に対応したサービスを提供。3年後に3億円の売上高を見込む一方で、人件費などの費用負担増の吸収を急ぐ。また主力音声認識事業も選択と集中を進め、収益化を急ぐ。足元で注力しているのはカーナビ向けで、自動車特有のノイズ対策を施しながら改良を重ね、既にパイオニア(6773)の製品に採用されている。また今後身につけるデジタル機器「ウエアラブル端末」への組み込み、今後成長が見込まれるロボット産業での採用、学校でのタブレット端末の普及が進む教育事業への開拓に営業の力点を置く。その他音声入力式日報作成アプリが各金融機関などへの導入実績があり、今後の成長性に期待をかける。15年3月期第一四半期予想(KA.Blog)単位:百万円売上 400営業利益 -200経常利益 -205当期純益 -210利益率の悪化、人件費の増加などを見込んで第一四半期は大きめの赤字が出てきそう。ここをボトムに業績の立て直しを図る。有利子負債は5.0億円で、前期から5.0億円増加。有利子負債比率(有利子負債÷自己資本)は15.0%現預金は27.8億円流動比率(流動資産÷流動負債 ×100)は777.7%で前期の668.1%と改善。有利子負債比率は小さく、実質的な無借金。IT関連企業らしく財務体質は良好。フリーキャッシュフローは2.1億円の黒字前の期に比べて利益が減ったことや売掛金が増えたことなどで営業CFが減少。一方、有価証券の売却などで投資CFの赤字は縮小。トータルでFCFの黒字は前の期より減少した。粗利率は67.6%で、前の期の69.4%より悪化。予想ROAは-7.1%で、前期の10.4%から悪化の見込み。利益率の高い音源・カード事業の減少が響き、利益率は悪化。ファイナンスに関しては財務体質も良く、当面は行われないものと見る。【株価推移】05年末の上場時は新興バブルの真っ直中で分割考慮5025円まで上昇した。しかしその翌月に発生したライブドアショックによって株価は急降下。一気に1/25程度の水準にまで叩き売られた。その後は12年まで概ね500円前後で低位安定し、その間に業績を積み上げ。同社の技術がドコモ向けに採用されたことなどの材料から買い上げられる場面があったものの、ドコモのiPhone参入などもあって失速。業績が一気に悪化してきたことで、株価も再度下値を目指す動きに。今年に入って5月の本決算で赤字転落が示されるとストップ安から叩き売られる流れに。その売りが出尽くして戻り局面にあったが、今月に入ってアメリカ企業に出資し新サービスを開始すると伝わると、期待感からストップ高を見せる場面も。足元はそこからの調整局面にある。【テクニカル】長期的には昨年5月の高値以降下値切り下げの流れが続いており、下落トレンドを維持。ただ13年2月、6月、8月、10月、今年の4月の安値を結ぶ下値抵抗線を5月の決算発表で勢い良く下放れ。その反動もあって、足元では戻り歩調が強まっている。先般のストップ高で開けた窓を埋め短期的な調整一巡感は出つつあり、75日線による下値支持が期待される一方で、75日線自体は未だ下落が続いていることからやや頼りない印象。一方で上値は52週線が頭を押さえる形になっており、7月高値もそこまでで押さえられている。日足ではMACDやパラボリックは暗転。一目均衡表はかろうじて雲を上回っているものの、下支えとなる雲が薄いためやはり頼りない。ここを割り込んでしまうと三役逆転の形に。ストキャスは割安感が出ている。一方週足ではMACD、パラボリック共に好転しており、一目均衡表は上値を押さえる雲まで距離があるため、戻りやすい環境にはある。【需給】昨年5月の高値形成以後は下落トレンドが続いており、総じて悪い流れに。特に短期的には先般のストップ高で上値に大きなしこりを残した格好に。このしこりが昨年5月高値の週(出来高385万株)、今年1月の戻り高値の週(同300万株弱)、そして7月高値の週(445万株)と丁度半年毎の信用期日に重なっており、そのサイクルで捉えるなら足元は再度半年かけた下落トレンドに入っていると見るのが自然な形。信用買い残は差し引き82.3万株で昨年4月の水準まで取り組みが悪化。日々の出来高に比べて大きく、この返済売りが上値を抑える要因になりそう。【同業他社比較】同社は今期赤字見通しで、PBRは1.5倍今期予想営業利益率は-18.9%、予想ROEは-9.9%配当は無配同業他社と比較すると、それぞれどのような位置付けだろうか。アドバンスト・メディア(3773)音声認識技術「AmiVoice」を開発。au向け「おはなしアシスタント」に採用される。今期は赤字見通し、PBRは3.5倍今期予想営業利益率は-9.1%、予想ROEは-3.3%有利子負債比率は14.6%配当は無配株式的にも同社のライバル企業。こちらは長年営業赤字が続いており、音声認識技術の収益化の難しさを物語る。今期の利益率に関しては同社よりマシであるが、PBRでは割高。フューチャーアーキテクト(4722)情報システムのコンサル・開発。子会社のアセンディアがPC用音声認識ソフトなどの開発・販売を手がける。予想PERは11.4倍、PBRは2.0倍今期予想営業利益率は12.0%、予想ROEは17.5%有利子負債比率は11.8%配当利回りは2.9%業態は大きく異なるため参考。安定的な利益を出しており、配当利回りは高い。NJK(9748)NTTデータ(9613)の連結子会社。子会社で音声認識などの認識技術に特化したオリジナルパッケージ開発及び販売事業を行う。予想PERは15.4倍、PBRは0.5倍今期予想営業利益率は4.6%、予想ROEは3.3%無借金経営配当利回りは2.3%こちらも業態的には大きく異なるため参考。東証2部銘柄で流動性も低いため、割安に放置されている。ACCESS(4813)携帯や電子書籍向けの閲覧ソフト開発。ドコモが筆頭株主。予想PERは112.7倍、PBRは0.7倍今期予想営業利益率は3.0%、予想ROEは0.6%無借金経営配当は無配事業内容は異なるが、かつてのドコモ依存度の高さが参考。iモードが下火になるにつれ業績が悪化した。足元では何とか電子書籍向けに活路を見出しつつある。完全な比較対象とできるのはアドバンスト・メディアのみになるが、共に赤字見通しで厳しい業界環境を映す。ここまで利益を積み上げてきた分同社の方に優位性があるが、ACCESSのように上手く手持ちの技術を新しい顧客向けにカスタマイズしていけるかどうかが今後の焦点である。【課題】ドコモ向けの依存度の高さを早急に解消し、事業リスク分散を図る必要がある。しゃべってコンシェルはiPhoneのSiriに対抗する形で導入されたものの、当初は物珍しさもあって話題にはなったが、現状ユーザーにとって必須の機能とは成り得ていない。ドコモ自体のAndroid端末シェア減少も続く中で、他業界での活路を見出したい。家電への音声認識技術導入に対しても同様で、あくまでメーカー側の付加価値創製に一過性の需要があるに過ぎない印象がある。作り手側の自己満足に終わっているケースが多い。今後は音声認識技術が社会にとって自然でかつ必要な存在にできるか、メーカー側に有効な活用方法を提案できるかがカギになると思われる。【総合評価】業績の踊り場懸念、特に株価的には需給バランスを大きく崩していることで、何らかの材料が無い限り株価は上向き辛い環境にあると見る。音声認識技術はGoogleやAppleと言った世界最大手が開発し、無料で提供している点は大きな逆風ではある。ただ法人が構築するサービスの中で、特にセキュリティや専門性などが求められる分野において、全て無料の技術だけで対応するわけにはいかない。むしろ無料化により社会インフラに自然に組み込まれ、ユーザビリティが向上すればプラスである。今後家電やウェアラブル端末、教育などの分野での成長性は十分期待でき、過度に悲観する必要は無さそうだ。さらに日本語の場合は多数ある同音異義語の存在などが障壁となっているため、認識率は60%~80%程度(同音異義語が少ない欧米系言語では90%)とされ、参入障壁の高いジャンルではある。今後例えば議事録の作成がコンプライアンス重視の流れで義務化などになれば、同社の活躍する場は一気に拡がる。また訪日外国人の増加などで音声認識技術の重要性が増してくる流れもあり、テーマ性としては様々な可能性を秘めていると言える。よって現状の業績・需給状況、またマザーズコア指数の過熱感から中期的な株価の方向性としては「やや売り」とした。ただ新展開の手掛かりは見えている分、長期保有であれば買い持ちしてみたい銘柄ではある。※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2014年07月20日
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★☆★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中です! 「損を減らし焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです) ▼下記URLから有料メルマガの成績などご確認後、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html 1ヶ月当たり4,320円~ 相場が続く限りチャンスは無限大。 一度お試しいただければと思います。※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。 http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は金曜続落。前日のNYはウクライナ上空を航行していた航空機が撃墜されたことを受けて急落。と言っても1%程度の下落でしたが、2ヶ月ぶりの変動率に。リスクオフの流れから金や原油などが買われました。それを受けた日経平均は朝方から売りが先行。為替が逃避の円買いに向いたことが響き、一時15100円に接近する場面もありました。ただ売り一巡後は「地政学リスクは一過性」との見方から押し目買いの動きが出て下げ渋り。3連休前を控えてショートポジションの買い戻しも出て、ほぼ高値引けで引けました。しかし売買高は18億株台、売買代金は1.6兆円弱と低調でした。投資判断は「中立」。先週や6月最終週の金曜が急落したように、金曜はやや鬼門な感じです。「今回はたまたま地政学リスクが重なっただけじゃないか」と言われるかも知れませんが、ウクライナ情勢もイスラエル情勢も、今初めて勃発した話ではありません。なのに「また改めて嫌気された」という点は気になります。また今年は3連休以上の後には売られるアノマリーがあるようで、確かに1/6の-382円、1/14の-489円、3/31は+131円でしたが、5/7は-424円と大きいです。まあこれは話半分としても、為替の円高基調が止まりません。特に顕著なのはユーロで、足元で137円を割り込み、2月の年初来安値水準に接近しています。以前書いたように夏場は元々円高の気があり、特に8月は円高バイアスが強いことから、ドル円も100円割れは覚悟しなければならないでしょう。企業の想定為替レートはドル円で100円、ユーロで135円が最も多いことから、もしこの水準を割り込むと一気に下げ足を速める可能性があります。http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20140609-00010005-biz_shoko-nb個人的には「人間心理」という部分を気にしています。と言うのは、ここまで強気のアナリストなどが多かったですが、今回の地政学リスクは不可抗力なわけですから、これを機に方針転換しても変節を責められることは無いでしょう。ですからもし年末18000円などと言っていたアナリストが居るとして「ちょっと風呂敷を拡げ過ぎたなぁ」と思っている場合、目標株価の引き下げや見通しの変更が生じやすい環境にあると言えます。またそれは経営陣に対しても当てはまる話で、第一四半期決算は元々あまり期待を持たれていませんが、それ以上に上手く結果を残せなかった経営陣は、情勢不安による景気の停滞や原油価格上昇による不可抗力のデメリットなどを「言い訳」にして下方修正を出しやすくなっているとも言えます。金曜のNYはそんな隙を与えないかのように、再度切り返しの動き。昨年4月以来の高水準となっていたVIX指数も一旦落ち着きを見せ、決算の良かったハイテクセクター中心に買い戻しが入りました。ただ前日の下げ幅分を埋めるまでは届かず。それを受けてシカゴ225先物は15370円と木曜終値近辺まで戻していますが、一方で為替はドル円101.30円、ユーロ円も137円前半とあまり円高の位置を変えていません。6月下旬からはすっかり日経平均はボックス圏(15000円~15500円)推移になっていますが、上下どちらかに放れるまで態度は中立を維持します。ただボヤボヤしている間に日経平均は三尊天井の形になりつつありますし、TOPIXの方もボリンジャーバンド+2σが縮んできてしまいました。先般より指摘している超長期の上値抵抗線(現在15500円弱に位置)の説得力も増しつつあります。円高に向く為替に歩調を合わせ、次第に上値は重く下放れの確度が高まっている印象です。これらを払拭するような好決算が来週からドンドン出れば話は別ですが、今のところ望み薄な感じです。新興市場は「中立」。金曜は高安マチマチ。マザーズ指数は引けにかけてプラスに転じてきました。この辺りは元々為替も地政学リスクも関係ありませんから、短期資金が入り込みやすい下地があります。アメリカの方でもイエレンショック(イエレン議長が小型・SNS・バイオの割高を指摘したこと)のダメージを回復しつつあり、NASDAQは反発の動き。ただ8月のアリババの上場が迫っていますし、加えてLINEもアメリカで同時上場と伝わったことで、これが11月の上場ということになれば、再度換金売りがアメリカを襲う可能性があります。上場が近づくことで再度LINE関連株は盛り上がることもありそうですが、先々のスケジュールを考えるとそろそろハイテクセクターは一旦休憩しておくべきタイミングなのかとも思います。【ポートフォリオ銘柄】岡部(5959)は大幅続伸。金曜の日経で「中間期の営業利益が過去最高」と伝わって、地合悪の中で逆行高となりました。決算が良いのはあらかたわかると思うのですが、ここまで逆行安症状が続いてきただけにやれやれの流れですね。終値ベースでは一ヶ月ぶりの高値水準に。また下期以降も好調持続の見通しと書かれていたことで、まだまだ先を期待できる状況です。ただ地合も悪くなってきたので、とりあえず週明けの流れを見てから戻りで損切りのタイミングを伺いたいところです。KNT-CTHD(9726)は続落。マレーシア機撃墜のニュースからこれまで高値更新を続けてきた観光関連株や航空関連株は売られやすい流れに。一応日本の航空機はウクライナ上空を飛ぶ航路が設定されていないということですが、世界のきな臭さはやはり「安近短」の旅行への圧力に繋がりかねません。ただ繰り返しになりますが訪日外国人増加目標は国策ですし、6月の横ばい水準180円にも接近してきたので、そろそろ調整一巡感が出やすいと思います。月末のTOPIX浮動株比率調整に対する買い需要もありますから、来週辺りはまた狙い目だと見ます。木曜寄りから売りポートフォリオ入れとしたファーストリテイリング(9983)は続落。金曜は地合悪の中で指数寄与度の高さから売り込まれ、5月以来の安値水準となりました。窓を開けての下落となったので一端は埋めに行く動きが出るかも知れませんが、決算後は下値切り下げの動きが継続していることで、来月の月次発表くらいまでは下向きの流れが続くものと見ています。【注目銘柄】ABCマート(2670)は続落。こちらは先週9日に発表された第一四半期決算を受けて有料メルマガで売りで取り上げ。好決算ではありましたが、事前報道に沿った程度の内容だったので出尽くしの売りを見込んだ・・・のですが、野村や日興が目標株価の引き上げを打ち出し、予想に反して大きく買われたので結果未エントリー扱いになっています。一応折角色々書いたのが勿体ないので、下記に取り上げ根拠を掲載します。「▼エー・ビー・シー・マート(2670) 東証1部 売買単位100株5280円 出来高319400株 7/10売値 5220円以下7/25までの目標株価 4700円損切り 5410円超え【評価】業績 ○テクニカル △需給 ○同業他社比 ×その他ポイント 決算での出尽くし感 靴小売店「ABCマート」を全国展開。本日発表した第一四半期決算は消費増税前の駆け込み需要や、増税後もスポーツシューズが売れたことで大幅な増収増益を達成した。海外店舗の販売も好調。中間期予想の売上進捗率は56.3%、営業利益は同69.6%に達しているが、修正は行われていない。ただ足元では6月の月次動向において既存店売上が0.7%増に止まり今期で最も弱い伸びに。土曜が1日少なかったものの、5月の10.4%の伸びからは大きく落ち込んだ。また足元では日本列島に台風が接近していることで、今月の売上にも悪影響。好決算は既に伝わっていたこともあって、足元の調整局面が継続していくものと見たい。テクニカル的には25日線を割りこんで上値が重くなったところ。特に3日に好業績報道を受けて上場来高値を付けた後に陰線を形成。本日6/26の安値水準も下回ってきたことで、目先の下落トレンド継続が見込まれる。MACDやパラボリックは暗転。一目均衡表は三役好転の形が続いているが、遅行線が実線を下回る段階に。ストキャスは割安感があるものの、ボリンジャーバンドは-2σを下回っており、今後-2σの拡大に合わせて下値余地が拡がっていく流れ。需給面では上場来高値水準に近いこともあって総じて良好ではあるものの、足元の株価水準が約一ヶ月ぶりの安値水準であることで、一ヶ月分のしこりは上値に残している格好。特に短期的には7/3の高値陰線時に出来高を膨らませており、しこり感が強い。信用残高は差し引き14.0万株の売り長であるが、6月後半からの下落局面において少しずつ取り組みは悪化。今週に入ってからも日証金ベースでは徐々に取り組みが悪化しており、本日段階では貸借倍率が1倍を超えてきた。逆日歩も消える公算に。予想PERは18.5倍で同業のチヨダ(8185)の14.2倍に比べて割高。PBRも3.0倍で同1.2倍との比較では割高である。予想ROEは16.7%で同8.7%との比較では高い。配当利回りは1.1%で市場平均の1.7%との比較では低い。 売値は決算を受けて下落を確認できるところで。目標は200日線の水準に。損切りは7/4高値の5410円超えで」2月期決算銘柄は3月期決算銘柄の手前に出てくることで前哨戦とも位置付けられるわけですが、今回の決算シーズンは良い決算はそのまま買われ、悪い決算が出ても買われるというちょっと厄介な印象を受けています。ただ同社に関しては結局なんだかんだで決算後は出尽くしの動きになっていますし、結果5500円どころでの抵抗力を確認する流れになっています。MACDは再暗転の流れで、一目均衡表の雲が厚いのは下支え材料かも知れませんけれど、ボリンジャーバンドは-2σが拡がってきたので、再度売り攻められるようなタイミングにあると思います。円高メリット株ともされていますが、売上の2割は海外なので、だいぶそのメリットも相殺されてきています。そもそもこれまでも円安局面の中で買われ続けていたので、その辺りは差し引いても良いのではないでしょうか。なので週明けでもし売られてスタートするなら売りポートフォリオ入れとします。もし買われて始まるならまた一旦様子見のペンディングとします。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2014年07月19日
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ローマ話のつづきですhttp://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20140629.htmlともあれホテルまでの移動の間に、ガイドさんからイタリアについて色々とレクチャーを受けます。まず第一に先ほどのスリの話。真っ先にこういう話をしなければいけないのは残念なことだ、と嘆いておられました。物価については丁度10月から消費税が上がり22%になった、ということでした。イタリアはEUでドイツ、フランスに次いで3番目の主要国ですが、その財政の不安定さは昨年も欧州危機の引き金になった程。マフィアがはびこることで徴税率も低いと言われています。なので税金はビックリするくらいに高いわけです。「日本は低くて良いですね」と言われましたが「残念ながら日本も来年の4月から8%になるんだ」と言うと「どこの国も同じですね」と(;^_^Aそこからホテルの向かう道すがらにも既にコロッセオが見えました。「最近ようやくスポンサーが付いて修復が出来るようになった」ということで、一年遅れでようやく修復工事が始まる見通しになったということ。高級ブランド「トッズ」が2500万ユーロ(約34億円)を拠出。厳しい財政事情では大切な観光資源の維持もなかなかままならない様子(・・;)とりあえずコロッセオは翌日以降またゆっくりと見学する段取りになっていたので、今はスルーします。と、我々の乗った車がどうも道ではないようなところを走っています(××)大丈夫か?前に路面電車が走っているのですが、何とその後ろを追い掛けるように路面電車の線路の上を走っています。イタリアでは車の地位が高く、日本のように歩行者優先とかそういったルールもありません。車は走れるところをどこでも走る、という感じで、何か本当にルパン三世の世界です(;^_^Aそんな路面電車には半旗が掲げられていました。実はこの丁度前日、イタリアを目指して難民を大量に乗せた船が沈没したという痛ましい事故があり、それに追悼の意を込めて掲げられていたのだとか。陽気なクセにこういうところは案外しっかりとやるんですね(;^_^A↓Wikipediaより「ランペドゥーザ島難民船沈没事故」http://ja.wikipedia.org/wiki/2013%E5%B9%B4%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%89%E3%82%A5%E3%83%BC%E3%82%B6%E5%B3%B6%E9%9B%A3%E6%B0%91%E8%88%B9%E6%B2%88%E6%B2%A1%E4%BA%8B%E6%95%85引き続きガイドさんのレクチャーは続き、タクシーに関しての注意を受けました。海外大体どこでもそうですが白タクが多いので、車体に書かれた4桁のナンバーを乗る前に必ずチェックしてメモ書きしておけ、とのこと。後で○○番のタクシーで被害に遭った、ということを言うための措置で、現地に住むガイドさんすらタクシーを利用する時は毎回やっているのだそうです。特に「流し」のタクシーに白タクが多いので、できるだけホテルやタクシー乗り場から乗りなさい、とのこと。そんなこんなで車は市街地を走り抜け、段々と中心地に向かっていきます。途中目に付いたのは噂のジプシーと見られるようなちょっとイタリアっぽくない感じの人達の存在や、物乞いなど。やはりこの辺りはちょっと警戒が必要ですね。特にイタリアは失業率が高いので、若い男性がくたびれた様子で階段に座り込み、俯きながらハットを前に差し出して物乞いしていたのが印象的でした。世知辛い世の中ですね┐( ̄ヘ ̄)┌(つづく)
2014年07月17日
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2014年07月16日
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2014年07月13日
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ローマ話の続きです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20140629.htmlそんな退屈な長旅を終えて無事ローマのフィウミチーノ空港(通称ダヴィンチ空港)に到着。13時間近くのフライトでしたが、サマータイムの現地との時差7時間の関係上、現地時間は夕方15時過ぎ。我々にとってみれば夜の22時の感覚です。特に私はほとんど飛行機で寝れなかったので、時差ぼけ満点(-。-;)ローマについてご存じ無い方はおられないでしょうが簡単に。ローマはイタリアの首都で、かつては「全ての道はローマに通ず」と言われ、世界の中心とも言える文明の栄えた都市でありました。現在の人口は260万人程度。歴史的な建造物が多数残っており、ヨーロッパの中でも超メジャーな観光地です。ただ、イタリアを行った人によく言われるのは「スリに気をつけな」ということ。スリ、物乞い、ジプシー(ここではスリの女性版と同義語)など、観光客を様々な人が狙っているらしく、ガイドブックなどでも数ページ割いて注意喚起しています。元々マフィアが有名な土地柄でもありますし、偽警官まで居るらしく、一体誰を信用して良いのやら・・・┐( ̄ヘ ̄)┌↓スリなどの注意喚起サイトhttp://italia.cheris.net/spot/tips/post-30.htmlなので私は行く前にかなり警戒していましたが、結論を言えば今回の旅で幸いそのような危険な目に遭うことはありませんでした(;^_^Aいやー、昨年は色々な国に行きましたけれど、つくづく感じるのは日本って何て良い所なんだ、ということですね。基本スリなどにそこまで警戒しなくて良いですからね。ともあれ飛行機から降りて入国審査などを済ませると、現地旅行会社のイタリア人ガイドさんと合流。日本語が出来る方でした。ただ、空港で手荷物を受け取るのに時間がかかります(・・;)なかなか飛行機から荷物が出てこず、ベルトコンベアが動かないのです。結局荷物が出てくるまで15分くらいかかりましたが、ガイドさん曰く「イタリアでは日常茶飯事。むしろ今日は早かった方」と陽気に言っておられました(;^_^Aガイドさんに限らず、イタリア人は皆陽気(^^)南欧の気質が出ています。飛行機の中でも男性客が恐らくは見ず知らずの人同士ずっと喋っていましたし、おしゃべり好きです。そして中年男性は本当に皆ジローラモに見えますし、年をとった男性はムッソリーニみたいに頭がスッキリしていて強面です(・・;)そこから車まで案内してもらいましたが、待っていたのはベンツのワンボックスカーの新車でした(××)ひぇー。別に高いコースでお願いしたわけでもないですが、たまたま前日に納車されたばかりだそうでピカピカでした(^^)ただイタリアなのにイタ車じゃなくて良いのかしら?(・・;)実際、イタリアで走っている車はフィアットが主流で、その他アウディやらフォルクスワーゲンやらヨーロッパの車ばかりでした。トヨタやホンダなども時々見かけますが極々少数。昨年色々行った中で、日本車の占める割合が一番少なかったですね。ただイタリアが得意とするスポーツカーはローマの街の中では全然見かけず、むしろドバイの方が多かったですね(;^_^A車の話で言えば、未だに縦列駐車する際には映画などで見るように、前後の車に軽くバンパーをぶつけてどかす強引な停め方をするそうです( ̄Д ̄;;と言うのは、特にローマは土地が限られているので駐車場がほとんどなく、路上駐車が主流。こんなんじゃ出られないだろう、というようにピッチリとした間隔で車が停められています。ですから、車の前後がボコボコしていてもノープロブレム。実に南欧らしい大らかな気質です(・・;)(つづく)
2014年07月02日
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2014年07月01日
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