花鳥いろいろ(四季の野鳥たちとの出会い)のブログ

花鳥いろいろ(四季の野鳥たちとの出会い)のブログ

PR

プロフィール

kachoiroiro-rakuten

kachoiroiro-rakuten

カレンダー

コメント新着

まりも@ Re:秋終盤の茨城県浮島のシギ・チドリ観察記(10/23) ご返信ありがとうございます! 風が強かっ…
kachoiroiro-rakuten @ Re[1]:秋終盤の茨城県浮島のシギ・チドリ観察記(10/23) まりもさんへ ご覧いただき、ありがとうご…
まりも@ Re:秋終盤の茨城県浮島のシギ・チドリ観察記(10/23) 私も今日行きました! 夕方でしたが、ヒバ…

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2022.05.17
XML
カテゴリ: 識別について
ハマシギは、10月から4月にかけて本州以南で越冬するシギ・チドリの仲間です。
越冬する個体数は30000羽と越冬するシギ・チドリ類の60~70%程度を占めると言われます。しかし、近年は原因もわからないまま減少しており、環境省レッドリストで準絶滅危惧種に指定
されていている点を考えると、ハマシギの降り立つ環境での観察記録の積み重ねが重要です。
ハマシギで日本に渡ってくる亜種は主に亜種ハマシギ( Calidris alpina sakhalina )とされ、
その他にもいくつかの亜種が少数渡来していると言われています。羽模様だけでなく、嘴も
長いものから短いものまで様々なものがいると言われています。
夏羽、第一回冬羽、冬羽などの写真をアップし、特徴を簡潔に整理してみました。
なお、第一回夏羽を疑う個体を2015年5月に観察したのでこれも一緒にアップします。
(1)夏羽
ハマシギ成鳥夏羽は腹部に大きな黒斑が出ます。光線の関係で上面の色が
ミユビシギのように見える時もありますが、嘴の長さ、腹部の黒斑の有無などのポイントで
識別します。
(2)第一回冬羽
2010年2月6日に千葉県片貝海岸で記録した個体です。
写真ではわかりにくいと思いますが、雨覆と三列風切に幼羽が残っていたのを観察しており、
冬羽にある灰褐色で細い淡色の羽縁がないので、第一回冬羽と思われます。
(3)冬羽
2021年2月17日に谷津干潟で記録した個体です。
上面は一様に灰褐色で、下面は白くて斑はありません。
(4)第一回夏羽が疑われる個体
写真は、2015年5月10日印西市で記録した個体です。
ハマシギの夏羽換羽は雨覆・三列風切は基本的に換羽せず擦れた冬羽が残ります。
写真の個体は、雨覆の擦れが見られるものの第一回夏羽の羽色の資料を探すことが













お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2022.05.17 15:13:45
コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: