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ここ数日、夜中に暑くて、寝苦しい日が続いて…。夜中に起きることがしばしば。もう寝不足で、寝不足で、ボロボロだったので。一念発起して、エアコンを買いに行きました。★…なんて、大袈裟な、とお思いの方、多いと思いますが。実は、何を隠そう、このアタクシ、結婚以来十数年、エアコンがない部屋に住んでおりました!一人暮らしの最後の二年間は、一年ごとに転居して、どちらもレオパレスだったので、エアコン付きだったのですが。結婚してからは、エアコンがないままにずるずると。夏前になると「今年こそはエアコンでも買うか」と云う割には、夏の終わりになって『暑かったけど、今年もなんか、乗り切っちゃったねえ』とか毎年云ってたもんだから。★しかし、去年までは、田んぼの真ん中の、涼しい風の渡る場所にいたもんだから、窓さえ開ければ何とかなったんだけど。今年は、周囲が繁華街で、街なかだから、もう今年は我慢できません(T_T)ってことで。★予算2台で20万で、省エネ達成率が良くて、6畳+14畳で、工事費込みで…って条件持って行って。何しろ、初めてのエアコンだから全然判らず、(なんとダンナも結婚前エアコンを買ったことの無かった人)とりあえず、店の人の云うままに進められるものを、「んじゃ、それ下さい」って云って二つ返事で買っちゃった、なんとも便利な客(苦笑)★一台目はリビングで使う、こんな感じの↓正しくは、AN-50GRPJってヤツ。二台目は、寝室で使う、こんな感じの↓正しくは、AN-22HNS-W。これで23万円で、予算オーバーだったけど、リビング用は14畳→16畳用にupしたし、(うち、天井が高くて畳数が割り増しだったのだ)エアコン初心者で、いろんなもの見ても判断つきかねるし、もう面倒くさいので、「それ下さい」状態でした。※エアコンを大根買うように買ってしまったワイ★☆ダイキンエアコンお使いの皆様、使い勝手はどうですか?(こーゆーことは買う前にリサーチするべき(汗)一応、エアコン一般のリサーチはしたけど、エアコンの型番(枝番)が多すぎて、把握できなかったんだな)工事日は木曜日の予定(雨天順延)早くエアコン付かないかな~。
2007年06月30日
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人生初めての浴衣を買ってウハウハしているのですが、まだ着てません…てか、自分で着られません(をい)そのくせ、一つ買ったら、二つ目が欲しくなり、次々と目移りしていくのは悪いクセ。目下のところ、あんな色の帯ないかなあと物色中。これ↓の一番右の浴衣に合わせている帯なんですが、こんな組み合わせが欲しかった。(ま、セット済みのものゆえ、我侭はいえないのだけど)それに似た色の帯ないかな~と探しているのですが、帯って楽天市場にありすぎ!かえって、探しにくくて、見つけられん。とか似てるかな。着物初心者ゆえ、つくり帯も楽でいいと思うんだけど、だと、色味があれとは異なってきていると思う。いや、ホント、たくさんありすぎ。目移りするわ。これは猫だったりするし猫といえば、これなんかキティだもんね(*^^*)ああ、まだ自力で着られないんだし、そんなことしてないで、着付けの練習でも、先にした方がいいんじゃないかな。(絶対にそう思う)お店の人の売り込みでもいいから、同じような色味の帯ってないですか~。
2007年06月29日
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去年くらいから「浴衣欲しいなあ」と思っていて、とうとう衝動買いしちゃいました。買ったのはコレ↓の、この柄↓年が年なので、ブルーやピンクは無理だし、紺か黒で、牡丹か百合あたりでって思っていたのだけど。色と地色が合っていると思って、桔梗に目を奪われて。この値段なら、自宅用(笑)でもいいじゃん?てことで。あと、送料無料にしようかと同梱品を探していて、着物風にも着られるものってことで、コレ↓の市松模様のものも。地色はクリームにしてみました。後は、着物初心者なので着付け用小物セットどこへ来て行く予定もないのですが(お~い)おうちで練習用にでいいや。実家に帰れれば、地元の祭りで着るってのもあり。実家で着るなら、母親に着せてもらえるか…。※って、あんたは『七五三』か(^-^;;)
2007年06月28日
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Infoseekで当りました♪━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━======================================== ★★★ Infoseek ラッキーくじ ★★★======================================== ---------------------------------------------------------- ☆☆☆\ おめでとうございます /☆☆☆ ~ 1ポイントご当選のお知らせ ~ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━infoseekで当たったのは久しぶりかも…。明日もがんばりまっしょ♪(頑張っても当たらん時は当たらんのだが)
2007年06月27日
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楽天ラッキーくじで当たりました。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━===========================★★ 楽天ラッキーくじ ★★===========================------------------------------------------------------◇◇おめでとうございます◇◇~ 1ポイントご当選のお知らせ ~━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━最近ちょっと続いてない?(*^^*)やっと毎日やれるようになったので、それもあるのかもしれないけど。また明日もがんばりましょー(?)
2007年06月25日
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楽天ラッキーくじで当たりました。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━===========================★★ 楽天ラッキーくじ ★★===========================------------------------------------------------------◇◇おめでとうございます◇◇~ 5ポイントご当選のお知らせ ~━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━すごーい久々に5ポイント獲得ですぅ~♪金額にしてみればたったの5円ですが(をい)当たらないことが多いことを思えば、5ポイントとはいえ、ウレシイです。明日もコツコツポイントゲット~☆
2007年06月24日
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最近、割と必死になって探しているものがあります。竹内まりやの新譜『Denim』の『特別版』(これは通常版ですけどね)5月23日リリースだったのだけど、引越直後の多忙さに取り紛れていて、ころっと忘れていた(忘れんなよ)それをようやく購入するか~って気になったら、特別版と通常版があるって(それくらいチェックしとけ)ぎゃー!!★案の定、特別版はどこを探しても売り切れ・゚・(つД`)・゚・ ネット上で検索しても売り切れ(´Д⊂ヽウェェェンしかし、あるところにはあるんだな、これが。どこにあるかってのは、オークション市場!ヽ(`Д´)ノ特別版がずらずらと売られているのでした。う”-ん(´д`)確かにそんなに欲しいものだったらチェックしておいて、買っとけばこんな思いをしなくて済んだんだけど。まさか、こんなことになろうとはなあ。うらめしや、オークション市場。まりやのこと好きでも何でもない人も参入してんだろうなあ>転売屋さんたちは。ブツブツ(-д"-)★中古屋さんで買えばいいか~と思っていたけど、この分だと、中古屋でも高値のままかなあ。ああ、買い物は計画的にね(涙)とりあえず、通常版を買うことにします。
2007年06月23日
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金曜日は買い物の日~♪ってことで、楽天カード保有者のアタクシ。毎週金曜日は、普段目をつけておいた商品を急ぎじゃなければまとめて買うのですが。メルマガで届いたお知らせにびっくり(@_@)ゴーヤ茶がセールですって~?!つい先日、買った時はもっと高かったはず。購入履歴を辿ってみたら、確かに以前は1300円…。今回は税抜きで700円。ひょえ~半額近いじゃん。買う買う!(*^^*)ってことで、一も二も無く即購入です。☆ダンナが最近「体脂肪が減ってきたよ」とのこと。麦茶代わりに、作り置きしてあるから、食事のたびに&会社へも持って行ってるのだけど。私は判っていて飲んでいるからプラシーボ効果かな?とか意地悪なこと思ったりするけど、ダンナは知らないで飲んでいるから、確かに効果あるのかも~★しばらくこの調子で飲んでみよー♪
2007年06月22日
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楽天ラッキーくじで当たりました。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━===========================★★ 楽天ラッキーくじ ★★===========================------------------------------------------------------◇◇おめでとうございます◇◇~ 1ポイントご当選のお知らせ ~━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ちょっとひさびさに当たぁ~りぃ~♪1ポイントを笑うものは、1ポイントに泣くのさ(泣くかな)今日もコツコツポイントゲット~☆
2007年06月21日
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今日は6月17日…ということで。新居へ引っ越してきて、ちょうど一ヶ月ということでした。ふー。なんか、長かったような、短かったような。まだまだ部屋の中は片付いていませんが(いないのかよ)とりあえず、住めるような環境だけは確保したし、あとはボチボチ片付けていきましょう。☆日々の生活の中で、ちょっとした楽しみを見つけつつ、たのしくやってるからね>生駒山(謎)※そういえば、昨日は行ってきたんですよ、生駒。ダンナの通院についていって、そのまま昼ごはん食べて、買い物して、遊んで帰ってきたんですが。行こうと思えば、いつでも行ける距離。これからも、しばしば、でかけると思う。☆さあ、明日からも頑張ろう>イロイロと。
2007年06月17日
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引き続き、浴衣ウォッチ。2380円で3点セット。しかも、送料込み!なんて破格値☆しかし、私には厳しいか>色・柄ともに。こんな感じだといいかなぁ着ていく場所もないのですが(*^^*)とりあえず、おうち浴衣から始めるかな、と。(アホみたいですが)手軽に着物、始めてみたいもんで。そのうち、お花だ、お茶だと云いだしそう(笑)※花嫁修業には遅すぎですが。
2007年06月16日
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先日、京都に行ったとき、同行した人が着物姿で。そのお姿が、えらく似合っているので、うーむ、やっぱ、古都には着物やねえ…。なんて思ってしまったのでした。なんだか、去年あたりから、着物が着てみたい!な気分になっていて。ま、夏だし。とりあえず、浴衣からかなあってことで。こんな色味が好みです(*^^*)百合柄も好きだし着物風にも着てみたい☆ただいま色々物色中です(^^)
2007年06月15日
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楽天ラッキーくじで当たりました。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━===========================★★ 楽天ラッキーくじ ★★===========================------------------------------------------------------◇◇おめでとうございます◇◇~ 1ポイントご当選のお知らせ ~━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━実は、昨日は、買い物マラソンにはまってしまい、気がつけば5社から買い物していました。5社だから、ポイントは5倍にしかならんのかあ…とか思っていましたが、今日買い物明細を見たら、結構もともとポイント10倍のところから買い物してたので、そこそこの還元率にはなっていたみたい…。実用品も買ったけど、中には衝動買いのスイーツなんかもあったりして(汗)銀座千疋屋のデザートとか伊藤久右衛門の抹茶スイーツとかああ、衝動買いしたわ…と思っていただけに、この1ポイントはありがたい(*^^*)大事に使わせていただこうっと。(失効するくらいならさっさと使うぞ)
2007年06月14日
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本日は、富本憲吉記念館でお世話になった、国領寿人さんの御宅へお邪魔することに。つい数ヶ月前までは、そんなことになろうとは思わなかった訳ですが。バタバタとコマが揃い、こんな滅多にないチャンスが訪れました。つくづくご縁の不思議さを思うわけです。先日もご一緒した、なぎさんと、近鉄と京阪を乗り継いで五条へ。五条駅からテクテクと歩いていると、焼き物のお店がたくさん並んでいて、いやがうえにも気分が盛り上がってきます。五条橋から望む鴨川五条坂を歩いていると、なんだかモダンなタイル張りの壁を発見。それを凝視していたら、あらま、びっくり。図柄が、銅鐸の袈裟襷文様です。(考古学好きの血が騒ぐ!)あわてて写真をパチリ。銅鐸の文様ですその奥には、賃貸住宅と思しきお洒落な建物があり、そのエントランスにはまたまた同じ雰囲気の壁が。不法侵入(?)なのですが、ちょっとお邪魔してその全貌を覗いてきました。儀式で使われたとされる「見る」銅鐸ですなんでも、ここに居を構えていた方がいらっしゃって、そこを壊してこの建物を建てる際に、この壁を設置してモニュメントにしたんだとか。記念モニュメントだったらしいしかし、京都で銅鐸の文様を拝むことになろうとは思いもせなんだ。ちょっと親近感(笑)その、更に奥には、焼き物関係の建物があって、どうぞお入り下さいになっていたので、ちょっとだけ覗いてきました。モダンな建物その後、ちょっと道に迷いつつフラフラとしていたら、普通の民家の窓が素敵だったり、何気ない建物がお洒落だったり。民家の窓河井寛次郎記念館京都に和服はよく似合う(^^)こういう所は京都には勝てません>奈良は。まあ、奈良には奈良の良さがあり、京都には京都の良さがありますから。何も競うて勝ち負けを決めるようなことでもありません。結局迷うことを楽しみにしながら、道に迷ってしまったらしく、国領さんの奥様にお出迎えにきていただいて(すみません)無事、国領さんの御宅にたどり着きました。(どこをどう行っても、間違いようのない場所でした)先日のお礼もそこそこに、茶菓のおもてなしを受けて恐縮しきり。あー、私はお客様なんてものじゃなくて、なぎさんの腰ぎんちゃくなんですが。まずはお菓子を頂いてお菓子もさることながら、このお皿も素敵でしょ。(この写真では判りませんが、足の長い高杯風なのです)もちろん、国領さんの作品です。皿の周囲に「ぽち」「ぽち」と置かれた黄緑色のポッチが、とても今の時期に合います。のちに、我々はこの、緑色に魅せられてしまうことになろうとはこのときはまだまだ気がついていませんでした。そして、お茶をいただいて、いよいよ、作品拝見です。この一画、素敵でしょカラフルな水次は上から見ても、美しい。持ち手や、クチの部分にも施された文様が細かく、こんなに凝ったものは少ないとのこと。お茶の世界は門外漢なので、お道具のよしあしってのは全然判らないのだけど(恥)こういう水次があったら、お茶席も華やかでしょう。お茶碗拝見とか、お茶入れ拝見ってのはあるけど、水次拝見とかいうのは滅多にないとのことで、実際に云われて驚いて用意をしたとのこと。確かにこんなキレイなものがあったら、しみじみと見てみたくなりますよね。国領さんの他の水次も華やかなものが多いです→骨董屋さんのページの販売品部屋の一角は作品でイッパイその一つ一つを手にとって、国領さん自ら解説をしてくださるなんて、こんな贅沢あっていいのでしょうか。なぎさんはともかく、私のような無教養な若輩者には敷居が高かったのですが、まさにこんな滅多にないチャンスですもの。色彩豊かなお皿の数々その一つ一つを、作ったときの秘話を交えて、語ってくださった国領さん。本当に、物を作るのがお好きなんだなあと思えるお話が満載で、またもや、この話を二人だけで聞いたのではもったいないと思えることばかりでした。中でも、奥様が旦那様の作品を手にとって「これいいわ~」「素晴らしいわ」とすんなりおっしゃるところがまた素敵。身内のものを褒めるとなると照れもあるでしょうが。本当に奥様は、国領さんの作るものが好きなんだろうと見て取れて、美しい夫婦愛を見た気がします。世の中のヨメ諸氏は、自分の夫の良いところなんて探して褒めたり、持ち上げたりなんてしませんから。(うちのオットは、自分で自分を天才扱いする人だから、私が褒めてあげるまでもない、手のかからない人だからいいのだ^^)すくっと伸びた絵柄のお茶碗と朝鮮のたんす緑が印象的なお皿室内には朝鮮のたんすが置かれ、日本のものとの違いを見せています。日本のものは、正確無比な、きちんとした造りで、朝鮮のものは、なんとなくのんびりした、おおらかな感じ。とりあえず、島国のものと、大陸の一部の違いなんでしょうか。作っているニンゲンの国民性の違いというか。朝鮮のたんすは、すべてを広げて物を入れる部分がなく、小さい扉からものを入れるような印象を受けました。室内もおしゃれでしょ最近はスタンドもよく出るようです。陶器のスタンドってのは、さすがに、織部や、信楽では今のマンションでの生活には馴染まず(黒いし、重たいし)国領さんのような、華やかな、楽しい、温かみのある多色使いのスタンドのものが似合うでしょう。(カーテンにもあわせやすいし)湯のみや、マグカップなどでは揃いのものもありましたが、お皿や鉢などは、一点ものが大半。だから、この時は出せた色が、もう別の皿では出せなかったりする。こういうところでも、『一期一会』ってあるのかな、と。自分の作品とはいえ、窯から出てくるまではどんな発色になるかは出してみるまでは判らないわけだから。そのお皿が無造作に積まれている山を手に取り、重なっているお皿を一つ一つ見ていくと、ふちの色と、中の色が違ったり、思ってもいなかった色や柄が出てくる楽しみがあったりします。また、国領さんのお皿は、裏にも気を配ってます。普通は、使用時に見えている表面には柄や色にこだわりますが、洗っているときにも楽しい配慮も(^^)高大まわりの色も美しいのです。うちのように、水切り籠が向かって左にあって、皿をどんどん並べていくと、自分から見て皿の裏面が並ぶわけですが、その時ですら、楽しい気分が続くという配慮。見て楽しく、使って楽しく、使い終わってなお楽しく。洗うときまでその気持ちが持続するという焼き物はなかなかないんじゃないでしょうか。そして、なぎさんとわたしは、譲り受けていくお品を、これはどうかしら、あれもいいわねえと、目移りしつつ、一つ一つ吟味して選び出しました。なぎさんの気に入ったお皿は、本当にきれいな緑で、一同大絶賛のものでした。これも一枚だけのもの。笹の葉を敷いて水饅頭とか、ごろごろした氷をはってそうめんとか、中に何を入れるかでも大盛り上がり。私が譲り受けたものは、お茶飲み茶碗。来客用に良いお茶碗がなかったので、これを見た瞬間に、うわ、これ、いい!こういう場合は、ひらめきと直感を大切にする私。決めたら、こう!もう動きません。それとなく、のけておいて(笑)コレ!と決めておいたのでした。お茶飲み茶碗一番上の波模様が動きがあって音楽みたい中の花模様もカワイイやっぱり私には生活に密着した、普段使いのものが似合います。(てか、美術品とか、骨董とかは手が届きませんもん)途中、蕨餅や、びわ茶などもいただき、国領ご夫妻の人柄の良さにつられて、なんだか、心地よくて、お話が楽しくて、すっかり長尻になってしまいました。選んだ品物を包んでいただき、私のものはともかく、なぎさんの品物は結構な量。奥様には「持てますか?」と心配されましたが、「ええ、逞しいので平気です」と手に心地よい幸せの重みを感じつつ、お帰りとなりました。長居をお詫びしつつ、御宅を辞したら外は明るいながらも午後五時をまわり、日傘もすっかりお役御免な時刻。時間を忘れるとはこういうことなのかと…。☆またまた、贅沢な時間を持つことができました。国領さん、奥様、とても楽しい時間をありがとうございました。
2007年06月12日
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今日は京都まで陶器の買い付けに(ウソ)本当のところは、先日、富本健吉記念館でお世話になった、国領さんという陶芸家さんのお宅へお邪魔するため、久々の上洛です♪明日から梅雨入りか?って日でしたが、暑くて、京都らしい気候(?)で、暑い時は酸っぱいものを!ってことで、五条近くのタイ料理屋さんでランチすることに。佛沙羅館さんです二本足で立つ猫さんと象さんエキゾチックな店内床の間のしつらえも和洋(和・東洋)折衷リッチなコース料理もありましたが、お手軽なランチプレートものの、焼き飯のセットにしてみました♪タイ風焼き飯のワンディッシュタイ風焼き飯、タイ風春巻き&オムレツ、甘酸っぱい生野菜&イカのサラダ、スープ。タイ料理はあんまり食べる機会がないから、すべてにおいて目新しく、楽しかった&美味しかったです。オムレツは焼きたての暖かさ。春巻きも、甘酸っぱい餡(?)がかかっていて、生野菜とイカのサラダの酸っぱい+甘い+辛い味にはまりまくりまして。夏向きな味に満足。食後は、オプションとして、ココナツケーキ・マンゴーソースがけココナツアイス添えと珈琲のセットも頂いてしまいました(*^^*)デザートのココナツケーキ・マンゴーソース・ココナツアイスのせは~満足満足。今日は川床は開放されてませんでしたが、昼でも川床は席料400円で利用できるみたい(名刺にはそう書いてあったぞい)二階にはエキゾチックな仏様のお姿も象さんの牙?ここをすり抜けると、鴨川へも降りられます五条橋から望む川床(この床は、鶴清さんのものですが)夏はこんな静かなところでゆっくりとお昼をいただくの、いいかも☆でも、これからの季節、京都は気ぜわしいですよ( ̄▽ ̄)できれば、六月中にどうぞ。
2007年06月12日
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Infoseekでひさびさに当りました♪━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━======================================== ★★★ Infoseek ラッキーくじ ★★★======================================== ---------------------------------------------------------- ☆☆☆\ おめでとうございます /☆☆☆ ~ 5ポイントご当選のお知らせ ~ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━リアルお引越でしばらくマメにチェックできなかったのだけど。ひさびさのくじ&ひさびさの1ポイント「以外」でのあたりは、本当にお久しぶりで。おっとっとっと★状態でした。先週は、ビンゴがトリプルリーチまでいったのに、日曜日でどれもこれもハズレだったから意気消沈だっただけに、この5ポイントは結構うれしい♪今度は失効しないように使い切らなくては(←根に持っている★)毎日コツコツポイントゲットしましょう!
2007年06月11日
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ここ半月はリアルお引越のため多忙で、商品プレゼントとか、ポイント山分けとかには参加してなかったのだけど。こんなメールが先日届きました。『おめでとうございます♪~読者様220,000名様より抽選させて頂きました~純度99.99%ゲルマニウムブレスレットプレゼントチケットが当たりました♪』そのお店で売っているゲルマニウム ブレスレット(プレゼント品とはモチロン違うだろうけど)金曜日の23時59分までに買い物したら、コレもあげるよってことだったんだけど。そこはかとなく、胡散臭い( ̄▽ ̄)商品のラインアップを覗いて見ても、「コンプレックス商品」ばかりで、「痩せる」とか「キレイになる」とかの文字が躍って、やっぱり、申し訳ないけど、商品そのものも胡散臭い。とりあえず無視~★とか思っていたら、再びメールが届いた。『お客様より締め切りに間に合わなかったメールを削除してしまった問合せが殺到しましたので締め切りを、6月10日(日曜日)23時55分まで延長しました! 本日は素敵なお知らせです~♪当店協賛の「200万ポイント山分けキャンペーン」にご応募いただいたお客様の中から抽選させていただきました!おめでとうございます~♪【純度99.99%ゲルマニウムブレスレット】をゲット♪(中略) 当店からのプレゼント企画に当選致しましたので そのご案内メールをお届け致しました』金曜日まででは短かったというメールが殺到したらしい(笑)ちゅうことで、日曜日の終了時までOKで、またまた、物を買ったら、これもあげるよ…ってことらしい。うーん。延長はうれしいですが、金曜日ならば楽天カード保有者だからポイント3倍だし。あの時ならば、楽天が勝った日だったから、さらにポイントがついたし。今日買い物するより、得だったけどね。これ、もらった人のコメント楽しみにしておこう。(追加第二弾もアリ、かな?( ̄▽ ̄))
2007年06月10日
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そして、その蔵の二階で見たものにも大感激なのでした。日々を大切に、家族を大切に、生活を大切にする心は、こんなところにも表れていました。五百円玉大の大きさの、ミルクピッチャーみたいなもの。当館の人が説明に来てくれて「何だと思いますか?」「……?」「鳥の餌入れですよ」「嗚呼!」みんなで、富本先生の家の鳥になりたいと思ったものです。鳥かごに引っ掛けて使えるように、爪の部分が作られて、「たかが鳥の餌入れ」にこんな模様までつけて、自作してしまうなんて。まさに、生活を楽しみ、生活を大切にする心の表れが、こんな小さなものにまで表れているのだとしたら、本当にすみずみにまでその心情が表れているのだなあと。愛鳥用!!あと、いくつかの掛軸。すらっと見過ごしていましたが、つくづくと眺めてみたら、味わい深い内容の数々。陶芸の歌ろくろを回していて、形を作っているときはいいけれど、ちょっとでも気を乱すと、茶碗がゆがみ、形をとどめないほど崩れてしまうという映像は、テレビなどで何度も見ていたので、このようにして、刻々と変化する土の表情を、的確に言葉で表現してあることを、しみじみと噛み締めて、納得したのでした。国領さんのお話から、もともと富本家は、父親が漢詩に造詣が深く、祖母も古今和歌集の読み手で、そういう先祖からの流れが富本先生の中に多大な影響を与えていたことがこの詩からも判るとのことでした。心の歌ここで気が付いたこと一つ。書いた年は、どれもこれも西暦で描かれているということ。あの時代の人ならば、元号で書いてもよさそうなものを、西暦で書き入れているのは、これも留学帰りの影響ゆえか?おかげで、現代の我々にも、どれくらい前のことなのかが判りやすいのだけれども。その当時にしてみたら、斬新なことだったのではないかと。そして我々一同を泣かせるに値したのがこの絵と詩。(詳細はなぎさんのとこに詳しいですので、ご参照ください)花に寄せる心花が盛りだから帰ってきてくださいと打つ電報のお洒落なことよ!この時代の電報といえば「チチキトク。シキュウカエラレタシ」や「ロギンツキル。カネオクレ」だったりしたのに、こういってはなんだが、「たかが花が咲いたくらいで」帰ってきて見て下さいと知らせた人も素晴らしいし、その知らせに帰省して、その花を愛で、その花を描きとどめた富本憲吉も素晴らしいと思う。思った。富本憲吉がいよいよ晩年を京都で過ごした時期に重なるのだけど。実家の花が咲いたこと、実家の花を眺めたこと、それを淡々と絵に描き、書にしたため、その事実を書き残し、電報を打ってくれた人に残したってことは、なかなかできることじゃない。けど、富本先生自身にしてみれば、大したことだと思ってしているのではなく、花が咲いたのだから見に行こうっていう、自然な気持ちだったのじゃないかと。そして、年を西暦で記入することが多い富本憲吉が、「敢えて」元号で記入した漢詩。自分の心情とシンクロした漢詩漢詩の素養があるのは父譲り。だから、これがすらっと出てきたのだと思うのは簡単な発想だけど。書かれた年をみれば、昭和21年。まさに、戦後、東京が焼け野原になって、大和の実家に帰ってきて、自分の田畑は召し上げられ、新しい時代が来て、何かが大きく変わっているその瞬間に立ち会っている、まさに、その時に書かれた、李白の詩。李白のその詩の内容と、自分がいる場所と自分が置かれている立場が、まさにその李白の詩とシンクロしていたんだろうと。低頭想故郷。その故郷とは、遠くにあるものではなく、自分が今いる、自分が生まれ育ったこの大和の地。何かが変わる時に立ち会うあの、喪失感と、期待感。私は戦後の混乱期も復興期も知らないけど、私にとっての『昭和』のイメージから、昭和が終わった日と平成が始まった日の、喪失感と期待感が思い起こされて、なぜかぼろぼろと涙をこぼしていました。まさか、こんなところで泣く羽目になろうとは…。何の予備知識もないままに、ここを見たら、ああ、綺麗ね綺麗ね、素敵ね素敵ね、だけで通り過ぎていたと思う。国領さんという、生きた富本先生を知っている方の解説を聞きながらでなかったら、これらの作品を見ても、これほどまでに魂に触れることはなかったと思う。そう思うと、今ここでこうしていることの不思議さと、こういう機会を持てた偶然をとても愛おしく思うのでした。その後、旧宅部分の客間にて、彼の父が植えたという竹の中庭を眺め、バーナード・リーチも訪ねたという床の間の前で、国領さんから、いろんなお話を聞かせていただき、夢のような時間を過ごしました。時間が流れるのは早いもので。気が付くと午後の一時半もまわった頃でした。まあ、なんと贅沢な時間を過ごさせていただいたのかと。こんな素晴らしい場を設けていただけたことに、感謝。かすみさんが、京都で国領さんの奥様に道を尋ねて声をかけていなければ、こんな素晴らしい機会を得られなかった訳だし。そのかすみさんに、授業中出会わなかったら、こんなチャンスにも遭遇しなかったわけだから。そんな、かすみさんとの出会いもちょっと運命的。(と、長々出会いのきっかけを記せば…)かすみさんが、奈良大に進学することを投稿した新聞を地元紙で帰省した正月に読み、入学を悩んでいた私が「新潟から行く人がいるってのに、地元の人間が行かなくてどうする!」と私の背中を押したのが、他ならぬ、まだ見ぬかすみさんで。そのかすみさんとは、授業の時に発表していた研究内容から、たぶんこの人がそう?と思い、思い切って声をかけたのが縁でその後、親しくしていただいて。その後たびたびご縁があったのだけど。あの時、新聞でかすみさんの投稿に出会わなかったら、今回のこともなかったワケで…。つくづく、『縁』って不思議だなあと。時間を忘れて、贅沢な「とき」を過ごしてきましたが、お別れの時はいつでも訪れるわけでして。一同で近鉄の駅までタクシーで乗りつけ、国領さんご夫妻とかすみさんはそのまま、京都へお帰りになり、わたしとなぎさんは天理をプラプラすることに。(本当はどこかでお食事なりお茶なりしたかったのだけど、その日のうちにかすみさんが帰宅しなくてはならなかったので、時間的余裕があまり無く…)余談ながら、富本憲吉記念館付近には気のきいたお食事処などありませんので、あしからず。後で聞いた話によれば、記念館内でお寿司を取っていただくことは可能(!)なんだとか。前日前までに予約をしておけば、あの場でお昼を食べることは可能なんだとか。それをきいた私となぎさん「しまった!」でした。☆国領さんご夫妻と、かすみさんと、平端の駅でお別れして、私となぎさんはとりあえず天理まで。駅前でご飯でもしようかと思いましたが、手ごろな場所が浮かばず。「んじゃ、うちくる?」ってなぎさんのお言葉に甘えて、お寿司と甘いものを買ってお邪魔しました。記念館の建物も素晴らしかったですが、なぎさんのおうち(婚家)もかなりの年代もので。家かと思うほどの蔵があったりして、凄かったですよ。なぎさんちのお屋敷の一角の蔵そこで、あれこれと今日の日の興奮を反芻しつつ、あることないこと、これからのこと、いろいろとお話をしまして、とても有意義なクールダウンの時間をすごさせていただきました。矢田丘陵越しに生駒山を望む帰りの電車の中からは、大和の国中の矢田丘陵越しの生駒山を望み、おお、やっぱり大阪側から見る生駒より、くんなかから見る生駒の方がキレイだなあと思うのでありました。☆日々の生活を大切に生きる。今日学んだことでした。のんべんだらりんと過ごしていることが多い日々の中で、とりあえず、日々の生活の中で、楽しめること、楽しいこと、美しいこと、綺麗なことを思いっきり味わって、感じて、ということを心に留めていこうと。とりあえず、今日という日は、充実した日であったことは確かです。いろんなご縁を感じつつ、その一人でいられたことの不思議さを思うばかりでした。
2007年06月03日
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なんとその蔵の中で我々は一時間以上も滞在していました。国領さんからお聞きする、富本先生の姿も思い浮かべつつ、その作品を間近に感じられるなんて、実に贅沢。ここで国領さんが語って下さったことは、ほとんどどこの本にも、伝記にも残ってないことだと思う。国領さんは、富本先生の晩年の頃のお弟子さんで、息子というよりは孫のような存在。その国領さんが語る富本先生ってのは、本当に好々爺そのもの。人間国宝なんて仰々しい存在には感じられません。そんなエピソードを一つ。自分で焼いたものを、たびたび人に贈っていた富本先生。もらった人も、押入れの奥にしまっておいたけど、富本先生が人間国宝となったら、押入れの奥から引っ張り出してきて、箱書きをしてほしいともって来る人が増えた。「これ、箱書きしてどないするの?売るんやろ?だったら手間賃として五千円置いていき」といい、箱書きのたびに五千円請求したそうな(笑)それは、お金欲しさではなく、あくまでも手間賃としてのことであり、そのたびごとに、国領さんは墨をすり、箱書きのための用意をしたそうです。ある時は、十人ほどが箱書きにやってきて、(手元に残ったお金を見て富本先生が)「国領くん、今日はようけ儲かったなあ」と笑われたとのこと。儲かったって…(笑)そういうお金には無頓着だったけど、こういうところは子供のように純粋だったんだなと。そして、やはり気になる人間国宝と勲章の話。富本先生はそういうことは全然頓着せず、もらった後でも全然そういう話をしてくださらなかったので、国領さんがのちに尋ねたところ。「自分が勲章をもらったことは、一つのことをきちんとやっていれば、陶芸の人でも、勲章がもらえるんだということが世の中に知ってもらえてよかった」というような趣旨のことのみをお答えになったということ。婆ちゃまに反対され、職人が軽んじられてきていた時代から、一つのことを続けていれば、職人が表彰される時代になった。それが、世の中に知ってもらえたのが良かった。ただ、それだけ。自分が取れてよかったとか、自分の精進さが認められたとか、そういうことは一切いわず、ただ職人の立場が認められたことが、一番うれしかったというような想い。その証拠に、勲章見せてくださいっていっても、「はて?どこへやったかな?」くらいのお返事だったとか(笑)部屋の床の間に飾っておくようなこともなく、もらった事実はうれしかったけど、それをひけらかすようなことは一切なかったとのこと。そういう話が聞けて、お人柄が偲ばれるのでした。☆さて次は、東京時代から京都時代の作品をあつめた、別の蔵の展示室へ移動します。そこでも新たなる感動がありました。正面のガラスケースの中には、自分のお子様に与えるために作ったままごとせっと。小さいながらも、陶器でできた、ミニチュアなのだけど、プラスチックなどない時代の、本物のままごとセット。お子様に与えた手作りのままごとセット今でも、あるんですよ、玩具で、本物の陶器のままごとセット。その裏面には、「子供にだって本物を与えたい」という趣旨のことが書かれていて、それは富本先生の主張と一緒のようです。子供にも本物の陶器を与えれば、大事に扱う。大切に扱わないと、壊れてしまうということを、壊してしまった時に学べるから。子供用だからプラスチックでいいということではなく、子供だからこそ本物のよいものを与えてやるのが親の務め。そんなことが書かれていたのを思い出しました。そして、その上には、家族用のご飯茶碗が並べてありました。これが実に感動的なのです!名前入りです>めいめいの。奥様の名前が入ったものや、もちろんご自分用のものもあります。憲吉用(!)今はおみやげ物やさんで「お父さん」とか「ぼくの」とか入った湯飲みや、箸なども見かけますが、この時代に、家族のために、家族専用の茶碗を焼く父親!なんて素敵なことなんでしょうか!しかも、自分用の茶碗には「憲吉愛用」と書かれたものまであります。茶碗を焼いている時点ではまだ、愛用ではないわけだけど。それでも、自分が気に入った茶碗が出来たので、愛用と入れて愛用しようと心に決めたのかな?などと話も弾みます。憲吉愛用!そんな富本先生ですが、生涯の中で使用した落款が、とてもお洒落なのでした。豪農の長男という立場に生まれたものの、戦後の財閥解体と、小作農開放で、生家は勢いを失い、そんなとき、田畑を取り上げられたときには、「富本」の「富む」の字から、田んぼの『田』の字を取り去った字を落款として使っていた時期があるのだとか(笑)まさに、田んぼがなくなった状態だから、富むとは言いがたいわけで。そこに、実際の生活は苦しかったでしょうが、田を取られてしまったよという洒落が表れていて笑いました。洒落っけのある落款あと、清水に逗留して、長々といたときは、富のウ冠が、富士山の山頂の形になっていたりと…。(余談ながら、某オークションで出品されていた、本物とされる作品にもこの落款が押されていました。1930年代の頃のものとされていたので、あの出品ブツは本物だろうな…などと、いっぱしの鑑定家気取りになれたのも有意義でした)富士山にちなむ落款(その3へ続く)
2007年06月03日
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今日は、大学のお友達のかすみさんのご縁から、国領さんという陶芸家の方と「富本憲吉記念館」へおでかけ。国領寿人さんは、富本憲吉のお弟子さんで、富本先生の人となりをよくご存知の方です。何故そんな凄い方とご縁が出来たかといえば、かすみさんが京都で六波羅蜜寺を探している時に、道を尋ねたのが、国領さんの奥様だったということで。おお、なんという偶然!お話をしている中で、ご主人が富本憲吉のお弟子さんだった方と判り、お宅へ伺ってお話するうちに「では、奈良の富本憲吉記念館へご一緒しませんか?」ということになったそうで。今日がその日なのでした。しかし、恥ずかしながらワタクシ、富本憲吉に関する予備知識がなく、絢爛豪華な壷作ってたよなあ…てな認識しかありませんでした。そんなわたしでもOK?と思ったら、やはり本日同行するなぎさんに「大丈夫大丈夫、富本憲吉の壷は素敵だよ」と云われ。ま、ここはひとつ、人生何事も勉強だ!ということで、門外漢の私もお邪魔することにしました。行きはJR法隆寺まで行き、そこからタクシーで。地図を見たら、歩いて歩けない距離ではないけど、村の中の細い路をくねくねと歩いていくようなので、路に迷っても困ると思い素直にタクシーにしました。JR法隆寺駅法隆寺駅もしばらく行かなかったら、きれいになってました。タクシーに乗り込んで運転手さん行き先を告げると、「珍しいね~たまに行く人いるけどね」とのこと。細い路をバンバン飛ばし、すぐ到着。さすがはタクシー。乗って正解でした。表門の看板タクシーで着いたところへ、かすみさんと再会。盛り上がっていたところへ、ほどなくなぎさんも到着。本日ご案内いただく国領さんと奥様はすでにこられていて、ご挨拶もそこそこに早速中へ入ってみることにしました。受付の建物前から門方面を望むここは富本憲吉の生家を整備して、記念館にしたとのこと。ご家族の皆様はみなこの家を離れてしまっているので、管理は別の方がしているとのことでした。庭にはザクロの木富本先生はザクロがお好きとのことで、その作品にもザクロが多用されているとのことでした。国領さんがこの場にお持ちになっていたの作品集にも、ザクロを使用した作品が載っていまして。こりゃ、本格的なご説明がいただけるのだと今更ながらに自分の場違いさが…(汗)ここで焦っても、もう遅いですが。かすみさんと、なぎさんの後ろから、邪魔しない程度にお話を聞かせていただこうと。受付の建物前には、見慣れない羊が二頭向き合っていて。くるりんと巻かれた角を見ると、どうやら東洋系の羊さんではないようです。はて、あなたはどこから来たの?エキゾチックな羊さん彼らはどこから来たんでしょ受付の建物をくぐって、展示室へ。展示室は、旧来の蔵を改造改築して展示室にしているとのこと。ここにも、本州っぽくない石人が「展示室はこちら」と案内をしていて、なんだかエキゾチックな感じもします。九州の石人を思わせる石像(ちょっと調べてみたら、この石人は、ここの館長さんのコレクションだそうです)蔵作りの展示室へ竹もみごとです蔵の中に入るというのは、会津の蔵屋敷や、喜多方のレストランなどでも体験済みですが、美術品が並んでいる蔵というのはわくわくするものです。まさに『お宝が並んでいる蔵』って感じで。で。中へ入って、まず驚いたことは。「あれ?こういう作風でしたっけ?」ということ。私の中のイメージとしてはあくまでも、金糸銀糸に絢爛豪華なイメージだったもので。羊歯を模様化した壷とか、多色の発色のよい花瓶とか。まず、この蔵の中のものは富本憲吉の奈良在住の時代(奈良時代)と呼ばれる区分の中で、富本先生の初期の時代の作品が並んでいる蔵だったもんですから、私の勝手なイメージと離れすぎです。それでも、順当に「白磁の壷」や「朝鮮風味が効いた蓋つきの壷」などが並ぶ一階の展示品には納得することしきりだったのですが。しかし、二階に行って見たら…おおおお。これは、なんだろう?今までのイメージがガラガラと崩壊です。モダンなポット。喫茶店で出てきたら素敵であろう珈琲カップ。今までの、羊歯の赤地に金銀…のイメージが完全に崩壊しました。こんなシンプルなものを作った人だったの?と。確かに一階の壷も、白磁や、定番中の定番の壷もありましたが、あれはあれで「美術品としての壷」として定番だと思います。しかし、ここにあるのは生活用品としての食器の数々。珈琲を淹れ、それを注ぐカップ。ビールをついだらおいしいだろうなという陶器のグラス。こんなものも作っていたなんて。と思うこと自体、私の認識のほうが間違っていたようです。富本先生は、民芸にこそ力を注いだ人であり、生活用品にこそ力を注いだ人だったのだと聞かされ、それこそ、皿を焼いては吟味し、壊し、作品に厳しく、他の人間とも付き合わず、陶芸の道一本以外は知らず、酒も飲まず、友と語らず、陶芸一筋みたいな人が「人間国宝」になるんだろうという、それは私の誤った先入観でした。国領さんがおっしゃるには「富本先生は本当に普段の生活を大切にされた。そのために、お茶碗や皿を大切にされた。本当に日々の何気ない生活を大切にすることが一番だった」という言葉に、目から鱗が落ちたというか、初めて接した『凄い話』でした。そういうお話を聞いた後で、ここにあるものを見回してみれば、確かに普段の生活に使っていたであろうものばかり。ビールジョッキや、珈琲カップ。しかし、思えばこの陶器を焼いていた時代はまだ大正の始め頃。その頃に、いっちゃなんだが、この大和の、国中(くんなか)のどまんなかの田舎の片隅に、こういうものを作っている人がいたってことは凄いことなんではないだろうか。まさに、大和はクニのまほろばの時代からずっと続いてきた日本の一番古い部分を引きずっているはずの場所で。こんな西洋文化を持ち込んできた人が住んでいて、生活して、創作をしてきたなんてのも信じられない。このモダンさはなんだろうこの珈琲カップの形のよさ!このカップは、1933年に安堵にて作ったもので、なんと、東京国立近代美術館蔵にもポットとミルク容器、シュガーポットが所蔵されているのでした。〔fig.6参照〕その、同じ作風のカップが、ここにあることの凄さ!この当時の留学なんてものは、天国の次に遠いところで(笑)親戚中の非難ごうごうの中、留学を許したのはおばあちゃんだったそうです。江戸の昔は、西洋のことは長崎に勉強に行ったもんだが、今は時代が変わって、新しいことを勉強するには西洋に留学するのもよかろうと、おばあちゃんの一声で可能になったんだとか。なんとまあ、凄いばあちゃんだったんだろうと。たぶんおばあちゃん自身は、この地から出ていたことなどなかっただろうに、日本の、大和の、国中の田舎にいて、そこから、豪農の、跡継ぎの、長男(ある意味三重苦だ)を、まだ飛行機なんかなかった頃に、船旅で、声の届かない異国へ出すことを了承するなんてのも、なかなか出来ないことだと思う。しかし、そのおばあちゃんをしても、「陶芸」はなかなか許してもらえない時代だったんだとか。今は「職人」といえば「その道一筋」とか「職人かたぎ」とかいいイメージがあるけど、当時の人からしたら、土をこねる人>焼いたものに絵をつける人、だったから。土をさらって、こねて、手を汚して、作る人は、絵付けをする人よりも下に見られていたという事実。外国に行くことは許せても、「職人」になることは許してもらえなかった時代。そんな時に、豪農の跡継ぎ長男は留学することは歓迎されても、「職人になる」ことだけは、あの豪快なお婆さまですら「それだけはやめてくれ」と懇願されたんだとかで。そんな時代に、富本先生は陶芸を志したのでした。絵の具刷りも自作で作ったそうです葡萄柄が中国より先のシルクロードを感じさせますそういう話を聞いたうえで、これらの作品を眺めていると、いかにそういう生活の中でこれらが作られたかをうかがい知ることもできようものです。この葡萄のみずみずしさは、まさに、インドを旅して来た、シルクロードの船隊譲りの記憶のような気がするし、この蔓の巻き具合を見ていると、薬師寺の薬師如来の台座の文様を思い浮かべます。この階段を上がってきた時までは、正直いってあまり感動がなかった私ですが、階段を下りる頃には「これ欲しい!」と思えるものに出会えて本当にうれしかったです>身近に感じられた証拠だから。人間国宝の作品だから欲しいんじゃなくて、(第一そんなもの、自分の身分からして買えっこないと思い込んでいるから)作品自体が気に入って欲しいと思える。私の生活に、あの金銀の壷は不要だけど、あのコーヒーカップがあったらいいなあと思えることにちょっとした幸せを感じられて。(2へ続く)
2007年06月03日
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引越で使えなかったインターネットが、ようやく復活しまして、久々に大きい画面での楽天市場を見ました。ああ、パソコンはいいわ~。ケータイ命!ニンゲンではないので、あの小さい画面でちまちま更新したり、セコセコ注文したりするのがイライラの原因だったりしたし。しかし、ひさしぶりにメールボックスを開いて見たら…。受信ボックスに1000件、迷惑メールボックスに1500件!メールチェックだけで一日つぶれそうです。で。一番ショックだったのは、楽天ポイントが失効していたこと。その数実に494ポイント。ちゅうことは494円だから、ケーキ一切れ分はあったはず。1円、10円なんちゅうものの積み重ねの分だから、かなり凹みました>貧乏人のささやかな楽しみだからして。3月中の金曜日に買い物したポイントと、ケイタイとパソコンで3倍ポイントがものの見事に失効してて。私がパソコン使えなくなった直後に付与なんだもん。わかんねーよ!&期間短すぎだよ!(←逆ギレ)ダンナはケイタイでマメにチェックして十何ポイントだからもういっか、と思って捨てたらしいけど。私のケイタイは使い放題モードになってないので(従量制か)チェックするのもお金かかるし、チマチマやるのも面倒だし、とかって思っていたらこんなザマ。オークションとか、通販とか、そういうのはこちらの責任問題だからしてマメにチェックしたけど、自分のポイントまでは頭が回らなかったわ…。★もう愚痴以外の何ものでもなし。まさに「チラシの裏にでも書いておけ」なんですが。久しぶりに、キーボードで書ける喜びを噛み締めつつ(大袈裟)書いちゃうさ>愚痴愚痴日記だし。次回、長期ネット環境がない時は、ポイント期間にも気を配ろうっと★
2007年06月03日
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今日の昼ご飯…というか、ブランチはワッフル。食事用なので、甘さは抑えて、代わりにジャムはあまあまなものを添えて。このジャムは、引越祝いになぎさんからもらったもの♪お手製でございます☆いちごは地元の『あすかルビー』先日明日香に行った時、露地栽培ものを味わったっけ。(仕入れてくれた、みぴさんサンクス!)後はオレンジママレード。チキンサラダとバナナをあわせて召しあがれ、デス。イチゴは甘く、ミカンは酸っぱく、絶妙な味わいでした。なぎさん、ごちそうさまでした☆
2007年06月02日
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