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本日は、ようこそアティラウ地域リハビリテーションセンターへ。私、よろりんが案内させていただきます。まずは外から見ても何の建物かまったくわかりません。一般市民はその存在を知らないようです。患者さんは病院からの紹介が多いのですが、「もっと早く教えてくれたらよかったのに。」「こんなところがあるなんて、知らなかった。」とおっしゃる方も多いです。1~2階は労働省になっていますので、3階まで階段でおあがりください。もちろん、エレベーターもエスカレーターもありません。ここで、通える人がかなり限定されてしまいます。入院設備はないので、自宅で暮らせて、階段が登れる人になります。トイレは1階に1つしかありません。ようやく苦労して登っても、トイレの近い高齢の方は運動を早々に切り上げ、帰っていきます。しかも、このトイレがよく故障します。古い建物を改修して使っているので、壁はきれいでも水道管はもうぼろぼろなんでしょうねえ。冬場は寒い上にトイレも故障で、小走りで家に帰ることもしばしば・・・他のスタッフは、反対側の通りにあるクリニックに駆け込むようです。
2005年04月30日
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マッサージ室で見学していると、こっちの部屋も見においでと呼ばれた。どうやらこちらの部屋には医者がいるらしい。しどろもどろのロシア語で答えると、「ロシア語わかるんじゃない!」と猛烈な勢いで質問される。うう、、、わからん、もっとゆっくり~!そのうち、わらわらと他のスタッフも現れて、私の顔を見に来る。一度にたくさん名前を言われても覚えきれないので、似顔絵を描いて覚えようと思い、簡単に似顔絵も書き始める。これが、彼らに大ウケ。私も描け、私のも・・・とみんなの顔を描く羽目になってしまった・・・。そして、日本の病院でリハビリテーションをやっていた。と言うと、「医者なの?それとも看護士?」と聞かれる。医者でも看護士でもない。でもリハビリを行う専門家なのよ。「マッサージをするの?それとも鍼?」マッサージも鍼もしない。どういう運動すればよいかを教えたり、ご飯を食べることや着替えなどの練習をするのよ。こんな説明で、わかってくれたかなあ・・・。とりあえず、悪い人たちではない様子。いきなりやってきた、言葉もろくに出来ない日本人を受け入れてもらったことに感謝です。
2005年04月28日
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2004年11月2日ボランティアを探し始めてから2ヶ月・・・やっと、作業療法が出来る! 胸がドキドキ、久しぶりで緊張!です。でも、今日は初日だし、いきなりは何も出来ないだろうな~。まずはどんな職員がどんな仕事をやっているのかを見学させてもらおう。所長に聞かれる。「マッサージできるの?」 いえ、できません。「じゃあ、鍼治療は?」それも、できません。あの、日本では脳卒中や骨折の人に対するリハビリテーションをやってました!「とりあえず、マッサージの部屋にいて。その後いろんな部屋を回ってみて。」ということになった。あの様子では、所長はリハビリテーションの意味がわかってないかもしれないなあ。やっぱり、ここでも「リハビリテーション=鍼、マッサージ」なのか・・・。とりあえず、マッサージ室で見学。マッサージ師のマクパールはにこやかに迎え入れてくれた。片麻痺の人をマッサージしているのを座って見学していると、男性が、「日本から来てるのか?俺の体を見てくれ。」と言ってきた。え、いきなり触らせてもらってもいいんですか??つ、ついに、カザフスタンで、作業療法デビュー!?ドキドキしながら、肩を動かしたり、緊張の程度を見たり・・・・お~。これこれ、片麻痺の人特有の手だわあ~。うふふ~。人の体を触りながら、にやにやしている怪しい日本人となってしまいました。
2005年04月27日
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オーブンがなくても出来るプリンのレシピをご紹介します。試行錯誤の結果、おいしいなめらかプリンが作れるようになりました。本などでは卵黄を使ってますが、卵白余っても使い道ないしなあ・・・と、全卵で作ってみました。でも生クリームでコクが出ているので問題なし!レシピは超簡単なので、冷やす時間を除けば30分ぐらいで出来ます。ぜひぜひ試してみてください!なめらかプリン(小さい型3個分)材料(プリン) 卵2個 砂糖30g 牛乳100cc 生クリーム100cc バニラエッセンス 少々 (カラメル) 砂糖20g 水大さじ1 湯大さじ11. カラメルをつくる。 耐熱容器に砂糖、水を入れて、ふんわりラップをかけ、1分加熱。 そのあとは様子を見ながら10秒づつ加熱し、 香ばしい黄金色になったら、湯を注いで混ぜる。2. 鍋に砂糖、牛乳、生クリーム、バニラエッセンスを入れて 弱火で砂糖を溶かす。沸騰しないようにする。3. ボウルに卵を割りいれ、泡だて器で混ぜる。4. 3に2を少しずつ入れてかき混ぜる。5. 茶漉しなどで漉しながら、型に流しいれ、ぴっちりとラップする。6. フライパンに2cmほどの高さまで湯を入れ、 沸騰したら5を並べ、フライパンに蓋をする。 8分間蒸した後、ガス台からはずし、そのまま余熱で4分加熱する。7. フライパンから取り出し、荒熱が取れたら冷蔵庫で冷やす。 食べるときにカラメルをかけて、いただきまーす!
2005年04月26日
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日本にいたときは、週に1度はプリンを食べていたよろりん・・・でも、カザフスタンではプリンは売っておりません。プリンやゼリーのトロリ系のデザートは見ることがありません。ヨーグルトは種類が豊富なのになあ。なぜなんだろ。レストランで作っているところもありますが、「す」が入ってしまってパサパサ、カラメルがすっぱい・・・これは、プリンじゃなーーーい!なめらかでとろ~りとしたプリンが食べたいんだよおおお!!・・・・し、失礼しました。つい取り乱してしまいました。うーん、自分で作るしかあるまい。でも、日本だと100円で買えるので、今まで自分で作った経験なし。昔、母が作ってたな・・・でも、覚えてないや~。うちにはオーブンもない。茶碗蒸しの要領で蒸せばいいのかな~?と試行錯誤の始まり、始まり~。失敗談その1カラメルをレンジにかけるときに、耐熱容器でなかったため容器ごと溶けてしまい、レンジからもうもうと煙が!!そして、異臭が部屋に充満!!目、目がやられる~!失敗談その2カラメルをレンジにかけるときに、ラップをぴっちりかけたところ、ラップごと溶けてしまい、耐熱容器からラップがはずせなくなった。失敗談その3砂糖少なめ、生クリームは使わず、牛乳だけで作ったところ、「茶碗蒸し!?」とだんなに言われた。・・・よよよ、負けないわっ。
2005年04月25日
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ついに、スーパーマーケットがあああ!!カザフスタンの片隅の、なーんにもない田舎の町に、ついに、ついに、スーパーマーケットがオープンしました!おー、ぱちぱち!入り口にはカートとカゴが置いてあります。こ、これはまさしく、スーパーの証・・・・!!な、懐かしい(涙)。きちんと陳列された棚から、きれいな商品を取り出し、最新式のバーコードレジへ・・・。お肉はきちんと骨が取ってある・・・すごいですね~。家に帰ってから、牛乳パックを拭いたり、肉と格闘したりしなくていいんですよ~。そして、なんとキリンビールが置いてある!高いので買いませんが。現地ビールで十分おいしいし安いので・・・でも、バザールの良さは、顔見知りのおばちゃんがいて、「元気~?」なんて会話をすることもできるのですが、スーパーではちょっとさびしい感じも・・・。
2005年04月23日
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カザフは多民族国家です。カザフ人、ロシア人、韓国人、ドイツ人・・・カザフ人と日本人はよく似ていて、道を歩いていると、「あなた、日本人でしょ!?」と声をかけたくなるような人がいっぱいいます。日本だと外国人はかなり目立ってしまいますが、ここでは道を歩いてても誰も振り返りません。逆に、道を聞かれたり、話しかけられたりしてしまいます。ロシア人と書きましたが、ロシアに住んでるわけではありません。カザフスタンに住んでいても、「私はロシア人よ!」という言い方をします。ロシア系民族という言い方が正しいんでしょうね。ちょっと、カザフ人と一緒にしないでよ!というニュアンスが含まれてます。「日本に住んでる=日本人」という固定概念があったのでそうか、国よりも出身民族が大事なんだな。とあ、日本にも、韓国人はいるか・・・でも自然に接してたから、意識することがなかったなあ。よくレストランなどで観察してみると、こっちのテーブルはカザフ人同士、あっちのテーブルはロシア人同士と固まっているような気がします。結婚するのも若い人はあまり気にしないようですが、親から見るとカザフ人だからカザフ人と結婚して欲しい・・・と思っているようです。カザフ人はイスラム教、ロシア人はキリスト教の人が多いから、宗教上の理由というのもあるんですけどね。
2005年04月22日
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早速3階にあるという、成人リハセンターに行ってみた。3階に昇るとドアの前に看板があって、アティラウ地域障害者リハビリテーションセンターと書いてある!!おお~。まさしく、これだ!リハセンター所長が中を案内してくれた。大きなホールだったようなところを小部屋に小さく仕切り、医者の診察室、運動療法室、マッサージ室、休憩室と分かれている。あれ、休憩室の中にある机の上に、ボタンや紐などいろいろ小物が置いてある・・・そして、無表情なおばちゃんが一人座って新聞を読んでいる。所長が説明してくれた。「彼女はトゥルード・セラピストだよ。でも、あんまり患者さんがいないから、ほとんど使っていないんだ。みんなここで休憩したり、新聞を読んだりする場所になっているんだ。」これはもしや、作業療法室と訳しても良い空間のはずでは・・・家に帰って、トゥルード・セラピストを調べてみないと・・・その後、所長にボランティアで働かせてもらえないかと交渉。「このリハセンターは、今はすごく狭いけど、これから新しく建物を建てて、大きくしていくつもりなんだ。日本のことも知りたいから、ぜひ来てください。」ほ、ほんとに?明日来たら、やっぱり許可証がいるとか言わない??何度も念押ししてみた。「いらない、いらない。午後は患者さんが少ないから、午前中だけいらっしゃい。明日から来る?」も、もちろん明日から来ます!
2005年04月20日
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作業療法が出来る場所を探し始めて、早2ヶ月。時々、このまま何も出来ずに駐在終わったりして・・・などと、嫌な考えが浮かびます。いや、前向きに! この時間を有効に使ってロシア語の勉強だ!と部屋に掃除にやってくる人を捕まえては、発音の仕方などを聞いて、ロシア語修行の日々。今まで連絡を取り合っていた某大手石油会社のサウラさんが、労働省のトップに直接話してみよう!と言ってくれて、また労働省に押しかけることになった。建物の2階にある、妙に広い部屋に通される。サウラさんが、今までの事情を説明して、小児リハセンターで働けるよう、ボランティアの許可証を出して欲しいと言ってくれた。すると、労働省のトップ曰く、「小児リハセンターは教育省の管轄だから、許可証は出せないけど、労働省で成人のリハセンターがあるから、そこでなら働いてもいいよ。」・・・!!な、なんですって~!成人のリハセンターがあるの!?誰に聞いても、そんなの無いよと言われたからあきらめてたのに・・・・「この建物の3階だよ。今から行ってみれば?」な、なんですって~!この上の階!?こんな目の前にあったなんて・・・・(つづく)
2005年04月19日
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日差しも暖かくなり、外での活動が心地よく感じられるようになって来ました。ということで、日曜日に早速BBQへ行ってまいりました!車で30分ほど走ると、なーんにもなくなってしまいます(写真)。牛や羊が放牧されていて、一気にカザフの遊牧民気分。私は車に乗ってるんですけどね・・・舗装道路がなくなってから、さらに30分ほど、でこぼこ道を行きます。ウラル川沿いは木が生えていて、少し木陰が出来るし絶好のBBQポイントとなります。まずは、牛の糞をよけて座る場所作り(・・・絶好のBBQポイント?)そして、牛の糞を使って火起こし(・・・絶好のBBQポイント!)さらに、牛を捕まえてそのまま焼く・・・なんてことは出来ません(^^;)。シーチキンおにぎりと牛タンに舌づつみを打ち、そして、ここ1ヶ月飲みたいな~と思っていたウーロンハイを飲むことが出来て、大満足!日本で居酒屋に行くと必ずウーロンハイを頼んでましたが、ウーロンハイとか、レモンハイって、日本にしか無いんでしょうか?ここでは焼酎売ってないもんなあ・・・。お腹も満たされ、青空の下で昼寝。オイルシティ・アティラウは、空気もなんだか石油臭いのですが、少し郊外に出ると、すがすがしい空気で気持ちよく昼寝できます。いつも狭い行動範囲で生活しているので、外に出た~い!と思っていたのですが、ちょっとすっきりして帰ってきました。また、今週もがんばろ~。
2005年04月18日
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少し遠くへ出かける時はバスを使います。出かけるって言っても、大して見るところも無い町なのでそれなりにシーフードが置いてあるお店に行くとか、それなりに美味しいケーキが置いてあるお店に行くとか、・・・要は、食べ物を買いに行くんです(^^;)バスといっても、おいおい、これが公共バスかよ。というような小型マイクロバスです。15人位しか座れず、満員のときは立ちます。かがんだ姿勢になるのでちょっとつらい。市内ならどこまで行っても1回16円。タクシー代が160円ぐらいだから1人ならバスを使ってしまいます。安いんだからタクシー使え!とだんなさんには言われるんだけど、ついつい、関西人根性が出てしまう。車掌さんがドア付近に座っていて、お金を集めます。でも狭い車内なので、後ろに座った人は前に座っている乗客にお金を渡して、順に回していってもらいます。途中で誰かが盗んだりすることってないのかなあ?でも、みんな当然という感じでお金を回していくし、ちゃんとおつりも回ってくる。あと、席が埋まってても、みんながちょっとずつ譲って場所を作り「ここに座りな」と言ってくれたり(つまり、3人用席に4~5人座ってたりする)、赤ちゃんを連れた人が乗ってくると、誰かがひざの上に乗っけてあげたりけっこう、バスの中(だけ?)は思いやり精神にあふれてるんだなあ・・・
2005年04月16日
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ウズウズウズウズ・・・・街中で、杖を突いて歩いている片麻痺の人など見かけると、ついつい後をつけて、「私、作業療法士というものですが・・・」と言いたくなってしまう。もちろん、そんな怪しいことやりませんけど。教育省にサウラさんが問い合わせてくれたが、教育省のトップ曰く「許可証?知らない」は~、全くもって埒が明かない。そもそも許可証なんてものが存在するのか?非常に根本的な問題だけど。ボランティアという考え自体も浸透してなくて、しかも外国人・・・ということでカザフスタン・アティラウ市では初の試みなのでは?と思います。だから、許可証というもの自体が、そもそも無いんじゃないか・・・・ちなみに、以前連絡を取っていたアルマティ在住の方に聞いてみると、アルマティでは外国人が多いし、ボランティア活動も行われている。そんな、許可証なんて話聞いたことがない・・・とのことだった。こうなったら・・・と小児リハセンターに何度か押しかけ、直談判。「許可証が来るまでの間、少しボランティアを始めたいんだけど」「だめだめ。私たちの首が飛んでしまう。」ぜんぜん取り合ってくれません。
2005年04月15日
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ラジヤさんが出張で2週間ほど不在になるため、ラジヤさんの同僚サウラさんが一緒に労働省へ行ってくれることになった。その前に、私の履歴書、作業療法士国家資格免許などのロシア語訳をだんなの会社の通訳に頼んで作ってもらうことにした。作業療法士の仕事を詳しく説明するのだが、通訳の彼女(カザフ人)にはなかなか内容が伝わらない。障害者が仕事や作業をしやすいように住宅や職場の環境を整えるのよ。「障害者が仕事するの?」という具合。労働省といっても小さい建物で、おばちゃんたちが机を並べて座っている。そのおばちゃんたちに、ボランティアに関しての許可証を発行してもらえるか聞いてみるが、みんな「知らない」。「労働ビザなら出せるけど、今からなら3ヶ月かかるわね。」3ヶ月~!?カザフスタンで3ヶ月といえば、少なくとも6ヶ月はかかると言うこと・・・その後、おばちゃんたちは私たちの存在がまるで無いかのように、他の人と話し始めてしまった。(カザフでは、よくこういう扱いを受ける。冷たーい態度です。)サウラさんは、首を振って「この人たちは何もしてくれないわ。」小児リハセンターに再度行って、サウラさんに詳しく話を聞いてもらう。リハセンターの副所長曰く、「小児リハセンターは教育省の管轄だから、教育省なら出してくれるんじゃないかしら」・・・・ほんとに適当!!
2005年04月14日
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先日訪問した小児リハセンターにいそいそと出かけていきました。いよいよ、カザフスタンで作業療法活動開始だ~!お~!ところが、到着早々、所長に言われた一言。「ボランティアをするという許可証が要るから、取ってきてくれる?」な、なに~!?こないだ、ぜひ来てくれって言ったじゃない!で、どこに取りに行けばいいの?「わからない。」な、なんだそりゃ。あんた、どこが発行してるのか分からないんじゃ、どうするのよ。「とりあえず、労働省に行ってみたら?」・・・・前回は、ラジヤさんがロシア語→英語通訳をしてくれたが、今回は私だけで行ったので、何が言いたいのかさっぱりわからない。とりあえず、ラジヤさんと電話で話してみた。「ボランティアで許可証は、特に必要ないと思うんだけど・・・とりあえず、労働省に聞いてみるわ。」は~、なんだよ~こんなにやる気満々で行ったのに~何もさせてもらえず、がっくり肩を落として帰宅。だんなさま曰く、「カザフスタンでは良くあること」らしい。仕事で何か問題があって、誰が責任者?と問うと、みんなが「私の責任ではない」という態度で、関わろうとしない。ボランティアを受け入れて、どこかから文句が出たとかあった場合に誰も責任を取りたくなくて、「許可証を取れ」と言ってるんだろう・・・これが、カザフスタン社会か・・・いやはや、壁にぶち当たってしまいました。
2005年04月13日
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今朝からくしゃみ20連発。か、花粉症か!?日本のように木がいっぱいあるわけではないから、大丈夫だろうと高をくくっていたのですが、この目のゴロゴロ感、鼻のムズムズ感、ああ、カザフスタンでも、なるものはなるのね・・・と思ったんですが、花が咲いている気配はない・・・。「ホコリよ、ホコリ」との先輩奥様のおことば。ほこりアレルギー!?カザフスタンはステップ気候です。ほとんど雨が降らないので、地面が乾いていて砂埃がすごく多いのです。風の強い日に外を歩くと、口の中がジャリジャリになるぐらい。春先になって風が強くなり、それがいっせいに舞ったのでした。やっぱりカザフでも、眼鏡とマスクをしないといけないのか・・・でも、そんな格好の人誰もいないんで、かなり恥ずかしいかも。
2005年04月12日
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先週は気温0度を行ったりきたりだったのに、突然春になりました。本日の気温15度です。コートを着てると暑いぐらい。街もなんだか、「春だ!春だ!」とワクワクした雰囲気で外をぶらぶら歩く人も増えて、活気づいているような気がします。でも、日本のように花が一斉に咲く・・・なんてことはありません。ここはステップ気候のため木が育たないようで、背の低い雑草?みたいなのが伸びていますが、緑はすごく少ないのです。桜もないし、今年は花見できないなあ・・・と思っていたら、だんなの職場の人が桜を買ってきてくれました。写真をご覧ください。桜でしょ!?しかし、殺伐とした風景だなあ・・・(;_;)
2005年04月11日
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子どもたちは、脳性まひ、ダウン症、言語障害が多いようです。一見何も問題なさそうな子どももいたので、聞いてみると交通事故による頭部外傷で身体的には問題ないが、知的な問題がある(精神的な・・だったかも)とのことでした。入所人数は70人程度で、年齢は5歳ぐらいから15歳ぐらいまで。3ヶ月を1サイクルで入所し、その後自宅に戻るようです。1日のスケジュールは例えば、午前中は算数とか普通の授業、午後はマッサージと物理療法というように各個人で決められているようで、時間になると、ぞろぞろと子どもたちが移動し始めます。授業は2,3人のクラスから10人ぐらいのクラスと分かれていて中には、「植木を育てる」なんてこともやっている。おお、作業療法的だ~いざ、リハセンター所長に直談判!こちらで働かせてもらえないでしょうか?ボランティアでかまいませんので・・・とお願いすると、「日本のリハビリテーションを知りたい。ぜひ来てください」とのこと!やっほ~、ついに見つけたわ。ららら~ん。と、スキップを踏んでしまったのでした。
2005年04月09日
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次の週に、またラジヤさんが別の施設を案内してくれることになりました。そこは、なんと小児リハビリテーションセンター!!リハセンターがあるんじゃないの~!!と感動するよろりん。早速、中を見学させてもらうことにする。まだ出来てから4年ぐらいだそうで、新しい。4階建で1~2階が教室、食堂、職員の部屋、3~4階が寝室です。入所施設なので、いろいろな町からやって来ているそうです。そして物理療法室(低周波治療器など)、マッサージ室、運動療法室がありました。おお~、あるんじゃな~い。運動療法室にはボールプール、立位補助装置、座位補助装置などもあります。小さな部屋にはキラキラ光るライトなどが置いてあります。これは何?? 「スヌーズレンよ」スヌーズレン!? なんだかスウェーデンで作業療法をしている人がそんな本を書いていたような・・・・これがそうなの?スヌーズレンの本物を見たことがないので、なんとも言えませんが、いろいろな取り組みを行っていることは評価できるでしょうか。職員は医師、教師(国語や算数)、保母、言語指導、マッサージ、物理療法の担当がいるようです。リハビリテーションを行う療法士はいないとのこと。運動療法室は、マッサージ師が子どもを立たせたり、ボールプールに入れたりしていました。「30分立ってて」と言って、マッサージ師は立ち去ってしまいました・・・いいんでしょうか?食事場面では、全然大きさのあってない座位補助装置に座らされている子どもが・・・ぬぬぬ、これは小児リハの経験がない私でも、できることが結構あるかも。
2005年04月08日
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毎日バザールに買い物に行きます。野菜・果物・肉類は昔ながらの量り売り。玉ねぎなどの野菜は、現地の人なら3キロとか5キロとか買っていきます。そんな中で、500グラムください・・・と遠慮がちに言うと「500!? ダメ、1キロは買いなさい。もっと食べなきゃだめよ!」と怒られます。1kgも玉ねぎ買うと、使いきれなくて腐っちゃうんですけど・・・お肉コーナーでは巨大な塊が所狭しと並んでいます。ほとんどの店に冷蔵庫はなく、夏でも外に出しっぱなしです・・・怖いので、ちゃんと冷蔵しているところで買ってます。もちろん自分でスライスするんですが、ほとんど骨と脂肪で、実際に食べられるのは半分ぐらいだったりします。困るのは塊肉をハイッと見せられても、どこの肉かわからないこと。間違って、レバー塊なんて買っちゃうと悲惨です。見分け方ってあるんでしょうか・・・・?あと、困るのは商品が汚いこと。風が吹けばホコリだらけ。屋根があるコーナーではすずめの大群が居座っており、商品はフンだらけ。こんなバザールですが、醍醐味はおばちゃんたちとのコミュニケーションでしょうか。まだ、ほとんどロシア語が出来なかったときは鶏肉屋のおばちゃんによるジェスチャー大会が開かれました。羽ばたく真似をし、胸肉、モモ肉、手羽先・・・とすべてを体で表現してくれました。とってもかわいいおばちゃんでした(^_^)
2005年04月07日
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孤児院から帰る途中、ラジヤさんに話を聞いてみました。この国では、障害児に対する教育はまだまだ不十分で、家から通学できる養護学校はないとのこと。でも、電話帳で見てみると、視覚障害者の施設、聴覚障害者の施設など書いてあります。これらは学校というよりは、入所施設にあたるようです。ずっと家で過ごしていたり、寝たきりのままの人も多くて、外に出ることがないのよ・・・と首を横に振りながらラジヤさんは話してくれました。もちろん、これはラジヤさんの個人的な話なので、積極的に活動している障害者の方もいるかもしれませんが、何人かに聞いてみたところ、「家にこもりきりよ。」「障害者が働く?そんな考えはないわ。」という話が多かったです。日本は、欧米先進国から比べれば遅れていると言われているし、まだまだ差別意識もあるけれど、20年前から比べれば、パソコンを使って情報発信している人もいるし、働いている人もいるし、ベストセラーの本を出す人もいる。バリアフリー法が出来てからは使いやすい駅や建物が増えてきて・・・と変わってきているのではないかと思います。カザフスタンでは、日本と比べてもまだまだ何十年もの遅れがあるように感じました。
2005年04月06日
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某大手石油会社のラジヤさんが、知っている施設を紹介してくれることになりました。まずは、孤児院へ。設立時にこの大手石油会社が寄付をして、その後は小さい会社の寄付などで運営されているようです。2階建ての建物が2棟と、外に砂場などの小さな遊び場があります。1棟は健常児、もうひとつの棟は障害児と分かれています。まず、健常児の棟に入ると小さな子どもがわらわらと寄ってきて、握手して~と手を差し出してきました。「こんなに小さくて、かわいいのに・・・」と胸が痛くなります。親自身も孤児で貧しく、とても育てられないので、ここに預けておいて日曜日だけ立ち寄るという人もいるそうです。次に、障害児の棟へ。5~6人の乳幼児がいました。ほとんどダウン症で、1人が脳性まひ、もう1人は障害名は分かりませんでした。1~2歳でまだ小さく、ご飯を食べる、遊ぶ、寝るが中心です。職員は、看護士と保母がいますが、リハビリテーションとして特別なことは何も行っていないようでした。とりあえず、見学だけして帰ってきました。うーん、でも私は小児リハの経験がほとんど皆無で、ここで、何かをやれといわれても、何が出来るだろう??
2005年04月05日
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道端で見つけた、カザフスタンでは当たり前、私にとっては、何だコリャ?というものを時々載せてみたいと思いま~す。本日は、道端の体重測定屋さん。服を着て靴を履いて荷物を持ったまま計るので、正確性に、かなり問題があると思われます・・・(^^;)おばちゃんに写真を取らせてと頼んだら、「何で? えっ、日本にはないの!?」という驚き具合でした。ちなみに、1回16円です。
2005年04月04日
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カザフスタンは石油がいっぱい取れる国なのですが、石油化学製品を作るというような工業部門はまだ未発達らしく、輸入に頼る部分が大きいようです。携帯電話はみんな持っているのに、何でないの?というものや、何でこんな高いの!というものがたくさんあります。駐在開始早々、台所用品を買いに行って来ました。お鍋やフライパンは、ティファールとか日本でもお目にかかれるものが、大体同じ値段で売っています。ところがボールが売ってない!ザルは売ってるのに、何で!?店のおばちゃんが差し出したのは、どう見ても洗面器・・・。まあ、いっか~。洗面器でもハンバーグはこねられるな。ということで、洗面器を購入。サランラップやアルミホイルは1巻500円!高くて買えないので、ビニール袋100枚入り80円で代用。きっちり閉められるタッパーは1000円!きっちり閉められないタッパーなら300円!(^^;)もちろん安いほうを買いました・・・まっすぐに置いておけばいいもんね。現地の人は、弁当箱としてジャムやきゅうりの入ってた瓶などの空き瓶を活用しているようです。市場のおばちゃんたちはたいていランチの入った瓶を持っています。有効活用ですね。もしや環境保護に一役買ってる!?この話を始めると、長くなってしまうわっ。また、今度書きま~す。
2005年04月02日
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「な、何!?変な人と思われて切られたの?」何度かけても電話が通じなくなってしまった。「が~ん。どうゆうこと~??」と一人青ざめるよろりん。とりあえず、今会社にいることは分かったから、直接話してみるか~と、また勇気を振り絞り、大きなビルまで行ってみる。受付のお姉さんに「ラジヤさんを」と言って、緊張しながら待っていると、ニコニコ笑顔のおばさんが現れた。「まあまあ、こんにちは、私がラジヤです。」さっきの電話ブチ切りはなんだったの!?「なんだか、いきなり切れちゃったね。なんだったんだろう?」と言われてしまった。後で分かったんですが、携帯電話が30分使えるカードで、話している最中にカードが切れてしまったらしい。な~んだ、そんなことか~。こんなにヒヤヒヤしたのに~。ラジヤさんは、この大手石油メーカーの社会貢献部に所属していて、障害者のための施設や活動に、スポンサーとして協力しているそうです。それで、障害者の施設に詳しいと言うわけか~。ラジヤさんは、にっこり笑顔で「来週、私の知っている施設に連れて行ってあげるわ」と言ってくれました!いやっほ~!
2005年04月01日
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