全2件 (2件中 1-2件目)
1
2022.2.14更新チャプター0からチャプター3までを取り組んだ結果、あなたは次の作業を行ってきたことになります。下準備(チャプター0)→ 自分を客観的に理解する(チャプター1) → 応募先を客観的に理解する (チャプター2)→ 自分の志望が本物か確かめる(チャプター3)ここまでくると、具体的に就職活動を進めるための材料がおよそ揃います。ですので、今後(チャプター4以降)は1.自分のいままで・現在双方の情報を正確に、相手に伝わりやすい形にする。2.相手に伝えた情報が本物であることを、コミュニケーションで伝える。この2つを行うことになります。僕は企業への就職を「お見合い」にたとえています。お見合いとは1.お互いに、個性やPRポイントを持っている。2.お互いに、相手に対するニーズを持っている。3.お互いに、置かれた環境や条件がある。これがお互いに一致するほど、結婚は成立しやすくなる(専門的にはマッチング理論といいます。)わけです。そして就活上の面接に進む過程も、本質は全く同じです。具体的にはまずプロフィールに当たる書類(データ)を相手に提出して、お互い更にコミュニケーションしたいと思える場合、面接へと進んでいくわけです。基本的に応募書類は1.履歴書2.職務経歴書3.添え状に分かれます。履歴書は自分の経歴を正確に伝えるための書類。職務経歴書は自分の能力を訴求するための書類です。添え状は挨拶しながら、応募書類の送付目的を、志望動機や自己PRをさりげなく交えた書類となります。そして大体のアドバイザーが面接に進むために助言する内容は1.履歴書は手書きで作成しましょう。2.職務経歴書と添え状はパソコンで作成しましょう。という助言になります。しかし本当は、自分のPRポイント・相手のニーズ・置かれた環境によっては、決して上記の方法が最適だといえません。応募先毎に、最適な方法は異なってきます。例えば応募先が非常に人手不足の業界(例:介護・警備・飲食店等)だった場合。応募すれば面接にほぼ進める場合。そんなときは「パソコンで作成した履歴書で応募する。」ことも有効です。なぜなら応募者が数多くある募集先の中から、選べるという強い立場(売り手市場)にあるからです。そのかわり! 十分な数※1を応募する。そして面接や見学等を通じて、面接時の内容が本当かどうかをはじめとする内容を確認することが重要となってきます。※1 但し企業研究、内容の盛り込み検討等の準備を怠って、やみくもに応募するのは逆効果になります。ある程度の質を保ちながら、量を豊富に応募することは忘れないでください。逆に応募先が非常に人気があり、「人脈」や「コネ」で決まることが多いような職種(例、役員秘書)を考えて見ましょう。そんなときは、礼儀正しさ・忍耐強さ等をはじめとする人柄を相手に伝える必要性が高まります。採用人数も恐らく1名となるでしょう。この場合、履歴書は手書きにしないと「見てもらえない」可能性があります。余談ですが、大企業への新卒応募では、人事部の人間は2,3秒でその書類(データ)を読みこむかどうかを決めるとのこと。限られた時間内に数千人の応募をさばくのですから仕方の無いことかもしれません。そうした場合は、内容が充実しているだけでなく、レイアウト・体裁も重要になってくることでしょう。一目見てわかりやすく、内容もつまっていると思わせる体裁です。それができなければ、3秒で不採用です。つまり、私が今回言いたいのは、どんな応募先にも通用する必殺技的な応募書類の応募方法は無いといいたいわけです。例えば郵便局を使わずに自ら足を運んで応募書類を提出する方法があります。これを丁寧な手書きの書類持参で行うならば、人柄や熱意を重視する相手の場合それはプラスに加点される可能性があります。一方決まりきった方法での応募受付(例:公共団体の非常勤採用職)である場合、加点される可能性はほぼありません。とはいえ、応募書類の提出方法には共通ポイントがあることは事実です。1.あなたの負担(例:企業研究、面接練習、履歴書作成時間等がいい加減になったり、必要な十分量の応募を行えなくなるような負担)が大きくならないならば、手書きの履歴書のほうが基本的に良い。2.字は下手でもいいが、とにかく丁寧に書くこと。修正液やルリクションボールペンは使わない。3.職務経歴書は自分のPCスキルをアピールする目的もあるので、パソコンで自作する。4.相手の業界・募集の職種を考慮して、手書きかPC作成かを考える。5.送付の封筒の宛名を丁寧に記入する。6.添え状を同封し、ビジネス常識(文面から判断)を訴求する。7.郵送が基本だが、簡易書留や速達を敢えて使うと効果的なことがある。8.PCスキルを重視する場合は、応募データをWEB上で送付する方が良い場合がある。9.相手のニーズに合わせた自主作成の添付資料を送付した方がよいときがある。(例:デザイン関係であればデザイン画や作品、作成ページ等を訴求。営業であれば、オリジナルの営業販促資料を同封。共に実話であり、面接に進んでいます。)10.レイアウトについては、詰めすぎず、空白が多すぎず。項目がわかる工夫が望ましい。(ベスト方法はないので、自分が一番だと思うものを助言を元に作成していく)11.写真の写りが常に悪く、それで確実に第一印象をつかむ上で損をする場合、ある程度の修正写真を貼付する。※2※2 当たり前ですが、面接に進むことが目的ではありません。面接の際に逆にあなたの印象が悪くならない範囲で行うこと(写真と本人が別人みたい。。。としない)は必須です。まとめると・送付する内容の中身・送付する方法・内容の表現方法 レイアウト・どのような書類を用意するか・どのタイミングで、誰に送付するのかこうしたポイントを満たす方法が、「その求人先に応募するための最適の方法」ということになります。そして「決まりきった最適の方法」ないのです。そんなことを言っても、詳しくわからないよ!というあなた。そんな場合は、「応募先が少なくなり過ぎないようにしながら、添え状※(PC作成)・履歴書(手書き)・職務経歴書(PC作成)のセットを、角2型の封筒等で中身を折らないようにして郵送する」のが基本となります。※添え状とは応募先に対して挨拶しながら、あわせて簡潔に志望動機・自己PRを盛り込んだ文書です。ビジネスマナー等の社会人としての基礎力を伝える役目もあります。最後になりますが、応募書類の提出方法はあなたの個性と合致することが望ましいのです。真面目、堅実、忠実、慎重という性格で仕事をこなしてきた方ならば、むしろ上記の基本方法から逸脱しないほうが望ましいといえるでしょう。<具体的な作成方法上のポイント>応募書類は内容だけでなく、レイアウトも重要でしたね。また応募する業界・職種によっても独特の傾向が発生します。ですので、目指す業界・職種が重なる書類、自分と同じ年齢層の書類等をネット上で参考にしながら、作成してみるとよいでしょう。【参照サイト】履歴書・職務経歴書の基本的な作成方法については以下を参照願います。ハローワークインターネットサービス 履歴書・職務経歴書の書き方
2018.03.13
コメント(0)
みなさんこんにちは。今回の提案は「働いている最中に次の就労先を決める方法は有効」ということです。実は私にも経験がありますが、心身ともにつらい状況で働くことは本当にキツイですよね。実際、労災認定された自殺者の数ですら、かなりの数に上ります。もちろん、本来は心身ともに辛すぎる状況に陥る前に、その状況を改善するための工夫を様々にしておくことが有効です。「もうだめだ・・・」と思えても、従来と異なる打開方法を実践したり、有力者に相談して助力してもらうことで、事態が好転することは少なくありません。しかし、自分の努力ではどうしようもなく、環境要因も変わりようが無くて劣悪な場合もありますね。(相談窓口で客観的な分析をしてもらうことも有効です。例えば東京都なら「東京しごとセンター」等の公共系の相談窓口があります。ハローワークや労働基準監督署でも取り扱いますが、少し冷たくあしらわれるケースもあるようです。)そんなときは、やむをえず転職も選択の1つになります。ただし、忙しくなるかもしれませんが、私は就業しながら転職先を探すことも有効だと思います。理由は以下のとおりです。1.働きながら転職先を探せる状態は、あなたが冷静な判断を下せるだけの状態にある可能性が高く、新しい就労先に対応できる柔軟性があることを意味しやすい。(新しい環境は、多目のエネルギーを使いますね)2.予想外に就活に苦戦し、経済的に追い詰められ、やむを得ず「またひどい選択肢」を選ばないで済む。しかも貧困が原因の厳しいストレスを回避できる。3.現在の問題点をクリアして、現状を継続する選択肢も残せる。4.就職活動に対して時間の投下量は少なくなるが、お金は十分にかけることができる。それはリフレッシュや娯楽にも適用できる。5.時間が限られる分、就職活動を効率的に行える。(行わざるを得ない)就職活動のみだと、相手からの返事待ち等の無駄な時間が多く生まれがち。当然お金も1円も入らない。まとめると、働きながら転職活動をすると、一時多忙になって大変になる。しかし、効率的に就職活動を実施でき、安全で経済的に追い詰められることは無く、現状改善の選択肢も残し続けることができるメリットがある。ですから、嫌だから衝動的に退職してしまい、退職後に今後の進路を考えるというスタイルは、気持ちはわかるのですが回避するほうが社会人としては無難です。ましてや扶養する家族がいればなおさらです。
2018.03.11
コメント(0)
全2件 (2件中 1-2件目)
1

![]()
![]()