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職場で悪質なハラスメントを受ける場合があります。もしも皆さんが新しい就労先でハラスメントに遭遇した場合、次のような対応方法が検討できるかもしれません。1.相手と丁寧にコミュニケーションを行い、相手の考えや誤解を解く。2.挨拶や感謝の言葉などを日常伝え、良好な人間関係の土台を作っておく。3.日頃相手の主張に耳を傾ける(傾聴)ように心がけておき、土台を作っておく。4.同じ職場の第三者の意見や分析を聞く。(問題を冷静かつ客観的に把握しやすい)5.相手の言動を、日時、発言や行動内容、発言内容の裏を取る等、事実として記録しておく。6.上司や職場の実力者に仲裁を求める。7.毅然と抗議する。ただし目的は労働環境の改善なので、責めすぎに注意する。8.人事総務部に相談する。9.部課長レベルの上司に相談する。別の部署でも可能。信頼でき、影響力を有していてば可。10.子会社でのトラブルだった場合、親会社の人事総務部に相談する。11.労働基準監督署に相談する。(※ハローワークではありません。)12.市区町村の役所経由で社会労務士と相談する。13.産業カウンセラーやキャリアコンサルタントに相談する。14.労働組合に相談する。無い場合は外部ユニオンなどに相談する。15.上司等にハラスメントの事実を正確に報告し、冷却期間として有給休暇を消化する。その間に上司や人事の調整を待つ。残念ながら王道となる対応法はないのが現実かもしれません。ですが、対応法をまとめると1.自分の力を発揮する(いじめは反撃しなそうな者が狙われます)2.周囲の人間の助力を得る3.上司や社内専門部署の助力を得る4.社外専門家や専門部署の助力を得る基本的にはこうなると思います。実際労働基準監督署でも、親身に相談に乗ってくれる方やそうでない方がいます。ブラック企業に組みして資格を剥奪された社会労務士もいました。ですが、良心的な人も必ずいるのが世の中の良いところです。特にあなたにとってその職場が必要である場合。長く勤めている場合などは、尚のこと粘り強く対応して頂きたいと思います。さて、最後の方法が残っています。例えばパーキングサポートセンター社では、勤務初日の社員に対して暴言を連発し、飲んでいた飲み物に本人に隠れてごみを混入し、契約と大幅に異なるシフトをしつこく強制し続けるようなケースがありました。このような状況が劣悪かつ改善の見込みが薄い場合は、退職するのも最後の方法として有効でしょう。ただしひとつ留意して欲しいことがあります。原因が1つということはありません。多かれ少なかれ、ハラスメントを受けた人間にも何らかの原因があるといえます。身体障害者だったとしてその仕草が原因でハラスメントを受けたのであれば、過失や責任は完全に相手側にあるといえます。ただし、あなたの側に、改善すべき問題点があるならば、それは時間をかけてもいいので改善した方が貴方の成長にもつながるかもしれません。よくある例として1.協調性や謙虚さが著しく欠けている2.業務向上意識や貢献意識が著しく欠けている3.依存心が強くて他者の顔色ばかり伺う生き方をしている4.その会社の文化から見て、かなり異色な言動をしている場合、改善をしてみることも有効でしょう。
2018.12.27
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2022.2.16更新前回の応募書類作成に続き、今回は面接について講義してまいります。前回の復習となりますが、みなさんはまず★自己理解や仕事理解をすすめながら、応募先を決めていく。次に自分の強み・志望動機などを作成して相手のニーズに合わせながら★応募書類の作成、応募を実施。自分についての情報を相手に伝える。所まで行いましたね。今回はそれらに続けて★自分についての情報をコミュニケーションで本物と証明する「面接」について述べて参りたいと思います。面接に対して皆さんはどんなイメージをもっていますか?・自己PRや志望動機を伝えないといけない。・面接官にいろいろと質問される。・スーツを着て行くものだ。そんなイメージをお持ちだと思います。でも理解してほしい本質は★面接には証明だけでなく、応募先・応募者双方にとって、複数の役割がある。点です。ではどんな役割なのか、確認していきましょう。(応募先から見た主な役割)・連絡や日程を進められる能力を確認する。・ビジネスマナーの基礎力(面会、ネット、文書等)を確認する。・性格、個性、興味、成長力、などを確認する。・能力、スキル、実務経験、即戦力性などを確認する。・どのぐらいのコスト(給料)、対応(例:社員教育や研修)が必要かを確認。・応募先と応募者との相性、ニーズとの合致度を確認する。(一番大切)(みなさんから見た主な役割)・上記項目と同じ。(応募者として募集者が求める内容をクリアできるか)・社員をどの程度大切にしそうか? お金や時間をかける気があるのか?・自分をどのように扱おうとしているのか?(例:使い捨ての場合は注意)・面接スキルを上げる為の練習。・自分の興味や価値観を整理したり、志望動機や自己PRを洗練する為の行動。・ネットや表面的な行動からは収集できない情報の獲得(マーケティング)。いかがでしょうか?世間一般に持たれているイメージ以外の多くの役割が、応募者・募集先に双方にあることがわかりましたか? 最重要なのは自分の情報の証明作業ですが、それ以外にも皆様の就職活動を成功しやすくする応用的役割があるわけです。応用的役割の1つであるマーケティングとは、簡単に言えば市場調査のこと。持っている商品やサービスが売れるかどうか(相手に使ってもらえそうかどうか)を調査することです。確かに面接の基本的な意味は「自分という商材(サービス)を相手に気に入って採用してもらう為のコミュニケーション作業」ですが、あなたも相手のことをいろいろと知ってよいのです。※なお予想以上に応募先が良いと思える場合は、そこへの就労を本気で検討することもできます。企業の内情を知るための方法としてかつて主流だったOB・OG訪問ですが、近年はネットの発達等に伴い、よかれ悪かれ「アナログ的ダイレクト情報」を収集することが困難になってきているように思います。そんな中、面接は正々堂々とアナログ的に情報を収集することができる場なのです。(私はコネ活用のアナログ就職術も悪くないと思っています。但し入社後は自分・企業・お客様のために精勤してほしいですが)ですから、通常、面接の最後に行われる質問は、通常は相手へのPRとして捉える姿勢が常識的ですが、マーケティング的に相手を知るために行ってもよいのです。相手からすればあなたが「一味違う存在」と見えることでしょう。確かに表現方法を間違うと、非常識として敬遠されがちです。しかし、マニュアル的とは違う!と評価されることも十分にありますね。現実的に入社を検討している気持ちが伝わる場合もあります。しかもマーケティングを順調にこなして納得して入社するほど、入社後の企業側・あなたの満足度が高まることでしょう。また面接とは別に、見学を行うこともマーケティングとして有効ですね。大学生等ではインターンシップが設けられていますが、中途転職等では見学が有効です。特に人間が商材の業界(例:教育、介護)においては、見学の威力は高いです。面接力のUPや応募書類の洗練に活用する場合は、1.自分がうまくいかなかった点を確認する。2.求人票を再度確認して、相手のニーズにどれだけ合致したか確認する。3.自己理解に甘い部分があった場合は、更に自己像を明確にしておく。4.自己理解内容が十分でも伝え方が下手だったら、わかりやすい表現等を用意しておく。5.以上を踏まえて、書類を修正したり、志望動機や自己PRの表現を修正する。6.コミュニケーション自体に不調があれば、次回に向けた改善策を決めておき、練習(ロールプレイ)しておく。(例、ノックを忘れて頭が真っ白になった。→次回は必ずノックを3回して、相手の声がかかるまでは動かないようにしよう!)などを心がけてみましょう。(お願い)面接は募集先に大きな負担を与える行為です(時間、コスト等)。相手が明らかにブラック企業等であれば必要ないかもしれませんが、そうでもない限りはビジネスマナーをしっかりと守り、入社の可能性を検討する作業を行いましょう。(仕事理解の向上、分析能力の向上にも役立ちます)もちろんその上で辞退するのは仕方ありません。
2018.12.18
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最近はコンプライアンス(簡単に言うと悪いことはしないようにすること)が厳しくなり、面接官が応募者に対して、厳しい対応をしてみて相手の反応をみることが難しくなりつつあります。しかし、相手(面接官)は必要だと感じたら、新しい圧迫面接で試してくることがしばしばです。上手に建前表現を使いながら、本音をほうりこんでくるわけです。こんな例があります。某有名企業にパート応募された主婦の方が、フルタイムより若干少なめにシフトを申告したそうです。すると労働基準法に準じた法令規定をハッキリと相手に伝えてきながら、途中「中途半端なシフトでは社会保険に加入できないので困るんですよね」といいつつシフトにたくさん入るように要求してきたそうです。また「あなたの力では募集した内容以外のこともできる。その仕事は人間関係の板ばさみにあって「つぶれてしまう」ことが多い。」という表現を何度も繰り返されたとのこと。ストレートな表現で何度も繰り返されたそうです。失礼な言動ではなかった為、応募者は言われ続けることから逃れることも難しかったとのことでした。面接官側も限られた環境下で、役立ちそうな人材を確保しようと必死です。そうした圧迫的な相手の言動に、あなたはどう対応すればいいのでしょうか?事前の準備と当日対応の2つが少なくとも挙げられます。<事前>1待遇面で自分が妥協できる内容を密かに考えておく。2インターネット等で企業・仕事内容を調べておき、相手の発言が信頼できるかの判断力をあげる。3自分が納得できるレベルの応募先を数件用意しておき、相手に主導権を渡さない。4面接の練習(ロールプレイ)をしておく。<最中>1相手の要求や主張の内容は理解できたが、同意してはいない旨の発言をしておく。2圧迫面接は、相手の人間力が低すぎる場合もありますが、何かの意図があると予測してみること。3相手の要求が多いとき、ある程度話を聴いておいて、話を簡単に要約して相手に伝え返す方法を実践する。(例:職務内容を5分ほど説明された。その後あなたは20秒ぐらいで要約しつつ、最後に話の内容は理解できたことを伝える。「つまり○○ということだと感じたのですが、それで間違っていませんか?(相手が間違ってないという反応の後)お考えの内容はわかりました。」という感じです。ただ残念な話ですが、圧迫面接を必要だと感じて行われる場合は、そうしたストレスへの強さが求められる職場・人間関係である場合が多いと言えます。指示・指導の方法も高圧的(トップダウン)な場合が多く、注意が必要です。
2018.12.08
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