ボランティアキャリアコンサルティング
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こんにちは。今回は介護業界の研究・仕事理解について、いろいろと述べていきたいと思います。「介護」と一口にいっても、仕事内容や求められるスキルなどは非常に多岐にわたるのが実情です。これは「営業」「事務」と一口にいっても、実は仕事の内容・労働環境・求められるスキルなどがまるでバラバラであることと似ています。例えば、介護保険を活用できる就労先を確認していきましょう。大きく3つに分けられます。1.居宅サービス2.施設サービス3.地域密着型サービス 。居宅サービスには、デイケア・デイサービス・ショートステイ・訪問介護・福祉用具レンタル・販売などがあります。※デイケア・デイサービス・ショートステイは実際は自宅外の施設を利用することになります。施設サービスには、特別養護老人ホーム・介護老人保健施設・介護医療院などがあります。地域密着サービスにはグループホーム・小規模多機能施設などがあります。どうでしょうか?老人ホーム、特養、デイサービス、といった言葉はニュースなどでも聞いたことがあったかもしれませんが、実際にはいろいろな就労先が候補としてあるわけです。そして求められる個性・スキルなども全く違ってきます。例えばデイサービスと特別養護老人ホーム(特養)で比べてみましょう。デイサービスでは、基本的に日中のみの勤務です。寝たきりの方を扱うことは少なくなりますが、逆にレクリエーションを司会しながら提供したり、送迎での車の運転業務などが求められることも少なくありません。一方特養では、基本的に夜勤の勤務も入っていきます。寝たきりの方を扱うことも多くなりますが、レクリエーション時の司会的動きをしたり、送迎での運転をする機会は少なく(あるいは無い)なります。ですので、全く知識・経験がゼロの状態から介護業界での就労を検討する場合、まずは自分の通勤可能圏内の各種就労先の求人票を多めに用意するといいと思います。そして、まずは給料などを見ないで、どんな施設で、どんな仕事内容を期待されているのか、を確認してみましょう。その上で、今度は自分が重視する項目は何なのか?優先順位をつけてみましょう。求人票を多数チェックしたわけですから、具体的な項目もわかりやすくなっているはずですね。介護業界に限らない項目(例:給与、休日数、休憩時間、福利厚生、加入保険、通勤時間)と介護業界ならではの項目(例:必要資格、夜勤の有無、運転業務の有無、高齢者対応か障がい者対応か?等)を列挙し、自分が大切にしたい項目をまとめておく(できれば、1位から順番をつけてみるといい。大変ですが)といいでしょう。そして求人先の内容と、自分が求めている項目の優先順位をつき合わせてみて、許容範囲(≒ここだったら働いてもいいな)と思える先に複数応募していく方法が、手堅い方法の1つかと思います。介護業界は人間臭さが強い業界です。数値で測れず、人間主体のために、画一的な内容になりにくい(簡単にいうと、同じデイサービス施設でも個性がかなり違ってくる)特徴があります。ですので、応募の際は見学による現場調査、面接時での質問も活用しながら、相手先の個性も捉えていきましょう。A施設ではだめだったが、B施設ではよかったということはざらにあります。(介護に限らず、例えばテレビアナウンサーでも、NHK向きの人がフジテレビには採用されにくい等がありますよね。)最後に確認です。今回の記事では、介護業界の特徴等を述べてきましたが、あくまで就職活動であることは忘れないことです。どんな業界や職種を志望するにせよ、私が今まで皆様に助言してきた方法を実行ながら、今回の内容も活用して、「介護業界での就職活動」を効率よく行ってもらえたらと思います。皆様の就職活動がうまくいくことを願っています。
2018.04.23
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