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富士山1028 今日(28日)、4時間前にリビングの窓から見た富士山です。日付は戻って、27日。「雲の上のきのこの会」の今年最後の採取会でした。8時待ち合わせでしたが、その前にどうしても見ておきたい所があり6時過ぎに山の中へ。まだ薄暗くよく見えませんが、時間が経つにつれ目が慣れてきます。途中で里山さんにお会いして、ちょっとの時間ですがきのこ談義です。なんとか目的のヌメリスギタケとムキタケを収穫して集合場所へ移動。台風がきているって・・うそでしょ!と思わせるような集団が。しかも雨具を身に着けているので、色とりどりです。一斉に同じ場所に入りましたが、うまくしたものでそれぞれの得意なきのこ、知っている場所へと順次移動していきました。チャナメとヌメリスギが欲しい私たちも、場所移動です。昨日からの雨で、チャナメが沢山出ているとふんで行きましたが、どうも今年は時期がズレているようです。雨は激しくなるばかり、樹上のヌメリスギを探していると、顔がすっかり濡れてしまいます。でも雨になんか負けません。雨に煙る山中でぼ~っと白いかたまりが・・(あれ、怪談になっちゃう。)近づいていくと、2個のサンゴハリタケです。たっぷりと水を含んでいるので重くて、木から離す時地面にドサッと落としてしまいました。サンゴハリタケ1027-1 「サンゴハリタケ」沢沿いを歩いてヌメリスギタケも見つけました。立木だと届かない場所に出ていたりしますが、これは倒木、ゆっくりと収穫できました。ヌメリスギタケ1027 12時に約束の昼食場所に再集合。雨ですので、集まっても外で食事できません。恐るべし仲間達、雨の中、コメツガさんはクロカワのポン酢あえ、ジョンリーさんは何種類かのきのこの佃煮、花水木さんたちが富士山をかたどったクリーム入りのお菓子、きのこカフェさんに至っては、奥様手作りのアップルパイに、なんと「コウタケおこわ」まで。傘をさしているとはいえ、これらを持ちながら雨の中でパーティです。どれも美味しくいただきました。ジョンリーさんは、寒さで手がぶるぶる震えています。でも、体は寒くても心は喜びに溢れているジョンリーさん。それは・・この激しい雨の中で、まさに絵に描いたような形の「松茸」をゲットしていたから・・・。これでは来週もじっとしていられませんね。眼に焼き付いた映像を求めて・・また迷わなければいいのですが・・・。収穫1027 夕方から予定があったので、お弁当は持っていったものの食べずに一足先に失礼しました。帰り着いて再度出かける前に、そのお弁当を食べてビックリ!なんとごはんが、か・た・い・のです。新米の炊きたてほかほかを詰めて行ったのですが?考えました。もしかして雪を頂いた頂上が撮れるかもと、5合目に行ったのです。上は風も強くて、外に出ると10分も持たないような寒さです。結局富士山頂上は見えず、写真も撮れませんでした。ということで、お弁当を冷蔵庫の中に入れておいた状態になったのでは・・と推理しましたが、ほんとのところは分かりません。次回は群馬にしようか、やはり富士山が近いしと・・思案中です。
2007.10.28
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20日にシモフリシメジを見つけたものだから、どうにも・・行きたくて。では、結構食べるのかというと、だいたい3本ほどあればいいのです。でも、あの濃縮された旨みは好き・・・。仲間が誘ったのか、私が誘ったのか?気持ちがそのまま置いてある富士山へ・・・出勤です。マツオウジ1023-1 ハナイグチが採りたいと入った所で、思いがけずマツオウジに出会いました。寒い中でのけなげな姿と可愛さに写真だけパチリ。チャナメ1023 チャナメはこのように出始めのものがほとんど。大きくなったものは、単独でポツンと出ていました。仲間はチャナメ狙いですので、私の採ったチャナメ、アカモミ等もせっせと仲間のカゴへ。これは仲間がシモフリを見つけた時に「ちょうだい」とおねだりする為であります。シモフリ1023 ありました。どうにか人の目を逃れようとするかのように地味な色合いで・・。土の上では地味なシモフリですが、手にとってよく見ると、傘の中央から広がる色のグラデーションの見事なこと。「あ~これが欲しかったのよね。」と喜ぶ私に仲間は、「ふ~ん、この色じゃ私には見つけられない。」と一言。あ~、さっきまでの貢物チャナメはどうなるのーー。シモフリを知らない人が先に歩いたようで、抜いたまま4本おいてありました。しかも良品ばかり。ツチグリ1023-1 道路脇にはこんな可愛いツチグリが、なぜか一個だけ出ていました。ヌメリスギ1023 ゆっくり歩く仲間なので見て歩く範囲は狭く、このあたりにヌメリスギタケが出ているはずなんだけどと上を見上げますが、なかなか見つかりません。今日はあきらめようとほとんど車の近くにきた所で、やっと一本の木に下から上までビッシリとヌメリスギが・・・・。「やった~」と走りよりましたが、あ~採り頃をすぎている・・・。残念な思いで傘の開いたものを割ってみました。ラッキーです。虫が入っていません。次のものも割ってみます・・やはり虫はいません。それから頑張りました。なにしろ、上~の方まであります。相方がいたら鎌がありますが、女性2人です。杖を使って届く所まで収穫してきました。来年は時期を逃さない様に、しっかり場所を覚えてきました。車の近くにいた男性が、「二箇所でボリボリを採ったんだ」と見せてくれました。が、その姿はどう見てもナラタケではありません。どちらかというと、エセオリミキとアマタケをたして2で割ったような姿です。エセオリミキにしてはじくが細くて長い、アマタケにしては傘が大きいのです。こんな時、きのこ一家さんがいたらすぐ名前が分かるのですが・・・。「ボリボリってナラタケの事ですよね。」と尋ねると「そうだ」と言われます。実物を見せて、再三ボリボリではないです、と言いましたが、最後まで「いや、いいんだボリボリだ」との事でした。たぶん今までも食べてこられたのではないかと感じました。収穫1023 今回の収穫です。シモフリシメジがいぶし銀のように光っています。ヌメリスギタケは、今夜はじめてキムチ漬けにしましたが、いや~美味しい事。できたら27日も狙いたいです。えっ、27日までじっとしていられるか?・・って。はい、もちろん。・・じつは、左足が痛いのです。それまでに治るか心配しています。
2007.10.24
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富士山冠雪1020 またまた週末のきのこ遠足。きのこに相対する時は素のままの自分が出てしまうのですが、今回はジャズの師匠、海老原先生が一緒ですので、少し猫をかぶっておりました。が・・2回目の同行なので、だんだん素の自分が出てくるわけです。それは、さっそく雪を頂いた富士山が高速から見えた時です。「うわぁ~きれえ~、どっかで停めて、バスの停留所のとこ・・」と年に似合わない声を上げる私。きれい、じゃなくて、きれえ~、なんです。若者言葉に時に不快を感じた事もあったのに、なんてことでしょう。でも、これがぴったりとはまるのです。先生も一緒に写真を撮っていらしたので、ちょっと安心。さあーいよいよ私達3人、ジョンリーさん天目さんIさん計6人で山へ。あちらにムキタケ、こちらにヌメリスギタケと見つけながら、相方が持ってきたきのこ鎌で採っていきます。暫く歩いて、相方が「あ~っ」と叫びました。何々、珍しいきのこでも・・と思った矢先です。「カメラバックをどこかに置き忘れてきた・・」と言うではありませんか。約一年間、毎月こつこつと貯めたお金でやっと手に入れた一式です。中身とバック、トータルで24万円・・。「ん~」と何か言葉を言いかけましたが、私の頭の中瞬時に色んな考えが浮かび、結局「どこかわかる?」と聞いただけ・・・。相方・・「うん、たぶん鎌を使った所」と言って探しにもどりました。それから、皆でみごとな「スギタケ」と思われる群生、しかもフェアリーリングになっているのを囲んでいましたが、どうしても気になる。じつは相方は、方向音痴で、分かりやすいポイントでも、きちんと行けた例がないのです。携帯で連絡しても、「今探している~」と言うだけ。「これはダメだ、たぶん見つけられない・・」と、私も探しにいきました。色んな条件を組み合わせると、あの場所しかない!と、一目散に歩きました。有りました。木の根元になんだかさびしそうに、ゴロンと。相方はというと、遠~くのほうにチラリと姿が見えますが、あらぬ方向へと歩いております。やれやれ、山の中ではいつもこんな感じなのです。スギタケ1020 皆に心配かけてはいけないと、ジョンリーさんに電話しても繋がらず、天目さんにかけると「アチキのステッキ見つけたらお願いします。」とこちらも忘れ物。いくらジョンリーさんに電話しても繋がらないわけで、こちらは携帯を車の中に置いたまま。や・は・り・園児の遠足だぁ~これは!結局天目さんの杖は見つかりませんでした。ここでコメツガさんと連絡をとり、お昼に○合目で落ち合う事に。では、ポイントを変えて違う種類のきのこを探そうと場所移動。で割と歩きやすい場所ではありますが、日々「ライヴハウス」でジャズを歌っている海老原先生は、少しバテぎみです。なるべくゆっくり歩きますが、なにしろ先~のほうに目ぼしい物が見えると、「ナニナニ、ナヌー、ちょっと待って、写真撮るから~」と走り出しますので、付いていくのが大変です。天目さんは「先生、大丈夫ですか」と気遣いの言葉をかけてくれていました。有難うね。そんな感じで、私、沢の中を歩いていました。すると、ふたつの沢が合流する場所にみごとなナラタケの群生が。しかも、オニナラではありません。種類が多くて確実な名前はわかりませんが、美味しいナラタケです。さほど大きくない倒木に、よくぞこんなに美しく咲いて(この表現がピッタリ)くれましたと、それぞれ写真タイム。ナラタケ1020 シモフリシメジも出始めており、いよいよ山は晩秋の趣です。シモフリ1020 鹿の声を聴きながら、それぞれがチャナメの群生を見つけると、「あったー」という声を合図に、一同ダァーとそちらに移動しながら、園児のきのこ遠足はつづきました。 チャナメ1020 が・・・? どうして、いつからこんなきのこ採りスタイルになったのかしら・・。たぶん、食べる事だけではなく、それ以前に「山にあってのきのこの美しさ、可愛らしさ」に惚れ込んでいる、ハナイグチブラザーズと私の気持ちの高まりの結果なのか?それぞれがもくもくときのこを採っている方々から見れば、じつに変わった集団であることは間違い有りません。1時にコメツガさんとの待ち合わせ場所へ。花水木さんご夫婦に、今回初めてお会いするポムさん、どちらもコメツガさんと同じように箱の中には沢山のクロカワが。今まで、「クロカワ差し上げます。」と言っていた方々も、佃煮の美味しさを知ってしまい、持ち帰りとなりました。ぅ~ん、秘密のレシピにしておけばよかった~(笑)午後6時から次の予定があるので、コメツガさんの後を付いて歩きたかったのですが、後ろ髪をひかれる思いで帰ろうと車にのった途端です。相方が、「やはり、松茸の場所を見てから帰ろう」と言い始めました。仕方がないので、サァーと見るだけ・・ということにしてその場所へ。松茸1020 たぶん夜中は零度以下になると思われる場所です。きのこの姿も少なく諦めておりました。でも、開いてはいるものの倒木に隠れている松茸を見つけました。写真を写す為に枝をよけましたが、まるで隠れているようにたたずんでおりました。時間がおした為、あとの予定をこなすのが大変でした。再度出掛けて、帰宅したのは11時30分。「あ~もう倒れるー」・・ときのこの箱に保冷剤を入れて一日終了。今日もいい天気、体はここに在りますが、気持ちは富士山のカラマツ林に飛んでおります。
2007.10.21
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9月から11月までは、まさに芸術の秋真っ只中。毎年の事ながら「きのこ採り」にいそしみ、あちらのギャラリーこちらの音楽ホールと駆け回っております。14日は、午後2時からジャズ喫茶「スワン」、夕方6時から「文化創造アトリエ アミーゴ」とはしごです。アミーゴは、「アジア音楽祭」・「秋の宵はテノールで」と銘うってありクラッシクピアノのショパン「幻想即興曲」を聴いてリラックスし、テノールのシューベルト「菩提樹」「魔王」に心を震わせてきました。「アジア音楽祭」とは、きのこ仲間であるNさん、Kさん達が主催している音楽会です。日本はアジア諸国の中において、食べ物、着る物、住む所や教育と物質面において恵まれております。そこで何か手伝えればと有志で立ち上げたのが、この音楽会だそうで、収益金は、これまでに「ネパール」や「モンゴル」の学校建設、救急車の贈呈(3台)にすでに使われており、今後「ラオス」にも広げていく予定があるそうです。一部と二部の間に立食パーティがあり、秋はもちろん「きのこ汁」付きです。この日も、「山で採れたきのこは美味しいですね~」と人気があり、2杯3杯とおかわりする人も。どんなきのこが入っているか見てもらう為に、前日に採れたきのこを差し入れしました。赤いきのこを見てビックリする人、知識があり嬉しそうに見入る人と様々でした。きのこ盛合わせ1014 posted by (C)きのこのキコアジア音楽祭パーティ posted by (C)きのこのキコ春はもちろん山菜の天麩羅です。心づくしの料理を頂きおなかを満たし、音楽で心を満たした秋の夜でした。きのこ仲間のKさんは「草月流」の門下生でもあり、音楽会場の所々に季節を先取りした演出をしてくれます。春まだ浅い頃魔法のように「さくら」を見せてくれ、今年のように夏の暑さが続き紅葉が遅れていても、このように「綺麗・・・」としか表現できないような錦秋を見せてくれます。アジア音楽祭紅葉1 posted by (C)きのこのキコアジア音楽祭紅葉2 posted by (C)きのこのキコ次の音楽会はクリスマスの頃。もしかして、樅の木にふってもいない雪が積もっているかもしれません。私も11月に「人形展」をひかえており、きのこと音楽と制作に励んでおります。・・・と書いておこう。
2007.10.17
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カモシカ親子1013 posted by (C)きのこのキコじつは金曜日も富士山へ出かけた私、翌朝3時30分に眠たい体を起こして圏央道に乗りました早朝や夕方には、富士山に棲む動物達によく会います。この日(13日)はカモシカの親子に会いました。車を停めてもらいカメラを構えても、いっこうに逃げる気配はなく、ジーッとこちらを見ています。そういえば、山の中で出会っても結構近くで立ち止まっています。親子連れで、写真では分かりませんが、子供はお乳を飲んでいるところでした。高い崖の上から、雲海を眺めている母カモシカの姿には気高いものさえ感じました。カヤタケ1013 posted by (C)きのこのキコカヤタケが出始めると、富士山行きも後数回・・・。夏場はきのこが少なく感じられた森の中ですが、秋が深まるにつれていいお湿りで、チャナメツムタケやナラタケがきれいな姿を見せてくれます。ヌメリスギ1013 posted by (C)きのこのキコ○合目を歩いているとジョンリーさんから連絡が。 すぐ近くに居るということで合流しました。ジョンリーさんと天目さんの狙いは、ズバリ「ヌメリスギタケ」です。私達のカゴの中もまだほとんど収穫がありません。ここから、4人での山歩き・・。2人で歩くと、ラインが外れた時不安になりますが4人だと結構奥まで行けます。立ち枯れた木に、夜中降った雨を浴びて黄色いヌメリの帽子をかぶったようなヌメリスギタケが見つかりました。ムキタケ1013 posted by (C)きのこのキコでも私達の狙いは「ムキタケ」です。里山遊記さんから連絡が入り、ムキタケはこのポイントには無かったとのこと・・・。それでも時間をかけること4時間ほど。月~金までは、それぞれ社会人として活動している4人ですが、遠くのきのこを見つけては、「おっ・・あれはなんだ?、ヌメリスギタケだ、きっとそうだ」と走り出すジョンリーさん。先週富士山に来れなかった反動からか、「うひゃ~すげ~、こんなムキタケ初めてだ~」とはしゃぐ天目さん。私は、「うわぁ~可愛い~」と他所では出さないような声で、きのこやコケの写真を撮りまくります。相方は先発として歩き回り、「ここだよ~」ときのこの在りかを・・・。やっぱりきのこ採りでしか表現できない喜びをそれぞれが出しており、とにかく歩きまわった成果で、ムキタケも収穫できました。その後、きのこカフェさんご夫婦と合流して、またまた楽しい昼食です。ジョンリーさんが「クロカワの佃煮」を持参しており、頂いて噛みしめると旨みが溶け出し、美味しく頂きました。ご馳走様でした。クロカワファンの私にきのこカフェさんからクロカワのプレゼントが・・。奥様の「クロカワ目」は素晴らしくて毎回ゲットされており、頂いたものも奥様が採られたもの。有難うございました。大切に料理いたします。松茸1013発生 posted by (C)きのこのキコ食後皆それぞれのポイントへ移動です。先週の松茸が忘れられない私。○合目へ直行しました。「きっとあと一本待っていてくれる」・・なんて、都合のいいことを考えながらポイントヘ。そこにはなんの気配もありませんが、・・・諦めません。よ~く見て触って、「ここだ」と思った所の土を掘っていくと、ありました。このままにしておくと、木の根に邪魔されて土の上に傘を出さなかったかもしれない松茸です。さらに違う場所で、倒れて枯れてしまった木の枝に隠れていたものを一本見つけ、その近くで土の中のもの一本。松茸1013 posted by (C)きのこのキコ今回は三本の収穫でした。4時まで山に入っていたのは初めてのことで、帰ってからの下ごしらえができず、今日の午前中の仕事となりました。次回の狙いは、チャナメツムタケです。あと何回行けるかな~。
2007.10.14
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南アルプス1007 posted by (C)きのこのキコ三連休のなか日、昨日人がいっぱい入っただろうなと思いながらもいつものポイントで写真撮影。秋が深まるにつれ雲海が多くなるようで、この日も遠くに見えるアルプス連山がまるで海に浮かんだ島のよう・・。富士山の気温も下がって、車から降りるとふるえが来そうな寒さです。松茸1007 posted by (C)きのこのキコまだ薄暗い山の中で、「富士山の神様」が微笑んでくれたのでしょうか。前方に白いボールのような物が・・歩きが早まり、心臓の鼓動も早まります。ありましたー、松茸・・。深く地中に入っておりましたので、採りがいがありました。ホウキタケ1007 posted by (C)きのこのキコ10時に○合目で、ジョンリーさん、きのこカフェさんご夫婦と合流して、今日のねらい目を求めていつも行かない場所へ入りました。傾斜がきつい場所もありきのこカフェさん達とはぐれてしまいましたが、ジョンリーさんと3人でひたすらクロカワを求めて歩きます。相方の「あったー」の声を聞くのは、今日はダメかな・・と思っていた矢先。まるで、石ころのような塊のそばで、ジョンリーさんが極上品を見つけて私に言った言葉は「あ~見つけた・・大きいもの・・キコさんごめんなさい。」いかに私がクロカワに恋焦がれていたか知っていた、ジョンリーさんの気持ちが表れていました。「あ~よかったですね~」と言いつつ、私の心の中は、「虫食いの無いこのクロカワ、どうしても欲しい~」・・。そこである提案をして、これは私の元へとやってきました。(メデタシ・・メデタシ)クロカワ1007 posted by (C)きのこのキコその後駐車場へ戻る為にUターンをしましたが、どう見てもコメツガさん達と入る○合目の景色です。うんと違う場所から入ったのに、なぜここに到着したのかな~と考えている横で、またジョンリーさんが、「えーどうしてグルグルと歩いたのに、この場所に?不思議だぁ~」とつぶやく事、3回ほど。帰りに倒木の下や切り株に出ているクロカワを沢山見つけました。「これで、eriさんが作っていた美味しそうなクロカワパスタが作れる~」と、すきっ腹に「ごくり」と生唾をのみながら、先に戻っていたきのこカフェさんたちと昼食タイムとなりました。松茸6本1007 posted by (C)きのこのキコじつは今回採れた松茸は、6本。2本は頭を出していましたが、あとは土やコケの具合をじっくりと見て手のひらで探し当てました。この中の一本がジョンリーさんの元へ行き、彼のクロカワが私の所へ来たというわけです。収穫1007 posted by (C)きのこのキコハナイグチやショウゲンジもそこそこ採れ仲間達ときのこ談義もできたし、今日は満足の一日でした。でも、今年はいつもの場所に「本しめじ」が出ません。春~夏の気候のせいでしょうか?帰りはアミタケが出ていたとの情報のもと・・赤松帯でちまちまと採取してから高速道へ・・混んでおり、いつもの倍の時間がかかりました。次回ぐらいから晩秋のきのこに移行しそうです。この時期になると、日に日に心の中にさみしさがじわじわ~と広がっていきます。じわ、じわ、じわぁ~~。
2007.10.08
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カワリハツ1004 posted by (C)きのこのキコ7月から富士山詣でをはじめて・・もう4ヶ月目。スバルライン上の駐車もすっかり3合目から下になりました。近頃、きのこを見つけている自分と、被写体を見つけている自分がおり、今回も(4日)○合目でショウゲンジを採りながら、「確かこの辺りにサンゴハリタケがあったはず。」と目は倒木のあたりへ。しかしお目当ての物は見つからず、足もとに可愛いカワリハツを発見。おそらく今朝コケから出たばかり。その紺色系の色はかさが開くにつれ薄くなっていくので、ありそうでなかなかお目にかかれない愛らしさをパチリ。ショウゲンジ1004 posted by (C)きのこのキコ山の湿り具合は、まさにきのこにぴったり。手持ちのカゴが重くなるので、ショウゲンジを選びながら採っていましたが、歩けば当たる、緑のコケからほんのちょっと頭を出した黄色いもの。そこで、朝駐車してある車を確認していたので、「千鳥草さん」にショウゲンジが出ている事を連絡。ツバアブラシメジ1004 posted by (C)きのこのキコ人気のあるアブラシメジ系のきのこもよく出ていました。写真は、一応ツバアブラシメジとしましたが、どうもヌメリササタケの傘の色の薄いものにも見えてきて、でも柄を見ると違うようで同定できません。柄を持ってみて、しっかりしている物だけ頂いてきました。オオツガタケ1004 posted by (C)きのこのキコほとんどきのこの姿が無い場所に、オオツガタケの幼菌が。以前はよく見つかりましたが、今年はやっと2回目です。食べて美味しいベスト5に入るきのこで(あくまでも主観)、写真を撮ろうと思ったらカメラの調子が悪くなってきました。液晶画面が暗いままなのです。必要最小限の知識しかないので、あたふたしてはみるものの・・やはり直らない。ここからは勘で撮るしかありません。駐車場に戻り、千鳥草さんと会うことができました。何かと用事の多かった千鳥草さんのいつもの笑顔をながめた後場所移動です。車中で「おにぎり」を食べながら、「ハナイグチ」が出ていそうな場所へ。仲間2人と1時間ほど歩きながら、たまに見つかるハナイグチやアミハナを採り、そこからふたてに別れました。わたくしは慣れた場所を駐車場へ向かい一人です。慣れているとはいえ一人は怖くて、必要以上に鈴を鳴らしながら歩いていると、「ぅん・・えっ・おお~」 目の前にほんの少しコケを持ち上げた松茸の頭が。仲間達と喜びを共有しようと「おぅ~い」と呼びかけますが、沢違いを歩いている仲間に届くはずもなく、喜びとあせりを伴った気持ちでコケをよけ、土をほじほじして収穫。まだあるかもしれないと、手のひらで探すとなにやら反発を感じます。ありました、土の下3センチほどの所に2本目が。でも・・でもカメラの調子が悪くて写真が撮れませんでした。しっかり瞼に焼き付けて、疲れた足取りも何だか軽く感じつつ車に戻りました。再度千鳥草さんのショウゲンジ大収穫をみせてもらい、中央高速のサービスエリアでソフトクリームを食べて帰路につきました。収穫1004 posted by (C)きのこのキコこれが、今日の松茸2本です。帰りに3ヶ所に分配して、自分達で食べられるだけ持ち帰りました。松茸は、たぶん贈答用になります。次に採ったら自分達で食べます。・・っていつになるのだろう?
2007.10.04
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