てんこもり～　い～ん　しかご

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2011.07.17

実子と養子

(2)

カテゴリ：カテゴリ未分類

わたしは毎週土曜日猫の救助施設でボランティアをしてます

掃除

ごはんやり

猫が新しい家族を見つけられるように、人間に慣れさせたり

体や心の傷ついた猫を元気にするために

猫と遊んだり、リハビリをします

わたしの実子はまゆちゃん

１２年前に野良猫だったのを飼い始めたのがきっかけで今はわたしの通称実娘の黒猫です

そして４月の終わりに養子となって一時的にうちで住んでいるのが

この子はうちの施設で救助したばかりのときは手のつけれないほど凶暴な子だったらしいです

絶対に人間を近づけない猫でした

うちの施設に来る猫たちは野良猫が99％

保健所につかまって、そのうち安楽死させられる子達たち

公園や森で子猫として生まれて野良猫になった子達を救助して

新しい飼い主を見つけるのがわたしたちの仕事です

うちの施設で働くボランティアは１００人ぐらい

Non-Kill Shelterなので、どれだけ長く飼い主が見つからなくても安楽死は絶対させません

時には一生新しい家族を見つけることのできない子たちもいます

そんな子達はFoster Familyといってわたしのように一時的、または永久的にボランティアの家で暮らして一生を終えます

わたしたちが想像できないほど過酷な環境で暮らしたり

捨てられたり

「飼ってみたら自分が猫アレルギーだったのでいらない」」

「仕事をなくして、家もなくしてしまったから飼えない」

「子猫のときはかわいかったけど、大きくなりすぎた」

などという理由で捨てられたり

救助してあげてほしいと連絡が来ることも少なくありません

人間とおんなじで心に傷を負った猫たちの中には凶暴だったり、人間を信頼しない子がいっぱいいます

でもそんな子達がいつか甘えん坊の人懐っこい猫に変わっていって、新しい家族を見つけるときがわたしたちボランティアにとっての醍醐味です

我が家のマッキーも最初はわたしを噛んで、噛んで　威嚇して大変でした

わたしの足や手には無数の引っかき傷と噛み傷の跡があります

でも３ヶ月経った今ではわたしの側を絶対離れない

わたしの顔や、手をなめてグルーミングしてくれて

わたしが仕事から帰ると玄関でミャーミャーといってドアを開ける前からお迎えをしてくれる猫になりました

あとは実子のまゆちゃんと仲良くなってもらうだけなんだけれど

それはまだ叶いません。。。。とほほほ

にゃー