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今回の修理は、「シャープ SD-FX200 MDラジカセ(発売日:2005/3/18)」だ。CD-R/CD-RW再生にも対応し、乾電池でも稼動する。更にカラオケマイク用端子を装備し、MDやTAPEへのミキシング録音を楽しめる日本的一台だ。 [SHARP SD-FX200 MDラジカセ]■主な故障と原因TAPE再生不安定 → ゴムベルト劣化上面部スイッチ一部誤動作 → タクトスイッチ劣化■修理 2000年代中盤のラジカセは、バブル期のラジカセとは対照的に、メーカーを問わず分解・組立てが容易だ。 組立作業にかかる費用の削減に貢献したことだろう。 カセットテープの再生不良は、明らかに駆動用ゴムベルトの劣化によるスリップが原因だった。ベルト長さを採寸し、バンコード融着。交換して復旧だ。 上面部スイッチの一部が誤動作するのは、やはりタクトスイッチの劣化による抵抗値上昇が原因だった。こちらも交換して復旧。 それ以外は至って問題なし。乾電池動作は、単2乾電池が10本が用意できなかった。試験用のDC電源も、12Vまでしか対応していないため、遺憾ながら確認を断念。まぁ、問題ないとは思うが。 メカや筐体をクリーニングし、各部を調整して全復旧とした。 --- 分解清掃修理した や や を出品中 --- ★京とんびの『もったいない』オークション★♪ あの頃の懐かしい や や を もう一度 てみませんか 音楽と一緒に 懐かしい思い出が甦ります ♪☆修理や入手代行のご相談は、ここをクリック!☆
2012年04月30日
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今回の修理は、「ビクター RC-Z1MD MDラジカセ(発売日:2002/09/13)」だ。 同社独自の音場再生回路「αサウンド」とカラーイルミネーション搭載している。 [ビクター RC-Z1MD MDラジカセ] 機能と価格を高水準でバランスさせた大衆向け製品の手本のような一品だ。■主な故障と原因CD再生不良 → ディスク回転用モーターの劣化故障TAPE再生録音不良 → ゴムベルトおよびピンチローラー劣化 ■修理 ビクターのラジカセは構造が良くまとまっており、分解と組立ては容易な部類だ。 MDメカニズムは同社オリジナル。CDは他社製と同社オリジナルの場合とがある。この機種は、ビクターオリジナルのメカを搭載していた。CD光ピックアップは入手困難な「OPT-73B1」だ。 CDは再生されないが、CD光ピックアップは発光(直視厳禁)し、初期動作を実行していた。しかし、ディスクが回転していない。手でディスク回転を補助してやると、うまく再生を行う。どうやら原因は、ディスク回転用のモーター劣化のようだ。 幸いなことに、同系のCDユニットがあったので、これと交換して復旧とした。 次はカセットテープだ。手動でメカニズムを動かしてやると、駆動用ゴムが劣化して伸びていることが判明。また、ピンチローラーのゴムも劣化による効果が著しいことも分かった。 私の経験的にビクターのピンチローラーゴムは、他社と比較した場合、経年劣化が顕著に思われる(使用環境による寿命差有り)。同部品はウレタンゴム製と推測たれるため、加水分解が促進され易い高温多湿な使用環境で使用すると、劣化が促進される。 ビクターに純正部品を確認したところ、ピンチローラー単体での提供はなく、「ヘッドセット」として再生録音磁気ヘッドと一体部品(2000円程度)としての提供になるとのことで、価格的に断念。 幸いなことに、同系のTAPEユニットがあったので(^_^;、これと交換して復旧とした。 お決まりの調整を行い、全復旧、修理完了とした。 --- 分解清掃修理した や や を出品中 --- ★京とんびの『もったいない』オークション★♪ あの頃の懐かしい や や を もう一度 てみませんか 音楽と一緒に 懐かしい思い出が甦ります ♪☆修理や入手代行のご相談は、ここをクリック!☆
2012年04月27日
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今年も端午の節句が近づいてきた。昨日(4/22)は風が強かったため、今日雨が上がってから鯉のぼりを出した。 今年の飾りつけは、小学6年生に進級した息子が中心となって進めてくれた。 大きく成長した息子を頼もしく感じた一日だった。
2012年04月23日
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今回の修理は、「SONY|ソニー ZS-M30 MDラジカセ(発売日:2000/10/21)」 だ。2ウェイ4スピーカーを搭載し、音に立体感を加える「パノラマサウンド」機能を装備するなど、手軽さと音質を重視したMDラジカセだ。[SONY|ソニー ZS-M30 MDラジカセ(発売日:2000/10/21)] デザインにも重視しており 、質感の高い塗料できれいに塗装されてる。■主な故障と原因CD再生不可 → CD光ピックアップ劣化寿命液晶表示不可 → ハンダ付け劣化表示部バックライト不点灯 → 電球玉切れ■修理 この個体の故障箇所は、この機種の典型故障と一致している。液晶パネルは、既にメーカーにも在庫がないようだ。 いきなり分解で伏兵に出くわした。ねじ穴に填まり込んだドライバーだにより、1箇所ねじを外すことができないのだ。試案と試行錯誤の挙句、 ねじ穴部を筐体の隙間から切断し回避した。 内部はきれいな状態だ。ちゃんとしたスピーカーユニット4個が確認できる。バックライトには麦球が使用されており、見事に切れていた。麦球の代替にLEDにを使用したいが、この箇所の電圧値が高いためにLEDの許容電圧値をオーバーし、直ぐにLEDが玉切れしてしまう。 よって、LEDとともに電圧と電流を制限する電子パーツも追加して復旧とした。 液晶が表示されない不具合については、幸いにもサービスマニュアルが入手できたため、回路を点検。結果として、ハンダ付けを修正したことで液晶表示が復活。目視では見つからなかったが、ハンダ付けの劣化による接触不良が原因だった。 CDは、光ピックアップ(型番:SONY KSS-213C)のレーザー発光がないため、手持ちの同等パーツと交換して、全復旧とした。--- 分解清掃修理した や や を出品中 --- ★京とんびの『もったいない』オークション★♪ あの頃の懐かしい や や を もう一度 てみませんか 音楽と一緒に 懐かしい思い出が甦ります ♪☆修理や入手代行のご相談は、ここをクリック!☆
2012年04月08日
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今回の修理は、「ビクター RC-MD330 MDラジカセ(2000年7月発売)」だ。前年に発売したRC-MD33をMDLP対応とし、デザインマイナーチェンジした機種だ。このクラスのラジカセとしては、なかなか音が良い。[ビクター RC-MD330 MDラジカセ] 音だけでなく、個人の趣味であるイルミネーションと外見をアピールしたコンシューマ向けのエース的な機種だ。■主な故障と原因カセットテープ再生不可 → ゴムベルト劣化カセット扉開閉不良 → ヒンジ折れ音量調整不可 → ハンダ付け劣化■修理作業 MDへの以降を即したいメーカーにとって、カセットデッキ部はコストを掛けたくない部分だ。この機種もカセット部の故障が多い。ゴムベルトの劣化や鉄部に錆が発生し易いようだ。本個体もゴムベルトを交換し、鉄部の錆を研磨除去し、復旧した。 音量ボリュームも故障が多いようだ。ボリュームの接点劣化を疑ったが、ハンダ付け劣化が原因だった。修正して復旧。 CD光アップの型番は「SONY KSS-213C」「Victor製 OPTIMA-7(2018/12/5訂正)」だ。 因みにビクターは自社でもCD光アップ「OPTIMAシリーズ」を製造しており、上位機種にはこれを採用する傾向にある。こちらは入手製も悪く、高価なため、受注修理以外は採算を取れないのが悲しいところだ。 ともあれ、本機は無事に復旧完了だ。--- 分解清掃修理した や や を出品中 --- ★京とんびの『もったいない』オークション★♪ あの頃の懐かしい や や を もう一度 てみませんか音楽と一緒に 懐かしい思い出が甦ります ♪☆修理や入手代行のご相談は、ここをクリック!☆
2012年04月03日
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