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2024.03.25
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カテゴリ: 健康・元気
「腸活のために毎日ヨーグルトを食べる」はやめたほうがいい…実は副腎に負担をかけている逆効果の食生活


『抗加齢専門医が教える 食事は「引き算」に変えなさい』(青春出版社)

腸は体内にある臓器のように思われますが、実は口から入ってきた食べものを消化・吸収するための外界にある臓器。

腸の粘膜が整っていることは、外界から体を守るためにとても重要。

腸の状態を整えると免疫力がアップするのはそのため。

副腎のケアには、まず食べものが最初に吸収される腸を整えることが基本。
「副腎疲労外来」で行っている「腸を整える4つのR」

1 Remove(取り除く)

 体から不要なものを取り除くこと。

 まず、体にとって炎症を起こす火種となる食べものや、自分の体に合わない食べものをとらないことからスタート。

2 Replace(代替する、補充する)

 腸の状態が悪い人は、腸で分泌される消化酵素が少ない傾向がある。
 口からいくら食べものを入れても、腸でしっかり消化吸収できなければ意味がない。
 「若いころのように油っこいものや肉が食べられなくなった」「少食になった」という声をよく聞きます。消化機能が衰えているから。
 ところが、最近は朝食を手軽で日持ちがするパンと牛乳、コーヒーなどで済ましてしまう人が増えている。このような食事は消化酵素を含まないため、さらに消化機能が落ちてしまう。
毎日の食事で「消化酵素」を補う必要がある。

3 Reinoculate(植え付け)

 腸内環境(腸内フローラ)を整えるために、ビフィズス菌や乳酸菌、オリゴ糖などを腸に植え付けること。
 乳酸菌というと、ヨーグルトを真っ先に思い浮かべるかもしれませんが、副腎のためには乳製品はおすすめできません。
 また、お腹には発酵食品がいいからと、みそやしょうゆ、キムチなどの発酵食品を積極的に食べている人がいます。

 乳酸菌のとりすぎには注意。とくにご高齢の方でお腹の具合が悪いと、つい乳酸菌入りの整腸剤を常用してしまいがち。
 しかし、たとえいい菌でも、増えすぎると体のなかで渋滞を起こす。
 高齢者の方で腸内にフローラがあふれすぎると、逆流性食道炎を起こす場合があるので注意が必要。

4 Regenerate(更生させる、よみがえらせる)

 腸をよみがえらせ、いい状態を継続していこうという考え方。

 小麦粉を使った食品に含まれるグルテン(小麦たんぱく質)がアレルギーや腸の炎症を引き起こす。
 腸の炎症を引き起こすグルテンを「入れない」ことで、火種を減らし、副腎の負担を減らすことにつながる。
 腸の機能が下がっているときに、グルテンをとると、消化吸収にさらに負担がかかり、副腎を働かせてしまう。
 グルテンとは、小麦やライ麦などの穀物に含まれているたんぱく質。小麦粉に水を加えてこねるとモチモチしてきますが、このモチモチ成分がグルテンで、パンをふわふわとやわらかくする働きがある。
 グルテンを含む食材には、パンをはじめ、小麦粉からつくられたパスタやうどん、ラーメンなどの麺類、ケーキやクッキー、ドーナツなどの菓子類、シリアル、カレーのルーなどたくさんある。
 これら小麦を使った食品を食べないようにする「グルテンフリー」は、かつて世界ランク1位に上り詰めた男子プロテニスプレーヤーのジョコビッチ選手が実践した食事法として話題を集めた。
 欧米を中心に健康に関心のある人たちから絶大な支持を受け、近年グルテンフリー食品は日本のスーパーでも手に入るようになりました
いつもの食事をグルテンフリーに変えただけで、副腎疲労の症状が改善する人も少なくありません。
 それは、グルテンが腸にとっては炎症やアレルギーをもたらす“毒”だから。
 グルテン過敏症の人は潜在的に多い。自覚症状がなく、消化に何も問題がなくても、集中力の低下、慢性疲労、下痢や便秘、肌荒れ、重いPMS(月経前症候群)や生理不順、不妊症、ぜんそくなど、人によってさまざまな症状が出る



乳製品に含まれる「カゼイン」というたんぱく質も、腸や副腎にとって有害。アレルギーの原因になり、花粉症やめまい、アトピー性皮膚炎や下痢、便秘などを引き起こす危険性がある。
 とくに日本人は、遺伝的に乳糖(ラクトース)を分解する能力が低い「乳糖不耐症」が多い。
 牛乳を飲むと、お腹がゴロゴロして下痢を起こすというのが典型的な症状ですが、乳糖不耐症だからといって、必ずしも症状が表れるわけではありません。
 自分がそうだとは気づかない人がほとんどなのです。
 カゼインには、「カソモルフィン」といって、麻薬のような強い中毒作用があるため、食べ続けるともっと食べたくなる傾向があります。
 しかも困ったことに、患者さんのなかでも毎日、中毒のように牛乳を飲みたがる人、ヨーグルトやチーズ好きほど体内に問題を抱えているケースが多いのです。
 ためしに2週間やめてみると、体調がよくなったことに気づくのでわかります。
 これは、小麦粉のグルテンも同じです。グルテンにもカゼイン同様に中毒性があるため、パンや麺類はやめられない、止まらないのです。
実は日本人こそグルテンフリーとカゼインフリーは実践しやすいのです。
 パン食ではなく、なるべく米食にする。乳製品は豆乳製品に代用する。便秘にいい乳酸菌はヨーグルトからではなく、みそや漬物などの植物性食品からとる。カルシウムは牛乳からではなく、小魚から……。
 和食を食べていれば間違いありません。パンやパスタ、ピザが大好きな欧米人は大変苦労しています。
 実際、最初はとまどっていた患者さんも、1カ月ほどたつと、お腹の調子がよくなり、胃も強くなるのか、肉が食べられなかった人でも食べられるようになります。
 また、意外なところでは集中力がアップしたり、貧血が改善する方もいます。それだけ、グルテンとカゼインが目に見えない炎症を起こしていたのでしょう。
 イメージ的には若い世代より中高年世代のほうが和食を好みそうですが、食生活を調べると、朝食をパンと牛乳、ヨーグルト、シリアルなどで済ませる高齢世帯が増えています。





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最終更新日  2024.03.25 04:33:30


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