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2024.11.25
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カテゴリ: 光る君へ
片岡千之助「大河ドラマは歌舞伎と同じく日本の文化。台本を読んでびっくりしたシーンは…部屋のセットは落ち着きます」


歌舞伎界の若手ホープ、片岡千之助さん(24)が、NHKの大河ドラマ『光の君へ』に初お目見えした。一条天皇と藤原定子の第一皇子・敦康親王(あつやすしんのう)役での出演が7月に発表され、画面への登場が待ちわびられていた。10月13日放送の第39回「とだえぬ絆」で、元服前の角髪(みずら)姿で登場。ドラマ後半のキーパーソンの一人である敦康親王をどんな思いで演じたのか。初の大河ドラマ出演でどのようなことを得たのか。

◆3代続けて大河ドラマに出演

<千之助さんは人間国宝・十五代目片岡仁左衛門さん(80)の孫で、歌舞伎俳優・片岡孝太郎(56)さんの長男。祖父、父ともに大河ドラマに出演しており。千之助さんで3代続けてとなる。大河ドラマに初出演する気持ちは?>

大河ドラマは僕にとって憧れの世界でした。そして、歌舞伎と同じく「日本の文化」のようなものだと受け止めていました。歌舞伎界の先輩方が数多く出演しておられ、いつか僕も出演させていただきたいという気持ちは常にあり、そういう想いを抱きながら今に至ります。特に『光る君へ』はご縁を頂けるのであるのなら!と願っていたので、自分の中での願望と出演がぴったり合わさったような感覚を抱いています。

僕は、歌舞伎では『源氏物語』に対する思いがすごく強くあり、いつか光源氏を演じる機会を頂けたらと願っています。『光る君へ』の制作発表があったのは、2022年5月。出演オファーが来た時はどのような内容になるか想像がつかなかったけれど、光源氏に通じる役が頂けたらいいなと考えていました。すると、義理の母との関係性などまさしく光源氏に通じる敦康親王役のお話を頂いたので、本当に驚きました。

父や祖父に出演を報告したら、「 とにかく大河ドラマに出られるのは光栄なことで貴重な経験なので頑張ってね 」と言われました。3代出られたのはよかった。

みんながみんなそれぞれに、「光る君」や「光源氏」のイメージがあるでしょう。僕は、大和和紀さんが『源氏物語』を漫画化した『あさきゆめみし』をちょうど読んでいました。『あさきゆめみし』と大石静さんの『光る君へ』の台本のいろいろなシーンがリンクしているところがあったので、光源氏とつながっているのでは、と思い、演じました。



敦康親王と彰子の関係は、小さい子供が年上のお姉さんを慕うというだけでなく、好意もあるなどいろいろなとらえ方があるでしょう。僕の中の一つの答えは、恋愛感情もあったかもしれないけれど、それ以上に、何よりも彰子から注がれた愛情をちゃんと感じて、それに何とか応えようとする気持ちが敦康親王にはすごくあるということです。せりふの端々から感じました。

僕は、敦康親王が御簾を超えて彰子に近づく場面に思い入れがあります。台本を読んだ時には「超えた!」とびっくりしました。御簾を超える瞬間は、御覧になっていだけると分かると思いますが、「うわあ」という感じ。その場にいたまひろや藤原行成(渡辺大知さん)でさえ、「え?!」となるみたいなシーンです。

そして「光る君のようなことはいたしませぬ。ただお顔が見たかったのです」という一言。本当に純粋なのです。飾ることなくずっと一心に生きてきて、誰より信頼している人、ある意味愛している人に御簾越しで会わなくてはならない現実をつきつけられたのがきつかったのだと思う。元服して離れなくてはならなくなったけれど、ひたすら大事な人の顔を見たい一心で御簾の中に入り「お顔を見たかっただけです」。彰子の顔を見てほっとする純粋な気持ち。僕は、その言葉通りに純粋にストレートにやりたいと考えていたので、自然に演技ができました。

彰子の見上さんのお芝居も、目を見た時にやさしさが伝わってくる。それにお応えするだけでした。見上さんが演じられた彰子のやさしさすべてに受け止めて頂きました。





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最終更新日  2024.11.25 19:33:31


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