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2024.12.01
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カテゴリ: 光る君へ
大河ドラマ「光る君へ」で再注目、源氏物語の魅力 千年を超えて読み継がれた理由は? 紫式部と道長の関係性にも言及 研究者・東京大大学院の高木和子教授が講演


NHK大河ドラマ「光る君へ」で再び注目を集めている源氏物語の研究者で、 東京大大学院の高木和子教授(日本古典文学) がこのほど、松江市浜乃木7丁目の島根県立大松江キャンパスで「紫式部と源氏物語、その魅力」と題して講演した。現代でも人々を魅了する源氏物語の魅力や、紫式部と藤原道長の関わりについて持論を展開した。

 源氏物語は平安時代中期に書かれた日本最古の長編小説。高木教授は、源氏物語には竹取物語や伊勢物語など他の物語のパロディーが登場すると紹介した。光源氏のモデルとされる人物も多数おり、千年を超えて読み継がれたのは「読み解きのバリエーションがたくさんあるためだろう」と分析した。

 ドラマで描かれた紫式部と道長の関係性にも言及。紫式部日記には道長と送り合ったとされる歌*があり、夜に戸をたたく音がしたが、開けなかったとのやりとりが残る。高木教授は歌に出てくる「真木(まき)の戸」は、蜻蛉日記や和泉式部日記にも登場しており「男女の駆け引きに使われる言葉で、男女の関係が成立した後の状況を表している可能性がある」とした。
「紫式部日記 現代語訳付き」紫式部 [角川ソフィア文庫] - KADOKAWA
*168話
渡殿に寝たる夜、戸をたたく人ありと聞けど、恐ろしさに、音もせで明かしたるつとめて、


返し、

ただならじとばかりたたく水鶏ゆゑ あけてはいかに悔しからまし


渡殿で寝た夜のことでした。

誰とはわかりませんが、戸を叩く人がいたようです。

私は、とにかく怖ろしくて声も出さず音も立てずに、一夜を明かしたのです。



槙の戸口を開けて欲しいと思い、開けてくれないので戸を叩き続け、つらくて一晩中、水鶏のように、それ以上に泣き続け、とうとう、嘆きの朝を迎えてしまったのです。

と道長様から送って来たので、お返をしました。

とにかく、ただ事ではないような、戸の叩かれる音でしたけれど、おそらく水鶏と思いましたので、もし、戸を喜んで開けたとしたら、どれほど恥ずかしい思いをしたことでしょうか。





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最終更新日  2024.12.01 09:05:35


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