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2025.04.30
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カテゴリ: 報徳の歌
「報徳の歌ー二宮尊徳道歌から学ぶー」小関栄著 Image

9 終わりに

喰呑(くいのみ)と着ると住居(すまい)の三つの徳は 忘るる時ぞ身はせまりけり

 日々の生活に最も必要なのは衣食住です。これは当然のことながら、満ち足りているとこの有難さは忘れがちです。いざ災害や事件などで異変が起きて、一つでもこれが欠けた時には、普段の生活が壊れてしまうものなのです。

 平和な毎日に慣れきって、何の不自由も感じない人たちでも、その有難さを「忘れる時」は、「身はせまる」とは、差し迫ってどうにもならないほど生活に困るものと心得ておくことが必要と強調して詠っているのです。

 我々は、まず現実的に生きることであり、そのために、少なくも、衣食住が満たされることで、報徳訓にも「身命の長養は衣食住の三つにあり」と示されています。

 普段から、この衣食住の三つの徳に、常に感謝の気持ちを忘れずに、肝に銘じおくことが肝要と教えています。
 飢餓直前の天保4年1月21日の日記に書かれた歌です。





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最終更新日  2025.04.30 12:00:13


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