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いやはや、私はいまいろいろわけあって、ずっとバルカン半島の旅を続けております。もうすぐ新月には、ボスニア・ヘルツェゴビナのピラミッドにアンダラとシヴァのご奉納をさせて頂く予定です。ハートでご協力、ご支援いただける同志のライトワーカー、グリッドワーカーの皆様、どうぞ祈りのなかで共にあってくださいませね。いや、そもそもこれは今月初めに始まったのでした。過労とストレスの日常から少しでも逸脱したいと切望する娘が、自分の稀有な休暇を利用して一家でモロッコへの旅行を計画したのです。私も随行要員に入れられてしまい(要はベビーシッター:苦笑!)旅が終わると、私はマラケシュで娘一家とは別れてひとり、グリッドの旅を続けているわけなのです。ここでモロッコやボスニアの話に入ってしまうと、ずっと続いているミャンマーからいつまでも出られないので(苦笑)、現行の旅は少しだけホールドにして後日共有させていただくことにしますね。だってアフリカを出てからも連日、実に刺激の多いバルカン半島の一人旅が続いていて、それはそれは・・・なかなか一気に語りきれそうにないから。さて、そういうわけで軍政下のマンダレーを離れた私は、一日じゅうバスに揺られてミャンマーの奥地、インレー湖へと向かいました。朝7時半に乗ったバスがミャンマーの山岳地帯をどんどん高度を上げて走り続け、やっと降ろされたのは夕方6時半、もう陽がすっかり傾いていました。途中、バスが止まったな?と思って窓の外を見るとパンクの修理中だったり、あちこちでトイレや短い食事休憩などを入れながら、さらに山岳少数民族のシャン族の居住区に入るときには車両チェックがあったり・・・といろんなことが起こるから、決して退屈はしなかった。それどころか大自然の緑豊かな丘陵地帯は、先日までいた荒涼とした砂漠地帯とは違ってホッとしましたね。 バスはミャンマー奥地へとどんどん高度を上げていき、シャン族の居住地に入っていった。 一日じゅう走ったバスを降りた頃には、インレーの街は日暮れていき、やがて満月が夜空を照らしていた。着いた~~!インレー湖畔にとった宿の主人は、美味しいお茶で迎えてくれた。でもいつも停電しているし、特に複雑な紛争が続いている最中なので、人々の日々の暮らしも何かと大変そう。電気がつかないからWifiもないし、お湯も出ない。でも私の目的はインレー湖の夜明けを見ることだったから、そうした不便さはさほど苦にならなかったけど。インレー湖までのバスで同乗したイタリア人の若い女性と、翌朝は一緒にインレー湖のボートに乗ることになり、そのつもりで朝6時にボート乗り場に行くと、あ、あの娘はもうポーランド人の男と出て行ったよと告げられる。Oh No ! ま、そんなわけで、そこには米国在住の韓国人男性がすでにボートに乗っており、私は期せずしてその彼とほぼ一日の湖上ツアーに繰り出すことになったのでした。彼はリタイアして世界中を一人旅しているという誰かみたいな人で(笑)、楽しい一日になりました。 夜明け前にインレー湖をボートが滑り出しました。 ナンパンマーケットはシャン族の人々の活気で賑わっていました。 湖上、族のお店にも立ち寄ってみました。 私が見たかったインレー湖の夜明けは、まさにこれ!これが見たかったんだ~~!と唸るほど素晴らしい感動のシーンが湖上に次々と展開されていき、やっぱり来てよかったなーと深く感じ入るのでした。ボートは湖畔のあちこちの村、集落に立ち寄るのですが、ちょうどその日はラッキーなことに五日市、ナンパンマーケットが開催される日だったので、シャン族のカラフルな民族衣装に身につけた人々で賑わう市場を楽しむことができました。私はできたら欲しかったものがひとつだけあって、それはロータス(ハス)の茎の手織りのストール。’以前ベトナムであまりにも高価で手が出せなかったものでした。でも旅の道連れとなった彼が持つ成功したビジネスマンの交渉術がみるみると功を奏して、私でも買えるところまで値段をどんどん下げてくれたのでした。いやー、ほんとにカムサハニムダでした。やっぱ、あのイタリア人の若い女の子が裏切ってくれたことにも意味があったのね。仏教寺院に立ち寄ったり、楽しい9時間ほどの湖上ツアーが終わって陸に上がると、彼は翌日、スリランカーインドへと旅を続けるらしい。旅の幸運を祈って感謝のお別れを言い合う。 まもなく、この世のものとは思えない神秘的な太陽が湖面を輝かせた!大感動!私はといえば、インレー湖からさらに奥地へと入った秘境の村、パオ族らの居住地区にあるカックー遺跡にどうしても行ってみたかったのです。でも宿の主人に相談しても、いや、現在は危ないからやめたほうがいいと言う。いまや政府軍ばかりか、反乱軍も勢力拡大していて一帯を支配しているから、もし誘拐でもされて人質にとられたらどうするんだ?と。他の人達もみな口を揃えてNOと言うのです。私も実際、何軒かのタクシーと交渉してみたけど誰も行きたがらないし、普段の2倍の値段をふっかけてきたりする。この際、2倍でも行ってくれるなら仕方ないか?と一応、翌朝8時に宿に迎えにくるという予約を入れた。人に行くなと言われるほど余計に行きたくなるという悪いクセが私にはあるのですよね。翌朝、8時。しかし誰も来ない。やっぱりなぁ。今度はトンズラかー。参ったなぁ。ところがそれが幸いした!宿の主人が、同宿した素敵な母娘らに話をつけてくれ、途中まで彼女たちの雇ったタクシーに途中まで同乗させてくれることになったのだ。ジャンクションまで出れば、もしかするとチャンスがあるかも?というわけだ。そこで私は何台かのタクシーらと交渉したのだけど、やっぱり誰も行ってくれそうにない。となれば、もうバイクしかない。バイクにまたがってでも行くぞと、私は腹を決めた。すると天はとても人の良さそうなバイクの運転手のおじさんを私に与えてくださったのです!しかも帰りは宿まで乗せて降ろしてくれると。しかもタクシーの半値で。かくして私は寒い朝、ヘルメットをつけて頬に風を切りながらバイクにまたがったのでした。そして約3時間弱。いや~、タクシーなら楽々だったろうに、バイクで風を切りながらの3時間はかなりキツかった~~、いやおじさんだってもっと大変だったはず。ほんとに感謝しかないです。途中、バイクのガソリンを入れるというので止まった。私はその頃には身も冷えてトイレに行って戻ると、あれあれ、おじさん、どうやらガソリン代も持ち合わせてないようで・・・それで私が1万チャットをとりあえず建て替えて、と。それからおじさんは赤い噛みタバコで真っ赤になった口元を悔いしばり、上手で安全な運転で、あちこちにあった検問所も問題なくスルーして、やっとのこと晴れてカックー遺跡に到着しました! バイクの後ろにまたがって寒い風を頬に切りながら、やっとカックー遺跡に近づいてきた!すると、なんと予想外にそこはたくさんの観光客で賑わっていたのでした!大半はミャンマー人や近隣諸国の人々のようだった。え~~。だから実際に自分で来てみないとわからないんだよねー。外国人は入場料5ドル。ドル札でお支払いです。そこからは私は一人、もう素晴らしいとしか言いようのない遺跡を、じっくりと時間をかけて回ったのでした。おじさんはずっと外で待っていてくれた。 やっとのことでカックー遺跡到着! ものすごい繊細な仏塔群が見えてきた!感激の一瞬! たくさんのミャンマー人らが遺跡を訪れていて、ある意味ホッと安心した!寄進された無数の仏塔群が立ち並ぶカックー遺跡が際立って美しいのは、その仏塔の上の方にぶら下がった鈴の音が風に揺れるたびにシャンシャンという美しい音を奏でるから。その夢のような音色が仏塔の杜を渡り、まるで異次元に迷い込んだかのような不思議な感覚になるのでした。あれだけいろんな人たちにやめとけと脅されたけど、危険を冒しても私を乗せていってくれたバイクのおじさんも現れてくれたおかげで、このミャンマー秘境のなかの聖域にもアンダラ、シヴァグリッドを広げ、奉納をすることができました。もうひたすら心から感謝です! この繊細な仏塔群の上にぶらさがった鈴の音がシャンシャンと風に鳴り響くとき、そこは異次元世界に迷い込んだような不思議な感覚があります。 ここまでグリッドを広げる旅の助っ人、バイクのおじさんはずっと外で待っていてくれた。感謝、感謝です!翌朝はその同じおじさんにバス停まで乗せてもらう約束をしました。もちろん彼は時間通りに現れ、朝靄のなか、またバイクにまたがります。そこでヤンゴン行きの高速バスを待ったのですが、バスが来たちょうどそのとき、あのおじさんが通りを挟んだ向かい側にいて、互いにバイバイと手を振り合えたのがやたら嬉しかったです。そしてヤンゴンに向けて、今度はいろは坂をどんどん、くねくねと高度を下げながらバスは一日じゅう走ります。途中、一体何回の検問に合ったことか!高速バスとは名ばかり、いろんな物資の配送業務も兼務しているらしく、あちこち止まりながら、やっと首都ヤンゴンに着いて、ホテルにチェックインする頃には夜中の2時を回っていた。あーほんとに疲れた~。翌日はヤンゴン空港へ。空港の建物は立派だけど何だか薄暗い感じで、人気もなくガラガラ。便数表示板にも3便くらいしかなくて、やっぱりこんな軍政下、旅をする人はごく少ないのだと納得。そんなこんなで、ようやくミャンマー出国スタンプを押された時にはちょっとホッとしましたね。それでも飛行機は1時間ほど遅れてタイへ出国。バンコックに到着するや、夜中を回っていたというのに、その町の賑やかさと活気に驚いた!さっきまでいたミャンマーとはあまりにも対照的過ぎる。入国する物凄い数の旅行者らが空港を埋め尽くしていた。バンコックの喧騒と明るさ(薄暗くない)、街にはないものはないくらい何でも揃っているし、口に合う食べ物も豊富にあって、生きた青いカニとパパイヤのサラダを食した時には、ほんとにミャンマーを出たことが確信できましたね(笑)。Wifiも速くていろんな手配やらがスイスイと進む。ほっとするなぁ。タイへやってきた目的のひとつはアユタヤ遺跡でした。今回訪れたアユタヤ遺跡は、カンボジアのアンコールワットと比べてしまうのがいけないのだろうが、何だかいまいち感激が少なかったかな。それともたまには楽してと、現地ツアーに便乗してガイドの後をついて回るだけだったからかな。あの有名な仏像の周囲にはたくさんの人々が群れていた。 アユタヤ遺跡、あの有名スポット、謎の場所にて!翌日はもうひとつの目的地、チェンマイへ向かいました。ミャンマーでは一度もネットが使えなかったので、タイに入ってギリギリになって列車を予約したため、もう3等の夜行列車しか残っておらず、これがまさにヒッピー車両でいやはや大変だった!外国人のヒッピー風若いバックパッカーらばかりがひしめいていて、ほぼ満席。タイ人はほぼいなかったな。いまでもまだヒッピーはいることを知って嬉しくなった。いま日本人の青年は、もはや荒野を目指さなくなっているからね。もちろんエアコンなしで列車の窓は大きく開け放たれたまま。そこに音の煩い大きな扇風機が天井からぐるぐると熱風をかきまぜてくる。荷物棚は見渡す限りバックパックがぎっしり占領していて隙間もない。車両の電灯もギラついたままで、夜中じゅうこの状態なのか!とショックでパニクるも、こうなったら仕方ない。カンネンして目をつぶっていくしかないではないか。夜8時20分にバンコックのドンムアン鉄道駅を出た夜汽車は、こうして夜通しタイを北上し続けたのです。思ったより早く最初の3,4時間がたち、勇気を奮い起こしてトイレに行ってみたが、それほど悪い状態ではなくてホッとした。眠れるはずはないけど周囲の誰もが同じくカンネンして目を閉じている。夜中の2時を過ぎる頃には天井の扇風機が止まった。気温もぐんと冷えてきた。私もウインドパーカーを羽織って、またカンネンして目を閉じてみる。そのうち次第に夜が明けていき、朝食やチャイを売る車内販売が車両を行き来するようになった。もうすぐだ。朝9時過ぎにチェンマイ駅に到着。駅を出て街で美味しいコーヒーにありつけた時は生き延びたと思った。チェックインの時間になり、ホテルに着いてそこでタイでは珍しい浴槽に浸かったときは、本当に生き返った気分になれた。いつもシャワーだけで、浴槽につかったのはンヶ月ぶり?やっぱり日本人はお風呂に入らないと駄目なんですよね。シャワーでは癒やされない。 バンコクからチェンマイ行きの夜行3等列車、私は横になることもできず、ひたすら翌朝まで耐え忍びました・・・チェンマイは大好きな街だ。特に嬉しいのは、あちこちの仏教寺院内で、手頃な値段でマッサージを受けられることも有り難いことだ。街に滞在中、近くのお寺でトーンセンという木で体のツボをトントン、ポンポンと叩くマッサージとか、いろんな種類のマッサージを受けた。こんな贅沢、日本やアメリカでも決してできないよねー。あくる日はツアーに乗ってタイ最高峰の山岳地方へ出かけ、カレン族の住む村で織物を見て歩いたり、楽しい時間があっという間に過ぎていきました。この後、私は所用のためいったん日本経由でアリゾナに帰国し、またすぐパート2のアジアの旅を、今度はインドネシアから開始するのでした。旅はさらに続きます。ここからはまた次回にしますね。 いよいよ11月、霜月も後半になり、気がつけば師走は目の前。目が回るような、いや実際に回り続けた2025年ももう最終コーナーにさしかかっているとは、まさに驚きです。2026年のカレンダーも入手したけど、午年はどんな年になるのやら?いや、どんな年にしたいのか、冬至に向けてもう今から気持ちを向けていかないと、ですよね。私はここからあと少しだけバルカン半島の旅を続けてから帰宅し、ばーちゃん行に復帰する予定です。孫ちゃんたちも日本食が恋しいらしいし(笑)。さて当方の純正アンダラのペンダントは、ショップに載っているものが大半で、もうほとんど在庫がなくなってきているのが実情です。これまで気になっていた方、本物志向の方は、無くなる前にどうぞお早めにご注文くださいね。なお再度のお知らせですが、当方のメルアドも mihocosmic7*(ここに@が入ります)gmail.com に変わりますので、更新をよろしくお願いいたします。どんどん寒くて暗くなる一方の季節ですが、この一年のまとめ、総仕上げに専念し、もうすぐやってくる新年を視野に入れて充実した日々をお過ごしくださいね。そしてご自愛されてくださいませ。ナマステ~!
2025年11月18日

日暮れも早くなっていくばかりの街はハロウィーンの飾り付けでいっぱいです。個人的にはハロウィーンは嫌いなんですが、やはり子どもたちにとっては楽しみなイベントですね。最近のトレンドとしては、親に連れられてTrick or Treat ! と一軒一軒家を回る代わりに、Trunk or Treat というやり方が増えてきています。トランク、そう、車やトラックにキャンディを積んで、賛同する人たちが教会や公園などに一同に集まって、その敷地内だけで車から車へとキャンディを集めて回るという仕組み。知らない人のドアをノックするよりはぐんと安全でしかも効率的。付き添いの親にとっても楽ですよね(笑)。 最近のトレンド、”トランク オア トリート”!いま日本からトウリーダーらのグループがアリゾナを訪れており、私も嬉しいことにアリゾナに戻ってきました。ばあちゃん行は少しだけ休業、イェイ(笑)アリゾナは今、暑くもなく寒くもない、ベストシーズン。みんなで砂漠を歩いて魅惑の石拾いしたり(どこへ行ってもだ)、SWIHAでゴングバスを体験したり、KCミラー先生の新たなチャクラのコースをお勉強したり・・・と、充実した毎日です。サワロサボテンの林立する広大な景色の中を走破するのは、やはりアリゾナならでは!やっぱ、アリゾナ、大好きです! アリゾナトレイル、ハイキング、魅惑の石たちがいっぱいで幸せ!そして、セドナでまたUFOツアーに参加しました!今回はちょうど新月。ずっと晴れていた空に集合時間になる頃には雲が立ち込めてきて、ガイドさんは次回にしてもいいですよ、と。7人集まったうち4人は引き返していった。私と一組のカップルの3人だけのツアーとなった頃から、空の雲はウソのように消えていき、真っ暗な夜空に満点の星星がきらめく、UFOウォッチには最高の夜となったのでした!私にとってはこの日しかなかったからね。軍用暗視ゴーグルを渡され、ガイドが照らすレーザービームの夜空の方向を次々と眺めると、いやはや、裸眼ではとても見ることができない夜空に次々と忙しく上空のアクティビティが展開されていく。新月が幸いして最高に良く見えてWOW!でしたよ。もちろん飛行機や衛星、彗星(いっぱい見ました!)などは除いて、ん?これは?というような不思議な動きをする物体は1時間のうちに20回くらいは見えた。なかにはこちらのレーザーに反応するかのようにピカー!と合図を3回送ってくるような飛行体もあって、まさにWOW! ガイドさんによればとても珍しいアンドロメダ星雲もその夜はよーく見えたし、さらにプレアデス星雲のきらきらとした美しさといったら! ベガや土星も明るく輝いている。いやはや~~!ずっとそのままそこで夜を過ごしたかったけど、そういうわけにもいかず(笑)、興奮冷めやらぬまま帰宅したのでした。昨日はセドナ近郊に住む石友、ジェイミーのところへも立ち寄り、チャロアイトやらターコイズから・・・のカボを研磨して遊んできたところ。嬉しい再会だった~! ジェイミーとキャビング!カット、研磨してカボションを仕上げていきます。楽しい~~!そう、ずっと続いているアジアの旅ログはインドからミャンマーに入るところからです。時はちょうど今年初め、ミャンマー情勢がテレビなどでも騒がれていたときと重なり、そんな時に行かないほうがいいよと忠告してくださった方も多かったけど、でも今しかないと決めていたから・・・デリー空港からバンコック経由で乗り換え(夜中にシンドかった)、朝ミャンマーの首都、ヤンゴンに降り立ちました。私、ビザとか事前に取ってなかったから少し心配だったけど、アライバルビザのところへ行くと、他にはほとんど誰もおらず、簡単に取れました。ひと安心!さっそくシムカード買うのに少し両替するのだが、ミャンマーチャット、公定レートは1ドルあたり2100チャットなのに、3400くらいで日々不安定、ゼロの数が多いから札束ドーンでもほんの数ドルだったりで非常に混乱します。Grabというアプリで呼んだライドでホテルへ。インドのバラナシがあまりに汚な過ぎてインド疲れしていた身には(失笑)、ちょっとだけいいホテルで久しぶりにほっとしましたよ。やっとひと息つけた感じ。ツアー旅行じゃないから全部一人で手配。翌朝、またGrabでバス停へ。夕方発のバガン行き高速バスに乗りました。ヤンゴンから夜通し北上したバスは、明け方4時半くらいにバガンに到着。まだ真っ暗です。こんな田舎にはGrabもない。へんなおじさんが寄ってきて2万チャットでホテルへと連れて行かれた。普段なら一泊140ドルくらいするいいホテルだけど、ミャンマー内戦で誰も来ないから40ドルくらいに値下げしていてラッキー。でも一日のうち、ほとんどは停電状態。Wifiの接続もよくない。美しく手入れの’行き届いた広い庭園、巨大なアカシアの木々が大きな木陰を提供してくれ、鮮やかなブーゲンビリアが咲き乱れている。そんな天国のようなところで豪華な朝食をとっていると、そこが内戦状態であることを忘れそうだけど、夜になると川向うを占領しているらしい政府軍らによる発砲音、銃声が聞こえてきたりする。 こんなに美しい花々が咲き誇るホテルなのに、対岸では銃声が・・・ 巨大なアカシアの木々の下でビュッフェ式、美味なミャンマー料理の朝食を。バガンでは街を少し歩いていると必ず観光客目当てに寄ってくるバイクのおじさん、おにいさんらがいる。彼らは自称絵描きで、ここ世界遺産古都バガンの仏塔群を描いた絵を売りつける目的で、バイクであちこち「無料」観光をしてくれる。それはそれで便利なところもあるからとりあえず乗ってみた。そのおじさんも対岸から逃げてきた難民だという。最古のシェゼニゴン寺院に連れて行かれた。親切に丁寧にガイドしてくれる。自分は敬虔な仏教徒であることのアピールも忘れない。サンセットポイントにまで一日じゅうあちこち連れて行かれ、結局あの絵を普段なら買わない値段で買わされる、というか、この際ガイド料金プラス難民支援だと思ってお支払いしました。まあね。そして翌朝、5時半に迎えに来たバスで念願の熱気球ライドへ!バガンを訪れた目的はこれ!世界遺産バガンの仏塔群を上から眺める、でしたからね。世界三大仏教遺跡といえばカンボジアのアンコールワット(行った)、インドネシアのボロブドゥール(このあと行くところ!)、そしてここバガン。広大な平野に残る3000以上もの仏塔、パゴダ、寺院群であり、一度は見てみたいバケットリストのひとつでした。先ずは気球に乗って全体を見回してみること。政情が安定していた頃は毎朝、35基ほどの気球が挙げられたらしく、それは凄い光景だったはず。でもこんな内戦状況下でその朝は3基だけ。でも上がっただけラッキー。日によってはキャンセルになるから。果たしてビルマの古都バガン上空から3000余りの仏塔群を眺める気球ライドは文字通り最高でした!またしてもバケットリストのひとつにチェックマークが入ったことに感謝いっぱいです。最後、ゆっくり落下した後はお祝いのシャンペンと軽食でみんなでおしゃべり。気球ガイドは世界中で気球を上げているドイツ人で、先月はトルコのカッパドキアで、その前はタンザニアのセレンゲティにいたんだよと言ってました。気分次第で風まかせ、世界中で気球を上げるのが趣味であり、生きがいであり、お仕事、というのもなかなかいいですなー。 早朝、気球が上がります。チームワーク! バガン上空で日昇!3000余りの仏塔パゴダ群が輝き始めます。 世界中で気球を上げているアンディさん、なんていいライフスタイルなんだ! かつては毎朝35基ほどの気球がバガン上空を舞っていた! それはさぞかし見ものだったことでしょうね!翌日はその上空から見た仏塔群を、今度は自分で電動バイクをレンタルし、広大な平野を縫うようにして古代ストゥーパ、寺院群を一日じゅう訪れてみました。とてもじゃないけど3,000箇所を全部回ることはできないけど、気の向くままに広範囲の仏跡群を周ることができた。そしてあちこちで密かにアンダラ、シヴァグリッドのための祈りとご奉納をすることができたことに、あらためて大いに感謝です。驚くべきことは、3000余箇所の祠に奉納されている仏像がみなそれぞれの個性と特徴を備え、一つとて同じお顔のブッダがいないこと。なんとも幸せな一日でした。 気球の翌日は地上を這うように、仏跡をたくさん回りました。この中国製Eバイク、乗り心地も使い勝手も正直、最低。でも行きたいところには行けた。 とにかくたくさんの仏塔、パゴダ、寺院を回りました。 ナツメ?みたいな実を干してた。 驚くことには、ふたつとて同じお顔の仏像はない。それぞれにとっても美しいのです、翌日は、電気がついて、いらいらするくらいスローなインターネットでやっと予約できたマンダレー行きのバスに乗りました。マンダレーにはイスラム教徒も多いようで、朝は大音量のアザーンで目が覚めた。この古都を回るのだが、たとえば王宮には軍が占拠していて入れないとか、街のあちこちで内戦ゆえの制限がいっぱい。それでも市民は懸命に日々を生き延びていて、私もそんななか行けるところを回りました。有名なマンダレーヒルに登ったり、何と729といわれる白亜の小仏塔が林立するクトードーパゴダで紺碧の青空との対照に感激したり、圧巻の総チーク材造りのシュエインビン僧院の見事な彫刻群に唸ったり・・・夕刻には有名なチーク材のウーベイン橋を渡り、美しい夕日が沈むのを見届けたり・・・と、楽しませていただきました。私がマンダレーを出た後に、ここであのマグニチュード7.7の巨大地震が起こり、私が見て回った多くの建物が倒壊し、3,800人ともいわれる死者数を出したのでした。心は平安ではいられません。 古都マンダレーでもたくさんの寺院を回った。今ではあの地震で崩壊した寺院もあるとのことで・・・胸が痛いです。 白亜の仏塔が700体も林立するクトードーパゴダで:ミャンマー人の女性たちはなんて細いの!羨ましい~ マンダレーの最後は夕日スポット、総チーク材でできたウーベイン橋から~美しい夕日を眺めました。ミャンマーの旅はさらに奥地へと入っていきます。せっかくならインレー湖にまで行ってみたくなったのです。この秘境への旅は次回に続きますので、どうぞお楽しみに!いまアリゾナを離れ帰宅するにあたり、新月のセドナのボルテックス上で見た多くのUFO軍団や飛行物体に思いを寄せれば、いや~、この惑星は実に大きな試しと人類の選択のときを迎えているなーと。今こちらに向かっている3Iアトラスもきっと、こんな地球人たちをチェックしに来ているのかも?なんて思っちゃいます。前代未聞のワクワクが止まらない時代をいま生きている、生かされている、このときを自分で選んできたこと、考えてみて。人類の集合意識が今回は何を選ぶのか?楽しみでもあります。不要な恐れは振り払い、ハラワタの感覚にのみ従ってワクワクな毎日を過ごしましょうね。だんだん寒くなっていく日々。冬至までが一番暗いときです。朝起きもツライ。同じく惑星レベルでも、今が一番暗いとき。これまでなら決してありえなかった闇が次から次への浮上し、どんどん光があたっていく。そんな周辺のドラマをジャッジしてるヒマがあったら、そして混乱したらイメージでいいから熱気球に乗ってみて、もっと大きいところから状況を俯瞰してみるのもいいですね。ときどきそうやって自分の今の立ち位置を確認してみることは大切。深呼吸して、また大地を踏みしめて歩き出しましょう。もうすぐ人類が迎える真の宇宙時代。それがどんな夜明けになる(する)るのかは、私たち一人ひとりにかかっていますよ。いまちょうど季節の変わり目、どうぞご自愛くださいませね。ナマステ~!
2025年10月24日

夏の間、様々な色鮮やかな花を咲かせていたサルスベリの並木も、今はすっかり花を落としています。確実に秋がやってきている気配とともに、周囲の杜の木々も少しずつ色づいてきました。先日も夕方近所を散歩していると、普通に彼岸花(曼珠沙華)が咲いているのを見つけ、え?っとびっくりしました。そう、いま、まさにお彼岸ですよね。野生化したおしろい花も道端にいっぱい咲いていて、芳香を放っています。これだけクレージーな世の中になっているのに、自然のなかにいるときはほっとした幸せ気分になれます。今日は新月です。 散歩中、道端で曼珠沙華見つけた!WOW~アラバマで出会えるとは思っていなかったー!旅の続き:スリランカを出た私は、南インド、カルナタカ州都バンガロールへ飛びました。ここは何回目?10年前は友人の息子さんの結婚式にお呼ばれして訪ねたこともある。今回も友人宅に3泊させていただき、スリランカの僧院生活から少しずつ現世復帰しました。友人宅に到着するなり、これから親族の法要プージャがあるからと一緒に行くことを告げられる。お抱えの運転手が車を回し、会場に到着。前回の結婚式でお会いしたことのある人たちも何人もいて、みんな私のことを覚えていてくれてびっくり!法事が終わると皆は上の階へ移動。そこには軽く二百人?以上分の長テーブルが並べられていて、友人の家族らと並んで座ると、きれいな緑色のバナナの葉っぱがさっさと手際よく敷かれていった。そうそう、これが南インド式の定食スタイル。もちろん全員ベジタリアンです。皆はそれぞれに配られるペットボトルの水を振りまいて、まずこのバナナの葉をささっとすすぎ洗い、ついでに自分の手も洗ってる感じ?するとその葉っぱの上に、大きなバケツ鍋に大量に用意されたごはん、パパド、チャパティ、ありとあらゆる種類のベジカレー、サンバル、ラッサム、チャツネ、ヨーグルト、甘いお菓子・・・・とドーティ(腰布)巻いた給仕人らが次々に配膳していく。もう結構です、と合図しないと、どんどん盛り付けていくから要注意。質素な一日一食だった僧院生活とは大違い。私が南インド式のカレーが大好きなのを知っている友人は、毎日得意なカレーを作ってくれて幸せだったな。インドに暮せば、彼らがあの各種スパイスの使い方が上手いせいか?ベジタリアンで少しも物足りなさを感じないし、誰でも問題なくベジに”改宗”できるのでは?と思う。そうそう、バンガロールでは私、今回またアガスティアの葉をよんでもらったのでした。地元に住む友人と一緒に出かけたのですが、今回、これってかなり怪しいと思いました。以前は何回かシュカの葉を開けたときは、うん、本物のナディだと信憑性を感じられたけど、今回のは、あの有名なアガスティアのナディとして日本でも注目されている人だったからちょっと期待していたのに、まったくもってがっかりで、あちこちでこれって詐欺だよねって何度も思いました。もう決して行かないだろうし、行く必要がないです。せっかくだからとエンタメ気分で行ったのがまずかったのかな。そもそも予約の時間に45分くらい遅れて現れるし、ごめんなさいでもないし、そこから私の葉っぱを特定するための、いわゆるインタビューが始まったわけだけど、それを私がメモしていると怒るわけ。本人は鼻歌歌いながら何かノートに書いている。これって、生年月日は最初に聞いてきてるわけだから、それだけで個人の占星チャートはすぐできちゃうよね。チャートを作ってたんだと思う。そしてそれを適当によんでいるだけだったと思う。葉っぱを読んでいるのではなくてね。そして何歳のときに病気になるけど、レメディとしてなんちゃらプージャをやれば回避できるし、それは代行して自分がやってあげる。一日100ドルで48日間続ければ、すべてのカルマが消えるのだとかのたまう。よくもまぁ~!そしてカンダム読みながら?しょっちゅう携帯電話に出ては、誰かとおしゃべりする。よってリーディングは何度も中断された。何これ?その昔、カンチプラムでアガスティアの葉っぱを開けたときは、かなりの確率でいい線いっていた。マイソールで開けたときもかなり納得できた。なのに、日本で一番有名なこの人物がこのレベル?そして誰よりも高い料金をふっかけてきた。きっと普通の日本人が問題なしにどんどん払うからでしょうね。困ったもんです。もし自分も葉っぱを開けてみたいという方がいらしたら、どうぞご注意くださいね。ハンピは20代のインド風まかせ一人旅の時から気になってはいたものの、まだ行けていなかった憧れの秘境の地でした。40年かかってやっと行けた。アクセスがあまり良くなくて、だからこそ、現在はユネスコ世界遺産になっているこの広大な巨石と寺院遺跡群の異次元世界は護られてきたのかも。今回はせっかくバンガロールに行くわけだしと、友人らに驚かれながらも大丈夫だからと説得し、お別れを言って夜行バスに飛び乗ったわけです。夜9時半にバンガロールを出たエアコン付きの快適な大型寝台バス、正解でした。清潔で安全で、しっかり眠ることもできて、飛行機の下手なエコノミークラス席より勝ってます。 夜行バス内、カーテンでプライバシーは守られるし、消灯後は快適に眠れました。バスはデカン高原を夜中じゅう走り、明け方4時半にハンピの玄関口、ホスペットに到着。840ルピー、1400円ほど。タクシーを手配してたら数万円だものね。夜も明け切らぬ時間に、突然知らない町の道端に降ろされて・・・そこからはトゥクトゥクに乗ってハンピへと向かいました。薄暗い明け方、風を切って走るオートリクシャーは寒かったな。広大なハンピ遺跡での移動手段は個人でトゥクトゥクとかタクシーを雇うしかない。私は夜が明けた頃に店先でチャイを飲んでいたときに出会ったトゥクトゥク運転手を3日間雇うことにしました。ハンピの宿はここの代表的な建造物、ヴィルパクシャ寺院のすぐ近くにあり、こじんまりした町なかはバザールでも、レストランでもどこへでも歩いて行けるのが便利です。でも村の人々はいま、どこにどの国から来たどんな人が泊まってるかとかもすぐさま村人らに知れ渡っているっていうことでもあります。ヴィルパクシャ寺院へも毎日出かけました。そのまま上の方へ広がっている遠大な丘、巨石群の岩山を歩いているだけで、すごくパワフルで気が上がるのがわかります。ここからの日没も最高で、まるでどこか別の惑星?にいるかのような景観に出会うことができます。 宿からすぐのヴィルパクシャ寺院へはよく歩いて出向いては、その広大な丘を散策しました。ただただAmazing! です。いやはや、それにしてもハンピ、ハンパじゃない(!)摩訶不思議な巨石がゴロゴロ点在し、ドラヴィダ様式の多数の寺院群や廃墟跡が残る謎のエンパイヤ(帝国)は、ある日突然消えてしまったのです。近年になってイギリス人の探検家に再発見されるまでは、400年間というもの、その存在すら忘れ去られていたという、まさに幻の都なのです。乾燥したデカン高原の気候も手伝って腐敗もなく、寺院群はかなり良い保存状態で今なお建っているわけ。この広大な土地に点在するすべての寺院や建造物を観て回る壮大なアドベンチャーには、やはり3日では足りない。運転手は限られた時間内で代表的な寺院群を効率的に回る旅程をたててくれた。それに行く先ざきで放っておいてくれたので良かった。よくある団体ツアーで、旗の後についていくのも、集合時間通りに集まるのも苦手な私には有り難かったです。ある時なんて野放しにされた私が2時間たっても戻って来ないから、運転手はバイクを借りて私を探しに来たくらいで・・・彼が連れていってくれた場所はどこも南インド色満載で、とても楽しかった!カディランプラ村から北上して50分くらい?走ったところにあるハヌマン寺院。いつもハンピ中心地から遠くに巨石の山頂に立つ建物が何かな?と眺めていただけだったけど、それがサルの姿をした神様、ハヌマンを祀った寺院でした。寺院入口で降ろされ、山頂まで長い長い575段の階段を登りましたよ。道中もたくさんのサルたちがいます。ハヌマン信仰の参拝者らはみな一様に、Jai Shri Ram! (ラーマ万歳!)とかなり大声で唱えながら息を切らして階段を登っていきます。あちこちで下界に広がる美しいハンピの絶景を見下ろしたり、面白い壁絵の写真を撮ったりとゆっくり30分くらいかけて頂上へ。頂上にあるハヌマン寺院の鐘を鳴らした後は、さらにその上に広がる巨石群を歩き回ってみました。このアンジャネヤの丘こそハヌマン神の生誕地とされ、信者らにとっては大切な聖地なのです。ハヌマンは「ラーマヤーナ」ではシータ姫を探すため、伝説の橋をエイッとひとまたぎしてランカ(スリランカ)へ渡ったわけです。ここでハヌマンの愛を感じながら、ハヌマナーサナとアンジャネヤサナの(三日月のポーズ)をとってみた。アンダラとシヴァをご奉納できたし、ほんとに来てよかったです。 丘の頂上にあるハヌマン寺院への参道にはお詣りグッズがいっぱい売られていた。 参道道中にはあちこちに、ラーマ万歳!と書かれ、参拝者らを鼓舞している。 頂上のハヌマン寺院前で鐘を鳴らした。 巨石の岩山、アンジャヤーネの丘には参拝客らが絶景を背景に写真を撮っていた。岩と岩の割れ目に落ちたら大変です!翌朝は5時半に宿を出て、リクシャーの運転手が連れていったのはサンライズポイント、マルヤバンタ・ラグナタ寺院のある丘。まだ夜が明けきらぬ暗闇のなか、スマホのライトで岩山の道を照らしながら丘を上ります。私たちが一番のりだった。丘の上で一人、ヨガと瞑想をして日の出を待ちました。しばらくすると同じく日の出を目当てにした観光客らもガイドに連れられて登ってきた。それとイタズラ好きの野生の猿がいっぱいいる。この丘から臨む壮大な日の出は、まさにコスミックな畏敬の念に圧倒される神秘体験でした。ここにもアンダラ、シヴァを納めることができていっそう感激です。 だんだん明けていく絶景のなか、サルたちと瞑想してサンライズを待ちます。 巨石群に神々しい陽が昇りました。自然に合掌です! せっかくだから運転手さんにも登場していただきました(笑)!連日、たくさんの寺院や王宮建造物を回りました。なかでも有料エリアのヴィタラ寺院はやはりハイライトかも。まさにヴィジャヤナガラ建築の最高傑作で、ここにはクリシュナ神のアバターの一つであるヴィタラ神が祀られています。本殿前にあるチャリオット(戦車)形のガルーダ神殿の前には大勢の観光者らが集まっていました。すべてが精緻な彫刻が施された石でできているのが凄い。本殿も基台部分から内部の柱から何から、素晴らしい見事な彫刻づくめで、その保存状態の良さにも感銘を受けます。 チャリオット型のガルーダ神殿、ハンピのシンボル、これは見ものです。 すべてが石造り、実に精巧な彫刻が施された車輪もWOW!ドゥルガ寺院も印象深いところだった。ドゥルガはシヴァ神の妻、恐るべき戦いの女神ですが、ここではオレンジ色の袈裟を着た行者も何人か見かけました。参拝者も多く、無料のターリー、食事も提供されていましたね。この寺院の奥には大蛇が住んでいるんだが、あるとき人を食べてしまう事件があったんだよ、なんて話しを歩きながら自然にしてくれた一人のサドゥとは歩調が合ってしまい、既視感満載、初めて出会った人とは思えなかった。そのエリアは今では閉鎖されていて大蛇様には会えなかったけど。 参拝者らの祈り、願いが込められた寄進袋がたくさん、木に鈴なりにぶら下がっていて目をひく。それから川に出て、珍しい御椀のような竹カゴの手漕ぎボートに乗った。見ていても船頭さんがクルクルと御椀を回して漕いでいくので楽しそうで、一度乗ってみたかったのです。コレカルというらしい。船頭さんは乗り合わせた私たちを乗せてクルクルと川を漕いでいき、途中、本気で回すぜ~!と叫ぶや、ほんとに目が回るようなスピードでコレカルを得意げにクルクルと回転させた!みんなキャアキャアと大はしゃぎ。御椀は丸型なので川をまっすぐは進めないから、つねにクルクル回しながら進むわけ。予想通り、楽しかったなー。 竹を編んで作られたお椀型のコレカルボート クルクル回りながら乗っていると、だんだん日が傾いてきた。大変!日没までにマタンガの丘の頂上まで登らなきゃ!お椀の舟から降りると、サンセットを見に近くのマタンガの丘へ。もう夕日が傾きかけていたから、なんとか日没に間に合うようにと急ぎました。300段以上の階段プラス巨石の上を這いつくばるようにしないと上がれないところもあって結構大変だったけど、絶対に頂上でサンセットを見る!と決めていたから頑張った。そして6時18分の日没の2分前にようやく頂上に到着!いや~~~~最高!素晴らしかった~~!!ハンピのサンライズとサンセットはまさに異次元レベルでWOW!です。 巨石の上を這うようにして登らないといけないところもいっぱいあった。 日没2分前にやっと登りきった!コスミックな絶景に感激です。 日没時、祠からガヤトリマントラが響いてきて、さらに感激!ここにもご奉納できたことに感謝です。日没を眺めていると上のお寺、祠の方からガヤトリマントラが聞こえてきた。私もガヤトリマントラを唱えながらその方向へ向かうと、一人のヒンドゥー僧がにっこりしながら、このマントラ知ってるんだねと声をかけてきた。そしてこのヒンドゥー教最高の読経にしばし浸っていました。でもこのマタンガヒル、山道が照らされているわけでもないから、下りる頃には真っ暗闇。足を滑らせないように気をつけないといけない。同じく下りる人たちとスマホのライトで照らしあったり、手を引っ張りあったり助け合いながら降りました。あの人達とはもちろん初めて出会ったわけだけど、そして暗闇で顔もまともに見えないけど、みんなやけに懐かしさを感じる人たちだったな、という肌感覚だけははっきり覚えています。ハンピで訪れたすべての場所が素晴らしいタイムスリップ体験だったともいえるかも。そしてここハンピの後で向かったのが、あの12年に一度のヒンドゥー教最大の祝祭、クンブ・メーラだったのです。参加者のべ7億人のその一大イベントのお話は以前、すでに興奮のうちに共有している通りです。その後インドを出て私が次に向かったのはミャンマーでした。ここからの続きは次回にいたしますね。 またしてもデラックス夜行バスでバンガロールに戻り、いざ待望の、あのクンブ・メーラを目指したのです!もう街はすっかり秋めいてきて、気が早い人たちはすでにハロウィーン気分です。今日は新月、明日は秋分の日と、またしてもパワフルな時期に入ってきました。この2つが重なるのはとても珍しいらしい。新月はリセットのとき。どうぞグリッドにのって祈りと黙想を共有してくださいね。もうすぐ10月。レッド・オクトーバー。混迷を極めるばかりの表層の現象にとらわれることなく、内なる揺るぎない真実を確認して、この秋もJOYフルにお過ごしくださいね。秋の恵みに感謝、感謝でいっぱいです!ナマステ~!
2025年09月22日

お盆も過ぎた頃から、夕方のセミしぐれの音量も少しずつ下がってきたような?毎日のように夕方、近所を散歩しているのですけど、この頃は夏の粗熱が取れた感じ。早朝はひんやりするくらいで、気がつけばもう9月とは!8月の新月にはやっとのことで、オラクルハウスから引っ越したプレマシヴァ様と、さらにあらたに二体のシヴァ様を新居に建立することができました。 先ずはプレマシヴァを建立しました。 次に、大木の株がそのまま、まさにシヴァ2の舞台になりました。 そしてシヴァ3は、家の杜の大きな木の下に設置しました。もちろん息子の協力なしには、シヴァ様は微動だにしないから(苦笑)、運搬から土台の準備作業から実際の建立までの一切、全部を手伝ってくれた彼にはもう、感謝、感謝です。無事に建立の儀式、祈りと感謝を奉納することができました。これにて日本じゅう、世界中の有志の皆様とともに設置してきたシヴァグリッドが繋がって、オンラインになりました!このご報告ができる日が来たことを、私はとても嬉しく感じているんです。引っ越しして2ヶ月たつけど、荷解き作業がやっと大方済んだかな、という状況です。それというのもばーちゃん行が多忙過ぎて、まとまった時間がなかなかとれないからでして・・・整理、片付けしながらの作業はまだしばらく続きそうでヤレヤレ・・・です。ウチの赤ちゃん、離乳食が始まっているけど、ベビーフード以外は何でも食べてくれる(笑)から、それは助かってます。わざわざ「ベビー食」を準備しなくても、下の2本の歯だけで(笑)、なんとかなってる?のが不思議で笑えちゃう、可愛いちびまる子ちゃんです。先日、フロリダ州オーランドで娘の学会があったのですが、娘はせっかくだから皆でファミリーのバケーションにしたいと言うんです。じゃあその週末はやっと自分は留守番役にまわり、ばーちゃん行もお休みできる!と内心ホクホクして楽しみにしていたのです。が!娘たちはそれはダメ!と。勝手に私の分までディズニーワールドやシーワールドのチケットまで予約してあったことを知ってええ~!?私、自分のチョイスだったらディズニーランドもワールドも決して行きたいとすら思わないけど、孫たちのためなら仕方ないか・・・とハラをくくって同行することになりました。息子がまた可哀想に、片道9時間の運転。ほんとにお疲れ様です。でも子どもたちだってじっと9時間座り続けるわけはないから、駆り出された助っ人は結構大変だった。少なくとも少しもバケーション気分にはなれなかったというか。私、ディズニーワールドを訪れるのは30年ぶりか?娘がまだ小さくてほとんどのライドにも乗れなかった頃。あの時も子どもたちのために行った。今回はその子どもに頼まれてほぼ無理やり、孫たちのために行ったことになる。今回も孫たちはまだ身長が足りなくて、乗れるライドはごく限られていたけど、それでもすごくテンション上がって楽しそうだった。もうひたすらご奉仕の3日間でした。子どもたちはしっかり昼寝したから、最後の花火の打ち上げの時間はバッチリ起きていて、肩車されながら狂喜して花火を見上げていましたよ。連日の花火だなんて、あれはやっぱりディズニーだからこそ成せる技の凄いところかな。私にとっては、みんなの喜びの表情を見れたのが何よりの喜びでしたね。 子どもたちは夜遅くまでご機嫌だったけど、パパは大変だー。 この夜の花火もフィナーレまで見届けられた!今どき、ウチみたいな三世代同居世帯というのは減少の一途をたどるばかりで、日本でも一割を切っているらしい。ましてここ米国ではごく珍しいわけで、そんな統計に自分が入っているとは、と少し驚いています。さて、旅の話ですが、私がスリランカを出国して次に向かったのは、南インドのバンガロールでした。今また旅先にいるため、そのインド編~は次回に回しますね。いよいよ9月。俗にサイコティック・セプテンバー。ますます気忙しくなりそうな予感です。一見クレージーにしか見えない、思えない多くの事象が起こっていくこの時勢にあって、自分の振れ幅を乱されないよう、意識的に呼吸するようにしてくださいね。次の新月は9月22日、秋分の日は23日と、パワフルな展開になる実りの季節の始まりです。自分が撒いたものが収穫されるのです。秋分の日にはまた大きく次元上昇が加速しそうな勢いですので、呼吸を整えておきましょうね。シヴァグリッドもオンラインになりましたので、どうぞご自分のいらっしゃるところから、ぜひ、新月の祈りにグリッドでご参加くださいませね。さあ、たくさんの秋の実りと恵みを受け取る準備はできていますか?それでは旅先からナマステ~~!
2025年08月31日

7月ももうあっという間に過ぎていくばかりで、どうしよう。私は腱鞘炎の痛みに耐えながら、連日ばーちゃん業(行)に明け暮れる毎日です。こんなふうにしてここ南部アラバマ州の鬱蒼とした緑の杜のなかの大きな家で暮らすことになろうとは、まさか夢にも思っていなかった。ここは毎日のように一回は雨が降るのでもうしっとり。アリゾナ時代とは正反対。たしかに湿気はあるけど、日本の夏やアジア諸国の気候をよーく知っている私からしたら、これはまだ余裕で快適レベルです。先日気がついたんだけど、屋敷の杜のなかに朽ち果てそうな看板があって、そこにはBird Sanctuary って書いてありました。野鳥保護区?まさに鳥たちの聖域で、たしかに実にたくさんの種類の鳥たちを見かけます。 家の杜のなかでバード・サンクチュアリの看板を見つけた。たしかにここにはたくさんの鳥たちが住んでいる。鳥の鳴き声もすごいけど、それに負けないくらい凄いのがセミしぐれで、ジージー、カナカナ、ニイニイ、チッチ、シャー、あれはヒグラシかな?みたいのとか、とにかくミーンミン以外のいろんな鳴き声がうるさいくらいに聞こえてきます。それに夕暮れになるとやたらピカピカと光るものが。。。。!それは久しく見ていなかったホタルの群れ!WOW! 嬉しい~~!何だか予想だにしなかった毎日です。そんなわけで、なんと家の煙突の中にも鳥の一家が巣を作って住んでいたんですよ。朝も夜も家の中で鳥たちの鳴き声を身近に聞こえるなんていい感じ、って最初は思っていたんですが、そのうちなんだか鳥の家族が増えてる?さえずりどころか、けっこううるさい鳴き声が家じゅうに響くようになってきた。息子が言うには、雛たちに与えるエサを探しにいった親鳥らが戻ってくるときにベビーたちが騒がしいんだという。で、どーするの?といってから数ヶ月たったけど、雛たちが飛び立つまで待ってあげようと思って・・・を繰り返していた優しい彼。でも娘もそろそろ何とかしてよ、と声に出すようになって、どうしたら出ていってもらえるだろうか?といろいろ調べた彼。ラベンダーの香りが嫌いらしいからと大量に精油を垂らした布を置いてみたけど、効果なし。じゃあ煙作戦でいくかということで、こんどはホワイトセージをいっぱい焚いたら、自分たちも孫たちもむせ返るほどだった(笑)けど、これで最後の一匹が飛び去るのを目撃したと息子が報告してきた。たしかにその夜から静寂が訪れたのでしたが、なんだか彼らがいなくなってしまってちょっと淋しい感もあったり・・・。いろんなことがありますね。そうそう、先週末には、最寄りの大都会アトランタまで出かけてきましたよ。片道2時間。ジョージア州に入ると東部時間なので1時間進みます。ここの水族館は安くない入場料を払うだけの価値がある世界レベルの素晴らしい施設です。夏休みの週末だったこともあり、ものすごい混み具合でした。一枚ガラスの巨大なトンネル状水槽のなかを迫力満点の巨大なジンベイザメやマンタがゆうゆうと泳いでいるのを見るのは、もう感動もの。イルカのショーもラッコのショーもすごく楽しめて、カミちゃんも大喜びでした。楽しすぎた後は引き揚げるのがまた一大チャレンジだったけど。 ジョージア水族館、巨大なジンベエザメやマンタや・・・がゆうゆうと泳いでいた翌日は韓国人が多いエリアでスーパー銭湯サウナへ。久しぶりに韓国式アカスリもしていい気分になれました。お客さんの大半が黒人で、周囲で黒人女性特有の、あの棚のように張り出した大きくて立派な裸のお尻がいっぱいゆっさゆっさ揺れる姿というのは、やはりここ南部ならではなのかも。そして近くのアジアンスーパーで納豆その他、日本の食材の買い出しをするのも大切な旅程のひとつ。でもそのうち、今度は自分で納豆作れるかどうか、試してみようかと思っているところです。納豆って国外だと高価で贅沢食材なんですよね。こうやってたまには杜から都会に出てみるのもいいもんです。 さてさてスリランカの旅の続き。シギリヤロックの後は、ダンブラの石窟寺院を訪れてみました。ここも世界遺産に登録されているらしい。長~い階段を登っていくのですが、朝から暑いし、けっこう息切れがして大変。頂上では土足厳禁なので靴を預けて(有料)石窟寺院群を裸足で巡ります。ここの無数の仏像たち、天井に描かれた仏画、壁画の保存状態は素晴らしく良好!スリランカの仏さまたちのお顔はなんかこう、優しくてほっこりできます。ここを皮切りに今回のアジアの旅で、私は果たして何体の仏像に出会ったことだろう?おそらく数百、数千体だと思うけど、それぞれがユニークなお顔の表情や仕草をしていてとても個性的。同じお顔の仏さまはいないことは驚きですね。石窟周りの後、外には美しいブルーロータスが咲いていて、これには心から癒やされました。 第1から第5まで石窟寺院の中は見事な仏像や天井画、壁画でWOW!その後、キャンディの町に出たのですが、途中、スリランカのちょうど真ん中あたりは有名なスパイスファームが点在しており、アユルベーダの勉強のためにもと一箇所、立ち寄ってみました。広大な敷地内に植えられているさまざまなスパイスを案内しながら、その効用を説明し、ハーブティーが出されたりして、最後はお土産屋でツアーを終えるという典型的な手法。街なかの店で買うよりゼロが2つ?くらい多い、観光客をあてこんだあれです。ガイドもかなりしつこいからやっかいですね。キャンディのホテルで休もうと思ってたら、その夜はキャンディアンダンスのショーがあるよと教えられて、行ってみることにしました。その日しかないからね。ファイヤーダンスも含め、なかなか楽しめた伝統的なショーが終わって外に出ると、ちょうど仏歯寺に向かう人々の列が。どうやら今からプージャが始まるらしく、そんなことならとその列に加わってお寺に入っていきました。八角堂に入る前から、通りにはお供え用の鮮やかな生花店が立ち並び、御香の香りが漂い、マントラを唱える読経が響き渡っていて、ここが神聖な信仰の場であることが伝わってきます。ここは仏歯寺の名前のとおり、ブッダの歯が祀られている重要な仏教寺院で、ユネスコ世界遺産にもなっています。内装も実に美しく、きらびやかな階段や室内装飾を見ながら人々の列についていくとやがて、仏歯が祀られている場所の前に出てきました。荘厳な太鼓の鼓動が響き渡るなか、押し寄せるばかりの大勢の人々が次々に鮮やかな生花を捧げ、献金し、祈っています。年1回の盛大なお祭り(ペラハラ)では、ゾウがこの仏歯を背中に乗せて街中を練り歩くのです。 仏歯寺へ続く沿道には、お供え用の香り高き生花を売る店が立ち並んでいる 仏歯寺のプージャへ。荘厳な雰囲気で太鼓が鳴り響きます。 人々の列に加わって進むと、仏歯が祀られている場所へ出た。敬虔な祈りを捧げる人々が後を絶ちません。私はキャンディのペラハラには時期的に行けないので、ちょうどその週末にコロンボ郊外のケラニヤで開かれていたドゥルトゥペラヘラ(お祭り)を見に行けたことはとってもラッキーでした。1月の満月前夜からドゥルトゥポヤデー(休日)の特別4連休に開催されたその仏教の盛大なお祭り。それは国民が仏教に寄せる深い信心を身近に感じることができた感動の時間でした。何しろ夕方5時前から人々は沿道脇で席取りを始めて、私がやっとホテルに戻れたのは真夜中の1時を回っていたから、ゆうに半日以上もそのお祭りの場にいたことになります。仏教色の青、黄、赤、白、橙の仏旗や吹き流し、垂れ幕、法衣が街中に飾られており、えんえんと続く壮大な大行進のなかにはあちこちに巨大なアジアゾウが30頭ほど混じっていて、同じく仏教色の衣装と電飾鼻飾りをつけて大通りを長時間、練り歩きます。数時間も!決して飽きさせない見事な行列、趣向を凝らした参加者らのパフォーマンス、もうWOW!の連続でした。宿で出会ったスリランカ人女性らも同じくペラヘラを見に来ていて、彼女らが言うには、ここ、ケラニヤのペラヘラは特別なのよと。どういう意味?と聞くと、有名なキャンディのペラヘラはここに比べるとさらに数倍の大規模な行進が長時間、延々と展開されるらしいが、ダンスはごく伝統的なスタイルが何度も繰り返されるだけだという。なのに、ここケラニヤのはいかにもアバンギャルドというか、伝統を破った新しいスタイルが多いと。私も沿道でずっと見ていて、少しも飽きないのはその斬新な踊り、トランスジェンダー的要素を大いに取り入れた斬新なパフォーマンスのせいかもと感じていたところだった。男性ダンサーたちはみな、いかにもどぎつい化粧で女装していて、指先のひねり方から腰の振りからしてまさに女性のよう。すごく綺麗。だからショーとしては見せる(魅せる)わけで、半日いても少しも飽きなかった。これも時代を反映しているのでしょうかね?伝統的仏教徒からしたらとんでもないことなのかもしれないけど、ショーとしては実に楽しませていただいた私としては、ケラニヤのペラヘラを見ることができて感謝しています。トランス自体の良し悪し云々とはまったく別のレベルで、ですがね。 賑やかなパフォーマンス団や楽隊、巨大な30頭のゾウさんらも混じって、行進が町なかを練り歩きます。翌朝、スリランカの仏教徒なら死ぬまでに一度は訪れたいと願うそのケラニヤ寺院に歩いて出かけてみました。お祭りの翌朝、たくさんの白装束の仏教徒らが寺院のあちこちで祈りを捧げ、読経をして集っていました。この国の仏教信仰はいまなお強く日々の生活のなかに根付いていることを感じます。 ペラヘラの翌朝、ケラニヤ寺院には白装束に身を包んだ人々がたくさんお詣りしていました。 スリランカ仏教は、人々の日々の生活の一部として深く根付いているそのあと、長距離高速バスで私はスリランカの南端の町の僧院で暮らす友人を訪ねました。彼女がスリランカ仏教に帰依して頭を丸め、出家しているこの僧院でしばらく過ごすためです。ここでは食事は基本的に一日一回。お坊さんたちは昼以降は一切食べない。ジュースならOKらしいが。与えられた質素な部屋は、インド洋の潮騒がどーんとうるさいくらいに打ち寄せる断崖絶壁に立つ家の一室。電気がつくのは一日のうち、ほんの数時間だけ。シャワーはお湯なし。ACも、もちろんネット環境なんてなし。窓にはスクリーンなんてついていない。あたりには蚊もいっぱいいるけど、ここだけは真下が海で潮風が吹くからか、窓からも蚊はほとんど入ってこなかったことだけが助かった。日中は暑いし、湿気は限りなく体感100%。しょっちゅうある停電のとき、唯一明るいのはホタルの光という、笑えないほんとの話。 僧院の敷地内にはこんな立派なアリ塚がいっぱいある。これでパックするとミネラル豊富で最高なんだって! インド洋の荒波が打ち寄せては砕ける断崖絶壁の部屋に、しばし滞在しましたそんな環境にしばらくいると、いろいろと不要なものが削げ落ちていきます。俗世での生活ではいつのまにか、こんなにも不要なものをいつの間にか掻き集めていたことに気がつきます。まったく何もないから、瞑想するくらいしか他にすることがない。外に欲しいものがないと、内側に向き合うしかない。マトリックスの嘘に気づくには最高のセッティングです。こういうところに身を放り投げてみて、内なる宇宙への旅に出るというのも、これまた最高の冒険です。しばらくすると、外の世界に「戻る」のが嫌になるほど。でも私にはインドが待っている。僧院暮らしの終わりにスリランカ産の最高級シナモンと胡椒を手にして、次なる旅は南インドへと続いていく話は次回に~。いま、日本も世界も、容赦なく大きく変容を遂げていますね。新世界に向けて不要なものは、今のうちにそぎ取っておくのがいいですね。そして特にスターシードはニューアースへのビジョンを明確にしておくこと。そこで何をする?そして身軽に、気軽に、楽しく変容の旅を続けましょう。夏真っ盛り。十分な水分と栄養補給して、元気で乗り切ってくださいね。また次の新月にグリッドでお会いいたしましょう。ナマステ~!
2025年07月30日

気がつけば時はもう7月!?私はいま、ほんの少し前のアリゾナでの自由な一人暮らしとは正反対の、目まぐるしく一日が過ぎていく孫たちとのアラバマでの日々に翻弄されているばかりで、自分のための時間なんて皆無?っていうくらいの多忙さの真っ最中におります。気候も真逆。乾燥したアリゾナの砂漠気候とは打って変わって、ここはいま雨季なのか、連日午後になると雨が降り、雷がとどろいて周囲の緑の杜を潤していく。とにかくもう生活のすべてがひっくり返った別世界の感じですよ。まだまだ荷解き真っ最中で、しばらくはもう大変そう~~。アリゾナからの引っ越しは一回だけで済むはずもなく、2回めも義息子が飛んできてくれて、またトラックをレンタルしてアラバマまで運転してくれました。2回目はさすがに最大の26フィートトラックは要らないだろうと、15フィートを予約していたんです。それで積めないものは捨てていくつもりで。そしたらなんと前日にレンタル会社から電話がかかってきて、無料で26フィートにアップグレードしますがいかがですか?という。えー!?それって2千ドルの差額なわけ。じゃあ、そのようにお願いしますと。きっと全米ネットワークのトラックレンタル会社、きっとその日は15フィート車近くになかったんだよね。それにアラバマに26フィート車が必要だったんでしょう。いずれにしても私としたらラッキー。息子はまた頑張って、当日雇ったメキシコ人ボーイらをうまく指図して荷積みを終わらせました。しかも26フィート車、しっかり満載状態になったから(!)無料アップグレードには大感謝でした。また長距離運転してくれた息子にも大感謝です。 引っ越し第2弾、またしても26フィート大型トラック荷積みを終えて、息子とジェイミー!さらに一大感謝は、石友ジェイミーへ。引っ越しってほんと地道で骨の折れる、メゲる、とってもシンドい作業なわけでー業者に全宅するなら話は別だけどー、彼女がなんとセドナから片道4時間もかけて!オラクルへ手伝いに来てくれたんです。しかも4回も!4週末とも泊まり込みで、荷造り手伝いから、最後はもう徹底したディープクリーニングまで!プレッシャーウォッシャーで窓を洗い流して大掃除し、床タイルのメジまできれいに汚れを落とし。。。とプロ並みの大活躍。いまなお私も信じ難い、決してあり得ないヘルプ。天が計らってよこしてくれたとしか思えないのです。石、石、そして石・・・が多いから荷造りだけで地道に2ヶ月はかかったから、彼女のヘルプがなかったら絶対に無理だった。とうにメゲていたはず。往復だけで8時間もかかるところ、4回も通ってくれる人なんている?!普通いないですよ。ほんと、石友、石のように硬い友情のゆえにのみ、あり得ないことが起こった、まさにミラクルを見た思いです。ジェイミー、本当にありがとう!そのジェイミーが言うんです。「なぜかわからないんだけど、美保子の家に来ると夜中の3時9分に目が覚める。ゆうべもそう。先週来たときも、目が覚めて時計を見ると3時9分だったの。なんだろう?」って。それでピンときた私はジェイミーに言ったんです。今は亡き息子の命日が3月9日なんだって。そしたらジェイミー、瞬時に鳥肌立って。それでわかったんです。ジェイミーを4週末も私のところに送ってくれるよう手配してくれたのは息子だったんだって。ジェイソン、本当にありがとう!39,サンキュー!さて、あまりにもインドでのマハ・クンブメーラが強烈過ぎて、興奮冷めやらぬうちにと、そのお話を先にシェアさせていただいたのですが、ここからは旅の振り出し部分に戻ろうと思います。それは2025年が明けたばかりの寒い日、フェニックス発ロンドン行き直行便に乗ろうとすると、チェックインカウンターのお姉さんが言うには、なんとその日からたとえ英国に入国しないトランジットであっても、英国へのETA(電子渡航認証)代金10ポンドが課せられることになりましたとのこと。え~~!そんな知らなかった!よりによって今日からとは!!それで搭乗後に急遽、オンラインで手続きする羽目になった。離陸前、地上でまだ携帯電波あるうちにと、冷や汗ものだったけど、携帯で何度も顔写真取り直したり(大の苦手)、四苦八苦しながら、やっと支払いページにまでたどり着き、ようやく完了したとたんに離陸。ホッとしました。それからヒースロー空港までの長い長い10時間のフライト。それなのに空港では乗り継ぎ8時間待ちときた。どうしようか、ロンドン市内に出ようか?とも思ったけど、いや、空港から市内へはかなり遠いし、料金もかなり高い。そんなに市内で過ごす時間なさそうだし、それに寒い冬支度持ってなかったし、ついこの間、船旅でロンドン寄港したばかりだったし・・・で、代わりに空港内のアメリカン航空ラウンジで快適に過ごすことにしました。正解だった。ラウンジだなんて、いやー、そんなこと、かつてのバックパッカー時代だったら決してあり得なかったけど(苦笑)、年相応にこういうのもいいよねと。食事いただいてシャワーを浴びたらシャキッとして、さらに続くこれからの10時間の長旅で目的地、スリランカに向かう元気が出た感じ。さあ、レッツゴー!なぜゆえにスリランカへ?それは、ひとつにはアジアの古代遺跡、今は世界遺産になっているシギリヤロックに登って宇宙へのマイ中継アンテナ建てなくちゃ、となぜか思ったから。単なる直感なのですが、あそこは惑星全体の重要なグリッドの中継地点のひとつだと感じたのです。それにしても遠かった。2日がかりでようやくコロンボ空港に到着。私、前もって入国ビザ取ってなかったから、少し緊張してアライバルビザのカウンターへ向かうと、何のことない、拍子抜けするくらい簡単にパスポートにポンとハンコ押してくれた。無料だし、写真すら撮らない。手書きで30 days (30日)と書いてくれただけ。 そこからすぐ、シギリアロック近くのAir B&Bへ。美味しいスリランカカレーをいただいた後はもう2日間の移動で疲れて熟睡、翌朝はあいにく雨。しばらく雨足が弱まるのを待ってトゥクトゥクに乗ってシギリヤロックへ向かいました。岩山へ登る道に至るまでの巨石群や自然の杜のなかを歩いている時間が、もう何より素晴らしかった!雨の後ですべてがリフレッシュされ、エネルギーがいっそう高まっていて居心地はもう最高で、ずっとそこにいたかったほど。 雨も上がり、早朝いざ、シギリヤロックへ! 登頂前、ライオン広場へと続くエリア一帯が実に素晴らしかった! パワフルな巨石群をいくつもくぐって広場入口へと入場します。シギリヤロックを遠くから見上げると、それは数年前に娘と訪れたコロンビアの「悪魔の岩」、ピエドラ・デル・ペニョールに酷似している。あの時は娘に騙されながら汗だくで740段の階段を登り、やっとのことで頂上までたどりついたことを思い出していました。シギリヤロックは1200段ほどの階段だけど、あれと比べたらもう朝飯前、簡単に30分ほどで登れてもう楽勝でした。 シギリヤ・ロック階段、1200段、岩の高さは195M、楽勝だった。 一方、コロンビアの悪魔の岩、階段は740段、高さは220Mだそう。これは結構きつかった!途中、ときどき下界を見下ろせば、そこは鬱蒼と茂る密林の、まるでインディ・ジョーンズの世界です。さて登りきったところには何もない。残っているのはその昔、こんな岩の真上に王宮を建てたという少しクレージーな王様がいたという話くらい。少なくとも「悪魔の岩」の頂上には美味しいコロンビアンコーヒーや手作りアイスクリームが待っていてくれたのに。岩の上ではイスタンブールから来たという若いヨギ二が逆立ちしていたから、この際、一緒にヨガポーズとって楽しみました。それから大きな紫色の斑点が美しい真っ黒の蝶が飛んできて、ここだよと指し示してくれた場所に、持参したペイソン水晶をご奉納しました。ここスリランカもまたレムリアの地。大きな銀河の中継地点。エネルギーをつないで一人静かに祈りました。そしたら朝はあんなに大降りだった雨も上がって、太陽さえ顔を出してくれて感謝、感謝で下山しました。途中、中腹あたりにある壁画、シギリヤレディーを見ることができて大感激でした。写真撮影は禁止なので画像はネットからお借りしました。この後、スリランカのあちこちを周り、仏教の僧院で過ごすことになるお話は次回へ。 シギリヤ・ロック登る途中、下界を眺めれば密林と巨石と・・・圧巻、まるでインディアナ・ジョーンズの世界だ! シギリヤ・ロック岩の頂上でお祈り、ペイソン水晶をご奉納しました。 岩の中腹にある有名なフレスコ画、「シギリヤレディ」いい保存状態で見られて素晴らしい!今はとにかく、可愛い孫たちの育児に参加する生活で、Baachan ばーちゃんと付け回され、下のベビーには離乳食が始まったところで・・・という一転した新生活に目を回している日々です。それでもなお、1日の始まりと終わりには短くても瞑想の時間を持ち、大元とつながることをしないとやっていけません。とりわけ世の中の現象はますます見せ場を盛り上げてきますから大変ですね。この幕場面でのカギは日本と日本人にあります。一人でも多くの日本人が目覚めますようにと、いつも祈っています。いまこそが出番、本番なのですよ!あー、空が白んできました。こんな時間でないとまとまったことを書いたり・・・はできません。暑い夏の予感です。どうぞ、心身ともにクールに、そしてせっかくなら楽しみながらこの夏をお過ごしくださいね。この頃、コスミックブレスの注文も増えてきました。この季節、ぜひ生活にお役立てくださいね。新メルアドは、MihoCosmic7*gmail.com (*のところに@マークが入る)ですので更新をお願いいたします。7月の新月は25日です。ぜひグリッド上での祈りでお会いいたしましょうね。お元気でお過ごしくださいませ。ナマステ~!
2025年06月30日

何だか目まぐるしいばかりの日々が過ぎていきますが、皆様はいかがお過ごしですか?いや~、それにしてもやっぱり巳年2025年は、実に急ピッチで変容シフトが容赦なく降り掛かってくる感じ。物事があれよあれよという間に進んでいくから、ついていくのもシンドいですよね。春に長旅から久しぶりに家に戻って、2年ぶりに(去年は世界一周の船旅で洋上にいた)庭の土手一面に咲き誇る紫色のアヤメを見て、わあ~、見事だなーと嬉々としていたのも束の間、写真を撮る前にそそくさとあっけなく散ってしまった。こんなのも初めて。今年は圧倒的に雨量が少ないんです。そういえば今年は水仙もあっという間に散ってしまったし、なんだかすべてが例年と違う。世界の、いや銀河の一大シフト、目が回るような大変革の嵐が吹き荒れている感じです。私もまたその例外に漏れず、ビッグチェンジの煽りを受けてアップアップしております。ひとつには、私が長年住んだアリゾナから引っ越すことになったこと。これも先に共有させていただいたインドでの数億人の集い、マハクンブメーラを訪れていた頃には、まさか自分が引っ越すことになることなど少しも考えていませんでしたから、ほんとに急展開です!そんな願望があったわけでもなければ、アリゾナが嫌になったわけでもない。いや、静かな林住期の準備に移行か?と思いきや、いえいえ、その前にやることがあることが示されたというか。三つ子の魂百までも、の例えのように、いま娘のところにやってきた可愛い子どもたちのケアに参加することを懇願された形ですね。子どもたちにはしっかり日本語でしゃべりたいし、日本食食べさせないとね、とか、そんな話です。幼少時は人生でも大切な基盤ですから、そこは懇願されるうちはお手伝いして、林住期はそれからにするかというところです。 息子が 大きなトラックを一人で運転、2600キロの旅でした。南部アラバマ州はアリゾナとは別世界。人口も黒人が大半で、南部訛りも私には聞き取りにくい。最寄りの大都会はアトランタかな。先日、義理の息子が飛んできて大型レンタルトラック(26フィート=ほぼ8メーター)いっぱいに荷物を積んで運転してくれました。距離にして約2600キロ、寝ないで運転すれば丸一日、24時間かかります。息子は日曜朝に出て、テキサスあたりで一泊し、月曜夜遅くにはトラックをガレージ前に止めたから大したもんです。私には一足先に飛行機で飛び、ベビーたちのケアの方をして欲しいとのことでそうしました。引っ越し荷物のなかで一番重かったのは裏庭に鎮座しておられた大きな黒プレマシヴァ様。これは250Kg以上?はあるから、もしかしたら持っていけないかも?と思ってたけど、当日、筋肉モリモリ男たち5人が何とかして動かすことに成功!ちゃんとトラックに収めてくれたのでした。オームナマシヴァヤー~~! 大きな黒プレマシヴァ様は、いま南部アラバマ州へとお引越しされました。そうして私は先週、アラバマに1週間ほどいたのですが、なんと!今度は私がオラクルを去ったすぐ後、オラクルの我が家のすぐ近くで山火事が迫りくるという事態が発生したのでした! そして何とあたり一帯1200エーカーを焼き尽くした大火事は、我が家から1マイル(1.6キロ)近くまで火の手が迫った頃には、住民らに避難命令が出され、人々は緊急設置された避難所へと移ったのでした。私はもうオラクルの家にこそいなかったけど、何とか鎮火してくれるようにと祈りましたよ。隣家の方が、私の家の後ろから上がる煙の写メを送ってきたときには、火事はいっそうリアルに思えました。 我が家の裏手に立ち上がる煙、、隣人が送ってきて・・・・それで宇宙からも龍神様らの心強い、そして有り難いの一言に尽きる多大なご活躍と応援もいただき、数日後にはお陰様にて、他州からもかけつけた消防隊員らの活動により、何とか火の手を9割方封じ込めることができたのでした。住民らも帰宅を許されてほっとした頃に、私も昨晩、オラクルに戻ったところです。戻れる家があってほんとに良かった!こうして個人レベルでも然り、世界的にもまあ~~ありとあらゆることが矢継ぎ早やに起こっていくこの頃ですね!ほんと、日々、必ず自分の中心に踊って静かな時間を持たないことには、流されてしまいます。今日は新月、戻ってきたオラクルの夜空の美しいこと!満天の星星がキラキラときれいに輝いています。オラクルはハイデザート(高地砂漠気候)のそれは美しいダークスカイ・コミュニティなんですよ。ゴージャスな夜空の下、新月の祈りをいたしました。今回は大火事から救われたことで大いなる感謝の気持ちもひとしお、グリッドに乗せさせていただきました。これからまだ引っ越しの残りパート2が残っているので、また荷物まとめに取り組んでいる毎日です。そんなわけで私の引っ越しに伴い、私のメルアドも変わります!MihoCosmic7#gmail.com です。(#のところに@が入りますので念のため。)引っ越しが一段落するまで少し時間がかかりそうなので、商品の発送なども遅れることが予想されます。諸事情どうぞご理解いただきまして、大目に見ていただけましたならば幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。そして次回こそ、スリランカから始まった私のアジアの旅のお話に戻れればと思います。6月からはもっと急ピッチで変革の波がやってきそうな予感。ぜひとも日々、瞑想、黙想の時間、本来の魂との対話の時間を持ってくださいね。スターシードの目覚めもこれまでになく進んでいるし、アンダラ・シヴァグリッドの真の意味がこれからさらに明らかになることが見えています。今年の夏至はとても大切な区切りとなります。当日はトウリーダーたちのためのKCミラーによるZOOMの集いが開催されます。トウリーダーでなくても参加はできますので、興味ある方はぜひ、新メルアドまでお問い合わせくださいませ。夏至以降に照準を合わせて、準備して参りましょう!ナマステ~!
2025年05月28日

去る春分の日、京都を経由してやっと!無事にアリゾナに戻りました~!3か月間のアジア、東南アジア諸国からの長旅から戻ると、いやはや、先日までいたミャンマーでの大災害のニュース!何ということ!驚きとともに現地に祈りを送っています。いよいよ惑星は揺れ始めています。今年は寒い日が続いているからか桜の開花も遅く、京都では早咲きの桜が美しくて幸せでしたが、なんと!帰宅後すぐに訪れたアラバマの娘のところではソメイヨシノの並木道が満開、いやもう葉っぱが出始めていて、まさかこんな形で桜が見られるとは思っていなかったからとっても嬉しかった~~!やっぱり花は桜ですねー。 日本で見られなかった満開のソメイヨシノ群を、まさかアラバマで見られることになろうとは!嬉しいサプライズでした!!春分の日(前回からの続きですー)そう、まだまだ混乱と渋滞が続いていたメーラの聖地から、本来なら2時間で行けるはずのバラナシに戻るのがこれがまた一大苦労でした! 来た時と同じ用にローカルバスで帰ろうと思っていたら、混雑非常事態でバラナシへのバスがすべてキャンセルになっていたのでした。Oh, NO~~!! それで迂回地点の街まで延々と3時間かけて行かされ、それからバラナシ行きに乗り換えなくてはならず、しかもかなりの渋滞もあり、結局半日以上もかかって(!!)ようやくバラナシのカントンメントバス停に到着したのでした。どーっと疲れた~!20代の若きバックパッカー時代、バラナシの思い出のひとつは「久美子の家」に泊まったことでした。ふと思い出したのでまだあるのかな?と思って調べてみると、久美子さんはお年ゆえに引退され、人にハウスを貸していてその人がやっているらしい。とりあえず、ま、行ってみることにしました。リキシャーも入れないほど細くて迷路状態の袋小路、牛糞、犬糞ベタベタ落ちてる小汚なさも、昔の久美子ハウスそのまま。ホテル名こそ変わっていたけど、何もかもがすべて40年前と同じというか、時間がそのまま止まっていたかのような不思議な感覚。いや~確かに周囲の世界は大きく変わったのだ。なのにバラナシのあの一画だけは、物価以外(皮肉なことに!)、何ひとつ変わっていなかった。クンブメーラの煽りを受けてバラナシもまた、大混雑、大渋滞で、街じゅうにバリケードが張られており、移動は実に困難を極めることになったのでした。 いまなお、久美子さんのいない久美子の家はありました。半端ない小汚さはもっとひどくなっていて、値段だけやけに現代価格・・・・ 久美子の家あたりの電線、配線具合も昔と少しも変わっていないガンガのガートに下りるところにある日本食レストランがあったから入ってみた。狂気のクンブメーラを無事に生き延びて帰還したプチお祝いのつもりで、たまには手でなく、お箸で食事したい気分になったから。すると隣のテーブルに座っていた一見ヒッピー風の日本人若者と話をすることになり、彼もまたクンブメーラ帰りだということを知ってビックリ!どうやら、彼は私たちがいた外人用でデラックステント群の対岸に長期の構えで(北米インディアン風)ティーピーを建てたらしい。そこでは御縁でやってくる者たちを一日百ルピーくらいの喜捨だけで長期滞在させてあげる態勢を作ったらしく、主に日本人ら十数人らが滞在しているらしいことを知ってもっとびっくり。 日の出前にガートに降りてみる。ガンガの朝もやのなかに、信じがたいまでの大きな火の玉サンライズ!翌朝は、気が向くままにとりあえずガートに降りたところにあるカフェに行ってみました。こういうのが私は大好き。集合時間もその日の行動も決まっていて、ただ旗の後を付いていくだけのツアーは基本的に無理なんです。私は旅がしたいのであって、観光じゃないんだなー。そしてその日、自分の前にその一日がすてきに、自発的に展開していくのをお任せしてそれを目撃し、参加するんです。そうするとき、自分で計画できることには限界があるけど、どんなに頑張ってもこれ以上の展開はありえないくらい素晴らしい一日が紐解かれていくのです。自分は感謝のままに、その展開を自分に許すわけ。この朝もまた、旅先のそんな素晴らしい一日が始まったのでした。私、ふと隣の席に座っていたインド人青年に、英語で何か話しかけたのです。そしたら素敵な笑顔と流暢な英語が返ってきて幸先いい感じ。私、ゆうべクンブメーラから帰ったところで、今日は私の誕生日なの、と。そしたら彼、「えー、僕も今日が誕生日なんですよ!」と。しかも「僕もお祖母ちゃんとクンブメーラに行って帰ったところなんだ」と!え~~~WOW!!ダブルのサプライズ!! ガンガのほとりで偶然に入ったカフェで隣り合わせた人が同じ誕生日だという嬉しいサプライズの確率って、かなり低いはず?私はもうビックリです!青年は27歳、2日前にハイデラバードからお祖母さんの引っ越し手伝いでバラナシにやってきたところだという。明日は家に戻るんだが、今日はバラナシ最後の自由日なんだという。え~!こうして二人はバースディを一緒に過ごすことで即決。マニ君はバラナシってどういう意味かわかる?という。じゃあ、今日はその意味が足で分かるようにガンガを案内するよというのです。おお~。最高!彼はインドを出たことがないにもかかわらず、かなりの読書量ゆえに、しかも多岐に渡る話題で話ができて楽しいったらない。コロンビアの密林、ダリエン・ギャップの話をまさかバラナシでするとは思ってもいなかったし、チリ南端ウシュアイアの様子を行ったことのない彼から聞くことなど、想像もできなかった。カフェを出てガンガの流れを眺めながら先ずは南方向へ歩き出しました。マニのプランは私にバラナシの84のすべてのガートを見せることでした。彼は今日はとにかくカメラは置いて、すべてを観察したらいいよというのです。若者に言われようとは!私としたら、すぐそこで薪の上に運ばれて火がついたばかりの死体とか、ガンガをどんぶりこ、どんぶりこと流れてくる白い布にくるまれた死体とか、奇抜な格好のサドゥたちの写真、撮りたくなっちゃうじゃないですかー。でもマニ君が、今日はとにかく観ることだとさとすわけ。写真は明日、一人のときに撮ればいいと。若いのにしっかり説得力ある。了解です。そしてたくさんの目を見張るような光景が次から次へと現れていくままに最南端のアッシーガートに到着。 ガンガ、アッシーガートにあるマニイチ押しの窯焼きアップルパイでハッピーバースディ~~! 美味しいカプチーノと!マニ君はここにはとっておきの美味しいアップルパイがあるんだとニンマリ。ここには観光客にも大人気の窯焼きアップルパイが有名で、一緒に食べようと。そんなことならと、さっそくガンガを下に見下ろせるテラスに腰をおろしました。カプチーノも一緒に注文して、二人でハッピーバースディをお祝いし合ったのです。実際、ここのアップルパイ、すごく美味しかったです!!座っている間にも彼のお祖母さんから何度か電話が入って、どこにいるの?いつ家に戻るの?とか聞いているのがわかる。きっとすてきなお祖母さんに違いないと確信しました。話をしていううちに、「お祖母さんの引っ越し」の意味がよくわかってきました。そう、インドの古いバラモン教の教えで、人生100年を四住期に分ける考え方。学生期、家住期で半分が終わり、人生が最も充実しているピーク時、50歳から75歳。本来の自分らしく生きるために「森に入る」のが林住期だ。お祖母さんはそのために故郷を9ヶ月と9日間離れて生活するのだそう。78歳のお祖母さんにとっての「森」は、バラナシのガンガのほとりで暮らし、近辺にある4千ほどの寺院を回ることなのだそうだ。それぞれの寺院で、いわゆる御朱印のようなものをいただくのだそう。それが終わると故郷に戻り、最後の「遊行期」はサンニャーシンとしてこの世への執着を捨て、放棄した者として自由に遊び、死の準備をするのだ。最高の教えではないか! わー、私も年齢的にいかにして林住期を過ごすかをずっと考えてきているところだったので、すぐさま興味を掻き立てられました。マニはじゃあ午前中の部はここで終わり。宿で少し休憩したらいい。あと残りの半分は午後4時に迎えに行くから、そこでアールティを見てから北上し、あと残り半分のガートを制覇しようぜというわけでした。素晴らしい! 午後の休憩入りとは。彼はそうして私を元久美子の家に送ってくれ、じゃあまた4時に!と去っていった。そして4時にまた現れてくれ、私たちはダシャシュワメドガートへと、前代未聞の混雑状態のなか、アールティを観に繰り出したのです。いやあ~!バラナシのアールティは40ン数年ぶり。こうした火と光のご奉納の祭典が毎晩ガンガで行われているというのは驚嘆に値すべき事実だ。今回はとにかくクンブ客らの流入もあって(自分もその一人だけど)いつにない押せ押せギュウギュウ状態。人口超過密状態ゆえ、当局もアールティ中止するかもという噂が流れていたから、見られただけでもラッキーです。いやはや人と人の間にサンドイッチ状態になり、揉みに揉まれながらもマニ君はなんとか私を誘導し、今度は北方向へとガンガ沿いを歩き出しました。そして午前中の続き、最後北端のラージガートまで6キロほどを歩き通したのでした。 混雑とカオス極まるガンガのアールティへ。物凄い熱気と歓喜と狂気!に揉まれた。その途中には真っ赤な炎と絶えることのない煙が立ち上がるマニカルガート、有名な死体焼き場もあった。何だかあまりにリアルすぎるとシューリアルで嘘みたいになる。夜の灯りに照らされたそこは、もちろん写真は載せられないけど、おそらく頭蓋骨が割れるときの音がして、異様にリアルだった。マニによれば、頭から重点的に焼くのだそう。最後が足だという。私はトウリーダーだから、まさに足、足の形状をした肉片が真っ赤に燃え上がっている様を見るのはかなりショックでしたね。なのにそうやって轟々と燃え立つ炎の脇を通って、普通に歩き進むのがまたアンリアル。なんなんだ、これ?生と死の境目って?何が違うのか? すぐそこではごうごうと音をたてて複数の死体が焼かれているのに、人々は普通に通り過ぎていく・・・・死体焼き場の周辺には、冷めた死体の残り?のおこぼれを狙って野良犬たちがいっぱい待ち構えて吠えている。それから死体処理人たち。それだけを仕事にする特別なカーストの人々なのだが、たんたんと仕事をしている。マニによれば彼らはとにかく相当な酒飲みでもあるらしく、そうかー、でないとやっていけない仕事かも・・・と思った。彼らには微笑みもないし、人情もないかのようにただ激しいだけ、たんたんと仕事するだけ。朝アップルパイを食べたアッスィーガート、そしてここ最後のヴァルナーガート、つまりヴァルナからアッシーまでがヴァラナシになったと言われているのだった。そうかー、ガンガのすべてのガートを歩いてこそ、ヴァラナシの意味がわかるとはこういうことだったのかー! 一緒にいる間、何度か彼の電話が鳴っていた。もちろんお祖母さんからだ。夜も遅くなってきた時間なのに、なんとお祖母さんは孫と私の誕生日のために夕食を作ったから一緒においでと招待してくださったのでした。それでまた私たちは3キロほど歩いて、迷路のような小路を歩いて林住期の住処としてお祖母さんが棲むいい感じのお宅へ向かったのでした。手作りの南インドカレーほど美味しいものはない!私たちの誕生日を、再び、今度はお祖母さんにもお祝いしていただたのでした。本当に美味しかった、もう最高!マニ君も翌朝は4時起きで帰郷の便に乗るというから申し訳ないなか、彼は最後まで紳士で、私一人だったら絶対にたどり着けない迷路のような袋小路を一緒に歩いてくれて、旧久美子の家まで送ってくれたのでした。これまた最高の一日に大いに感謝です! 林住期のあり方を教えてくれたマニのお祖母さんが手作りカレーで誕生日を祝ってくれました!翌日はほんとはサルナートに行こうと思っていたのでした。ブッダ初転法輪の地、鹿野園。40年前に来たきりだったから。なのに交通渋滞過ぎてかなり無理だということがわかった。そしたら久美子さんのお孫さんにあたるすごく利発そうな美人のスネハが、私を一家のプージャにご招待したいと声をかけてくれたのでした。なんでもお母さんが頑張って郊外にセカンドハウスを建てた新築祝いと、医者を目指すスネハちゃんの大学受験がうまくいくようにと、勉学の神様サラスワティに祈るためのプージャだという。なんとスネハちゃんにサリーまで着せられてしまい、お母さんの友人と4人で車でバラナシ郊外へと出かけることになったのでした。 旧久美子ハウスのドアがそのまま新居に使われていた! 玄関入ったところにはいきなり故シャンティさんの写真が・・・ 知らぬ間にサリー着せられて、プージャへ~ サラスワティプージャはえんえんと2時間以上続いた。。。。新居に入ると、玄関にはスネハのお祖父さん、久美子さんの夫だったシャンティさんの写真が飾られていた。懐かしいですねー。本来なら午後4時くらいにはバラナシの家に戻っているはずだったのに、なんと交通渋滞でバラナシからやってくる僧侶がやっと新居に着けるのが4時くらいになりそうだという。え~!またしても。私は待つしかない。待っている間、屋上に出るとそこには雇われた料理人らがガスボンベにつないであれこれと料理をしていた。数種類、食べさせてくれるけど、いや~辛い。スパイシーなのは基本的に大丈夫なはずの私でも死ぬほど辛い。私の味覚が変わったのか(?)、それとも辛さの基準の先に超獄辛が加わったのか?うま味も何も感じない。辛すぎて。これじゃあねー。水飲んで我慢。やっとのことでやってきた僧侶が長い時間かけて祭壇を準備する。こんなにも入念に時間かけるんだー。そして延々とプージャは始まった。家は開けっ放しで玄関も格子は開いているからいいけど、もくもくとした煙が絶え間なく立ち昇り、もう咳き込むしかない。辛かったなー。新居建築祝はいわば、新しく引っ越ししてきますので、近所の皆さん、どうぞよろしく的な、ごちそうを振る舞い、挨拶する感じのイベントでした。マハ・クンブメーラの後でなんとなく立ち寄ったバラナシで、まさかこんな出会いが展開するとは思ってもみなかった。翌朝、また早朝のガートを歩いてみました。朝から人々は祈り、沐浴し、マントラを唱え、死体は焼かれ、スルヤナマスカールを繰り返すヨギや説教をするグルや・・・ここは人生縮図、何でもありなのでした。 早朝のガンガ瞑想するヨギや・・・ 早朝から焼き場には死体が運ばれてくるし・・・ ガンガの日の出を見ながら、太陽崇拝をゆっくりと繰り返すヨギや・・それから喧騒のバラナシを離れ、デリーへ。そして私は軍政下のミャンマーへと入ったわけですが、次回は話を最初に訪れたスリランカへと戻そうと思います。どうぞ次回もお楽しみに~!今年に入ってから、もう怒涛のように改革、変化の嵐が堰を切ったように世界を席巻しておりますよね。もう隠しきれないかのように闇に光が当てられていきます。この時期、おそれにとらわれず、波動を落とさずに(!)自分がしたいことをどんどんされてくださいね。そしてどうぞ次の新月もまた意図的に、意識してグリッドにのって感謝の祈りを供えてくださるようお願いいたします。グラウンディング、これ、いますごく大切です。やっと帰宅し、裏庭のプレマシヴァやアンダラさんらと再会できて、新たな地球のフェーズに向けて仕切り直しです。これからも多忙な日々は続きますが、皆様も待ちに待ったこれからの、春爛漫の最高の季節をめいっぱい満喫してくださいね。感謝とともに、ナマステ~。
2025年04月04日

そうしてやっとのこと、仮設テント群の一室に落ち着けた時には、それはもう安堵のため息、ホッでした。夜、何だか空を見上げたくなったからテントのジッパーを開けて外に出てみたんです。そしたらちょうど隣のテントのヨギ風インド人も空を見上げていました。こんばんわ~。あれが宵の明星、金星、あれが土星?じゃああれは何かな?と思っていたら、そのヨギが携帯に入っているアプリを夜空にかざして、えーっと、あれはジュピター(木星)だよ、と教えてくれた。こうして出会ったジェイと私は、クンブメーラの間、ずっと行動を共にし、大いに助けられることになったクンブの友となったのでした。だってメーラに着いたはいいけど、その後、いつ、どこにどうやって行くのか、まったく検討もつかない状態だったから。ジェイはテキサス州ダラスから同じく、一生に一度メーラを見るという目的のために長時間飛行機に乗ってやってきた一人でした。ジェイは英語はもちろん、母国語のヒンドゥー語、タミール語、カルナータカ語、テルグ語までしゃべれるし、長年修行中のヨギ、瞑想者でもあり、何よりその素敵なオーラがとても魅力的でした。テントに着いたと同時に、期せずして私は最高のクンブガイドを与えられた感じ。いや~、これも愛する亡き息子の計らいに違いないと確信しました。だって名前まで同じなんだから、もうバレバレですよね。その夜、私たちはこうしてはっきりと肉眼で!金星、火星、水星、土星、木星が一直線に並んでいるのを目撃したのです。翌29日にはそれに冥王星、海王星も整列し、プシュヤ ナクシャトラというインド占星術がいうところの吉兆を成した。これがこのメーラが144年の一度の祭典と謳われている所以なのでした。そこでジェイと私は一気に意気投合し、初めて出会った人とは思えないくらい、ありとあらゆる話題について話しが尽きなかったのでした。ラーマヤーナの話からマハバラータ、バガヴァット・ギーターのこと、瞑想のこと・・・やっと現実に戻り、明日はどうするの?ということになって、彼は、いや誰にとっても一大目的であるサンガムでの沐浴を目指すというから、とにかく同行することになってホッ。その後、できれば対岸のナガ、サドゥ(行者)らの居住地区を訪ねたいという。そんな予定で、じゃあどうやって行くか?の算段をジェイがヒンドゥー語で交渉、通訳してくれたので助かる。でも明らかなのはどこへ行ってもバリケードで区切られていて、そこまで行けたとしてもそこでリキシャーであれ、バイクであれ、降ろされて、そこからまた別の縄張りのリキシャーらに乗らないといけないこと。それももしつかまればの話。しかも通常の10倍以上の値段を支払う気があればのこと。ジェイはゆうべ米国から、主催者が手配したお出迎えのタクシーでゆうゆうとキャンプにお着きになられたばかりだから、ローカルバスとバイクに翻弄されてやっと到着した私の苦労はまだ知らないわけで、そこだけは私のほうがよく知っていた(苦笑)。あれこれやり取りしたけど、結局、歩くしかないと結論する。無論、それしか選択肢がない。そこに同じく素敵なオーラのスペイン人夫婦もやってきて、4人でサンガム目指して歩くことになった。 世界中からの巡礼者の軍勢に混じって、またひたすらサンガム目指して歩き続けるのみ! だんだんサンガムに近づくにつれ、対岸のどよめきも見えてきた。数千万人の巡礼者らはガンガの近くに数日間野宿し、沐浴を繰り返します。そう、サンガムは3つの聖なる川:ガンジス川、ヤムナ川、サラスワティ川の合流地点であり、まさしくマハ・クンブメーラの震源地ともいうべきパワースポット。クンブメーラの参加者らの一大目的は言わずもがな、そこで沐浴することなのです。そしてボートに乗ってそうした聖なるものとの合一体験を目撃することにあるわけです。総計7億人といわれる今年の参加者のうち3億人は、私みたいな外人、あるいはジェイみたいなインドに居住していないインド人らのようです。私とジェイ、そしてバルセロナから来たクンブメーラは2回目というツワモノの老夫婦の計4名はとにかくサンガムの方向へと歩き出しました。そのうち向こう岸にひしめき合う群衆やテント群も目に入るようになり、周囲にはカラフルなサリーに身を包んだおそらくラジャスタン地方からやってきたであろう一群の女性たちが、鍋釜一切、野宿用の装備を頭上に乗せ、一緒に歩いてサンガムを目指します。対岸からは一日じゅう、マイクを通してマントラが鳴り響いてくる。私たちはみな一様にそこで、期せずして聖なるワンネス体験をすることになったのでした。それはあのクレージー、狂気としか言えない現場の喧騒とカオス、混沌さを経験した者たちだけが実感できる不思議で聖なる実感、体験としか言えないのですが。 聖水のお持ち帰り用ボトルもあちこちで売っています。沐浴で濡れたサリーを乾かしながら、乳児におっぱいを与えながら野宿する。 毎年氾濫するガンガ。水が引いた後には細やかな砂床が残され、そんな砂の上をサクサクと歩き続ける。そんな砂埃を抑えるために時々、散水車が水を撒いていくのだけれど、そうすると細やかな砂はあっという間にドロドロになり、それでも人々は素足で歩き続けます。夜は骨まで凍えるように寒いのに、日中は強烈な陽射しが容赦なく照りつけて暑い。道の両脇には世界的な宗教団体や慈善団体とかのテント群も見えるし、水のATM、給水器もある。なぜか空中綱渡りする少女などの見世物もあり。聖なるガンガの水を汲むためのポリ容器もあちこちで売られている。一体どれくらい歩いたことか。やっと4人は船着き場にたどり着いた。バルセロナのご夫妻は、午後は主催者企画のナガ(行者)ツアーに参加するというのでそこでお別れすることに。ほんとは私とジェイと一緒にボートに乗りたかったのにね。ボートでサンガムに繰り出すツアー、クンブの期間だけが唯一の儲け時なので、ボート操者らは強気で一人1000ルピーと譲らない。ジェイなんか、僕はインド人だよと言っても同じく1000ルピー。仕方ない、そのために来たのだからね。周囲にはそんなボートがわんさかと繰り出し、ひしめき合っていました。そして漕ぎ出したボートがサンガムあたりまで行くと、ガンジス川とヤムナ川の合流するところの色が違うのがはっきりとわかる。ここが噂のパワースポット、マハクンブの震源地か! 沐浴用に安全に仕切られた一画を目指して、またしてもボートがひしめき合う。クラクションを鳴らしてセンターラインなどまったく無視して我先に前進しようとするあのインドの交通事情の水上バージョン。誰もがこぞって舟先を岸に着けようと競争するけれど、全部のボートが着岸できるはずもなく、ボートからボートへと何艘かの舟をまたいでようやく着岸し、目指す沐浴場に着くのでした。いやはや~! ようやく沐浴のために区切られた一画に漕ぎつけようとするが、混雑ラッシュで難しい!ジェイはその朝もテント近くの凍えるガンガで沐浴してきたけど、ザ、サンガムでの沐浴は格別!私は全身どっぷり浸かる気は最初からなかったので、ジェイの一生一度の沐浴シーンをビデオに収める役割を買って出ました。ジェイは全身でなくても、頭に3回聖水で清めるだけでも同じ効果があるんだよと言うからそうしてみました(笑)。そしてもちろんジェイも、ここサンガムで取水した聖水ボトルを大切にダラスの家に持ち帰ったことは言うまでもありません。でもいかにも汚そうに見える濁った水ですが、ジェイが言うには何年たっても腐らないんだって。きっと人々の信心と想念?が水の分子構造をナノレベルで変えてしまうのかもと本気で思えてきます。ジェイはこの聖水は飲むためでなく、自宅で沐浴用に大切に使うそうです。ボートに乗り合わせた人たちはやはり世界じゅうから訪れているインド人たち。マレーシアとかケニヤとか・・・一生一度の夢を叶えるためにこの地に集っているわけです。全員が沐浴し終わったら、また岸へと引き返します。 私はジェイの提案どおり、サンガムで頭を清めさせていただきました。 そしてこの天体が144年ぶりの吉兆で整列する日、サンガムで祈りのご奉納を。いやはや、この日、ボートに乗れて幸いでした。なぜならその日の午後からは、あまりの混雑ゆえにボートツアーは一切中止となり、対岸とを結ぶ橋も閉鎖されてしまったのでした!おお~~~!ということは、さっき主催者ツアーがあるからと別れたバルセロナ夫妻らのツアーもキャンセルされたに違いない。何しろこの日は1億人以上が集ったというから、当局も神経ピリピリ、コントロールに躍起になっていたのです。午後、行きたかった対岸に渡るプランは閉ざされてしまったので仕方ない、テントまで引き返すしかありません。また歩いて、歩いて、ひたすら歩くこと22キロ。いや、もっとかな。周囲の群衆の熱気と、不思議な信心の一体感なのか、祈りのワンネス体験。自分だけだと歩けないけど、その熱気、エネルギーの渦にただ乗っかって運ばれた感が強いのです。ましてや天には7つの星が一直線の吉兆を形成して応援していたわけで。翌日も全然足も痛くならなかったし、本当に不思議としか言いようがありません。翌日はいよいよ、聖者らの集団がサンガムで一斉に沐浴する特別な日。私たちももちろんそこに行きたいと思っていたのですが、なんと、その朝未明から沐浴場を目指す群衆がバリケードを持ち上げてまで突進したために、死者数30数名(主催者発表)を含む負傷者百名以上が出てしまい、一大メインイベントは中止になってしまったのでした。モディ首相らもこの残念な事件を悼む声明を発表し、どうかプラヤグラージにお集まりの皆さん、この日はどうかサイレンス(沈黙)の日にしてください。それぞれが黙想、瞑想して静かに過ごしてくださいと呼びかける事態に。そんなことならと、私は日の出前にテント脇のガンガに出てみました。人々は夜明け前からあちこちで沐浴して、祈りを捧げていました。まだ人もまばらで、静けさだけがあたりを支配していた。ジェイも私も一日、それぞれ静かに瞑想して過ごしました。ジェイの瞑想はとても深く、時間を忘れるほどの忘我の境地に何時間でも浸っているようで、約束の時間に遅れるときはいつもそんな状態でした。夕食時にまたバルセロナ夫妻らと出会うと、やはり予想通り、彼らの行者ツアーは中止になったので、翌日こそは催行されることを願っているのだとのこと。私もジェイも最後の一日こそは、サドゥーらが住む対岸に渡りたいと願っていました。 沈黙の瞑想の日に、との呼びかけで、私もこの日は一人、ガンガで祈り、瞑想をする日にしました。 テント脇のガンガへ歩いて出てみると、早朝から人々が沐浴をし、祈っていました。さて翌朝、昨日キャンセルになったあのツアーが催行されるかどうかは朝10時に決まるとのこと。彼らがまたジェイと私と一緒に行動したいのは明らかだったので、優しいジェイはじゃあ、10時まで待ってからどう動くか決めようと提案。そして10時、彼らのツアーはGOになった!すると、なんと、その老夫婦がツアーガイドの青年に話をつけて、私とジェイも一緒にツアーに来ていいよということになったのでした。WOW!、なんてラッキーな運び!その日は私たち4人ともキャンプ最後の日だったのです。それで私たち4人は、今度はガイドの青年と5人で対岸の聖者の村へと歩き出しました。そう、ツアーとはいえ、デラックスバスが出るはずもなく(!)、ひしめき合う巡礼者らの中に混じってまたひたすら22キロ歩くのです。いや、この日はもっとだったと思う。このご夫妻、24年前のメーラも体験済みというツワモノですし、ほんとにすてきな方たちで、ツアーにまで便乗させていただいて、もうただ感謝、感謝です。 またしても、ひたすら、ただ、ただ、歩き続けます。手前右がクンブの友、頼りになるヨギのジェイ!さて、対岸は我々、外国人らのテント群が立ち並ぶエリアとだいぶ様子が違って、いっそう砂埃が舞い、水撒きタンク車とともに何台もの汲み取り用バキュームカーが行き来している。そりゃあ、7億三千万人以上が世界中から結集するのだから、これ大切ですよね。仮設トイレ群も立ち並び、青いドアは男性用、ピンクのドアは女性用というけど、果たして夜中にわざわざ臭気漂う狭い閉ざされた空間にみんな行くかな?なんて思いながら、みんな互いにはぐれないよう気をつけながら歩き続けました。集団ごとに大きなロープの輪っかに入って歩き続ける人々の姿も。こちら岸には巡礼者らのために無料の食事を提供するテントや救急医療テント、バンドエイドや薬剤などを無料で提供しているテントとかも立ち並んでいる。たくさんの聖者様らのテントも。この世的に成功していて信者数も多いスワミなどのテントは大きくて立派。地獄も天国の沙汰も金次第なのね。著名なスワミ様らは高級車に乗って移動され、信者らが後追いして大変。この一大イベントが終われば、サドゥらはそれぞれが普段住んでいるリシケシだのヒマラヤの洞窟だのへとまた歩いて帰還するわけ。ほんとにマハ、一大イベントなんですよね。 広大なキャンプ群にある仮設トイレ群。ブルーが男性用、ピンクが女性用らしいが、果たして?今回、このガイドの青年がいたおかげで、ナガやアゴリらが住む特別エリアにも足を踏み入れることができて感謝しています。ここでなければ出会えないような奇抜な格好をし、さまざまな苦行を自らに強いている行者ら。もう13年間も座っていない行者とか、片手を6年間も下げていない人とか、真っ裸の全身に灰を塗りたくってルドラクシャーを巻き付けている行者とか、ここでなければ出会えないような奇抜ないで立ちの行者らが一同に会している極めつけの場でもあります。 カメラを向けられるのが気に入っている感じの行者さまや・・・ もう6年以上も座ったことがないという修行中の行者さまや・・・・ 写真代という名のお布施を集めている行者さまや・・・ 本物のルドラクシャーに身を包む聖者さま、ご挨拶するとひとついただきました。でも私が一番感動したのは、あるアゴリババでした。アゴリといえば、大半のヒンドゥ教徒らが菜食であるのに対し、食肉、しかも死者の人肉や排泄物をも食べるなど、超異端な派閥とされているのが通念なので、私もこの館を訪れるのはちょっと緊張感があったのでした。彼らはこの世の掟とかしがらみ、通念、常識など一切のものを超越していて絶対的に自由なのです。でも私たち5人を迎え入れてくれたババはそういったイメージとはかけ離れた、笑顔がすてきな安心できる御方でした。そして私にはなんと、テレパシーでずっと待っていたよ、やっと来てくれたね、と伝えてくれたのでした。私、普段テレパシーなんて使えないのでびっくりでした!そして口に出して、「私の娘よ」とも呼びかけてくれたのでいっそうびっくり。わけがわからない私も、このババ様がなぜか懐かしい感覚があって不思議でした。彼には未来予知能力が備わっており、地元の政治家なども彼の元を訪ねてくるのだそう。思うに、きっとこの聖者様もひと昔前の修行中は、きっと一糸纏わぬ姿で人肉も食したことがあったのかもしれないけれど、多くの苦行の末に、四角い角が取れて丸くなったというか、誰よりも「普通」の素敵な御方だったのでした。最後には何かあったらいつでも連絡してくれと、ババは電話番号までくれました。もっともジェイの通訳なしにはまったく会話が成り立たないけどね(笑)。こういうとき、テレパシーが通じるとほんと便利ですよね! 一番大好きだったアゴリのババさま、アゴリのイメージがいっぺんに払拭されました!一日じゅう歩き疲れて、また歩いて自分たちのテントまで帰るのでした。日が暮れて、ガンガに人々が供した御供物、ロウソクの灯が流れていく。アールティが始まったようです。この日もまた、計画してもこれ以上いい計画ができない最高の一日でした。 ナガ、アゴリら行者村を訪ね歩いた一日もとっぷりと陽が暮れ、対岸にはアールティの灯がともっている。また歩いてテントへと戻ります。 聖者様も汲み取りバキュームカーも、生も死も、何でもありで混在するカオス感、強烈な御香もがなり立てるマントラ読経も、喉を塞ぐ砂埃も何でもありの曼荼羅図。これってインドならではのことかも。それがたまらずインドに通い続けて40年たったけど、もう今回のマハクンブメーラは桁違いのお腹いっぱい感、もうしばらくインド行かなくて大丈夫です!翌朝、とうとうクンブメーラとも、そこで出会った素敵なクンブの友たちとも名残惜しいままにお別れし、それぞれの帰路につく日がやってきました。ジェイはテキサス州ダラスへ。バルゼロナの夫妻はカジュラホに向かって行きました。私はまた数日だけバラナシに戻ることにしました。続きは次回に~!
2025年03月03日

軍政下のミャンマーでは何かと困難、困窮が続きましたが、いまタイに入ったとたんに停電なし、wifi環境もバッチリ、もう気抜けするくらいあっという間にネット環境が改善しましたのでまた更新できます!それにしてもタイ、バンコック、市街地には高層ビルが林立し、安心して食べられるクリーンな食料、これでもか!というほどの(おそらくC国産の)衣料の山々、この国にないものってないんじゃないの?と思えるほど、街は大変な活況に包まれ、北半球の寒い冬を逃れて欧米や(日本からもの)越冬中の渡り鳥たち、たくさんの観光客らに溢れかえっていて、一昔前のタイとは見違えるほどです。いま都会を離れ、ひと晩夜汽車に揺られてチェンマイに滞在しています。そう、時事的にもいま!と思うので、まずはインドでのマハ・クンブメーラのことを共有したいと思います。というのも、このヒンドゥー教最大の祝祭はたしか今日あたり、マハシヴァラトゥリの日まで北部、ウッタルプラデシュ州でまだ継続中なのです。先日のニュースによれば、このマハ・クンブメーラを目指す群衆がまたもやデリー鉄道駅で押し合いヘシ合いの将棋倒し状態、スタンピードが起こってさらに十数人の死者が出たようです。そうなんです、いやはや、一生に一度は行ってみたいと願う私のバケットリストのひとつがこれ、マハ・クンブメーラでした。特に2025年のはまさにマハ(偉大!)で、144年に一度の星の巡りと重なり、実にパワフルで、世界中から日々延べ7千万人、最大時には1億人ともいわれる敬虔なヒンドゥー教徒らが集っているのです。え~~~!1億人が集って沐浴、祈りを捧げる?いったいどうやったらそんなことが可能なのか?何としても一度はその時、その場に居たいものだ、という願いが具現化したのでした。通常は12年に一度のマハクンブメーラですが、2025年はさらに特別で、144年に一度、天体に月、木星、金星、火星が一直線に並ぶ特別なメーラ(集い)なのです。「マハ」は偉大な、の意。「クンブ」は壺、水瓶、「メーラ」は祭り、集会を意味します。この一大祭典はヒンドゥー教の経典にあるサムドラ・マンタンという海の撹拌伝説に基づいているらしいです。 いたるところに、144年に一度の大祭典、マハクンブメーラのポスターが。モディ首相と、ウッタルプラデシュ州知事が大々的に盛り上げてます。2月14日には9,200万人が沐浴したと伝えています(動画の2分52秒あたり)。聖地プラヤグラージ行き列車がキャンセルになったことに怒りだした巡礼者らが力づくで車内に押し入ろうとしたことからこの状態になり、少なくとも18名の死者が出た模様です。1億人がひしめき合うシーンは、まさにこんな感じでした。ここまでで合計約6億人ほどがマハ・クンブメーラを訪れているそうで、私はその一人というわけ。私が現地入りしていた間にも、沐浴を目指した巡礼者らが将棋倒しのスタンピード、窒息死等で約30名(主催者発表)ほどが亡くなっています。私自身が同じく大変な苦労の末に, ようやく聖地プラヤグラージに到着したのは1月27日のこと。ひと月以上にわたって開催されているクンブメーラの期間中に3回ほど特別な聖者らの沐浴日があり、その前後には巡礼者がぐんと膨れ上がるのです。私が目指したのは真ん中の特別日、1月29日のMauni Amavasya の日でした。私、今回まったくの一人旅。ツアー会社のお世話になっていないので、すべて自分で手配、準備しなければなりません。若き頃の風まかせの旅再開!というか、まあ~それはそれで自由な分、なにかと大変でした!壮大なスケールの壮大な旅なので、数回に分けてお話ししないといけませんね。まずは聖地、プラヤグラージに到達する部分からね(笑)!いまどき、この時代にあって、クンブメーラほど訪れることそのものが大変な祭りはないです!私は仮設テントだけは早めに予約しておいたけど、あとは現地でという主義だから、日程が近くなってからの飛行機代はものすごく高くて手が届かない。それでまずはバラナシ(ベナレス)に飛びました。いやはやバラナシもまたメーラへ行く、メーラから帰った人々で街中ごった返し、あちこちでポリスがバリケード張ってコントロールしてました。そこからは「いいバス」でプラヤグラージに行く手筈を整えたのですが、実際、リキシャーでバス停に降ろされるや、バス会社の人も含め、周囲のみんなが、いや、このバスは15キロも離れたところにいて渋滞で遅延状態、こっちのに乗れ!と、もう動き出しているローカルバスに勝手に荷物ごと押し込められてしまったのだ!え~~!わけわかんないけど、このバスが目指すプラヤグラージに行くことだけは確かだったから、ま、いいや、という感じ。周囲のインド人らがヒンドゥー語でワイワイやってるうちにそうなっちゃったわけで、インドあるあるなんですが。私は高速の指定席バス(1,500円)を無駄にして、いつの間にか押しこ込まれたローカルバスの、しかもぎっしり詰まった人々のなかに1席空いてた(!)席に腰掛けたのでした。全員、インド各地からメーラを目指している人々。そして私のことをあの大きな目でジーっと強烈に、穴が開きそうなるくらい見入るわけ。こっちが目をそらしてもジーっと凝視し続ける。ニコリともせずに。きっと彼らにとって「外人」である私みたいな人は初めて見たのだと思う。そんなド田舎から野宿用の?大きな荷物抱えて聖地に移動しているわけ。そのうち、バスの中には豆売りから飴売りから・・・いろんな人が乗り込んでくる。みんながバスの窓からゴミはポンポン捨てるし、ツバをペッ、ペッと吐き出すのも昔と少しも変わっていないな。バスがなぜか停まったなと思ったら、男性群ほぼ全員降りて、バスに背を向けて一斉に放尿。これも昔のままだ。そのうち女性もトイレに行けるように(?)レストランのある場所に停まった。でも誰も何分間止まりますとも言わないし、わけわかんない。バスに乗り合わせていた若者らがランチ、ランチというから降りてみたら、何か注文することになり、そうこうしているうちに車掌が、バスが出るよ、戻ってと呼びにきてくれたからよかったようなもんで、でなかったら置いていかれたんだろう。あー、インドだ~~!そのうち、バスも周囲の渋滞もまったく動かなくなってきた。本来なら2時間で到着のはずが、延々と5時間以上かかってプラヤグラージに着いた。こうなると1500円の高速バスも、320円のローカルバスも同じことだったようだ。 プラヤグラージまであと1時間というあたりから、周囲は全然、全く!動かなくなった!そしてバスを降ろされたところからテント群が並ぶエリアまでなんとかして行き着かないといけないのだが、予定ではそれなりのバスが出ているはず?なのに、現地は混雑し過ぎてもうめちゃくちゃになっていて、誰も何もどんな状況なのかを把握している人はいない感じだった。それだけは確か!タクシーもない、リクシャーもない、たまにあるけど法外な値段をふっかけてくる。それに車やリクシャーでは街じゅうに設置されている検閲バリケードを通れないから、いずれにしても無意味。となるとバイクしかない!ということを察知した時点で、そこに一台のオートバイに乗った若いニイチャンがいたので交渉することにした。ニイチャンはオンリー500ルピー、とか言ってくる。通常なら40分くらいの距離なのでそんなに?と思ったけど、状況が状況だけに、これは仕方あるまいと決めて、ニイチャンの後ろにまたがり、ニイチャンとの間に大きな荷物を挟んで乗り込んだのです! たまたまそこに居合わせたニイチャンのバイクに、大きな荷物ともども乗り込んで出発!したのだが・・・ 巡礼者でひしめき合う道をひたすら進むのみ・・・それから私は荷物のバランス取りながら、ニイチャンにもつかまって、目指す会場方向へとバイクをビュンビュンと飛ばしたのでした。あちこちで交通規制のバリケードがあり、あるところではポリスらが、その男にいくら払うんだ?こいつには100ルピーでも多いよ。わかったね?困ったら警察呼ぶんだよ。と言われた。えー?でも仕方ないじゃんねー。ニイチャンはめげずに、追い返されたその場は引き返し、また別のルートで長い橋の上をサンガム目指してぶっ飛ばした。橋の両側とも大変な巡礼者の群れが歩き続けていく。橋の左右には、ツーソンジェムショーの比じゃない巨大なテント群も遠くに見える。これは見逃せないからと、荷物抱えながらパチパチ写真も撮りながらだからもう大変(!)橋を渡り終えるとニイチャン、ちょっと一休みだという。私の大きな荷物が彼をプッシュし続けるし、あの尋常じゃない人混みに気を使い、ポリスに脅かされ、彼も大変なのはわかる。するとニイチャン、携帯のグーグル翻訳でヒンズー語で入力、英語で伝えてきた。「さっき500ルピーって言ったけど。君が払ってくれるだけでいいよ。ゼロでもいいよ」とか。なんだー。ニイチャン、いいヤツなんじゃないのー。でもこの会話でわかったことは、この彼、バイクの運転手ですらなかったってこと!たまたま自分もメーラに行くために50キロ離れた近隣の街から来ていた学生さんだってこと。え~!なんとー。 橋の両側に広大なキャンプ、テント群が広がる。圧巻!巡礼者らはひたすらサンガムを目指して歩く。 ただひたすら、延々と歩きます。 これは信心なのか?狂気?ただ延々と何日も歩き続けます。この短い休憩後、さらに目指すテント群へと進むのだけど、もうとにかく押し合い、へし合いで頭上にお泊り道具、鍋釜一切を乗っけた群衆の数がいっそう増え続け、リクシャーとオートバイと・・・でほとんど動かなくなってきた。あるチェックポイントではここまでだ、と言われ、私は降りて歩いて向こう側にわたった。ニイチャンはポリスの見ていないスキを狙って、道脇から回り込んでバリケードのこっち側に入ってくれて、さあまた続行。いやはや、大変。本来なら40分くらいのはずのところ、やっとのことでたどり着くと2時間半以上たっていた。そこにはもうこれでもか!っていうくらい大きな火の玉大の夕日が沈むところだった。 強烈なインドの燃えるような夕日が沈むとき、やっと到着かと思いきや・・・するとちょうどそこで(!)彼のバイク、空気抜けてもう走れなくなったのだ!ガソリンもなさそう。予約していたテントには電話してくれて、そこまでスタッフが迎えに来てくれることになったからよかったものの、ニイチャンは一緒に長い間、そこで待ってくれた。そのうち迎えが来てくれて、やっと私はテント群に入れたのでした。ニイチャンはその後どうしたのか?といえば、数キロバイクを押して空気とガソリン入れて、ちゃんとメーラも見て帰路に着いたとのこと。よかった。彼には約束通り500ルピー払ったら嬉しそうだった。でも後でわかったことには、これって考えられないほど超破格なお値段だったんだって。状況が状況だけにみんなその数倍はボッていたようで、もう、あのニイチャンに感謝です。そしてこんな感じの、主に外国人らが泊まっている仮設テントに到着。ここも国内はもちろん、世界中からの観光客らがチェックイン手続きで賑わっていました。このクラスの外国人用テントだと、ほぼ全員が主催者側が手配した特別タクシーで会場にやってくる。私は自分でローカルバスでたどり着いたと言うと、カウンターのインド人もびっくり!「WOW! あなたは相当に勇敢な女性だ!」(brave lady!)とコメントされてしまった。 寝静まった仮設キャンプ群:これはかなり高級クラスといえます。テント群のすぐそこにガンガ(ガンジス河)が流れている。北インドの冬はものすごく!寒いんです。しかも明け方、ガンガの冷気が大気に混ざって川から吹き込んで、文字通り骨まで凍りつくように寒いんです。こんなとこで風邪ひいてはいられない。イギリスから来たおばあちゃんは電気毛布持参していて、もういっぺんに尊敬!ここはもちろんオールベジ(菜食)で有り難い。チャイとたくさんのカレースパイス(=薬)のおかげ?で、なんとか乗り越えた感じ。 日々、さまざまなカレーのベジ食はとっても美味しかった:)でもほんとの話、インドでしか、インド人にしか、こんな6億人の集会をオーガナイズすることって無理です。何かにつけ、インドの強烈な電圧サージのように(!)許容範囲を超えるエッ?ハー?というたくさんの試練が訪れ、メンタルも体力も相当鍛えられます。じゃあ、次回は肝心のクンブメーラのお話をいたしますね!
2025年02月28日

寒いアリゾナの家を出てから気がつけばあっという間にひと月以上たっていて、立春も過ぎましたね。私はフェニックスからロンドン経由で先ずは熱帯のスリランカ、コロンボへ飛びました。スリランカでの旅のことや、その後に渡ったインドでの熱い日々のことも共有したい。ずっとアジアの各地でペイソン水晶とシヴァをご奉納してきています。シヴァ神とのお話のこともシェアしたいです。何しろ世界最大のヒンドゥー教の祝祭、マハクンバメーラに参加してきたのです。今年はマハ(グレート)もマハ、なんと144年に一度の天体の配置にあたる特別なクンバメーラですので、なんと聖地プラヤグラージには世界中からヒンドゥー教巡礼者が7千万人!多いときはおそらく1億人を超える熱烈な人々がサンガムで沐浴しました。WOW!です。シヴァ神への強烈な祈りのこともたくさんお話したいです。そんな熱狂的に熱いインドから、いまは何と、大変な軍政下にあるミャンマーに来ています。いやはや、現地に来てみたからこそ見えてくるものもいっぱいあったり、いろいろご報告したい。なのに!ですよ。最初は圧倒的な熱気にやられ、私のサイキが大いにかき混ぜられ、それから今いるミャンマーに入ると、しょっちゅう停電がおこる。PCに向かっても突然、バチっと切れて、へたすると何時間も戻ってこない・・・・ようなことが続いていて、何もできないことも多いです。これを書いている間にも、もう2回、落ちました(汗:)それに私、あちこちと辺境の地からメールにアクセスしてきたせいか、最初の1~2週間は良かったけど、もう「不審なサインオンの試みが多すぎる」と、多分AIさんが判断したようで、まったくメールを見られなくなっています。メールへのアクセス拒否されてしまっているのです。もしメールいただいているとしたら、大変にごめんなさいです。何をしようにも、どのアプリ、プログラムにアクセスしようとしても、いつも携帯電話に認証コードを送ってこようとしますよね。でもその6桁のコードが届かない。各国いろんなsimカード入れてきているから?あんなこんなで、いまはまったくお手上げな感じ。あちこちで数千枚の写真も撮りためているけど、クラウドにもアクセスできない・・・・から、今回は写真なし、という悲しいい状況の日々です。残念!でも少なくとも、私は元気でーす、ということだけお伝えしたくてこれを書いております。もしかするとご心配してくださっている方もいるかもしれないしね。きっと近いうちに、こうしたすべてのテクニカルなチャレンジから解放されて、またちゃんと写真つきのブログアップできる日が早く来ますように! 未発送部分も、必ずお届けさせていただきますので、そこはご安心くださいね。そう、私のバケットリストのひとつがかないましたよ~!というわけで、ミャンマーの世界遺産、バガンで熱気球に乗りました~!という写真を一枚だけ載せますね。無数の仏塔、パゴダや寺院群が朝日に照らされていくその姿は、まさに感動!!そのものでした。自分の写真にアクセスできないので、ウェブからお借りしました。 世界遺産、バガン、数千の仏塔群の上空をゆっくりと飛びました~!というわけで、私は元気に旅を続けています。テクノロジーなチャレンジだけがちょっとした試練ですが、これももうすぐ解決できるかと願っています。いつも新月には皆様の祈りを、どうぞグリッドに乗って届けてくださいね。私も祈りが倍増される感覚がわかって、力強く感じています。このまま旅を続けて、桜の季節はなんとかして日本に行けたらいいなあ~!という希望も抱いていますよ。どうぞ皆様もお元気でお過ごしくださいますように!もうすぐ春~~!これは確実ですよ!ナマステ~!いつも感謝しています!
2025年02月14日

いや~、新年明けましておめでとうございます。(ギリでまだ言える?)明けたと思ったら、もうさっそく新年もスタスタと足早に過ぎていくではありませんか!まあ大変:)昨年は何よりも素敵なクリスマスプレゼントもいただいて、私はなんとも幸せものであります。感謝、感謝いっぱいにオラクルで年明けを迎えました。そして私の一年はといえば、いつものように石とともに始まりました~!年明けとともにメサのジェムショーにやってきましたよ。このショー、私は大好きなんですよね。ツーソンショーとは対照的にぐんと小規模なんですが、石たちや業者たちはこのショーから始まって、クォーツサイト、そしてツーソンへと移動していくんですね。ほんとに石大好き~~みたいな人たちが、自分が掘ってきた石たちを自慢げに見せ合う Show & Tellの集いみたいで、常連みたいな石キチさんたちに再会できるのもすごく楽しみなんです。 アリゾナはまさにありとあらゆる石たち、鉱物の産地。地元産の魅惑の石たちがショーを大いに賑わせます。 よくわかんないけど、スパイダーマンも石買ってました!長いこと石掘ってきて見事なコレクションを持っている年季はいったロックなじいさんたちが、どんどんそうした宝物を手放していく、とてもパーソナル感のあるショーという側面も素敵。土日は子どもたちも犬たちも家族連れでやってきて、ロックハンティングへの情熱を培ってくれるイベントもいっぱい用意されているんです。最終日になんて行ったら、もう持ってけ、持ってけ状態のそんな楽しみもあって、毎年いつも私の年頭行事になっているわけ。そこではあちこちで人々と気が合って、ついつい長話しになってしまって・・・あっという間に一日が終わるので一日では足りないです。今年はペイソンダイヤモンドの発掘に情熱をかけているジェームズに出会いましたよ。彼のコレクションはもうびっくり仰天!話し込んでいるうちに後ろの方から大きな箱を出してきて、どんどん見せてくれる。何日もペイソンの森でテント泊しながら、何メートルも深く、深く堀って掘って、2メートル(!)近く掘ったところでガマから出てきたという超ゴージャスで大きな紫がかったペイソン水晶たち!こんなコレクション見たことないです!それにしても、手堀りで私の身長以上の深さをどうやって掘っていくの?土は相当に固いんですよ。50cm掘るのでも大汗なのはよく知っている私。そのつらさを克服して掘り続けるその情熱なんだか、何なんだか? するとたまに4億年前の古代の岩盤から。こうしたお宝物が出てくるんですね。写真だけでもとお願いしたら撮らせてくれたのでシェアしますね。もう彼のデカい男手いっぱいの見事な大きさ。裏面は信じ難いほど美しい見事なエレスチャル状態! そんなこんなでお値段聞いたら、そちらもびっくり。5千ドルだって。今円安進んでいるから限りなく80万円!? しかもこれよりもっと凄い宝物も見せてくれた!もちろんお値段ももっと。まさに驚きのコレクションでありました! トップクラスの大きなペイソンレムリア水晶たち!あああ~~~~~~!!!これだととても手が出ないですけど、当サイトでは新年ペイソン水晶、30%オフで提供しておりますので、よかったらご覧くださいませ。レムリア水晶はとにかく、どこまでも優美なのであります。そう、これからますますレムリアー縄文ーがカギなのであります! そして私はこれらの古代レムリアの土地から採れたペイソン水晶もご奉納用にいっぱい抱え持って、これからまさにレムリアの地へと旅に出ます。そこは家の裏庭に立つ大きな黒プレマシヴァ様の故郷でもあります。再生のための破壊を担当されておられる、今一番ご多忙な神様であるシヴァ様に「お会い」したいのです。こんなことはなかなか普通の人には言えないですけどね(笑)!そこからアジアの各地へグリッドワークの予定で、帰国日はまだ未定という恐ろしいのノマドの本性が出てきています。メサのジェムショーでこんなトートバッグに石を詰めて渡してくれた石友。「彷徨う者すべてが迷って行き暮れているわけではない。ただ石を探しているだけの者もいる」と。これってまさに私!言い得て妙なり!ですよねー。 んんん~~!言い得て妙なり! 今まさに風の時代なんだか、世の中のすべてが大きく変わってきていますよね。政治体制も経済の仕組みも、それから天変地異を経て世界の地勢も変化していく真っ最中。これまでうまく隠されてきたさまざまな闇にもどんどん光が当てられていく。面白い時代になってきたものです。私にとってはやっと長くて暗いトンネルからやっと出られそうな、少しだけ息つきが楽になってきた感があって、何が起ころうとも大丈夫!という確信から、すごくワクワクします。生きづらかった世界をやっと脱出できる希望の光が見えてきた感じ!今年は巳年、完成、完結の「9」の年。さらなる次元上昇に向けて、未完のままのテーマがあるとすればそれらを終わらせる年です。身をくねらせてシュルシュルとうまく脱皮していきましょうね。次の新月は29日。私は北インドからマジで(!)シヴァグリッドにしっかり乗っかって祈りに臨みますので、どうぞご有志の皆様、ぜひシヴァ神のお力をお借りして破壊したいもの、その向こうに何をクリエイトしたいかを明確化してくださいね。ぜひグリッドでお会いいたしましょうね!またWIFIの状態のいいところで旅の様子などアップデートしたいと思っています。そんなわけで大変申し訳ございませんが、アンダラその他の発送等は少なくとも春先まではできなくなりますことを、どうぞご了承くださいませ。メールは見ております。今年はツーソンショーへは行けないけど、きっと旅先で出会う石さんたちもいるかも?巳年。いっぱい身を揺すって不要なものを振り払い、新たな世界のバイブレーションに乗れるよう、身軽になりましょう!南洋レムリアの地への祈りの旅に、皆様もどうぞご一緒してくださいね。ますますJOYに満ちた楽しい一年でありますように。どうぞ本年もまたよろしくお願いいたします。ナマステー~!
2025年01月08日

いやはや、師走に入りましたね。このところずっと南部、アラバマに来ています。娘の第二子出産の手伝いのためです。娘の家の庭先の木々も一気に紅葉が鮮やかに色づいてきました。映画「フォレスト・ガンプ」観たことがある方なら、アメリカ南部の雰囲気、少し想像していただけるかも?たくさんの高木、落葉樹の森のなか、近所の家々にもたくさんの落ち葉が地面に積もっている感じ。掃きためてもすぐにまた落ちてくる。カミちゃんはその落ち葉の上カサカサと音をたてながら走り回って楽しんでいます。だいぶ冷えてきたけど、雪は降っても一冬に1、2回くらいのマイルドな気候。やはり南部なんですね。カミちゃんも落ち葉集め、いや、落ち葉散らし?に大奮闘中です。 いま、窓の外はこんな感じの紅葉ぶりです。 お父さんの落ち葉集め(散らし?)を手伝ってますそして娘はといえば、自分が医師として勤務する病院でお産するのも変な気持ち?だったようだけど、今回は全般的にずっと余裕の安産で、今度は3500gの元気な女児誕生。その後、すぐに胸の上に生まれたばかりの新生児を置いて、ただ一緒に長いこと時間を過ごすんだよと娘に言っていた通りにできたんです。前回は病院主導でさっさと新生児を取り上げられ、拭いて体重計測・・・なんてことになってしまって、あれはダメ!って言ってあったんです。赤ちゃんは汚くなんてないんだから、拭いたり洗ったりしなくていいの。そんなことは後でいいんだよ、最初の小1時間、とにかく肌を合わせて絆作り、授乳の導入が何よりも大切なの、という私の持論が聞き入れられたのはとてもラッキーでした!ベビーも落ち着いてゆったりと娘の胸に吸い付いている感じで、周囲もそれを見守ってくれていたのが有り難かったですね。出産後の娘、まるでそのへんちょっくらジョギングしてきたくらいの余裕の風貌で、病院スタッフらにも驚かれていたし、そのため出産翌日午後には帰宅という快挙でした。イエーイ! はじめて妹とのご対面、すごいニコニコ顔のカミちゃんでした:) リンゴのほっぺたふっくらの赤ちゃん、誕生しました!リアナちゃんには蒙古斑がしっかりありましたよ!娘、今回はちゃんと胎盤も冷凍してもらって譲り受けてきた。これを裏庭に埋めて娘誕生の記念植樹するんだって。よし、よし!!娘、ほんとにおめでとう!こうしてカミちゃんは誇らしげなお兄ちゃんになったのでした。 すっかりベビーシスターに魅了されてます・・・:)それから間もなくしてサンクスギビングデー。今年はどうする?なんて言っていたら、なんと!義息子が自分のトラックの上に冷凍のターキー(七面鳥)が一羽、ぽんと置かれていることを発見!まったくもって見落としても不思議じゃなかったのに。えー?善意のアノニマス・サンタさん?もし毒でも入っていたらどうする?という疑念も皆無ではなかったけど、なんか、特に変な気持ちはしなかったから、急遽、ターキーを焼くことになりました。まだ皆な生きてるから、毒盛りはされてなかったみたい。こんな素敵なサンタさんもいるんですね。というわけで、私、自分は一切肉類食べないのに、いつも家族のために肉を扱った料理をしていることが信じられないんだけど、結局このターキーもじっくりと、こんがりと、中身はやわらかくジューシーに焼き上げましたよ。スタッフィング(詰め物)も入れてね。となれば、あれこれさっさとキャセロールディッシュも数種類作るハメになり、なんだか本格的なディナーとなってしまったのでした。どれも家族には大好評でよかったです。 サンクスギビングデー、アノニマスサンタさんから届いたターキー、じっくり焼き上がりましたよ。そんなこんなで産休に入った娘、最初は夜中も2時間おきに授乳しなくてはいけないあの最初の大変なルーチンに奮闘中。いま3時間おきくらいになってきたところかな。それにしても新生児のあの匂いほど素敵なものは、世の中に他にないですよねー。あの匂い、缶詰にして持ち帰りたい!みんなが万年寝不足状態のなか、私は一家のおさんどんとカミちゃんの面倒見るという、思ったより超激務の日々に翻弄されているところです。日に3回食事作るだけでも結構大変ですよね。しかも自分ではあまり触りたくもない肉に触ってさぁー。なのに飯炊き女だけでよかった前回と違って、今回は2歳児も見ながらだから、さらに大変~!それに!カミちゃんからもう毎晩、ばーちゃんと寝るという御指名が来る。その実現ののための二歳児とは思えない「交渉」術、これがまた吹き出すのをこらえるのが大変で・・・寝ている間に何回か蹴られるし、バシッとパンチされたり、気がつくとベッドの大半を占領されているし、ときには悪夢で泣き出すから眠りは中断されるしと・・・もう大変。それなのにあの寝顔を見たらもう、すべて許せちゃうから不思議ですよねー。師走に入り、街はジングルモードでそっちも大変。家でも義息子がクリスマスツリーを設置。カミちゃんもウキウキしながら手伝って、皆なでツリーが飾られましたよ。裏庭に茂っていたホーリー(ヒイラギ)、息子にカットしてもらって飾って、ますますクリスマスらしくなってきました。この調子だと年の瀬も迫っていく一方で、今年もあっという間に終わりそうですね。 カミちゃんの侵入防止用に柵が回してある! ホーリーを飾るといっぺんにクリスマス気分ですね。2024年はどんな年だったかな?と一年をざっと振り返ってみれば、私にとってはやはり旅の多い一年でしたね。何しろ4月から7月いっぱい、1年のほぼ3分の1は世界一周の旅で洋上生活だったわけだし、その前後もずっと旅が続いて、いまなお旅先にいて・・・と結局、家にいたのは4か月くらい?、8か月くらいは旅先にあった勘定になる。ま、もともと旅の多い人生ではあるのですがね。 さて、もうすぐ冬至の日にはKCミラーとのZoomでのトウリーディング例会が開かれます。来年、巳年に向けて大いなる脱皮がいま、促されていますよ!そんなインスピレーションいっぱいのワークとお話会にぜひご参加くださいね。私はクリスマスを家族と過ごした後、年末にはオラクルに戻ります。そして新年早々に、私はまたインドへと旅に出ます。破壊と再生の神、シバ神が大忙し、大活躍のいまだからこそ、シバ神とお話しができればと思っているのです。いまでなければいつ? という状態なので、新年はシバリンガムプロジェクトも強化すべく計画中ですので、少々お待ちくださいね。しかも新年は巳年、おおいに揺れそうなので脱皮することはMUSTですね。ぜひともに、来るべき時代のビジョンを描き続けましょう。IMAGINE!!今月は新月が1日と31日と2回あります。今年最後の大晦日は新月でもありますので、有志の方々に是非、今年最後の新月の祈りにご参加いただければと思います。揺れそうな巳年に向けて、大いにシェイクして不要なものを振り落とし、上手いことするりと脱皮していけますように!ぜひ大晦日、締めくくりの日にぜひ新月グリッドでお会いいたしましょう。除夜の鐘を聞く頃、どうぞ思いを寄せてくださいね。今年もまた、この星のたくさんの国々と地域に祈りを運ぶことができ、たくさんの方々との新たな出会い、そしてたくさんの再会を果たすことができました。皆様にもたくさんのご支持、ご支援、ご協力をいただきまして、本当にありがとうございました。どうぞ、心安らかな年の瀬をお迎えくださるようにと祈っております。いつも感謝いっぱいです~!ナマステ~!!
2024年12月07日

いやはや気がつけば霜月とは!オラクルは一気に寒くなって、急いで冬物を引っ張り出してきたところです。ついこの前までは暑さにグダってたというのにね。あとはひたすら冬至まで日が短くなっていくばかりかー。アリゾナは関係ないけど、米国は夏時間も終わって多少のごたつきもあり、選挙戦もやっと終わった。今年ほどスパム電話やSMSが山のように来た年はなかったな。日本から戻ってやっとこさ時差が直ってきた頃に、お気に入りの義息子がカミちゃんを連れてアリゾナにやってきた。娘はお仕事。そして1週間の滞在中、家まわりのあれこれの作業をやってくれたので、私はベビーシッターとおさんどん役に没頭することになりました。ひとつには屋敷内のたくさんのオーク(カシ)の大木の枝落とし。これにはもう一人の助っ人を雇ったのですけど、この若い青年が、見ていてもヒヤヒヤするほどの高所でもまるでアクロバットのような見事な「サル芸」披露、ブイーン、ブイーンとチェーンソウで枝を切り落としていった。大型フラットベッドのトレーラーに山盛りの木枝、これを2回も運び出すことになった大仕事もおかげさまで無事終えることができました。いやはや、冷や汗ものの一大プロジェクトでした。 本来なら命綱つけての作業のところを、柔軟な猿芸でドンドン枝を落としていくチャンゴ(おサルさん)! 大型トレーラーにめいっぱいギュウギュウ詰め込んで2回往復、大変だった~!もうひとつは、大きなデッキのペンキ塗り。スプレーペイントで20ガロン(=75リットル)のこれまた大仕事。それにあちこちの屋根の補強とか修理、ちょっとした電気工事なんかも手際よくやってくれて、ほんと助かっちゃいました。フェニックスの家のほうもバスタブやらシャワーやらと手伝ってくれた。その間、私はカミちゃんといっぱい、文字通り遊びころげることができて、ほんとに楽しい時間だった。それはそれで大いに疲れて大変だったけれど、ほんとに有り難いことでした。彼らが帰ったあとも私は大量のカシの落ち葉とドングリを掃き集めたり、忙しくしていました。そんなわけでたくさんのヘルプのおかげでオラクルハウスも冬支度おおかた完了!ということで来週からまた私は遠出します。 オラクルハウスのゲル、裏庭デッキのペンキスプレー作業、これも大変だった!長いこと延び延びになっていた世界一周の最終章、アラスカ航路のお話、やっと旅を完結できそうです!バンクーバーの後で寄港したのは先ずはアラスカ州ケチカン。ここはむしろブリティッシュコロンビアに近い、アラスカでも南部の港町です。夏のアラスカは観光シーズン。いくらか小雨がちらつく曇天の下、アラスカを訪れたら一度はキングサーモンを食べてみたいと思っていたのに、どこにも見当たらない!街のレストランにも一軒たりともない!え~~!紅鮭とかはあるのに、キングだけは決してお目にかかることはできなかったのでした。街のスーパーに行っても売っていない。残念~。どういうこと? となればこれはカニとイクラでいくしかないということで、私、ブルーダンジネスクラブ(カニ)とズワイガニ、そしてイクラを買い込みました!船室では料理できないからすでに茹でてあるカニと瓶詰めのイクラ。やった~!と一人ニタニタしていたら、同じく船から降りていた一群の人たちと出会った。彼らはびっくりした顔をして、まるでそこに住んでいる人のような買い物をしている私を見るわけ。彼らはせいぜいお土産用にスモークサーモンを買っている程度だったからね。私、実は住んでいるのよね。船室に戻って食したカニの美味しさよ!甲羅のカニみその唸るようなうまさよ!イクラ丼の豪華さよ!ポン酢がなかったことだけが残念。それ以来、私は船の上では「あのカニを買った人」ということで知られることとなりました。私としたら、買わないほうが信じられないんだけどね。 茹でる前はブルーのダンジネスクラブ、いやはやカニ味噌まで全部最高に美味しかった~! ついでにズワイガニも!あとイクラの瓶詰めも、もう最高でしたよ!次の寄港地はアラスカの北部、アンカレジにも近いスワードでした。するとケチカンでの私のカニ行動に学びを得た一群の人々が、私のニンマリ顔にあやかろうとスワードのスーパーマーケットに押し寄せるという「事件」が起こったのでした(笑)!ところがこの小さな街のスーパーにはカニも鮭もイクラも売ってはいなかったのでした!え~~!私も含めて皆んなもがっかり、ショックで落ち込んだのでした。やっぱ、御縁のあるタイミングで幸運の女神の前髪をつかまえないといけないのですよ。後ろ髪ではもう遅い。少なくとも一度はカニ三昧できたことに感謝する私でした。それからはじっくりと2箇所のアラスカフィヨルド遊覧、ダイナミックな氷河や流氷を眺めながらの3日間が続きました。これは夏のアラスカならではの楽しみであり、この長い船旅のハイライトだったかもしれません。インサイドパッセージ(入り組んだフィヨルドや無数の島々が織りなす雄大な景観がおよそ1600キロも続くアラスカ南東部沿岸エリア一帯のこと)の水路沿い、そして内陸部の山々にはなんと10万個ほどの氷河があるんですよ!特にトレーシーアームの48Kmに渡る壮大な渓谷フィヨルドでは、大きな浮氷や氷塊が数多く見られ、その見事なグレーシャー(氷河)ブルーの美しい色合いにはすっかり惚れ惚れしてしまいます。どこを見回しても氷、氷だからすごく寒いし、渡る風も冷たいから、みんな手袋、分厚いダウンジャケット・・・を着込んでいます。 スワードの街を歩いていたら、こんな美しいホタルブクロがいっぱい咲いていた!外は何とも表現し難い綺麗なグレーシャーブルー色の氷海に流氷が流れていく。ハバード氷河遊覧、ここは多分世界最大級!の氷河で、氷塊が海に崩落する瞬間をたくさん見ることができました。凄いです。カレッジフィヨルド遊覧では、切り立った崖へと氷河が集まる地形構造のせいか、氷塊が次々と押し出されて崩落が起こるんです。「アラスカンサンダー」と呼ばれる、まるで氷塊が雷のような轟音とともに、氷海のなかへと崩れ落ちていくスプラッシュのドラマを間近に目撃できて、まさにWOW~!!でした。あちこちで「雷音」が響き渡り、皆ながその方向へとカメラを向けます。中にはドローンを飛ばして撮影している人もいましたね。甲板に長居すると厚着をしていても冷えるから、船室に戻って窓から落氷や流氷を眺めたりの繰り返し。あんまり冷えるとサウナに行って体の芯から温まるしかない。30数年前に来たときは、こんなに氷河が崩れ落ちるシーンは見なかったから、きっと地球の氷河は急速に解けて、減退しているのでしょうね。 かなりの頻度で「アラスカンサンダー」の轟音があちこちで鳴り響きます!まさに別世界のフィヨルド氷河を出ると、あとはアリューシャン列島を通って一路、最終寄港地、横浜を目指して南下するのみ、9泊10日ひたすら海上生活です。これもけっこうツライものがある。あたり一面が氷の世界だったところから少しずつ暖かくなっていき、横浜に着く頃にはすっかり真夏。下船したら熱中症になりそうなくらいの炎天下を歩くことになってトホホです。そして横浜の海で最後のご奉納をしたことはすでにご報告した通りです。世界の7つの海に光の柱を、とりわけ深く海底から天に届く柱を立てることができたことが何よりの喜びでした。ご加護をいただいたすべての存在のおかげです。心から感謝するばかりです。今年は家を空けることが多かったけど、また来週から出かけます。私情で申し訳ないのですが、年内最後の発送ができるのは年の瀬ギリギリになりそうなので、お手元にお届けできるのは新年明けてからとなりそうです。もう来年の話が出るような、そんな時期にさしかかっているんですね。となれば、何としても年内あと少しになった残りの日々を楽しく、後悔のないように過ごしたいですね。やり残しのないように、来年に持ち越さないように、ね。次の新月は12月1日です。ぜひとも、皆様のいらっしゃるところからアンダラ、ニューアースグリッドにつながってくださいね。共に新生(神聖)地球の祈りを捧げてください。新たな世界を創造するための破壊活動が、ここからますます表面化してくることでしょう。でも表面の目に見えることだけに気を取られて恐れに陥らないでくださいね。その奥で実はもっと凄いいいことが起こっていることを信じてください。絶対に!愛の祈りだけが世界を変えることができるんです。寒くなる一方のこの時期、どうぞご自愛されてお過ごしくださいね。ナマステ~~!
2024年11月11日

もう~~~とにかく楽し過ぎた日本でのトウリーディング漬けの3週間を終え、やっとオラクルに戻ったところです。何だかやはり日本が素晴らしくて名残惜しいせいか、いっそう時差ボケという名の抵抗をひしひしと感じています。フェニックス空港に降り立つや、すぐやたらに目につくのが無人タクシーWaymo(ウェイモ)。少し前までは隣に人が乗っていた試乗ライド期間も終了した模様で、隣をすれ違うWaymoを見れば、もう完全無人!最初はギョッとしたけどね。しかも車種はなんとジャガー!オオォ―! 街なかでも前にも隣にも、と結構たくさん走ってる。Waymoが車線変更するのを少し斜め後ろからハラハラしながら見ていた。今度空港に行くときは試しに乗ってみようかな。チップなし?のはず?噂ではUberより少々高め程度らしい?でも大きなスーツケースを乗せるのを助けてくれる人もいないわけで・・・やっぱ、やめとこう。 フェニックス市近郊、完全無人、かなりの数のWAYMOが普通に走っている。 オラクル、季節はいまが最高!暑くもなく、寒くもなく、まさにこれは天国?って思ってしまうほど。特に長い留守を守ってくれたオークの杜にお礼を言っていたら、とっても愛らしいグリーン色に輝くハチドリがすぐ目の前にやってきて、ずっと枝にとまっていて・・・え?間違いでは?私のこと、見えてないの?それにハチドリっていつもブンブン、宙に羽ばたいているんじゃないの?なんていう、??マジカルな次元シフト??を身近に感じられる’事件’もあったりして、この地にまたゆっくりと「着地」を試みている毎日です。日の入りも早くなって、夕方6時では散歩に出るのも遅いくらい。着実に秋は深まっておりますね。それにしてもやはり日本は世界一の国です。ありとあらゆる意味において。なのにそこに住んでいる人々はそのことに気づいていない人が多すぎる。何たること!あ~あ。だから人類全体の覚醒が遅れているのかも?長年にわたる巧妙な愚民化政策、「ゆとり」教育、誤った自虐史観の刷り込み「教育」の成果なのか、果ては茹でガエルの成れの果てなのか、とにかく日本人、相当にやられてしまっている。本当に困ったことだ。そこには円安に便乗した観光客らが溢れかえっていて、周囲にあまり日本語が聞こえてこない。ここはどこ?少し前まで、日本はこんな国ではなかったはず。スケジュールを終えた後、KCミラー女史と訪れた京都もまた観光客で溢れかえっていた。通りもさっさと歩けない。まるで竹下通り状態。タクシーも止まってくれない。修学旅行の学生たちが大量に占領しているし、近年のあのアプリでしか呼べないライド等々のおかげでみんな知らんぷりで素通り。もう~バスの路線図ゲットするしかない。されど!しかし、それなのに!日本はそれでも最高に!素晴らしいところなのです。それは世界の、この星の大本、源だからとしかいえない。あらゆる意味で日本は世界の縮図。文字通り、ほんとにそうなのです。なのでいっそう、ことさらに!このことに同意してくださる日本のグリッドワーカー、アースワーカー、ライトワーカーの皆様、みこと様たちに心からお願いいたします。日本人の目覚めを最後まで諦めないでください。私もともに誠意を尽くすことを誓います!旅の最後、関空からロサンゼルス便はラッキーなことにJALでした。CAらの接客パフォーマンスはアメリカの航空会社と比べても雲泥の差。まさに比べ物にならないというやつです。これは仕方ない。日本人たるものの仕様、精神性のスペックがそうなんだからね。これはもうひたすら古来からこの国で我らを培い、育んでくださったご先祖様に感謝するのみです。機種も新しくてトイレもウォッシュレット。いつもアメリカに着いてトイレに入ったとたん、あー、自分はアメリカに戻ったのだとしみじみと思い知らされるハメになるのであります。あ~あ。日本に着いてから、先ずは自分のトウリーディングクラスを開催しました。初級と上級の計4日間。今回からトウリーディングの教科書も全面改定版となり、その出来立てピカピカのテキストを使っての最初のクラスがマイクラスでした。でも心機一転したのはテキストばかりでなく、時空を超えた光の軍団とでも呼ぶしかないようなフォースがそこ(クラス)に降り注いでくれた何とも美しいエネルギーもまた然りで、全国からお集まりいただいた方々との間に、素晴らしい和合の場を醸成してくれたのでした。ミラクルに気がついていたのは私だけではなかったはず。さらにクラス4日めには、生徒さんの一人がランチ休憩時に、ちょっと近くに白山神社があるようなので行ってきますね、との声に、結局全員揃って神社参詣へという流れもあったり。そこに入るや急に一陣の涼しい風が吹きわたり、わ~でした。その風が合図であったかのように夏日が秋へと急変したのでした。翌朝からみんな、「あれー、何だか急に秋みたいですねー」なんて。すべてにおいて宇宙の采配に大いに感謝するばかりの、とってもマジカルな4日間でした。ご参加いただけた天使の皆様、どうもありがトウございました! この秋からトウリーディング 初級、上級のテキストも新規改訂版を導入しました! ミラクルが起こる場をクリエイトし、かかえること。それがトウリーディング。間違っても足よみでも足占いでもありませんよ。それからはKCミラー先生が来日され、私はティーチャから今度は同時通訳者モードに切り替えての楽しい日々。どこにいても、そこには素晴らしいKC旋風が巻き起こっているような感じで、皆なが自然と上気立っていきます。ヒーリングは、誰かが真にじっくりと耳を傾けてくれた時に起こる変容の奇跡です。そんなマジックを日々、間近に見る証人となれた幸せもまた格別です。KCは私のソウル(Sole)+(Soul) シスター。足友であり、魂のシスター。一般セミナーでは思いがけず、私の敬愛する胎内記憶の第一人者、池川明先生もいらしてくださって感激!胎内ですでに受けていたメッセージが、生後、足指にしっかり現れていくこともしっかり確認できました。場内には本田健さんや神門マスターの飯島敬一さんらもご参加くださり、大いに盛り上がりましたね。ほんとに感謝、ありがトウ~~!です。 都内で開かれた一般セミナーで:楽しい時間はあっという間に過ぎていきます ひょんなことから 池川先生にもお会いできて、感激~~!その後セミナーが続いて、1日だけあった中日には、旧友がKCと私を都内観光に連れていってくれた。根津神社~まさか東京大学構内でハチ公に出会えるとは!友人は私たちが狂喜するのを知っていたんですね。三四郎池の周囲を歩いたり、赤門前で3歳児のミニトウリーディングをしたりと、とっても楽しい時間でした。 さらなるスキルアップを目指して全国から集ってくださったトウリーダーたち。これまたパワフルでした! 東大構内にハチ公がいたなんて知らなかった!それからさらに、トウリーディングのティーチャー養成講座が4日間にわたって開かれた。これまた濃厚でディープな時間が流れました。今回は新たに8名の素敵な新ティーチャーたちが誕生しましたよ。どうも、おめでトウございます~!これからもトウリーディングを日本や世界のあちこちで、沢山の人達と楽しく共有していっていただきたいです。 2024年秋、あらたに8名のトウリーディングティーチャーらが誕生しました~!おめでトウございます~!すべて終わったあと、私とKCは京都へ向かいました。そこにはKCにとっても特別な魂の記憶がある場所があり、そこだけは不思議にあまり人氣もなくてゆっくりとした時間を過ごすことができました。私たちがゆっくりひと回りすると、その後からお坊さんが一枚、一枚・・・と扉を閉めていくという抜群のタイミングも驚きでした。高台から遠くに比叡山が青く光っていたのも印象的だったな。紅葉にはまだ早い季節だったけど、あちこちで美しい紅葉が赤く色づき始めていたのも逆に新鮮でした。これからの観光シーズンはさらに沢山の人達でごった返すのかな。やはり京都はとても特別な場所ですよね。是非ともまた訪れたいです! 銀閣寺だなんて・・・修学旅行以来・・ン十年ぶりで、すてきな虹に迎えていただきました。感謝~!!さてと、中秋の名月は10月17日です。満月は18日だそう。中秋の名月を愛でる習慣は、平安時代あたりに中国から伝わったものらしい。まさに夜明珠が月夜にいっそう怪しく光り、映える時期でもあります。そう、いま当方のウェブサイトに掲載されている夜明珠はアップされているものだけとなっています。同じくアンダラも本物、純正ものはだんだん少なくなってきており、特にアンダラペンダントはほぼいま掲載されているものだけとなります。もし気になっている方はどうぞお早めにお知らせくださいね。 今月末には私が個人的には苦手なハロウィーンがやってきます。あのエネルギーは嫌いで、少しも近づきたくない。そうでなくても、いつも10月は世界のあちこちでいろんな熱いイベントが起こる傾向がありますね。米国もまさに大統領選を間近に控えて実にホットになっていますし、台風もハリケン―ンもトルネードも地震も・・・あちこちで次々に起こっていますね。政界も財界も大揺れ、神のみぞ、どころか神さまですらこれからどうなるかはご存知ないのでは?であればなおさら、強大な竜巻に巻き上げられないように、大波に足をすくわれないように、しっかりと着地していましょうね。私たちが唯一コントロールできるもの、それは呼吸です。しっかりと意識的に息をして、大地につながっていてください。祈ってください。そしていま、この豊かな秋の実りを、感謝とともに大いに享受してくださいね。EnJoy~!(次回こそ、延び延びになっている世界一周の船旅、最終航路のところをアップしますね!Sorry!)ナマステ~!
2024年10月14日

いやはや時は9月に入り、ここオラクルも朝夕はひんやりする感じになってきました。もう確実に秋が忍び寄っていますね。もうすぐトウリーディング・ワークショップ開催のため、KCミラーとともに来日準備に追われています。そう、急遽訪れることになったマウイ島こそ、娘一家とほんとのバケーションだったかな。何しろ、世界一周船旅はずっとお仕事モードだけだったし、実際、かなりの”修行”が続いたのでした。でもそんなことを言うものなら、みんな、え~~!そんなバカな!豪華客船で世界一周してきたのにお仕事だけ???とおっしゃるけど、ホントなんですよね。そしていきなりマウイ島に行かされてみれば、やっぱりね、というお役目もラハイナではありましたが、あとは素晴らしい大自然のなかで結構精力的に(!)島のあちこちへ足を延ばし、それは素晴らしい時間を過ごさせていただきました。それに運転しなくていいのは助かるよね(笑)。マウイに着いた日、テラスの外にはすぐに美しい虹が迎えてくれました。 マウイ到着後、山側に美しい虹が歓迎してくれて感激~ 反対側はすぐ海!大火から1年後の今もまだ、ラハイナの町の多くがまだ復興中で、あちこちバリケードが張り巡らされ、一般人の立ち入りは禁止と書かれています。陸側には入れないので、海側から大量のレムリア水晶をご奉納しました。ちょうどというか、やっぱりというか?お盆だったし、多くの霊を近くに感じたので、御霊に心より祈りを捧げました。 焼け跡復興作業? 一般人はすべて立ち入り禁止のまま。 陸側へは入れないので、海側から鎮魂の祈りとご奉納をいたしました。ちょうどお盆というのもまた・・・私がマウイ島だけ行っていなかったことを知ってたの?と娘に聞いてみたら、へぇー、そうなの?と知らなかったみたい。ハワイ島は火の島、カウアイ島は水の島、オアフ島は地、するとマウイ島は風の島だろうとずっと思っていたら、やっぱりその通りだった。風の時代に入ったからいま、来るべくしてここに来た感が強かったです。それにしてもやはりあの大火の後、島の状況はいろいろと変化していて、あの有名な100%ハワイ産コーヒーというのがなかなかないです。コーヒー農園なども随分被害にあったらしく、店頭で売っているのは10%だけハワイ産、残りはコロンビア産のコーヒー豆と混ぜたものというのがほとんど。もっともそうしてきちんと表記してくれているだけ正直だけど、ハワイ産コーヒーと書かれているものでも、パッケージ詰めしたのがハワイで、豆は世界あちこちの豆であることが大半という昨今。いろんな角度から質問、質問、質問攻めにして、やっとバツが悪そうに少しだけポロリと教えてくれた感じ。産地偽装、偽装表記なんて今どきどの業界でも行われている慣例なのかと悲しくなるよねー。それにしても去年8月の大火の真相が明らかになる日が来ますようにと祈ります。娘たち、ハワイは観光、バケーションで行ったはずなのに、へんな母親が、なんだか知らないけどヘイアウに行きたいとかのたまうわけ。え?ヘイアウって何?から始まって、娘たちにしっかり説明すると、すぐ快くあちこち連れて行ってくれたことに感謝。お陰さまでラハイナでの鎮魂から、マウイ島のあちこちでのヘイアウ周りから、彼らの望みだったハワイアンシェイブアイス(かき氷)まで、いいあんばいで島全体を巡ることができました。カミちゃんと遊ぶ時間は何にも増して最高です。それにしてもこの2歳児、クリスタルが大好きみたいで、何かにつけNo No (イヤイヤ期だからね:)と主張していても、クリスタルを出すとピタッと黙ってじっくり見入るんです。不思議だ~。あとシヴァリンガムを握るのも大好きみたい。あとは「カーズ」のライトニング・マックィーンが大好きで、いろんな車の種類をいっぱい説明してくれるから感心しまくって聞き入るんだけど、なかなか話についていけない私。2歳児にレクチャーされて、まるで知らなかった世界が開けてくる感じ。もう面白いったらないです。カパルア周辺の美しいビーチへ。カミちゃんは海が大好きで、いつまでも波際で遊んでいる。日が暮れるから帰ろうとするのもひと苦労です。パイアのフィッシュマーケットでは新鮮なマヒマヒやらアヒやらオノやら・・・美味しくて、魚が苦手なはずの義息子までパクついていたから笑えました。カミちゃんは刺し身が大好きでこれまたびっくりです。ハナまでの長いくねくね道は娘が運転。途中、あちこちで止まっては鬱蒼と茂る森に入り、しばらくすると滝の音がしてくれば滝で水泳ぎ。息子は崖から滝壺に飛び込んで、カミちゃん大はしゃぎ。計画なしに意図だけで(!)、計画したらとうていでき得ないような素晴らしい一日が目の前に展開されていくのを見るのは、何よりも素晴らしい!自分がクリエーターであることを垣間見せてくれる瞬間でもあります。これ、大切!ハナはとにかくどこもロッジ宿泊料金が高くてびっくりでした! 鬱蒼とした緑の森には見上げるばかりの巨木がたくさん。Amazing!!! マウイの豊かな緑と大自然、自然と息が深くなる最高の森林浴です。 水音がするからトレイルを少し外れると、あちこちに滝が落ちていて、となればもちろん飛び込みます! HANA近辺の古代ヘイアウ遺跡へ~ 皆なでタイムスリップ~ レインボーユーカリ?とか呼ばれる珍しい大木も!マウイは魅惑に満ちています。南部のヘイアウを訪れたり、地下へ降りて溶岩洞窟を歩いたり、娘はいろんな場所へと連れて行ってくれた。この地底世界、その昔は赤々と湧きこぼれる溶岩が流れていたわけで、それを想像するだけでも気持ちがざわめきます。地下世界はほとんど手つかずのままで、懐中電灯を消せば文字通り真っ暗。一条の光すらどこからも漏れてこない。音もしない。サウンド・オブ・サイレンスです。やっと地上に上がるところで覗き見る一片の青空が眩しかった。 鬱蒼としたジャングルをかき分けてラヴァチューブ(溶岩洞窟)へと降りて行きます!地底を歩いた翌日は雲の上へ。マウイ島最高峰ハレアカラ国立公園の山頂は3,055メートル。どんどん標高を上げていくと気温も下がっていき、そのうち気がつけば一群の雲が眼下に見下ろせることに気づいてWOW!です。雲の向こう側には美しいマウイの海が見下ろせる。空と海が雲をサンドイッチにしている。まさに空海だ。この雄大な展望を眺めながら、この休火山のトレイルを歩くのは息もはずみます。カミちゃんも頑張って歩きましたよ。山頂からは360度の絶景、パノラマビューが見渡せて大感激です。 マウイ最高峰 ハレアカラ山頂から見下ろす雲海の向こうには、美しいマウイの海、360度のパノラマビュー! カミちゃんも頑張って、休火山山頂のトレイルを歩きましたよ(笑)! 雲の上には、もう息を呑む絶景が果てしなく広がっています。WOW!です。次いで西部キヘイの町に宿泊。歩いてビーチに行ける距離。サンセット時は人々が涼みに繰り出してくる。あたりにはフードトラックがたくさん集まっている広場もあって、大人気。レストランもいいけど、こういういかにもハワイアンなB級グルメも手頃で楽しいですね。 キヘイのビーチ、サンセットの時間が来てもカミちゃんは海を離れない。最後はイアオ渓谷へ出かけました。ここはずっと行きたかったところ。急峻な370メートルあるという有名なイアオニードル、針とはよく言ったもんです。ここは生い茂る亜熱帯の森林に涼しい風がわたり、綺麗な渓流が流れ、最高の時間を過ごすことができました。ここはあの有名なカメハメハ大王が1790年、マウイ軍を破ってハワイ統一を果たした戦いの地でもあります。渓流に浸って涼んでいると、ほんとに時を忘れる感じ。帰る頃になるとまたカミちゃんが猛反対して、水から出ようとしないから無理やり引き上げるしかない(笑)。楽しかったマウイ島、これこそほんとのバケーションでした。娘よ、ありがとう! イアオ渓谷の有名な”ニードル”、まさしく! 鬱蒼とした亜熱帯雨林と渓流を渡る風が爽やかでもう~マウイからフェニックスへのフライト、何とラッキーなことにファーストクラスにアップグレードしてもらえた。嬉しいサプライズに感謝です。真っ白な布のナプキン、プラスチックじゃないナイフとフォーク、ワインもちょっといいクラス。これもまた、ひとつには具現化の現れなんですよ。いつも繰り返しになるけど、自分の周波数に責任持つこと。自分の波動を整えることができるのは自分の意図だけ。この秋からまた大きくエネルギーが変わってきていますね。この秋、ぜひともこれからの日本と世界への自分の関わり方について、もう一度、意図を明確にしておきましょうね。是非、秋分の日の前には済ませておいてくださいね!いつもグラウンディングして、つねに自分の中心に在ってください。日々瞑想の時間をとることを忘れないでください。来週はいよいよ日本へ行きます~!ますます進化を遂げるトウリーディングで新たにお会いする方、再会できる方々、とても楽しみにしています!この季節、素敵な秋の実りを刈り取って、めいっぱいお楽しみくださいねー。愛と感謝でナマステ~!
2024年09月08日

いやはや、暑中お見舞い申し上げます。酷暑の日本から同じく暑いアリゾナに戻りました。でも不快指数は日本の方がはるかに高い!湿度がだいぶ違いますからね。なのに暦の上ではもう立秋とか?信じ難いけど、たしかにオラクルの早朝はいくらかひんやり感を感じるようになっているので、たしかにゆっくりと秋が忍び寄っているのでしょうね。それにしても見れば壁のカレンダーは3月のまま。つまり4ヶ月間、1年の3分の1を海の上で過ごしたわけで、なんだかここに戻るにもちょっとした「調整」が必要でしたよ。というか、私自身がだいぶエナジー的にも変わりましたし、この地球もまた大きくシフトしているし、で同じところには戻れない感じです。そしてさっそくもう、旅先のマウイに来ています。娘一家とのバケーション。私としたら、ほんとはしばらくどこにも行かないで家でじっとしていたかったし、動かず揺れないところでやるヨガはやっぱりいいなぁ~としみじみ思っていたところなのに、超多忙な娘がやっとこの時だけ休みがとれたとのこと。すべては手配されていて、私はとにかく空港に現れてくれればいい、というわけなのでした。今度こそほんとのバケーションかも?と思いきや、娘が予約していてさっそくやってきたのはラハイナでした。しかもお盆です。カンの良い方はお気づきですよね。そう、ちょうど1年前、ラハイナで悲惨な大火がこの一帯を焼き尽くし、今なお数千人といわれる子どもたちを含む人々が行方不明?というあり得ない惨事が起こったのでした。実際現地に行ってみれば、あたり一帯が一般人には道路閉鎖されていて、あちこちに焼け跡も残るなか、大がかりな建設作業が進んでいる感じです。一体、ここで何が起こったのか?なぜ今なお、行方不明になっている子どもたちの話はどこからも、誰からも出て来ないのか?そんな理不尽な思いで、それとは対照的に限りなく美しいマウイ、ラハイナの海へご奉納をさせていただきました。思えば、地球7つの海への祈りで、今回の航路の関係で一番弱かったのは南太平洋だった。パナマ運河を通過後に太平洋側に出たところでご奉納したのですが、やはりどーんと南太平洋のど真ん中というわけにはいかなかったので、少しだけ気になっていたら、なんとこんな形で南太平洋に呼ばれることになったわけでした。やっぱりね・・・実際、豪華客船での世界一周は私にとっては少しもバカンスではありませんでした。実はそうやって自分を一人部屋の船室に缶詰め状態にすれば、もしかすると息子が逝ってしまってからずっと先延ばしにしてきた執筆に専念できるかも?と思ってのことだったのです。そしてもちろん世界の7つの海から祈りとご奉納をお納めする、その2大目的があっての旅でしたので、実はあまり船客らしいことはしていなくて・・・唯一、船上でほぼ毎日やっていたのは、良き出会いによる24式太極拳、これだけは素晴らしくて!これからも地元で続けたいなーと思っているところです。さて、船はアリューシャン列島を南下して、いよいよ目指すは最終目的地の横浜港となった頃。7月20日午後3:33分に日付変更線を越えた時に、「太平の祈り」を一人執り行いました。ちょうど満月でもありました。シュワシュワの大きなシーフォームを手にしばし瞑想し、太平の世の復元、平和な惑星を支えることができる波動の人々が住める星の復興への祈りをこめて北太平洋のど真ん中へ投下しました。西回り航路船では地球一周の間、あちこちで1時間ずつ遅らせて時差調整していったのですが、この日は1時間戻すのみならず、日付けは1日進めてくださいという案内があった。エ?あー、そうかー。これまで1時間ずつお借りしてきた時間を、一気にまとめてお返しする日が来たというわけです。ひと月前に、7月20日-21日に「太平の儀式をします」と告示した時点では、そんなことは知るはずもなく、普通なら2日間にわたっての期日を記載することなんてないのに、その時はなぜそうしたのか、というか、なぜそうさせられたのか、知るよしもなかったわけですが、20日に日付変更線を越えたとき、21日を飛び越していきなり22日になったわけ。一日(21日)は消えた。たしかマヤ暦には「時間を外した日」というのがあるけど、私にとって7月21日は完全に「消滅した日」となったのです。すべてお見通しの御方はこれもご存知のうえで、私に2日間の含みをもたせる書き方をさせたとしか思えない。やっぱり凄いなーとあらためて思います。ちなみにベーリング海峡が一番狭くなるあたりには、日付変更線をはさんで2つの島があります。ひとつはロシア領のトゥモロー(明日)島、もうひとつは米国アラスカ領でイエスタディ(昨日)島と呼ばれているんですよね。日付変更線を越すとき、昨日は明日になるわけです。NASAのウェブサイトでも確認できます。https://earthobservatory.nasa.gov/images/91638/yesterday-and-tomorrow-islandsマジカルですよね~! 最終到着地の横浜には、旅の締めくくりをグラウンディングするために、やはり人知れずご奉納をさせていただきました。これには大きな「長老」ことブラウンアンダラがふさわしく思えたので、そのようにいたしました。それにしてもこうした都会の港は、世界中どこもひどく汚染していることを目に見える形で痛感させられた旅でもありました。いやはや、あの宮崎映画、「風の谷のナウシカ」に登場する「腐海」の森、あれって実は陸の森というより、まさにこの腐った海とはこのことを示唆していたのでは?と勘ぐってしまいました。世界中、人が住む都会近郊の海は人が排出する排泄物のヘドロが深く滞積しています。その汚染しきった海底を何とかしてかき混ぜたくて、体を揺さぶって、掻きむしりたくて仕方がない地球の悲鳴を、私は今回の世界の海のあちこちで、祈りの度に聞きました。あのアニメに出てくるオウムという巨大な蟲(ムシ)は、まさにその自然界(海)からの復讐のエキスを体現しているように感じました。これは今回、世界の海を回ったがゆえに私のものの見方が変わったことのひとつです。最初にあのアニメを見たときはそういう考えは浮かばなかったから・・・特に東京近辺の海、港湾は酷いです。いまやたらに自然災害、天変地異やらの到来や、その「予言」が巷に溢れかえり、人々を恐怖で縛っているようですが、「恐れ」ゆえに逃げ込む地はそういう恐れを抱く人々ばかりが集まるゆえに、もはや安全な場所ではなくなるでしょう。私たちにできること、それは恐れたり心配したりすることではなく、必要なことは備えること、そして祈ることです。自分の波動をいつも整えていること、愛の波動で在ること、そのためにいつも瞑想の時間をもつこと。それだけです。それをしないと恐れに捕らわれ、流され、自分の中心を見失ってしまいますから。これからますます大変な試練がやってきそうーオウム蟲の気持ちにもなってみたらわかるけどね。ぜひ多忙な一日のなかに、そうした自分の中心に戻る時間を必ず作ってくださいね!それがベストの対処法です。 さあ、もうすぐ、来月9月には来日して、私のトウリーディングのクラスを開催します。今なお受講生募集中!ですので、ぜひメールにてお問い合わせくださいね。今回、世界の海を回ったばかりの私、エナジーがまた変わっていっそうパワフルに、ディープにクラスに臨みますので、ぜひ会いにきてくださいね。また今回はKCミラー女史も来日して、今なお進化中のタオ オブ トウリーディングのクラスを開催します。一般セミナーの夜の集いやトウリーダーのためのスキルアップセミナーなどもありますので、こちらも是非ご参加いただきたいです。メールでご連絡くださいませ。この夏、この酷暑は一体何なの?といったシンドさを経験している私たちですが、まさにウランビーズの季節ですよ。いっそう激しい宇宙線が宇宙空間から降り注いでいるいま、是非コスミックブレスを身につけて、日々の生活の場でお役立てくださいね。腕首周りサイズをお知らせいただければ、それに合わせてお作りさせていただきます。新たにアンダラや天然石その他もアップしました:)アラスカの旅~そしてマウイのお話は次回に回しますね。では暑い日々ですが、毎日祈り、瞑想いたしましょう。感謝でナマステ~!!
2024年08月16日

あの芍薬は去り、新たにアラスカの道端で摘んできたマーガレットやほたるぶくろの花々が氷河を背景に窓を飾ってくれています。さて、私にもやっとクジラに出会える日がやって来ました!船客らと会話を交わすときに、あちこちでイルカが飛んだとか、クジラの尻尾が見えたとか・・・という楽しそうな話をよく聞くのに、洋上生活がもう3か月以上にもなるというのに、私はまだ一度も目にしたことがなくて、せめて一度は見てみたいものだと思っていたんです。7月7日、七夕の日。カナダ、バンクーバー島へ入る手前のあたり、視界には沿岸沿いに山並みが見えたから、かなり近い、100キロ以内くらいか?ふと何気なく船室の窓の外を見ていたら、突然、大きなものが動くのが見えたんです。え?もしや?と思っていると、今度は大きな背中からブシュワーっと高々と吹上げたんです。その勇姿を見た私の顎はワイドオープン!ずっと口が開いたままでした。そもそも今回、私がこのほぼ3ヶ月半に及ぶ世界一周の船旅をすることにした最大の目的のひとつは、世界の7つの海をつなぐことだったわけです。果たしてこれまでやってきたやり方でよかったのかな?私のご奉納と祈りは果たして通じたのだろうか?失格だったらどうしよう・・・といった思いが脳裏を横切っていた時でした。そして、海の祈りなのだから、必ずや何らかのサインをいただけるとしたら、それは海からだと思っていたその時のこと、この最初の大きなクジラが窓の外に姿を表してくれたのは!するともう一頭のクジラがまたブシュワーっと潮を拭き上げて現れた。するとそれからはもう、3頭目、4頭目、5頭目・・・と大群が現れ、続けざまにシュー、プシュー、シュワーっと、これでもかといわんばかりショーが10分くらい大サービス状態で続いたのです! ンモゥ~~、途中、私も顎が疲れてきたので、口はいったん閉じて、代わりにWow, wow, wow・・・を連呼しながら、拍手喝采しながら見続けていました。そして最後にはなんと、窓に一段と近いところで、大きな一頭が全身で飛び上がって、また海へダイブインするという感動の勇姿を惜しげなく見せてくれたのでした!もう、あり得ない!! それにしても私達の思考すらも、神さまにはすべてお見通しなんですね。だって私が、サインがあるとしたら必ず海から、と思ったすぐ後に!この一大ショーがスタートしたのですからね。いやはや、もうショーの豪華さにもびっくりで、文字通り顎が落ちたけど、さらにこのようなたくさんのクジラたちをキャスティングしてまで、海の神様が私にサインをくださったことには感極まる思いです。神様、どうもありがとうございます。心より、限りなく感謝いたします。 さて今回の地球一周の船旅で私が周り、ご奉納と祈りをお届けさせていただいた世界7大海は以下の通りです。1.北太平洋、4/15/2024、日本出港後2.インド洋、4/28、セイシェル共和国への途上、赤道通過点へ3.南極海、5/11、南アフリカ最南端、喜望峰への途上、アガラス岬より4.南大西洋、5/13、ナミビア共和国、ウォルビスベイ5.北極海、6/9、アイスランドから北極圏エリアより6.北太平洋、6/11、北極圏からニューヨーク上陸前7.南太平洋、6/25、パナマ運河通過し、太平洋側に出たところ、さらにその7大海をつないでいる世界のより小さな海や海域、湾などは以下の通りです。すべてにアンダラとシヴァの鍼、レムリア・ペイソン水晶・・・をご奉納してきました。東シナ海南シナ海リアウ環礁マラッカ海峡ベンガル湾モザンビーク海峡ギニア湾ジブラルタル海峡ビスケー湾ケルト海イギリス海峡北海ノルウェー海バミューダ海域カリブ海パナマ湾ベーリング海そしてアラスカ出港後の今、アリューシャン列島を通過中で、あと残すところ横浜港入港を待つばかりとなりました。海の祈り、それはすべての生き物のルーツは海にあることを思い起こすことでもありました。また悲しいかな、この美しい水の惑星が、海底までいかに汚れきっているのかを思い知らされる旅でもありました。こうした船旅は、私には最初で、そして最後となります。前回ブログでお知らせしましたように、この4ヶ月にわたる船旅の最後の祈りを、今回の航路で太平洋のど真ん中で一人、執り行います。私は今回の7つの海へのご奉納、総まとめとして、禊をして臨むつもりですので、皆様もぜひ祈りにご参加ください。船時間では7月20日、日本時間では7月21日です。時間はあってないようなものなので、ご参加いただける時間に、いらっしゃるところからでいいのです。もしこの日にちを逃してしまったとしても、気付いたその時でよいのです。同志が加わってくれれば、祈りは累乗的にパワーアップさせることができます。そしたらクジラたちがもっと喜びを表現して見せてくれるかもしれませんよ。平和の海、太平の世への祈りです。パシフィックオーシャン(太平洋)はかつて平和の民、ムー、そしてレムリア文明の母体となった母なる海です。世界の海はいま、汚染により海底まで汚泥が溜まりに溜まって、光が届かなくなっています。この海をもう一度、祈りのちからで浄化し、思いの限りの光を届けてください。ご賛同いただける方がたのご参加を熱いパッションを込めて、心よりお待ちにしております!次回は帰宅後、アリゾナからアップいたしますね。お待たせしております発送等も帰宅後すぐにさせていただきますので、あと少々お待ちくださいませ。いつも感謝とともに、ナマステ~! アラスカの氷河を後に、ひたすら横浜港を目指して航行中です。
2024年07月18日

もう夏真っ盛りの7月なんですね。米国の独立記念日も、七夕も、初めて船上で迎えました。船客らの願いが書かれたたくさんの短冊がぶら下がりましたよ。私は船酔いはしないのですけど、陸に上がると陸(おか)酔いして、地震か?と思うほど大地が揺れる(ように感じる)ので、注意して歩かねば!ニューヨーク寄港はこの長い船旅の中でも私のハイライトのひとつだったかな。ハドソン川埠頭からマンハッタンに降り立ったのは初めてのこと。また来たよ~と船から自由の女神像に手を振りました。着岸はマンハッタンのど真ん中、50丁目なのでどこへ行くにもアクセスは最高。さっそくハイラインを歩いてチェルシーで週末だけ開かれている蚤の市へ。このハイライン、旧鉄道線路も含めた高架跡地、素晴らしい緑豊かな空中遊歩道で、この構想が実に素晴らしい!例によって天気はもう最高だったし言うことなし。ニューヨークって不思議なところで、ついさっき、レイキャビクから船で降り立った人(私)でもすぐに「ニューヨーカー」になれる街なんですよね。実際、そこでベビーカーを押しながら歩いている綺麗な女性に道を尋ねると、すぐに分かったことは、その若い娘さんもまた、2日後にはスペインのカタルニアへ帰る学生で、たまたまベビーシッターをしていただけだったりして、この街は世界中からいろんな人々が集まり、そして散っていく不思議な魅力をもっています。 セントラルパーク、72丁目を入ったところ、ストロベリー・フィールズ:) ハイラインを降りて、蚤の市へ行ったけど、へんなガラクタもんが高値で売られているだけで、私には雰囲気だけで十分という感じ。それからまた歩いてブロードウェイへ。予約していたミュージカル、”シカゴ”を観た!前から4列目、ど真ん中のプレミア席。やっぱ、ライブの迫力満点で大満足でした!それからセントラルパークのストロベリー・フィールズへ散歩。ジョン・レノンの命日に行ったなら、たくさんの人々がみんなでIMAGINEを歌っている場所。このパークには実はあちこちにパワースポットがあるんですよ。それはもう25,000年も前の氷河期の置き土産の「迷子石」たち。また片岩が氷河の流れる方向に研磨された羊背岩なども見られ、それが摩天楼のど真ん中にあるというミスマッチぶりが実にいいんです。ここへもたくさんの祈りとご奉納をさせていただきました。 パークのあちこちに氷河時代からの巨大岩が散在している!迷子石たちも!明けても暮れても同じ海の風景の部屋の窓。ここにちょっと彩りを添えたいなと思っていたので、こんな素敵なシャクヤクを無事に船に持ち込めたときは嬉しかった~!単調な船での生活に、こんなにも素敵な空間と幸福感を与えてくれるなんて、お花って素晴らしいですね。お花の精霊たちにいっぱい感謝しました。また下船時にはいいお花が手に入るといいなあ。 半月以上もほっこり、うっとりさせてくれた、シャクヤクの花の精霊に感謝! マンハッタン、百万ドルの夜景を後にカリブ海~南米へ向かいました「ブォ~~~ン」という大きな音の汽笛を3回鳴らして、船は夜出港、百万ドルの夜景を後にして向かったのは南米、コロンビア。途中カリブ海のあの魔のバミューダトライアングルを通過中は、確かに船は大きく揺れましたね。海面のあちこちに激しく白波がたって、360度全方向から引っ張られるような感覚。波に翻弄されているだけで何もできない感じで・・・夜は船の横腹を何度もドンドンと不規則に叩く音で目が醒めた。海賊か?と思ったほど。何だったのだろう?夜半、禊をしてデッキに出てみれば、潮のしぶきが立ち込め、霧状に吹き荒れている様子が電灯下に照らされている。ベンチはジトッと濡れていて、朝になると塩粒でざらついていた。ここでもたくさんお祈りとご奉納をしました。魔の三角地帯を無事通過してホッとした後、6日後には南米カルタヘナへ入港。前に娘と来たときはクリスマスでイルミネーションがきれいだったなぁ、なんて思い出していました。洋上生活では少しずつ時差調整をしながら航行を続けていきます。 カルタヘナ、コロンビアでは美しいコンゴウインコが迎えてくれた! こんな感じで、少しずつ時差調整しながら洋上を航行していきます。さらにパナマ運河を通行!ほんとに8時間もかけて、閘門の開閉でゆっくりと水面を上げ下げしながら通行していくその仕組みを、初めて間近に見ることができました。そのおかげでマゼラン海峡を通らずに済むのだから、やはり凄いですよね。カリブ海側から運河で最終段階のアメリカ橋(the Bridge of the Americas)の下をくぐると太平洋側に出ます。この橋が南北アメリカ大陸をつなぐ橋で、その上のパンアメリカンハイウェイを走る車の往来も見えて、もう、ワクワクしました!そしてコスタリカへ上陸、さらにメキシコへ寄港して、北米大陸西海岸沿いを北上し、やっとカナダ、バンクーバーへやってきたところです。 パナマ運河通行の仕組みを間近に眺めながら8時間かけて太平洋側に出ます! パナマ運河通行中!ヨガ友と:) アメリカ橋:右側が北米、左側が南米、橋の上はパンアメリカンハイウェイ!テンション上がります。6日は洋上で新月の祈りをいたしました。新月だから夜空も暗くて、北極星も北斗七星もきれいに見えました。またまた混迷のど真ん中、北半球の世界には熱い夏がやってきて、あちこちで異常な熱波警報やら山火事やらが起こっている様子。来月4日の新月には陸に上がっているはずなので、オラクルから祈りをグリッドに乗せます。ご協力いただける皆様もどうぞご一緒に、それぞれいらっしゃるところからお願いいたします。この後は米国アラスカに寄港し、あとはひたすら北太平洋を航海し横浜に戻るのみです。洋上生活は残すところあと半月、いやはやです。太平洋はこの惑星の海洋面積のほぼ半分を占める大海です。世界一周航海の途上、大西洋から南米周りで太平洋に入ったマゼランが、大西洋と比べてとても穏やかだったので「平穏な海」と呼んだことから、英語ではPacific (平穏な)、日本語でも「太平」という言葉で訳されたようです。この惑星が平穏、太平の世へとうまく移行できますようにという願いをこめて、アラスカから横浜への帰路、太平洋のど真ん中で祈りの儀式をするつもりです。日本時間では 7月20日から 21日あたりですので、どうぞ有志の皆様もアンダラ・シヴァグリッドで繋がっていただければ嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。暑い毎日、どうぞ水分補給とケアを十分にされてくださいね。ナマステ~!
2024年07月07日

もうすぐ夏至が近づいてきましたね。体調もほぼ回復し、お陰様で元気です。今朝ニューヨークに入港したので更新のチャンスかと思って:)先日、フランスのル・アーブル寄港時は、夜の出港までの限られた時間でできることは?と考えたら、最初に頭に浮かんだのがジャンヌ・ダルク。となればルーアンへと一人、列車で向かいました。ほんとは私に無料通訳兼添乗員役を期待するじいさま、ばあさまらも便乗を試みたんですけど、私、ジャンヌには一人で「出会い」たかったんですよね。ルーアンの駅を出て、ただとにかくセーヌ川の方向へ歩く、それしか知らずに街を歩きました。ルーアンは街そのものがどの一角をとってもとにかく素敵に「絵になる」ところで、たくさんの世界遺産が散在しています。ノートルダム大聖堂から鐘が鳴り響いてくる。小さな路地に入るところでジャンヌはどこ?と尋ねたら、その女性、なんと親切に私の手を引くようにして連れていってくれたんです。ありえない。身も知らぬフランス語しか話せない方なのに、あの女性の目、絶対にどこかで会ったことのある懐かしい目だったんですよね。不思議です。ジャンヌの聖堂も博物館も今回はどうでもよくて、とにかくジャンヌが火炙りの刑にあったその場所に行きたかったんです。そこにはジャンヌが1431年5月30日にここで磔刑に処されたと書かれた墓碑があり、シンプルなデザインの高い十字架がそびえ立っていて、多くの人達もそこを訪れていました。しばしジャンヌにご挨拶をする時間がもてたことに感謝です。 ルーアンの街はどこを切り取っても絵になる! かつてジャンヌが磔刑にあった広場には、ごくシンプルな墓碑が 同じくとてもシンプルな十字架がそびえ立つだけ翌日はロンドン入港。またしてもロンドンには珍しい快晴で誰もがびっくり。どんな観光名所よりも先ずは大英博物館へ向かいました。何度訪れてもやはり圧巻の迫力にやられます。ロゼッタストーンもイースター島のモアイ像も、パルテノン神殿の円柱ももちろん限りなく素晴らしいのだけど、私の好きな古代アッシリアあたりになるともうテンションマックスで、そこだけで他はどうでもよくなってしまったほど。これだけのコレクションが可能だったのは、やはり大英帝国に決して日は沈まなかった時代の国の威信があってこそだったと思う。近年アフガニスタンの多くの岩壁に残されていた数多くの仏画がすべて武力行使で破壊されてしまい、もう決して目にすることはできなくなってしまったことを思えば、こうした紀元前の遺跡の数々を目の前で見ることができること、写真も自由に撮ってもOKなこと、そして今なお入場無料であることは、英国に感謝だなと初めて思いました。以前の私なら、よくもまー、世界中の富を分捕ってきてーという義憤を感じていましたからね。 かの有名なロゼッタストーン! 古代アッシリアの王族らのレリーフが多数!支配者らの起源が・・・?北欧、ノルウェーはベルゲンに寄港。ン十年前、私はここ北欧の果てから陸路でインドに向かったことを懐かしく思い出していました。当時はユーレイルパスでフロム鉄道に乗ったので、今回は街なかのフィッシュマーケットあたりを散策。でも観光客相手のぼったくりぶりが目立ったなぁ。ン十年前とは違い、売り子の多くが中国人であることにもびっくり。養殖サーモンの魚卵、イクラも何もかもを「キャビア」として高値で売っている。一店だけノルウェー人の店で味見させてくれるところがあったので3種類くらい試してみたら、彼らが「キャビア」と呼ぶイクラは北海道の人々が「ほっちゃれ」と呼ぶ産卵を終えた鮭、他の魚釣りの餌にしか使えない年老いた鮭の卵で、つるりん、プチプチしてなくて、硬い卵膜が口のなかに残ってしまい、実によろしくない。日本人だったら絶対に食べないシロモノ、でも普通は店頭では味見させてもらえないから、みんなはほっちゃれをキャビアだと思って高値でお土産に買っていき、帰宅後に開けてびっくりの筋書き。これ、いけないですよね。私、ウニは割ってもらって食してみたけど、超高価な割には実に情けなくてルーペが必要なくらいの微小サイズで少しも美味しくない!何、これ?って憤慨するレベル。こと海の幸に関しては日本人審査員の舌は誰よりも厳しいわけで、それでなくとも超物価高の北欧諸国のなかでも、このフィッシュマーケットのぼったくりぶりは正直、詐欺だと思いましたね。 カラフルなノルウェー、ベルゲンの港 たくさんの「キャビア」も並ぶフィッシュマーケットさらに北上して北極圏に入っていくと、南極に限りなく近づいたときもそうだったように、船は大揺れとなって大変でした。船の脇腹をドッカーンと叩く音が頻発するので目が覚めてしまう。ドーン、ドッカーン、バッシーンと。それに底からドーンと突きあげるような、また前後にもグラグラと地震のように揺れ、船室はギシギシと軋む音をたてて、これが一晩じゅう続くのです。夏至も近くほぼ白夜だから、オーロラはもちろん見えないし、アイマスクしていても、このドッカーンで眠れないから同じか・・・完全な白夜だった南極大陸での日々を思い出していました。日は沈まずに、上空を左右に動くだけだったな、なんて。ソグネフィヨルド、ノールフィヨルドの船での遊覧、万年雪を山頂にいだく氷河の山並みと絶景はとても素晴らしかったです。ここにもご奉納をさせていただきました。気がつけば完全アーチの濃い虹が出て、誰もがWOW!と寒いデッキに出てくるのですが、あらためて驚いたのは若者らのチープな言葉!若者は皆な、その絶景を口を揃えて「ヤバい」「ヤバくね?」という貧弱な形容詞でしか表現できないのです!これって、ほんとにどーしたらいい!?!?これこそ相当「ヤバくね?」 遠くに万年雪の氷河をいだく山々を眺めながら、ソグネフィヨルドを航行していきます するとノールフィヨルドにゴージャスな虹が現れた!アイスランドはレイキャビクに着岸。私はブルーラグーンに行く予定にしていたのに、前日にまた火山が噴火してこの温泉に向かう道路が溶岩で通行止めで行けなくなってしまった!アイスランドは火(火山)と水(氷河)の国。大自然を満喫するしかないと決めて、急遽、女性3人とタクシーを借り切って「ゴールデンサークル」ツアーをすることにしました。スーダン人の運転手も、こんなに快晴に恵まれたのはとっても珍しいと!ガイザー(間欠泉)も大きな滝も、そして地球の割れ目を歩く体験も、相手が大自然の旅は実に素晴らしかったです。ブルーラグーンは天然温泉でなく地熱発電の副産物だし、温泉なら日本が一番なので行けなくてもOK。あの独特の美しい碧い海の色は各地で十分に見せていただけました。何しろアイスランドは世界一物価が高い国で、何も買えない。特に円が情けないことになっている昨今にあってはなおさらです。 世界一物価高の国アイスランド、レイキャビクの街 アイスランドの自然を満喫ドライブ、海はどこも加工なしでほんとに美しいブルー! 少し待っているとガイザー(間欠泉)が吹き出す!北極海へのご奉納はこの国の最北部からさせていただきました。またしても寒い嵐の夜でした。すると翌朝、海は信じられないほど凪いで、船がエンジン停止したのかと思ったほど。窓の外はまるでビロードのような滑らかですべらかな水面。海の神様はこんな表情の海も見せてくださって、まあ、あらためてびっくりでした!それから船は北極海をぐるりと回り込んで、今度は北大西洋に入り、北米大陸沖を南下していきます。カナダ、ノヴァスコーシャ沖に沈む太陽を寒い甲板から眺めていたら、大きな太陽が水平線とキスするその瞬間!ほんの一瞬、グリーンの閃光フラッシュを見せてくれた。これ!これが噂のグリーンフラッシュかーと、大感激でした!突然で写真を撮ることはできなかったけど。 このタッチダウンの直後にグリーンフラッシュが現れた!いまニューヨーク市寄港中で、忙しく古巣を訪ね歩いております。明日からは北大西洋航路を南下し、あの悪名高き魔のバミューダトライアングルを通過できれば(できますように!)カリブ海を抜けて南米大陸の北岸、コロンビアのカルタヘナへと向かいます。旅はあとひと月ちょっと続きそうです。地球一周、世界のあちこちからたくさんのシヴァリンガムの鍼を打ち込んでいますので、どうぞアースワーカーの皆様もご自宅からでも、シヴァグリッドに祈りを乗せてくださいね。ヘドロのように汚れきった海を海底からかき混ぜるイメージでご支援いただければ幸いです。マザーアースの自浄パワーを信じ、浄化の祈りを乗せていただけるだけでも、人々の想いは累乗的に増幅します。どうぞよろしくお願いいたします。感謝、感謝です!秋のトウリーディング来日ワークショップへのお申し込みメールも洋上に届くようになりました。この洋上修行を経てさらにパワフルに進化し、この秋に皆様と東京でお会いできることを楽しみにしております!ナマステ~!
2024年06月17日

明けても暮れても、私の船室から見える風景は永遠に海、海、そして水平線だけ。洋上生活50日ほど。まさに「海は広いな、大きいな~、月が登るし、日が沈む~」これが実感です。いつもアリゾナの砂漠に住む私にとっては水のエレメント不足だとしても、もう十分に、嫌というほど(笑)水をいただいた気分です。4ヶ月のうち陸に上がっているのは、ほんのひと月あまり。あとはずっと日夜、洋上航路を進めるのみです。地球一周というのはウソですね。これ、水球一周です。私たちのマザーアースがいかに巨大な水球、水の惑星であるかを実感しています。そして陸はそれぞれ離れているけれど、海は全部つながっている。ひとつなんですね。出港直前になって、ガザ地区の情勢がエスカレートしていることから、本来の航路だったスエズ運河を通って地中海、ヨーロッパに抜けるコースが取りやめとなり、代わりにアフリカ大陸を大きく南下し、喜望峰をぐるりと回り込んでアフリカ西海岸沿いに北上してヨーロッパに入るというコースに変更されました。起こることにはすべてに意味があるはず。私はひとつには世界の7つの海からの浄化、祈りの旅というのを意図していたので、え?この航路変更は私のためになされたのかもと思ってしまったほどでした。スエズ運河は若き頃通っているし、地中海諸国は何度も訪れている。アフリカの大地へは二度ほど訪れていたけれど、最南端、南アフリカへは行ったことがなかった。それが今回、こうした理由で行かざるを得なくなったわけです。ずっと南極海へは果たして、どうやって届けるというのか?北極海から「通す」のかな?とか思いあぐねていたものが、謎が解けた。そう、南ア最南端の喜望峰(いや、実際にはアガラス岬)から南極はすぐそこだ!と閃いたのです。北太平洋を南下し、赤道を越え、インド洋上に浮かぶセイシェル共和国に近づくにつれ、なぜか私の血圧が急上昇してWHY???と不思議で仕方がなかった。血圧は高い方だけど下が110、上が180を越えるのは初めて!血圧計のあるフィットネスエリア、普段はあまり人がいないのに、その日に限って5人くらい周囲にいて、みんなに数字を見られ(!)、「すぐ医務室行ったら?」とか騒然となったほど。そこに偶然ジムを終えて現れたのがマレーシア人で、なんと名前が「ゴータマ」!まさにゴータマ・シッダルダ、ブッダそのものじゃないですか!そして医者でした。なんだか訳わかんないけど、とにかく私の血圧が異常に高いことが人にも知られる「イベント」となったわけ。Dr. ブッダの優しくて落ち着いた声が私を落ち着かせてくれたけど、Dr. ブッダも血圧の薬、飲んでいるんだって。私はできれば薬飲みたくないんですよねー。いやー、それにしても何が起こっているの?心配になって信頼するKさんに連絡すると「大きな母船が一緒に動いています。大丈夫です」と。え~~~?? 何? 「この船じゃなくて、ですか?」「違いますよ(笑)、巨大な宇宙船です。映画のワンシーン見てるようです」と。ますます???そんな状況下で明け方、不思議な夢をみました。空中を物凄い速度で回転して飛んでいくディスク、円盤状のものとそれを操る装置みたいなものがあって、それはどこかで見たことがある感覚、とてつもない恐怖感。そこへとてもじゃないけど手で握れないくらい大きな水晶が現れた。虹が内側からギラギラ光っていて、上の方はDTどころかマルチ方向に分かれているマルチターミネィテッドの多次元水晶。その大きな光り輝く水晶が、半分夢の中、半分覚醒したような状態で、胸にドーン入ってきて、それを受け取ったような感覚があったのです。そこで目を開けてから何ものかに命じられるまま、禊をしてから甲板に出てみると、さきほど胸に受けたこの多次元水晶の使い方を教えてもらった(ような気がした)。海は深く海底まで汚染が進んでいて、マザーアースはもがき、引っ掻き混ぜ、すっきりしたいのだという感覚だけがビンビンと伝わってくるんです。海からの大浄化。私は胸のうちに湧いてくる思い、「わかりました。これからも、この身をそのために御遣いいただけるのでしたら」とお伝えしたのです。その日はやっと上陸できる日で、その前に朝食へ向かうと、ウェイターに案内されたテーブルの番号は39番。息子の命日でした。これで良いと、答え合わせをしてもらえたのでした。息子は上で、私は下ではたらき続けるしかない。朝食後部屋に戻って血圧を測ったら、ぐーんと下がって元に戻っていました。あの高血圧の3日間は、この巨大な多次元水晶を私の身体で受け取っても負担がかからないようするための準備だったようです。自分でも今なお信じ難いけど、こんなことってあるんですね。南半球に入ると、夜空に南十字星が見えるようになります。それに今年は5月5日からは深夜から明け方にかけて南の夜空にみずがめ座エータ流星群が見られるというので、多くの人々が観望会に集まり、すべての明かりを消して真っ暗な夜空を見上げましたよ。そして夜空をヒューンと横切る彗星が現れるとわーっと歓声が上がりました。最高!ザンジバルを通りながらフレディ・マーキュリーを思い、マダガスカル沖合を通過しながらあの島に眠るたくさんの魅惑の水晶たちのことを思い、そして初めての南アに向かう頃になると、噂通りに海は大荒れとなっていきました。1488年、最初のポルトガル人が喜望峰に達した際、周辺があまりにも荒れる海域だったことから「嵐の岬」と呼んだそう。でもここを拠点とした貿易がもたらした巨大な富により、ポルトガル国王はここを「希望の岬」と改名したらしい。いつの間にか希望は喜望になり、岬は峰になっていく理由は??ですが。喜望峰ではなく、地理的にも最南端のアガラス岬を通った夜の時間に、私は南極へのご奉納を遂行させていただいたのですが、これも文字通り、体をはってのイベントだった。大きな船なので普段はあまり揺れを感じないし、船酔いもないのですが、この海域は大変な荒れ模様で、横揺れに縦揺れも加わり、高波は10メートル以上!デッキにも大波が上がるので立ち入り禁止、外へ出られなくなっていました。台風並みの暴風雨、下手すると風に持ち上げられそうでヤバい!そこで祈ることはできそうになかったのでまず部屋で準備を、それから最上階の14階へ。そこには一部分だけ通れるところがあることを前もって確認しておいたのでした。暴風で大揺れ、水しぶきは船の11階くらいまで跳ね上がっている有り様。真っ暗でブルブル震えるほどの寒さ。強風に海に放り込まれないよう、しっかりと手すりにつかまりながら海と対面。ここまで大揺れだとバランスとって立っているのすら大変だったけど、そんな暴風雨の夜に外に出ている人は誰もいなかったので、やることがやりやすかったです。ご奉納が終わったあと、ふと見上げた嵐の空に大きな明るい星がキラリと輝いたんです。これをOKの合図と取って部屋に戻りました。その明け方、船はようやくケープタウンに着くのですが、でもその嵐のせいか、濃霧のため港に着岸できず、2時間ほどゆらゆら漂って上陸許可を待つのでした。せっかくこんなケープタウンくんだりまで来たなら、絶対に喜望峰を見ずには帰れないでしょうと願ってたら、やっ上陸許可が下りました。それから、なぜか私の通訳をあてこんでついてくるおじさん(ていうかおじいさん)3人を引き連れて、タクシーの交渉ですよ。すぐに決まり、すごく陽気でいい感じの運転手フランクが真っ白ピカピカ、革張りのアウディ!で現れた。それからというもの、素晴らしすぎる半日ツアーの時間を過ごしたのでした。岬の海岸線の絶景、はるか下の方にきらめく水面が息を呑むほど美しかった~~!フランクは宣言した。「今日という日は歴史に記録されるべき、記念日だよ。このところずっと雨だったのに。それに晴れても冬はこの岬はいつも強風がすごいんだ。今日は快晴、風もなし、太陽も海も最高、ありえないよ!」と。3人のおじいさんら、「やっぱりわしらの日頃の行いが・・・」なんてのたまってましたけどね。同じ海岸線を喜望峰に向けて何十台ものツアーバスと行き交うのだけど、絶景見晴らし台にはバスが停まれるようなスペースがはないから。みんなはただ車窓から眺めるだけ。われらのアウディはWOWと言うものなら、すぐにでもどこでも停まってくれて、アザラシもマントヒヒもダチョウも・・・写真もばっちり。フランクに冗談で奥さんは何人?子どもさんは?とか聞くと「ワイフは2人、子どもはそれぞれに3人ずつ、3人目は本人がいいな。子どももあと3人欲しいんだ」と。そうか、フランクはズル族だから多妻制文化、奥さんたちはシスターのように仲が良いそうだ。たくさんの文化交流も交えてほんとに楽しいひとときだった。団体ツアーの旗の後についていくとこうはいかないもんなー。 喜望峰、こんな風無し快晴の日は超、超、超、珍しいそうで、もう感謝、感謝です。 喜望峰、最高の絶景ばかりが海岸線沿いに続きます。WOWの連続です! ついに喜望峰達成!バスコ・ダ・ガマの気分!(笑)!翌日からはまた別の修行が・・洋上生活もひと月が経った頃、船内で風邪が流行り、ジジババらはあちこちでゴホン、ゴホンともう大変。なかには例のCOVIDで隔離された人たちも数人出てきたり。自分はずっと大丈夫だったのに、大半の人達が治りかけた頃にもらっちゃったようです。船内は冷房効き過ぎ、とにかく寒過ぎ。これで数年ぶりに微熱ながら発熱までして、咳と痰がひどくなってあれは一体何だったのか?気管支炎?咽頭炎?船内の医者も大忙しだったようで、風邪薬もほぼなくなってしまったらしいという噂が。私は風邪は水分補給とビタミン、あとはじっくり部屋で休むに限るというポリシーなので風邪薬も解熱剤も飲まずに休んでいたんですが、微熱が1週間以上も長引くようになると、これって?と、いろんなことも考えるようになるわけで・・・そう、喜望峰を回ってからアフリカ西海岸を北上するコース。ナミビア、アンゴラ、コンゴ、ガボン、赤道ギニア、カメルーン、ナイジェリア、ベニン、トーゴ、ガーナ、コートジボアール、リベリア、シエラレオネ、ギニア、ギニアビサウ、ガンビア、セネガル、モーリタニア、西サハラ、モロッコ・・・といった国々の沖合を通過。これって、かつて数千万人の黒人らが捕まえられ、劣悪な船でヨーロッパや南北アメリカヘ向かい、セリにかけられたまさに奴隷船のルートそのものじゃないですか!。こうした無数の奴隷たちの苦しみ、悲嘆、無念さのようなものが強くハートに響いてしまって、実は大変だったのです。もしそうなら、私が手軽に解熱剤なんて飲んでは申し訳ない、みたいな気持ちもあり(まさしくナンセンス、だよね)、それで自然治癒に任せることにしたのでした。それで私、もう神様に申し訳なくなって謝罪しましたよ、もう。なぜゆえにこんな差別、愚行が許されたのか、いや、名を変え、国を変えて今なお行われているのか!と。いやはや、こうして洋上では、訪れる土地と民族のそれぞれのカルマみたいなものまで身を持って体験させられている感じがあり、日々、まさに修行が続いております。発熱も自分のDNAアップグレードのためには必要だったみたいですしね。やっとのことでまた赤道を越え、ジブラルタル海峡を越えてヨーロッパ地域に入ってきた頃から、半月以上に及んだ風邪と微熱の症状もすっかり良くなってきて、またぼちぼち一人ヨガも再開しようかと思えるほどです。 アフリカの修行を終え、カナリア諸島、ラス・パルマスへ:)次に無料WIFIがつながる国へ上陸したら、また更新したいなと思っています。先ずは、フランスに限りなく近い洋上から皆さまにボンジュール、ナマステ~! 修行の旅はあと2ヶ月続く・・・らしい
2024年05月31日

今年は近年になく春になっても寒い日が続いて、それゆえに桜の開花が遅くなったので、間に合いました!桜は私の来日まで待っていてくれて最高に嬉しいです!やっぱり花は桜、ですよね。でも考えてみればですよ。近年の「異常気象」以前はいつも、桜は入学式の頃に咲くものだったんですよね。ずっとそうだった。だから先日、満開の桜のなか、入学式の看板の方に歩いていくピカピカの一年生と父兄らを見て、少し前まではこうだったことを懐かしんでいました。 桜と入学式と日の丸、昔はずっとこうだったよね?それにしても何これ!この外国人の多さ!円安チャンスとばかり?どこへ行っても日本語が聞こえてこない国になっている。東京も京都も神社へ行けば、前後左右ともに外国人、お花見も然り。いやはやです。でも気持ちはわかる。だって日本、安いもの。アメリカだったらたとえばラーメン食べたら最低4,000円くらいになる。税金とチップもあるし。それにビールなんて飲んだらあっという間に6~7,000円。日本なら1000円ちょっとですむものね。世界はとんでもないことになっていますね。そうそう、来日前にマイアップルたちと過ごしたテネシー州への旅行はとても楽しかった!今回はメンフィスとナッシュビルへ。メンフィスといえばやはりエルビス・プレスリーでしょう!エルビスで食べているような街だった。ミュージアムの入館料金も高くて1万円以上もする!普通ならシニア割引料金とかあるじゃないですか。でもエルビスファンといえば、やはり今ではみなシニア人口になっているから(笑)、割引なし。ナッシュビルはカントリーミュージックのメッカみたいな楽しい街で、カミちゃんもすっかりノリノリでした(笑)。 エルビスのグレイスランドへ、一家のお墓も並んでいました帰りはアトランタの動物園に行きましたよ。なんでも、いまアメリカにいる最後のジャイアントパンダ4頭がいるのがここだけで、彼らも今年は中国へ帰るというから、じゃあせっかくだから、この機会に観ておこうかということで。ちょうどアトランタあたりも桜(ソメイヨシノ)が満開ですごく綺麗でした!肝心のパンダらは、日中はお尻を向けてごろんと寝ているだけで、お顔も見ることができなかったのはちょっと残念だったけどね。 お尻しか見せてくれないパンダたち来日してからはすぐ東京で、トウリーディングの初級と上級のクラスを開催しました。また多くの方々の大きな変容に立ち会うことができて、とても嬉しい毎日でした。このクラスはとても疲れるんですよ。だって新しいことがらの学びで頭を使い、かつ過去の紐解き作業で感情レベルに深くアクセスするので、心身ともにフル稼働。参加者さんらも、ときどきチョコレートでも口に入れないと疲れてやっていけないレベルでしたが、でも最終日には皆さん、すごくすっきりしたお顔とエネルギーで家路についていただけてホッとしています。遠い九州から、北海道から・・・・皆様、ご参加をどうもありがとうございました。次回は秋。ワークショップ日程はすでに告知していますので、ぜひ気になる方はご参加くださいね。秋にはKCミラーも来日しますよ。その翌日から、私の4ヶ月の洋上の長旅が始まっています。洋上での通信はもっぱらイーロン・マスクのスターリンク衛星に頼るしかなく、お安くないのでこまめにインターネットを切っています。これからも最低限のご連絡くらいしかできませんが、お許しくださいませ。洋上航路で世界一周するからには、世界の7つの海へ祈りと光の浄化、ご奉納をさせていただく準備をしてきました。視えないものが視えたりといった特別な能力もない私にできるのか?という不安はありますが、きっとお導きがあると信じるしかありません。持参したたくさんのアンダラたち、特にサイババの勾玉たち、また40個ほどのたくさんのシヴァリンガムたち、ペイソンレムリア水晶たち・・・を聖麻の浄化後、世界中の海と陸へと納めてまいります。そしたらさっそくイランのイスラエル攻撃が始まったようですね。今は自分にできることをさせていただく気持ちだけです。これから4ヶ月ほど、連絡がつきにくくなるかと思いますが、寄港地で陸に上がる機会にはメール等もチェックできればと思っていますので、ご理解、ご了承をよろしくお願いいたします。現在は、日本から太平洋を南下しているところです。まだまだ予断を許さぬ世界情勢ですので、どうぞ心ある皆様もいらっしゃるところから祈りのグリッドでつながっていてくださいね。どうぞよろしくお願いいたします。行って参ります。ナマステ~!
2024年04月15日

いままさに文字通り、"三寒四温" の季節ですね。ここで春の訪れを実感できるのは、庭にツノトカゲを見つけたときです。彼はカモフラージュの天才!どこにいるかわかりますか? 近くで見るとこの小さいレプちゃん、ほんとに可愛いんですよ!英語の表現で The Apple in the eye というのがあります。目に入れても痛くないほど愛おしいリンゴ、つまり何よりも愛している、愛おしい人のことをさすのに使われます。長いこと、私にとってのアップルは、私をさしおいて逝ってしまった息子でした。いまなお、私のグリーフは完全には終わっていないけど、4年目の命日がやってきて、やっとこの頃ですかね・・・・体からもぎ取られていた両腕が少しずつ生えてきたかなという感じがするのは。まだまだ時間はかかりそうですが・・・そんなわけで、先日、私のいまのアップルに会うために、バーミングハムへやってきましたよ。義息子とカミちゃんが空港へ迎えてくれて、大はしゃぎ! いまの私のアップル、カミさま!意思疎通には「通訳」がいる?ようなたまらなく可愛い段階で、それでも何となく通じ合ってしまうというか、カミは「ゲーム」をちゃんと理解しているんですよね。なので「カミとの対話」はもうすべてが無条件に楽しくて、とにかく最高です。カミさま、本当にありがとうございます!これからみんなでテネシー州へ行ってきますね。 そしてもうすぐ日本へ。今年も開花は早そうですね。桜がどこかで待っていてくれますように~!とても楽しみです。それにしても久しぶりに来日すると、いろんなびっくりがあります。そのひとつは日本語が乱れていて、聞き捨てならない汚い言葉になっていること。とてもついていけない新語、流行語が溢れているとか、そういうこととは別に、1オクターブ以上?の上げ下げのある喋り方、日本語ってそもそも、あんなに極端な抑揚つけて激しくしゃべる言語でしたっけ?それに音が違ってきてる。たとえばりんご、昔はみなが鼻音、鼻に抜ける nGOで発音していたと思うけど、今じゃ GO, GO の、濁った、鼻音でない GO なんです。たとえば、「私が」の「が」、昔は多くの日本人が nGA だったのに、今ではほとんど人が私 GA- でしゃべる。まさに”が”、我、が強すぎて、長く聞いていると疲れてくるし、汚く感じるんですよね。「お」と「を」も区別できなくなっているしね。そんなふうに感じるのは私だけ?いや、海外に住んでいていい年になっている日本人は、きっと同感だと思う。言葉の乱れは国の乱れ。440HZを無理やり聞かされているうちに、次第に人々もそれに慣らされておかしな振動をするようになっているんでしょうか。ついでにもうひとつあえて言わせていただくと・・・・あの「乙姫」ですよ。トイレで排泄音を隠すあの音消し。あんな奇妙なシロモノは日本にしかないんです。日本人は生理現象を恥ずかしいものと考えているっていうことですよね。おかしい。これは乙女の恥じらいとしてポジティブに評価するべきなの?でも近年では男性も使っているわけでしょ?外国人はみな一様に「何これ?」って頭をひねるばかり。「意味わかんない」わけ。これもやっぱりおかしいです。でもついていけないのは日本語だけじゃありません。息子が残していったいま10歳の孫娘から時々たわいのないおしゃべりのテキストメッセージ、いわゆるショートメッセージ?(SMSっていうの?)が入るんですけど、そこに意味不明の略語がいっぱいでついていけない。なので焦るばーちゃんは、すぐにアーバンディクショナリーで調べて、Tyが「サンキュー」の意味であることや、Wydが「いま何してんの?」のことだっていうことを知るわけです。それで次回は自分で知ったかぶりして使ったりしてクールを装うわけ。いやはや~、ばーちゃんはついていくの、ほんとに大変なんですよぉ~!!さて繰り返しのお知らせとなりますが、4月からは私が長旅に出て発送等ができなくなるため、アンダラ、天然石などの販売は今月いっぱいまでとなります。しばらくの開店休業後、受注再開できるのは夏8月、お盆明けからとなりますので、もしアンダラや天然石などを入手されたい方がいらっしゃいましたら、もうすぐ、このお彼岸くらいまでにご連絡くださいませ。メール等へのお返事もお盆過ぎまでできなくなります。大変申し訳ございませんが、ご了承のほど、よろしくお願いいたします。もうすぐ来日、東京でトウリーディングのクラス開催します。北は北海道から南は熊本県から~と、全国から未来のトウリーダーさんらがご参加くださるのも嬉しい限りで、今からすごく楽しみです。こちらもまだ月末まで受付けておりますので、この機会にどうぞご参加くださいませ。メールでのご連絡をお待ちしております。次の新月は明日10日です。この日、皆様のいらっしゃるところからぜひ、ニューアースのためのグリッドに祈りを、皆さまの思いを乗せてください。いま世界じゅうで誰もが天災地変や世界情勢への危惧やら、政局への不安やら、未来を見据えることができなくなっている、見えないようになっている?物言えぬ不安と恐れに駆られていて、自分がいまどこにいるのかすらわからない、ましてどこへ行きたいのかというビジョンすらも見えなくなっているように感じます。季節的にもどこかふわふわとして気分、情緒障害に陥りやすいときです。そんないまだからこそ、折にふれて、このマトリックスから意識的に外れて自分の中心に戻ることが、何にも増して大切ですよ!自分であえてそのための時間、自分に戻る時間を作ること。ぜひ有志の皆さま、グリッド上でお会いいたしましょう。そして来月はぜひ、東京でのワークショップでお会いいたしましょう。春よ、来い~! ナマステ~!
2024年03月09日

年が明けたと思ったらもう足早にひと月たち、立春も過ぎたと思ったら、東京は大雪とか!?オラクルもまだ寒い日が続いていて、暖炉に火を入れる日々。でも裏庭にはたくさんの水仙が咲き乱れていて、近づくとミツバチぶんぶん。その圧倒されんばかりの強烈な甘い香りに酔いそうですよ。確実に春はやってきているんですね。誕生月は気分もアップ:) 近づくと強烈な甘い香り、どおりでミツバチがブンブン!新年早々、Mesa ジェムショーから私の一年は明けたわけですが、その次はクォーツサイトショーに行ってきましたよ。何だか小雨も降りつけんばかりのどんよりとした空模様のなか、10号線をひたすらカリフォルニアへ向けて走り続けます。クォーツサイトはカリフォルニアとの州境にある砂漠の街で、業者らはクォーツサイトショーが終わると、みんな畳んで今度はツーソンショーに向かうんですね。規模はもちろんツーソンが世界最大だけど、クォーツサイトは街の名前からして(!)まさに石好きが集まりそうですよね。実際、ツーソンみたいに気取らない気軽なショーで、石好きたちが互いの一年の収穫、自慢の石たちを見せ合ってトレードするショーみたいな感じです。また何人かの石友たちにも出会えました。会期中、何度もオークションなどもあり、友人はあり得ない価格でスギライトをゲットした!と嬉しそうに見せてくれましたよ。 ひたすら10号線を西へ、西へ。クォーツサイトの街に入ってきた。すぐそこはカリフォルニア州。私が今年はクオーツサイトへ行くことにした理由は、石友のロドニーが急逝し、彼のメモリアル集会が開かれたからです。ロドニーはほとんどの時間をアリゾナ、ネバダ周辺の鉱山で過ごし、有り得ないくらい美しいバリサイトを採掘しては世にデビューさせてきた人です。中でも目を瞠るような美しい Desert Bloom (砂漠の花)は彼が命名したものです。この前も会ったばかりの彼がこんなに急に逝ってしまっただなんて・・・石友たちみんなでロドニーを偲び合ったのでした。明日の命すら誰にも解らないのですね。彼の遺産、採掘権を持つロドニーから直接入手できたデザートブルーム、いま、ルース、カボション制作中です:) この前、ロドニーと会った時、トラックいっぱいに積んだデザートブルームを見せてくれたのでした ロドニーほどデザートブルームを所有している人はいなかった・・・直接入手できたのはラッキーでした。 左4個がロドニーのデザートブルーム、右上はアリゾナ産ワイルド・ホース、右下はナンバー8鉱山ターコイズ、いまカット、研磨中!そして次はツーソンショー。ほんとはもう行かなくてもいいくらいだったけど(笑)、一応足を運んでみることに。今年は去年よりは人出は増えているように感じたけど、それでもかつてのような、駐車が困難だったときほどではないな。それに長年開催されていたのにキャンセルになったショー(会場)などもいくつかあったし、世界はもう決して前と同じようには動いていないことを肌で感じますね。ツーソンではもう握ったら離せなくなるくらい素晴らしいマダガスカル産の石たちだけをごろごろゲット。これらは今春、日本に持参しますよ。 雲がカタリーナ山脈に影を落として・・・ツーソンの街全体がショー会場です。 世界最大のモルガナイト原石だって。700キロ! ブラジル、ミナスジェライス産そうなんです。4月、来日東京トウリーディングワークショップ開催が決定しました。トウリーディングのページに告知しましたので、ずっと気になっている方、心に響くものがある方はぜひご参加くださいませ。メールにてご連絡をお待ちしています。桜の季節に、ご縁のある方々との新たな出会いと再会が、もう今からすごく楽しみで仕方ありません! 東京トウリーディング I(初級) 2024 年 4 月 8 – 9 日(月、火) 10:15~18:15.トウリーディング II(上級) 2024 年 4 月 11 – 12 日(木、金) 10:15~18:15 また繰り返しになるのですが、その後は私が長旅に出て発送等ができなくなるため、アンダラ、天然石などの販売は3月いっぱいまでとなります。しばらくの開店休業後、受注再開できるのは夏8月からとなりますので、もしアンダラなどを入手されたい方がいらっしゃいましたら、どうぞ3月までにお願いいたします。申し訳ございませんが、ご了承のほど、よろしくお願いいたします。今年は閏年で、今月は29日まであるんですね!2月29日が誕生日の人は4年に一回しか年をとらないの?なんて(笑)。次の新月は10日、旧正月ですね。大きな節目の日、ぜひ祈りをフォーカスさせるグリッドにのってください。混迷を極めるばかりの世の中、諸事に惑わされないしっかりとした軸を己のなかに立てておかないといけないですね。そしてあとは肩肘貼って頑張るというわけでもなく、ただおっとりと、わくわくして春を待つだけです。今こそ、縄文スピリットをDNAに持つ人々が蘇って、在り方によって使命を果たせる時期なのだと感じます。宇宙の真の目覚めのために日本人の役割はとてつもなく大きいのです。ますます驚くばかりの展開になっていきそうな雲行きのなか、真眼を曇らせないようにしましょうね。そのためには徹底してオーラ掃除!春も近いし、楽しみながらいきましょうね。ブレなければ、絶対に大丈夫!暖かくして、お元気でお過ごしくださいね。ナマステ~。
2024年02月07日

例年なら新年のご挨拶は、明けまして・・・なのですが、いや、今年はやはりおめでとうとは言えない気分なので、言わない(まだ誰にも言っていない)でおきます。いやはや、年頭から日本は凄い揺さぶりに襲われ、元旦から来たかーとショックを受けました。次いであの空港での信じ難い炎上の画像をまだ払拭できないままでいます。大変な幕開けの年となりました。いよいよ日本・・・なんですね。年末に私、手抜きバージョンの大掃除なんかやったりしていたんですが、それでも日本の大晦日あたりから、底知れぬ胸のザワザワ感が拭えず、何これ?と意味がわかりませんでした。すると石川県在住のアンダラグリッドの有志Mさんからご連絡をいただき、彼女がご自宅に置いてくださっている細長い、偶然にも石川県の形をしたアンダラ(!!)にヒビが入ったというのです。え~~~!そしてアメリカの元日、朝起きてキッチンに行くと、窓の外には大きな図体の鹿さんがどーんと座っているではないですか!ぎょっとした~~。こんなの初めてです。 元旦朝、庭に大きな鹿がどっしりと座っていてびっくり!それからデスクでPCを開いて石川県の地震のニュースを知り、まさにびっくり仰天。それからキッチンにコーヒーを取りに行ったら(驚きのあまり、コーヒー煎れていたの忘れてた!)、あの鹿さん、まだずっとそこにいたんですよ。ゆうに30分以上・・・これって一体何なの? それで私もまずは自分を落ち着かせるためにもと、庭のプレマシヴァ様に、新年のご挨拶と感謝と、そして知ったばかりの日本のニュースのご報告をいたしました。そして年頭のグリッドの祈りをいたしました。でも日本のニュースからは悲しいかな、地震も事件も少しも実情、真実の姿が伝わってこないですね。マウイ島の悲惨なあの惨事のときと同じ・・・未だに何事の報告も解決もされないまま。これからは(これまでもだけど)特に、マスコミとかお上の言う事を信じていたら、助けが来る頃にはすでに時遅しになるので、自分のはらわたを信じて行動するしかないですね。もうじっと考えている時代は終わりました。Mさんの祖父母は被害の多かった珠洲市在住で、Mさんは避難所生活に入ったお祖父さん、お祖母さんともしばらく連絡がとれず、とても心配されていました。家屋は半壊したとのことなのに、何と!奇跡的に海岸の砂浜が盛り上がって(!!!)津波の被害は免れたというのです。そんなことって!!やはりこのミラクルは神技としかいえないですね。もちろんアンダラグリッドの功徳というつもりは毛頭ないわけですが、ミラクルというのは人智を超えたところではたらくことだけは確かです。ひとまず、感謝感謝です。Mさんは珠洲市近辺にあらためてアンダラご奉納をしてくださるというので、重ねて感謝いたします!!でもこれ、元旦に象徴されるように、試練の始まりに過ぎないような気がします。ゆっくりお雑煮食べている気分にもなれない1月2日には、空港でのあの惨事。あれも謎が多すぎて、にわかに信じ難いです。生前パイロットだった息子もよく言ってたことだけど、ICAOの取り決めにより、管制官とパイロットのやりとりは英語でと決まっている件。息子は英語が母国語だったからよかったけど、パイロットライセンスを取りにアメリカに来ていたアジア人生徒らがアメリカの本場の英語での管制塔とのやりとりにすごく苦労していたこと。インストラクターとしてアジア人生徒の隣に乗っていた自分も、その下手な英語通信のせいで、何度か命の危険を感じたことがあったというエピソードを思い出していました。なぜ日本人同士、英語でやり取りしなくてはいけないのか?ま、管制官との通信は周囲にいる他のパイロットたちも聞いているわけだから、別の外国から飛んできたパイロットたちにも分かるように、英語でという決まりがあるのは理解できるけど、滑走路に進入するかしないかといった、ごく重要な部分だけでも母国語の日本語で再度復唱し合っていて欲しかった。それにしてもあまりにも不可解過ぎる事件ですね。世のニュースによれば、大量の不法移民が連日、メキシコ国境からアメリカに入ってきているとのこと。今年は久しぶりにアリゾナで迎える新年でもあることだし、じゃあ、ちょっと自分の目で見に行ってこようと、思い立ったら吉日とばかり、急遽2日にジェムショー準備が進むツーソンからさらにインターステート19号線を南下しました。メキシコが近くなってくると、アメリカなのに道路もキロメートル表示になっていきます。正月早々、人々も時速130キロくらいでビュンビュン飛ばしてる。2時間くらいで国境に着いたので、アメリカ側に駐車して、歩いて一人メキシコへ入国しました。 行きは良い良い、メキシコへは入管も通らず、簡単に歩いて入れますが・・・もちろん、今どき、メキシコへ越境することは誰もが眉をひそめることではあります。政府のホームページなんて見たら、殺人、強盗事件多発地域に指定されている危険ゾーンと表示されていますしね。でも私は昔から自分の目で見ないと信じないタイプだからね。で、越境してみると確かに、何だか前回来たときと全然違うんですよ。前はもっとこう、いろんなお土産屋さんがひしめいていて、客引きとかもいっぱいいたのに、何だか静か。歯医者とかドラッグストアばかりが目立つけど、多くの店のシャッターは閉まっている。普段なら新年を祝う人々であふれるのにね。開いているのは中国人がやっている衣料雑貨の店ばかり。あと中華料理店もいっぱい増えていました。何だか奇妙です。 国境越えたらすぐ歯医者とドラッグストアと・・・が立ち並んでいるけど、なぜか閑散としている・・・ 街を歩けばメキシコらしい鮮やかな色あいの壁アートがいっぱい。なのになぜか閑散としている・・・ え?ルートカナル(根管治療)が280ドルって?しばらくあてもなく通りを歩いているとお腹も空いてきて、せっかくならメキシカンでしょう、と思い、拙いスペイン語で聞いてみると、マリスコス(シーフード)ならここだと教えてもらったところにたどり着きました。この辺一帯はソノラ州だけど、その南のシナロア州スタイルのお店だそう。シナロアと聞いたら、それだけで最初に麻薬カルテルを想像するけどね(笑)で何がお勧め?と聞くと、セビーチェと白身魚の唐揚げだという。メニューを見ると値段が書いてないやつ。つまりMP(時価)ですな。じゃあ、それでお願いします、と。 もちろんチリ・ピカンテソースだっていろいろ勢揃い! 外はカリカリ、白身魚身は柔らかくてとっても美味しかったです!そしたらほんとに大きな魚がすっぽりとディープフライされて、ライムとワカモレとライスとサルサと一緒にどーんと出てきました。南米でよく食べていたようなやつ。とても美味しかったです。エビのタコスも。食べきれないかと思ったけど意外と大丈夫だった!お値段は米ドルで20ドルくらい。それから大きな手芸品屋さんを見つけたので入ってみました。糸のスプールを買おうとすると、”Solo Pesos!” ( ペソだけだよ)って言うんです。以前なら喜んで米ドルを受け取ってくれたのにね。いや~、時代は大きく変わっていることを身にしみて感じたのでした。商人はサバイバルを肌で感じているから知っているんです。米ドルがもはやパワーないことをね。両替していなかったからカードで買うしかなかった。 え?こんなタコ足配線、ヤバくないですか? さあ、そろそろアメリカに戻ろう。柵の向こうはアメリカ。 帰りは米国入国の長い列に並んで順番を待ちました。以前なら、車での入国ラインならば、それこそ長時間待つことはあっても、歩いて帰るのは簡単にスッと入れたんですけどね。それで45分くらいでやっと入管にたどり着けました。長い列には大量の荷物を抱えたメキシコ人かメキシコ系のような人たちばかり。荷物なしは私だけ。 長い列に並んで待つこと45分、やっと入管オフィスが見えてきたけど、多数の家族が地べたで何を待つ?入管係官には何してきたの?どこへ行くの?なんてこれまで聞かれたこともない質問もされたけど、すんなり帰国できました。でも入管のすぐ手前には数十人の家族らが、毛布とかを体に巻いてコンクリートの地べたに座り込んでいる。長期戦の構えで入国待ちなのかも?以前なら物乞いを見かけることはあっても、こんなふうに入管の建物の中に座り込んでいる大量の人々を見たことはなかった。やっぱり自分で現地に行ってみて、見て、感じてみないとわからないものですね。さあ、年明けとともに、アリゾナではすでにジェムショーが始まっていますよ。まずはMesaショー、週末で家族連れも多く賑わっていました。でも石のお値段、びっくりするくらい高く値上がりしていて、ぎょっとしますよ。石との出会い。2017年くらいにデビューしたユーパーライトにはビビッときますね。ミシガン州、カナダと国境を接する湖岸で採れる、一見普通の石なんですが、UVライトが当たるともう~~!内側から強烈にオレンジ色模様を浮き上がらせるように一変して蛍光するんです。私きっと、何気ないふつーのフリしていて、実は内側にひときわ凄いもの、光るものを抱えているものが好きなのかも。ハックマナイトやルビーのような激しい赤色系の発色がどっきりものです。10億年以上前に、カナダ側大陸の氷河作用によってミシガン州に運ばれてきたというその歴史もまた、壮大なロマンを彷彿とさせるではないですかぁ。手のひらサイズをゲットしました。 UVライト下でパワフルな蛍光発色するユーパーライト、ビビッとくる石でした!!もうひとつビビッときた石、ジャワ島から初デビューのお目見えは、大好きなサイロミレーンとクリサコラが美しくミックスした石たちで、遠くからもうすぐに目が合ってしまいました。去年も店を出していたインドネシア在住の彼らは、この石を買ってくれたのは君が最初だと、目が高いよと(笑)。これからこの石はツーソンショーにデビューし、それから一般市場に知られるようになるには数年後かも? というわけで、困ったことに、年頭から石にやられております。もうツーソンには行かなくてもいいくらいかも。 大きな10キロくらいの原石! 遠くからもう目が離れず近づいて行った! さすがに原石は無理だったので、このエキサイティングなキャブにしました! さあ、今年は春、4月に来日してトウリーディングクラスを開催しますので、気になっておられる方はぜひ要チェックです。もうすぐ日にちが決まり次第、告知させていただきますね。そしてその後、私情ではありますが、私が長旅に出て発送等ができなくなるため、アンダラ、天然石などの販売は3月いっぱいまでとなります。申し訳ございませんが、ご了承のほど、よろしくお願いいたします。しばらくの開店休業後、受注再開できるのは夏8月からとなりますので、もしアンダラなどを入手されたい方がいらっしゃいましたら、どうぞ3月までにお願いいたします。年頭から予断を許さない状況が続いている厳しい年明けです。しかも寒の入りで急激に寒くなってきました。さらなるチャレンジの多い一年になりそうですが、どうぞ体調にも気をつけて、温かくして日々をお過ごしくださいね。そしてあの氷河の蛍光石のように、内側に驚くほどの輝く光を持ち続けていてください。そうすればきっと今年も大丈夫!今年最初の新月は11日です。ぜひともに祈りのグリッドに思いを乗せてください。一日も早い現場の日常復興を、そして何よりも人々の目覚めを、さらに行動していく勇気を祈りましょう。どうぞ今年もまた、よろしくお願いいたします。いつも感謝とともに!ナマステ~!
2024年01月08日

ここオラクルも、このところ一気に朝夕、冷えてきました。もっとも日中はまだ日差しが暖かくて助かってますが、それでも日の入りが早くて、夕方5時には散歩に出ないとあっという間に暗くなってしまう。近所でもあちこちにクリスマスの飾り付け、イルミネーションで季節感いっぱいです。北半球では今が冬至前の一番暗いとき、だから世界中でいろんな光、灯りをともすお祭りがあるんですね。冬枯れの風景にはやはり、赤い実をつけた万年青やらポインセチアなんかが、目と心をぱっと元気にしてくれますよね。 近所の散歩コースの家々もこんな感じになってきましたコミュニティガーデンの方も、私の長旅が続いていた間もずっと大量に大きなクマトが採れていたようで、ガーデン仲間たちに好きなだけ食べていただきました。でもさすがに12月にもなると、トマトも赤くならずにグリーンのまま。そりゃそうですよね。 12月ともなるとさすがに青いまま・・・それでこの優良多産なトマトの木(そう、もう木みたいになってましたから!)たちにも感謝して、次代の苗床作りのために引っこ抜く作業をしてきました。立派な根っこだったので、なかなか簡単に抜けなかった!そこで最後の青トマトがたくさん採れたので、映画、Fried Green Tomatoes じゃないけど、私はシラントロ(パクチー)やチリペッパーをいっぱい入れてグリーントマトのサルサを作ってみたら、これがとても美味しい!それから畑にはコンポストを入れて耕し、ガーデン仲間が分けてくれたレタスやパクチョイ、スイスチャード・・・などの苗を植えてきたところです。ほんの小さな区画なんですが、こんなにたくさんの喜びと報酬としての収穫まで与えてくれるなんて、自然は偉大ですね。感謝してもしきれません。 このひと冬、新鮮なレタスやチンゲン菜や・・・を楽しめそう!娘が、いや義息子から何度も何度も、サンクスギビングの日にはぜひ来てくださいと懇願されるので、11月下旬、アラバマへ行ってきましたよ。何よりもカミちゃんに会いたいしね。うちではクリスマスツリーを飾ることはしないのですけど、娘の家ではちょうどツリーの飾り付けをするというので、カミちゃんもお手伝い。それは楽しいひとときでした。バーミングハムにはたくさんの公園や庭園があって、すてきな日本庭園なども無料で散策できるのは素晴らしかったです。 ツリーの飾り付けのお手伝い! バーミングハムの日本庭園へ、茶室もあってとてもリラックスできました たくさんの鯉たちが群がってきた バンブー(竹林)ガーデンもありますアラバマ州をそのまま南下するとフロリダ州。サンクスギビングデーの週末には、メキシコ湾を臨むパナマシティのビーチに連れていってくれました。犬もOKで、11月下旬でも泳いでいる人がたくさんいて、海はキラキラとまぶしかった。ペットフレンドリーのホテル。カミちゃんはいつもワンちゃんの背中に乗ってご機嫌です。生牡蠣とか、すごく新鮮なシーフードをいっぱいいただいてきましたよ。 パナマシティ、メキシコ湾が広がる眺め、ペットOKホテルにチェックイン。 11月下旬の昼下がり、海はキラキラとまぶしかったカミちゃんはいま、まだ意味をなす言葉にはなっていないけど、まるでちゃんと会話しているかのように「しゃべる」、「宇宙語」の時期で、それも最高に楽しかったです。たとえばこんな感じ!(笑)https://www.facebook.com/reel/1065727177917092かなりドラマチックに「おしゃべり」が続くので楽しいったらないです:)もちろん、人間語になってからもしばらくは、とてつもないAmazingなお話をしてくれる時期が来るので、それもまた、すごく楽しみです! いよいよ年の瀬迫るこの頃ですが、皆様にとって今年はどんな1年でしたでしょうか?私にとっては3年間のステイホームからやっと解放された今年、2023年はその反動で(?)日本へ春、秋と2回も行けたし、ずっと行きたくても行けていなかった「スタン」4カ国へも訪れることができたし、気ままな北海道一人旅も満喫することができたし・・・と旅の多い素晴らしい1年でした。まだまだ世界情勢は見えてくる限りでは良くないし、特にメディアが報じるやり方はもう、世も終わり、絶望的様相ばかりで滅入ってくる(というか、それが目的なのでしょうが)し、これからもますます周囲には多くの目くらましや、恐怖を煽るためのニュースや事象・・が激化していくことでしょうが、いや、きっとこれもまた新しい世界の形態がやってくるための混沌、ホピの予言のいう偉大なる浄化の真っ最中なのだと視点を切り替えてみます。新しいものがうまれるための陣痛。創造のための破壊を担当しているシヴァ神も、この時期大忙しそうなので、私も日々、庭の黒プレマシヴァにお祈りしています。でもね、ただ静かに手を合わせることだけが祈りではないんですよね。もちろん、それでもいいんだけど、人によってはそれは声に出して歌うことだったり、踊ることだったりするんです。岩戸開きの神話にもあるように、どんなに真摯に懇願してもダメだったのに、ピーヒョロ、ジャンジャラ、シャンシャン・・・と歌い、踊り始めたときにこそ、岩戸は開いたのですよね。要は、ご自分の波動で表現すればいいんです。今日13日は新月。どうぞ、いらっしゃるところからアンダラ、シヴァグリッドにつながって、来るべき新年へのプログラミングをされてみてください。そして思い描く日本と世界のあり方を祈ってください。日本人の祈りの力はやはり自然に凄いんです!これは驚異的なほどですよ!実は先ほど、夕暮れ時に新月を見ながら散歩から戻ると、家に入る道の入り口にあるオークの木のてっぺんに何かいる!何だろう?とよく見ると、そこにけっこう大きなミミズクが停まっていたんです。こんなことは初めてなのでびっくりした~!彼らは夜行性だから私には見えにくくても、彼には私が見えているんですよね。新月だし、これは何かメッセージがあるのかも?と、すぐに調べてみました。「見かけや欺瞞の向こう側にある真実を見なさい。幻想を捨てて、見えないところにあるもの、隠れているもの、そして表れているものごとの本当の意味を明確化しなさい。」いやはや!まさにBINGOだ!と感服したところです。私たちが今一番必要なもの、つまり真眼、理解と忍耐、そして真実を見極める知恵を持ちなさいと、木の上から長老に指摘されたような気がしました。この実にタイムリーな師走の新月のスピリットメッセージを、ここに愛をこめて、皆様にもシェアさせていただきました。今が一番暗いときですけれど、もうすぐ冬至を堺にまた日がのびていきますね。冬至の日には、トウリーディングの恒例Zoomの集いがありますので、ご興味ある方はどうぞメールでご連絡くださいませ。そして世界的、いや銀河レベルでもまさに、今が一番暗いときなのかも!真の宇宙時代への黎明期が今であり、約束された銀河の友らとの再会の日は、そんなに遠いことではないように感じています。人類の真の目覚めが加速していることも感じています。だから世に充満している作られた恐れに服従することなく、いつも自分の意識と波動にだけ責任をもっていくこと。それだけは他の誰でもなく、自分にしかできないことですからね。皆様の新年はどんな年になりそうですか?どんな年にしたいですか?私は長旅が続いた年なので、年末年始はどっぷりと家で過ごしたいと思っています。といっても少し走りそうな予感はありますが(苦笑)、皆様もどうぞ心安らかな年の瀬をお過ごしくださいね。今年も大変お世話になりまして、心より感謝しております。メリークリスマス! そしてよりエキサイティングな辰年、(英語だとドラゴンの年)をクリエイトしてくださいませ。新年にたくさんの、数えきれないほどの!祝福が皆様に降り注ぎますように!ナマステ~!
2023年12月13日

11・11の昨日、やっとオラクルに無事帰宅できたところです。見ると壁のカレンダーは9月のまま!そうだった。今回家を出たのは9月下旬のことだったと、長旅から無事帰還できたことにあらためて感謝!でした。今回訪れた中央アジア「スタン」4カ国はいずれもイスラム国。道中、イスラム教徒らの経験な祈りのパワーにあらためて気付かされたことも多々ありました。毎朝早朝に、各地のモスクのスピーカーからアザーンが街じゅうに響きわたります。「アッラー、アクバル!」(神、アラーは偉大なり!)祈りの呼びかけです。ホテルにはどの部屋にも必ず “QIBLA” の印が。これはモスリムが日に5回、メッカに向かって祈りを捧げる方向を意味します。 ホテルの部屋、天井には必ずこのQIBLAマークがあります世界中の各地から、約20億人の信者らが日に5回、定められた時間に集中して一斉に礼拝する強大なパワーを考えてみてください。これって相当に凄いですよね!どおりで誰かが、彼らをシーア派とスンニ派に分裂させて、パワー分断を図ろうとしたわけですね。これらスタン4カ国はまた、いずれも旧ソ連からの独立国で、ロシアに対してもそれぞれに微妙な立場と方針を持っているのがわかる。おしなべて一般市民らには、第2のウクライナになりたくないという思いがあるのは感じられましたね。食事は?といえば、ベジタリアンの私には一大チャレンジでした。彼らのメインは脂ぎった羊や牛の煮込みみたいなものばかりだったから。でも新鮮で美味しい野菜と果物はたくさんあったからとても助かりました。旅仲間の大半がお腹を下していたなか、私ともう一人だけが至ってずっと元気でした。いわゆるシルクロード地域をあちこち訪ねて回ったわけですが、やはり広大なエリアだけあって、移動にかかる時間も多く、単調な大陸性ステップ気候砂漠の風景もまるでアリゾナ?みたいなところも多かったですね。明らかに違うのはトイレ!(笑)どこも有料トイレ(20~30円くらい)なんだからもっと綺麗に掃除してよねと思う。あまりにも「ニーハオ指数」が高いところは、思わずむせてしまい外へ飛び出して青空トイレへ、ということもあったし・・・で、成田空港に戻るとやっと日本だ~~!と深く、いたく!感激しました。各国いろいろあったなかで、旅のハイライト、見どころ満載なのはやはりウズベキスタン、なかでもサマルカンドでしょうか。「サマルカンド」は、人々が出会う場という意味だとか。文字通り、ここは古代から東と西を結ぶ要衝の地で、紀元前10世紀くらいからオアシスとして発展してきました。でも東からも西からもたくさんの攻撃を受け、13世紀あたりになると強大なモンゴル軍、チンギスハンの襲来により壊滅状態になったとか。それを見事に蘇らせたのが英雄ティムールで、彼が築いた広大な帝国の都となったのがサマルカンドです。ティムールの大きな立像は国じゅう、いたるところに見られます。 英雄、ティムール!ティムールが築いた中央アジア最大のモスク、ビビハニムモスク。ティムール一族が葬られているグリエミル廟のなかでもティムールの墓石には、「ティムールはチンギスハンの末裔」と刻まれていたのが印象的でしたね。シャーヒズィンダ廟群は圧巻のサマルカンドブルー、青の世界。レギスタン広場もまた、鮮やかな蒼色の見事なタイル装飾で、目を見張るばかり!この広場で例の「ご挨拶」をしていると、急にエキサイトした「弟子入り」希望者らが “WOW~!!” 一緒にやっていいですかぁ??と飛び入りで参加してきたり(笑)。 あたり一面サマルカンド・ブルー!美しく蒼いタイルの廟群は圧巻! サラーム!平和を祈り続けます。 WOW~!と弟子入り希望者一人め参入! すると弟子ナンバー2も参入!周囲はパパラッチ状態(笑)!夜のライトアップも素晴らしかったし、なんと偶然にも目にすることになったプロジェクションマッピングは、これまた圧巻でした。ラッキー!その一部はこんな感じ、ということで動画を見つけましたよ。https://www.youtube.com/watch?v=_QRwd-TXhHs 今回訪れた4カ国のあちこちに、アンダラ、光の種子を撒くことができたことに心から感謝いたします! 日本に戻ると、すぐにトウリーディングのクラス開催。今回は東京と宇都宮でダイナミックに爆発してきましたよ。トウリーディングはもちろんトウ(足指)をよむわけですが、次第にわかるようになることは、すべてがホログラムなのだから、トウはあくまでもそのひとにアクセスするための単なるポータル(入り口)に過ぎないということ。もちろん、72,000本のナディ(気道)のターミナルであるトウには、その方の歩んできた足跡が(文字通り!)隠さずにすべて刻まれているから、もっともポータルとして望ましいということかな。顔はお化粧や整形や・・で隠せても、足指は隠せない。まさに足元見られてしまう大切なポータルなんですね。ティーチャーである私自身が毎回、成長させていただいていることもあり、クラスの内容も大いに進化してきています。ご興味ある方はぜひ、次回、マイクラスを受講されてくださいね。叶うことなら2024年、春?秋?も来日できればと希望しています。 この秋もたくさんのソウル(足うら)たちと出会い、大いなる変容を見届けることができたのは何にもまさる喜びでした!!クラスがすべて終わった後は、友人らが日光方面へ紅葉狩りに連れて行ってくれました。最後に立ち寄った場所では、なんと北海道フェスとやらで、入るやいなやあの名作、北の国からの主題歌が流れ、もうすっかり気分は北海道!そう、どうしても気になっていた北海道へ向かいましたよ。繋がるなぁー。すると青函トンネルを越えてJR北海道に乗るやいなや、座席の月刊誌にはこれ!やっぱ縄文なんだーと。またしてもなんでこんなに繋がるんだぁー?。 JR北海道に乗るやいなや、これが!はい、はい、神さま、了解です!1週間の奉納の旅で今回訪れることができたのは、友人たちも同行してくれて小樽近辺の縄文後期環状列石群(ストーンサークル)2箇所とフゴッペ洞窟、手宮洞窟へと。 2箇所の縄文ストーンサークルへご奉納を~ 晩秋の小樽近辺でも美しい紅葉が迎えてくれて、もう感激です!それから列車で一人、帯広~釧路へ向かいました。訪れたのは小さな美留和駅からタクシーで屈斜路湖へ。このあたりになると、バスも列車も走っていないので、車がないとどこへも行けない。もし次回があればぜひ有志らとレンタカーで回りたいものです。 屈斜路湖畔の天然掛け流し温泉!あるかないか?不明な男女別仕切りは一応あるのだが・・・? 屈斜路湖にはシベリアから飛来した美しい白鳥の群れがクゥ~クゥ~と鳴いていて、温泉からここへ飛び込むはずだったのだが・・・屈斜路湖畔にはこんな無料の天然掛け流し温泉があり、この温泉に浸かって、熱くなったら隣の冷たい屈斜路湖に飛び込み、ちょうど訪れている白鳥たちと戯れる(考えただけでも夢のよう!!)・・・はずだったのに、なんと、温泉が熱すぎて2秒と入っていられない!残念! でも湖畔を歩いていると、この渡り鳥たちが美しい白い羽根をお土産に残してくれていたので、これでドリームキャッチャーを作ろうと思います。お宿のご主人はアイヌ文様のマタンプシをカッコよくハチ巻きしたアト゚イさん。アイヌ民族歌の歌い手さんでもあります。ト゚は「トゥ」と発音するそうです。屈斜路湖にも奉納後、摩周湖へ。ここはやはりあの歌の通り、霧の摩周湖で、ほとんど何も見えなかった!そのあとは阿寒湖へ。でもまたしても交通手段が他にはないから、またタクシーで1時間=2万円、仕方ないですよね。北海道は11月だというのにすっかり暖かくてびっくり。あちこちに「クマ出没注意報」が出ていました。異常気象にクマたちも冬眠もしていられず、もっとお腹を満たさなくてはならないのでしょうね。彼らも大変ですね。阿寒湖ではフェリーに乗って、チュウルイ島の憧れのマリモ館へ!ずっと一目見たいと思っていたんです。マリモの不思議な生態に大感激です。 何とも魅惑的じゃあないですか?、不思議なマリモたち!やっと出会えました!夜はアイヌコタン、イコロで古式舞踊を観ましたよ。私の個人的憧れのアイヌ民族衣装に身を包んだアイヌ女性たちの黒髪の踊りは、長い黒髪を大きく振りまく踊りで、大嵐の夜に風で松の木が大きく揺れるさまを表した踊りだとか。イオマンテの祭りなどに踊られるようです。最前列に座ったせいで、彼女たちのシャンプーのいい匂いまで振りまかれて、迫力満点でした。翌日は阿寒バスで釧路へ出て、それからJRで白老のウポポイへ行ってきました。なんだか時間があまりなかったせいもあるのか、ここは展示もいまいちだったなぁ。。。ずっと気になっていた北海道東部にこうして光の種子奉納ができて、ほっとしています。後で知ることになったのは、やはり有志らが北海道中央部、そして知床・・・、また別の有志らが旭川、大雪山、支笏湖、二風谷村・・・へと奉納してくださっていたということ。特に打ち合わせたわけもなく、こして全土にうまく分散、分担できたのは奇跡的。まさに直感のおかげで、これでしばらく北の大地は大丈夫かも、です。そうしてやっとすべての行程を終えて無事、オラクルへ帰宅でき、ほっとしているところです。もっともまた来週からまた出かけるのですけどもね。今日は新月。どうぞ、ハートの中心をアンダラ・シヴァグリッドに乗せて、世界中の争いに巻き込まれている地域と人々に平安を、祈ってください。そして、「争い」はないかもしれないけれど、それゆえにすっかりゆでガエル状態になっている人々に覚醒がありますようにと、祈ってください。寒くなっていくこれからの時局展開のなかで、自分が、そして皆なが正しいタイムラインを選ぶことができますようにと、祈ってください。時節の折り、どうぞご自愛くださいね。ナマステ~!
2023年11月13日

暑さ寒さも彼岸まで、とはよく言ったものですね。とってもいい季節になったオラクルに、娘ファミリーが一週間だけとれた休みを過ごしにやってきて、一緒に過ごした時間の過ぎるのが早いこと! 歩くのを通り越して走るようになった可愛いカミちゃんと、言葉を介さない遊びの時間の楽しさ!テレパシーなのか、遊び心の妙意なのか、とにかく察しあえて二人でゲラゲラ笑えちゃうのはもう、最高ですね。説明も諭しも何も要らない。もう本当に、カミさまとの至福の時間でした。裏庭になっていたトマトやクコの実の収穫、一緒に手伝ってもらいましたよ。息子には屋敷じゅうのオークの木々、チェーンソーでブィーン、ブィーんと枝落としをやってもらってすごく助かりました~。その枝の多さ、集めたら見上げるばかりの巨大なピラミッドの山ができました!業者に頼んだらン百万円かかる作業を、美味しいすき焼きで喜んでやってくれるなんて感謝、感謝です。 遊びのプロとの 遊びは楽しい!カミちゃんもノリノリでした! 裏庭のクコの実(ゴジベリー)、きれいに採ってくれました:) それから娘の希望でアリゾナ北部へ総計1000キロの旅。あっという間に過ぎてしまったバケーション。 ここはほぼユタ州、ナバホ居留地へ~ 日が傾きかけてバーミリオンクリフがゴージャスな茜色に染まる頃、カミちゃんは・・・(笑) ホースシューベンド、そしてアンテロープキャニオンへも行ってきました:)娘たちが帰ったあとはすぐにバタバタと来日準備。無事に来日後、またすぐ今、中央アジア、「スタン」4カ国、シルクロードの旅に出ています。今回はカザフスタン、キルギス、ウズベキスタン、タジキスタンの4カ国。アフガニスタンとパキスタンはその昔訪れていて、ここだけがまだ未踏の地だったなあと思って。(トルクメニスタンはいいです:笑)。 カザフスタン、鮮やかな蒼いドームとタイル文様のホッジャ・アフメド・ヤサウィ廟 アッサラーム・アライクム!そして、アッサラーム・アライクム!カザフスタンのアルマティに到着。迎えてくれたキルギス人ガイドさんが、日本人が12名いらっしゃるというのに、どう数えても7名しか到着口から出て来ない、どうしたのか?と。もう到着早々、5名がキルギス人に「認定」されてしまった。もちろん私もキルギス人です!嬉しい~~! そのくらい、日本人とキルギス人は見た目がかなり似ていて、お隣の八重子おばさんや親戚のカツオおじさん・・・という感じで親しみがわきます。カザフスタンからキルギスへは歩いて国境を超えます。カンカン照りの日で、凸凹と砂利と埃舞う道を自分で荷物押して・・はちょっと辛かった。車輪の一つが壊れてしまったほど。昔はたくさんの国境をこうやって歩いて越えたもんだ・・・と久々に懐かしかったです。 キルギスではこんな光景がよく見られました:) キルギスでまさかの大好きなグレープフルーツ、柿もあります! キルギス、国立歴史博物館:豪華なさまざまな民族衣装にはいつも魅せられてしまう! 多民族の街カラコル、木造のロシア正教教会、キリスト教なのにイスラムカラー? イシククル湖遊覧クルーズへ、対岸の万年雪をいだく山々は天山山脈キルギスの美しいイシククル湖は船で遊覧。 ”シルクロードの真珠” とも呼ばれ、世界で2番めに大きな高山湖(海抜1600M)で、琵琶湖の9倍も大きい湖です。湖畔の色づく紅葉がとても美しく、また対岸中国側に見える万年雪をいだく光峰は天山山脈。最高峰ポベーダ山(7,439M)を仰ぐ4,000~7,000メートル級の山々です。高度では富士山すら足元にも及ばないですね。そう、ここはほぼ中国、新疆ウイグル自治区に隣接していて、その昔から敦煌を経てシルクロードのキャラバンが行き来したところなんですね。三蔵法師の足跡を尋ねる旅、東西交易の歴史に思いを馳せる旅でもあります。もっとも現在はしっかり舗装された道路が2,000キロほど中国から伸びていて、いわゆる一帯一路。そういうといっぺんにロマンが消えてしまいますがね。このエリア一体はかつてソ連の一部だったわけで、ソ連崩壊後30余年の今、人々はとても上手に隣国関係をこなしているなと感心してしまいます。今の日本が大いに学ぶ必要がありますね。国の存続、生存のために必要な技量と知恵。つねに国内に40-50民族が共存していて、かつ諸外国ともうまくやっていかないといけないわけだから、自ずと利口に立ち回る必要がある。人々のカンの鋭さ、ロシア語も含め数ヵ国語を操る技量。世界情勢を鋭く分析する、文字通り国際的な感覚を人々が自然と持ち合わせていくんですね。キルギス人のガイドさんも、すぐにあの人たちはトルキスタンから来た人たちだとか、あのグループはイスラエルから、あるいはベルギーから・・・とか、見事に即座にいい当てるわけ。その優れた嗅覚は、のほほんと生きていられるいわゆる単一民族の日本人にはないセンスです。さっきまでウズベキ語でしゃべっていたと思ったら、突然状況に合わせてロシア語に切り替えるのも、実にお見事。現地に来たからこそ、彼らの対ロシアの本音や対中国への思いなども伺えるわけで、そうした心情の機微が基本的に国際社会を形作っていくことをまざまざと見せられている感じです。この一帯は古代からジンギスカンやらの攻防、戦いの場でもあり、ゾロアスター教、スーフィー教も含むたくさんの宗教が交錯するところでもあり、まさに東と西を結ぶ真ん中、中央アジアなんだなあとつくづく実感しています。本当に来てよかった。 夕日に輝くタラス川古戦場跡、唐とアラブの天下分け目の激しい戦いの場、このエリアのイスラム化の始まりか?今日はカザフスタンからウズベキスタンへの緩衝地帯を歩いて入国を果たしたところです。ここからサマルカンドへの旅については、次回追ってシェアさせていただきますね。そしてもうすぐ来日、東京と宇都宮でトウリーディングのクラスを開催します。今ならまだ少しまだお席がありますので、どうぞメールでご連絡くださいね。ソウル(魂)のコーチングツールとしてのトウリーディング、シルクロードの旅のあと、今回はますますディープにその真髄をお伝えできそうです。新たにご縁をいただける方々、そして再受講してくださる皆様との再会をとても楽しみにしています!。次の新月は15日。私はサマルカンドからグリッドに乗りますので、どうぞ有志のアースワーカーの’皆様、ぜひいらっしゃるところから加勢してくださいね。私も今回の旅で、中央アジア一帯、シルクロードのあちこちの拠点にアンダラをお納めしてきており、グリッドはまたいっそう広がり、そして輝いておりますよ!先日7日にはイスラエルへの攻撃があり、いよいよ中東が熱くなってきました。決して!世界最終戦争に持っていきたい勢力の思い通りにさせてはならないと思います。有志の皆様の祈りを、どうぞグリッドに乗せてください。外側の事象にではなく、内側の意識を変えることで自分と宇宙の未来は変わります!ではもうすぐ、日本でお会いいたしましょう!サラーム!
2023年10月10日

オラクルは朝夕少しずつ涼しくなってきて、日の入りも早まっているから、夕方の散歩も早めに家を出るようになりました。確実に秋がやって来ているんですねー。それにしても何かとパワフルでホットな夏でしたねー。さあ、ここからはどうなるのか?どうするのか?ですね。また秋からは私も動き出す予定なので、せっかくの高地オラクルの涼しめの(あくまでも下界と比べてね)この夏は、じっくりと夏ならではの発酵のアートを楽しみましたよ。ウチの畑で採れたトマトと玉ねぎを麹と仕込んでトマト麹、玉ねぎ麹、ニンニク麹も仕込みました。手の平大の立派なクマト!真っ赤なトマトではなく、いくらか紫がかった茶色に成熟するのがクマトです。これはもう最高に甘みも美味しくて、他に何もいらない!サワーフラウトもたくさん仕込みましたよ。採れすぎるくらいのキュウリはヌカ漬けに。もう最高です!夏の恵みに感謝、感謝です。 マイガーデン、もう林の如く繁茂し、トマトは重くて、上からヒモで吊すことに! これがウワサのKUMATO、クマト!成長中! 収穫できたクマト!もう~~~最高、天上界の味です! 連日の恵みと収穫に感謝しながら、トマト麹、玉ねぎ麹、ニンニク麹、サワークラウト・・・といろいろ発酵を楽しんでいます!もうひとつ、私の夏の楽しみのひとつは、ペトロリウムクォーツです。パキスタン西部、イランやアフガニスタンに近いバロチスタン地方で産出されるかなりのレアもの、ペトロリウム イン クォーツたちをブラックライトをあてて眺めるんですが、きれいにダイヤモンド結晶する過程で内部に、ペトロリウム(石油)も入り込んだわけですね。そうしたインクルージョンのなかの蛍光物質が、UVライト下でもう~、蒼い神秘的、幻想的なブルーにキラキラと輝くんです!まるで新月時のオラクルの夜空、満点の星々みたいです。決して見飽きないWOWな世界!しかもUVライトをあてなければ、普通のすまし顔のきれいな水晶。その変幻ぶりが私を虜にさせるんですね。天然石のページをご覧くださいね。 UVライト下でペトロリウム成分が幻想的に、細やかに輝きます! 素顔はふつう顔したダイヤモンド結晶水晶なのに・・・ 神秘的な蒼い発光のさまはまさにWOW! ぜひ、このブルーの幻想の世界を垣間見てくださいね。その輝きのさまは、それはちょうど夜明珠が、蓄光すると夜にはずっと発光し続けるみたいに、です。ところで夜明珠も少しずつお嫁入りしていき、いまショップにあるものたちで最後となります。10月には来日してトウリーディングのクラスを開催します。巷ではまた、新型何とかが?デビューしているとかいないとか??来年はKCミラーとともに来日予定ですが、それが実現するかどうかも・・・わからないですよね。だったらできる時にできることを、との強い思いから、秋のクラス開催を決心したわけです。東京はいま、残り4席だけとなっております。宇都宮はもう少し空きがありますので、どうぞメールでご連絡くださいませ。私自身、春に来日した時とはまた一段上がったところから、トウリーディングで使う五元素とチャクラへの理解が深まっていて、その新たなステージでクラスを開催できるのを楽しみにしています。時も移れば、人も変わり・・・なので、すでに受講された方もまた再受講してみることの意義はそこにあります。理解がスパイラル化してぐんと深まることは確かです!ご縁ある方々との秋のクラスでの出会いと、そして再会を心から楽しみにしています。さて次の新月は15日です。ぜひグリッドに乗っかってくださいね。先日ある視える方とお話をしていましたら、以前、当プロジェクトで気を入れて全国に巡らせたユニコーンのアンダラグリッド、ご参加くださった皆様のおかげで、今なお、全国でかなり光り輝いているとのことです!心ある皆様の祈りがこれほど必要とされているときはありません。私も微力ながら毎月、新月にはグリッドに行き、グリッド形成にお力添えをいただいた皆様のご守護とご加護をお祈りしています。そして日本国と世界、そして宇宙の大きな意図のために日々祈っています。グリッドからは確実に手応え反応があるので、まだもう少しだけ大丈夫かもしれません。今世ではこれをするのに挙手した魂たち、ライトワーカーの皆さん、アースワーカー、グリッドワーカーの皆さん、あの約束を思い出してくださいね。祈りを乗せてくださる方が減ると、光のグリッドもだんだん弱体化していくので、ときどき強化していく必要を感じています。世の中の事象を見渡していると、驚くようなことばかり。このままだと日本という最も大切な国が存亡の危機に瀕していることに気づいた頃には、カエルは茹で上がって死んでいるのかも・・・と、本気で危惧しています。そうなんです。この秋からますます激動の時代が加速していくようで(!)、どうやら夏バテしている場合じゃないようです(汗;)自分にできることは、自分の波動に責任をもつこと。今後もどうぞ、新生地球と日本のために、心ある方がたのエネルギーでのご協力をいただけることに感謝しています。さあ~秋の日本も3年ぶりとなります!食欲の秋でもあり、ヤバいことにならないようにと思いながら、今からすっごく楽しみにしております~!ナマステ~!
2023年09月05日

暑中お見舞い申し上げます。いやはや、北半球はどこも猛暑のようです。アリゾナもフェニックスあたりは連日摂氏45度くらいで、熱波注意報発令中。日本のような湿度がないのがせめてもの救いです。高地オラクルにもやっとモンスーンシーズンがやって来たけど、まだたった2回しか雷雨がなくて、もっといっぱい降って欲しいですよー。この時期、この国ではバケーション休暇をとっている人が多く、電話してもつかまらない・・・もっとも日本ももうすぐお盆休みがやってきますね。さて私のガーデン、前回写真で種蒔き後の状態をお見せしたところですが、なんとアラバマから帰ってみるともうこんな感じ! WOW!たった半月でこんなに!もう土が見えない! イエロースクワッシュもすくすくと成長中!トマトもズキーニもインゲン豆も、もうこれでもか!っていうくらいどっさりで、連日、収穫しないと大変なことになるので、周囲の友人たちにせっせとお分けしているところです。今度こそ家にしばらくいるからと、コンブチャを仕込んでみたら、1週間後には出来上がって、二次発酵させたところです。白桃と生姜味にしてみたら美味しい!夏の間、ずっと発酵を続けてみよう。 いい感じでスコービーができている!先月下旬、3年ぶりのホピランドに足を向けてみました。ずっと毎年夏のカチナダンスを観に行っていたのに、あの「騒動」ゆえにずっと行けなかったのです。灼熱のフェニックスから北上していくうちに、だんだん少しずつ気温も下がっていき、あの背の高いサワロサボテンもなくなっていき、背の高い松林へと植生も変わるフラッグスタッフあたりになると、だいぶ息がしやすくなってホッとします。それからさらにホピランドを目指して走り続けるだけ。ナバホ居留地に入っていくと携帯の時間も自動的に1時間進んでいて、あれ?アリゾナで唯一夏時間を採用しているナバホタイムです。 360度見回しても原野だけだった視界に、やっと赤茶けたメサが見えてきた! いよいよ、ナバホランドの真ん中に囲まれたホピ居留地へ!広大な空と果てしない大地だけが延々と続く原野を延々と、ただひたすら走り続けるのみです。こんな旅にはヴァンゲリスの音楽が合う。遠くに赤茶けたメサが視界に入って来る頃、やっとホピランドに入ってきたことを告げる小さい標識が。しばらくすると時間も、通常のアリゾナ時間に変わっている。そう、アメリカで夏時間を採用していないのはアリゾナとハワイ州だけです。(プエルトリコなど自治領も)だんだんと陽が傾きかけて、空と大地の壮大なコントラストをいっそう美しく映し出していきます。そんないい時間帯にホピランドに無事到着できました。この伝統的な部族のダンスはやはり一大イベントであり、ホピのどの村で開催されるのか否かは、普通、直前まで知らされないので、いつもカンに頼るしかないんです。今年はやっとのことで3年ぶりに部外者も入れることを知り、じゃあ行ってみようと急に決めたので、村唯一のホテルはすでに空き部屋なし。ま、何とかなるさといつもの調子で、先ずはホテヴィラ村の私のスパイダーシスターの家に行ってみました。シスター一家は私の突然の来訪をとても喜んで迎え入れてくれ、3年ぶりのいろんな積もる話をすることしきり・・・ 普段なら泊めてくれるのですが、今年は息子さんが明朝からカチナとして踊るダンサーの一員であり、断食をはじめ、寝ずの番の準備体制等々、いろいろなスピリチュアルな準備があるようなので、お邪魔してはいけないと思い、野宿することに!それは覚悟して寝袋等の準備はしていったわけですが、それがまた、実に素晴らしかったんです!今にも降ってきそうな満点の星々がこれまでになく輝きを増してきらめくし、日中はあんなに暑かった空気も、夜になるとひんやりとして明け方には肌寒いくらいで、いやあ~、ホテルの室内であの音がうるさい冷房入れて眠るより、はるかに気持ちよかった。夜空には可視、不可視のU4がもういっぱい!動いていましたよ。室内では感じられない宇宙との一体感の至福のうちに、あっという間に眠りにつきました。明け方も自然に空が白んでくる頃に自然に目が覚めたので、それから先ずは近くのシュンゴパビ村でのダンスに行くことにしました。村へ向かう道中、東の地平線から太陽が登ってくる壮大な絶景を目撃することに!WOW! 自然と合掌。 シュンゴパビ村でホピサンライズ!思わず合掌です! それから車を駐めて村のプラザに向かいます。村人ももうすでに広場の周囲に席を取っています。私はアドービ状の村人の家にかかっているハシゴを上がって、平らな屋根上に座ることにしました。すでに屋根の上にもけっこうな数の人々がおり、みんなでカチナダンサーらが入場するのを待っていました。朝6時前に続々と司祭を先頭にダンサーらが入場してきました。男性が35人くらい。女性カチナが15名くらいかな。広場中央に次々と捧げものであるトウモロコシやら果物やら手作りカゴや弓矢、お菓子などが運び込まれます。こんなに大量に献上供物が山積みされたのを見たことはないくらいの量です。運び入れが一段落すると今度は司祭らが並んだダンサーらひとりひとりに特別に祝福されたコーンミールを振りかけてお清めと祝福を与えていきます。そしてヒョウタンのガラガラを手に、また亀の甲羅を膝裏につけ、仮面をかぶったカチナダンサーらが踊り始めました。まだ朝6時前です。踊りは日の出から日の入りまで続きます。朝のうちはまだいいけど、日中は暑くなるから踊り続けるのは大変なはず。カチナらは断食してこの日に臨むのです。今年は見物客もこれまでに見たことがないくらいの数で、屋根上も人々がわんさかといて、ヘタすると屋根が落ちないかと心配になるほど。でもこのコロなの3年間、外部者には閉鎖していたけれど、ホピの人々は村でこの伝統的なダンスを続けていてくださったことを知り、感謝でいっぱいです。ホピの預言にはカチナらが踊らなくなったときが・・・と書かれています。私は屋根上からざっと見物客の数を数えてみたのですが、何度数えても軽く800人くらいはいたと思います。びっくりです!3年ぶりに外部からも入場が許されたことも手伝って、これほどの人出となったのでしょうね。この聖なるダンスはもちろん写真撮影も録音も禁止だから、その光景をお見せできないのが残念です。でもどういうわけなのか?ホピ村で冬に行われるバッファローダンスはたくさんの画像が流出しているようなので不思議。無法者が無断で録画したもの?よくわかりませんが、ホピ村のダンスが行われる広場とか屋根上から見物する様子とか・・・がいくらかは伝わりやすいかと思うので、そんな映像のひとこまをここに。https://www.youtube.com/watch?v=a-mPVljFrwYhttps://www.youtube.com/watch?v=VrLZt4SJ9Qo 夏のこのカチナダンスはもっと地味で、ただただ大地をガラガラとともにリズミカルに、単純なステップで踏み続けるような、祈りのダンスです。バッファローダンスやフープダンスのように大きく跳ねたり回ったりのファンシーな動きはしませんがね。毎回思うのですけど、あれ?ここ、どこだっけ?と。こんな光景がアメリカ合衆国のなかで繰り広げられているなんて、素晴らしいコスミックジョーク?だよねーと。そして夏のカチナダンサーたち、ほとんどがメタボおじさんとお兄さんで、足を大地にドンとステップを踏むときに、腹全体がブワーン、ブヨーンと大きく揺れます(笑)。体脂肪率38%?(それ以上も)みたいな・・・なかには、足が大地にノリ付けされてるのか?ほとんど動かないダンサーや、超(!)省エネモードの動きのダンサーもいて、それでも汗だく、倒れそうで中途退出するダンサーもいたり・・・ 一日じゅう踊るんですからね。若者でないと、激しいイーグルダンスとかは無理でしょうね。でもね、その昔、40年以上も前に私が最初に見たホピ村のダンスでは、ダンサーたちは皆なぐんとスリムで、エネルギーに満ちていた記憶があります。ファーストフードとかを食べるようになるとやはり・・・なのかも。午後からはホテヴィラ村のダンスを見に行きました。スパイダーシスターの息子さんも踊っているはず。仮面着けているからわからないけど、一晩中寝ずの番をして一日じゅう踊るのは大変なお勤めです。村人から献上された山積みになった供物は、ダンスの合間にカチナらが村人に配って回ります。村人はそれを神様からの贈り物として有り難く受け取ります。ごくたまに、村人以外の人が受け取る光栄を得ることもあり、今年は私、トウモロコシをいただいてしまいました。まさか?と思っていると、隣のホピ族女性が、ほら、あなたよ、とつっ突かれて知ったのでしたが。私は子どもたちが小さいときからよくホピ村のダンスに連れて行っていたのですが、今は亡き息子がよく、なんで僕にはあの弓矢が配ってもらえないの?と泣いていたのを思い出しました。大きな蒲の穂に結わえつけられカッコいいカラフルな手作り弓矢は、すべての少年たちの憧れの的だったけど、ホピの子どもたちだけに配られたんですよね。 今年、カチナからいただいた一本のトウモロコシ セカンドメサのトウモロコシの畑。ここに水やりするのはひと苦労でしょうねー。今年のホピランド、どことなくコロなの爪痕のようなものを感じました。亡くなった人々もかなり多いようで、人々が恐れで分断され、これまでのように人を信じなくなっているのです。予言の岩へも行こうとしたけど、入り口のところで閉鎖されていて中には入れなかった。またオールドオライビ村へも入り口に立て看板で封鎖されており、かつてのように自由に入ることはできませんでした。ホピカルチャーセンターでも、レストランは朝は閉まっていたり、いつもならたくさん売り物を並べるホピ族のカチナ人形アーチストらやジュエリー作家さんや・・・も誰もいなくて、寂しいこと仕切りです。ホピランドを後にして帰途につき、セドナで一泊しました。夕焼けがことさらに美しかったです。早朝のトレイル散歩でリフレッシュしてからフェニックスへ。そしてオラクルへと総計1300キロほどの旅となりました。 セドナの夕焼け、いつもながらゴージャス! 早朝からセドナのトレイルへハイキングへ。ジュニパーもすごく元気!さて、あの“サウンドオブフリーダム”を封切り後に観たんですが、日本はまだ公開前のようでネタバレ禁止かと、自制することにします。でもこの前訪れたコロンビアのボゴタとかカルタヘナとか・・懐かしいシーンが出てきて、複雑な気持ちです。日本での公開後に、もっとシェアさせていただきたいと思います。そうそう、このところ立て続けに私のところに「これって本物のアンダラなんですか?」という問い合わせが写真つきで相次いでいます。それはかなりどぎつい多色がガチャガチャ混ざった、えっ?というようなシロモノです。見ているだけで私の呼吸と波動が乱れるので、これはないですね。同じようなものが天使のハシゴだとかいろんなキャッチコピーで市場に出回っているようですが、どうぞ皆様のハートに聞いてみて、そして腹でご判断くださいね。当方にある初代元祖本物のシエラ産アンダラたちもだいぶ少なくなってきました。きっとアンダラの本来のお役目が終わろうとしているんだと思っています。特に本物アンダラのペンダントらは、もうウェブサイトにあるものとあと少しだけで、それがSOLDになったら終わりとなりますので、どうしても本物にこだわる方はお早めにとしか言えないです。さて!!この秋10月、嬉しいことに再び私のトウリーディングクラス開催が決まりました。東京と宇都宮の2箇所です。春にトウ1(初級)だけ受けた方、ぜひ秋は上級も受講されてくださいね。再受講も受け付けていますので、日時等はこちらをご覧いただき、メールにてご連絡くださいませ。暑い夏、満月が2回あったり、今日はライオンズゲートMAXの日だし、星回りもなんだかパワフルになっています。次の新月は8月16日です。祈りがこんなに必要なときはないくらい、重要な局面に入ってきています。いま日本が、世界が向かっているこんなシナリオでいいんですか? あなたは何を、どんなふうにマニフェストしたいですか?ぜひグリッドに皆様の祈りを届けてくださいね。しばらく残暑が続きますが、なんとか心身の波動を整えることで、この季節も楽しみながら過ごしてまいりましょう。そして秋からのいっそう激しい局面展開への心づもりと体の準備をしていきましょう。ナマステ~!
2023年08月08日

夏本番。秋、冬時期のオラクルコミュニティガーデン、私のとこではシラントロ(コリアンダー)があまりに繁茂し過ぎて、種子が落ちて隣の人に迷惑がかかるからと、全部刈り取って整地し、あらたにコンポストを入れてかきまぜて、それから春、夏の野菜の種蒔きをしてきました。トマト、バジル、ナス、ズキーニ、アルグラ等々・・・大葉も発芽したのは嬉しいけど、うまく育ってくれますように:) 全部エアルーム(Heirloom)野菜の種子です。ほんとは何よりも欲しいのはミョウガなんだけど、それは無理なので泣く泣く諦めてますが・・・:( さっそく発芽して順調に育っています:)私はまたしても娘の招集を受け(イヤな予感的中!)、6月下旬からアラバマで飯炊き女とかみさまシッターをやってきたところです。ここはマイアミと違って直行便がないからダラスで乗り換え、仕方ないですね。南部でもここはマイアミほどの湿気はないし、時々雨も降って木々が潤って緑豊かな街並み。この雨、アリゾナに持ち帰りたいところです。それにしてもアラバマはやはり今なお南部なんだなーと感じます。娘によれば、みんな同僚らもまあ、よく酒を飲むんだとか。ま、ストレス溜まる職業ではあるけど、これは文化の一部なんですね。いつもハッピーアワーにはどこのパブもレストランも人で賑わっています。南北戦争後も生活習慣はそう簡単には変わらないですよね。そうそう、娘たちがここで買った新居にもそんな歴史の一環が伺えます。たとえばキッチンにつながる廊下が2本あって、いつもどっちからアクセスするかこんがらがってしまうわけ。これも奴隷制度があった時代の名残りで、ひとつは奴隷が準備した食事をダイニングルームに運ぶための廊下、もうひとつは他の家の住人や客用の廊下なんですよ。ん~~、これだとねー・・・・と、娘はさっそく奴隷用廊下を塞いで、その分キッチンスペースを広くする案を推し、そうなればいつもの通り、義息子はそれを遂行するのみ。さっそく壁を作って廊下を塞ぎ、さらにキッチンのキャビネット、カウンタートップその他をバリバリとはがして、全面的改修工事をやり遂げたのでした。Good Jobです。これでキッチンへつながる廊下は一本になり、もう誰も迷うこともなくなりました。おかしなもんで、マイアミの家ではその逆の作業、つまりリビングとキッチンを仕切っていた壁を取り払って、広いスペースにする作業を義息子はやり遂げたのでした。あれも素敵なリノベーションでした。Good Job! 色んな種類のマッシュルームが販売されててテンション上がる!週末、ダウンタウンで開かれるファーマーズマーケットにみんなで行ってきました。そこにはアリゾナではなかなか見られない新鮮な野菜や果物もふんだんに並んでいて、すごくいい感じ! ちゃんと原木に菌を植えて育てているシイタケも売っていたから買ってきました。大きな黄桃も皮がペロっと剥けるくらいの自然完熟もので美味しいこと!巨大な真っ赤なトマトもちゃんとトマトの味がして、スーパーで買うあれとは大違い。たくさんの人出で賑わっていたけど、大半は(というかほぼ全部が)白人たちなのも事実で・・・黒人は見かけませんでした。値段もちょっと高めだし?そのあとでBirmingham Civil Rights Institute(公民権協会) に行ってきました。公民権運動の歴史が展示された立派な博物館です。入館料15ドルだったかな。携帯電話以外はすべて持ち込み禁止、カバン類も水もダメ、そのうえでチェックを受けてから入館になります。マーチン・ルーサー・キングが投獄されていたのも(ひとつには)ここ、バーミングハムだったのですね。その向かい側にある公園には公民権運動家らの記念碑や銅像が立ち並んでいて、緑の多い市民の憩いの場です。 左が白人用、右が有色人種用、リアルな展示があちこちに・・・娘は病院勤務が始まり、そのシンドさにいつ音を上げるか?というところ。朝3時半起床で帰宅できるのは午後7時過ぎ。医者ってほんとに奇特なサービス業ですよね。お昼を食べる時間も、下手するとトイレに行く時間もないというんだから困ったもんだ。医者の不養生とはまさにこのことですよね。だから私は昔から病院や医者に行かないんだ。娘はよく言う。「私が医者になったことを喜んでないのはお母さんだけだ」と。いや、喜んでいないというより、今の西洋医学というもの自体をまったく信じていないから、ただ製薬業界のいぬになって処方箋書くだけの医者にはなってくれるなよ、東洋医学の基本とか身体のツボとか経絡のシステムくらいは知らないとね、といつも言ってるだけなのですけどね。それでも昨日は初めての三つ子をとりあげたとか、今日は帝王切開手術を初めてやったとか、切迫早産の危険があるケースが大変だったとか・・・何だかたくさんの学びの日々であることは確かなようです。頑張ってください。今回の訪問の目的のひとつ、それは台所というところに、毎日の皿洗い以外ではあまり立ったことがない義息子に、料理の基本とか離乳食の作り方とかを仕込むこと。彼は当分はハウスハズバンド(主夫)になって、ご飯作りとかみさまケアをすることになるらしいですから。もうかみさまは歩き出しているから、文字通りノンストップ!いっときも目が離せなくてもう大変!それプラス、これまでやったことない食事番と掃除と犬番と草刈りと・・・あー大変だ~~!そんなこんなで、またヘルプを乞われてご奉公に半月ほどというわけです。でもまさかこんなふうにして今回、かみちゃんと一緒に「お母さんといっしょ」やセサミストリートを見る日が来ようとは思ってなかったけど(笑)ね。全身で踊るの、もう可愛くてたまりません~!それだけが私の報酬です、はい。7月4日の独立記念日は夕方、花火の上がる公園に出かけました。かみちゃんもいっぱい歩いて疲れたし、マミーがまた3時起きだというので花火の時間までは長居しなかったけど、この公園にはたくさんの黒人らが繰り出していて、この前行った白人しか見かけなかった週末のマーケットとは大違い。やっぱ、白と黒は混じらないというか、混じったらグレー?、でもグレー人いうのはいないよね。やっぱり今なお、深いところで分離は続いていると肌で感じます。 Happy 4th~!!これからアリゾナに戻って、高地オラクルでひと夏を過ごします。いろんな意味で実にホット夏になりそうですね。かみさまとお別れするのはとっても寂しいなぁ。複雑な気持ちだけど、永遠に飯炊き女はやってるわけにはいかないし・・・ダラスまでの2時間ほど、運良くファーストクラスにアップグレードしてくれた。ラッキー!いつもは通路側に席を取るのに、窓際になったから、普通は見上げる雲を見下ろして見ました。すごい積乱雲(というのかな?)。そういえば、バーミングハムにいる間は一度もあのケム雲を見かけることがなかった。アリゾナだといつも鼻水出たりのアレルギー症状、あれが半月の間一度も出ていないことに気づきました。やっぱ、あれってすごい頻度で空じゅう格子状になるくらい撒き散らしているからじゃないの?花粉じゃないのかも・・・ やっぱり夏雲ですねー、モクモク!さあ、夏本番がやってきます。次の新月は18日です。どうぞ皆様のいらっしゃるところから、アンダラ、シヴァグリッドに乗って、来るべきニューアースへのビジョンを明確に描いてみてくださいね。鮮明に描けるイマジネーション、ビジョンだけがリアルで、あとは他に意味あるものなんてこの世に何ひとつないのかもと思うことしきりのこの頃です。心身ともに暑さにもうまく対処して、お元気でこの季節をお過ごしくださいね。ナマステ~~!!
2023年07月09日

気がつけばもう世は6月とは!時間がいっそう加速しているように感じるこの頃ですね。久しぶりの桜を見たのが遠い昔のように思えるほど、何だかあれこれ多忙にしていて、やっとオラクルに戻って落ち着いたところです。日本から戻るや、踵を返してすぐさまマイアミに飛んだのは、娘の卒業式だったからで、日本と米国東部時間では時差もまさに昼夜逆転で、しばらくシンドかったです。いやはや、娘にとっても医学部在籍中に初めての妊娠、出産、それに医師免許国家試験もこなして、文字通り目が回るような毎日だったけど、一応これにてMD(医学博士)の学位を得てめでたく卒業となりました。卒業式では、最初に何だかバグパイプ楽団が仰々しく入場し、学長挨拶やら何やら、ひととおりのスピーチが終わったあと、新米ドクターらが一人づずつ名前を呼ばれて登壇する度に、ファミリーや応援団からいえ~いと声がかかったり、口笛が鳴り響きます。そして立派な(そして高価な!)卒業証書を受け取って、教授陣ドクターらと写真に収まって。。。というのが繰り返されました。教授らが身につけているガウンはパープルだったり、つけているフードにも金、銀・・・で学閥のステータスを表わしているんだろうなー。そう、専攻によってフードの色も違い、ちなみに医学部はグリーンです。それに、壇上の教授陣らのキャップは、向かって右側にタッセルが揺れているのに、新米ドクターたちはみな左側に垂れているなぁ・・・なんて思いながら見ていると、その意味がわかりました!そう、医者を志す者らはみな全員で「ヒポクラテスの誓い」を誦読し、その後でキャップをくるりと回して、タッセル(房)が右側に垂れるようにするという、ひとつの通過儀式があったのでした。医学の父、ヒポクラテスの誓いとは、要は医者たるもの、患者に利すると思う治療法を選択し、害と知る治療法を決して与えない、という古代から受け継がれている誓約で、米国の医学部では伝統的にこの儀式をやっているんですね。昨今のあれ騒ぎでは、この誓いを忘れて、長いものに巻かれてしまってる医者らが多いことが浮き彫りになったわけだけど・・・ね。 医学部卒業式では「ヒポクラテスの誓い」を誦読します 誓いを誦読した後、キャップをくるりと回してタッセルを右に!これでやっとドクターになるという入門儀礼、セレモニー。 かみちゃんもキャップをくるりと回してました! Congratulations!!日本だと、国家試験に受かれば医師免許がもらえるけど、米国では医師免許国家試験もステップ1,2,3と3段階に分かれていて、それらをすべてクリアしないといけないから、かなり大変です。そしてさらに新米ドクターらは卒業後、みな、レジデンシーを務めるために全米各地に散らばっていくんですが、これまた一家全員を巻き込んでの引っ越しを意味するからまたまた大変なんです!そう、今回はその引越しを手伝うハメになってしまったのです。荷造り、箱詰めとかを1週間ほどやった後、あとは助手席に乗って移動するだけだと思っていたら、なんと!予定していた運転手が急遽、どうしても来られないことになり(!!!)なんと、私も運転手の一人としてキャラバンに参加せざるを得なくなってしまって。もう泣くしかない。フロリダ半島のほぼ南端、マイアミから、アラバマ州バーミングハムまでは、距離にしてほぼ1,300キロ!! もしや?と思って東京からの直線距離だとどのあたりになるのかと思って調べてみたら、なんと! 北海道を遥かに通り越して、サハリン、樺太のあたりまで!南に行けば、もう九州通り越して沖縄あたり!え~~~、絶対に無理、ヤダ~~と焦ってストレス溜めていたら、なんと!娘の家の窓のところに一羽の真っ赤なカーディナルが飛んで来て、トントンって合図したんですよ。ウソ~~!そんな~~!カーディナルが誰なのかを知っている私はもう、またしてもびっくりして、こんなところにまで一緒に来てくれているんだと!! もう覚悟を決めなくてはなりませんでした。 先頭は義息子が運転プラス1台牽引も。最後は娘が運転するバン その2台に挟まれて、このデカいピックアップトラックを運転することになってしまった私!3台のキャラバン。先頭の大きな26フィートのレンタルトラックの運転手は義息子、愛犬ゴールデンリトリーバーが助手席に。さらに娘の乗用車一台を牽引してます。最後は娘が運転する7人乗りバンで、乗客はかみちゃんとお義母さん(お義母さんも急遽、拉致されたのです!)そして真ん中に挟まれる形で、私が運転しなくてはいけなくなった義息子の大きな赤いピックアップトラック。どの車にも荷物満載で、後方は見えるはずもなく、バックミラーも使えない。サイドミラーだけに頼るしかない。そんな態勢で3台のキャラバンは、交通渋滞を避けるために真夜中にマイアミを出発したのでした!結局のところやらされてる自分が信じられない!それから文字通り、一昼夜走り続けたのでした。出発のその日も、誰もが昼間は一日中荷詰めや運び出しで疲れているというのに、それでも夜中じゅう運転。でもさすがに夜中の3時くらいになると、前を走っている義息子の大型トラックがときどき、路線を外れそうになるのを見た娘が、みんなに次のサービスエリアで降りようと「指示」を出してきた。サービスエリアといっても日本のように素敵なお店やコーヒーが待っているわけでもなく、ただ「仮眠」―――、もちろん車中泊じゃ眠れるはずもないけど、少なくとも脳波を変えるだけのひと休み2時間ほど。その車中泊で私は、似たようなことを以前したことがあることを思い出していました。そう、それは若き頃のアフリカの密林横断のキャラバンの日々でした。にわかに信じがたいことをよくもやったもんだと思うけど、それは若気の至り・・・だったからこそですね。でもあのとき私は少なくとも運転しなくてよかったし、エチオピア人モスリムブラザーズたちは、自分たちはトラックの上で今にも降ってきそうなナイル川の上に煌めく星ぼしを眺めて眠っても、私には最上の快適なベッドを与えてくれたし、今回のこの状況よりずっと楽チンだったなーと。でもグリッドから外れた超日常の真の自由と解放感は、眠るのを忘れてしまうくらい、心底ワクワクしたし、大いなる宇宙の懐に抱かれる安堵感があった。この車中泊ならぬ2時間ほどの休憩の時に、あの時の持て余しそうになるほどの自由な感覚、生きていることのゾクゾク感を少し思い出していました。窮屈な運転席でなんとなく夜空を見上げていたら、なんと!一瞬!激しくピカッと点滅するものが!あれはU4であること間違いなしでした。それとも?身体的には相当疲れていたはずなのに、きっといつものように愛する息子が助けてくれていたとしか思えないほど、嫌だった運転もなんとかなったのでした。眠くなりそうな時なんか、真っ赤なレースカーか!と思われるほどの猛スピード出した車が突然前に現れ、即座にシャキッとしてナンバープレートを見ると、息子の名前のイニシャルとハートマークの特注プレートだったりと!!・・・息子がずっと見守ってくれていたのは確信に次ぐ確信でした。明け方5時には娘からレッツゴーの指示電話が。(キタ~!)3台のキャラバンはまだ夜明け前、ハイウエイを走り出したのでした。ベビーと犬を連れての旅なので、時々トイレ休憩、おむつ交換、3台の車にガソリンを入れ、コーヒーを飲みながら走り続けること丸一日。食べると眠くなるからと、スナック程度で。いやはや、大変。 ワンちゃんが運転!だったらいいのにねー。明け方にはオーランドあたりを通過、でもディズニーワールドへは行かずに北上を続けて、ひたすら走り続けます。そのうちジョージア州に入ってきた。レイ・チャールズが歌ってヒットし、州歌にもなった ”ジョージア・オン・マイ・マインド” をもじったウエルカムサイン。アトランタのラッシュを避けてのルートで走り続けました。朝5時からずっと走っているから、午後になるとさすがに疲れてくるし、眠くもなる。娘がときどき電話してきて、眠気防止でおしゃべりしあいながら。かみちゃんもお義母さんもよく寝てるらしいけど、運転手はそういうわけにはいかないから、ひたすら走り続ける。ノー・チョイス!そのうち、今度はアラバマ州のウエルカムサインが現れた。同じく、アメリカ人なら誰でも知っている ”スイートホーム・アラバマ” をもじったサイン。アラバマといえばトム・ハンクスが演じた、あのフォレスト・ガンプの舞台だけど、周囲にはあの独特の南部訛りが聞こえてくる。(4年のレジデントを終える頃に、娘もあんなふうに喋っていたらどうしよう!)一日じゅう走り続けて夕方6時過ぎに、ようやく新居に到着!まだ陽があるうちに着けてよかったけど、疲労度マックス。なのに電気はついたけど水が出ない!それからベッド搬入してなんていう余力は残っていなくて、急遽、Air B&Bを探してそこに泊まることにしました。ちょうど週末にかかっていたから水道局もガス会社も閉じていて結局、週末ずっとそこに泊まることに。全員、すぐに眠りに落ちて、翌朝、もっと寝ていたかったけど、荷下ろしに予約していた元気な3人の若い筋肉メンらが来るからと、新居に向かいました。またびっくり!朝9時の約束なのに、マイアミと違ってきちんとオンタイムどころか、10分も前に彼らは家の前に現れた!マイアミタイムは9時は10時だから・・・ね。そうして義息子も娘も手伝ってみんなで荷物の搬入をすること3時間。私はさすがに運びは若者に任せたけど、かみちゃんのケアと、搬入部屋の指示と少しずつ荷ほどきもしたり・・・と。引っ越しってほんとにシンドいですよねー。 若い筋肉メン3人と娘たち、みんなで荷下ろしすること3時間! とりあえず落ち着いた日曜日は母の日でした。義息子は3人の母(急遽拉致してマイアミから連れてきた彼の母&私、そして新米母=娘)らをどうしてくれるの?彼はその朝、おしゃれなエリアにあるちょっといい感じの瀟洒なブランチを予約してくれていました。新緑のきれいな通りを走りながらみんなでレストランに向かう間、私は、もう一人、私を母と呼んでくれた人がいたことを思って後席で人知れず少し涙ぐんでいたのですが、その瞬間、前の助手席にいた娘がくるりと私の方を向いて、突然、"Happy Mother’s Day! I Love You!” って言ったんです。あのタイミング!あれは息子が娘の口を使って私にくれたメッセージだったと、これまた確信したのでした。ずっと一緒にいてくれるんですね。美味しいブランチに、3人の母たちはこの過激な引っ越し劇を無事終えて、やっと少しだけねぎらわれた気分になれました。もちろん、その後も休みなしに箱開け作業は続きましたよ。私はこんなことになることは知らずに、フェニックスーマイアミの往復航空券を買っていましたから、さて、どうやって帰るの?と思っていると、ちゃんと先を読んでいた娘は、私のマイアミ発フェニックス行きのフライトに合わせて、アトランターマイアミ便を買っていたんですね。凄い! 義息子は新居からアトランタ空港へふっ飛ばし、私と娘を下ろしてくれた。そう、娘はなんと、ボストンのかかりつけの歯医者に行ったんです。ハーバード時代からかかっている上手な歯医者らしいけど、今度は歯医者は地元で見つけてよ、ですよね。でもそれだけのためにボストンへ行くはずがない娘。歯の治療の後はちょうどそこで開かれた学会にも3日間出てきたらしい。そんなこんなで、かみちゃんのお世話や引越し後のヘルプのために義母拉致が必要だったらしいんです。娘、計算尽くしてる!やっぱ、凄いわ。そしてかみちゃんは、毎日、前の日にはできなかった何か新しいことをするようになっていて、一歳前なのに突然立って歩き出しました!もう歩行器にも入ってくれないし、あ~~子守りもこれからがほんとの勝負どころ、もう一瞬たりとも目が離せないわー。そうして私は久しぶりにオラクルに帰宅し、長いことできていなかったヨガも再開して、やっと生きた心地が戻ってきたところです。グアテマラの子守りに招集された時以来、右肩が痛くてヨガもあまり思うようにできなかったのですが、おかげさまで9割方動かせるようになってきました。どうしてもできないポーズは2,3まだあるけど、ま、気長に体と付き合っていくしかないですね:)さあ、もうすぐ夏至がやってきますね。トウリーダーの方々、そして今回はトウリーディングに興味があるという方がたも含めて、夏至の日、21日午前9時から、KCミラーと私はZOOMの集いをしますので、ご参加希望の方はどうぞメールでご一報いただければ詳細をお知らせいたします。参加費は1,500円です。そして今年の秋には宇都宮での私のトウリーディングクラス開催で、再びの来日となりそうです。またご自分のエリアでも開催して欲しいという方、主催していただける方がたも全国から募集しますので、メールでご一報くださいませ。進化し続けるトウリーディングという素晴らしいヒーリングアートをシェアできることを、とても楽しみにしております!さて前回黒シヴァを立てていただける方々を募集しましたところ、大きなものたちは、地球への祈りを載せる鍼治療のための媒体として各地へ引き取られていきました。どうもありがとうございます。あとは5~7センチほど、45~65グラムほどのかなり大きめ、太っちょのつややかでハンサムな黒氏らがあと少し、嫁ぎ先を待っていますのでどうぞメールでご連絡くださいませ。こちらは4,000円で受け取りは京都からの着払いとなります。恐ろしい勢いで不穏な方向への動きが進められているなか、なんとか雛形日本国の霊体をお護りできればと願っております。 黒シヴァ様たち、真ん中は5円玉です。やっとアリゾナに戻ってきたら、気温は魔の3桁、華氏100度(摂氏38度)の世界!オラクルへ向けて走ると路上にはもうミラージュ(蜃気楼)が現れ、ときに転がり草(タンブリングウィード)がゴロゴロと風に吹かれて道路を横切って行ったりします。オォォ~~~!今なおここは西部劇の世界、ワイルドウエストなんだ!でもオラクルまで来ると高地だからかなり涼しいし、湿気もないからから過ごしやすくてホッとします。さあ、本格的な夏に向けて、どうぞ心身を整えてくださいね。夏至のZoom集いにもぜひご参加くださいませ。次の新月は18日。ぜひ祈りのグリッドに乗ってパワーをブースト、強化してくださいね。いつも感謝!ナマステ~!
2023年06月05日

ゴールデンウィーク直前の日本から無事にアリゾナに戻ったところです。3月下旬に3年ぶりの日本到着、羽田空港から出る時には浜離宮の見事な桜が出迎えてくれて、もう、大感激!それからひと月の間、あちこちで美しい念願の桜、桜、桜の景観に見入ることができました。桜さん、待っててくれてありがとうございます!!!日本へ発つ直前には、青森の土偶作家、敬愛する師でもあった柴谷浩二氏急逝というニュースも飛び込んできて、とてもショックでした。もう一度肉体でお会いしたかった。無念でなりません。でも唯一、夢の温泉の看板と土偶制作の技術を受け継いでいた後継者らがいることが幸いでした。師はきっと、いまあちら側ですごく忙しくされておられることでしょう。日本に着くやいなや、あちこちで所用を済ませたあとは湯河原で旧友たちと合流。美しい花吹雪とたわわに実る柑橘類と目を見張るばかりのさまざまな美しいシェイドの新緑の山々。。。里を歩いていると土地の人たちが気さくに話しかけてくれて、しかも美味しそうな黄金柑を手折ってくれたりして信じられない!こんな土地に引っ越したくなっちゃいますね。 熱海のかけ流し温泉、露天風呂からは素晴らしい桜も海も新緑も!!それから最初のトウリーディング開催地、宇都宮へ。ここでは全員が初受講生!私も久々のティーチャーモードで思わず力入りましたよ!主催者のリナさんは有能なサイキックなので、クライアントさんと向き合うといろいろな情報がダウンロードされてしまうから、そのスイッチはオフにして”カンニング”しないようにする(笑)という、その切り替えが大変だったみたい。人にはいろんな悩みがあるもんですね(笑)。レベル1と2の4日間の間に受講生らはメキメキとトウリーディングの本質を学んでいき、4日めには何と!お馴染み美保子の突発性サプライズ企画(!)により地元のモニターさん急遽募集!という流れになり、何も知らないまま会場においでくださった10名のモニター様たちを相手に、新米トウリーダーらはそれぞれ、実にリアルなフルセッションを見事にやってのけたのでした!!4日前はトウリーディングのトの字も知らなかった生徒さんたちが、大広間のあちこちで、モニターさんらに寄り添ってパワフルな感情の発露と解放を引き出す事ができていたのを見て、私は大いに感激したのでした!今回急遽お呼びがかかることになったモニター様たちも、今回の体験でトウリーデイングというものに興味を持っていただけたようで、今度はマイクラスを受講したいという方々も現れて、もしかすると今年中にも再来日クラスがあるやも?という流れになってきました。だって1時間ほどのセッションで、足指に詰まっていたものが解放されるや、指先は見る見るうちに変わり、大きな変容が起こるからです。たかがトウリーディング、されどトウリーディング!です。クラス終了でほっとした後は、日本のファミリーたちがン十年ぶりの日光東照宮へ連れていってくれました。ご奉納が終わるとさらに福島県の、しかも訪れたこともない奥会津、尾瀬檜枝岐あたりの温泉郷独特の雰囲気溢れる町の秘湯へ!春の香り濃い山菜も、、清流にだけ棲むという岩魚も・・・うなるほど美味でした。やはり日本!ですよね。その後は栃木県の馬頭温泉へ。ここの湯質はまた格別で、すべらかねっとり、つるつるです!それにも増して、迎え入れてくださった宿のオーナーご夫妻らが作務衣のたもとからさっと出してきたものが、巾着に入ったアンダラたち!! もう、びっくりでした!オーナー氏もサイキックのすてきなジェントルマンでした。ここでゆっくりとすべすべの湯に浸かって、次なる東京でのワークショップへの英気を養うことができました。東京でのトウリーデイングクラスへは、遠くはエチオピアやハワイからも、また北海道や北陸、関西からもたくさんの方々がご参加くださいました。初受講生はもちろん、他のティーチャーから学んだ再受講生もみな一緒に、連日、パワフルで濃密な時間だけがあっという間に過ぎていった感じです。どうしても開けなかったものが、美保子さんのクラスでなら出せる、変われると思ったんです・・・とおっしゃってくださる方々はみな一様に、腹決めの色、黄色を身につけていたり、精油のチョイスも起爆剤のようにパワフルなペパーミントを選ぶ方々が多くて、私ももうびっくり!大いなる変容の姿を目の当たりにして、人間の持つ底力というか神の恩寵を見せていただいた気がしました。最終日には皆な、お互いになかなか去り難いものがありましたねー。ご参加いただいた皆様、どうも本当にありがトウございました。それからKCミラー先生が来日され、私は今度は通訳モードに切り替えて、2日間の集中特別講座、1日のスキルアップセミナー、そして一般講演会を終えました。KCもインスピレーションで神様の器となって話すタイプなので、私もほぼ同時に声をかぶせて同時通訳することでしか、時のエネルギーをお伝えすることはできません。逐次ではどうしてもリズムとエナジーが違ってしまうのですよね。こちらもまた大きなKC旋風が吹き荒れた感じで、参加者の多くがとにかく”神々しい“といった言葉のコメントが寄せられていました。セラピスト誌の取材も入り、おそらく次号あたり?に掲載されるのではと思います。今回は新たに進化したレベル3、Tao(タオ=道)としてのトウリーディングの内容となりました。私達の身体の周りを幾重にも包んでいるコーシャとアーキタイプ(原型)で足指をよむのです。10数年前に肉体の足指を五元素でよむところから始まったトウリーディングは、もはや肉体を離れ、その肉体としての足指に結果することとなったコーシャに蓄積された真(心)因の残像とチャクラの深い理解から読み解いていくわけです。これは実にディープなワークとなります。でも私はいつも思うのですが、足指は相手とつながるための単なるポータル(入り口)に過ぎず、身体のホログラムは正確にすべてのボディに刻印されているのでどこからでもよめるんです。事実、私がとても感心したすばらしい読みをする生徒さんの一人は全盲の方でした。要は目に見えないものをよむ。神(心)眼でよむのです。しかも私には一切、サイキック能力はありません。トウリーディングはいま、確実に進化していますよ!東京で”爆発”した後、私たちは京都での講演会へ向かいました。ここにはトウリーディングというよりはアンダラグリッドでの協力者のお姿も数名あり、私はいっそう深い謙遜の気持ちに打たれましたねー。遠くからもおいでいただいて、アースワーカー、グリッドワーカーの皆様、本当にありがトウございました!翌日はKCと主催者らと一緒に鞍馬山、貴船神社へ参ることができました。またKCと2人で北野天満宮の天神市にも繰り出し、共通の趣味である古着物の掘り出し物をあさって、素敵な戦利品を抱えてKCは日本を去っていきました。KC先生、本当にお疲れ様でした。また来年も日本に来てくださいね! 鞍馬寺にはまだ美しい八重桜が咲いていて、KCは大喜びでした! KCを撮っていたら撮られていた! レイキ生誕の地に今年も根っこをつけることができました! トウリーディングは、これからも一層の進化を遂げていきます!私もまた翌日にアリゾナに戻ってホッとしたのも束の間、今日からまたマイアミに飛んできたところです。多忙な毎日が続いています。さて、お知らせです。数年間探していた念願の黒シヴァさんたち(大小さまざま)をやっと入手できたので、今回、京都在住のシヴァの母こと筈井さんにお預けすることができました。地球全体がいま、シヴァ神の時代、創造のための破壊の時代にあり、大いなる産みの苦しみ、陣痛の真っ只中におります。黒シヴァはインドのなかでも寺院やは聖拝所などに奉納され、参拝を受けている特別な存在です。当シヴァリンガムプロジェクトでは、ずっと日本各地のレイライン上にある神社仏閣や中央構造線上の各地・・・とシヴァを設置、奉納してきました。シヴァリンガムは寝かせているときと立たせたときとでは、まったく違うエネルギーを発します。日本各地のご自宅に立てていただくと、まさに役目を待ってました!とばかりに瞬時に活性化される感じがします。シヴァを立てることは、弱体化した惑星に鍼を打つのに等しいのです。5センチほどのしっかりサイズは3,600円くらいから。1キロ前後の立派なハンサム君たちは4万円前後でお分けできます。いずれも送料は着払いとなりますことだけ、ご了承くださいませ。どうぞご自宅にも黒シヴァを奉納して立てていただける方がたは、メールでご連絡いただけますようお願いいたします。次の新月は20日ですね。日本全国、お住まいの場所から、目にこそ見えずともたくさんの同志らの善意と祈りによって出来上がっているこのグリッドに意識を向けて、ご参加くださいませ。これから惑星の陣痛は終盤に向けて、一層加速していく勢いです。どうぞ黒シヴァのブースター鍼も含め、ご自分でできる範囲にてご参加いただければとても嬉しいです。大好きな日本と日本の仲間たちに、いつも心より感謝しております。合掌!ナマステ~!
2023年05月01日

常春のグアテマラ、マヤ村でのひと月滞在を終えてアリゾナに戻ると、もうやたら寒くて縮んでしまいそう!レモン山の山頂は今だに雪を被っているし。こんなにウェットな冬はなかったなぁ。 オラクル、レモン山は今なお雪を被っている・・・もう春分の日、そして22日は新月ですね。世界はまさにマーチ・マッドネス、狂った3月まっしぐら!今年は日本での桜の開花がひときわ早いようで、もう気が気でなりません。どうか、みなさま、桜さんに少し待っていてくれるようお願いしておいてくださいね!アティトラン湖のほとりに点在するマヤ村のひとつ、サンティアゴ・アティトランにひと月ちょっと滞在する間、時間があるとボートであちこちと別の村々を訪ねる旅を重ねてきました。前回に触れた村々の後で訪れたのはパナハッチェル、土地の人たちはパナって呼んでいます。 パナハッチェル、たくさんの人々が泳いだりピクニックしたりして楽しんでましたボートを降りてから、日本人が経営するホテルに泊まりました。だってシャワーからほんとにホットなお湯が出るんですからね!パナもまた、旅行者が好みそうなスポットがいっぱいあって、特にコーヒーショップはレベルが高い!ちょうどアリゾナ産ターコイズをそれぞれの鉱山名で呼ぶのと同じように、ここでも誰もグアテマラコーヒーなんて言う人はおらず、みんなコーヒー豆の産地名で呼んでます。ちなみにあのスタバ(私はほとんど行くことはないんですが)、あそこの豆は全部ここ、グアテマラ産だとか。一杯500円以上!その罪滅ぼしなんだか、あちこちの病院や学校など公共の建物とかにスタバのマークが!いっぱい寄付しているんでしょう。 クロスロードカフェ、オーナーのバイロンさん、ベビーシッターサービス中!クロスロードカフェに行って、フェフェテナンゴのオーガニックコーヒーを。焙煎したばかりだという豆をグラインドするときのその香りの素晴らしいこと!いや~、美味しいです~!でもベビー連れで行くわけだから、ゆっくりコーヒーを味わうなんていう贅沢は・・・ですよね。それなのに、娘がオーナーのバイロンさんとしゃべっている間に、バイロンさんたら、2階にウチの1歳の娘がいるんだけど、カミちゃんに会わせたいから連れてっていい?とカミちゃんをさっと抱きあげて2階へ。そのうち奥さんや1歳の娘さんや、親族一同が降りてきて、何だか賑やかなファミリーの会合になった!そしてずう~~とバイロンさん、カミちゃんを抱っこしててくれて(さすがに赤ちゃん慣れてて上手!)そのうちカミちゃんも御眠むして・・・娘と私はずいぶん長いこと、コーヒーと奥さん手作りの美味しいティラミスをいただくことができたのでした。有り得ない~~。こんなことなら、メニューに「ベビーシッティングサービス」っていうのも加えるといいですよと助言してきました。(hahaha~)その後、自然保護区にある広々としたトレイルを歩いてきました。入場料が思ったより高いから??って思ったら、ここは私有地なんだって。でもこうして雄大な自然をビジターにも開放してくれているから有り難いことです。バタフライガーデンにモナークがいたららさらによかったのに:) 娘がカミちゃんを抱っこして長いトレイルを歩きます。あちこちで揺れる吊り橋を渡らねばならないし、ジップラインの線もずっと遠くに見えるアティトラン湖の方まで通っていて、ジャングル気分最高。せっかくなので水しぶきを上げて滝が大きな音をたてるあたり、揺れる吊り橋の上で開脚ポーズ、グアテマラ編を!トレイルの頂上、圧倒的に美しいアティトラン山がきれいに見渡せるところで、祈りとアンダラ奉納の儀式をして参りました。 長いトレイルの始まりはまるで神社の鳥居のよう!? 長いことアティトラン湖と山を臨めるトレイルを歩いて・・・ トレイル途中、揺れる吊り橋の上で開脚:)そう、私、脚は大丈夫なんですけど、右肩が!10キロと重いカミちゃんをずっと抱っこしていたから、いや年のせいで?右腕を後ろ手に回せなくなってしまい、鍼灸師には四十肩(五十ですらないのに!)は2年はかかるかも、と言われてGwwwwです。これまでは両手を背中、胸の後ろでぴったり合掌できたのにー。これもまた、丁寧に付き合うしかないですね。またサンルーカス村に出かけたとき。娘は、ま、行き当たりばったりしかないかなーなんて一人言を・・・ん?嫌な予感。そう、サンティアゴからサンルーカス村へはボートでは行けないので、あの!ピックアップトラックの荷台にずっと立ちっぱなしの、風びゅうびゅう、埃もヒュッヒュのあれ、に乗せられたわけです。え~~!でもカミちゃんは偉い!誰よりも早く適応しているよね。すべてを受け入れること、戦わないこと。これが平安のコツですなー。この村にはパーマカルチャーの理念で経営されているホテルトリマンがあり、そのレストランメニューには感激します!すべてこの農園で採れたての野菜ばかり。モリンガとライムのジュース、ケイルのベジバーガー、こんな美味しいのは他で食べたことがない美味しさでした!そして、じゃあ食後のコーヒーはどこか街なかで。。。そんなレベルが高いコーヒーショップがいっぱいあることにも感激でしたね。 パーマカルチャー実践するホテルトリマンでのランチは最高だった! 娘は村で助産師さんらを集めて講義をしたり、また毎日、マヤ村のクリニックで村人と密に接する生活だったわけですが、時にはティーンの妊婦さんの家をトゥクトゥクで訪問することも多々ありました。村人のなかにはスペイン語すら話さない、土地の言葉だけという場面も多々あったみたい。ときには筆舌に尽くしがたい貧困の実態にも遭遇し、南アやケニヤやラオスや・・・の村での体験と重なって、言葉なしに立ち尽くすことも。娘にとっても本当にいい勉強になったと思います。西洋医学ができることはごく限られている、という私がいつも言っていることが、今回は子連れとなった娘のハートにだいぶ落ちてきたみたいです。きっと村の衛生状況ゆえに?私も娘もカミちゃんもみんなで発熱、下痢・・を患ったりもして、これはアストロウィルスの胃腸炎だったみたい。たくさんのかけがえのない体験、これも古いマヤ時代の因縁だったようです。ときはちょうど、セマナサンタ(聖週間)=キリスト教の復活祭に先立つ1週間=を前にだんだん村が盛り上がっていく時期でした。毎週、金曜日になるといつもは教会にいるキリスト像やマリア像などを大きな神輿にのせて、鮮やかな色とりどりのデザインで作られた花道を練り歩く大掛かりなプロセッションを見るのに、村人がたくさん集まってきます。楽隊やら香炉から立ちのぼる煙やら・・・もうすぐやってくる復活祭を前に、とてもスペシャルなときだったのです。しかも、滞在していたサンティアゴ・アティトランには「マシモン」がいるんです!マシモンは古代マヤの、しかもこの土地だけに残る土着信仰の神さまです。その昔、村には邪悪な精霊が溢れ、悪事を重ね、多くの村人が病気になったり死んでしまうことが続いたそうな。そこで村のシャーマンらが何とかして村の守護者を立てようと、森に入って像を作るのにふさわしい木を探すべく、一本一本の木々に聞いて回ったそう。どの木でもいいわけではないらしい。やっと、OK、そんなことならやりましょう、と言ってくれた木が見つかり、その木から作られた立像がマシモン誕生と相成った。その後は村には平和が戻り、人々は幸せになったとか。しかしそうは問屋が下ろさなかったようで・・・そのうちマシモン自身が村人に悪さをするようになった。若い男には若い女に化けて出たり、人々を騙し、トリックで死者も出るようになったんだとか。そこで困ったシャーマンは、今度はそのマシモンのパワーを何とかして押さえないことには、と、脚を切って胴体と足だけにし、さらにスカーフのような布切れを縛るという捧げ物を纏わせることにした。これにて「サンティアゴの祖父」たるマシモンの御出座しというわけ。日本人が神社でおみくじを木に縛りつけるみたいに、村人は頼み事をしにマシモンを訪れ、鮮やかなスカーフを巻き付けていくのです。ちなみに、村人の噂では、縁結びの願いは相当な確率で叶うとか! マシモン様の番人らはいずれも相当に酔っていて、タバコと香炉の煙でもうもうと・・・ サンティアゴ・アティトラン村のグランドファザー、マシモン!で、実際に訪れてみたマシモンは・・・かなり酔っ払った2人の番人の間で、もうもうと炊き上げられる香炉の煙とタバコの煙でむせそうになって、そこにおられました。同じ部屋のなかにガラスケースがあり、そこにはハスース(イエス様)が横たわっておられます。スペイン侵攻とともにやってきたハスースと、何とかマヤ村の土着信仰を融合させて、こうやってうまくやっていくしかなかったんでしょうねー。 マシモン様の隣には、ハスース様が安置されていました。さて来週には3年ぶりの来日!どうか桜が待っていてくれますように!KCミラー先生も5年ぶりに来日し、いっそう進化したトウリーディングをシェアしてくださいます。4月22日夕方の東京一般講演会はまだ空席がありますし、翌4月23日は京都での一般講演会が開かれます。私が通訳いたしますので、興味がある方はぜひいらしてくださいませ。また私自身のトウリーディングクラスも東京と宇都宮で開催します。だいぶ埋まってきておりますが、どうぞメールにてご連絡くださいませ。また、明日の新月の祈りにもぜひいらっしゃるところからご参加を!こんなクレージーな世相だからこそ、ご自分の立ち位置を確認し、波動を整えなくてはなりません。さあ、日本で新たにお会いできる皆様とのご縁に、心より感謝いたします。 ナマステ~!
2023年03月20日

今年のツーソン・ジェムショーは少しずつまた賑やかさが戻ってきているような感じで、去年は楽々できた駐車なども今年は少し混んでいましたね。1週間ほどあちこちといろいろなショーを一通り見て廻り、お客様らも無事帰国されると同時に、今度は私が2月1日にマイアミへ飛び、さらに同日のうちに娘とカミちゃんと3人で中米グアテマラへ入ることになりました。マイアミからひとっ飛び、2時間ちょっとで到着できるのは有り難いです。カミちゃんの初めてのパスポートにもグアテマラの入国印がポンと押されました。娘の医学研修でまたひと月ほどここに「招集」され、飯炊き女と子守りの大変な日々に奮闘中というわけです。それにしても、「先進国」では当たり前と思っていることがそうでない諸事情も次々と起こって、何かと大変な毎日です。グアテマラシティに着くと、娘のスーツケースの一つが出てこない!どうやらマイアミに取り残された模様。そこにはベビー用品や娘の衣服などが入っていたので困ったことになりました。この先のチャレンジを暗示させるかのような一件。翌日の便に載せるからというものの娘は半信半疑。でもグアテマラ人の現地スタッフがとても親切に、個人の携帯番号までくれて丁寧にフォローしてくれたおかげで、結局は何と8日後に!!手元に届くことになったのでした。アメリカ側は謝罪の一つもなし。それにしてもやっぱりマイアミって実にいい加減なところです。グアテマラシティはすぐさま出て、宿を予約していたアンティグアの街へUberで移動。夜でもけっこう道路混雑で1時間以上かかりましたね。飛行機のなかでスヤスヤ眠ったカミちゃんだけが元気だった。 活火山からときどき煙が吹き上がるのを見ながら、グアテマラコーヒーを飲んでます あの有名なサンタカタリーナアーチ。石畳がボコボコ過ぎて、ベビーカーは押せません:( マーケットではマヤの末裔らが鮮やかな民族衣装を着て、いつも色鮮やかなフルーツや野菜を売っているここアンティグアはユネスコ世界遺産に指定されている古都で、旧スペイン植民地時代の敷石畳の道や建築物、遺跡などがそのまま残るカラフルな街並みがきれいです。海抜は1500メートルあるので、年中を通して常夏ならぬ”常春“の穏やかな過ごしやすい気候で、山の裾野にはコーヒー畑が広がっています。周囲はアグア(水)火山や、5年前に噴火して話題になったフエゴ(火)火山など3つの火山に囲まれ実にパワフルな地勢にあるこの古都の旧市街地広場に近いホテルに3泊し、週明けからの医学研修に備えることに。アンティグアは美味しいグアテマラコーヒーのなかでもことさら美味しいコーヒーの産地でもあって、ホテルの朝食に出るコーヒー、美味しいのでどこで買えるのか聞いてみたら、特殊なルートで入るらしい業務用。その銘柄も何も書いてないものをひと袋、ボーイさんが譲ってくれた。ラッキー!どことなくフルーティな酸味と滑らかな口当たり、芳醇な香り。今年はコーヒーブレイクにグアテマラまでやってきた感があります。 世界遺産の古都にあるマクドもかなりシック、ゴールデンアーチはない街のあちこちにレベルの高いおしゃれなコーヒーショップがあって、そこには石畳の通りに面した入り口だけからはとても想像できないような、すばらしい奥行きと2階や屋上階のすてきな雰囲気のリラックス空間があります。オーナーらは欧米人?彼らがプロデュースしているのだと思う趣向をこらした癒やしの空間は、ついつい長居したくなるような心地よさで、レベルの高いメニューもまさにヨーロピアン。ときどき火山が噴煙を上げるのを眺めながら美味しいコーヒーをいただけるのは素晴らしいです。このパターンは、”常春“の国グアテマラのあちこちの街まちにも見られ、これはグアテマラへの勝手な先入観に反して予想外でした。おそらく、この国に旅をした欧米人らがここに定住する決心をして土地や家を買い、自分の夢の空間を作り出しているのだと思います。 アンティグア散策はまず、伝統的織物がたくさん並ぶNIM POTから~街には今なお、カラフルな民族衣装を着た古代マヤ族の末裔らが昔さながらの生活をしています。ウィピルという手織りの民族服の彩りの鮮やかさ、手のこんだ刺繍模様、ここはテキスタイルの街でもあり、そういう布に限りなく惹かれる私としてはかなりヤバいところです。そういう弱みをちゃんと見越した上で、娘は私に招集をかけてきたに違いない! それに、米国で暮らす私としては、普段、自分より背の低い人はあまりいないのに、ここに来てからというもの、自分の身長が伸びた?と思うような錯覚に陥ることも!概して土着のマヤの末裔たちは背が低い人が多いんですね。 娘の研修が始まるので、古都アンティグアから車で5時間以上も離れたアティトラン湖のほとりにあるサンティアゴへ移動。娘が手配していた運転手さんがバンで迎えにきてくれました。それからがまた大変な長旅。しかもだんだん高度を上げていき、その長い急カーブの切り返しばかりが続くいろは坂は、実にしんどかった!車酔いしなかったのが不思議なくらい。カミちゃんはよくもまあ、大した文句も言わずに試練をものともせず、立派なもんだと感心しましたね。途中でこれからひと月の滞在に備える食糧その他の買い出しに運転手さんが停まってくれて、一緒に買い物。ついでにみんなでランチも。この大きなショッピングセンターのレベルがまた欧米にひけを取らないもので、良質の新鮮な野菜や商品の品揃えにびっくり!とくに立派な白菜と大きな大根まで目にしたときはテンション上がっちゃいましたよ。フードコートのチョイスも多くて、これまた予想外のサプライズでした。何しろこれからひと月の飯炊き女を任されている身としては、できるだけ大きな街にいる間に入手できるものはしておきたいですからね。ランチの後もまた、永遠に続くかと思われる試練のジグザグ道をどんどん高度を上げていきます。これ、かなりの、相当な試練でした。かつて若かりし日にアフリカ縦断の旅をしたときより、ずっときつかったです。 急勾配のジグザグ山道を登りつめたあたりで、アティトラン湖が一望できる展望スポットに出た!あと少し!そしてやっと夕方、目的地に着き、まだ日があるうちに買い出したものもすべて運び入れることができたのが幸いだった。なぜって、まさかその街ではずっと停電が続いていることなんて知らされていなかったから。研修先のスタッフらがロウソクとマッチをくれたけど、いやはや、何たる滞在の始まり、始まり~~でした!電気がつかないからインターネットもない、水は屋上の水タンクの圧力があるうちはチョロチョロと出ていた程度。これが完全な断水だったら、ほんとにお手上げだったけどね。飲料水はボトル水。プロパンガスがあるからずいぶん助かっていますけど。 村で娘の通勤手段はトゥクトゥク、または鈴なりのピックアップトラック!翌朝、シャワーも浴びることもできずに娘は研修病院へ出勤!しかも、翌日には届くという空約束続きの取り残されたスーツケースは、いっこうに届かないから着替えもない。現地スタッフがスクラブを貸してくれたみたい。そして出勤手段はなんとトゥクトゥク(三輪のオートリクシャー)で。娘、真面目だからときには待てども待てどもトゥクトゥクが来ないからと、あの小型ピックアップトラックの荷台に飛び乗り、鈴なりの人々に紛れてご出勤の日もあるようす。9時といっても、誰も9時に現れる人なんていない土地柄なんだから、そんなに急ぐこともないのにね。一回5ケツァル(100円くらい)だそう。あの鈴なり状態にしては高くない?そして日が昇ってさらにびっくり!街じゅうに煙が蔓延していて、喉が痛くなるほどの日もあるんです。マヤ村の一般の人々は今なお薪ストーブというか、木を燃やして食事を作るので、もう私たちの周囲、全方向からもうもくもくと煙突から煙が上がってくるわけ。朝は表のテラスの向こうには大きなサンペドロ山が素晴らしい光景を見せてくれるのですけど、午後になると大気中の煙で山の勇姿が見えなくなるほど!これでは人々の血中酸素がひどく損なわれるはず。健康被害は深刻ですけど、現地の人々はそんなもんだと思っているふしがある。。。 家のテラス前にどーんとサンペドロ火山が!これは朝の風景 家の周囲、東西南北全体の煙突からモクモクと一日中煙が上がっていき・・・ 午後になるとあの勇姿も煙で見えなくなる・・・!!そんな停電がずっと続き、冷蔵庫のものも悪くなり、水も思うように出ない、トイレもたまにしか流せない、お風呂はなし、スーツケースは相変わらず届かないから着替えもなし、煙の拷問・・・というわけで、これではあんまりだよねーということで、受け入れ側がもうひとつの街にあるクリニックに、少なくとも停電が回復するまでは移ってはどうかということで、移動することになりました。 サンティアゴからサンワンへ。アティトラン湖の岸辺に点在するマヤ村への移動手段はボートで! カミちゃんがいつも一番!闘いがないから勝ってる!アティトラン湖のほとりにいくつかのマヤ村が点在していて、移動手段はボートです。サンティアゴからサンワンへ、大きなスーツケースとカミちゃんを抱いた娘と、ボートは時におしりが痛くなるほど水面とぶつかりながら湖上を進んでいきます。頬に水しぶきと風を浴びながら、それでもカミちゃん、元気。そんな事情でサンワンの街に1週間滞在し、娘はそこのクリニックに出勤、でもすごくリラックスした感じのスケジュールだったのが助かりましたね。ホテル暮らしの子守りは大変だし、全食外食というのもさらに大変ですからね!そしてさらに新たな発見が! この国ではホットシャワーというのがないこと。つまり「ホット」じゃなくて、かろうじていくらかぬるま湯くらいの感じを彼らはホットと呼ぶことが判明!いやはや、日本人としては許せないですよね。風邪ひいちゃいますよ。ホテルの人に言っても、だってそうなんだもん、ってな感じ。それで後でわかったことには、ホテルの一部屋だけはなぜかプロパンガスかなんかで?ほんとに「ホット」なお湯が出ること。でもその部屋はシングルベッドひとつしかないこと。そしたらホテルの人、チェックイン前ならその部屋のホットシャワー、使ってもいいよと言ってくれて、私たち、狂喜して(!)温泉グッズを持って、まるで温泉か銭湯にでも向かう気分で、ホットシャワーを使わせてもらったのでした!当たり前のことが少し欠乏すると、そのことの有り難みが余計にシミますね。サンワン滞在中に、サンマルコスに美味しい日本レストランがあるよと教えてくれた人がいて、またボートに乗って出かけてみました。サンマルコスはまさに「ヒッピー風外人」らがたくさんたむろしている集落で、たくさんのヨガセンターとか、欧米人らが定住してやっているおしゃれなレストランやお店や・・・が並んでいて、え?ここグアテマラ?と思うようなところです。日本レストランをやっているせいこさんも、もうこの地に骨を埋めるつもりだっておっしゃっていました。そんなふうについつい、この地にいつの間にか定住してしまう人々が多いようで、それもだんだん納得できるようになる不思議なところではあります。まさかグアテマラがこんな国だったとは予想もつかなかったですけどね。 ワンの船着き場へ続く坂道を、一体何度行き来したことか! ここはサンペドロの街でちょっとコーヒーブレイクを:)その他、サンペドロにも渡ってみたり、湖湖畔のあちこちの街を訪れてみたけど、多かれ少なかれ、マヤ原住民の末裔らが昔ながらの民族衣装で普通に暮らすなか、そういう定住した外国人や、国際協力事業などで滞在している外国人らが混じり合って暮らしている。あちこちでスペイン語の学校があり、言葉を学びながら定住を予定している人たちもいるし、イスラエル文字とかもけっこう目にしたし、いろんな移民らとの混合社会なんですね。そうしてサンワンをベースに1週間滞在しているうちに、サンティアゴの停電も復旧して水も出るようになったからとの連絡があり、はぐれていたスーツケースも8日ぶりにやっと届いて!!スイッチを押すと電気がつくことがこんなに感激に近いこと、そんな生活に完全に依存している文明社会のことを思い及んで、何だか複雑な気持ちでサンティアゴにボートで戻ってきたところです。やれやれ~~~!!!こんな修行があと半月続きます。娘の村での貧困の実体験やら、なぜにいろいろな困難が続くのか、は次回に! そんな私情にて申し訳ございませんが、発送等は3月中旬に帰宅してからとなりますことを、どうぞご了承いただけますよう、よろしくお願いいたします。 さて今日、2月20日は新月。私はここアティトラン湖のほとり、古代マヤの街でアンダラをお納めしてニューアースへの移行がスムーズにできるようお祈りします。どうぞ皆様もいらっしゃるところから、アンダラグリッドに乗ってつながってください。来週はパナハッチェルの街へもアンダラを奉納しに行ってきますね。アリゾナに戻ったらまたすぐ、KCミラー先生と待ちに待った3年ぶりの春の日本へ向かいます! KCの「進化したトウリーディング特別講座」はすでに満員御礼のようです。ワンデイセミナーや講演会はまだお席があります。詳細はこちらへ。また私の東京講座もだいぶ埋まってきました。私もKCももしかすると次回はなし?かもしれないくらいの気持ちでクラスに臨みますよ!宇都宮のクラスはもう少し空きがありますので、どうぞメールでご連絡くださいませね。新たに出会う方々や旧友らとの再会の嬉しい予感、もうほんとに待ち切れないです!春は確実に近づいているし、期待と感謝でワクワク!いつもほんトウにありがトウございます!ナマステ~!
2023年02月19日

いやはや、大寒?とはいえ、ここオラクルも寒波にさらされて、こんなに寒い冬はないくらい寒い毎日が続いています。ここのところ Hard Freeze Warning! 前代未聞の「凍結注意報」まで発令されていて、まさに体感温度は氷点下。この寒さのなか、明日は新月で、内側で何かがシフトし、刷新される感覚があります!こんなに寒いんじゃ、鳥さんたちもさぞ大変だろうと思って、庭にハチドリ用ネクターを作って吊るしておくと、さっそく毎日のようにハチドリさんたちがやってきますよ!夕暮れの散歩から戻ると遭遇!たまたまポケットに携帯持っていたのでパチリと。 夕暮れ、裏庭にはハミングバードがやってきます。彼らも大変なはず。。。 何かへんな音が?と思ったら、玄関にハバリナが2頭!そしたら昨日は何と、前庭にずっと置いていた巨大なカボチャをムシャムシャかぶりついているハバリナ(イノシシ)2頭を目撃!結構などっしりビッグサイズでした!彼らも餌探しが大変なようで、人家にも出没しているんですね。聞き及ぶところでは、北海道でも匕クマが冬眠しないで村に出没し、捕殺された数が千頭超えとか?もうびっくりです。世界じゅうで、一体、何が起きているのでしょうか?先日の散歩道、愛する息子も生きていたらもうすぐ誕生日だなぁーなんて考えながら歩いていると、ひときわ鮮やかなカーディナルが飛んできてすぐ近くに(!)止まったんです。あ、息子だってすぐわかりましたよ。だってそれからガサゴソと携帯取り出したり、構えてシャッター音出しても全然逃げないでずっとそこに居てくれるんだもの。ほんとに、いつも一緒にいるよっていうメッセージはその通りなんだなぁだと確信できます。たまらず泣けてくるけど、ね。 僕はいつも一緒にいるよ・・・と。でも彼は向こうでものすごく!忙しいそうなんです。だって地球がこんな状態だから、向こうでも大変な数の要員らがこれから起こることに備えて準備したり、急速に目覚めつつある人々のアセンションをアシストする仕事などで、もうてんてこ舞いだそうです。これから大変な数のヒーラーが必要になり、大忙しになるそうです。そう、そうだよねーと頷けますね。彼は上で、私は下で、宇宙と地球と人類のためにいま自分ができること、やれることをする、そんなことだったのかもと、この聖なる契約のことを少しずつ受け入れ始めています。その意味では息子が地上に生きているときより、今のほうがずっと彼を近くに感じることができます。だって、文字通り、ベール一枚なんですもの。私の地上での「仕事」のひとつはこれ。ずっとここ3年ほど「ステイホーム」していたけど、ようやく今年春、「冬眠」を解いてKCミラー先生と来日し、「進化したトウリーディング」をシェアさせていただく運びとなりました。3年ぶりに日本の桜が見られるだなんて~!もう、感激もひとしおです!私自身のワークショップも東京と宇都宮の2箇所で開催決定!、すでにもうお申し込みが届き始めていて嬉しい限りです。トウリーディングのページに詳細ありですので、ご覧くださいませね。 毎回、?とへんな気分になるのは、ワークショップの最初にご参加の皆様が、「トウリーディングにはもちろん興味があって来たんですけど、実は美保子さんに会いたかったんです」なんておっしゃる方が一人や二人ではないことでして、これってどういうふうに取ったらいいの?って複雑な気分ですよね。ま、でもいい方にとっていいよねと、思うことにしますね。どうもありがとうございます。これから初めてお会いできる方がたにも、どうもありがトウございます!こんな時代だからこそ、もしかしたら次回はないかもしれないくらいの気持ちで、このワークショップに全力で臨みますね。創始者、KCミラーから直にトウリーディングの教えを受け、「トウリーディング」の著書を翻訳し、KCと共に日本にトウリーディングのビジョンを種まきしたのが2010年。それ以来、日本ではいま500名を越える数多くのトウリーダーたちが育っております。ずっとトウリーディングに興味を持ってこられた方、トウリーディングというものに惚れて、これをそもそも日本に運びこんだ張本人(犯人)から学ぶまたとないチャンスをお見逃しなく。この長引く円安にもかかわらず、できるだけ多くの方に学んでいただきたいと、受講料4年間据え置き価格です。どうぞ、メールでご連絡くださいませ。 あと、少し石の話してもいいですか?年頭にMesaショーに行った話はしましたよね。その翌週、なんと魔の(!)13日の金曜日、Globeショーに行ってきたんですよ。車を走らせて、ナビの通りに行くんだけど、どうしても刑務所に行き着いてしまうわけ!焦る~~~!それで入り口のところまで戻って、そこに停まっているトラックの人に聞く。「あのー、なぜか刑務所に行き着いちゃうんですけど?」するとおじさん、「いや、刑務所には行かないほうがいいんじゃない?、おそらく」なんて、茶化すわけ。え~~~!?!「刑務所に入る手前の入り口から入るんだよ」と教えてもらって再度引き返してみましたよ。で、そもそも、このトラック見てください。普通、ジェムショーって、人々は石を買いに行くじゃないですかー?なのに、このおじさん、「石、売ってください!」の看板広げて入り口に停まってるわけ。 ”We Buy Minerals" 「鉱石、買います!」の幕がショーの入り口に!さすがGlobeショーだわ!つまり、このGlobeっていう土地の特異な事情ゆえ、この周辺で採れる採れるスリーピング・ビューティやら超希少なシャタカイトやら、ワイルドホースやホワイトバッファローやら。。。の原石求む!誰か売ってねーの世界。こうやってソースから仕入れて、切ったり磨いたりしてマーケットに出すわけですね。だからこのあたりのショーだと、誰も「ターコイズ」なんて呼ぶ人はいないですよ。キングマンだのビズビーだのナンバーエイトだの・・・みんなその鉱山名で呼び合うフリークの世界なんです。そんなこんなでなんとか刑務所に行かずに、やっとこさショーにたどり着きました。すると入り口で3ドルの入場料と引き換えに、番号のついたチケットをくれたんです。でも先ずはトイレだ、とトイレに入っていると、何と、私が今しがたもらったばかりの番号?がマイクで鳴り響いているではないですか!え~~~??!それで、もちろん用足しはしてから(!)いま、番号呼ばれたと思うんですけど。。。と名乗り出ると、「いえ~い、おめでとうございます!本日最初の当選者が名乗り出て来ましたー!おめでとうございます~」とまたしても場内アナウンス!え?何?何?っていう感じで、景品をプレゼントされたんです。それは銅の産地アリゾナならではの銅原石でした!もう、どうしよう!いやはや、さすが13日の金曜日だわ。まずは刑務所に行かせておいて、次はトイレまでなり響く当選発表、そして銅!いやはやで始まった私のGlobeショー。小さなショーだからすぐ帰れそうと思っていたらとんでもない。最初に赴いたブース、そこにいた80歳は過ぎたサンタのようなおじさんのところに数時間も釘付けになってしまったんですよ。だって、いい石たちが今どきあり得ない値段で、(きっと半世紀前のまま値札張り替えてないのでは?)、しかもフリークオタクがこぞって求めるような幻の石なんかもあって・・・もう自分は長くないから息子に商売を譲りたいんだけど、息子は嫌だって言ってるんだよーなんて話しをしながら、居心地良くて長いことそこにいたんです。そのあと、念のため一応、他の出展者らのところも見てみることにしたけど、それらは3分でスルーでした。少しも心惹かれるものがなかった。このすてきなサンタさんに出会わせてくれて、かみさま、ありがとうございます。 カミさま、ありがとうございます!その後、私は南へ向けて車を走らせ、夕方にはSaffordの温泉にチェックイン。数年ぶりの温泉オーナーにも、「どうしたのかと思ったわよー、まさか道を忘れたの?」なんて言われる始末。いえいえ、実はサンタさんに出会ってしまって、とは言えなかったけど・・・。そして一晩じゅう、かけ流し天然鉱泉に浸かって、久しぶりに体をゆるませることができたのでした。有り難い天の恵みですね。 砂漠の天然鉱泉で骨休め。さて、この足指をどう読むか?そのアートを4月、日本の2箇所で伝授させていただきますね!朝も夜明け前から温泉に浸かって黙想、瞑想、迷創して幸せでした。朝日が顔を出すと、頂上に雪を被ったMt.Grahamの絶景を神々しく照らしました。本当にWOWです! 実はあの山頂には国際天文台があり、そこにはあのバチカン市国が所有する「ルシファー」があるわけなんです。惑星Xとかニビルとかいろんな名前で呼ばれるアレを観測しているところ。今は雪で閉ざされているけど、春先の山開き後は行けます。今回はそれでないもうひとつの目的があってサフォードにやってきたんですよね。それはサフォーダイト!つまり俗にいう「チンタマーニストーン」を探すこと!サフォードで採れるのでサフォーダイト。別名、如意宝珠とも言われるこんな感じのテクタイト隕石です。https://mycosmicheart.com/product/036-2/これを自分で探せたらWOWじゃないですかー!で、雪を頂いたグラハム山を背景に広大な砂漠を歩くーーーと言えば簡単だけど、とてもじゃないけどだだっ広い荒野で簡単に探せるものではないです。もっとも、そんなに簡単だったら希少価値なくなるもんね。少しだけ歩いてみると、きれいな花が咲いているタマサボテンのところに真っ白のアゲート(瑪瑙)があって、それで大満足です。 グラハム山を背景に、広大なこのサフォードの砂漠を選んで、サフォーダイトは散らばっている! とりわけ美しいジェミーな真っ白いアゲートが待っていてくれました!この日は、どうしても夕方までに家に戻らねばならない用事があって、そのまま砂漠を歩き続けることはできなかったんですが、チンタマーニストーンはどのあたりに行けばいいのか、分かりました!天が教えてくれたんです。この鳳凰さまがずっと大きな羽を広げて砂漠の一本道を案内してくれたんです。信じられない!あと1時間ちょっと南下したあたり一帯が穴場です。ぜひとも誰か、興味のある方もお誘いして、またいつか出直したいと思っています。 巨大な鳳凰さまがサフォードの砂漠道をずっと案内してくれました!そんなこんなで、来週は世界最大のツーソンジェムショーが始まります。日本からいらっしゃる皆様をアテンドできるのも楽しみです!そして桜の季節にはぜひ日本で新たなトウリーダーを誕生させることができることも、すごく楽しみです!明日はぜひ、新月の祈りにいらっしゃるところからご参加くださいね。いつもありがトウございます!ナマストウ~~(!)
2023年01月21日

今年はウサギ年だそうですね。新年明けましておめでとうございます。 寒くて寒くて、久々にヒバチも登場!今年はなんと!20年ぶり?くらいに、年の瀬と新年を初めてオラクルの家で迎えました!例年になく寒~い年明けで、暖炉とともに火鉢、湯たんぽ・・・全員大活躍です。こういうのも実にいいですねぇ。年末も毎日少しずつ、大掃除なんかしちゃって(笑)注:いっぺんにやるとメゲるからね。おかげで家に何があって、何がないのかの棚卸し作業にもなりました。片付けで出てきたいろんな不要なものは、裏庭で「お焚き上げ」感謝とともにさようならです。 大掃除の後は、大晦日、裏庭で”お焚き上げ”そしてなんと(また!)餅つきまでやって(もちろん、マシンでですよ!)、それに手作りエビ餃子もたくさん作って、年越しそば、そしてお雑煮・・・と、なんだか嬉しいジャパンな気分です。それなのに、というか、それ故なのか(珍しいことをしたから?)、元旦からどんよりと曇って、もう寒いったらない。きっと北国は寒波で吹雪いているに違いないけど。いつもなら太陽さんさんのアリゾナなのに、お正月は3日も太陽が隠れていて、アラレまでパラパラと吹きつけてきたり、これって、今年全般の雲行きの象徴なのかも?と思わせるような、例年にない寒い年明けでした。これまでずっと長いこと、家の外で年末と年明けを迎えていたことを少し振り返ってみる良い機会にもなりました。回想すればこんな感じ。いつもアンダラをごっそり持ち歩いて・・・の旅です。2021-22年、北極圏でオーロラ観測、頭髪もまつ毛も瞬時に凍結する温泉に。2020年、ペルー、マチュピチュ、エクアドル、赤道0度線上で開脚ポーズ!2019年、コロンビア、泥の温泉、ワタペ、黄金美術館、エメラルド鉱山へ。2018年、オーストラリア、ウルル聖山へ、ニュージーランド、マオリ族の森へ。2017年、キューバ、ドミニカ共和国、トリニダッド、カリブ海の島々。2016年、メキシコ、陸路でバハ・カリフォルニアへ。2015年、日本の各地へ。2014年、メキシコ、Tulum, マヤの密林でヨガリトリート。2013年、インド、リシケシでヨガ道場、ガンジス源流へ。2012年、セドナ、ボルテックス巡り。2011年、メキシコ、テオティワカン、チチェン・イッツァ、マヤのピラミッド巡り。2010年、南洋ジープ島でクリスマス。その前も、南インドの未来実験村、オーロビル等々・・・世界の各地でアンダラとともに新年を迎えてきたのでした。でも今年はほんとに久々の自宅で、しかも太陽が3日間も顔を出さない寒いお正月。これも受け入れる覚悟を決めて、あの厚いどんより雲の上はきっとパァーッと晴れた青空が広がっているに違いないと信じて、外へでなく、内なる旅、瞑想三昧のお正月を過ごしました。これがまた実に深くて、実に遠いのです。マクロ(大宇宙)があればミクロ(小宇宙)がある。大宇宙が大きく広がるほどに、小宇宙もまたさらに深くなっていく。この旅もまた、決して終わりはなさそうです。 観音様の琥珀(アンバー)の灯りが、瞑想の内なる旅を照らしてくれました。そうそう、前回書いたヤドリギね。クリスマスの頃、あれをひとつ、オフィスの机の上あたりに吊るしてみました。ちょうど手作りサンキャッチャーの分光が天井に反射して光を添えてくれた! オラクルの村でも、天然のクリスマスデコレーションの家も見つけたのでパチリ。夕方になれば、オラクル近郊の夕焼けはもう筆舌に尽くしがたいものがあります。夕焼けのためにアリゾナに住んでいるのでは?と思うほど。 オラクルにて、天然のヤドリギ・クリスマスデコレーション! ゴージャス!としか言えない近所のオラクルサンセット、色修正なし!そして満月の今日からさっそくMesaでジェムショー歩きをして、石たちとともに1年が始まっていますよー。メサショーのいいところは、ツーソンなどのビッグショーと比べてこじんまりしていて、もっと個人的なつながり、石大好き人間たちの同好会のような雰囲気であることかな。もちろん商業ベースだけの業者もいるものの、出展者も集まる人も多くが、みんな自分がどこどこで掘った、磨いた、カットした・・・自慢の我が子たちのお披露目会、見せ合いっこ、要は石キチ同窓会みたいです。いやー、元気だった?と声を掛け合える人たち。孫を連れたお祖父ちゃん、お婆ちゃんたちもいたり、元ベトナム兵みたいなTシャツの人たちが当時の戦争話をしていたり、石に目を輝かせた子どもたちがいっぱい歩いていたりする。買付けに来た~~~っていう必死な目つきの人たちはいない。キッズは2個まで無料でピックアップしてOK、と書かれた箱があって、私、試しにハートがキッズの人もいいですか?なんて聞いてみると、笑いながら、もちろん!ってウィンクしてくれるとかね。そしてもうすぐツーソンショーでお会いできる皆様、楽しみにしています! 今日からMESAショー、始まりました~ さすがアリゾナ!”ターコイズはダイヤモンドよりレア?”というステートメント!! そしてもう、なんだか困ったことになってます。。。。 ウレクサイトという、初めて見るマジカルな透ける石とも対面!2023年がどのような年になるのか?それはある程度、自分が決めるものだと思います。自分が望まないシナリオやタイムラインには乗らないこと。恐れや不安を抱いていると、ついつい周囲と一緒に流されてしまう傾向があるから、いつも独立個人としての選択の自由を行使していきましょうね。今年もまたもうしばし我慢と忍耐が必要になりそうだけど、そのなかにあっても、このトンネルを越えたところにあるものを信じて、一日ずつをしっかり正しい足踏みをしていきたいです。瞑想の時間をとること、マトリックスから離れることが鍵になりそうです。4月には3年ぶりに来日できそうだし、さらに進化したトウリーディングのワークショップも開催できそうだし、もう今からすごく楽しみです。もうすぐ詳細を公示しますのでお楽しみに!世の中の動きとは別に(にもかかわらず、だからこそ)、たくさんのJOYと感謝の光が世に遍く広がりますようにと、心からお祈りしております。次の新月の祈りは22日、ぜひいらっしゃるところから、可能な時間だけでも、光のグリッドにのって祈りをこめてください。今年もまた光の種子グリッドを充実させていきますので、皆様、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
2023年01月07日

師走とはよく言ったもので、なんだかいつになくせわしくしているうちに高地オラクルは白銀の世界になって、寒い毎日が続いています。明日は冬至、寒い冬の到来ですね。寒いのが苦手な私はもう大変。暖炉に火を入れて心を温めています。 オラクル、寒い毎日が続いています・・・世界も目まぐるしい変遷と変容、生みの苦しみの真っ只中ですね。ひとつには、こんな激動の時代を目撃するために今回ここに来たのは覚えているから、これはじっくり見据えて楽しむしかないと覚悟を決めています。周囲に起こっている事象だけにとらわれないことが大切ですね。でもやっと少しずつ真実に目覚める人々が現れ始めているという手応えもあって、それはこんな時代だからこそなのでしょう。 先日、石友のジェイミーを訪ねて、たくさんのアリゾナ産の石たちをカット、研磨する作業に明け暮れてきました(笑)。道中、「ジェムショー」のサインを見かけてしまい、急遽寄り道。そりゃあ、寄らないわけにはいかないでしょう。ウィッケンバーグはあの美しいターコイズを産出することで有名なキングマンの手前あたり。周囲はワイルド・ウエスト、アリゾナの雰囲気いっぱい。街を走っていても「Gold Panning」(砂金すくい)やってますよーという看板とか、「Ammo」あるよーとか。アモって、銃に込める銃弾のこと。普通に道端で売ってる。 あ~~~~! 幻の青い石、アリゾナ、インスピレーション鉱山からジェムシリカ様!ジェムショーで何よりも度肝を抜かれたのは、この青い石!!これ、オラクルから近いアリゾナ、インスピレーション鉱山産のジェムシリカです! もう釘付け。このamazingな青ですよ~~!なかなか目が離せなくなってしまって、恐る恐る、あのー、これ、手に持ってみてもいいですか?ってオーナーに聞いてしまった。オーナーはガラスケースから出して、私の両手に乗せてくれました。800グラムはある。ほぼ全体がジェム質部分で太陽に透けて見えるAAAクオリティ!WOW!です。ついでにお値段も恐る恐る尋ねてみると・・・・なんと!果たしておいくらだと思いますか??? それは、いわゆる文字通り、「目が飛び出る」お値段でした。45,000米ドル。今円安だから換算すると約630万円なり。Oh My God! とは言わなかったけど、やっぱりなぁーーと納得。ちなみにオーナーとの雑談中、これ、C国のカッター(石切職人)がゲットする算段中なんだって。泣けてくるではないか~~! 結局$があるところに流れていくという事実!行く行くはC国でカットされ、宝石研磨され、日本に入って来る頃には、ほんの飴玉サイズひとつでン百万の値札がつくのでしょう。あ~~あ。少なくとも私は、あのビューティを手に持たせていただけただけで幸せです!と思うことにしました。実際そうですよね。有り難や~~!ちなみに、私のところにも、産地が家から近いこともあり、ウェブ(天然石)に載せきれないたくさんのジェムシリカのペンダントがありますので、お問い合わせくださいね。そして先週は、オラクルから1時間ちょっとのGlobeへ行ってきました。道中、だんだんと標高が下がっていくにつれ、世界一背の高いサワロサボテンの林が現れたり、またこの季節、あちこちでたくさんのヤドリギ(宿り木=ミスルトウ)が目につきましたよ。欧米のクリスマスにはこのヤドリギを飾る風習があります。あたりが冬枯れても、根っこも張らずに宿木から栄養を得て生き続ける特別な不死のパワーを象徴することから、ヤドリギの下でキスをすると結ばれるという伝説もあります。 サワロサボテンとヤドリギ発見!マジカルな共生関係ですよね~グローブはスリーピング・ビューティターコイズなどの産地でもあります。このあたりでしか採れないとされる「ワイルド・ホース」と命名されているマグネサイト(ヘマタイトも含まれているんじゃないかな?)などなど、アリゾナはまさに鉱石の宝庫!アイラブ・アリゾナです! グローブではここで採れるスリーピング・ビューティとワイルド・ホースのジュエリーたちをたくさん見かけました。来月はツーソン・ジェムショーも始まり、2年ぶりに日本からも数名の方々がマイツアーに参加されます。今からとっても楽しみです。石を求めてのアリゾナを走った数日間の旅の終わり、オラクルに戻る頃には、それは砂漠のサワロの林に陽が落ちていく最高のシーンで締めくくりでした。ほんとに、アイラブ・アリゾナです!この惑星の緊急事態時には、人知れず日本のために、地球のために独自で各地へ祈りの奉納を続けておられる方々がいらっしゃるのですが、先日、北海道へ導かれたMさんからご報告をいただきました。アンダラもご奉納いただいたとのことで、嬉しいです!私が有志の皆様と最後につないだ第9弾ユニコーン・アンダラプロジェクト、この光のグリッドが日本各地で「オンライン」になって光り輝いているのを確認していただいたようです。もう、本当に何よりも嬉しいですね!! その後、Mさんは出雲の地へも呼ばれ、そこからも来るべき新しい時代の幕開けにあたり、大きな神様のメッセージと伝言をお伝えいただきました。そんなアースワーカーの一人である、縄文土偶作家のおっちゃん2号さんからも先日連絡があり、彼らもまた独自に四国~比叡山~と奉納の旅を終えたとのこと。そして彼らが心を込めた手創りの縄文土偶さんらを手にすることができるようになったようです。ほんとにハートのこもった温かい土偶さんたちですよ。さあ、次の新月は23日です。これまで築いてきた光のグリッドの輝きを曇らせないよう、祈りをのせてくださいね。クリスマスイブ、24日にはKCミラー先生とのトウリーダーたちのZoomの集いがあります。そして来春はKCと私が久しぶりの来日ワークショップを開催できそうな運びで、もう今から私たち、すごくワクワクしています! 久々の来日ワークショップ、新たな出会いを楽しみにしています。詳細は決まり次第、アップいたしますね。トウリーディング講座の受講に興味津々の方、このまたとない機会にどうぞメールでお問い合わせくださいませ。ここからはもう、年の瀬までまっしぐらに走らされそう・・・でも、待てよ?!?!走らなくてもいいんだよね。だったら歩こう!といま決めました。来年からの夜明けの始まりに備えて、じっくり黙想しながら、マインドフルに歩くのです。世の事象に振り回されずに、センセーショナルな「ニュース」に惑わされず、恐れや不安にとらわれずに、いつも中心に戻ること。ご自分のトーラスを整えていることはあなたの責任です!今年もいろいろなチャレンジが続くなか、たくさんのご縁をいただけた皆様に、心より感謝いたします。来年もたくさんの夢を共有できますように。さあ、もうすぐ冬至が明けて、夜明けの始まりです!そろそろ目を覚ます時間ですよー! どうぞ、心安らかな年の瀬を、マインドフルにお過ごしくださいね。ナマステ~!
2022年12月20日

気がつけば霜月!急に朝夕寒くなってきて、日が暮れるのも早いし、暗くなっていくこの頃、私も急遽、湯たんぽを引っ張り出してきて使い始めました。すごくいいです!こんなときだから人々はなんとなくパーっと明るいポインセチアとか、イルミネーションとかを求め、世界じゅうで光や明るさ、ぬくもりみたいなものを求める祭りがあるんだなと納得がいきますね。異常気象で?10月半ばに再び!オラクルに大きなヒョウが降ってびっくり!今回はヒョウが翌日まで残ったほど!なので私のあの小さい畑、大丈夫かなと気になって立ち寄ってみると、大丈夫でした!訪れる度にその神さまのおはたらきのようなもの、私が何もしなくてもちゃんとそれぞれの種に仕組まれているプログラミングのままに(!)すくすくと育っていることを目の当たりにして、いつも新鮮な驚きと感謝の気持ちに包まれます。香草(コリアンダー)なんかもう、ぼさぼさと生い茂って、サラダ菜も生き生きと育っていて、人参、赤カブ、ネギ、ラディッシュ、大根、エンドウ豆・・・と元気いっぱいです。そのうち、霜が降りてくるだろうから何とか覆いを工夫せねばと思っているところです。そう、NYCの話を少しだけね。マイアミから助っ人で1週間だけNYCに飛んできた義息子。自由の女神を見に行きたいということで以前から予約していたらしく、でも娘は病院が忙しすぎて行けないからと、私にお鉢が回ってきたんです。観光スポットって疲れるから私はほんとは行きたくなかったけど、息子にとっては初めてだというし、それじゃあ、ということになったのです。 フェリーはリバティ島へ。ボート、ヨット、ジェットスキー、ヘリコプター・・・人々はありとあらゆる観光手段でアクセスします。 左の高くそびえ立つビルがワンワールド・トレードセンター、もはやツインタワーはない・・・この女神像はフランスのフリーメーソンが、米国のメーソンに寄贈したものですね。展望回廊から対岸のバッテリーパーク(フェリーの発着所)の左側がハドソン川、右側がイーストリバー、手前にはブルックリンブリッジも見えますね。前回ここから見たビューはかなり違っていて、対岸のウォール街にはあのツインタワーがそびえ立っていたわけなんです。それがもうない・・・代わりに世界貿易センター跡地に立っているのはワンワールド・トレードセンターだなんて、何ともいえない気分です。前回訪れたのは2000年。国連総会の後、沖縄のS先生らをお連れしたときで、当時は女神像の台座まで入れたので、女神の足元にほどけていた鎖のあたりを歩いたことをはっきり覚えているんです。でも今回はそこへは入場できなくなっていて、たしかクラウン(冠)への入場もずっと前から予約して人数制限しているみたいで、要は今回は台座のさらに下の展望回廊のあたりから像を見上げるだけでした。それでも息子はしたいことリストの一つにチェックが入ったので大喜び!二人でチャイナタウンで美味しい本場の飲茶のランチで盛り上がりました。 女神の足元には、解かれた鎖があるんです。今回は台座に登れなかったので、画像はウェブから拝借しました。日本語では「自由の女神」だけど、英語だとStatue of Liberty, 直訳しても“自由の像“で、決して「女神」という言葉も、性別を示唆する言葉はない。「自由」ってそもそも無理やり訳した外来語で、日本語ではないですよね。自由はFreedomで、Liberty という発想は日本語からは出てこないなと思って少し調べてみると、Freedomは生まれながらにして持っている何かをしたいという気持ち、Libertyは抑圧などから解放されてこそ得られる自由、といった意味合いがあるようです。米国の独立はイギリスやフランスとの戦いの末に勝ち取ったものという意味あいからLibertyなんですね。でも独立時のアメリカにはまだまだ奴隷制度が横行していたわけだから、黒人奴隷たちにとってはLiberty はおろかFreedomすらなかったといえます。そして、形を変えてこのシステム世界じゅうで今日でも今なお存続しているのです。人類はいつになったら目覚めるのか!?いや、このフェイク劇が長引いていくにつれて、やっと目覚めていく人々が確実に増えている!という手応えも強く実感できていて、これは凄いことです! リバティ島からフェリーはマンハッタン島へと戻ります。いざ、チャイナタウンへ!さて、先日インドネシア産のうっすら桜色の10mmビーズが入ったので、さっそくブレスにしてみました。つややかなぴかぴか、キュッキュのポリッシュ工程が上出来で、とてもうっとりと優美でほんわか風合いに仕上がっています。ぜひご覧くださいませ。アンダラペンダントの下にあります:) つややか、ふっくら、もううっとりのうっすら桜色10mmアンダラビーズのブレスです:)あと最近、あらためて気になるのがEMP, 電磁波予防。これにはやはりシュンガイトが効果を発揮しますね。私もいつもアンダラ水とシュンガイト水を飲んでいますよ。天然石のところにアップしました。 ロシアのシュンガ村から来たシュンガイト、実にパワフルです。今日は満月で、そして数百年ぶりの皆既月蝕らしく、何だか今宵は不気味な雰囲気が漂っています。夕方の散歩の途中、いつにも増してコヨーテの遠吠えがうるさいくらいに聞こえてきました。あと数時間で月蝕が始まるらしい。そして夜が明ければ中間選挙。どうなりますことやら。 オラクル、今宵の散歩道から~。もうすぐ皆既月食が始まる。コヨーテのうるさい遠吠えと、満月と皆既月食と中間選挙と・・・次の新月は24日、ちょうど米国のサンクスギビングデー。暗くなるこの時期だからこそ、ぜひ心を明るく保って波動を下げないようにしなくてはね。ぜひ、皆様のいらっしゃるところから光の種子、アンダラグリッドにのって、祈り、余分なものを払拭し、ゼロポイントエナジーに戻ってください!あとひと月で冬至。そうすればじわりじわりと少しずつ日が長くなっていきますからね。あと少し!今が一番暗いときです。ここからいろいろと隠れていたものが開示されていきます。もうここまでくると、ワクワクが止まらない感じ!波動を保つことだけに専念し、毎日を丁寧に生きていきましょう!ナマステ~!
2022年11月08日

何かと騒がしい昨今、先日は何だか屋根にポンポンと当たるものがあって、え?もしや?と思って外を見れば、なんとヒョウ、あられ! すぐに雨に変わったけどびっくりでした。こんなに長く秋まで雨が降り続くなんてこれは異常なこと。もっとも私は雨も雷も大歓迎なんですが、雑草は伸び続けるばかりです。裏庭の畑にはなんと、知らぬ間にスーパーフード、ゴジベリー(クコの実)が鈴なりになっていてびっくり!ホーリーバジルもだいぶ大きくなってきました。種を蒔いた覚えはないから、コンポストのなかに種が入っていたのでしょう(笑)! 知らぬ間にゴジベリーがいっぱいなっていた!周囲を見回しても世の中、クレージーな喧噪づくめの10月、満月も過ぎて確実に秋が深まっていきますね。またずっと出かけていたりして多忙にしていました。ここ数年間、ずっと来て来てコールが続いていたテキサスに住む友人を訪れ、数日過ごしてやっと帰宅したところです。運転は片道ゆうに半日はかかるから、一人だとちょっと大変だけど、ま、車窓に展開する雄大な景色を眺めながらの、特に急ぐこともない運転は、ゆったりした気持ちになれるのがいいですね。あー、あの山の向こうはメキシコだー、なんて思いながら、延々と数マイルに渡って連なるBNSF鉄道の貨物列車と長いこと並走したり、またI-1 0(州間道路10号線)を走るたくさんの大型トラックの群れとすれ違ったり・・・実際、走っている車の大半は物資輸送の大型トラックばかりだったな。一般車両なんてあまりなかった。でも青い州NYから赤い州テキサスへ行くと、やっぱりいろんな違いが歴然と見えてきて、無理やり「合衆国」にはなっているけど、いやはや、これは互いに外国だわと思いました。 長い長い貨物列車と大型トラック群団を眺めながら、ひたすらまっすぐ走ります すてきな友人はアーチストなんですが、ツバ広のカウボーイ(カウガール)ハットを被って乗馬する姿が自然にかっこよくキマる典型的なテキサスカウガールです。もちろんいつもピストルを携帯しています。保安官だった父親仕込みだから、射撃の腕前は射撃クラブの男性も脱帽するほどの腕前。この2年ほどこのプランでミックで仕事も激減して大変ななか、この時とばかり、オフグリッドで時給自足できるようにとパートナーと二人でランチハウスを手作りで作ってきたというので、さっそく見に行くことになりました。それが私が想像していたよりスゴイ!と唸ることがいっぱいで、こうしないとこれからの世界はサバイバルできないことをまざまざと見せられた感じでした。もちろんアーチストの彼女の感性があちこちに生かされていて、その3エーカー(3700坪ほど)のランチ(牧場)はホッとするオアシスになっていました。まず井戸水を汲み上げての巨大な貯水タンクが2つある。それぞれ5,000ガロンと3,000ガロンだそう。(1ガロンは3.8リットル!)我が家のは1,100ガロンだから比べものにならない。そのタンクにも彼女が周囲の風景にマッチする絵を描いていて、不愛想なただのタンクじゃない。ガロン単位でペンキを買って梯子かけて描くんだそう!電気が停電しても発電できるようにとバックアップのジェネレーターも、これまた巨大でびっくり!これ、工業用だよね。松林が木陰を作ってくれる空間はまさにオアシス。温室ビニールハウスもニワトリ小屋も馬小屋もある。大きな保管用ケースには大量に食料が備蓄してあって、その量にも感心した!本気でサバイバルする覚悟なんだ!テキサスではあちこちでこんな国旗も目にしました。50州を表す50個の白い星が塗りつぶされている!深い意味がありそう。 50の星が塗りつぶされた国旗をあちこちで見かけました。 自給自足のためのオアシス、着々と手作り中! 素敵なステンドグラスを入れた手作りトイレ! あちこちにアーチストのテイストが飾り付けられていて・・・さて、銃所持論議ですが、世界的に見ても銃規制の動きが進んでいるし、日本も含め一般人は銃を所持できないですよね。所持してるのは不法なお仕事人か、国家権力によって許可されている警察だけ。世界じゅう見回してもおおむねそんな感じです。でもアメリカはその建国の精神からして、そこは違うんですよね。先日も、銃規制しようとした青い州のNYが、連邦政府からそれは違憲だという判決が出たところでした。これだけ銃乱射事件が多発しているクレージーな国なのに、なぜ規制しないのか?という議論がなされるのはもっともなのですが、でも現場で感じるのは、アメリカ人ってやっぱ、開拓者精神で西へ、西へとゴールドラッシュを進めた頃の気質を今なお持っているといいますか、西部劇見たらわかるけど、不法地帯でサバイバルするには力だけがものを言ったわけです。基本的におかみに面倒見てもらおうなんて思ってないから、自分の身は自分で守るという姿勢ですね。国家もいざというとき助けてくれないとわかってる。助けてくれないどころか、いまプランでミックのおかげでよく見えてきたことには、国家は一般ピープル、B層?弱者からどんどん切り捨て、見捨てていってますよね。だから自給自足が基本ということになる。友人もよく言います。銃が殺すんじゃない、人が殺すんだと、ね。赤い州テキサスにいると、そんな視点からも物事が見えてくるようになります。ここは彼女のお勧めの美味しいマリスコス(メキシカン・シーフード)レストランへ。街並みはまさに西部劇か、ディズニーランドのアトラクション界隈かと思うような雰囲気そのもの。フィッシュタコスは美味しかったです!私の手作りサウスウエスト風ネックレス、彼女にすごく気に入ってもらって、プレゼントした私としてもとっても嬉しい!とても似合っているしね。この機会に(!)11月11日までの期間限定で、ネイティブインディアンジュエリーを15%オフにて提供させていただくことにいたします。もちろんすべて上質の、本物の石たちとシルバーを使っております。カートに入れていただいて通常価格が表示されても、そこから15%オフで、プラス送料でということになります。ご質問、お問い合わせはメールにてどうぞ。このチャンスに上質のインディアンジュエリーをお手にされてくださいね。NYCからアリゾナに戻ってから、私、オラクルのコミュニティガーデンで小さな畑を借りることにしました。ちょうど通りかかったときにイベントやってたからという、それだけの話なんですけど。畳にしたら2畳くらい?のスペース。さっそく種蒔きしました。遺伝子組み換えでない原種の種をずっと10年くらい冷凍してあったものがあって、10年ではさすがにダメかなーと希望は薄かったにもかかわらず、水やりしていたら、もう10日もしないうちにたくさんの新芽が顔を出してきて、嬉しいったらない!これから間引きしたり、草取りしたり・・・の手間ひまかけながらも、自然がもたらしてくれる恵みに心がほんとに癒されます。これはガーデンからの9月半ばの恵みのおこぼれです。赤い州の話になってしまったので、青い州NYの続きは次回にでもと思います。これから秋が一気に進んで、今月末の悪魔のお祝いを過ぎるともうオラクルは冬の寒さがやってきます。世界もまたいっそう喧噪度を増していきそう。大変なチャレンジの多い冬になりそうですね。ぜひとも今!!!自分がどのタイムラインを選ぶのか、決めておいた方がいいですよ。でないと誰かが決めたやつを押し付けられることになりますから。だから、自分に徹底的に向き合って自問自答してみて。ほんとは何しにここに来たんだっけ?そこへの登場人物は誰だっけ?周りに誰がいる?何が見える?何か聞こえる?そこはどこ?・・・ほんとは何がしたいの?次の新月は25日です。その「決意」、思いをどうぞグリッドにのせてください。そして私は今日も、チマチマと草引き頑張ります。皆様もこの秋のたくさんの恵みを心ゆくまで堪能してくださいませね。急速に寒くなっていきますから、どうぞご自愛されてください。ナマステー!
2022年10月11日

今日は米国では911記念日、21年前にあの悪魔のホラー映画のような「事件」が世界を震撼させた日です。今となってはあれも壮大なる自作自演の茶番劇だったことを知る人々が増えている?それとももうあの記憶も薄れていくのかな?今ではPatriot Day(愛国者の日)なんかにされていて、そして跡地はきれいな記念ミュージアムになっています。あんな前代未聞の殺戮を起こしたあとですら、またもや高額な入場料金で儲けるのか??って腹だたしいから行かなかったけど)、まるでクレージーなテロリストによるアタック(攻撃)を風化させまい、なんてうまく言いくるめた、そしてそこで命がけで救出活動に携わったファイアファイターたちをヒーローにして一件落着、一見聞こえのよい美談ストーリー仕立てでまとめ上げた展示館になっている。なんてこった!!そんなNYCにひと月滞在して、やっとアリゾナに戻ってきたところです。なんだかもう気がついたら夏はどこへやら?オラクルあたりもこの夏は異常なほど雨が多かったようで、出かける前にちゃんと草刈りしていったのに、またしても草ぼうぼう状態で唖然!今度は自分で時間かけて草刈りしようかなーと腹をくくっているところです。庭に出たら、オラクルに来て初めてホーニートッド(ツノガエル、ツノトカゲ)に遭遇!あまりに可愛いらしいので思わず写真撮影会をやってしまいました。本人、しっかりカモフラージュしたつもりで動かないけど、見つけちゃったもんねー。全長3~4センチくらい、なのにしっかり恐竜の風貌が何とも愛らしくないですかー? 本人は周囲とカモフラージュしてるつもりだったらしいけど、庭でやたら可愛い過ぎて見つけちゃいました!カミちゃんが生まれてから(いや、生まれてくる前から!)ほぼ毎日、マイアミでもオラクルでも、そしてNYCでもずっといつも一緒にいて、毎日お風呂に入れては、数時間置きに娘が頑張って搾乳していった母乳を授乳してたわけで、今回初めて離れてみると何だか心寂しいですねぇ。赤ちゃんの成長の過程を日々、見守ることができるって、これ、マジで真に何よりもスピリチュアルな体験、新鮮な驚きとWOWの連続の日々だったような気がします。たとえば、まずカミちゃんの場合、右手を「発見」するのでした。まじまじと見つめて・・・数日たつと左手の観察に入っていきます。そのうち、足があることを「発見」していき、目で追いながら動きをコーディネイトしていくんですよね。するとそのうち、げんこつしゃぶりが始まって、何でもベロベロと口に入れてチェック。そのうち今度は手にはそれぞれ指があることを知って、丁寧に一本ずつ観察、精査、確認していくんですよねー。自分が子育てしていた30年前のそんな記憶が、今あらたにまた新鮮に甦ってきます。今度はもっと気分的にも余裕あるしね。 カミさまがオラクルにいる間は、私も初めて見る大きな鷹がよく現れ、庭のフェンスに長いこと(そう、30分とか!!)ずーっと居座っているんですよ。最初はびっくりしました! この鷹さんがよく庭に現れました! ばあさんは張り切って台所仕事に励み、ヨガをし、子守りをしましたよ! カミちゃん、もう、お風呂大好きです。カミちゃんは生後2ヶ月もたたないうちから飛行機に乗る人生が始まっている。私なんて初めて飛行機というものに乗ったのは二十歳過ぎていたものね。機内ではまったくノー・プロブレム!ゆったりと誰よりもリラックスしていて、一度も泣きもせず、JFK空港に着陸して降機の際に、周囲の人たちから「あらまあ、こんな可愛い赤ちゃんがいたの?全然気がつかなかったわー」なんて言われるくらいでした。楽勝!NYCなんてほんとは行きたくはなかったけど、今回は娘の研修についていかざるを得なかったんですよね。最初に訪れた30数年前よりはだいぶ小綺麗になっている感じ。でも相変わらず変わらないのは、自分のアパートの入り口のドアを開ける前に、すでに3個のセキュリティキーを開けないとたどり着けないことかな。ここに最後に訪れたのはちょうど10年前。その前が確か2000年――まだツインタワーは立っていた!―に沖縄のS先生らと、国連総会に出席したとき。その前は、ほんとに若気の至りで、誰もが一度はあこがれる「24時間眠らない街、ビッグアップル」に生活してみたい!と憧れていた若い時期にあちこち住んでみたことがあります。ローワーイースト、グリニッジ・ビレッジ、ブルックリン、クイーンズ・・・でも今回、娘の病院の関係で滞在することになったブロンクスは初めてでした。今回、あらたに気づくことも多かったですね。まず、オラクルの家に戻ってすぐに最初にしたことのひとつ、それはとにかくキャベツの千切りでした。そんなバカな!ですよね。でもほんとに。そして私は無性に赤キャベツが切りたくなって、とにかくトントントン・・・と一心不乱に千切りに没頭したのでした。思い当たることはただひとつ、そう、このブロンクスで娘が借りたアパート、なんと包丁が切れないどーしよーもないシロモノで、のこぎりみたいに扱わないと切れない、ま、典型的なアメリカ人家庭あるあるナイフだったんです。おまけにまな板もない!そこでまな板だけは義息子に百均で(もっともいまは何ひとつ1ドルものなんて無いけどね)買ってきてもらったんですがね。それでこの包丁事情が思いの他、相当なストレスになっていたことに気がつきました!いやはやです。 サブウェイ入場のシステムのはずが・・・そんなこんなのブロンクス生活だったけど、やっぱ、マンハッタンもここまで北上すると、住民はまず黒人だけで、サブウェイに乗っているのも黒人だけ。やっとミッドタウンあたりに来るとチラほらと白人旅行者なんかも乗りこんできますが。だからやっぱり、人種のるつぼっていうのは嘘です。少しも混ざっていない。モザイクなだけです。そしてブロンクスエリア、地下鉄に乗るのにメトロカードを買ってそれを入れるとターンスタイルがグルっと回って入れるんですが、見てるとほとんどの人がそれをピョーンとジャンプで飛び越してご入場。子連れの場合は、子どもたちに小突いて合図、「くぐれ」と。子どもたちもそこはもうよく心得ている感じで、ひょいと頭をかがめてご入場。つまり誰もお金を払う人なんていないんです。または隣にある「非常ドア」、これを堂々と開けて、みんなでぞろぞろとご入場というシーンにも何度も遭遇。これ、市バスでも顕著で、誰も何も払おうとしない無料バス状態。バスの運転手もぜーんぜん気にもとめず、何も言わないです。最初はびっくりするけど、決して「慣れ」たくないシーンかも。。。そしてミッドタウンまでの途上、黒人じゃないのは私だけ、観察してると何かと面白い。頑丈なレンタル自転車をどうどうと地下鉄車両内に持ち込んだラスタ風兄ちゃん、しばらく自転車の脇に立ってたけど、そのうち、手すり脇に杖を持って座ってた黒人のおじいさんに、いきなり、どけ、少しずれてくれと命令。おじいさんはぶつくさ言ってラスタ兄ちゃんを見上げたけど、兄ちゃん、この自転車が目に入らぬか?俺が手すり脇のこの席に座るのは、もっとも理にかなってるってことがわかんねーのか?みたいな態度で、しっかりお座りになった。はあーっ。すると立ってた少しお腹の出た中年アフロ、いやはやマナーモードって一体何?みたいな大声で、美声を車両内に響かせた。しかもビブラートをしっかりきかせて。次の車両にまで聞こえるような大声で。本人は気持ち良さそうだったけどねー。誰も目もくれない。誰かに言いつける人もいない。そう、マスクはしてねって車内放送あるけど(NY州だからね)、半々くらいかな。相変わらず物乞いが車内で、なぜ自分はみんなに施されるべきなのかといったストーリーを大声でとうとうとがなり立てながら歩き回ります。駅を降りるともう一気にあたりに漂ってくるマリファナの匂い。どうどうと通りで大麻を撚って売っている。いまNY州では大麻は合法だからね。大麻喫煙禁止って張り紙してあっても吸っている。トイレ内にもこんなマーク、これただの禁煙マークじゃなくて、この手巻き感、わかるかな、大麻吸わないでねマークです。でもみんな、堂々と吸ってる。 大麻吸うな、って書いてあるのに、あたりからはもう匂いプンプン!NY滞在中、街に出たのはほんのわずかで、あとはカミちゃんと一日じゅう過ごしたんです。義息子君がマイアミから援軍に来たときだけ街に出たんですが、それでもいろいろ観察事項があり過ぎる。。。ので多分、次回にもっといろいろシェアしたいなと思います。大分朝夕涼しくなっていて、気がつけば暑い夏が過ぎていってしまって、残ったのは雑草だけの状態ですけど、これからお彼岸に向けて、なんとかフンドシ締め直していきますね。毎年そうだけど、9月、10月というのは1年でも最もクレージーなときです。よほど意識して、本来の自分に戻ることをしないと、そしてきれいなままの自分のトーラスを保つことをしないと、あっという間に流されてしまうので要注意です。次の新月は9月26日。この日はユダヤ歴のロシュ・ハシャナの始まり、ハロウィーンを経て10月4日のヨム・キプール・・・’と何ともヤバいくらいパワフルな試しのときが続きます。どうぞ、しっかり自分をお掃除し続けていてくださいね。娘たちはひと月の医学実習を無事に終えて、マイアミの自宅に戻ったところです。感謝!ちなみに、まさにこんなときだからですが、私の友人たちが日本で、まったく別個に個人レベルで日本全国、あちこちと祈りとご奉納などの旅を展開してくださっております。ほんとに脱帽です!私も祈りにて彼らと共に在れること、感謝いたします。秋というこの季節は、私としてはやはり夜明珠の時節なんですよね。Kさんがすてきな体験談を寄せてくださいましたのでぜひご覧くださいね。当方の在庫も大分少なくなってきておりますので、この秋、夜明珠の怪しい光でお月見したい方はどうぞご連絡くださいませ。ナマステ~!
2022年09月12日

今日は広島記念日。学生時代に毎年通った、倒れそうなくらいに暑い夏、汗だくの広島、通りのセミの鳴き声まで鮮明に懐かしく思い出します。世界中がやたらときな臭くなってきている昨今、だからこそ余計にヒロシマの教訓を忘れてはなりませんね。この日、彼の地で旅立たれた御霊に合掌いたします。ここオラクルは高地なので、真夏でもフェニックスなどに比べたらぐんと過ごし易いし、今はちょうどモンスーン期で連日雨が降ったり、雷が鳴り響き、稲妻が光ったり・・・と、私の一番大好きな季節です。だからその分、フロリダから戻ると庭じゅうに雑草がボウボウで唖然とした!それでさっそく高校生の二人の青年たちに草刈りをやってもらったところです。二人がかりで3時間でも終わらず・・・でもとりあえずなんとかなって助かった!まあ、日本も、そして世界もますます試練が激化していくばかりで、まさに聖書やら古代からの預言の書やらが語ってきた「そのとき」がやってきていることを感じますねー。これからさらに数年間はこの地上でもさらなる試練が激昂していく様相で、目を見張るようなことばかりが起こっている。しばらくはこの試しが続きそうです。そうでなくとも、マスゴミは連日、人々の恐怖を煽るような「ニュース」ばかりを垂れ流しているし、人々はマインドコントロールや巧妙な誘導に流されていくように見える。・・・・でも世のなかの事相を見回せば、それはこれまでずっと闇だったものに光が当てられていく作業が進んでいることでもあり、シヴァ神のはたらき、「創造のための破壊」が容赦なく展開しているっていうことですね。このクレージーな世界ゆえに、誰もが一様にこの産みの苦しみへと容赦なく追いやられ、気づき、目覚め、覚醒がいい感じで人類に浸透していっているのかも。だからすべてに感謝ですね!個人生活面でも、もはや不要になったものはどんどん捨てて、脱いで、浄化して・・・の繰り返しで、過去やいま崩れ去ろうとしているものにしがみついていては潰れてしまうから、徹底したお掃除(身体も精神も魂も!)を繰り返すことで、いま、ここ、にいつもいる、ことしかできないし、それがベスト。未来を心配したり、過去を悔やんだりする暇なんてないし、そんな暇があったら、せっせと「お掃除」に励むこと、そして自分の波動をいつも整えていること、それにつきます。それをしている限りは、明日のことは明日が面倒見てくれるから。こんな時代を選んで生まれてきてくれた赤ちゃんにも感謝!です。家のなかに赤ちゃんがいるだけで、なんかこう、パァーっと生命力に満ちたすてきなエナジーが充満しているのを感じます。小さなカミちゃんはすくすくと元気に育っていて、最近では抱っこしてもずっしりとした重みすら感じる。娘も腱鞘炎気味です(笑)。おむつを取り替えていると、たまに「噴水シャワー」を浴びせられることがあって(笑)、男の子ならではのこのエピソード、笑うしかないですよね。赤ちゃんは一日のうちのほとんどをシータ波のような状態で過ごしている感じ。百会、頭のあのペコペコしたところがまだ開いているから、カミちゃんとは言語に依らないテレパシーでの「カミとの対話」ができる。これがとっても楽しいんです!学校なんて行くようになって「教育」という名の洗脳が始まると、こんなマジカルな対話もできなくなるんでしょうねー。それは悲しいなぁ。。。私、トウリーダーだからついつい、カミちゃんの足を見ちゃいますけど、どの指もまっすぐで、ぷっくりとして生気に満ち満ちしている感じ。これって、私たちもこうあるべきだっていうお手本だと思います。ちなみにかわいいお手てを見てみたら!ちゃんとはっきりと「て」って書いてあって、わかりやすくて笑っちゃいました! 「て」!そうそう、インドネシア産の1キロ前後の大きなずっしり、もっこりアンダラたち、今はとっても素晴らしいレムリアンアクアブルー、よりいっそう濃いディープアクア、そしてピュアな透明クリアさんらがおり、これらをご案内しております。この大きなクラスとなると、やはりヘイアウ用というか、古代の儀式が行われた聖所、礼拝の場へご奉納するためのアンダラという感じで、思わずお数珠を回してみたくなります。ご自宅で祭壇に鎮座していただくのも素晴らしいし、お部屋全体の空気が変わることと思います。ご興味があればメールでご連絡くださいませね。そして、また来週から、今度はニューヨークにひと月ほど出かけることになるため、申し訳ございませんが発送等は9月からとなります。ほんとにすみません。メールは毎日見ておりますので!もうすぐ満月、そしてお盆へとまだまだ暑い日々が続きますが、どうぞ心身ともにご自愛されてくださいね。ナマステ~~!
2022年08月06日

夏至も過ぎ、少しずつこれから日が短くなっていくなんて、何だか信じられないですね。異常に暑い(ほんとにいろんな意味で熱い!)夏です。先ずは、最後の第9弾アンダラグリッドプロジェクトが夏至を前にすべて完了の運びとなったことを、感謝とともにご報告させていただきます!挙手いただいたすべてのユニコーンさんたち、本当にどうもありがとうございました。娘の出産の手伝いでずっとマイアミに行っていて、やっとアリゾナに戻ったところです。マイアミの家に入るやいなや、ゴールデン・リトリーバーのあの可愛かったパピーちゃんがもうパピーじゃない!ひと月の間にずいぶんと大きくなっていてびっくり!私を見た途端に、興奮のあまりオシッコチビッちゃってもう~!でしたが(苦笑)。マイアミはずっとトロピカルストームのせいで雨が続いていて、アリゾナから来た者には嬉しいしっとり加減。出産予定日を待つ間、何と信じ難い「事件」が起こって、もうびっくり!開いた口が塞がらないというか、目玉は大きく見開き、これは映画のロケシーン?夢かうつつかと? 夜8時前、東部時間なのでまだ明るい夕刻にその「事件」が大きなドカーン!!!という轟音とともに、鳴り物入りで起こったのでした! 突然、バリバリ・・・・と裏庭のフェンスをブルドーザーのように突き破って侵入してきた黒いSUV車!運転していた黒人の女性は酩酊していてまったく意識なし状態。何と、この彼女、先ず隣の家のフェンスにかなりの速度で突っ込み、隣家の裏庭プールに突っ込むこともなく、バーベキューグリルをなぎ倒すこともなく、信じられない微妙な軌跡をたどって娘の家のフェンスに激突して突き破り、うちのプールにも落ちずに、うちのココ椰子の木にうまい具合にぶつかってやっと停止したんです!車はベリベリと前部が破損し、現場にすぐ到着した数台のパトカーの警察官やら、誰もが即死か?と覗き込んだら、やっと目を覚まして、家に帰りたいと言ったとか!まさに神様のミラクルを見た思いでした。彼女がブラックアウトでなかったなら、つまり自分の意識でハンドルを動かしたなら、絶対にパニックで鉄柱に頭をぶつけていたはず。あとハンドルが5度でも傾いていたなら、あらゆる障害物にぶつかり、あるいは隣家の、あるいはうちのプールにドボーンと沈んでいたはず。そしたら引き上げ作業も難航したに違いない。あるいはさらに3軒目の家のフェンスを突き破っていたはず。なのに、そのいずれのシナリオも起こらなかった!あのなんともいえない巧妙なハンドルさばきは、彼女に意識がなかったから神さまが取って代わることができたから、としか思えない! 普通なら、庭にいてもおかしくない犬たちも一匹もいなかったし、大きなイグアナもいなかったし、すべてがあり得ない、信じられないシーンだったのでした。 こんな1メートルもあるようなグリーンのイグアナが、よく裏庭をのっそりと歩いているのに・・・空いたワインのボトルが見つかり、その黒人の彼女は即、留置所に連行された模様。翌朝見てみると、あの狂気の車をストップさせることに役立ったうちの大きなココ椰子の木、幹部分が刮げていて、激突のショックで椰子の実も数個、落ちていて、ついでに隣家の巨大なアボカドの木から落ちたアボカド2個も見つかって・・・・でも被害といえば2軒分のフェンスの車が激突した部分くらい、それだけでした。現場検証じゃないけど、痕跡をたどれば、まさにこれはミラクル、奇跡以外の何ものでもない!私、偶然とはいえ、そのとき、ちょうどAA(アルコホリックス・アノニマス)のミーティングの同通の仕事が始まったので、ことの一部始終を見届けることはできなかったのですけど、この彼女はとても神に愛されている人なのでしょう。この一件で目が覚めて、もうお酒を飲まない行き方を求めるきっかけになればと願うばかりです。うちの椰子の木にも感謝し、祈りを捧げました。マイアミって、アメリカの中でもかなり特殊なところなんですよね。南米諸国からのハブにあたり、米国なのに英語を喋る人もときどきいるっていう感じ、大半はスペイン語です。運転マナーも南米そのもので、ラッシュ時は私も運転したくないです! 平気で割り込み、信号無視は当たり前、車線は「提案」だと思っているフシがあります。警察も少しくらいのスピード違反なんて見て見ぬフリ、それどころかパトカーが「職権発動!」信号待ちの長いラインから堂々と抜け出し、ゆうゆうと突然凄いスピードであたりを蹴散らして行く。そもそも誰も日本みたいに教習所に通って運転免許を取る人はおらず、みんな勝手にそのへんで運転覚えて、ペーパー試験だけなんとか合格してるだけだから、道路交通法とかよく知らない人が多いんです。保険かけていない人も多いしね。それとね、まるでここは南米!と思うのは、信号で止まっていると、マンゴーやライムなどを売りに来る行商人が車から車へ渡り歩くこと。特にリトルハバナとか、キューバ人が多いエリアとか行ったらよく見かけますね。時間感覚も南米時間で、じゃあ、6時に、なんて言っても6時に来るのは白人だけ、あとはそれぞれが来たい時間に現れます。うちの芝刈りサービスも然り。たしか9時って言ってたよなーと思っていると、平気で10時半頃に現れたりします。ジョブはかなりいい加減。ま、そんなもんかと思うしかないです。娘に付き添って産科通いするなかでも、これって!マイアミ!と思うシーンがいくつかありましたね。たとえば、医者が最初にする質問が、豊胸手術はしてますか?っていうのがある。えー!って思うけど、娘によれば南米女性の2人に1人は何らかの豊胸インプラント入れているんだって。すると、出産時にいろんな問題が出てくるらしいです。帝王切開への意見もおおらかというか、楽な無痛分娩大賛成、産みの苦しみなんて不要という女性が多いです。それでなくても医療ミス裁判が怖くてすぐに帝王切開する率が世界一高いと思う米国なのに、そのなかでもここは群を抜いて高いです。だから娘もそれだけは避けたいと願っていたんですがね。そして出産予定日が来ても、娘は分娩室で患者さんの赤ちゃんを取り上げていたんですよ。そろそろ自分の赤ちゃんも生まれて欲しいなーなんて思いながら、娘のところにたまたまあった毛糸で赤ちゃんとお母さんに、帽子を編んだりして待っていました。父親は、自分が土日は休みだから週末に生まれて欲しいなーと言うし、娘は自分の研修が終わるから金曜が終わってからだといいなーとか、みんな勝手なご意見を述べていたから、赤ちゃんもみんなの意見をうまく聞き入れるのが大変だったのではないか?と思うくらい、ぴったりのタイミングで、金曜夕方に産気づいて、夜中じゅう陣痛が続き、そして土曜日にやってきてくれました!もう、ほんとに立派な初めてのお産でした!義息子にそろそろというとき、知らせてねと、家に戻ってみんなのご飯を作っていたら、ソワソワの緊張ですっかり連絡忘れていた義息子から連絡が入ったのが、もう9センチ!というとき!え~~!10センチで生まれるっていうのに!! それから急いで病院に駆けつけました。なんと、赤ちゃんは私が入室するのを待っていてくれたかのようなタイミングで、入室して5分で頭頂を現し、それからオギャー、オギャーという元気な産声を上げてくれたのでした。あの、生命誕生の一部始終を見届けることができた感動! またしてもこれも映画の一シーンか?と信じられない思い、畏敬の念を抱かざるを得ませんでした。少し前までは家族も誰も入室できなかったのに、制限が緩められたことでこんなミラクルに立ち会えたことにも感謝です。3500グラムの完璧でビューティフルな天使のような赤ちゃん、玉のような男の子は、カミロ君と名付けられたので、私は小さなカミさまと呼んでいます。こんな激動の時代を選んで生まれてきてくれたなんて! それに新生児のあの匂い、もうたまらないですよねー。まさに「こんにちは、赤ちゃん!」です。(古いか!)娘もすっかり虜になってしまって、寝息をたてているカミさまを起こしてしまうんじゃないかと思うくらい、じっと見つめています。それから母乳を出すのに奮闘し、オドオドしながら初めてのお風呂に入れてみたり、おむつを取り替えるのに義息子も手こずったりしていたけど、少しずつ、少しずつ慣れてきた模様です。私はとにかく、いい母乳が出るようにとさらさら血液のための食事作りに日々、精進させていただきました。 待望の小さなカミさま誕生!最初、新生児特有の黄疸が出たりして、これはどのくらい続くのか。。。と心配になっていた頃、なんとフェンスを破って突っ込んできたあの事故で、あのお隣さんが、新生児救急ケアの専門家ということがわかり、連絡するとすぐにやってきてくれました。そしていろいろと娘の不安解消のために助けてくれたのでした。このキューバ人女性、「今度はマイワイフにも会って欲しいわ」と。えっとぉー。そう、彼女のワイフは臨床心理学博士であることがわかりました。彼女たちは合法的に結婚しています。先日もまた、近所のある白人の若い男性が、かなりやり手の年上のビジネスマンのハズバンドと、これから二人でタイランドに行くんだー、なんて仲良くやっていて、これってここではもうオープンで、特別なことではなくなっているんですね。そして、もしかしたら突っ込まれたかもしれない3軒目の方のお隣さんは、小児科医療専門家であることもわかりました。あの事故があったおかげで、この近隣ひと並びがみな繋がることとなり、ここが医療専門援助職ストリートであることもわかったのでした。何がどう幸いするか、わからないもんですね。近所を歩けば、鈴なりになったアボカドやマンゴーが熟れていて、うちのココ椰子とトレードできそう。近所から届いた天然に熟した、掛け値なしに美味しい、まるでとろけるようなマンゴー、こんな美味しいマンゴーはかつて食べたことがなかった! 近所の大きなマンゴーがあちこちでたわわに実っている!新米ママも少しずつカミちゃんのケアに慣れてきた兆し・・・が見られるようになり、私もやっと罪悪感なしにアリゾナに戻ることができたところです。今度はアリゾナにもモンスーンが始まって、雨が降るようになってきました。砂漠もしっとりと、何だかいい感じです。もうすぐ7月4日は米国の独立記念日、日本は梅雨明け、そして選挙?いっそう熱い夏になりそうですね。なにかとチャレンジが多いこの時期ですが、何があろうともブレないで、カオスの向こうにある完璧な世界のこと、その具現化を信じ、そのために祈ることを忘れないでください。集合意識が未来を形成します!この季節、どうぞご自愛されてくださいね。では、ナマステ~!
2022年07月02日

夏至が近づいているから、どんどん日が長くなっていきますねー。朝日が早くから入ってくるし、それにマイアミとアリゾナの時差は3時間あるから、アリゾナに戻るとそれだけで早く目が醒めるようになっています。フェニックスへ戻る機内でも空港でも、もはやMスク着用義務はなくなったから、もうほとんど誰もしていません。でもなかには少数だけど今だにしがみつくように二重にしている人たちもいましたがね。今なお忠実に!着用し続けているのって、世界でも日本人くらいかも?ちょっと考えないとね。お陰様にて、最終アンダラプロジェクト第9弾はやっと100%達成!の運びとなりましたことをご報告させていただきます。青森県への挙手者が、なんと兵庫県からあったこと、そして最後まで残っていた鳥取県へは、愛知県のユニコーンさんが連休の合間をぬって届けてくださいました。どうも本当にありがとうございました!感謝、感謝、ユニコーンさんらもとてもお喜びのご様子です!!さて、ある日天から降りてきた独自の「アンダラリーディング」を始められたハッピーデコレーションのオーナー、麻梨奈さんからまた素敵なご連絡をいただきましたよ。そして、そして〜!本日のイベント♡アンダラリーディングをスタートしたわけですが、お客様に大変喜んでいただけました♪ とくにカリブ海ブルーの子の話し方…言葉の使い方?…が、とっても可愛くて♡ 例えば「お金のことばかり考えて心配している」ということを、「頭の中、お金の勘定ぐ〜るぐる!」って言い方をしたり、「ネガティヴな氣を溜め込んでいる。」ということを「体の中が、テレビの砂嵐みたいになってるよ。ざ〜!ざ〜!ざ〜!って。」とか。「言葉をキラキラさせてね。」とか…とにかく、この子の言い方が可愛くて、少し厳しく聞こえてしまうような事でも、この子が言うとおりに伝えると、お客様は笑みがこぼれて、素直に聞き入れることが出来るようでした。 この子を選んだ方達は、こんな感じで、思わず笑みがこぼれてしまうような言葉をいただいてましたよ〜♪ 自分でも氣付けてないこと、あらためて氣づかされること、今やるべきことや、人生のテーマとか…その方々に必要なメッセージをたくさん話してくれたんです。それをそのままお伝えする…というリーディングでした♡ 色とりどりのアンダラは「見ているだけで癒される〜♪」と皆さんおっしゃってくださり、私も嬉しかったです♪ また次回のイベントでもやらせていただこうと思います!」とのことです。そのうち、Zoomとかでもセッションができるようになるといいですね。さらに麻梨奈さんのアンダラアートも、ますますインスピレーションを得て「多産」になっているようです。インスピレーションが降ってくるままに表現していくJOYの作業は、リクエストとともに増えていきそうで楽しみですね~!3週間の飯炊き女行(はい、「行」でございます)を無事に終えました。みんな美味しい、美味しいとご飯を食べてくれるので、そのうち、体重が増えてきて困るとクレームが入り、それじゃあ、わたくし、そろそろおいとまさせていただきますんで・・・と言ったら、それは即、却下されて・・・しまったのでした。修行の最終日は、たまたま母の日。出発の日にお花を渡してもねーということで、娘からは1週間前に(!)こんなお花と手作りカードを渡されました。義息子君からはずっと自分のトラックに隠しておいた(笑!)というプレゼントを渡されてびっくり!そして、マイアミ滞在とはいえ、「行」だけで一度もビーチへも出ていなかったからと、母の日にスターアイランドを回るボートツアーをプレゼントしてくれたんです。朝はファーマーズマーケットで新鮮な野菜など買って(ん?もっと料理せよ、ということか?)昼はボートツアー、夜はなんと、彼らのお財布が心配になってしまうようなSUSHIレストランにて。はい、日本人経営のちゃんとしたところで(!)――これ、大切なんですよね。SUSHIといってもシェフが日本人でないとエライことになるので(!)ついでに調子に乗らせていただいて、ハマチのカマ、そして大好きなウニまでいただきましたよ、もうー。美味しかったです。どうもごちそうさまでした!! 母の日、朝はまずファーマーズマーケットで始まった・・・ところで「スターアイランド」って、そう、スター、セレブらが住む島で、ン十億?の豪邸ばかりが並んでいて、車で橋を渡って入島することもできるけど、セキュリティとか厳しいんですね。こうやってボートで、「はい、さて、あちらのあの家は、誰の家でしょうかー?はい、正解!ウィル・スミス~~!」ってなノリで、ガイドさんの案内を聞きながらボートで回るツアーなんです。私、そういうのって実はどうでもいい方なんですけど、ま、たまにはね、ということで。すると、「はい、あの家、グロリア・エステファンの豪邸、いくらでしょう?当たった人には僕の電話番号をさしあげますー」みたいな感じで延々とツアーが続くんです。かのバイアグラを製造している製薬会社の社長やCEOら、またジェニファー・ロペスみたいなハリウッドの大スターら・・・の名前があがり、いろんなエピソードも交えて笑わせながら。なかでもアメリカで最もリッチな郵便番号!といわれる超プライベートな島、フィッシャーアイランドとなると、そもそも島へのアクセスはありません。橋もかかっていないから、ボートやヘリコプターから眺めるだけ。この超セレブの島に家を所有するセレブとなれば、そう、あのドナルド・トランプ、アメリカ人で知らない人はいないオプラ・ウィンフリー、またジュリア・ロバーツ、アンドレ・アガシ・・・と私でも知っている名前が連なります。何だか、いまの世界を動かしている、というか動かされているものたちの縮図みたい。とてもわかりやすいですね。さてさて、娘のお腹も、もうはちきれんばかりです!先日は、ちょうどいま産科での医学研修中のこと。診察室で患者さんと一緒に待っていると、診察室に入ってきたドクター、「え?産婦は一人かと思ったよ!」と娘らに冗談を飛ばしたそう。咄嗟にこんなジョークを飛ばせる医者って、いかにもアメリカ的ですね~!(ナイス!)やっとフェニックスに戻って一息ついたところですが、来週からまた娘の出産の手伝いでマイアミに戻ります。発送は今週いっぱいまではできます。メールは見ておりますが、またしばらく発送等できなくなりますこと、申し訳ありませんが、どうぞご了承くださいませ。先の満月には、なんと家にフクロウ(ミミズクかな?)も現れてびっくり!もうすぐまた、今月2度めの新月が30日です。どうぞ、またこの非常に大切なターニングポイントの時期、波動を上げて、祈りと瞑想のグリッドにご参加いただけますよう、お願いいたします。また、夏至には、トウリーダーの方々のためのKCミラー先生とのZOOMでのお話し会があります。トウリーダーの方は、どうぞこちらにもご参加くださいませ。では皆様もまた、ますますのご研鑽をと、感謝とともにお祈りしています。ナマステ~!!
2022年05月25日

先週からマイアミの娘のところに来ていて、飯炊き女をやっています。家の裏庭にあるココ椰子の木にはたくさんの実がなっていて、義理の息子が実を落として、ココナツジュースを飲ませてくれました。採りたてはとっても美味しいなー。しばらくは毎日飲めそうです。インドにいた頃、毎日飲んでいたのを思い出します。 採りたてはやはり最高です!植生が全然違うフロリダに来ると、春先のアリゾナで大変だったおそらくオーク(カシの木)アレルギーが治まるのでだいぶ助かります。大木に宿木のように寄生する寄生蘭(オーキッド)もきれいに咲いていて、これは沖縄とかハワイを思い出しますね。 近所一帯にプルメリアのいい香りがする娘のところでは、2年前にとっても可愛がっていた愛犬のゴールデン・リトリーバーのルナが天国に逝ってしまってからというもの、ずっとまた同じゴールデンリトリーバーを飼いたいと願ってきたらしく、それがやっとかなったみたいです。こんな生後3ヶ月のパピーが迎えてくれたんだけど、歯生期のむずかりで私の手も噛もうとするわけ。生えかけの歯だから痛いというところまではいかないのが、まあ、幸いだけどね。もう少しでむずかりが治まる時期が来るのが待ち遠しいところ。娘がトイレトレーニングは完璧に済ませたのはナイス!です。それにしてももう~~~、やること、なすこと、全部かわいいんですよ!でも今こそ、しっかり厳しくしつけをしておかないと、ね。娘たちは先週末、自宅でベビーシャワーを主催したのですが、これが前回にお話したジェンダーリビールパーティより2倍くらい大きい、けっこう大掛かりなパーティだったんです。来客は50人くらいだったかな。前日から息子の家族らがやってきて裏庭にテントを張ったり、テーブルや椅子を並べたり・・の設営にあたって、当日は友人クルーらがステーキを焼いたりするグリル班や、司会やゲーム進行係や・・・と、たくさんの友人らの助けを得たからこそできた感じです。有り難いことですよね。司会係の子なんて、プロ並みの上手さ、みんなの笑いが常時絶えることがありませんでしたね。ほんとに楽しかった~! ベビーシャワーの定番はといえば、おむつケーキ!「ベビーシャワー」は、多分ここアメリカで生まれた習慣で、最近では日本にもセレブあたりから広まりつつあるのかも? もうすぐ生まれて来る赤ちゃんと妊婦さんに安産を祈願してたくさんのプレゼントと愛をシャワーのように降り注ぐパーティです。ジェンダーリビールは比較的最近のものなのに対して、ベビーシャワーはずっと昔からあるものなんですよ。私がアメリカに来たばかりの頃(30ン年前のこと)、ベビーシャワーなんていう習慣のことも何も知らなかったお腹の大きい私のために、友人がサプライズでベビーシャワーを画策し、何も知らずに彼女の家にお茶を飲みに行ったつもりが、そこにはたくさんのアメリカ人の女性たちが(女性だけです!)私をニコニコと迎えてくれて、ベビーベッドには山積みになったプレゼントが用意されていたんです。ほんとにサプライズだったんですよねー。ベビーベッドを始め、その山のようなプレゼントの包みをひとつひとつ開けてみんなにお披露目したのを覚えています。そういう習慣だからね。私が日本人みたいに(!)丁寧にプレゼントを開けるので、みんなを退屈させたのかも?アメリカ人は包装紙をビリビリっと破ってさっさと開けるからね。それも含めて今となってはスィートな思い出です。でも今では妊婦と夫が主催者となることも多いし、参加者もその昔は大人の女性だけだったのに、今では男性も子どももやってくるパーティに変わっています。そしてプレゼントは持参する人ももちろんいるけど、大半はなんとアマゾンとか大手デパートなどのオンラインサイトに前もって設けたベビーシャワーのレジストリーを招待客らに送っておき、よってプレゼントはアマゾンやFedexなどで直接自宅に事前に届くようになっている。時代は変わったねーと思うこと仕切りでした。連日アマゾンの配送車がやたら止まっては、山のようにたくさんのパッケージが届いていると思ったら、そういうことだったんですね。 さて、今回で最後となるアンダラ第9弾プロジェクトですが、兵庫県のHさんから、長年計画していた初の青森行きがやっとかなうので、ぜひ青森県へのご奉納役をさせていただきたいとの嬉しいお申し出をいただきました。わ~い!これで挙手率98%となり、残るは鳥取県だけとなりました。鳥取には隣国との往来がある境港(さかいみなと)などもあり、とても重要なポイントです。できれば地元のユニコーンさんの挙手をお待ちしております。夏至までに完了できれば最高です!!アンダラやユニコーンさんの優れたメッセンジャーであり、とってもオリジナルな「アンダラリーディング」を展開されているハッピーデコレーションの工藤麻梨奈さん(当方の商品取り扱いネットワーク店でもあります)が、今度はアンダラアートをシェアしてくださいました。麻梨奈さんの許可を得てここにシェアさせていただきますね。 テーマ:《平和、調和、望む未来、希望》上の世界からのインスピレーションを受けながら、その精妙な高次元エナジーをそのままアートにおろしているのが感じられるのではないでしょうか?麻梨奈さん云わく、「ほんの一部だけ、線をペンで書いてますが、ほぼアンダラさんの形をいかしてのアートです♡ 美保子さんから譲っていただいたアンダラさざれを使っています。作成していると時間を忘れるくらいの集中力で、あっというまに時間がたってしまいました(^◇^;) そして最後に上からエネルギーを入れていただいています」とのことです。お問い合わせ等はハッピーデコレーションへどうぞ。 さて、次の新月はもうすぐ5月1日です。混迷を極め、ますますきな臭くなっていく今ほどたくさんの人たちの祈りを必要としているときはありません。私はマイアミから参加しますので、心ある皆様もどうか、新月の日に祈りと瞑想のグリッドにのってご参加くださいますよう、どうぞお願いいたします。 お待たせしております発送等は、帰宅後の5月10日から再開させていただきます。そのお詫びと、またいつもたくさんの感謝とともに、ナマステ~!!
2022年04月27日

アリゾナの高地にも少しずつ、春が訪れています。去るお彼岸の夕方、いつものように近所の散歩コースを早足で歩いていると、ピーピーピーとひときわ賑やかな鳥の声がしてきて、歩く私に話しかけてきているみたい。あまりに賑やかなので足を止めて見回してみるけど、どこにも見えない。どこにいるの?とよーく見ると、茂みのなかから、鮮やかな緋色の一羽のカーディナルがヒョッコリと現れたんです!あらまあ~~!2年前に息子が向こうへの橋を渡ったときにも同じように、緋色のカーディナルが2日間にわたって現れてメッセージをくれたことがあったので、これは息子かも?と咄嗟に思いました。その緋色君は、私がしばらくして写真を撮ることを思いついて何枚かパチリとしたにもかかわらず、ずっとそこに居て、しかも真正面から(!)私をじっと見るんですよね。そうかー、あれから2年、日本ではこれを(二周忌ではなく)三周忌というのだとある方が教えてくださいました。それで私は周囲に誰もいないことをいいことに、息子への愛をいっぱい伝えました。そうして数分たったのに、それでもまだ彼はそこにいるんですよね。去りがたい思いでその場を去っても、また別のもっと高い木に移動して、そこからも見ているのでした。見えないだけでそこにいる!ことを実感せざるを得ませんでした。時空を超えて、愛だけが真実なんですね。 ここにも地元の早咲きの桜は咲き、もう散っています。もっともソメイヨシノの風情はまったくいのですが、やはり桜は桜・・・で愛でて眺めております。 やっぱり桜並木が見たいなあと思って、そういえば日本がワシントンDCに贈った桜があったなあと思ってチェックすると、いまちょうど満開みたい。ライブでワシントン桜フェスティバルの様子が見られます。https://nationalcherryblossomfestival.org/bloom-watch/ほんとはすぐさまDCに行こうとしたんだけど、急にフライトを取ろうとすると驚きのお値段!ホテル代も一泊安いところでも500ドル位する!ちょっとなぁー。今年はライブで我慢します。来年こそは日本に行けますように~! 裏庭にはあやめも咲き出しました。もうすぐ4月。しかも1日は新月です!このクレージーな世界情勢、マスごミを総動員して展開中の恐れの心理戦を再考してみるいいチャンスです。それぞれのいらっしゃる場所から、ぜひ真我と繋がってみてください。テレビは消してね。そしてブレない自分を確認してみてくださいね。Ukライナ「問題」なんて、ほんとに起こっていることから目をそらすための煙幕シアターであることを忘れないでください。さて、やっと春らしくなってきたところで、私としては2021年から続けてきたユニコーン・プロジェクトをどうしても終わらせたいですね。残るは青森県と鳥取県の2県。青森県は縄文の里、とても大切な北の玄関口。鳥取県は隣国への交通要所、港がありますよね。どちらも大切です!だからもう一度だけ呼びかけさせてください。この2県にお住まいの方で、私が無料でご用意しているアンダラたちを県内のポイントに納めていただけるユニコーンさんの挙手をお待ちしております!また、雪解けまで待つことにしてあった県、そしてまだ奉納が終わっていない2県(岩手県と奈良県)の挙手していただいたユニコーンさま、どうぞご奉納のほど、よろしくお願いいたします。ご報告をお待ちしております。本プロジェクトの状況はいつもトップページに更新しております。そしたら、今日!愛知県のKさんより、こんな胸アツのメッセージが届いたんです。 実はKさんは、以前にも何度かご連絡をいただいていました。「・・・(前略)私はペーパードライバーではありますが、もし誰も挙手がないようでしたら、どうぞ私をお使いいただけないでしょうか?・・・」と。いやー、まさか愛知県から青森県まで、ペーパードライバーの方に運転させるわけにはいかない、と、私としても丁重に辞退させていただいた経緯があります。「K様のお気持ちはとても嬉しいの一言に尽きるのですが、やはり地元にお住まいの方の愛の行動をこそ」という趣旨を述べさせていただいたのでした。同じく、他県からご自分の手持ちのアンダラや石たちを青森県の岩木山神社などにご奉納くださった方がたもおられました。本当に愛ゆえの、愛だけの行動ですよね。感謝してもしきれないです。そして今日、再度、Kさんからのご連絡がありました。「美保子さん、こんにちは、 すっかり花見シーズンとなりましたね。青森県や鳥取県で生まれた方で、その地を大切に思われている方なら、どなたか挙手があれば良いですね。美保子さん、私は愛知県の養父母に4歳の時に会い、育ててもらいました。今も同じ愛知県に住んで半世紀たったわけですが、美保子さんのプロジェクトを知った時、最初は地元愛知県への奉納を迷った事を悔やんでいて、日本は大好きだしという事で、代替として挙手をしました。でも、青森県や鳥取県に生まれ育った方が奉納の適任者という、美保子さんのご意思を知りお任せする事にしました。でも、そうして挙手をしただけなのに、その後、私の内で変化があり、驚いている毎日です。自分が生まれ育った地に奉納する事は、自分の人生を丸ごと受け入れ、今までの事を赦し、昇華されていくプロセスを早めてくれるのでしょうね。そうしてこのプロジェクトに賛同される方が、ご自分の生きる場所に奉納する適任者なのですね。何だかこの気づきにより、身辺が軽やかに感じられるようになっています。今まで私が自分のために、と行動して、いろいろな方々との出会いで教わった事がら、またカウンセラーやスピリチュアル系の情報、ワークショップの講師の方々の話など・・・がバラバラな記憶として残り、意味が見いだせず苦しんでいましたが、それらが私の中で一つにまとまり、地に足が着いた感覚がありました。挙手をしただけなのに?と驚きました。私は目覚めが遅すぎましたが、遅いなりに私が出来る事をします。引き続き、私も地元の方がたの挙手を祈りますね。今週末には、こちらも花見シーズンです。楽しみにしています(. ❛ ᴗ ❛.)時節柄、ご自愛ください。」なんだか素敵なメッセージでしょう!?思わずシェアさせていただきたくなって、急遽、ご本人の許可を得たところでした。しばらくお待ちしてみて、どうしても地元からの挙手がない場合は、他県からのオープン挙手にさせていただこうと思っています。(でもペーパードライバーさんは指名しないのでご安心を!)私情にて大変申し訳ございませんが、4月は娘からまた招集礼状が来てマイアミに行くため、月半ばから3週間ほど発送等ができなくなりますことを、どうぞご了承くださいませ。メールはいつも見ています! これから日本列島、一斉に桜前線が通り抜けることでしょう!いいなあ~!羨ましいなぁ~!どうぞ、私の分までお花見を存分にお楽しみくださいませね。ナマステ~!
2022年03月28日

いま世界は、誰かのシナリオ通りにことを成就させようとする動きで、何だか、やたらキナ臭くなってきましたね。困ったもんだ。少しずつ春らしくなってきたなーなんて思ってた矢先、昨日は目が覚めると、WOW!! 外は一面、白銀の世界だった!今シーズン最初で、きっと最後の雪。外は零下だったけど、何だか嬉しくなって庭に出てみました。積もった一面の雪の上に、最初の足跡をつけるのってワクワクして楽しいですよね!童心に返ったひとときでした! 外は、あたり一面、銀世界だった!外は氷点下!プレマシヴァ様もわた帽子被ってる!YURTも雪化粧!膨らみ始めたりんごの花たちにも! となれば、暖炉に火を入れてヨガをして温まるしかない!全国の「ユニコーンさん」たちのご協力を得て第9弾ユニコーンプロジェクトはほぼ完了に向かっていますが、今回の奉納状況を総括する意味で、トップページにリストにまとめてみましたので、どうぞご覧くださいませ。未納県(青森県と鳥取県)は春先まで希望を持ちつづけようと思っています。どうぞ、よろしくお願いいたします。このプロジェクトのために、独自で気になるポイントに動いてくださったユニコーンさんたちも多々おられましたことに、心から感謝いたします! 本当にどうもありがとうございました。これらのご奉納場所もリストに加えてありますので、どうぞご覧くださいね。 さてさて、今年のツーソンショーで見つけたもののひとつが、これです。 まさに、ユニコーンPoop (ウンチ)!ですよね(笑)!モロッコ産球状カルセドニー玉髄は、紫がかった美しい色合いのころりんとした形状で、そこに磨きなどの処理は一切していません。その表面に「蒸着」処理を施すことで、レインボー色にキラキラと輝いています。この「蒸着」は米国特許による技術で、近年では中国で真似をしているものが出回っているのですが、いかにもお粗末な出来なので、その違いは歴然としています。カルセドニーはアゲート(瑪瑙)の一種なので、硬度7ととても高く、安定しています。名付けて「ユニコーンのウンチ」(Unicorn poop)! なんて凄いネーミングのセンスか!とやけに感心してしまった(笑)。でもまさにそれだよね、って思ってしまいます。当プロジェクトでは去年から「ユニコーン・プロジェクト」を展開してきていることもあり、ご縁を感じます。もうひとつはカンポ・デル・シエロ(空の草原)隕石です。 宇宙由来の本物の隕石(メテオライト)です。テクタイトとかではない。でも隕石は普通巨大で数トンの重さだし、せいぜい博物館入りするくらいしかできないですよね。そんなものに数千万円払える人もまずいないでしょうし。。。というわけで、隕石のうちでも等級的に「加工」してもいいと判断したものを、人工ラボに入れて時間をかけて爆発させるんだそうです。そうやって細かく、小さい破片になったものが、一般ピープルでも入手できるようになったというわけ。宇宙から飛来した本物の隕石であることには変わりありません。まさしく天然のスターバーストの形状! ジュエリーやアクセサリー加工してみても、きっと楽しいはず! これらはいずれも天然石のページにありますので、よかったらご覧くださいませ。もうすぐ桃の節句、3月3日は新月でもあります。こんなクレージーなご時世だからこそ、流れに流されないで、自分がいるところで自分の波動を整えること、そして祈りをのせていくことがとても大切です。ぜひこの新月、短い間でもいいから、ニューアースのグリッドに乗って祈りを届けてくださいね。さて果たして、今年は日本へ桜を見に行けるかな?このままだとかなり難しいかなー。もう2年かー。同じく、毎年必ず訪れているホピランドでのダンス。人類が北米に出現して以来、ずっと絶えたことのない伝統的なダンスが開かれなくなって2年・・・今年の夏は果たしてどうなるだろうか?ホピの預言の伝えるところをしても、世界は本当に危うい時局にさしかかっている感覚を、きっと誰でもが感じているはず。でも、祈りの力で、量子力学の原理で、きっと磁場に影響を与えることができる。しかもみんなでやれば、もっといい!私は未来は何となく明るく感じているんですよね。だから忍耐強く、いつも自分の波動を整えて、浄化していくことです! Mスクはしない。だってそこまで来ている春の希望と喜びにひたるのにすごく邪魔だもの・・・ね。春ですよ~!そろそろ冬眠から、また集団催眠から覚めるときなのでは? 桃の節句、新月の祈り、ぜひグリッド上でお会いいたしましょう~。ナマステ~!
2022年02月25日

1日の新月は旧正月でとってもパワフルでしたね。何と33年ぶりに(!)私ごときの誕生日を覚えていてくれた旧友が、私を探してお祝いメッセージをくれたりして、ひときわ嬉しい一日でした。娘からは、こんなマグカップが!”ベストMOMsだけが、グランマに「昇進」できる!”と書かれている!え~~何と~!孫がやってくる=グランマに格上げ、というわけね!!! こうして、生命は続いていくんだわね。 いつもマイ誕生日前後は、ツーソンジェムショーを歩いているのが慣例になっている感がありますが、今年も人出は少なくて、駐車もし易いし、歩きやすいのは楽ですねー。出店者も例年よりはだいぶ少ない感じ。会場では、Mスクはしてください (required)、ではなくて、するのをお勧めします(recommended)と書いてあって、半々くらいの感じでしたね。私は顔おむつをするのは好まないのでしないけど、これってやはり「羊たちの沈黙」の表明であり、これをしている限り、為政者らがパンダミックをずうっと永続化させるのを許していることになっていると思うんです。そして、ツーソンショーではとっても珍しいマダガスカル産サンセットピンク色のラボラドライト、ドーンと大きい10キロクラスに惹かれてしまって・・・いつもながら・・・困ったもんです・・・ 9.7 Kgのサンセットピンク、圧巻! 12.2Kgのまさにコスモスそのもの!Amazing!!!ですよね~!でも今年はなんとなくゆったり歩けた感じで、パロサントを買ったお店では、バガヴァッド・ギータの一節を読みきかせてくれる店主がいたりして、外界の喧騒から一瞬でゼロポイントに戻していただけて感謝でした。石との出会いもさながら、人々とのいろんな出会いが何よりも面白いです~! ツーソンショー、今日も一日が暮れていく。車を走らせながら・・ そうそう、年末からのアラスカの旅の後、今度は娘の手伝いに招集されてずっと暖かいマイアミに行っていました。家のけっこう大掛かりなリフォーム、床の張替えだの、キッチンカウンターを新しくしたり・・・と、義理の息子君が頑張って取り組んできて、家じゅうずっとテンヤワンヤだったんです。その最終局面で、思いがけず壁のペンキ塗りにまでやらされる羽目になって・・・。というのも、翌日には娘たちがベビーのジェンダー・リビール:「性別発表」パーティにたくさんの友人らを招待していたので、何とかそれに間に合わせる必要があったというわけ。それで皆で頑張って何とか間に合わせて(!)、私がツーソンに戻る日の前日に、そのパーティは開かれたんです。ジェンダー・リビール(Gender Reveal) だなんて、最近になってやるようになったものだと思う。その昔はそんな習慣はなかったですからね。要は、妊娠が分かってから、ベビーの性別をみんなに知らせてお祝いするパーティなんです。娘ら自身も医者に性別を教えないでとお願いしておいて、パーティの主催者を友人のジェームス君に委任し、ジェームス君は口を固くして、ジェンダー・リビールの発表までは絶対に秘密をキープするんですね。ケーキを注文する時も、娘はその性別をケーキ屋さんに告げるところだけは、委任したジェームス君に電話を代わって、ケーキ屋さんはそのジェームス君の指示でケーキを作ったわけ。女の子ならピンク、男の子ならブルーのクリームが入っているの。私のカンでは男の子!だったから、発表パーティの日はブルーの上着を着て、ジェームス君に、ねえ、絶対男の子だよねー?って水を向けるんだけど、ジェームス君、表情ひとつ変えなかった。彼、確かにこの役には適任だったわ。招待されたのはみんな医者のタマゴたちだから、きっと勉強忙しくて誰も来ないんじゃないのー?なんて言ってたら、ほとんどのタマゴたちが現れて、娘も嬉しいビックリだったみたい。家に入るや、みんながBoy or Girl, 男の子か女の子かを当てる、ブルーとピンクのスティッカーを自分の服に貼って、チームに分かれていくんだけど、大半がBoyチームで、女の子チームは少数で、23 人vs 3人という感じ。ジェームス君だけは両方貼っていた!クッキーもフロスティングはピンクとブルー、ゼリーもそう。ハーシーズのチョコレートだって、Hersheyのラベル部分、He r She y と、Heをブルーに、Sheのところをピンクに塗り分けてるといった具合!娘の友人のタマゴちゃんが、”Boy or Girl” と、ブルーとピンクで包装した大きな箱を作ってくれたらしいけど、その箱に風船を入れたのはジェームス君。なぜなら彼だけがブルーの風船か、ピンクの風船かを知っているわけだからね。この大きな箱が裏庭にある大きな木に吊るされました。ジェームス君はみんなにクラッカー(爆竹)を渡してあります。そのクラッカーをひねると、中からブルーまたはピンクのパウダーが爆竹音とともに炸裂するというわけで。。。何色のパウダーを入れるのかも、もちろんジェームス君だけが知っていて手配していたんですね。さて、タマゴちゃんたちの賑やかなおしゃべりのあと、みんなは裏庭へ移動。さあ、いよいよ、ジェンダーがリビールされる瞬間がやってきました! さあ~~!! 娘たちが紐を引っ張ると、箱からはブルーの風船や紙吹雪がいっぱい飛び出し、と同時にみんながひねった爆竹からはブルーのパウダーがパン、パン~!!!と放たれて、宙に舞い散りました~! Yes~! It's a Boy!!It’s a BOY! やっぱり男の子~!いえーい~!とみんなではしゃぎ、踊ったあと、今度はケーキカット。やっぱりジェームスが手配したように中身はブルーのクリームでした~! Yes~! It's a Boy!!タマゴちゃんの一人がボランティアでBBQのグリル係になって、みんなにハンバーガーだのサーモンだのを焼いてご奉仕してくれました。宴はしばし楽しく続いたのでした~。 誰にとっても初めての楽しいジェンダー・リビールでした!今では日本でもジェンダー・リビール、さっそく「輸入」されてるみたいです。日本だとおにぎりバージョンで、おにぎりを割ってシャケだったら女の子、昆布だったら男の子、みたい。おにぎりバージョンだと美味しいし、随分と準備も楽でいいですよね:)あの裏庭でのリビールのとき、息子がそこに来ていたのを強く感じました!そしたらそれが当たり!であるサインのように、一機のセスナ機が低い上空を、まるで手を振るように飛んでいきました。逝った生命、新たにやってくる生命・・・こうやって生命は続いていくんですね・・・・・節分、そして立春の今日、裏庭には水仙が咲き始めていて、寒いなかにも春は確実に近づいていることを知らせくれます。春は何かと希望と期待を膨らませてくれます。とっても待ち遠しいです。ますます狂っていく変な世界だからこそ、ぜひともいつも、ほんの短い時間であっても、大自然に目を向けてMスクを外し、大地と触れ合うことを忘れないで生きましょうね!本来のオリジナルな自分の軸とつながって、ブレないで!そうすれば絶対に導きがあるはず。あ~、春よ来い~! ナマステ~!!
2022年02月04日

2022年、新年明けましておめでとうございます。いや~、年が明けたと思ったら、もうさっそく足早に、容赦なく過ぎていきますねぇ。時は小寒も過ぎて、やっぱりアリゾナも寒いです。皆様にとっては去年はどんな1年だったでしょうか?何とかと試練と忍耐を試された年でしたが、でも個人的には日本(や外国へ)思うように行き来ができないことを除いては、かなり普段通りに過ごさせていただいたと感謝しています。グローバル規模で奇妙に押し進められていく一連の不理解な動きゆえ、世の流れに追従する大多数の人々のなかにも、随分と目覚めることになった人たちも出てきていると感じていて、まさにコロ様さまだと思います。こんなおかしな状況がなかったなら、きっとずっと眠り続けているままだったでしょうからね。先ずは第9弾アンダラ・ユニコーンプロジェクトのご報告です。心ある有志の皆様のおかげで、残るはあと2県だけ(達成率96%)となりました。青森県鳥取県積雪のためもう青森県などへご奉納は事実上無理かと思い、ユニコーンさんのメッセンジャー様に連絡をとって確認していただくと、ユニコーンさんは今回のこの達成率で十分にお喜びのご様子です。よって、もし挙手をいただける方がいらっしゃれば、雪解けまで延期することも猶予をいただけましたことをご報告させていただきます。まずはひと安心です!春先まで希望を捨てずにお待ちしたいと思っています。2021年8月8日から遂行してきた本プロジェクト、皆様のおかげで何とか合格点にて新年を迎えることができましたこと、本当にどうもありがとうございました!!皆様のおかげで日本中にあるたくさんの重要なポイントをカバーすることができました。プロジェクトにご賛同いただいた方々の多くが、現地に行ってみて初めて、奉納後に美しい虹が出たり。。。と目に見える形でもお慶びのサインをいただけたというご報告をいただいております。ご奉納マップを追ってここにアップさせていただきますね。先ずは皆様に心より感謝いたします。私としてもまずはホッと胸を撫で下ろした次第です。年の締めくくりは?と思っていると、例によってこれまで年末年始をいつも一緒に旅をしてきたまた娘から連絡があり、今年は外国に行くのは何かと面倒クサそうだからやめようと思っていると、じゃあ、アラスカへ!ということになってしまいました。そしてそれが何とも予想外のチャレンジ満載の旅となったのでした!!!それはクリスマスあたりにアメリカ北西部にドカ雪、猛吹雪(ブリザード)をもたらした気象状況から始まりました!特にアラスカ航空のハブはシアトルなので、まずフェニックスからシアトル行きがキャンセルになり、航空会社のカウンターは誰もがシアトル以外のありとあらゆる都市を経由してアラスカ入りするための人々の長蛇の列!一人平均30分はかかっていたかな。聞こえてくるのは、ありとあらゆる全米の都市名、なかにはホノルル経由!ならあるけど、とかいう声まで聞こえてくる。アラスカに行くのにホノルル経由かい・・・でもワク接種した人しかハワイには入れないという条件らしいが。いろいろ試したけど、やはり日曜から水曜まで待たないと乗れないということがわかり、結局その日はそのまま帰宅することに。そしたらそんなことではめげない娘が、まだ行ったことがないアリゾナ北部のホワイトポケットに行こう!と言い出して・・・自分が全部運転するから、と。結局、押し切られて翌朝、Page(ペイジ)に向かいました。次第に高度を上げていき、高地、フラッグスタッフあたりはもう雪吹雪で大変でしたが、ペイジに着く頃にはまあまあ耐えられる天気になっていました。娘はなぜかアリゾナ北部が大好きで、この風景が疲れた精神を何よりも癒やしてくれるといいます。魂が先住民なのかもね。そんなわけで急遽、ペイジに2泊して、私も初めて行くことになったホワイトポケットへ!ナバホ族のおじさんががっちりした四駆で、私達をペイジの奥地へ連れていってくれました。一日がかりの長いツアーで、天気がもう少し良かったならもっとあの美しいバーミリオンクリフが燃えるように輝くのにねー、なんて思いながら、ときどき雪がちらつくような天気のなか、トレイルのデコボコ道を進んで行きます。ホワイトポケットは四駆でないとアクセスできない地域にあって、それはそれは魅惑に満ちたマジカルな場所でした!行ってよかった。六角形?の亀の甲羅のように割れた紋様が広がる白い大地。あちこちに水が侵食してポケットを構成しているからホワイトポケットと呼ばれるらしい。この風景、どこかでも見たことあったなと思ったら、北アイルランドの海岸線、ジャイアンツ・コーズウェイでした。あと宮崎県の日南海岸を思わせるものがありましたね。なぜいつも六角形の柱状になるのかは不思議ですね。こんな寒い日でも結構、他にもジープが4,5台やってきて楽しんでいました。ガイドについていくハイキングは思いのほか、楽しかったです。こんな風景があるから、アリゾナって魅惑の地なんですよねー。それからツアーはユタ州に入って、ぐるりと円状に回る一日コースでした。ツアーのあと、娘が行ったことがないというホースシューベンドへ。まあ~~ここもだいぶ変わっていました。誰でも、いつでも勝手に入れたのに、今では入り口に高速道路の料金所みたいなブースができてしまって、車1台10ドルの入場料を払うようになっていました。こんな寒い季節にもたくさんの人達で賑わっていてびっくり。聞こえてくる言葉は中国語とインド各地の方言だけ!まるでいまの世界経済状況を反映しているかのよう。娘は翌日はアンテロープキャニオンへ。ここは誰をもいっぺんに写真家にしてしまうミラクルが起こりますよね。ここも中国人とインド人だけでしたね。 娘もいっぺんで写真家デビューか!アンテロープキャニオン!それからフェニックスに戻って、夜のシアトル便に乗りました。なぜかファーストクラスにアップグレードされいて助かった。でもこの夜はシアトル止まり。シアトル空港はこれまで一度も見たことがないようなドカ雪と戦う大規模の除雪作業が行われていて、大型の除雪車がキャラバンのように列をなしていて、それはまるで戦時体制を思わせるものがありました。急遽、シアトル空港に近いホテルを予約して、翌朝は4時起き。それでも果たしてアンカレジ行きが飛ぶかどうかは不明。この旅のテーマのひとつは、次々に目の前に立ちはだかる予測不能の事態に柔軟に対処することだったかも。結局、だいぶ遅れてアンカレジ行きは出発したのですが、今度はアンカレジでの乗り継ぎが何と10分しかないということに!娘、走りました!こんなに走ったのはケニヤ高地に住んでいた頃以来。スカイトレインでの別のゲートへの移動、もちろん私も走らざるを得なくて、もう走りました!心臓バクバク!で、やっと乗り継ぎに奇跡的に間に合い、フェアバンクス行きに乗れました。それから飛行機の両側の主翼にデアイサー(除氷器)がやってきて氷を溶かしていった。外はまだ真っ暗。やっとのことで離陸すると、窓の外からは下界のブリザードの混乱が嘘のような平安な静けさがあり、雄大な日昇風景を堪能することができました。こんなマジカルな風景もまず、普通の状況では見られないこと。またしても困難をクリアしていくなかでのみ見せていただけたシーンですね。下界には広大な氷原が広がり、また真っ白な山々が美しく連なるなか、あー、ここはやっぱり太陽系にある星なんだと思わせてくれる見事な日の出!やっとフェアバンクスに着くと、今度は預け荷物が出て来ない!あ~~!嫌な予感は当たってしまった。分厚い防寒コートやブーツ、手袋・・・全部そこに入っているというのに!どうやって零下30度を生き延びるというのか!?!? 結局、荷物は5日後、旅を終えてフェニックスに戻った後に配達されたのです(Awwwww~~~!)仕方ないから、とりあえず2時間ほどかけてホテルへ向かいました。ここまでくるとほぼ北極圏です!道の両側には見上げるばかりの2メートルほどの除雪後の雪が積もっていて、大変なブリザードだったことがわかります。ここまでやってきた理由、それはアラスカ沖で何かが起きている(!)ことをなんとなく感じていたため、ここへ祈りを捧げること、そして冬にしか見ることができないオーロラを見ることでした。温泉への道中、6頭ほどのムースに出会いましたよ!オーロラは娘が生まれる前に、カナダのユーコン準州を何日も運転しながらアラスカを目指したときに、何度も見ることがありました。そういう長い運転中に出くわす、というアプローチがベストです! 今ではみんな、携帯に磁気活動を示すアプリを入れていて、それを見ながら予測を立てて外へ出る、というやり方が多いみたい。ブリザードのせいで短くなってしまった滞在中にオーロラを見ることができる可能性はかなり低い。しかも悪天候。もう無理かなーと思われた頃、夜中2時くらいに空がぼんやりと明るく光ってきて、ところどころに光の柱も立って!あ、これはいける!と。でも携帯のカメラで撮れるものには限界があるけど、ま、そのマジカルな自然現象を垣間見せていただけただけでもものすごく有り難いことでした!! ホテルの若い男の子が、コートも着ていない私達を見て哀れに思ったのか、分厚いエスキモーコートとブーツとズボンを貸してくれました。文字通り、命拾いしました!それなら!とハスキー犬が引く犬ぞり体験もしちゃいました。何と、元気すぎる犬たちも御者のお兄ちゃんも若いから、カーブでスピード落とさず、私と娘はドスーンと雪の上に投げ出されました!そうやって倒れても優雅に(!)起き上がり、また前進するのみ。これもなかなかできない体験でしたね。これだけの光、オーロラを見せていただいただけでもう感謝です!!!というわけで、今年の元旦、初日の出はその数時間前のオーロラの出現でした!何しろ、ここまで北極圏に近いと、日の出は11時くらい、そして3~4時間もすると午後2時くらいにはだんだん暗くなっていくんですね。あとは自然の温泉に浸って温まるわけですけど、お湯は十分に熱いから耐えられても、外の気温は何せ摂氏零下20度から30度になるので、あっという間に髪の毛が凍てついていきます。まつ毛も凍っていきます。こんな体験ができるのはここだけかも。以前、アイスランドのブルーラグーンで温泉に浸ったことがある娘は、こっち(アラスカ)のほうがベターだとか。ほんのりと硫黄の匂いもするこの天然泉は、たしかに素晴らしい体験でした。お湯がいいから、この極寒のなかでも耐えられたのだと思います。もちろん、今なお、日本の温泉に浸かりたい!という願望はまだまだ捨てていませんが!摂氏零下30度、凍てつく寒さでもう耳が痛い!!そんなわけで、普通じゃない困難が次々と立ちはだかるなか、何とか無事に先日、元気に帰宅できたところです。まさにいまという時、世界の状況をそのまま反映しているような旅でした。でも自分でコントロールできない状況を優雅に(!)受け入れて対処していくなかで、状況は何とか耐えられるものになっていったと思います。今なお何かと困難が継続していくこの2022年もまた、きっと同じようにして過ごしなさいというメッセージだったように思います。1年の初めに北極圏に祈りとグリッドワークを届けることができたことにはとりわけ感謝です。短い間に天が見せてくれた美しいオーロラにも、またすべてに感謝です!本年もまた、どうぞよろしくお願いいたします。皆様の2022年がたくさんのJOYと、オーロラのような美しいマジカルな光に満ちていますように!
2022年01月06日
なんとも日暮れが早くて、今まさにダークな季節、もう少しでやってくる冬至にピークを迎えるまでもっと暗くなっていきますね。だからこそ、いまだからこそ、言っておきたいことがあります。ずっと横バイだったアンダラ・第9弾ユニコーンプロジェクト、光の御子様たちが他県の分まで挙手してくださったりしたおかげで、長かった60%からなんとか現時点で85%の挙手率となっています。ありがとうございます。なのに霊場四国は真っ黒、4県中、3県は空白のまま。どういうこと?残るは以下7県です。状況は随時トップページに更新しております。 1. 青森県 2. 山形県 3. 鳥取県 4. 山口県 5. 徳島県 6. 愛媛県 7. 高知県皆様はこれをどうお考えになるでしょうか?ある協力者は、前回は喜んで協力してくれた方にも声をかけたそうですが、今回は。。。。と離れていったといいます。そう、いま未曾有のグローバル規模でのプランデミックの姿をした「試し」が施行されているなか、巧妙な洗脳によって道を迷ってしまう人々、ブレてしまう人々、呼んでも応えてくれなくなった人々が増えているんですね。こうして「自己選択」によって人々は二極化、分極化していく、その姿をよく見せてくれているのが今回、最終回のプロジェクトなのだと私はとらえています。 当プロジェクトはその始まりのときから、つねに天の指標、バロメーターとして使われてきたと感じています。私自身は、あくまでもアンダラのケアテイカー、世話役というだけで、今もその立場と気持ちは少しも変わっていません。そのためかどうか、当プロジェクトは十数年間というもの、海外とのやりとりにもかかわらず、一度たりとも郵便紛失事故がありません。3ヶ月かかったことはあっても、それでも必ず届いたのです。これは奇跡に近いと思っています。日本国内だけでも紛失事故はもっとありますからね。当アンダラプロジェクトの目指したものは、暗くなる一方のこの時代、世界の隅々にまで光を灯し続けてくれる人々のところに、光の種子としてのアンダラを届けるということでした。でもこの一連の動き、8月8日からやってきた取り組みを続けてきて思うことは、もう必要なアンダラは世界の必要な人々に届いた、もう終わりの時だということです。今回のプロジェクトが最後の第9弾と自分で感じていたのも、きっとそのせいなのでしょうね。そしてそれを裏付けるようなことも起こりました。このプロジェクトを始めてから十数年間、アンダラを発送してお支払いをいただけない未納のケースは1件だけでした。ま、入金が確認できてから発送すればいいだけの話なので、私のせいなのですが(失笑!)ものが翌日届く日本国内とは違うし、一日でも早くお届けしたい気持ちがあるので、いつも事前に発送していていました。このプロジェクトにつながってくれる方々はと、信じる気持ちが頑強だったので、疑う必要はまったくなかったです。が、ここにきてまたもう一人、踏み倒しがありました。何度かメールで丁寧に促す努力はしてみましたが、相手にも好都合なことに自由意志というものが等しく与えられているので、彼女は未納にとどまるという選択をしたようです。この一件もまた、私にとってはいま、このときという時相を示してくれるバロメーターであり、もう必要な方のところに必要なアンダラは届いたと確信する所以です。もう一つ付け加えさせていただければ、いま世に溢れている「アンダラ」たちの99%が情けないことに、悲しいことに、ニセものの色ガラスだらけだから、ということもあります。よって、当プロジェクトも、このユニコーンプロジェクトの残り7県とその行方を見据えながらですが、アンダラの頒布は終了させていく方向で考えていることをここに明らかにしたいと思います。そして、今この世を包む闇の向こう側を見据えた、別の、光のワークに焦点をあてたプロジェクトが必要だと感じています。(と書いたら、天国の息子が頷いて、彼の好きな音楽がちょうど始まった!)私はサイキック能力ゼロなので、こうやって私にでもわかる方法で、彼はいつもメッセージをくれます。 I miss him so so so much!!! 夢のなかでしか息子に会えないのはとても悲しいことです。暗くて寒くてダークないま、このときに光をもたらすために、息子も向こう側でやたら忙しく働いているようです。だから私は、こっち側でやれることをやっていくつもりです。これから暗くなる年末年始の時期、アンダラペンダントなどを10%オフのセールにあてたいと思います。いま本物のアンダラはごく少なくなっていますので、このチャンスをどうぞご利用ください。 もうすぐ12月4日は新月です。この一番暗いときに、どうぞアンダラ光の種子グリッドにのって瞑想と祈りに是非ともご参加ください。いらっしゃるところから、暗闇の向こうにある世界をビジュアライズして、つながっていただきたいのです。どんどんおかしくなっていく世界、とてもヤバい時だからこそ、意識ある人々の祈りと瞑想が何より大切なのです!瞑想するときだけ、私達はこのMATRIXを離れることができるのですよ!波動を上げましょう!また、トウリーダーの方々にお知らせです。日本の25日クリスマスの日に、創始者KCミラーらを迎えての3回目のリユニオン、ZOOMでのクリスマスの集いがあります。とってもスペシャルなJOYの空間にぜひご参加くださいね。同時通訳は私がいたしますので、どうぞご参加希望のトウリーダーはメールでお知らせください。詳細をお送りします!今日も、いつも、天の御旨が地に行われますように! 寒い季節、温かくして、どうぞご自愛くださいね。ナマステ~~~!!
2021年11月30日
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