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5月に群馬県の高速道路で、飲酒したトラック運転手が(親子)3人を死亡させた事件。車の運転(業務上)での事案では、被害者が1人でも3人でも、(たとえそれが危険運転でも)罪状(あくまで業務上)が同じという理由で服役期間は同じです。 2017年の、あおり運転(危険運転)が原因でトンネル内に停車していた車にトラックが追突し夫婦2人が死亡しましたが、石橋被告は実刑18年。これが殺人事件であれば死刑。つまり、日本の法律学は(考え方が)オカシイ❢❢死刑はともかく36年(=無期)でしょ。
2024年08月29日
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少し前から美味しいスィーツを食べてもブログにアップすることはなくなりました。が、今回はぜひ紹介したいと思いました。この日は最初、「銀座Loft」のカレーイベント(8月25日まで)に。個人的に家でカレーを作り置きしていて、もっと上手く作りたいという思いもあるので。たまたまテレビで、このイベントを紹介していたので足を運びました。テレビでは一番人気の商品がコレでした。売り場では唯一、平積みにしてあってダントツの数量。味はライト感覚だったけど、複雑な旨味があるスパイスカレーでした。イタリアンの名店によるカレーです。欧風的なコクがありました。イカ墨が、良いアクセントになっています。これはまだ、食べていません。やはり気になったので買いました。他にも数十種類の商品があったので、また行きたいと思います。にごり酒。意外にリーズナブルな価格。その後、地下鉄の駅へ向かっていたら「和光(WAKO)」を通り過ぎて……少し考えた挙句に舞い戻り「とりあえず見るだけでも良いか」と。しかし、見たままで終わるわけない❢❢内心、無理だよな……なんて。やっぱ予感的中。まさに宝石箱❢❢デリスショコラ(1026円)チョコレート・ムースが美味しい❢❢その下のナッツ入りの生地も、程よい硬さでナッツの食感を生かしています。ただ、個人的にはナッツの大きさを変えても面白いという感想でした。でも美味しかった。ヴェリーヌカフェ(1026円)コーヒーゼリーは、どこの有名店のを食べても「これが一番美味しい❢❢」と思うのですが、いやぁ~コレこそが一番❢❢(説得力ある?)苦みのあるゼリーと、なめらかで甘みを抑えた2種類のムースの相性は、食べながら何度も頷きました。えてしてスィーツは味をまとめるのが難しい=つまり、それぞれが美味しくても口の中で融合したときに美味しさがバラバラでは相乗効果を得られない。そういう意味でも、WAKOは食後の充実感がありました。
2024年08月23日
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2024年3月6日に放送されたNHK・BS「フロンティア・人はどこにいるのか」から、内容を抜粋して紹介いたします。(後半★~)火星には薄い大気が存在し、地下には氷があり、微生物が存在する可能性はあるといわれている。銀河系は2千億個の星々から成り、太陽のような恒星は200億個あるといわれている。銀河系規模の星団は宇宙に1千~2千億存在するとされる。さらにインフレーション理論によると、宇宙自体が無数あるらしい。科学雑誌『ニュートン』では、高い確率で地球外知的生命体は存在すると明記されてある。ただ、宇宙はあまりに膨大であるために、UFOで地球へ来ることはできないと思う。現に、地球人ぐらいの知能では、電波で存在を発信するぐらいしかできない。1960年に米国の学者らによる《オズマ計画》という、電波による地球外知的生命体探索が行われたが、文明の痕跡とみなされる信号は得られなかった。太陽系の大きさを1ミリとした場合、銀河系は80キロ。人類は1ミリから出ていない。そんな程度の人類が、全宇宙に(我々のような)知的生命体が存在するか否かなど、計り知れようがない。さらに……。現世は三次元だが、四次元や死後の世界も考えられなくはない。~「フロンティア・人はどこにいるのか」(NHK)~※画像はイメージです。★「地球外高度文明は存在するか? 私はきっと存在すると思っています。地球と同じような条件を持った惑星が存在し、高度な文明をもった生命体がいるんじゃないかと……」(国立天文台・水沢VLBI観測所・所長)※オウムアムアについては、NHKスペシャルで放送がありました。2017年10月、ハワイの望遠鏡で地球近くを飛行する物体が捉えられた。「太陽の重力を振り切る高速で飛行していたため、初めて発見された恒星間物体だと確認された。太陽系の外から飛来したその物体の大きさは100mで《オウムアムア》と名付けられた。調べると、奇妙な点が見つかった。★謎1、異常な形状。輝度(きど)が10倍も変化していた。6時間ごとに回転していたからだ。通常とは異なる形状であることが原因として考えられた。物体は細長い形だと推測された。向きによって反射する光の量が変わるからだ。★謎2、原因不明の加速。太陽を通過した後、謎の加速をした。(通常)物体はガスなどを噴出して推進力を得る。しかし、赤外線で観測しても噴出物は何も見当たらなかった。太陽光の圧で、推進力を得ている可能性があった。船の帆のように薄い物体だ。太陽帆と呼ばれ、普通にはできない。つまり人工物だ。宇宙船の一部が剥がれ落ち、太陽系に飛来した可能性がある。異常な物体だと気づいたときには、すでに彼方へと飛び去っていて……追加データは取れなかった。オウムアムアは新たな可能性を開いた。太陽系を訪れる物体には、未知の物もある。すべての天文学者が合意している。2014年1月、火球の爆発をアメリカの軍事衛星がとらえた。太平洋の20キロ上空で元の物体は50㎝ほどの大きさだった。太陽系の重力を振り切る速度だったため、恒星間物体だと分かった。超高速でも消失せずに落下したことから、極めて硬い物体だと考えられた。人工物である可能性があった。(中略)太陽系の天体に含まれるそれぞれの元素の平均的な含有量を「1」とすると、回収された物体(人工物)では、重い元素の含有量が高いことが分かった。このような希少元素の含有パターンは、地球や月・火星にある岩石には見られない。この物体の起源を調べ、天然物なのか人工物なのか? 見極めようとしている。より大きなサンプルを回収できれば単なる岩石か? 宇宙船の一部かが分かるだろう。宇宙人の存在を証明するには、特別な証拠が必要だと言う者もいるが、まず証拠を探さねば何も始まらない。地球外文明の痕跡探しは、初めての試みだ。手つかずの分野だからこそ、新たな発見のチャンスがある。(ハーバード大学理学部教授、ガリレオ・プロジェクト代表)「銀河系の中に数千億の(太陽のような)恒星があって、その周りには多くの惑星がある。ですから、必ずある確率で地球のような惑星が存在し、おそらくそこで高度な文明を持った生命体がいる」(前出の所長)銀河系の直径は10万光年以上。光の速さで10万年以上かかる大きさ。銀河系の中に、どれくらい高度文明が存在する式として《ドレイク方程式》(銀河系に存在する高度文明の算定式)……ドレイク方程式によると、銀河系には2万もの高度知的文明が存在すると結論づけられた。が探索を続けて50年以上、なぜ見つからないのだろう?結論……生命を持つ割合と、知的生命に進化する割合は不確かな部分が多い。地球のように生命を育む環境があったとしても、実際に生命が誕生するとは限らない。さらに、もし生命が誕生したとしても、人間のように進化するかどうかは未知数だ。その不確かさのため数値で表すと、どうしても大きな幅が出てしまう。結果、宇宙人が存在しない=地球外高度文明が存在しない確率は3分の1。「私たちの研究している間には見つからない可能性のほうが高いと思うんですけど、たとえば次の世代の天文学者、あるいは何百年先の天文学者が、とうとう見つけたぞ❢❢ と……そういう日が来るのを夢見ながら、今種まきをしている」(所長)地球外高度文明が、自己複製型探査機を太陽系に送り込んでいる可能性は否定できない。太陽系を通過する母船が、小型探査機を地球に送り込んでいる可能性もある。水は酸素と水素に電気分解し、燃料として使える。もし、自己複製可能な探査機が訪れるとすれば、水という資源のある地球を目指すだろう。(ハーバード大学理学部教授、ガリレオ・プロジェクト代表)地球外知的生命のタイプ。タイプ1:惑星全体の資源を使う文明。私たち地球人もこのタイプになる。石油や石炭のような、惑星に存在する資源からエネルギーを得る。そして、これまで人類が探してきたのは主にこのタイプの文明である。タイプ2:恒星文明。(星全体のエネルギーを使う)恒星が発する光を、まるごとエネルギーに変える文明。タイプ3:銀河文明。(銀河全体のエネルギーを使う)銀河系の星々の光やブラックホールの重力をエネルギーに変換して利用。この高度文明は、ブラックホールを大量に作り出し、量子コンピュータとして利用している可能性がある。その大きさは10のマイナス27乗cm(0,0000000000000000000000000001cm)=水素原子よりもはるかに小さい。ブラックホールをコンピュータとして使う文明……を、どうしたら見つけることができるのだろう? そんな高度な文明は、人類に理解可能だろうか?高度な宇宙人の心理や社会は、まったく見当もつかない。高度文明が人類と何かを共有するのか? 人類を意識しているのかすら分からない。しかし、どれほど高度な文明でも、その痕跡を人類の知識で推測することはできる。限られた知識でも、高度文明の一端を理解できる……それは驚くべきことだ。……果てしなく続く宇宙人探し……でも、研究者たちは人類が次の扉を開く切っ掛けになると考えている。もし宇宙人の信号をキャッチできたときは、非常に大きなインパクトを持ちます。ほぼ間違いなく相手(宇宙人)は、非常に長い寿命をもっていると考えるのが自然です。宇宙に持続可能な文明が、少なくとも一つ地球以外にあるということを発見することになる。それが人類の繁栄につながる(所長)研究の重点が素粒子や恒星・暗黒物質のような無生物であるかぎり、宇宙は意味を持たない。しかし「仲間」を見つけることは、我々の存在に意味を与える。隣人がいれば我々は孤独ではない。宇宙も無意味ではなくなる。地球外文明の発見は、技術的・政治的・宗教的に大きな意味を持つ。(ガリレオ・プロジェクト代表)生命の誕生と知性の獲得が不確かだということは人類にとって朗報だ。人類の未来もまた不確かで、自らの運命を選び取れることを意味するからだ。もし人類が唯一無二の存在だとすれば、宇宙の運命は人類にかかっていることになる。我々は宇宙を、生命に満ちた素晴らしい世界にすることもできる。責任は極めて重大だが、選択肢は人類にあるのだ(オックスフォード大学人類未来研究所・上級研究員、アンダース・サンドバーグ)……以上、番組より。しかし、個人的に不思議なのは《オウムアムア》なる人工物と見られる飛行船が地球の近くを通り過ぎたのなら、そこから電波や信号は確認されなかったのか?それに、複製可能な母船が小型探査機を地球に送り込んでいる可能性もあるとして手掛かりとなりうるエネルギー消費量が文明の技術的痕跡となりうるならば、そこからも電波などは発信されるはず。さらにNASAや国防総省で多数の未確認の飛行物体が確認され、アメリカが国家を上げて研究をしていることは周知の事実である。その飛行物体からは知的生命体&人工物の痕跡はなかったのか?
2024年08月20日
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※リラは40円と書いていましたが、4円の間違い。(24年9月8日訂正)2023年の10月に楽天株を(575円で)3400株買いました。楽天市場は年末年始やクリスマス商戦で潤う。唯一、携帯事業で数千億の赤字を出してるけど、それでも少しずつ(株は)上がっている。買ってから一時期は900円を超えていました。上場したときは4千円だった。そこまで戻すかは分からないけど、経済ニュース(テレ東のWBSとモーニングサテライト)を毎日チェックしているので、ある程度は戻すという確信はありました。ちなみに半導体のエヌビディア(124ドル)は、今でこそ時価総額は世界一ですが、2016年は8ドル。2000年ころは0,1ドル。半導体関連で100倍200倍は他にもあります。ただ、この分野はある程度成熟していて、成長力という意味ではどこまで伸びるか懐疑的。私は、東京オリンピックが決まって大手の建設株(清水)を買いました。高速道路の補修や競技場などの箱物を作るから当然上がる。適当な利益のときに売りました。近々、金とシャープとeスポーツ関連の株を買うつもりです。1、金はもう、これからどれだけ伸びるか分からない……それでもまだ年末にかけて少しは絶対に上がる。金の主な買い主は中国というのも(上がるという)確信につながります。ちなみに2004年は金1Kが150万、2024年は1200万円。「有事の金や安全資産」といわれ、世相のリスク回避の局面で買われやすい金ですが、トランプが再選した場合と落選ではロシア侵攻やイスラエルvsハマスも戦局が変わってくるので難しい。ただ、何かを切っ掛けに暴落する可能性もなきにしもあらず。2、シャープは液晶テレビで失敗して台湾の企業に買収されたけど、一時は2万数千円だった。それが400円まで落ちて今は900円弱。それでも、ネームバリューはあってブランド力も高い。つまり2万円のポテンシャル(可能性)はある。3、eスポーツは次期オリンピックの正式種目になるし、これからさらにメジャー競技になって広告費等の収益もアップ。失敗したな、と思うのは伊勢丹。コロナで業績が落ちていたけど今では外国人のインバウンド効果によって、この1年あまりで3倍。一時期、卵の値段が急騰していたけど最近落ち着きました。それで利益が上がるのは(卵から作っている)マヨネーズのキューピー。……そんなそれぞれの事象&事案は、社会の時事を見ていれば自ずと見えてくるのではないか? と思っています。大事なことは目先の上げ下げで慌てて売ったりせず、中長期的に見ることだと思います。そうはいっても、8月の乱高下は明らかに円の為替変動が激しかったので難しい面もあったけど、やはり落ち着くまで静観すべきだったでしょう。実家の恥をさらすようですが、最大手のD証券(久留米支店)の担当(セールス)に、母親(当時70代後半)がトルコのリラを400万円分買わされました。10%という高金利が売り文句。それは客の利益ではなく、単に(担当自身の)手数料欲しさなのは明らか。(それを知った親族が慌てて止めさせた)リラは暴落し100円→4円で、今の価値は40万。エルドアンが大統領のうちは上がらないので、当分は寝かせておくしかありません。証券会社の担当は2年周期で替わる。その後、どこの支社にいったのかは教えてくれません。つまり顧客の財産をかき回した挙句、2年で「ハイ、さよ~なら~」という世界です。今後、買った株の評価額については、逐一それぞれ報告していきます)
2024年08月15日
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★パッキャオが日本テレビのゲスト出演で「(自分の)ベストファイトは2009年5月のハットン戦(2RKO)」国際マッチメーカーの小泉さんが解説者で、ハットンを攻め込むパッキャオの攻勢に「信じられない❢❢」を連発していました。40年以上小泉さんの解説を聞いていますが、そんなコメントは記憶にありません。★他に類を見ない特異なファイトスタイルでフェザー級の一時代を築いたナジーム・ハメドは、あまり減量の必要がなかったらしい。それでもフェザー級で戦った理由は、「米国である程度の注目を集めるのはフェザー級から」(ハメド)そんなハメドとパッキャオが同時期の選手だったら……もう一人、エドゥイン・バレロ(Sフェザー級&ライト級王者・27戦全KO)とパッキャオ&メイウエザーを絡めた三つ巴戦。これは正面から倒しにいくパッキャオにとって最も危険な相手だったかもしれない。そのボクシングとともに私生活(妻を殺害して自殺)も、まさに狂気じみたスタイルだった。
2024年08月08日
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・フェザー級とS(スーパー)ライト級はマイナー団体の王者に勝ったために、日本では6階級制覇王者と評されますが、問題は誰とやったか?マイナーとはいえ、同クラスでは当時最強の王者(フェザーはバレラ、Sライトはハットン)だったことが重要。弱い王者に勝っても意味がないし、そんな(強い相手を選ぶ)キャリアを積んだからこそ、世界的なスーパー・スターへと成りあがっていったのです。・リッキー・ハットン(英国)は、当時同階級で無敵のコンスタンチン・チュー(34戦31勝25KO2敗1分=名王者のチャベスやジュダーに勝利)を11R終了後に試合放棄でTKO勝利、世界中のボクシングファンを驚かせた。(2005年6月)その後、英国のスーパースターとして同国でのPPV(有料放送)の記録を次々と塗り替えていった。(メイウエザー戦やパッキャオ戦で)パッキャオvsハットンは2009年5月。・パッキャオがWBC・Sウエルター級王座決定戦を争ったアントニオ・マルガリートは、デラホーヤが避けたといわれる選手でした。(デラホーヤは、自身の引退試合の相手にマルガリートではなくパッキャオを選んだ)デラホーヤがWBC・Sウエルター級を獲得した王者はカスティリョホ(元WBAミドル級王者72戦62勝43KO8敗1分1無効試合)だったが、驚くべきはデラホーヤvsカスティリョホの前座でパッキャオがIBF・Sバンタム級王座を獲得していること。(2001年6月23日)・マルガリートはSウエルター&ミドル級王者のセルヒオ・マルチネス(62戦57勝32KO3敗2分)に初黒星をつける(2000年2月)が、マルチネスは当試合では仕事で練習に集中できずスパーリングもできる環境になかったと吐露している。(オリンピックのメダリストや超有望選手でもない限りスポンサーはいないために、仕事に追われる日々でその片手間にボクシングの練習をやるという現実)その後マルチネスは2008年10月、WBC世界Sウエルター級王座獲得。2010年4月、WBCミドル級王座獲得。そんなマルガリートはデビューから12戦9勝3敗と、決して有望選手としてのスタートを切ったわけではなかった。前回のブログで(2010年11月のマルガリート戦で)パッキャオは圧倒的不利だったと書きましたが、掛け率は23対4でパッキャオが有利だったようです。しかし、当時は体格差もあって「パッキャオは危険だ」という前評判だった。実際、マルガリート戦後にパッキャオはインタビューで「今までで一番タフな試合だった。もうこんな試合はやりたくない」と、試合中とは真逆のコメントでした。
2024年08月04日
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6階級制覇とも8階級制覇とも言われるパッキャオですが、どちらが本当なのでしょうか?1995年1月、16歳1ヶ月のときに(17歳と)年齢詐称までしてプロのリングに上がったデビュー戦は、ライトフライ級(~48,988キロ)だった。しかも一つ下の最軽量級(ミニマム級)の体重より軽く、ポケットに重りを忍ばせていた。(ミニマム級でやらなかった理由は定かでない)その報酬は2ドル。97年6月、21戦目で東洋太平洋フライ級タイトル獲得。(デビューから2年半で21戦❢❢)《後楽園ホールでの写真》98年5月、後楽園ホールで日本人相手にノンタイトル戦で1R・KO。YouTubeでこの試合を観たら、フライ級の体で(日本人の)ミドル級選手がパンチを振り回している音と迫力。(これじゃフライ級の選手はたまらんだろう)98年12月、WBCフライ級タイトルを獲得。99年2月、2度目の防衛戦で体重超過によるタイトル剥奪、試合も3R・KO負け。それから3カ月後に3階級上げて、S・バンタム級のインターナショナル王座を獲得。(インターナショナル王座とは世界王座の準王者という格付け)その後、正規のS・バンタム級王者→フェザー級→S・フェザー級→ライト級→S・ライト級→ウエルター級→S・ウエルター級……フライ級から数えたら10階級を股にかけて、8階級の王座を獲得。その体重差は約20キロ。しかし、フェザーとS・ライトはマイナー団体の王座。これが(日本で)6階級制覇といわれるゆえんですが、マイナーとはいえ当時は同クラスで最強の選手だった。(これゆえに海外では8階級制覇王者と評される)フェザー級の獲得は、当時36勝31KO無敗の3団体王者で「悪魔王子」ナジーム・ハメド(英国)を撃破した「メキシコの英雄」マルコ・アントニオ・バレラ《当時49勝39KO5敗1分1NC(ノーコンテスト)で(当時)リングマガジン王者&元WBC王者》を2003年、パッキャオは11R・KOした。(再戦でも判定で返り討ち)このKO勝ちでパッキャオは、東洋の選手として初めてともいえる米国でのメジャー選手になるとともにリング上で号泣。ハメドは左右のスイッチ・ヒッターで、変幻自在のスタイルを駆使し、踊りながら強烈なパンチを放つ。パッキャオがS・ライト級王座の獲得は、2009年5月リッキー・ハットン。(当時45勝32KO1敗で、マイナーのIBO王者。当時、元WBA&IBFのSライト級&元WBAウエルター級王者)ハットンの1敗はメイウエザーで、パッキャオ戦の約18カ月前。メイvsハットンは当時無敗対決で、英国の会場1万6千席は1時間で完売。試合は10R、メイがKO勝ち。ハットンは、パッキャオ戦の次戦に9R・KO負けで引退。《英国のスーパー・スター、ハットンが2R、一発で失神》パッキャオのキャリアで最後のハイライトは2010年11月のマルガリート戦(S・ウエルター級、獲得)の判定勝ち。終盤になると相手は顔面ボコボコで、パッキャオも時おりレフェリーを見ながら「止めないのか?」と目配せするほどの圧倒的大差だった。戦前の予想はマルガリートの圧勝で「今度こそパッキャオは勝てないどころか危険だ❢❢」と、専門家でさえ危惧した試合を見事に覆した。そして、ビッグネームにKO勝ちした最後の試合が2009年11月のミゲール・コット戦。(12R・KO)この試合でも、パッキャオは不利の予想だった。この頃から《生きる伝説》と評されるようになる。ミゲール・コット(47戦41勝33KO6敗)この頃にメイウエザーと戦っていたら……パッキャオは、ハットン戦(2009年5月)の頃からメイに対戦要求をしていたが、実際の試合は15年5月だった。……これが、メイの無敗たるゆえんでしょ。(この試合に限らず)《地球が揺れる日》と銘打たれたメイvsパッキャオ最終的に両者の報酬の合計が600億2008年12月、《ゴールデン・ボーイ》オスカー・デラ・ホーヤは7R終了時、コーナーから戦意喪失でストップされた。デラ・ホーヤは生涯報酬5億ドルのスーパー・スターで、この試合の直前でライト級王者になっていたパッキャオだが、ウエルター級の契約体重で対戦。文字通り体格も違うために、戦前は「ナンセンスだ」という予想だった。パッキャオvsマルケスは4度に渡る死闘。第一戦は1Rにパッキャオが3度のダウンを奪いながら、中盤からマルケスに追い上げられ引き分け。二戦&三戦は僅差の判定でパッキャオ。当然マルケスは納得しておらず、四戦目でパッキャオは失神KO負け。(2012年12月)フィリピンの上院議員でもあるパッキャオは年内にウエルター級王座への挑戦が予定されているが、もう彼にはグローブを吊るしてほしい。本当に危険だ。
2024年08月02日
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