ここらでちょっと途中下車

ここらでちょっと途中下車

2016.06.22
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カテゴリ: 展覧会の鑑賞


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原田直次郎という名前を知らなかったけれど、
靴屋の親父というこの絵は見たことがある。

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年表を見ると、7歳でフランス語を習い、
明治17年、20歳でドイツのミュンヘンに渡り、
美術アカデミーで西洋絵画を本格的に学んだ。
資産家でもあったんだろうけれど、
子どものころから才能を発揮し、
英才教育を施されたのかもしれない。
ドイツでは、森鴎外と出会い親しくなった、
鴎外の「うたかたの記」は、彼をモデルにしているそうだ。

日本に帰ってから、洋画排斥の苦難が待っていたけれど、
森鴎外が彼を援護する論文を発表し続けたそうだ。
そんな状況の中で、「西洋画はますます奨励すべし」と謳い、
騎龍観音(右から2番目)を発表し、弟子を育てていったそうだ。

騎龍観音は、200号以上ありそうな大作で、
間近で見ると、その迫力に圧倒された。

やがて病にかかり、36歳の若さで亡くなってしまうが、
日本の近代洋画は、この人から普及していったんだろうなあ。



施設の家族説明会がある。
昨日プールで泳いだら、太腿のブクブクしびれる感じがほとんどなくなって、
500m泳ぐことができた。
プールで泳げたら、腰痛も楽になっていくだろう。





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最終更新日  2016.06.22 23:50:01
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