山田維史の遊卵画廊

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Tadami Yamada's monochrome cuts -#2


■Yamada's Article(1)卵形の象徴と図像


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■Yamada's Article(4)夢幻能と白山信仰


■Yamada's Article (5) 城と牢獄の論理構造


■Yamada's Article(6)ムンク『叫び』の設計と無意識


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■Yamada's Article (12) 伊勢物語「梓弓」について


■(13)英語訳論文「ムンクの『叫び』の設計と無意識」


■(14)英語訳論文『狐信仰とそのイコノグラフィー』


■(14-2)英語訳論文『狐信仰とそのイコノグラフィー』


■(15)英語訳論文『卵形の象徴と図像について』


■(16)英語訳論文『夢幻能の劇構造と白山信仰との関係考』(1)


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Jan 7, 2008
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 一月七日。朝食は七草粥。
〈せり・なづな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ、これや七種〉とテンポ良く口ずさむ春の七草。昔は野にでかけて摘んだものだが、いまでは小籠に盛られて八百屋やスーパーマーケットで売っている。
「七草粥」と書いたが、元来は「七種(ななぐさ)粥」。奈良時代からつづく正月七日の祝い事である。
 起源をただせば、古代中国の揚子江沿岸から華南にかけて、気候温暖な地方で、一月七日に野草を摘む習慣があったらしい。この風習は失われて久しいが、5,60年前頃までは湖北省や広東省あたりにわずかにその面影が残っていたともいわれる。
 ついでながら西暦500年代の中国で著わされた『荊楚歳時記(けいそさいじき)』によれば、一月七日は「人日」と称していた。
 これは占いを指していて、一日は鶏、二日は狗(いぬ)、三日は羊、四日は猪(豚)、五日は牛、六日は馬、七日には人、八日には穀をそれぞれ占った。その日の気候が清らかに晴て温暖であれば繁殖安泰、しかし、陽が翳り寒さがことのほか厳しければ疾病衰耗とした。「人日」には七種(ななぐさ)を炊き込んだ羹(あつもの;熱い汁)を食し、美しい布や金銀の箔を人の形に切り抜いて屏風に貼り、婦人たちは髪に花などを飾り、首飾りなどもして美しく装った。またこの日ばかりは刑の執行もなかった。


 日本における「七種摘み」は、中国伝来のものながら、初めは上巳(じょうし;陰暦三月初めの巳の日。のちに三月三日)の日に七草を摘み、天皇に献上していたらしい。いつの頃からか一月七日の行事になった。昔の和歌などに「若菜摘む」とあるのは七草摘みのこと。「若菜」は七草の総称である。
 「七種粥」を「薺(なずな)粥」ともいう。一月七日に「薺打ち」ということをした。この日、唐土(もろこし;中国)から鬼車鳥という悪鳥が日本に渡って来て災いをもたらすという伝説があり、「ななぐさなずな唐土の鳥が日本の土地に渡らぬ先に」と歌い囃しながら薺をトントンと刻んで、その音で災いを祓ったのである。「七草打ち」とか「七草囃し」ともいった。
 ・・・古代中国の春を迎え豊饒を祈願する明るいアッケラカンとした起源にくらべると、日本のこの伝承には、ナニヤラ陰険なものを感じる。敵をつくらずには自尊心がたもてない人はいるものだが、災いは他からやってくるというよりも自らの内深く住むのかもしれない。「獅子身中の虫」のたとえがある。



 七草打ちをしている。まな板のうえに打たれた七草がひろがってゆく。ひろがればひろがるだけ打ちたたくのである。





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Last updated  Jan 7, 2008 11:53:39 PM
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Comments

AZURE702 @ Re[1]:山田維史の「蝶」が出てくる作品(07/03) shiwashiwa1978さんへ  拙作をご覧くださ…
shiwashiwa1978@ Re:山田維史の「蝶」が出てくる作品(07/03) 素敵です。 作品集は無いのでしょうか。
AZURE702 @ Re:「比叡おろし」(汚れちっまた悲しみに)(08/21) 三角野郎(絵本「マンマルさん」)さんへ …
三角野郎(絵本「マンマルさん」)@ 「比叡おろし」(汚れちっまた悲しみに) ≪…【ヴィークル】…≫の用語が、[ 実務と…
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