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読み返しては頭に叩き込んでいる書物のなかから、次の一節はここに書き記しておこう。シェイクスピア『尺には尺;Mesur for Mesur』の登場人物アンジェロについての分析である。「彼」というのはアンジェロを指している。が、そう言わなければ、現代の政治家だと思う人もあるかもしれない。誰のことだって? そんなこと言わなくてもお分かりでしょう。
〈彼の「国家研究」には、決定的基礎である自己認識、人間知が欠けている。にもかかわらず彼は、自分と自分の原則について抱いてきたイメージを壊すまいと決心する。そこで、あるがままの人間でなく、あるべき理想的人間を出発点とする支配体系の不可避の結論がテロルとなる。そういう人間の欠陥は「熱い血」ではなく、「ものごとを判断するさいの節度の欠如」にある。〉
S.メルヒンガー著、尾崎賢治・蔵原惟治訳『政治演劇史』P191下段。
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