山田維史の遊卵画廊

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Tadami Yamada's Painting


Tadami Yamada's Painting


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Tadami Yamada's monochrome cuts -#1


Tadami Yamada's monochrome cuts -#2


■Yamada's Article(1)卵形の象徴と図像


■Yamada's Article(2)ユングの風景画


■Yamada's Article(3)画家ムンクの去勢不安


■Yamada's Article(4)夢幻能と白山信仰


■Yamada's Article (5) 城と牢獄の論理構造


■Yamada's Article(6)ムンク『叫び』の設計と無意識


■Yamada's Article (7) 病める貝の真珠


■Yamada's English Article (8) 能の時空間の現代性


■Yamada's Article (9)『さゝめごと』に現われた十識について


■Yamada's Article(10)狐信仰とそのイコノグラフィー


■Yamada's Article (11) 江戸の「松風」私論


■Yamada's Article (12) 伊勢物語「梓弓」について


■(13)英語訳論文「ムンクの『叫び』の設計と無意識」


■(14)英語訳論文『狐信仰とそのイコノグラフィー』


■(14-2)英語訳論文『狐信仰とそのイコノグラフィー』


■(15)英語訳論文『卵形の象徴と図像について』


■(16)英語訳論文『夢幻能の劇構造と白山信仰との関係考』(1)


■(16-2)英語訳論文『夢幻能の劇構造と白山信仰との関係考』(2)


■(17)英語訳論文『モンドリアンの自画像について』


■(18)英語訳論文『霧に対する感性の考察』(1)


■(18-2)英語訳論文『霧に対する感性の考察』(2)


■英語訳エッセー『柔らかい建築 Soft Architecture』


■(19-1)英語訳論文『エドヴァルド・ムンクの去勢不安』(1)


■(19-2)英語訳論文『エドヴァルド・ムンクの去勢不安』(2)


■(20)英語訳論文 『伊勢物語の「梓弓」について』


■(21)英語訳論文『C.G.ユングの風景画をめぐって』


■(22)論文『遠近法の思想と視線の哲学』


☆自画像日記


☆インタヴュー Vol.1


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Mar 1, 2023
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カテゴリ: 読書
​ 先日も書いたが、昔のささいな事をしばしば思い出す。今朝もまた床の中で、新藤兼人監督の監督第一作『愛妻物語』(1951年)のセット美術として、主人公 (宇野重吉)の座った背景にあった書籍を思い出した。ちらりと見えるだけだったが、数冊の第一書房刊の『近代戯曲全集』が積んであった。・・・思い出したのはそのことだけだ。実は1927年から1930年まで刊行されたその『近代戯曲全集』を、私も所持しているのである。それについては後述する。

 新藤兼人監督のお話しを私は直接拝聴したことがある。大学時代、学内で監督の『人間』(1962)を上映した。そのとき新藤監督ご自身が来校され、講演されたのである。60年前のことなのでお話の内容はすっかり忘れてしまった。監督は当時52,3歳でいられたと思うが、広島出身の氏の話し言葉に広島訛がうかがえたのを思い出す。口癖なのであろう、「ヨウ ​スシ​ ニ」と連発される。「要するに」と言っておられるのだが、「する」が、文字で表わせない微妙な訛りになる。ろくでもない学生だった私は、そんなことばかり気になっていたにちがいない。

 『愛妻物語』は新藤兼人脚本・監督の自伝的な物語である。脚本家をめざしながらも、一向に芽が出ず、映画のシナリオとは如何なるものかを、妻に励まされながら貧しさの中で一から勉強する。・・・その書き物机(座卓)のそばに積まれた書籍のなかに、私はめざとく第一書房刊『近代戯曲全集』を見つけ、記憶していたというわけだ。

 さて、本好きの方は良くご存知であろう。大正・昭和初期の日本の出版界にあって、美しい光芒を放っていた第一書房の出版物を。
 第一書房は長谷川巳之吉(1893-1973)が東京麹町に創社した出版社である。同社の詩集や文芸書籍は長谷川巳之吉のきわめて個性的な選択眼を反映しているのみならず、本は美しくなければならないという思いからであろう、当時、他を圧倒する美しい装丁であった。大正14年に刊行された堀口大学譯詩集『月下の一群』は、表紙の全面に精緻な唐草模様をあしらい、背革金箔押し天金という豪華さ。愛書家垂涎の詩集である。長谷川の方針は一貫しており、出版するすべての本が美しく装丁された。
 第一書房は1944年に権利のすべてを大日本雄辮會講談社(現・講談社)に譲渡して廃業した。

 上述の『近代戯曲全集』は1927年(昭和2)6月から1930年まで刊行され、全43巻。いわゆる「円本」だった。紙厚表紙ながら濃褐色の地に金で装飾と題字が印刷され、安価本とは思えない重厚さがある。
 私は、この『近代戯曲全集』を、学生時代、杉並西荻窪の住宅街の路地裏にぽつんと在ったわずか3坪ほどの小さな古本屋でみつけて買った。全巻ではない。20巻ほどしか揃っていなかった。すでに紙の背などが剥落した巻もあったが、段ボール箱に詰めてもらい、あるだけ買ったのだった。
 イプセンの『人形の家』、チェホフの『かもめ』や『桜の園』、オスカー・ワイルド『ウィンダーミヤ夫人の扇』、ピランデルロ『作者を探す六人の登場人物』、ラインハルト・ゲーリングの『海戦』等々を岸田国士譯などにより、私はみなこの全集で読んだ。現在は倉庫に入れてある。・・・全巻は揃わないかもしれないが、現在でも、古書店でみつけることは不可能ではないだろう。



 新藤兼人監督の『愛妻物語』の一コマを思い出しついでの話を書いた。

 ついでながら、1954年(昭和29) 3月1日、マーシャル諸島ビキニ環礁で第五福竜丸がアメリカの水爆実験のいわゆる「死の灰」をかぶり被爆した。新藤兼人監督は1959年にこれを映画化した。『第五福竜丸』である。私は公開時に会津若松市の映画館「若松大映」で観た。かつてこのブログにも書いた。広島県出身の新藤兼人にとって撮らなければならない問題だったのだろう。今日3月1日に新藤監督を思い出したのは、不思議な偶然である。

 またまたついでだ。上述の映画『第五福竜丸』上映時の若松大映のリーフレットに、原水協(原水爆禁止日本協議会)の創設者である安井郁(やすいかおる)教授が一文を寄せていられた。安井教授はビキニ原水爆「死の灰」事件をきっかけに原水爆禁止運動を開始された。数年後に大学に入学した私の国際法の教授が、安井郁教授。もちろん私が映画を観たのは中学2年生のときだったから、大学で私の教授になられるとは想像だにしなかった。
 国際法に関しては、私は個人的に議論が生じた政治思想の発生と地方性(地勢ないし地政)との関連について、そしてその関係性が国際法のなかでどのように解決されているのかを、授業後に安井教授に教わりに行った。



 『悪夢五十一夜』の絵は私の作品だが、装丁者は長谷川郁夫社長である。


 また、現在の株式会社第一書房は長谷川巳之吉氏の第一書房とはまったく何の関係もない。念のため。





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Last updated  Mar 6, 2023 01:05:59 PM
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Comments

AZURE702 @ Re[1]:山田維史の「蝶」が出てくる作品(07/03) shiwashiwa1978さんへ  拙作をご覧くださ…
shiwashiwa1978@ Re:山田維史の「蝶」が出てくる作品(07/03) 素敵です。 作品集は無いのでしょうか。
AZURE702 @ Re:「比叡おろし」(汚れちっまた悲しみに)(08/21) 三角野郎(絵本「マンマルさん」)さんへ …
三角野郎(絵本「マンマルさん」)@ 「比叡おろし」(汚れちっまた悲しみに) ≪…【ヴィークル】…≫の用語が、[ 実務と…
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