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1月末に急遽、紀要論文を1本でっち上げる必要が生じ、そこから馬車馬のように働いて50頁を越す大論文を書いてしまったワタクシ。それが今日、ようやく脱稿し、明日、印刷所に入稿する準備が整った次第。はあ~。大変だったけど、まあ、何とかなって良かった~。 で、今日は家の近くの白山神社に行きましてね。そこで大枚100円をお賽銭箱に投じて、無事、仕事が終わりました~ということをご報告し、ついでに最近出した本が成功しますように、また次の仕事が来ますように、と祈願してきたわけ。 そうしたら。 効果覿面とはまさにこのこと。今日、某超有名出版社の編集者の方から、昨年の3月に出した本と、つい最近出した本、その二冊を二冊とも読んで感銘を受けたという嬉しいメールと共に、お仕事の依頼がありまして。 もちろん、引き受けましたよ! それに、これをきっかけにその出版社とお付き合いが始まるかもしれないしね。 まあ、仕事頑張れば、頑張っただけ、何かいいことがありますね。これからも頑張ろう!
February 29, 2024
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先日、発売が開始された拙著、そこそこ評判が宜しいようで。 ところでこの本、冒頭の「はじめに」のところで、私の地元の本屋さんの話題が出て来る。まあ、このブログにも書いていますが、毎年、年末にその本屋さんで本を買うというのが、私にとって一つの行事なもので。 ま、そういうこともあって、当該の本屋さんでは、拙著をお店の入口に山積みにしてくれているらしい。そんなようなことが、お店の「X」に出ていました。これこれ! ↓ブックポート203に山積み! 嬉しいなあ。本が売れて、このお店の売り上げにも是非、貢献したいところ。 本を出すと、色々な反響があるけれども、こういうのは面白いですね。このお店のことを書いて良かった!アメリカは自己啓発本でできている ベストセラーからひもとく [ 尾崎 俊介 ]
February 28, 2024
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確定申告、面倒臭いよね! まあ、国民としてそんなこと言ってちゃいけないのかもしれないけれども。 それにしても腹が立つのは、副収入のこと。副収入なんて、昔で言ったら「夜なべ仕事」みたいなもんじゃん? 昼間は普通に働いて、夜は夜で夜なべして。少しでも暮らしが楽になるように、庶民は頑張っているわけよ。 その夜なべに、税金かけるって。どゆこと? いや、収入を得た時点で源泉徴収で税金払っているのに、その上さらに上乗せで確定申告の時に税金持ってくって、どゆこと? まったく・・・。 まあ、仕方ない。日本は、戦争しない分、いい国よ。これでどこかの国みたいに、2年も戦争やってます、なんてことになったら、確定申告どころの苦しみじゃないからね。まあ、我慢しますか。
February 28, 2024
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昨日は、国立大の前期二次試験がありまして、私も監督やら採点に駆り出されておったのですが、今日はその代休。 っつーことで、今日は家内と梅見に行くことにしまして、知多半島にある「佐布里」という梅の名所に行ってきました。 で、まずは腹ごしらえということで、我々が向かったのは「トラットリア・ラ・ピアンタ」というお店。我々の贔屓の店でございます。これこれ! ↓ラ・ピアンタ ここのお店の特等席は、何と言っても厨房が見えるカウンター席。というのも、ここのシェフの腕前がスゴイのよ。 地元の人気店なので、シェフ一人で料理をどんどん作って行かなくてはならないのですが、このシェフがまあ、一度に4人前とか5人前のパスタ料理を作るわけ。しかも、まったく焦らないという。本当に悠揚迫らぬという感じで、その実、極めて繊細に、適切に、どんどん作っていく。その様子をカウンター越しに見る面白さ。今日も実に美味しい料理を手際よく作ってくれました。ちなみに、今日初めて見る助手というか、スー・シェフというか、そういう男性を見かけましたが、見ているとこの人も有能で、シェフの邪魔をしないよう、しかし手際よく合いの手を入れるように手伝っている。ちょっとトム・ヒドルストン似のこの人も、いい味を出しておりました。知多にこのお店あり。教授のおすすめ!です。 そしてお腹がいっぱいになった我らは、佐布里梅の里へ。 今日は風が強く、その点ではちょっと寒かったけれど、真っ青な空を背景に、キレイな梅を見ることができて楽しかった。今年は暖冬のせいか、梅の開花が早かったようで、今日の段階で既に大方散ってしまった梅もあったけれど、それでもまだ満開の木も十分残っており、春の気分を味わうことができました。 そして帰りには、近くにある岡田という町に行ったのですが、ここは昔、知多木綿で栄えた町で、その時代の古い町並みがまだ少し残っている。そんな古の栄華の跡を見るのもなかなか面白いもので。 とまあ、そんな感じで一日、遊んでしまった。 ま、このところずっと仕事だったので、今日は一日たっぷり遊んでいい気分転換になりました。これで英気を養って、また明日から頑張ります。
February 26, 2024
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先日、某所のブッコフで、500円ほどでビリー・ジョエルのCD「ナイロン・カーテン」を買い、今、クルマの中で聴いているのですけど、「アレン・タウン」とか「プレッシャー」とか、1980年代のヒット曲が入っていて超懐かしい。これこれ! ↓ナイロン・カーテン [ ビリー・ジョエル ] そう言えば、昔、FMラジオを聴いていたら、夏目雅子がDJやってて、ビリー・ジョエルの「プレッシャー」が好きだとか言って、流していましたなあ。 さて、ビリー・ジョエルですが、ワタクシはもともと大好きなアーティストなんですが、考えてみると、その全作品(全CD)を持っているわけではない。 で、今回『ナイロン・カーテン』を聴きながら、何で自分はビリー・ジョエルの全CDを持っていないのか、疑問に思うようになりまして。 となれば、買うしかない。 っつーことで、今後、ブッコフとかに行くたびに、中古CDでビリーを探そうかなと。もちろんアマゾンで持っていないCDを全部買うのなんか簡単ですけど、それじゃ面白くない。少しずつお手頃に買い集めるのが面白いのでね。 これでまた一つ、ブッコフに行く目標が出来て楽しい!
February 25, 2024
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11カ月ぶりに新著発売! 1年のうちに2冊、本を出したのだから、まあ、そこそこ頑張っている方だよね! 誰もそう言ってくれないから、自分で言うのだけど。 というわけで、本日、2月24日、拙著が発売されます。 とりあえずは自己啓発本についての本なんだけど、それを通じて、アメリカ文化の根源に迫るという内容。異色の文化論でもあるというね。 まあ、自分で言うのも何ですが、面白い本ですよ。是非、買うたって!これこれ! ↓アメリカは自己啓発本でできている ベストセラーからひもとく [ 尾崎 俊介 ] ちなみに。 今、私の手元には、すぐにでも本にできる原稿が3冊分ある。要するに、切れるカードが3枚あるわけ。 だから、今、考えなくちゃならないのは、この3枚のカード、それぞれを、いつ切るかっていうね。 というのは、この3枚のカードが、エースなのか、キングなのか、それとも2とか3などの屑カードなのかは、ある意味、今日発売になった本がどれほど反響を呼ぶかによるわけよ。もし、今回の本がまるで売れなかったら、まるで話題にならなかったら、3枚のカードは全部、屑になる。 屑の原稿を持って出版社回りをするのは辛いのよね・・・。 だからね、今、ワタクシは、今回の本の売れ行きを、固唾を飲んで見守っているわけ。 幸先よく、いい書評とかが出たら、スキップしながら目指す出版社の門を叩く予定。 そうなってくれれば、いいなあ~。 だから、皆さん、この本を買ってね!これこれ! ↓『アメリカは自己啓発本でできている』
February 24, 2024
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ちょっと前に「業スー」こと「業務スーパー」で、「ハリッサ」という香辛料をゲットしたんですけど、これがね、驚くほど旨かったのよ。これこれ! ↓KALDI オリジナル ハリッサ(アリッサ) 110g 業務スーパーのものがなかったので、上に示したのはカルディで売っている奴ですけど、まあ、とにかく、これがハリッサという香辛料ね。名前からして、イランとか、中近東系の香辛料なのではないかと。 で、これが何につけても旨い! たとえば、カレーライスを食べる時、ちょっと福神漬け的に添えても美味しい。それからクラッカーにチーズとかオリーブの実とかと一緒に載せて食べても旨い。香辛料と言っても、やたらに辛いわけではなく、すごくジューシーで風味豊かなのよ。 だから、レリッシュ(添え物)として使うといいと思うのよね。あるいは、チキン・ソテーなんかのソースとして使ってもいいかも。 まあ、とにかく、旨いんだわ。 っつーことで、お近くに業スーがある方は、是非、ピクルスなんかを売っているところにあるハリッサの瓶詰を探してみてくださいな。教授のおすすめ!です。
February 23, 2024
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今日はひさしぶりに「給料日ランチ」と称して、お昼を家内と外食しました。 前は毎月必ず給料日の周辺で、少しぜいたくなランチをしていたのですが、このところ私が忙しいもので、ランチをしないうちに次の給料日になってしまったりして。しかし、忙しい、忙しいで人生を過すのもアレだなあと思い、今日は思い切って外に出てみた次第。 向かったのは名東区にあるイタリア料理の店「waina」。このお店、前は自宅のごく近くにあったのですが、その後少し離れたところに移転してしまい、移転以後は行ってなかったんですわ。これこれ! ↓waina で、久しぶりに行ってみたら、うん、なんだか前よりレベルアップしている感じ。自家製のパンも旨かったし、前菜、自家製パスタ、デザートも良かった。これで2900円ちょいなら、リピートありですな。 十分満足し、お店の人とも旧交を温めて、それで今日の給料日ランチは大成功の裡に終わったのであります。 で、帰り道にちょっとブックオフに立ち寄ったりなんかして。今日は獲物はなかったけど、こういう寄り道も楽しいもので。家内はCDを2枚、ゲットしていましたけどね。 というわけで、今日は論文の推敲と給料日ランチ、そしてブックオフに、夜は柔術の道場と、なかなか盛り沢山な一日となったのでした。
February 23, 2024
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先月末、私が編集している紀要(論文集)の投稿が1本しかない、ということが判明し、しかし半世紀以上続いているこの雑誌を私の代で止めたくないという思いで、私自身が論文を書き始めたんですけど、ようやく今日、何とか書きあげました。3週間で書きあげるって、すごくない? 3週間と言っても、他の仕事もあるから、かかりきったのは2週間弱だと思うけど。 もちろん、書きあげたと言っても、おおよそ書きあげたというだけで、これから推敲しないといけないのですが、とにかく起承転結、形はついたので、後は細部を詰めて註をつければいい。これならあと数日でなんとかなるでしょう。 しかも、50ページの大論文だからね。どうよ、この筆力。 やった~! とにかく、これで何とか、紀要を出すことができるわ~。もう1本の論文は20ページほどだけど、二つ合わせて70ページあれば、なんとか背表紙が作れるからね。 まあ、でっち上げたようなもんだから、内容についてはさほど自信はないけど、この先、これをベースにしてもっと洗練させれば、次の本の1章分になるからね。まあ、苦労しただけのことはありますわな。 とにかく、なんとかなって良かった。今日は少し、枕を高くして眠れそうです。
February 21, 2024
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今日は午前中、家内が外に出る用事があったので、その用事が終わる頃を見計らって某所で待ち合わせて、そこにあるサブウェイでランチを済ませました。 サブウェイって、美味しいよね! ファスト・フードで一番好きかも。 で、待ち合わせをしている時に、少し私の方が先に着いてしまったので、同じフロアにあった本屋さんで市場調査をしていたんだけど、そうしたらこんな新刊本を見つけました。これこれ! ↓ホールアースの革命家 スチュアート・ブランドの数奇な人生 [ ジョン・マルコフ ] 有名な『ホールアース・カタログ』を創刊したスチュアート・ブランドの伝記ですな。実は3年くらい前に私もスチュアート・ブランドについて云々する文章を書いたことがあるので、そこに書いたことの真実性を確認するためにも、この本はゲットかな。 最近、必要な本はすべてアマゾンで買うようになってしまったワタクシですが、たまにリアル本屋さんに行って新刊本コーナーを覗き、自分のレーダーにひっかかっていなかった獲物を探す、そういう作業は必要ですな。もちろん、そんなことは百も承知なんだけど、なかなか忙しくて、リアル本屋に行く暇がない。 だけど、本当は暇があるかないかの話じゃないんだよね! 文筆業をやるなら、行かなくちゃいかんのだよね。だって、そこに文筆業の猟場があるんだから。いま、この海ではどういう魚が泳いでいるのか、見ておかなくてはならない。それはもう、本来的に義務なんだよな。 っつーことで、ちょっと反省したワタクシ。これからは心して、もっと頻繁にリアル本屋さんに出没しなくちゃ。
February 20, 2024
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今日は大学に用があって行ったのですけど、午後は少し時間に余裕があったので、非常勤で来られている先輩同僚のK名誉教授と一緒に、さらに年長の先輩同僚のH名誉教授のお見舞いに行ってきました。H先生は、既に老人ホームに入られているもので。 H先生にお目にかかるのは昨年の9月以来久しぶり。でも今日は少し元気がなかった。聞くと、1月にコロナに罹患し、3週間くらい入院されていて、つい10日ほど前にホームに戻ってこられたとのこと。 私の母がコロナで1週間入院した時にも感じましたが、80代の老人にとって、入院・寝たきり状態がしばらく続くと、各段に体力が落ちるんですよね・・・。今日、H先生が元気がなかったのは、多分、そのせいでしょう。 今日のところはぐったりと横になられている感じで、とても起きて本を読もう、という感じではありませんでしたが、今日、先生のお見舞いに行った一番の理由は、私の新著を先生にお届けに行くためだったので、「もう少し体調が良くなったら読んでくださいね~」と言いおいて、H先生に新著を一部、謹呈してきました。先生も一瞬、嬉しそうな表情をしてくれたので良かった。 私が、コテコテの文学論ではなく、文化研究がらみの文学論の方に進んだのは、H先生からの示唆によるところが大きいのだから、その意味でも今回の本を先生に謹呈する理由は十分にある。だから、H先生にはぜひ元気になって、私の本を読んでもらいたいもの。 あー、H先生がまた元気を取り戻して、いつもの先生の調子で、「いや~、釈迦楽さん~、面白かったですね~。これ書くの、どのくらい時間がかかったんですか~?」と、本の感想を聞かせてもらいたいものでございます。
February 19, 2024
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4月からマンション(と自治会)の理事になってしまったワタクシ。まあ、順番だから仕方がないんですけど、今日はその初会合に行ってきました。 初会合だから新任理事の顔合わせと、役割分担を決めることなどが検討されたんですけど、くじ引きの結果、私は自治会の環境担当になりました。地域の大掃除デーなんかで活躍しなければならないらしい。まあ、自治会の会長に選任されなくてよかった。会長になると、月に2、3回は会合があるらしいですからね。 で、まあ、それはそれでいいんですけど、今日の会合の最後に、新理事として部屋番号と名前を書くことになりまして。 そうしたら、会を仕切っていたマンションの管理会社の方が、「それでは、当該欄に世帯主のお名前をお書きください」と。 その会合に集まっていた理事の大半は、各家の奥様たちだったんですけど、実際に理事として役割を果たすそれらの女性たちのお名前を記すのではなく、その夫の名前を書けと。 そこでさすがの私も、心の中で「うーーん!」と唸りまして。 それはちょっとおかしくないか? だって、理事として活動するのは奥様方の場合が多いのだから、その奥様のお名前を書けばいいじゃないの。なんで「ご主人」の名前にしないといかんの? 管理会社の人に聞くと、自治会の名簿が世帯主の名前になっているからだ、ということでしたが、それにしてもねえ・・・。 昭和が終わり、30年間の平成も終わり、令和の時代になったのに、今でもまだそれぞれの家の顔はご主人、すなわち男であって、女性(奥さん)の方は各家を代表することもできないわけね。 フェミニストの人たちがカチンと来るのは、こういう状況に対してなんだろうな。まあでも、カチンと来るのは分かるよね。そりゃそうだと思いますわ。 こういう些末なことの中にも、潜在的な男女差別ってのはチラリと顔を出すもんですな。
February 18, 2024
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相変わらず朝から論文書き。8割がた終わったのだけど、あと少しがなかなか終わらない。 ところで、こんな具合に一日中論文を書いていると、頭ばかりが疲れてしまって、夜、眠れなくなることが多いので、それに備えて昼食後、散歩がてらに家内と買物に行くことにしています。家の近くのスーパーではなく、ちょっと歩かないといけないスーパーまで行くことで、4000歩くらいの散歩になる。それがいい。 で、もう一ついいのは、コースの途中に公園のようなところがあり、そこに地域猫が居たりすること。 で、今日もいるかな?と思っていたら、公園の近くに一匹、猫ちゃんがいた。で、呼んでみるとちゃんと近づいてきて、それで一緒に公園まで行ってそこのあずまやに腰を下ろすと、その猫ちゃんも近くまでは来る。だけど、触らせてはくれないの。まだ子猫のようで、人に馴れていないのかもしれない。 で、しばらく接触を試みるも、微妙なところで撫でさせてはくれないということが続き、仕方なく、今日のところはあきらめて帰ることに。 でも、ああいう半分野生の猫ちゃんと、半分くらいコミュニケーションを取るというのも面白いものでね。向こうもこっちも、互いに「相手は一体どういうつもりなんだろう?」なんて思ったまま、別れるわけだからね。人間相手じゃない分、一層、面白い。 ま、そんな気晴らしが功を奏したのか、今日は結構、論文が進みました。 まあ、明日頑張れば、最後まで・・・行くかな?
February 17, 2024
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翻訳家でエッセイストの青山南さんからちくま文庫の新刊『本は眺めたり触ったりが楽しい』をご恵投いただきまして、今日、それを一気読みしてしまいました。 このところ毎日、論文を書く日が続いていたので、それに飽きたというのもあるのですが、いただいたこの本をベッドに寝っ転がりながら読み進め、途中、寝ちゃったりしながら最後まで読んじゃった。 で、思うに、こういうフシダラで楽しい本の読み方を、最近してなかったなと。 昔はこういう読み方しかしてなかったんだけど、最近は仕事に追われて、義務的な読書ばっかりだからね。久しぶりに無目的な読書をして、そのことが楽しかったという。 でまた、青山さんのこの本自体、こういう読み方を誘うのよ。途中で寝ちゃったり、そうかと思うとむっくり起きて何事もなかったかのように続きを読んだり。読んでる途中で先にあとがきを読んだり。阿部真理子さんの手になるユニークな挿絵を眺めたり。こういう、弄ぶような読み方こそが、この本の正しい読み方だと思う。 本書の内容は、色々な本を読んだ回想であったり、本の紹介や感想であったり、そこから派生した飛躍した想念であったり。読書論でもあり、本なんて全部読まなくても、パラパラ部分的に読んでもいいし、持っているだけで結構面白いんだ論でもあり。色々な人の、色々な本の読み方の紹介であったり。そこはエッセイの名手の書くものだから、面白くないわけがない。 実はこの本は、随分以前に単行本として出たものの文庫化なのだけれど、当時はこういう読書にまつわるエッセイって、色々ありましたね。でも、今はあまりないような気がする。本に惑溺する人が少なくなったということか。 今、久々にこの種の本を読んで、昔は私も本に惑溺していたなあと。私も引退したら、またそういう時代の読書に戻れるのかしら。そうだとしたら、引退が待ち遠しい。 青山さんのこの本、そんな、読書の楽しさを思い出させてくれる本でした。 これこれ! ↓本は眺めたり触ったりが楽しい (ちくま文庫 あー15-4) [ 青山 南 ]
February 16, 2024
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本日、ついに拙著の見本が出て、出版社の方から送られてきました! いや~、自分の本が出ると言うのは、何度経験しても嬉しい! 完成ほやほやの本を撫でまわして、うっとりしております。 実際に市販されるのは、今月24日からですが、何というか、「這えば立て、立てば歩めの親心」じゃないですけど、この間まで「早く見本が届かないかな~」と思っていたけど、それが手元に届いた今では、「早く市販されないかな~」という気持で一杯。 で、市販されたらされたで、「早く書評が出ないかな~」になるんだよね! まあ、そういうものよ。 ということで、まだ予約しかできませんが、興味のある方は是非!これこれ! ↓アメリカは自己啓発本でできている ベストセラーからひもとく [ 尾崎 俊介 ]
February 15, 2024
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まあ、今時、バレンタインで騒いでいる人はおらんのでしょうが、私は昭和の人間なので、やっぱりちょっと特別な日っていう感じがするね。 で、嬉しいことに、私は今でもこの日にはチョコレートをもらいます。しかも二人の女性から! 相変わらずモテるねえ! ま、姉と家内なんですが。 姉はいつもゴディバの豪華なセットを。家内は手作りの美味しい濃厚なチョコレート・ケーキを。今日も美味しくいただきました。しかも夕食はこれまた手作りのフランス料理の絶品。家内は料理も天才だからね。 はあ~。ありがたいことですなあ。 こういうのを当たり前と思っちゃいけないよね。感謝しないと。この世には苦しい思いをしている人が大勢いるんだからね。 感謝、感謝でございます。
February 14, 2024
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まあ、私もいい歳なわけで、大学でも評議員とか、講座代表とか、その手の雑用をやらされる世代ではあるわけよ。 しかし、そういうのが苦手なワタクシは、そういうのを決める会議になると、妖術を用いて存在感を消し去るわけ。そして誰にも気づかれないまま、今までなんの役職にも就かずに事なきを得ていたと。 で、今日は2年ぶりにそういう委員を決める会議がありまして、私はいつものように妖術を使い、椅子とか机のようなものに擬態し、存在を消していたわけ。 で、今回も見事、なんの役職にも当たらずに済みそうになったのだけれども・・・ ついに、妖術を見破ったE教授に、「あれ? そういえば釈迦楽先生は、今のところ何も当たっていませんよね」と言われてしまった。 嗚呼! バレたか! そうなったら、そうなったで、次善の策を用意していた私。何となく責任がありそうで、実質あまり仕事がない「講座代表」なる役職にサッと手をあげ、見事その立場を手に入れたのでした。評議員とか入試委員、教務委員になるよりはマシだからね。 っつーことで、残念ながら2年の期限つきで講座代表を拝命した次第。 今年は、住んでいるマンションの理事にもなってしまったし、どうもついてないな。でも、まあ、順番だからあきらめて、粛々とやりましょうかね。
February 13, 2024
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今書いている論文の中で、エンカウンター(療法)とかゲシュタルト療法とかについての解説をしなくてはならないんだけど、どう調べても、よく分からないんだよね! たとえばゲシュタルト療法にしても、「今、ここ」にこだわるグループ・セラピー的、というような説明をしている本やら何やらはいくらでもあるんだけど、実際にどういうものなのか、さっぱり分からない。 ゲシュタルト療法についてさらに言うと、これ、フリッツ・パールズっていうおっさんが開発した療法で、実際にパールズがその療法を施している映像とかも残っているんだけど、それを見ても、「これやったからといって、何か、問題が解決されるの?」と、疑問に思わざるをえない。 一般的な解説をすると、10人とか15人くらいでやるセラピーなんだけど、そこにパールズも参加して、パールズの隣の席は空席になっている。で、これが「ホットシート」と呼ばれる座席で、セラピー参加者の中で勇気のある奴が、手を上げてこのホットシートに座るわけ。 で、座った奴にパールズが色々質問する。まず最初の質問は、「今、何を感じている?」とか、そういう感じ。 で、ホットシートに座った人(たとえば女性)が、「緊張してます」とか言う。 それに対して、パールズが「どういう風に?」とか尋ねる。するとその女性が「部屋の隅に隠れたい」とか言う。 するとパールズが「あなたはいつもそういう風に、部屋の隅に隠れたいの?」と尋ねる。女性が「子どもの頃からそうなんです」という。 パールズは追いうちをかけて、「でもあなたはもはや少女じゃない。それとも少女なんですか? あなた、いくつ?」などという。女性が「30歳です。だから少女じゃない」と答える。 パールズはさらに「なぜ部屋の隅に隠れたいの? 私が怖いのか?」と尋ねる。女性が「怖いわけではないが、何を問われるかわからないから」などと答える。 それに対してパールズは「何を聞かれるのを恐れているの?」と問う。それに対して・・・ …とまあ、そんな具合に、延々と意味不明な質疑応答が繰り返されると。 何コレ? こんな問答に何か意味あるの? 悩んでいる人は、このセラピーで、何か解放されたりするの? それは一体なぜ? 全然、分からないわ、ワタクシには。 で、意味が分からないから、私として解説ができないわけよ。私自身が、何コレ?と思っているんだから。 ゲシュタルトもそうだけど、エンカウンターもよく分からない。もう、分からないことだらけだ。 というわけで、この先、どうやってこの論文を完成させればいいのか、どうごまかせばいいのか、さっぱり分からない私なのであります。誰か、説明して!
February 12, 2024
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小澤征爾さんが亡くなりましたねえ・・・。 ところで、私は幼少の頃から「指揮者って、意味あるの?」という疑問が払拭できず。というのは、幼稚園の頃、学芸会だったかで私が指揮をすることになって、その時の思い出が強烈で。 私はなぜかその幼稚園のスターだったし、幼稚園で四拍子のタクトの振り方を一瞬で覚えたのは私だけだったので、全校を代表して指揮者の役割を担ったのも誰もが納得だったのよ。 で、大勢の父母を前に、幼稚園児たちの合唱の指揮を振ったのだけど、1番を歌い終わった段階で、もうこれで用は済んだと思い込んだ私は、父母に一礼してそのまま袖に下がったわけ。でも実は2番の合唱がまだ続いていて、幼稚園の仲間たちは戸惑った表情を浮かべ、父母たちは大爆笑っていう。 指揮者なんていなくてもいいんじゃん! というのは、この時の経験から私が学んだことだったのでした。あと、指揮者ってのは、コミカルな役回りだ、ということも。 大体、私が小さい頃、日本で一番有名な指揮者は山本直純だからね。面白い恰好をして、コミカルに指揮を振り、最後はジャンプする。要するに指揮者というのはピエロなんだ、というのが私の当時の認識であったとしても、それは私だけのせいではないと思う。(とはいえ、山本直純って、小澤征爾の先生なのね。あの人、実はちゃんとした人だったんだ・・・) その後、中学に入って、クラス対抗の合唱コンクールというのがあって。我々のクラスの指揮をしたのは、当時オーケストラ部の主将だった「オシ君」こと押川君。 ところが、勝ち気に逸った我がクラスは、オシ君の指揮なんてなんのその、どんどんテンポが速くなり、仕方なくオシ君の指揮もそれに合わせて速くなってしまった。我々が指揮者に合わせるのではなく、指揮者が我々に合わせたわけよ。で、最後は伴奏のピアノが追いつかないくらい速くなってしまって、結果、惨敗。オシ君には気の毒だったけど、この時も「指揮者って、意味ある?」という私の子供の頃からの疑問がさらに強まった次第。 そう言えば、オシ君はその後、心臓病で早くに亡くなってしまったなあ。心臓まで早鐘を打たなくてもよかったのに。いい奴だった。RIP。 で、そんな思い出話をしていたら、音楽をやる家内から、「『指揮者なんて要らない』とか、そういう馬鹿なことを言う奴は一杯いる」と言われました。 それはさておき、私が少しだけ指揮者って面白いのかも、と思うようになったのは、岩城宏之さんが書かれた本を読んだため。これこれ! ↓【中古】 フィルハーモニーの風景 岩波新書/岩城宏之【著】 これ、岩波書店の『図書』に連載していたのをまとめたものですが、私は連載中から愛読していて、非常に面白かった。ウィーン・フィルの意地悪なこととか、カラヤンとの確執だとか。そういうオーケストラの裏側が見れて。 そうそう、ウィーン・フィルって、外様の指揮者に意地悪をする時、指揮者ではなく第1ヴァイオリンのテンポに合わせて演奏し、指揮者に恥をかかせるんだよね。すごいオーケストラですこと。でも、このことからしても「指揮者なんて、要らない」というのは、まんざらアホな言い分ではないわけよ。 それはともかく、私の指揮者なるものに対する認識なんて、その程度。だから、小澤征爾さんの何たるかなんて、私にはとても云々する資格がない。 ただ、一つ、小澤征爾さんは、恩師である斎藤秀雄さんのことをいつまでも慕って、「サイトウ・キネン・フェスティヴァル」とか言うのをずっとやっていたでしょ。ある意味、斎藤秀雄より小澤さん自身の方がよほど世界的に通用するビッグネームになったのに、それでも若い頃に恩師から受けた恩を忘れないというところ。ああいう小澤さんの考え方が、私にはね、しっくりくるところがある。私も恩を受けたら忘れないという、ヴィト・コルレオーネ譲りのマフィア体質なものでね。 ということで、まったく資格がないんだけれども、日本を代表する大指揮者、小澤征爾さんのご冥福をお祈りしたいと思います。合掌。
February 11, 2024
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今日も今日とて論文書き。家内もまだ具合悪いし、他にやることもないので、家事全般と論文書き、この二つでこの週末はずっと進みそうです。 で、論文書いていて思うのだけど、論文にしても著書にしても、書いている途中って、何も意味がないんだよね。未完成の論文というのは、論文ではないし、論文でなければ論文じゃないんだから、意味がない。 だから、論文を書いているというのは、意味のないことをしているわけね。 ここだよ! 論文を書くのが辛いのは。意味のないことをするのに、これほど苦労するなんて引き合わないわけよ。 ただ、論文が書き上がると、その瞬間に意味が発生する。それは論文なんだから、世の中に一つのアイディアを提示したわけでね。だから書き上がればいいんだけど、書き上がるかどうかなんて分からない。書いている本人が分からないんだから、誰にも分かるはずがない。 これが農業とかだとどうなんだろうね。農作物も論文と同じで、売れるほどに成長しない限り、意味がないっちゃ、ないのか・・・。 だけど、農業の場合、途中経過に意味はないのかな? あるような気がする。青田は、普通なら必ず実りになるから、もう半分くらい完成したようなもんだ。だから、青々とした稲を見れば、農業をやる人はそこに実りの秋を幻視して嬉しくなるだろう。 建築だって、建物を建てている途中からすでに、完成品が見えているからね。そりゃ、大工さんだって建てている途中からして楽しいでしょう。 でも、論文はそうじゃないからね。完成する前の論文なんて、ちっとも美しくない。それを見ても、ちっとも嬉しくない。モノになるかどうか、分からないんだから。 そこなんだよな。 だけど、そこを我慢して書く。ちっとも美しくないものの存在に耐えながら、それでも我慢して書く。 まあ、そういう辛い作業をしていますよ、っちゅーことで。
February 10, 2024
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いつもなら風邪くらい一日寝れば治ると豪語し、己の免疫機能の高さを自慢する我が家内殿ですが、珍しく今回は長引いて、今日もずっと寝たまま。 っつーことで、今日も食事は私の担当で、昼間は名古屋名物「味噌煮込みうどん」を作りました。普通は鶏肉を入れることが多い味噌煮込みうどんですが、たまたま家にホタテ貝柱が沢山あったので、それを入れて。結構美味しくできた。 で、夜は食欲がなくてもちょっとくらいは箸が伸びそうな総菜をコンビニで仕入れ、後は玉子お粥にする予定。自分は水曜日に作ったシチューの残りをパンで食べようかなと。 で、家内が寝ている間、私は論文書き。あ、それと、ちょっと家を抜けて髪の毛を切りに行ったりも。 論文の方はまるでカタツムリのような、のろのろとしたスピードですが、少しずつ分量が増えつつあるところ。明日からの三連休でどこまで伸ばせるか。2月末までに書きあがらないと、科の紀要が出せなくなるので、責任は重大。まあ、頑張ります。
February 9, 2024
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珍しく家内が風邪をひいて倒れております。食事の味はするというので、コロナではないし、39度を超すような熱もないので、インフルでもなさそう。でも、風邪は風邪で苦しいからね。 っつーわけで、昨日から私が食事面でフル活躍中。 昨夜は豚の塊肉を使ってシチューを作りました。久々の新作でしたが、結構美味しくできました。家内もそこそこ沢山食べられて、これで一気に治るかなと思われたのですが・・・ 今日は昨日より調子が悪いということで、今日の夜は家内殿はお粥かな・・・。 それならばそれで美味しく食べてもらいたい。ということで、今日は先程買い物に行って、お粥に合いそうな漬物とか梅干しを各種ゲット。また、ショウガとネギを使ったお汁ものを作って、身体を芯から温めてもらおうかなと。 とまあ、久しぶりの厨房で私自身は結構楽しんでおるのですが、しかし、家内には早く治って元気になってもらいたいもの。明日は起きられるようになるかな?
February 8, 2024
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今日は愛知県津島市で秘密の仕事をしてまいりました。 津島ってのは、愛知県の西の端っこの方にある市で、津島神社なんかでも有名。こっちの方は、木曾三川が近いので、川魚料理が有名だったりして、名古屋の東側に住んでいる私としては、ちょっと珍しい物産がある地域でありまして。 で、前にこちらの方に「長珍」という日本酒があって、それは美味しいのだと聞いていたので、この際、探してみようかなと。 で、長珍酒造はすぐに見つかったのですが、古い酒造会社で、なんだかその場でお酒を売ってくれそうもないようなたたずまい。それに狭い路地にあるので、クルマを停めておく場所もない。 ま、仕方ないかと帰りかけたのですが、そうしたらそのすぐ近くに地元の酒屋さんがあるじゃないの。酒造会社の真ん前にある酒屋さんなんだから、さすがに長珍は売っているだろう・・・ …と思ったら、やっぱり売ってました。やった~、これが噂の長珍か!これこれ! ↓長珍 なかなか良さげではないの! でまた、その酒屋さんのレジのところに赤だし味噌も売っていて、聞けば「枡塚」という豊田市のメーカーのものだそうで、例の有名なとんかつ屋さん「やばとん」でも使っているとのこと。これこれ! ↓枡塚味噌 こういう、渋いメーカーの味噌こそ、試してみたくなるじゃないの。 っつーことで、仕事で津島に行ったんですけど、結構、買い物しちゃった。でも、そういうのが出張の楽しみなのよね~。
February 7, 2024
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先週末、実家に戻っていたのですが、その時に会った小学校時代からの親友H田君から、別れ際にたまごをもらいまして。 そう、たまご。玉子。卵。それもたくさん。 これ、どうしたの?と聞いたら、北里大学の近くに「たまご街道」というのができて、評判なのだとか。それで彼もそこへ行って、嫁いだ二人の娘さんや、私にお土産に持たせるために買ってきたのだと。これこれ! ↓たまご街道 ということで、たまごをしこたまもらって名古屋に戻ったワタクシ。 それで、昨日の夜からいただいたたまごを使って、卵焼きなどを作って食べているのですが、やはりそんじょそこらのスーパーなどで売っている普通の卵とは異なり、白身も黄身もしっかりしていて、簡単には箸で割れないほどのものだそうで。家内が感激しておりました。 それにしても、卵をお土産に持たせるというH田君の発想が嬉しいなと。 近頃は卵の値段が高騰しているという話はよく聞きます。だけど、高いものをくれたから嬉しいという感じでもないんだなあ。 高いとはいえ、卵は卵じゃん。のしをつけて贈るようなものじゃない。でも、普通の卵じゃなくて、ちょっとおいしい卵なんだ、となると、それを親しい人、遠くから来た人にお土産に持たせるというのは、なんだか親しい親戚同士のやり取りのような気がして、嬉しいわけ。 しかも、卵って、丸くて、でも真球ではない面白い形していて、割れ易いところもあり、案外丈夫なところもあり、そのまま食べても調理しても美味しいし、おかずにもお菓子にもなる。そして栄養豊富。そういう諸々が、なんだかユーモラスでしょ。 それをいっぱい持たされて帰るというのが、嬉しい。嬉しいっていうか、心が温かくなる。 H田君ってのは、そういうことをするヤツなんだよなあ。 私にはいい友達がいっぱいいますわ。それが私の自慢でね。
February 6, 2024
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なんか最近、某原作者が、某脚本家(及びテレビ局?)によって原作を改変され、トラブルの末に・・・という話が話題に上っておりますが。 で、こういう話には首を突っ込まない主義なのですが、しかし「原作」とその二次使用という点では、ある意味、文学上の問題なのよ、これは。だからね、原作者がどういう思いでいて、それに対して脚本家がどういう行動を取り、両者の間にトラブルが生じた時に誰がどういう対応をしたか、というのは、文学上の問題として、私にも興味がある。 で、その辺どうなっているのかなと思って、自分で両者のトラブルの跡をたどろうと思うのだけど、これが上手くいかない。 というのは、論争の舞台が「X」で、トラブルが生じると、すぐに関係者が内容を消しちゃったり、読めなくしたりするから。 そうなると、後は「それを読んだことがある人」の発言を元に推測するしかないんだけど、そういう二次的な情報は、どちらかのサイドに肩入れしたものであることが多いので、第三者が自分なりに客観的に判断しようと思っても、それができない状況になっている。 昔だったら、こういう論争は雑誌などの誌面を通じて行われたので、足跡がはっきり残るから、第三者が確認しやすいのだけど、今は全然ダメだね・・・。 でも、そうなると、ちゃんとした研究もしにくいってことだよね。つい最近の話でも、みんな、痕跡が消されちゃうから。検証しにくい、しにくい。 だから、当該の問題にしても、何が実際に起ったことなのか、全然わからないっていうね。 これはさあ、あまり良くない状況だと思うな。このまま、互いに悪口言い合って、そうした論争に人が飽きたらそこから先は放置して、当時者も嵐が過ぎるのを待つ、というのでは、根本的な解決にならんじゃん。 妙な世の中になったものですな。
February 5, 2024
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今日は毎年恒例、二月の第1日曜日ということで、小学校時代の恩師のお墓参りの日。今日は同級生3人が集まりました。 で、早速お墓参りをしたのですが、例年ですと、1月30日の命日が近いため、恩師のお墓には既にお花が手向けられているのですが、今年はお花が一つもなかった。恩師のご子息が二人とも亡くなってしまわれたためか、もう親族の方でお墓参りをする人が居なくなってしまったのでしょうか。でも、先生のお墓は我々が守りますのでご安心くださいってなもんで。 とにかく、今年も3人でお墓参りが出来て良かった。 で、その後、ちょっと遅めの昼食会となったのですが、今日来たT山君のところは、お子さんの中学受験が成功したとのことで、ようやくお受験がらみのことが片付いたとのこと。一方、H田君は、持病の心臓病が少し良くなって、また元気に働いているとのこと。朝5時に会社に出勤、それも週5日ということで、なかなかハードな職場ですが、働けているのだから、まあ良いとしましょう。 で、3人で飯を食いながら、長い四方山話をしていたのですが、みんな還暦まで生きていると、色々なことがあるものだなあと。まあ、話の性質上、ここでは書けないことばかりですが。 それでも、小学生時代からの付き合いですから、遠慮もなし。近況を報告し合って、楽しい時間を過ごすことができました。 さて、これで今回の帰省の用事は全部終了。今日はこと後、実家で夕食を食べさせてもらってから名古屋に戻ります。明日は普通に授業があるのでね。 っつーことで、明日からはまた名古屋からのお気楽日記、お楽しみに~!
February 4, 2024
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明日は恩師の墓参りなので、実家に戻っているのですが、今日は老人ホームに入っている母を見舞いに行ってきました。 お昼過ぎに行ったのですが、部屋で少し話をしていたら、施設の人に「節分のイベントがあるので、食堂まで来て」と言われ、母と行ってみると、施設の人が赤鬼・青鬼に扮し、ビニール製の棍棒を振り回して大暴れ中。ホームに入所しているお年寄りたちが、ビニール製のカラーボールを鬼にぶつけて鬼退治をしておりました。 鬼さんたちは母にも気を使って、母にちょっかいを出しに来てくれるのですが、とりあえず母は無関心。奮闘している鬼さんたちに申し訳ない。まあ、母のキャラからして、こういうのは嫌いなのよ。 で、早々に部屋に引き上げてきたのですが、ベッドに腰を下ろして話をしているうちに、母は横になって寝てしまいました。 ということで、そのまま寝かせておいてあげて、私たちは引き上げることに。目覚めた母は、私らが来たことを覚えているんでしょうかね。多分、忘れちゃうんだろうな。まあ、それでも穏やかに日々を過ごしていてくれれば、いいですけれども。 で、その後、私と姉はちょっと電車に乗って多摩センターというところに行き、かつてのそごうデパートにしてかつての三越、今は得体の知れないショッピングモールみたいになったところに行って、デパ地下で恵方巻をゲット。家に帰って東北東に向いてがっつり頬張りました。 ま、そんな一日。 昼間は暖かかったのですが、夕方五時ころ、家に帰りつく頃には冷たい風が吹いておりました。天気予報によると明後日は関東地方で雪なのだとか。私は明日、墓参りをしてから名古屋に戻るので、辛うじて雪に見舞われることは避けられそうですが、節分を越えたのだから、そろそろ暖かくなってもらいたいものでございます。
February 3, 2024
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毎年、年度末に科の紀要(大学の先生方の論文集)を私が編集して出すんですけど、その締め切りを過ぎたところで、なんと私の手元に届いた原稿がわずかに1本、それも既に大学を辞められた「元教授」からの1本だけで、現役の先生方からは一本の投稿もなかったというね。 この紀要、小なりと言えども今年で57号だからね。少なくとも57年以上は存続してきた雑誌なわけよ。私が編集長を務めるようになってから20年弱が経つけれども、これまで現役の先生からの投稿が1本もない、なんてことは一度もなかった。 やばいね、これ。どうすんの。 まあ、私が書けばいいのか。 はいはい、書きますよ。書けばいいんでしょ。 だけど、それでも2本だからね。せめて論文が3本くらいないと厚みがでないので、背表紙が作れないよ~。ぴえん。(←古い?) どうしようかね。 で、さっき家内に相談したんだけど、家内曰く、昔の写真とか載せれば?だって。 昭和時代の英語科の写真。もう定年で辞められたり、物故された先生方の懐かしいお写真を載せる。あるいは、大学がまだ作られたばかりの頃の古い写真を載せる。 いくらなんでも、そんなねえ・・・。 ・・・いや、あるか? 面白いか? いざとなったら、それも一つの手かもね。 しかし、情けないねえ。同僚の皆さんは、勉強してないのかねえ?
February 2, 2024
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唐突な買い物ですが、ハーブ・アルパートのベスト・アルバムを買っちゃった。これこれ! ↓ハーブ・アルパート Herb Alpert / Definitive Hits 輸入盤 [CD]【新品】 昭和の人間なら誰もが知るトランぺッター。「オールナイト・ニッポン」のテーマソングを演奏していることでも有名ですな。 で、このアルバムを聴いて驚いたのだけど、「オールナイト・ニッポン」のテーマのみならず、ああいう企業のジングルみたいな奴がすごく多いのよ。へえ、ハーブ・アルパートって、こんなに日本のテレビ・ラジオに貢献していたんだ、と。 そして、「ライズ」とか「ルート101」みたいな、日本のテレビコマーシャルで使われた名曲も数知れず。 とにかく、ちょっと商業的過ぎるところもあるかも知れないけれども、昭和の人間からすると、懐かしさが込み上げて来る。懐かしいわ~。 ということで、ひさしぶりに「あの」トランペットを聞きたいという向きには、大いにおすすめしておきたいと思います。いいよ!
February 1, 2024
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