2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
全30件 (30件中 1-30件目)
1
存在する。どこに・・・?私の脳内にだ。その金貨はひどく薄汚れていて、刻まれている図柄を見ることは出来ない。私は毎日、その金貨を磨き、その図柄を見るが・・・一晩明けると、また汚れている。だから、磨かない限り・・・どちらの面が私が見たい面なのかは分らない。ただ・・・当然、私は刻まれている図柄を知っている。一方には鎌を持ったジョーカーが刻まれており・・・もう一方には笑みを浮かべたクイーンの図柄が刻まれている。そう、ジョーカーは破滅を司り、クイーンは逆転を司る。何の話かと問われれば・・・最近の私のギャンブルに対するイメージだ。私は毎日、自宅を出るときに、このコインを投げさせられる。そして、どちらかの面が表にくるのだが・・・投げた時点では汚れていて、どちらが表になっているかはわからない。私はホールに着くと、このコインを磨き始める。つまり、一番勝てそうな台を探す。そして、投資を繰り返すことで・・・このコインがどちらの面かが分る。このコインは・・・パチンコナナシーのコインのように・・・はたまた開店ドアのように・・・頂点と底の1点で縦置きで固定されている。しかし・・・何かの力が働いており・・・貼りついたように面が固定されている。それがクイーンであっても、ジョーカーであってもだ。もちろん、ちょっとやそっとの負荷では入れ替わることはない。そして、面が分ると・・・否応なしに、私はコインの縁へと負荷をかけることになる。そう例えクイーンが表になっていても・・・私がレバーを1度叩くたびに・・・微弱の力がコインの左右どちらか一方の縁を押す。コインを反転させるために・・・そこに私の望み、希望が介在する余地はない。いや・・・私流の言い方で言えば・・・念じることで少しだけ・・・そう、ほんの少しだけ負荷に強弱を与えることができる。仮に・・・磨いた時点で、クイーンがその笑顔を与えてくれている間は・・・私はスロットのメダルを増やすことができる。しかし、望ましい状態であっても・・・私は反転のための負荷を加えつづける。ここに私の意志は関与することが出来ない。クイーンは気付いたときには無言で、その笑顔を横に向ける。そう、コインの側面、つまり厚みが私のほうを向く時だ・・・クイーンは女性特有のきまぐれで、黙ってそっぽを向く。私はそれを察しなければならない。さもないと・・・やってきたジョーカーに私は身包みを剥がされる。これが逆転負けが起きる時・・・逆に・・・コインを磨いた時・・・ジョーカーが現れると・・・私は投資を続けることになる。コインの縁に強い負荷をかけ・・・反転させようと躍起になる。ジョーカーはすんでのところで人を諦めさせることが大好きだ。そう、そこでやめなければ・・・という人の後悔を喜びとしている。だからジョーカーは囁く。無駄だよ、俺を反転させることは。無一文になるぞ、いいのか?とその囁きに耳を貸してはいけない。ジョーカーは人と違って苦しい時、本当にコインの側面がこちらを向いている時・・・最も平気そうな態度を取る。そして、私を諦めさせようと、余裕を見せる。騙されてはいけない・・・・分ってはいても・・・私の失うかもしれないという恐怖につけこむ。まだまだ出ないよ。高設定でも負けることがある。お前はツイていない。お前が散々突っ込んだ後に、くる誰かが馬鹿だしするよ。時間とお金の浪費だよ。そう、ジョーカーは反転しようとする時・・・あと一押しというときに・・・一番人の弱いところを突く台詞を言う。反転の一押しをさせまいと、ありとあらゆるネガティブな発言で、諦めさせようとする。そこさえ乗り切れば・・・・クイーンが微笑んでくれるというのに・・・私は何度、その虚言に騙されたことだろうか。ジョーカーはほくそえんだはずだ。馬鹿めと。だから・・・私は朝一からコインがジョーカーを向いていた時は・・・確信をもった台である限り、おりないことにしている。すべてをえいやと投げ出して、負荷を加えつづければ、コインは必ず反転する。このおかげで逆転勝ちには恵まれてきた方だったが・・・クイーンの気持ちを察することが出来ずに、逆転負けを喫することも多かった。クイーンとジョーカーが入れ替わる瞬間は、分りづらい。ここを注意すれば・・・常勝も近づいてくるのではないだろうか。そんな私の本日のコインはクイーンから始まった。あとは・・・クイーンが顔を背けた時に、おりるだけ。本日は先日グランドオープンだったお店を含め、4店行きました。結果は以下のとおりです。ニューパル前日の6据え置き狙い。BR共に0の286G台。400Gピタでビッグ判別中56Gにてビッグ判別中3Gにてビッグの3連荘。132G判別落ちずでヤメ。860枚。めんそーれ30前回ボーナス天井台。250G B1R1投資1K角単チェ解除バケ。連荘バケ連荘ビッグ86Gバケ44Gビッグ78Gバケ320G抜け ヤメ640枚。店移動。花浪漫303G台。500以上のハマリが一度もなく、吹いていない高設定ぽい挙動のため。333G狙いで勝負。投資1K 角チェ解除ビッグ飲まれて終了。この時点で、めんそーれは初当り4回中50%で連荘するはずなのに、1度しか連荘モードにいかなかったのと、花浪漫も50%連荘モードに行くはずなのに、いかなかったのでコインがこちらに側面を見せていると判断。帰宅しようとして、自宅近くのホールを覗く。BR0回の650Gのボンバーパワフルが落ちている。設定変更だとしても・・・ここまでハマッテいるということは300G以内に出る可能性は高い。据え置きだとしたら・・・200G以内で出る可能性が高い。どちらに転んでも良い。そう思い勝負。投資3Kビッグから・・・ビッグ9連、バケ3連ゲット。2900枚。ここで、コインは反転した。以下、様々な機種のゾーン狙いでヒットするが、単発飲まれを繰り返す。結果・・・本日の収支+32K余裕が出来ました。ただ、明日の天皇賞で勝たないと・・・また奈落モード突入です。雨が降ったら、私の本命のシルクフェイマスが苦しい・・・
2005/04/30
降りてくる。もう、あとほんの少しで・・・・舞台と観客席との間に布による断絶が出来上がる。そう・・・幕は閉じかかっている。もう・・・そうなることは必然であるかのように・・・このNジマという人間が観客、役者、監督までをも演じるこの「ギャンブル物語」は、今静かに終わろうとしていた。舞台の照明が消え、その幕は舞台上のNジマの足首まで降りてきている。観客席から見えるのはNジマのシューズだけだ。繰り返しになるが・・・幕はもう、閉じかかっている。このまま・・・・緞帳が舞台と観客席との間に隔絶を作り、観客席側のライトが着いたら・・・終演になる。閉じかかっている?そう、閉じかかっている。ということは・・・・まだ完全に閉じたわけではない?そのとおり、まだ幕はおりきっていない。しかし・・・幕が閉じることは間違いないだろう。誰もがそう思った。時刻は17:20日付は本日、そう4月29日。この瞬間・・・「ギャンブル物語」に終止符が打たれることは、疑いようのないことに思えた。その17時現在の状況は・・・・グランドオープンのパチンコ屋にて、設定5と思われるニューパルサーを掴んだ。開店と同時に設定判別をして、5の判別が通ったので間違いない。しかし、思うようにボーナスを引かず・・・投資が続いていた。そして、12時から開店したこの店で5時間粘った結果・・・投資30K(有り金全部)持ち玉70枚前後という状態だった。つまり、もう無一文で・・・全財産と呼べるのは、このメダル70枚。私の破滅臭を嗅ぎ取ったハイエナ達が・・・・私が席を立つ瞬間をいまかいまかと待っている。そう、実際に設定は悪くないのは明白だった。何故なら・・・私の座ったニューパルサーのシマは全台高設定の挙動をしているから・・・私のだけ、低設定ということはありえないということなのだろう。実際に・・・私の判別では設定は5。彼等の狙いは間違ってはいない。私はスカスカの下皿から・・・なけなしと呼ぶに相応しい数のメダルを手に取ると・・・投入口に入れた。新品の綺麗なメダルが、さらに私の悲壮感を煽る。何故なんだ・・・何故・・・私のときだけ・・・・いや、被害意識を持つのはやめよう。客観的に見れば、私もそれなりにツイテイルように見えるはずだ。悪い時のことばかり、意識しても仕方がない。分ってはいた。分ってはいたが・・・・・それでもなお・・・問うても無駄だと分っていることを、自問した。何故いつも・・・こんなに苦しいのだ。高設定だと分っているのに・・・・たまには最初から楽な展開というものがあってもいいのではないか?有り金をすべてつぎ込んで・・・現状手元にあるのはメダルが70枚。もし、このメダルが飲まれたら・・・ギャンブルで凌ぐ私のストーリーは終劇。覚悟のない労働をすることになる。逆に・・・ここからでも逆転は可能だろうか。かなり厳しい。高設定だと言うのに、揉まれに揉まれている。飲まれては追い金の繰り返しだ。急に、そんな大変化が起きることなど期待できないだろう。それでも・・・・何か・・・何か方法はないだろうか・・・投げてしまうのは容易いが、メダル70枚からでも足掻ける方法は・・・私は、いろいろ考えたが・・・結論は一つに落ち着いた。私が信じる人間の念の強さに賭けるしかないと。人間の念は信じられないくらい強い。念じれば・・・ある程度の確率の偏りを生み出すことができると思っている。馬鹿馬鹿しい話にしか聞こえないだろうが、しかし、この状況で念じる以外にどんな方法があるというのだ。玉持ち移動禁止の交換率5.5枚の店で・・・いまさら70枚のメダルで、念じながらその高設定のAタイプの台を打つ以外・・・私には方法が見つからなかった。私は1打、1打、7が揃う様をイメージしながら・・・第3リール下段チェリー付き7、通称ゲチェナを狙った。が、当然・・・そんな簡単に揃うわけがない。諦めて、投げてしまいたい欲求に駆られたが・・・私は辛抱強く、ゲチェナを狙い続けた。50枚・・・40枚・・・30枚・・・私の全財産であるメダルが減っていく。さすがに・・・・もう駄目か・・・半ば諦めた頃・・・・私の望むゲチェナが現れた。・・・・奇跡だと言いたくなるような出来事・・・逆転の女神様はまだ私を見捨てていなかった。この瀕死の状態から助かる快感・・・これに比べたら、ありたいていのものの歓びは霞んでしまう。起死回生の逆転・・・なんと甘美な響きだろうか。私はしばらく悦にひたった。そして・・・・いざ、ボーナスを狙うと・・・バケだったということはなく、ビッグ。しかし・・・またもや200Gオーバー手持ちのメダルはもう心許ない。そんなころにひょこっとビッグが来る。つまり、飲まれそうになっては出るという揉まれ状態を2回繰り返した。苦しい・・・偽らざる本心だ。そろそろどうにかしてくれ・・・・が、またもほぼ飲まれる。そして奇跡の復活後、なんとか3回目のビッグボーナスを引いた時・・・・もうヤメようか・・・そう本気で思った。今、やめれば7000円くらいは手元に残る。当初の持ち金から比べると、かなり厳しいが、0になるよりはマシかもしれない。しかし、このまま行けば0になる可能性もある。そうなったら取り返しがつかない。7000円では厳しいかもしれないが・・・このまま飲まれてしまうよりかは・・・・可能性がある。次も・・・飲まれる直前に出てくれるとは限らない。そう、それは約束されたことじゃない。私が、すべてのメダルを飲まれた次の1Gで出るかもしれない。そうしたら、そのボーナスを享受できるのは私じゃない。仮に、飲まれる直前でボーナスを引いたとしても、バケかもしれない。どちらにせよ・・・本日の結果を振り返る限り・・・私が空手で帰ることになる可能性は非常に高い。だったら・・・今、やめれば再起をはかる可能性が薄いながらもある。帰る・・・・か?いや・・・・飲まれる可能性がある反面、ここから台が目を覚ます可能性もあるんじゃないか。それは当然ある。私はその可能性を信じることは出来ないのだろうか。あまりにも私に都合の良すぎる可能性だが・・・・やはり、本日がここまで苦しい展開だと、私にそんな事が起きるとは思えない。帰ろう・・・そう思った時だった。私の記憶の片隅にあった言葉が呼び起こされた。それは・・・「失敗をする人というのは、成功するまで続けられなかった人だ。」という言葉・・・・同じじゃないだろうか・・・高設定でも負ける人と言うのは・・・出るまで続けられなかった人。即ち・・・今の私じゃないか・・・?これからさき・・・設定5だと分っているAタイプの機械を打つことなどどれくらいできるだろうか。破滅したっていい。一度は閉じかけた幕だろう・・・私は席に座りなおすと・・・・再度メダルを投入口に入れはじめた。きっかけは・・・・100G付近のバケだった。そこから・・・台が変わったかのような連荘。100G以内にビッグ6連荘し・・・100~200Gの間にバケとビックを交互に引き、300G回してヤメ。結果・・・総回転数6200回。ビッグ28回バケ8回2500枚程度流す。5.5枚だったので、手元には・・・4万円ちょい+10Kでした。そう、奇跡の逆転が起きたんです。勝負は投げない限り、可能性があると再確認しました。本日は本当にヒリツキました。もう駄目だと何度思ったことか。この逆転ができたということは・・・ギャンブルを司る何かは、私をまだ舞台の上にとどめておきたいようです。閉じかけた幕が、再度開きました。さあ、ここから逆転をっ!!
2005/04/29
♪♪♪~聞き覚えのあるメロディが聞こえる。あれは確か・・・「The Valley」私の携帯電話の着信音ではないだろうか・・・時計を見ると・・・短針は午前8時を指していた。NEETの朝は遅い。こんな時間に・・・一体誰だろう。そう思い、電話を取ると・・・電話機はメールの受信を通知していた。誰だ・・・?そのメールを開くと、それは一通の招待状だった。それを要約すると・・・・逆転を願い足掻く者よ、ここに集え。そう書かれていた。日曜日の3分間を逆転物語にしようと目論んでいる私は、興味なさげに閉じようとした。しかし・・・・よく見ると、設定5を55台以上投入と書かれている。この店は全台150台くらい。3台に1台が設定5ということではないだろうか。しかも・・・北斗のパネルの1つにオール5コーナーを入れているとある。私はパネルという一言が引っかかった。多分・・・パネルであれば、ピンポイントで設定5を掴めるのではないだろうか。どうする・・・?私は小考後・・・期待値が高いときに勝負をしないで勝つことは不可能であろうと結論づけた。もしかしたら・・・日曜日を待つことなくバッドエンドを迎えることになるかもしれない。しかし・・・いいではないか。ここで臆病風に吹かれるようであれば、結局一緒だ。私に機が訪れることなどないだろう。とことん・・・危ない橋を渡ろう。決断すると、私は500円玉60枚を血縁者に渡し、大枚3枚を入手した。そして、10時にはすでにその店にいた。この設定5が55台と言うイベント。3機種にオール5が入るらしい。当然、営利目的の店舗だから、5を入れても痛くも痒くもない台に5を多く入れているだろう。そう考えると・・・ポパイの6台がオール5の可能性は高い。そして、巨人の星2の6台もオール5の可能性がある。さらに、ドラゴンギャルとカイジに5を多く入れるだろう。ということはざっと考えても・・・20台近くの5は設定5でも勝てない台に入っていると考えられる。で、北斗の拳はパネルごとに台数が違う。拳王バージョンは11台無想転生が13台初期バージョンが10台ユリアバージョンが7台。どう考えても・・・店舗側の意図を考えれば、多い台に設定5を入れるわけにはいかないだろう。それに、13台とかに5を入れてしまったら・・・他の台に5を回せなくなり、おそろしく偏る。ということはユリアバージョンの7台がオール5の可能性が高い。そう思い、着席。既に前任者が1時間の間に400Gほど回してくれていたようだ。投資2Kサウザーステージで通常モードが濃厚だったが・・・チャンス目から当選。BBゲット。契約を交わしたかのように単発。もう、心も痛まないほど慣れてしまった。そして、追い金2Kボーナス後天国モードから2チェとスイカBが来て、BBこれが奇跡の6連その後・・・・800ハマリこの間、4チェ1回、スイカ0回取りこぼしはなし・・・折角ボーナス後天国モードにいたのに・・・何故、こんなに子役が出ないということが起きるんだ。挙動から、5に違いないとは思ったが・・・あまりの引けなさに憤慨。というよりも、無理だと悟る。追い金ー12K早くも・・・もち金14K。ヒリツキます。もう・・・バッドエンドが目の前に・・・ハア・・・ハア・・・ハア・・・嫌だ、そんなのは。私は認めない。認めないぞ。足掻けば・・・必ず道は拓ける。投げやりになるな。最後まで、最後までも可能性を追いかけつづけるんだ。私は店内を3周徘徊。鬼浜のボーナス後330G台を見つける。B16回R8回総回転数4500ほど。ノーマルだったら・・・・ここからが熱い。前回がハマリの1000Gオーバーでボーナス。2回連続は勘弁してくれるはず・・・根拠は何もなかったが・・・設定1でさえ・・・ハマリにいく可能性は35%そして、1000オーバーする確率は40%それが2回連続で起きる確率は・・・0.35×0.4×0.35×0.4=1.96%50回に1度しか起きる事象ではない。なら勘弁してくれるだろう・・・頼む・・・着席後投資2Kでカットビゾーンそこからビッグしかし128G抜け・・・どうしようか・・・ヤメた方が良さそうだが・・・それにしても、履歴を見る限りボーナス8回分、全部400オーバーだ。そろそろ・・・収束が起きてもいいのではないか。もともと、高設定っぽいボーナス確率だし・・・そう思い続行・・・追い金2Kで350Gのカットビゾーンがガセだったとき・・・猛烈な後悔に襲われた。しかし・・・・魂メーター爆発でバケ放出追い金1K109Gでビッグ124Gビッグ128G抜け684枚流す。しかし、まだ負け気味・・・そこで、回れば回るほど期待値があがる巨人の星2の580回転台に着席。3K以内に何も起きなかったらやめよう・・・それが2Kでビッグ123Gビッグ128G抜け ヤメ660枚流すファラオゼッツのボーナスをコンスタントに引いている3000枚札台に着席投資3Kファラオビッグ100G付近ファラオビッグ400G付近リプレイ4連からファラオラッシュゲーム数の少ない単発で終了。飲まれてヤメ。気力が萎えたため、退却。本日・・・・投資26K回収26.5K500円の勝利。ちなみに・・・設定発表で私の予想台ユリアバージョンがオール5でした。しかし、全然出ていませんでした。確認OKなので、嘘はついていないと思うんですけどね。そして・・・その帰宅中・・・またもや、招待状が届いた。3月22日から工事をしていてお休みだったお店のグランドオープンが明日あるらしい。250台中100台以上を設定5・6にするとのこと。ただ・・・・ストック機ばかり。北斗以外のストック機は厳しいだろう・・・だから・・・迷っている。明日もこの招待状の誘いに乗るべきかそうではないのか。だが、ジャグラーとニューパルがある。ニューパルの設定判別で手堅くいこう。そんなことを考えている。明日は・・・・まだ私のギャンブル物語を続けていることができるのだろうか・・・
2005/04/28
運命を託そう。私は先日、スロットで壊滅的な破滅をした。その一瞬、一瞬で最善を尽くしたつもりだが・・・結果が伴なわなかった。残り資金は3万円。私はまた・・・今月の頭と同じ状態に戻ったのだ。しかし、大きな違いがある。それはゴールデンウィークという、ホールが伏魔殿と化す時期であるということである。どう考えても・・・勝算は薄い。それに、不利な時に戦えば・・・リスクとリターンが比例しない。リスク大きく、リターンが少ない。結局・・・幸運に頼らなければならなくなってしまう。それに・・・大きな勝利が私には望まれている。小さい勝利ではそれこそ・・・吹けば飛ぶようなヒリツキ状態を繰り返すことになる。本来なら・・・ゴールデンウィークが明けるまで亀のように甲羅に閉じこもっていたかったのだが・・・それまでの勝利額が小さすぎて、それができなくなった。食料の貯蔵が乏しい熊が冬眠できないのと同様に・・・私も潜伏をすることができない。お金が必要だ・・・当たり前だが、私の目の前に大きな支出が迫っている。これを乗り切れないと・・・極力避けたかったが、失業保険が給付されるまでの間、労働をする必要がある。私は決して、労働が嫌いと言うわけではないが・・・覚悟のない労働をするつもりはない。しかし・・・それをせざるを得なくなる。だから大勝利が求められている。そして、その可能性があるのは・・・今週の天皇賞春しかない。ホールは難しいとなったら・・・もう、季節による緩急がつかない競馬しかないだろう。これでも、天皇賞春はライスシャワーが2回目の勝利を飾ったときから買っている。経験は十分だ。そろそろ・・・経験を結果へと昇華させなければ・・・完全なる破滅が私の下に舞い降りる。或るギャンブラーのギャンブル生活が・・・バッドエンドとして締めくくられるか否かは今度の日曜日にすべてがかかっている。さあ、3分間の間、肝を冷やしつづけよう。そして、その結果・・・骸が横たわることになるかもしれないが・・・少なくとも、可能性を追った満足を胸にしよう。だが・・・私もむざむざと勝算のない勝負をするつもりはない。出来うることなら・・・ここからの華麗な逆転。それを目指そう。まずはいくら勝ちたいのかを考える必要がある。3万円を一体いくらにしたいのだ?もろもろを考えると・・・5倍にしたい。つまり、15万円だ。3万円を5倍にするには・・・5倍を1点買いするか、目標を賭け金で割った倍率の馬券を買うしかない。ただ・・・オッズはまだ不明だから、これは保留。まずは、勝つ可能性のある馬を探ろう。私が見る限り・・・天皇賞春は実績のある馬か長距離血統の馬が来る。去年の結果は例外として考えたほういいのかもしれないが・・・ただ一時はリアルシャダイ産駒が上位を占めた。今年はハイフレンドトライとグラスポジションだけだが、実績からは苦しいだろう。そう考えると・・・ダンスインザーダーク産駒に注目したい。デルタブルースも菊花賞を勝った。だから・・・実績からもザッツザプレンティは消せない。あとは、サッカーボーイ産駒。この馬自体はそうではなかったが、血統自体は長距離向き。ナリタトップロードも菊花賞を勝ったし、キョウトシチーもダートの長いところで結果をだしている。該当するのがヒシミラクルとアイポッパー外国馬も不確定要素だけに消せない。ここのところ外国馬の成績は良くないが、オーストラリアの3200のG1を2連覇したのだから、スタミナは豊富と考えた方がいい。そして、シルクフェイマスも実績はかなりあるし、ぱっと見る限り、リンカーンに先着を許したことはない。であれば、リンカーンよりもフェイマスの方に重きをおきたい。サンデーサイレンス産駒は相当の実績を積んでいないと、手をだしたくない。中距離向きだと思われる。取捨が難しいのが、アドマイヤグルーブだろう。武豊か騎乗の牝馬。しかし、実績に疑問を感じる。天皇賞秋も武豊があれだけうまく乗って3着。牡馬との競走では結果をだしていない。メジロドーベルのような牝馬では抜けているが、牡馬には敵わないレベルなのではないだろうか。母のエアグルーブはこの時期には牡馬との競争ですでに結果を出していた。だから、私は消す。これが来たら仕方がないだろう。ギャンブルを司る何かが、私へ舞台からの退場を求めたということだ。さて・・・私が現在勝負しようと思える馬は・・・アイポッパー・ザッツザプレンティ・シルクフェイマス・ヒシミラクル・マカイビィーディーヴァ・リンカーン上記の6頭だ。そのうち、リンカーンはフェイマスに先着実績がなさそうなので軽視気味に行く。アイポッパーは騎手・血統・成績どれをとっても悪くないが・・・重賞未勝利実績が不足している気がする。だから、これも厚くは買わない。よって現在のところ・・・ザッツ・フェイマス・ミラクル・マカイこの4頭を厚めで考えている。もし、雨が降れば・・・ザッツとマカイを厚く買う。晴れれば、フェイマスとミラクルを厚くいく。ギャンブルを司る者は、私を舞台裏へと追い払うだろうか?それとも・・・ミラクルを起こしてくれるのか。いずれにせよ、破滅か逆転かのヒリツク勝負は・・・・日曜日に委ねられる!!
2005/04/27
ゆっくりとその皿を一方へと傾斜させていった。皿が到達した地点は・・・破滅の2文字が書かれていた。その文字は白いガードレールに慌てて赤いペンキで書き殴ったような酷く乱れた文字が連想された。緊迫感が迫ってくる文字だ。逆転を夢見た、私の願い、希望、そういったものは見事に打ち砕かれた。完全なる破滅。本来なら・・・幸先よく3連勝を飾るはずだった。一体どこで・・・歯車が狂ったのであろうか。私は本日を回想することにした。目が覚めると、私は自宅前のスロット屋を覗いた。ロクな台がないだろうと思っていたが、意外にも私の目を引いた台があった。それは前日ボーナス中に閉店したと思われる黄門ちゃまだった。見ると、1Gも回されていないそれは払い出しに15の表示が・・・これはボーナス終了後、据え置きでそのまま開店したのではないだろうか?ということは、投資1Kで確変を引くということもありうる?もし、そうでなかったとしても・・・・通常モードなら128Gまで回す価値はある。仮に設定が変更されていたとしても同様だ。128Gまでは回そう。そう思った私は・・・投資1Kで見事ビッグを射止める。私の希望する確変は来なかったが、100G以内にバーを2回引いた。しかし、双方共に単発で128G超え。とても潜伏しているようには思えなかったので、持ち玉持って台移動。本日ノーボーナスの鬼浜の280G台を打つ。鬼浜は設定変更しても前日のRTを引き継ぐし、その次のボーナスのRTも決まっている。仮に前日128G回っているとしたら・・・加算して400G付近。打ち頃だろう。他の空き台もボーナス後128G回してあるし、これも同様ではないだろうか。そう考えた私の予想は的中。40Gでビッグ。しかし、128G抜けでヤメ。+10K店移動。2店目打てる台がないと判断して店移動。3店目。高設定っぽい挙動の花浪漫がある。690G。ゾロメモードなら・・・777Gがかなり熱い。そう思い、勝負。予想通り、投資3K777Gにてビッグ。が、96G抜け。しかし・・・やたらチェリー解除する。もしかして・・・設定6?だが、集めた情報によると、この台は6でも負ける。ほどほどに打ち、連荘ゾーンを抜けた時点でヤメ。+8Kなんとなく、北斗のシマに行くと・・・5000枚の札が刺さっている台があいている。初当りも300分の1をきっていたし、いいと思い着席。投資2KでBB。思えば、この時点が最盛期だった。ここで引いておけば・・・BBは、お決まりの単発。持ち玉飲まれて、少し追いかけると・・・スイカBから天国モードへ。しかし、あっという間に転落でヤメ。その後・・・カイジの設定5と思われる台が落ちている。ゲーム数は240G付近。モードは通常モードっぽいだから、ゲーム数的に美味しくはないが・・・・見ると、ボーナスごとにビッグの数珠連をしている。連荘モード33%に行くことが多いのではないだろうか。これだったら、投資はかさむかもしれないが、いけるだろう。この時、何故北斗の単発を警告だと思わなかったのだろう。既に、私はその時点で流れを失っていたのだ。投資22K890G付近でバケ追い金1K110Gバケ追い金8K260G抜けヤメここで歯車が狂ったのだ!!南国育ち本日ノーボーナス600回転台。前日のRTが引き継がれる台のため天井の996Gが近いと判断。投資、5Kビッグ単発。持ち玉持って台移動。めんそーれ30の400回転台。512~640のゾーン狙い。持ち玉+投資2Kバケ4G目連荘バケ追い金2Kビッグ飲まれて、追い金3K256G抜けヤメ違うめんそーれの400回転台投資12K640G抜けその他のめんそーれ400回転台投資13K640G抜けここで持ち金が尽きる。トータルー50K・・・不条理だ。何故・・・めんそーれ30は400以上はまっていたら・・・50%くらいは512~640のゾーンに引っかかるはず・・・しかも・・・ボーナス後50%で連荘モード。一度連荘モードに行けば66%で継続。何故、そんなに簡単に抜けるんだ。カイジも・・・バケ2連で振り分けも通常とはまりの交互を行き来するとはどういうことだ?何故、花浪漫も50%連荘モードに行くはずなのに・・・初当り4回ともスルーしているんだ?北斗は何故、平均3連のはずなのに、さも当然のように単発で終わるのだろう。何故、何故、何故なんだ?誰かこの疑問の答えを教えてくれ。何故こんなことが・・・・?私にはわからない。不条理だとしか思えない。・・・最早これまでか・・・もう、万策尽きた。種銭を用意するアテがない。完全なる破滅だ。退路を断っての勝負に負けた。保険はもうない・・・・・と思いきや・・・実は、先月から買い物をすべてお札でするということを自分に課していた。そして、余った小銭を貯金する。その結果・・・現在500円玉が60枚近くある。即ち、30K分。まだだ・・・まだ私は終わっていない。保険がなくなれば、新しい保険をつくる。が正真正銘、これが最後の手段。一度計測を終えた天秤の結果を覆すことができるか。いざ、最後の審判へ。
2005/04/26
最後まで・・・とことん・・・だ。私は経済的諸事情から、この給料日後のゴールデンウィーク前という嵐がいつ来るか分らない時期にも、スロットを打たざるを得なくなった。そのため、慎重に慎重を重ねる立ち回りをする必要がある。よって、足を使い、何店舗も回り・・・確信のもてる台だけ打つという戦略を取ることにした。当たり前と言ってしまえば、それまでなのだが、果たして私たちはその「当たり前」を正しく実行できているだろうか?「当たり前」を当たり前にできる人間だけが、私は一流だと思う。端的に言ってしまえば、どれだけ自分の信を妥協せずに高い基準を求めつづけられるかが大事なのだ。甘えをなくさなければ・・・私はゴールデンウィークという恐慌の時代に屍を晒すことになるだろう。なので、基準は・・・高設定の熱いゾーン狙いが一番良い。これを捜し求めることができるだろうか・・・ひょっとしたら・・・・一日歩き回って、無駄足かもしれない。しかし、その手綱を少しでも緩めれば・・・即、破滅につながる。そんな私が、打てると判断した台を見つけたのは・・・3店目のことであった。機種はガッツ石松。RTが天井の1245~1500のいずれかが選択されるだけで、基本的には高確率中のガッツ目による解除しか見込めない。即ち、それが高設定か否かが重要になる。それで、私がみるかぎり・・・おそらくこの台は設定5。何故なら、履歴を見る限り、石松タイムに入る確率は高くないが、入った後は平均で八連している。それでいて最大ハマリが730G。大体単発でもほとんどが200までに自力解除している。スランプグラフは高設定を絵に書いたような右肩上がりのグラフ。現在は433G。もし・・・この台を打たないようであれば・・・私がスロットで勝つことなど出来ないだろう。そう確信がもてる台を発見したのだ。ただ・・・それでも確率の収束に頼らざるを得ない。もし・・・確率が気まぐれを起こしたら・・・再起不能になる結果が待ち受けているだろう。だが・・・・これ以外にない。そう思い、打ち始めること2Kビッグ幸先がいい。今日は・・・確率に選ばれることができるのか?しかし・・・ガッツゲームにも石松タイムにも入らず。だが、次こそは・・・189G高確率からビッグ。が、単発。楽な展開にはなってはくれないだろうか・・・・その後・・・244Gビッグガッツゲーム入るも・・・スルー。くっ・・・・124Gバケガッツゲーム・・スルーこの頃から焦れてくる。頼む、悪くとも石松タイムは4分の1だろう。だったら・・・・1度くらい・・・その後も、確率は私を翻弄しつづけた。飲まれては、追い金バケ単発引きを3度繰り返した。私が打ち始めてからのボーナス履歴は・・・ビッグ2回、バケ5回の単発を指し示していた。何故なんだ。4分の1だろう?7回試行すれば1度くらい・・・が高設定なのは間違いない。何故なら、追い金を4回したが、まだ投資はトータル12K。つまり、飲まれては少し投資で引き戻しているということだ。8回目のボーナスがビッグでこれが単発・・・ガッツゲームの50Gを抜けた。もう・・・もうやめてしまおうか。これからいくら投資すれば、連荘が来るのだろう。いや、そもそも連荘自体が来るのか?もしかしたら・・・このまま有り金全部飲まれてしまうかもしれない。それよりは・・・花浪漫の140G放置台を打ったほうが・・・少なくとも2Kで結果は分る。が、この台はいつまで打てば、結果が出るのか分らない。苦しい・・・これを打ち続けることは。しかし、花浪漫なら2Kで結果がわかるから楽だ。楽になりたい・・・台を移ってしまおうか?席を立ちかけた私に理性の声が囁いた。待て・・・と。高設定なんだろう?そして、ハマッテいる。一度確信を持った台を、そんなに安易に捨てていいのか?そんなに・・・・自分が信じられないのか?自分を信じられない人間・・・つまり、自信のない人間は何をやったって駄目だと学んだじゃないか。信じるんだ、自分の選択を。それに・・・苦しい方と楽な方・・・2者択一で楽を選んで勝利を掴んだ人間などいるか?今まで読んできた書でも、人の結果からでも、2択になったら苦しい方を選ぶのが正解と答えを知っているじゃないか。特にギャンブルではそれが顕著だ。麻雀でも・・・本質は水の張ったたらいに顔を突っ込んで、最初に苦しくなって顔を上げた奴が負けると言われている。スロットも同様だ。私は正解を知っている。それなのに・・・・わざわざ間違いを犯すのか?貫徹するんだ、最初の決断を。私がこの台をヤメルときは、有り金を失うか、閉店時間になるか、石松タイムでのボーナスの連荘が終わった時だ。それまでは・・・耐えるんだ。この台は私を試している・・・・折れない心を見せてやろう。私はこの場より足を動かさない決断すると、再び打ち始めた。私の不動の覚悟が伝わったのか・・・持ち玉内でビッグ。そして・・・台からの祝福が訪れた。ビッグのみ11連荘。一撃3000枚超え。私は漸く勝った。己を信じきることによって。その後・・・800Gまではまってバケ単だったのでヤメ。プラス20Kでした。明日も・・・連勝をっ!!
2005/04/25
一進一退・・・まさにその言葉が当てはまる。時間だけが浪費され、私の精神力は磨耗していくのみ。本日、競馬による一発逆転劇を夢見たが・・・・残念なことに、その夢は画餅となった。予想をした4レース。1つだけ的中した。しかし、薄いところだったので、プラス収支にならず、それを残りの3レースで転がした。そのうち、2レースは本命がきっちり連対したが、紐が抜けた。よって、PATに入れておいた競馬資金は底をつくという結果になった。このままではジリ貧だ・・・まだ、給料日前の日曜日なら・・・・・・可能性がある!!そう思い、あまり乗り気はしなかったがホールへと足を運ぶことにした。到着すると、ボンバーパワフルの700回転台が落ちている。最悪でも1280回転。うまくいけば、800回転までに引けるだろう。果たして・・・私の目論見は的中した。投資2Kでハマリモードでバケ。そして・・・パチンコ演出で7揃い。ボンバーモード確定だ。なんとか4連はして欲しいところだ。しかし・・・連荘を司る何かに嫌われているのであろうか?3連で終わり・・・何故、負の方にばかり確率が傾斜するのだ・・・そろそろ、信じられないくらいの正への偏りがあってもいいのではないか?不満を口にしたくなるのをぐっと堪え、100G回すと、隣の台へと移った。その台は3000枚の札が刺さっており、丁度336Gで前任者がやめた所だ。分る範囲で履歴を見る限り、600Gをオーバーしていない。もしかしたら・・・6かもしれない。であれば、あと200くらいで来る。そして、私が打ち始めるころに丁度、設定4・5・6の札が刺さった。私は願いを込めながらレバーを叩いた。初当りを引くまではヤメルつもりはなかった。そんな強気の私がボーナスを引いたのは・・・920G付近・・・ぐっ・・・何故なんだ。何故、私が打つときに限って・・・・だが、私の渾身の願いが通じたのか1G連等をし、元は取り返した。この確率という事象に身を委ねるとき・・・本当にヒリツク。確率のきまぐれで・・・ありえないと思える結果を頂戴することは多々ある。80%という確率にしたって・・・単体で見れば、常に5分の4ということ。計算でいけば、80%がニ連続で外れる確率は0.2×0.2=0.04つまり、4%。だが、80%を二回連続で外れることなんて、4%とは思えないくらい、簡単に起きる。それはそうだ、独立事象なのだから。だから・・・この確率に身を委ねるという行為。これは、その確率を支配する何者かに選ばれないと・・・望むほうには転がらない。私はまだ選ばれていない・・・だから、今天秤の中央にいる。弾かれれば・・・ゆっくりと天秤の皿は破滅側に傾斜するだろう。逆にその幸運と呼ばれる確率を支配する者に選ばれれば・・・逆転側に傾斜する。私にできることは審判が下されることを待つだけだ。待つのは辛い。時間だけがなくなっていく。今の、私の収支と同じだ。一進一退。5万勝てば、5万負け、2万負ければ、2万勝つ。時間だけが不毛に失われていく。今日もそうだ。もし、競馬もスロットも勝っていれば・・・私を載せた天秤の皿は逆転側に降りていたはずだ。しかし、現在は均衡を保っている。私はこの繰り返し地獄から、いつになれば抜け出せるのだろうか。進歩も退歩もないことに精神が悲鳴をあげている。焦るな自分に言い聞かせる。必ず、私を乗せた天秤の皿は逆転側に落ちる。だから・・・焦るんじゃない。私は、本日の大勝を諦め、100G回すと席を立った。週明けから給料日後とゴールデンウィーク苦しい戦いになりそうなので、避けたくて仕方がありません。しかし、持ち金が足りない。なので明日から、足を使った慎重な立ち回りをする必要がありそうです。本日の収支競馬ー10Kスロット+13Kトータル+3K
2005/04/24
がやってくる。そう、ゴールデンウィーク・・・・ギャンブルをする者にとって、この時期に博打を打つことは鬼籍に入ることに等しい。当然だ、連休は博打をさせる者にとっての収穫の時期。私に定期収入があるのなら、いざ知らず・・・現在の私は無職・無収入。日々の暮らしをスロットでどうにか凌いでいる状態だ。しかし、それも連勝ができないため、手元に残っている資金は乏しい。そして、やってくる魔の季節。何もホールという相手が手強い時に戦う必要はない。だから、ホールが還元をする5月10日までスロットは打たないつもりだ。ここまではいい、非常に理に適っている。しかし・・・・手元には4万円弱しかない。これから2週間生活をして・・・・5月10日までの間に種銭を残して無事に過ごせるだろうか?切り詰めれば・・・・不可能な数字ではない。しかし、肝心の種銭が心許なくなる。それはまずい。萎縮してしまい、判断を誤る可能性がある。ならどうする?季節によって還元率が変わらないギャンブルで勝つしかない。そして、それは競馬であると思うに至った。だから、明日のレースに求められているのは・・・・必勝の2文字勝たなければならない。勝たなければ・・・・また、無職・無収入・無一文の3無主義者に逆戻りだ・・・完全なる閉塞その息苦しさを思い返すたび・・・私はヒリツキ、生を実感する。負けられない。この絶対的な事実の前に私は、全精力をつぎ込み足掻き続ける。確率は?期待値は?馬を走らせる人間の意図は?それらの疑問の回答を用意するため、ひたすら私は新聞とネットを駆使して、確実だと思える答えを探す。わずか1分から2分の競走に己の未来を託す。だが、しかしその1分~2分に凝縮された深く濃密な時間は、私に生の歓びを与えてくれる。例え、結果が破滅であったとしても・・・それは私の自己責任。自分の行動が引き起こした結果を自分が受け入れる。至極当然のことだが、そのシンプルさが私は好きだ。私は決して楽をしたくて、ギャンブルをするのではない。そもそも、ギャンブルで勝つには楽などできない。それこそ、労働を続ける方が遙に楽なのではないだろうか。だが、私はギャンブルをしている際の、自分の運命を自分で決める緊迫した時間が好きで仕方がないのだ。だから・・・自分のすべての持ち物を賭けた得るか失うかの勝負をする。ヒリツキを求めて・・・しかし、本来なら明日のレースはパスしたい。が、時間というものを考えうるに、明日勝負せざるを得なさそうだ。せざるを得ない時は負け戦と感じるが、背に腹は変えられない。さあ、明日も濃縮した時間を求めよう。以下が明日の予想です。東京9R 清里特別 ダート1600m◎15番バロンカラノテガミ○5番ストームファング▲4番ノボリハウツー△13番ダークスワン私は基本的に確率の高い枠連でしか買わないので、買い目は・・・2-3、3-7、3-8(厚め)、2-8、7-8の5点です。14番のタイキヴァンベールはタイムが良くないので、軽視する。芝と違い、ダートは馬場の影響を天気にしか左右されない。だから、タイムの紛れが起きにくいと考える。なので、勝負レースはこのレースそして・・・勝負レースに的中したら・・・転がす予定レースの予想です。東京10R メトロポリタンステークス◎6番オペラシチー○10番エルノヴァ▲5番テンジンムサシ枠連5・6・8のボックス3点買い東京11R フローラステークス◎7番ピサノグラフ○15番ディアデラノビア▲13番パーフェクトマッチ△3番レースパイロット枠連2-4、4-7、4-8(厚め)、2-8、7-8の5点。京都11R アンタレスステークス◎6番ピットファイター○5番ヒシアトラス▲10番ブラックコンドル△16番サイレンスボーイ枠連3-5、3-7、3ゾロの3点買い以上です。願わくば・・・逆転物語を・・・
2005/04/23
私にだけ用意されている物ではなかった。逆転という言葉・・・どうしても主観的に考えてしまう。私の追い詰められた状況からのドラマのような逆転劇。人間の自己を特別視する気持ち・・・どうしてもこの気持ちがあるから・・・自分が主人公のシナリオが書かれていると勘違いしてしまう。しかし・・・残念なことに、私は大勢の中の1つに過ぎない。私にだけ用意されたシナリオなど・・・存在しない。そして、今日はそれを身をもって実感した。無職・無収入の私は今日も収入を求めて、ホールへと向かった。ゴールデンウィーク前の最後の金曜日・・・私の思考によれば、ここが最後の勝負どころだ・・・ホールに着くと・・・私は前日が高設定であろうと判断のできる花浪漫という沖スロに着席した。まだ、1回も回っていない処女台である。もちろん、勝算があって座った。この台はRT+チェリーによる解除のみがボーナス放出契機である。そして、チャンスは0~96Gまでが連荘のモード。192Gまでが引き戻しのモードである。設定変更がされると、再度RT抽選が行われ、192Gまでの放出確率は高くなる。なので、2パターン考えた。設定変更による下げモーニング狙いと、据え置き狙い。どちらに転んでも、私には有利と言えそうだった。そして、その私の狙いは見事に当り、投資6Kで初ボーナス。その後、ビッグ12回バケ5回を悪くても200Gまでに引いた。コインは3000枚を超えていた。この時点で、私は勝利を確信した。投資6000円ですでにメダルの差枚数は3000枚を超えている。つまり6万円分以上ある。このままヤメれば+54000円以上。十分だ。それに、200G以上ハマらないこの台は間違いなく高設定。本日はこの台と心中・・・先日も総回転数が5900回でビック39回バケ22回でている。差枚数でも1万枚近く出たのではないだろうか。そして、本日も据え置いたとしか思えないような挙動。負ける要素は見当たらなかった。ただ一つ、この時点の私の慢心を除いては・・・いつからだろうか。風向きが変わったのは・・・ギャンブルにおいて普段は負けからスタートし、逆転勝利を収めることが多い私はスタートが良ければ、大勝ちできると考えていた。それが、私の慢心を招き、風向きの変化に気付かなかったのかもしれない。確かに・・・・高設定だったと思う。ただ、なんとか今後を楽な展開にしたいと思う気持ちが、私を深入りさせた。今までコンスタントに出ていた台がいつのまにか192Gを超えていた。1度くらいは仕方がないだろう。私は次のボーナスの後はまた同じくらい連荘が続いてくれるだろうと希望的な観測の元、打ち続けた。ビック3回分を飲み込んだ頃であろうか。555G目RT解除バケ微塵も不安などなかった。これくらいハマルこともあるだろうと思っていたから・・・しかし・・・ここからが誤算だった。なんと192Gをバケ単発で越えてしまったのだ。私は逡巡した。どうする?ここでやめれば、2400枚程度は手元に残る。それでもプラス4万2千円。しかし・・・私はビック4回分程度飲まれたことが惜しかった。なんとかもっと勝たなければならないという焦りも私の背中を押す。そして、私の判断では高設定。何故この時・・・・自分の現状を振り返れなかったのだろうか。明らかに555Gでバケ単発で連荘なしというのは流れがない。台が苦しい展開になりますよと教えてくれているにも等しい。いくら、高設定でも・・・2回連続で深いRTを選択したら・・・・かなり厳しい。何かの間違えで3回となったら・・・・しかし、私はかぶりを振った。いや、ここで弱気になってはいけない。高設定だと確信したら、粘るのみ!!そんな私を後悔させるのにそれほど時間はかからなかった。928G目。もう、私の手元にはコイン1箱分くらいしかない。それはそうだ555Gでバケ単発、その後928Gまで回せば・・・必然的にメダルを2800枚近く飲み込んでいることになる。4箱を誇ったメダルも今や1箱・・・こうなったら、仕方がない。天井の1280Gまで回すしかないだろう。それにしても、それまでに存在したコインが減っていくこの感覚。己の身が削られるかのような感じがする。破滅というヒリツク感覚には慣れていた。何故なら、逆転を夢見ていられたから。ここで駄目でも次に引っくり返すという気持ちが私を強気にさせていたから。しかし、逆の場合が・・・・これほど切ないものだっただろうか。大きく勝っているはずが、どんどんその勝ちを目減りさせ・・・下手をしたら逆転負け。嘘だろ?そんなこと・・・しかし、逆転負けも逆転の1つ。嫌だ・・・私はそんな逆転求めていない。そんな私の願いも通じず、その時が訪れた。1280G。台は約束を違えることはしなかった。1280G目、予定通りハイビスカスはその希望の光を点灯させた。そして、連荘してくれという私の願いもかなえた。ビック1バケ3だったが・・・そして192G抜け。現在手元には一箱弱のメダルしかない。これを流しても、恐らく+2000円くらい。高設定が一度出したメダルを飲み込みっぱなしということがあるだろうか?というよりも、そんな逆転・・・納得がいくのか?いや、そんなことじゃない。冷静にならなければと分かってはいたが・・・感情を抑えきれなかった。こんなこと・・・認められるわけがない。私は店舗のために書かれた逆転のストーリーで与えられた役割を演じきった。そう、既に降りられなくなった私は、メダルを次々と投入した。結果・・・再度天井で1280G。そして、ビッグを引くも、単発で終了192G抜け。持って行った有り金31Kすべてをその台に飲み込まれた。馬鹿な・・・思わず、私は呟いた。どのくらいの時間が経過したであろうか。私は台の前で放心していた。こんな馬鹿なことってあるか・・・?酷く虚ろな目で台を見つめた。負けを覚悟した負けは、受け入れることにさして抵抗はない。しかし、逆に勝ちを確信した後の負けはどうか?とてもじゃないが、現実として受け入れられる気がしない。しかし、これも現実。異なる破滅の姿である。私は・・・・「この破滅はヒリつかない。」そう呟くと、立ち上がり、店を出た。そして・・・破滅通りに向かう角を曲がって行った。
2005/04/22
そんな言葉がよく似合う男がいる。先ほどから彼は、その見かけのヒキはとても素晴らしかったが、実質は少しも伴なっていなかった。おそらく、周りの客も彼のそのヒキと結果の相違を見て、彼を哀れんでいるに違いない。彼の名は・・・・Nジマという。彼は既に四捨五入して三十路という分別をわきまえなければならない年齢なのにも関わらず、働きもせず、毎日ギャンブルをしている男だ。その社会に対する非貢献性、彼の両親に与えつづけている精神的苦痛。どれをとっても、彼は1流の「屑」と言える。そんな勤労とは無縁の男に運が回ってくるだろうか・・・否、そんなことはあってはならない。幸運とは努力の対価として、手にする物である。彼のような非生産的な生き方をしている人間に回ってきてはいけない。しかし、彼は人間にありがちな自己特別視を強くしていた。私は特別だ・・・私は特別だ・・・だから・・・追い詰められたから逆転のできる人間だ。今のこの不運は・・・特別である私の逆転物語のための演出だ。彼は呪文のように唱え、自分に言い聞かせていた。それにしても、なんと自己中心的な発想であろうか。それぞれの人にとって、それぞれ自身が特別な人間である。にもかかわらず、自己の視点でしかものを見ていない彼は滑稽ですらあった。彼は一般的に言われるギャンブル狂いだった。自分の身銭を増えるか減るかに、自分の知識、分析、自制心、そういったものを駆使して賭すことにしか、生き甲斐を見出せない。哀しい男である。ただ・・・それで望む結果を手にした時・・・彼は多くの他の客が負けた中、自分は勝ったという少数の選ばれた者の中に入ったことを心から喜ぶ。彼しかそんな事実を知らず、誰も賞賛してくれるわけでもないのに・・・どこまでいっても・・・自慰行為でしかない。社会的に見て、落伍者である彼はそんなこともお構いなしに・・・本日もギャンブルに・・・そうスロットへと出かけた。先日壊滅的な破滅をしたのに・・・懲りない男である。すでに性根まで腐っているのではないだろうか。彼は無収入になってから久しい。すでに2ヶ月は経つ。そして、無職。7月までは失業保険も支給されないため、彼には確たる収入のアテはない。そんな彼のおそろしく構造がシンプルな脳は、失業保険がでるまでどうするのかとの自問に、明確な答えを弾きだした。ギャンブルで勝てばよいという。もし、負けたら・・・?倍プッシュをして勝てばよい。それでも負けたら・・・?さらに倍プッシュ。・・・資金が用意できなくなったら・・・?黄色い看板。取り返しがつかないのではないだろうか?勝てばよい。勝てばすべて解決する。そんな禅問答のような問いを繰り返した結果・・・彼は毎日ギャンブルをして過ごすという社会人としての自覚を問わざるを得ない決定を下した。そして、今日も・・・・彼は先日6万も負けた店に出かけた。そして、一通り眺めると・・・黄門ちゃまを打つことにした。彼の財布から皺くちゃの紙幣が取り出される。もし・・・これをすべて失ってしまったら・・・またもや八方塞・・・しかし・・・彼も八方塞になる状況・・・「破滅」には慣れていた。すでに失うことに対する恐怖心は麻痺しているとさえ言えるかもしれない。ただ、今までは必ず保険という退路を用意していたが・・・ここで負けてしまうと退路がなくなる。流石の彼も、これにはヒリツク。この負けるわけにはいかないというプレッシャー。負けたら、お手上げ。これが生きていることを喜べる瞬間だ。こんな安全な日本社会で「生死ぎりぎりのライン」というものを楽しむため、彼はお金をメダルに変えた。彼が今、打とうとしている黄門ちゃまのデータ-は、540G回っていたので、570~640のゾーン狙いうちである。だが、彼の目論みはあっさり外れる。前兆プレイ数も含めて、670G超え。嗚呼・・・・彼は地に伏した。どのくらいそうしていたであろうか。店員から不審な目を向けられた彼は、仕方がなく気を取り直して打ち始めた。そんな彼に訪れた初ボーナスは・・・投資16K930Gにてフリーズ、ビッグ。プレミアの確変確定である。そしてボーナス中に、レアであるリーチ目出現で75%継続が確定。なのに・・・・ワンセットで終了。何故だ?彼は社会貢献もしていないのに、図々しいことに憤った。その台は128Gを抜けたので、移動。隣の、ノーボーナスで558Gハマッテいた黄門ちゃまに移動する。前日が高設定のようで、本日ノーボーナス。設定変更していても、していなくても300G以内には来るだろう。そして、彼のヨミどおり、730Gでビッグを引く。そのボーナス中・・・またもやレアであるリーチ目。75%の継続確定だ。今日はツイている、今度こそ・・・彼は意気込んだ。しかし・・・そんな彼を嘲笑うかのようにまたもやワンセット。遠い・・・遠いあの頃の情景。彼は何故か小学生の頃に1度だけもらったオール1だった成績と夕日で赤く染まった教室を思い出した。そう、教師による生徒の人格の全否定。それをこの台にされた気がした。何故なんだ・・・彼は台に突っ伏してさめざめと泣いた。そして、定められていたかのように、128G抜け。折角プレミアの演出を3回も引いているのに・・・一度もモノにできていない彼。もう駄目なのではないだろうか?彼は席を立つと・・・破滅通りに向かって歩いた。彼は今日は、負けていない。むしろ、他の台でのゾーン狙いがうまくいき、それなりに勝っている。なのに、何故・・・彼の胸中に大きな敗北感が圧し掛かっているのであろうか。試合に勝って勝負に負けた。彼は破滅通りをトボトボと自宅へ向かって歩いていった。その背はひどく小さく見えた。了本日・・・北斗、鬼浜、花浪漫等+36K
2005/04/21
トラウマになってしまうかのようなこの音。いつも、いつも私の期待の高さに比例した確率で、その音は私の耳へと届く。確率よ、偏りよ・・・収束か反転を・・・思わず、天を仰ぐ。私の願い、希望、そういった前を向くのに、必要なものが悉く打ち砕かれる。今回もまた・・・・私は恐る恐る、ベットボタンを押した。ピシィッ!!私の悲観的な予想を嬉々として迎えるようにその音はなった。稲妻と共に、無人の廃墟を歩かされる。本日何度目の単発だろう。そう、今日は北斗の単発地獄。しかし、やめるわけにはいかない。設定4・5・6札が刺さっており、ボーナスの初当りは300分の1を軽く割っている。だが・・・・初当りの回数と、BB回数にそれほど差が無い。というよりもほとんどない。そんな北斗の台に、私はもう5万円ほど入れている。何故だ・・・・きまぐれはよしてくれ・・・何故、この時、この台がこの設定で・・・・つまり私が打っているときに限って、こんなに負の方に偏るんだ。もう・・・もうやめてくれ。お願いだ・・・収束を・・・・一期一会だろう・・・一期一会じゃないのか。私がこの日、この店でこの設定の北斗を打てるのは、後にも先にも今日だけ・・・それなのに、何故こんな仕打ちを・・・私は無茶は言っていないつもりだ。何も設定1で爆発しろといっているわけではない。そして、20連荘しろともいっていない。4連、そうせめて4連くらいしてくれと頼んでいるんだ。それなのに・・・また、持ち玉が飲まれた。私は6万円目を10枚の千円札に両替した。どこまで・・・どこまで飲み込むつもりだろう・・・このまま・・・ずっと・・・?自然と息が荒くなる・・・ハア・・・ハア・・・ハア・・このまま、底なしに投資の繰り返し?そう、空っぽのプールにお猪口で水を溜めていくような・・・恐ろしく非効率で先が見えないこの感覚。ゴールが・・・知りたい。一体、いつになればこの現金投資を続ける作業から解放されるのだろうか。自分にいま一番必要な現金がメダルに変わっていく。そして、いとも簡単にそのメダルは目の前の箱に吸い込まれていく。悪い夢を見ているかのようだ。まるで・・・自分が生きながらに、自分の肉体を何かに食われていくような・・・この危機が迫っているのに、どうしようもないもどかしさ。焦れる気持ちだけが募っていく。どうすればいい?高設定を粘るという最善は尽くしている。最善を尽くしたからといって結果がでるとは限らないということか・・・再投資5K目。7揃いの黄オーラ。もう、オーラの色などどうでもいい。当然のように3ゲーム目、ラオウの攻撃。約束されていた、あの攻撃を受ける。倒れるケンシロウ。そして動かない雲。ハア・・ハア・・ハア・・・鼓動が早くなる。またか・・・・?またなのか?この瞬間・・・本当にヒリツク。冗談だろ?冗談なんだろう?いくらなんでも・・もう・・・私は何かに縋りたくて・・・ベットボタンではなく、投入口にメダルを投入した。その瞬間っ!!ピシィッ!!稲妻と共に終焉の音が・・・私は残りの5Kを突っ込んで、地獄モードであることを確認した後、席を立った。-60K。心がポキリと鳴った。夕方の活気ある繁華街をいつもの破滅通りに向かって歩く。子連れの主婦と子供の幸福そうな声がやけに遠い。これは本当に現か?夢現の区別すらつきそうにない。トボトボと川沿いに向かって歩く私の背は通行人の目に酷く頼りなく映っただろう。そんなわけで今日は大破滅しました。私を捨てた逆転の女神様は明日は私の元に戻ってきてくれるでしょうか・・・
2005/04/20
先日・・・女神が降臨したおかげで、私は無職・無収入・無一文の三無から解放された。といっても、無一文という一点についてだけだが・・・だが、おかげで種銭があり、毎月25日の引き落としの金額を用意できる状態にまでなった。しかし、まだ足りない。どうしても、今月中に、生活費を含めて、あと10万円は勝ちたい。これだけ勝てば、担保に入れている社会復帰費用を取り戻すことができる。そして種銭も手にし、生活費も賄える。なので、私は純粋に勝つことに執着することにした。確かに、メンタルの部分では・・・有り金の最後の千円で劇的な逆転を飾る「自分は特別な人間物語」を求めている。しかし、リアルな現実を見るに・・・勝ちつづけない限り、覚悟の無い仕事をせざるを得なくなる。覚悟のない仕事は、悲惨だ。何故なら、モチベーションがあがってこないため、苦痛の対価として給与を得ることになる。仮に・・・自分が面白くて、幸福であれば他者に対して歓びを持って、面白さや幸福を提供できるだろう。しかし・・・・自分に不満があったら・・・CS(顧客満足)など夢のまた夢。CSなくして儲かる企業など世の中に存在しない。つまり、CSが提供できない以上、その企業において「いらない人間」から抜け出せない。駄目なことが分っていることをすることになる。不毛じゃないだろうか?人生と言う限られた時間を忍耐のみで生きてどうするんだ。面白くなければ、人は不幸。極論かもしれないが、これが私の持論だ。だから、この仕事で面白がって生きていくと決断できる職を見つけるまで・・・・私は働く気がまったく無い。それで生活を成り立たせるためには・・・ギャンブルで勝たなければならない。勝って、勝って、勝って、勝ち続ける。それが今の私に求められている。そのためにはどうすればいいか?シビアに考えると、すべてはTPOに集約される。時と場所と機会だ。スロットに言い換えれば・・・・高設定が置いてある時に、高設定の置いてある店で、高設定台に座る。それを最大限に効率化させようと・・・先日、現役設定師の出玉カレンダーをネットで探した。その結果・・・・毎月10~24日までの平日が比較的高設定を多く置くということを知った。つまり、この間だけ狙い打ち、不利な日にちを避ければ、より勝率と利益率は上昇する。だから、先日の激甘の店の意図はどこにあるかを考えた結果、ゴールデンウィークにガッツリと収穫を得たいからだと思い当たった。ということは、今週から来週にかけては甘いはずと判断し・・・本日もその店で勝負。しかし・・・・残念なことに、この答えは教科書の答えだ。人間の思考というものをまったく無視している。そして、出て欲しいという客側の論理であって、店側の論理ではない。先日、あれだけ大解放したら・・・・次の日も大きく出せるだろうか?逆に言えば、出している店と思わせるために中2日ごとに出すことはあるかもしれないが、毎日ゴールデンウィーク前まで連日出し続けることは営利を求める店舗には難しいことなのではないだろうか?つまり、大解放した次の日は必然的に、利益をあげるために全体の設定を落さなければならない。だから、たくさん出した店があれば、その次の日は回避して、違う店に行くべき・・・こう考えるべきなのではないだろうか?私は、出す週間という単体の意図で店側の設定を考えたが、前日大きく出したという連続した意図を考えることで、甘い日か甘くない日かがより正確に分る。私は本日、そこを見落としたおかげで、紆余曲折はあったものの、16K負けた。多少浮いているということが私の危機感を奪ったことも否めないが、それ以前に、店舗の意図を読み違えた。鬼浜で128G抜けたのに打ったり・・・・北斗で高確だからと打って500Gも引っ張られたり・・・2日越し天井狙いの黄門の台でレギュラー単発だったりしたことも敗因の1つではあったが・・・それ以前に、全体的な設定が前日より3ランクくらい落ちていたのが最大の理由だ。意図は連続する・・・それを踏まえた上で、明日も勝負に出かけよう!!
2005/04/19
ついに見破った!!先日の勝利に気をよくした私は、逆転の女神が私に愛想を振り撒いてくれているうちに勝ちを貯めておこうと、本日もホールへ行った。最初、花火の高設定っぽい台を打つが・・・投資16Kで345枚流しこの時点でー9.5Kそしてポパイのシマが設定オール5だったので打つ・・・しかし、5でも辛い物は辛い。ただオール6のシマがあるらしいので・・・2度目に引いたボーナス終了後ウロウロしていると・・・5台並んだ北斗で真中が空き台。そしてその残りの4台がすべてBB60回以上で、どれも2000枚の札以上が刺さっている・・・これじゃないか?そう思い、台をキープしてポパイを50G程度回す。紆余曲折合ったため、流したのは260枚ほど。いざ着席すると、北斗2Kで2チェ一発ツモ。4連・・・その後設定発表。私の後ろの全然でていないシマが北斗でオール6でした。私は、自分の台をしばらく粘る。164G目でスイカBからBB。5連。80Gまで回して、地獄モード濃厚なのでヤメ。890枚。そしてウロウロしていると・・・新台ファラオゼッツがオール4・5・6で一台空き台あり。900ハマリしていた。この台については、詳しくないが、高設定を打って負けるのであれば、仕方がないと受け入れられる。で打つこと10Kわけもわからずボーナス引き、5連荘。ラッシュというやつに入らなかったので、おそらく4だろう。1480枚。で、本日の稼動終了。+20Kでした。で、この時点でふと思いました。今現在は私に女神がついている。だから勝てているが、また愛想をつかされたらどうしようか・・・そんな不安を感じていた。それにしても・・・この店はなんで今日はこんなに甘いイベントを行っていたのだろうか・・・オール6のシマが1つ。オール5のシマが2つ。オール4・5・6のシマが3つ。6は北斗。5はドラゴンギャルとポパイ。4・5・6はファラオゼッツと主役は銭形、それと鬼浜。どう考えても甘すぎやしないか?等価の店で・・・おかしい・・・よくよく考えれば、よほど引き弱でなければ負けるはずが無い。どんな意図を持って、店はこのようなことをしたのであろうか・・・?基本的にパチンコ屋は営利目的でやっている。お客さんに勝てるかもしれないと言う夢を見せるため・・・見せ台として出す台も置くが、ほとんどは店の黒字になるように設定されている。そう考えると、今日の設定は明らかにおかしい。店の黒字よりも、客の黒字の方が大きくなる設定だ。客が飛んでいるので呼び戻したいというわけでもない。素直に、店側の還元と考えるのが妥当だが・・・何故、今日を還元する日と決めたのだろうか?その根拠は一体何なのだろう・・・今日は4月18日の月曜日。明日が休日で、客を太らせてからがっちり取って食おうというわけでもない。だったら何故・・・・?そこまで考えた時・・・以前に読んだ本を思い出した。そうか・・・給料日とゴールデンウィークだ・・・以前に給料日前は還元するという話を聞いたことがある。そして、ホール側の収穫の時、ゴールデンウィーク。その時に客をたくさん呼んでガッツリといきたい。ということはだ。当然だが日にちによって、設定のベースが違う。毎月、勝ちやすい週間とか、勝ちやすい月間、勝ちやすい曜日というのが存在するんじゃないのか?仮に・・・ギャンブルで勝つことを徹底的に効率化させるのであれば・・・・トータルの勝ち額では毎日稼動の人間に敵わないかもしれないが、勝てる日にちを狙い打つ戦略にするのはどうだろう。端的に言ってしまえば、1時間働いて5000円にするのと、3時間働いて7000円にするののどちらがよいかということである。そうか、女神が来ることを待つしかないと思っていたが・・・女神は日時によって、来る・来ないが人為的に決められている。ということはだ、私の戦略はホール全般から見て、女神と出会える可能性の高い日に絞って、高設定を置く優良店で、高設定を打つというのがよい戦略なのではないだろうか。考えてみれば、当然だ。競馬だって、勝つ人は勝つべくして勝っている。重賞だから、G1だからという理由で馬券を買っている人に競馬で勝っている人間などそうはいないだろう。勝つための根拠・・・それがあるレースしか買わない。その選択眼と自制心がある人・・・それが勝っている人だ。スロットの場合も、レースを絞るかのように勝てる台が多数ある日にちを絞れば・・・低投資で連勝できるかもしれない。もし、一度も負けなかったり、投資がかさまないうちにボーナスを引くことができたら・・・純利は積みあがる。投資500Kで700K回収するよりも・・・投資50Kで250K回収する方が、精神的にも肉体的にも時間的にも効率が良い。つまり、日程的なものもホールの意図を読めば・・・より、楽により多く勝てる。曜日で見ても、どのホールも金曜日は出している気がする。土曜日もやる気のあるホールは日曜日に客を呼ぶため、大分出している。逆に日曜日は辛めだ。今日、月曜日なのにも関わらず、これだけ設定が甘かった。ということは今週はチャンス週間なのではないだろうか?おそらく・・・来週の月曜日からは狩り入れが始まる。となると、今週中に大きく勝ち・・・来週中は競馬で細々とやっていき・・・ゴールデンウィークが終わる頃を狙い打てば・・ギャンブルで勝ちつづけることが可能!!ということで・・・今週はフル稼働しようと決めました。その前に、元パチンコ屋店長の出玉カレンダーのような物をネットで探そうと思います。それで明日も勝てるといいのですが・・・
2005/04/18
それは、何の前触れもなくやってきた。その時が訪れる少し前まで・・・私は皐月賞という2分の短いドラマに私の限られた資金を投じた。日記で書いた予想自体は不的中だったが・・・馬体重で2枠に疑問を感じ、急遽5枠を買い足した。おかげで、見事な競馬での勝利を飾ることができた。流れがあると判断し、有頂天になった私は次の中山12Rも払戻金の半分を充てて、勝負をした。そして、日記の予想自体は的中していた。けれども・・・天狗となった私は、自分の信念を曲げた。そう、枠でしか買わないと決めていたのに、あまりに配当が期待できなかったため・・・馬連で買ってしまったのだ・・・完全な驕りだった。その結果、枠連6-7は的中していたのに、馬連7-8は不的中だった。何故・・・・何故・・・自分を信じきることができなかったのだろう。本当に、信念を持っていたなら、曲げなかったはずだ。それなのに・・・私はオッズに目が眩み、馬券を外した。もし、これが自分が選択した仕事で同じ事をしたら・・・安易に妥協する、3流人間だ。結果的に、競馬の収支はプラスだったが、私は自分の芯の弱さに疑問を感じた。いいのか、それで?と。じっとしていることが耐えられなくなり、私は自宅を飛び出した。行き先は、当然のようにホール。土日は強敵であるホールで勝負するつもりはないと決めていた。ただ、じっとしていられなかったので、ホールを覗くだけ覗いて、頭をクールダウンし、自責の念を薄めようと思った。まずは、準ホームを覗くと、土日ということもあり、客で満席だった。だから、ホームの店へと向かった。入店し、何気なく沖スロコーナーを覗くと・・・めんそーれ30のチャンスゾーン台があった。もう、チャンスゾーンでは打たないと決めただろ?自分に言い聞かせる。データ-を見て、高設定だったら・・・・そう思い、データ-を見ると・・・約5000回転でビッグ9回 バケ6回駄目だ・・・酷すぎる。現在の回転数が540回念のため、自分の攻略ノートを見る。すると、この台のモード1の512~639までのゾーンは12.5%の確率で選択される。511までの選択確率は72%100%から引くと2828分の12.5をこのゾーンが占める。約50%だ。そして、ほぼ1536ハマリのモード2に行く確率は設定1でも6%。それもモード3からの移行確率だ。モード1からであれば2%程度。つまり、設定1でも94%の確率でモード1におり、その約50%の確率でこのゾーンで放出する。さらにいえば、それを確かめるのに3000円で分る。高設定しか打たないと決めたが・・・的中確率が50%程度ある。そして、もし的中すれば少なくとも、2分の1でモード3の連荘モード。駄目でも、94%以上モード1。そして128Gまでにモード1は40%の確率で放出。いいのではないか?そう思い、着席。投資2K バケ1G目 連荘バケ13G目 ビッグ11G目 ビッグ16G目 バケ12G目 バケ(31G抜けで連荘モード抜け)62G目 バケ2G目 ビッグこの後・・・私が待ちに待っていた逆転の女神が降臨した2G目 フリーズから流星群おそらく、先ほどのビックで引いたJAC外れが的中していたのだ。ジャックイン中の86分の1で起きるJAC外れ。JAC外れの16分の1で起きるモード4への移行。モード4確定のフリーズ+流星群。これで85%の確率でモード4を繰り返し、5G以内に80%がビックでボーナスが来る。平均連荘は9.8連荘。そして、モード4抜け後は31G内に連荘するモード3へ移行。結果を端的に言うと・・・全体で総回転数約5500回 ビッグ21回 バケ16回になりました。よって私が引いたのはトータルビッグ12回、バケ10回。残念なことに5連荘でモード4は抜けてしまいました。しかし、256Gで即流し。4500枚ゲット。その後、290Gくらいでハイエナされてボーナスもっていかれました。319までのゾーンまで追いかけていればよかったのですが、このあたりも私の甘さなので仕方ありません。ですが、投資2Kで回収90K+88000円です。その後、チャンスゾーンを狙い打って、-18K。よって、トータルプラス70Kです。そして、本日の1日の収支は・・・起床時、手持ち48K→現在128K競馬とスロットでトータル収支8万円浮きになりました。これで、借金返済か、入金ができます。なんとか、来週中に50K勝てば一息つけそうです。きまぐれな逆転の女神が思いもよらないところで微笑んでくれました。来週も私にその笑顔を与えてくれるでしょうか・・・・
2005/04/17
今月もまた・・・約束の日がやってくる。私に残された時間は今日を含めて、残り9日。この日までに、なんとしてもギャンブルで勝ち、5万円を入金しなければならない。さもないと・・・奨学金の返済の遅滞、携帯電話の利用停止、奨学金の連帯保証人への請求と言う私の社会的信用の失墜を免れない事態が発生する。何故、ギャンブルなのか?その答えは、私が現在、NEETであり、無収入であるということに集約される。つまり、ギャンブルで勝つ以外、収入を得る術が無い。働けばいいと思うかもしれない。しかし、現在の私は真剣になれるくらい私が面白がれそうな職以外に就く気はない。何故なら、覚悟のない職に就いたところで、結果がでないということを知っているからだ。一般論で言えば、皆それを忍耐しているということになるかもしれない。しかし・・・既に自分が2流・3流にしかなれないと分かっていることをやってどうなると言うのだ。不平・不満を垂れ流しながら、かといって努力をするわけでもない。そんな不毛な生き方をするのが目に見えている。だったら・・・その仕事で生きていくという覚悟を持つと決めるまで・・・現在唯一私を真剣にさせてくれる博打で凌ごうではないか。そう考えている。実際に失業保険は7月からだから・・・それまではまったくの無収入。博打で勝つこと以外、私は選択するつもりがない。そんなわけで毎日ギャンブル三昧をしているわけですが・・・期限が迫っている・・・なんとしてもそれまでに5万円を浮かせ、現在通帳を担保に借り受けている7万円の借金を血縁者に返却し、5万円ほどの種銭が欲しい。なのに、現在の私の手持ちは4万8千円。借り受けたお金にも届いていない。どうにか・・・・どこかのタイミングで上昇気流に乗り、一発逆転をしなければならない。そのタイミングを今週の皐月賞と中山12R鹿島特別に見た。私の進退のすべてを賭けたレースの予想をし、見事逆転をしたい。負ければ破滅・・・いつも、いつも私の破滅と隣り合わせの博打人生はヒリツク。そして、そんなヒリツク生き方でないと、私は自分の生を実感できない。だが、ギャンブルをしている時の1瞬、1瞬のその濃縮された時間が私に生きていることの歓びを教えてくれる。だから、私は練炭自殺をするような生を粗末にする人たちが信じられない。もったいない。これほど、生きていることを喜べる瞬間があるのに・・・さあ、明日も自分の有り金を賭けて、生死を分けるかのような勝負をしよう。では、皐月賞の予想から・・・◎14番ディープインパクト○5番ヴァーミリアン▲7番ペールギュント△3番マイネルレコルト△13番ローゼンクロイツ私は確率上の視点から、馬券は基本的に枠連を買うことにしている。何故なら、18頭立てで馬連1点の的中確率は18×17÷2=153分の1ところが枠連は何頭いようが、36分の1確率に4倍以上の開きがあるのに、倍率にはそれほどの差が無い。だったら、当然期待値は枠連のほうが高い。だから、買い目は枠連で・・・2-7、3-7、4-7、7-7の4点が本線。基本的にG1で単勝1倍台の馬は期待値の観点から消すことにしているが、皐月賞に限っては1倍台の馬でも来る。しかも、10年に1度と呼ばれている3冠馬が10年経つのにでていない。そろそろ、あってもいいかもしれない。後は、抑えで2・3・4枠のボックスを抑え、7-8も若干・・・そして、皐月賞の後の中山12R 鹿島特別 ダート1200M私は以前にダートの短距離に特化すると決めていたことがあり、これもそのレース。厩舎の意図を読む限り、勝負と考えられる馬が1頭いた。だから勝負!!◎8番アグネスヒット○5番フジマサミラクル▲4番キャディッド△9番トーセンフレンド△7番ボタンフジ本命は調教師・騎手共に1流。そしてこの厩舎の必勝パターン叩き3戦目。何故、デムーロを乗せて叩き3戦目を使うのか?それは勝負できる態勢にあると調教師が判断したからに他ならない。人気もそれほどあるわけではないので・・・4-7・5-7・6-7の3点が本線。抑えで7-7も・・・この予想に私の運命を乗せて・・・破滅か飛翔か・・・・すべては明日に委ねられた。さあ、短い映画のように2分に凝縮されたその時を楽しもう!!
2005/04/16
何故なんです?私の何がいけないと言うのです?教えてください。こんなに・・・・こんなに・・・あなただけを追いかけていると言うのに・・・私はあなたに微笑んでもらうためだけに・・・毎日足を使って何店ものホールに行き、そして高設定だけを打つといった努力をしています。なのに、何故私では駄目なんですか?何が足りないと言うんです。私に何が・・・理不尽・・・そう理不尽です。あなたの気まぐれで・・・私がこんなに苦しんでいると言うのに・・・あなたは素知らぬ顔。あなたはご存知ない。私があなたの笑顔を見るために、どれだけの対価を支払っていることか。前日から、次の日の予定を立て、午後一からホールを何店も回る。そして、あなたに会える台を探すのだ。見つけたら・・・失うわけにはいかない私の持ち物すべてをえいやと投げ出す。それもこれも、あなたと会えるかもしれないと思うからだ。それなのに、それなのに・・・あなたは・・・・あなたに会うための必須条件、「破滅」を私は何度も受け入れた。今度はあなたが私を受け入れてくれる番ではないのですか?今日だってそうだ。前日に来ているメールを全部チェックし、高設定がないか打たずに4店も回った。漸く目星をつけた北斗の拳は設定発表で5だった。ボンバーパワフルもそうだ、私が座った台はどちらも設定4。なのに・・・何故・・・他の奴には微笑んで、私に冷たくするのですか、女神様。私にも、私にも逆転をください。私にだけ微笑んでくれという傲慢なことは言うつもりはありません。私にも笑顔をくださいと言っているのです。逆転の女神様・・・あなたは気まぐれで、理不尽で、冷たい、ヒドイ方だ。それなのに、こんなに・・・私はあなたを求めている。今日だって・・・・今日だって・・・冷たく私をあしらうあなたを振り向かせようと、北斗の設定5を打った。高設定だと確信したから・・・それなのに、連荘しないし、中ハマリするし・・・私がいよいよ、資金との相談で、降りると決めた後・・・その直後に設定5の札が刺さったけれども・・・何故、あなたはあの中年サラリーマンに微笑んだのです?私には決して見せないその笑顔を。私がやめたすぐ後に、1Kで3箱だすなんて・・・私の心を弄ぶ。私の穏やかざる心境をご存知で・・・本当にヒドイ。それでもあなたを振り向かせようと私はボンバーパワフルの設定4を打った。けれども今度はバケラッシュ。あなたは決して、私には微笑まない。それでも、食い下がる私をあなたは哀れんだのか・・・最後に少しだけ言葉をくれた。「現状維持」という。どれだけ冷たくされようとも、私はあなたを諦めない。さあ、明日も競馬場かホールであなたの姿を求めに行こう。P.S口語調で全部いくのは思ったより辛いですね。さて、端的に結果報告です。本日は+0.5K500円儲かりました。北斗の5とボンパワの4を打ったのですけどね。ただ、負けなかったことを考えれば、やはり高設定を打つと言うの正しいと言えそうです。にしても北斗ももう少し連荘が続けば・・・ボンパワもビッグにもう少し寄ってくれればなあというのが正直なところです。さて、これから競馬の予想をして、明日に望みを繋げます。
2005/04/15
カツ・・カツ・・カツ・・・乾いた無機質な足音が近づいてくる。それは・・・新品の革靴のような・・・はたまた・・・かかとの高いハイヒールのような・・・まだ分らない。もし・・・革靴だったら・・・それは私の背後に立ち止まり、私の髪をむんずと掴んで引き落とし、破滅の底へと誘うだろう。逆に、ハイヒールの音だったら・・・・満面の笑みを浮かべた逆転の女神様が私を祝福してくれるに違いない。私はこの女神の虜だった。その笑顔が見たいがためだけに、働きもせず、毎日博打を打っている。そして、この女神に会うためには・・・一度修羅場とも言える究極的危機を迎えなければならない。私は4月に入ってから、ずっと危機の連続だったので、この条件はクリアしていた。しかし、この女神が私に向かって微笑むことはなかった。現時点で、社会復帰費用の入った通帳を担保に借り入れた7万円は、目覚めた時点で4万円付近に落ち込んでいた。理由はNZTの負けや食事を取ったりしたためである。いくら・・・・私が退職した企業が、社員全員に霞を食し、仙人を目指すことを強要していたとは言え、私は仙人になるつもりはなかった。修行ではなく、労働をするために退職したのだ。だから、私は霞を食して生存することは不可能だ。よって・・・徐々にだが、ギャンブラーの命とも言うべき種銭が減少してきている。そんな中、先日辛勝とも言える内容で2000円勝った。そして、今日である。また、負けられない1日。私は、ホームの店に行くと、3周ほどした。そして、1000回転でビッグ5回バケ3回出ているニューパルサーに着席。高設定の香りがする出方だ。現在の数値は設定6を多少上回るくらい。ビッグを引き、設定判別で高設定が確認できれば・・・・本日の勝利は固いだろう・・・投資3Kバケ・・・持ち玉内バケ・・・持ち玉内ビッグ・・・設定2・4・6の札が刺さっているから・・・・もし、5以上判別で小役が落ちれば、設定6・・・であれば・・・2万円勝ちは固いだろう。私は接近してくる足音がハイヒールの音のような気がしてきた。しかし・・・判別落ちずで、90Gヤメ。そして、ウロウロ・・・悪い虫が疼いた。鬼武者の処女台。札が、設定1・5・6の札。5・6かもしれない・・・玉持ち移動アリだったので、ニューパルの出玉をそこで勝負。あえなく250Gオーバーでー4K高設定しか座らないと決めていたのに・・・またもや店内をウロウロしていると、北斗でよさげな台が落ちている。総回転数2900回BB34回、初当り回数8回。このデータ-を見る限り、初当り確率は400分の1を割っている。確か、北斗は設定6で初当り確率が360付近だったと記憶している。これは連荘が続いていないだけで、悪くない。私は着席した。この時・・・・既に、私の背後には足音の持ち主のシルエットが立っていた。私は・・・振り向かなかった。シルエットは私の耳元で囁いた。行こう、○○のもとへ・・・破滅か逆転かは聞き取れなかった。しかし!!その声は、女性だった!!2Kで2チェ一発でツモ。それは単発だったものの、持ち玉でビックを引き、15連荘、その後100G付近で北斗揃い。これは8連荘で終了。その後、450まで回すも、スイカとチェリー(4チェ含む)が一度も来ないので、降りる。2600枚ゲット!!+50Kところが・・・悪い虫がまた疼いた。見ると、設定1・5・6の花浪漫が朝一から8連荘している。その後、300~500付近でチェリーを引いたのか、解除して4連。1はないだろうと判断して450から打ち始める。初ボーナスは999回転目だった。RTの深いゾロメモードですか・・・・ビッグだったが・・・その後、バケ・バケと引いて、連荘抜けで呑まれる。-24k勝ちを大きく目減りさせて、本日の勝負は終了。ニューパル -3K鬼武者 -4K北斗 +50K花浪漫 -24Kトータル+19Kその後、つい散財して・・・・現在の持ち金は・・・45K・・・明日も勝つ必要がありそうです。
2005/04/14
私だった。手足を縛られた生贄の羊・・・そのどうしようもなく無力な存在。自力で足掻くことも叶わず、救いを求める悲しげな鳴き声をあげるだけ。この後は・・・暴君の気まぐれで生贄の運命が決まる。限りなく・・・自力の介在する余地がない。なんと不安定なことだろう。他者に自分の命運のすべてを握られている。暴君は引き出された私を見ると、2択を迫った。破滅場と逆転どちらがいい。まるで、敵将に捕らえられた捕虜のようだ。私が無言でいると・・・暴君は名を名乗った。「わしの名は確率という。」と。そう、私は「確率」に命運を握られた哀れな捕虜だった。「確率」というものの気まぐれでどうにでもなってしまう。私を破滅場送りにするのも、自由にするのも彼の胸三寸であった。助けてくださいよう命乞いしたくなる気持ちを必死で抑えた。矜持を・・・・矜持を見せるんだ。「確率」に気を飲まれるな。私は、さもすべてを受け入れる覚悟をしているかのように、悠然と「確率」を見返した。私の気迫が「確率」を飲み込むか、「確率」に怯えを見透かされるか。勝負だった。その「確率」はスロットの筐体へと姿を変え、今わたしの目の前にいる。その筐体が作り上げたデータ-を見る限り、高設定といえそうだった。機種は「めんそーれ30」先日、作ったオリジナル攻略ノートにばっちりのっている。時刻は17:30。9000枚の札が刺さったそれは、総回転数2400開店前後で、ビッグ32回バケ8回分のコインを吐き出していた。現在の回転数は236付近。ゲーム数的にはおいしくない。しかし、私は最優先事項がチャンスゾーンを狙い打つことではないことを先日、再確認した。だから・・・640まで回す覚悟をして、打ち始めた。いくら沖スロとはいえ・・・表の台で万枚近く出るのが低設定のはずがない。それに私が回し始める前には100~300のゾーンで単発を2回引いている。それを考えても、先日のカイジのような1撃の噴きであるとは言えないだろう。私は、先日踏みとどまった1000円札をサンドにと押し込んだ。ジャラジャラと音を立てて、メダルが落ちてくる。ヒリツク瞬間だ・・・もし、暴君「確率」に破滅場行きを命じられたら・・・・どうする?基本的には、必ず退路という保険を用意している私であったが・・・今回ばかりはお手上げだ。負けられないプレッシャーがどんどん上がっていく。生きている・・・この、正か死か・・・勝たなきゃ、暗黒に包まれるようなこの状況。この瞬間、瞬間、命を懸けるかのような・・・まさに懸命という言葉が相応しい。そう、温い選択をしたら、破滅。自分の一挙一動に、自分のすべてがかかっている。これだ、この真剣さ・・・これが生の実感。私のリアルさへの渇望が満たされていく。私は、濃密な時間を味わい始めた。しかし・・・死刑囚が13階段を登るかのように・・・ギシッ、ギシッと640Gが近づいていった。これを超えてしまうと・・・おそらく1536Gの天井行き・・・超えたら、いくら高設定でも降りだ・・・そう決めていた。私も破滅場行きが近いのか・・・覚悟を決めた614G目それは、控えめに音を立てずひっそりと咲いた。そう、ハイビスカスの花が・・・私は恐る恐る7を揃えた。ここまではいい、後は連荘するか否か・・・暴君は・・・・私に逆転を与えた。投資11Kで1360枚。+16Kしかし・・・その後、目の前の南国育ちに設定4・5・6の札が刺さった。前回・前前回と中ハマリをしている。最低でも・・・チャンスモードAにいるのではないか?私は・・・暴君が逆転を与えたと見せかけて仕組んだ狡猾な罠の餌食となった。投資10Kで光ったが・・・単発ビッグ。その後・・・まさかの680Gハマリ。やめてくれようこんなのあんまりだよう。もう、そこには矜持とか偉そうに言っている人間の姿はなかった。スロット台に縋りつく、哀れな負け犬・・・ところが・・・700Gを過ぎた頃・・・漸く光った。がバケ・・・もう、もういいだろう、お願いしますよ。祈りを込めて、レバーを叩くと蝶々は光った。はあ・・・はあ・・・はあ・・・何とかこれで逆転を・・・しかし、ビッグ1回で蝶々はお花を求めて、飛んでいってしまいました。その後、30Gでバケを引き、虫かごと網を用意して待っていましたが、蝶々は来ません。その時点でヤメ。収支は・・・投資26K 回収12K-14Kで合算トータル+2K一日トータルではプラスでしたが・・・・不納得です。南国育ちは設定4から機会割110%いくんですけどねぇ・・・ともかく、破滅せずにはすみました。さあ、明日も頑張りませう。
2005/04/13
本日、私に残された残金5万円弱を握り締め・・・スロット屋へと行きました。実に、約1週間ぶりのスロットだ。私の瞳は、お小遣いを貯めて欲しい物が買える金額になった少年が玩具屋に駆け込む時であるかのように、輝いていた・・・と思いたい。しかし、極めて客観的な視点で見れば、酷く濁った目をした四捨五入して三十路の男が、他に行き場がないかのように、喧騒の中へと姿を消したように見えるだろう。さあ、昨日発見した勝つための思考を駆使して、見事逆転の女神様のハートを射止めてやろう。私はそう考え・・・・スロット台をチェックした。しかし・・・この準ホーム店・・・平日の午後1だからか・・・全然回っていない。回転数で言えば、チャンスと言える台が何台もあるのだが・・・例えば、ボンバーパワフルの280回転台とかである。しかし、ボーナスが0回なので設定は分らない。先週までの私なら、迷わず飛びついたに違いない。しかし、私はそれを敗因であると結論づけた。だから・・・踏みとどまった。これは駄目だ、そう判断して店移動。しかし、次の店でも・・・女神様の面影は見かけることができなかった。どの台も、回転数でいける可能性があるものも多いが、設定を問われると疑問を持たざるを得ない台ばかりだ。仕方がなく、その店を後にした。そして、女神を求めて次の店へ・・・がここでも・・・高設定台と言う逆転の女神様に出会うのに必要な鍵を手にすることはできなかった。3店舗、無駄足だった。よくあることなのかもしれないが、今までの私ならば、だいたい2店舗も行けば打てると判断できる台が見つかっていたため、流れがないのかもしれないと少し弱気になった。しかし、運命の4店舗目。それは、我慢したご褒美として用意されていたかのように見つかったと思えた。機種はカイジである。賭博黙示録・・・まさに、今の私には相応しい。データ-は総回転数2678回転現在、290ゲーム。ビッグ14回、バケ4回非常に優秀な数字だ。直前のボーナス履歴も・・・100回転以内の連荘が、ほとんどビッグで10連荘以上している。これだ!!私は自信を持って、財布から1000円札を取り出した。椅子に座り、サンドに1000円札をいれてメダルと交換しようとしたその刹那・・・待てよ・・・私は違和感を感じた。ちょっと待てよ・・・何か変だ・・・ビッグ確率は200分の1を割っていて、バケ確率は600分の1くらい。この状況は高設定と言えるのだろうか?Aタイプであっても、私はバケが少なすぎる台は敬遠する。たまたま、低設定の噴きの可能性があるからだ。そして、正の方向に偏っていると、もしかしたら、自分の時だけ確率が収束し、負の方向に偏るかもしれない。そういう恐れが存在する。だから、バランスが良くないと、怖い。このカイジはそれほど、ビッグに傾斜する台であっただろうか・・・私は、以前に作成したオリジナル攻略ノートを取り出した。そうすると、カイジはノーマルAモードと数珠連モードがビック確率70%バケ30%ノーマルモードBだとビック確率30%バケ70%そして、数珠連モードに入らない限り、モードBとモードAがほぼ交互に来る、設定6以外は。だとするとおかしくないか、ボーナスの比率が・・・ビッグに偏りすぎだ・・・おまけに直前のデータ-で見れる100ゲーム内の10連荘は、ビッグ9回バケ1回。そして、その連荘の初当りは分らない。この連荘数字を差し引いて、考えてみると・・・100G内連荘なので、一連荘につき、100Gと計算して・・・2678-1000=1678連荘を引くから・・・この状況でビッグ5回バケ3回比率的に・・・・この10連荘以上している前には、数珠連モードには1度も入っていないのではないか。ビッグが比率が異常に高いということはそういうことなのではないだろうか。しかも連荘は10連荘以上ということしか分らない。下手をしたら、天井付近で単発を1回引いており、2回目の天井付近で連荘が始まったのかもしれない。そうだとしたら・・・たまたま引いたビッグで数珠連モードのループ率の高いモードに移行した可能性が否定できない。ということは・・・低設定の可能性も低くない。どうする?私は、考えた末・・・1撃で大連荘しているという事実に注目した。これは数珠連モードの高いモードへと移行しただけであって、これだけでは高設定と断ずることができない。むしろ、低設定の可能性も十二分にある。そう考え・・・本日は打たずに、無血撤退。勝負は明日に持ち越されました。おかげで、本日は破滅通りをプレッシャーなしで歩くことができました。ふう・・・明日こそは、ピンチを返上したいです。
2005/04/12
から導き出される回答は一体何であろうか。禅問答のように、己に問う。私は3月下旬以来、ギャンブルで連戦連敗の破滅NEETである。何故、只のNEETから「破滅」と言うそれ単体ではありがたくない連体詞を戴冠することになったのだ?答えは、ギャンブルで破滅したからである。無職・無収入・無一文・・・それに加えて、ギャンブルの負け・・・・一般論から言えば、負のスパイラルに陥っており、そのままでは透明な袋に入れられ、生ゴミの日に出されてしまっても、文句は言えない状況だ。この壊滅的な現状を打開する有効な手立てはないだろうか。考えた結果・・・このままの私では難しいと判断するに至った。つまり、ギャンブルから足を洗うのか、はたまた現在「勝てない」思考をしている私の思考をギャンブルで「勝てる」それにするか・・・私が下した選択は当然、後者だった。開き直りに聞こえるかもしれないが、私はギャンブルをやめたいのにやめられないのではない。やめるつもりがまったくない。理由は、リアルさだ。その、ダーウィンの進化論のような・・・適者生存の世界。私はそこでしか、自己の生存意識の確認ができない。限りなく安全と言う水で希薄化された現代社会では、なかなか人は真剣に生きていない。ケチな博打かもしれないが、いずれにせよ、すこしでも私を真剣にさせてくれるギャンブルの世界。そこから去ってしまったら・・・私はいつかビッグなミュージシャンになると言って、何も努力せず老いていくような、自分の人生を予行練習か何かと勘違いしているような生き方をするに違いない。少しでも・・・真剣になれる瞬間があるのであれば、そこで結果を出すこと。これができないと、何に対しても結果を出せないだろう。だから・・・私を真剣にさせてくれるギャンブルで結果を出したい。そこで、私は本日1日・・・この日記を省みた。競馬にしてもスロットにしても・・・なかなか人は過ぎ去った結果を記録に留めておかない。そこには、勝つためのヒントがたくさん隠されているというのに・・・私も、このブログを立ち上げるまではそうだったのだが・・・初日の日記から読み直してみて、気付かされたことがあった。因果という言葉が、存在するように、すべての事象はなんらかのきっかけ、つまり原因が存在する。そして、原因が分れば、自分にとって望ましい結果となった原因を起こせばよい。そこで、私は日記から敗因を探った。すると、スロットの敗因は設定を無視したチャンスゾーン狙いの立ち回りにあると先日知った。ではそれをしなければ勝てるのだろうか。それだけでは足りない。日記をすべて読み直して気付いたが・・・私のスロットの勝敗には・・・敗因と同様に勝因もあると気付いた。どんな時に私は勝ったのだろうか?敗因を分析するのは当たり前かもしれないが、それだけでは偏った情報である。それと同様に勝因を分析し・・・敗因の分析から導き出された「こうしなければ負けない」という答えと、勝因の分析から導き出された「こうすれば勝てる」という答え。この2つの交差するポイント。そこに注目すれば、「勝てる」思考に行き着くはず。その勝てる思考とは何か?それは私の日記から知ることのできる結果を見る限り・・・高設定を打つことそれに尽きます。目先の利に走り、ゾーン狙いで立ち回っても勝てない。それは私の日記が物語っている。慌てるともらいが少ないのは何も乞食に限った話ではない。ギャンブラーもそうだ。落ち着きが必要だ。目先の利に飛びついてはいけない。低投資で、ボーナスを引き、そのまま連荘をさせて楽に勝ちたいという助平心が私に破滅をもたらせたのだ。忍耐なくして、うまくいくものなど世の中には何一つない。さあ、明日こそは高設定を掴もう!!
2005/04/11
このところ、ギャンブルで連続破滅している。競馬・スロットが主にそうだ。NEETとなって以来、無収入であるから・・・現在は自分のすべてを担保にすでに博打資金を借りる状況下にいる。何故だろう・・・私は私に起こるすべての結果は、私に原因があると認識している。その私に、望まざる結果が起きている。何かが・・・おかしい。つまり、何かが間違っているか不足している。それは一体何なのだろうか?原因を突き止める必要がある。そう思った時・・・私が会社員時代に読破を繰り返した自己啓発本の教えが脳裏を過ぎった。それは失敗を失敗のまま流さず、失敗をしたのなら、その原因を突き止めて、改善するという至極当たり前のことだ。しかし・・・当たり前のことを当り前にできる人は、実は意外と少ない。それは理解と行動の間にある壁の存在が原因であるのだが・・・・私の場合も、何故破滅したのかを再度振り返る必要があると考えた。一体、何が間違っているのだろうか・・・私はこれでもギャンブラーと言えるほどの博打歴を所持している。ですから、勝利理論はある程度身に付いている。スロットであれば、高設定を打つこと。競馬であれば・・・感性ではなく、不当評価されている馬の馬券を高確率で的中することが可能な馬券、つまり枠連・ワイド・単勝を買うということ。分ってはいて、実行しているつもりだが・・・結果は伴なっていない。何故か?いくら・・・・理論が正しかろうとも、結果がでなければ画餅に過ぎない。ということは、理論が間違っているのか。もしくは・・・・理論を正しく実行できていないのではないだろうか?競馬に関しては、不確定要素が多すぎるという難点と土日しか開催されていないので、本日の反省からは除外するが・・・・スロットの場合、やはり己に問題があるといえる。確率の負への傾斜が原因なのだろうか・・・であれば、確率はいつか収束すると自分に言い聞かせればいいわけだが・・・しかし、連敗を喫していると言うことは、確率の収束が起きないことを原因にして流してしまってよいものではない。おそらく・・・・高設定を打っていないのではないだろうか。そう言えば、ここ最近の立ち回りは設定おかまいなしのチャンスゾーン狙いだった。これは低設定を打っている可能性が非常に高い。確かにチャンスゾーンはうまく立ち回れば、勝因となりうる要素の一つではあるが・・・これは応用であって、基本ではない。スロットの基本は高設定を、可能な限りたくさん回すことだ。であれば、チャンスゾーン狙いの立ち回りは基本に忠実ではないと言える。それに低設定だと、当然、正の方向よりも負の方向に傾斜しやすい。折角、ゾーン狙いで低投資でボーナスを引いても・・・レギュラー単発であったら、勝ちようがないことも事実だ。ということは・・・・原因は私の判断の甘さにあるのではないだろうか?妥協というわけではないが・・・スロットを打つのにOKサインを出す、基準が甘い。だから、負けるんじゃないのだろうか?スロットはプロと素人の違いは、高設定に座るかどうかだけです。つまり、推理力、意図読み、情報収集、総合的なGOサインのライン・・・そこでプロに及んでいないのが現状の私ではないだろうか。ということは・・・私がOKを出す基準を現在よりも厳しくする必要がある。雑誌に書いてあるGOラインよりも厳しくしてこそ、逆転勝ちができる可能性が生まれるのではないだろうか。そのためには・・・独自の勝負ラインの作成をする必要がある。そして、それを紙に書き落とし、携帯する。こういった改善をする必要があるのではないだろうか。早速・・・・明日、自分の基準のボトムアップをしようと思います。
2005/04/10
遠い・・・・遠い・・・目的の地平坦な道ではないことを理解はしていたが・・・・昨日、私の逆転の希望を背に乗せた馬がその夢と共にターフに没した。ニュージーランドトロフィーはこの無職・無収入・無一文という3無、その重苦から私を解き放つには絶好の機に見えた。しかし、求められているのはタイミングだった。私が厚く張る瞬間、そのときに私の予想が的中しなければならない。基本的には私の狙いは、昨年かなり売れた予想本、「人間の条件」に基づいている。この一流の人間の意図を読み、そこを狙い撃つという考え方。これがベースだ。それはそうだ、走るのは馬かもしれないが、走らせるのは人間だ。叩きの1戦と呼ばれる勝敗が期待できないレースを使うこともある、馬を走らせる調教師が、どの程度の勝算をもってそのレースに臨むのかという意図を読めば、的中率は飛躍的に伸びるはず。そもそも、人間が一流である条件は一体なんであろうか?それは望む結果を出すこと。一流たる人間が一流である所以は結果が伴なうことなのだ。人間社会に生きる以上、他者の意図を察することができずして、円滑な人間関係など望めるはずもない。取引先の発注者、友人、彼女、パチンコ屋の設定師、調教師、面接官、そういった人の言動の背景には何かの意図があることは間違いない。こうしたい、こうしてほしい。それを察する能力があれば・・・・ギャンブルでも通用する。だから、先日のニュージーランドトロフィーで私は、チアフルワールドの陣営の意図を勝算が高いと判断して本命にした。しかし、厩舎の思惑が外れたのか・・・チアフルワールドは12着だった。もしかしたら・・・後藤騎手は一流であったが・・・堀井調教師はそうでなかったのかもしれない。だが・・・新馬戦からずっと超一流のペリエ騎手を乗せており、負けもすべて僅差。そして、一流の後藤騎手への乗り替わりであれば・・・勝算は高いだろうと考えることは間違ってはいないと思う。例え・・・厩舎の意図を完璧に読みこなしたとしても・・・・ギャンブルである以上、絶対はない。相対的にプラス収支にもっていけるであろうということだ。だから・・・先日の敗戦は、仕方が無い範囲で受け止める精神にはある。しかし・・・私はどうするのだろう・・・7万円の社会復帰費用の入った預金通帳を担保に7万円を借り受け、無から有を作り出したと喜んだのも束の間・・・先日の競馬で2万3千円張ったから・・・現在の手元にあるのは4万7千円。無から有どころか、本来なら持っていない資金まで使ってしまった。けれども・・・私はいつも逆転はドラマのようにやってくるものと信じて疑わない。私にも・・・・不可能とも思える位置から、追い込む追い込み馬のような・・・奇跡の逆転がやってくるに違いない。萎縮し、自分を矮小化させるな。さあ、明日もギャンブルだ。
2005/04/09
スロット・麻雀・パチンコで大破滅。私は起死回生を狙い、明日の競馬にすべてを賭ける。現在の私は無職・無収入・無一文という素敵極まりない状態にいる。そして、この状況を作り出したのはギャンブルで破滅したことが原因である。仮に・・・明日の競馬が外れると・・・・破滅・破産・破綻という三破に見舞われる。しかし、他に方法は無い。土日のパチンコ屋は調整が激辛のため、とても立ち回りで勝てるとは思えない。それに、いくら高設定を掴んだところで、種銭がショートしてしまえば、他人の畑に肥やしを撒くだけ撒いて、その果実を享受することはできない。そう考え、少ない種銭が化ける可能性のあるものは何か?思考した結果、下された決断が競馬である。競馬なら、1000円が数万円になる可能性は望めるが、スロットでは絶望的である。私は少ない種銭で高設定を回そうとしていたから・・・どうしても、チャンスゾーン狙いの立ち回りにせざるを得なかった。それが、私に破滅をもたらせた正体ではないか?だったら、資金に応じたギャンブルをするしかない。その結論が競馬だ。私は競馬歴11年、スロット歴5年、麻雀歴10年の年月を見る限りは、れっきとしたギャンブラーだ。だが無論、結果はギャンブラーという名に伴なっていない。正確には破滅ジャンキーとさえ、言えるかもしれない。ともあれ、決断は下された。後は、明日のNZTの結果が私を奈落の底に突き落とすのか・・・はたまた蜘蛛の糸を垂らせてくれるのか・・・それだけだ。しかし、何しろ現在の私は無一文である。金策をしなければならない。そのことで、先日1日考えていたのだが・・・・本日名案が浮かんだ。実は、私には使用することを禁忌としている社会復帰用の資金が眠る銀行口座がある。しかし、残念なことに、先日そのタブーは破られ、10万円の資金がすでに7万円へと落ち込んでいる。もう、これを使うわけにはいかない。もし、使用してしまったら・・・間違いなく黄色い看板行きは免れないだろう。だから、無から有を作り出すしかない。友人に信用を切り売りして博打資金を借り受けると言う、非常にリスキーな選択肢が浮かんだが、さすがにヒリツキすぎて、その選択は却下した。だが、血縁者からの借金はすでに与信枠を越えている。7万円は使用するわけにはいかない。それでどうするか頭を抱えていた。その時・・・ふと、頭を疑問が過ぎった・・・何故、血縁者の与信枠はオーバーしたのだろうか?当然、返済能力がないと思われたからだ。であれば・・・返済能力があることを証明すれば、与信枠は拡大する?その瞬間、私の手元にある要素がパズルが仕上がるかのように・・・ぴたりと嵌った。そうか・・・あったじゃないか、無から有を作り出す方法が・・・私は銀行に向かった。そして、長らく放置していた通帳の記帳を済ませた。そこには残金が7万円あることが表示されている。私は、印鑑と通帳を血縁者へと手渡した。そして、それを担保に7万円を借り受けたのだ。そう、担保つまり返済原資があれば借金は断られない。さらに言えば、この借り受けた現金で勝てば・・・すべて解決する。さあ、馬券に祈りを込めて・・・世の中にギャンブルによる大逆転が存在することを証明しよう。当然の話だが、漠然と馬券を買おうと思ったわけではない。私なりに勝負になると判断しての決断だ。普段の私はダート短距離に特化すると決めているため、芝のレースには手を出さないのだが、明日のレースは私の目には好機に映りすぎた。もちろん、外れる可能性は低くはない。しかし、期待値が高いのだ。逆に言えば、失うことに怯えて、こういった時に勝負ができなくなることが怖い。それでは・・・予想です。4月9日(土)中山11R ニュージーランドトロフィー 15:40発走。(中継はご存知の通りテレビ東京のサタデー競馬で・・・)◎13番チアフルワールド○5番ピカレスクコート▲10番セイウンプレジャー△15番ディープサマー△6番ミスターケビン買い目は馬連より的中確率が格段に高いのにも関わらず、倍率がそれほど開かない枠連で勝負。3-5、3-7、5-7、3-8、7-8の5点。そして単勝13番。馬連13番から総流し。馬単も100円ずつ、13番から裏表で総流し。理由は不当評価です。13番は不当評価されているとしか思えません。何故なら、厩舎が新馬戦からずっとペリエ騎手を乗せているんです。勝負にならない馬にペリエ騎手のような超一流騎手を乗せるでしょうか?そして、人気がない割には負けているレースもそれほど差が無い。前走なんかもそうです。もしかしたら・・・石橋騎手がうまく乗らなかったから、僅差で負けたと厩舎が判断しているのかもしれません。それで、後藤騎手に乗り替わり。後藤騎手はそれなりに結果を出している騎手なので・・・来ないかもしれませんが、厩舎のやる気を感じる布陣です。だったら・・・・それなりに勝負の気配を出していて、人気が無いと分かっている時・・・勝負時なのではないでしょうか・・・さあ、明日私に下される審判は・・・・破滅か逆転か・・・どちらなのでしょうか・・?※ちなみに明日は帰宅しない予定なので、更新は日曜日に2日分となると思います。
2005/04/08
私は以前、三無主義者だった。それはかつて、新人類と呼ばれた若者を指し示す無気力・無責任・無関心ではない。私の三無主義は。無理・無茶・無謀を実行しようという。極めて、攻めを意識した三無だった。ところが・・・・いまや、どうだ。そんな今の私は・・・無職・無収入・無一文・・・社会不適合とかそういったレベルの問題ではない。明日、どうするんだ?そういった究極的に絶望的な状況だ。しかし・・・私はまだ働く気が無い。何故なら、逆転好きだからだ。映画でも何でも・・・追い詰められた状況で足掻いて、足掻いて、足掻いてからの逆転。それが好きだ。だから・・・もっともっと追い詰められなければならない。この現状も工夫でどうにか乗り越えられないだろうか。そう考えているが、なかなかいい案が見つからない。一応、答えは一つ出ている。そして、何度考えても同じ答えに行き着く。それは・・・やはり、私を破滅させたギャンブルで逆転するしかない。そう、ギャンブルの負けはギャンブルで取り返す。それが、ギャンブラーの鉄則。にしても、種銭もない。それをどうするか。一つだけ、アテがあるがそれはタブーとしている。何故なら、社会復帰費用だからだ。しかし、そのタブーも先日1度破られた。が、文無しではやはり何もできない。黄色い看板に足を運ぶのも、ギャンブル以上の破滅になり、これも厳しい。血縁者への借金の与信はすでに限界だ。となると・・・社会人の友人3人から1万円ずつ借り受け、それを元手にと言う取り返しのつかなそうな発想が浮かぶ。私の持論であるが、面白がれない仕事では1流と呼ばれる領域に近づくことはできないと思っている。そして、私は結果を出さないだろうと分っている仕事をする気はない。しかし、自分の信用を対価として得た借金であれば、その信用を守るために、働かざるを得ない状況に陥る。そうすれば、抜本的解決にはつながらないが、当座の問題は解決する。そのために、友人に信用の切り売りをしてみようか。なかなか、発想が追い詰められつつある。どちらにしても・・・金策に走らなければ・・・・今日はギャンブルもせずに思考に徹した一日でした。明日、ヒリツク選択を・・・
2005/04/07
絶望と希望の交差の連続。またか・・・私はため息をつくと、スロット台に背を向けた。何度目の破滅だろう・・・もう、数え切れない。次第に・・・破滅ドランカーになってきた気がする。閉塞的になる現実にさえヒリつかない。今日は・・・ネットで解析がでていた鬼浜のチャンスゾーン狙いで立ち回った。狙いは当り、5Kで2台ともボーナスを引いた。しかし・・・・またもや財布が不要になった。原因はバケと連荘しないという事実に尽きる。解析では128Gまでの連荘ゾーンに行く確率は50%超え。にも関わらず、2台ともバケ単。何故だ・・・不条理だと嘆きたくなるが、これも現実。また、何か新しい手を考え出さなければならない。それにしても、希望と絶望のジェットコースターのようだ。昨日、希望と言う丘に登ったと思ったら、今日はもう破滅と言う谷底にいる。私は・・・一歩でも前に進んでいるのだろうか?この交互に訪れる破滅と救済に意味はあるのか?そう問い掛けたくなる。無意味・・・恐ろしい。自分の生命とイコールである時間が無意味に流れていく。何度、救済の丘を越え、破滅の谷を上りきれば、正の方向に偏ってくれるのだろうか。諦観にも似た感情を抱きながら・・・私は店を後にした。それにしても・・・スロットの世界も、最早情報戦だ。どうも必勝本かなにかのメール会員に入っていると、先週の日曜日には鬼浜の解析結果を得ることができたらしい。そして2ちゃんねるやhazuseなどの情報掲示板サイトにそれが載せられるのが、その次の日くらい。だから、より早く正確な情報を得た者だけが、効率よく勝つ事ができる。早い情報をどうやって得るかを考えなければならないかもしれない。私が店を出ると・・・夕日が差していた。桜が綺麗に咲いた川沿いの破滅通りを歩く。ふと見ると・・・鴉がゴミをつついていた。その時・・・カァー鴉が鳴いた。「破滅野郎」そう聞こえた。えっ?そう思い、振り向くと、鴉は鴉のままだった。私の後方から車がやってきた。エンジン音を響かせる車が脇を通る時・・・「破滅野郎」吐き捨てるように言葉をぶつけられた気がした。子供を連れた買い物袋をぶら下げた主婦が、すれ違いざまに笑顔で・・・「破滅野郎」私の耳にはそう囁かれた気がする。公園で遊ぶ、子供達の歓声が私を囃し立てる言葉に聞こえる。破滅野郎・・・破滅野郎・・・・破滅野郎ハア・・・ハア・・・ハア・・・まだだ。まだ私は終わっていない。必死に抗うが、私を破滅野郎と追い詰める声の追及は止まない。電車が、車が、主婦が、子供が、鳥が、犬が、猫が・・・・音を立てる物すべてが、後ろ指を指しながら私を糾弾するのだ。「破滅野郎」と・・・幻聴だ。幻聴には違いない。私は叫びだし・・・逃げ出したくなるのを理性で必死に堪えた。幻聴だ・・・・幻聴だ・・・幻聴だ・・・しかし、私の意思はお構いなしに私を「破滅野郎」と呼ぶ声はどんどん大きくなっていく。勝てば・・・・勝てばいいんだろう。まだ、私は破滅野郎ではない!!私は呟くと、自宅へと足早に逃げ込んだ。そして、現在に至る。とホラー小説調で更新してみました。にしても、また破滅です。どうにかならないものですかね。
2005/04/06
私は一歩前へと踏み出した。私が歩を進める度に、ガラガラと音を立てて、決断する前に用意されていた逃げ道が崩れ落ちる。思えば分岐路は、生きている以上、絶え間なく存在する。生存を続ける以上、人生は分岐と選択の連続だ。そして、一方を選択するともう一方の道は閉ざされる。仮に・・・選択をしないということを選択したとしたら・・・・いつまでもその分岐で迷っていることが可能だろうか。残念ながら、そうはいかない。結果を知りえぬまま・・・その分岐路が消滅し、新しい分岐ができるだけ。問題の先送りは可能性の否定にもつながる。だから・・・・私は決断し、実行した。先日、血縁者に通帳と入金用の30Kを手渡された。血縁者は旅行に行き、そして4月6日の9時までに入金が必要だから、私に依頼したのだ。その時点では4月3日の晩。入金は4月5日の15時までに行えばいいから・・・まだ、2日猶予がある。だったら・・・その間にギャンブルをして、運用益を叩きだし、入金すれば・・・この息が詰まりそうな閉塞的な状況を打破できるのではないか。そう考え、この委任金を握り締めた。以前に読んだ書に、世の中には偶然は無く、すべてが必然で意味があるという趣旨の内容が書かれていた。であれば、この委任金が私の手元にあるのも必然だろう。そして、それを使い、ギャンブルをすることでどうなるかも私にとっては必然なのだ。結果から、何かを学ぶ必要があるということだ。私は、握り締めたお金を持ってホールへと向かった。普段はあまり行かないホールを覗くと・・・ピカゴロウ2が置かれていた。設置されていた説明書きのような物に目を通すと・・・設定3から機会割が100%を超える。山佐にしては随分と甘い機種だ。そしてデータ-はビッグ8回バケ13回200回転弱回っている。残念ながら総回転数は見れなかったが、ボーナスの来かたを見るかぎり、高設定のようだ。私は席に座ると、両替した1Kをサンドに近づけていった。サンドに入れる手前・・・私の手がピタリと止まる。もし・・・・これを入れてしまうと・・・・30Kを入金し、事無きを得るという選択肢は私の目の前から消滅する。つまり、勝利しないと問題が起きる。もう、後には引けなくなるのだ。いいのか?本当に?責任は取れるのか?自問する。私は小考後・・・・紙幣を財布に戻すと席を立った。ということができたら・・・おそらく私はこんなに閉塞していないだろう。負けたとしてもまだ、私の裁量で解決できる範囲だ。であれば・・・自分の判断を信じろ。勝てると思うから、座るのだろう?だったら・・・・私は自ら「事無きを得る」という選択を消滅させた。ギャンブル依存症・・・そう見えるかもしれない。確かに、ヒリツキによる自己の生存確認への欲求は多い。しかし、ギャンブルは学習なのだ。忍耐力が必要であり、そしてリスクを取る勇気を身に付ける。安全に生きることは難しくないが、リスクを取る勇気を出すことは難しい。さあ、リスクを取ろう。1Kはサンドに飲み込まれ、50枚のメダルが吐き出された。重たく、そしてヒリツク瞬間だった。1Kがサンドの入り口に吸い込まれていく、その刹那・・・ヒリツキを渇望してやまない私が、息苦しく感じるほどの重圧だった。必勝・・・それが求められている。私は・・・コインを投入口に入れると、レバーを叩き始めた。もしかすると・・・・・逆転の女神は・・・・私が退路を完全に断つ決断をするのを待っていたのかもしれない。私の逆転への執着、熱意、そういったものがどの程度かを試すために。意外にも、2Kでボーナスを引いた。バケだったが・・・持ち玉内でビッグ。3連して150Gを抜けたところでやめた・・・その後・・・今までのことが嘘のように・・・・様々な機種の狙いゾーンが悉くヒットした。爆発的な連荘は無かったが・・・逆転の女神への求愛が受け入れられたことに・・・私は幸福を噛み締めていた。そう・・・これが甘露の味。逆転勝利の味だ。私は30Kとは別に13K手に入れた。これで・・・事無きという事実と種銭を手に入れた・・・チャンスが巡ってきた。さあ、この種銭で復活できるかどうか・・・明日が正念場!!
2005/04/05
昨日・・・破滅した。私が考えうる最善を尽くしたが・・・駄目だった。破滅した原因は・・・タイトルのように、当然ギャンブルだ。私は2月から無職のNEETとなった。そして、最後の給与が振り込まれたのが2月25日。それから一ヶ月間はギャンブルで凌いだ。しかし・・・4月4日未明現在、最早うまい棒1本買えない。チョコバットなどもっての他だ。という現状に至る。無職である以上、当然無収入だ。無収入で無一文・・・いや、正確には違う。日本国と銘打たれた1枚1グラムの銀色の硬貨が数枚、私にはもう不要となった財布と呼ばれる物の中でその存在を誇示していた。しかし、残念なことに私はその硬貨単体では対価となる物質を得ることができないことを知っている。どうすりゃいいんだと頭を掻き毟りたくなるような・・・閉塞された現実。そしてもう一つ、悲しむべきことかもしれないが・・・・私はこの八方塞のリアルさが嫌いではない。すべてが自己責任。ギャンブルというのものは・・・社会や政治や教育といった責任転嫁の受け皿となりうる物の存在は無い。それぞれが責任を転化をし合っているうちに、いつのまにか責任の所在がうやむやになってしまうような・・・そういったぼやけたことがない。あるのは勝って得るか、負けて失うか。いずれにせよ、それは自分の知識、運、忍耐力、そういったものを駆使してでる結果。優勝劣敗の世界。その明確さがいい。そして、負けられない時に負けた時、血が滾る。自分の身に起きたことが、どこか遠い国で自分とは関わりの無いことのように感じる。その自分の足が地に付いていないような朧げな感覚。それが破滅の味。その味を噛み締めた後、現実を直視し、「破滅」を受け入れる覚悟を手に入れる。ギャンブルで負けて怒るようでは、覚悟が足りない。自己責任である以上、負けてしまった時を受け入れる、つまり責任を取ることを前提としなければ、まだギャンブルを楽しんでいない。ギャンブルの真の面白さを知るのは、「破滅」を知った後だ。何故なら・・・・破滅を知らないと・・・大逆転も知ることができない。大逆転・・・それはギャンブルという生き物に、自分が選ばれた特別な人間であると感じさせてくれる唯一の時だ。人は理解や、認証を渇望している。そのすべてを逆転という事実が、与えてくれる。だから・・・私は追い詰められることに嫌悪感が無い。塩が無ければ、砂糖の甘さに感激することが無いのと同様に、破滅が無ければ勝利の味も味気ない。ましてや、破滅なくしては甘露とも言える逆転の味を味わうことすらできないのだ。しかし、現状はどうしたものだろうか。このままではギャンブルというサバイバルゲームに参加することもできない。それでは・・・ヒリつかない。私に生を実感させてくれるものがない。DEAD OR ALIVE そういうスリルを感じる状況にいなければ・・・人は真剣にならないのではないだろうか。だから・・・どうにか種銭を作らなければならない。現状の私の状況は・・・財布・・・旅ガラスが2~4羽総合口座・・・三桁の数字で、下ろすこと叶わず血縁者の借金・・220K黄色い看板・・・0K株・・・人生の一発逆転を賭けているため、処分するわけにはいかない。失業保険・・・支給は7月タブー・・・70K(これを失うと社会復帰費用が無くなり、黄色い看板へ)※先日まで100Kあったが・・・タブーは破られた。委任金・・・血縁者に4月5日までに口座に入金を頼まれた30K・・・・最後のやつか・・・?現在、4月4日未明・・・4月5日までに入金すればいいわけだから・・・・つまり、これを使って本日勝てば・・・All OKってことなのだろうか。しかし、いくらなんでもヒリツキすぎではなかろうか・・・いや、むしろ・・・自分の金では退路があって、真剣にならないんじゃないか・・・もし、これで負けたら・・・・2度目のタブーを犯さざるを得ないだろう・・・ハア・・・ハア・・・ハア・・・息が荒くなる。どうする?私は・・・・通帳に挟んであったその現金を・・・・元に戻した・・・・わけがなかった。現金には現在価値と将来価値がある。つまり、現在の現金を運用して、期限までにどのくらいの価値を持たせることができるかという考え方で、現金が最も価値があるとされている。であれば・・・4月5日までにその現金を運用して、運用益をだせばいいわけだ。取り返しがつかなくなる?勝負は追い詰められてから始まる。リスクを取らずして、勝った人間の話なんか聞いたことが無い。さあ行こう、ヒリツキを求めに・・・ホールへっ!!
2005/04/04
何故だ・・・私が破滅通りと呼ぶ川沿いの道をトボトボと歩きながら思わず呟いた。私は間違っていたのだろうか・・・いや、理屈上の間違いは犯していない。しかし・・・・結果は破滅。またもや無収入で無一文へと逆戻りしてしまった。心なしか手提げ鞄が重くて仕方ない。土日は避けようとは思っていたが、チャンスゾーンの台を発見し、ボーナスを引いた。にもかかわらず、私の所持金は小学生にも劣る。また・・・なし崩し的に一度破った禁忌を何度も破り、本当の破滅をするのだろうか。思えば、この禁忌が存在すること。これが保険をかけるという発想になっている。保険とは安心だ。安心があるということは退路があるということ。追い詰められた鼠は猫を噛むが、退路のある鼠は罠があろうとも助かりたくて、退路に逃げ込む。この保険をかけている発想自体が誤りなのだろうか。そのせいで立ち回りが甘くなっている?しかし、私はおそらく100回同じ状況に出くわしたら100回同じ行動を取るだろう。であれば、その行動自体が間違っているのか?いや、それはない。何故なら、期待値はプラスになる。自分自身の行動を信じられなくなったら、生涯逆転などすることはできないだろう。私は桜の花がちらほらと咲き始めた破滅通りを歩きながら、桜が咲く前から散っていると自嘲気味に笑いながら、先ほどを回想した。仕事を2ヶ月前に辞めてから無収入である。最初の一ヶ月はギャンブルで勝つことで凌いだが・・・2ヶ月目の現在はすでに種銭すらない。なので、本日私が持っていた1枚の福沢諭吉が描かれた紙幣で勝たなければならなかったのだが・・・結果はすべてを失い破滅・・・この追い詰められた状況がスリルでたまらない。実際には頭を抱えるしか方法は無いのだが・・・そんな私は、本日準ホームの店を覗くと、朝一ノーボーナスで297回転回っているボンバーパワフルを見つけた。前日・前々日とノーボーナスである。そして、丁度どうするか思考していた時、!マーク札が刺さった。2日連続でノーボーナスなのだから・・・設定変更されていると考えるのが妥当である。であれば・・・・ボンバーパワフルは設定変更されると、ノーマルモード滞在時と同じ移行率でモードが選択され、RTの再抽選が行われる。で、ノーマルモードが選択されるのは全体の3分の1。そして、300近く回っていることから・・・連荘モードとボンバーモードの否定がされる。そうなると、2分の1でノーマルモードだ。そして、ノーマルモードとなると、300~400の解除確率は30%しかし、この30%という数字はあくまで0Gから考えた時の数字である。現在は300Gまで回っているわけだから・・・それまでの解除RTの振り分けがマイナスされる。奇数設定で300Gまでに解除される確率は36.95%。だから100%-36.95=63.05%これが残りのRT解除の振り分けである。そして300~400は30%の解除があるわけだから・・・この時点で100G以内に解除される確率はノーマルモードなら約50%。偶数設定なら・・・300までに解除される確率は56.19%そして300~400までに解除される確率は28%だから100%-56.19%=43.8143%のうちの28%を占める部分であるから・・・この時点で100G以内に解除される確率はノーマルモードなら64%。そして、出玉は400枚と考えて・・・8000円である。さらに連荘モードに行く確率があるから・・・移行確率を30%と考える。そうすると期待値は奇数設定で・・・0.5(RT放出確率)×0.5(ハマリモード確率)×0.66(ビッグ比率)×8000円=1320円0.5(RT放出確率)×0.5(ハマリモード確率)×0.34(バケ比率)×2000円=170円この1490円に、1回目の連荘が絡む確率を加算する。そうすると・・・・0.3(連荘移行確率)×0.66(ビッグ確率)×8000円=1584円0.3(連荘移行確率)×0.34(バケ確率)×2000円=204円ビッグ2連までいれると・・・0.3(連荘移行確率)×0.66(ビッグ確率)×0.6(連荘モード継続)×0.66(ビッグ確率)×8000円=628円上記の出てきた数字を加算したものが期待値となるはず。そう考えれば、1320+1584+628+204+170=3906円。100回転回すのに・・・4000円弱(子役落ちによっては3000円でもいけるくらい)これは高設定であればあるほど、または偶数設定であれば期待値は上昇する。であれば勝負・・・・と思ったのですが・・・・あっけなく400Gオーバー期待値と結果の違いを思い知る。-4K 残金6Kそして・・・・店移動巨人の星2の840G回転台を発見。さて、設定1で期待値計算。832GまでにRTが解除される確率は83.53%残りの振り分け確率は16.47%そのうち・・・833G~1088Gに解除される確率は9.36%約57%の確率で解除されるはず・・・しかし、残金が255Gまで回せないから・・・その半分と考える。28%まあ、約30%計算。BR比率が5.5:4.5だったと記憶しています。そうすると・・・0.55(ビッグ比率)×0.3(RT解除確率)×10000円=1650円0.45(バケ比率)×0.3(RT解除確率)×2000円=270円連荘確率が55%ですから・・・ビッグのみ1回加算すると・・・0.55(ビッグ確率)×0.3(RT解除確率)×0.55(ビッグ確率)×0.55(RT解除確率)×10000=499円1650円+270円+499円=2419円まあ、一つのゾーンを抜けるのに3000円かかるのと連荘時のゲーム数による差枚数を考えていないわけですから、期待値は本来ならもう少し下がるのでしょう。しかし、設定1での計算です。当然、設定が上がれば期待値が上昇します。なので、セーフラインと判断して勝負!!きっちり3Kで引っかかりました。しかし、バケ単。で追い金3Kで150Gくらいでヤメ。それで破滅したわけです。にしても、前回も128Gを抜けているわけですから・・・・連続で128Gを抜ける確率は・・・0.45×0.45=0.2025約20%です。設定1でも、5回に1回しか2回連続128G抜けしないはずなのに・・・そんなこんなで、どうしようか頭を抱えています。逆転タイムはくるのでしょうかね・・・
2005/04/03
の到来を待つしかない。待てっ!待つんだ。その時が来るのを・・・己に言い聞かせる。麻雀でも良くあることだが、流れのない時。そんな時は基本的に何をやっても駄目だ。配牌は悪く、ツモもどん底。しかし、そんな状況でも、神がかり的なアガル唯一の手順というものは存在する。私は、これは麻雀に限った話ではないと思う。スロットでも、人生においても・・・いかなる絶望的な状況下にあれども・・・・そんな針の穴を通すかのような逆転があると私は信じている。だから、ただ待つこと・・・それが必要な時がある。待つのは辛い。時間だけがただ無為無策に過ぎていく。それをじっと耐える。特に、期限が決まっていて、刻々と迫ってくるとき・・・じっと待つことのできる人がどれくらいいるだろうか。今の私にはその・・・機が来ることを待つ必要がある。本日・・・・結局スロット屋を覗いた。覗けば・・・当然見るだけでは済まない。もちろん、勝負にならないと判断すれば、見るだけもできるだろうが・・・勝負になると感じる台があれば、当然勝負をする。今日も・・・そんな台が3台見つかった。そして、予定通りボーナスを引くこともできた。しかし・・・・引き負けた。つまりバケの単発だったということである。座ったのは吉宗の朝一865Gまで回っている台である。私の情報が正しければ、吉宗は設定変更後、モード1に移行する。そして、モード1の熱いゾーンの1つは902~965。さらにモード1はビッグ比率が高い。その店が毎回全台設定変更をしていることは確認済みである。だから打った。予想通り、946Gでボーナスを引いたが・・・バケ。そして180Gで高確からの演出が外れたのでヤメ。-7K 残金17K2台目も吉宗。865Gから回して、966Gになったのでヤメ。-4K 残金13K3台目は店移動して見つけた、巨人の星2何故か、ナイターランプの点滅がゆったりとしている台が放置。特訓の可能性ありと見て、打つこと1KRT解除。バケ。128Gまで回して捨て -3K残金10Kそう・・・またもや破滅。負けられないのに・・・完全に追い詰められた。狙いは間違っていなかったと思う。しかし、結果がついてこなかった。現状は大破滅にリーチがかかっている。何度、残りの10Kで勝負したい気持ちをおし留めただろうか。もういい、一か八か勝負して結果を知り、楽になってしまいたい。来ないかもしれないチャンスをじっと待つことが耐えられない。しかし、かろうじて踏みとどまった。待て、唯一逆転できる神がかり的なときがくるのを。それは、今日ではない。もし今日だったら・・・・最初に引いたボーナスもビッグだろうし、連荘もしている。だから今日じゃない。現状では最善を尽くしている。破滅が私に逆転の女神様に会わせまいとして、狡猾な罠を仕掛けているんだ。私が女神に会える人物かどうかを試すために。耐えられなくなって、投げ出した時・・・・すべてを失い破滅する。だから、耐えろ。必ず、必ず、機は来る。そう自分に言い聞かせ、帰宅。手元にはあるのは「学問のすすめ」を書いた人物一人だけ。おそらくこれを失えば・・・なし崩し的に、有り金すべてを失うだろう。そして、いざ社会復帰をしようとする時にはどうにも手が打てない状況になっているに違いない。逆に言えば・・・ここさえ凌げれば・・・チャンスはある。さあ、危険を掻い潜り、見事逆転できるかどうか・・・明日の競馬か明後日のスロットか・・・それとも・・・・やはり、たいした覚悟も持たないまま働くしかないのだろうか。可能な限り避けたい選択なのだが・・・
2005/04/02
もどかしくて仕方が無い。急がなければ、前へ進まなければならないのに、現状から動けない。いや、後退しているとさえ言えるかもしれない。先日、かろうじて20K勝つ事ができた。平日の午後、高設定狙いで本日も稼動。前日のオール6だったボンバーパワフルを見に行った。当然のようにほとんどが設定変更されていたようだ。しかし、客層が中高年主体のためか、回転数がチャンスの台ばかりである。高設定ではないかもしれないが、期待値は高い。情報戦では私に分があるようだ。600回転を超える台や、ボーナス後300回転の台。そういった台がごろごろしている。当然、全部に手を出した。そして、+20Kそう、わずか30分ばかりで昨日一日分の稼動を稼ぎ出したのだ。さあ、狙い台もないし帰ろう・・・しかし・・・・ここで、帰れたらどれほどギャンブルは簡単だろうか。弱さかもしれない。いや、おそらくは私の中に焦燥が芽生えているのだ。自分で考えて行動しているつもりでも、それはその焦燥に操られている行動。つまり、その時点での私は焦燥の傀儡だったのだ。まだまだ、もっともっと勝たなければならない。でなければ・・・・先週失ったお金を取り戻せない。そう、理解しているのに・・・また持っていた物を取り戻す(持ち物を守る)ために失う行動を取っていたのだ。思えば・・・・引き際のラインを決めていなかったのが問題だった。20Kを25日勝ちつづければ500K。十分じゃないか。何故、その勝ちを1日という短い時間に濃縮しようとするのだ。積み重ねでいいんだ。ただ・・・私は焦燥に抗えるほどの忍耐力が無かったのだ。20K浮いた後、帰ろうかと思ったが・・・前日、自分が連荘中に閉店した台を見ると、履歴上据え置きじゃないかと推察できた。というのも、前日最後のボーナスは背景宇宙でカフェステージ。確率上連荘しない確率は16分の1。据え置きならば、間違いなく連荘。そして変更だったら7分の1くらいでしか100回転以内に当らない。その台が朝一から連荘しており、200~300付近で当っては2連荘、3連荘しているのだ。これは、今までの負債を一気に取り返し、逆転できるチャンスではなかろうか。そう思い、その台を150回転から回し始めた。そして・・・・投資20K。768G目バケ早くも、据え置きの可能性は否定されている。100Gオーバー追いかける気にはなれなかった。何故、店の意図を考えないんだ。店は前日設定公開をしたのは設定を疑っている客が増えたと思ったからじゃないか。公開する事で、きっちり還元したのだから、次の日は店側からすれば当然締めてくる日ではないか。そうそう、据え置きなどという甘いことはしない。折角、勝っていたのに・・・・すると・・・・今度は自分が勝っていた分を失うことが惜しくなった。このままでは帰れない。見ると、隣の設定4・5・6札のボンパワが前回800G付近でバケ単で終わっている。100Gは抜けていたが、2回連続でハマリモードも無いとはいえないが、流石に通常モードにいるのではないだろうか。こう考えた。しかし、これはあくまで私の主観であって、きちんとした理論に基づいたものではない。つまり、丁半博打で丁が30回連続できたからと言って、次が半であるとは言えないなのと一緒だ。だが・・・焦燥がまたもや私の目を曇らせた。あえなく400Gオーバー。ほぼハマリモードだろう。この時点で-10K。前日6で、本日もそこそこのジャグラーを打ち、1Kでビック。そして飲まれ。店移動。ガッツ石松の6としか思えない5000枚の札台に着席。祈りながら、打つ。すると、投資8Kにてビッグ。持ち玉プレイになり、飲まれそうになってはビッグを引くを3回繰り返す。3回目・・・石松タイムに入りビッグ5連荘。バケ2連荘。560G付近でビッグ。石松タイム、バケ。220Gくらいで、高確率4回も抜けたのでヤメ。1200枚程度。ここで止めておけば・・・・まだ浮いていた。ただ・・・最初に浮いていた20Kまではいっていない。まだだ・・・まだ・・・私は焦燥が招き入れる破滅への泥土に、すっかり足を奪われていた。待ち受けるのは底なしの沼。守ろう・・守ろうとして・・・失っていく。助かりたい願望が元で取る行動が、逆に助かる可能性をなくしていくのだ。例えば、地震で崩れたビルに閉じ込められた人が、自力で助かろうともがいて、さらに状況の悪化を招くような・・・私はめんそーれ30、銭形、鬼武者のチャンスゾーンを狙い打った。しかし、どんどん狙いは薄い確率狙いになっていく。当然だ、熱いゾーンだったら、とっくに他の人がやっている。結果・・・・破滅した。とことんだ・・・いや、最後の理性が止めたおかげで、まだ種までは失っていない。だが・・・現実は家を出る時に比べ-25k。先日の勝ち分と種の1部を失った。残金24K。いつになれば・・・一息つけるのだろうか・・・土日は避けるつもりなので・・・明日は競馬かな・・・・
2005/04/01
全30件 (30件中 1-30件目)
1


