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俗っぽいタイトルですが、気になってしまいました。高いワイン 知っておくと一目置かれる 教養としての一流ワイン [ 渡辺 順子 ]高いワインと言いつつ数千円のものも含まれていますが、ペトリュスやロマネコンティ等も当然載っています。高いワインなんて、独身のときに勢いで買ってしまったボルドーのシャトー・オー・ブリオンくらいかなと思っていましたが、それ以外にも何本か飲んだことがあるものもありました。もっとも、私がそれらを飲んだ頃からは軒並み高騰していて、今飲むとなるとかなり立派なお値段に。スーパータスカン(トスカーナ)は飲食店でちょっと贅沢程度の感覚で飲めるくらいの値段でしたし、オーパスワンも上がってしまいました。ワイン投資が盛り上がっているのも良くわかります。Château Haut-Brion 1997 /シャトー・オーブリオン 1997
2022/01/31
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妻が気になったとのことで、私も読んでみました。「ラ・ベットラ」落合務のパーフェクトレシピ (講談社のお料理BOOK) [ 落合 務 ]前半はパスタで、残りが諸々。料理の基本となるポイントが書かれていて、その後にレシピ。特に火の入れ方が丁寧に書かれており、参考になります。
2019/10/17
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肉の生産者に関する本は結構ありますが、精肉を生業とする方の本は珍しいです。どんな肉でも旨くする サカエヤ新保吉伸の全仕事 [ 新保 吉伸 ]日本の肉が美味しくなくなったのは、枝肉を忘れ、真空パックに走るようになったことが原因だとか。肉を育てる(いわゆるエージング)で肉の味は全く変わってしまうそうです。格付けは肉のおいしさを意味しないあたりは認識されてきましたが、知らないこと、誤解していたことなど、興味深い話が満載です。このお店の肉を出しているレストランの紹介もありますが、これも参考になりそうです。
2019/10/16
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私は、ジビエを食べる機会があれば積極的に食べているので、買ってしまいました。ジビエ教本 野生鳥獣の狩猟から精肉加工までの解説と調理技法 [ 依田 誠志 ]著者は、六本木のレストランLA CHASSEのシェフながら、自分で猟をして食材を調達してくるという、凄い方。本も狩猟から解体処理の仕方、素材の味、代表的な料理等、これ一冊でジビエが理解出来るので、重宝しそうです???と、狩猟も下処理もしない私が買ってどうするの?という本ではありますが、興味深く読めました。特に面白かったのが、タヌキの項。私が子供の頃に読んだタヌキ汁について書かれた本のコメントでは、タヌキは臭くて不味いと書いてあったのですが、実際は「エサによる」のだとか。タヌキは生活範囲が狭いのでエサが偏っており、糞を見て仕留める価値があるか判断するそうです。
2018/09/04
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新刊案内を見ていたら、このタイトルに目が行きました。5人のバーテンダーが語るもう一つのBar物語/宮之原拓男/平井杜居/山下和男【1000円以上送料無料】5人は誰なのかと見てみたら、私がお世話になっているBar BARNSの平井さんが出ていました。ということで、注文。5人のバーテンダーの方が1つずつ自分の得意範囲について解説してくれる本。どの方も非常に興味深い内容で、楽しめました。ちなみに、平井さんのパートは、ウィスキーのオールドボトルについて。Bar BARNSは古いボトルやヴィンテージが充実しており、同じ銘柄の垂直飲みも楽しめます。この話もとても面白かったのですが、次は料理やカクテルに使っているグラスの話も書いて欲しいと思っています。
2017/05/26
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食に煩くなさそうなアメリカ人の経済学者ですが、かなりこだわっています。【楽天ブックスならいつでも送料無料】【高額商品】【3倍】エコノミストの昼ごはん [ タイラー・コーエン ]世界各地の高級なお店から屋台まで、いろいろなお店で食べ歩いた経験を踏まえて、経済学の観点から美味しいお店の探し方や美味しいものの見つけ方を解説。読んでみた感想は、日本に産まれて良かった(笑)東京では、フランス料理でさえ、本場のパリと比べても引けを取らない美味しい料理がパリより遥かに安く食べられるそうです。ちなみに、他の先進国では、穴場はドイツのようです。
2016/02/24
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日本一予約がとれないとも言われるほどの人気店、くろぎ。そのレシピ本です。【楽天ブックスならいつでも送料無料】くろぎのおかず [ 黒木純 ]こんな本を通勤電車の中で真面目な顔をして(多分)読んでいるのですから、周りは怪訝に思うかも知れません。さてレシピですが、一般向けに簡略化されているので、作ってみようかと思うものもいくつかありました。料理の写真もきれいなので、見ていても楽しいです。
2015/07/30
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単に作ったお弁当と簡単なエッセイなのですが、これが面白いです。【楽天ブックスならいつでも送料無料】461個の弁当は、親父と息子の男の約束。 [ 渡辺俊美 ]著者は猪苗代湖ズで紅白にも出たアーティスト。離婚して父と息子2人の家庭になり、高校生の息子に欠かさず作ったお弁当。それらの写真が出ているのですが、弁当箱も中身もどんどん進化していきます。また、お弁当自体が息子との会話になっていて、それがまた面白かったです。
2014/09/29
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外国の方が見ると、日本人とは少し違った視点から見てくれるのが面白いです。この本の著者、アメリカ出身で日本在住のマイク・モラスキー氏は大学の先生。日本が長いだけあり、かなりディープな飲み方をしています。【楽天ブックスならいつでも送料無料】日本の居酒屋文化 [ マイク・モラスキー ]日本の呑兵衛が書く本と若干違うのは、文化論的なところから入ること。しかも、かなりの割合。とは言え、後半はお店の探し方等なかなか柔らかいところもあり、いろいろな視点で楽しめるのではと思います。
2014/05/20
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どこかで絶賛していたので、買ってみました。【送料無料】家めしこそ、最高のごちそうである。 [ 佐々木俊尚 ]料理の考え方を7種類の味を同じ味にならないように、かつ簡単に料理をして、家での食事を楽しんでいこうということらしいです。賛同出来る部分もなくはないのですが、私が料理をする限りでは、料理の味付けが同じになるというのは意外と少なくて、むしろ料理がバラバラで統一性がなくなることの方が気を付けるべきことなのかなと思っています。また、レシピは同時に3皿、4皿分を同時に作ることを前提に書かれているので、その中から1品だけ抜いて作ろうと思うと余計なことまで書かれていてかなり面倒。セットで作るなら便利なのでしょうが。いろいろ考えているのはわかるのですが、ややピント外れな感じを受けました。
2014/04/14
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品質が向上し、世界的に見ても誇れるレベルになった日本のウイスキー。2大会社の一つであるサントリーの関係者が書いた本です。【送料無料】日本ウイスキー世界一への道 [ 嶋谷幸雄 ]歴史からウイスキー製造、熟成、樽の話など、一般向けにかつ体系的に書かれており、とても興味深く読めます。やはり日本人は仕事が丁寧です。多少の地理的なハンディキャップがあっても世界レベルにたどり着けるのは、こういう地道な努力なのかなと思います。
2014/04/12
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イギリス人の著者が家族4人で日本中を旅して、会員制の料亭からラーメン屋、タコ焼き屋まで、とにかく食べまくる話です。【送料無料】英国一家、日本を食べる [ マイケル・ブース ]外国人から見るとこう見えるのかと言うのは、結構面白いものです。料理自体も面白いのですが、周りと織りなす人間模様もまた楽しく、特に食に興味がない方でも楽しめます。
2013/07/12
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東京だけだと売れないので、あちこち発売しているようです。【送料無料!】ミシュランガイド広島(2013)私が遠征で行った中でも、一つ星1軒とビブグルマンマークが1軒ありました。先にお店がわかっていれば遠征の参考になったかなと思いつつ、ミシュランに載った直後となれば大混雑だったでしょうから、遠征後で良かったのでしょう。
2013/05/15
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今は長野のワインが熱いようです。【送料無料】千曲川ワインバレー [ 玉村豊男 ]著者は文学系の方にも関わらず、ワイナリーを持ってしまった方。前に料理の四面体を読みましたが、とても面白い本でした。ワイナリーを作るきっかけから始まり、ワイン全般や産業に関する話等、いろいろな話が書かれているのに、散漫な印象を与えないのはさすがです。
2013/04/16
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タイトルからして魅惑的です。【送料無料】なんたって豚の角煮 [ 土屋敦 ]本当に、一冊すべて豚の角煮。豚の角煮のレシピ、食材の話、道具の話、レシピ開発秘話等々。写真もレシピも素晴らしく、読んでいるだけで涎が出ます。豚の角煮レシピ開発のために、半年間は毎週、食卓に豚の角煮が乗ったそうです。私は手抜きをして作ってしまいましたが、せっかく著者が血のにじむような努力をして開発したレシピだと知り、今度は完璧に再現すべく挑戦したいと思います。
2013/03/19
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久しぶりに引っ張り出して読んでみました。ヒュー・ジョンソンの楽しいワイン / ヒュー・ジョンソン【中古】afb残念ながら、これも絶版のようです。ワインを愛しつつ、変な信仰?にとらわれない氏の姿勢は、久しぶりに読んでもほっとさせてくれます。かつて、「本はいつでも買えるから、読んだらすぐに捨てる」と言う方がいらっしゃいましたが、こういう状況になると、ますます捨てられません。
2013/03/06
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私が料理をする場合、ネットで検索したレシピを参考にすることが多いのですが、この方のレシピは良いものが多かったので、本も買ってみました。【送料無料】ウケるひと皿 [ 土屋敦 ]私は冒頭に出ているジャーマンポテトと豚ばら肉のマスタード煮込みを作りましたが、どちらも美味しく出来ました。若干手間がかかりますが、技術的には難しくなく、しかも美味しく出来るので、男の手料理としてはピッタリだと思います。
2013/03/02
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ここまで食べている人もいるんだなあと感心。【送料無料】日本ラーメン秘史 [ 大崎裕史 ]著者は、ラーメンデータバンクの社長であり、自称、日本一ラーメンを食べた男。深いとは言いませんが、これだけいろいろなラーメン屋を食べ歩き歴史を語れるのは、ある意味凄いと思います。何でも1番になれば、きちんと商売になるのかと感心する今日、この頃です。
2013/02/23
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タイトルに偽りありなのですが。【中古】 恐慌下におけるA級の店選び究極の法則 講談社プラスアルファ新書/横川潤【著】 【中古】afbA級だから高級店なのかと思って買った(ただし古本)のですが、「えー」級のAで、お店はほとんどが大衆的なお店。通常言われているA級のお店をS級と称して、B級(ご当地)との間にえー級を入れてしまう強引さ。こういう誤解を招くようなタイトルの付け方は、あまり感心しません。むしろ、A級の対極にあるZ級くらいの名前の方が適切です。敢えてこんなことをしたのは、著者(ス○イラーク一族)のお店をB級までに留めておきたいという下心があったのではと勘ぐってしまいます。ぞんな著者の気に入っているZ級のお店について淡々と書いた本。ということで、既に絶版になっているので、中古しか手に入らないようです。と言いつつ書いてしまったのが、マニアックなお店が結構混じっていたからです(笑)普通の人には、あまり使えない本です。
2013/02/21
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ワインの話をお気楽に楽しめます。【送料無料】偏愛ワイン録 [ 葉山考太郎 ]前半でインタビューをしている4人は凄い方ばかりですが、かなりおちゃらけも入っています。さすがに当人に対して失礼なことは言えないので、「独り言」として挿入されているだけですが。後半は著者の体験、エッセイ等。好きかどうかは趣味のわかれるところですが、私はこういう本は大好きです。
2013/02/16
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せっかくシェ・トモに行ったので、シェ・トモのシェフ、市川知志さんが書いた本です。【送料無料】フレンチの侍 [ 市川知志 ]市川さんの半生について書かれているのですが、フランス修行時代も含めて、とにかく凄い。そうとう暴れまくっています(笑)でも、読んでいると、心が温かくなる話も多数。就労ビザなしで相当苦労したみたいですが、トロワグロ家の信頼を勝ち得るとは、相当凄かったのでしょう。こういうやんちゃな方が角が取れて丸くなってくると、こういう面白いフランス料理を作れるのだなあということが良くわかります。またシェ・トモに行きたくなりました。
2013/02/13
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最近、昆虫食が気になっています。【送料無料選択可!】虫を食べる人びと (平凡社ライブラリー 762) (新書) / 三橋淳/編著今でこそゲテモノ食いみたいな印象のある昆虫食ですが、歴史的に見れば、むしろ昆虫を食べない現代の方が特異的なのかも知れません。経済的にみると、昆虫食は牛肉以上に贅沢。ここが改善されれば、本当に定着するかも知れません。
2012/05/24
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私はこの本の考え方に近いです。料理の四面体 / 文庫た 33-22 (文庫) / 玉村 豊男 著レシピを順番に覚えていくだけではキリがないので、料理を単純化しようという壮大な???考えの元、話が展開していきます。最後にたどり着いたのが四面体。賛否が分かれますが、こうやって単純化して考えると、本質がわかってくるのではと思います。「単純だ」とだけ言うと誤解をされる可能性があるので、私なりの補足。単純であることは、実は奥が深いことと通じている場合が多いです。もちろん、料理も非常に奥が深い。そういう意味では、囲碁に近いのかと思います。
2012/05/22
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昆虫ネタが続きます(笑)昆虫食入門 平凡社新書 / 内山昭一 【新書】価格:882円(税込、送料別)単なる興味本位でゲテモノを食べ歩いた本かと思いきや、真面目に食文化としての昆虫食、食料危機を救う昆虫食のような多角的な観点で述べられています。ちょっとエグイ写真や表現もありますが、中には食欲をそそるものも。私が食べたことがあるのは、へぼ(蜂の子)、まゆこ(蚕蛾)、ざざむし(水生昆虫の幼虫)、イナゴくらいですが、日本では正にその4種類が最も良く食べられているのだそうです。へぼ以外はそんなに美味しいと思わなかった(不味くはない)のですが、これは出来たてを食べていないことも大きかったようです。文化面、栄養面から、昆虫食を見直してみるのも良いかもと思った次第です。
2012/04/25
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タイトルに惹かれて、買ってしまいました。【送料無料選択可!】ミシュラン三つ星と世界戦略 (新潮選書) (単行本・ムック) / 国末憲人/著とは言え、内容は想定以上に充実していて、当たりでした。タイヤメーカーとしてのミシュラン、およびミシュランガイドの歴史からはじまり、料理(と料理本)の変遷、そしてミシュランの世界戦略。適切な距離感を保ちながら、ミシュランガイドの魅力と問題点を書きあげています。
2011/11/07
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某サイトで見ていたら、2010年版が安く売っていたので、買ってみました。ザガットサーベイ【送料無料選択可!】東京のレストラン ザガットサーベイ 2011 Including Yokohama (単行本・ムック) / Yoshihiko Sano/編 Hiroko Ishii/編 Yoji Yamaguchi/編お店の感想が忌憚なく書かれているので、読んでいると面白いです。しかも取りあげているお店が比較的安いお店も多いので、実用的。一方で、写真の類いが一切ないので、ネットや他の本の情報を参考にしながら判断しなければならない部分があります。ミシュランと見比べると、より特徴がわかって面白いです。気になるお店がいくつかリストアップ出来たので、今後の調査(笑)に役立てたいと思っています。
2011/08/20
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何となく買ってしまいました。【送料無料】物語食の文化古今東西、食文化に関する歴史、食材に関する話などが詰まっています。本の字は大きく、厚さは薄くなっていく中で、小さい字、2段組みでびっしり書かれているこの本は、商売だけでなく、この本を出版したいという気持ちの表れと感じました。
2011/07/07
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気が付いたら、氏の本は結構読んでいます。 【中古】文庫 不味い!【画】徹底的に不味いものについて書いているのですが、不思議なことに読んでいても爽やかな気分になります。やはり、食に対する愛があるからなのでしょうか。それはともかく、数日の間に、この本に書かれているような食べ物に何度もお目にかかることになるとは、この時は気が付きませんでした。
2011/06/21
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鉄道と定食ということで、ついつい買ってしまいました。【送料無料】旨い定食途中下車文体は全く私の好みではなかったのですが、かつて住んでいた東横線の話、それに私が行ったことがあるお店のその後が出ていたため、興味深く読めました。お店は食べに行きたいと気持ちはあまりそそられなかったのは、ローカルな場所で、かつわざわざそこを訪れてまでというレベルのお店ではなかったため。自分が住んでいる路線が掲載されていれば、使えないことはないかと思います。
2011/06/20
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料理を作る回数よりも、料理のレシピや本を読む回数の方が多いケビン君。何のためなのかと言う妻の声を聞きながらも、やはり読んでしまいます。最近、面白いと思ったのは、分とく山(わけとくやま)の料理長、野崎洋光さんの本です。【送料無料】和食上達のコツ価格:1,785円(税込、送料別)料理を科学する観点から、いろいろ研究をしていて、試してガッテンにもネタを随分提供しているらしいです。ただ、この本に出ている料理は、どれもあまり作ってみようという気にならないのが不思議です。書いてあることはとても面白いのですが。
2011/05/26
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タイトルが気になったので、ネットで購入。【送料無料】辰巳芳子ス-プの手ほどき洋の部私は良く知らなかったのですが、著者の方は結構有名だそうです。妻は良く知っていました。この本に出ているレシピは、かなり丁寧。この通りに作ったら、スープを作るのに3日くらいかかります。相当美味しいだろうと思いますが、実際に作るのはどうかと。そう思いながら読んでいると、妻が「作って」と言ってきました。「作らない」と答えると、何で作りもしないレシピを買ってまで読むのかと怪訝そうな反応。「別に料理を作らなくても、食べるときに参考になるから」と言うと、更に怪訝そうな反応。そのうち勉強のために一度くらいは作ってみても良いかも知れません。
2011/05/16
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とにかく肉にこだわっています。【送料無料】世界ぐるっと肉食紀行牛豚鶏羊から始まり、内臓、爬虫類、昆虫何でも行きます(笑)写真も美しく、食欲をそそります。ゲテモノさえも、究極の食材かのような気分にさせてくれる爽やかな文体。私もたまにはこういう世界にゆっくり浸かってみたいです。
2011/02/07
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見ていたら欲しくなりました。すきやばし次郎旬を握るミシュランの三ツ星、すきやばし次郎。その次郎(二郎)さんが、寿司について語ったもの。さらに写真もふんだんに使われていて、見ているだけで楽しめるものになっています。こういう本を読んでお店の方が何を気にして寿司を握っているかを知っていると、お店に行ってもより楽しめるのではと思います。写真を見ていると行ってみたい気もしますが、さすがに30分3万円、しかも二郎さんが握ってくれるとは限らないとなると、なかなか行く気にはなれないような。
2010/11/27
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日本の漁業問題を幅広く述べた本です。これから食えなくなる魚漁業資源は非常に貴重であるにも関わらず、日本(と言うより世界中ですが)は本当に魚を大事にしていないということが実感出来ます。とは言え、その貴重な資源も、取る魚、量を調整すれば、もっと有効に活用出来るはず。それには、漁業関係者と消費者双方が、漁業資源をどう有効活用していくか考えるべき。やはり、食べるなら、マグロよりサンマです。クジラも本来はもっと活用すべきとなります。漁業資源がもっと切迫すれば、捕鯨反対国からも賛成派が増えるかも知れません。
2010/09/29
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鯨の話です。鯨は国を助く鯨に対するアングロサクソンの対応を見ていると、都合の良いルール作りと強引にそのルールを押し付ける巧さに感心せざるを得ないのですが、それで日本だけでなく地球にとって悪い方向に行っていることは由々しき事態です。ここまで反対されてまで捕鯨をしなくてもと思うところもありますが、多分、日本が捕鯨をやめても、何らかの形でまたいじめに遭ってしまうのでしょう。それを考えると、日本は正しいことを追求するだけでなく、それをきちんとアピールしていくことが今後の課題だと思います。
2010/08/19
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久しぶりに食に関する本の紹介です。ほんとうの「おいしい」を知っていますか?ワインの蘊蓄を語りながら、昼はコンビニ弁当。食が単なるエンタテイメントになってしまい、高級レストランに行くような人でも、何が入っているかわからないような加工食品を平気で口にしている危うさ。生産、流通、小売の現状を調査して、どう対処していくかについて書かれています。安売りのためにメーカーが素材の質を落とし、それを消費者が喜んで買う「悪魔のサイクル」。それに対して、消費者が粗悪品を拒否することでメーカーも良質なものを適正な価格で供給するようになる「天使のサイクル」。天使のサイクルがうまく回るようになるためには、本当は3度の食事を家庭で栄養バランスを考えながら良質の食材を使って料理するのが理想ですが、それを全ての家庭でいきなりやるのは難しい。それならば、給食を使ってこの流れを作っていくのが良いのではないかと言うのが著者の考えです。大人は自己責任ですが、子供にきちんとした食習慣をつけさせるのは大人の義務です。私はかなり気を使っている方。揚げ物は自分でやらないので、たまに惣菜や弁当を買ってしまうこともありますが、冷凍食品や加工食品はあまり使いませんし、ファミレスやファーストフード、安いチェーン店の居酒屋にはほとんど出入りしません。そういう行動をすることが、自分の健康を守ると同時に、周りにも良い影響を与えるのではと思っています。
2007/08/04
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たまには食べ物の本を。有名作家の食にまつわる話を書いた本。文学者から見た料理と同時に、料理から見た文学と言う観点が実に面白いです。しかも、単なるエッセイではなく、学術論文かと思うような検証もされており、実に格調高い。著者はこれらの作家達の一部の方々と実際に親しく交流しており、文章に命が吹き込まれています。軽い本だろうと思って手に取ったのが間違いの元。中身は充実していて、読破するのは結構骨でした。
2006/10/27
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この本も結構売れているようです。著者はかつて食品添加物の営業をやっており、「食品添加物の神様」とも言われるほど精通した方。それが、あることをきっかけに、食品添加物の問題点を伝えていく側に。良くある食品添加物関係の本と違うのは、食品添加物のプロの目から「罪」だけでなく「功」についても書かれていること。我々は知らないうちに多くの食品添加物を摂取しています。これだけ食べ物が安く手に入るのも、食品添加物のおかげ。しかし、添加物の安全性はあくまでも単体のものであり、それを複合的に摂取したときにはどうなるかがほとんどわかっていません。我々に出来ることは、出来るだけ加工度の低い食品を摂取し、摂取量を必要最低限にしていくしかないのでしょう。私の場合は、食べ歩きをした方が安全なのかも知れません
2006/07/12
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本の山について書き出してしまうと、それこそ山のようにネタが出てきてしまいます。本の山で大きな地位を占めているのは、ガイドブックとグルメ本。今回は、最近読んだ本です。文芸評論家である著者が、それぞれの文人にまつわる食に関する話を取り上げるもの。こういうのを読んでいると、その場面が想像できて、思わず涎が出てしまいそうになります。本としては、人のふんどしで相撲を取っているような感もありますが、ベスト集を文庫の値段で買えると思えば、お得だと思います。さて、私が共感したのは、渡辺淳一氏のジャガイモに関する見解。ジャガイモは男爵が美味しく、「メークインは見た目はスマートだが、水くさくて、甘みもうすく、味も数段落ちる。(中略)どうして、あんなまずいものが幅をきかすようになったのか。かつては栗よりもおいしいジャガイモを食べた者としては、食べる気にならない」という一節。私もジャガイモは男爵派。ポテトサラダならキタアカリもいけますが、メークインなんていうのは、問題外。思わず、うなずいてしまいました。
2006/03/09
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食欲の秋も読書の秋も一緒に楽しみたい。ということで、文化の日の研究題材の紹介です。著者は、大学教授で専門はパチンコ産業論。おまけに焼肉の研究となると、一体、この人は堅気の仕事をしているんだろうかと思ってしまいます。一応、フォローをしておくと、正確には朝鮮近・現代史、パチンコ産業論専攻だそうです。内容ですが、焼肉の元となった朝鮮料理店の歴史から、焼肉屋という名前が誕生した由来、牛肉の経済学、牛の各部位に関する栄養学等、多彩な内容となっています。「焼肉屋」というのは、意外と新しいということがわかり、新たなる発見でした。
2005/11/08
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久々に食べ物の本の紹介です。著者は寿司屋のおかみさんで、著書多数なようです。中身は、お店で繰り広げられるドラマ?と、おいしいものとまずいものの話。お腹が空いているときは、ちょっと辛い本でもあります。私は、意外と寿司屋には行かないので、結構、新鮮でした。どのくらい行っているんだろうと手帳をチェックしたところ、実は今年に入ってからは、築地に1回行っただけ。去年もたった2回。夜になると固体燃料よりは液体燃料を摂取することが多いので、寿司屋よりは和食のお店が多いということもあるんですが、ここまで少ないとは思っていませんでした。たまには、寿司屋に・・・と思うのですが、そろそろメンテナンスをしないといけないお店も頭の中に浮かんでいます。
2005/10/14
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本屋でこのタイトルを見た瞬間、何でも商売にしてしまうホリエモンの見事さに、思わず呆気に取られてしまいました。ご存知の方も多いと思いますが、堀江氏は食べることが大好きで、ブログにも良く食べ物の話が出てきます。私はほとんど覗いたことはないのですが。内容的には、普通のグルメ本。六本木~赤坂~渋谷のラインは、私の勢力範囲外なので、知っているお店がなく、彼の舌が信用できるかは不明。ただ、コメントはあまり肩肘が張っておらず、ちょっと面白いです。どうせ名前だけで売っている本だから、言いたいことをコメントしているというところは、グルメ本では珍しいです。
2005/07/29
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私は、あまりグルメガイドは信用しない方ですが、この本は全く違います。著者は1979年生まれの25歳。それなのに、食べ歩いたお店が6,000軒以上、紹介されているお店167軒には、超高級店も多数。お気に入りの寿司屋1軒に通った回数は100回以上。お店に行けばフルコースだけでは足りず、アラカルトを追加しまくって、2人分から3人分を平らげるという、お金も胃袋もいったいどうなっているんだろうと思うような方。普通の人なら、フォアグラになって入院していると思います。全てのお店を一人で食べ歩いてコメントを書いているので、趣味の問題はあるにしても、評価のばらつきは小さくて、信頼性大だと思います。あと、面白いのは、お店ランキングだけではなく、料理ランキングもあること。例えば、「キアナ牛のTボーンステーキ」のごとく、具体的な料理名でランキングを作成してしまっています。私は、こんな本は見たことがありません。近日中に、何軒かは密かに突撃しようかと思っています。
2005/07/05
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この本は、読む本ではなくて、調べる本でした。収録数は、野菜・きのこ約500種、果物約200種、魚約350種、肉約150種、豆・穀類約150種、調味料約150種を網羅している凄い本です。これらの食材について、調理法、旬、価格まで詳細に解説。カラー写真に細かい字でびっしり解説がついているので、気に入った食材は読み込んでしまうこともしばしば。文庫本サイズだからすぐ読み終わるだろうと思ったのですが、読破するのに1ヶ月くらいかかりました。日曜にもお店にこの本を持ち込んでいたのですが、食べたことのなかった食材があり、ちょっと調べるのには確かに便利でした。一番おいしい食べ方に関するコメントもあるので、料理をする人の素材選びにはとても参考になると思います。
2005/05/31
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上品な食べ物続きということで。【楽天ブックス】昭和天皇の料理番 日本人の食の原点本の画像が無いのがちょっと残念。著者の谷部金次郎氏は昭和天皇のお食事や儀式の料理も担当していた方です。3分間クッキングに出ていたこともあるので、ご存知の方も多いと思います。天皇陛下(本の中では聖上)がお召しになるものなので、かなりのご馳走かと思いきや、ごく一般的なメニューが並んでいます。もちろん、同じものでも素材は良いので、きっとほっぺたが落ちそうなくらいおいしいんでしょうが。本の内容ですが、料理のメニューの他に、食材の使いまわし、食材をよりおいしく食べる方法など、下手な料理本よりもはるかに実践で役に立ちそうな内容に溢れた本です。って、料理をしない私が読んでも、説得力がないですが。
2005/03/24
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ひつまぶしで有名な蓬莱軒の女将さんが書いた「100万粒の涙」を読みました。ひつまぶしは商標登録されているので、他の店は使えないことになっているのですが、女将さんは大らかな人みたいで、実際は野放し状態です。本は、ひつまぶしの由来から、お店の裏話、ひつまぶしのおいしさの理由まで、興味深い話がいろいろ書いてあります。お店の常連である有名人の話もあるので、ひつまぶしに興味のない人でも、読んで面白い内容になっています。話の舞台となった蓬莱軒は、名前が有名なだけでなく、ひつまぶしもおいしくて、名古屋を代表するにふさわしいお店です。私自身にとっても、会社の面接の翌日に食べに行き、東海グルメ食べ歩きの1号店とも言うべき場所で、特別な存在でもあります。
2005/02/01
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おちゃのこさいのさんの日記を見ていたら、気になる本があったので読んでみました。それにしても、本一冊が牡蠣で埋め尽くされているなんて、牡蠣のメジャーさをまじまじと感じさせられました。出ているレシピは28種類。おいしそうなものから、邪道なものまでいろいろですが、読んでいるだけで楽しくなる本です。本では、牡蠣のシチューがメジャーな料理として出ていますが、私は生牡蠣か軽く焼く程度が好きなので、レシピは新鮮に感じました。
2005/01/20
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昨日は出張で読書時間が確保出来たので、この本を読みました。副題は「ワインと料理のすてきな関係」で、要するにいろいろな料理とそれにに合わせるワインについてコメントが書かれています。種類がたくさんあり、とてもじゃないけど覚えられるような数ではないのですが、ワイン選びの考え方が事細かに書かれており、とても参考になります。私もざっくりとは考えながらワインを選びますが、いろいろな発想があることに驚かされました。また、田崎氏がどの本でも強調しているのがホストの役割です。レストランの従業員は執事のイメージで、コントロールするのはホストなんです。これが日本だと、客と従業員は殿様と家来の関係に近いんです。この辺の発想がサービスを考える上で、とても面白いといつもながら思ってしまいます。
2005/01/07
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昔は北海道のコメといえば、あまりに不味くて鳥さえ食べない「鳥まだぎ米」等というありがたくない名前までついていたくらいでした。その常識を覆したのが北海道産きらら397です。安くておいしいので、結構人気も出ているそうです。私は北海道にもいたので、なじみの深いコメです。この本は、きらら397が出来るまでの開発の歴史について書かれています。コメの品種改良がどのように行われているかがわかり、非常に興味深かったです。牛丼を変えたコメ
2005/01/05
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また食べ物の本です。食材の歴史から始まって、料理の国籍、食べ物の起原と語源、美食家にちなんだ料理、食をめぐることわざとなっています。本は要するに食に関するトリビアといった感じでしょうか。前文にも、「本書で紹介されている内容を知らないからといって、別段、食べることに困りはしない。」なんて断っているくらいですから。でも、身近にある食べ物の起原や名前の由来など、興味深い内容も多いです。
2004/12/20
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