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維新の会が松下幸之助氏の意見を反映した国会発言を行った。富裕な高齢者が公平な年金を受け取るのを遠慮したらよいという論点である。非常に優れた論点なのに、与党も官僚も適切な反応が見られない。子育てで困っている人たちが存在することが見えているのにその人々の票は一票である。富裕層でも年金が減ると票が一票減る。したがって一票でも支持が減る政策は受け入れられないようだ。私の経験で感じることは、金持ちほどお金にうるさい。少しでも収入が減ることは受け入れない。一般の主婦のほうが意気にかんじると懐が緩むという実感がある。しかし、金持ちにさらなる富をもたらす政策ばかり続けるのではなく、その流れを意欲を持ちながら社会的な貧困や不自由に直面している人々への支援に回すような政策は望まれる。成功者への動機づけを政策とするだけでなく、成功者で高齢になったものが社会に還元するという概念を社会に取り入れてほしいものである。高齢化社会の一つの光明になると思うのだが。
2018.01.31
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海外の高校を卒業し、日本語学校に2年、専門学校に2年通い、日本語能力検定試験1級を取得した努力家の就職に待ったがかかった。専門学校の専攻が貿易だったことで、貿易専門職なら就職できるが、翻訳通訳では就職できないということである。どこの国でも語学能力試験1級というのは難関である。このハードルを突破した人が翻訳通訳で就職できないというのは残念なことである。国際交流基金がバックにある能力検定なのに、この資格が就職に直結しないというのはおかしいと思う。こんな国は世界でも珍しいのではないだろうか。どこかの大学を卒業していたら認められるという学歴主義のようである。これでは日本語能力検定で最難関に挑戦しようという人の意欲を低下させるのではないかと心配する。外国人で日本に厚い情熱を寄せている人々に対して冷たい社会であり、冷たい政府だと痛感した。これは冷たい仕打ちで帰ってくるのではないかと心配がよぎった。
2018.01.30
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民主主義の国ぐにが諸説混迷をする中で、独裁的な国家が力を強めている感じがしてならない。自由で民主主義は絶対的に正しいので、独裁国家は悪だと決めつけて安住していることはないか。自由民主主義国家が巧妙な一部の人々により富の集中がなされ、社会的な矛盾に目をつぶり続けていては、倫理性を備えた独裁者がリードする社会の後塵を拝することが起こらないかが心配である。シニアはそのあたりの社会経験が豊富だから、後進の世代が苦労しているところを忖度して社会的なバランスをとれるような動きをするべきだろう。忖度は現役時代に磨き上げた能力・感覚なので、その感度を上司と市場に向けるだけでなく、子育てママや社会に向けるだけで喜ばれる活動をすれば、社会が明るくなると思う。
2018.01.29
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若者はシニアのやることに不満がある。シニアの言うことは一貫性がない。前言は一年前に行ったことと矛盾するというのである。理にかなっていないことは受け入れられるモラールダウンしてしまう。シニアは若者が教えたことをすぐ忘れると嘆く。マナーが悪いとも。理論・理屈で考えたようには現実にはいかない。多少の課題を抱えながら、少し片目をつぶりながら世の中は動いていく。モリカケ問題ほど深刻でないかぎり、日常活動では少しグレーなところはありながら、大きな将来構想を共有されているかぎりは、仲間の結束を尊重するのが大人の態度というものだろう。しかし、世の中には、この大人が減ってきており、ギスギスして模様のストレスを生んでいるように思える。この大人の態度の普及に努めなければ組織の分断や衰退が進んでいくようだ。よく心して行動することを努めよう。
2018.01.28
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日本人は海外留学経験を友達には多くは語らない。妬みで潰されてしまうようだ。留学期間中に日本でおこったことや仲間内で形成された暗黙のルールなどでイビルこともあるようだ。今年海外留学から帰国した留学生の経験談をきくと、スペインのカタルーニアでスペイン語を勉強できずカタラン語しか話してくれなかったというのだ。最近のカタルーニアの独立運動を見ればスペイン語を話さないという住民の行動も理解できる。ところが修学旅行でフランスに行った時にフランス語が理解できたというのだ。カタラン語はフランス語に近く、理解できたのが大きな収穫だったというのである。おかれた境遇で努力していると思わぬ実りがもたらされることを学んだと言ってくれた。異文化のなかでも大きな逆転のパワーを身に付けたことは大きい。浮き上がってもよいから是非周囲の人に彼女の留学体験を語ってほしいと思う。そして浮き上がらせない度量を周囲の人々も持つように祈りたい。
2018.01.28
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少し雪や池や水たまりが凍ると急な寒気の到来とマスコミは大騒ぎする。50年前ぐらいにはこれぐらいの寒気は冬には当たり前だった。この頃は暖房設備も整い、天候の変化に対応しづらくなってきているのかもしれない。しかし、もっと重要なニュースもあるはずなのが、天候不順ばかりがクローズアップされているようで気になる。環境適応力を上げる鍛錬もニュースにするようにしてほしいものである。美容とアンチエイジングばかりが鍛錬ではないように思うのだが。
2018.01.25
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留学生も帰国を間じかに控え、特に大きな事故や病気もなく、スピーチ大会入賞などの実績も残してくれてありがたいと思っていたら、留学記録の冊子をつくったものの冊子出力担当がプリンター故障でできないと言ってきた。ボランティアでやっていることなので、やらないといってきたらどうしようもない。折角の原稿集めと編集作業は無駄になりそうである。最後はしりぬぐいを行う覚悟をしなければならない。留学生と企業の交流会も総領事館のカレンダーに載せることができて、軌道に乗ったと思っていたら、組織が大きくなってきていろんな調整事項が増えてきて、意向を聞くのが大変になってきた。また、連絡調整先が飛躍的に増えて、それにともないメールアドレスの入力などでもハイフンなのかドットなのか、少しの違いでお叱りもおただくことが増え、目が疲れる日々である。少し楽になるかと思っていたら、どんどん忙しくなるのは大変である。それでもボロクソに言われているうちが花なのだろう。できるところまで頑張るだけだ。
2018.01.24
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高校生の留学体験発表とその後の懇談会で感心したのはしっかりと社会を考えていることだ。インドを例に挙げると、ちょうど正月にインド旅行をしてきたので、ガンジー博物館を訪問して感動した話を伝えると、そんなに共感してくれない。「ガンジーは清貧の人なので、社会経済の成長には貢献しなかった。独立の父であることは認めるが、それとても彼の前に独立の試みを引っ張った多くの先人がいて、その試みを反省して非暴力というやり方で革命に成功した。しかし、それ以降清貧のやり方ではインドは発展しなかったと思う。」というのである。驚くほどしっかりとした考えを持っている17歳の高校生に、明日のインドは成長力を実感させてくれた。ただし、部屋の片づけは苦手だというから、まだまだ粗削りだが、伸びしろは十分にある。頑張れーと声援を送りたい。
2018.01.23
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最近はSNSで発信する写真をとることが増えてきている。増えるにしたがってげっそりすることが多くなってきた。それは手振れである。しっかりと撮ったつもりの写真がピンボケして使い物にならない。無意識のうちにシャッターを押すところで手が震えているのだと思う。SNSで送ってね!と頼まれて送ろうとして愕然とする。若いと思っていても思わぬところに加齢の波が押し寄せてきている。ピンボケ写真を送ることで、あまり私に期待しすぎないように暗に伝えているようだ。一方でありがたい話だが、出しゃばりすぎないようにとの点からのメッセージのようにも思う。加齢が身の回りの運営にご迷惑にならないように心がけたい。このシグナルを受け止めつつ、このまま加齢に流されないように飲みすぎや食べ過ぎに注意しつつ、適度の運動を欠かさないように精進してゆきたい。
2018.01.22
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送別会での留学生のスピーチ。この中にすべてが込められている。率直に語ってくれる。主催者が込めた想いが伝わっているのか。単なる思い込みだったのだろうか。ホストとしてもお世話したことも何が伝わったのか。本音のトークが暖かみを加えてくれる。どうなるのだろうかと思えた受け入れのはじめのころから、日本語だけでも大変な成長を遂げたことを見せてくれた。しかし、散らかし癖など何度も注意しても修正されないこともあったようだ。本人が気づき向上しようという意識を明確にしなければ成長は難しいようだ。いすれにせよ家族の一員として故国に戻ってゆく彼らに、我が国の将来はかかっている。というのも日本人の若者が内向きになって彼らほどに国際的に活動的でないように思えるからである。本国でどのように成長してくれるのか。幸い、東京オリンピックの開かれるので、かなり早い段階で里帰りしてくることが期待されているのだが。日本人の子供たちをどう世界に目を向けさせてゆくのか。しっかりと考えたいと思う。
2018.01.22
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今年でイータックスも5年目を迎える。年々申告入力方法が改善されて、簡単に、かつ速く入力できるようになってきている。源泉徴収票の発行なども早く届くようになり、最初に比べて作成完了までの時間が大いに短縮されてきた。医療費控除が一番時間がかかるのだが、初めは医療機関の住所まで入力していたのが、省かれるようになってきた。寄付控除も同様である。一覧表から一発で入力され、驚くほど便利になってきた。おかげさまで、この5年間で2週間近く早く終わることができそうだ。厚生年金の源泉徴収票が届くのが一番遅かった。NPOの寄付については、領収証が届かないが、カードで納入しているので、入力に必要な項目は都度メールで届いているから決定的な問題はない。繰越株式譲渡損も解消され、還付が楽しみな新年である。
2018.01.20
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世の中は不公平なものである。一方でシニアになって就業機会に恵まれているうえに年金まで支給されている人もいたり、シニアの交通費優遇をもらっていたりする者がいるのに、一方では生活保護と年金とどちらが有利かと計算するものもいる。また、給食費の支払いにも苦労するシングルマザーがいることである。NPOでも、一方で浄財を投じて一生懸命に奉仕活動にいるのに、一方で奉仕活動の一員であることを誇るように振舞い、活動には外車の新車で乗り付けて、特に奉仕活動の財政基盤を生むような寄付には目もくれない。もちろん会社で乗り付けるような人にとって見れば、恵まれた親族からの遺産や自身のビジネスで稼いだものなので、奉仕活動と恵まれた境遇とは別問題と言われるだろう。しかし、客観的に見て、奉仕活動の動機からすると豊かな人の方が過去にずっと恩恵を被ってきているのがわかるだけに世の中の不条理が目立ってくる。シニアの世代の人には、是非、自身の恵まれた境遇に対して、財産や年金などの既得権益を並外れた境遇への感謝の意味を込めた寄付をするという考えを実行する必要があるだろう。自由民主主義、資本主義には格差を生み出すことが内蔵されているわけだから、シニアになれば格差是正の活動に貢献する意識を持つことが自然の成り行きだと思うのだが。
2018.01.19
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いろいろ許認可に関わるお手伝いをしているとわかりにくいことが起こる。お役所の裁量をあらかじめすり合わせておくことの重要さが解ってくる。とくに許認可には、事業や人の運命がかかっていることがほとんどなので、申請してから拒絶されたりすると、役所の沽券にかけても復活することが難しいようである。それは申請者がすり合わせの努力をすることで乗り越えることができるかもしれない。人や事業は同じなのに申請書の書き方次第で拒絶されたり通ったりするのは、困惑する。拒絶を経験しないと習熟しないというスキルは困ったものだと思う。人を見て採否を決めるのではなく、書面の表現だけで決めるのだから、役所のOBが顧問にいないと認められないのかと思ったりする。人を扱うのは難しいのはよくわかるが、もう少し血を通わせてもらえたらと思う。森加計を望んでいるわけではないのだが。
2018.01.18
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新年を迎えたと思っていたら、一月も半分を過ぎている。年をとったから早いのかと思ったら、若手と新年会を持ったら若手に言われた。この調子でいけば行く、逃げる、去るのスピードでドンドン進んでいきそうだ。また今年の留学生が来るのだろう。また、新たな会社がスポンサーに現われてくれればよいのだが、こればかりは時の流れで自然に表れてくれるわけではない。しっかりと意図をもって働きかけを行わなければならない。メンバーにもどんな意図で活動を行うのかを働きかけるようにしよう。若い人は意外に時間の流れをそのままに受け入れる人が多いのが気になる。シニアは時間が戻ってこないことを良く知っているから、思いが強い人が多い。しかし、自分の思いが先行して行動がついてこない人も多いのも気になるのだが。自戒したい。
2018.01.17
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スペインに留学していた学生の帰国報告が寄せられた。スペイン語がぺらぺらになるように思って留学したところが、留学先がバルセロナの郊外。いまやカタロニア独立運動の真っ最中。周囲の人はスペイン語を話してくれずカタラン語でしか話しかけてくれない。スペイン語マスターの夢はあきらめざるを得ずに暗い気持ちになっていたのが、修学旅行でフランスへ行ったときにフランス語が理解できたそうである。カタラン語はフランス語に近かったからだそうだ。カタロニアで勉強したおかげで、フランスまでコミュニケーションの巾が広がったようである。あまり自身の思いだけに固執するのではなく、自身の置かれた環境でベストを尽くしていることが大事だということを体現してくれたようである。思い通りにならないのが異文化であり、その中で使える資源を最大限に生かして目標を達成してゆく対応力は人生で重要な生活力になる。それを克服した学生は一回り成長したなと実感させてくれた。
2018.01.16
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NPO団体が増えてきているようだ。国際交流団体においてもリーダーの自覚は活動の盛衰を握っている。しかし、リーダーが社会的な見栄で代表の地位についている場合には、シビアな社会において尻すぼみになってしまう。しかし、NPOでは所属しているだけで社会貢献しているという幻想に浮かれてしまうことが多い。そして構成員はやさしい人が多い。当初は意気込んでカッコイイと思いながら活動をしていても、ついつい詰めが甘くなってじりじりと尻すぼみになっていってしまうことが多い。これはビジネス経験の長いメンバーが心を鬼にして苦言も呈するようにしている。NPOでは、衰退してもしようがないという考えが大事だが、衰退させる行動をとってはならないと思う。「衰退する」と「衰退させる」では大きな違いがある。NPOなので、意欲のある人がいなくなってしまうことは止むをえない。しかし、自分自身は「発展させる」行動に徹したいと思う。これが組織のメンバーに伝わるものと信じている。
2018.01.15
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子育てママも参加する国際交流団体のメンバー9家族20名ぐらいの新年会がインド料理店で行われた。そこで、先日インド旅行にいった写真などで今日のインドの現況報告を行った。現況と言っても息子がJICAに努めていることから、鉄道インフラに対する日本の借款供与と技術協力に観光を加えての報告である。小さな子供の食事に追われるお母さん方に、インド料理店の壁にプロジェクターを写すやりかたは限界があり、子供さんから手の離れかけた人や、お父さんがた5-6名ぐらいがすべてを見てもらえたが、後の方々にはよく見てもらえなたった。反応がイマイチのように思えたが、お母さんから「今日はあまりよく見えなかったので、またプレゼンを持ってきてください。」と言われてほっとしている。日本の国際協力というものがどんな形で行われているかは、一般の人々の目に触れることは少ないし、インド旅行もいろんな先入感からハードルが高いように思える。それがチラリ見する中で、興味を示してくれたことは大きい。しっかりと報告し、日ごろの国際交流の先にあるもの知ってもらうことは子育てに大きな意義があると思った。爺さんの海外旅行も、子育てママにしっかりと伝えてゆこう。
2018.01.14
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府下の高校に留学いている学生の異文化体験発表会が開催された。わが支部からも2名の学生が初めて参加させてもらった。13名の傘下で3名に優秀賞が贈られるが、その一人に入ってくれた。1年間支援してきただけに、密かに喜んでいる。ホストファミリーもお世話役も大喜びである。3名の選ばれた学生の発表も、選にすれすれで漏れた学生の発表にも大いに学ばされるものがあった。優秀発表には、日本人以上の日本文学・文化マニアの学生もあり、はかま姿で礼儀を万葉の歌や神代の話までにスピーチは及び和歌で始まり和歌で締める論旨には聴衆は引きこまれてしまった。わが支部からの出場者もいろんな人々の支援で楽しい日々を過ごせたり、ついには剣道の初段も獲得し、部活のメンバーから選別に竹刀袋に彼女の名前を象徴する「勝」を刺繍したものを送られたと示して、ホストファミリーへの感謝の言葉も加えて共感を得ていた。一人骨のある報告があったのだが、それは日本人の高校生の生活が部活と受験に追われてもう少し留学生とじっくり話したりする時間を持てる余裕が欲しいというものだった。これは留学生の共感を生んでいるとは思ったが、学校や教育委員会には大いに評価されるのは及ばなかった。しかし、多少批判が含まれるものは選ばれなかったのが残念だった。留学生の意見は重要なポイントを含んでいて楽しいものだった。
2018.01.13
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インド旅行に対するハードルは、「腹をこわす」「きたない」「乞食に追い回される」というイメージだった。しかし、今回の旅行で偏見だったと認識を改めさせられた。「腹をこわす」というのは、初日だけだった。日本式のホテルで年末年始のお節などがうれしくて、つい食べ過ぎて消化不良を起こした。これを不衛生と勘違いしてしまった。しかし、それ以降本物のインド旅行なので、食べる量を普通の半分に抑えた。確かにインドのカレーは辛いし、慣れるとうまい。いろんなカレーが出てくるので、全部試していると食べ過ぎてしまい、腹をこわす羽目になると思った。そこで、ほんの少し味わうだけで残すようにした。このおかげで、旅行中は腹をこわすことがなかった。「きたない」というのは、下町であり、市場なのでは鶏を絞めてすぐに商品棚に出して、新鮮なものが買われている。日本の常識では驚くが新鮮という観念はこちらの方が圧倒的に強いと思った。「乞食に追い回される」という経験はしなかった。もちろん、繁華街でも花売りのお婆さんに背中をトントンと軽くたたかれることは多かったが、ひつこく追い回されることはなかった。テレビなどにより世界を大衆が知るようになり、変わってきているのだろう。その上に情報通信の発達で多くの人がスマホや携帯を持って情報交換している。ハードルはグンと下がった。もちろん北西インドの良いところばかり旅行したのだから問題はなかったが、今後南部インドにも足を延ばしたいと思うようになった。
2018.01.12
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インド旅行で印象的だったのが、そこに住んでいる人々の顔が多様で、ヨーロッパ人を色黒にしてような人で、とりわけ若い男性にはコクとキレを感じさえる人が多かったと思った。ハリウッドより映画産業規模が大きいということだったが、さもありなんと思わされた。もちろんアジア系の彫が浅い顔の人もあり、いろいろな人々が交じり合って今日のインド社会を構成していると思わせてくれた。ベジタリアンが多いのも、人間の祖先がアフリカで森林で木の芽や木の実を主食にしていたところから、ベジタリアンは自然の成り行きと思われた。ヒンズー語は解らないので、顔を観察するぐらいしかできないが、それぞれの顔を祖先になっているゴリラや類人猿の顔を想像すると、あまりにも生々しくプッと吹き出しそうになるのをこらえながらバスを楽しませてもらった。多様な地域や社会からの人々が集まっていることが、宗教の多様性を生んだり、主張の強さなどを生み出しているのだろうと想像できた。インドミュージカルを見たが、民衆の共感を呼ぶようなシーンでは圧倒的なリズムと踊りが出てくる。そのエネルギッシュなことは、この社会で主張するにはこれぐらいのアピールがなければならないのだろうと思った。しかし、一方で、ガンジーのように思想と瞑想と行進という静かな主張が独立運動のうねりを作り上げ、実現させたというのも印象深い。多様性の社会の中では、それを引っ張るリーダーには、多様な社会の中で主張するだけの強い信念が要求されるのだろう。やはりガンジーゆかりの地は多くの人々が訪れ、思いを新たにしていた。インドに比べれば日本はシンプルに過ぎており、グローバルなアピールを志す人は是非海外を広く見てほしいと強く感じた。
2018.01.11
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ガンジーゆかりの地であり、モジ首相の出身・選挙区であるアーメダバード・ガンジダガウは新幹線の着工により、いよいよ街づくりにアクセルが踏まれているように見えた。インド経済の大幹線はボンベイとアーメダバードで、この地域に主要な日本企業の進出も集中しているようである。モジ首相はこの進出を引き金に日本のODAを引出、近代化を加速度的に進めている。町並みはDelhiよりもすっきりしており、日本人の訪問が大きく増加している。とりわけ、昨年末に安倍首相が訪問したルートが観光ルートになっている。ここには世界の頭脳とつながっているビジネススクールもある。また、ガンジーが独立への思いを12年にわたって練った住居も残っており、インドのバックボーンになっているところである。今でも老若男女のインド人や世界からの観光客を集めてる。また、ガンジー博物館の展示はマルチメディアの粋を集めたものになっている。プレジェクションマッピングなども用いられ視聴覚に訴えるものになっている。もちろん12億人の人口が一瞬で近代化するわけではないが、この地域がお手本になってインドが近代化するのだろうと想像させられた。ただ、日本にはないヒンズー・イスラムの宗教的な葛藤などがあり、すんなりと思うように物事が進まない課題はあると思われるが、間違いなく素晴らしい成長を予感させてもらった。
2018.01.10
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今回の旅行は息子に会うためであった。JICAに勤務しており、日本はDelhi地下鉄や昨年末着工した西インド新幹線などの現状を見て、息子の仕事のやりがいを理解しようと思ったからである。ただ、全面的に日本が資金も技術も提供して施行するのではなく、長期借款を供与するとともにインド側が欲する技術を供与するものである。したがって、日本以外の国からも技術や設備の供与がされている。全面的に日本に依存するのではなく、現地の公団が主体的な運営をするために多くの国を競争させ、コストや技術の粋を集めているからである。すでに東京の都営地下鉄とメトロの合計距離を上回るDelhiメトロの場合は、実際に設備や運営を見ると日本に引けをとらない部分も見える。空港線などは、転落防止の透明ガラスに覆われていて、乗降者のところだけが、必要な時間開閉するようなシステムも採られている。もちろん後からできるものの方が古いものより優れたものになるのは道理である。しかしながら、このような先進的な鉄道でも、今までのいつ来るかわからない公共交通機関に馴染んだ民衆には、昔の癖が治らず、降車する人を待てずに乗車口に殺到して混乱が続いたようだ。しかし、3分、空港線は10分置きに到着するようになると、無理な乗車が改まり、列を作っての整列乗車は身についてきているようである。もちろん、警官が違反者に対して笛を吹いて警告しているのだが。それでもどんどん先進性は定着してきており、そうなると日本の交通網に負けないようになってきている。あまり後進国などという偏見は持たない方がよさそうである。これは、日本の技術者や指導者がノウハウ供与した成果のようである。
2018.01.10
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年末年始を息子の住むインドで過ごしてきた。今まで、インドは旅行してきた人がおなかを壊したり、大気汚染が進んでいるなど旅行意欲をそそられなかったが、息子が勤務しているので、一度訪問しようということになった。事前の印象は少し遅れているのではないかと思ったが、情報通信の進展で急速に進化を遂げているように思った。特に今回は、インドの世界遺産と同時に息子が関わっている仕事の関係のところを重点的に見たので余計に先進性も見えてきた。仕事とは国際協力分野のDelhi地下鉄と新幹線高速鉄道なので、完成している姿がなじむほどに日本の鉄道よりも優れた面も見えるようで、お国の進化に日本の貢献が見えてきて頼もしく思えた。高速鉄道、身近な生活鉄道が地域の交通文化や人々の生活習慣やしつけまで変えているさまを見るにつけ、日本も第2次世界大戦後の復興の過程で多くの技術と文化を取り入れてきたことに思いがいたった。ただ、今日はその進化のスピードがものすごく早くなってきているようで、日本の進化のスピードを追い抜くのではないかと思わされた。さて、今回の訪問が北西インドだったので変遷が激しい地域だったからかもしれない。建国の父であるガンジーのおひざ元、現首相のモジ氏の地盤を訪問したので余計に強く印象付けられたかもしれない。歴史的な建造物をみるにつけ、圧倒的な大きさが一番の訴求になっているようで、日本文化とは一番異なるように思った。しかし、12億人を統一してゆこうとするときには、この大きさが一番の説得力になるのだろうと推測させられた。少し大きすぎる課題もあるように見受けた。
2018.01.08
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