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せんだってエイベっクスからのまネコ関係の発表があり<のまネコ>キャラクター使用料受け取らず エイベックス エイベックス・グループ・ホールディングスが猫のキャラクター「のまネコ」の商標登録出願を取り下げた問題で、同社は12日、ぬいぐるみなどの「のまネコグッズ」について、同社が受け取る契約になっているキャラクター使用料を一切受け取らないと発表した。のまネコがネット上のキャラクター「モナー」に酷似していると指摘され、9月30日に出願取り下げを発表した後も、「エイベックスが収益を得るのはおかしい」と批判が続いていた。 のまネコは、同社がヒット曲「恋のマイアヒ」の特典映像としてつけたキャラクター。外部にぬいぐるみなどの商品も発売を許可し、ライセンス料を受け取る契約を結んでいた。しかし、ネット最大の掲示板「2ちゃんねる」などで使われているキャラクターのモナーに酷似しており、「企業が独占するのはおかしい」などの批判が高まり、同社は商標登録を断念した。 しかし、同社によると、その後もネット上で松浦勝人社長や家族、社員に対する殺人予告が行われる状況が継続。「(ネット上の文化を)一方的に利用したと多くの方が感じられる事態となった。関係者にご心配、ご迷惑をかけ、不快な思いをしたネット参加者にもお詫びしたい」(エイベックス)として、使用料を受け取らない方針も打ち出すことになった。【清水憲司】(毎日新聞) - 10月12日23時59分更新ました。 ネット文化側が憤りを覚えたのは、実際は盗んだデザインであるにもかかわらず、「オリジナルである」と主張し、あまつさえ商標登録までしようとしたこと。 ならびに、AAキャラクターの存在証明である「誰のものでもないところからくる偏在性・可変性・自己変革性」を殺した、文化破壊行為。この2点であります。 いやホントはもっと混沌としているのだが、この2点がもっとも汚い。 ロイヤリティを受け取らない、という発表は表面上は謝罪に見えるが、根本にあるパクリはやはり絶対に認められないところなのだろうか。エンドユーザーの感性とズレてるよなあ。 のまネコの著作権を申請したのはエイベっクスではなく「有限会社ZEN」というよくわからない会社でして、エイベっクスがライセンス料を受け取らないといったところでそれは「有限会社ZEN」とはまったく関係のない話、ゼンとエイベっクスとグッズ販売の諸々の会社、三者の間で交わされた契約内容がまったく不明である以上、実際の所、カネの流れがどうなっているのか、トンネルでも掘ってるのか、国税ならざる私としても気になる所ではあります。 で、2ちゃんねる管理人ひろゆき(松浦社長はmixiで「世界最大の管理人」と書いた)の返答。http://www2.2ch.net/20051013.htm >とりあえず、謝罪してキャラクター使用料を放棄するというのは、 >のまネコのパクリ疑惑に関しては実質認めたようなものだと思います。 >「いや、パクリは認めてないよ!」ということでしたら、ご連絡ください。 >修正します。>エイベックスさんこれで●ひろゆきに連絡なし=パクリを認めた●ひろゆきに連絡あり=パクリを認めない=事態はおさまらないということになる。さらに、ロイヤリティを放棄したとなると、グッズ販売をしている会社が定価にのっけているロイヤリティフィーを値下げしない限り、そりゃあんたグッズで不当にボッタクリじゃないの、ということになる。そこで >まさか、宙に浮いたままのキャラクター使用料をタイトーさんが >ネコババするなんてことはないですよね? >どうなんですか? >タイトーのキャラクタ・トイ事業部の偉い人と、ひろゆきはグッズ販売のライセンス持ってゲーセンなどでコインを飲ま飲ましている会社にも水を向けた。 今後もなんとなく注目の「のまネコ問題」ではあるが、すでに、文化創造を標榜する企業の手によって、新しい文化が破壊されてしまった後だってことは、覚えておきたい。
2005.09.30
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せんだってラトビアで恥ずかしい所をお見せした日本代表ですけども、相変わらずだあああ。 もう誰がどうとか言うより、チームの目的が一致していないとしか考えられない。 才能と才能が奏でる奇跡的なハーモニーの出現を期待するインプロビゼーションサッカーを選択した時からわかっててしかるべきだったのだが、経験の蓄積がない。 ジーコジャパンといえば、昨年のアジアカップの印象が強いが、とりたてて苦戦を強いられるような強い地域でもなく、むしろ勝って当たり前的なトーナメントをなんでか知らんが苦戦して、収穫らしい収穫といえば、烏合の衆だったチームが試合の中であの大会に最適化していったってことぐらいのもので。 そうそう。 このチームは、いつだって最適化する作業に追われながら試合をしてるのだ。 エブリ大会、クラッシュ&ビルドなのだ。 毎度毎度、まず己と戦わないといけない方法を選んだのだ。 ジーコが固定して起用しているのは「昆虫鈴木」と「アンチ日本代表サントス」で、コイツラの学習能力の無さときたら、むむむむうううう! だもんで、せっかくのこの海外遠征で見いだされた課題、アウェイ審判の傾いた笛への対応や速攻の必要性や気を抜いてはいけないタイミングなどなど、次に活かされると思ったら大間違いだ。固定されてるメンバーにはせっかくの経験値を無にするほどのバカがいる。それはもうヤンバルクイナよりもバカである。 中田英が、アウェイ審判に噛みつきまくるサントスを躾ていたが、サントスはなんで怒られたか理解していまい。むううううう! 2002の結果で、私はまずJリーギが強くならないとイカンと、それはもう、多くの選手と同様に思ったわけだが、さてドイツの大会に最適化して向かうことができるのかどうか。選手個々人の力量が高ければ、そりゃジーコが夢想しているようなインプロサッカーの華が咲くであろうが、そのためには環境を整える必要があり、その環境とは例えば試合中に声を出し聞ける精神状態とか、空気とか、インプロ向きのチーム作りっつー、サッカー技術戦術以前の問題となってしまうので、こうなったらまずウォームアップ前の鬼ごっこから始めようじゃないか。
2005.09.29
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せんだって、妻(と日記には書いておこう)に聞いた話なのだが、妻(と日記には書いておこう)の知り合いに中学校の先生がいて、その先生が林間学校の引率に行ったらしいのだな。 で、バンガローだかテント村だかに泊まったらしいのだが、真夜中に男子中学生が、泣きながら教員のバンガローだかテントに来たんだと。 で、教員は、こんな夜中にどうしたんだと、その男の子に聞いたら「トイレが壊れた、流れない」と言うんだそうだ。 そりゃ一大事だ。 中学校の林間学校でうんこが流れなかったとなると、こりゃ一生モノだ。死ぬまでウンコマン呼ばわりされるに決まっている。 泣いちゃった心情、胸に迫るものがある。 だもんで、先生がその詰まったというトイレに行ってみたら、ちょっと信じられない量のトイレットペーパーが便器に詰まっているのだという。 もう、流れなくて当然だと思えるほど大量のペーパーが詰まってたんだって。 どうして、こんなにたくさんのペーパーを使ったのかとその男子に聞いたら、「どこでやめていいかわからなかった」と答えた。 家では、生まれてからずっとシャワー式トイレで、紙で尻を拭いたことがなかったらしい(お坊ちゃん学校なのだ)。 だから、初めて紙で尻を拭いた時に、止め時がわからなかったのだそうだ。 いやあ、便利な世の中ってのもなんだねぇ、なんて笑い合ったものだが。 これって表現規制に似てね? 排泄物って不潔でしょ。不快な情報でしょ。ケガレですよ。 衛生学の汚染ではなく、民俗学の上での「汚染意識」穢れ。 エタは穢い、とか、獣を扱う穢れた連中とか、まあ、根拠ゼロの社会力学だけに効果を発揮する共同幻想。 科学的というより、快・不快だけの意識。 あの中学男子は、ンコを必要以上にケガレとして意識しちゃって、安心できるまで拭くのを止められなかったのだな。 水でそそぐ、っていう儀式を終えないと、キレイになった気がしないのねきっと。 意識の面では、水で流せばキレイだと感じられるわけで、その場合、ンコがこびりついたままでもイイのだ。「ケガレが落ちた」と安心できるなら汚れが残ってても気にならない。 私は育ちがよろしくないもので、オオバコの葉っぱは拭きやすいとか熊笹で尻を拭くのは危険だとか、海面スレスレですれば波で洗われていい塩梅だとか、荒縄で拭く方法とか、キャラメルの包み紙で拭く方法などを知っているが、これは不快な情報を排除したセイケツ社会では身につけられない技術というか智慧ですわな。 「残虐表現は一律で有害」と一気に決めつける人達に共通して感じる、ヒステリックで思考停止的な一途さには、ケガレ思想があるんじゃないかと。 差別意識の根源にある、強力で抗い難い、ひどく厄介な、原始的感情ね。 まあ私自身、時々、自分の中のケガレ思想に吃驚することもあるのですけども。
2005.09.28
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せんだってまで暑かったのに、急に寒くてノドが痛いし痰が切れない。 「残虐」のモノサシで県が条例でもって有害/無害を分別することが、知事界で流行しているようだが、その根拠は「青少年保護育成条例」という古い決まり事によっかかっている。インターネットに対応していないほどに古い。血が出るけど良い ←/→ 血が出るから悪いこの線引きの最終判断を、ひとりの人間に任せましょうという条例なのだが、この責任を持つべき人間はオカルト科学のゲーム脳を信じている情熱だけの善人で、判断力に疑問があるのでは?とも思われる。 ゲーム脳信者のオカルト判断に青少年の保護育成を附託しなくてはいけないというのは悲しむべき事実ではあるが、ありがたいことに民主主義のわが国ではある程度多数の人間の意見を集めれば、自治体の行動に「ちょっと待った」と言うことができることになっている。 しかしなにしろオカルト理論を信奉する責任者とはいえ選挙で選ばれたもので、主権者の多くは悪名高い「ゲーム脳」を疑わない程度のアレなのだろうという想像もおおむね外れていないのだろう。こないだの岐阜一区を見れば、主権者の大半が何を考えどのような未来像を夢見ているのかなどわかんない。 現状に即さない考え方に立脚した表現規制を歓迎する流れが進んでいけば、Vチップの導入も当然ってことになりそうで、そうなるとインターネット規制も歓迎されかねない。人権擁護法のメディア特例にも穴が開きそうだ。 たまたま選挙で選ばれた人の感想で、イイモノ・ワルイモノの線引きがなされるシステムに「はいはい」と従い続けるのは、楽なんだが、そろそろ改めネ? と思うのである。 青少年のためになるであろう、もうちょっと信頼できて、効果がありそうな方法って、ここ50年ほどの間にいっぱい出てんだけど、古くても効果が期待できなくても条例を改める必要がないと考えられてるほどに青少年の健全さってのが軽んじられてて、その軽んじられてる状況、つまり無関心が、青少年の心をストレスに曝しているのではないかと愚考する次第です。
2005.09.27
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せんだってから愛するサッカー日本代表が東欧諸国に観光旅行に行ってて、私さみしいの。 ラトビアなんつうイナカで恥ずかしい練習試合をしたようだが、これが看板通りのドイツ2006のシミュレーションなのだとしたら、えーと、早めに問題点が出てよかったです。 前半のイケイケっぷりと、後半のなめくじみたいな有り様と、これが同じチームだってんだからサッカーは面白い。 やはり疲れたのか、後半の草サッカーっぷりはひどいもので、ゲーム終了間際の中田コのミスパスなど、トルシエの呪いでなければ、やはり代表の構造欠陥じゃないだろうか。 後半のしかもロスタイム。ハエが止まりそうなバックパスは、機能しているチームなら出ない「素」だろう。 中田コの精神弛緩を呼んだのは何だったのか。 もし私が中田コの立場であったら、「なんで鈴木がまだ代表にいるんだよ?」とか「サントスがまたドリブルしかけてボールを奪われましたよ」という雑念が湧き起こってしょうがなかったはずなので、きっと中田コもそう思ったのかもしれない。 走って攻撃してるうちは調子イイのだから、90分走り続けるサッカーをすればいいのかというと、韓国代表でもあるまいしそんなのはできんし、私もどうなったらいいのか考えられない。 決定力不足だけの問題で済むはずもない。 個々のベクトルがバランバランだからムダに疲れるのだろうし、うーむ、一度でいいから省エネサッカーで勝つ所をみたい。 あと、レッズから来た選手は代表をやれる器じゃないと思った。もうー、邪魔。
2005.09.26
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せんだってカキコした、カキコってヤだな、書き込んだ神奈川ゲーム規制条例エントリへのコメント。↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ Re[2]:相容れない部分(09/20) 規制賛成条例反対さん せんだって日記さん>県も「効果が無ければ」とは言いますが、県内すべてのショップに警官を配置しないと、県条例の効果も期待できないのですが、やる気でしょうか。これは以前私もブログのコメントで触れた事があります。まともに効果を上げようとするとそれ相応の税金を投入する必要があると思います。「貴方たちの代わりに、子供を守るので、増税します」と言ったらどれだけの親が賛成するか。見てみたいです。(2005.10.08 15:22:18)↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ この規制賛成条例反対さんへの返事を書こうと思ったら長くなったので、日記でお返事を兼ねて、マイ持論を開陳します。 情報を隠すことで青少年を保護しようとする場合。 これは厳密に徹底しないと効果が無い。これ大前提。 現在、神奈川県では、青少年保護育成条例で定められたエロ本などの販売規制が徹底されているかを監視する人達は以下のようになっているっぽい。-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-(青少年の保護に係る吏員の指定)第18条 条例第25条及び第26条に規定するその他の吏員は、次に掲げる者とする。(1) 児童福祉司(2) 福祉に関する事務所に勤務する社会福祉主事(3) 青少年の補導に関する事務に従事する職員一部改正〔平成14年規則24号〕(立入調査に係る職員の指定)第19条 条例第27条第1項に規定する知事の指定した者は、次に掲げる者とする。(1) 県民部長及び県民部次長(青少年課を担当する次長に限る。)(2) 県民部青少年課及び福祉部児童福祉課に所属する職員のうち、別に指定する者(3) 地区行政センター所長及び地区行政センター副所長(4) 地区行政センターの県民部に所属する職員のうち、別に指定する者2 条例第27条第3項に規定する知事の指定した者の身分を示す証票は、第14号様式とする。一部改正〔平成11年規則51号・12年70号・14年24号〕-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*- もちろん、このような人達もがんばっていらっしゃるであろうことは重々承知だが、馴れ合いや買収の危険は常にあるし、顔見知りだから条例違反を見逃しちゃったって例が皆無であるという保障など無い。 情報隔離作戦は、徹底されないとたやすく崩壊するのに、徹底するための努力が足りない。 この条例が、制定時の精神通りに機能するためには、有害図書を扱っている店舗の全てのレジ前に、監視員を置かないといけない。 人が動けば金がかかる。買収などの危険をあらかじめ回避するためには、十分な報酬が必要となる。もしくは、厳格な契約が必要となる。 地方自治体の財政は、決して潤沢とはいえない。青少年保護育成条例の精神にのっとって青少年を保護するために増税は必至である。 松沢知事は、全国の自治体をオルグってこのゲーム規制を拡大しようという意味の発現をなさっていたが、全国に影響を及ぼしたいのであれば、CEROやCESAの理解を得て、ゲーム販売の根っこを押さえた方が低コストなのに、県独自の個別指定・包括指定の審議に税金を投入し、その徹底した運営の監視にまた税金を注ぎ込む必要があるモデルを選択した。なんとムダなことか。 ちなみに、松沢知事がゲーム規制の根拠として上げた大阪寝屋川の件だが、そもそもゲームがなくても起き得た事件であり、そうなると『GTA3』が誘発した事件はゼロじゃないのか。 『GTA3』が、いままで品行方正だった青少年を粗暴な性格にねじ曲げたという例も聞かない。 となると、まさに「おそれ」だけで、大量にコストがかかる情報隔離モデルによる効果の期待できない青少年保護を新しく始めたわけであり、これが民間会社なら馘首されてもおかしくないのだがそれはさておき。 情報隔離モデルの青少年保護は徹底しないと意味がないので、これからの神奈川は、すべての家庭用ゲームをいっこいっこ審議して(要・会議費用)、個別指定に当たるソフトの販売状況を徹底して監視するために、すべての販売店の営業時間内に人間を派遣して(一店舗にひとり以上、ひとりあたり20万円/月くらいでしょうか)、公共の福祉のためにがんばってって欲しい。 徹底されてなければ、青少年の人格が撲殺嗜好の粗暴犯になってしまうという前提でのことでしょうから、これはもう徹底せざるを得ない。 青少年のことを想っているのはこちとら同じですので、もうがんばって欲しいと思っております。神奈川がサボってると思わせてくれるなよ。あと埼玉も。
2005.09.25
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せんだってから「のまネコ問題」で徒に長文をチラシの裏的に書いてたが、その結果、なんか僕の中でまとまった気がする。 僕が守って欲しいのは、モナーの「かたち」ではなく、AAキャラが生まれて育つ環境・文化だ。 それはコピーレフトでもパブリックドメイン(公有著作権)でも守れない。 AAキャラってものが何に似ているかって、生き物としか言えない。 「作品」としてしまうのは無理がある。 なんつうか、『著作“物”人格権』みたいな概念が、現行著作権法に組み入れられないものか、と願う。 せっかく注目を浴びている時期なのだからドサクサでなんとかならんか。ならんか。そうか。
2005.09.24
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せんだって書いたけども、神奈川のゲーム規制になぜかソフ倫やビデ倫を介入させたがっている件の続き。 知事や良識派の言う「近年の治安悪化(←事実無根)」の根源は、しかしやはり時勢にそぐわない「青少年保護育成条例」に収斂するはずだ。と書いたのの続きだ。 昭和30年あたりに作られた神奈川県青少年保護育成条例は「青少年の健全な育成を図るため、これを阻害するおそれのある行為を防止する」ってな精神が根本にある。 この「青少年保護育成条例」があるかぎり、誰が知事であろうが表現物を条例で規制するのは、やって当たり前なんだな。 「青少年保護育成条例」が立脚点であるかぎり、ゲーム規制はどこまでいっても適法であるばかりではなく、むしろやって当然の責務となる。もちろんエロ本やアダルトビデオなどのゲーム以外の表現物も規制している。でも、アルコールや煙草の自販機売りは条例ができて50~60年もの間、ずっと野放しだ。青少年を保護してやれよと思う。死んじゃうぞ。 で。 この「青少年保護育成条例」の精神で表現物を規制していくということは、小数の大人の主観で好ましくないと判断したもの(エログロナンセンスなもの)を片っ端から隠す作業を永遠に続けていかないといけない。 この考え方は、好ましくない情報を入手するためにはわざわざ店へ出向かなければいけなかった時代には、機能したのだろう。機能、というのはつまり、規制したい側の大人が安心することができたということ。青少年を保護したかどうかは判断できない。この条例によって保護されたかにみえた子供がいま「キレやすい大人」になっているからである。 昔、昭和30年あたりは、「有害な情報」に触れるためには、自ら買いに出なくてはいけなかった。情報が垂れ流しで飛び込んでくるテレビなんてものも普及してなかったわけでね。 で、いま。 情報は「積極的に獲りに行く」だけのものではなくなった。 メディアの性格が、昭和30年のころとは変わったのだ。テレビが珍しかったころとは違うのだ。情報は、あらゆる手を尽くして人の意識に昇ろうとして飛び込んでくる。 向こうからやってくる情報を自分で選ぶのだ(ちなみにこれは、人間の生理に近い。雑踏の中で友人と会話できるのは、いらない聴覚情報を無意識的にカットしているからだ。無意識には、人間誰しも自然に出来ている作業なのだ)。 必要なものを取り、そうでないものを捨てるのが、今の情報処理スタイルだ。いまだってそうしているはずだ。 気持ちいい情報だけを歓迎し、不快なものは遮断しているでしょう。 「読まない見ない」だけではなく、「理解しない認めない」というのも情報遮断だ。 「ゲーム規制条例は大賛成、規制に反対する人は理解できない」というのは、意識の上で情報規制しているのだ。メディアリテラシーの考え方は馴染みが無いので不快だからだ。 仮に、百歩ゆずってメディアの悪影響というものがあったとして、その「ザ・悪影響」から青少年を守ろうと思ったら、ダメダメと隠し続けるのはもはや逆効果だ。 ゲーム規制に反対している人間は、とにかくなによりも青少年を守るために、規制しちゃいかん、と、こう言っているわけだ。 すでに昭和を遠く離れて、青少年を保護するためにはメディアリテラシーによる情報からの自衛策の方が有効なのだ。てゆーか情報の性格が変わった以上、それしかない。 まあおそらくCEROもメディアリテラシーの考え方に因って設立されたものだろうから、これは販売規制を進めたい神奈川とは努力の方向が正反対だ。販売規制なんか飲んだらCEROの存在意義が揺らいでしまう。 常に子供の近くに親がついていられるわけではないからこそ、快適ではない情報を永遠に隠し続けるという「青少年保護育成条例」の考え方は「有害」なのだ。 青少年を守るためには、無遠慮に飛び込んでくる玉石混淆な情報を、親がついてなくても自己判断できるように早い時期から慣れさせておく必要があるのだ。 実際やるとなりゃそりゃ、大変だけども、やるしかないのだ。以下、余録。 なんで良識派が「近年の治安悪化」を元に、表現の規制を進めたがるのかと言えば、それこそメディアリテラシーが身についていないからなんだろうと思われる。 テレビで派手な事件が報道されて不安を感じる。不安なんだけども、その不安を解消する方法は、情報の規制しか知らない。40年50年、そういうコンセンサスの中で生きてきたのだからこりゃしょうがない。悪いのは「青少年保護育成条例」だ。 偉い人が規制していない情報はすべて有害ではないと教えられてきたのだから、しょうがない。 有害情報を規制する人・して欲しいと言う人には、現実とフィクションの区別がついていないケースが多いが、これは情報を見極める訓練をさせない「青少年保護育成条例」の影響下で生きてきたことの弊害が顕れているのではないか。 残虐ゲームをすれば残虐な行為をする、という説は、フィクションなんだもの。 これは2ちゃんねるで拾った話だが。【行動の抑止は「共感性」「社会性」「規範意識」「刑罰」の順で働く】らしい。 他人に共感できて、社会性のある、規範意識の高いコは、刑罰などなくても悪いことはしない。 つまり、ほとんどのコは大丈夫なのだ。 ただし、躾とか情操の部分をテレビやそれこそ条例なんかに任せて安心している親の背中は、子供の眼にどのように映るかは、私の知ったこっちゃない。
2005.09.23
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せんだって「オリジナル」という言葉をネット辞書で引いてみた。------------------------------大辞林 第二版 (三省堂)オリジナル [original]<(名)(1)(複製・模写・翻訳などに対して)原型となるもとのもの。原作。原物。(2)オリジナル-シナリオの略。(形動)独創的なさま。 「―な発想」 ------------------------------ エイベっクス(もしくは有限会社ゼン)の「のまネコ」、あの酒ビン持った白いネコの、どこに独創性があったのか。あまつさえ、アリ物の部品をちょっと変えて「クリエイティブ」とは片腹痛い。思い出して欲しい。夢に燃えてたあの頃を。 あー、あのさ、例えばサーフメーカー「クイックシルバー」のロゴマークは、葛飾北斎の富嶽三十六景のアレにインスパイヤされたものだが、まあ、あんぐらいインスパってこそ「クリエイティブ」と言えよう。元フラッシュ動画のままだとモナーそのまんまだから、ちょっとだけ言い訳的に書き変えといて「エイベっクスの独創性」を主張するのは、やっぱ無理があるよ。 あの会社の社長が、どうやら捨てぜりふ、というか2ちゃんねる管理人に呪詛の言葉を吐いてmixiを退会したらしいが、そのサヨナラ文面に「儲けなんかどうでもよくて、みんなを楽しませたかった」という意味合いの言葉があった。 一部上場企業の社長が「儲けなんかどうでもいい」とか、パブリックな場所に書き残していい訳がないだろうが。株主への背任だぞ。しっかり儲けろ。(「サイトを閉鎖」などという報道はまちがい。正しくは会員制ネットワークサイトからの退会。「謝罪」という報道も語弊がある。あれは謝罪っぽいテイストの呪い) さて。 ネットの普及で、個人がめいめいに、その、クリエイティブさを発揮できる環境がいよいよもって整備されたわけだが、著作権という考え方はその状況変化に追いついていないのが実態で、のまネコ問題などまさに著作権の概念が現実と乖離しているという部分をはっきりと浮き彫りにしたなあと思ってるのだが。 個人や法人がインターネット上になんかこう独創性を持ったデータを発表する場合、あらかじめ複製されることは折り込み済みで、各々それなりに対応しているというのが現実である。 諸権利は当方に帰属しますので複製不可、とか、商業目的の使用に関しては連絡してね、とか、写真には「透かし」を埋めておくとか、完全コピーフリー、みたいなの。 で、その「あいまいな著作意識」みたいなものは、コミュニティごとに細部の違いはあれども、不文律として共有されているはずである。 で。 ネットコミュニティにおける「あいまいな著作権意識」の最大公約数的なものといえば、おそらく以下のようなものではないか。●誰がこさえたのかわかっているものは、その作者の意志を尊重する。●誰の作品かわからないものを、制作者でもないものが「自分のものだ」と主張しないこと。 要は、誰かのものはその人のもので、みんなのものはみんなのものって感じ? モナーを代表とするAAキャラクターは、あるコミュニティで自然発生的に生まれ、そのコミュニティ内でコピーやアレンジを加えられることで命を持ったものだ。 この場合の「命」とは「成長・変化・増殖の可能性」とでもいうか、つまり「止まっていない」ということだ。 あらゆる姿で偏在できる自由さを、著作権は止めてしまう。 エイベっクスが商標登録しようとしたのは、グッズ販売の際、海賊版の出現を懸念したとのことだが、モナーというAAキャラクターの性格上、むしろ海賊版のようなビヘイビアが本来の姿に思える。海賊版のように無軌道でどこにでも発生する有り様が、複製とそれに伴う誤差による自然変化・派生型の無限発生が、AAキャラクターの魅力っていうか命ではないかと思うのだ。 突っ立って「オマエモナー」と言ってただけのモナーに誰かがズザーとスライディングさせた。誰かが新しいアクションをさせたり、おかしなことを言わせたりすることでモナーはネットで生き続けてきた、つまりコミュニティのみんなが改変していくことを前提に愛されてきたキャラクターなわけだよ。 これは、ひとりの権利ホルダーがキャラクターを管理していては現われない現象だ。 みんなが勝手にいじるけども決して誰もその一派生型を所有しようとはしない。 自然法ともいえるルールの中で、いっこのキャラクターが育ってきたり、新しいキャラクターが生まれたりしてそれなりにうまくいってたこの環境は、文化なのだ。文化。新しい文化。ネット文化。 企業が立体化したグッズを売ったとしても、それはあくまでその文化のなかで生きてきたキャラクターのままであるべきで、「のまネコ」と命名してその文化社会から切り離して独立していきなり現われたものだって開き直るのは、文化破壊ではないのか。 音楽ビジネスで文化の一翼を担うべき会社が、自然発生した弱い文化社会からオイシイ果実を刈り取って開き直ったら、そりゃ反発も食うわな。 海賊版を懸念するのは、飲ま飲まフラッシュで人気が出たことと関連企業が多いって事情だけで、モナーの海賊版ぬいぐるみが売られたとしても出来が悪ければ売れっこないし、売れないものに海賊メーカーは見向きもしないだろうし、誰が一番海賊っぽいかと言えば、名前を変えて独自キャラクターとして商標を得ようとしたアソコだろう。 著作権法がデジタルデータに適応できていない間に発生した文化の象徴がモナーであり、それを(たとえ善意からとはいえ)旧態依然とした著作権概念の中に氷漬けにしようとしてしまったのがa社であり、その行為に違和感を感じたのがネットの人民であり、違和感を感じることができなかったのがa社なのであろう。 金銭ではなく、ネタの精神や人を楽しませたい心がドライブするクリエイティビティを尊重できる著作権概念をしっかり考える機会なのだと思う。どうすりゃいいんかっていうと、まだ考え中です。
2005.09.22
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せんだってからエイベっクス社と関係深いテレビ局が放送するニュースやワイドショーで語られる「のまネコ問題」には全て眉にツバをつけて見ていますか? こんばんは、せんだって日記です。 ありゃもう顧客の無知につけ込んでフリーウェアをパッケージ販売してるようなもんなんですが。香具師の手口、「消防署の方から来ましたけど消火器買えよ」って類いの商売ですよね。 「のまネコ」のインスパイヤ元となった「モナー」は、ネットでかわいがられ、いろんなコピペが作られることを重ねて、もはや「人格を得た生き物」と言える。 共有を前提として、集団によって作り上げられたキャラクター(ソフトウェア)とも言える。 えイベっクスのパクり行為からモナーを守るために、ネットでは「著作権」概念での議論が盛んなようである。 玩具メーカーのタカラ(旧)がAAキャラの「ギコ猫」を商標登録しようとしたこともあったように、AAキャラクターを企業の独占から守ろうとするのであれば、著作権を主張してしまうことが、簡単で有効な方法ではある。 しかし、何者かが権利を持っているという状態は、彼らAAキャラの存在意義に関わる。 誰のものでもなくコピーも改変も自由であることが、彼らAAキャラのアイデンティティだからだ。 その果てしのない自由さこそがモナー達を生み出したのであり、金儲けなんかよりも面白いことがあるよ、っていう可憐で純粋なクリエイティビティの源泉となるのである。 (松浦社長は「冗談から冗談が生まれるクリエイティブの醍醐味」だか「みんなを楽しませたい人とそうではない人の闘い」なんてことをmixiで書いてたらしいが、金儲けをからめないでも、みんなを楽しませるのがモナーだ。モナーは冗談しか言わない。モナーは非営利でクリエイトされた人格だ) コピー可、改変可、となると、通常の著作権(コピーライト)よりもコピーレフト(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%94%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%83%95%E3%83%88)という考えが適合しそうだ。 複製が簡単なデジタルデータ(モナーはデジタルデータである)の場合、著作権を放棄したほうが楽しくて安全で有用な場合がある。 しかし、コピーレフトではモナーを守れない、気がする。 LINUX(リナックス:http://e-words.jp/w/Linux.html)は、誰もがコピー・改変を許されたオープンソースのOSだが、なによりFREE(無料・タダ)であることを大切に考えられている。 別に誰かがパッケージを金で売ってもいいけど、タダでゲットできるのに金払うヤツなんかいねえよ、ということになるわけ。 だけど、これは購入者が本来フリーの品物だって知ってる場合の話で。 たとえば「a」という会社が、「これはウチで作った新しいソフトウェアです」っつって、Linuxのソフトウェア群をちょっとだけ書き換えたものを売り出したら、どうか。実態を知らない人は喜んで買うかもしれないが、知ってる人は眉をひそめるだろう。いくらコピーフリーって言っても、それを知らない人に、しかもオリジナルをちょとだけイジったものを売りつけるなんて、恥も外聞も無いだろう。 その「a」社のしていることは、誰が見たってクリエイティビティを伴わないパクリ盗作なわけで、それを「ウチの発明です」ったって、そんな話があるものか。 インディーズ界のアンセムをパクッといて、それを厚顔無恥にも「インスパイヤされて出来たオリジナル曲だ」と言い張りながら反対意見を押し切って、購買者の無知につけ込んで強引にメジャーレーベルが売り出したというのがこの「のまネコ問題」の本質である。 凡百な盗作のケースじゃないか。 モナーを盗んだと認めないエイベっクスの姿勢が、ネチズンの神経をとにかく逆撫でしている。 盗みを認めればまだ解決方法はありそうなものだ。「モナーぬいぐるみだよ」って売られてたら喜んで買った2ちゃんねらーもいたかも知れないもの。 面倒なのは、これが手で触れるモノとして商品になっていること(ネグロポンテ先生風に言えば「ビットがアトム化したこと」)だが、ネット文化が出来上がる前に作られた著作権の概念ではなかなか片づき難い話である。
2005.09.21
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せんだって書いたけども、神奈川のゲーム規制になぜかソフ倫やビデ倫を介入させたがっている件。 2005年9月7日に開催された、「青少年に有害のおそれのあるゲームソフトに対する取組みについて」をテーマに平成17年度第2回神奈川県児童福祉審議会社会環境部会でのこと。 この青年課課長、『委員からは「家庭用ゲームソフトについても団体指定を視野に入れるのか」との質問があり、青少年課長は「現在のところはソフ倫とビデ倫(の指定を検討している)」と述べ、家庭用ゲームソフトの業界団体であるCESAとCEROについては、「業界の理解をえられない」と指定に慎重な姿勢を示』したわけだが。 CESAとCEROが肯んじなかった「業界の理解」とはどのようなことを指すのか。 区分販売や年齢確認については、一定の方向で検討してゆくことは、CESAの発表から明らかである。 CESAおよびCEROと、ソフ倫ビデ倫の決定的な違いは「認定シール」の有無だ。 このホログラムシールは利権の温床となりやすい。うーん、臭い。 「業界の理解」って、ここかな。神奈川県庁としては、利権を生まないCERO基準はちょっと…、というところなのだろうか。愛知で出来て神奈川でできないってのは、そういうことだよなあ。 CEROは、どこからも後ろ暗い資金提供を受けていない、完全に独立した運営をしているゲーム審査専門の団体だ。いま、家庭用ゲームには必ずCEROのマークが入っている。このマークが入って、実際に売られている以上「有害」ではないと判断されたということなのである。 CEROが「有害(?)」と判断したものは、販路に乗らないシステムなのだ。こりゃ安心。 そして、CERO基準の因って立つのは、大雑把に言ってメディアリテラシーの考え方である。購買者自身の判断の目安になるように、適性と思われるプレイヤー年齢をレーティングするということね。 つまり、客を、人間を信じるところから発生している考え方だ。 利権も生まない。 ところが、ビデ倫ソフ倫は違う。 もともと刑法「わいせつ図画頒布」などに対するソフトハウス側の傘としてできたって性格上、おまわりさんと仲良くしないといけない。 「わいせつ図画」に関しては、なにしろ曖昧な条文なので、お巡りさんの虫の居所で「ヨシ/ダメ」が判断されることもしばしば。曖昧な基準で逮捕されたり立件されたりしてては、ぼやぼやと泣けるエロゲーやAVを作っている場合ではない。 せっかくできた傑作を「本官がムラッと来たからワイセツなんじゃ(バキュン! バキュン!)」とかいって、意味不明な発禁処分なんかされてちゃやってらんないわけです。なにしろ「わいせつ」の定義は曖昧過ぎて、摘発しようと思えばなんだって摘発可能なんです。 だもんで、ホログラムシール(代紋)をこさえた。 この代紋を背負ってるもんは、ウチの組の仁義をわきまえて商売してるし、みかじめ料も払っているんで、手出し無用っスよろしく。 という構造によく似ているシステムである。 組織構造はとてもヤクザのそれと似てはいるが、必要悪ではある。 代紋を背負ってないと、いつどのような方向から言い掛かりじみた摘発があるのかと脅えながらソフト開発をしないといけないわけだが、みかじめ料を払ってホログラムシールを貼っているかぎり、とりあえず安心を買うことができる。 そして、その代紋(ビデ倫シールなどのこと)がお巡りさんなどに説得力を持つには、それなりのコネがないといけない。例えば、例えば、例えば、引退した警察官僚を倫理機構に招き入れて、莫大なみかじめ料の決済を任せるなどのモデルが考えられる。妄想です、妄想。その引退した警察官僚は、きっと、元職場に働きかけて、このシールを貼ってるエロコンテンツはウチの関係者なんで手出し無用のこと、なんてお願いをしたりするのだろうな。噂ですウワサ。 で、まあ、青少年保護育成条例などの影響で、エロコンテンツが厳密にゾーニング(区分陳列)されるんであれば、ガキの眼に触れなくなるわけだから、そのままポルノ解禁したっていいはずなのであるが、なぜかポルノ解禁(モザイク消しが無くなるということ)されないのは、この「倫理機構」の存在意義が無くなっちゃって利権を貪れなくなっちゃうからだって話もあるくらいで。 で、神奈川の青年課課長が「業界の理解を得られなかった」ってことですが。 ワイセツ専門で残虐さの判断には不慣れな上に構造的に利権・癒着から逃れられないソフ倫ビデ倫の理解を得ることはできても、家庭用ゲームの残虐関係の倫理基準について一日の長がある(もちろん地方自治体よりもゲームの倫理レーティングに慣れている)利権を生まない非営利組織の理解を得られなかったっていう、その衝突点はなんだったのか。 これがまったく闇の中なのだが。 青年課とCESAの意見の相容れない部分ってのは何だったんでしょうか。 どのような部分で対立したんでしょうか。 フェアプレイの精神で、グラスノスチ上等で、知りたいところです。 ところで、知事や良識派の言う「近年の治安悪化(←事実無根)」の根源は、しかしやはり時勢にそぐわない「青少年保護育成条例」に収斂するはずだ。 続く。
2005.09.20
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せんだってのドラフトでは、高校生にぬか喜びと絶望を味合わせるといういかにもな根来忍群っぷりを発揮したプロ野球界ですが、いま報ステのエンディングで古館が「今日、絶対やらなければいけなかったアメリカの牛肉の輸入再開のことが、時間がなくてできませんでした」とフランクにお茶の間気分で謝っていたのだけれども、なんで時間が押したかって、「巨人ンツの監督が変わるよん」っていうバカみたいなことで長々はしゃいでたからで、お前ら報道って看板外せやって気分ですけども、いまどき巨人の話題で喜ぶのって日本人の一割に満たないんでしょ。
2005.09.19
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せんだってからニュースを騒がせている「のまネコ」問題。 松浦社長への殺人予告がネット掲示板に書かれてたなど、まるで2ちゃんが「悪」のような印象であるが、なにしろ誰でも書ける掲示板なので、誰が書いたかわからない。3件の犯行予告の書き込みは同じパスワードを知っている人間(ひとり、もしくは集団)のものと思われているので、一刻も早い身柄確保が待たれる。 エイベっクスも「被害届を出す予定」って、「予定」じゃなくて早く告訴したほうがいいのではないか。なんで、いつまでも不自然にグズグズしているのか。 松浦社長はクーデター同然で今の地位に就いたという経緯もあるし、「のまネコ」問題で株価が動くとなると仕手筋も興味を持って当然だろうし、四面楚歌の生ける見本である。「のまネコ」問題にかこつけてなにかしでかしたいであろう勢力はけっこう多いはずだ。 んで。 エイベっクスからの意向で、有限会社ゼンが図案商標「米酒」の申請を取り下げたようだ。あたりまえだ。 あのネコの絵を「米酒」というわかりにくい名前で商標登録しようとしたのは、どんな魂胆か。 「のまネコは取り下げました」って言えるからかな。 そして、いまだに「のまネコ」の文字商標は申請中でグッズ販売は続けていくという。つまり、「パクりましたけど、それは認めない」というメッセージだ。 最初からあのネコを「モナー」と認めてれば、「エイベっクスは自社の著作権防御のためにCCCDで音楽を劣化させるくせに、自分とこは盛大にパクリまくる会社」ということが大きく喧伝させることもなかったろうに。 なぜモナーを「のまネコ」と改名して商標まで取ろうとしたかって、儲けを独り占めしたかっただけでしょう。シノギを上げたいだけでしょう。 古くから人口に膾炙されたおなじみのキャラクターだって知ってたから、商品化する時に変な工作をしたわけでしょう。自らの行いに後ろ暗いところがあったわけでしょう。パクッたあとで名前を変えて「インスパイヤ」だの「オリジナル」だのって、苦しいにも程がある言い訳をダラダラ垂れ流しただけでしょう。 抗議してる2ちゃんねらーは、儲けを分けろってんじゃないのだ。 法の未整備をいいことに公共物を使って勝手に商売するなよ、と。「のまネコ」ったってモナーのパクりだろうがよ、と。商売するならちゃんと「モナー」って名前でやれよ、と。金は要らねえから、その金はエイベっクスのフトコロにゃ入れないで、どっかに寄付しろよ(モナーはみんなのものだから)と。 そのさぁ、道路に勝手に関所作って通行料を取るような、競売物件に居座って立ち退き料を迫るような、ブイサインに著作権を主張するような、あさましくもみっともないマネは一部上場企業のふるまいとしてどうよ? って話じゃないのさ。
2005.09.18
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せんだってのエントリで、いわゆる「のまネコ問題」に触れた矢先に、avexからの公式なコメントがあった。いや別に俺がなんかした訳ではないが。「現在CDに特典としてつけているマイアヒ・フラッシュを今後はもうつけないことにしようと思います。また、「のまネコ」の図形商標の登録出願を有限会社ゼンに中止してもらおうと思います。」ときたもんだ。 リンク先のご挨拶では、一見、反省して謝罪しているような印象を受けるが、とんでもない。 ●のまネコとモナーのパクり関係を改めて否定している。 のまネコは、avexのオリジナルだと言っている。 ●いわゆる「のまネコグッズ」の販売は止めない。 ストップするのは『恋のマイヤヒ』の特典フラッシュと、のまネコの登録申請。 さて、「のまネコ」の商標登録を申請しているのは、じつはavexではなく「有限会社ゼン」という会社。んー、こういうのなんて言うんだっけ? フロント企業、だっけ? 関連会社? んー。 このたび、avexはゼンに「中止してもらおうと思」っているだけで、ゼンが拒否したらおしまいである。 また、ゼンが申請しているのは米酒と、のまネコという、ふたつの商標である。 たとえ「のまネコ」の登録申請が中止されたとしても、それは「のまネコと書いてある手書き風のロゴ」のことである。問題の「米酒を持ったかわいいネコちゃんの絵」は米酒という名前での登録なので、9月30日づけのavexのコメントとは関係ナシで申請可能である。 おっかねえなあ。 舎弟にゃワシから言っときますけぇ、みたいな形をとりつつ、実は別の名称で肝心の図案商標のパテントだけは押さえて、グッズは引き続き売り続けるということですよ。 モナーを愛する一般消費者がavexに求めているのは、マイヤヒフラッシュなんかどうでもよくて、とにかく「あのネコ」のグッズ販売の停止・回収、ならびに盗作を認めることなので、こりゃ事実上、白紙解答である。 で、このavexの公式コメント、最後に「2ちゃんに犯行声明が書かれた、許せない、警察に被害届けを出す」と、本題に触れる。 その2ちゃんに書かれた犯行声明は「avexの社員を無差別に刺し殺す」といった内容だったのだが。 まあ、2ちゃんなんてネットカフェから誰でも、それこそ抑えの効かない跳ねっ返りの若い衆だって書けるところだし、もし、仮に、「自称・2ちゃんねら」が凶行に及んでしまうようなことがあれば、「被害者:avex 悪者:2ちゃん」の構図のもと、モナー=のまネコ問題は一気にタブー化、あるいは大問題化するのかもしれないが、しかし数ヶ月もすれば「パチンコCR恋のマイヤヒ(仮)」の上げる利益の前に、世間の大勢は潮が引くように興味を失うのかもしれない。 「のまタコ」に託してひろゆきの発した公開質問状に対するavexの返答は、とんでもない挑発だったわけで、なんかとにかく眼を離せない状況になっている。http://2ch.net/nomatako/
2005.09.16
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せんだって日記とか読んでるボンクラゲーマズ、べイベーよく聞け吉報だぜヘイ。 特に、そこの若いの! メガドライブの味を知らないかわいそうなボンクラども。よかったな! エンターテインメントの最高峰、奇跡の傑作に触れるチャンスがやってきたようだぜリッスントゥミ! およそ20年のゲームの歴史で、ベストオブ埋もれた傑作『ガンスターヒーローズ』が、ゲームボーイアドバンスで遊べるんだぜ10月6日に。もちろんゲームボーイミクロでもプレイできます。 それが『ガンスタースーパーヒーローズ』 http://segadirect.jp/Catalog/CustomPages/CustomDetail2.aspx?File=gsh_gba.htm だ。 今を去ること12年前に発売されたガンスター。未だにこれを超えるアクションシューティングは、無えんだ。12年間、最高傑作なんだ。 あいにくメガドライブだったもんで、このゲームの楽しさを知ってる人がびっくりするほど少ないんだ、まったく世の中どうかしてるぜ。 走って鉄砲撃ちまくるだけじゃないぜ。 跳ぶ蹴るぶらさがるつかんで投げる滑る。 プログラムの限界を超えたところで高速に動きまくる常識はずれの超多関節ボスを相手にアドレナリンを出しまくり頭の中でドーパミンが弾ける音が聞こえるんだぜ。 渾身のコントローラーさばきと全霊の集中力で果敢に挑んでくるゲーマーのために、作り手が知恵と技術とおもてなし心を尽くしてワンダーな遊び場を用意する、涙が出そうなほど幸せな、ゲームを媒介にした愛の交換が、ここにある。 傑作アクションをプレイする時、オレ達(ゲーマーと作り手)は、さながら川原で決闘する番長同士のような心境を味わえるんだぜ。 ああ、ガンスターをプレイすると心から言える。 ゲームはスポーツだ。
2005.09.15
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せんだって、2ちゃんのひろゆき氏がavexに「のまネコ問題」の公開質問状を送ったそうで。のまタコ説明文**********「のまタコ」は、2chのVIP板で生まれました。「のまタコ」は、伝統的な馬の鞍につける水袋の紋章にインスパイヤされてキャラクター化され、VIPPERが今回の風刺にあたって新たなオリジナリティーを加えてキャラクター化したものですが、AVEX様において「浜崎あゆみロゴ」の、Aを用いたロゴマークを使用されることを何ら制限するものではございません。********** 「のまネコ問題」とは、古くから2ちゃんで親しまれてきたAA(文字や記号を使った顔などの絵のこと)の「モナー:( ´∀`)」をavexがパクって「のまネコ」って名前で金儲けをしようとしていることと、それに憤ったモナーを愛する人達の抗議や悲しみのアレコレを指す。大雑把に言って。 そもそも昨年、マイヤヒの空耳フラッシュを、とあるOLが作って評判になったことがきっかけなのだが、今年になってavexから『恋のマイヤヒー』って名前でCDが売り出され、お洒落代表のホストやイケてるDQNの皆さんが、ネットオタクから遅れること一年にしてやっとマイヤヒーを面白がり始めわけだ。だっせえの。 その普及には、かのOLが作った動画フラッシュでのコマーシャルが尽力したわけだが(あとパラパラとかいう恥ずかしい盆踊り)、この動画でかわいらしい姿を披露しているキャラクターこそ、こりゃもう明らかにモナーであった。 ネットにハマっている人間なら一度は見たことがあるであろう、あのネコっぽい記号論的印象画だ。 モナーは、2ちゃんから自然発生した生物である。 みんなのマスコットとして、これまで誰もこの子を独占して商売に使おうとはしなかった。デリカシー、っていうのかな。 このみんなのモナーを明らかにパクッた絵に「のまネコ」という名前を付けて、avexは商標登録までして、金儲けのために盗んだのである。 avexとパクりといえば、切っても切れない関係で、それについてはいろいろと面白い話があるって、ayuが言ってた。ayuというのは、行きつけのスナックのチーママだ。まあいいや。 で、avexのした誘拐からモナーを守るために、ひろゆきはいろいろと知恵を求めて、なんやかやあった末、「のまタコ」を使った風刺を選んだ。 ガチの法廷喧嘩を選ばなかった理由も、なんとなくわかる。 のまネコの含み益は、ぬいぐるみやTシャツなどの安価なグッズから、末は「ぱちんこ」まで見込まれているようだ。そう。日本最大のブラックホール、ぱちんこである。どっぷり芸能界の会社が、すでにぬいぐるみのような海外生産のプロダクトを大量に在庫している段階まで来てしまったら、何人たりとも止めることは難しいだろう。正面衝突なんかしたら、ひろゆきンちのドアにDQN・DQN・DQN殺到という事態もありうる。 「のまタコ」は、とても2ちゃんらしい素敵なカウンターではあるのだが、これで止まる段階ではないし、これで止まる相手でもない。avexに抗議メールを送っている2ちゃんねらーもいるようだが、向こうは屁とも思わないだろう。不買運動の効き目も、見切っているはずだ。主なマーケットはDQNなのだから。 で、2ちゃんに底流するハッカー思想で行くなら、同程度のものをいちはやく普及させてしまうとか、考えられるのだが。 つまり、「モナー」のぬいぐるみやTシャツを安価で普及させ切って、「あの形」のシルエットに似たキャラクターグッズそのものを、可及的速やかに陳腐化させてしまうということなのだが。 私が大富豪ならやれないこともないのだが…。火傷じゃ済まない気がして普通に怖いし。 こういう、自分の腹の座ってないところも、イヤだわ。
2005.09.14
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せんだって寝る前にメモした言葉がAVのタイトル『NAMA』 なるべく早めに書いておかないと予言者としての名折れなので、こうしてTPOもわきまえず、とりあえず記しておこう。きっと出る。こんなタイトルのAV。 メロパンクの女性ボーカルと「運命とか信じちゃう質」のカワイコちゃんのW主演ドラマ。 原作の中の濡れ場は総おさえ。 さらに、ベタ路線で。 発生練習にかこつけたマイクパフォーマンス(出演:7)。 ライブハウスでもみくちゃ(出演:8) → リンカンー乗り放題(7+8)。 おそらくこういった流れは必至だ。 最後は7と8のタイプの違う女の子を並べての69ならぬ87みたいなの。どんなだ? 7役は、楓アイルさんとかかな。ちょっと前なら宝来みゆきさんかな。 8役は難しい。ベタのカワイコちゃんだよな。ていうか、誰だって成立するわな。でも紋舞らんはもう飽きたかな。案外、大空あすかさんとか、面白いかもな。 とか考えてたら湯が沸いた。お茶でも飲むか。
2005.09.13
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せんだって、夕方のバカニュースショーを見てたら、村上ファンドが阪神電鉄の筆頭株主になったことを受けて、大阪の街頭インタビューでの「街の声」みたいなのを流してた。 大阪のお洒落な男の子が「反対ですね。村上タイガースになっちゃうのはイヤですもん」とおっしゃってた。 んなワケあるかい、ボケ。 春からあんだけ株だファンドだ金融工学だと大騒ぎをしてたものの、まだまだだ。まだまだお金もうけっつーことが一般に認知されてないぞ、と思いつつ、オリジン弁当を食べる私だ。
2005.09.12
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せんだって日記のような品行方正なブログにエロトラックバックを張ってどうなるというのか。------------------------女性のお相手をするアルバイト ボーイズ★デリバリー 女性が希望する関係(話し相手やデート)で女性を癒して副収入をGETしよう♪(2005.09.26 20:40:53)------------------------↑こんなの。 いまどきこんなクソみてえな釣りに引っかかるバカがいるもんか、とか思ったら、まあいるんだろうな。 こうして現に運営しているとなると、どこかに誰か、入会費とか紹介料とか講習料金とか美人局とか、タケノコを剥がされてるバカがいるんだろうな。情報耐性の低い「良識派」とかかな。 向こうに行ってみたら、「サクラの募集ではありません。(肉体関係を求める)女性の相手になる仕事です。まずはエントリーを」とか書いてんの。 もうバカかと。そんなウマい話があるもんか。女性を舐めるにも程がある。なにが副収入だ。メインの収入にはならないのですか? そもそもなんでワザワザ金払って男を漁る女性がいるのか。 ぼくなんか、タダで貴女のさみしさを埋めてあげます。交通費もいりません。むしろ舐めまくります。それはもうあらゆる意味で忘れられないって評判です。 バカで危険なボーイ★デリバリーに個人情報を登録したりなんかしないで、まずはぼくにメールください。早く! 急いで!
2005.09.11
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せんだって、「ゲームのなかの戦争」というテレビ番組を観た。看た、とも言える。 詳細はこんなん↓。------------------------------ドキュメント'05 ゲームの中に映し出される戦後という時代 「ゲームのなかの戦争」ドキュメント'05◇ゲームの中の戦争にスポットを当てる。全国の自治体が、残虐な内容を含むゲームソフト販売の規制に乗り出した。相次ぐ凶悪事件の加害者の少年たちが、暴力的なゲームに熱中していたからだという。テレビゲームのルーツは、実は原爆を生み出した"マンハッタン計画"にある。ゲームクリエーターたちはゲームの中で「戦い」をどのように見詰め、そこにどんなメッセージを込めようとしたのか。宇宙からの侵略者を倒していく大ヒットゲームを開発した西角友宏氏らに話を聞く。放送日時 9月19日(月)0:25~1:20 日本テレビ------------------------------ 行政による、「血が出るゲーム規制」が話題の昨今、「ゲームの中の戦争」という挑戦的なアオリでゲームの暴力表現を切り取るドキュメント、という態の、『メタルギアソリッド4』のパブ番組だった。 ひどい。 騙された(笑)。 で、まあ、番組から汲み取れるメッセージとしては、日本のゲーム作家が作る戦争をモチーフにしたゲームは、戦争を賛美するものではなく、戦争とはそもそも国家が起こすものであり、外交の最後の手である戦争の背後にあるその国家の失敗とか、国家の失敗策で使い捨てられる犬のような兵士や民草の人生をプレイすることで、戦争のしょーもない部分を描きたいのだ、とか、翻ってアメリカンの戦争ゲームは軍需産業の一面もあり、なんにせよ「ボーリョクハンタイ」の一筋縄では解釈できないんだぜとか、インベーダーゲームの開発時には人型キャラクターへの攻撃という案もあったが、まあ当然のように社内でボツになったとか、事実を提示して答えをはぐらかす、あたりまえのドキュメンタリーであった。 『ポートピア連続殺人事件』の作者である堀井雄二氏の作るゲームには「殺す表現がない」とか、いろいろオモシロな誤謬もあり、そのマチガイこそがこの番組のメッセージを浮き彫りにしている。「ゲーム作家は暴力行為を是としていない」ということね。 ゲームというものが快楽を追求する物である以上、セックスとバイオレンスを取り込んでいくのは当然の帰結で、ゲームに限らずあらゆる表現物の中の「暴力」や「性」は、人間の業を映したものだ。 残虐ゲームのやみくもな否定は、人間存在そのものの否定につながる。 業は、飼い馴らし、うまく付き合えばいいのだ。ビビって抑圧するのが最悪。人品がゆがむ。 意図のわからないシーンといえば、例のマンハッタン計画がコンピューターゲームの起源だという紹介で。 オシロスコープみたいなベクタースキャンの円型モニターに映されるテニスゲームを見せて「恐ろしい原爆を作ったマンハッタン計画の産物」とかいって、要は重力加速度というか、放物線計算とゲームを強引に結んだもので、一体何が言いたかったのか。そうなると、『ハイパーオリンピック』もそして人工衛星さえもマンハッタン計画の産物である。さらに言えば、いまのコンピューターの起源は、イギリス軍がナチスの暗号を解析するために作った謎マシンの方が概念的に近い。マンハッタン計画が計算尺なら、チューリングのウルトラ級は学研電子ブロックのようなものだ。そうか? この番組で圧倒されたのは宮本茂氏の発言だ。宮本茂といえば、ポール・マッカートニーにサインを求められたことでも、そしてスーパーマリオを作ったことでも知られる、紛れもない天才だ。 演出家というものは、究極的には教育システムなどで作り出すことはできない。最後には自己教育がモノを言う仕事である。 で、インタビューに宮本茂が天性の演出家なんだという、ものすごく説得力のある発言があったわけ。で、オイラ、ちょっと震えたわけ。 「ゲームが3Dになると、2Dでは見えなかった大王クッパの尻尾が見えるようになる。そうなると、その尻尾をつかんで、振り回したくなる」みたいなの。 この位相で快感を掘り出せる才能! 64マリオにせよ、ゼルダにせよ、ピクミンにせよ、この人のプロデュースしたゲームは、とにかく気持ちいい。身体性に直結した、強い快感を持ってくるのが超うまい。 3Dになったら尻尾が見えるようになるからつかんで振り回そう、なんてプリミティブな快感を 頭 の 中 で 発見できること、そしてそれをプレイヤーに差し出せること。本物の凄味を感じて、嘆息したよ。 で、湾岸戦争の時、ガンカメラの無機質な破壊映像を「NINTENDO WAR」と見出しされたことについて、あの映像だけを報道したメディアが命を軽んじているのだと、ガンカメラの向こうにある被害者とか怪我人とか死者を、無機質な映像の後にでも挿入すれば、生きた命が失われたことが伝わったのだから、アレはメディアの編集がよろしくないのであって、湾岸戦争を「NINTENDO WAR」に矮小化したのはメディアの責任だ、と、これは珍しく宮本氏が感情を露わにしていたところも見どころであった。 で、まあ、ゲームの中に戦争が描かれていようがいまいが、戦争はいまも継続中で、その戦争を起こした人はゲーム大好きなのかというと、そうではない。 戦争大好きおじさんは、世界に限らず日本にもいるが、そういう人達の中にはゲームの中の暴力表現をむしろ毛嫌いしている方もいらっしゃる。
2005.09.10
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せんだって、我らのフットサルチームを混ぜてくれる太っ腹なフットサルリーグが開幕した。 四チームが登録してて、まあのんびりしたムードの中、勝ち点を競うのだ。 だいたい月イチで開催される05-06シーズンの開幕さ。 デスクワーカーの集まりである我らの弱点は、スタミナ。スタミナ太郎でたらふく食べたらクタクタになっちゃうほどのスタミナの無さだ。そのへんはまあ、徐々になんとかする方向で。 ていうかスタミナなんかより問題なのは遅刻に代表されるヤル気の無さなのだが、その対処法をヨソ様に聞けば、異口同音に「女の子がチームに入れば、集まりイイっすよ」と言われる。 そんな、俺らにゃ無理だよう。 確かに時東あみのようなゴールキーパーがいたら、我らは俄然張り切るだろう。出席もよくなるだろうし、まず相手のシュートなど許さないほどに、鬼プレスをするはずだ。 しかし、これだけブログで負け犬チームであることを世界に向けて情報発信しているからには、いまさらウチのチームに入りたいなんて奇特な女性がいるはずがない。 女子をチームに入れるなんて、イシバシハザマのネタで笑うことよりも可能性が低い。 ところが。 この日、珍しく遅刻しなかったメンバーが女子を連れてきた。 この女子は、FC東京のファンで特に石川が好きで、サッカーはしたかったんだけど知らない人達でできああがってるチームに新しく入るのがちょっと苦手だってことで、ウチに来た。俺がこのチームを去れない動機と同じだ。 知ってる人のチームなら入れるということはつまり、面識がある人だ。 会社の、先輩だ。 いまはフリーランサーとしてバリバリと一線で働いてる、俺の先輩だ。 それはもう、いろいろと噂は聞いているもので、甘酸っぱい展開など、ははは。ははは。 自分で言うように「まったくの未経験」で、パスさえまともに蹴れない。 しかし、すごく楽しそうに走っている。 それはもう、ちょっと足が痛いって言って、キーパーを買ってでて、「痛いから」っつってボールにまったく反応せずに見逃しゴールを許しまくり、相手チームに「せめて楽しくやりましょうよ」と苦言を呈された恥さらしのボンクラ男がいたことを思えば、我がチームの中でのせめてもの救いであった。 言い訳だらけの無気力プレイは、味方に恥をかかせるだけではなく、相手にも残念な思いを強いる。 忙しい中、やっと時間を都合して、少なくないコート使用料金を払って、フットサルを楽しみに来ているすべての人間に、残念な思いをさせている自覚が無い。 この日は負けまくったけども、先輩の女子は「楽しかった」と笑っていた。 試合の後、なんかそのボンクラどもが先輩を誘ってメシに行くとか言ってたが、俺は心からムカついてたので、月を見ながら帰った。 はやくフットサルを心から楽しめるようになりたいと思う。ナーバスすぎるのだろうか。
2005.09.09
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せんだって、所信表明によると石原都知事もゲームに「適切な措置」をする必要を感じちゃってるらしいことがわかった。困ったお方だ。都が知能犯罪会議 来月初旬 振り込め対策に全力 都議会の第3回定例会が20日、開会した。石原慎太郎知事は所信表明で、振り込め詐欺など身近な知能犯罪対策を強化するため、都と警視庁が中心になって来月初旬に対策会議を設置することや、犯罪の引き金になっていると指摘される残虐なゲームソフト対策などに乗り出すことを明らかにした。 【振り込め詐欺対策】 都青少年・治安対策本部によると、対策会議は金融機関、通信業界、弁護士会などが参加。振り込め詐欺の中でも特に被害の大きい「オレオレ詐欺」を中心に検討するという。 振り込め詐欺には架空口座やプリペイド式携帯電話などが使われることから、金融機関や通信業界は個々に対策をとってきたが、周知が徹底されてはいなかったという。都は対策会議を通じて各業界の対策を取りまとめるとともに、都としても業界に対して抑止のための方策を働きかける。 【ゲームソフト】 石原知事は所信表明で「過度に残虐性を強調したゲームソフトが犯罪の引き金になっているとの指摘もなされており、適切な措置を講ずる必要があると思う」と述べ、来月にもテレビゲームのハードメーカー、ソフトメーカー、販売店などによる「テレビゲームと子どもに関する協議会」を立ち上げる考えを示した。 協議会では、都青少年健全育成条例に基づいて、18歳未満への残虐ゲームソフトの販売の自主規制強化を促す。 【温室効果ガス削減】 石原知事は、都全体のCO2(二酸化炭素)排出量の45%を占める下水処理に関し、汚泥を脱水した後に高温で炭化し、火力発電所の燃料として再利用するプラント建設に今年度中に着手することを明らかにした。平成19年度に事業を開始する予定。 この方法で温室効果ガスはCO2換算で、現在の排出量の約4%に当たる約3万7000トン削減できるという。>テレビゲームのハードメーカー、ソフトメーカー、販売店などによる「テレビゲームと子どもに関する協議会」を立ち上げる考えを示した。とのこと。 業界側にまず自主規制を促す。隣県の知事が、暗闇で後ろからいきなり条例で規制するという馬鹿げた策を行なったのと比べて、なんとも普通だ。隣県の知事がまるでバカみたいなのと比べて、常識がありそうに見える。 隣県のネグレクト条例があるんで、業界に脅しもちらつかせることもできるのだろうか。「イヤならコッチ(行政)でやっちゃうよ」っていう。 隣県の知事がバカだと思われてる現状を見て、泥を被らないようにうまく立ち回ったって解釈もできる。 この「協議会」が「いや、よくよく調べたらゲームは引き金ではありませんでした~。むしろ完全な遊戯ですわ、わっはっは」とか、まあ常識あるまともな結論を出してくれるとすげえ面白いのだが、いずれ何らかの規制が布かれてしまうのだろう。 あらゆる表現規制は、おそらく国策レベルでなされている分析があり、この流れを止めるのはきっと難しい。こないだの選挙がその分水嶺だったと思うのだが、あの惨状をみればもう絶望するしかない。ネットウヨも困ったものだ。 で、まあゲームの自主規制がギチギチに厳しくなれば、業界は大手を振ってよりハードな残虐ゲームを売ることができる。なにしろ、ガキが手にとらないように配慮されてんだから、あとはどこまでハードコア路線に行こうが文句を言えなくなる。『MANHUNT』を売ってくれ。 その規制強化の結果、情報耐性の低い子供が世の中に溢れて、たとえば小説の影響で犯罪に手を染めようが、オレオレ詐欺に簡単に引っかかるバカになろうが、知ったことではない。お行儀や躾にあたる部分を行政に託した結果、法に触れなければなにをしてもいいのだって常識がまかり通り、結果、世の中がより不穏になって、行政側がますます息苦しい規制や法律をこさえる口実になっても、知ったことか(涙)。 石原都知事は治安関係でうまくやってるような印象があるけども。 竹花副知事(前)の風俗店ジェノサイドはたしかに風俗店を一掃し、表面上は純潔な感じになったようだが、反面、より収拾つかない事態を引き起こしてるって話もある。いままで、風俗店の傘の下で安全に春を販いでいた女の子は、個人営業(売春)や裏風俗で、しなくてもよかったホンバンを始めてたり、都を離れて隣県の郊外で個人で売春をしてたり、その結果、性感染症になったり騙されて犯されたりということも増えているという。性風俗を、管理不可能なほどに分散させたってことね。 まあ、表面上見えないところだったら、どんなにやっかいな不幸が存在していようが良識派の方々は歓迎するのだろう。 クソが。 ちなみに【振り込め詐欺対策】だが、暴対法でシノギの口を抑えられたヤクザが、一般人(カタギ)のおじいさんおばあさんの貯金を狙い始めたという側面を忘れている気がする。プリペイド携帯も架空口座も道具に過ぎないのだし。道具無くしたって、ヤクザはシノギを上げないといけない。今度はどこが狙われるのかって話だ。 そして【温室効果ガス削減】だが、CO2削減のために火力発電所の燃料を作るってのは、バカみたいだ。都内には火力発電所が無いから、いいと思ってるのかも知れない。 そもそも排ガス規制でディーゼルエンジンを立ち入り禁止にした都政だが、汚染物質の発生量ならガソリンエンジンのほうがずっとずっとマズイ。ディーゼルは炭化水素も一酸化炭素もガソリンエンジンより少ないうえに、技術次第ではNOxや問題のススさえナシにできる。もちろんフィルター無しで。 都のディーゼル規制は、拙速と言えよう。 拙速といえば、カラスをやっつけて鳩に悩む東京都。 舌禍舌禍舌禍漫談の都知事は、やることなすこと、基本的に拙速なんである。 だから、いろいろなことを成し遂げてる雰囲気がある石原都政ではあるが、まあ雰囲気だけで、ホントはイイコトなどいっこもできてないのかもしれない。
2005.09.08
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せんだって、埼玉でもゲームが残虐描写絡みで条例による販売規制がなされてしまった。 神奈川県知事のブログ周辺で話されていることを知らないわけでもない埼玉県知事が、あえてこの課題に手をつけた心情は全く理解の外なのだが、この埼玉県知事ってホントに地方行政の長なのか?有害図書:残虐シーンゲームソフトを指定 18歳未満への販売禁止--県 /埼玉 県は16日、残虐シーンを多く含み、青少年の粗暴性を著しく助長するとして、カプコン社(大阪市)販売のゲームソフト「グランド・セフト・オート3」を県青少年健全育成条例に基づく有害図書類に指定し、18歳未満への販売禁止を決めた。同ソフトの有害指定は神奈川県に次いで2番目。 指定により、他のソフトと明確に区別しての陳列が義務づけられ、18歳未満に売ると30万円以下の罰金となる。県の諮問を受け、県青少年健全育成審議会が9日、「有害指定が適当」という答申を出していた。 上田清司知事は同日の記者会見で「私もソフトを見たが、あまりにも暴力的で群を抜いて有害。表現の自由はあるが、青少年の健全育成も大切なのでやむを得ない」と話した。【斎藤広子】 9月17日朝刊 (毎日新聞) - 9月17日16時25分更新 仮に、この発言が上田氏の本心なのであれば、『GTA3』より表現がエスカレートした続編を野放しにしているのは不自然だ。神奈川県同様に、不自然だ。 規制利権狙い、あるいは現在静かに進行中である「大きな政府による監視社会の実現」を目指すものでないのであれば、為政者として単に無能であるだけでなく性格破綻者である可能性さえ感じさせる。 この発言はそれほどマズイのだが、それさえわかっていないワキの甘さがすでに、無能の証明だ。 以下は、埼玉県知事の記者会見のアーカイブなのだが、その他残虐なゲームソフトの有害指定についてテレビ埼玉 「6月に神奈川が有害図書に指定をしたゲームソフトについて、埼玉が今日ですね、有害図書に指定をしたんですけれども、これについて知事の御意見を聞かせてください。」知事 「私もそのソフトを見ましたが、あまりにも暴力的と言うんでしょうか、それこそ、首や足や手が本当にどんどん吹っ飛びですね、無差別に銃機関砲を撃ちですね、路上の人を片っ端から撃ち殺していくようなゲームになっておりますので、これはあまりにもひどいと。それも、流血がですねすごい表現になっているということでですね、群を抜いて、ちょっと有害と思わざるを得ないというふうに私も思っておりましたが、各委員の方々が結果として神奈川県と同じような指定をされたということでありますので、確かに表現の自由や営業の自由とかそういうのもあるのかもしれませんが、それと同時にですね、青少年の健全育成ということもやっぱり大事なことですので、映倫があるのと同じでですね、やむを得ないのかなと。こんなふうに理解しています。」 このゲームの通常のプレイでは「身体の一部が吹っ飛ぶ」表現は出てこないので、プログラムを無法に改造して、残虐に見えるように改悪された映像で審査したことは明白。インモラルな審査ですこと。 さらに、こともあろうに自主規制団体の「映倫」を例に引き、条例による法規制の正当化を訴えるなど、この問題をまったく理解していないことを如実にあらわしている。なにが「やむを得ない」だ。上田知事の親の顔が見たい。 県民・国民が、条例や法律による規制をオッケーとする場合、「いい/悪い」の線引きをする人間の判断力(あるいは議論を尽くされたかどうか)を信頼しているという、ある種の合意を前提としている。 人は、「この人の判断なら」「しっかりとした話し合いでまとまった結果なら」という条件付きで、法や条例を飲むのである。 判断力、理解力に著しい欠けを思わせる言動を繰り返す神奈川県知事や埼玉県知事の判断の元となる審査が極めてイイカゲンとなると、このゲーム規制そのものが信頼に足るものではないじゃないか。 何度も書くが、このゲーム規制の根拠となる「青少年保護育成条例」の理念そのものが時代にそぐわなくなってきているのだ。 以下は、東京ゲームショウで行われたパネルディスカッションからの引用。 ゲームに不安を覚える親御さん必見の処方箋だ。 一緒に遊べばイイのです。また七海さんは「お母さんのゲーム体験日記」という自身の研究内容から、テレビゲームを巡る親子の相互理解に対する障壁の存在と、その対応事例について紹介した。七海さんは、親の側が一方的に子供たちからテレビゲームを切り離すだけでは、テレビゲームを巡る親子の不信感やストレスを解消することはできないこと。解決策として親がテレビゲームに一歩踏み込み、実際に遊ぶことが親子の対話に繋がると話した。 条例によるゲームの販売規制は、この親子の関係に断絶を生じさせる。 埼玉・神奈川の両県の行政は、親子関係にヒビを入れるようなことを平気でやっている。 利権なのか監視社会なのか本丸は定かではないが、「青少年のため」、「公共の福祉のため」なんて言葉を吐きながら、青少年や県民のためになどまったくならない、希代の愚策に一生懸命になっている。 このような非情な人間が選挙で選ばれたという事実。 それが、ひとりではないという事実。 絶望するのに充分な話だ。
2005.09.07
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せんだって、秋葉原で夢を見た帰り。 秋葉原といえば、メイドカフェの登場によって虚構と現実がせめぎ合う、無から有を生じさせる、エッヂな境界線となったポストモダンな街である。 もうなんかメイドの格好してたらなんでもいいみたいになってて、メイドの扮装をした婦女子や腐女子がリフレクソロジーをするフットマッサージのお店とかあるげな話を聞くに及んで、「なにごとも経験すべしを座右の銘とする」というモットーを掲げて、「なんでも見てやろう」を合言葉に、言い訳はもういいが、とにかく、妙齢な女性に足をマッサージされるって態で実は身体接触をしたいという気持ちで、行った。 このコスプレ&リフレクソロジーをいう発案は絶妙で、常に視界にマッサージの人が入っているから扮装が効くのだなあ。 ホントは、腰とか背中が凝っている私なのだが、背面按摩となると按摩の見た目とかは関係ねぇもんな。むしろ、地力のあるオッサン按摩のほうが喜ばしい。 で、こういう扮装を好むお客さんというのは - 私のことだ - 好物に対して財布のヒモが緩い。多少割高だろうが、金払いがいいのだ。さながら旦那衆のようだ。 粋、である。 で、まあ、仮に、仮説通りに、オタクという集団が総じて異性とのコミュニケーションが下手というのであれば(岡田斗司夫らがいる限りその仮説は間違い)、まあ、メイドカフェ(コスプレキャバクラ含む)やメイドマッサージなどは、そういったディスコミの人間が社交的に振るまうことを要求される装置なわけで、「オタク=きんもー★」と思われる方々は、扮装系接客業の台頭を歓迎すべきであろう。カネの流動性が上がるのはとりあえずイイコトであるからして。 階級社会においては家事奴隷であるメイドのコスプレをして足をマッサージしている女の子も、別に強要されているわけではなく、マッサージの研修を受けることができるとか、好きな扮装を楽しめるとか、まあいろんな動機でこのバイトを選んでるわけで、需要と供給が一致しとる、幸福な空間なんではある。 惜しむらくは、リラクゼーションの演出という部分でステロタイプすぎることで、ほとんどの男性はマッサージ後のハーブティなど尻がこそばゆいだけである。ビールとか欲しいぞ。 なにが言いたいのかというと、メイドマッサージ屋の混みっぷりったら尋常ではなく、こと秋葉原において、男性の足がキレイにツルツルで角質とか割と無いであろう確率の高さ、あるいは蓋然性の高さである。 恐ろしく外反母趾の比率が高いキャバ嬢などと比べても、足の美しさでは断然オタクの方が勝っていると言っていい。言っていいって、そんな。 あのタモリさんも、美しく着飾った女性が外反母趾だったら百年の恋も冷める的な話をしていたように、健康な足というのは異性へのアピールが強い。どんどん変な話になってきたぜー。 まあ、初めてのオイルマッサージで足がツルンツルンになったことに驚いただけなんですが。 秋葉原ということで思い出したが、ウィンドウズ発売で行列工作がなされていたころ、「オタク狩り」という言葉がニュースを騒がせてた。 オタクというのは、普段はSEなどの専門性の高い仕事をして、年齢のわりにちょー高額なサラリーをもらい、それなりに税金を払い、その余剰金でもって客単価の高い客として小売店あるいは接客業者を喜ばせているのだが、その罪のない純朴なオタクが、無職少年とか薄給労働者に恐喝されまくった時期があったわけだ。 例えるなら、芸者遊びに興じる豊かな旦那衆が、慢性的に金に困っているチンピラ博徒に絡まれる的な図式。 無粋、である。 カツアゲた金はどこに流れたのか。パチスロとかサラ金かな。 ぶっちゃけ、オタクは犯罪被害者である例の方がおそらくは多いのだが、どうして犯罪予備軍みたいに見られるようになったのかしらね。
2005.09.06
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せんだって見た夢の話でも。 私は、帳簿上は存在しないはずのn00,000円を預かり、頼まれてたジャンク品を買いにいくというミッションを承る。これを川端康成ふうに書けば「トンネルを抜けると電気街であつた。割れたCDが白くなつた」となる。 路地裏に入れば、むき出しのHDDや特価品のうるさい冷却ファンが、ザルに入って量り売りされている。猥雑な街のなかに迷いこんでいく感覚は、まさに夢ならでは。メメクラゲに切られた腕の血管をマイクロピンジャックで接続。インピーダンスの違いに眩暈を覚える。 で、ぶっちぎりに安い免税店で我が眼を疑うほどたくさんのCD-Rを購入。ザクザクだ。宝島で海賊の宝を見つけた気分だ。これをビッケふうに言えば「小さなバイキング~♪」となる。 んでまあ、ミッションは終わったものの、だいたいこのくらいだろってドンブリ勘定で頂いた予算なもので、けっこう派手に余ってしまった。 余ってはいけないのだ。 どこにも行き場のないマネー、あるはずのないマネー。 持っててもキモチワルイので、パーッと使ってしまおう、いっそ食ってしまおうということになった。 焼肉ビルの上の階に上がり、牛肉輸入規制の影響で価格が暴騰している状況下、普段は絶対に注文できないレベルの高級肉を矢継ぎ早に発注。 釈然としないおやつを頂く。 これまでカルビだと思って食べてたのはなんだったのか。 タンだと給仕されたアレは、私がフライパンで焼いたものと同じ部位なのか。 うまい、うますぎる、モノが違う。 なにしろ夢なので、いつまでたっても肉がなくならない。焼いても焼いても追いつかない。持ってるとキモイワルイお金も減らない。 明るかった窓の外が真っ暗になるまで肉を焼いて食べ続けても、なにしろ夢なもので、いっこうに減らないのである。
2005.09.05
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せんだって、久しぶりにフットサルの試合。 七月にやった草フットサルで地面を蹴り、つまり地球という名のボールを不必要な力で蹴り、公転軌道をやや揺るがして妖星ゴラスとの衝突を回避させ地球を守った代償に足の親指を滅法痛めてしまってたので、フットサルを休んでいた。八月って暑いしさ。 地球を守ったり、シンクロをしたり、蟹と戯れたり、泣き濡れたり、七年殺しの時効が来たり、いろいろあった夏が終わり、またフットサルの季節がやってきた。 キバナコスモス咲くハッテン場公園を通ってコートに入れば、相変わらずチームメイトは遅刻。 四チーム対抗なんで、まあ二十人からのサッカー好きを待たせているという想像力が無い。 みなさん、フットサルさえできればいいってものではない。 はっきりとチームに別れてかっちりとゲームを楽しみたいって気分はあるはずで、片道一、二時間かけてコートに結集するからには、固定されたチームメンバーでの連続した勝ち点のやりとりっつーやりがいもあろうよ。 だのに、なんで毎度毎度ヨソ様に助っ人をお願いして、チーム対抗戦のお楽しみの純度を下げねばならんのか。 いい大人が理由もなく遅刻して、勝てないとなるとブーたれて、カッコワルイどころか、もう迷惑ですよ。 となると、もう楽しみは、イメージしたプレイをできるかどうか、みたいなところになってくるわけで、相手の頭を越すふんわりスルーパスでアシスト決めたこととか、クロスのリフレクトでシュート決められたこととか、守って引き分ける狙いを結果的に完遂できたこととか、まあそんな小さいディテールにこだわるしかなくなる。 とはいえ、ディテールこそ神髄だ。 やっぱり楽しいぞ。 火照るカラダと煮えきらない気分を抱えて乗る電車に、キメキメのビジュアル系カップル様が乗ってきた。 オトコは、アマチュアV系バンドの人のような黒と赤と安全ピン。顔は地味。 オンナは、顔のデカい真っ白なゴスロリ。とにかく顔がデカいゴスロリちゃんだ。よくいるタイプだな。 ふたりがラブラブである証拠に、お揃いのアイテムを所持なさっておった。 中日ドラゴンズの応援メガホンだ。 いままさにスタジアムからの帰りといった感じだ。 男女とも、なんらかの美学に則った服装をして、まあ、他人にそのように見られたいという自意識で生きているのであろうが、つまり、カッコイイと思って欲しくて着飾っているのだろうが、ではチューニチのメガホンは、アリなのか。パリーグの方がオシャレだぞ。 プロ野球のスタンドに、その場違いな恥ずかしい格好で行ってたのか。 すごく格好悪いのだが。 TPOって知ってるのかなあ。 やはりディテールこそ神髄なのだ。
2005.09.04
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せんだってから神奈川県知事が大人しいと思ったら。 神奈川県オリジナルの個別指定で進めるかに見えたゲームの規制を、団体の自主規制を利用した「包括指定」にシフトする動きがある。 他県の様子を見たのか、にわかにコスト意識に目覚めたのか、心から青少年のためを思っている規制反対派の提案を受け入れたのか、原因はさだかではない、と書こうかと思ったら。 ソ フ 倫 か よ ! 予想通り、利権狙いじゃねーか!!!!!!!!!!!「有害」規制監視隊<神奈川県-38> 神奈川県は2005年9月7日、「青少年に有害のおそれのあるゲームソフトに対する取組みについて」をテーマに平成17年度第2回神奈川県児童福祉審議会社会環境部会を開催した。傍聴された方によると、神奈川県から「団体指定の妥当性について協議していただきたい」との提案があり、コンピュータソフトウェア倫理機構(ソフ倫)と「日本ビデオ倫理協会」(ビデ倫)がそれぞれ成人向けと判定したパソコン用ゲームソフト1本とビデオ1本が上映され、団体指定を導入している愛知県青少年保護育成条例の説明もあったという。委員からは「家庭用ゲームソフトについても団体指定を視野に入れるのか」との質問があり、青少年課長は「現在のところはソフ倫とビデ倫(の指定を検討している)」と述べ、家庭用ゲームソフトの業界団体であるCESAとCEROについては、「業界の理解をえられない」と指定に慎重な姿勢を示す一方、「行政としてCESAとCEROにお願いをしていく」とも話していたという。このほか委員からは、「残虐性に関する審査をもっと意識してやっていく必要がある」などの意見があり、部会長は「団体指定も考えに入れながら、有害ソフトとして指定しなければならないものがあれば個別指定の必要がある」と話していたという。次回の審議会は11月下旬に開かれる予定。 もういっちょ。残虐ゲーム販売規制 県が導入可否を検討=神奈川 残虐ゲームソフトの販売規制などについて検討する県児童福祉審議会の社会環境部会(部会長=上田滋・県少年補導員連絡協議会理事)は7日、業界団体がソフトの販売を自主規制するために設けている暴力性や残虐性などに関する独自基準を、県の有害図書類の指定基準として使うかどうか検討することを決めた。 パソコン用ゲームメーカーの団体「コンピュータソフトウェア倫理機構」(ソフ倫)は、暴力行為などが過度に表現されたゲームや倫理観に問題のあるゲームを、18歳未満に販売しないよう自主規制している。 県は、この日の部会で、個別のゲームごとに暴力性や残虐性を検討し、県青少年保護育成条例の有害図書類に指定することは膨大な時間と手間がかかるとして、ソフ倫の基準を使用することを委員に提案。既に愛知や福岡など計6県でこの仕組みを導入していると説明した。 これに対し委員からは、「数が少なければ個別指定で対応するべきだ」などの反論も出たが、「業界団体の基準などをもう少し委員で話し合いたい」「ソフトを一本ずつ判断するよりも、団体の基準をチェックしていった方が規制の効果が上がる」などの意見が大勢を占め、今年度中に、団体の基準を用いることについて結論を出すことになった。 県では、6月に家庭用ゲームソフト1本について、残虐な内容が含まれているとして同条例の有害図書類に指定するなど、ゲームソフト規制を進めている。9月 8日 読売新聞 家庭用ゲームの規制の案件なのだから、まず業界団体CESAやあらゆる権威から独立した自主規制判断を専門とする組織CEROとの話し合いをガンガン尽くすべきであろう。 なにより、県民のことを思うのであれば、そうなって当たり前である。 なんで、家庭用ゲームとは無関係な天下り組織「ソフ倫(コンピュータソフトウェア倫理機構)」に関わるのか。 ソフ倫と言えば、NPOジュベネイルガイドと野田聖子が組んだとおぼしき利権ぶん捕り合戦でもおなじみの、天下り規制利権団体である。「ソフ倫には、281のメーカーが加盟しています。その入会金は1社30万円、会費が月1万円、ソフトの審査料が1タイトル10万円、市販の際にパッケージに貼る“18禁”のシールが1枚あたりざっと20円。そうした利権に目をつけた可能性はありますね」 (関係者) なんで、ソフ倫なんだ? 上田滋・県少年補導員連絡協議会理事という方は、どこかの団体の利益誘導者ですか? どうしてCERO基準を利用できないんだ? なんで「有害ソフトとして指定しなければならない」のだ? 有害って、なんだ? 「青少年保護」におけるパラダイムは、メディアのバランスを考えれば変わるべき時期だろう。 利益誘導は有害じゃないのか? どうして神奈川県はメディアリテラシー教育に賛同できないんだ? 本当に青少年を保護しようと思っているのか? もしこの先、家庭用ゲームソフトにソフ倫シール、あるいはビデ倫シールが貼られるようになったら、神奈川県は談合利権を追求するガハハ自治体であるという宣言と受け取られるであろうよ。 こないだの選挙で、国民の意志はわかったろう? 利権政治はなんとなくNOなんだよ。 この流れを逆行する神奈川県庁の姿勢! 神奈川県民が気の毒でならないぞ。
2005.09.03
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せんだって、夏の終わりに秋川渓谷へ行ってきた。 川原でバーベキューなどが楽しめる、都民憩いのスポットである。 女子とバーベキューなピクニックである。 私、アウトドア好きなヒキコモリなのである。 凄烈な清流が流れる美しい渓谷は、とても東京都とは思えないほど見事にヤマのムラであった。東北あたりの山村そっくりだ。 ちょーびっくりした。 秋川渓谷は観光化が進んでいて、最寄りの川原ではバーベキューセットを借りられる。食品さえ持っていけば、気楽に野外のワイルドご飯を海ゴハン山ゴハンできるのである。もうね、地主ウハウハ。 適度に賑わった川原に入場し、鉄板をレンタルし、まずは竈をこさえる。 ここで、どんくらい手際よく竈をこさえられるかで、頼りになるオトコを演出できるわけで、それなりに頑張るところだ。 先人のカマド跡をそのまま利用する。 すごい、せんだってさんって頼れる~。 火おこしもまた、アピールポイントである。もし、女子と二人で無人島に漂着した場合のことを考えると、これは外せないセックスアピールとなる。 ていうか、子供のころは薪ストーブの生活だったので、火は得意だ。 燃え上がる炎、萌えあがる女子のハート。 いいぞ、私。 鉄板は三点支持でぐらつきを抑える。当然、なぜ三点で支えるかの蘊蓄を垂れる。 炎が落ち着いていい熾火になるまで、川に入って遊ぶことにする。 夏とはいえ、山奥で流れる水なので、冷たい。ふくらはぎまで入っただけなのに、アイスクリーム頭痛がする。眉間がキーンてなる。 結構、流れが激しく、場所によっては長瀞クラスの急流である。 こんなに冷たい水なのに、浮き輪を利用してカラダひとつでラフティングまがいの楽しそうな遊びをしとる若いのがいる。えらいもんだ。 大学生くらいの年代の男女のグループがいて、どうもこう、あやしい。 皆さん水着着用なのだが、無体なまでにはしゃいでみせている女性、「やめろよー」とことさら叫びながら水際でふざけ合う男子(視線は女子に!)、男女共、意中の異性がいるグループの川原遊びで、もう気恥ずかしくて見てらんない。 とりあえず「劇研」と名づける。 水から戻り、野菜や肉を焼いて食べる。 せせらぎを聞き、大自然の中でワイルドに食べるバーベキューはことさらうまい。 たいした食材ではないのだが、いやはや、いいものだ。 そっと買い物カゴに忍ばせていたフランクフルトを焼いて、連れの女性に「食べなよオイシイよ」とすすめたが、なかなか食べてくれない。 食べ方を見せてあげたらなおさら食べてくれなくなった。 向こうでは劇研連中が、危ないほど酔っぱらい、かててくわえて恋のアピールもエスカレートし、オトコのひとりが女の子をお姫様だっこに抱えて、川に投げ入れている。嬌声をあげてはしゃぐ女の子。次々に投げられる女の子たち。水が冷たいのに、あんなにいきなり水中に没したら心臓がヤバいだろうに。酔ってるし。 でも、大喜びの女の子。 おそらく一番のおさせであろう女の子が色っぽい酔眼で近場のオトコにおぶさり、投げて欲しそうにしてたりする。劇研、おそるべし。 もう見てらんない。 私の連れの女性はフランクフルトを炭火の中に差し込んでいる。 せっかくなので、水遊びをしようと、川に誘い出す。 劇研の若さに負けないように、水鉄砲での撃ち合いを楽しむ。 水に浸かってて思うように走れないので、イイ感じで撃ち合いになる。 上がるテンション。劇研を意識し、私もはしゃいでみせる。あのおさせが見ているかも知れないからだ。 私は撃ち合いのクセで、右に右に移動しつつ相手(女性)の顔をめがけて三発ずつ適切に撃っていく。 濡れまくる女性の顔。 深みに入る私。冷てえ。 つい夢中になって、女性が泣き出すかも知れないほど一方的に撃ちまくってたら、いいタイミングでにわか雨が降り出したので、あわてて帰った。 「自他共に認める抱かれたいブロガー」を自認する私が、大自然のフトコロに抱かれた話。 その女性には抱かれてない。
2005.09.02
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せんだって、埼玉県知事が神奈川のゲーム規制を受けて「他県に流入するおそれがある」とかいう主語の明らかでない珍妙な理由を述べたうえで、彩の国におけるゲームの有害図書指定の可能性を示唆し、良識ある人々から悲しみとともに迎えられたことは記憶に新しい。 神奈川があんなことになってるからか、向こうとはプロセスを変えて、利権啜りの蠢動を始めたようだ。「有害」規制監視隊<埼玉県-12> 埼玉県は2005年9月9日に開かれた埼玉県青少年健全育成審議会にゲームソフト「グランド・セフト・オート3」を個別指定すべきか諮問した。傍聴された方によると、ゲームソフトの映像をテレビ画面に映し出し、実演も行われたという。会長が「指定すべきものとして知事に答申するものとして決定してよいか」と確認したところ、残りの委員全員(9人)が指定に賛同したという。「グランド・セフト・オート3」は2005年6月7日に神奈川県が「有害」指定したゲームソフトと同一タイトル。なお、審議の様子は10月下旬のNHK「クローズアップ現代」で放送される可能性があるという。(2005/9/9 21:30) 審議会に上訴される形をとりつつ、審議にテレビカメラを入れるというアリバイ作りもしっかりしている。 しかし、この有害図書への個別指定の根っこが「残虐描写」にあるのだとしたら、そして「青少年の健全な育成」が理念としてあるのだとしたら。 なんで『グランドセフトオート3』だけなんだ? まじめに青少年のことを思ってこの件を勉強しているのであれば、同時に眼をつけるべきソフトがあるはずなのだ。 この事実からして、埼玉県青少年健全育成審議会がこの問題を真面目に考えてないことは明らかである。 青少年のこととか、実は考えてないっぽい。 理屈にあわない。 普通の脳味噌を持った人間が、真剣に、セーショーネンの健全なアレをナニしようと考えてゲームを首を狩ろうとするのであれば、旧作に属する『GTA3』だけを指定してヨシとするのは、明らかにオカシイ。 なにか別の目的があるのではないか。 ゲーム業界の自主規制が厳しくなるっていう宣言もあり、自主規制の線引きを利用した愛知方式の包括指定だってできるはずなのに、どうしてコストのかかる(財源は地方税)県独自の個別指定を選択したのか。そもそも、有害図書指定っていう条例措置がいまの社会にフィットするかどうか、疑問だ。 頭悪い。 ナントカ委員とか、向いてない。 なんで、そんなに税金を使う方使う方に進みたがるのか。 しかも、こんな規制で青少年が健全になるのかといえばそんなことはなく、あいかわらず熊谷あたりでは女学生が激安価格で売ってたりするのだろうし、狭山あたりでガキが単車を盗んだりしているのだろう。 ちなみに、有害図書撲滅サイトの管理人が不自然なほど重用する宗教新聞・世界日報によると、審議されたソフトは「GTO3」とのことであった。 グランドセフトオートの「オート」は「AUTO」だが。新聞なのにすごい誤字だ。 それともあれか。 言いたいことも言えないこんな世の中じゃ、ということか。
2005.09.01
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