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せんだってからの著作権関係の法律の改正の動きの、って「の」ばっかりだが、いやいやこりゃボヤボヤしてらんないっすよ。http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0801/28/news012.html作り手を“やる気”にさせる著作権とは――島本和彦氏など語る この集まりはつまり>東京大学大学院教授の玉井克哉さん「今の著作権法は、自分は何もクリエイトせずに流通を支配しているだけの人に巨額のお金が渡る。」 この一言に集約される。 法律が時代遅れだから改正したほうがいいけど、改正のドサクサを利用して、また流通側がオカシなことをしようとしてると。非申告化とか、死後70年ルールとかね。 どうにか、クリエイターのためになる改正がなされることを望む。 で、>島本和彦さん「YouTubeでエヴァを見たつもりになるな」 この発言が、そこだけ切り取られてネットの中で文句を言われちゃってたのが悲しい。 音楽で例えるとわかりやすいけど、しょぼい再生環境(高音低音が弱いとか)、小さい音で聞く『E2-E4』ほどつまらんものはない。 作曲家が計算しつくして入れた音が、聞こえない。バランスを取って作った曲なのに、わざわざその均衡を崩して聞いてちゃもったいないじゃないか。 本当にすげえ作品なのに、「消費者」がそこそこの再生レベルで満足してちゃ、いや、こりゃつまんねえ話ですよ。 消費者個々人に作品を読み取る能力があるとかないとかじゃない。 もったいないのだ。 エヴァに代表されるようなすげえものは、本来のポテンシャルで観られたら充分に人を打ちのめすことができる。 っつーことでしょ。 ある程度の画面サイズ、適切な音量、充分な再現度であれば、「いいもん」が楽しめる。15インチ以上のNTSCのブラウン管でデカめの音でもいいわけですよ。 そこに生まれるのは感動とか尊敬。 島本和彦が言う>アニメや漫画を見る作法がなっていない! というのは、しょぼい再生環境で満足してたり、劣化したものを見たくせに文句タラタラ述べたりする「消費者」の欲の薄さを嘆いたものじゃないか。 劣化コピーでわかった気になるなんて、欲が薄いのだ。 ホンモノはすげえんだから。 マンガやアニメやゲームを規制したがる連中も結局は「見る作法」がなってないから、そんな狂った考えになるんだよね。 著作権の問題といえば、権利料の流れと行方なんだけど。 クリエイターの気持ちとしちゃやっぱり、尊敬の気持ちがなく、金を払えばいいんだろう的なのは辛いんだろうよ。 ジャスラックに代表されるパブリッシャーや著作権管理代行者の態度が「尊敬とかどうでもいいから、とにかく金」って状況で、そういう連中が牽引して改正される著作権の法律なんざ、クソみてえなもんですよ。 クリエイターのやる気を削ぐでしょ。 ホントはそんなんじゃないのに「金が欲しいんだろ?」って感じで小銭投げつけられて、プライドが傷つくのは当たり前だ。 「プロなんだから批判は受け止めろ」なんてヤツは、バイト代をそういう風にもらってみろってんだ。地べたから拾いたまえ。 で、この集まりでの島本和彦の存在はデカかったわけだけど。 記事中に注釈で入ってる以下の発言>「再創造を突き詰めるとガイナックスになる。ガイナックスはせっかく大ヒットを生み出してるんだから全部自分で考えればいいのに、あーいらいらするなぁ、また人のせりふを使ってるのかおまえら! と。ガイナックスのようなジャンルはあっていいが、自分で作れるんだから、自分から考えろと」(島本さん) この苛立ち。 島本は庵野秀明と、大芸大の同級生だったそうで。 島本の自伝的連載マンガ『アオイホノオ』とあわせて、上記の発言を解釈すると、すっげーおもしれええええええええ!アオイホノオ(1)
2008.01.31
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せんだって、ちょいと話題になったニュース。川島教授、「脳トレ」の報酬はゼロhttp://japan.gamespot.com/news/story/0,3800076565,20366455,00.htm ニンテンドーDSの『脳トレ』の監修をした東北大学の川島隆太教授が、>印税の半分--およそ24億円(約2200万ドル)--を受け取ることもできたが、同氏は1100万円(10万ドル)の年収で満足しているという。その代わり、この支払いは同氏の雇用者である東北大学に対して行われている。 ということ。 これは潔い。美談に聞こえるニュースだ。 ニセ科学『ゲーム脳の恐怖』で無意味な不安をばら撒いてる森昭雄教授が惨めなまでに猟官活動してた「っぽい」のとは雲泥の差。森昭雄は泥。森昭雄は講演会で「文部科学省」とか「小泉首相」とか、そういうことをたくさん言っとったもんな。いやはや。 悪いことして政府に金をせびろうとした「っぽい」森と、いいことをした当然の報酬を大学に渡す川島。 もうなんか、すっげー笑える。 しかも川島教授、自分のお子さんには週末しかゲームを許してないというじゃないか。>川島氏は「私はゲームをすること自体が悪いとは思わないが、ゲームを許すと子供たちが勉強や家族とのコミュニケーションなどのすべきことができなくなってしまう」と述べている。 一日は24時間だもんな。 もう、なんだな。川島教授を森昭雄なんかと比べるのはイカンな。 人としての品が違いすぎる。 つってたら、元ニュースのトラックバック先に面白い見方が。 風貌とは裏腹の声の高さで知られるプログラマ小飼弾氏の404 Blog Not Found:脳トレの川島教授、あったまいーによれば「税金対策」ってこともありうると。 個人でもらったら半分は税金で持ってかれるけど、教育機関の大学なら、ひょっとしたら100%免税かもって話。 なるほど。 頭いい。森昭雄とは大違いだよ、やっぱり。 学問のために広く使うこともできるし、うがった見方をすれば研究室を迂回して「えー、そんなトリックが?」ってこともできちゃう。いや、できはしないのだが。しかし、この金額なんだから、税率が数パーセント下がるだけで莫大な差が出る。 脳をトレーニングするだけではこの人には追いつけないな、うん。
2008.01.30
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せんだってのニュース。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080214-00000154-mai-soci<日本史>すべての県立高で必修科目に 神奈川県教委が発表2月14日21時10分配信 毎日新聞 神奈川県教育委員会は14日、すべての県立高で「日本史」を必修科目にすると発表した。日本史A(近現代史)とB(通史)、新たに作る県独自の日本史系2科目の計4科目から一つを選び履修を義務づける。08年度から各高校に促し、10年度から一部学校で試行。13年度から全142校での実施を目指す。日本史を一斉に必修化するのは都道府県で初めて。 文部科学省の学習指導要領では高校社会科の必修は世界史。さらに日本史と地理から1科目を選ぶ。神奈川県では世界史と「日本史」の2科目が必修となる。日本史A、Bではなく地理を選んだ生徒は、13年度をめどに設置する「神奈川の郷土史を学習する科目」「近現代史を総合的に学習する科目」のどちらかを履修しなくてはならない。 神奈川県など1都3県は06年、「高校生が日本史を学習する意義は大きい」と文科省に必修化を求めた。しかし、今年1月に中央教育審議会が答申した指導要領の改定方針で必修科目が変更されず、独自の取り組みが必要と判断した。 引地(ひきち)孝一県教育長は「国際社会で主体的に生きていくために自国の歴史を学ぶ必要がある」と理由を説明。松沢成文知事は「こういうこと(日本史必修化)があって初めて愛国心や郷土愛が育(はぐく)まれる」と話している。 県教委によると、現在、日本史を必修にしているのは48校。一方、理系大学の受験者は地理選択が多く、72校が地理を必修にしている。 高校の必修科目では、東京都が「奉仕」、茨城県が「道徳」を今年度から必修化している。文科省教育課程課は神奈川県のケースについて「明らかな指導要領違反ではないが、(地理を学ぶ)生徒は負荷が増えるのではないか」としている。【山下修毅】 最終更新:2月14日23時29分 なんすかね、この「進歩的」な知事たちの、お国のおケツに火をつけたいっていうか、国政に色目というか、意欲的な行動。国のフットワークの重さがじれったいのよーって感じ。悪かない面もあるけどギラギラしてる感は否めない。松沢タンなんかとくに功を焦ってるのではないか。GTA3の件とかな。 以前、『インテリジェンス武器なき戦争』を読んだ時にも思ったことなんだけど、歴史の授業は「さかのぼる」のがあらまほしけれ、いや、望ましい。 最近のカリキュラムはよく知らねえが、俺らが子供のころの小中の社会科の歴史は、縄文時代から始まった。 年度のおしまいなのにまだ近代。おおむね世界恐慌あたりで学年が変わり、また縄文時代からやり直しって記憶がある。「縄文時代ばっかりやってたよな」って話のネタがあるほどだ。 高校のころは「世界史」「日本史」「地理」「倫理」からの選択だった。史学をまったく取らなかった私からすると「世界史」必修とはうらやましい話だ。大学入試に関係あるかどうかは別として。 それはともかく。 近現代史を知らずに今を生きるのはもったいない、っていうか、無理だ。お金持ちはみんな知ってることじゃないか(笑)。 「縄文時代のことを知ってて将来役に立つのかよ」と言われると返答に困るが、近現代史を知っていると世の中のことに興味を持てるようになる。将来を読む材料になる。 たとえばイラクの戦争の前の9・11、流れをたどると冷戦時代の中東周辺のアレコレとかシオニズムみたいなのがあって、そりゃ第二次世界大戦で発現して、第二次世界大戦はワイマール憲法下のドイツとか世界恐慌とか、それは第一次世界大戦の戦後処理の必然みたいなもので、、日本史の大政奉還に寄り道すればアメリカの捕鯨と給炭、列強植民地ブームの影響があったわけで、帝国主義の流れは産業革命とかによる資源と土地の分捕りあい、このままさかのぼっていけばタンザニアの谷まで行けちゃうだろう。 流れがわかると楽しい。 歴史の授業が退屈なのは、1500年以上も前の出来事の年号を丸暗記しないと受験で困るっていう、理不尽かつダイナミズムに欠けるとこでしょ。 でも、「江戸幕府が倒れたのは、イギリスとスペインが海の覇権を争って、海賊を雇ってわあわあやった結果なんだ」っていうふうに読むと、こりゃ面白いでしょう? 世界に興味を持つことができますでしょう。それはよかった。 パイレーツオブカリビアンと坂本竜馬がリンクするなんてロマンじゃないですか。 「1853年:浦賀にペリーが黒船で来航」と覚えるよりは、「日清日露戦争に至る流れのきっかけが黒船」って考えるほうが、役に立つ。アメリカの捕鯨船団もさかのぼると清教徒革命まで行けるし、現代まで続くピューリタン国家の性格もなんとなく理解できる。 つーか、高校生の時期に米ソ冷戦とパレスチナ問題を系統立てて教えてもらったらすげえイイじゃん。感情だけでピースだ平和だの言うことが恥ずかしくなる。 中国・台湾の歴史的な関係がわかると、身の回りにあるCDやDVDやブランドバッグの海賊版の問題が見えるじゃん。 オレもよく知らないことだから、誰かに教えてもらいたいよ。 世界史を必修にしても、米ソ冷戦に入る前に年度末で授業打ち切りなんて、歴史の授業をする意味がない。 神奈川がぶちあげた世界史も、四大文明から時代を下るのではなくて、9・11と冷戦の流れからさかのぼってくといいのになあと思うのだ。 そしたら「学校で習うことは将来役に立たない」なんて言いにくくなるに違いない。 外交スキルの底上げにもなるだろう。 ほら、国益ですよ。
2008.01.29
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せんだっては、なんでもバレンタインデーとかいうイベントだそうで。 女の子が好きな男にチョコレートを贈り、愛の告白するのだそうですな。 ふーん。 そうなんだ。 やったー!!!!!!!!!!! ざまあみろ! 高校生のオレ! 見たか! 大学生のオレ! うらやましいか? びびったか? たじろいだか? 女子高生からの、手作りの、チョコとかだ! わーっはっは! わーっはっはっはっはっはっは! おいしい、おいしいよ! 甘いよ! うんうん、不恰好だけど手作りの味がするね! だーっはっはっはっはっはっはっは! 高校で講師をしてる妻が生徒からもらってきたものだが、オレは愛を受け取った。 オレだけはわかる。言葉にできないピュアーな思い。 でも、ごめん。 まだ見ぬ少女たちよ、ホントにすまない。 君たちの告白を受けるわけにはいかない。 だってオレ、結婚してるんだもの。 なんつって! だーっはっはっはっはっは!バレンタイン:食傷気味? 3割が「あってもなくても」毎日新聞 2008年2月14日 12時38分http://mainichi.jp/select/today/news/20080214k0000e040064000c.html
2008.01.28
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せんだって買った本が面白い。マンガ論争勃発(2007ー2008) 東浩紀(哲学者)の、「(オタクもの等のサブカルチャーの果実を)コンテンツとして海外に売るなら、そのオタクコンテンツを生み出した社会環境を売れ」という話が面白い。 三十男が家にいて変なマンガを描いていられるユルーい環境が、日本特有の文化なのだというのだな。 マンガやアニメなんか、売れっこねえっていう。 サブカル利権に粉かけて、綱引きしてんのが経産省、外務省、警察庁などであろうと読まれている現状で。 外国にマンガやアニメやゲームや「萌え」を売って外貨を稼ぐ場合、国際基準にならって規制しないとイカンってな話になってて。 児童ポルノ関係(福祉法なので、被害児童が実在するもののみが児童ポルノに該当する)に歪みをもたらしてるのも、著作権侵害の非申告化問題も、売りモノにゃなりっこない「サブカル・萌えコンテンツ」が金になると勘違いしてる金に目がくらんだボンクラ官僚の意味のない外堀埋めの現われ。 金儲けできると思って外堀埋めて「国際化」した結果、利益は全部ロサンゼルス本社(←コンテンツビジネスをするならそのほうが利益を追求しやすい)に吸われることになりかねないと。外貨を稼ぐつもりが日本の税収ゼロなんて、ゾッとしないよな。 そもそもこの議論には「どこに売るのか」というビジョンが無い。 イスラム圏かバチカンなのか、潜在マーケットのでっかい中国なのかインドか。 どんなにローカライズしても宗教国家にサブカルは売れっこないわけだし。セックス&バイオレンスも偶像も、マンガと不可分な要素ですわな。 著作権という概念が浸透していないアジアにコンテンツを売って儲けるまでには根気強い下地作りが必要だ。 上野千鶴子が言うように、マンガは「コンテクスト依存性の強い表象」だ。読み方が身についてないと、記号を消費するのが難しい。面白がるためには「お約束」をわかってる必要がある。 商売として成り立つ程度に外国に向けて売るには、その国の文化に合わせて描き変えるか、その国の文化を変えるかって作業が必要なんだね。それは非常にコストの高い商品じゃないか。 つまり外貨が稼げると踏んで、マンガやアニメを「チャイルドポルノ」に含めた挙句に単純所持を禁止したり、海賊盤対策っつって著作権法を整備するときに強欲パブリッシャーに火事場泥棒を許したり、そういうことをしてもオタクコンテンツを売って儲けることにゃ繋がらず、むしろそういうものを生み出す土壌やユルーい環境を破壊することになりかねない。 熱心なアホがいちばんタチが悪い。 そういうことですか。
2008.01.27
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せんだって買った本が面白い。マンガ論争勃発(2007ー2008) 境真良氏(元通産省、現・早稲田大学大学院准教授)の意見で「著作権に課税しろ」と言うのが面白い。 つまり固定資産税ということなんだよね。 たとえばプラモデルの金型なんか、稼動してなくてもメーカーが所有している以上は利益を生む資産なので、固定資産税がかかるわけだが、それと同じように、不労所得を生む権利である著作権は固定資産扱いでいいのではないか。 利益を上げる上げないにかかわらず、著作権を持ってたら税金を払えと。それが嫌なら放棄してパブリック・ドメインにしてしまえと。 公益性という観点からしてこれは非常にまともな考え方じゃないだろうか。 著作物の受益者は、著作者だけではなく消費者もそうなんです。 映画を観て感動したり、マンガ読んで面白がったり。 音楽を聴いたり。 そう、音楽。 いまジャスラックが、ただでさえバカな組織なのにさらに馬鹿げたことをしようと目論んでて。 音楽が通る場所にすべて課金しようとしてる。 音楽を保存・再生できるものすべてに、著作権料を上乗せしたいらしい。 コンピュータのHDD、ケータイ、USBフラッシュメモリ、空のCD-RやDVD-Rなどにあらかじめジャスラック行きの金を乗っけて、音楽を使わなかったら申請すれば返金してやんよ、なんていう、ヤクザみたいなことをしたいらしい。ヤクザ以上に非道だ。二重、三重の請求なんだよね。 冗談で「耳課金」「鼻歌課金」ってことを言われるが、本気でそれをやっちゃいそうな勢いだ。 著作権問題には、こういう天下り機関やパブリッシャーの銭ゲバ気質が隠れている。 騒いでるのは著作権者っていうよりもむしろ出版社とかレコード会社とか、権利を代行してる、金儲けしたい連中だもんね。 でも著作権税が導入されたら、けっこういいことが増えそう。 権利者が著作権について考えるようになるだろうし、抱えてるだけでアカが出るならパブリッシャーも手放したくなったりコスト意識が芽生えたり、儲けすぎてるトコに国税が入ったり、死後70年ルールになっちゃったとしても遺族は借金残されたみたいになって嬉しくないかもしれない。 おお、すばらしい。 そういう経緯でパブリック・ドメインの著作が増えたら、素人による舞台化とかリミックスとか二次創作とか映画化とか、次代のコンテンツを生むゆりかごになりうる。 とりあえずジャスラックは解体されるかもしれないしさ。身入りが減って仕事が増えるからね。 うーむ、面白いぞ。著作権に課税。
2008.01.26
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せんだって買った本が面白い。マンガ論争勃発(2007ー2008) 上野千鶴子が宮崎勤の事件のことを語っているのだけど。 上野は、宮崎の部屋で「大量のスプラッタービデオやAVが見つかった」と思っている。 実際はそんな事実はなく、ほとんどはテレビ番組の録画モノだったという。 スプラッタマニア、AVコレクターとうのは、警察よりも現場(宮崎の部屋)に到着したカメラクルーによる印象操作、捏造あるいは誇張である可能性が非常に高いのだ(当時取材した記者の告白が書かれた読売系のブログにある証言だが、当該記事が削除されてしまっている)。 上野千鶴子には、近年明らかになったその情報が入ってないっぽい。「M君事件」なんていう言葉遣いからして、情報の更新が滞ってる気配が濃厚だ。 あの事件はいまだに総括されていないので、つまり終わっていない。 捏造や誇張によって生じた誤解で、意味の無い不安と、根拠の無い偏見や迫害が生まれて、そのままになっている。 この件、マジで一回締めて、ちゃんと終わらせとかないと、ロクなことになんねえぞ。
2008.01.25
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せんだって、話の流れで永井豪の『デビルマン』を何歳で読んだかってことになって。 アニメでしか見てないとか、中学生とか、大学生のとき後輩に興奮ぎみに薦められてとか、そういう話を聞いた。 私は、小学生の時に近所の書店で立ち読みして、最後まで読んで、怖くなって走って逃げたことを思い出した。 思い出したくらいだから、私はこの経験をこれまで忘れてたのだろう。忘れたって言うか、あまり意識することが無かった。 飛鳥の語る人間が暗闇を本能的に怖がる話も、ジンメンの嫌な感じも、タレちゃんのアレも覚えてるけど、書店を逃げ出したことは忘れてた。 皆さんは何歳の時に読んだだろうか。 連載時には読める年齢ではない我々だが。 大学生で読んだら衝撃を受けまくったであろうことは想像に難くない。主にその人間の描き方において。 小学生で読んだ私はとにかく怖かった。切なかった。 中学生で当たっちゃった人はトラウマ級ではないだろうか。 名作ってのに初めて当たる年齢は面白い。 そこにゃきっと同時代性もあるのだろうけれど。たとえば『寄生獣』は世間の流れを読んで結末が変わったわけで、時代の空気が作品を作ることはある。 上野千鶴子は『マンガ論争勃発(マイクロマガジン社)』において、マンガを「コンテクスト依存性の強い表象」と述べた。コンテクストとは文脈。一コマだけ見てもマンガの内容はわからないでしょ。 マンガの読まれ方も、きっと深く読むことができる人と、わからん人がいる。このことは以前ブログで書いたけど、なんといいますか、いまの少女の多くに、それは無視できない数だが、『恋空』みたいな記号の羅列表現で充分な連中がいるとなると、今後の世代には『デビルマン』のような傑作が理解されうるのかどうかも、なんか不安がある。 おそらくそれは杞憂だが、マンガの読み方を理解しない人は今もいて、今後増えないとも限らない。私は『ドラゴンボール』の人気が高いことも信じられないのだ。 デビルマン初体験が例の実写映画だった人はお気の毒だが、漫画はすげえ。鬼気迫るとはこのことだ。 表現規制が進んでいるので、今後アレを越える表現が雑誌連載の中で現れることはもうありえない。そういう意味でも空前絶後だ。 ってなことを、デビルマン話で思い出したのだ。 読んで、思わず唸った漫画はけっこうあるが、走って逃げ出したのは『デビルマン』だけだ。
2008.01.24
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せんだって、こういう時期でないととても買えない、ジャン=ポール・エヴァンの高価なチョコレートを食ったが、なかなかうまかった。 甘さの中に塩気がある、上品な味であった。 で、さっき見た記事。バレンタインデー反対 「2月14日は、煮干(にぼし)の日」【アキバblog】http://www.akibablog.net/archives/2008/02/valentine-day-080211.html あっはっは。『この時期、ある種のカカオ豆製品を女性から男性に1ヶ月200%の利息で貸し付ける「3倍返し」というものが流行』『カカオ豆製品を使っての1ヶ月200%の利息は出資法違反である』 あっはっは。 いやいや、うらまれてますな。 女子たちは、やりすぎたのだ。 欲を出しすぎると、やがてすべてを失うぞ。 愛は与えるものだ。見返りを求めてはならん。アルバイトじゃないんだから。 恋心はいつから投機の対象になったのだ。 椎名林檎も「無条件な愛情」を歌っていたではないか。 煮干のようにスレンダーなボディになって、煮干のようなまっすぐな瞳で男の子を見つめて、無欲にチョコを渡したなら、そういうコになら、それなりにイイお返しをあげたくなるだろう。 たとえば、なんだ。センス最悪なセクシー下着とかだろうな、きっと。
2008.01.23
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せんだって妻から聞いた話ですが。 手芸やら手作りの趣味の界隈では、なんといいますか環境の変化みたいなのがあるようで。 確かにニットカフェとかの商売が成り立ってたり、手芸本のレイアウトのカッコよさを見るにつけ、流行とは言わないまでも、手作り趣味の人たちの中での内圧の高まりは、門外漢の私からも感じられる。 それは、ネット環境の整備で、海外のディープな手芸者の情報を手に入れやすくなったり、それを共有しやすくなったりってこともあるかもしれない。 情報が充分に増えて、同好の士との交流が容易になった。やっぱりネットの影響かなあ。 で、編み物する人の間で、毛糸を手でつむぐ者も出はじめたとかなんとか。 ●動画●こんなふうにする● 編み物して衣服を手作りするだけでは飽き足らず、その材料である毛糸までも手作りしちゃおうということですね。 昔の人のさ、材料が無いから作るしかないっていうような必要性からきたものではなく、欲しい毛糸が売ってないとか、単に作りたいとか、純粋に趣味の世界なわけです。エクストリームです。 毛糸をつむぐ人の中には原毛を採るための羊を持っている人もいるという。これは、海外にそういう人たちがいたんだろうね。 なんていうか、オタク趣味の連中が「趣味だからヌルくていいじゃん、楽しければ」みたいに消費行動を正当化してるのと比べてアレですね。数世代前のオタク、たとえば樋口真嗣なんかアマチュアで特撮映画しちゃったし、田尻智は趣味が高じてポケモン作っちゃった。趣味って、行き切っちゃってプロを超えるところが感動的なんだよね。 閑話休題。 妻が手芸の集まりに行って、そこで誰かが連れてきた女の子と遊んだんだと。 その子供は、羊の所有権を持ってるらしい。お母さんの仕業ですな。どこかの牧場に、その子の羊がいるのだ。 で、その子は自分の羊の毛でつむがれた毛糸で編まれた洋服を着ている。 なんのことはない。お母さんの手芸趣味なんだけど。 手芸趣味をとっかかりに、家畜のなんたるかというか、人間と動物の関係というか、いわゆる「自然」との距離感というか、情操というか、そういうのが身体感覚を伴って身につくであろうことは、なんかいいと思った。行き切っちゃってる。 「自然はすばらしい、環境は大事、宇宙船地球号ばんざい、鯨は知性」みたいなエセ環境エコ狂いみたいな、みっともないエエカッコしいなんかより、ずっといい。なにより踏んでいく手順がいいし、得られる感覚もまともな気がする。 最後にその羊を食べたら理想的なんだけどなあ、食べないだろうなあ。
2008.01.22
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せんだっての、くぅちゃん羊水腐ってる話なんだけど。 ラジオの密室スタジオで、深夜放送なんで、てっきり身内感覚のブラックジョークが出ちゃったのかと思ってたけど、youtubeで聞いたら、あれマジな感じ。 くぅちゃん、本気でそういうふうに信じてたっぽい。ほんとに腐るから、本気で早めに妊娠して欲しいと、あの口調はそんなふうに思ったでしょう。 僕はあの人のダンスがすごく好きなので、よけいなことしないで歌って踊ってればいいのにと、けっこう残念なんすけど。 ネットふらふらしてたら倖田來未のトンデモビリーバー疑惑が多く出まして。 悪名高い希代の珍説『水からの伝言(以下・水伝)』を信じているっぽいのだな。あの「水にありがとうと聞かせると美しい結晶が、バカヤロウと聞かせると汚い結晶ができる」という、波動ビジネスのプロパガンダ、ウソ情報ですよ。 芸能人がトンデモのニセ科学にマジでハマる例は少なくない。サンプラザ中野のホメオパシー狂いとかね。窪塚洋介は言うに及ばず。春樹先生の神がかり的な発言はトンデモとはまた違うのかもしれないが。まあ水伝だけに関しても、細かい例は多くある。 なんで芸能人ってのはこうおめでたいかねって思ったんだけど、トンデモの伝染経路にひとつ、思い当たるのがあって。 ヘアメイクの人ってトンデモが多いんだよね。俺が知ってる範囲の話なんだけど。 私の守護霊とか、波動の先生とか、氣の流れに沿ってマッサージとか、デトックスとか、四柱推命だから間違いないとか、パワーストーンとか、ゲルマニウムだから暖かいとか、マイナスイオンだから髪つやつやとか、ちょっと前はゲーム脳とか、なんかそんなんばっかりだな。きっことかも時々おかしな事を大真面目に書くしな。 単にヒマだからなのかもしれないし。美容のことを突き詰めていくとオカルト方面に行っちゃうこともあるかもしれない。マルチ商売に引っかかってて、芸能人を巻き込もうとしてトンデモなニセ科学の情報を使ってダマしてるのかもしれない。「産婦人科医から聞いたんだけど、最近、妊婦の羊水からシャンプーの香りがするらしいの。だけど私の薦める無添加シャンプーなら安心なので一万円で譲るわ」的なヤツ。 女性の芸能人はヘアメイクと長時間一緒にいて会話をするので、そんときに洗脳というかニセ科学やトンデモを叩き込まれるのかもしれない。 両者、科学的な誠実さとかどうでもいい人たちなので、話の伝わり方は都市伝説の伝播と似てる。刺激的であったり、もっともらしいサイエンスの匂いがしてたりすれば充分。まあ、その時に会話が止まらなければそれでいいだけかもしれないけど。 連中、仕事はできるんだけど、くっだらねえニセ科学に面白いように引っかかるのはなんとかならんのかね。こういっちゃなんだけど学がねぇんだよな。中学の理科は、社会に出て役立つ。トンデモにひっかかりにくくなる。わかったか。 んで、そっちもそっちだけど。 なんかブラックジョークが通じない世の中になってきてる気がして息苦しい。 お利口さんな発言じゃないとリンチ的に制裁されて、とにかく謝罪のカタチを要求される的な。 抗議や苦情が目的化した挙句に、たいして重たくない発言も狩られてしまうのでおもろいことが言えなくなってる的な。 相互監視社会というか。 なぜかネット住民が率先して、警察国家を草の根的に構築してる的な。 竹花会議や「子供が危険」言説の裏にあったものを、なぜか俺らが進めちゃってるような気がする。 こりゃ反省の意味も含めて書いておこう。
2008.01.21
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せんだってからなんというかこう、仕事をしてて右脳の調子がイマイチ。 なんたってクリエイティブ(笑)な仕事なもんで、こういう仕事で行き詰った場合、やはり手遊びがよろしい。 気分転換に手を動かす遊び、たとえばルービックナントカとか、ウクレレ弾きとか。料理をする人もいるよね。 耳かきなんかもいい。私が愛用している耳かきはコレ。 なんであれ、手を動かすことで気分が紛れて、行き詰った仕事に風穴を開けるアイデアが降ってきたりするもの。 私の場合、最近は人形が欲しくって。リボルテックにも興味があったけれど、図体がデカイのでデスクの上で邪魔になりそうな気配があり、ぶっちゃけミクロマンを買った。●ミクロな潜水夫だよ。 いまのミクロマンはすごいね。昔のと比べたら、今のは人間そのものですよ。 なんたって鎖骨が動くのがすばらしい。足首や腰もボールジョイントで動くし、胸と腹の間も動くから人間らしいポーズを決められる。人間、案外みぞおちのところが動いているものなのです。 で、鎖骨が動かないと人形はつまらない。 パンチも決まらんし、ラジオ体操もままならない。頭の上で手の平を合わせる時なんか、鎖骨から肩が動かないと不可能なのです。 近年のミクロマンさんは、肩にダブルボールジョイントが入ってて前後上下に大きく動く。これはいい。私がミクロマンさんほどに肩を動かすとするなら、ストレッチであと二週間欲しい。 そんなわけで、いまデスクの上には耳かきとミクロマンがあって手遊びの準備は万端。 しかし右脳もへったくれもない仕事っぷり。ああ、どうしようどうしよう。
2008.01.20
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せんだってから、中東のテロがなんかひどい。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080202-00000072-san-int知的障害女性爆弾に 遠隔操作で爆破?72人死亡 バグダッド2月2日8時1分配信 産経新聞 【カイロ=村上大介】イラクの首都バグダッドで1日、買い物客らでにぎわう市場2カ所を狙った爆弾テロがあり、ロイター通信が治安当局者の話として伝えたところによると、少なくとも計72人が死亡、約150人が負傷した。2件とも女性の自爆犯によるものとみられ、AP通信によると、イラク軍高官は、いずれも知的障害を持つ女性の体に巻き付けられた爆弾を遠隔操作で爆破させたとの見方を示した。 最初のテロは同日昼前、バグダッド中心部にあるペット市場で発生。アバーヤと呼ばれる目だけを出して全身を黒い布で覆う衣装をまとい、「鳥を売りたい」と声をかけていた女性が爆発したという。 さらに、その直後にバグダッド南東部のイスラム教シーア派地区にある鳥市場でも、アバーヤに身を包んだ女性が自爆した。 最初のテロで、少なくとも45人が死亡、82人が負傷。2カ所目のテロで27人が死亡、67人が負傷した。 イラクのタラバニ大統領は「国民和解を妨害しようとするテロリストの仕業だ」と非難し、国際テロ組織アルカーイダ系の組織の犯行との見方を示した。 イラクでは、米軍による武装勢力掃討作戦や、イスラム教スンニ派部族との協調が進み、アルカーイダ系組織によるテロは減少していた。しかし、この日の犠牲者数は過去半年間に起きたテロで最悪の規模となった。 中心部のペット市場はイスラム教の休日である毎週金曜日に開かれている。(Yahooニュースはすぐに消えるので私的スクラップ) このイラク軍高官の話をそのまま聞けば、なんとも胸が悪くなる事件だ。テロル自体ひどいことだが、ここまでやってしまってはジハードもクソもないよ。人道の一線を越えている。戦争犯罪で裁かれるべきだ。 テロルといえばシーシェパードの鯨テロだが、これと似たようなものだと思ったのである。 黒幕は安全なところで様子を見てて、知性の面で問題のある人に危ない行動を取らせているという点で。 実際にテロルの現場で捕鯨船に乗り込んだり海に踊りこんだりしているのは、鯨スピリチュアルの妄想に囚われた判断力の足りない人だ。彼らは真面目に、鯨には知性があって、地球意思の伝道者で、鯨を殺して食べるのは人道に反することだと思い込んでいる。狂っているといえる。 彼らに金を与え、彼らの起こす危険行為のおかげで様々な利益を受けている連中は、危険に身を曝していない。狂人を煽って危険行為をさせ、そのおかげで生まれる金融経済の波の上前をハネ、自己の利益の最大化を図っている。 なんかもうひどい。 人間がwildernessに介入するのなら、オカルトではなく科学、妄想ではなく冷静な判断でそれは行われるべきだ。
2008.01.19
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せんだって、青森である事件があってモバゲーが俎上に上ったんだけど。 ケータイのフィルタリングサービスがキャリア責任で始まる感じで。 これだけできっと「バーチャルはすべて悪である」なんていう馬鹿げた警察官僚OBの発言が言われなくなるだろうから、まあバーチャルは悪ではないのだ。ほんと、バッカみたい。http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0802/01/news120.htmlitmedia「まぢわかんない」「悪い大人を取り締まって」――携帯フィルタリングに未成年者の反応はっていう記事があって。 いささか急なフィルタリング義務化に、子供が戸惑っている、まぢで。 恐ろしいのが「(フィルタリングは)デマだろ」と、なんの根拠も無いウソを掲示板に堂々と書けちゃうバカなガキがいるという事実。すごくバカなのではないか。心配だ。 この記事を読んでけっこうわかったことというか、自分が不案内だったなあと反省する部分があった。 ●上記のような大バカの存在を想像できなかった。 ●人間、十代にもなれば「フィルタリング」という言葉からだいたいの概念を想像できるもんだと思ってたのだが、まったくわかってない子がすごく多いことも知らなかった。こんなに混乱しているなんて。「フィルターがかけられて、望ましいサイトしかアクセスできんくなるのだろうなあ」って感じの想像さえできないでもうまぢで大混乱じゃないですか。ケータイを使いこなしているのに、意外に想像力は無い。そういうもんなんだね。 ●「反対。モバで読んでる小説読めなくなりし、掲示板に行けなくなるんで音楽を取る(無料の違法着うたなどをダウンロードする)こともできなくなるし、好きな芸能人のブログも見られなくなるんでかなり迷惑です」(未成年女子) こういうことを公衆の面前に書きこんどる。 海賊盤を取得できなくなって迷惑だと。自殺希望者をオルグられんのも迷惑だからフィルタリングされるのよ。 正気じゃない。あほ過ぎる。モバゲー質問広場で犯罪の告白。 ケータイの掲示板にゃ海賊盤着うたが鈴なりなのか。勉強になるなあ。 フィルタリングを進めるのなら、子供に周知徹底させんと混乱必至なんだけど、フィルタリングがどのような機能なのかを理解させるのが、まぢ大変そうだ。こういう連中になんて言えば伝わるのか想像できない。 そういう意味で、フィルタリングについてのデマの流布があまりにひどいんで解説するページを作った17歳の子はすばらしい。警察官僚OBは君の事を「バーチャルだから悪」とか心無いことを言うだろうが、君のしたことはすばらしい。すばらしいハッカー精神なんだ。
2008.01.18
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せんだって、大阪大学の菊池誠教授のブログ「kikulog」内のエントリ「倖田來未舌禍事件または想像力の欠如について 2008/2/3」を読んだ。そのコメント欄で見つけた切ない話。14. 朴斎 ? February 3, 2008 @10:26:38 脱線で恐縮ですが、想像力が足りないまま「現代的宗教もどき」にかぶれてしまった人の例は、「水伝」に限ったことではありません。 たとえば交通事故でわが子を亡くした親御さんが、ある高校の交通安全教育に講師として招かれ、自らの体験とともに過度のクルマ優先社会の見直しを訴える講演を行いました。すると生徒から寄せられた感想の中に 「ひいた運転手を恨むのはよくない。ひかれて死んだのは前世で悪いことをしたり、現世で恨みやねたみの心を持っているから早死にするのだと聞いている。因果応報はあると信じる」というのがあったそうです(「クルマ社会を問い直す会」会報『クルマ社会を問い直す』49号)。 講演したご本人は「受け止めの多様さはある程度覚悟していたが、この一文を読んだときはやはりつらかった」と、信じられないくらい穏やかな口調で書いていますが、私は暗澹たる気持ちにならずにはいられませんでした。(以下略) 前世、現世、因果応報。 江原とかのスピリチュアルなオーラ占いが、カストリ雑誌じゃなくてテレビのゴールデン枠で大手を振って流される世の中の、なんていうか最もひどい例じゃないだろうか。 前世や現世のカルマってことにしちゃったら警察も裁判所もいらねえじゃねえか。ひき逃げされても通り魔に刺されても、全部自分が悪いってことかよ。 自我の薄い人がひとりで狂ったように信じちゃうのはかまわねえけど。 遺族に向かってこりゃねえだろ。 以前、折り合いが悪い夫婦の奥さんが旦那をバラバラにしちゃった事件に乗っかって、「浮気した罰」みたいなことをえらそうに書いてた人(有害図書撲滅さん)がいたが、こういうデリカシーのなさってのはどこから来るんだろう。 何様なんだろう。
2008.01.17
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せんだって、仕事中に雑談してて聞いた話。 なんでもゲームセンターでアーケードのガンシューティングしてたらしい。大画面に向かって突撃銃というかアサルトライフル構えてバンバン撃ったり海岸から上陸したりトーチカを無力化したり捕虜を解放したりするヤツ。大掛かりなマシンですよね。 したっけ、なんか知らないけどいきなりゲームがリセットされたんだと。 で、画面にウィンドウズXPのロゴが出た。もうビックリするしかない。 店員さん呼んで直してもらったら、ケース開けていろいろやるんだけど、中にはデスクトップパソコンが入ってたんだそうだ。そう。フツーにパソコンがまるごと。 アーケードゲームはウィンドウズXP上で走ってて、光線銃は安いパソコンで制御されてんのかと。 「あ、オレ、パソゲーやってたんだ」と思ったらしいのね。 こりゃ、基盤作る必要ねえわな。ウィンドウズで動くんだからパソゲーじゃないですか。ラリーゲームとかで、車型のムービングシートがゆさゆさすんのも、結局は振動コントローラーみたいなもので、機械のガタイはでかいけど、信号を出せばジャッキは動くわけで。 パソコンの性能が上がったことで、ゲーム会社はゲームごとの基盤を設計しなくてよくなったんだね。専用基盤なんて高価なもんですし、ゲーセンもありがたいことなんだろうね。 セガが画期的基盤ユニットNAOMIをこさえた時はビッグなニュースだったけど、いまはプリクラの制御とかおしゃれ魔女ラブ&ベリーに使われてるらしい。 NAOMIとは、ゲームセンターの機械の中に入っているマザーボードユニットで。それまでのゲームは、タイトルごとにボードを設計して、CPUとトランジスタの化け物みたいなものを工場で出荷するぶんだけ量産しなきゃいけなかったんだけど、NAOMIは光学ディスクによってゲームの中身を変えられる。ドリームキャストみたいなことができるので、セガはマシン置き場を独占しやすくなり、安価で新作を提供できるってのが「発明」だったわけ。 「バーチャファイターを実現するためにモンスター基盤を開発!」ってな背筋の伸びるようなニュースが聞けなくなったのは寂しいのう。 なんかそういう夢のある話は、それはそれで面白かった。でも、いまは、ネトゲに特化したマニア個人所有のパソコンよかヘボいマシンでゲーセンのゲームが動いてんだね。 ハードウェアから撤退するゲームメーカーがあるのも、なんかわかるわ。技術の進歩の寂しさというかなんというか。
2008.01.16
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せんだって日記の中の人なんだけど、冬季はもっぱらパタゴニアのジャケットを愛用している。 高価ではあるが、一生モノと思えば安いモンだと思ったのでね。 そこを踏まえて。 ぎゃー! あのパタゴニアが「テロリスト集団シーシェパード」のスポンサーだと!? テロ支援企業なのかよ!【j-cast】「パタゴニア」が反捕鯨団体支援 日本支社に抗議のメールや電話http://www.j-cast.com/2008/01/31016219.html 記事にあるパタゴニア日本支社広報担当の言葉。「当社のビジネスは最高の製品を作ることはもちろんですが、『環境危機に警鐘を鳴らし、解決していく』という理念があります。シー・シェパードの考え方もそうした方向性であり、シー・シェパードに賛同しない方もたくさんいるとは思いますが、賛同しない方々に対してもご説明し、理解していただけるよう対応したいと思っています」 それとテロ支援は違うだろう。 環境問題は、金と外交の綱引きが錯綜してて、依然として環境の実際の部分と環境保護運動の効果はわかってない。 学者の意見も二分してて、環境保護とされている動きが実際に意味があることなのか、誰もわからないのが現状なのだ。 たしかにホエールウォッチングする人にストームジャケットはお似合いだろうよ。でも、あの遊びは野生動物である鯨の近くまで人間を船で運ぶわけだろ。鯨が見つかるまでエンジンかけて海に排気ガスを撒き散らす遊びだろ。遊びだよ、人間様の都合で「癒され(笑)」にいくんだろ。ただの欲だろ。愛の押し付けだろ。 シーシェパードのやってることは「警鐘」じゃねえよ。文化破壊でテロル。一説には無知なる大衆へのカンパせびり目的の宣伝とも言われる。知性ある鯨を守るために、金くれってな。 金目的か、狂信か。いずれにせよ連中に合理的な部分は無く、無意味でハタ迷惑なテロルでしかない。従来のテロルにある、生きるための足掻きみたいなニュアンスも無い。だって、鯨がなんだってんだ。 パタゴニアが環境環境いうのは、企業イメージのアップや自社製品の売上にかかわることなんだろうけど、テロルに共感を示すメリットはあるのか。 温厚な環境保護団体なんて、なんぼでもあるだろ。 やっぱ狂信なのかね。気高い命とそうでない命がある教。
2008.01.15
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せんだって、思わず頭を抱えたニュース。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080130-00000146-mai-soci<厚生年金>転記作業で派遣の中国人ら大量ミス1月30日22時9分配信 毎日新聞 コンピューターに未入力の古い厚生年金記録1430万件などの手書き台帳からの書き写し作業で、昨年12月に派遣会社から派遣された中国籍などの外国人約50人がミスを連発し、社保庁が途中で全員の作業を打ち切ったことが分かった。 30日の民主党の会合で社保庁が説明した。この作業のため、社保庁は派遣社員ら約1300人を集め作業を開始。人材派遣大手「フルキャスト」(東京都)は外国人約50人を12月10日から派遣した。 だが、田中昭という名前を「田」「中昭」と書き写すなど、姓と名の区分がつかないミスが多発。社保庁は全員日本人にするよう要望し、1月末までだった派遣は12月20日で打ち切った。誤記された記録は修正したという。 社保庁は「ミスのあった記録件数は分からない。派遣会社からは、テストした優秀な人を選んだと説明があった」と釈明。フルキャスト広報室は「全員、日本国内の定住者か留学生で、漢字の読み書きはできた。このような結果になり申し訳ない」と話している。【野倉恵】 うーん。年金、中国人労働者、人材派遣。 これ、麻雀ならどんな役になんのかね。問題ある連中の奇跡のコラボ。 なんつうか、これぞわが国の縮図って迫力があるね。 ダメだろ、これじゃあ。
2008.01.14
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せんだってから意味わかんねぇくらい忙しいというかスケジュールの巡り会わせが悪くて、こちとらフリーランサーなんで仕事を断ると死んでしまうのですべて承ってしまうのですが、せっかくなので忙しい自慢とかさせていただきます。 午前二時まで打ち合わせして小一時間かかって帰宅して、六時半に起きてトッパライの肉体労働をしてさっき帰ってきて、明日は期末テストなので先生であるオレは一眠りしてから問題を作らにゃならん。 学生のみんな、ごめんな。スケジュールの巡り会わせが悪いんだ。これもオレがふたご座なせいだ。星占いでそう出てる。ごめんな、手を抜いた期末試験でごめんな。先生がふたご座でごめんな。
2008.01.13
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せんだって、調べ物があったので東京のど真ん中にある都立図書館に行った 開館前に到着すると、寒空の下で多くの老人がシャッターが開くのを待っていた。なんだこの大人気スポット。 割合としては乞食みたいなナリの人も多かったので、炊き出しでもあるのかと思ったほどだ。 館内では元気のない老人がごった返し、歴史小説とか読んでる。 この図書館にはスクリーンがあって、映画の上映もしているらしい。 掲示してある映画のアンケート調査を見た。●主な利用者 : 50、60、70代男性●好きな映画監督 : 黒澤、今村、小津安二郎、など。●好きな俳優 : 三船敏郎、長谷川一夫、原節子とか。●人気の映画 : 黒澤や小津の、いわゆる名作。またはドキュメントなら市川崑 長篇記録映画 東京オリンピック。 上映スケジュールもそんなんばっかりで、八月になりゃ戦争映画の目白押し。洋画ったって『グレンミラー物語』に『サウンドオブミュージック』。 誰が、この都立図書館で映画を見ているのかがよくわかる話。 年末にジブリ映画をかけたようだが、これは子供が冬休みで親は忙しい時期なんで、じいちゃんが子守をするんだろう。 金は持ってないけど、ヒマだけはメチャクチャある老人。アクティブな趣味があるわけでもないのだろう。 ネットカフェ難民は若者の問題だが、老人は老人で難民化してる。 年金が足りないのか金のかからない公立の図書館で昔の思い出にひたって、日がな一日あいまいに過ごす。 死ぬまでのヒマつぶし。あの世の待合室。 こんな世間に誰がした。 調べ物の資料に欠けがあったので国会図書館に移動したのだが、なんかエライ巨乳の司書がカウンターに座ってて、とにかく眼のやり場に困った。たっ、谷間を見せるな。性格キツそうな眼をしやがって。葛原さんみたいじゃないか。 こんな司書、誰が雇った。グッジョブ。
2008.01.12
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せんだってから時々覗いてる「破壊屋」って映画サイトがある。 面白いのだ。 そこの「映画の秘法掲示板」に、米倉涼子が主演するテレビ朝日のドラマ『交渉人』(そういうのがあるらしい)のトピックがあった。 放送前の予告サイトにあった画像。http://hakaiya.web.infoseek.co.jp/cgi-bin/hiho/wforum.cgi?mode=fullsize&no=2854 掲示板にも書かれているように、月とスッポンじゃないか。 米倉涼子は美人女優ということになってはいるが、こんなに恥ずかしげもなくパクリ(というかトレース)をした写真を並べてしまうと、すごくイケてない人みたいだ。まるで屁のようなものじゃないか。確かに米倉涼子は生放送中に笑った瞬間屁をこいて、それが日本中に流れたらしいが、こんな屁のような扱いはいかがなものか。 テレビ業界でパクリは付き物だけど、明らかにイメージダウンになるパクリ方を、しかも番宣でやっちゃったってのは、バカなスタッフもいたものだ。 こんな有様なので、きっとドラマもそういうことなんだろう。テコ入れなのか話題作りとは、ロンブー淳もテレ朝思いですな。
2008.01.11
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せんだって、驚愕のテレビCMを見た。 最近もっぱらアニメを食い散らかしているパチンコですが、とうとう「世界名作劇場」も餌食になったようだ。「世界名作劇場」とは、我が家で「ハウス系アニメ」といわれているアレで。「私の足長おじさん」とか「ピーターパン」とか、「あらいぐまラスカル」のアレな。 ちなみに、エヴァンゲリオンのパチンコが人気なのは賭博性が強くて射幸心を煽ったからだけらしいな。ミリオンゴッドの時と同じですな。CRフランダースの犬と世界名作劇場FVW>注目すべきは各作品に登場するキャラクターが夢の競演を果たしている点で、「マルコ」「フローネ」「ネロ」の3ステージが連続で切り替わり、3人の会話が成立すれば突確「マスターピースゲート」に突入する。 ↑パチンコする人たちはこういうのが面白いの? 痛いなあ。>「フランダースの犬」のあのラストシーンを再現した「昇天予告」は激アツ。 ↑激アツ、だって。スーフリ的なセンスを感じるね。>液晶右の役モノ「ゴールデンベル」もゲームの鍵を握るポイントの1つ。さまざまなタイミングで鳴り響き、プレイヤーを感動の世界へと導いてくれるぞ。 ↑パチンコする人たちには、玉が出るよりも感動することがあるのか? ねえよ。 ちなみにこれが「クライマックスリーチ」なんだそうだ(音が出ます。演出的にメリハリが無く、ダラダラ長いです)。 これはなに? これ見ながら朝鮮玉入れすんのはなんか面白いの? 興奮しまくるの? 博打的に金儲けするなら会社起こしたほうがスリリングだし、儲けもデカイ。 遊戯に徹するなら、他にもっと面白いことがある。 ぶっちゃけ往年の東亜プラン製ド派手シューティングゲームとかの方が熱いよね。 ほんとにパチンコパチスロってのはつまらん遊戯だのう。 オレは18歳で辞めたけどさ。勝てなかったから。
2008.01.10
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せんだって、知り合いの右の手首が萎えまくってた。 手首から先に力が入らず、だれん、って垂れているのだ。 ハネムーンシンドロームというそうだ。 そうそう。つまり、新婚旅行のハワイとかで、カメハメハのあとに朝まで新妻の頭を腕枕で支え続けたやさしい新婿の橈骨(とうこつ)神経が麻痺し、手首が甲の方向に力が入らずに下垂しフラダンスもままならず、免税店でマカダミアナッツチョコを買い物するときには荷物を持てない、記念写真のカメラも持てない、そんな新婿に新妻は幻滅し、成田空港で強く離婚する。 ハネムーンシンドローム。それはいい旦那になろうと奥さんにやさしくしたせいで手首が麻痺し、悲劇が雪だるま式に膨れ上がる、恐ろしい症候群である。 ウソで。ホントは寝相とかのせいで上肢にある橈骨(とうこつ)神経が麻痺して手首が動かなくなる症状。 ぱっと見、半身に障害がある感じで、電車では席を譲られたりするそうだ。手首以外はぴんぴんしているので申し訳ないと感じるが、素直に譲られるそうだ。説明するのもめんどくさいから。 腕枕したまま寝て、姿勢を長いこと変えなかったことで起こる症状らしいので「ハネムーンシンドローム」とか「サタデーナイトシンドローム」と呼ばれるらしいのだが、この知り合いの四十男はなに恥じることない独身で、そしたらなんか色っぽいことがあったかというとそんなはずはなく。 酔っ払ってひとり帰宅した瞬間に力尽き、そのままオカシな格好で寝ちゃって、酔っ払ってるから寝返りも打たず、眼が覚めたらシンドロームしてたらしい。しかも二回目。 この事実のあまりの寂しさに、この日、関東で雪が降った。
2008.01.09
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せんだって、細木数子がテレビから去る宣言をし、今度は江原界隈がさわがしい。 なんですかね。すぴりちゅある方面に牽制でもあったんですかね。j-cast「人間の尊厳を傷つけかねない」 フジ「江原」番組をBPO「断罪」http://www.j-cast.com/2008/01/21015791.html痛いニュース“江原啓之 「インチキ霊視」?” 「亡くなったお父さんは、あなたを見守っていた」→「死んだ父親」は生きていた http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1082206.html 江原は、本当に腕のいいカウンセラーだとは思っている。細木みたいに「あなた、死ぬわよ」なんつうドインチキなド脅迫をしないところも上手だと思う。細木は下手なんだよね。テレビにゃ一生帰ってこなくていいよ。 江原がやっていることは、クライアントの抱える不幸な思いとか後悔の念に「霊」というカタチを与えて流してしまうメソッドで。 これは、昔からあちこちの地方にある、紙でこさえた身代わり人形に不幸や病気や怪我を「乗せて」、燃やしたり川に流したりするオマジナイ的な祭と同じことなんすね。 21世紀、64ビットパソコンを自作できる世の中では、いまさら紙の人形なんかじゃ素朴すぎて効果がないから、代わりに「霊と交信する能力」なんつうブラックボックスがもてはやされているんでしょうね。 江原のようなカウンセリングが必要な人もいるだろう。実際にいるんだ。ウチのオカンも「偉い坊さん」に拝んでもらって救われたことがあるもんね。 でもね、こういうことは、大きなお金をもらってやっちゃいけない。霊媒師とかナントカ占いって謳うより、医療に近い「カウンセリング」ってことにするとお金を取りやすいんだけど、基本は呪い返しのスキルでね。 こういうことで過大な金を受け取ると「カルマが溜まる」んだね。呪いが返るんだ。上記の記事はそういうこと。呪いというのは共同幻想の中で機能する約束事だ。 江原は儲けすぎたし、江原を起用して素朴な人をだまくらかしたテレビ局の安直な企画は決して褒められない。 確かに江原の優れたカウンセリング技術で救われた人はいるだろうが、それは密室でなされるのが本質だったはずだ。このことは江原本人が一番知っているはずなんだけどな。 俺は紙の人形で充分だなあ。
2008.01.08
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せんだって、友人のハゲが↑↑↑コレを買ったと自慢してきた。 自慢というか。 ガンダムに夢中で財布の紐がゆるい三十代の男ってのは痛々しいもんだが、このハゲもかわいそうで、奥さんにファーストガンダム劇場版を見せたいという、なんかいいんだか悪いんだかわかんない親切心というか、なんかそんな感じで。 そんな彼は同じ理由というか言い訳で、数年前に発売されたリマスター版DVDも買ったらしいのだが、アレは声優が変わってるだけではなく、音楽の入り方も「リマスタリング」されてて、つまり演出が変わってしまっていて、ということは映像作品としては別モノで、しかも非常に出来が悪くなってたことに憤ってて、これは劣化コピーだと、海賊版みたいなものだと、まあデジタルリマスター版に関しては発売当時もいろんなとこから不評だったから、今回の限定版発売に至ったのだろう。商売上手のサンライズのことだから、ここまで折り込み済みではじめに海賊版クオリティのDVDを出したのかもしれないなんて陰口をささやかれてたりするのだ。 新しい方の限定版DVDには、劇場公開当時のパンフレットなど、いろんなものが特典でついてるという。その中に、富野・安彦・大河原っつーガンダムの重鎮の鼎談があるという。劇場公開当時のガンダムの熱狂を、総監督の富野由悠季はこういったという。「社会現象は仕切ってはできない」 誰か、仕切り役が旗を振って社会現象を起こそうとしてもそりゃできんよというごもっともな話。 そうですね。 ファン活動やら市場のマス=クリティカルやら、制御できない部分での盛り上がりが巨大な社会現象のエネルギーであって、著作権でガチガチになってパチモンも出なけりゃファン活動にも枷がハメられた現代では、過去にあったようなアニメ作品の社会現象はちょっと起こりえないっていう。 いま、ガンダムってのは単なるアニメじゃなくてひとつの産業になっている。自動車産業とか外食産業と同じような役割ってことね。ここまで巨大になったアニメ作品は空前絶後で。しかも富野カントクはガンダムがでっかくなった恩恵をまるで受けていないのだから(原作者で監督なのに著作権者ではないのだ)気の毒にもほどがあるのだが。 ガンダムが今のように産業となりえたのはガンプラブームの狂乱があったからと言っても過言ではない。日本中のガキがガンダムのプラモデルを買うために狂って、デパートやおもちゃ屋、駄菓子屋で争奪戦を繰り広げた時代があったのだ。 いったん落ち着いたブームが再燃したのはMSV(モビルスーツバリエーション)の展開で。 MSVは、講談社のコミックボンボン誌上で連載された企画で。 テレビや映画には出てないけど、あの一年戦争の中にはいろんな戦局があって、たくさんのモビルスーツが開発され実践投入されていたというifを楽しむ趣旨のものだった。ガンプラブームを牽引したのが大人のスケールモデラーだったことがうかがえる話なんだけど。 ガンダムの世界にはこういう話が多くて。 ファン活動が本編の設定の穴をハードSF方面から埋めていったり。宇宙で動かす人型メカの必然性とか。 プラモデルのジオラマを作る過程の必然で一兵卒もドラマを抱えていることが広く認識されたり。鹵獲機体とか補給の風景とか。 こういうファン活動がガンダムの世界に奥行きと深みをもたらしたことは否めない。 ファンによって勝手に作られ、すでに公然の設定となってしまったお話が、あとになって公式資料に組み込まれた事柄は多いのだ。 で、MSVなんだけど。これは、プラモデルのネタが尽きたバンダイと、コロコロをライバル視したボンボン編集部の合議によって進められた企画で。 当時のボンボン編集長が語ってたんだけど、これ、サンライズには事後承諾でやっちゃったことらしいんだね。 プラモ出しゃ売れるって状況を作ってから、サンライズに半ば強引に認めさせたんだと。こうなると断る理由もないわな。 いまとなっては考えられない状況だ。だから、ガンダムのように巨大なサイズの産業はもう出ないだろう。 権利者が旗を振っても、それだけじゃ足んないもの。 昨今、著作権をめぐっての奇妙な話が多い。 ジャスラックが、すでに複製関連でコンテンツ自体に課金しているのに重ねて、音楽を再生できるできないにかかわらず記録装置全般へも二重課金するつもりとか。 初音ミクとか。 動画サイトとか。 これは金儲け、不労所得に絡んでる話なんだけど(それだけでもないが)。 著作権に関しては、ある程度ゆるくしておいたほうが、ほっといてもユーザーが市場をでっかく成長させてくれるってこともあるだろう。 欲を出すなら、そういう方向も考えて良くね? 方法は無いわけじゃないし。
2008.01.07
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せんだって、片耳でテレビを聞いてて違和感を覚えた。 ペットボトルのお茶のCMのナレーションが変わってる。http://www.j-cast.com/2008/01/15015578.html広末の「ブラジャーが…」CM 消費者から「不快」指摘で変更 とにかくヒューマンビーイングであれば、広末の声で「ブラジャー」って聞こえると思わずテレビを見ちゃうでしょ。思わず反応しないなんて、きっとヘンタイだよね。 不快どころか心地よい感じですよ、ええ、はい。 だから、まずテレビに注目を引くフックとしては、この台詞は正解なんだよね。ドキッとするわけでしょ。 で、それが広末涼子の声である理由もわかる。清潔でマイルドなんすね。想像してみなさい。たとえば岩井志麻子の声とかであれば即座にクレーム殺到、聞いちゃった男子中学生は夢を失って近未来には国が滅ぶことうけあいだろ。 広末の声で「ブラジャー」と言うのは、最大多数の最大幸福じゃないですか。俺アレ聞くの好きだったし。 商いしてる側はクレームに弱いもんだから、クレーマーは文句言えばスラスラ通ってエラくなった気分に浸れるかもしれんが、こういうことをしてるとつまらんことになるぞ。 「不快」であるだけでなんでも規制でき、シャットアウトできるような流れを作っちゃイカン。捕鯨問題見てりゃわかるだろ。 つか俺はこういう事態が不快だ。ブラジャーがなんだ。乳バンドならいいのか。アホか。アホの抗議が通って常識人が不幸をガマンするのか。こんなんばっかりじゃねえか。不快だ。 このCMのお茶は飲んだことねえが、汗をかく爽快さを訴えてるわけでしょ。リアルな共通体験でもって誰もが追体験できるような状況じゃないか。俺も。 なーにが不快なもんか。 ネット上のコメントで「汗臭そう」てのがあったけどバカ言ってんじゃないよ。広末の汗が臭いはずがないよ。きっといい匂いだよ。えーと、そのー、ジャスミンティーみたいな。 ごもっともと思ったのが「ブラジャーは透けない」というご意見。確かに。正確に言えば「透けて見える」なんだろうが、レースとかの透けるブラだったかもしれない。でも俺はアレ、苦手だ。なんていうか、過剰な感じがする。 こんな馬鹿げた抗議してる暇があったら「たのみこむ」でドラマ「木曜の怪談 魔法のキモチ」DVD化リクエストでもしてくれ。 母さんが帰ってくる回を見て泣きたいんだ俺は。
2008.01.06
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これすげえ。■画像認識で全手動マリオhttp://www.youtube.com/watch?v=vtEWpFT_Q8g
2008.01.05
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せんだってリメイクされた『ヤッターマン』が放送されて、そのオープニングの歌のテンションの低さに誰もが驚き、山本正之が苦言を呈し、エンディングがタイアップ丸出しのミヒマルGTの変な歌になり、ヤッターマン公式サイトのBBSが目下炎上していることは、いろんなニュースサイトで周知の通りですな。公式サイトに苦情コメントしか書かれてないのはすげえ。スポンサー涙目じゃないのか。■新ヤッターマン オープニング http://jp.youtube.com/watch?v=AyCMb7OL-lQ■真 ヤッターマン OP 1 (2008版の動画に山本正之の歌をかぶせたもの)http://jp.youtube.com/watch?v=2Ag43VJ8-8s 懐古主義ではなくね。 子供向けドタバタアニメの主題歌として、音圧の低いしっとり系ソングってのはどうにも見る気が萎える代物ではないか。歌のテンションがどんどん下がってくありえない音の構成で、私も見ててしっとりしてしまったよ。画変わりが早いアニメと、まったりソングのミスマッチ感が悪酔いを誘うというか。 この件に関して怒りとか憤りは特に感じてないんだけど、どうしてこういう凡ミスが、そこそこでっかいプロジェクトで起こってしまったのかが、よくわからない。 まあ、タイムボカンシリーズといえば山本正之ソングのC調な歌声と独特のグルーヴの印象が強いので、オープニングやエンディングをリメイクする場合にやっかいなのはわかるけどさ。 予告とか番宣ではタイムボカンシリーズ公然の主役である三悪の声優はオリジナルのままですっつって往年のファン世代(団塊ジュニア)を煽るだけ煽り、祝日スタートの夜七時という「パパママ懐かしんで子供は新鮮、親子で楽しめる夕餉の団欒」狙いでやってきてさ。 なんでコアターゲットが一番大切にしている部分を一番やっちゃいけない形でリメイクしちゃうんだろう。 C調アニメソングで始まって、世界旅行でちょっと勉強になって、カートゥーンのテンポで三悪がコテンパンになって、エンディングの「ヘイヘヘーイ」で来週に期待するっつーリズムがヤッターマンの「売り」というか、期待される部分でさ。 事実、放送までには、コアターゲットである団塊ジュニア家庭に対してそういう期待を煽ってたわけじゃん。明確に。 歌も声優も世界観も、今風に完全に作り変えましたってんなら、そういう風に見られるだろうよ。 でもさ、「あのヤッターマンが帰ってまいりました」的な宣伝を打っといて、「あのヤッターマン」どころか魂が抜かれてたら、まあガッカリするよね。 それはさ、やる前にわかることでしょ。こうしたらガッカリされるってことはさ。 1970年代と今ではアニメのビジネスモデルも変わってはいるから、作品向けにオリジナルアニソンを作ってたんではソロバンが合わないこともあるでしょう。いわゆる「大人の事情」が避けられない懐具合もあるでしょう。 でもさ、このリメイクプロジェクトの狙いというか社内的な義務は、黒字を出すことでしょ。 そこまで大人に徹しておいて、なんで旧世代の期待をわざわざ煽ってから裏切るような宣伝の打ち方をしちゃったんだろうか。 これじゃ番組続けられないくらいの視聴率低迷は間違いなしじゃないか。やるほどに損じゃないか。 そこの判断は「大人」じゃなかったってこと? 合点がいかない。 つじつまが合わなすぎる。 狙いと逆向きの努力を大真面目にやってるんだよ。 人事面でものすごい齟齬があるんだろうか。そうとでも考えないと、このスケールのプロジェクトでこんな破産クラスの凡ミスが起こる理由がわからない。 なんかみんなかわいそう。だって個人ががんばっても絶対に空回りになる組織構成ってことですよ、これは。
2008.01.04
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せんだって、不穏な言葉を耳にしてね。「皆殺しにしたかった」 これが警察の聞き違いで、ひょっとしたら「みんゴルしに行きたかった」だったかもしれないと考えた。 すげえ似てる。友達がいなくて孤立感を深めてたっていうし。 つっても警察のリークなわけだし、いま警察ってすげえ信用無い組織だし、容疑者がそう言ったっていうのがホントだとは限らないケースも超多いし。彼がどう言ったのかなんて、彼本人にだってわかっていまい。 とはいえ、いや包丁2本でそれはできないだろうと冷静に思ったものだが、本人もそれは可能な目標だと思ってたんだろうか。 ただ適切な言葉を選べなかったのではないか。 なんか捨鉢な気持ちになってたってニュアンスを伝えたかっただけでさ。 本心と言葉の距離なんて、「皆殺し」と「みんゴル(みんなのゴルフ)し」くらいに離れてたっておかしくないよ。 なに言ってんだろうね、俺。
2008.01.03
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せんだっての紅白歌合戦、見ましたか? オレも松が明けて何を言ってるのか。 いやいや。「紅勝て白勝て」っつー、誰も喜ばない「設定」を廃しただけで、どうですか、あの流れのいい展開。歌こそわが命。 いまどき、視聴率稼ぎに男女対抗の合戦とかいらねえよな。大事なのはブランド化でしょ。 レコ大の暗部がバレてブランド失墜しきった今、営業のギャラやディナーショーのチケット代を決めるブランドは、なあ、紅白でしょ。 今回は今までの信用が無かったとか、鶴瓶のキャスティングが不安だったとか、敗因は明確。 鶴瓶の司会策は、NHKと鶴瓶の腹黒さが目立っただけでこちとらもうお腹いっぱいなんですが、味しめてまたやるんだろうか、キモいことだ。 前半の悪瓶と後半のいやらしい泣かせ芸の切り替えの不気味さよ。苦情のモニタリングとかやってたに違いないぜ。いつでも泣かせ芸に逃げる用意があったんだろう。 んで、紅白の存在価値は、歌い手が異様なプレッシャーに晒された結果、良いパフォーマンスをしてしまうという部分。 その、歌手の思い入れをNHKのダッサい演出が長年殺してきた結果、現状の体たらくがある。 中川翔子 Gackt 和田アキ子ほか阿久悠ソング四人衆 紅白という舞台からいいプレッシャーを受けてた歌い手は、すべからくものすごい顔をしてたではないか。すばらしい歌を歌ったではないか。 CDやPVに収録されている、調整された完成型以上の歌を歌ったではないか。 生放送の価値ってこういうことで、視聴者がバカになるように教育されている現代においてあの最高コンテンツを喜んで見る人間が少ないのは残念なことではあるが、しかしホンモノは伝わるもの。 ダメなことを切って、ホンモノを残してって欲しい。 出たくても出られない歌い手がいるような、ハードルの高い舞台になって欲しい。 どうあってもその年の最高の歌い手15人くらいしか出場できない、みたいなの。いわゆるガチンコ幻想な。 だいたいリア・ディゾンの下手な歌を期待しているファン層なんかいねえんだ。リアには半裸を期待してんだからさ。 マーケティング的に存在しない「アキバファン」なんかにおもねってミスマッチでガッタガタなワンコーナーを作るくらいなら、亡父の悲願を背負った中川翔子の熱唱を、レコーディングの歌唱を凌駕するレベルの『空色デイズ』を、歌わしてやりたかったなあ。 変な演出のせいで、歌の尺が短すぎたろう。 変な演出のせいで、後の台詞が気になって、のびのびと歌えなかったろう。 アレじゃしょこたんがかわいそうだ。 緊張でガチガチだったじゃないか。あの緊張のまま、普通に歌えばすんげーかっこよかったんだよ。きっと伝説になってたよ。 亡父の悲願。初出場。おそらく「次」は無いだろうし。 最初で最後の大チャンスを、くっだらねえ色モン企画で台無しかよ。 もったいない。 NHKってホントにサイテーだよ。
2008.01.02
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あけましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。 せんだって、妻を連れて私の実家に帰省しましたところ、母親が感染性胃腸炎でぶっ倒れておりまして、それは父親が家庭内に持ち込んだものでして、ノロウィルスではなかったのですが症状はキツイらしく、正月のご馳走的なアレを、完治した父親や未発症の弟が手伝ってこさえており、いやはやなんだかな感じですが、妻も手伝いをして、症状の和らいだ母親も柔らかくした餅などを食べながら年を越しまして、明けて元日、2008年初めての朝を迎えた私は、尾篭な話で恐縮ですが、例え話で勘弁願いますが、腹を軽く下して具だくさんなスープカレー状の便を立て続けになさいまして、あれれこれはおかしいぞと思う間もあらばこそ、瞬く間に高熱を出してぶっ倒れ、妻も熱を出してぶっ倒れ、弟も吐き気を訴えてぶっ倒れ、なんとわが実家は元日一日にして野戦病院のような有様に一変、元気なのは父親と半ボケの祖母、熱にうかされた我々は、そこらにある薬の能書きを見て半可通の処方をし、長男とその嫁は眠りと覚醒の境目が朦朧とした日々を過ごして、本日このように東京のアパートに帰ってきたのであるです。 妻は元気です。 私は腹の調子がまだ思わしくない。 一年の計は元旦にあり、と申します。 ゲンが悪いったらない。
2008.01.01
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