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せんだって、中国のデスノート玩具禁止令に絡んで、マンガ読みって、わりと高度な読み手であることを要求されるってことをちょいと書いたんだけど。 んでまあ、そもそもの記事からして、あとで「中国のデスノ文具摘発はガセかも」といわれてたりして、それはそれで釣られたのかもしれないけど、まあ興味深い情報ではあります。 以前、妻が美術館に行って絵巻物を見てきたんス。 妻が言うには「よくわからなくなった」らしい。これは、絵巻物の観方と展示の方法がズレてるからなんだけど。 つまり、絵巻物を全部広げて掲示してたんだそうです。 えーと例えば合戦物なんかだと、巻き物の中に同じ人物が何度も出てくるわけ。 絵巻物はスクロールっていうくらいで、本来の観方は、一度に全部開くものではなく、左から送って右で巻き取りながら半間くらい(90センチほど)の幅で見ていく。 長~い一枚画ではなく、連続したシーンを順繰りに見ていくものなんですね。フランス語で言えばバンドデシネ。ちょっと違うけど。 だから、一枚の紙の中に同じ人物が出てくるけど、それはシーンが違うのね。 コマ割りの無い漫画みたいなものなんです。 一枚の長~い絵巻物の中で、同じ武将があっちで切りつけ、こっちで鍔迫り合い、そっちでは馬に乗って走ってる。 たしかにちょっと分かりにくいよね。 でも、巻き取りながら順繰りに観ていけば、時間軸を持った物語として読める。巻き取り行為が、漫画のコマ割りの役を果たしているという。 これって能力の問題ではなくて「文法」の話でさ。 漫画をうまく読めない人っていてね。オレの義理の妹とかもそうらしいんだけど。 同じ紙の上に、「絵」「書き文字」「フキダシ」があって、読む順番や優先度がわからないんだそうです。 見開きの紙面を一枚の絵として見てしまうから、時間の流れとかを読み取れないんだそうです。コマ運びのテンポもへったくれもない。 これは能力の有無ではなく、単に漫画を読む「文法」を持ってないだけなんだよね。 妻も、絵巻物を読む文法を持ってなかったから、びろーんと広げられた絵巻物をそのまま見て、よくわかんなくなったんだよね。 で、なんかさ、凶悪事件があるとすぐに「漫画やゲームの影響があったにちがいない」っていう人がいるじゃん。 神奈川県庁なんか、完全にカンチガイと誤解で、ゲームを「犯人」にしてしまったわけで。この措置の原因とされた事件の犯人少年は、このことで救われてはいないわけで。なにしろカンチガイだから、県庁は社会にとって益の無いことをしているわけで。 こういう笑えない事態が起こってしまうのは、「文法」の不備があるんじゃないかと思うわけです。 普通の子供は、いや人間は、作り話を作り話として楽しんでおり、そこに描かれている暴力やエロスやナンセンスに一線を引いて見てて、客観視しているからこそ楽しむことができるんでね。 いや、誰だってそうなんだろうよ。 小説や映画なんかがあまり禁止禁止と騒がれないのは、バカな人でも文法を知ってるからでしょ。 映画や小説は距離をおいて付き合えるカタチなんだけど、漫画やゲームは読み方を知らないから、よくわからない。だから、むやみに怖れる。 人は、小説を読む時には「小説文法」を持って、ゲームをするときは「ゲーム文法」に切り替えて、上手に虚構を楽しんでいる。 みんな、ちゃんとできている。 無意識に出来ているから気にしてないけど、それって誰もがやってる作業だ。県知事とか、UHF局の編成の中の人とか、「子供のために!」っていう保守の老人とかね。 だから、すぐに「禁止」「規制」「放送自粛」ってなっちゃう人には、ある能力が欠如しているのではないかと思ってしまう。 虚構を楽しんでいるうちに「文法」を獲得していく力が自分を含めた皆さんに備わっていることを、意識することができないのだろう。 「人って、そういうもんじゃん」っていう常識が、「禁止」「規制」「放送自粛」の人には備わってない。 人間に対する洞察力とか共感能力を持ってない人が、行政やマスメディアの編成や圧力団体をドライブする立場にいる。 なんだか悲しい事実ですが。 無益な偏見が広められている愚かしさについては、また次回。
2007.08.15
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せんだって大阪のペッパーランチの店長と店員が女性客を逮捕監禁・強盗・強姦した事件の、地裁の判決が出たようだ。 コイツラとんでもないクズだけど、事件が明らかになった後、会社が謝罪の記者会見をしたでしょう。 こういう人物を雇って、深夜の勤務をさせ、外食産業全般への不信を生じさせた的な謝罪。 企業がそこまで責任を取れるわけがないじゃないか。 山形浩生が『サイゾー』で同じことを書いてたんだけど、企業が従業員のすべてを知っていなければいけない、責任を持たなければいけないってのは、いかがなものだろうか。 いつどこに行って、何にいくらお金を使ったか。パチンコでいくら負けたかとかエロゲーを何本買ったかとか、いうたらプライバシーを企業が握ってコントロールせにゃならんってことになっちゃうじゃん、という。 いち支店の店長が強姦魔だったからって、企業の大元が謝ったら、責任が分散するじゃないか。 あそこの企業は犯罪者のために謝ってくれるったら、そりゃ治安悪化のベクトルだろうよ。 会社の謝罪会見を見た時、おりゃ、なんで謝るのかと憤慨したよ。 むしろ、その店長や店員を民事で訴えて、ブランドの信用失墜の責任を取らせるくらいの、再起できないほどのコテンパンな叩き方をせんとイカンだろう。 だって、企業は強姦魔にダメージを受けたんだよ。かばってどうする。
2007.08.14
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せんだって、用事があって女の子に電話をかけた。 連絡取るのもずいぶん久しぶりで、考えたらもう六年ぶりですか。うわあ。 シュッとした感じのデキる子という記憶がある。地味かわいい感じ? 私の名前を告げたら、ハっと思い出したように彼女はこう言った。「あ、あこがれの…?」 そうだった。 あの娘は女子大生のころ私にあこがれていると公言していた。外堀を埋めるようにあちこちで吹聴してて、私も困ったフリをするのが大変だった。 えへん、えへん。自慢みたいですみません。自慢です。 オレだって、地味かわいい女子大生に憧れられたりするんだい、えへん、えへん。 その彼女は、いま小さな法人を抱えているわけだが。えへん、えへん。 そして、私にあこがれていたその娘さんは、電話の最中ずっと私の苗字を間違って話していた。さっき名乗ったじゃんオレ。なんだかすっげえ淋しいよ。
2007.08.13
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長野で少年が父親を斧で殴ったって事件があって、『報道ステーション』見てたらその事件を、「先週の京都の件にそっくりだった」て意味のナレーションかぶせてて、でも、そのあと、そっくりだったというディテールは一切出ずに、むしろ長野の件は動機も状況もまだなにもわかっていないというお話で、そしたら全然そっくりじゃないじゃないか!!!! 得物と関係性が一緒だったってだけで、あとはなにも似ていない。だって、詳細はまだわかってないんだから。 すげえ、報ステ。印象操作ってこうやるんですね、ってバカー! 免許返せボケ! つか、まあ、なんというか、テレビ各局が京都の事件をオモシロオカシク流さなければ、長野の彼も、得物として斧を選ぶことはなかったのではないかなとは思う。もしかしたらやらなかったかもしれない。 よく言われる、報道による模倣犯の発生ね。 メディアの影響がどうのこうの言うのなら、そもそも報じることを止めなければスジが通らない。深夜アニメを放送中止してる場合じゃないだろう。
2007.08.12
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あ~あ、古賀(笑)? なんのつもりだよ? せんだって「ぶってぶって」と言ったとされるのは、民主党・姫井ゆみこ参議院議員です。話題が古い、古すぎる。 でもまあ、うーむ、興味深い。出所が文春ソースというのも、立花史観から見ればさもありなんと言わざるを得ない。火の消し方も冷静でね。お上手でしたね。 地方の高校教師同士が不倫の末にSMっぽいの好きとか、すっげえリアリティじゃないですか。こういうカップル、いっぱいあるんだろうなあ。 ぶってぶって、ねえ。 国会議員として、不倫はともかくドMなのは別にいいんじゃねえのかと。 ドMだからって、虎之助が返り咲くかってえと、そりゃ関係ないでしょ。 不倫は民事裁判にひっかかるけど、ドMってかわいらしい性癖でさ。デブ専とか脚フェチとかアウトドア派と変わらない、普通の人じゃないですか。ほとんどの若い子って「顔フェチ」の変態なわけですし。 姫井議員が出ちゃダメって言われてた議員芝居に出たのも、上司に叱られたかったのではないか。叱られてじゅんと来ちゃいたかったんじゃないか。Mだから。 そう考えると、国会議員がドMなのは困るかもしれない。 叱られんがために、とんでもない失政をするかもしれない。 閣僚とかとんでもない。 ドM閣僚となった場合、国際社会に袋叩きにされて「じゅん」と来ちゃいたいために、わざとものすごいポカとかするかもしれない。 SかMかという観点で、わが国の現代史の失政を洗い直す必要があるのではないか。 たとえば、河野太郎とか。
2007.08.11
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せんだってから妻が毎夜毎夜出歩いてて、ひとり、残暑の夜を過ごしているのだが、まあ何するって、いわゆる「まとめサイト」とかをハシゴしてて、頭の中は「感動→オカルト→嫌韓」っつーキショイ流れになっている。中坊か。 そんなことより。 せんだって、台所、あ、厨に茶色い羽根の「G」が現われ、妻が「ひゃあ」と悲鳴を上げ、私が駆けつけたものの残念ながら仕留めそこなって、手負いにしたまま隠れられてしまった。 夜中、ひとりでまとめサイトを読んでたら、視界の隅に黒い影が走った、ていうか飛んだ。 天井から飛んで落ちた「G」が見えた。でっかいのよ。飛ぶなよ。 得物を手にして、「G」が着陸したあたりをうかがう。 得物は、手頃なサイズに折り畳んだ古新聞。ほんらいは、さらに左手にマジックリンン的な霧吹きを持つ。 洗剤を吹きかけて痙攣している間に朝日新聞で仕留めるのが当道場における、道場破りのもてなし方だ。得物が朝日新聞なのはゴキブリつながり。「G」は洗剤で弱る。有害な殺虫成分を用いないで済む。 この時は洗剤を取っているヒマがなかったので、新聞だけで手負いの「G」と対決だ。 先ほど落ちたあたりを探したら、なんと妻が大切にしているカバンの上に「G」がいるではないか。 マジで~? 叩けない。もちろん洗剤をぶっかけるわけにもいかない。 躊躇している場合でもない。とっくに獲物は得物の間合いに入っている。 蜻蛉から八双に構えを変え、 殺気を消して、 呼吸は先の先。 水平に薙ぎ払う。 「G(以降:伊東甲子太郎)」は床に転げる。 薙ぎ払った朝日守天声人語(あさひのかみ てんせいじんご)の柄を握り直し、すぐさま右袈裟に叩き降ろす。 「伊東甲子太郎」は妻の大切にしているカバンの下に潜り込む。 左手でカバンを払い、さらに追い打ち。 割られた頭の鉢を押さえながら倒けつ転びつ隣の部屋に逃げる「伊東甲子太郎」。 積み上げた本の下、ゴミ箱の向こう、スリッパの中。 朝日守天声人語の竹光を雪崩れの如く降り下ろす。 なまくらな得物「天声人語」の切れ味は最低。 軌道も安定せず、狙いも不確か。 なんだか左にぶれまくる。 的を射ず、周囲に被害を撒き散らす「天声人語」。 「伊東甲子太郎」がフローリングに足を取られた刹那。 和泉守兼定を振り降ろし、止めを刺した。 触覚を力無く揺らし、伊東甲子太郎は断末魔のテカリを見せた。 これが我が家でいう「油小路の暗殺」である。ぶらこうじ。 パイポパイポ、パイポのシューリンガン。 冷静になって部屋を見れば、伊東甲子太郎が逃げ回ったあとはいろんなものが散らばっている。暗殺の最中に、ペンより鈍いなまくらな朝日守天声人語がゴミ箱をひっくり返していたようだが、なんですかこの惨状は。 ひっくり返ったゴミ箱から床に散らばるアイスモナカのカス、アイスのフタ、ポテチのカス、チョコチップクッキーのチョコチップ、ベビースターのラーメン。グーリンダイのポンポコピーの。 これは、ゴキブリも出るわ。
2007.08.10
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せんだって、安倍晋三前首相が自爆して果て、解散までのワンポイントリリーフを誰がやんのかってことになっておりますが、こんなん、誰がやってもいい。もう誰だっていい。 どうせ短命。しょせんババ抜き。すぐに解散でしょ。 自民党のことだから、民間から総理を釣り上げて人気取りのパンダにするくらいのことをやったってもはや不思議じゃないし、どうせなら面白いことやって欲しかったよ。 こういう場合なんで、みんなが思わず助けたくなっちゃうような、一見頼りない人が総理になっちゃうのが見たい。最大多数に愛され総理。 たとえばえーと、美少女グランプリ総理とか。新人女子アナ総理とか。ドジっ娘首相とか。どっかの中学のクラス委員長(女子)とか。男装の堀北とか。ゆうこりんとか。 いや、いろいろ候補は考えたんだけど、いま、無条件で人に愛される人が思いつかなかったのだ。一時期の広末のようなね。今だとガッキーとかなのかあ。 んで、被選挙権などをいろいろ考えて、「ほしのあき総理」なんてのはすごく笑えるのではないかと。状況が笑えるのではないかと。サミットの集合写真とかね。 なんていうか。 今回の総理選びは、次の選挙で勝てるかどうかが判断基準なんだと、サンジャポで平沢が言ってた。 国政うんぬんではなく、自民党の都合なのね。 解散総選挙か衆議院のか、どっちになるかわからんが、山積している国のアレコレを差し置いて、とにかく次の選挙で自民党が勝つためだけに総理が選ばれるっつーことなので、次の選挙で再び負けたらアイツラどんな顔するだろうかね、えっへっへ。舐めやがって。だから、負けるんだよ。
2007.08.09
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せんだって、2ちゃんねるを見てたらこういう書き込みを見つけてさ。 星野仙一が、自サイトで「テレビが“民意”をこさえてる」「報道の驕りは胸くそ悪い」という流れで、安倍晋三自爆のフォローをしてる。 スレッドのスタンスは「お前が言うな」というツッコミですが、ワイドショーレベルの番組が流すデマによって、ご老人の認識に実害が出ているっぽいという書き込みがね、あったんだね。http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1189823438/849【政治】「テレビが作る"民意"って何?大衆が誘導される今の時代」「報道の偏り…、胸くそが悪い」星野仙一氏が語る★2849 :名無しさん@八周年:2007/09/15(土) 12:36:27 ID:***>>461 高校の時、社会学習とかで高齢者の施設へ行ったら 年配の人から今の子は何で簡単に人を殺すんだとか、あんたらも人を殺したいとか考えてるの? とかそんな事ばかり言われたよ。 こういう人達の1日ってこんな感じなんだろうな↓ 新聞朝刊→朝ニュース→午前ワイドショー→昼ニュース→午後ワイドショー→新聞夕刊→晩ニュース これは厳しい。 高校生が福祉の心を持って高齢者のケアをしようとしてんのに、当の高齢者はテレビのデマによって若い子を殺人鬼かキチガイだと思っている。 老人からあからさまに猜疑の目を向けられた若い子は、インターネットや新書を見ているから、少年の凶悪犯は昭和30年代からずっと減少トレンドにあることを知っているので、老人をテレビばかり見ているバカだと思うんだろうし、だいたいこれではとても年長者に尊敬の念を抱くことなどできまい。 なんだよこれ。 まとめて癲狂院にでも放り込んだほうがいいのは老人のほうではないか、みたいなことを言われかねないぞ。 高校生が高齢者に裏切られたイヤーな経験がPTSDにでもならなければいいがな。 ワイドショーが不安を煽るのは商売なんだろうが、これで誰が幸せになるのだ。あ、テレビ局の人間か。そうか。犯罪不安社会 とりあえず『犯罪不安社会』でも読んでみてはどうか。 とくに、学校や地域で子供の安全に対してなんだか熱心にやってらっしゃる人たちに読んで欲しい。 テレビに相互不安と猜疑心を煽られて、肝心な「安全」がどっかにいっちゃってることがわかります。
2007.08.08
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せんだって、女子バレーとノルディック複合の決定的な違いを考えてた。ヒマだなあ。 日本のバレーが勝てないのは、テレビ局が選手をヒーローヒロイン扱いして、ジャニタレを動員して、あたかも人気があるものであるかのようにするもんで、選手が取り返しのつかないカンチガイをしているからって話も聞くが。 「東洋の魔女」の思い出が美しすぎて、日本の女子バレーは強いって幻想があるが、アレは身体的な不利を、向こうの知らない術を使ってカバーしたという戦術的な勝利、つまり秘密兵器勝ちであって、現にガタイのデカい強豪国が日本と同じ戦術を使い始めた以上、勝てっこない。体格が白人や黒人並にならないと、もう勝てないようになっている。 んで、ノルディック複合、ていうかスキージャンプは、日本人が勝ちすぎたので、向こうの連中はルールを変えた。体格に劣る日本人が勝つのは難しくなるように、ゲームのルールが変えられたのである。貴族ってすごい。 ノルディックも女子バレーも、世界では勝てないってのは同じなんだけど、決定的に違うんじゃないかという部分があって。 女子バレーって、それこそ東洋の魔女の活躍のお蔭で国際的に日本のプレゼンスは決して低くないという。ウィンタースポーツを仕切る貴族社会にゃ喰い込めないけど、こっちなら政治的に動ける余地があって、戦略的な活動もできよう。たとえば、ネットを低くするとか。 だのに未だに根性で戦い、メディアの空気で人気を膨らましているのは勝てるような方向ではない、ってことは、国際大会で勝つことを諦めて国内でムリクリ金を集めようって思ってる人の存在を感じますよね。 あと関係ないけど、浅尾美和はいいですね。セクシー写真集出しといて、ファンが撮影すんのはご法度とか、ちょっとひどいですよね。スポーツ選手がルールの都合で半裸見せて、見たヤツは金払えってことでしょ。えー? 有象無象にたかられてかわいそうですよね。
2007.08.07
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せんだってからどうも気持ちの切り替えがうまくいかず、仕事に集中できない。 ピリッとする読み物を読んで、心を入れ換えたような感じになりたい。でないと仕事ができないっぽい。これは一家の危機。 いつも読んでる情報誌や週刊誌、ゴシップ雑誌ではいけない。テンションが低い。 バリテン(バリバリテンションの略)で魂の入ったもんじゃないと、切り替わらん。 そこでなんと『シグルイ』8冊オトナ買い。もちろん書店で買ったぞ。 身体欠損、血の海地獄、狂人描写もなんのその、一気に読んで「うおおお」と思い、どっと疲れが出て今眠い。■最寄りの書店に9巻がなかったのだ。続きを読みたい。
2007.08.06
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せんだってストレスで心を病んだ二重人格寸前だというふれこみの横綱・朝青龍が、心の治療のためにという態で故郷のモンゴルに行ったのに、メディアに囲まれてて温泉にも出れないというんだが、そしたら何のためにモンゴルに行かしたかわかんねえから、医者はこの治療の妨げになるストレスフルな状況を変えるべく、命令でも懇願でもすべきなのに、しない、ということはやっぱり解離性障害は詐病と考えないとつじつまが合わない国技国技、みーんな八百長。 ストレスが溜まってて温泉に行きたくても行けないのは私と一緒だ。 堀井憲一郎によれば、仮病でモンゴルに行った罰の謹慎が原因で「心の病」になったんだけど原因である謹慎を解かずにしかし治療のためにモンゴルに行かせた。これは不条理ギャグだ、と。まったくだ。 で、朝青龍のことはどーでもいいのだが。 横審とか協会ってのはオトナの集団であったはずなのだが、騒動を収めるどころか逆にボロを出しまくった揚げ句に不条理ネタの世界に入っていくとは、おいおい。 昔のオトナはこんなみっともないヘマはしなかった、とでも言えばいいのか。 昔のオトナはしっかりモノガタリを作って、あっちからこっちから手を回して、事態を軟着陸させるくらいのことは難なくできたろう。 描いたスジはシュールで、実現できていることは破れ目が多くて、いやあこれはひどい。 最近の老人はなっとらん。質が落ちたとは思わないか。
2007.08.05
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せんだって、南の海で発生した台風9号が首都圏にやってまいりましたこの9/6。 夕刻あたりから雨も風も台風独特のあの感じになってきて、街ゆく人の脚もそわそわと落ち着かない雰囲気である一方、新宿のサウスデッキでは。 開店してからずーっと行列が途切れたことがないドーナツ屋がある。一説には電車の始発前から並んどるってんだから、本当に途切れたことがないのだろう。 並んでまで食べたいようなものではない、ぶっちゃけ甘~~いドーナツなんだけど、あそこに並ぶくらいなら無印のバウムクーヘンか高島屋の地下でケーニヒスクローネの壷ケーキ買って帰った方がオイシイと思うのだけど、まあ、並んだことでおいしさが増すとでも思っている舌の貧しい方々もいるのだろうからそこは置いといて、この台風接近で帰宅命令がでる企業もあるなか、件のドーナツ屋には、見た目およそ80分待ちくらいの行列ができてて、それ見た私は気持ち悪くなった。超キモイ。 暴風雨の中でも、あのドーナツを買うために並んでいるのだろうか。えー? 信じられない。きんもー☆ 見たくない権利を犯されたことに気分を害した私は、off状態のケータイを耳に当てて「この台風にバカが並んどる。わはは! すげえ!」と、聞こえよがしのニセ電話をしながら、ブタ行列の横を歩いて駅に向かった。 いやホントにすげえ気持ち悪い。
2007.08.04
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せんだって、テレビを見てたら(見過ぎですか?)江本孟紀で10倍楽しく驚いた。 サラ金、しかも武富士の、テレビCM出てんのね。 元国会議員のすることかと。 借り手がアホやから金貸しできへん、なのか。利息も10倍なのか。 元国会議員がサラ金、しかも武富士のコマーシャルするなんて、なんかさあ、もうこの国はダメかもって思うじゃん。CMがグラビアアイドルであるよか、10倍は思うじゃんね。
2007.08.03
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せんだって、日本テレビの『ザ・ワイド』を見てたんです。ヒマだな俺も。ヒマじゃないのに。 そこで、宇宙で最も下品な仕事、芸能リポーターをしてお金を稼いでいらっしゃる石川敏男がですね、バカみたいなことを偉そうな態度で言い放ったんです。 教育熱心がいき過ぎた祖父を殺してしまって秋葉原に逃げてきた子供がいたじゃないですか。 石川敏男は芸能リポーターのくせに、生意気にも事件にコメント垂れやがって、言うに事欠いて「リセット世代ですからね。怖いですね」みたいなことを吐いたわけです。 リセット世代!? バカなのではないか。珍妙な世代をでっちあげやがって。 ちなみにその時のスタジオの流れは、祖父の常軌を逸した教育熱心さについてだったけど。 人と同じ情報を得ているにもかかわらず、そこから明らかに間違った結論を導くヤツのことをバカというのです。 16歳ならリセットするようなマシンを使っちゃいねえよ。世代的に最もたくさんリセットボタンを押したのは、ファミコン育ちの我々、団塊ジュニアじゃボケ。 ていうか世代で差別するこの石川のクソジジイは何世代ですか。 シラケですか、全学連ですか、団塊ですか。いずれにせよロクなモンじゃねえな。 世代で分けたってことは、石川敏男はいまのティーンをすべてまとめて犯罪予備軍と言い切ったんだよね。 浅田真央もハニカミ王子も成海璃子もサッカーU-17チームも神木隆之介も中島裕翔も仲村みうも「リセット世代」なので、いつ人を殺すかわからんと石川敏男は思っているんだろう。 彼は、そういうことを言ったのだ。 いつも通りに芸能プロの言いなりになって都合のいい情報を御用してればいいのに、専門外の事件に向かって見当違いのことを吐きよる。 バカめ。バカなんだから黙ってればいいのに。 親が子を殺しちゃったり、子が肉親をアレしちゃったりという事件が起こると考えるんだけど、身内ってけっこうひどいことを平気で言うよね。 タイミングや状況がまずかったら、人をとんでもなく傷つけるようなことを、身内の気安さで不用意に口に出したりしないか。友人なら絶交レベルのさ。 だからさ、「口論になって、ついカッとして」みたいなことを聞くたびに、よっぽどひどい言葉をぶつけられたんじゃないかなと、プライドや人格を傷つけられて激発して当然みたいな状況を想像したりすんだけど、たとえば石川敏男みたいな手合いはそういう斟酌ナシで、いきなり「リセット世代だからやった」って結論になっちゃう。 それってウソじゃん。 それになによ、なんとか世代ってのはよ。 脳が単純にできてるのか、なにかダークな意図があるのか。 いずれにせよ、素人のくせに専門家のようにテレビで犯罪を見当違いに語ってよろこんでんだから、恥を知らないことってのはマジで迷惑なことだ。 石川敏男の親の顔が見たい。
2007.08.02
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せんだってのことみたいだ。 エヴァが社会現象になってたのは。 もう11、2年も経つのか。 普段ぜったいにアニメとか見なそうなヤングが、映画館に行列作ってたわけで。すげえよ、庵野。 そんでそのヤングはなんだか変なもの見せられてちんぷんかんぷんになって帰ったという。すっげえよな、庵野。 妻が超観たがったこともあり、郊外のシネコンに観に行ってきた。 面白かったああ。 未見の人も、当時アテられちゃってた人も、観るべきですよ。音響のいいところで観るべきですよ。 DVD待ちで観ようってんなら、テレビのサイズは80インチくらいあるといいと思います。気の利いた、美しいディテールが細かくて多いので、スクリーンじゃないと本作の凄みがわからないよ。樋口絵コンテ、すげえよ。 郊外のシネコンのレイトショーなんだけど、劇場内は大人でいっぱいで、定義的にはこれぜんぶ「アキバ系オタク」ということになるんだよなと思ってほくそ笑んでいたら、近隣の会話を聞けば、オレたちだけはオタクじゃない的なことばかりしゃべってて、つまらんと思うと同時にエヴァの集客力に感心したわけです。 すでにあちこちで書かれたり言われたりしてるけど、ストーリー的に決着をつける(序盤なのにカヲルが出る)だけではなく、エンターテインメントとして極上で、エヴァといえば抗いがたい暴力描写のザラついた感触が「快感原則」のひとつだったわけですが。 いやホントに、構図はウルトラマンなんだけど、14歳の少年がナイフ持ってキレて暴れ回る(人造人間ヱヴァンゲリヲンの手の平は戦いで皮膜が破れて、爪のある人間の手指になってる)とはまた、なんとも心にザックリ刺さる設定を考えたものですよ。ダイレクトに「不安」じゃんか。 美しい映像、映画的にキモチイイ構図、扇情的な音楽、ホントにヴィデオドラッグで、最高にキモチイイっす。 きもちいいんです。これって凄い事なんだよ。 個人的に言えば、これ見たことでまた、記憶のネジが巻き戻ったりして塩梅が悪いという、困ったオタクぶりなわけですが。 あん時に食らった人は、カサブタ剥がすつもりで観に行くといい。まだ治ってないぜ。 「自分のことか?」と思った人。オマエのことだ。エヴァだから当然、次回予告もある。最後まで席を立たないように。
2007.08.01
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