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お正月に偶然マクドナルドの福袋を見て買ってみた話を書きました。その時ついてきた四角い保冷リュックは買物用コロコロに入れていつも使っていますし赤いプラスチックカップはキッチンツールを入れてシンクに置いています。6月30日まで有効の3000円分の商品券は少しづつ使って照り焼きバーガーとマクナゲットが1枚づつ残っていました。これ無駄にしたくないなあ、と夜、帰り道に寄ってきました。7時位のマックはとても混んでいました。会社帰りの人、塾帰り(又は塾の合間)の小学生、腕に大型スマホをホルダーで巻いた配達員、学生。私の前にいた会社員は福袋のチケットを2セット持っていて大量に注文してました。活気ある明るい店内は私が子供の頃と同じで、変わらない雰囲気に何かほっとしました。でも時代は変わっていますよね。腕につけた大型スマホなんてまるでロボット装備みたいで、近未来的です。配達員の方は、自転車で走りながら腕のナビとか見てるんでしょうね。知人のウーバー配達員によると、注文が次々入ってきて、受注対応するのに最新版の大型液晶が必要だそうです。たまに歩道の人混みに平気で突っ込むとんでもない配達員がいるので登録や研修や取り締まりや罰則は厳しくしてほしいと思っています。テイクアウトしたマックは照り焼きバーガーにはチーズを加えバンの表面が少しカリっとする程度にオーブンに入れて、それからレタスをプラスして、マクナゲットと手作りピクルスとデザートの桃、さくらんぼ、ブルーベリーと一緒に半分父母にお供えしてからいただきました。これだけだと栄養価が足りないと思うので後で何かさっと作って追加する予定です。今日の食事をためしてがってんの10品目で見ると朝食ヨーグルトブルーベリー青汁昼食(外食)18穀米鯖の塩焼きかぼちゃとジャガ芋とクルミのサラダスモークサーモンとアボカド、野菜の生春巻夕食(テイクアウト)照り焼きバーガー+チーズチキンマクナゲットきゅうりのピクルス白桃さくらんぼブルーベリー+何かあとで追加乳製品、肉(謎肉含む)、魚、野菜、果物、芋足りないもの油(マックのは油にカウントしちゃだめだと思う)大豆・海藻・卵と意外と足りていないのでこれは豆腐と卵のお味噌汁作った方がいいのかも。料理用油はオリーブオイルとごま油を使ってます。気持ちはもうちょっと甘いもの食べたいんですけど先にお味噌汁にしようっと。画像をクリックすると詳細が見られます。
2022.06.30
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会場に入った途端、突然春の野原に出て突風に包まれたシダネルとマルタン展でしたが(詳細はこちらをご覧ください。シダネルとマルタン展1)その感動のまま本会場に入るようになっているのは素晴らしい見せ方だなと思いました。この美術館は都会の中の小さな美術館なので会場も数階を使って縦に並んでいます。観覧順路の一番目である本会場の最上階部分に並んでいたのは小さ目の絵でモチーフも様々でしたが、まず最初に展示してある『エタブル、砂地の上』に惹かれました。描かれているのは一部が砂地の荒野のような草地のような場所でまだ十代位の男女が、佇んでいます。羊も見え、男の子は木の枝の杖も持っているので一見、羊飼いの姉妹の休憩のようです。しかしその後に続く絵数枚に同じ少年少女のような姿が、場所を変えて描かれ、また他の絵に、少女と同じ服装の制服の孤児院の孤児たちが描かれているので、二人共、モデルとしてあちこちでポーズをとってもらい描いたのだと思われます。少年が本当の羊飼いだったのかはわかりません。とても羊飼いっぽい服装なのですが、本物の羊飼いなら、別の場所に行って長時間絵のモデルになっている暇はないように思えます。画家がモデルを使ったり、普段ないものをもってきて描くのはよくある話なのでそこに違和感があるわけではないのですが、とても風景に溶け込んで心癒されるので描かれた背景についてなぜこんなに自然に感じるのか考えてしまいました。この絵、一見、白っぽく優しく曇ったよくある温和な風景画、で通り過ぎてしまいそうになるんですがなんだか妙に惹かれ、じっと見ていました。何か落ち着くような、柔らかくほぐれるようなそんな気持ちになります。何かな、と細かいところを見てみると、空は曇ったような白っぽいグレーだけど雲の向こうに日が差しているように明るいんです。それから絵の中心にある白っぽい砂地(というか、私には小石がごろごろしているように見えましたが)も一見、ただ白とグレーで描かれているようで、いろいろな白、グレーの他に水色やオレンジ色も沢山入っていてそのハーモニーが柔和で明るいんです。気がつかないうちに気持ちが明るくなるのかもしれませんね。少女の白いドレスは簡素ながら清潔感があり佇まいは優しく穏やかで、傍にはやはり穏やかな様子で羊飼いのような少年が木の枝のような杖を持ち佇んでいます。その杖の影が、白い砂地に青く伸びていてその色合いがこの絵をすっきりと清楚な美しさでまとめていました。この色合いは、この美術展で販売されている絵葉書などの印刷には全く再現されていませんでしたがタッチといい色合いといい、素晴らしかったです。この小さな特にどうということもないモチーフの絵をこんなに気に入ってずーっと眺めているなんて私位なんだろうなあ、でもこの絵いいなあ、と思いながら、ずっと眺めていたのですが、なんと売店には、この絵の額やファイル等が沢山あって、結構人気がある絵だということがわかりました。私がここで書いていることが特筆すべき点なのかそれとも全くの的外れなのか全くわかりませんが、この絵が良いと思う方が沢山いらっしゃるようで嬉しいなと思いました。下:シダネルとマルタンの絵も沢山入っている心癒される風景画が366日分載せてある本。どの絵もとても良いです。自分用にもプレゼントにもお勧め。画像をクリックすると詳細が見られます。
2022.06.29
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ここのところ急に蒸し暑くなったのと1週間ほど前に知人の勘違いでちょっとびっくりすることがあって疲れたのとでここ数日、昼間ぐったりしていてなかなか眠れませんでした。知人と待ち合わせの約束があったので携帯のアラームを3つかけて置いたのですが、遠くの方で曲がなってる位しか思わずに寝過ごしてしまっていました。そこに、普段はかけてこない知人からアラームが鳴った5分後位に偶然ライン通話が入ってその着信音で目が覚め約束をすっぽかさずにすみました。あの電話がなければアラームが鳴っていたのにそのまま寝過ごしていたでしょう。助かりました。ちょっと不思議なタイミングなのでやっぱり母がいてくれるのかな、母が遠くなってしまってもういないのかなって不安になってつらいけど母はいるのかなって希望が持てました。
2022.06.28
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先日ニュースで聞いた話です。茨城県の銀行で高齢客が一千万円下ろそうとするので銀行員が理由を聞くと、言わないのだそうです。それで根気よく聞くと「息子が会社のお金を失くした」と答えたそうです。それは振り込め詐欺だから、と伝えても「詐欺でもいいからおろしたい!」となかなか理解してもらえず、家族と連絡をとってやっと詐欺だとわかってもらえたそうです。このニュースに対して、ほとんどの人が「高齢者は理解ができなくなる。説明しても難しい。詐欺でもいいから、と言うこと自体おかしくなっている証拠だ。」と感じたようでした。しかし、そういった高齢者を非難する、あるいはわからない事を非難する捉え方では、この話の大事な部分を見逃してしまうと思います。この高齢者がなぜ、詐欺でもいいからと言ったのか。それは息子(だと名乗る相手)が懇願し頼ってきたから、自分を助けてくれるのは他に居ないと言ってくれ信頼しているからこの話は誰にも言わないでくれ、と言ったからだと思うのです。たぶん被害者は息子と親しい関係になくそんな言葉をかけられた事はなかった所を頼られ、息子可愛さ一心ですぐに助けてあげたいと思ったのでしょう。「詐欺でもいいからお金をおろしたい」と言うのは詐欺だと周りに言われようがなんだろうがとにかく息子を助けるのが先決なのだ、息子を助けるためなら何でもすると言いたいところを上手く説明できずに言った言葉であって別にその方の思考回路が支離滅裂だというわけではないのだと思います。なぜこんなにオレオレ詐欺がまん延し、これだけ報道されてもまだ騙される人が後を絶たないのか、それは、親子間のコミュニケーションが非常に薄い人達がとても多い事を物語っているのだと思います。私の周りでも、ごく普通の人が親とろくに連絡を取っていないとか、親は元気でやっていると思い込んでいる又は親と話すと面倒だから話さない、というのを結構聞きます。親世代からは、子供からは月に一度も連絡が来ない、たまに来ても一言二言だけ母の日も誕生日も何も送ってこない話をしようとすると面倒がられる自分はいいから、子供が幸せならそれでいいという話もよく聞きます。ろくに親と話していないから親の方は電話でいつもの声と違う、いつもの話し方と違うとわからないんでしょうね。自分の親がもし騙されたらそれは親が悪いのではなくて親とこまめに連絡をとらず感謝の言葉も伝えていない自分が悪い可能性がとても高い事を、高齢者を非難する人が気が付いていないのは問題です。振り込め詐欺が問題になってからすでに20年以上経っていると思うのですがこれだけニュースになり、注意喚起されても未だに騙される人が多いのはそこが問題なのではないでしょうか。年寄りはおかしくなってると高飛車に非難せず相手の状況のところまで自分も降りてきていろんなことをゆっくりはっきりとこまめに話し、相談しやすくしておけば詐欺師に騙される人は激減すると思います。読みやすい注意喚起の本を送ってどんな詐欺があるのか気を付けてもらうのも効果的。画像をクリックすると詳細が見られます。
2022.06.27
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知人と緑一杯の景色と食事を楽しもうと特急あずさに乗りました。以下はJRの基本情報です。形式 E353系デビュー 2017年12月最高速度 130km/h運行区間 新宿~甲府~松本E353系は首都圏と中央線主要駅を結ぶ特急列車としてスーパーあずさで使用していたE351系の後継として2017年12月23日に営業を開始。外観コンセプトは伝統の継承、未来への躍動、内装コンセプトは南アルプスと梓川の「きよらかさ」ビジネスの「機動性」とレジャーの「高揚感」。乗り心地は空気ばね式車体傾斜装置を導入しE351系の振り子式に比べて左右の揺れが少なく自然な乗り心地。客室設備は室内照明にLED間接照明を採用し各座席にノートパソコンを置けるテーブルとコンセントを設置。以上JRの基本情報でした。あずさというと、ベージュに赤っぽいラインの、70年代子供だった私が当時見てもいかにも昔の特急列車という感じの印象が強いのですが、気がついたらすっかり超合金系(に私は見える)の顔つきになっていました。超合金は70年代後半からなので相当古いのですがそれで遊んだ世代が大人になって列車のデザインも意識せずとも影響を受けている可能性があるかもですね。この系統のデザインで一番早かったのは成田エクスプレスでしょうか?最初に見た時は、いかつい、圧迫感が…と思ったものです。あずさは平日の新宿発に乗りました。通勤ピーク時の喧騒の中そこだけぽつんと別世界の9番線ホームに静かに止まるあずさ。ホームには駅弁がずらりと並ぶキオスクもあり、駆け足で彩の良いものを購入。車内販売は飲み物とおつまみ・お菓子だけなので駅弁がお勧めです。席はブルー系で綺麗で前のスペースも広々して快適です。中程度のリクライニングもできます。窓も広々として、スクリーンの上げ下げもスムースです。列車は中央線沿線の首都圏の庭のない住宅街と通勤客で込み合うホームを次々と静かに通り過ぎていきます。座っていると揺れをほとんど感じませんが、車内を歩くと結構な揺れがあり左右にふらつくのでご注意ください。車内販売の方が前を歩いていましたが、足はぺたんこ靴、逆ハの字歩きでした。お弁当を食べたり、おしゃべりしたり、知人があちこちのお菓子を詰め合わせてくれたジップロックを覗いてお菓子談義をしたりしているうちに葡萄棚や桃畑が見えだして甲府にさしかかりました。列車が早くてよくわかりませんでしたが、木にはおそらくピンク色の袋をかけてある桃が沢山なっていました。桃狩りなどは以前何度か行っていますが葉が茂っている桃の木がどんな感じなのか知らなかったので最初は何の木かわからなかったのですがこんなに沢山あるのは桃しかないと思いました。桃の葉もりんごみたいな形だと思っていたら意外と長いんですね。桃を収穫しやすいように随分低く、枝は長く剪定しています。高校生の頃桃園と葡萄園に行った時はまだ脚立で採ったような覚えがあります。甲府もいいなあ、と思いながら実はいいなあというよりもまた別の機会に書きますが行かなくちゃという場所なので、そうか、あずさで気軽に来れるんだと思いながら通り過ぎました。あずさは松本まで行きますが最終地点ではなく、途中下車し目的地向かいました。行ったところの話はまた別に書きます。帰りは、駅で少し待ち時間がありました。メジャーな駅ではないので小さ目の駅舎ですが、観光で経由する人も多いのでしょう、売店には近隣のお土産が沢山並んでいました。大体、信州名物系のくるみや杏のお菓子とか蕎麦とか野沢菜系ですね。いくつか急いで選び家に帰ってお供えしました。おそばのスタンドもあって車内で食べるテイクアウトがあるのかなと思ったのですが出発時刻が気になって詳細は見られませんでした。さすがにおそばは無理かな。改札を通ろうとしたら、少々お待ちください、と案内する方。すると、つぎつぎと沢山の学生たちが電車を降りて出てきます。数百人はいたかもしれません。通学電車があるのでしょうね。ホームに降りてしばらく待つとあずさがやってきました。静かに止まり発車アナウンスもベルもメロディも何もなく乗り込んですぐに静かにす~っと発車してこんなにさっと出ちゃっていいの?って位でした。そういえば新幹線も、以前からそんな感じですよね。夕暮れの始まる中を静かに都心へと戻り新宿についた時は珍しい位の綺麗なピンク色の夕焼けが広がっていました。母が、お帰りっていってくれたような気がしました。本当は母と行きたかった。やっぱりまだ寂しいですね。上:DVDもあり人気みたいです。画像をクリックすると詳細が見られます。
2022.06.24
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エアコンの風って微風でも直接あたると肩こりがしたり、体調に影響が出ますよね。こちら、簡単に風をよけられるものでとっても便利なので載せておきます。下のは会社などのエアコンにもつけられるタイプで勿論自分にあたる部分の1か所につけてもいいわけです。風の出口を塞いで他の出口の風を増やすと他の人に当たる風が増えて顰蹙を買いますが、これは、風の方向を穏やかに上部に分散させるだけなので他の人への悪影響がありません。4か所全部につければ、皆に喜ばれます。男性社員はスーツだったり外回りでがんがんクーラーをかけたがる傾向がありますが、社内で黙ってショールやひざ掛けを使っている事務の方等にとっても感謝されると思います。お年寄りがいらっしゃるお家や介護施設にもお勧めします。全然違います。私は母と同居する際、どうしても家では座りっぱなしの母に風が当たらないようにつけたのですがとても良かったと思います。画像をクリックすると詳細が見られます。
2022.06.23
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街のお便りに載っていた市民オーケストラのチケットプレゼント、いつもはそのままにしているのですが応募してみたら当選しました!知人を誘って行ったところ、市民オーケストラといってもコンサートマスターはプロの方で特にソロ部分はさすがの音色で楽しめました。有名奏者のコンサートは場所もわざわざ出かける有名ホールだしチケットも気軽にはいける価格じゃないけど、アマオケや一般プロの演奏だったら近隣の市民ホールで気軽に聞きに行けるのでもっと行こうかなと思いました。そういうことで応援もできますし思い立ったら行動しようと思いました。近隣コンサートのお知らせは地元紙やコミュニティセンター、市民ホール等やそれらのホームページに載っていると思います。クラッシックコンサートに行く服装は市民コンサートなら綺麗めの街着と綺麗めの靴、小ぶりのバッグ、荷物なし(預ける)、帽子は基本とる(女性が社交の場で昼間被る帽子と病気の方の帽子は例外ですが、野球帽やニット帽は室内で被るものではないので取ります。)で充分です。さらにきちんとした服装ならより素敵だと思います。特に夜の場合は。市民コンサートや昼のコンサートってドレスコードはないのが一般的ですが野外コンサート等は別として観客がきちんとした服装というのは敬意を表しているという暗黙の了解になるのでスーツやドレスで演奏する市民オケの方たちも励みになると思うんですよね。反対に、Tシャツ姿等で演奏するコンサートはカジュアルな演奏会ですよ~って自ら言っているので、お客さんもカジュアルでいいんです。上:このサイトから入るといろんな癒しのCDの視聴ができます。明るい曲、リラックスできる曲、家事がはかどる曲いろいろあってお勧め。上のカフェシリーズはお家がカフェになった感じの軽いいい感じのBGMです。お店をやってる方にもお勧め。私もいくつか持っていて気に入ってます。全部視聴できます。視聴は画像をクリックするとCD説明や同じ画像がず~っと出てくるのでそこをずっと下がっていくとレビューが出てきます。そのレビューの右上に小さく出ているCD画像の小さなスピーカーマークに×が付いているのをクリックすれば音が流れます。夜カフェはいい感じのイージーリスニングジャズですよ。画像をクリックすると詳細が見られます。
2022.06.22
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父の日の昨日、用事の帰りに以前よく行っていたフルーツパーラーでお昼をとる事にしました。このお店が入る建物が大型商業施設に建て直し予定でこのお店も撤退してしまうので今のうちに何度か行こうと思ったからです。いつもの店内、いつもの雰囲気の中、目の前にちょっと目立つお客さん達がいて、ふと目をやると、そこは透明アクリル衝立で仕切った4人がけテーブルを2つ使って6人で来ているグループでした。私を含め、皆油断してますけど未だに新型コロナ禍なので本来はグループ会食は飛沫が飛んで同席者に感染させそこからそれぞれの家族に感染させるので未だにグループ会食にお店は慎重なはずですが、この場合は普段一緒にいる家族の会食なのであまり心配はいらないのだと思います。ご本人達も静かにお食事されていました。一つのテーブルは同い年位の高校生位の女の子3人とお父さんらしい人。もう一つのテーブルは年配のご夫婦らしい方でお父さんらしい方が、「お父さん方」と呼んだので奥さんのご両親かもです。父の日のお出かけのお食事なのかな~って微笑ましく感じました。父の日だけど、娘さん達が喜ぶお店に入ってお会計をもつお父さん。お疲れ様ですがお幸せですね。お母さんらしき方はわからなかったけど、娘さんのように見えた方の一人かもしれないし(ぱっと見ただけだからよくわからない)世の中いろいろあるから私の父が若くして亡くなったようにいろんな状況があるかもしれないし日曜日もお仕事で忙しいかもしれないしそれはわかりません。だけど、父の日にみんなでお食事されるお父さん一家がいらっしゃったのでほっこりしながらお昼とデザートを頂きました。ここからはフルーツパーラーとは関係ない話です。この日は食事をしてゆっくりあちこち見たもののかなり早めに家に戻りました。いつもだったら出かけたついでにあちこち寄るのでこんなに早く帰る事はありません。すると、私が家に着いたと同時に知人の勘違いでちょっと大変な事があって、帰ってくる時間が少し遅かったらものすごく面倒な話になっていたのですごくタイミングが良かったのだと感謝しました。画像をクリックすると詳細が見られます。
2022.06.20
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母は親戚や他人にはとても丁寧な女性言葉を使いましたが私にはさばさばした真っ直ぐな話し方をし、「お前さんは」という言い方もよくしました。他の事でも、「さて、どういうふうに行こうかな」「そういうこともあるさ」とか男の人が使うような、でも乱暴ではない話し方をすることがよくありました。それが何なのかよくわからないまま何か違和感があったのですが、祖父母のお仏壇に送っていたお供えを美味しいと喜んでくれていた一回り離れた父方の従兄(父の甥)にPC機器トラブルの際助けてもらってから従兄弟という血なのでしょうね、話がすんなりと合い、交流するようになりその後親しくなってから「お前さん」という言い方で呼ばれああ、これは父の話し方だったのだなとわかったことがあります。母は父の話し方を声に出すことで父と一緒にいる、父と一緒に子育てしている心強い気持ちになっていたかもしれません。今思うと、一人では決めかねるようなとき、父と相談したいようなときに独り言のように言う言葉がそんな話し方でした。若くして夫を亡くし、乳幼児を抱えて仕事もしなくてはいけないし、母はどんなに心細く悲しかったでしょうか。でも子供の前では泣いたり、愚痴ったり弱弱しさを一切見せず前を向いて進むのが大切、健康で元気でいくようにといつも前向きでした。子供にしんみりさせまいとさせた母は、あえて父の日を言及しなかったので、私は父の日に何かをすることはほとんどありませんでしたがいかに父が素晴らしい人で子供を可愛がっていたか折々伝えてくれ熱心にお供えや墓参をしていたので、亡くなって長い父の事をずっと大切に思い続け感謝できています。今年も父の日だから、昨日から少し凝った手料理をお供えしています。父はとても優しく子供好きで甥である従兄もとても可愛がっており、従兄は父に似ているので話し方もきっと似ているのでしょう。思いがけず年上の従兄を通して父の話し方を知ることができ、また、母の子供に対してだけ違う話し方も父の話し方だったんだなとわかったのは幸せなことだと思います。追記父の日の今日はいろいろあって疲れて早めにぐっすり寝ていたら、いつも忙しくこの時間帯に電話をかけてくる知人から久々に電話があり目が覚めました。それでふと、父の日もあと1時間という今、PCを見るついでにこのブログを見たらこのブログが丁度私の1000件目のブログでした。このブログをアップした時には全く気が付きませんでした。母が亡くなってつらくてつらくて5年近く前に始めたブログの1000件目が父の日に父の話、それも父にとって特別な年だったのは、父への供養にも父が大好きだった母への供養にもなったのかなと少しほっと出来ました。(このブログ、もともとは、母の病状などについてサポートがほとんどなく大変だったので何かの参考になればと書き始めたのですが、その後母が亡くなってしまい全て消して半年放置しました。その後、親戚のために検索していたら空っぽのままの私のブログが何度かヒットし不思議に思って管理画面を見てみると毎日数人の方たちが訪問していることがわかりました。訪問は日によって0の時もありましたが大体1~3人、もっと多い時もありました。この方たちは、私が藁にもすがる思いで情報を探していたのと同じかもしれないと思って高齢者の介護や脳梗塞に役立つと思える話を書き始めたのがきっかけですが、同時に不思議な事や、お線香など供養についても沢山書いていました。お線香は何十種類も次々使ってそれぞれについて詳細を書いていたのですがこのブログをもっと明るくしたかったので削除し介護に役立つものの紹介だけ残しました。このブログの始まりが唐突なのはそういう経緯があります。なので実際の1000件目はもっと前なのですが、残っているものの1000件目ということでそれはそれでいいと思います。1000件なんて一度には書けない量なので続けられたことを父母に感謝しています。また、変なブログですけど探し物をされてこられた方のお役に立てていれば嬉しいです。いつもご親切なコメントをくださる方々もありがとうございます。)父の日贈りたいもの。ストレッチ性のあるジャージー素材のほうが寝返りを打った時に伸びて着心地が良いのでお勧め。このブランドは生地が上質で気持ちよいです。画像をクリックすると詳細が見られます。
2022.06.19
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昨夜書いた話です。街ではあちこちの商業施設や交通機関でクーラーを稼働していますが、私はできたら7月まで待ちたいなと思っていました。でも今日は風がないせいかいくら窓を開けても蒸し暑いままなので今年初めてクーラーを入れました。これで9月中頃までずっと使いっぱなしになる可能性が…電気代が…と考えちゃいますが、熱中症になっても困るので調整しながらやっていくしかありません。使うのは通常は冷房ではなくドライモードで、プラスしてお休みモードや節約モードを使えばエアコンのほうで上手に調節してくれるのは嬉しいです。エアコンって内側にカビが発生しやすいので内臓のお掃除モードを使うのは勿論ですが、それとは別にバイオの力でカビを抑えるもの(お風呂用を使ったら効果絶大だったのでエアコン用も効くと思っています)を置いてます。ここから今日書き足した分です。ここ数日、湿気が強かったうえに毎日出かけていたこともあって、なんだかぐったり疲れてあまり寝られませんでしたが、快適な室温になったせいかぐっすり眠れました。初夏、蒸し暑くなってくると母が過ごしやすいように直接風が当たらないようにクーラーを入れ、母が良い風が来た、と心地よさそうにしていてよく眠れていたのを思い出しました。そのせいか、母が元気でにこにこしていて一緒に出掛けて外出先で過ごしている幸せな夢を見ました。母は生きているんだ、幸せだな、嬉しいなと夢の中で楽しい気持ちで思い、そのあと母は亡くなったんだと気が付いてつらくはなりましたが起きてしまうことはなくよく眠れました。下:家のエアコンですが、節約モードやクリーンモード、ドライ運転のモードが充実してとても良いです。ドライ運転は、洗濯物乾燥ありなしで風量を変えられ、普段は冷たい風が来ないようにでき、さらにドライ運転をつけたりけしたりで調節したり節約したりできます。勿論タイマーもあります。エアコンが苦手、冷たい風が嫌、冷える、寝苦しい、ぐったり疲れてる方にお勧め。ドライといっても空気を乾燥させるわけではなくさっぱりカラッとするだけなのでお肌に悪いとかではないです。5~6万円台の6畳用を載せておきますが、広いお部屋用もいろいろあります。下:こちらは昨年度の型落ち品。値段はそんなに変わりませんが、こちらのお店は様々な種類の有名メーカー品が最安値に近い値段で揃っていてお店自体もちゃんとしています。安心して注文できます。エアコンの上に置くだけのバイオの力で内部のカビを抑えるもの。内部のカビは出ると厄介なので、私は2個置いてます。クリーニングして綺麗な状態で使います。お風呂のカビをバイオの力で抑えるもの。説明書どおりに綺麗に掃除してから使うと確かにカビが生えなくなり、毎年使ってます。すごく便利です。電解水を使った除菌、清掃エアコンクリーナー。このタイプも20年ほど使っています。画像をクリックすると詳細見られます。
2022.06.18
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以前は仕事帰りに毎週のように立ち寄った街に半年ぶり位で行ったらなじみのお店があちこちで別のお店に変わっていてそれだけでなく、百貨店でも処分セールが行われていました。どうやら、百貨店が品物を購入し販売するのではなく、貸しスペース業のような形でメーカーさんに場所を提供する形にするのだそうです。時代がかわっていってるんだなあと感じます。街にはファストファッションや低価格ショップ、こちゃこちゃした小物を売るお店か妙に強気な価格設定で使い勝手よりもロゴマークをいかに目立たせるかに力をいれたブランドショップばかり目立ちます。その街に行ったのは、以前母の靴を選ぶために母を連れて何度も行った靴屋さんがこの街のデパートから撤退するのでセールをしますという案内をもらったからでした。年配向けの靴ですが、良いのがあったら久しぶりに母のためにも買いたいなあとわけのわからない気持ちになって行ってみました。でも、もうこれというのは残っていなくて私は何も購入しませんでしたが、年配の方たちが次々来て、ここにしか売っていない履き心地の良い靴でもう近くで買えないから、と名残惜しそうに選んでいました。歩きやすく丈夫な革靴で紐なしでフィットするので紐がほどけて危ないこともなくとても良い靴でした。母も、履いてお店を歩いては、しっかり選んで、数足まとめ買いをすることに反対しなかったので気に入っていたようでした。母に履き心地の良い、安定感のある靴を履いてもらえたのは良かったなと思うことの一つです。他の街のデパートですが、旅行前などに、母に試し履きをしてもらい何にでも合う黒を2~3足、春夏ものやワンピースに会う白やちょっと可愛らしい赤などを1~2足、年に1~2度、まとめ買いのお出かけをするのが恒例になっていました。なぜそんなに靴がいるかというと、実家、私の家、デイサービス等に置いておく靴も必要だったからです。年をとってきてすり足で歩くので靴が傷みやすかったこともありました。エンジに近い地味めな赤を薦めた時は最初派手だと抵抗があったようですが、そのうちに慣れたみたいでよく履いていました。赤い靴なんてなかなか履かないし赤い服も全く着ない母だったのでたまには気分も変わって良かったと思います。派手さのない昔ながらの靴メーカーなのでこれからも他のデパートからも撤退していく傾向にあるのかもしれません。母との思い出がいろいろあるこの街もどんどん変わってきているので、足が遠のいていくのかなと思いました。下:長年作られているベーシックなデザインでこれを毎年買い足していました。足元をしっかり支え、安定して歩け疲れません。かかとも安価な物に比べすり減りにくいので足が傾きません。このお店は他のデザインも品揃えが良いようです。男性用もいろいろ。なぜか男性用の方がお手軽価格。画像をクリックすると詳細が見られます。
2022.06.18
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日本橋には昭和の雰囲気を残したままの広々とした喫茶店がまだあちこちに残っていて、最近その一つで時々食事やお茶を楽しんでいます。以前、ここはいつも素通りする場所でした。それはたぶん、煙草の煙で充満している会社員のたまり場だったからなのだと思いますが、気が付くと空気も壁も綺麗な昔ながらの喫茶店に変っていました。今も利用者の大半はビジネスマンで仲間内でランチや退社後の一杯を楽しむおじさん達の憩いの場です。高架下にあるような飲み屋さんではなく喫茶店で一杯というのが老舗ビル連なる日本橋のサラリーマンっていう感じですね。でも時代は変わってきていて今日は女性社員同士がワイングラス片手におしゃべりしてましたし、ケーキを横にノートパソコン広げたビジネスウーマンがいたりしました。私みたいな普通の買い物客も立ち寄る気のはらないお店です。お給仕する人も、今は珍しくなったボーイさんの制服です。広いガラス張りの店内からは日本橋の目抜き通りが良く見えます。日本橋が大好きでしょっちゅう来ていた母の事をいつも想います。更地になった工事中の西川が見えるので猶更寂しくなります。あるのが当然だった、広い間口の日本橋らしいゆとりを感じる大店の一つでした母はここで顔見知りの店員さんとおしゃべりしながらタオルやらパジャマやらを選ぶのが楽しみの一つでした。母がリハビリ病院から退院した日介護タクシーで家に向かう途中も、西川の地下駐車場に止めてもらい駆け足で布団の襟カバーなどを買いに行きました。肌ざわりの良い綿パイル地の襟カバーを母が亡くなるまで使ってもらえたのは良かったと思います。母に「日本橋の西川だよ」と伝え頷いているようでしたが朦朧としていてわかっていたのかはわかりません。話が脱線しましたが、元気な時の母ともよく一緒に来ました。今、日本橋は入りやすかった間口の広い大店がどんどんなくなり、そっけない雰囲気の高層ビル街に変りつつあります。あって当たり前のこの昭和の喫茶店もいつまであるのかと思うと、機会があれば寄っておこうと最近よく寄るようになりました。2階では昔ながらの安定の洋食が、1階ではこれまた昔ながらのケーキが昭和の雰囲気でゆっくり味わえます。その日によって、がらんとしていたり隣のテーブルでおじさん達が取引先とのあれこれで盛り上がっていたり雰囲気がいろいろです。両側のクリップは優秀ですが真ん中の補助クリップは取れやすいので使い古したもののクリップを活用予定。画像をクリックすると詳細が見られます。
2022.06.15
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今週も牛乳1リットルとケフィア菌で1週間分のヨーグルトを作りました。手作りヨーグルトを初めて5年近く経ちますが、面倒にも思わず、飽きずに楽しく作って美味しく食べているので満足度100%です。もともと私、普通のヨーグルトがそんなに好きじゃなく、忙しいと牛乳も飲み忘れてた(というか牛乳買う暇がなかった)のでこれで多少はカルシウムが確実に取れているのも大満足です。ちなみに、1カップ分のヨーグルトって成人女性が必要とする1日のカルシウムの3割程度だそうなのでヨーグルト1個では全然足りません。でもとらないより良い!残りのカルシウムはチーズ・小魚・大豆・海苔で補えます。手作りヨーグルトの何がよいというとまろやかな味の他、添加物が入ってないことです。続いている理由の一つとして、1回分食べきりの小さい完全密閉容器で作っているから、ホエイが出てこずに食べやすいというのがあると思います。思ったより簡単に作れるので是非お試しください。一番簡単に美味しく作れるレビューの良いケフィア菌。ありがちな手作りヨーグルトの失敗なしで確実に簡単に作るには最大手のこちら。ガラス容器で安心。塩こうじや甘酒や味噌まで作れます。この完全密閉容器8個を専用トレーに載せて作ると1回ずつ食べきり&見た目すっきり&冷蔵庫すっきりでとても良いです。画像をクリックすると詳細が見られます。
2022.06.15
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先日、とらやの羊羹を偶然続けて頂いたのですが、同時期、現在は投資家として成功されていらっしゃるらしい松居一代さんのところでとらやの羊羹問題が起こっていた事を知りました。とらやの羊羹というのは昔から大事なお使い物の代名詞のようになっていますが、誰でも知る上等な品で重くて高価なので特にお詫びの品として、誠意を表せるものとしても重宝されてきて、それは仕事をしている方、特に営業関係の方なら昔から誰もが知っている事だったと思います。ところが某最大手保険会社さんがミスをしてしまい松居さんに迷惑をかけたのでお詫びにご自宅まで伺った際に2か月ほど前のコロナ感染拡大中の時期なのに5人という人数で押し掛け、さらにお詫びの品がとらやの羊羹は羊羹でもなんとミニ羊羹5~6個詰めの小箱で開いた口がふさがらないということで羊羹劇場が繰り広げられたらしいです。その時期、松居さんはたまたま郷里滋賀の贔屓にしているたねやの水羊羹を堪能されていて、いかに美味しい素晴らしい水羊羹かということもおっしゃられていたそうで、そんなに美味しいのかなと気になりました。たねやはあちこちの大手百貨店にもお店を構える昔ながらの大手和菓子屋さんですが洋菓子も手掛け大人気のクラブハリエもたねやのブランドなんです。ここのバウムクーヘンは美味しいのでよくお使い物で頂いたり、購入したりしますが水羊羹はあまり好きでないために食べた事がなく、デパ地下に寄ったついでに試してみる事にしました。たねやの和菓子はねっとり系なので水羊羹もそうなのかなと思ったのですが食べてみてびっくり、軽い舌ざわりと優しい甘さで確かにこれは他にない美味しさだと思い、早速まとめて注文することにしました。有名な福井の水羊羹もすごく美味しくて食べやすく最初に食べた時驚いたのですが、それとはまた違った、軽さがあります。福井の水羊羹はのど越しつるつるたねやの水羊羹は、軽いのど越しと舌ざわりでちょっと違うんです。福井の水羊羹は大箱入りで賞味期限が短いのですがたねやの水羊羹は個別包装で日持ちもするし量も多すぎず少なすぎずで丁度良い感じなのも食べやすくて良かったです。和菓子のこってりした甘さが苦手な方やお年寄りやお見舞いにも、食べやすく喜ばれると思いました。本当は母に送りたかったなと思います。ちなみに水羊羹とは食感が正反対のたねやの和菓子のねっとり感は独特で他の和菓子にはないので、これがお好きな方には堪らないと思います。デパートの帰り滋賀のアンテナショップを通りがかったのでお菓子など少し頂いてきたのですが、たまたま選んだお菓子がそうだったのか、滋賀のお菓子はねっとり系のように感じました。その地方の味なのかもしれませんね。有名な鮒ずしとかの系統なのかも。ぱりぱりの最中が楽しめる食べる前に挟むタイプとのセット。700円台というお手軽価格も嬉しい福井の水羊羹。送料無料のセット。大人気のクラブハリエ。鮒ずしといっても味はいろいろ。こちらはレビューの良いメーカーのお試しサイズ。画像をクリックすると詳細が見られます。
2022.06.13
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先日知人に誘われて予備知識なく観た映画の話です。イギリスの『Mothering Sunday』という第一次世界大戦が終わって平和が戻ってきた1925年頃の地方のお屋敷に住む三家族のある母の日を描いています。邦題を『帰らない日曜日』といいます。この話は非常に入り組んでいるので詳細なあらすじの説明が必要になりこの後はネタバレになる可能性が高いのでご注意ください。すべては書いていません。最後に一番大事だと思う部分を書きました。主人公はお屋敷の一つにメイドとして働く孤児院育ちのジェーン。お屋敷の主人から、今日は仲間内で昼食ピクニックの約束があるし、せっかくの母の日だからたまには帰省したり好きな事をしたらいいと休みと小遣いをもらったジェーンと同僚のメイド。母への花束を片手に駅に向かう同僚は道すがら、戦死したフィアンセの事を嘆き続けています。ジェーンは同僚を見送った後、別のお屋敷に向かいます。実はそのお屋敷の息子ポールとジェーンは長年こっそりと逢瀬を楽しむ仲だったのでした。それぞれのお屋敷の主人達は昼食会へと出かけているのですが、なぜか皆とても不機嫌なのです。ジェーンのお屋敷の主人は、昼食の準備を取りまとめているのにちょっと神経質になっていて「ただの昼食さ。なんでもない事だよ。」と繰り返し何もしない妻は、なぜか非常に不機嫌なままです。美しい娘がいる別のお屋敷の夫婦もおしゃれして会食に向かうのですが、ここでも皆不機嫌で特に娘のエマがイライラし悪態をついています。そして、ピクニックという昼食会は当時の上流社会を彷彿とさせる屋外にテントとテーブルをしつらえ制服を着た使用人たちが何人もついて給仕をするスタイルでいかにこの3家族が恵まれて幸せであるかを物語っているような光景でした。イライラしているエマは途中でテーブルから離れ、怒りをどこにぶつけたらよいのかわからずに小川のほとりで佇んでいると、給仕をしていたハンサムな若者が心配しウィットの富んだ声掛けをするのですが、あなたは私に声をかけられる身分ではないと冷たく言い放ち立ち去ります。所変わって、両親は会食に出かけ、メイドには暇をやりがらんとした屋敷でジェーンと濃厚な時を過ごすポールは、自分には仲が良かった2人の兄がいて子供の頃は隣のお屋敷の子供達と家族ぐるみでよくピクニックを楽しんだと懐かしそうに話しだします。優秀だった二人の兄も他の家族の息子も戦死してしまい残ったのは自分と女性のエマだけになってしまった。エマはジェーンが働く屋敷の主人夫婦の息子と子供時代から恋人同士で結婚する約束を内内にしていたのに婚約前に相手が戦死してしまったのだと淡々と話します。それでエマやジェーンの屋敷の女主人が不機嫌そうにしているのだなとここでわかってきます。そして話はここから急展開します。ポールはジェーンに今皆が集まっている会食には自分も行かなくてはいけないのだと伝えます。なぜならこの昼食はポールとエマの結婚前の両家の顔合わせの会食だからで、二人が結婚することによって、息子たちを戦争で亡くし、気持ちが崩壊しそうな家族達に強い絆と希望をもたらすのだと言います。ポールはジェーンに微笑んで別れを告げ大幅に遅れてしまっている会食に出かけます。そこから起こった事をきっかけにジェーンはメイドをやめ、書店に勤めながら作家の道を歩み始め中年になってから書店の客だった哲学者と恋に落ちます。そこでもいろいろあって、齢を重ね、成功したジェーンの姿を映して物語は幕を閉じます。この映画を観て、まず、当時の自然に囲まれた田園風景と古き良き英国の上流社会の余裕ある光景に心癒されました。偶然ですが先日見たばかりシダネルの風景画とリンクし豊かな情景が心に広がりました。同時に、凝った食器での朝食や知人達を招いてのドレスアップした夕食会、緑あふれる小川のほとりにテーブルをしつらえての昼食、大きな花瓶に生けた見事な蘭がある玄関ホール、ぎっしりと本にかこまれた広い書斎、広々とした敷地等肩に力が入っていない本当に余裕がある人達の生活もこちらの気持ちまでゆったりするような気持ちになれました。そういった豊かさ、ゆとりを感じる反面、幸せだった人達が実は全員戦争で全てを壊されてしまっているという非情さは、現在のウクライナ情勢もあって考えさせられてしまいます。また、身分の差という不公平さがあちこちに描かれてもいます。ジェーンは決してポールの恋人として表に出ることはないし、使用人はエマに対等に話しかけることはできず、お金持ちは使用人を何人も雇って快適な生活を送る、そんな時代があったと思い出させてくれます。ジェーンとポールの逢瀬は、私はそこまで大々的に時間をかけて延々と描くことは必要ないように思いました。他の大事なところが大雑排に描かれてアンバランスなんです。最初は映画だから話題作りかなと思ったのですが、全体を観て、これは原作もそうだろうな、男性作家が書いているんだろうなと感じました。ストーリー全体が細かいところまで描いているので一見繊細な作りのようですが、かなり荒い、ありきたりの解釈が多いように私は感じました。ジェーンとポールとの話作家になってからの話哲学者の恋人との話成功してからの話、全て荒くてありきたりでもうちょっと深さがあったら良かった。それから、高齢になったジェーンの描き方がこれは女性を外側からしかとらえていない人が描いたものだなと思いました。もう一つの物足りなさはせっかく魅力的な登場人物が沢山出てきてその人達とジェーンの交流を描いているのに、個々について、どんな人なのかどんな考え方なのかそしてその後どうなったのかがほとんど描かれていないんです。それについては、人生というのはわけのわからない事が多いしそれっきりのことも多いから意図的だという意見を読んだのですが、それにしても荒いと思いました。妙に細かく描いてその後それっきりの話が多すぎるんです。他にも、哲学者の恋人がジェーンに初めて会った時彼は母親にプレゼントする本を探しておりジェーンはバージニア・ウルフを薦めるのですが、バージニア・ウルフってすでに以前から人気作家で且つ非常に興味深い人なので哲学者の母親である知的な女性ならすでに読んでいる可能性が高いと書店に勤めている人なら考えると思うけど、とか、1900年初頭の子沢山の時代なのに3家族とも子供が1~3人しかいない等、なんだか辻褄が合わないところが散見されます。そんなこんなでストーリー自体は只の一般視聴者の私には腑に落ちないところがいろいろありました。原作家はイギリスの売れっ子作家なので辻褄が合わないわけも腑におちないわけも荒く書かれているわけもなく単に私の理解力が足りないだけかもしれません。映画を観た直後は原作を読もうかとも思いましたが、どうも原作も同様の内容に思え止めました。まあ、でも映画にしろ小説にしろ単に好みの問題なので、私がそう感じたのはそれはそれでいいのだと思います。そして、しばらくたって自分の気持ちや環境が変わって観たらすごく良く理解できたりその反対でも良いのだと思います。一つこの映画で最後に心に残った事があります。それは、登場人物全てがとても優しいこと。お屋敷の主人は、多分ジェーンの逢引の事はわかっているのに、何も言いません。奥さんはつらさを一人抱えて耐えているのに、ジェーンに優しい言葉をかけます。最愛の家族を亡くして苦しんでいる人って自分しか見えずに、他人に八つ当たりする人が往々にして多いのにとても我慢強いのは他人への優しさなのだと思います。ジェーンを利用しているだけにも見えるポールもジェーンに微笑む表情でこの人は優しい人なのだとわかります。この微笑みだけで、ポールの言われるがままの境遇が表現されているのは凄いと思います。ポールの家のメイドもジェーンがネックレスを置き忘れた事から事の次第を察しているはずなのに何も言いません。ジェーンの哲学者の恋人もずっとジェーンに対し優しく接します。この映画には嘘つきも意地悪も嫉妬深い人も故意に人を傷つけようとする人達もちゃっかりやっていく人も登場せず、一見恵まれているように見える人達もそうでない人達も与えられた人生の中で精一杯生きながら自分ではどうしようもない状況に翻弄されそれでもひたすらやっていく人達の少し悲しい優しさに包まれています。私個人の感想ですがそこがこの映画・原作が伝えたい事なのかもしれませんね。下:サウンドトラックと訳本、原書、電子版も。画像をクリックすると詳細が見られます。
2022.06.12
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小ぶりのかぶを一束買ってきました。半年前、本格的なお料理の本のかぶのポタージュを作ったらすごく美味しかったのでまた作りたいと思ったのですが、さっぱりしたかぶの赤紫蘇漬けも食べたくて今回は簡単なほうにながれてお漬け物にしました。1品目7個入っていたうちの4個を薄切りにして茎も刻んで密閉容器に赤紫蘇と梅酢を入れるだけの自己流即席漬け。赤紫蘇も梅も無農薬で昨年&一昨年自分で漬けたものです。いろんなものに応用できて調味料として活躍するので大事に食べているのですが、今年もそろそろ梅と赤紫蘇の季節なので昨年&一昨年の分を惜しげなく使えます。2品目漬かるのに数日かかるのですぐ食べる分として、残りの3個を切ってこれも刻んだ茎とちょっと甘みを出すためにキャベツとネギも加えたグリル。たまたまドイツパンがあったので野菜のうまみがしみこんだオリーブオイルをつけたらいつもとちょっと違ったおしゃれな夕飯になりました。3品目翌日、保存していたかぶの茎を刻みネギ、海老、卵、白海老出汁を加えた炒め物。4品目茎はまだ残っているのでアレンジを考え中です。茎、茄子、ネギ、昆布、卵を入れたかつをぶし、椎茸、白海老出汁と手作り味噌の具だくさんの和風スープにしました。5品目茎のポタージュにしようかなと思っています。お漬け物は3日目から美味しくいただいています。真っ白なかぶが薄くピンクに染まっているのも緑の茎がアクセントになっているのもとても綺麗で楽しいですよね。最近外食が多いのですが家にいる時はお手軽料理ながらいろいろ作ってみています。下:全部無農薬。梅と赤紫蘇はここから購入していますが、対応も配送も品質も良いです。画像をクリックすると詳細が見られます。
2022.06.07
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先日、いつも同じところではなくて違ったお店で食べてみよう、と最近行っていなかったレストラン街で食事することにしました。いいなと思ったのは老舗料亭ですが、気軽に入るお値段ではないのでパス。それから母の誕生会をしたちょっと素敵なイタリアン。母が亡くなってから見ないようにしていたのですがここもまた行ってもいいかなと思えるようになったけど、何か特別な日に行こうと、パス。うなぎ屋さんや、銀座のお寿司屋さんの支店もいいかなと思ったけど、これも気軽に入るにはちょっと贅沢だから何かがんばった時にしようとパス。目にとまったのは昔ながらの修行を積んだ定評ある洋食屋さんでポークロースソテーにしたのですが味はさすが安定の、これぞ日本の洋食という味でとても美味しかったです。ポークソテーは母の得意料理の一つで思いがけず母の味を思い出しました。こういうお店はデザートも素朴で美味しいんです。暖かい手作りの味。他のメニューもいろいろ食べてみようと思いながらお会計カウンターに向かった時の事です。小さなお知らせの紙が出ていて何気なく読むと、このレストラン街のチケットが数日後に枚数限定先着順で割引価格で販売されるとあります。わあ、このチケット使えば、さっき贅沢だからとパスしたあのお店もこのお店も行ける!と購入することにしました。先着順なので並ぶことになりそう。普段は面倒でいいやと思ってしまうのに今回は並ぶ気満々。発売時間の1時間前に行ったらすでに長蛇の列でしたが無事買うことが出来ました。発行枚数が限られていたので狭き門でしたが、お知らせ期間がほんの数日だったのでたまたま知った人だけが購入できたのだと思います。とってもラッキーでした。あの日、あそこで食べようと思わなければ、知らなかったでしょう。割引き券を使い最初に行くことにしたのはまずはさっぱり系からと銀座のお寿司屋さんの支店です。レストラン街に入っているとは言え小さめのすっきりした入り口はすでにそこから特別感が漂っています。中に入ると、広々とした店内にはさっぱりきっちりとした清潔感が漂っていて、ぴちっとアイロンがかかった真っ白の調理衣の板前さん達がきびきびと働いています。いつもは、お勘定はちょっと気合いを入れないととちらっと気にしながら席につくのですが、今回は好きなうに三昧もいいなあと、気兼ねなくお品書きを見ました。あれ、うにが載っていない…。なぜ?お給仕の方に聞くと「うにはこちらです」と壁に貼ってあるお品書きを指してくれました。うに 一貫 一千百円(税込)?すぐには理解できず。?「えっ、うにって1000円なんですか?」「はい。税込み1100円でございます。」え~っ?1貫650円とか800円位までしか想像できませんでした。このお店とは違いますが銀座のお寿司屋さんには母の退院祝いで行ったきりだったので最近のうにの価格は知りませんでしたが、お品書きには載っていなかったということは時価になってるんでしょうね。そういえば昨年赤潮被害でうにが高騰とかニュースで出ていたような。それは仕方がないのでそれでは、うにが入っている盛り合わせにしようと計画変更して、メニューを見ました。すると、ほぼすべての盛り合わせにはうには含まれておらず、入っているのは一番良い盛り合わせだけでした。なるほど~。レストラン街の支店とは言えどやはり銀座のお寿司屋さんは違うのでした。今回は普段こんな事はまずない割引券が入手できたのでうに入りの盛り合わせを注文し堪能することができました。うにのことに気を取られましたが、中トロも美味しかったし普段自分からは注文しない、光り物も海老も食べやすくて美味しかったです。かに椀も出汁がしっかり出ていました。かに椀は普段いただく機会が少ないからついていると嬉しいです。お皿も素敵でした。お店の穏やかな中にもきりっとしたした雰囲気が普段はなかなか味わえないご馳走の一つかなと思います。残りの券は、奥まった場所にある日本庭園つきの本格的な料亭とやはり屋外テラスつきの母の誕生会をしたレストランで、父母の月命日か何か特別な日に使おうかなと思います。久しぶりにちょっとわくわくして楽しい気持ちになれました。良かったねって母が言ってくれているようで感謝しながら帰りました。一番下が礼文島産バフン雲丹。物産展で購入した事があるのですが塩水保存のものは形が綺麗だし、味が良いです。通販なら持ち歩く必要もないし楽天ポイントがつくので割安になるのも嬉しい。画像をクリックすると詳細が見られます。
2022.06.07
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寝起きに見た夢の話です。夕方になって思い出そうとしたら忘れてしまった部分もあるので覚えているところだけ書いておきます。母の横で食事介助をしています。母が自分でスプーン等持てたのでまだ元気な時の母でした。何かをもっと食べるようにさかんに勧めています。「これ栄養あるからもっと食べたほうがいいよ、沢山食べて、長生きしてね。」長生きしてほしいと思いながら熱心にそう伝えていたのですが母はもうなくなってしまったからもう食べてもらえないんだと気がついて目が覚めました。心の中ではまだ母に食事をしてもらって長生きしてもらいたい気持ちが続いているんですね、お供えは毎日しているから届くのであれば届いているはずなのでそこは少し安心できています。今日は朝はお水と白海老炊き込みご飯と青汁。お昼はライスグラタンとかぼちゃ、なす、ネギのグリル。おやつに牛乳・バナナ・マンゴーのスムージー。それから出かけて夕食は外食だったので帰ってからお土産のレモンパイをホールだったので大き目に二切れ。お供えは本来精進料理ですし通常はお水とご飯でいいそうですが、自分に作ったものをとりわけるのでお肉やお魚も入るけど今のところはそれでいいと思っています。一人で食べるのは申し訳ないし母に美味しいものを食べて栄養を取って長生きしてほしいと思ってしまうので、当分はあれもこれものお供えでいいと思っています。お供えってたぶん、つらい思いの人の気持ちを和らげるためにもあるんだと思います。私も最初の半年位は何も食べたくなかったしただただ悲しくて味も食感もむなしくて口もあまり開かずに、うなだれながら少しだけ箸をつけていましたが、毎日お供えするために食事を用意するうち割と普通に食べられるようになりました。本当に食事を楽しんでいるかというといつも、母にも食べてもらいたかったと思ってしんみりしているのでまだまだですけど。それでも、美味しいものを食べようとか楽しもうという気持ちは出てきたので少しづつ元気になっているんだと思います。先日、美味しいものの話で運が良いことがあったのでそれは今度書くことにしますね。下:お盆、お彼岸、命日等にお膳の用意がすぐできるフリーズドライのインスタントお供え6回分セット。愛用者が多いようでレビューもとても良いです。用意する暇がない、高齢で用意できない場合に便利かも。上:フリーズドライの食事セット。器は含みません。レビューがとても良く、鰹出汁を使っていない精進料理ちゃんと味がついている。単価が他店よりかなり安い、エコ包装、あるととても簡単で便利、とのことです。確かに忙しい時や真夏には便利かも。下:プラスチック製のお手軽価格のお膳。下:木製会津塗のお膳。画像でぱっと見は違いはわかりませんが、実物はやはり見た目が良く、長く使えます。場所をとらないサイズ。食品サンプル付なので、留守の時や普段は無人のお仏壇にも。画像をクリックすると詳細が見られます。
2022.06.04
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ネットニュースで小柳ルミ子さんのスマホチェック中のながら腹筋トレーニングを見て自分の現実を知ったので書いておきます。ご自宅のソファーの背もたれに寄りかかってはいらっしゃいましたが、なんと両脚を頭より高く上げたままスマホチェック中でいらっしゃいました。わかりやすく言うと、背中の支えだけで体がVの字なんです。これはバレエダンサーが休憩中にやってるリラックス柔軟ポーズ(上げた足を壁側にぴったりつけ体をほぼ足と並行にする、とか)の一つで子供の頃からバレエを学び、芸能界で長年活躍され稽古を積んでいる小柳さんだからできる事なんでしょうけど、はっとしました。これ、私も適度にはできたはず、(背と足をどの位綺麗に伸ばせるか、体をどの位足に近づけられるかで難易度が大きく変わってきます。私のは誰にでもできる程度の難易度。)っていつの事かも忘れてる時代を思い出し早速やってみたら、なんと、まず足が上がらない!え?そんな?それでは、と椅子に座ってもう一つの椅子の背に足をあげてみました(角度的には70度位)。1回目は足をあげるのもさっとできずにあせりました。その後少しづつ超簡単かつ超短時間腹筋運動をとりあえず毎日していますが、子供の遊び以下レベルの運動なので目に見える効果はまだないです。腹筋運動ってつらいから、嫌にならない程度の軽~いのから始めて続けることを目標にまずはやっています。効果は微妙に出てるかも。もっと効果が出て続いていたらこの話はまた書きますね。下:初心者向けDVD宝塚式初心者向け筋トレDVD。ファンの方はテンションあがるほうが続きやすいと思います。そういえば小柳ルミ子さんも宝塚出身。小柳さんの著書。画像をクリックすると詳細が見られます。
2022.06.03
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損保美術館の『シダネルとマルタン展』に行ってきました。『最後の印象派、二大巨匠』と名打たれているようにシダネルもマルタンも西洋では当初から人気を博していた画家で、今でも、特にシダネルの絵はあちこちの美術館で見かけますが、日本では一般的にはあまりなじみのない画家のようです。それは、絵画を日本まで運ぶためには膨大な労力と費用とバックアップを必要とするため誰でも知っていてひれ伏すような「名画」でなければならず、結果一般的な知名度に大きく偏りが出るのだと思います。私も「シダネルとマルタン展」とだけ聞いたらちょっと考えて、ああ~優しい白っぽい風景画のシダネルと国立西洋美術館の噴水のマルタンか~位までしか思いませんでしたが、フライヤーに載っていた風景画に惹かれて行くことにしました。場所は近未来的なビルの狭間にこじんまりと建つ損保美術館です。もともとは安田火災のプライベートコレクションが前身の社屋内の美術館なので、展示品数も規模も一般的な美術館より大分控え目になるのは予想してあんまり期待しないようにしよう、収蔵品も見られるしと思いながら、誘った知人ともそう話しながら行きました。新宿の喧騒を潜り抜け、狭い殺風景なエスカレーターを黙々と乗り継いで4階まで登ると、シンプルで白いだけの展示会入口に出ます。そこから展示会場に入った途端、草原をさ~っとわたる春風に包まれました。目の前には野原が広がり、白いドレスの女性が片手に斑入りの赤いチューリップを掲げ、首にネックレスのようにかけた花輪からは紫と黄色のパンジー、白いひなぎく、赤いひなげし等が舞い散りながら女性を包み込み、野原に広がっています。奥には女の子と男の子が野原に座りこちらを見ています。女の子はピンク、男の子は青の帽子を被り、同色の暖かそうな長袖の上着を着て満ち足りたような様子です。野原に遊ぶ子供達が春の女神の巻き起こした春風に気が付いたところなのでしょうか?幸せそうな明るい絵に引き込まれて見入ってしまいましたが、ふと、絵の周囲の壁が野原の淡い明るい緑色の近い色で幅広く塗られていることに気が付きました。それで野原に広がりが出て絵の明るい雰囲気も引き立っているんですね。面白いことに、たまたま私もふわっとして裾が広がった綿ローンの明るい薄緑のワンピースを着ていたので野原の延長上になり、絵を見ている側も絵と世界を共有するという面白い発見がありました。入ってすぐ、1枚目からぐいぐい引き込まれこれはキュレーターが素晴らしそうだなとぐんと期待があがりながら、これまた効果的なのですが1枚目の絵からは見えない展示会場の中へ入りました。ところでこの絵の日本語訳は『野原を行く少女』ですが、原語の『Belle jeune fille (以下略)』のfilleは少女とも若い女性とも訳せる言葉で手前にjeune(若い)とついているので少女と訳してしまっているのだと思いますが、あえて若いとついているのは子供でなく女性だからで描かれているのも明らかに若い女性です。『手に一輪の花を持ち、野を歩く美しい若い女性』が原題の直訳になり、よって『野を行く若い女性』とか『野原を行く美しい娘』とか『花を持つ野の乙女』とかが適訳かと思われます。この『手に一輪の花を持ち、野を歩く美しい若い女性』という原題からして、この女性は春の乙女(女神)なのではないかなと思いました。また、原画では気が付かなかったのですが、絵葉書等の印刷物等を見ると女の子と男の子の横にもう一人描かれていたのを消したように見える影があります。とっても不思議なんですが、絵画の印刷物って色合いが上手く出ないことはよくありますし色合いどころか原画とは全く違う雰囲気の絵になってしまっていることもよくあります。(この話はまた別にします)なので、これもたまたまそういう影に見えてしまっている可能性もありますがもともとは3人モデルがいたのを全体の雰囲気から2人にしたのかもしれません。もしそうだったら構図的にも2人のほうがすっきりまとまっているようだし女の子と男の子=子供達と春の女神というコンセプト(だったとしたら)にも合っているように思いますがこれは絵の事は全く何も知らない素人がふらっと訪れた美術展であれこれ楽しく見て考えた、ただの私見なので本来の絵の趣旨と大幅に外れている可能性が常にございますので、ご注意ください。印象深かった絵は他にもいろいろあるのでゆっくりと時々追加していきます。下:1年前、偶然見つけてこんな本はなかなかないとすぐ購入しました。季節ごとの美しい366の風景画を集めわかりやすく簡素な説明をつけたロマンチックな画集です。シダネルの絵はこの本の世界と合うので沢山入っておりマルタンの絵も少しはいっています。毎日1枚づつ見てもぱらぱら見るだけでも毎回違う出会いがあって至福の時間が楽しめます。表紙の絵がお好みの方にはお勧め。どんな年齢層にもぴったりなのでお子さんからご年配のかたまでプレゼントにも喜ばれると思います。装丁にも凝っていて、本の「天」「地」「小口」という閉じた時ページが重なってできる厚さの部分が、普通は紙を裁断した白地が出ているだけで普段なら何の注目も浴びない場所なんですが、この本は淡いパステルの虹色を出しているんです。そういう所も癒しを感じます。すごく通な、本格派な人には向かないかもしれませんけど。シリーズとして出ていますが、1作目のこの本が一番ほっとできます。でもいろいろ続いて好みのものが出たら追加していきたいので楽しみにしてます。画像をクリックすると詳細が見られます。
2022.06.03
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