青空と木洩れ日

青空と木洩れ日

2018.04.10
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カテゴリ: 着物・和装
私も含め、着物初心者は、
着物と帯、そして小物があればそれで着物を着て出かけられる、
そう思ってしまいます。

なぜかというと、洋服の感覚では
ワンピース1枚での外出はおかしくないので
着物もそれだけで出かけてもいいのだと思ってしまうからです。

それに身近に着物を着る人がいないと
着物を見るのは店舗や雑誌を通してになりますが、
大抵は着物と帯だけなのでそれが完成型だと思いがちです。


成人式等での振袖と浴衣程度、ということが多く
どちらもはおりものがないものなので、
着物とはそういうものだと思いがちです。

しかし、実は着物を着て外を歩く場合は
なにかしら上にはおることが基本なのだそうです。

そういえば祖母や曾祖母は外出の際、
必ず羽織なり、道行なりを羽織っておりました。

母の着物姿の写真も、外で写したものや
写真館で改まって写したものはどれも羽織を着ています。

考えてみれば洋服も、外出着はもともとはスーツで
外に出るときは上着を羽織るものでした。


何も羽織らないままの着物姿で街中を歩く姿は
心もとないような、あらら、というような感じがします。

意識して街中での着物姿を見てみるとると、
着物に慣れた方、素敵な着物姿の方は
確かに羽織や道行を羽織っていらっしゃいます。


着物に慣れていない感じだったり
着こなしている感じがしなかったり
着物や小物が妙によれよれだったりします。

着物も時代とともに変わっていくものですから
何も羽織らないで外を歩くことが
常識になることもあるかもしれませんが、
私はできるだけきちんとした着物の着方をしたいので
羽織物は大事だと感じ、揃えたいと思いました。

次回は羽織物の種類や誂えるにあたっての話を
少しづつ書いていきたいと思います。

レンタルでもあるんですね。
誂えることに比べればかなりお手軽価格なので
最初はレンタルもあるかもしれません。

このお店、良い生地のレンタル品があります。
偶然、遠目には似た反物も見つけました。
近くで見ると色使いが素敵な柄です。

今人気の羽織は黒の長羽織ですが
このくらい柄がないと、地味すぎてしまうようです。





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Last updated  2018.04.10 02:33:57
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