青空と木洩れ日

青空と木洩れ日

2021.12.21
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母が大腿骨骨折と脳梗塞で入院・通院していた
2つの病院に用事で3年ぶり位に行きました。

なかなか行く気にならずに
延び延びにしていたんですけど
やっと行ってきました。

どちらも当時とそんなに変わっておらず、
特に7年半前に母が脳梗塞で入院した
急性期病院では
帰りが遅くなり、救急玄関から出たので


当時、仕事帰りにお見舞いしていた私は
正面玄関が夕方閉まってしまうので
この救急玄関を利用していたんです。

意識が朦朧としたまま
リハビリで車椅子に座らせられている母を
少しでも刺激になれば、と
外に連れて出て、
病院のすぐ横の小道を車椅子で散歩したのも
この玄関からでした。

この話は別に書いていますが
朦朧として言葉も発せない

ただ座っているのはつらいだろうから
少しでも気分転換になればと、
看護師さんに了解を得てから
車椅子で1階玄関に連れて行き
窓越しに行きかう車や帰宅を急ぐ人達を見せると


それで恐る恐る、玄関の外に車椅子を出すと
外の気持ちの良い初夏の風がわかるようで、
表情が少し変わったので
かすかな希望の光が
見えたような気がしました。

あの時、それに気が付けた事で、
意識は回復しないだろう、寝たきりになるだろうと
医師から匙を投げられていた
母の回復に望みを持て、自主リハビリができて
本当に良かったと思います。

その日から、毎日
ほんの数百メートルですが
話しかけながら車椅子で外を散歩をしました。

母は私の話しかけがわかっているのかいないのか
返事どころか相槌も打てず、
隣のビルのイルミネーションを見せても
わかっているのかいないのか
何の反応もない状態でしたが
外の空気にあたってもらう事で
良い刺激になっているような気がしました。

私はそれまで車椅子を押したことがなく
扱いが上手く出来なくて
数百メートルでも緩やかな坂でも
結構力が必要で大変でした。

押すのも、曲がるのもコツがわからず
力を入れてしまっていたんですね。

緩やかな坂を下りる時は
車椅子が持って行かれそうになるので
ブレーキをかけて力ずくで引っぱりながら下り、
帰りは今度は力ずくで押しあげながら登り
とっても大変でした。

その後扱いに慣れたので
とても快適に押すことができましたが
車椅子を押すのもコツがいるんですね。

車椅子を押す時のちょっとしたコツや注意点は
また別に書いておきます。

あの時、母に少しでも良くなってもらおうと
無我夢中だったなあ、
でも今考えれば、母のために出来る事をしていて
幸せだったんだなあって思います。

でもまだつらくて
あまり考えないように
無意識に気持ちを閉じています。

その病院の最寄り駅には近所にないスーパーがあって
母のお見舞いの帰りに、
閉店間際のスーパーに駆け込んで
お惣菜とか、デザートとか買うのですが、
仕事帰りにお見舞いで車椅子を押したり
マッサージしたりでくたくたで、
家に帰れば、母の病状が良くなるための情報を
ネットで調べるのに忙しく、
買ってきたものは食べ忘れて
冷蔵庫に入れっぱなしでだめにしたものが
結構ありました。

なので、そのスーパーを見ると
だめにして捨てる事を思い出すので
そのイメージを変えようと
少し買い物をしてきて
いろいろ工夫して食べているところです。

その話は別に書きます。

用事があったもう一つの病院は
母がリハビリ病院退院後、通院していた病院です。

綺麗で新しい建物なので全体的に明るく、
車椅子の移動もエレベータの乗り降りも楽でしたし、
母の容態も安定していて
介助出来る事が幸せだったので
明るい気持ちがする病院です。

先ほどの急性期病院では当時の無我夢中の気持ちになり
こちらはどちらかというと明るい気持ちがします。

ここを車椅子を押して通ったなあ、
ここのトイレで介助したなあ、って
いろいろ思い出しました。

つい数か月前、母の通院介助で来たような
気がしました。

まだやっぱり気持ちは落ち着いてないし
考えないようにしている事も沢山あるんですね。

用事を伸ばし伸ばしにしていたのも
そういう事だったんですね。

一度に2つも病院に行ったので
ちょっと疲れちゃいました。

あまり考えないようにして
少しほっと出来る事を楽しく感じる事を
したいと思います。

そういう事もあって、先日書いたように
クリスマス飾りなどを楽しんでいます。

車椅子でのトイレ介助の事は
快適・清潔に介助できるよういろいろ工夫していたので
後でゆっくり書きます。



軽量でコンパクトに折りたため、スムースに動かせる
乗っている人にも負担がかかりにくいタイプ。

もっと小型で軽量のものもありますが
軽量小型になればなるほど、乗り心地が悪く
ほんの少しの凸凹道でもガタガタし、押しにくく
乗る人にも押す人にも負担がかかるので
選ぶときは気をつけてください。

乗り心地、押し心地を左右する車輪は
小さすぎないほうが良いです。

画像をクリックすると詳細が見られます。





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Last updated  2021.12.21 12:00:59
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