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2025.10.23
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​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​ 団塚唯我「見はらし世代」シネリーブル神戸
カンヌ で評判になった、 日本の若い監督 という触れ込みに、ちょっと興味がわいてみました。 団塚唯我 という、名前もちょっと凄い 監督 「見はらし世代」 です。
 見終えてロビーに出てくると、いつもおしゃべりの相手をしていただいている映画館の 若い支配人 の方が笑顔で手を振って下さっていました。
​「いかがでしたか?」
「映像が独特やった印象やね。どうなん、これ?見た?」
「はい。ボクは一押しなんです。公園の再開発と追い払われるホームレス。設計者の人間性とその家族。都市の景観の変化を社会性と歴史性を掛け合わせた視点で捉えているあたりもヤルナ!ですよね。」
「なるほどなあ。主役の男の子、たしか、昨日見た春樹のアフターザクエイクにも出てたけどいいね。」
「はい、黒崎煌代ですよね。彼はたぶん主役は初めてですね。」​
​ というわけで、納得の解説でした。
 実は見終えてボクが思ったのは​
​「東京の風景の映画やなあ!」​
​でした。
 それと、父親に対する 姉と弟の意識のギャップ の描き方に対する、ほとんど驚きに近い印象ですね。両方に共通しているのは現代という時代を描いているという印象です。
東京の景観 については、本物を知りませんからホントは 実感 からは遠いのですが、上滑りする印象のウソ臭さを、とりあえず映像としてとっているところがすごいと思いました。
 姉弟の描き方では、最後に出てきた母の姿を見たねーちゃんが​
​「私たちを見てないよ。」​
​​と母の視線を指摘するセリフが印象的でしたね。近代以後の 家族の崩壊 は70年代から80年代の社会現象だったのですが、今、新しい崩壊が始まっているのかもしれませんね。​
 最後のシーンだったでしょうか、歩道橋に立ってい る主人公の少年 は、ひょっとしたら、ボクなんかが、わかったつもりでいる 街や家族の崩壊 をこそ、眺めているのかもしれませんね。ドラマの仕立て方が新しいという印象は持ちませんでしたが、 主人公が見ている風景 は、多分、ボクの知らない世界なのかもしれないという、妙に迫ってくるものを感じた作品でした。
25歳 だという若い監督が20年後にどんな 「世界」 を描くのか、ボクには、ちょっとさみしい気もしますが、もう、想像すらできません。しかし、確かに可能性は感じました。ああ、それから、 黒崎煌代君 、人気のタレントとかにならずに いい役者 になってほしいですね。 拍手!

撮影 古屋幸一
編集 真島宇一
音楽 寺西涼
キャスト
黒崎煌代(青年)
遠藤憲一(父)
井川遥(母)
木竜麻生(姉)
菊池亜希子
中村蒼
中山慎悟
吉岡睦雄
蘇鈺淳
服部樹咲
石田莉子
荒生凛太郎
2025年・115分・G・日本 英題「BRAND NEW LANDSCAPE」
2025・10・14・no146・シネリーブル神戸no332


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最終更新日  2025.10.23 08:12:34
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