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2025.07.04
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第12話

花(カ)家が城内に引っ越したと知って舞い戻って来た用心棒・李貴(リキ)。
再び守衛として恩返しがしたいと懇願しながら、田舎から呼び寄せた息子とかつての同僚たち15人を引き連れ、花宅の門を塞いでいた。
…明らかに脅しじゃないの…
花芷(カシ)は月給が以前の半分しか出せないと牽制したが、李貴は復帰できるなら構わないと笑った。
「いいわ、花家の守衛が守るべき掟は分かっているわね」
「わきまえております」

家族の部屋割りが決まった。

理由を知っている三夫人・夏金娥(カキンガ)は早く諦めるよう諭したが、そこに偶然、花芷がやって来た。
夏金娥は女主人の花芷が認めるなら許すと言ったが、花芷はあっさり了承してしまう。
「二婶と柏礼(ハクレイ)の向かいの部屋?…構わないわ」
秦氏は大喜びで飛び出して行ったが、夏金娥はため息をついた。
「まったく…分かっていないのね」

一方、七宿(シチシュク)司では顧晏惜(コアンセキ)が陳情(チンセイ)から報告を聞いていた。
皇都内外にいた昭(ショウ)国の斥候16人と内通者の2人の計18人はすでに処刑、国子監の王銘礼(オウメイレイ)が処分待ちだという。
「陳太尉の母親に黄金の仏像と水晶の如意、純金の腕輪を18個を贈っていました
 陳太尉には17人の側女の妻がいるからだとか(クスッ」
「捕えろ…誰の報告書だ?」
「噂好きの李猴(リコウ)です」

深夜に妓女2人を憲(ケン)王府に献上したという。
しかし憲王が受け取っていなかったと分かると顧晏惜はこの件を見逃した。
「えー次は…花家の婦女子が昨日、城内に移住…司使?どうかしましたか?」
「いや…」



実は花家が一夜にして取り潰されてから、不安になった朝臣たちの賄賂が横行していた。

そこで沈中行は孫の沈淇(シンキ)を呼びつけ、招待状を書くよう命じた。
「憲王殿下を茶に誘ってくれ、我らは朝臣ゆえ表立って動けぬ」
沈淇は祖父に逆らえず文をしたためたが、祖父と父への失望感は否めなかった。

花芷が外出から戻ると、ちょうど正門の前で顧晏惜が李貴に足止めされていた。
「彼は私の朋友よ」
すると顧晏惜は芍薬(シャクヤク)の話を聞いたせいか、花芷を意識してしまう。
…花姐姐はあなたが好きよ?…

((( *´꒳`* )))ポワワーン

花芷は晏惜を連れて中院に入った。
「あの守衛は用心深いな?」
確かに成功して舞い戻って来た花家が注目を浴びるのは必至、婦女子だけでは狙われやすい。
「用心を怠るな、手伝えることは言ってくれ」
「安心して、芍薬なら大丈夫」
「心配なのは妹妹だけじゃない…」
花芷は何だか照れ臭くなり、晏惜からもらった引っ越し祝いを開けた。
「袖箭(シュウセン)だ、ある程度は身を守れる」
そこへ芍薬が駆けつけた。
「哥哥っ!何の仕事していたの?!引っ越ししてから初めて来たね」
「ああ、暇を見つけて来た」
顧晏惜は今度、夜市へ行こうと誘ったが、芍薬は花芷を置いて出かけるのは忍びないという。
「哥哥と花姐姐が一緒に来てくれるといいな」
すると花芷は果物を持ってくると言って厨房に向かった。
「芍薬、花姐姐の前で仕事の話はするな」
( •︠ˍ•︡ )お、おう

沈淇は静かな場所で科挙に備えるという名目で家を出ることになった。
兄がいるおかげで道楽できる弟・沈煥(シンカン)は慌てて引き止めたが、沈淇は冷たい。
「哥、家門を背負う立場だろう?!」
「こんな家門くれてやる」
すると沈淇は荷物を背負って行ってしまう。
(」゚ロ゚)」<哥~っ!これから誰の付けで食べればいいの?!

顧晏惜は花芷の露店の仕事に付き合った。
すると道端で荷物を落とし、困っている沈淇を見かける。
花芷はすぐに駆け寄り、沈淇が引っ越すと聞いて手伝いを申し出た。
しかし2人の親しげな様子を見た顧晏惜は嫉妬、慌てて2人の間に割って入る。
「私が持とう」
顧晏惜が沈淇に手を貸すと、沈淇は第1話の青年だと気づいて驚いた。
(* ˙꒳​˙)<あ、彼はイエンシー、あれから偶然、再会したの
( ゚ロ゚)ハッ!!<あの時の!よろし…
( ー̀ωー́ )ピキッ!<行かないのか?

沈淇の仮住まいは官吏の息子としてはあまりに質素な家だった。
「なぜこんな所に?騙されたの?私が知り合いの大家さんを紹介して…」
「いやここで十分だ、実家に負担はかけたくない」
「足りない物があったら言ってね」
「あ、晏兄、手間をおかけした、お礼がし…」
「感謝なら彼女に、″朋友″だろ?…あ、見送りは結構」
花芷が何かと沈淇を気遣い面白くない顧晏惜。
そんな顧晏惜の苛立ちを知る由もなく、屋敷に戻った花芷は迎春(ゲイシュン)に祖母の名前で沈淇に差し入れを届けるよう頼んだ。

そんなある日、長房の柏林(ハクリン)と二房の柏礼が学堂をさぼった。
聞けば2人は没落した家の子だといじめられていたという。
花芷は勝手に言わせておけと弟をなだめたが、柏林は嫌な思いをしてまで行きたくないと号泣してしまう。
一方、柏礼は厳しい母から嫌でも何でも学堂へ行けと強制されていた。
確かにこれまで祖父のように″状元″になるのが夢だったが、学堂で罪人の子には受験資格もないと言われたという。
「嫌だ!行かない!」
柏礼は怒りに任せて書卓の上の本を払い落とした。
息子に初めて反抗された斉蕙蘭(サイケイラン)は呆然、激情に駆られ息子を突き放してしまう。
「だったらもう娘と呼ばないで!私も息子とは思わない!」
「娘…ひどいよ…勉強する礼哥Rが好きなだけなんだね…」

花芷が弟に手を焼いていると、慌てて二夫人がやって来た。
実は柏林がいなくなったという。
その頃、柏林は町の池畔で独り不貞腐れていた。
すると自分を探し回っている家族たちの声が聞こえ、後退りしているうち池に落ちてしまう。
しかしちょうど近くを探していた秦氏が溺れている柏林を見つけた。
「礼哥R!」

秦氏の叫び声を聞いて花芷たちが駆けつけた。
すると泳げもしない秦氏が池に飛び込み、必死に柏礼を助けようともがいている。
そこに守衛が駆けつけ、2人を引き上げた。
斉蕙蘭は息子を抱きしめ安堵の涙を流したが、その時、秦氏が柏礼を心配するあまりうっかり口を滑らせてしまう。
「私の子は無事なの?」
これに激怒した斉蕙蘭は秦氏を引っ叩き、息子を連れて慌てて引き上げた。
夏金娥は呆然とする家族たちを急かして帰らせたが、花芷は何の話か分からず動揺してしまう。




秦氏はうなされながら息子を呼び続けていた。
長房姨娘・邱(キュウ)氏は介抱しながら、自分たち側女が親と名乗ることはできないと言い聞かせるしかない。
しかし秦氏の娘・花琴(カキン)は母への仕打ちに憤り、静養している柏礼に実の母親が秦氏だとばらしてしまう。
その話をちょうど薬湯を運んできた斉蕙蘭が聞いていた。

斉蕙蘭は夏金娥に秦氏を追い出すよう頼んだ。
夏金娥は老夫人と花芷に相談すると言ったが、いつも冷静な斉蕙蘭が激しく取り乱し、もはや一刻も待てないという。
仕方なく夏金娥は自分の衣を何着か見繕い、まだ動けない秦氏を追い出すことにした。
花琴は運ばれて行く母に追いすがって泣いていたが、その時、知らせを聞いた花芷が戻ってくる。
「何があったの?」
「芷姐姐!お願い!助けて!」
その様子を見ていた蘇(ソ)嬷嬷はさすがに老夫人が出ていくべきだと訴えた。
しかし林婉(リンエン)は花芷の采配を見守ることにする。
すると女主人として花芷が決断した。
「大口顧客の月秀(ゲッシュウ)小館が気の利く使用人を探しているの、秦氏は適任だわ
 毎月10日・20日・30日に報告へ来る以外は出入りを禁じる、これでいい?」
二夫人は不満そうだったが、結局、それで手を打った。

顧晏惜が妹に会うため花宅を訪ねた。
すると涼亭で何やら考え込んでいる花芷を見つける。
「どうした?今度は誰が君を怒らせたの?」
花芷は柏礼の実母が秦氏だったと明かした。
しかし何より衝撃だったのは幼い従弟妹たち以外は皆、知っていたことだという。
思えば以前は馬が合わない家族の中で孤立し、同じ屋敷に住んでいても全く家族に関心がなかった。
それがひとつ屋根の下で協力しながら生活するうち、深く知り合えたという。
「家族とはそういうものだ、血がつながる者は多くいても、近しい者は少ない」
( * ॑꒳ ॑*)⸝<あなたと話すたびに気分が楽になるわ~って、私、重い?(クスッ
フル(・_・ ))(( ・_・)フル

秦氏を追い出した斉蕙蘭だったが、柏礼に何と声をかけたら良いのか分からなかった。
しかし柏礼は自分から勉強を頑張ると言ってくれる。
そんな中、李貴が勝手に奥まで乗り込み、二夫人に柏礼を助けたのが息子だったと訴えた。
斉蕙蘭は仕方なく謝礼を渡したが、脅しのような李貴の態度に困惑する。
一方、花芷は弟たちのために家塾を開くと決めた。
そこで早速、学識ある先生をあたったが、ことごとく門前払いされてしまう。
今日も何の収穫もなく屋敷へ戻った花芷。
すると馬車を降りたところで晏惜が現れた。
「暇かい?芍薬に涼しい衣を買いたい、一緒に選んで欲しくて」

顧晏惜と花芷は城衣(ジョウイ)店に入った。
老板は花芷にぴったりだと水色の衣を勧めたが、花芷は自分が着るわけではないと断る。
しかし顧晏惜が妹と同じ背丈なので試着するよう勧めた。
確かに衣は花芷に良く似合っている。
花芷は芍薬の方が小柄なので袖が短い物が欲しいと頼んだが、顧晏惜は花芷にその衣を贈り、芍薬用にもう1着、買うという。
「世話になっているお礼だ」
「だったら私は何着も贈らないと、ふふ」
すると店内を見まわした花芷はちょうど飾ってあった同じ水色の衣を晏惜に勧めた。
「1着なら私も買えるわ、試着してみて」

偶然にも花芷と顧晏惜の衣は同じ生地から作ったものだった。
老板は2人の腕をつかんで引き寄せ、同じ柄だと笑う。
こうして2人は揃いの水色の衣装で店を出た。
顧晏惜は花芷が先生を探していると知ったが、今のところ全て断られているという。
実は先生を募る告示を何枚も貼ったが、全く応募はなかった。
「焦ることはない、何とかなる」



一方、沈淇は茶屋で偶然、書生たちが先生を探す花家を揶揄しているのを聞いた。
「婦女子だけの家に男が行けば何と噂されるか、わはははは~!」
「書生のくせに恥知らずな話をするな!」
沈淇は思わず席を立ち、苦言を呈したが…。

つづく


(  ̄꒳ ̄)ジワジワ来る…嫉妬するイエンシーw





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最終更新日  2025.07.16 13:45:08
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