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2025.08.28
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第29話「月夜の再会」

裴(ハイ)府に王君孟(オウクンモウ)と張敏娘(チョウビンジョウ)が訪ねて来た。
対応に出た阿霓(アゲイ)は珍しい組み合わせだと驚いたが、王君孟は司馬から長史への差し入れだと酒を渡して早々に帰ってしまう。

張敏娘はちょうど中院に現れた阿史那雲伊(アシナウンイ)を捕まえた。
「何をしに来たの?仲違いさせたいの?それとも流言をばらまく?」
雲伊は嫉妬で嫌がらせする張敏娘にへき易、麴崇裕(キクスウユウ)が好きなら気持ちを伝えるべきだと助言した。
しかし張敏娘は司馬との縁談なら親族の希望だと否定、そもそも司馬は誰の夫にもなれないという。
「司馬には長安に正妻がいるの、名家の出で長安の麴氏一族を取りまとめているわ

張敏娘は雲伊の恋心をくじくつもりだったが、むしろ司馬は誠実な夫だと感心されてしまう。
「添い遂げられない人だと教えてあげたのよ?」
「んーでも私と出会う前の話でしょう?すでに起こったことで悩む必要がある?」

曲水(キョクスイ)坊からの帰り道、張敏娘は浮かない顔だった。
もはや雲伊の気持ちがどうであれ、司馬が届けさせた酒を見れば雲伊への思いが分かる。
あの美しい浮き彫りの酒瓶は北部の酒だった。

回復した庫狄琉璃(コテキルリ)は外出を許してもらえず暇を持て余していた。
すると朝の診察でようやく韓四(カンシ)が外へ出ても大丈夫と太鼓判を押してくれる。
しかし過保護な裴行倹(ハイコウケン)は少しずつだと厳しかった。
そこで琉璃は久しぶりに厨房に立ち、阿霓や小檀(ショウダン)と昼餉の準備を始める。
久しぶりに話がはずむ3人。

「あの人ったら琉璃は快癒したと言いながら、静養が必要だとも言うし、訳が分からないわ」
「″あの人″って誰のことですか〜?ふふ」
小檀がからかうと安三娘も負けていない。
「ふん、阿成(アセイ)ではないわね」
おお〜(*´・ω)(ω・`*)おお〜

「はいはい、参ったわ~」

( ̄▽ ̄;)男主と女主がなおざりになりつつあるw


琉璃は雲伊の夕餉に司馬から届いた酒を出した。
故郷の酒だと気づいて喜ぶ雲伊。
しかし琉璃は麴崇裕の気持ちに気づいて見過ごすことができなくなった。
「雲伊、数日前に司馬の正妻のことを張敏娘が話したそうね?
 彼女は悪意で教えたけれど事実よ、司馬とは添い遂げられない…
 司馬は約束を守る人だから正妻を裏切ることはないわ
 あなたの心がいつか悲しみに押しつぶされてしまわないかと心配なの
 司馬は他の女子に興味がないから静観していたけれど…間違っていたみたい」
「それは私を好きだってこと?!ふふ
 姉姉、司馬が正妻の待つ長安に独りで戻るとしても気持ちは変わらない
 添い遂げられなくてもそばにいて支えたいの、それだけで十分、後悔なんてしない」

そんなある夜、裴行倹が帰宅したかと思うと小檀にすぐ柳如月(リュウジョゲツ)を呼びに行くよう頼んだ。
実は軍営を離れて行方が分からなくなっていた従兄・方烈(ホウレツ)が見つかったという。
驚いたことに方烈は西州にやって来た阿史那弥射(アシナビシャ)の配下の1人だった。
阿史那弥射と言えば唐に友好な安撫(アンブ)大使。
琉璃は何も問題ないと思ったが、複雑な事情があると知る。
方烈は上官を人質にして軍営から逃亡した後、上官を殺していた。
当初、裴行倹は方烈の罪が非常に重いと考えていたが、問題があったのは殺された上官だと分かったという。
ならば移住者の多い西州で名を変えて新たな戸籍を作ればいいと思ったが、まさか数年のうちに阿史那弥射の腹心となって舞い戻り、もはや隠れることも難しい。
何より本人が誇り高く、妥協しない性分だった。
「確かに少しでも妥協できる人なら今頃、大きな子供がいるはずね…」
琉璃は従兄を一途に思い続ける柳如月に同情したが、愛する2人の再会を素直に喜んだ。

離ればなれになっていた許嫁が月夜のもと再会を果たした。
方烈は顔に大きな傷があったが、何年も前に仲間たちとふざけている時、刀の切っ先がかすめただけだという。
「楽しく暮らしている、大将軍に付き従い狩りをしては酒を飲み、肉を食う日々だ
 独り身の気ままな暮らしも悪くないと思えたが、王(オウ)皇后が廃されたと聞いて案じていた
 戦が終わり次第、君を探しに長安へ戻るつもりだった、まさか西州にいたとは」
方烈は如月のため、やはり長安へ戻ろうと決意した。
戦功を立てて恩赦に浴すれば堂々と如月を娶ることができる。
しかしそう簡単に戦功を立てられるはずもなく、如月はもう待てなかった。
「私は長安と決別した、私があなたについて行く」

( ̄▽ ̄;)この話まだ続いていたのねw


方烈と柳如月が数日後に西州を発つことになり、急ぎ婚礼を挙げることになった。
慌ただしく準備が進む裴家。
すると北部から急報が届き、泥孰(デイシュク)部の首領、つまり雲伊の父親が亡くなったと分かる。
琉璃は戦が間近でも雲伊を今すぐ帰らせたいと言ったが、裴行倹は帰そうにも通れる道がなく、仮に通れたとしても、到着した頃にはもう埋葬され、最後の対面は果たせないと言った。
仕方なく2人は方烈と柳如月の婚儀が終わってから雲伊に訃報を伝えて送ると決めたが、その話をちょうど琉璃を訪ねて来た雲伊が門の前で聞いてしまう。

方烈と劉如月の婚礼はささやかながら親しい人たちが集まり、賑やかで楽しい祝宴となった。
しかし雲伊は地味な衣装で大好きな踊りにも参加せず、やがてこっそり屋敷を出て行ってしまう。
麴崇裕は急に雲伊の姿が消えたことに気づき、慌てて探しに向かった。
すると橋の欄干に座って独りで泣いている雲伊を見つける。
「父親の話を聞いたのだな?」
麴崇裕は雲伊の隣に座り、自分が送って行くと申し出た。
感激した雲伊は思わず麴崇裕の胸に飛び込み、泣き崩れてしまう。
これまで自制していた麴崇裕だったが、雲伊の肩を抱いて優しくなだめた。
「姉姉と姉夫の話を聞いてしまったの…柳姉姉の婚礼が終わったら私を帰してくれるって
 その言葉を聞いて決めたわ、私はもう帰らない
 だって帰ったとしても父親は土の下にいる、2度と会えない」
麴崇裕は意外だった。
雲伊のこと、訃報を知ったら一目散に帰ると思ったという。
「そんなことをしたら姉姉と姉夫が慌てて追いかけて来る
 柳姉姉の婚礼まで台無しにしてしまうわ、優しくしてくれた人を悲しませたくなかったの」
「雲伊、これからは私を頼ればいい、私に守らせてくれ」

↓( ̄▽ ̄;)誠実でなくなった玉郎


…それから6年後の龍朔2年
裴行倹は師匠の蘇定方(ソテイホウ)を助けて北部を平定、道や駅站を作って貧民を助けた
そして裴行倹の統治の下、北部10部族は謹んで唐に帰順した…

つづく


( ๑≧ꇴ≦)でたっ!きみまろ方式!「あれから〇〇年」





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最終更新日  2025.08.28 16:03:37
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