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林沖

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2025.02.24
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カテゴリ: 西忍寺道場
昨日の稽古日誌を書きます。
昨日は鯨波コミニュティーセンターの体育館で行いました。
この日の鯨波は曇り時々雪。
中越地方には大雪警報が出ていました。

今回のメンバーはいつもの4人。
N師範、O大師兄、S君、私。

最初は基本の定歩崩拳、馬歩穿掌、握拳。

次に太極拳の対練。

最初は行気から打擠。

しかし、未だ良い方法は見つからない。
気長に試行錯誤していくつもりだ。

次は琵琶勢。
これは相手が、技がかからないように逃げたり、関節技がかからないように肘を曲げたり、色々な防御策を講じてくる。
これに対し、こちらも型を崩さないことを前提に、いろいろ研究した。
もはや、相手がどんなやりかたで技を阻止しようとしてもかかってしまうところまできた。

しかし、そこで満足していてはつまらないので、片手でできるように工夫してみた。
まず、相手は右中段突き。
こちらは左斜め前に進んで、右前腕で相手の突きを受け流す。
続いて相手は左上段突き。
こちらは左足を後方に大きく下げながら、相手の左拳を右手でつかむ。

こうすると、相手は床にうつぶせのまま落とされる。
相手が思わず左拳で追いかけてしまうように、下がるタイミングを、相手の進むタイミングと合わせなければならない。
しかし、これも慣れてくると、あらかじめ追いかけないように意識して突いてくるので、技がかからなくなった。
そこで相手の左拳は握力をほとんど使わないでつかみ、自分の左足に右足を八卦掌の拘歩で引き寄せる。
ちょうどおしっこを我慢するような内またで立つ。

しかし、これもあらかじめ踏ん張られると、技はかかるのだが、少し腕や握力を使わないと掛けられない。
面白くない。

八卦掌の大鳳展翅を使ってみた。
もはや太極拳ではなくなった。
しかし、、まあ八卦掌も最近やっていなかったので、予定変更して八卦掌の用法を稽古した。
相手はこちらが拳を掴んでくるから抵抗するので、つかまずに右旋掌で手背を外旋させて受け流す。
歩法は先程と同じく左足を大きく下げて、右足を引き寄せる。
こうすると相手は抵抗感がなくなるので、前方に前のめりになった崩れる。

次に右穿掌を内旋させながら相手の左脇の下を指で刺し込む。
相手の体はくの字になって崩れ、相手の顔面は前に出る。
そこに左膝で下から蹴り上げる。同時に左腕を真上に挙げる。
相手が左ひざ蹴りを俯きながら手で防げば、すかさず挙上した左手刀を後頭部に打ち下ろす。
そこから、拘歩擺歩で相手のまわりをまわりながら、フリーで八卦掌の技を繰り出す。

基本的には、相手を掴まないこと。
受けた形はとるが、触ってはいない。
相手になんの感触も与えないまま、しかも何をどのようにされたのかもわからないまま倒す。
これが八卦掌だ。

それぞれが思う存分技を繰り出して、しばらく八卦掌の散打を行った。

気が済んだので、太極拳に戻った。

次は左右搬攔。
今回は新たな試みとして肋骨から発勁して、相手を吹っ飛ばしてみた。

相手は右中段突き。こちらは左に半身になりながら左前腕でしっとりと落とす。
次は相手、左上段突き。
こちらは左半身から右半身になりつつ左手で相手の腕を巻き落とす。
このとき、相手は深々とお辞儀をした形で崩れる。
そのときこちらは右足を前方斜め70度に進めながら、自分の右肋骨を相手の左肋骨に接触させる。
右足が着地すると同時に右肋骨で、相手の左肋骨に発勁する。
これで相手は吹っ飛ぶ。

なかなか難しいが、斜め70度がきっちりと決まれば、相手は抵抗感なく吹っ飛ぶ。
注意することは、こちらは両手を相手の体に触れないように自然と落とし、抱え込んだり掴んだりしないことだ。少しでも手を遣って相手の体にこちらの力みが伝わると、相手は簡単に踏ん張ってしまう。
両手を全く使わないことだ。

次は右内旋掌。
相手は右上段突き。
こちらは右半身になりながら、左足を大きく下げる。
相手が思わず追いかけてくるように、相手とのタイミングを合わせる。
同時に右手を内旋させつつ小さく内側に円を描きながら巻き落とす。
そのまま、相手の右拳の甲を下から撫で挙げる。
相手の右肘は過屈曲され、指先は自らの右肩に触るくらいにまでなる。

そのまま手を接触させたまま前方に歩く。
相手は膝から崩れて潰れていく。

これも握力を使わないこと。
押し付けるような腕力も使わない。
ただ空間で触っているだけだ。

次は単鞭。
相手は右上段突き。
相手が出るのに合わせて下がりながら、右手の掌の上に相手の右拳を乗せる。

もちろん、その場で相手の突いてくる拳を自分の掌の上に乗せることなどできない。
しかし、相手がこちらを無意識に追いかけてくるように仕向けながら下がると、これが可能になる。
握力をつかわず相手の手首を掴み、右腕を大きく円を描きながら振り上げる。
こうすると相手のからだは左に回旋しながらのけぞる。
そこに左肘を相手の左顎に打ち込む。
その流れをとめないで前腕で相手の胸を少し下方に押すと、後ろへ頭から落ちる。

次は穿掌から左琵琶勢。
相手は右上段突き。
こちらは右穿掌で相手の突きをクロスしながら、相手の右目を狙う。
相手は少し後ろへのけぞって目を守る。
こちらはすかさず相手の手首を取り、下方へ引き落とす。

ここでも握力は使わないこと。
使えば、相手は踏ん張って崩れなくなる。

下に崩れた相手の右肘を左手で押さえて極める。
そのまま斜め70℃前方に左足を進めながら、相手を右斜め70℃前方に押す。
相手は吹っ飛ぶ。
この角度で崩し飛ばせば、抵抗感なく相手は吹っ飛ぶ。
斜め前方70℃は大事だ。

以上で今回の稽古は終わり。
雪で中止することも考えたが、無事稽古することができて良かった。

みなさん、お疲れ様でした。





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Last updated  2025.02.24 18:20:00
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