昨日朝刊を読むとエレベーター事故で
保守管理会社に有罪判決の記事が載っていました
エレベーター、ダムウェター、エスカレータ、回転ドア等便利な施設の反面
日常の管理が重要ですね
今回の判決で気にかかった事は所有者の責任です
所有者の管理責任も重要なのですが記事に載っていません
公共住宅なのに・・・
所有者と運行管理者との普段からの教育、対応訓練等が重要なのです
最近は安全装置が多く汲みいれられています
そのような事から専門技術者の点検も必要です
建築基準で点検が義務つけられていますが(EVは建築設備です)
この点検って設計会社とか行う場合が多いですが
専門的を知識を持っている? 疑問ですね
やはり維持及び運行管理に関する指針に基づき
EV点検業者に最低でも月1回の点検を委託することが望まれます
昔でしたら設置したメーカーによるメンテ委託が主流でしたが
最近では点検のみの会社も増えてきています
EVメーカーか点検専門会社のどちらを選択するかは
契約内容や品質を良く確かめて(点検報告書様式等)から委託するべきです
安かったらいいと言うものではありません 命に関わる設備なのです
出来ればフルメンテナンス契約が望まれますね
それますが
私はEVや自動ドアの専門技術者ではありませんが
知人から何度か不具合を見てほしいと依頼がありボランティアで点検
昔の自動ドアでリミットスイッチで制御 そのリミットスイッチが壊れ
両開きのドア同士がぶつかっている状態や
エンジンの駆動伝達がチェーン式(最近はベルト)で
そのチェーンが注油不足により固化気味でスプロケットに収まる時に
滑らかさがない位置で衝撃、その衝撃がドアの開閉中に大きな音に
EV(エレベーター)では呼びスイッチの不具合でのかごが動かない
外側のドアのガイドレールに小石があってドア開閉の不具合・・・
余談ですがEVのドアは内外2枚あるのですよ
移動カゴのドア(内側)と各階のドアです
言いたいことは、点検を委託しても
その作業を検証することが重要だと言うことです
しかし、業者任せが多いですね そして検証や監督員の能力不足
だから最低価格や失格扱いの無い入札等では
ダンピング合戦が起こり
価格競争のみで委託会社が決定されてしまうのです
失礼ですが何かにつけて最近の自治体の発注委託業務によくみられます
総合評価制度入札を取り入れても変わらないのです
ある環境関連会社の社員さんから価格競争である物件を応札できなかった
「〇〇さんその価格を知っていますか」と私に聞くのです
私が推測価格を言うと、「そんなものではないのです・・いくらでした」
「この落札価格で仕事が出来るはずがないのでしょう」と 私も同感
その方は、落札会社さんの業務履行を調査したそうです
すると品質問題や不正(脱法)があったそうです
私もこのような経験は多々あります
EV点検に限らず自治体は業者任せにせず
自らももっと関わり危機管理意識を持つべきですね
ここに無駄な税金が多く使われている事をみなさん知るべきです
この問題は今の社会問題でもあるのです
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