田舎のブログ

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2025年12月03日
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カテゴリ: 町のこと
金山町の金山神社、中枢の三祭事である
作祭り、秋の例大祭、お弓ひきの役頭をさせていただきました
また神社主催ではなく氏子主催の、しめ掛けの神事の宿元もしました
しかし今年は喪中の身、年が明ける 来年の節分の日 までは手伝いはできません

  6年前。私が祷家の役を担った時、若者たちが様々なお店を出店して下さった


秋の例大祭、今年は11月30日、 本当の祭りの日は昔は12月1日だった
今年は鳥居をくぐる事、祭事のお手伝いもできません、お参りも当然だめですね

さて祭り、昔は学校も休み、平日も早く終わり だんじり引きの練習
にぎわった昔、だんじりは約56年前から姿を消しました
56年前の部落対抗の仮装大会が特に記憶に残っています

文化財保護でNHKが撮影に、だんじり引きの出発時に私の顔がアップに
復活するなら猶予はありません


人づてで気になる事が耳に入ってきました
私自身が見ていないので確証がありませが
今年の例大祭でのしめ縄(神社結界)は、氏子が藁を綯わずに
既成品のどんな縄か分かりませんが購入して掛けたそうです
またノンアルコールどぶろくの振る舞いがなかったとも聞きました

今年の担当部落は超過疎
その部落での神社最大の秋の例大祭の運営は困難というより無理でしょう
町全体をみても無関心転入住民が増え、他の部落でも状況的には同じ
昔なら村八分になるのですがね

金山町(区)(人格なき法人組織で税金も納めている各部連合自治会)では
区長、そして約10名の評議員(選挙で)での区運営の中で
1名の評議員が、たまたま任期中にまわってきた神社やお寺の役を

※私は3年間で過去に30年間ででほとんど例がないすべての役頭を担う羽目に)

昔のように各部落のでの指導者的な古老もいなく
新住民と評議員1名では、評議員の荷が重すぎる
町(約400世帯)中で
私の住む部落は約60世帯が住んでいますが
行事を知っている世帯は3世帯位でしょう

でもね私の住む部落民の人達は多くの世帯が参加してきださり


※7年に一度回ってくる役、来年がその7年目になります
  部落の現評議員のH君が早速に私の家に来られ
  来年の秋の例大祭の大役の引継の儀を受けてきたので

  〇〇さん頼みますと 筋を通してお願いされた
  なので手のしびれがひどくなかったら
  しめ掛けのしめ縄は30m位は綯うわ

  細かなことは、喪があける節分過ぎてからやの、と返答しておいた

私は評議員時代に私の部落は世帯数多いけれど わかる世帯は3世帯位
行事運営は困難と評議委員会で雑談交じりに話しをすると
当時の町トップのT区長(頭の切れ,まとめる能力すごい人)さんが
各部落選出の評議員さん達に話され、皆んで今後は手伝う事となり
また新住民のみなさんいも参加していただけるようにしていこうと決まった

  神社関係者、区役員、町内有識者、写っていない祷人と祷家の私による直会


私は評議員時代、全て頭や宿元をしたが、現役で会社勤務をしていたこと
コロナ時期もあり中止したのもあったがお寺の施餓鬼や盆行事は困った
そこで評議委員会での決まり通り
他の部落選出の評議員さん達に応援を依頼、役割も決めさせてもらった
みんなの応援で、成し遂げることができたのです

※見下げてくる人間も役員の中にはいたが
  仕事中に施餓鬼柱が強風で県道に倒れていると職場に電話が
  30分早く仕事を終わりお寺に急行、すると他の部落の評議員さんや
  お寺の檀家役員の方達が、ほとんど元通りにしていてくれて助かった
  皆さんに自腹で飲み物を提供させて頂いた 電話くれたU評議員さんに感謝

何を言いたいか
今年の担当は、超過疎部落であった
またレイヤーが別のようになっていた新規新興部落(約30世帯)を
各種町行事担当部落に参加していただく事になり
超過疎部落と同じ組に組み込まれた
部落有志と新部落の何も知らない町民だけでは 秋の例大祭は困難
しかし、そこに評議員が加わったら
どうにかならなかったのかと思う 
既製品では綯わないの伝承もできないではないか

形だけの社会が町にも浸透してきたのか
私の時に別行事でしきたりを変えたときがあった
大勢の高齢者に怒られたが、基本方針は変えなかった
しかしその行いも今は廃止、私はいかがなものかと思う

私は、綯わない日の当日だけでは、素人さんも居るし無理だから
事前に30m位を綯っていた 
親父にもっと藁によりをかけて綯わんか下手くそ、〇〇家の恥やと
怒られたけれど 今の60歳以上の方なら親父の厳しさは皆知っていると思う
親父は、さん俵やしめ縄の町の指導者だった

どぶろくも、昔は各部落に上手に作る人がいた
完全発酵させてしまうと税務署の許可がいる酒になってしまうので
祭りに合わせ、布団に入れその温もりで作ったノンアルコール

私の時は、そんな余裕なく米つき屋さんにどぶろくは頼んだ
そして、どぶろくをふるまう担当者を決めて、お願いして
参拝者さん達にふるまっていただいた
余った分は、ペットボトルに詰めて、夜の歌謡祭の来客に配った
 ※妻は朝6時から50人分の食事のこしらえ
  夕方はどぶろく詰め、部落女性の方達も頑張ってくれた
そのどぶろくさえ、ふるまわなかったと聞く
神社総代側の人達はどう思ったのだろう、主催者ですからね

私は時代に合った変更をして長老の人達に怒られたが
するべき基本的な伝承は行った

  参拝者さん達、1名の区長経験者さんが写っているけれど今は天国





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Last updated  2025年12月03日 05時30分36秒
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熊野の男前 @ Re:熊野市市長選挙 2025.10(10/18) こんばんは、コメントありがとうございま…
はるか@ Re:熊野市市長選挙 2025.10(10/18) 先日テレビで熊野出身のニューヨーク屋敷…
熊野の男前 @ Re[1]:温泉プール・熊野B&G海洋センター(09/15) しの〜445さんへ こんばんは、遅くなって…
しの〜445 @ Re:温泉プール・熊野B&G海洋センター(09/15) こんにちは~☀ プ一ルリハビリが良いのは…
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熊野の男前 @ Re[1]:霊・魂を入れる/霊記(07/28)の1 しの〜445さんへ こんばんは 余計な事とは…

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