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2025.10.13
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カテゴリ: 京都府
読みは「むこうじんじゃ」。 向日山に鎮座する、1300年以上の歴史を持つ古社。 本殿は国指定重要文化財に指定され、拝殿、北門、南門、瑞垣など多くの建造物が国登録有形文化財に登録されている。

御祭神は向日神(ムカヒノカミ、御歳神)、火雷神(ホノイカヅチノカミ)、玉依姫命(タマヨリヒメノミコト)、神武天皇。 向日神は大歳神(オオトシノカミ)の御子神である御歳神のことで五穀豊穣の神として信仰され、火雷神は祈雨と鎮火の神として信仰されている。

創建は718年(養老2年)で、1300年以上の長い歴史を持つ。 延喜式神名帳では山城国乙訓郡向神社と記載があり、同じ向日山に乙訓坐火雷神社が鎮座しており、向神社を上ノ社、火雷神社を下ノ社と呼んでいた。 大歳神の御子神である御歳神が峰に来られて向日山と名付け、この地に長く鎮座され、御田作りを奨励したことが始まりと言われている。向日山に御歳神が長く鎮座したことで、やがて御歳神のことを向日神と呼ぶようになった。 火雷神社は718年(養老2年)の社殿新築の際に玉依姫命と神武天皇を合祀している。 1275年(建治元年)に向神社と火雷神社が併祭されることとなり、社名も向日神社に改称。 向日一帯の総鎮守となった。1418年(応永25年)に本殿の造営が開始され、1422年(応永29年)に完成した。明治時代に入ると府社に列した。 ​桜​ 、秋は 紅葉 の名所にもなっている。​​

4月に桜祭り、5月1日に例祭、5月第二日曜日に還幸祭、7月に夏越の祓、10月に御火焚き祭が行われている。


大鳥居。江戸時代末期の建立。


大鳥居の扁額。正一位向日大明神と記されている。 平安時代前期から中紀にかけての貴族で、日本の書道の基礎を築いたとも言われる小野道風の筆によるもの。





さざれ石。神社ではたまに見かける、君が代にも詠われるさざれ石。 この石は岐阜県揖斐郡春日村の山中にあったもの。




大鳥居から拝殿まで伸びる、石畳の参道。 長めの参道で緩やかな坂道となっていて、時々車も通る 桜並木となっていて、春になると桜の花が見事に咲き誇り、桜の時季は桜祭りも行われる。 モミジ・カエデの木も連なっており、訪れた時は年末だったにも関わらず、季節外れとも言える紅葉景色が美しかった。


手水舎。国登録有形文化財に登録されている。18世紀後期に再建されたもの。


舞楽殿。1625年(寛永2年)に建立されたが、2002年(平成14年)に焼失。翌年の2003年(平成15年)に再建された。 拝殿の手前に建てられており、奉納された提灯が沢山掛けられている。


拝殿。国登録有形文化財に登録されている。入母屋造の瓦葺で、正面に千鳥破風と唐破風を持つ。1842年(天保13年)に再建されたもの。


拝殿の彫刻。


本殿。国指定重要文化財に指定されている。三間社流造の瓦葺。拝殿、幣殿と繋がった構造となっている。1418年(応永25年)より造営が始まり、1422年(応永29年)に完成した。 室町時代の流造の代表的建築物とも言われ、東京都の明治神宮の本殿は向日神社の本殿をモデルとして建立されたとも伝えられている。




祖霊社。国登録有形文化財に登録されている。 拝殿とは江戸時代末期に建立された渡廊で繋がっている。 1688年(元禄元年)に建立。





向日市天文館。舞楽殿のすぐ近くにある。プラネタリウムがあり、観覧料は大人200円、小・中学生は100円。展示室の見学は無料。一定期間中は天体観望会も行われている。




勝山稲荷神社。国登録有形文化財に登録されている。御祭神は倉稲魂命(ウカノミタマノミコト)。 社殿は1967年(昭和42年)に大阪から移築されたもの。




元稲荷神社。 本殿裏の古墳の上に社が建てられている。


天満神社。国登録有形文化財に登録されている。御祭神は菅原神、大歳神(オオトシノカミ)、屋船神(ヤフネカミ)。1833年(天保4年)に建立。


御霊神社。国登録有形文化財に登録されている。御祭神は伊邪那岐尊(イザナギノミコト)、伊邪那美尊(イザナミノミコト)。 元々は向日市に存在した物集女村にあった社で、1877年(明治10年)に移築された。


岡松、石神、三嶋鴨、賀茂、春日の五社を祀る。 江戸時代末期の建立。


大鳥居の沓石。 向日神社御鎮座千三百年の記念事業で、大鳥居の改修工事を行った際に出土した根石の上にあった沓石。


鶏冠木の苑。本殿のすぐ裏にある。 かつて本殿があった場所で、後にヤマザクラとカエデの神苑となった。 戦前までは土俵があったそう。


春日神社。国登録有形文化財に登録されている。御祭神は武甕槌神(タケミカヅチノカミ)、齋主神(イワヒヌシノカミ)、天津兒屋根尊(アマツコヤネノミコト)、姫大神(ヒメオホカミ)。 元々は森本村にあった社で、1878年(明治11年)に移築された。






神変大菩薩、勝山身代不動明王、白雲龍王、白玉弁財天女。 岩窟の中に役行者(神変大菩薩)の像が祀られている。


向日大明神、秀九大明神。


増井神社。火雷大神の荒魂を祀る。 祠の裏側に火雷大神荒魂を祀る井戸があり、それが御神体となっている 祈雨の際には井戸から神水が汲まれて神事が行われ、また神水は無病息災の御神徳があるとされる。



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最終更新日  2025.10.13 22:00:17
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