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《 前半からの続き 》
日経電子版で
興味深い記事を発見しました。
私のコメントを添えて紹介します。
※は、私の声。
「『あなたに最適な保険』で
高値づかみしないために」
保険コンサルタント 後田亨
2013/4/19 7:00
《 前半からの続き 》
これらに対応する保険がそれぞれ
紹介されており、推奨プランと思える
コースを選んでみました。
まず、
医療費負担に備える「医療保険」は、
入院1日当たり5000円の給付金
などがある「新EVER」の
スタンダードコースにしました。
保険料は月3728円です
※もったいない・・。
(以下、
保険料は50歳男性のものです)。
がんに備える「がん保険」は、
診断時に100万円が支払われて
抗がん剤治療や先進医療にも
対応している「Days」で
月7459円でした。
※もったいない・・。
次に
「個人年金保険」で準備する年金額は
「老後の生活費はどれくらいかかるの?」
という質問への回答が
載っているページを参考にします。
生命保険文化センターの調べでは、
夫婦2人でゆとりを持って
老後を送るための生活費は
月平均36.6万円必要と
※これは「ゆとりのある生活費」
・・であり、
「こうだったらいいなあ。」
という『贅沢な生活費』です。
考えられているのに、
高齢者世帯1世帯あたりの
平均所得額は月25.6万円と
毎月11万円、
20年間で2640万円不足する
ことになるとのことです。
※『家が建つ!』ほどの大きな
お金が不足するわけではない。
(だまされないよーに)
現実は、毎月11万円も
不足するわけではない。
『贅沢な生活費』を
基準にしてはいけない。
現実の高齢世帯の生活の
不足月額は、3~4万円です。
貯蓄を切り崩しながら、
この分をまかなっている
・・というのが現実です。
その3~4万円が無ければ、
それなりの生活をすればいい、
・・それだけのことです。
したがって、
総額2700万円が給付される
個人年金保険に45歳の妻が
加入することにします。
※そんなことする必要はない。
すると保険料は毎月14万3289円です。
※うあぁ・・もったいない。
そんなお金があったら、
住宅ローンの繰上返済!
家計全体で見れば・・
個人年金での老後準備よりも、
繰上返済で老後準備した方が、
圧倒的に貢献度大!
老後資金準備は、繰上返済!
それから「介護」です。
身近な病気や事故による
「高度障害」も保障されていて、
※これも不要。入らない方がお得。
65歳時にニーズに合わせて
「介護」か「年金」の保障を選べる
「スーパー介護年金プランVタイプ」
に加入しました。
介護年金年額60万円コースを選ぶと、
保険料は月6282円です。
※もったいない・・。
ここまでで、既に保険料の総額は
16万円強になっています。
※うわぁ・・ もったいない・・。
とはいえ、
配偶者の保障については未確認です。
ぴったり保険ナビのページに戻ると、
40代の既婚・子供なし女性には
女性特有の病気もカバーする
※「女性特有の病気」だからって、
保険で備える必要はない。
「保険には入らない。」
を前提に、すべてを検討したい。
医療保険とがん保険に加え、
個人年金保険と
万が一の場合の葬儀費用などを
準備するための「死亡保険」も
薦められています。
※葬式代を保険で準備する
おバカさん。
毎月・・保険屋が取り分を引く。
毎月・・保障の経費が引かれる。
そんなもので貯蓄したら、
効率が悪いに決まっている。
葬式代は貯蓄から出そう、
・・おのおの方。
つまり、個人年金保険以外は
配偶者も別途加入が必要に
なってくるのです。
すると、
夫婦2人分の保険料負担総額は
月18万円弱、年間200万円を超えます。
※うわぁぁ・・ もったいない。
ありえない。
おバカさん・・です。
年金は
積み立てだから単なる出費ではない、
という見方もあるかもしれません。
しかし、
仮にも老後資金準備のために
毎年170万円を超える積み立てが
できる家計であれば
医療保険やがん保険は不要でしょう。
※当たり前。
もし住宅ローン返済があれば、
毎年170万円を繰上返済
した方が、確実にお得。
個人年金も、医療保険も、
がん保険も、加入しない方が
お得にきまっています。
介護保険にしても、
四半世紀後くらいに出番が増えそうな
保険です。
あまり遠い将来の保障を
現時点で買うのは、商品価値の
判断が狂うことにならないでしょうか。
※当たり前。
こう考えると、
保険会社の「お薦め」に従わない
ことで浮く保険料は
年間50万円くらいになります。
※もっと浮く。
特別な運用ができなくても、
60歳をすぎるころには
介護年金の10年分くらいのお金は
残る計算です。
加えて、
低金利で長期にわたり資金が拘束される
個人年金保険にこだわることもないでしょう。
※当たり前。
今回は
多数の商品活用を薦めているサイトとして、
あえて「ぴったり保険ナビ」を取り上げました。
入院や資産形成など、
目的別に商品を絞ることができる
他社のサイトもあります。
それでも、1月25日付の
「
70代からかさむ医療費 保険は備えに向かない
」
など、
過去にこのコラムで繰り返しお伝え
している通り、
そもそも
中高年の医療や介護リスクと
保険の相性はよくありません。
※中高年でなくても、
全世代で相性は良くない。
全員が・・
医療保険も介護保険も
入らない方がいい。
「ぴったり」な保険を探すとうたっている
サイトなどに欠けているのは、
「リスクが高いことへの備えに
保険は向かないのではないか?」
※「頻度の高い」ことへの
備えに保険は向いていない。」
・・ということです。
(当たり前)
30万円もらって、
「入っていて良かったぁ♪」
と感激した人が払った保険料は、
100万円 ・・という世界。
「いまどき保険で
資産形成を考えるべき時代か?」
※保険で資金準備は・・無い!
・保障経費がかかる。
・保険屋の給料が引かれる。
・保険屋が潰れれば、元本割れ。
という根本的な問いかけでしょう。
※「保険には入らない。」
しっかり、基本を押さえておけば、
家計は大幅に改善できます。
家計改善したい?
きちんと生活設計したい?
なら・・(できるだけ)
1 生命保険に加入しない!
2 借金をしない!
3 経費を払わない!
これだけでいい。すごく かんたん。
見違える人生になる。
おバカさんの行動指針。
『他の人と同じ』が、心地よいと感じる。
『他の人と同じ』を、判断基準にする。

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