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4月30日(土)【アバウトな見積り】4月も今日で終わる。施工業者選びであわただしい一ヶ月間だった。その期間で、10社以上に、家作りの見積りをお願いしたが、ものすごくアバウトな見積りしかでてこない。依頼して、2週間程度で、詳細な見積りが出てくるのは期待していないが、数千万円の買い物をするのに、見積りの中身はあまりにいい加減過ぎる。多くの業者は、本体工事合計、付帯工事合計、別途工事合計、値引きのみしか記入していない。中には、その中身をある程度開示してくれる会社もあったが、それでも不透明な記載が見受けられる。特に気になるのが、各社が気のみ気のままにいれている値引きの項目。予算をある程度伝えてあるので、それにあわせて、適当に調節しているような項目で、普通に、400-500万円の値引きが通ってしまう。値引きと聞いて、喜ばないお客さんはいないだろうが、それが何の根拠もなく、「500万円値引きいたします。これで我々の利益はゼロです。」とか言われると、喜びではなく、逆に大きな疑念が生じる。最初の費用見積りって一体何なんだろう、もう少し、科学的、システマティックにできないのかと、業界全体のアバウトな体質に怒りすら感じてしまう。「その他諸費用」300万円とかで済ますのはやめてもらいたい。【コストは、契約後に大きく膨らむ!】これも、当たり前のように語られるが、契約価格の提示から、オプションが付け加わり、最終的にコストが上昇していく。工事費用は最低限で見積られており、見栄えがよかったり、材質がベターなものを選択すると、オプションコストはどんどん上昇していく。今回契約した一社とは、契約前にしつこい程打ち合わせをして、これ以上、付帯コストが発生しないだろうというところまで詰めたつもりだが、まだまだ素人にはよくわからないところで、費用が上昇していくリスクがありそうだ。契約時には、そのあたりは業者の方から丁寧な説明がない。数千万円で一生に一回きりの買い物のため、+10~20万円単位の費用の増加には目をつむってしまう事が多いだろうが、オプションコストには十分気をつける必要があるだろう。こちらが気をつけるばかりでなく、オプションコストの説明は、明瞭、明確に説明なされるべきであると思うし、説明義務を設けるように業界に指導すべきであると思う。明日は、GW3日目、新宿にある、ヤマハのショールームにキッチンを見にいく。帰りには、新大久保で、韓国料理を食べよう。↑ブログランキングに参加しています。1日1クリックで1票入ります。素敵な家が建つように、応援よろしくお願いします☆
Apr 30, 2011
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4月29日(金)【パナソニック電工なくなる?】パナソニックが決算を発表。国内外で4万人の人員削減策やパナソニック電工との年内統合を目論む。三洋電機とパナ電工を100%子会社化し、改めてパナ電工の住設事業の重要性が確認されたようで、パナソニックと電工はまもなく完全統合されるようだ。パナソニック本体の薄型テレビが大赤字を計上し続ける中で、パナ電工のリソースである、キッチン、バス、トイレや、三洋電機のリソースである、二次電池や太陽光発電で活路を見出すしかなくなってしまったようだ。リストラも震災前は、7万人規模が想定されていただけに、本当に4万人で済むのかは怪しい。パナソニックさんも大変だ。しかし、少なくともパナソニック電工のリビング関連事業はさらに強化されていくのは間違いない。【汐留パナソニックショールームへ】GW初日。天気が良かったので、朝からショールームに電話を入れ、14時に予約をして、バス・トイレ・洗面台を選びにいく事にした。≪パナソニック電工ショールーム入り口≫車で移動したため、13時過ぎにショールームに到着。先に、IHコーナーで、オッサンがチャーハンを調理していたため、見学し試食。それではお腹いっぱいにならなかったため、汐留シティセンター内地下にあるドライカレーとハイチコーヒーで有名な「ハイチ」に向かう。なんと普通サイズの3倍もある、特盛りハイチカレーを注文し、完食した。店員さんから量が多いですよと忠告されたが、おいしいドライカレーをあっと言う間にたいらげ、独特なコクを持つハイチコーヒーを満喫した。≪ハイチカレー 普通サイズ≫≪ハイチカレー 大盛り≫≪ハイチコーヒー≫14時20分頃、担当者から連絡があり、バスとトイレ選び開始。まずは、バスの細かい仕様を決めていく。事前にある程度予習していたため、ココチーノS1621サイズをベースに、浴漕、カウンターの形、照明、壁柄、シャワーの機能、ドア、付属品等を一つ一つ選んでいく。機能的にこだわった点は、「ナノイー」搭載暖房換気乾燥機、ガラス扉、LED照明、落ち着いた壁柄(エクセルダーク)。ちょっと、機能を上げたり、おしゃれなものにしたりするだけで、オプション費用がかさんでいく。案内のおねえさんの誘惑に負けず、なるべく実用的なものを選んでいく。ただし、標準搭載のものはホントにダサイ。標準をもう少しまともなものにして欲しい。結局、標準価格から+50%以上、上がってしまった。洗面手洗いは、「ウツクシーズ」、タッチレス水洗を選択。壁柄をエクセルダークにそろえた。≪ウツクシーズ≫トイレはアラウーノSを選択。1、2Fについてそれぞれ、背面収納棚やペーパーフォルダーを選んでいった。合計2時間程度の長丁場で、後半は集中力が切れかけてきた。説明員のおねえさんも後半は少し疲れ気味だったように思う。早いタイミングで、ショールームを訪れて良かった。特に色のコンビネーションなどは実際組み合わせを見てみてみると、明瞭にイメージがわいてくる。コストのイメージをわきやすい。GW初日から、充実した一日だった。46%OFF!! 三面鏡 洗面化粧台洗面化粧台 ウツクシーズ 幅1200mmLED主照明3面鏡 パノラマスライ...価格:235,880円(税込、送料別)↑ブログランキングに参加しています。1日1クリックで1票入ります。素敵な家が建つように、応援よろしくお願いします☆
Apr 29, 2011
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4月28日(木)【巣籠りゴールデンウイーク】ゴールデンウイーク入りした。春らしい陽気で気持ちがいい。とはいっても、今年のGWはどこも行けない。猫をひとりぼっちに出来ないのと、家の建築でお金がかかるため、旅行を控えたからだ。家の近所をぶらぶらするか、家でゲームでもやって過ごすことにしよう。【キッチンはヤマハ、バス、トイレはパナソニックの方向で】GW中に、2日間ほど時間を使って、ヤマハとパナソニック電工のショールームをまわり、キッチンとバスの仕様をじっくり検討する予定。デザイナーの方からは、キッチン、バスまわりも造作を勧められたが、機能性、掃除のしやすさを考慮して、あえて本体はユニットを希望した。値段はそう大きくは変わらないようキッチンに関しては、妻の希望を重視し、シンクのカラーが充実して、機能的なヤマハを中心に検討をすすめている。≪ヤマハのキッチン≫先日、代官山のクッチーナのショールームを訪れた。デザインは非常におしゃれだが、値段が高く、機能性に若干劣るため、バックキャビネットとダイニングテーブルを「クッチーナっぽく」造作してもらう事にして、キッチン本体は機能性で選ぶ方向で考えている。≪クッチーナのキッチン≫バスとトイレは、パナソニック製を検討中。最初の見積りでは、両方ともINAXの割安なシリーズが入っていたが、カタログを見てテンションが下がりそうになったため、パナソニックの少し上のシリーズを見つけて、見積りし直してもらった。バスは1621の1.25畳サイズに、ナノイーとテレビをつけ、トイレはタンクレスにした。≪パナソニックのお風呂 ココチーノ≫≪パナソニックのトイレ アラウーノ≫キッチン、バス、トイレとも見積りをしてもらっただけで、まだ現物を見ていないため、実物を見て、色の微妙な違いなどを見比べたい。とりあえず、明後日は、新宿にある、ヤマハのショールームの訪問を予定している。↑ブログランキングに参加しています。1日1クリックで1票入ります。素敵な家が建つように、応援よろしくお願いします☆
Apr 28, 2011
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4月27日(水)【すし屋真魚】昨晩、西洋銀座の「真魚」でおいしい寿司を食べてきた。ミュシュラン常連のすし屋「かねさか」の系列店で、市川海老蔵さんのプロデュース。まず、店の入り口がわかりにくい。ホテル西洋銀座の駐車場の脇に隠れるように佇んでいる。平日は予約がとりにくい店だそうで、わかりにくくても噂を聞いて、常連さんがやってくるのだろう。給料を払う側の常連が多い当店では、給料日近辺は比較的空いているそうで、タイミングも良かったかもしれない。店はシンプルなデザインで、芸能人プロデュースというコテコテした感じはない。落ちついた感じでのんびり食事ができる。職人さんはもの静かで、品が良い。仕事関係の方とともに、おまかせで、一品一品を時間をかけて味わった。どれもおいしかったが、印象に残っているのは、にぎりの、えび、ばふんうに、最後に出てきた、だし巻きたまごだ。だし巻きたまごは出来たてで、冷凍していないものらしく、甘みを実感できた。値段もそこそこするので、プライベートではなかなか利用できないが、何かの機会にまた訪問したい。【建築請負契約までの流れ】本題に入る。とりあえず、施工業者を決定したが、1FをRCにするため、地盤調査、ボーリング調査、構造計算に少し余分目に時間がかかる。GW明けから、地盤調査を開始するが、場合によっては、土地の改良が必要になる。かなり安定した地質であると認識しているが、何も出ない事を祈る。それと並行して、詳細図面の打ち合わせを2~3回行い、間取り、外枠、窓の位置を確定し、構造計算に入る。6月に入り、構造計算が上がった後に、建築確認申請を提出。並行して、色合わせ、使用資材、住設設備の取りきめ、外観の見直し、電気配線、照明等の取りきめ等を、8-10回程度の打ち合わせで行う。約1ヵ月を待ち、申請取得後、7月上旬にはれて、請負本契約を締結し、着工にのぞむ予定となっている。コストを含め、詳細は毎回ブログで紹介していく。GWに我々がすべき事は、間取り、窓、ドアの位置等の確認作業と、キッチン、バス、トイレ等の機器を見てまわり、確定させる事である。何を設置したいかのイメージはあるが、ショールームで現物を見て、微妙な色や仕様を確認したい。あわただしい、GWになりそうだ。↑ブログランキングに参加しています。1日1クリックで1票入ります。素敵な家が建つように、応援よろしくお願いします☆
Apr 27, 2011
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4月26日(火)【真魚】東京は今日も天気がよく気持ちがいい。地震のことを短期間でも忘れさせてくれる。今晩は、ビジネスディナーで、銀座の西洋銀座ホテル1Fにある、『真魚(MAO)』というお店にお寿司を食べにいく。何でも、銀座の名店が、市川海老蔵さんプロディースでお店を開いたそうで、どんな感じかとても興味が沸いてくる。奥さんの名前を店名に使うというのも大胆でオシャレである。また後日、感想を報告したい。【施工業者決定!】本題に入るが、施工業者がようやく決定した。10社以上との念入りな打ち合わせの結果、デザイン性がダントツに優れ、デザイナーとの相性がも最も良かった、『アセンティアホーム』さんに施工をお願いする事になった。できてまだ一年の新興企業であり、施工実績が少ない等のリスクや若干のコスト高等の課題も多くあったが、大手にはない設計の自由度や、西洋建築を熟知したベテランデザイナーさんの熱意に打たれ、思い切ってお任せする事にした。リスクヘッジ、金利負担軽減、年末完成へのモチベーションを維持していただくため、『着工時20%、上棟時30%、完成引渡し時50%』と、通常の契約よりも、完成時に支払いを傾斜させた。これから、8ヶ月間長い戦いが始まる。期待とともに不安も高まる。まずは、GW明けに地質調査だ。変な物体が出てきたり、地震で地場が緩んでいないことを祈る。↑ブログランキングに参加しています。1日1クリックで1票入ります。素敵な家が建つように、応援よろしくお願いします☆
Apr 26, 2011
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4月25日(月)昨日、打ち合わせをした一社の建築士が家の模型を作成してくれた。デザインに関しては趣向とやや違ったが、家を立体で眺められると、実感がわいてくる。模型は分解できるようになっていて、それぞれの階の間取りが手にとるようにわかる。外観図や間取図があれば、ある程度は全体像が想像できると鷹をくくっていたが、やはり立体図があると、思っていた以上に全体像が理解できる。これから、家を建てる人には、模型を作ってもらう事をオススメする。契約前であれば、無料で作成してくれる会社も多い。作成してくれた、先生に確認したところ、東急ハンズにある材料で作成可能だそうだ。3階のバルコニーや吹き抜けの階段など、細部に精巧な工夫がほどこされており、感動に値する。建築士の先生が帰った後、お借りした模型を分解して、妻と遊んだ。どこに何を設置したらいいだとか、前方から見ると、2階に設置を希望していたバラスターが見えにくくなるので、他の手段を考えた方がいいとか、いろいろな案が浮かんでくる。ほぼ一日、模型を見て、遊べた。この会社で、建築しない時は返却せねばならないため、猫(ティアラ)に壊されないように注意しておかなけらばならない。↑ブログランキングに参加しています。1日1クリックで1票入ります。素敵な家が建つように、応援よろしくお願いします☆
Apr 25, 2011
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4月24日(日)4月15日、住宅ローンの決済を迎え、土地の引渡しが済んだ。土地を、現在の渋谷区と、新たに購入したM区の土地と2つ抱える事になり、巨額の債務を抱えてしまった。今住んでいる家に関しては、引越し後に売却もしくは賃貸にまわそうと思っており、その処分が決まるまでは資金的に綱渡りの状況が続く。10年前、現在の渋谷区の一戸建てを購入した時も、なんとかなると思った。また当時は、土地の値段がボトム圏にあるとの理解から、不動産投資-いざとなったら、売ってしまえという気持ちが強かったように思う。幸運な事に、現在の家は当時購入した値段を上回って、売却できそうである。(楽観は禁物だか。)今も気持ちは当時のような感じだ。なんとかなるだろう。ローン金利も低く、土地の値段もボトム圏にあるという理解でいる。今回購入した土地の写真をアップする。都心の中心地にあたり、土地は20坪台で狭いが、ご覧の通り、正面の道路側が低くなっている。そのため、地上にも関わらず、一階部分を地下扱いとして、建蔽率に加算されず建築ができる。つまり、建蔽率が100%から150%になる。ただし、地下はRCにする必要があり、建設コストは、300~500万円程高くなる。購入した時こだわった点は、都内中心地、日当り、近隣の環境、正方形に近く、特に正面間口が広い事。今回の土地に関しては、初回に見た瞬間にピンときた。交通アクセスも、JRと主要私鉄3線、4駅が徒歩圏にあり、美しい公園も近くにある。現在住んでいる環境に近いが、より住みやすい町であると感じる。ローンの事はしばらく忘れて、新居が完成した姿を想像する。悪くない。↑ブログランキングに参加しています。1日1クリックで1票入ります。素敵な家が建つように、応援よろしくお願いします☆
Apr 24, 2011
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4月23日(土)今日は朝から雨だ。年末完成を目指すと、そろそろ施工業者を決めなけらばならない。来週中には「施工業者決定!」と行きたいところだが…。明日は、2社との打ち合わせを予定している。外観デザイン、間取り、コスト、デザイナーとの相性。どれもバランスがとれた業者をチョイスする事になる。優先順位はつけているが、決め手はない。おしゃれなデザインを提示してくる会社は、やはり値段も高い。安いコストを提示してくる会社は、「何、このデザイン?」というラフスケッチを描いてくる。中には、ひどい絵で、値段が高い会社もあるが…。現状は、少し値段もはるが、イタリア風のデザインで、間取りも最も気に入っている一社が優位にある。一生に1回か、2回の最も高い買い物であるため、200~300万円の差であれば、やはり、デザイン性にこだわって、さらに相性の合うデザイナーを選びたい。運命の日は近づいている。明日の打ち合わせでも激しいバトルを演じたい。↑ブログランキングに参加しています。1日1クリックで1票入ります。素敵な家が建つように、応援よろしくお願いします☆
Apr 23, 2011
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4月22日(金)【常識が通じない!】ハウジング業界の人間達と接するようになり、日々強いフラストレーションを感じている。自分自身が年をとったからなのか、それとも比較的規模の小さいメーカーの方々と接しているからなのか?しかし、若い妻も同様の感想を持っているところを見ると、やはり先方にもそれなりの問題があるのだろう。(1)メールに満足な返事がもらえない。まず、メールの返事が遅い。ギリギリのタイミングで連絡がくる。最初は営業戦略の一環かと思っていたが、そうでもないらしい事が分かってきた。そして、質問に対しても、ぼやけた返事しか返してこない。5問質問して、良くて2~3問、ひどい時には1問の返事ももらえない。メールをコミュニケーションツールとみなしていない業界なのであろうか?それはそれとして、基本的なビジネスマナーは守ってもらいたいところである。結果、コミュニケーションがうまくいかず、時間が余計にかかってしまう。(2)全てが曖昧予算に関しても、何が含まれていて、何が含まれていないかを営業担当、デザイナーともに明確におさえていない。見積られているものの中身を問い合わせても、極めて曖昧な答えしか返ってこない。電気屋さんでテレビのスペックを聞けば、かなり詳細な説明をしてくれるが、この業界の方に、キッチンの見積り内容を聞いても、『大枠で予算取りしてます』というだけで、中身の明細はない。100万円を超える買い物にも関わらず、これで契約してくれと言われても、中身が分からないのでは契約はできない。全てをファジーにしているにも関わらず、総額になると、各社似通った数字がでてくる。不可思議である。ハウジング業界ではこれらも常識の範囲内なのであろうが、一般生活を送っている我々の常識とは大きくかけはなれた印象である。皆様のブログを拝見させていただき、様々なトラブルが起こっている事を改めて見てみると、こうした基本的なコミュニケーションの欠如に起因している事が多い。フラストレーションから逃れられる日は来るのだろうか、また不安になる。↑ブログランキングに参加しています。1日1クリックで1票入ります。素敵な家が建つように、応援よろしくお願いします☆
Apr 22, 2011
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4月21日(木)【たくさんのラフスケッチと向き合う】3月半ばから、ほぼ一カ月間、10社以上の輸入住宅専業メーカー、デザイナーズハウスメーカー、普及価格帯のハウスメーカーとコンタクトを取った。大手ハウスメーカーは、設計の自由度が限定的な事や価格帯も高めだと思われるため、コンタクトを見送った。それらのメーカーに1.建てたい南欧風外観のイメージ。2.実用的な間取りとホテルライクな内装のイメージ-1階RC、2階、3階は木造。3.予算。を伝え、外観のラフスケッチと間取り図を描いてもらい、気に入った外観を提示してくれたメーカーには、概算コストの見積りをお願いした。同じ条件を提示しても、デザイナー、建築士で取り方は様々で、10通りのラフスケッチが仕上がってくる。出来上がった姿を想像してみると、見ているだけで楽しくなる。一社と契約してから、詳細を詰めていく方々もいるそうだが、デザイナーの力量や好み、相性は、多くの人に接れば接する程はっきりしてくる。なるべく多くのデザイナーと会い、深くディスカッションをすると、建築に関するベーシックな知識や、デザインのノウハウも自然に身についてくる。【価格はどんどん上がっていく】我々から、総予算は○千万円と伝えていたわけで、各社、その予算に見合った仕様、材料で見積られていると思いきや、なかなかそうもいかない。メーカーの営業の人間から、「どんなに豪華に作っても、総費用で、○千万円でおさまります。」と言われ期待していると、いざ見積りの段階で、「当初予算を大幅に上回りそうです。」と平気で言ってくる。だいたい平均すると、20%は高くなっている。営業トークとしても質が悪い。さらに、費用明細を見ても、かなりアバウトである事も多い。テレビ台等、必要のないものが見積られていたり、逆に希望していたものが費用に見積られていなかったりと、かなりいい加減な内容だ。必要不可欠なものをさらに加えていくと、さらに、5~10%上がってしまう。値引きという項目も、数百万円単位で入っているが、一つ一つの項目が不明瞭であると、それすらかなりグレーに思えてくる。【トリックを見破れ】数社の費用明細を横比較していると、そのカラクリ(トリック?)にもかなり慣れてくる。表を作って、差異を分析すると、おかしな点が見えてくる。費用明細が出てきたら、必ず項目毎に詳細を確認する必要がある。うまく交渉すれば、さらに三ケタの値引きを引き出す事は不可能ではない。【交渉は時間がかかる】こうした交渉を続けていくと、契約までに最低5-6回の打ち合わせが必要になる。打ち合わせは毎回真剣勝負であり、コストの中身を徹底的に勉強していく。契約までに時間がかかっているのは、不明瞭な点をすべてクリアにしたいためである。また、我々がコストアップにもかかわらず、捨てられないファクターもある。ライムストーンコートの外壁と、バラスターの使用である。イタリアの家を目指す我々にとっては、これだけは外したくない。この二つが大きなコストアップの要因になっており、「外せば大きくコストが下がる」のは分かっていても、このこだわりを外してしまうと、自分の家ではなくなってしまうような気がする。こうした捨てきれないこだわりもあって、未だに予算を100万円以上オーバーしてしまっている。≪ライムストーン≫セレクションの結果、本日時点で、3社程度に候補が絞られてきたが、まだ最終結論は出ていない。各社、もう一段の値下げに乗り出してくれないかな?最後の最後まで粘り続けるつもりである。↑ブログランキングに参加しています。1日1クリックで1票入ります。素敵な家が建つように、応援よろしくお願いします☆
Apr 21, 2011
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4月20日(水)【恐怖の北側斜線制限】輸入建築を得意とする数社の業者にラフスケッチを依頼したが、感性に訴えかけてくる絵はそう多くない。西洋建築のベースとなる、シンメトリーのタッチで描かれておらず、正面右側の屋根が鋭角に傾いている絵が多数である。「これが噂の北側斜線制限か」購入した土地は第一種低層住専地区に当たる。全面は7mの道路、後方は空き地であるが、両隣の日照を守る必要がある。隣家の日照を確保するため高さ5mから、真北方向に向かって、1:1.25の斜線内で屋根を作らねばならない。そのため、我が家の場合は、正面右側の屋根が40度足らずで勾配する格好になり、屋根の高さをある程度確保しようとすると、屋根が左から右に直線的に傾いているような家になってしまいがちなのである。アーバンチックな家であればそれもありかと思うが、我々の思い描いていた、イタリア風の家とは遠くかけ離れてしまっている。【日本の家って、無機質】あえて批判を恐れずに書けば、かねてから思っていた事であるが、近代日本の住宅は非常に無機質で不格好であると思う。土地が狭小なのは理由にならない。高度成長期の大量生産や小市民的な均質性や、高価な土地、建築価格、北側斜線制限を始めとする歪んだ法制度、無計画な都市計画、それらが混在となって、無機質で不格好な家や街並みを生みだしてしまったように思う。【しつこく、理想を追求した絵を送付】しかし、法律はそう簡単には変わらないので、法律の範囲内で、西洋風の外観を持たせるようなデザインをさらに数社にお願いしてみた。あえて、北側斜線を無視した自分が書いたスケッチや理想の西洋建築の写真を各社のデザイナー、セールスの人間に送りつけた。優秀なデザイナーさんというのは存在するもので、北側斜線制限を守りながらも、イタリア風やフランスのリゾート風をイメージさせるラフスケッチがいくつか送られてきた。まだ、最終的に施工業者が決定していないため、スケッチはお見せできないが、外観のデザインは業者選考の大きな決定要因となる。(続く)『早く新しいおうち建たないかな~』↑ブログランキングに参加しています。1日1クリックで1票入ります。素敵な家が建つように、応援よろしくお願いします☆
Apr 20, 2011
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4月19日(火)【輸入住宅とはなんぞや?】輸入住宅のくくりでブログを始めておきながら、いまさらなんぞやもないものだが、これから日々ブログを綴っていくにあたり、自分なりに輸入住宅を定義してみたい。Wikipediaでも、「輸入住宅」の項目は何も書き込まれていない。輸入住宅協会の定義によれば、「海外の設計思想による住宅を、資材別またはパッケージで輸入し、国内に建築する住宅」だそうである。なるほど…輸入住宅と言えば、西洋風の外観の住宅をイメージしていたが、「海外の設計思想」に基づいて、海外の資材を使用して作られるのが、本格的な輸入住宅だと言える。材料だけでもだめで、やはり思想が重要のようだ。海外の設計思想とは何ぞやと問うと、さらにややこしくなる。海外も広く、アフリカもあれば、南米もあるが、個人的に関心がある西洋の設計思想にまずは絞ってみる。とはいえ、西洋建築史すら学んだ事はないので、学術的な記述は一切できないが、過去には多くの西洋建築を見て、感銘を受けてきた。≪イタリア・ヴェネツィアの『カ・ペーザロ』 2010年9月撮影≫ルネサンス建築に代表されるような、シンメトリー、アーチを取り入れた静的なデザイン、古典的で、尖閣的なデザインを取り入れたゴシック建築の美しさ、それを超越し、動的な表現を加えたバロック建築。ローマ建築と様々な宗教的な色彩を反映しながら、様々な形で美を展開していった。≪イタリア・ヴェネツィアにて2010年9月撮影≫≪イタリア・ヴェネツィアにて2010年9月撮影≫≪イタリア・ヴェネツィアにて2010年9月撮影≫最もお気に入りの建築家はアントニオ・ガウディだ。彼の「サグラダ・ファミリア」や「カサ・ミラ」は理性と感性、静と動のぶつかり合いだ。何時間も見ていたい気分になった。【日本の輸入住宅メーカー】数多くの輸入住宅メーカーをうたう企業が存在するが、インターネット上で見られる施工例を見ると、「西洋の設計思想」を真に取り入れているメーカーは多くない。法律上の制約で、西洋建築が叶わないという事もあろうが、プロバンス風だの、ジョージアンだのという言葉が、空虚にばらまかれている。実際、注文住宅メーカーと交渉するにあたり、西洋建築の受け取り方にかなりの温度差があり、自分達の思いを伝えるのに苦労した。【輸入住宅を描いてみる】そこで、輸入住宅を建設するにあたり、まず、今まで海外で見てきた、西洋建築や、海外の邸宅の写真を整理し、それらの写真をもとに、まず自分でスケッチを描いてみた。≪ビバリーヒルズの邸宅≫≪ビバリーヒルズの邸宅 2009年4月撮影≫≪駒沢にある『トップメゾン』のモデルハウス 2010年2月撮影≫≪恵比寿ガーデンプレイスの『ロブション』≫取り入れた要素は、シンメトリー、アーチ、バラスター、外壁材の材質である。デザイナーでもなく、絵の才能もないため、それはそれは下手クソな絵になったが、自分達が建てたいと思っている住宅のラフデザインを描いてみる事で、求めている外観デザインがかなりはっきりしてきた。最終的に、その絵をデザイナーや建築士の方と共有する事になり、かなりの部分を採用してもらう事になった。(続く)************************************************************ 妻が執筆中の猫ブログはこちら→短足マンチカン ~ティアラ クロニクル~ 猫好きの方はぜひご覧ください(^^)************************************************************↑ブログランキングに参加しています。1日1クリックで1票入ります。素敵な家が建つように、応援よろしくお願いします☆
Apr 19, 2011
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4月18日(月)【施工業者の選定】土地の契約を済ませた後、すぐさま施工業者の選定に入った。西洋建築、できればイタリア風の家が建てたいという思いが強かったため、輸入住宅を得意としている業者から、資料を取り寄せる事から始めた。数社と連絡を取ったが、その中で、新興のA社がわずか一週間程度でラフプランを送付してきた。かなりアバウトなラフスケッチだったが、外装が我々がイメージしていたものとかなり重なったので、デザイナーを交えて、一度ミーティングを持つ事にした。●3月13日(日)A社との第一回目ミーティングA社の社長とデザイナーから、ラフプランの説明を受ける。デザイナーのS氏は輸入住宅の経験が豊富で、フィーリングは合いそうだった。我々の外観、内装に対する思い、予算を十分説明し、翌週までにそれを盛り込んだプランを作成していただく約束で打ち合わせを終えた。●3月20日(土)、21(日)輸入住宅大手のF社と、中堅のT社とのミーティング20日、輸入住宅大手F社との我が家にて初めての打ち合わせ。セールスの方が木材の説明をしてくれたが、我々の土地に合うような都心部の物件の経験が少なく、話が全くかみ合わない。早々にお引きとり願った。中堅のT社は、モデルハウスを見て、非常に気に入っていたが、担当者とのメールのやり取りからしてチグハグで、最初から不安だった。担当者と直接話して、ラフプランを作成していただく事になったが、頼りない印象は変わらず、我々の意向が取り入れもらえるか不安だった。翌週、ラフスケッチが届くも、外観こそステキだったが、間取り等については我々の意見は全く反映されていなかった。また、その後、メールのやりとりを数回するも、質問に対する的確な回答が一切なく、この担当者とでは、今後半年以上関係を続けていくのは無理だと判断し、T社も断念。早くも以前から気に入っていた2社が候補から漏れた。最初の週では、新興のA社のみが候補として残る事になった。(続く)↑ブログランキングに参加しています。1日1クリックで1票入ります。素敵な家が建つように、応援よろしくお願いします☆
Apr 18, 2011
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【土地探し】一年位前から、ぼんやりと土地探しを始めたが、そう簡単にいい物件は見つからない。世田谷、目黒、大田区近辺の広めの物件をターゲットに探し、数十件現地に出向いたが、ピンと来る土地は全くなかった。都内だけでなく、神奈川県のあざみ野や美しが丘なども見に行った。素敵な街ではあったが、夫婦共に郊外での生活経験がないため、実際にそこで生活しているイメージが湧かなかった。なかなかピンとくる土地に巡りあわなかったため、半ば諦めかけていた。【M区に吉星輝く】●2011年2月21日(月)Y社からメール期待値が下がっていたタイミングで、M不動産から比較的良さそうな八雲3丁目の土地を紹介されるが、担当者との日程が合わず、最終的に見学を見送る。それから少しして、Y社からメールにて、M区某所の土地を紹介される。●2011年2月27日(日)現地見学担当セールスから連絡があり、週末に現地見学をする事にした。都会の中心にありながら、閑静な住宅地であり、立地は最高だった。土地の形も、正方形に近く、理想的だ。土地の広さが今住んでいる家と変わらないところが引っ掛かったが、1階を地下扱いにでき、実質3階建てが建てられるため、それなりに立派な家が建ちそうだ。価格も、2月に15%程度値下げしたばかりで、値頃感があった。妻も非常に気に入ったようで、心はかなり傾いていた。【そして、契約へ】●2011年3月5日(土)売買契約東京の土地は高い。その日のうちに契約に踏み切りたかったが、高い買い物をするのに、衝動買いは良くないと思い、約一週間悩んだ。特に、今住んでいる家の売却、住み替えのタイミングやそれに絡む財務的な問題を真剣に妻と議論した。当物件は人気物件であり、他社から購入を希望する方もいたようで、日々担当セールスから連絡があり、契約を急がされたが、「土地は出会いであり、焦るべきではない」と心に決めていたため、最後まで冷静に手続きを進めた。●仲介手数料値引き交渉資金繰りの目途もつき、購入の意思が固まったタイミングで、契約を焦る不動産会社に最後の値引き交渉に出た。直近で売買価格を引き下げたばかりで、また人気物件でもあったため、価格の値引きは困難だった。そこで仲介手数料の値引きを試しにお願いしてみた。最初は渋っていたものの、最終的に1%値引きを勝ち取った。わずか1%とはいえ、100万円程度の値引きとなり、大きな金星だった。【土地の引渡し】●2011年4月15日(金)そして、ついに念願の土地を手に入れた。土地を手に入れれば、簡単に家が建つものだと思っていた。しかし、それからが大変だった。(続く)↑ブログランキングに参加しています。1日1クリックで1票入ります。素敵な家が建つように、応援よろしくお願いします☆
Apr 17, 2011
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