全8件 (8件中 1-8件目)
1
来月に行われる「日本語スピーチコンテスト(華中大会)」に備えて、 明日、Z大学の校内予選が開催されます。 以前は、試験の成績のいい学生を指名して、 教師が書いた原稿を暗記させていたそうですが、 去年から、参加したい人は自由に参加し、校内予選を経た上で、 Z大学の代表を決めるというシステムになりました。 まあ、当たり前のことですが。 というわけで、今週はずっと、夜2時頃まで原稿の添削に追われていました。 完全に寝不足ですっっ。 昨日は午前3時半まで、原稿を直していて、 首と肩、そして背中はバキバキになるし、まぶたがピクピクし出して、 頭の中がボーっとし、「体力の限界っっっ!」でした。 それでも、多くの学生が参加したいと言っているのですから、喜ばしいことです。 今回のテーマは二つあって、 「スマホから得たもの失ったもの」 「中日交流の未来予想図」 で、およそ9割の学生が「スマホ」をテーマに選び、 しかも書いている内容は、いずれも抽象的な一般論ばかりという、 なんだかなあ、という感じでしたが、 中には、キラリと光る原稿もあり、そういう原稿を読むと嬉しくなります。 明日の予選で、上位に入賞した学生は、 月曜日に決勝大会を行い、Z大学の代表が選ばれます。 ……でも、代表が決まれば、また上のほうから、 華中大会で優勝するために、即興スピーチのテーマをたくさん暗記させてください などと指示が来るのだろうなあ。 それにはちょっとうんざり、ですが。。。
2015年04月23日
コメント(0)

Z大学では、今週の木曜から金曜まで「校内運動会」のために授業がなく、 日曜日は通常の休日なので、四連休でした。 この四日間のうち、最初の日は市内の高校に赴いて、高校生たちに授業をし、 二日目の金曜日は、Z大学の3年生と一緒に、 以前、勤めていたHN大学に行ってきました。 Z大学のある鄭州から、HN大学がある新郷市までは、列車で1時間の行程。 今回乗った列車は2階建てで、日本ではあまり見られない形でした。 これはHN大学の正門。 2年前に、創立90周年を記念して建てたもので、1年半の期間をかけて作ったものです。 HN大学では、キャンパスの中の公園で教科書を読んでいる学生が多く、 こういう光景は、勉強は教室や自習室でするもの、 というZ大学の学生にとって驚きだったようです。 今回のHN大学訪問は、私自身のノスタルジアからではなく、 Z大学の学生とHN大学の学生の出会いの場を作ってあげたいということから やったことで、両校の学生は、一緒に食事をしながらお喋りをしたり、 寮を訪れてお互いの大学の環境について教え合ったりして、 友好を深めたようです。 HN大学からの帰り際では、学生たちが抱き合いながら、別れを惜しんでいました。 私も、どさくさに紛れて、学生をしっかり抱いてあげようと思ったのですが、 自制心を働かせて、ただそういう光景を見るだけでとどめておきました(笑)。 この四日間の連休中、私が出かけた最初の二日間は好天に恵まれ、 学校に帰ってからの、残りの二日間は雨が降りました。 出掛けた日だけ晴れて、校内にとどまっていた日に雨が降るのですから、 「晴れ男」伝説は依然、継続中です。。。
2015年04月19日
コメント(0)

Z大学では今日(木曜日)から土曜日まで、恒例の春の大運動会。 この運動会に合わせて、学生たちはこの一か月、授業の合間を縫って、 入場行進やマスゲームなどの練習を続けてきました。 この三日間と週末の日曜日を合わせて、授業は四日間の休みです。 というわけで、今日は、市内の高校に行って、日本語の授業をしてきました。 実はその高校には日本語科はないのですが、 特別授業として、英語やイタリア語、ドイツ語などの科目が設けられ、 私の大学の3年生が毎週2回、日本語を教えています。 先日、その3年生から、自分が勤めている高校に来て、 生徒たちが日本語に興味を持つような授業をしてくれ、と頼まれました。 中国の特に内陸部の学生たちは、普段、日本人と接する機会が少なく、 日本語も、他の授業の片手間に授業を聞いているような感じだというので、 私でいいなら、と承知して、今日、その高校を訪ねたのでした。 今日は「授業」というより、日本に興味を持つような話題で話をしたり、 日本語を使ったゲームなどをして、生徒たちの興味を引き出すことにしたのですが、 彼女らが何よりも関心を寄せたのは、日本のアニメについてでした。 ということもあって、授業の最後は「じゃんけん」をして、 最後まで勝ち残った生徒には、日本から持ってきた アニメのフィギュアやキャラクターソックス、チョコレートなどをプレゼントして、 1時間の授業を終えました。 最初は、初めて見る日本人に対して、緊張や恥ずかしさを見せていた生徒たちですが、 授業を始めて2分後ぐらいには、笑い声を出始めて、 たどたどしいながら日本語で発話するようになりました。 最後は笑顔で手を振りながら「さようなら」と言ってくれたので、 まあまあ成功だったかなと思います。 今日の生徒たちの何人かでも、大学で日本語を専攻に選んでくれたら、 私も休みをつぶして授業に出掛けたかいがあるというものです。。。
2015年04月16日
コメント(3)

春になって、暖かくなると、Z大学のキャンパスは花に彩られます。 キャンパスのほぼ中心部にあたるところに「桜花園」という一角があり、 そこでは日本に遅れること1週間余りで、桜が満開になりました。 といっても、その桜は「ソメイヨシノ」ではなく、 (浅学の私は花の名称を知らないのですが)桜というイメージから 遠くかけ離れた「サクラ」です。 これが学生たち(中国人)が「サクラ」と呼んでいる花です。 近づいて、よく見ると、こんな感じ。 花弁が幾重にも重なって、ソメイヨシノのような可憐さはなく、 どっしりと力強い花です。 その「桜花園」の中には、こんな「サクラ」もあります。 白い「サクラ」です。 日本の私の家から近いところには「御衣黄」という緑色の桜がありますが、 どんな色でも、どんな花でも、 「きれいで、それを見て心が楽しくなれば、それで十分です」 というのが、学生の弁です。。。
2015年04月13日
コメント(0)

昨夜は3年生の学生に誘われて、学校の外のレストランで湖南料理に舌鼓を打ちました。 実は先学期、学生たちと賭けをして、負けた方がご馳走をするという約束をしたのです。 その賭けとは、 去年の12月の日本語1級試験で、145点(満点は180点)以上を取れば、 私が学生にご馳走をし、それ以下であれば、学生が私にご馳走をするというものでした。 私としては、ご馳走してもらうことが目当てではなく、 学生たちのモチベーションを高めたいというだけのことだったのですが、 目標に達しなかった学生が、律儀にも約束を守ってくれたのです。 湖南料理は四川料理と並んで、辛さに定評がある料理です。 毛沢東が湖南省の出身で、彼が好んでいたことから、全国で有名になりました。 まずメインは魚料理。 以前、他の湖南料理の店でも食べたことがありますが、 川魚のにおいを消すためか、香辛料がふんだんに使ってあり、 辛さはありますが、こくのある味で、実においしい料理です。 こちらは花菜(カリフラワー)と肉の炒めもの。 唐辛子に加えて、塩味がアクセントになっている料理で、 学生曰く「塩加減が絶妙ですね」ということでした。 いつの間に、こんな日本語を覚えたんだろうと感心しながら、食べました。 これは豆腐料理で、水気の少ないやや硬めの豆腐に 芝麻醤、ラー油などのたれをつけて食べます。 日本人としては、生姜醤油かわさび醤油をつけて食べたいところです。 もう一品はスープ。 何が入っているのかよくわかりませんでしたが、 食べたことがないものを注文するというポリシーに従って選んだ料理です。 ほんのりとしたとろみとピリッとした辛みで、体が暖かくなりました。 この2人が、私を誘ってご馳走してくれた優秀で面白い学生たちです。 昨夜は本当に楽しかったのですが、それは料理のおいしさもさることながら、 3年生たちの会話能力の高さには驚かされたことが大きな理由です。 彼らが2年生の時から、ほとんど毎週、会話練習を続けてきたのですが、 いつの間にか、語彙が格段に増え、反応もかなり早くなっていました。 何よりも感心したことは、その反応が絶妙で、 冗談を言った時には、こちらの意図を瞬時に理解し、即妙な冗談で返してくること。 まるで、日本人と話しているような気分になりました。 卒業後は日本の大学院に進学したいと希望している彼らですが、 日本文化に対する親しみの強さや、交流能力、日本語能力の高さから、 きっと日本でも多くの日本人といい関係を築けることでしょう。。。
2015年04月11日
コメント(0)
毎日、たくさんの学生と会話の練習をしているのですが、 実は、会話の練習というより「交流」と言うべきで、 話の内容は学生の悩みを聞いたり、夢を語り合ったり、 学生たちの方から、こんなことがあったから聞いてください、 などと話してくれることが多いです。 そんな「交流」の中で、最近、印象に残ったのは、 まず2年生の女の学生の、ストーカーに付きまとわれているという悩み。 行きつけの美容院の美容師(男)が、パーマの具合を、 3日後に電話をして確かめたいからと、彼女から電話番号を聞き出し、 それからというもの、毎日、彼女に電話をかけまくり、 電話にでないとわかれば、メール攻撃が始まったというもの。 その美容師は学歴がなく、女子大生に憧れているようで、 結婚してほしいとか、毎日、会いたいとか、 更にはもっと直接的に性関係を迫るようなことを言うそうです。 とりあえず、電話番号を変更すること、美容院の店長に注意してもらうこと、 勿論、いきつけの美容を変えることや、 何か些細なことでもあれば、必ず警察に届けることなどを提案しておきました。 もう一つは、男の学生から打ち明けられた悩みで、 クラスメートの男を好きになってしまった、という同性愛に関すること。 相手の男は男色ではないので、 自分の思いを伝えることもできずに、日々、彼の横顔を見ては、 うっとりしつつ、ため息をついている、ということでした。 男が男を好きになるのは、少数派ではありますが、 決して悪いことではなく、恥ずべきことでもないのですが、 彼の愛情は成就しない可能性が高く、 そのことは彼自身もよくわかっているので、 先が見えない愛情に、彼自身が閉塞感をおぼえているようです。 ところ変わっても、悩みというものはいろいろあるものです。。。
2015年04月09日
コメント(0)
先週の週末から三日間続いた「清明節」の連休も終わり、 昨日から通常授業に戻りました。 この連休で学生たちは思い思いに、ある者は旅行したり、 ある者は家に帰ったり、またずっと学校にいてのんびりと過ごしたりと、 それぞれの休みを楽しんだようです。 私も学校からは一歩も出ずに、学生たちと会話練習に勤しんでいたのですが、 翌日は授業がないということもあって、 夜更かしをして本を読んでいました。 普段は6時に起きるのですが、連休期間は夜の2時頃まで本を読み、 朝は8時半に起きるという生活でしたか。 読んだ本は、 「ハゲタカ(上下)」(真山仁) 「ハゲタカ2(上下)」(真山仁) 「BDT(掟の街)」(大沢在昌) 「鳥人計画」(東野圭吾) というラインナップでした。 真山仁の作品は初めてで、 経済小説では以前、高杉良の 「金融腐蝕列島」「暗愚なる覇者」「小説ヤマト運輸」「生命燃ゆ」 などの作品を読んだことがあるのですが、 今まで門外漢だった企業買収のことがよくわかって、 一気読みしてしまいました。 「清明節」が終わったばかりなのですが、 来週は校内運動会が木曜から土曜日まで行われるので、 また授業がなく、日曜日も合わせて四連休になります。 その時は、久し振りに学校を出て、 どこかにぶらりと旅行に出掛けようかと思っています。。。
2015年04月08日
コメント(0)
中国では土曜から月曜まで「清明節」で授業は休み。 三連休といっても、普通の週末とかぶってしまったので、 実質、月曜だけが祝日で休みということになります。 それでも、学生たちは家に帰ったり、旅行にいったりしていて、 私は大学に残っている学生たちと、会話の練習を務めています。 そんな昨日、今日、 学生との会話の練習を終えて、部屋に戻り、ネットを見ると、 ジャイアンツが連勝しているではありませんか。 昨日はポレダ、今日は新人の高木ということで、 戦前は阪神に三連敗も考えられたのですが、 意外にも二勝一敗と勝ち越しました。 新人の高木選手、そしてオープン戦パッとしなかったポレダ選手、 いい投球をしましたね。 今シーズンはまだ始まったばかりですが、 これからのシーズンで更なる活躍を期待しています。。。
2015年04月05日
コメント(2)
全8件 (8件中 1-8件目)
1